オルフェウスの窓 その2

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43花と名無しさん:01/12/14 14:21
イザークは、芸術的才能はあるかもしれないが、
女を守りきれるタイプじゃないなあ。自分のことで、手一杯で
むしろ、支えてやらなければならないと思う。
結婚するなら、ダーヴィトみたいなタイプならいいかも。
彼は、ホントに頭が良いんじゃない。余裕もあるしね。
外見的には、好みが分かれるとは思うけど。
44花と名無しさん:01/12/14 20:14
現実のヨーロッパの女性は絶対ロベルタのように密かに思いをめぐらして
身ごもってる事すら告げずに死んでいくなんて事はしないよね。
一番多いのはやはりシューラみたいなタイプ。
自分自分って自己主張するよ。いい意味でも悪い意味でも。
45花と名無しさん:01/12/14 20:26
ロベルタとイザーク、結婚には価値観の相違がカナーリ重要と考えさせられるカプル。
愛だけでは乗り越えられない壁があるんだなぁと泣けた。
46花と名無しさん:01/12/14 23:00
今の日本の実際の夫婦だってもうちょっとお互いのこと話し合ってる。
高い薬のことや、経済的に苦しいことなんか自己主張というより家庭を守るうえで当然のこと。
やっぱり、そのまえの価値観の違いのすれ違いが大きいんでしょうね。
死ななかったら、本当の意味で夫婦になれたかも・・。
47花と名無しさん:01/12/14 23:17
ユーベルってどんなピアニストになったんだろう。
ラインハルトのあの曲と出会ってものにしたりしたんだろうか??
48あでーる:01/12/15 00:20
 ラインハルトのオヤジは
息子の才能を秘めて置けない
虚栄心タイプにはみえんなァ。

 
49花と名無しさん:01/12/15 00:28
夫婦関係ってどっちかが支え、守る関係じゃうまくいかない。
これは確かに他の登場人物と比べて余裕ある立場だけどダーヴィトでも同じだろうと思う。
イザ−クって私は支えてあげなければいけないタイプって思ったことないけど、
環境の違いが大きい上、ピアノに夢中でロベルタへの関心が薄い感じがする。
ユーベルよくあの年で親からはなれたなぁ。
50花と名無しさん:01/12/15 01:00
イザークが苦労してきたからといってロベルタを優しくしすぎ、肝心なことまで
注意しなさすぎたから最後ああなったような気もするが。
ex 自分のピアノをかけにしない、自分の音楽関係の持ち物を勝手に持ち出さない
言うべきことはちゃんと言えてたらなぁ
51花と名無しさん:01/12/15 13:57
熟す前にすれ違った夫婦と言う事でしょうか?
52花と名無しさん:01/12/15 18:44
ろべといざ夫婦はほんと考えさせられるね
第一イザーク結婚は慈善事業じゃないっていっといて
明らかにろべとは同情結婚だよな
なんか哀しい
53花と名無しさん:01/12/15 18:46
44はただの知ったかぶり。
ヨーロッパで生活したこともなければ
ヨーロッパの女性と話をしたこともありません。
54花と名無しさん:01/12/15 19:48
ここに出てくる男性は、割と結婚には向かないタイプが
多いんじゃない。非凡な才能を持った人ばかりだものね。
芸術家、革命家、軍人、女性がそれを理解しないことには
あるいは、理解できなくても、ある程度、許容しなくては、
結婚生活は成り立たないような人ばかり。
モーリッツが、一番平凡なのかもしれない。
あえて、平凡な人生を選んだというべきか。
うーん、考えさせられる。女の幸福ってなんだろうね。
55花と名無しさん:01/12/15 21:00
結婚と恋愛と出産
56花と名無しさん:01/12/15 23:50
ウィーン編のアマーリエの生い立ちあたりで
彼女のおとうさんが若い頃駆け落ちしたみたいな
エピソードがあったよね。
(駆け落ちの相手が多分アマーリエの実母)
だけど、学者の家に育った男と享楽的な街の女とでは
結局趣味も何もかもがちがってて、結婚生活は長続き
しなかった。
私、イザークとロベルタの結婚生活見ててこれを
思い出してねー。
別に伏線として出したエピソードではないんだろうけど。
57花と名無しさん:01/12/16 00:32
この頃イザ−クを庇いたい私はやっぱりロベルタのことを愛してたんだと思うんだけど違うかなあ?
あれだけ、カタリ−ナのとのことを固辞したのに、ロベルタに同情だけでは結婚しないと思うんだけど・・。
ただ、考えが甘いというか、結婚に対する覚悟みたいなものが足りない。
育てる努力をする暇なく演奏旅行というのもいたい。
夫婦がうまくいくって結婚にむく男とかっていうより、
はじめ経済的に安定していようと状況は色々変わるから組み合わせの相性がすごく大きい。
58花と名無しさん:01/12/16 00:46
カタリーナはある意味立派すぎて、立ち入る隙も
なかった気もするのね。
イザークとしては、カタリーナは自分だけを必要と
してくれる相手とは映らなかったのでは。
ただ、イザークがカタリーナにロベルタとの結婚報告を
するところ、昔読んでてマジにむかついたな〜。
好きな男にあんな報告されたくないよ。
私ならムチャクチャ落ち込むわ。
それとも、このころもうカタリーナにはイザークのことは
過去と化してたの?
それならいいけど。
長くてスマソ。
5957:01/12/16 01:16
たしかに、カタリーナに残酷だよね。
イザ−クって女心がわからないっていうかなんというか・・。
この鈍感、迂闊なやつと思ってしまうけど、そこは人のよさで許されているの。(笑)
この人ピアノ意外気が回らなすぎだから・・。
だから、ロベルタも甘えて本音でぶつかればよかったのに、引け目感じてたから・・残念。
60花と名無しさん:01/12/16 18:17
教えてチャンですみませんが、
イザークやユーベルが酒場で弾いてた「彼女がぼくにくれたすべての花よ」
とか、そのへんの歌は、原曲があるのでしょうか?それともオリジナル?
61花と名無しさん:01/12/17 19:03
age
62花と名無しさん:01/12/17 23:04
>60
ハイネの詩があったよ確か。
「君は花のように美しい」みたいな詩の。
63花と名無しさん:01/12/17 23:45
クララのお姉ちゃんの心中シーン、
やっと読み返したよ。
再会して勢いで青姦してお昼寝してたのかとオモテタ…
(下品でスマソ、でもマジでこう思っていた)
あれで心中ってわかった人はすごいなー。
顔に縦線はいってたから?
64花と名無しさん:01/12/18 09:00
>63
あれは、どう見ても心中でしょ。
ただ、伝説に無理してあてはめたような結末だとは思いましたが。
何も死ぬ事はないんじゃないだろうか。
65花と名無しさん:01/12/18 14:40
>60
シューベルトの歌曲になかったですか?
66花と名無しさん:01/12/18 17:11
>63
わたしもそう思ってた…青姦までは想像しなかったけど。
やっと一件落着してマターリと横になってるのかと思ってた。
このスレみて心中だとわかってビックリさ。
ほんとあれくらいで逝くことないのに。昔の人ってあーゆーもんなのか?
6760:01/12/20 00:52
>62,65
Thanks!
68花と名無しさん:01/12/20 15:13
age
69花と名無しさん:01/12/20 19:13
私もこのスレであれが心中と知って驚いたクチです。
セクースどころか、2人で草原を走ってあのあとただ寝転んでる
だけなのかと思ってた。
しかしロベルタが勝手に楽譜を三流出版社に売ったところは
何回読んでも腹立つよ。
70花と名無しさん:01/12/21 00:36
私が腹が立ったのは、かってに本を整理して中には捨ててしまった
ものもあったとこ。
本好きの私としては、あれは許せん。
それはともかくとして、もしもロベルタにカタリナ並みの教養があったら、
状況は違ったのかな〜。
そう考えると悲しいな。
71花と名無しさん:01/12/21 00:50
外伝がなかったらほとんどの人が心中ってワカランよなぁ
反対にイザークがレストランでロベルタを無視したのも悲しかった。
72花と名無しさん:01/12/21 07:25
>イザークがレストランでロベルタを無視
あれはイザークもちょっと…と思ったよね。
私がロベルタだったら、と思うとやりきれなさすぎ。
その後イザークはユーベルに「君のお母さんは思慮浅く
あさはかではあったけど以下略」って話したのかな。
いくらなんでもそんな言い方ねえだろって思ったけど。
73花と名無しさん:01/12/21 12:55
ロベルタ(っていうか女の側)からしたら、
「君のお父さんは女心がわからない音楽だけの人だったけど以下略」
って感じだよねえ。
74花と名無しさん:01/12/21 14:53
でも私はイザーク及びユリウスの側から読んでるからさ、
根本的にロベルタに肩入れはできなかった。
思慮浅くあさはか・・ってほんとのことだと思うけど?
あさはかだけど、素晴らしい人生を生きたって言ってるんだから、
称えてるんだよ。このイザークのセリフからは否定的な印象は
受けない。
75花と名無しさん:01/12/21 16:16
>74
あっ、いや、最終的にはけなしてるわけじゃないって
わかってるけどね!
76花と名無しさん:01/12/22 13:04
ま、ロベルタにしたら、決して、イザークの名声に惚れたわけではなく、
あくまで、酒場のピアノ弾きゴッドフリートに惚れたわけだ。
そういういきさつに、イザークはロベルタに癒しを感じてたのかもね。
77花と名無しさん:01/12/22 17:26
ろべるたは好きなキャラではないけど、第一部で、
「音楽学校の優等生だったんだって。あたしの手の
届くような人じゃなかったんだよ」って思ってるとこは
せつなかった。
78花と名無しさん:01/12/22 17:28
途中で投稿しちまった。
私が男でオル窓の女性陣にいやしを求めるなら
カタリーナかも。
79花と名無しさん:01/12/23 15:00
イザ−クがカタリーナを選ばなかった理由がなんとなくわかるなぁ。
本当にいい人だから、友達には最高なんだけどね。
80花と名無しさん:01/12/23 21:22
カタリーナって、まっとうすぎて、イザークの心の琴線にはふれないんだろう。
客観的には、できすぎで癒されるということではないのでは。
しかし、彼の仕事の成功のためならば、一番理想的な相手だよね。
それに対して、ロベルタは、余りにも無防備な女すぎて、父性本能を
くすぐられるんだろうけれど、生活するには厳しいものがあったというところか。
結構、気が強くてそれでいて弱い女が好きだよね。イザークって。
81花と名無しさん:01/12/23 22:09
そうなんだよね。
どんなにいい人って思っても恋の対象にならないし、できすぎて癒されない。
イザ−クとは仕事のパートナーとしてはよくても、人生のパートナーにはなれない相性って気がする。
この人はきっとあの後仕事だけじゃなく素適な人生のパートナーを見つけて幸せに暮らしたと勝手に思ってます。
82花と名無しさん:01/12/24 02:07
だといいな。
カタリーナにもしあわせになって欲しいよ。
女として。
83花と名無しさん:01/12/24 22:09
カタリーナはあのお嬢様(名前忘れた)のとりまきの一人といい感じじゃなかった?
84レオポルド:01/12/25 03:29
そう。彼女は看護婦を続けながら俺とケコーンしたのさっ
85花と名無しさん:01/12/25 09:47
>>73-74
ワラタ
86花と名無しさん:01/12/25 12:39
>85
ナゼ?
87花と名無しさん:01/12/25 13:59
しかし、もっとマシな男とケコ−ンしてほしかったな・・・
カタリーナ。絵にならん!
88レオポルド・・・:01/12/25 15:01
俺は、アントニーナの旦那よりはいい男だ。
89花と名無しさん:01/12/25 16:42
見舞いには来てたけど、レオポルドと結婚したのかな?
後年イザークか酔っ払った時カタリーナチラリと出てきたけど
それらしいことは臭わしてなかったし。
90花と名無しさん:01/12/25 17:31
ただのギャグだと思ってたけどな。
91花と名無しさん:01/12/26 00:08
くそ〜ネタかよ〜
92花と名無しさん
age