今回のあなうめテーマはなんでつか?
病院ヘヴン?
トレカに先駆けRPGとか・・・
うーん、どうなる、うめうめ!
スレうめの行方は・・・
あんまり突拍子も無いテーマとかやるとイタイってたたかれるので大人しく
ウメウメするか。
海上の人工島にある巨大な「ベルヘヴン総合医院」
ここには才能ある若き医師たちが数多く集っていた。
インターン、遠藤和希。
彼は実は医院の初代会長の孫で、現院長であったが、それを隠しインターンとして勤務していた。
それというのも、
意中の人、伊藤啓太がインターンとしてここにやってきたからだ。
「和希、昼食の時間だよ」
「ああ、啓太。今行くよ(お前のためならインターンでも高校生でも幼稚園児にもなってみせるさ( ̄ー ̄))」
・・・和希よ、幼稚園児は無理だろう。
ともかく2人は食堂へ向かった。
次期第一外科の教授選に不正な動きがあるとの情報を耳にしたからである。
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< 丹 羽 教 授 の 総 回 診 テ ゙ス >
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( ゚∀゚ )(゚∀゚ ) (゚∀゚ ) ( ゚∀゚ ) ( ゚∀゚)( ゚∀゚)( ゚∀゚)
(゚∀゚ ) (゚∀゚ ) ( ゚∀゚ ) ( ゚∀゚) ( ゚∀゚) ( ゚∀゚)
⊂\/(゚∀゚ ) (゚∀゚ ) ( ゚∀゚ )( ゚∀゚) ( ゚∀゚)V つ
|__と\/ (゚∀゚ ) ( ゚ ∀ ゚ ) ( ゚∀゚) (つV つ__j
し'⌒|____と\/と (`・ω・´)(つV つ |__|__j U
し'⌒U|_|_ j(\ /)|__|__j し'⌒U
し'⌒U |____Ω__| し'⌒U
し'⌒U
食堂には、現在小児科の医師西園寺郁と、
彼の秘書で一応心療内科に所属する七条臣がいた。
「あれ?西園寺さんどうかしたんですか」
啓太がたずねた。彼の美しい顔がしかめっつらになっているのだ。
( ´ー`・)「それが、小児科でも患者さん(のママ)が行列を」
そう、西園寺目当ての患者がおしよせるので、
彼は各科をたらいまわしになっているのだ。
∬ ´_ゝ`∬「私はアイドルではない、医者だ!」
さらに丹羽外科第一部長がやってきた。お供を大量に引き連れて。
「だから外科に来いって行ってるだろ、郁ちゃん♪」
∬ ´_ゝ`∬「断る!」
「冷たいなあ、泣いちゃうぞ(⊃д`)」
∬ ´_ゝ`∬「勝手に泣け!」
(丹羽助教授が教授の最有力候補だったな)
じゃれあう?2人を見つつ、和希は考えた。
(そして助教授は他にも・・・)
(□□¬)「ずいぶんと楽しそうだな」
ライバルキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
(この二人のどっちが昇進しても角が立ちそうだ)
考え込む和希。
いつの間にか食堂は静まりかえっていた。
「なんかすごい緊迫感・・・」
啓太がつぶやく。
( ´ー`・)「伊藤くんは知らなかったんですね。あの二人の因縁を」
「い、因縁って・・(((;゚Д゚))ガクブル」
次スレにネタ引っ張らなければ多少ははじけても良いんじゃない?
今のネタはどんなに面白くてもここだけでおながいしまつ。
何だよ
↑
なにが?
( ´ー`・)<もともとソリが合わないようでしたが、ある日取っ組み合いになりまして
和希(´-`).。oO(あの時はすごかったな)
( ´ー`・)<しかも原因は天ぷらだとか
啓太「て ん ぷ ら (゚Д゚)?」
( ´ー`・)<塩味だ、いやしょうゆ味がいいとかで大ゲンカに
啓太( ゚д゚)ポカーン
篠宮「天ぷらは紅葉おろしがうまいぞ。」
啓太「わっ!」
和希「し、篠宮さん、いつからそこに?」
970 :
いけない名無しさん:04/01/28 21:34 ID:pn86YHNA
「びっくりさせないでくださいよ、篠宮さん。ところであの二人はしかたないかもな。獅子座と蠍座じゃ相性サイアクだし」
「和希、星占いに詳しいのか?」
「いや、そうでもないよ。ちなみに牡牛座と双子座は最高のカップルなんだぞ!(^3^)」
「ふーん…」
「射手座と牡牛座もサイアクだ。射手座と関わると一生天中殺だからな!(`・ω・´) 」
∬゜∀゜∬「僕を呼んだかい、ハニー♪」
ワロタ!
さり気なく必死!
ジャマモノキタ━━━━━━(゚∀゚;)━━━━━━!!!!!
ъ( `з゚) 「誰も呼んでません!」
974 :
いけない名無しさん:04/01/28 22:57 ID:gZ4K4SWM
七条「僕と伊藤くんも、相性がいいんですよ。乙女座と牡牛座ですから」
丹羽「おいお前ら、こんなところで何の話してんだよ」
中嶋「まだ仕事は終わっていないだろう。早く持ち場にもどれ」
啓太「あ、すみません・・。」
関係ないが、牡牛座と相性がホントにいいのは、乙女座と山羊座で、
エチーだけ最高、ほかはガチが蠍座だたりw
和「啓太が謝ることないよ!」
中「ん?お前は…確か遠藤とか言ったか?随分とじゃれあってるみたいだが、その情熱は仕事に向けて欲しいものだな」
和「…中嶋先生こそ、教授選に忙しいのにこんな所で油を売ってていいんですか?」
中「フン。俺は裏工作などしなくても教授になれると確信してるからな」
(どういうことだ?どちらかというと中嶋の方が裏工作をしてそうだと思っていたが…これも作戦か?)
混乱した和希は、
思わず隣の啓太の腕をつかんだ。
「俺たちは研修で忙しいので失礼します」
そしてすばやくその場から離れた。しかし、
∬゜∀゜∬「遠藤、困るな。僕にはハニーが」
ガ━━(゚Д゚;)━━ソ!和希ショック!まちがえた!
いっぽう、残された啓太は
(□□¬)「お前は伊藤、だったな」
「あ、はいっ チョットコワイナ(-_-)」
(□□¬)「外科にも見学に来るといい。教えてやるぞ…いろいろとな」
「・・・(((;゚Д゚))」
啓太ピンチ!いろんな意味で。
( ´ー`・)「何を教えてあげるんです?」
『成瀬先生、成瀬先生、至急お戻りください』
∬゜∀゜∬「ん?患者かな。失礼するよ、遠藤」
「どうぞどうぞ(´∀`)」
笑顔で送る和希だが。
(成瀬さんはリハビリ担当だから、全世界から故障中の運動選手を集めておいたんだ。
これで当分啓太に近づけないなъ( `з゚))
∬゜∀゜∬「きょ、今日はこれで63人目だよ、どうなってるんだ。ハニー!」
リハビリ病棟に成瀬の叫びが空しく響いた・・・。
「遠藤、例の件だが」
西園寺が近づいてきた。
「候補はあの2人に絞られたな。それぞれのシンパが小競り合いを繰り返している」
「そうか。すまないな、各科を廻らせてスパイめいたまねをさせて」
西園寺は笑った。
「かまわない。退屈だけはしなくてすむ…ところでお前のお気に入りが中嶋にからまれていたが」
。 。
/ / ポーン! 和希大ショック!
( Д )
こうしちゃいられないと焦った和希は…、
2人を探した。
そしてふだん中嶋のいる外科病棟の一室へ・・・。
「いけない子だな、まだ欲しいのか」
「中嶋さん、おれ、もう…入りません」
「遠慮するな、これが欲しいんだろう?」
「けけけけけけ啓太あああああああああ!!ヽ(TДT)ノ 」
「おれ、もうお腹いっぱいで入りませんよ、天ぷら」
 ̄|_|○ 和希ズコー!!
「啓太、あんまりびっくりさせるなよ(´Д`)」
「?びっくり?…ごめん。お昼食べそこなったから天ぷらおごってもらっただけだよ。中嶋先生玉ねぎとシイタケの天ぷら嫌いなんだって。かわりに食べた(゚д゚)ウマー」
「そっか。でもよく知らない人についていくなよ( ´∀`)σ)Д`) コイツウ」
(あやうく中嶋さんをスナイパーに狙わせちゃうとこだったよ。中嶋さんの食事にシイタケと玉ねぎの天ぷら、毎回入れるだけにしとこ)
遠ざかる2人を中嶋が見つめていた。
(□□¬)<あれが遠藤、いや鈴菱院長の最大の弱点か…使えるな
第一外科の教授の座は丹羽には譲れない。
同期だったが助教授になったのは丹羽の方が早かった。
だが、今回は、俺が先だ。
どんな手を使っても、教授の座は手に入れてやる。
そう、どんな手を使ってもな…ニヤリ
一方、遠藤と別れた西園寺は。
「郁ちゃーん♪」
「またお前か」
「冷たいなあ、少しはかまってくれよ(´∀`)」
「断る。お前も教授選で忙しいのだろう、呑気にかまえている場合か?」
「ん?俺あ、教授ってガラじゃねえよ。デスクワークは中嶋の方が得意だ。それに」
「それに?」
「俺は現場で患者を診る方が好きなんだ」
「…お前のそういう所は評価してやってもいい」
「ほんとか!じゃ一晩つきあって(*´Д`) ハァハァ」
「…今の言葉は取り消す」
やはりこいつは権力抗争に興味なし、か。だとすると…。
中嶋助教授が教授選一歩リードというところか。
丹羽にはどうでも良くても、中嶋には教授のイスは魅力だろう。
丹羽は人望もあるし、腕も確かだ。 中嶋が丹羽が選ばれないように何かしか
けてくると思ったのだが・・・・。
医師会会長の久我沼に近づいた形跡も無い。
他の教授達にワイロを送った形跡もない。
∬ ´_ゝ`∬.。oO(そんな事しようものなら病理学の篠宮教授は激怒するだろうな)
「やはり中嶋か」
夜の院長室に、和希と西園寺、七条が集まっていた。
「だろうな。丹羽は単純な男だ。つまらぬ小細工はしない」
「それが君の評価か( ̄ー ̄)ニヤニヤ」
「・・・∬ ´_ゝ`∬ムカ!」
「院長、それ以上郁をいじめると伊藤君と仲良くしますよ・・・昼も、夜も(´ー`・)」
「Σ(゚д゚lll)ガーン!」
・・・さて、どうするか。
2人が去った院長室で和希は考えていた。
───2人とも医者として高い能力をもっている。だが人望は丹羽が上だ。
「そういえば、獅子座と蠍座、確かに最悪の組み合わせだが」
和希はふと微笑んだ。
「手を組んだ場合、表番と裏番的な関係になるんだったな」
・・・つまり、無敵だ。互いの弱点を補い合う。
「そして双子座と牡牛座は宿命の恋人同士なんだぞ、啓太!(*゚∀゚)=3ムハムハー」
↑
教授選と関係なし
「そうだ、啓太の可愛い寝顔を見に行かないと眠れないんだ」
ヽ(´∀`*)ノ===3 <けーーーいたっっっっっ♪
夜の病院内を爆走する和希。しかし!
「伊藤啓太ならいないぞ」
(□□¬)ニヤリ
当直室にいるはずの啓太の姿はそこに無かった。
「な、中嶋さん。まさか・・・」
「勘違いするな。啓太は今食堂だ。」
こんな時間に食堂で何を!?
和希は胸騒ぎを覚えて食堂に急いだ。
「啓太、何やってるんだよ」
「あ、和希!聞いてくれよ!!中嶋さんが俺にケーキの差し入れを
もって来てくれたんだ。(゚д゚)ウマー 中嶋さんって怖い人だと思ってた
けど凄くいい人なんだな。 俺尊敬しちゃうよ!」
教授より医師会よりも啓太の餌付け作戦か・・・・。
中嶋め侮れないヤシだ。
七「おや、伊藤君も甘いものが好きなんですか。僕もなんですよ。」
(´ー`・)つU⊂(・∀・)コチャドゾー
七「郁の患者さんから頂いたお菓子が沢山ありましてね…。断っても勝手に置いていくし、
郁は甘いものは見るのも嫌なほどですから。もし伊藤君がよかったら、
食べてもらえると助かるんですが。」
↑何故かおかしな対抗意識を燃やしているらしい。
(啓太が無事でよかった・・・あとは病院の平和のために)
(□□¬)「遠藤、いや鈴菱院長」
「(゚д゚;)バレテーラ!・・・だがその方が話が早い。中嶋さん、あなたと取引がしたい」
(□□¬)「ほう、おもしろそうな話だ」
「あなたには・・・(さっさと終わらせないと啓太とマターリできないし(つД⊂)キャッ ハズカチ!)」
そして、新教授発表の日!
・・・教授昇進が決まったのは、
丹羽だった!!
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< 丹 羽 教 授 の 総 回 診 テ ゙ス >
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∬ ´_ゝ`∬.。oO(遠藤はどんな取引を中嶋に持ちかけたのだろうか・・・)
教授選は丹羽の勝利という順当な選出だった。
確かに、教授の器ならば丹羽が相応しいだろう。
しかし西園寺は腑に落ちなかった。
「まさか、あの中嶋を抑えて教授になるとはな…」
「そうですね。あの人ならば、どんな手を使っても教授になると思いましたが…」
「やはり妖しいな。臣、調べてみろ」
「はい、郁」
そしてわかった、真実…!
「フッ…さて、これで俺に雑務を押し付けて、気軽にサボれなくなったな。丹羽教授殿。」
(□□¬)ニヤリ
「教授自らがサボりなど、示しがつかないからな。」
「うっ…」
「早速だが、外科病棟の来年度予算案が、これ以上待てない。
お前の決裁がいる。さっさと来い!しばらくは不眠不休になるぞ。」
「心配するな。淋しくないように窓の外とドアの前に、猫のぬいぐるみを置いてやる。」
「うまくいったな」
院長室で1人ほくそえむ和希。
「教授と同等の権限と、研究費の名目で山吹色のお菓子を贈ったんだが・・・」
意外にも中嶋はそれで引いた。しかも丹羽の補佐役さえ引き受けたのだ。
「あいつにはわかりやすい弱点があるし、敵対していた相手でも、懐に飛び込めば受け入れる。かわいい男じゃないか」
・・・もしかして、これが中嶋の本当の目的だったのか?自然に丹羽のフォロー役にまわり、院長ともつながりができた。
「こわい人だ・・・まあいいか、啓太に会いに行かないとヽ(´▽`)ノ」
愛と欲望の「病院ヘヴン・白っぽい巨塔」編、次回へ続かない!
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