邦女聖子スレより「笑止・仮面の告白」
377 名前:名無しの歌姫 :2013/05/13(月) 22:21:08.53 ID:hBUJ/k6X0
本当はここにレスしたくない。
自分の一番痛いところ、できることなら目をそむけていたい部分だから。
でも、あえてマジレスする。
ぼくは、40年間童貞だった。
童貞のまま40歳の誕生日を迎えて、ぼくは、どうしても童貞を捨てたいと思った。
意を決して、生まれて初めてソープに行った。
数種類の雑誌を見て選んだその子は、本当にかわいい子だった。
ところが、信じられないことが起こった。
裸の女性を目の前にして、ぼくは全く勃たなかったのだ。
そんなことがあるとは、夢にも考えたことがなかった。
手でしごいてもらっても、口に含んで擦ってもらっても、全然だめだった。
ぼくは、童貞の苦しみに加えて、EDの苦しみをも味わうようになった。
とにかく挿入したい。挿入して射精したい。
その一心で、その後何度もソープに通った。
高い金を払ってバイアグラも買った。
バイアグラを飲むと、少しの間だけ勃った。
でも、コンドームを装着すると、挿入する前に萎んでしまった。
ぼくは覚悟を決めた。
童貞のまま死ぬくらいなら、エイズで死んだほうがましだ。
ぼくは、ノースキン(生で挿入すること)でできる女の子を指名した。
その日、ぼくは生まれて初めて、女の子の中に入った。
こんなものかと思った。
なんの感激もなかった。
ちっとも気持ちよくなかった。
ぼくの上に乗って腰を振っている女の子を眺めているうちに、ぼくは萎えてしまった。
結局その日、射精はしなかった。
挿入すれば童貞ではないとすれば、ぼくは童貞ではない。
挿入しても射精しなければまだ童貞であるとするなら、いまだにぼくは童貞だ。
でも、自分が童貞かどうかなんて、もうどうでもよい。
たとえあのとき射精に至っていても、ぼくは多分幸せではなかっただろう。
欲しいのは心だ。愛する女性の心だ。
金で体は買えても、心は買えない。
そんな当たり前のことにやっと気づいた。
気づいたからといって、今更どうにかなるものでもない。
ぼくは一生を棒に振ってしまった。
後は、なるべく速やかに、死がぼくを楽にしてくれることを願っている。