小沢が陛下を政治利用よ

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480陽気な名無しさん
12:名無しさん@十周年 12/16(水) 03:06 3KccVXHw0
最大の問題は、小沢一郎が陛下のご意思を都合よく憶測し、公の場で吹聴したことです。

> 「天皇陛下ご自身に俺聞いてみたら、必ず、それは手違いで遅れたかもしれないけれども、
> 会いましょうと、私は天皇陛下は必ずそうおっしゃると思うよ。わかった?」
http://www.asahi.com/seikenkotai2009/TKY200912140371.html

「天皇陛下は〜と思うよ」。これを「天皇の政治利用」と言わずして何と言うのでしょう?

「天皇陛下は憲法改正には賛成だと思うよ」
「天皇陛下は外国人参政権には賛成だと思うよ」

日本の政治史に少し詳しい者であれば、昭和48年の「増原内奏問題」を思い起こすでしょう。
田中角栄内閣の防衛庁長官・増原惠吉が昭和天皇に内奏(報告)した際、昭和天皇が日本の
防衛問題についてご意見を述べられた、とする内容を新聞記者に話してしまった問題です。

「陛下が内奏の際に述べられた内容」を口外することは、「天皇の政治利用」に他なりません。
憲法が「国政に関する権能を有しない」と定めていることはもちろん、陛下はその内容について
肯定することも否定することもできません。そのため、「陛下が内奏の際に述べられた内容」が
本当かどうかも第三者には確かめることができないのです。

増原惠吉は、当然のごとく「天皇の政治利用である」との批判を受け3日後に防衛庁長官を辞任
することになりました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A2%97%E5%8E%9F%E5%86%85%E5%A5%8F%E5%95%8F%E9%A1%8C

「この国の人々の資質を信じ、これからも人々と共に歩んでいきたい」

これは天皇陛下ご即位二十年に際しての記者会見で、皇后陛下が述べられたお言葉です。

「天皇陛下は〜と思うよ」。こんなことを公の場で軽々しく発言できる無恥の王・小沢一郎、そして
この異常な発言に誰ひとりとして異論を挟まない現政権を見ていて、皇后陛下には、「誠に残念
ながら、この国の先行きは暗いのです」と申し上げる他ありません。