「年100億ドル」有力=途上国への資金支援−COP15
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091208-00000192-jij-pol 【コペンハーゲン時事】国連気候変動枠組み条約第15回締約国会議(COP15)は8日、
地球温暖化対策の新たな枠組み(ポスト京都議定書)の大枠を示す政治合意づくりに向け、
実質的な討議に入った。
開発途上国の温暖化対策を支援するため、先進国が2010〜12年の3年間に拠出する資金支援額については、
年100億ドル(約9000億円)規模とする案が有力となっている。
先進各国は、支援総額と国別の拠出額について調整を進める。
政治合意には、ポスト京都議定書に定める13年以降の温暖化対策だけでなく、
12年までに即時実行すべき対策も盛り込む方向で議論が進んでいる。
特に洪水や干ばつなど温暖化被害への対策は急務。被害を受けやすい国からは
「モンスーンなど自然災害による被害の大きさと頻度が増している」(バングラデシュ)と、
迅速な支援を求める声が強い。