日銀政策期待で市場動く 株価回復、円高一服
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091201-00000612-san-bus_all 1日の東京金融市場は、日銀の政策への期待から大きく動いた。
日経平均株価は後場から大幅上昇に転じ、1週間ぶりに9500円台を回復。
国債市場では国債が買われて長期金利が大幅に低下し、外為市場では円高が一服した。
ただ、東京株式市場の取引終了後に発表された日銀の新たな資金供給策に対して、
「期待外れ」(エコノミスト)との声も上がっており、反動が出る懸念もある。
日経平均の終値は、前日比226円65銭高の9572円20銭。
東証1部全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は同17.82ポイント高の857.76。
金融緩和への期待から長期金利の指標である新発10年債の利回りは、
一時1.19%と、1月以来の低さとなった。
円相場は、午後には1ドル=87円台前半と、午前から1円ほど円安に傾いた。
ただ、政策発表後は再び買い戻され、86円台前半に戻った。