【希代の】セレブタ鼎の日記【サギマン】

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70陽気な名無しさん
★女結婚サギ師…やけに大人びた「中学の卒業文集」

 三年■組  ●●▲▲
 生年月日 昭和49年■月■日 ■■座
 特技 ピアノ・食べること・寝ること
 趣味 読書・料理・映画鑑賞
 卒業を迎えて―▲▲ 十五歳

 幼稚園や小学校の時の思い出といえば、遠足や修学旅行、レクリェーションなどの行事が
一番先に頭に浮かんだものだが、中学校生活を振り返ってみると、他の事の方が多い様に思う。
 考えてみると、実にいろいろな事があったものだ。
一時は組織の中で部品化しているような大人達に、善人顔して、教育という名の嘘を教えられている様で耐えられなかった。
そんな私に「もっと冷静になれ、素直になれ、やってみろ」と教えてくれたのが、
映画であり、音楽であり、絵画であり、先生達であったのかもしれない。
 この三年間さまざまなことを考え、やってきた。何でも、自分に見せてあげたいって感じだった。
今もその気持ちはうせてないし、これからもいろんなものを自分に与えていきたいと思っている。
 自分が、こうだと決めたことは絶対信じたかったし、筋を通さないことがいやだった。
だから、それこそまわりには、生意気で、ワンマンなかわいげのない子供に映ったんじゃないかな。
でも、このことは、私を信頼し、賛同してくれる仲間がいたからこそ、出来たと思う。
 この三年間、さまざまな「出逢い」と「別れ」があった。どれもすばらしい、大人へのステップになったと思う。
いろいろな人と接するということは、自分が「世間」を広げるために、本当に大事なことだと思う。
私の世間というのは、まだ別海町だけでしかない。でも、だんだん広がっていっている様な気がする。
広がれば物の見方が変わってくる。
 今の歳で死とか愛とか生きがい、政治、経済、世界などというものは、漠然と考え込むことはあっても、
実際自分の身に振りかかってきて、冷静に受けとめられる人っていうのは、まず少ないと思うし、ある意味では嘘だと思う。
だから10代のうちに人間らしい大人に出逢えると良いのかもしれない。
 人間は決して一人では生きていけない。つくづく考えさせられた。
だから、集団生活での決まりというものは必ず守らねばならない。守らないからこそ、大人達はより厳しいきまりをつくる。
守っている者にとって、これほど迷惑なことはないし、大人達だっていい気はしないだろう。
自分の考えを通すということと、自分勝手とは違う。自分がそこに生存していることを考えて、
かつ、位置を見極められる人間にならなければいけないと思う。
大人の世界はいろいろ難しいみたいだから、勉強しなくちゃいけないな。
 私は「出逢い」というものを大切にしていきたい。
●●先生との出逢いも●●先生との出逢いもSさんとの出逢いも、
何十億もの人がいるこの地球の中での一対だとすると、すばらしい感激のような気がする。
 私が大人になって同じレベルで話が出来る様になった時、是非会いたい人達であるし、
恩返しをしなければならない人達でもある。
 名前をあげればきりがないが、●●先生には本当に感謝している。
あともう一人、Sさんの存在は、いろいろな意味でとても大きなものだった。
 お世話になった人達にたくさんのありがとうを贈りたい。

スポニチ http://www.sponichi.co.jp/society/news/2009/10/29/02.html