1 :
陽気な名無しさん:
2 :
陽気な名無しさん:2009/03/03(火) 10:27:12 ID:k5MDbYWK0
アタシは村上龍が大好きよ2get!
3 :
陽気な名無しさん:2009/03/03(火) 13:28:22 ID:iQh8LCl90
詩や戯曲の話も少しはしましょうね3get
4 :
陽気な名無しさん:2009/03/04(水) 13:20:08 ID:9CXJnBfDO
1乙
随筆も與廬4玖
5 :
陽気な名無しさん:2009/03/04(水) 14:38:08 ID:eRZnRj9b0
前スレ
>>998 民俗学……?っていうほど、ちゃんとした本なの?
天皇家の系図なんて珍しくもない……
6 :
陽気な名無しさん:2009/03/04(水) 20:46:54 ID:qt2gVMmIO
>>5 系図はおまけ程度よ。
御霊信仰についても発生から内容から語られ尽くしてる事だけど、
近代になるにつれてどう変化したかはあまり聞かないから面白かったの。
私個人は面白かったという話よ。
7 :
陽気な名無しさん:2009/03/05(木) 23:32:33 ID:5oQnoKLa0
天文書なんて意外と面白いかもね。
8 :
陽気な名無しさん:2009/03/08(日) 17:16:14 ID:svdbQrSt0
吉田修子が末広がりで8をゲット
9 :
陽気な名無しさん:2009/03/08(日) 17:17:22 ID:c8usE76H0
>>3 仏文学界きっての美少年、ランボーの詩集おすすめ
10 :
大家:2009/03/08(日) 17:36:49 ID:Hs0Ly5QnO
ハドリアヌスの回想記なるものを知人から貰ったのだが、興奮する場面はあるのだろうか?
11 :
陽気な名無しさん:2009/03/10(火) 01:09:11 ID:kOEFe0QP0
桐野夏生ってレズなのかしら?それともただの腐熟女?
12 :
陽気な名無しさん:2009/03/10(火) 06:47:48 ID:138J0rHw0
読みの浅いオカマね
「悼む人」の評価の高さは「?」って読んだ人は思うと思う。
14 :
陽気な名無しさん:2009/03/10(火) 08:11:53 ID:0rG/3VIsO
>>3 中原中也、与謝野晶子もいいわね。福田ツネ存の人間・この劇的なるものって英国人になりきってシェークスピアに骨の髄まで親しんでなきゃ難しいわ。
桜庭一樹ってどうなの、全然文章上手いと思えない
よく賞取れたと思うけど、専門家から見れば光るのかしら
与謝野馨って、与謝野晶子にも鉄幹にも似てないわね。
「夜は短し歩けよ乙女」
山本周五郎賞取ってるから読もうか
迷ってたんだけど
ここの前スレ読んで止めたのね
でもやっぱ気になったので買って読み始めたんだけど
やっぱここのスレの通りだったの
でもそれでも読み続けてみたら
あの独特の文体にも馴れて面白くなってきた
美人は三日で飽きるけど醜女は慣れると一生楽しいってことかしら。
>>15 >桜庭一樹って
可能性で受賞したってことね。
取り上げているテーマはあまり好きじゃないけど。
20 :
陽気な名無しさん:2009/03/12(木) 06:40:40 ID:rn16eP7AO
>>16 頭脳と緻密な情熱や冷静さは鉄幹と晶子譲りじゃないかしら。この人の消費税の語り口は説得力があって言葉の端々に惹きつける魅力があると思うわ。
>>16 あんたはあんた自身の祖父母のどちらかにそっくりなの?
「精神分析を受けに来た神の話」オモロいわ。アラフォーのあなたに是非。
学生時代に文学や哲学、心理学にかぶれて、社会人になってから疎遠なった人。
ユリイカや現代思想、夜想、GQ、河出書房の書籍等を読んでた人。
あの頃は本屋が、古本屋が、カスタマイズされていく自分が、楽しかったね。
そんな頃の自分と再び出遭えるわ。懐かしさに、泣くー!青土社。お薦め!
アラサーにはまだ早いのかしら?
神津カンナがすすめてたから読む気がなくなったわ。
25 :
陽気な名無しさん:2009/03/12(木) 18:57:36 ID:WXP2+eHJO
>>22 同じような人に「ロッキンホース・バレリーナ」もおすすめ
神津カンナ、恐ろしいオンナ。芸能界での存在意義は何?
母娘揃ってビアン丸出し、ってゆーかソレを売りにしてる風情も…
>>23 バブリーな時代は、庶民が哲学を楽しむ余裕が社会にあった。
そんな書籍やムックも山のように刊行されてた。
90年に入ると世の中は経済だけになった。メンヘルや自己啓発本の花盛り。
バブリー時代はマテリアルな華やかさと共に、文学に没頭できる幸せな時代だった。
アラフォーっていったのは、そんな時代の匂いが香りたつ内容だから。
ドラマ「ラブコンプレックス」が好きな人にもお薦め。
>>19 可能性もそうだけど
直木賞は完成度より「直木賞が相応しい、似合う作品かどうか」の方が
選考基準として上見たい。
29 :
陽気な名無しさん:2009/03/17(火) 00:17:53 ID:LBe7pm3lO
北村薫は、直木賞に相応しい作品を書いてきたのに、ボンクラな選考委員にはうんざりだわ。
天童荒太は、芥川賞で落ち続ければ良かったのよ。
今読んでる「奇跡の脳」、まだ半分の時点で「潜水服は蝶の夢を見る」風味でオモロ!
こういう本の読書の普及も、厚生省の仕事だと思う。
32 :
陽気な名無しさん:2009/03/18(水) 01:14:04 ID:uJOrRWSY0
桐野夏生のリアルワールド読んだわ。
女子高生の口調ではじめは読みにくかったけど、ラストにかけて面白いわね。
グロテスクやOUTほどではないけど。
>>32 リアルワールド
その初めの女子高生口調で断念したけど
また読んでみようかね?。
34 :
陽気な名無しさん:2009/03/18(水) 04:46:27 ID:ob9DbyJUO
あら、奇遇だわ。アタシも先日読み終わったばかりよ。
もっととばしてくれるかと思ってたから個人的には不満だったけど、それならOUTで、って話なのは確かね。OUT再読してくるわ。
35 :
陽気な名無しさん:2009/03/18(水) 23:42:21 ID:4pObgZI9O
>>31 7年掛けて、あれを長編小説と呼ぶには悼いわ。
自己批判小説なのね。
>>35 はぁ?長編って、単に長さのことを言ってるだけなんだけど。
あなたの長編小説の定義を説明してみな。
37 :
陽気な名無しさん:2009/03/19(木) 20:02:06 ID:hrgjA4nm0
まぁまぁそんなにムキにならないでよ。もっと大らかにいきましょうよ。
38 :
陽気な名無しさん:2009/03/19(木) 22:31:38 ID:5+nJPGMuO
39 :
陽気な名無しさん:2009/03/19(木) 22:38:57 ID:H5euiKstO
芥川賞は100枚前後ね。
新人が純文学で力量を見せられる長さなんじゃない?
長すぎると技術が追い付かない。
天童さんのはストーリーテリングだけのエンタメだから、そもそも土俵違い。
40 :
陽気な名無しさん:2009/03/19(木) 22:42:04 ID:G/vdw88ZO
年末に出た鈴木光司の新作読んだ方いらっしゃる?
あたしホラー好きなんだけど、あらすじ見たら小難しそうで躊躇してるの
41 :
陽気な名無しさん:2009/03/21(土) 06:55:30 ID:yzqv9/X40
佐藤優は現代日本の知的財産だわ。
ブランチで室井滋の初小説の紹介があったわ。
夏目、大島、内田みたいな、猫視線の人間悲喜劇らしい。
大好きな町田康も猫好き、大好きな室井滋も猫好き、
でも彼等の猫本は面白くない。やめてオナニー本って感じ。
ペットを飼えない者のひがみかしら?
我が家では、自分がペット的、子供的位置にいて心地良いので、
本当のペットなんて飼えないわ。猫カフェにでも行くわ。
43 :
陽気な名無しさん:2009/03/21(土) 13:29:34 ID:0ErlHp0UO
>>41 同意。これから日本を代表する作家か評論家になると思うわ。
44 :
陽気な名無しさん:2009/03/21(土) 14:17:53 ID:aeidHPe/O
>>41>>43 え〜〜〜〜〜?
さっき、新宿の紀伊国屋に行ったら佐藤優の本を集めた一角があって、
なんなのよあの「佐藤優商法」ぶりはwww
坂東真砂子の「ネコ殺し」議論本にまで出てるわ。ネコ好きは読めとかいってww
そりゃ、『国家の罠』『自壊する帝国』はよかったわよ、
でもその後、一気に胡散臭くなったわ。なりすぎよ。
46 :
陽気な名無しさん:2009/03/22(日) 05:04:23 ID:S70okMox0
よく知ってるじゃないのw
知的好奇心の薄いオカマは放っときましょ
町田は小説もエッセイもオモロ。ひとりは小説はオモロだったけど、エッセイは悲惨。
室井はエッセイはオモロだけど、小説は駄目かもね。自分は未読の「女優の箪笥」ってどお?
群ようこを10倍に薄めたような小説だった。そこいくと「綿の国星」は神。
毛糸弦・晴れたら金の鈴・お月様の糞とか読みたくなってきた。
「女優の箪笥」
クロアンやヒントパレードみたいなのを期待しちゃ幻滅するわよ。
女優のチョイスはワイドショー好みかもね。
53 :
陽気な名無しさん:2009/03/25(水) 09:40:12 ID:QwK5EfL40
図書館で予約した本が一気に5冊くらい届くときが困るわ。
殆ど次の予約が入っているから延長できないし、
かといって読みたい本を全部買うには可処分所得少ないし…w
55 :
陽気な名無しさん:2009/03/28(土) 12:58:06 ID:M9RzlqqQO
あたし作家になりたいんだけど、文章は優等生ぶればいいのかしら?
内容で勝負よね。
森茉莉は「何をやっても泥棒をしてもおまりがやればじょうとう」
って言われてあの自由な文体になったのよね
「自分が新しいジャンル」くらいの勢いでやれば良いんじゃないかしら
57 :
陽気な名無しさん:2009/03/28(土) 22:55:55 ID:PdSzx0a30
>>53 そんなに予約するのが悪いんでしょw
予約といえば、あたしの近くの図書館だと1枚のCDに100件以上予約が入ってたりするわ。
仮に1人が1週間ずつ借りたとしても回ってくるまで2年間よ?w
皆さんそういうの計算した上で予約してるのかしらw
58 :
陽気な名無しさん:2009/03/29(日) 02:05:27 ID:p6hkMGLdO
修子が最後の息子
伏見は魔女の息子
アタシも息子ネタでデビューするわ!
縮んだ息子
60 :
陽気な名無しさん:2009/03/29(日) 02:56:36 ID:IXu+UoneO
千切れた息子
61 :
陽気な名無しさん:2009/03/29(日) 03:24:49 ID:gJfk8T4oO
立たない息子
蒸しパン蒸す子
63 :
陽気な名無しさん:2009/03/29(日) 04:24:30 ID:tsvxu87IO
朝勃ち息子
64 :
陽気な名無しさん:2009/03/29(日) 08:06:26 ID:UxPqVABJO
背後の息子
鬼女の息子
65 :
陽気な名無しさん:2009/03/29(日) 17:08:17 ID:5XzNeOHf0
息子のムスコ
66 :
陽気な名無しさん:2009/03/29(日) 17:18:10 ID:mU/HTrEOO
雷息子
67 :
陽気な名無しさん:2009/03/29(日) 17:35:47 ID:p6hkMGLdO
んー。
背後の息子ってのは、思わせ振りで良いかも。
メタファーぽいわ(何の?)。
ていうか魔女の息子って、サノバビッチからきてるのね。やるわね伏見!
68 :
陽気な名無しさん:2009/03/29(日) 17:58:20 ID:/YV8UtYO0
蹴りたい息子
限りなく透明に近い息子
息子をめぐる冒険
71 :
陽気な名無しさん:2009/03/29(日) 19:49:12 ID:/YV8UtYO0
世界一短い息子からの手紙
なんとなく、息子
73 :
陽気な名無しさん:2009/03/29(日) 21:25:39 ID:p6hkMGLdO
>>69 それも世相を反映して石原珍太郎の選票を刺激しそうだわ。
74 :
陽気な名無しさん:2009/03/29(日) 21:29:16 ID:EDt8E6SBO
西の息子が死んだ
我輩は息子である
仮面の息子
息子の冒険
78 :
陽気な名無しさん:2009/03/30(月) 17:09:35 ID:+BurNBpPO
息子情話
79 :
陽気な名無しさん:2009/03/30(月) 17:21:18 ID:+BurNBpPO
愛と幻想のファシズムスコ
81 :
陽気な名無しさん:2009/03/31(火) 07:20:47 ID:U5NTsBvqO
ひざまずいて(ry
キム・ジョンナ息子
83 :
陽気な名無しさん:2009/04/01(水) 07:29:55 ID:EYLvHb7ZO
君も雛息子われも雛息子
アカシアの息子
容疑者Xの息子
いつまでやんのかしら。たいして面白くもないのに。
87 :
陽気な名無しさん:2009/04/01(水) 21:50:02 ID:C5UBhdwn0
アンネの日記の完全版読んだけど
後のほうの解説で「どこの施設でどのように息絶えたか」まで書いてあって
結局アンネは収容所の中で伝染病にかかって死んだみたいね。
後三日早ければ命が助かった人もいたわ。
「隠れ家」の中には別の家族の息子がいて、
年も近いし思春期だしという事で当然のごとく淡い恋に発展するけど、
それを「特殊な状況下だから」と客観視する余裕もあって、
14才にしてはすごく頭が良いし何より作家としての才能を感じたわ。
今読んでる翻訳物が、よくある───こういうの───を多用していてイライラするわ。
多少ならともかく、沢山───1Pに3回も4回も───出てくるの(それに括弧もやたら多いの!)
さっさと読み終わって次にいきたいわ。
ダーシとかカッコはその人の癖よね。
90 :
陽気な名無しさん:2009/04/03(金) 04:01:23 ID:m+QAmFNF0
>>88 分かるわ。
ある日本人の有名なエッセイだけど、
だいぶ古い時代の人だからか
文末にやたら「・・・」が多いの。
べつに余韻を残す必要が無いところでも
常に「タメ」がある感じで、文章のテンポまで悪くなるわ。
91 :
陽気な名無しさん:2009/04/03(金) 21:56:45 ID:3W9EofMiO
坂東真砂子って面白いわね。「山姥」が猫殺しの作者とダブって面白かったわ。
92 :
陽気な名無しさん:2009/04/03(金) 22:01:16 ID:qB39I2UnO
万城目学ってどお?鴨川と鹿男しか読んでないけど、以降読む気が起こらず。
自分が奈良出身で、京都・奈良が舞台っていう設定に魅かれて当時読んだわ。
疲れる割に面白くない印象。書いてる本人は面白く筆が進むんだろうなあ。
山田君の毛深い裸体を妄想して、これからの宣伝活動のTV出演を見まくるわ。
山田君!テレビに!佐野和馬でもいいわ。中村蒼でも。山本裕典で辛抱するわ。
94 :
陽気な名無しさん:2009/04/04(土) 23:35:04 ID:JPaX1OK2O
新刊じゃないけど、同居人がブックオフで買ってきたらしい、森達也「A」を読んでるわ。
95 :
陽気な名無しさん:2009/04/05(日) 03:13:30 ID:kY8TnpxJ0
あたし死ぬまでに小説を1冊書いてみたいわ。
頭の中では構想はもうできてるのよね。
96 :
陽気な名無しさん:2009/04/05(日) 03:14:31 ID:BFlWc4g60
いざ書くとなるとつまるよ。
どんづまる。
97 :
陽気な名無しさん:2009/04/07(火) 15:36:57 ID:sbEIuxNcO
石川タイガのエッセイが文庫になったから買ってきたわ。
この人cawaii!
98 :
陽気な名無しさん:2009/04/07(火) 15:39:48 ID:9zfqoJ3MO
ゲイだからってゲイを売りにするほど野暮はないわ
99 :
陽気な名無しさん:2009/04/07(火) 16:04:44 ID:XvWAdLhqO
でも職業で知り得た知識をベースに切り売りしてる作家もいることだし性癖を赤裸々にしなくても引き出しが多いのは都合が良いわ。
あんなクソ本、文庫でも買わないわ
小学生の作文よ
101 :
陽気な名無しさん:2009/04/08(水) 20:24:51 ID:zC6aVhelO
買ったアタシが読み終えたわ!
顔がcawaii!だけあって、文章もS-cawaii!わ?
でも執筆当時大学卒業してたことを考えると、微妙ね。
ボクとか男のコとか、かわゆいなんて、オカマでも言わないんじゃないかしら。
世代的な違和感でしかないのかしら。
でも、こういう脳味噌お花畑(良い意味で)だから、周囲の人間にも恵まれるのかもしれないわね。
こないだから芥川の「枯野抄」読もうとしてるんだけど、
最初の段落が気に入ってしまって進まないわ!
文章のリズムが気持ちいいの。
そこばっかり3〜4回読んでは本を閉じるの繰り返しよ。
私はそういうので言ったら太宰の「斜陽」かしらね。
神西清だったかも、音楽的構成と天鵞絨の手触りって言ってたわね。
積読が増えてきたわ・・・
石川タイガみたいなお花畑文章って
一冊読む分にはいいけど中身がないから
何冊も持つ必要はないわね・・・。
サリンジャーのバナナフィッシュはやっぱ名作、
ああいう彼氏が欲しいと思う私も別の意味でお花畑だわ。
106 :
陽気な名無しさん:2009/04/10(金) 12:16:19 ID:PMwlf5MFO
三島の英霊の声は良かったわ。自殺行為に走った三島の絶望的な心境が伺えそうな気がしたわ。
107 :
陽気な名無しさん:2009/04/12(日) 10:33:20 ID:7cuehcQNO
芥川龍之介は苦手だったけど、短篇・蜜柑を読んでから少し変わったわ。
それがNHKで紙芝居風の朗読アニメになって、驚いたわ。
チラ裏スマソ
108 :
陽気な名無しさん:2009/04/12(日) 12:36:34 ID:+xqmXX710
『きみの背中で、僕は溺れる』、読んでみたわ。
やおい小説かと思って、さほど期待してなかったんだけれど、
ゲイの主人公の心の中のセリフで、短い文章で改行を繰り返して綴られる部分が
あたしの若い頃の一途な恋愛を思い出しちゃって、不覚にも心がちょっと疼いてしまったわ。
この著者、文章はうまいわね。
109 :
陽気な名無しさん:2009/04/13(月) 15:55:34 ID:nLZ89W8Z0
>>107 「蜜柑」の優しい世界、あたしも好きだわ。
あと、「雛」とか「点鬼簿」の物悲しい余韻もいいわ。
でも「二人小町」では小野小町と玉造小町をお互い地獄に送ろうとして大げんかさせるし、「糸女
覚え書」では、細川ガラシャをものすごい性格ブスに書いてるし、「桃太郎」は鬼を虐待する
極悪人だし。w
結構毒の強い面もあるのよね、芥川は。
110 :
陽気な名無しさん:2009/04/13(月) 16:09:04 ID:NmW3ThEzO
福本博文「追跡者」(新潮社)を読んでるんだけど、クソだわ。
壁に投げ付けたいけどもったいないから読みとおすけどみんな、クソみたいな本に出会ったときってどうしてるのかしら。
111 :
陽気な名無しさん:2009/04/13(月) 16:11:14 ID:2CpgosbhO
111を3000円いないにあててかくにはいり15れんあたし
破ってゴミ箱の奥の奥にぶち込んだわ。
×××円はストレス解消の費用だと思う事にした。。
伊集院静「少年譜」ってどお?
>>109 > 結構毒の強い面もあるのよね、芥川は。
ふつう、そういのは「批評性」と呼ぶと思いますが。
そうじゃなかったら近代文学じゃない。
これから「吉原手引草」読んでみます
116 :
陽気な名無しさん:2009/04/14(火) 22:13:05 ID:UypKBwZ0O
>>114 そうね、結果的に心暖まる印象を与える「蜜柑」も、対座した男の意地悪とも思える批判的な視点で描かれるのよ。
だからこそ、最後の展開で読者も驚き感動するのよね。
話の筋より蜜柑がバッて散らばる瞬間が印象的だったわ。
118 :
陽気な名無しさん:2009/04/16(木) 19:04:27 ID:yoVrGziAO
あんた、そう云うのを書評界では、ネタバレって言うのよ。
せっかくあたしが敢えて曖昧に書いたのに。
やばーい。。
でも話の筋をばらしてないからいいよね・・・
「名作はどんな話かわかっていても感動するものだ」っていうし・・・
いえ、
ごめんなさい。
120 :
陽気な名無しさん:
町長選挙面白いですね
伊良部の事は金正日の長男を想像してしまう><