安室奈美恵 VOL.92 BEST FICTION

>>762
夜、コンビニへ行ったときの実話です。
俺が買い物を済まして店から出ると、駐車場と道路との境目にある排水溝に、
前輪が片方挟まって動けなくなった自動車がいた。
とりあえず近寄ってみると運転手は若い女性で他に同乗者はいないらしく、
かなりパニくっている様子でした。
そこへコンビニから出てきたガタイのいいおっさんが車の方へ颯爽と駆けつけ、
運転手に何か一言二言話かけた後、排水溝に挟まっている前輪の方へ回り、
タイヤと車体の隙間に手を入れて「せーの！」という掛け声と共に上へと持ち上げ、
見事に挟まっていたタイヤが抜けた。
このおっさんスゲーと隣で感心していると、運転手の女が何を思ったのか、
アクセル全開でバックをした。
「ぐああああ！！」というおっさんの絶叫が響き、2メートルほどバックして停車したが、
おっさんの手はタイヤと車体の間に挟まれたままで「うがああ！！」と叫んでいた。
その後救急車が来ておっさんは運ばれていきましたが、
乗せられるときに見えたおっさんの手は血だらけでした
夜、コンビニへ行ったときの実話です。
俺が買い物を済まして店から出ると、駐車場と道路との境目にある排水溝に、
前輪が片方挟まって動けなくなった自動車がいた。
とりあえず近寄ってみると運転手は若い女性で他に同乗者はいないらしく、
かなりパニくっている様子でした。
そこへコンビニから出てきたガタイのいいおっさんが車の方へ颯爽と駆けつけ、
運転手に何か一言二言話かけた後、排水溝に挟まっている前輪の方へ回り、
タイヤと車体の隙間に手を入れて「せーの！」という掛け声と共に上へと持ち上げ、
見事に挟まっていたタイヤが抜けた。
このおっさんスゲーと隣で感心していると、運転手の女が何を思ったのか、
アクセル全開でバックをした。
「ぐああああ！！」というおっさんの絶叫が響き、2メートルほどバックして停車したが、
おっさんの手はタイヤと車体の間に挟まれたままで「うがああ！！」と叫んでいた。
その後救急車が来ておっさんは運ばれていきましたが、
乗せられるときに見えたおっさんの手は血だらけでした