1 :
陽気な名無しさん:
瀬を速み 岩にせかるる滝川の われても末にあはむとそ思ふ 崇徳院
人も惜し 人も恨めし あぢきなく 世を思ふゆえにもの思ふ身は 後鳥羽院
武家政権に噛み付いて叛乱企てた上皇の歌って切なくて泣けるわ
2
3 :
陽気な名無しさん:2008/01/26(土) 01:29:15 ID:jf3l+HYSO
崇徳院様大好き
4 :
陽気な名無しさん:2008/01/26(土) 01:34:22 ID:uYHu21ZbO
花の色は
うつりにけりな
いたづらに
我が御代にふる眺めせしまに
5 :
陽気な名無しさん:2008/01/26(土) 05:10:29 ID:WKj5X2PhO
起きてみつ寝てみつ蚊帳の広さかな
閨の暇さへつれなかりけり
未亡人の性の悶えを、大胆に歌い上げた佳作
6 :
陽気な名無しさん:2008/01/27(日) 12:55:49 ID:PsSpi03cP
7 :
陽気な名無しさん:2008/02/01(金) 06:44:19 ID:4OGnkoU6O
>>6 ネタでしょう。俳句を上の句にして、適当な下の句を百人一首から選ぶ遊び。
一つ家に遊女も寝たり萩と月乱れて今朝はものをこそ思え
みたいな。スレチだけど。
8 :
陽気な名無しさん:2008/02/05(火) 00:30:44 ID:yXzXVuJY0
誰か!紀貫之の句を!
9 :
陽気な名無しさん:2008/02/05(火) 00:43:02 ID:CQh6ycF5O
>>8 「歌」でしょ。
ひとはいさ心も知らずふるさとは
花ぞむかしの香ににほひける
10 :
陽気な名無しさん:2008/02/05(火) 00:48:28 ID:fnnR5pQ3O
それにつけても金の欲しさよ…
11 :
陽気な名無しさん:2008/02/05(火) 10:36:31 ID:IKXau0WPO
山深み春とは知らぬ松の戸に絶え絶えかかる雪の玉水
つつがなく守りて給へ痔の神よあはれとしりの穴のあたりを
やっぱり39番と40番かしら
歌合わせだか貝合わせで帝もどちらの歌が優れているか迷い抜かれたらしいし
14 :
陽気な名無しさん:2008/02/08(金) 15:32:04 ID:gtg4m6z1O
>>13 40番と41番でしょう?天徳四年(960年)の歌合わせで、村上天皇が兼盛の
歌を選ばれたっていう。
忍ぶれど色に出でにけりわが恋はものやおもふと人の問ふまで 平 兼盛
恋すてふ我が名はまだき立ちにけりひと知れずこそ思ひそめしか 壬生 忠見
あひみての後のちの心こころにくらぶればむかしは物を 思はざりけり 権中納言敦忠
あらざらむこの世よのほかの思ひ出でに今いまひとたびのあふこともがな 和泉式部
16 :
陽気な名無しさん:2008/02/08(金) 18:31:08 ID:sdxMsKyL0
なげきつつひとり寝る夜の明くるまはいかに久しきものとかは知る 右大将道綱母
日記では自ら 思い上がったまんこの行く末 と書いてるわね
>>16 誠実かつ主我的だったらしいから、多情な兼家に真の愛を求めて、苦しん
だでしょうね。
うたがはしほかに渡せる文なればわれやとだえにならむとすらむ
18 :
陽気な名無しさん:2008/02/10(日) 21:55:54 ID:N2r9/ekPO
ながらへばまたこのごろやしのばれむ憂しと見し世ぞ今は恋しき 藤原 清輔
『白氏文集』の
老色日に面を上る 歓情日に心を去る
今既に昔に如かず 後まさに今に如かざるべし
から詠んだらしいけど、明るい諦め感がなんか好き。
19 :
陽気な名無しさん:2008/02/10(日) 22:06:24 ID:tWoNHj/C0
やすらはで 寝ねなましものを 小夜更さよふけて
かたぶくまでの 月つきを見みしかな 赤染衛門
紫式部に悪口を書かれなかった数少ない女の一人
ところでこの歌って当時の人のユーモアなのかしら?
20 :
陽気な名無しさん:2008/02/10(日) 22:16:58 ID:N2r9/ekPO
>>19 お姉さんの代詠は変わってるけど、人事を自然に結び付ける思考様式は、
和歌一般の方法では。
西行タンって、ガチムチ坊主ってイメージだわ
22 :
陽気な名無しさん:2008/02/11(月) 03:52:33 ID:DObtwFzwO
なげけとて月やはものを思はするかこち顔なる我がなみだかな 西行法師
恋しさを催す月の影なればこぼれかかりてかこつ涙か
23 :
陽気な名無しさん:2008/02/11(月) 19:55:47 ID:zM2+oUtYO
美佳の腹 湧きて流るる 泉川 いつ美樹とてか 恋しかるらん
【歌意】
姉である美佳の下腹部から 泉の如く湧いて川のごとく流れ出ている愛の汁、もう一人の女である、まだ若い妹美樹の〇〇〇からは、一体いつ流れ出て私を愉しませてくれるのであろうか?その日が恋しく待ち焦がれるものだなあ。
24 :
陽気な名無しさん:2008/02/17(日) 00:59:30 ID:cxc/FfOX0 BE:175234032-2BP(0)
25 :
陽気な名無しさん:2008/02/19(火) 07:45:25 ID:grasG3Kl0 BE:1168224285-2BP(0)
我が庵は都のたつみしかぞ住む世を宇治山と人はいふなり
喜撰法師
「百人一首の呪」で高田崇史が言及しているように、
百人一首には首をかしげたくなるような迷歌が少なくないわね。
この歌も巧みな掛詞が多用されてるけど、
はぁそうなんですか、って内容だわ。
27 :
陽気な名無しさん:2008/02/19(火) 17:39:37 ID:J1g4/52F0
なんだか百人一首に興味湧いてきたわ!
みなさんお勧めの本とか教えて欲しいわ!
28 :
陽気な名無しさん:2008/02/19(火) 20:28:05 ID:qORx6+kn0
春の夜の夢ばかりなる手枕に かひなく立たむ名こそをしけれ 周防内侍
春の夢のようにはかない冗談ごとで大納言さまから手枕していただくと、
甲斐もなく浮き名がたつのが残念です。お戯れはそのくらいにしてね
29 :
陽気な名無しさん:2008/02/19(火) 21:07:04 ID:mgy8L36e0
世の中なかは常にもがもな 渚こぐ あまの小舟の 綱手かなしも 鎌倉右大臣
日本で初めて急須で絞った所謂煎茶を飲んだ方らしいわ
30 :
陽気な名無しさん:2008/02/19(火) 21:20:22 ID:MXZXTXNV0
やっぱアタシは額田王の不倫歌がドロドロで好き。
茜指す紫野行き標野行き野守は見ずや君が袖振る
31 :
陽気な名無しさん:2008/02/20(水) 00:04:41 ID:eMSPi3ycO
>>30 むらさきのにほへるいもをにくくあらばひとづまゆゑにあれこひめやも
>>30 男が袖を振る描写って、変!
て説もあるけど、あたしも好きな歌だわ。
御垣守衛士のたく火の夜は燃えて昼は消えつつものをこそ思へ
なんか官能的で好きだわ
34 :
陽気な名無しさん:2008/02/21(木) 20:23:09 ID:YTUoowZNO
春霞立つを見捨ててゆく雁は花なき里に住みやならへる 伊勢
春立ちぬわれを泣かせて泣き死なす石とつれなき人恋しけれ
35 :
陽気な名無しさん:2008/02/21(木) 22:53:37 ID:AEQdGOG40
陸奥のしのぶもちずり誰ゆえに 乱れ初めにし我ならなくに
螺子花って天然の蘭科の野草なんだけど良く観ると可憐で気品ある小さい花の
集合なのよね
その螺子花(しのぶもちずり)のようにあなたを想う私の心はチジニ乱れて
しまったのです。私のせいじゃありませんよ。勿論あなたのせいです。
36 :
陽気な名無しさん:2008/02/21(木) 22:57:52 ID:AEQdGOG40
業平が古今東西絶世の美男だったんですって
伊勢物語も業平が主人公モデルだっけか?
序歌もいいわね
難波津に咲くやこの花冬ごもり 今を春べと咲くやこの花
弟思いの仁徳天皇が太子になかなか即位しようとしなかった
ので渡来人王仁が太子即位を促すために詠んだ歌らしいわ
日本人は昔は奥ゆかしかったのね
37 :
陽気な名無しさん:2008/02/23(土) 00:31:02 ID:slYqi47v0
きみがため おしからざりし いのちさへ
38 :
陽気な名無しさん:2008/02/23(土) 00:36:46 ID:wp5Odl8L0
なかくもかなと おもいけるかな
39 :
陽気な名無しさん:2008/02/23(土) 00:39:23 ID:Ik78KfkqO
ながくもがなと思ひけるかな
みわたせば西も東も霞むなり君はかへらずまた春や来し
40 :
陽気な名無しさん:2008/02/23(土) 00:43:15 ID:wp5Odl8L0
恋しけば 形見にせむと我が宿に
植えし藤波 今咲きにけり
41 :
陽気な名無しさん:2008/02/23(土) 13:08:21 ID:Ik78KfkqO
春やくる花や咲くとも知らざりき谷の底なる埋もれ木の身は 和泉式部
42 :
陽気な名無しさん:2008/02/23(土) 22:04:07 ID:Rii2G9th0
あたし高校の時カルタ部だったわ。
競技カルタよ。横浜大会でC級で入賞して初段になったわ。
横浜大会は賞品がよかったわ。
好きな歌は周防内侍の歌よ。
「かひなく」がいいわ。
わが墓のまへに來て泣く人もなき寂しき死後のさまも思ひぬ
わが胸のうちにも浪の音聴こゆ暗くさびしき海やあるらむ
44 :
陽気な名無しさん:2008/02/25(月) 08:48:47 ID:sje0efVj0
オカマ山百人一首
45 :
陽気な名無しさん:2008/02/25(月) 09:03:54 ID:xEGXQrnT0
犬も歩けば棒にあたる
46 :
陽気な名無しさん:2008/02/25(月) 10:10:57 ID:zD37+m8Z0
>>26 京都のたつみは宇治だけど、東京のたつみは文字通り辰巳や新木場で
明るく遁世するにはピッタリの場所よねテニスとかハッテンとか
47 :
陽気な名無しさん:2008/02/25(月) 18:38:49 ID:viSZsCp0O
風さむみなにをか春といはしろや雪だに解けぬ松の下陰
48 :
陽気な名無しさん:2008/02/27(水) 08:52:30 ID:PHb5dGLg0
もほほほほ もほほほほほほ もほほほほ
もほほほほほほ もほほほほほほ
49 :
陽気な名無しさん:2008/02/27(水) 23:55:19 ID:BKxW7SnkO
常陸なる駿河の海の須磨の浦に波立ち出でよ箱崎の松 紫式部
52 :
陽気な名無しさん:2008/03/05(水) 23:15:41 ID:F4x/Q+pf0
オカマママ
53 :
陽気な名無しさん:2008/03/08(土) 04:04:24 ID:P3cNmQ5zO
見ぬ世まで思ひ残さぬ眺めより昔にかすむ春のあけぼの
54 :
大家:2008/03/08(土) 06:07:05 ID:xYqvb3ZtO
いつの世も蔑まれども蹴られども釜一つ持ち陰の道行き
読み人知らず
55 :
大家:2008/03/08(土) 06:19:40 ID:xYqvb3ZtO
夜が明けて横なる稚児の肌見れば白雪かとぞ驚かされん
詠み人知らず
56 :
陽気な名無しさん:2008/03/08(土) 13:32:00 ID:iuaMD5hX0
大した歌唱力だこと
新古今釜集収集ね
57 :
陽気な名無しさん:2008/03/08(土) 13:53:46 ID:ODT+v9XA0
蝉丸の絵の汚れっぷりに萌えるわ。
58 :
大家:2008/03/08(土) 19:39:26 ID:xYqvb3ZtO
詩ねや氏ね化け物なんだよおまえらは日本の恥だ早く詞ね史ね
日本を愛する常識人
はかなくてすぎにしかたをかぞふれば花に物思ふ春ぞ経にける 式子内親王
君が為尽くす心は水の泡消えにし後は澄み渡る空
君もまた一人かあはれ恋ひ恋ふるかなしきなかに生けるひとりか
やは肌のあつき血潮に触れも見でさびしからずや道を説く君
63 :
大家:2008/03/09(日) 12:11:37 ID:ZA5vRfp2O
野暮に雑野郎の姿していてもオネエ言葉の化け物ひとり
時の旅人
64 :
大家:2008/03/09(日) 12:17:17 ID:ZA5vRfp2O
おまえらは化け物なんだ自覚しろ女々しき言葉今すぐやめれ
詠み人知らず
鏝攀は憂しと痩さしと思へども
飛び立ちかねつ鳥にしあらねば
家にあれば笥に盛る飯も九層瞞涸
旅にしあれば椎の葉に盛る
東の野に炎の立つ見えて
反り見すれば瞞涸烏挫杉
ひさかたの天の香久山出づる日もわが方にこそ光射すらめ 崇徳院
69 :
陽気な名無しさん:2008/03/11(火) 00:14:21 ID:8QpHgglmO
骰子振つて遊べるわれや禁斷の天を轉がる遊星の人
70 :
陽気な名無しさん:2008/03/11(火) 01:08:43 ID:oeZWFzpU0
論より証拠
飛梅
72 :
陽気な名無しさん:2008/03/11(火) 23:23:40 ID:8QpHgglmO
年々にわが悲しみは深くしていよよ華やぐいのちなりけり
73 :
陽気な名無しさん:2008/03/11(火) 23:39:40 ID:cHp1+3iK0
アタシは曾丹の
「由良の戸を渡る舟人舵を絶え 行方も知らぬ恋の道かな」
がロマンチックで一番大好きなのよね。
あと式子内親王さんのお歌も好きなんだけど、恋という題で仮託して詠んだみたいなのよねぇ。
直宮さんが、こんな激しい恋を本当にしていたら凄くて感動するんだけどぉ〜
74 :
陽気な名無しさん:2008/03/12(水) 00:28:20 ID:0zxCiTeSO
>>73 歌は当時としては自由・清新だったんだけど、官位が低いのに自尊心強よ
過ぎで、異端視されてたのね。
鳴けや鳴けよもぎが杣のきりぎりす暮れゆく秋はげにぞかなしき 曾根 好忠
やだ、玉の緒よが一番好きなのに・・・
でも現実はそんなものよね・・・
玉の緒よ絶えなば絶えねなどいひて今といつたらまづお断り
さびしさはその色としもなかりけり槙立つ山の秋の夕暮 寂蓮
こころなき身にもあはれはしられけり鴫立つ沢の秋の夕暮 西行
見渡せば花ももみぢもなかりけり浦の苫屋の秋の夕暮 藤原定家
学生のとき、三夕の歌好きだったわ
78 :
陽気な名無しさん:2008/03/13(木) 12:07:10 ID:eXna/3rCO
みわたせば西も東も霞むなり君はかへらずまた春や来し
人はいさ心も知らずふるさとは花ぞむかしの香ににほひける
桜より梅の花の方が好きだわ。
五月待つ花たちばなの香をかげば昔の人の袖の香ぞする
81 :
陽気な名無しさん:2008/03/14(金) 19:43:16 ID:Uj/keTf/0
韓衣 着つつ慣れにし 妻しあれば
はるばる来ぬる 旅をしぞ思ふ
82 :
陽気な名無しさん:2008/03/14(金) 19:48:01 ID:Uj/keTf/0
恋しけば形見にせむと我が宿に
植えし藤波今咲きにけり
83 :
陽気な名無しさん:2008/03/14(金) 22:22:23 ID:xy4fFgrQO
おもかげを忘れむと思ふこころこそ別れしよりも悲しかりけり
影絶へておぼつかなさの増鏡見ずばわが身の憂さも知られじ
85 :
陽気な名無しさん:2008/03/15(土) 21:37:53 ID:uEr81ywm0
後鳥羽院さんならこっちね
見わたせは山本かすむ水無川ゆふへ秋となに思いけむ
清少納言の枕を明らかに意識していて、王者の風格があって好きなの。
86 :
陽気な名無しさん:2008/03/16(日) 23:19:29 ID:seRYglIuO
締まりたる裸形にシャワー少年の肉ひとところ重くみのれる
花びらの波くぐりゆくはなむぐり知らずや薔薇は底なしの淵
87 :
大家:2008/03/16(日) 23:25:58 ID:5BTpYgTzO
お前らは脳がイカれた気違いだその事をまず自覚しなさい
詠み人知らず
88 :
大家:2008/03/16(日) 23:30:31 ID:5BTpYgTzO
世の中で役に立たないオネエども脳も心も機能障害
詠み人知らず
89 :
陽気な名無しさん:2008/03/16(日) 23:39:08 ID:seRYglIuO
>>87 推参なり!
寒門の卑しい出でありながら、止足の分を弁えないとは。右大臣兼家や、
閑院大将公季の怒りに触れ、円融院の子の日の御遊から叩き出された曾丹
のようになりたいか。
90 :
陽気な名無しさん:2008/03/17(月) 03:08:54 ID:jaztsYvm0
こひすてふ わがなはまだき たちにけり ひとしれずこそ おもひそめしか
しのぶれど いろにでにけり わがこひは ものやおもふと ひとのとふまで
91 :
陽気な名無しさん:2008/03/18(火) 01:37:36 ID:6tRhipROO
みな人にそむきてひとりわれゆかむ
わが悲しみはひとにゆるさじ
この世にし楽しくあらば来む世には
瞞涸にだけは我はならぬ
ひさかたの雨の降る日をただ独り
山辺に居るは瞞涸よりまし
94 :
陽気な名無しさん:2008/03/19(水) 00:50:06 ID:zDSMkml1O
色見えでうつろふ物は世の中の人の心の花にぞありける 小町
95 :
陽気な名無しさん:2008/03/20(木) 01:10:15 ID:M5JZEkjHO
皇帝はその寵童と向き合ひて石と化したり古都のムーセオ
夏の陽に頬を焦がして匂ひ立つ君焼きたてのパンの如くに
96 :
陽気な名無しさん:2008/03/21(金) 22:18:59 ID:ZF4cY/KK0
あなたプロ?天才?
97 :
陽気な名無しさん:2008/03/21(金) 22:50:02 ID:rNM/zlJPO
プロって、歌人てこと?w
98 :
陽気な名無しさん:2008/03/22(土) 00:57:15 ID:IPYwA2PrO
少年は白き足裏きらめかせ消ゆ紺青の波の底へと
石膏の夏のギブスの輝きに撓められたる暗き肉の芽
99 :
陽気な名無しさん:2008/03/23(日) 01:07:45 ID:zXNckTQdO
さまざまの秘密が秘密で無くなりてひみつの園は滅びに向かう
100 :
陽気な名無しさん:2008/03/25(火) 23:15:30 ID:6WYX13ws0
うたかたの春のうららの朝ぼらけ
けたたましくもひらりかもねむ
101 :
陽気な名無しさん:2008/03/26(水) 02:23:24 ID:Xy7sEEN/0
>>4 遅レスで申し訳ないのですが
>我が御代にふる眺めせしまに
は我が身世にふる
ではないのですか?
それはまみ初めてみるものだったけどわかったの、そう、エスカルゴ掴み
103 :
陽気な名無しさん:2008/03/26(水) 22:47:44 ID:HgzoYc9R0
金目鯛皿で運ばれ手に取ると
ああら不思議な輝きがある
104 :
陽気な名無しさん:2008/03/27(木) 11:41:18 ID:X8jlQ89XO
御苑に向かう花見客がすごい
世の中にたえて桜のなかりせば春のこころはのどけからまし
花園へ御苑をよぎる桜月夜
今宵逢ふ人みな美しき
晶子気分で、今夜二丁目に出掛けるわ。
>>105 あいにくの雨だけど、楽しんでね。
さくらがり雨は降りきぬおなじくは
濡るとも花のかげに宿らむ
107 :
陽気な名無しさん:2008/03/30(日) 21:39:34 ID:bZzla/QXO
花は散りその色となくながむれば
むなしき空にはるさめぞ降る
108 :
陽気な名無しさん:2008/03/31(月) 22:47:19 ID:T3Ms2SusO
かぎりあれば吹かねど花は散るものを
こころ短き春の山風
109 :
陽気な名無しさん:2008/04/02(水) 23:54:56 ID:lbNUwWybO
かの君の言葉のなかにある刺は薔薇の刺より痛かりしかな
ほのかなる薔薇のにほひのなかに居て死を思ふより楽しきはなし
110 :
陽気な名無しさん:2008/04/02(水) 23:57:38 ID:6WH/+byG0
さくらちる木の下風はさむからて
それにしられぬ雪そふりける
来週は、そろそろ桜が散り始めるから、
このお歌のお軸を出して床にかけようかしら?
本当に美しい調べの歌で大好きなの。
111akiyo!!!
112 :
陽気な名無しさん:2008/04/03(木) 00:03:16 ID:6WH/+byG0
>さくらちる木の下風はさむからて
>それにしられぬ雪そふりける
あらイヤだ「そらに」でしたわ。
こんなミスをしてしまい、お恥ずかしい。
113 :
陽気な名無しさん:2008/04/03(木) 00:08:41 ID:YVPdVq5nO
花吹雪ふりしきる彼方光満ち風のまえ人すみやかに老ゆ
114 :
陽気な名無しさん:2008/04/06(日) 20:49:47 ID:xbJjyPVRO
散る花を惜しむこころやとどまりて
また来む春のたねになるべき 西行
願はくば花の下にて春死なむ
その如月の望月の頃
見事に、桜と共に生きたわね。
116 :
陽気な名無しさん:2008/04/11(金) 19:41:56 ID:6/bfNShvO
かりそめに手折らむ花の枝も見で月の隠るるまでを待つとは
?
118 :
陽気な名無しさん:2008/04/23(水) 23:00:22 ID:DSIHuFJt0
オカマの尾カマトリの尾のしだり尾の
長々し夜を今日も独り寝
119 :
陽気な名無しさん:2008/04/25(金) 05:40:20 ID:0yjRacVoO
短かりし一夜なりしか長かりし
一夜なりしかまず君よ言へ
上州は桑原十里桑の實を食うべて口を朱に染めばや 逸名氏
蝉丸LOVE。
122 :
陽気な名無しさん:2008/04/26(土) 07:13:04 ID:6fjSyG1aO
めぐりあひやがてただちに別れけり雨ふる四月末の九日
123 :
陽気な名無しさん:2008/04/27(日) 01:46:42 ID:2BwvgoiRO
わが孤独に根を置きぬればこの薔薇の
褪する日永久にあらじとぞ思ふ
124 :
陽気な名無しさん:2008/04/27(日) 02:50:22 ID:FAQ9dB6O0
ひさかたのひかりのどけきはるのひにしずこころなくはなのちるらん。
大学落ちた時泣きました。
125 :
陽気な名無しさん:2008/04/28(月) 01:16:21 ID:X4dyrWMdO
山を見き君よ添い寝の夢のうちに寂しかりけり見も知らぬ山
126 :
陽気な名無しさん:2008/04/30(水) 01:09:35 ID:M+1KpRvdO
今日見ればひとがするゆえわれもせし
おかしくもなき恋なりしかな
127 :
陽気な名無しさん:2008/04/30(水) 06:37:08 ID:4HwrS8BdO
たまのおよ絶えなば絶えね ながらへば 忍ぶることの 弱りもぞする
が好きー
128 :
陽気な名無しさん:2008/05/01(木) 02:27:02 ID:puIW5fMeO
若き日をささげ尽くして嘆きしはこのありなしの恋なりしかな
夏ゲット!ジット!持統天皇
春過ぎて夏来るらし白妙の
衣干したり天の香具山
萬葉集バージョンでスマンニョウ
130 :
陽気な名無しさん:2008/05/02(金) 02:09:17 ID:ra2ft+BnO
わがカヌー淋しからずや幾たびも他人の夢を川ぎしとして
空の青みずの青にも染まずただよう
糞ワロタwwwwwwww
133 :
陽気な名無しさん:
ゆく春の軒端に見ゆる夕空の青のにごりに風のうごけり