【本スレ】ゲイが語るオペラ&バレエACT28【'02〜】

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425陽気な名無しさん
>>424
ワー、姐さんいつもいつもすまないわ。どうもありがとう。
来シーズン(今年の9月)、アムスでも「影のない女」の新演出をするのよ。
(前回のハリー・クプファー演出でもう10年以上も前のやつもすごかったわ。)

ウエストブルックのジークリンデもかなりいいわね。
声にとっても余裕があるから、演技に自然さとはばが出てくるわね。確かに演出、月並み。
皇后の役で、人間離れした透明さを歌と演技のなかにだしてくれる事を期待するけど、
ただ、私としてはバラクの妻の役のほうが彼女本来のキャラにあっているような気がするんだけど。

ブーレーズのワルキューレ1幕は、見るたびに私を20代の私にひき戻してくれるわ。
シークリンデに嫉妬よ! 打ち上げ花火のような恋に萌え愛に華散っていくのよね。

ヴォイトのダイエットすごいわね。美しいじゃない!
でもこの第2幕幕切れの布で大洪水を表す手法は昔ミュンヘンでみた猿之助演出の焼き増しよ。
これみると、パリではこの大洪水をどう処理するのか楽しみ。
前述のクプファーの演出では、奈落から燃える壁がゴゴーッと出てきてバラクとその妻を引き裂くのよ。
ここの演出と火の玉が転げ落ちるような演奏で、いつも大熱狂の拍手だった。
ドイツのエッセン大洪水のもけっこうはじめて見ると度肝を抜くかも。
オーケストラピットと客席の間に壁が競り出てきて劇場の天井までどんどんとのびて
舞台を完全に隠してしまうの。

歌う女優で一番大事な人を忘れてたわ。ワルトラウト・マイヤーよ。
ではよい週末を。私はパリ行きのせいで、休日出勤よ。