松任谷由実はどうして中島みゆきに負けたのか 2nd

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432陽気な名無しさん
私は中島みゆきさんの歌声に感応してすぐ泣いてしまいますよ。
私にとって、夢も哀しみも欲望も歌い流してくれる歌姫はみゆきさんしかいませんから。
今は「いまのきもち」の歌い方は心に沁みてぐ〜っときます。
前の歌い方と全く違うから、同じ曲なのに聴いてる自分の感じ方も全く違う…。
すご〜いなぁ…みゆきさんの歌声の力は世界一、と思います。
さらに同じ歌なのに「いまのきもち」と「中島みゆきライヴ!」では歌い方が違うし。
特に「中島みゆきライヴ!」の「この空を飛べたら」は何回も涙ぐんでしまう。
DVDは何回も繰り返し見てしまうし、
CDは何回もリピートしてしまうからなかなか先に進めないのが困るけど。

みゆきさんは、報われない恋、成就しない恋、
せつない恋の歌をたくさん歌われてますけど、
なかでも「夜を往け」あたりは究極ですから、
女の情念や激しい恋心に、人はどうしても心惹かれてしまうものだけど、
芸能の世界でも尽きないテーマなのに、それを美しく表現するのは一番難しいと思います。
その究極の恋心を、綺麗な言葉とハンパじゃない歌い方で美しく表現できる、
それが出来るのが、もう、みゆきさんしかいない、見事!由実なんか話にならん、という
感じですね。

みゆきさんが若い人にあててメッセージを送ってくれたアルバムなら
「臨月」「予感」「はじめまして」あたりがお勧めかも!
っていうか全作品がお勧めです。

みゆきさんの歌のメッセージは、今は分からなくても、
いつかそんな心境になったときに、歌詞や歌声がふっと思い浮かんできたりして、
寄り添って一緒に泣いてくれる、
そして心が洗われたり、安らいだりして、元気になれる。
中島みゆきさんは、まさにわれわれ地球人の一生モンの宝物です。