うっふん娘(ノ~ё~)ノ 寄っといで 5匹目  

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724陽気な名無しさん
http://homepage3.nifty.com/umelaw/meiyo.html

刑事上の問題について
名誉毀損罪(刑法230条)
公然と事実を摘示し、人の名誉を毀損した者は
その事実の有無にかかわらず、3年以下の懲役若しくは
禁錮又は50万円以下の罰金に処する。
条文上、名誉毀損罪が成立するためには
次の要件を満たす必要があります。


「公然」
不特定または多数人の認識しうる状態をいいます。
数名でも「多数」に当たる場合があります。ホームページの場合
多数の者の閲覧が可能ですから、「公然」に当たります。

また、メールの場合であっても、数名の者に送信すれば
「公然」に当たります。
「事実を摘示」
具体的に人の社会的評価を低下させるに足りる事実を告げることをいいます。
ここにいう事実は、抽象的事実では足りず、具体的事実でなければなりません。
価値判断や評価だけでは具体的事実とはいえません。

たとえば、ホームページ上で、ある人物を「あほ」「ばか」「税金泥棒」と
しただけでは、抽象的事実にとどまり、具体的事実ではありませんので
この要件を充たしません。ただし侮辱罪の成立する可能性があります。
具体的事実か抽象的事実かの判断は、微妙な場合があります

名誉毀損で逮捕された場合でも、侮辱罪で処理された事例がありました。
人の名誉を毀損 事実を摘示して人の社会的評価を害する危険性を
生じさせることをいい、現実に社会的評価が害されたことを要しません。