ハッテン場で見かけた「バケモノ」U

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428指圧の心は・・・ @
其のお方は、悪夢のように甘美で毒々しいバケモノさんであらしゃいました。

16の頃2年程付き合っていた3才年上の男とやけぼっくいに火が付いて、新宿へ繰り出しましてございます。
末広亭傍の<カバリエ>でホモ雑誌やラブオイル、ハリガタなどをしこたま買い込み。
久しぶりにおセックスをするべぇと意気揚々スカイジムへ乗り込んだとお思い下さい。
当時スカイジムはオープンから3年余り、競合店舗も他に無く客筋良好。
後にバケモノ屋敷に零落する面影など微塵も感じさせない、当に黄金期を謳歌遊ばしてございました。

429指圧の心は・・・ A:2009/05/05(火) 20:56:34 ID:SVZW77ap0
スカイジムの個室にはAとBがありんす。主に予算の理由から<個室B>を選んだアタクシどもは
驚愕の事実を知る事になりましてございます。
Aは2畳程の完全個室。そしてBは入り口ひとつで中は間仕切りで各々1畳程の寝間に仕切られた相部屋でごんす。
思いがけない個室Bの有様に面くらいながらも、隣が居ないのを良いことに早速コトに及ぶ遣りたい盛りのはしたなさ。
年増のタカシのケツをラブオイルでグチョグチョ濡らし、ハリガタや生サオでさんざ突いたり挿したり・・・
ケツに夢中なタカシはチュンチュン雀のようにただ泣き喚くだけで、
間仕切りの向うの気配になどまるで歯牙にも掛けない模様でごんす。
430指圧の心は・・・ B:2009/05/05(火) 20:59:05 ID:SVZW77ap0
媾合い疲れて眠り扱けた夜半過ぎ。アタクシは妙な気配と感触に目を覚ましましてございます。どうやらタカシがアタクシのマラをしゃぶっているようでごんす。
薄い布団の中をモゾモゾ動くエロ河童のタカシ。!ん、暫らく別れている間に随分おしゃぶりが上手くなったと感心するアタクシ。しかし上手すぎる。
何か変だと思いつつも絶妙なおしゃぶりに気を遣るアタクシ。
放った精を吸い尽くし尚もマラに吸い付く色魔の執念。咥え込まれたまま更に二度気を遣る若い盛りのわっちでありんす。
気を遣り冷静になると、微かに漂う妙な臭いが気になって来た。
異臭の源を探り辺りを見回しはたと目に止まったモノは、枕元に鎮座ましました<金張りの総入歯>でごんす。
驚きの余り股間に蠢く物の怪に蹴りを入れ、「姿を見せろ!」と、布団を捲り上げましてございます。
431指圧の心は・・・ C:2009/05/05(火) 21:01:20 ID:SVZW77ap0
すると、むっくり布団の中から干乾びた<入道殿>が現れた。おや?何処かで見たような。・・・
そうだ!「指圧の心は母心、押せば命の泉湧く」で有名な浪越徳治郎に似ておじゃる。
皮肉の心算か、可笑しそうに徳治郎はニヤニヤ哂い、「此方の相方は隣の大部屋で盛っておじゃる。ヤレ、あさましい程の荒淫振りじゃ・・。
ココはおっちゃんの歯茎のお尺で、もっと気持ち良くしてやる」などと、言いたい放題。
あまりに身勝手な言い草に、慈母観音の如く温厚なアタクシも少々キレ気味でございます。
432指圧の心は・・・ D:2009/05/05(火) 21:04:25 ID:SVZW77ap0
<まだ撚りを戻して間もないと言うのにもう男漁りか。色魔のタカシめ!どうしてくれよう・・・>
口惜しさに怒りの矛先が夜這いオヤジからタカシに向き憤怒の形相で仁王立ち。
その迫力に気圧されたか、徳治郎。モトイ、夜這いオヤジは戯言を口走りましてございます。
「其の怒りをおっちゃんのボボ(女陰)に吐き出したらいいがな・・」と、小ぶりなマラをヒョイと持ち上げタマの下に開いた窪みを誇示する夜這いオヤジ。
薄明かりのなか窪みをシゲシゲ眺めるアタクシ。
・・・見覚えがあ有るような無いような。実に浅ましい形をした窪み。モトイ、おマンPであらしゃいます。
「おっちゃん。今、ボボ(女陰)と言わなかったか?」
「応。コレは間違いなくおマンPでおます。ワシは男の体と女の体、其の二つを持っているんじゃ・・」
433指圧の心は・・・ E:2009/05/05(火) 21:07:13 ID:SVZW77ap0
両性有具、二業平。雌雄同体。阿修羅男爵。半陰陽者の存在は知識としては知っていても、実際目の当たりにすると得体の知れない恐怖が募り。
オケケに用の無い女陰を見せ付けられるに及んで吐き気すら覚えましてございます。
夜這いオヤジの昔語りは続く。
徴兵検査、M検もコノ身体では合格するはずも無く、縁って兵隊に行く事も無く見世物小屋で全国各地、朝鮮、満州、台湾まで
ドサ周りの傍らモノ好きなスケベエ相手にチョンの間で身体を売ってきたとか。
「・・一番お座敷が掛かったのが<蛇女さん>姐さん。二番手が<お福さん>姐さんで、ワシは3番やったかなぁ。<たこ女さん>姐さんと<ろくろ首さん>姐さんは器量が悪くて年も喰ってたからさっぱりでしたワ」
「これでも化粧をすれば、当時人気の李香蘭に似ていると持ち上げられて、下手な公娼(慰安女)よりたんと兵隊さんに可愛がって頂いて、御国の為に随分ご奉公さしてもらいましたんよ」
434指圧の心は・・・ F:2009/05/05(火) 21:09:00 ID:SVZW77ap0
昔語りをする夜這いのおっちゃんを見てふと妙案が浮かんだアタクシは、
大部屋の片隅で若造と盛っていた阿婆擦れタカシの耳を引き、個室Bに連れ戻しましてございます。
楽しく盛っているところを、拉致られ連れ戻されたタカシは恐怖に錯乱。
歯を剥き、手足をバタつかせて自狂って遊ばします。
「・・狂犬か・・・」夜這いのおっちゃんひと言。
<アータも或る意味狂犬よ>と、心の中で毒づきながら、
顔を張り鳩尾を2、3発突いてタカシを静かにさせるアタクシ。
435指圧の心は・・・ G:2009/05/05(火) 21:10:49 ID:SVZW77ap0
観念しても尚、歯を剥くタカシの腹に坐り、夜這いのおっちゃんを手招きするアタクシ。
「手筈通り、この野郎に<観音さま>をお開帳してやってくだせぇ」訳が判らずあんぐりするタカシの眼前に、
嬉々として己の女陰を晒す夜這いのおっちゃん。
鼻を抓んで口を開けさせ、女陰で口を塞がせ強制クンニをさせるアタクシは、
「思い知ったか。コレが、キサマの男癖の悪さにさんざ泣かされ続けた恨み節。うわなり討ちでありんす」と、啖呵を切る。
436指圧の心は・・・ H:2009/05/05(火) 21:13:08 ID:SVZW77ap0
涙目のタカシは僅かに聞き取れる小さな声で「マンコ臭い!」と叫び、失禁。
白目を剥いて失神されましてございます。
「この淫売はおっちゃんにあげますよって、サオで突くなりおボボを舐めさせ小便を飲ませるなり、好きに使ってくんなまし」
そう言いおいて間仕切りの向こう側で、地獄の責め苦に悶え苦しむタカシの有様を聞き耳を立て伺いましてございます。
437指圧の心は・・・ I:2009/05/05(火) 21:16:56 ID:SVZW77ap0
長年の溜飲が下がり、晴れやかな心持で「指圧の心は母心。押せば命の泉湧く」と、
心の中で唱えましてございます。

それから阿婆擦れタカシがどうなったのか・・?
アタクシ、全く存じ上げません。