264 :
古狸古狸V @:
<自称ノンケタカシ>からの怒涛のメール攻撃が始まって早 10日、無視していれば其のうち諦めるとタカを括っていたものの一向に収まる気配は無く、
この日も朝から着信件数は軽く100件を超えていた。
しかも内容は全て同じ「アナル突いて欲しいです! 」の1行のみ。このオンナに一体何があったのか?
ホモバー「ジロー」。
「確かに尋常じゃないわね、このオンナ。何かヘンな薬やってんのと違う」
鼻から煙草の煙を噴出しながらママのジロ子が吠えた。
「そう言えば春琴さん、以前、生け捕ったホモ狩り小僧に据えたお灸が効きすぎておかしくなった事があったわね・・・
察するにこの自称ノンケももその口じゃありません?」
確かにそんな事があった。友達の<女郎蜘蛛>の姐さんが、襲い掛かって来たホモ狩り小僧の一人を生け捕って、
その小僧をハッテン映画館に放置して嬲者にした事があったような無かったような・・元々素質があったのか、すっかり男無しには夜も日も明けない身体になった小僧さん。
「小花」の源氏名で女郎のお職を張るまで成長なさったまでは良かったが、お商売の遣り過ぎで脳まで毒が回ったらしいおす。
昼は土方、夜は夜鷹の小花ちゃん。今じゃ夢の島ではちょっとした有名人だとか。
265 :
古狸古狸V A:2008/05/30(金) 21:51:26 ID:jfHkHJmW0
きっと念願叶って男の味を知った<自称ノンケ>は、調子に乗ってコトの最中の感度が増すと合法違法のお薬に手を出した挙句オツムのネジが緩んだかのかも・・・
「確かにジロ子の言うとおりかもしれないわ。この2年の間に何が有ったのか、薬か、単に男に狂っただけか。確かめたい気持ちが湧いてきた」とは、心の声。
「ただね・・」アタクシの好奇心を察したジロ子は嗜めるように言った。「この場合相手がどの程度おかしいのか皆目見当付かないから始末が悪い。
ここは毒(ストーカー)は毒(ストーカー)を以って制するよ」
頷くアッシに艶然と哂い、「アタシの仇名は知っているわよね」と、謎を掛ける。
「ええ、スッポンのジロ子だったわね」本人は知らないが、陰では「マムシ」
「口裂けオカマ」」「変態宇宙人」とも言われている。
「その通り、アタシは一度咥え込んだ男は絶対手放さないの。それがどんなに性質の悪い奴でも。あーた、馬鹿と挟みは使いよう。
こう言う時に使える男もちゃんとストックしてあるのよ」自信満々ジロ子は語る。
アタクシにはこのオンナの方が余程不気味に思えるが、これも乗りかかった舟、何より面白そうだから話に乗ることにした。
266 :
古狸古狸V B:2008/05/30(金) 21:53:39 ID:jfHkHJmW0
<ネットお化けのカズ>掲示版で呼び掛けると必ずレスを返してくる。縦横無尽にサイトを移動して何処にでも出て来る事からこの二つ名が付いたらしい。
「またお化けからレスが来たわ。あのオンナもう50歳過ぎてるらしいけど、アドレス見るとそれもありって思えるわ。だってmagumataisi@(マグマ大使)だもん」
呆れ顔のマーに女郎蜘蛛の姐さん一言。「会った事も無い人をそう悪く言うモノじゃないと、さ」 流石、腕っ節の強いお方は人間ができていると感心するアタクシ。
この夜はジロ子ママがタカシ退治の隠し玉、件のストーカーの顔見せをすると言うので、フテ公達が寄り集まって閻魔の宴、
時や遅しと<ストーカーx>の登場を待ち構えて居りまして御座います。
頃合い、着信を告げるメロディが軽やかに鳴り響いて参ります。
「下着女装始めました。いやらしい汁を俺の体にかけて下さい 」
タカシだ、ますますヒートアップしてるじゃない。
<下着女装始めました>ってあーた、ラーメン屋の<冷やし中華始めました>の張り紙と発想は同じだわさ・・・凍てつく一同。
267 :
古狸古狸V C:2008/05/30(金) 21:56:37 ID:jfHkHJmW0
「姫、ようお越し」引き吊りながら出迎えるジロ子ママ。
テクノカットに鼈甲メガネ、笑福亭鶴瓶を無理やり痩せさせたような姫こと<ストーカーx>は、「アタイは誰専だから顔も体型も年齢も気にしないけど・・・」
のっけから確信に迫る。そこまで言って何をいまさら、もじもじ頬を赤らめぽつりぽつり、「その自称ノンケ、チンコはデカいのかえ?アタイはデカいチンコが大の好物どす」
なんだ!興味有るのはチンコだけかい。でも、このオンナならタカシが再起不能になるまでカマシテくれるかも。そんな確信が過る。
実際タカシのチンコは短小で、並みのサイズにも程遠い。「嘘も方便」、有り難いお釈迦様の御言葉に倣い 、釣瓶モドキの<姫さん>をその気にさせるため、
アタクシは有りっ丈のマンカラを語りまして御座います。
「そりゃあ見事な巨根どっせ。お尺するのに顎が何度外れそうになったか・・大きい上にカチカチ硬くて熱くて熱くて、まるで灼熱の金棒どす」アタクシ、話すうち語るうち段々興が乗って参りました。
「見た目は野暮な山出しだけど、チンコのデカさは黒人並み。あないに巨大なチンコで犯されたら、肛門さんは破れてしまうよし。アナ、怖ろしや!」話を聞くうちに、姫さんの目がキラキラ輝きを増しておじゃります。
ガラスの仮面かキャンディキャンディ、少女漫画のヒロインと化す<誰専チンコ狂いの姫さん>でごんす。
口車に乗ってすっかり乗り気の<姫さん>。「じゃあ、その自称ノンケとアポが取れたらアタイの携帯にメールしてちょうせ」と、アドレスメモして渡してくれたと思いねえ。
渡されたメモにはくっきり「 magumataisi(マグマ大使)@××co.jp 」のアドレスが見て取れる!世間は狭い、ましてオケケの世界はもっと狭いと、思い知った夜の出来事で御座います。
早い話、<ストーカーx=ネットお化けのカズ>と言う事らしい・・
268 :
古狸古狸V D:2008/05/30(金) 21:59:33 ID:jfHkHJmW0
「鬢のほつれは枕の咎よ それを彼方に疑られ♪」
件の<自称ノンケ>を姫さんに託してから、ぱったりメール攻撃も止み、気分が軽くなったアタクシは自然と鼻歌が突いて出て御座います。
タカシは穴に突っ込んでくれれば来る物拒まぬ出来た<喰わせノンケ>さん。方や姫さんもチンコが付いてりゃ誰でもOKの誰専オババ。割れ鍋に綴じ蓋、牡丹と薔薇、そんな似合いのふたりを引き合わせてから、
お床入りするまで小一時間の早業でごんす。
巨根を想像していた姫さんは、お開帳されたナニを見て大分失望遊ばされました。
けれど、今更騙されたからと味見もしないで返したら、アノ口煩いオンナ達が何を言いふらすか分からない。それが怖ろしいと、取りあえず<自称?ノンケ>のケツだけは試してみようと思い直したそうであらしゃいます。
ポークビッツ並みのちっこいチンコを見ていると己の馬鹿さ加減が切なくなり、オイルも塗らず行き成り穴にズブリと指を1本差し込んだ姫さんは、余りの緩さに2本、3本、4本と差し込む指の本数を増やして行ったとか。
「チンコがちっこい分ケツの穴はガバガバで、指4本軽く飲み込みましたえ。一体どれだけ男を咥え込んだらあないに緩い肛門さんになるのやら・・・空恐ろしいおす・・」とは、姫さんの弁。
御自分のチンコが起つまでと、指で穴をかき回していた姫さんにタカシひと言、「指はもう良いから本物をぶち込んでくれんかのう」
口調は男そのものなのに、襞も形も醜く崩れ、ドス黒く色素が沈着した肛門さんを痙攣させながらチンコを催促するタカシの浅ましい迫力に、さしもの手練、姫さんも些か気押されましたとか。
それでもようよう必死の思いでチンコを挿入し惰性で腰を振っていると、無礼にも姫さんのイチモツに不満を述べたそうであらしゃいます。
269 :
古狸古狸V E:2008/05/30(金) 22:02:20 ID:jfHkHJmW0
オバやんのチンコ、硬さも大きさもイマイチじゃ。モノ足りねーな・・・」
誰が<オバやん>じゃと?おどれの祖チンを棚に上げ、どの口が言うか?!口惜しや!
その時、姫さんの中で何かが弾けまして御座います。やおら潤滑オイルを拳に塗りたくり阿修羅の如く肛門に捻じ込む姫さん。
怒りのたけを拳に込め、使いすぎて変色した雄マンコにギリギリ一寸刻みにめり込ませる。竹鋸で首挽くように一条の憐憫も無くタカシの身体を割って行く。
拷問に等しい姫さんのFF責め。予想を遥かに超えた激痛に、タカシは泣叫び、もがき苦しみ、悶絶なさいましたよし。
怒りと興奮が無い混ぜの姫さん、貫通した拳をチンコ替わりに潤滑運動。序に直腸内でグー、チョキ、パーの大サービスもして差し上げましたとか・・・
そして何度目かのグー、チョキ、パーでタカシは野犬の如く咆哮し、泡を吹き、失禁した挙句トコロテンで精を放ち、白目を剥いて昏倒されたそうであらしゃいます。
図らずもFFウケを経験したガバマン・タカシ。失禁し、拳貫通で射精して、白目を剥いて昏倒するとは実に浅ましい・・けれど、それほど快感だったので御座いましょう。
以来すっかり姫さんの拳がお気に召したようで、連日のメール攻撃に行動監視と、ストーカーの本領を発揮しているそうで御座います。
現場報告を漏らさず聞いて軽く疲労を覚えるアタクシ。タカシと言う奴は情の通わない男だと思っていたが、今更ながらそれは全てコイツの人間性にあるだろう。ナンとかに付ける薬が無いのと同じ、なまじ関らない事が最善と悟りまして御座います。
270 :
古狸古狸V F:2008/05/30(金) 22:04:39 ID:jfHkHJmW0
「アタイの田舎じゃ<大人しい奴ほど屁が臭い>と言いますよし。あの野郎は特別臭い屁をコいてくれましたえ。
あれは<自称ノンケ>なんて上品なものやおへん。只の穴狂いどす」と、辛辣な姫さん。
そんな姫さんを横目にジロ子ママ、「アータもこれで、ストーカーされる側がどんだけしんどいか良く分かりましたやろ。
それにしてもその<自称ノンケさん>は大した役者やわ!アメリカじゃヘッドナンたら言うて、お手手の替わりに頭を肛門さんに出し入れするプレイが御ありだとか。
その<自称ノンケ>さんなら、何れそれも出来るのとちゃいますか」
!ジロ子ママ、若しかして以前ストーカーされた<姫さん>に意趣返しする為に、是幸いと狂言回しの役所を自ら演じておいででしたか・・・?
地獄のような快楽に、極楽のようにもがき苦しむ、古狸同志の化かし合い・・・冷ややかに<姫さん>を見据えるジロ子ママ、ただ項垂れる<姫さん>。
そして、狂言回しと操り人形を見比べるアタクシ。
・・所詮この世界は古狸、古狸、古狸で古狸ばかり・・
せいぜい化かされないよう用心して掛かりまひょ。