819 :
禁断の名無しさん:
難破船
たかが歌なんて忘れればいい
いっそ辞めてしまったら目の前に違う仕事が見えてくるかもしれないと
そんな強がりを言ってみせるのは 歌手をしたいため
寂しすぎて壊れそうなの 私は歌謡界の難破船
30代の女だけど 幸せになりたいの
海の底へ沈んだなら しあわせな生活したい・・・。
他の誰かを愛したのなら追いかけてはゆけない
惨めな恋 続けるより 別れの苦しさ選ぶわ
そんな一言に振り向きもせず別れたあの朝には この寂しさ知りもしない
私は愛の難破船
愚かだよと笑われても あなたを追いかけ抱きしめたい
つむじ風に身を任せてあなたを海に沈めたい
あなたに会えないこの街を 今夜独り歩いた
誰も彼も知らん振りで無口なまま通り過ぎる
たかが恋人を失くしただけで何もかもが消えたわ
独りぼっち 誰もいない
私は愛の難破船