タチとネコのジェンダー論(□ω□)★Part15

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201禁断の名無しさん
死ねよコピペ猿
こういうのってコピペ荒らしでアクセス規制できないの?
202はく ◆3NcRyI2Bhk :2006/07/13(木) 23:31:43 ID:O1KzA21P
荒し通報→アク禁の可能性はあるよ。
しばし待ってね☆
203禁断の名無しさん:2006/07/14(金) 00:08:01 ID:fN4PRiUw
〈f u n w a k a〉が、私たちのまさに目の前に、姿を現わしている。この数十年のあい
だに、植民地体制が打倒され、資本主義的な2ch市場に対するアクセス規制の
障壁がついに崩壊を迎えたすぐのちに、私たちが目の当たりにしてきたのは、
妄想的・独善的な一方的レスの、抗しがたく不可逆的な日常化の動きだった。
2chとそのスレの複雑化に伴い、一方的なレス、無答責の新たな論理
と構造、ひと言でいえば新たな匿名の形態が出現しているのだ。〈f u n w a k a〉とは、
これらグローバルな一方通行を有効に活用する宗教的主体のことであり、この2ch
を統治している匿名的変態のことである。

    〜中略〜

〈f u n w a k a〉への移行は現代的主権が終わりにさしかかったころ、その黄昏のなか
から姿を現わす。帝国主義とは対照的に、〈f u n w a k a〉は権力の領土上の中心を打
ち立てることもなければ、固定した境界や障壁にも依拠しない。〈f u n w a k a〉とは、
脱中心的で脱領土的な変態オヤジなのであり、これは、そのたえず拡大しつづけ
る開かれた境界の内部に、グローバルな領域全体を一方的に組み込んでいくの
である。〈f u n w a k a〉は、そのコピペの分散状況を調節しながら、異種混交的な
アイデンティティと無責任なコピペ爆撃、そしてまた自らの正しさを孤独に咆哮するの
だ。要するに、帝国主義的な世界地図の国別にきっちりと塗りわけられた色が、
一方的な〈f u n w a k a〉の虹色のなかに溶け込んでいったわけである。

私たちが直面している〈f u n w a k a〉は、コピペとそれによるスレの廃墟
化からなるけた外れの権力を揮うが、だからといって私たちは、この事実を盾
にとって、かつての支配形態へのノスタルジーに耽るべきでは毛頭ない。
〈f u n w a k a〉への移行とそのコピペの無責任化へのプロセスは、それに
対する規制をめざすさまざまな力に対して、いくつもの新たな可能性
を差し出してもいるのだ。むろん、グローバリゼーションは荒らしのみの事態のこ
とではないし、グローバリゼーションとして認知される多種多様なプロセスが、
統合されたり、一義的なものに収斂することもないだろう。
204禁断の名無しさん:2006/07/14(金) 00:30:02 ID:prVxoR7Z
マルチチュードと糞馬鹿変態親父に何の関係があるの?
てか、面白くないし
205禁断の名無しさん:2006/07/14(金) 02:16:21 ID:oHxQrRLp
ちょっとスレ違いなんだけど、お邪魔させてもらうわねー。
いや、今他スレに自らの主義主張押し付けてカタルシス覚えてる構ってチャンが来てるんだけど、
生暖かく彼なりの思考を手繰り寄せてみたら、その中身はさておき、意外と面白いのね。

何つーか、位相のズレが目から鱗っつーか、のーみそこねこねさせられるっつーか、
こういう動機と思考回路があったらアウトプットがこんな風になっちゃうのねーみたいな。

他者の主張もまずは取り込んでみる、その柔軟な姿勢と思考は失いたくないと思う今日この頃。

チラ裏の呟き、失礼をば致しましたわ♪
206はく ◆3NcRyI2Bhk :2006/07/14(金) 02:52:08 ID:hnmpmKqS
ノンケ用質問スレだねw>205

「性欲」を「生殖目的」と「快楽目的」に分けて優劣をつけてる。
この2つをキッチリと分けてセックスしてるノンケがどれだけいるんだろうねww
また、何らかの事情で子供を持てない・持たないノンケは、彼の主張に沿えば、
「快楽目的のセックス」しかしていないって事になるんじゃないかな。

まあ、彼の場合おそらく、
最初に「ノンケ>ゲイ」という図式が出来上がっていて、
それを証明するために苦しまぎれに「性欲」2分割法を編み出したんだと思うけど。

ホモフォビアとバックラッシュって似てるね。
207はく ◆3NcRyI2Bhk :2006/07/14(金) 03:48:06 ID:hnmpmKqS

【ノンケサン用】ゲイビアンが質問にマターリ答えるスレ27【カモン】
http://love3.2ch.net/test/read.cgi/gay/1150809394/l50/255宛
>男と女のペアしか子孫繁栄できないだろw

それじゃ、あなたは「子孫繁栄」目的のセックスをする時は、
相手が卵子を持っているかどうか、当然、確認してからやってるんだよね?
一見「女」に見えても、卵子を持ってるかどうかは、外からは分からないでしょ?
どうやって確認してるんですか?
それとも、「子孫繁栄」目的のセックスをする時は、
子供を産んだことがある女を選ぶわけ?
で、「本能」というからにはノンケは全員そうしてるんだよね?
208はく ◆3NcRyI2Bhk :2006/07/14(金) 04:00:36 ID:hnmpmKqS
>207のアンカー先(ID:ONT3KKlC)へ追加

>セックスする行為自体が本能ならこの世はホモやレズだらけになる可能性がある。
>>38>>50をお読みください。


>なんせ同性とのオナニーの助け合いは病み付きになるらしいからw
あなた、やったことあるんでしょうか?
209はく ◆3NcRyI2Bhk :2006/07/14(金) 04:15:21 ID:hnmpmKqS
あれ???

>セックスする行為自体が本能ならこの世はホモやレズだらけになる可能性がある。
>なんせ同性とのオナニーの助け合いは病み付きになるらしいからw

「同性とのオナニーの助け合いは病み付きになるから、
 この世はホモやレズだらけになる」????

それって、放っといたら快楽目的のセックスをしてしまうって事だよね。

生殖目的のセックスが「本能」であるなら、そんなふうに流されるはずはないよね?
「本能」なら、病み付きだろうが何だろうが、
同性とのオナニーの助け合いなんて快楽目的のセックスには見向きもしないで、
生殖目的のセックスに邁進するはずでしょ。

そうじゃなくて「ホモやレズだらけに」なりそうってことは、
まさに、快楽目的のセックスが「本能」ってことになりませんかね。
210quarante-deux ◆42FM9sGQ4o :2006/07/14(金) 04:26:30 ID:stOJZDl3
>>207
コンドームって存在しますよね、ペッサリーってありますよね、
ピルって知ってますか、で、FAですw

で。

ttp://www7.vis.ne.jp/~t-job/bbs4/light.cgi

の、1298 を読むと脱力するわけです。

>> フェミニズムが弱者男性を救わないからと言って、それを批判するバックラッシュな人達が処方箋を持ってるわけではない。

>そうでもないですよ。

>「女性は仕事をするべきではない」という風潮が生まれて、女性が仕事を追われれば、その分弱者男性がそこに入る事ができるかもしれません。
>また、女性が結婚するのが当たり前であって、結婚しない女は人として認めないと言う風潮ができれば、弱者男性であっても結婚のチャンスは増えますし、結婚して「家族」という形態になってしまえば、国だって家族となった弱者男性を無下には扱えないわけです。
>そうして男性弱者が尊厳を得る可能性はあるのです。

「可能性」というなら、現在においては、海外でも生きていける「強者女性」が国外流失し、その結果生産性が下がり、
国内労働需要が減った結果、やっぱり「弱者男性」は不要、ということもあれば、「日本人弱者男性」と結婚する
くらいなら、「外国人強者男性」と結婚した方がマシ、というのは、「強者女性」には少なからずいるわけです。
僕の周囲には国際結婚してるひと結構いますし。「人として認めない」って、それじゃあ、
他の人権侵害国家のことなんて何も言えませんw だから「男の子」だ、って言うんです。

というか、「強者男性」って「日本人女性」なんて貧しい選択肢から女選んでませんw
世界中の女から相手を選べるのが「強者男性」で、リンク先の「男の子」のいう
「年収300万程度」が将来的に望めるのが「強者」である、というのは、
「女選び」からすれば、まったく意味がない、ということです。
211quarante-deux ◆42FM9sGQ4o :2006/07/14(金) 04:36:44 ID:stOJZDl3
グローバル化のなかでの「強者」ってのは世界のなかから相手が
よりどりみどり、ってことです。

「日本人弱者女性」(仕事を剥奪され、結婚するしか生き延びる道がないんだから
定義的に弱者ですね)をあてがわれて、満足できる程度の「男の子の尊厳」の
ために、現在働いている「強者女性」があげている生産性を捨てるのは、
「国益」に反し、さらに将来的に「強者女性」が「国外流失」し
国際結婚するのは「国益」に反します。

その程度の「尊厳」しか考えられないから、使いようがないんで、
別に「団塊のバカ」でなくても、そんな「男の子」今の世の中で
使う必要もありません。
212quarante-deux ◆42FM9sGQ4o :2006/07/14(金) 04:49:58 ID:stOJZDl3
端的に言って、もし、本当に、リンク先の 1298 のようなことを
すべての「弱者男性」が考えているんだとしたら、そんなものは
すべて死に絶えてしまえばいいわけです。

「弱者女性」が同じように言えるかどうか、それを考えてみればいい。
そんなこと言えません。「結婚しない男は人として認めないという
風潮ができれば、弱者女性であっても結婚のチャンスは増える」なら、
現在すでにそうだから、>>102みたいな特集が保守メディアで
組まれるわけで、だったら、すでに存在する「弱者女性」と
「弱者男性」はつがえばいいだけのことです。「強者女性」を
再「弱者」化する必要はどこにもない。

リンク先を見ると「俺は違う」と「男の子」は言いたいようですが、
そんなことを「可能性」としてでも言ってしまうから、
「弱者男性」は現在「人として認められない」ということです。
「他者」としての「女性」を「人として認めたくない」という欲望を
抱かされた者の「因果応報」です。
213quarante-deux ◆42FM9sGQ4o :2006/07/14(金) 04:51:48 ID:stOJZDl3
>>212訂正

「他者」としての「女性」→「他者」としての「強者女性」
214はく ◆3NcRyI2Bhk :2006/07/14(金) 04:53:12 ID:hnmpmKqS
2行でFAですかw


リンク先、そんな掲示板があったんだー 

>女性が結婚するのが当たり前であって、結婚しない女は人として認めないと言う風潮ができれば、
>弱者男性であっても結婚のチャンスは増えますし、

すげーなー 「弱者男性」を救済するために女は全員結婚しろって?w
自分が良ければ、どれだけ他人の足を踏んでもいい、そして
踏むのは女の足に限るってわけなんだね。
他人を利用するより他に脳がないんだ。

それにしても、、何が何でも結婚結婚結婚……家族家族家族家族……

そんなふうに、自分を「結婚」「家庭」にしがみつかせてるのは何かって
ちょっと考えてみればいいのに。。
215quarante-deux ◆42FM9sGQ4o :2006/07/14(金) 04:57:38 ID:stOJZDl3
>>214
FAでしょw?

飲んでいい気分で帰ってきたのに台無しですw
216quarante-deux ◆42FM9sGQ4o :2006/07/14(金) 05:01:14 ID:stOJZDl3
>>214
前にこのスレでは書いたんですが、ゲイとビアンのあいだで
「挿入」無しに子どもつくることが現在可能なんですね。
それを前提とした倫理や社会構築が必要とされている。

「生殖」できないゲイなんてひとりもいませんし、
「生殖」できないビアンもひとりもいません。
コストはそれなりにかかりますが、「挿入」は
「生殖」の「必要十分条件」ではなくなったんです。
217はく ◆3NcRyI2Bhk :2006/07/14(金) 05:04:49 ID:hnmpmKqS
ありゃ、、、ゴメンなさい!! ><

お詫びに迎え酒あげゆ(・∀・)つU
218quarante-deux ◆42FM9sGQ4o :2006/07/14(金) 05:06:55 ID:stOJZDl3
>>214
FAにするのに、もうひとつありましたね。
向井亜紀って知ってますか?、とか。

何らかの疾病が原因で不妊になった女性も子どもは持てる。
日本で認めなくても、他の国でね。

>>217
いや、はくタンのレスのせいではなく、「男の子」と、
いまだに「生殖」と「快楽」を分ける「旧人類」のせいですw
219はく ◆3NcRyI2Bhk :2006/07/14(金) 05:19:34 ID:hnmpmKqS
「男の子」も「旧人類」も実際のトシは若そうだってのがびつくり。
こんな、性欲と私怨にとりつかれた動脈硬化脳のチンコは見るのも触るのもイヤー

女女間の妊娠は論理上では可能になったんだっけ?
そのうち男男間でも可能になるよね。
そしたら「生殖目的のセックスが人間の本能でR」も日の目を見るかも。
ヨカタねー>ID:ONT3KKlC

ひー 眠すぎで目がシバシバー
お休みン☆
220いぬまわり ◆Inuoqoxvdg :2006/07/14(金) 07:36:16 ID:6BdLXYHg
何を本能と定義してようと、
そいつに都合の良いことは、本能だから人間もそれに従え、
そいつに都合の悪いことは、知性を持つ人間はその本能抑え込め、
そう言い張るだけでしょ? あほくさいのでその問い自体却下。
221いぬまわり ◆Inuoqoxvdg :2006/07/14(金) 07:59:54 ID:6BdLXYHg
ほんのちょっと修正w

何を本能と定義しようと、
そいつに都合の良いことは、本能だから人間もそれに従え、
そいつに都合の悪いことは、本能を抑え込むことが人間の知性の証、
そう言い張るだけでしょ?
何が是で何が否かを決定する権力の問題なのに、
その権力を行使しながら、その中で問いを立てている。
本能かどうかなんて、にせの問いに過ぎないわ。
そのにせの問いが、問いとして成り立っていると思わせるところにこそ、
問題としている権力作用は援用されている。
要するに、あほちゃうの?
222禁断の名無しさん:2006/07/14(金) 11:26:41 ID:fN4PRiUw
223 :禁断の名無しさん :2006/07/14(金) 00:34:06 ID:ONT3KKlC
だいたい俺らとお前らの性欲を一緒にするなよw
俺らの性欲は子孫を繁栄させたいという「本能」によってもたらされる物なのね。
ロリコンはどう?まだ妊娠できない女の子相手に普通の男の本能は働かない。
じゃあロリコン野郎は本能ではなく、ただの性欲が膨れ上がったために歪ん性癖を持ってしまった変態って事になるよね?
ロリコンの話の女の子を男に置き換えたのがお前らなのねw
 
248 :禁断の名無しさん :2006/07/14(金) 02:42:42 ID:ONT3KKlC
>>244
ゴムをつけようが女と男のセックスは確実に本能によるものなのねw
セックスの場合の本能とは子孫を繁栄させたいという物なんだよ。本能のみでそのままセックスするのはただの動物。
人間なんだから理性が加わってゴムを付けてもなんら不思議はない。

ところがお前らはどうだ?本能も関係なし、かと言って同性でセックスすると言う無意味な行為を我慢する理性もないw


””俺らの性欲は子孫を繁栄させたいという「本能」によってもたらされる物なのね。””
ここから、””同性でセックスすると言う無意味な行為””と言う結論が導き出されるわけか

乏精子症のヘテロ、不妊症のヘテロ、閉経したヘテロのセックスはNGなのか?

223禁断の名無しさん:2006/07/14(金) 11:53:40 ID:prVxoR7Z
おつむの弱い子の相手して楽しい?
限られた人生を馬鹿の相手して浪費するなんて考えられないわ
224禁断の名無しさん:2006/07/14(金) 11:54:25 ID:nx5xtnCu
理性が加わると子孫を繁栄させたいって気持ちを押し殺す訳か
とんでもない自己矛盾ですねこりゃ
225quarante-deux ◆42FM9sGQ4o :2006/07/14(金) 12:10:52 ID:stOJZDl3
>>221
そのとおりですね。

>>222
「子孫を繁栄させたい」という「人間」以外の「下等生物」とも共通の
その「本能」としての「生殖行為」に「性行為」が還元されないところに、
「人間」の「進化」があり、それは「言語」によってもたらされている。
だから「性」をめぐる言説としての「精神分析」では「言語」が問題となる。

で、その「子孫を繁栄させたい」という「本能」を押さえ込む「理性」の
働きの結果のひとつが「避妊」で、それを多様なセクシュアリティの
「構築」として展開すればたとえば「ゲイ」になる。

「人間」の「理性」は「技術」を通じて、「子孫を繁栄させたい」という
「本能」と「生殖行為」を切り離すことに成功した。ノンケの「避妊」と
「ゲイのセックス」やってることはどっちも同じ。

「子孫を繁栄させたい」という「本能」を「理性」によって「生殖行為」から
切り離している。で、この「生殖目的以外のセックスをする」という「理性」を
働かせてしまうのが「人間」という種の「本能」で、翻ってこれを「理性」で
押さえ込んでいるのが「人間」が不当にも「下等生物」とみなしている
他の生物種たち。という具合に、話はループする。

「理性」を「本能を押さえ込むもの」とすると、「下等生物」の
「子孫を繁栄させたい」という「本能」を「押さえ込んでいる」のが、
必ずしも「生殖」に結びつかない多様な「性行為」を
生み出す「人間」の「理性」で、そのように「理性」を働かせるのが
「人間」という種の「本能」で、その「人間」の「本能」を「理性」で
「押さえ込み」、「子孫を繁栄させたい」という「本能」だけで「生殖」
しているのが「下等生物」。どっちが「理性」的か、なんて問いは
意味がなく、むしろ、「子孫を繁栄させたい」という「本能」だけの
「性欲」は、「下等生物」と同じ。この「下等」というのは、
僕の価値判断ではなく、世の中でいう紋切り型としての「下等」。
またこの「性欲」の「下等生物」化を「退化」と呼ぶのも紋切り型。

もっとわかりやすくいうと、ヘテロ以外の多様なセクシュアリティを
「構築」するのが「人間」という「進化」した生物種の「本能」。
それを「理性」で「押さえ込み」、「子孫を繁栄させたい」という
だけでセックスするのは「下等生物」への「退化」と同じ。

そのスレの「旧人類」は自分が「下等生物」である、と主張したいんでしょう、きっと。
226quarante-deux ◆42FM9sGQ4o :2006/07/14(金) 12:25:54 ID:stOJZDl3
>>222
> 乏精子症のヘテロ、不妊症のヘテロ、閉経したヘテロのセックスはNGなのか?

女性とアナルセックスするのが好きなヘテロ男性の「性欲」は「本能」じゃないんでしょうね。
あとペニバンで女性にアナルを掘られるのが好きなヘテロ男性の「性欲」も。もちろん、
「性感」をはじめ各種「生殖」につながらない「性風俗産業」に通うヘテロ男性の「性欲」も
「本能」ではない。しかも、それらを「理性」で「押さえ込む」こともできてないから、
産業として利益があがる。「変態」ヘテロ男性が世界に満ち溢れてしまうわけですが、
それは「クィア」を提唱する、「クィア・スタディーズ」の望むところです。
227222:2006/07/14(金) 13:01:07 ID:fN4PRiUw
>>女性とアナルセックスするのが好きなヘテロ男性

松本人志だ。

 純粋なSMも無意味になるわけですね。 ”ノーマル”なセックスにおいても挿入行為以外は無意味か。。
フェラもクンニも手マンも手コキもパイズリも何もかも。 レイプで中出しも本能と言えかねん。 

 さすがに考えすぎか。 ここまで考えてレスしてなさそうだ。
228quarante-deux ◆42FM9sGQ4o :2006/07/14(金) 15:02:38 ID:stOJZDl3
>>227
ああ、松ちゃんはそうでしたね。今もそうなのかな?

「旧人類」が確実にやってるはずの「マスターベーション」も
「変態」の「性行為」ですね。「ロリコン」の場合の
「幼女」は「まだ妊娠できない女」ですが、「絶対に妊娠できない女」を
相手に「性欲」を起こし「快楽」を得ている。

「生殖」というのは「精子と卵子の結合」という「出来事」でこれは
「結果」なので、結局、「膣」に「挿入」して「摩擦」するという
「行為」それ自体は、「自分の手」に「挿入」し「摩擦」するのと変わらない。
何かに「挿入」し「摩擦」し「射精」するという「行為の連鎖」ということでは、
「旧人類ヘテロ男性のマスターベーション」も「男性同士の相互マスターベション」も
「ヘテロの膣セックス」も「ゲイのアナルセックス」も何も変わらず、
「行為の連鎖」が「変態」として「差別」することの「根拠」ならば、
「ヘテロのセックス」だけが除外される必要は何もない。「差別されない」のは
「ビアン同士のセックス」だけになります。「射精」がない、から。

「精子と卵子の結合を望まない」のが「差別」の「根拠」だとすれば、
その「根拠」はすでにとうに崩れ去っている。「精子と卵子の結合」は
「体外」でも可能ですのでね。

さらに「旧人類」の話は女性に「生理」がある、という基本的事実を
忘れている。「ロリコン」が対象とするような女の子でなくても、
「女性」には「妊娠できない時期」があるわけです。でも、「安全日」の
「女性」にも「性欲」はある。「生殖」「妊娠」とは無縁に「性欲」はあるわけです。

とすれば、むしろ「生殖目的」でしか「本能」としての「性欲」が存在しない
「旧人類ヘテロ男性」の方が「人間」という種の「セクシュアリティ」としては
「異常」です。残りはみんな「生殖」「妊娠」という「目的」と無関係に
「性欲」がありますから。

「パイプカットした男性」がセックスしなくなったって話は聞きませんから、
「男性」もまた「生殖」と無関係に「性欲」をもつこともあるわけですね。
「男性」のなかでも「旧人類ヘテロ男性」は「異常」です。
「旧人類ヘテロ男性」が「異常なものは差別してよい」と言うのであれば、
まず「差別」されるべきなのは「旧人類ヘテロ男性」でしょうね。
229quarante-deux ◆42FM9sGQ4o :2006/07/14(金) 15:10:20 ID:stOJZDl3
>>206
自らを「正常」とし、他者を「異常」とし、「異常なものは差別してよい」と
言った結果、実は一番「異常」であるのは自らである、ということが
次々と露呈し、パニックを起こしているのが「バックラッシュ」の担い手である
「ホモフォビア旧人類ヘテロ男性」です。だから「自業自得」「因果応報」
「自分で自分の首を締める自殺志願者」「自分で自分をぶってぶたれたと無く子ども」と
なるわけですね。
230禁断の名無しさん:2006/07/14(金) 15:37:19 ID:szuQG/Oz
なんかまったく議論がかみ合ってないわね。
ID:ONT3KKlC の肩もつわけじゃないけど>>222
こやつが言わんとしているのは行為云々じゃなくて非生産的なものに
欲情することが我々と違うんだって言ってるんでしょ。
非生産行為をノンケもするけど(>>228のように)欲望の対象が成熟女性で
あくまでも生殖という生産行為に外れていないから問題ないって事でしょ。
簡単に言えばマスターベーションという非生産行為を同じようにしても
誰をネタにしてるかが重要だって事なんでしょ。
231禁断の名無しさん:2006/07/14(金) 15:45:00 ID:nx5xtnCu
んな後付の自己正当化はヘテロの漏れから見てもアホらしくて仕方が無い
トートロジーだろ
232quarante-deux ◆42FM9sGQ4o :2006/07/14(金) 15:53:12 ID:stOJZDl3
>>230
>非生産的なものに欲情することが我々と違うんだ

まず、これは「こやつ」もそうなので誤りですね。なので、

>非生産行為をノンケもするけど(>>228のように)欲望の対象が成熟女性で
>あくまでも生殖という生産行為に外れていないから問題ない

と「論点ずらし」が行われるんですが、

>生殖という生産行為

は、「精子と卵子の技術的結合」ですので、ゲイにも可能で、
そうすると差別の「根拠」は、

>欲望の対象が成熟女性

いうことにしかならないんですが、それが「性欲」一般の「正常さ」の
「根拠」だとしますと、「欲望の対象が成熟男性」である「女性の性欲」もまた、
「成熟女性」を「性対象」としないので「異常」ということになるわけですね。
つまり「女性」は「性対象」を「成熟男性」にしているがゆえに「異常」で、
「正常」化するにはビアンにならなければならない、というおもしろい話になる。
つまり、「性欲」の「正常さ」って「生殖」と何の関係もなくなります。
233禁断の名無しさん:2006/07/14(金) 16:00:28 ID:szuQG/Oz
、それが「性欲」一般の「正常さ」の
「根拠」だとしますと、「欲望の対象が成熟男性」である「女性の性欲」もまた、
「成熟女性」を「性対象」としないので「異常」ということになるわけですね

あははこれ本気で言ってるの?参ったね。
話の流れから女性の場合は逆がなりたつので対象が成熟男性と
置き換えられるだろうってのは誰でもわかると思うんだけど。
やられたねこりゃ。これじゃ話は前には進まないわ。
234はく ◆3NcRyI2Bhk :2006/07/14(金) 16:09:58 ID:hnmpmKqS
>>230
それは>>216で解決できるんじゃない?
例えば、「子孫を残したい」という欲求を持っていない=ゲイビアンかっていうと、
そんなことはないよね?
そういう欲望を持ってるゲイビアンもいるし、
逆に「子供なんかいらない」ってノンケもいるんだからさ。

その欲求(子供を残したい)と性行動(誰とやるか)が一致しなくても、
問題はないじゃん?
一致しなければいけないんだったら、子供ほしくないノンケは、
「同性とやれ」もしくは「卵子・精子が結合する行為をやるな」って事になるよ。違う?
235quarante-deux ◆42FM9sGQ4o :2006/07/14(金) 16:14:23 ID:stOJZDl3
>>233
いいえ、そこからさらに話は進みます。

まず「欲望の対象が成熟男性」である「女性の性欲」を「異常」ではなく
「正常」とみなすと、結局、「欲望の対象が成熟男性」であるか、あるいは、
「欲望の対象が成熟女性」であれば、その「性欲」は「正常」である、となる。
そして、これは「選択対象」の問題ですから、「選択主体」は問われません。

そうなると、ゲイ、ビアンの「性欲」も「正常」となり、
ここでも「性欲」の「正常さ」は「生殖」とは無縁なんですが、
何よりもすべて「正常」なので、「異常」を差別する必要がなくなるわけです。

「生殖」と関係がないので、「成熟」という条件は「性欲」の「正常さ」を
考える際に有意ではありません。したがって、「性欲」の「正常さ」は、
「欲望の対象がオスの身体」か、あるいは、「欲望の対象がメスの身体」である、
ということになります。
236はく ◆3NcRyI2Bhk :2006/07/14(金) 16:25:03 ID:hnmpmKqS
あー そっか。俺は確かに「女を孕ませることができる男」に欲情するかなー
「女を孕ませられない男」(成熟してない男)は、まあ……対象外かなー


>>223
けっこう面白いでしょ。

続けて見たいけど出かけるのでーノシ
237quarante-deux ◆42FM9sGQ4o :2006/07/14(金) 16:31:52 ID:stOJZDl3
インターセックスの存在を前提にすれば、「性欲」の「正常さ」は
「欲望の対象が他者の身体」である、というところにあるといえるでしょう。

マスターベーションは「自己の身体」に対して「対他」的に
関わる行為ですから、この「行為」においても「性欲」は
「正常」となります。

「性欲」は原理的に「欲望の対象を他者としている」ので、
すべての「性欲」は「正常である」という、あたりまえのことを、
「旧人類ヘテロ男性」理屈は、確認してるだけです。

これは、「正常な自分の性欲」とは異なる「異常な性欲」の存在を
希求する「旧人類ヘテロ男性」の「異常さ」の問題ですね。
238禁断の名無しさん:2006/07/14(金) 16:35:17 ID:nx5xtnCu
結局、「性欲」と「生殖」をどこまで(どこから)不可分なもの、とするかじゃないの?

42さんが言うように「技術的に」は既に完全に分ける事が可能になってるけど、
それを自らのセクシャリティでは分ける必要が無い者にとっては理解する事が出来ない
理解する必要が無いから自らを「正常」と僭称する

それはさて置き、>>222のおバカさんは不可分としておきながら
>人間なんだから理性が加わってゴムを付けてもなんら不思議はない。
なんて事いってるから哂われてるだけで
239quarante-deux ◆42FM9sGQ4o :2006/07/14(金) 16:41:09 ID:stOJZDl3
つまるところ、何がなんでもどこかに「異常な性欲」を見出し、
それを「否定」し「否認」し「排除」することでしか、
自らの「性欲」の「正常さ」を考えることも、説明することもできない、
他の「セクシュアリティ」には存在しない「旧人類ヘテロ男性」特有の
「異常な脆弱さ」が表れているだけのことで、めずらしくもなんともない。
「凡庸」きわまりない。

>>238
そういうことでしょうね。今、問題なのは「切り離せることを前提にして
切り離す権利をどうやって個人に設定するか」ということで、「不可分」を
前提にしているから「旧人類」なんです。
240quarante-deux ◆42FM9sGQ4o :2006/07/14(金) 16:48:10 ID:stOJZDl3
>>238
補足すれば、最初、「不可分」だ、と言っておきながら、

>人間なんだから理性が加わってゴムを付けてもなんら不思議はない

なんて矛盾したことを言ってしまったために、>>230さんのおっしゃるような
「性対象」に話がズレざるを得なくなったわけですね。ご苦労なことだと思います。
241quarante-deux ◆42FM9sGQ4o :2006/07/14(金) 17:05:16 ID:stOJZDl3
>>210のリンク先の 1300 より。

>そして、強者男性が「結婚」という制度において、弱者女性を救済しているのに対し、
>強者女性が弱者男性を救済しないことは、女が弱者と強者をせこく使い分ける事を
>容認するフェミニズムの欺瞞ではないかと論じているのです

「結婚」が「救済」だ、というのがすでに間違いですし、「強者」は「弱者」を
「救済」するべきだ、というのも、たんに「強者」「弱者」をつくりだす構造の
温存にしかなりませんね。なんで「強者男性」との「養子縁組」じゃ
「弱者男性」の「尊厳」が回復されないのか、そこが抜けている。

ここでいう「救済」って「弱者女性」に対する「強者男性」の
「経済的扶養」でしょう? だったら「養子縁組」で十分でしょう。
「強者男性」に「寄生」すればいいんじゃないでしょうか。
で、「弱者女性」の「尊厳」はどうなってるんでしょう?
242quarante-deux ◆42FM9sGQ4o :2006/07/14(金) 17:21:45 ID:stOJZDl3
ttp://d.hatena.ne.jp/Mr_Rancelot/20060711/p1

分析は正しいと思うんですが、やっぱり結論がわからない。

>これは女性が二軍の地位に置かれているという事情から生じるものではあるが、
>それが結果的に選択の幅を男性よりも広く女性に与えている。

>低学歴低収入の男性から、高学歴高収入の女性の結婚性向に対する批判が
>生じているのは、選択の幅が事実上女性のみに与えられているのは
>おかしいんじゃないかということだろうと思う。

「選択」しようとしても相手が「弱者男性」だから「結婚」を諦める、
というケースはまったく考えられていない。リンク先で分析されるような
ゥ理由で、「弱者男性」との「結婚」という選択肢を「強者女性」が
構造的に剥奪されている、となんで考えられないんだろう?
24383:2006/07/14(金) 17:40:04 ID:Zyb4rpx7
「強者女性」を再「弱者」化すれば、「弱者男性」にも結婚のチャンスが訪れる、
とマジで思ってるのかしら。
42タンが>>211で言うように、
「仕事を剥奪され、結婚するしか生き延びる道がない」のが「弱者女性」の定義なら、
そのような女性たちが「弱者男性」を配偶者として選ぶことはありえないわけで、
「日本人女性」すべてが「弱者」化したところで、
「弱者男性」に割り当てられるパイが増えるはずもなし。
自分の欲望がとっくに古びている、ということに気づいてないのかしらね。

自分の劣等感の所在を「ジェンダーフリー」や「強者女性」のせいにされてもねぇ。

>>241
>なんで「強者男性」との「養子縁組」じゃ
>「弱者男性」の「尊厳」が回復されないのか

こういう「弱者男性」こそDP法導入の必要性を訴えればいいのにねw

「男の子」はジェンダーフリーや「強者女性」に、「旧人類へテロ男性」は「ゲイ」に、
なぜそんなに脅威を抱いているのか、まったく分かりません。
自分たちが得ている、または得ようとしている「結婚」「恋愛」「セックス」が、
「ジェンダーフリー」や「強者女性」や「ゲイ」によって
侵害・剥奪されようとしていると感じるのかしら。別に関係ないし。
「オレは『強者女性』より、『ゲイ』より偉いんだ! 正しいんだ!」と訴えて、
「他者」を踏みつけにしないと得られない自己肯定感って、貧しすぎる。
そんなに「依存」されても困るのよね、「他者」に。

>セックスする行為自体が本能ならこの世はホモやレズだらけになる可能性がある。

「旧人類へテロ男性」の「性欲」の「異常」さを自ら予見している書き込みよねw
244quarante-deux ◆42FM9sGQ4o :2006/07/14(金) 18:15:14 ID:stOJZDl3
>>243
リンク先の「男の子」はそれは「バックラッシュ」派の意見であって、
自分はそれを支持しないから、「強者女性」の「私を養ってくれる
お嫁さん募集」をする、というんですがね。

たんに「無意識のバックラッシュ派」だってことなんじゃないでしょうか。
245quarante-deux ◆42FM9sGQ4o :2006/07/14(金) 18:48:24 ID:stOJZDl3
ttp://www7.vis.ne.jp/~t-job/bbs4/light.cgi

の 1297 からの流れは「無意識のバックラッシュ派」であることを
「男の子」が「否認」していくプロセスですね。

まず、

>>フェミニズムが弱者男性を救わないからと言って、それを批判するバックラッシュな人達が処方箋を持ってるわけではない。

という意見に「男の子」はこう答える。

>そうでもないですよ。

>「女性は仕事をするべきではない」という風潮が生まれて、女性が仕事を追われれば、
>その分弱者男性がそこに入る事ができるかもしれません。
>また、女性が結婚するのが当たり前であって、結婚しない女は人として認めないと言う風潮ができれば、
>弱者男性であっても結婚のチャンスは増えますし、結婚して「家族」という形態になってしまえば、
>国だって家族となった弱者男性を無下には扱えないわけです。
>そうして男性弱者が尊厳を得る可能性はあるのです。

で、それに対して、

>>それはしかしあまりに正当性がなさすぎると思いませんか。
>>赤木さんは「正当性が問題にならない」おっしゃられていますが、
>>それはあくまでもバックラッシュ側の事情であって、女性にとってみては
>>「正当性なく」上記のような風潮を作り上げられてはたまったものではないでしょう。

と言われると「男の子」はこう返す。

>あなたは忘れてしまったのかも知れませんが、20年前ぐらいまでの日本は、
>まさにそれが正当な社会だったんですよ。
>そしてその時代は、日本人が「みんな幸せだった」と思われている時代です。
>日本社会が不幸になったのは、女性が増長し、家庭すなわち女性が担うべき役割を
>ないがしろにしたからであって、女性が己が本分を思い出し、家庭に入って男に尽くせば、
>かつての「男も女も」幸せな時代がよみがえると考えるのがバックラッシュの思想です。

>あと、勘違いしているかも知れませんが、私はバックラッシュ側の論理をまったく支持していません。
246quarante-deux ◆42FM9sGQ4o :2006/07/14(金) 18:50:28 ID:stOJZDl3
そして、

>>経済的な強者弱者の問題はその構造をこそ問題とすべきであって、女性を排除する事によって弱者男性を底上げする事は
>>「男女平等」でもなんでもない男権拡張主義であって、それを正当化する論理が「強者女性は弱者男性を選ばないから」
>>だけでは脆弱すぎではないでしょうか。

に対しての「男の子」のレスはこうなる。

>もう少し私の文章をちゃんと読んでください。
>私が言っているのは、バックラッシュ側も、反バックラッシュ側も、
>「仕事>家庭」という構造を支持してしまっているために、
>「強者弱者」という比較軸が生まれているということです。
>そして、強者男性が「結婚」という制度において、弱者女性を救済しているのに対し、強者女性が弱者男性を救済しないことは、
>女が弱者と強者をせこく使い分ける事を容認するフェミニズムの欺瞞ではないかと論じているのです

>女性が強者であることを正当化するというなら、同じ論理で男性が弱者であることも、正当化(社会に受け入れ)されるべきなのです。
>だから私は結婚相手を募集しているわけです。

>分かりましたか?

で、これが僕には全然わからない。

>バックラッシュ側も、反バックラッシュ側も、
>「仕事>家庭」という構造を支持してしまっているために、
>「強者弱者」という比較軸が生まれている

これはすでにフェミニズム内部でリベフェミ批判として展開されていることですね。
これは別に問題ない。しかし、そこから、

>強者男性が「結婚」という制度において、弱者女性を救済しているのに対し、
>強者女性が弱者男性を救済しないことは、女が弱者と強者をせこく使い分ける事を
>容認するフェミニズムの欺瞞ではないか

と主張するのと何の関係があるのかが、まったく分からない。
「強者女性が『弱者』と『強者』をせこく使い分ける」というのが、
「強者女性が弱者男性を結婚相手にすることができない」ということだとして、
それがどうして「強者女性」「フェミニズム」のせいになるのか?

>>242のリンク先の方の分析を読めばわかるように、「選択しない」んじゃなくて、
「選択したくてもできない」というのがまずあるわけです。「構造」というのは
「する、しない」という「意図」の問題ではないんだから。「選択できない」のは
「強者女性」「フェミニズム」のせいではありません。
247222:2006/07/14(金) 19:00:53 ID:fN4PRiUw
>>230

ONT3KKlC へのアイロニーですよ。
248いぬまわり ◆Inuoqoxvdg :2006/07/14(金) 19:15:09 ID:6BdLXYHg
>強者女性が弱者男性を救済しない

なにそれ。

強者男性が「結婚」という制度において、弱者女性を見下して搾取しているように、
強者女性も「結婚」という制度において、弱者男性を見下して搾取していることはあるでしょ。

すべてにおいて、自分より劣っている相手と付き合うのって、
ある意味、とても楽よ。
相手をバカにしながら圧倒的な優位に立ってればいいだけだもん。
そんなに女と付き合いたいなら、理屈をこねずに、
仕方なくでも、わざとでもいいから、徹底して弱者になればいいのにね。
うまくいけばそれで相手にしてくれる相手は見つかるわ。
ずっとそれで続くかは、そのかた次第よ。

でも、「お、と、こ、」や「お、ん、な、」を自明視してるなら、
妙なプライドのために、呆れられることばかりしてしまうんでしょうね。
249quarante-deux ◆42FM9sGQ4o :2006/07/14(金) 19:25:32 ID:stOJZDl3
>>243
> 「仕事を剥奪され、結婚するしか生き延びる道がない」

は、「弱者男性」の現状でもあるというのは確かなんですが、
なんで、「強者女性が選びたくても選べない」という「構造」がある、という
話にはならずに「選べるのに選ばないのは不当だ」という話になるのか、と
いうことだと思うんですね。

「強者女性」ってシングル・マザーを選択するひとも少なくない。 
それは「強者男性」を選択しようと「弱者男性」を選択しようと
「男の子」や「旧人類ヘテロ男性」、「強者女性の前では
インポになる50代オヤジ」と同じような料簡の「男たち」を相手にするのは、
コストが高いからです。子どもは欲しいがダンナはいらない。

「亭主元気で留守がいい」というのが、「種馬元気で『永遠に』留守がいい」に
なってるだけです。でも、そうなるのには、それこそ「正当な理由」が
あるのは、リンク先や掲示板、およびこのスレの長文コピペで十分わかる。
そこに書かれたようなことを考えてる「男ども」と「対等なパートナー」になれるとは、
まったく思えない。「養われる」か、「養う」か、の二者択一なんて冗談じゃない。
「男性」が「女性を養ってやる」ことを自らのアイデンティティの根幹に据えているからといって、
「女性」が「男性を養ってやる」ことをそうしなければならない理由は何もない。
25083:2006/07/14(金) 21:40:14 ID:Zyb4rpx7
ようやく『Notre musique(アワーミュージック)』を観た。
この映画についての過去スレをさかのぼって読み返すと、
いぬタンが『歌う女 歌わない女』→『パサジェルカ』の連想について書いてたよね。
んで、松浦タンの『優しい去勢のために』はすぐ手の届くところにあるのでw、
さっき当該箇所を読み返してみた。
(松浦タンは映画ではなく原作について書いてた)

「生きることに執着すると人は奴隷になる」とは、元囚人マルタの言。
これを今スレで語られている内容に援用すれば、
「現在の権力ゲームで生き残ることに執着すると、人は奴隷になる」といったところかしら。

例の「男の子」は、公的領域においては「弱者」でも、家庭という私的領域では「強者」でいられるはず、
という儚い夢を見ているのね。
「強者女性」に「依存」することを、「男ジェンダー」がかろうじて否認する。
閉じた幻想を維持するための「男ジェンダー」って、悲しいわね。

まるで「男ジェンダー」には経済的「強者」も「弱者」も関係ありません、と言ってるみたい。
そうよ、関係ないわ。ついでに「男ジェンダー」もね。
だからこそ、パートナーシップにおいても「強者/弱者」のルールを一元化して、
「主人」と「奴隷」の組み合わせしか思いつかない貧困な発想(欲望)の持ち主とは、
一切かかわり合いを持ちたくありません、と宣言する。

古い関係性の欲望を押しつけられるのはこりごり。新しい関係を発明するのよ。

「晴れた日だった。遠くまで見える。でも、Olgaのいるところまでは見えない」

Goalが見えないのは、わたしにとって幸いなこと。
「遠くまで見える」つもりには、なりたくなんかない。
251quarante-deux ◆42FM9sGQ4o :2006/07/14(金) 22:51:17 ID:stOJZDl3
売れ行き好調で増刷された例の本の執筆者のおひとりでもあり、
発売記念ブログの運営者のおひとりでもある方のサイトで、
「男の子」の記事の件でこんなことになっているようです。

ttp://macska.org/article/145#comments

>いやさ、わたしも最初はギャグだと思い、そして「おもしろい」と思ったんですよ。
>でもブックマーク見たらマジで賛同している人多すぎ(笑) というわけで、
>わたしは赤木さんじゃなくてブックマークの人の方を対象にこれは書きました。

あるいは、こんなことを掲示板で言っている。

ttp://macska.org/forum/YaBB.cgi?board=gender;action=display;num=1152337839

>コメント欄、バカばかりで相手にしてられないです。
>知識がない人には教えられる。読解力が弱い人には別の説明ができる。
>でも、それではどうしようもないレベルのバカがたくさん湧いてきていて、困っています。

ロラン・バルトなら「はしたなさ」、arrogance というでしょうが、
「知」に必要な「羞らい」が欠けている。「自分がバカだからもはや
コメントに対応がしきれない」と、言えばいいだけのことなのに。
これも僕に言わせれば「無意識のバックラッシュ」ですね。
こうした姿勢が「バックラッシュ」に「リアリティ」をもたらしている。
それに無自覚では「バックラッシュ」批判なんてできるわけがない。
252禁断の名無しさん:2006/07/14(金) 23:56:12 ID:LypwC20S
253quarante-deux ◆42FM9sGQ4o :2006/07/15(土) 00:28:19 ID:lcIFqOvw
アドレス、rindou ですか。自分の名前から「義」だけ省いてる。
いかなる意味においても自分の言説に「義」がないことに
無意識のうちにお気づきなんでしょうね、きっと。
彼のウェーバー研究は知っているだけに、お労しいとしか言いようがない。

「つくる会」や「バックラッシュ」に名を連ねている方々のなかには、
昔は「新進気鋭の若手研究者」だった方も少なからずいますね。
何が彼らをそうさせたか、それは日本における「大学」という
制度の問題でしょうね。
254quarante-deux ◆42FM9sGQ4o :2006/07/15(土) 00:37:50 ID:lcIFqOvw
>>252のリンク先の書き出しはこうですね。

>この論争は何だったのか。結果だけを見れば、私が相手をするほどの人間ではなかった、
>という結論になる。

これを>>251と並べてみて、共通するのは arrogance で、双方の主張の差より、
この「同一性」の方が問題ですね。以って他山の石としましょう。
25583:2006/07/15(土) 00:44:16 ID:kpN/iO8x
>>251

>「知」に必要な「羞らい」が欠けている

macskaさんのブログは、「ほうほう、なるほど」と示唆されることもたくさんあるんだけど、
特にコメント欄で、「素人は引っ込んでろ」みたいな発言が多いでしょ、この人。
そういう言動にいちいち引っかかってはいたのよね。
「バカ」なコメントも確かに多いんだけどさ。

実際のご本人がどんなかたかはまったく知らないけれども、
彼女のコメントの端々に、「余裕のなさ」とか「小乗仏教的な狭量さ」を感じるのよね。
それを「専門家」とか「研究者」とか「大学で教えていた経験」などをちらつかせることで、
さらに浮き立たせているような。

「バカ」を「バカ」とストレートに断罪しない「芸」は持ち合わせていらっしゃらないようで。
その点、上野タンの秘蔵っ子である渋谷知美タンのほうが、まだ評価できるかな。
256quarante-deux ◆42FM9sGQ4o :2006/07/15(土) 00:52:48 ID:lcIFqOvw
>>255
よく、「男を嘲笑する」廉で、各方面からいろいろ言われる上野千鶴子ですが、
彼女にこの arrogance はないんですね。

僕が知り合いの上野の教え子たちをみて思うのは、上野は「教育者」だな、と
いうことです。「知」には「羞らい」が必要だ、ということをちゃんと
教えようとしているんだな、ということがよくわかる。
257はく ◆3NcRyI2Bhk :2006/07/15(土) 01:04:07 ID:lJPQH2hZ
マチカさんて直情型っぽくて非常に親しみがあるんだよねーww

コメント欄をどうするかの選択肢の中に「バカコメントを削除する」てのがあって
これはちょっと(えー?)と思った。それはマズイだろうと。
林氏の時もそうだったけど、「疲れる」とか愚痴言いながらも、
他にも様々な「バカ」と情熱的にやり取りしていたのに、なんでだろう。

ブログって、まあ、こういう匿名掲示板もそうだけど、
思考回路だのものの捉え方だのが違う人々が集まるところが「うまみ」なんだけど、
どういうわけか、似たような人々が集まってしまう。
で、似たような思考回路や捉え方を強化していっちゃう。
それでは勿体ないんで、「バカコメント」から拾えるものはあるかも知れないんで。
つか、今の「はく」や「マチカ」の思考回路や捉え方のスタートが
誰かにとっての「バカコメント」だったんだろうしね。
258禁断の名無しさん:2006/07/15(土) 01:04:41 ID:kg1sR/5q
ねえ、ここで陰口叩いてるくらいなら直接ブログにコメントすればいいと思うんだけど?
こういうのははしたなくないの?
259quarante-deux ◆42FM9sGQ4o :2006/07/15(土) 01:15:47 ID:lcIFqOvw
>>255
「教え子」をはじめとして「ひと」というのは「じぶんで学ぶ」んだし、
「じぶんに教わる」んですよ。「教育者」「教えようとする者」に可能なのは、
それをサポートすることだけです。

「自転車に乗る」ことを習得する「身体」はそれを「教えようとする」者の「身体」ではない。
「教えようとする」者がその時「じぶんで学び」「じぶんに教わる」のは、「自転車に乗る」という
「行為」の「継承」であって、「教えようとする」意思が役に立たないことを
「教育者」は知りながら、それでも「教えようとする」ところに出来する「ささやかな奇跡」が
「教育」です。

>>258
あの方たちはあのまま、生きて死んでいけばいい。
そうでない生き方を望む誰かに、別のふるまいもありますよ、と
僕は言いたいだけですから。

あの方たちのふるまいに魅力を感じ、それを真似るのも誰かの自由なら、
それとは別のふるまいを演じるのも自由です。
260はく ◆3NcRyI2Bhk :2006/07/15(土) 01:17:06 ID:lJPQH2hZ
>>258
>以って他山の石としましょう。

てことじゃないかな。
261quarante-deux ◆42FM9sGQ4o :2006/07/15(土) 01:22:22 ID:lcIFqOvw
>>255
そして>>257を僕がロベルト・ロッセリーニの映画から教わったと
「学恩」を感じていることは、>>257と矛盾しない。「奇跡」というのは
そういうものです。「ありえないこと」「起こりえないこと」が
起こる。「じぶんで学び」「じぶんで教わる」にも関わらず、
「師」に感謝する。それはそこに「知」に不可欠の「羞らい」があり、
それが「継承」されつつ「分有」されるからなんじゃないでしょうか。
262quarante-deux ◆42FM9sGQ4o :2006/07/15(土) 01:24:23 ID:lcIFqOvw
>>260
僕はあの方たちよりもはるかに「残酷」なだけです。
263はく ◆3NcRyI2Bhk :2006/07/15(土) 01:33:55 ID:lJPQH2hZ
うん?

まあ……42さんは自分にも厳しいし他人にも厳しいよ。
「自分で学び、自分から教わる」その通りなんだけど、
世間は「教える、教えられる」が 当 た り 前、(←お、と、こ、を真似てみたw)
みたいになってるもんね。
マチカさんとこのコメント欄にも「教える人」がいるみたいだしw

微妙だな。ちょっと。。
264禁断の名無しさん:2006/07/15(土) 01:39:08 ID:kg1sR/5q
もう一度訊きますけど、下らないと思うのなら単に無視するという選択肢もあるのにそれをしないで
コメント欄も解放していて理を尽くせば考えも改めるであろう相手の陰口を叩く
(他山の石とするでも何でもいいけど)のははしたない振る舞いではないの?
『バックラッシュ!』の人たちみたいな理屈の通じる人たちの考えさえ変えることができないとしたら
社会を変えることなんてできっこないんじゃないんですか?
265はく ◆3NcRyI2Bhk :2006/07/15(土) 01:45:59 ID:lJPQH2hZ
あー ていうか、

>42さんは自分にも厳しいし他人にも厳しいよ

厳しさの範囲の中で最大限に優しいと思ってるよ?
その優しさが一部の人には理解されにくいって事が、
しかも、最もその優しさが必要ではないかと思われる人々に理解されないって事が、
とても残念に思ってる。
42さんの責任ではないんだけどね。

42さんは気分悪いかもしれないけどw、42さんのレスの仕方は
すごく「泥臭い」と俺は思ってるのね。
>>230に対するレスとかすごく「泥臭い」と思うの。
だけど肝心の、たとえば>>230さんとかには、その「泥臭さ」がないんだよね。
どう言ったらいいのか……
地を這うような読み方、考え方っていうか……それがないように思う。

でも、そういうのを「教える」わけにもいかないし(教えて分かるもんじゃないから)、
やっぱり「自分で学び、自分から教わる」としか言い様がないんだよね。。
266はく ◆3NcRyI2Bhk :2006/07/15(土) 01:52:17 ID:lJPQH2hZ
>>264
ゴメン。俺は、「俺が誰かの考えを変える、社会を変える」ってことは考えてないです。
「自分が変る」ことしか考えてない。

267禁断の名無しさん:2006/07/15(土) 02:03:18 ID:8cImkVMg
>>264
そういう使命感でやられると逆にちっと危険な気がするのはなぜでしょうか。
完成された思想を広めたい人の集まりじゃなく思考をして答えを探してる
集まりじゃないの。だから相手の考えを変えさせるのが目的ではない。
どうだろう?
26883:2006/07/15(土) 02:18:13 ID:kpN/iO8x
>>264

わたしは「下らない」とも思っていないし、「考えを改め」てほしいとも思ってませんよ。
何よりも学ぶところが多い、とリスペクトしてますし。

そういうふうに無批判に受け入れてしまうクセがわたしにはあるので、
42タンの「批評眼」というか「再編集」のしかたはひじょうに面白い。
で、42タンの「再編集」は、macskaさんご本人とはなんの関係もないわけです。
269quarante-deux ◆42FM9sGQ4o :2006/07/15(土) 02:18:32 ID:lcIFqOvw
>>264
「社会が変わる」のに「考えが異なる者」の「考えを変えること」
「考えを改めさせること」が不可欠だとしたら、「社会」はまず「変わらない」でしょう。
多数決にもとづく議会制民主主義を通じてできあがる「法律」によって
「社会が変わる」わけではないです。そうだとすれば、男女共同参画社会基本法
成立以降に「バックラッシュ」は起こりません。

一度生まれた「考え」は「死なない」。ある「考え」は一時的に消えても
いつかどこかでまた誰かに抱かれる。というより、ある「考え」が
しかるべき条件のもとで誰かに「憑依する」。

僕はこれまで「誰かの考えを改めさせようとしたこと」などないです。
このスレでも、リアルでも。そんなの無意味です。それは、「ある社会が
変わること」とは何の関係もない。

別の「考え」を誰かとつくり「自分が変われば」、それでいいんです。
ジュディス・バトラーは、「ジェンダーによってセックスが
構築される」という「別の考え」を誰かといっしょにつくり「自分が
変わった」だけで、「異なる考えをもつ者を改めさせよう」とする「宗教者」
「異端審問者」のようなふるまいは、一切してません。エピゴーネンはどうだか知りませんが。
たんに、別の「考え」もある、と、バトラーは言ってるだけですね。
それがさまざまなパフォーマティヴとして繰り広げられ、反復される。
「社会が変わる」というのは結果です。

僕はいわゆる「社会運動」に参加したことがありませんが、
それは「社会」は「変える」のではなく「変わる」ものだと
どこかで考えているからです。もちろん「変えようとする」ことも
「変わる」ことにつながりますが、「社会運動」という
かたちを取り、「考えの異なる者の考えを改めさせる」ことだけが、
「変えようとする」という「行為」のすべてではなかろう、と思い、
別のことをやっているだけです。

>>265
僕の「残酷さ」ははくタンのいう「地を這うような読み方、考え方」、
「泥臭さ」、「愚鈍さ」「愚かさ」と無縁ではありません。
「異端審問者」程度の「残酷さ」ではない、ということです。

>>262>>260は違う、ということではなく、>>260を僕の表現に
変えただけです。言っているのは同じことですね。
27083:2006/07/15(土) 02:33:04 ID:kpN/iO8x
誰かの考えを「下らない」と断罪し、「考えを改め」させようとすること自体が、
「はしたない」ということですね。
271禁断の名無しさん:2006/07/15(土) 02:39:49 ID:nRx2ilGF
「相手の考えを変える」という言葉を「完成された思想を広め」たり
「「異なる考えをもつ者を改めさせよう」とする「宗教者」「異端審問者」のようなふるまい」
というような意味で使ったのではありません
ただ、>>251>>254のように相手の盲点が見えているのなら、
その盲点を指摘することによって相手が変わることもあるだろうということを言っているんです
私が一番答えて欲しいのは
>もう一度訊きますけど、下らないと思うのなら単に無視するという選択肢もあるのにそれをしないで
>コメント欄も解放していて理を尽くせば考えも改めるであろう相手の陰口を叩く
>(他山の石とするでも何でもいいけど)のははしたない振る舞いではないの?
ということです
272はく ◆3NcRyI2Bhk :2006/07/15(土) 02:47:14 ID:lJPQH2hZ
>>271
あなたは、マチカさんに「変わって」もらいたいの??
変わる必要があると??

もしそうなら、あなたがコメントすればいいんでね??
273quarante-deux ◆42FM9sGQ4o :2006/07/15(土) 02:47:44 ID:lcIFqOvw
>>268
僕のやってるのは、「(文芸)批評」なんでしょう、きっと。
「(文芸)批評」って「誰かのもつ異なる考えを自分のもつある考えに
改めさせる」こととは、まったく関係がない。バルトは「批評家」であり、
「教育者」ですね。「学者」じゃない。

僕が書いた「(文芸)批評」を誰かが読み、誰かがどこかで「じぶんで考えを変える」と
いうことは起きるかもしれませんが、それは僕の「変えようとする」意図とは
何の関係もない。

僕はすでに亡くなったひとびとの書物を読み、幾度となく「じぶんで考えを変え」ましたが、
別にそれはそのひとびとが「僕の考えを変えようという意図を抱いていた」からではなく、
おそらく、それを書きながら、読みつつ、そのひとびとが「じぶんが変わった」、
「じぶんでじぶんを変えた」からだと思います。そして、「読む」というのは
「書き直す」ということ、そのひとびとの「変容」を「反復」するということです。

「他者の考えを変えようとする言葉」によっては誰も変わらない。
宮台が「真理の言葉」と「機能の言葉」の区別という
拙い言い方で言っているのもそれでしょう。
274はく ◆3NcRyI2Bhk :2006/07/15(土) 02:49:05 ID:lJPQH2hZ
「相手を変える」ってのは、
「教える・教えてもらう」ってのとすごく似てるねぃ……
27583:2006/07/15(土) 02:49:16 ID:kpN/iO8x
276禁断の名無しさん:2006/07/15(土) 02:52:12 ID:nRx2ilGF
なんでそうなるの?
私が最初っから言ってるのは、上の流れが仲間内で陰口叩いてるみたいな感じがして
見ていて不快だと言うことだけですよ
相手に「はしたない」というあなたの振る舞いは「はしたな」くないのか、と
27783:2006/07/15(土) 02:54:48 ID:kpN/iO8x
>>276

>仲間内で陰口叩いてる
>見ていて不快

それはあなたの主観ですね。それが悪いとはいいませんし、そう読んでしまうことも否定はしません。
しかし、わたしはmacskaさんの「仲間」ではありません。

で、わたしが「はしたない」からどうだというのでしょう?
それを「改め」させようとしているのですか?
278はく ◆3NcRyI2Bhk :2006/07/15(土) 02:55:36 ID:lJPQH2hZ
>>276
じゃあ最初から「陰口を叩くな」と言えばいいんだよ。

で、悪いんだけど、ここに書かれたことは「陰口」ではないと思うよ。
公開の場所で書かれた文章を、どう読むかは、その人の裁量の範囲だ。
ある決まった読まれ方しかされたくないというなら、
公開しなければいい話でしょ。


ヲチ板叩きみたいだなー
279はく ◆3NcRyI2Bhk :2006/07/15(土) 03:04:28 ID:lJPQH2hZ
まあ、読み方は自由だからアレなんだけども、
「陰口を叩いてる。不快だ」で終る選択もあるが、
その「陰口」の内容を読んで学ぶという選択もあるんですよ。

このスレを楽しく利用するなら、そういうふうに考え方を「変えた」方が
いいんじゃないかと思うけどね。
280禁断の名無しさん:2006/07/15(土) 03:04:30 ID:nRx2ilGF
>>258から「陰口を叩くな」というのは十分読み取れると思うけどね

私はコミュニーケションに開かれている相手に対する上のような流れを
仲間内での「陰口」だ、不快だと思う、あなた方は思わない、すれ違いですね
どうもスレ汚し失礼しました
281quarante-deux ◆42FM9sGQ4o :2006/07/15(土) 03:08:38 ID:lcIFqOvw
>>271
僕はここで取り上げたリンク先の方々に「変わってもらいたい」とは
まったく思いません。それほどのお付き合いではありませんし。

リアルでの付き合いがあれば、少しはそう考えるかもしれませんが、
「文章」しか知らない相手に「変わってもらいたい」なんて思うような、
「はしたない」ことはしません。「相手」と「相手の文章」は別ですから。
282はく ◆3NcRyI2Bhk :2006/07/15(土) 03:11:09 ID:lJPQH2hZ
>>264では
>理を尽くせば考えも改めるであろう相手の陰口を叩く
と書いてるじゃないか。
この部分は、非常に傲慢くさく俺は感じたよ。
それで、一緒にされてはかなわないと思って、このスレのスタンスを書いたんだよ。

「他人や社会を変える」ってことを微塵もあなたが思っていないのであれば、
最初から最後まで、「陰口は不快だからやめろ」とだけ言えばいい話しでしょうが。

ぶっちゃけね、このスレには、
あなたのように「社会を変えようとしてる」と勝手に思い込んで
イチャモンつけてくる人がいるんで(つい先日もオフレコである人に同じ指摘を受けた)、
この機会を利用しようとはオモタw 俺は、だよ?w
28383:2006/07/15(土) 03:14:55 ID:kpN/iO8x
>>273

「批評」には「編集」能力が必要です。
情報の「地」と「図」を読む力。そしてそれらを配置換えするセンスですね。
わたしはどうも「図」を読むので精一杯なんですわ、いまのところ。

>>276

>相手に「はしたない」という

わたしは「相手」を「はしたない」と指摘してはいません。
どういう行為が「はしたない」かを指摘しました。
そして、「はしたない」から「してはいけない」と
禁止を呼びかけるつもりもありません。

たぶん、>>276さんとでは「対象」との関わり方が違うんでしょう。
わたし(や42タン、はくタンもそうだと思いますが)は、
「どうぞあなたはそのままでいてください。
 そのままのあなたからわたしは勝手に学ばせていただきます」という
姿勢を持っている。
それを「はしたない」と言われてもねぇw

わたしの「はしたなさ」はそんなものじゃ済まないのにw
いままでも充分、「はしたなさ」と「ふしだらさ」を糧にして生きてきましたし、
これからも当然、それらを糧にして生きていきます。
28483:2006/07/15(土) 03:24:01 ID:kpN/iO8x
わたしは42タンの言う、

「知」には「含羞」が必要である

ということが骨身に沁みるほど充分に「はしたない」のだと思いますわ。
285禁断の名無しさん:2006/07/15(土) 03:26:11 ID:nRx2ilGF
ああ、わかった!
私があなた方が「「社会を変えようとしてる」と勝手に思い込んで」いたから
「そのままのあなたからわたしは勝手に学ばせていただきます」という姿勢」で
『バックラッシュ!』の人たちの過ちに対する批判が「陰口」に見えたのか
このスレのスタンスを誤解してました
「陰口」と言ったのは取り消します
すいませんでした
286禁断の名無しさん:2006/07/15(土) 03:27:21 ID:nRx2ilGF
ああ、「過ちに対する批判」じゃなくて「過ちから学んでいたの」の間違いです
287quarante-deux ◆42FM9sGQ4o :2006/07/15(土) 03:28:48 ID:lcIFqOvw
批評家がある「作品」を「批評」することで、その「作品」を書いた
「作家」が「変わる」ことはあるかもしれませんが、それと
ある「作家」を「変える」ことを目的として、その「作品」を「批評」するのは、
まったく別の話ですね。「変わる」原因をつくろうとはするが、
「変える」手段にはしない。

それが、僕が「批評家」「教育者」バルトから教わったことです。

ID:nRx2ilGF さんの根本的な誤解は、僕が「相手の盲点」を指摘している、と
考えているところにあります。そうじゃない。僕が見つけ指摘しているのは
「おそらくどこかにいるであろうじぶんの盲点としてのはしたなさ」です。
だから「他山の石」なんです。

リンク先の方々の「盲点」は僕には見えません。それを見ることができるのは、
リンク先の方々ご本人たちだけです。「相手の盲点」が見えた、と自らの
「明察」を誇るのは「盲目」なのであって、それもまた「はしたない」。
28883:2006/07/15(土) 03:34:48 ID:kpN/iO8x
>>285-286

どういたしまして。
またぜひいらしてください。お待ちしてます。
289quarante-deux ◆42FM9sGQ4o :2006/07/15(土) 03:39:49 ID:lcIFqOvw
僕は自分が「はしたなくない」と言っているんじゃなくて、
自分がさまざまな「はしたなさ」にまみれてる気がするから、
その「じぶんのはしたなさ」を見つけ、「変わろう」としてるだけなんです。

たぶん、としか言いようがないですが、僕はこのスレで「相手の盲点」なんか
どうでもいい、知らない、という姿勢でスレの Part1 から一貫してると
思います。それはかなり意識的にやっているから。「相手」ではなく、
「相手の文章」を通じて見えてしまった「じぶんの盲点」を僕は指摘し、
そこからどう「距離」をとるか、ということしかやってない。

そして、そうした「じぶんの盲点」との関わり方や「距離」の取り方が
誰かにいつかどこかで「反復」され、どれがそのひとの「幸福」に
つながれば、と願ってるだけです。「書く」ということでできるのは、
それだけじゃないでしょうか。そして、それで十分なんじゃないでしょうか。
290quarante-deux ◆42FM9sGQ4o :2006/07/15(土) 03:43:36 ID:lcIFqOvw
>>289訂正

どれがそのひとの→それがそのひとの
291はく ◆3NcRyI2Bhk :2006/07/15(土) 03:44:16 ID:lJPQH2hZ
>>285-286
はいなーノシ
292禁断の名無しさん:2006/07/15(土) 03:46:04 ID:8cImkVMg
なんかジェンスレらしくない結末ね。w 寝よ。
293はく ◆3NcRyI2Bhk :2006/07/15(土) 03:46:38 ID:lJPQH2hZ
おー 作家の作品の例!! そうそう!!>>287


俺は映画のいち作り手として、
見た映画について「この描写は変だ、あの台詞はよけいだ」と思っても、
その映画を製作者には、いちいち言わないよ。
だって観客でも評論家でもないんだもん。
俺と同じく、映画制作に携わっている人たちと感想を照らして、
新しい映画を作るの。

そういう感じー >一連のブログの「陰口」
294禁断の名無しさん:2006/07/15(土) 03:48:11 ID:WRmahLsp
「他山の石」とは「相手」のことではなく「自分の盲点」のことだったのかー
勉強になりました
寝ます、おやすみなさい
295ID:nRx2ilGF:2006/07/15(土) 03:50:21 ID:WRmahLsp
ああID変わってるorz
296quarante-deux ◆42FM9sGQ4o :2006/07/15(土) 03:51:16 ID:lcIFqOvw
>>283
「作品」を批評することが、「作家」を批評することと同一視されると、
「陰口」ということになりますね、構造的に。だって、「作家」が
その「批評」を読むとは限りませんから。すでに亡くなった「作家」の
「作品」批評はすべて「陰口」になってしまう。

「行為のはしたなさ」を指摘することが、「行為主体のはしたなさ」の
指摘と同一視されてしまったり、「言表のはしたなさ」を指摘することが
「言表主体のはしたなさ」を指摘することと同一視されてしまう。
それが「はしたなさ」の「再生産」の条件ですよね。
297はく ◆3NcRyI2Bhk :2006/07/15(土) 03:54:02 ID:lJPQH2hZ
>>292
そんなーーーー奥さーーん!!!!


ということで。
このスレが「社会を変えようとしている人々の集まり」だと誤解してた方、
293さんが>>267を書いてくれたように、通じてる人には通じてンのよ。
つまり、そういう誤解を与えている責任は、
固定たちにだけあるのではないってこと。
で、>>264さんにも通じたよね。
まあ、通りすがりの人には通じにくいかも知れんけど、
>>264みたく聞いてくれれば、今みたく答えるんでさ。


んじゃ俺も寝るw お休みン☆
298quarante-deux ◆42FM9sGQ4o :2006/07/15(土) 04:05:11 ID:lcIFqOvw
僕はただひたすら Giving an Account of Myself し続けただけだけれど、
それで>>264さんは「じぶんが変わった」んですね。そういうことだと思うんです。
「じぶん以外の誰かが変わる」とか「社会が変わる」とか。
あるいは「教育」という「ささやかな奇跡」が出来するとか。

responsibirity と accountability のふたつの「責任」を
果たそうとし続けること、それが「はしたなさ」から「距離」を取るには
必要なんだと思います。
299禁断の名無しさん:2006/07/15(土) 04:14:29 ID:mFK8XgTJ
300禁断の名無しさん:2006/07/15(土) 04:19:27 ID:mFK8XgTJ
おさらい

「つくる会」や「バックラッシュ」に名を連ねている方々

ttp://www.geocities.jp/thrash_west/20060201_211037390.jpg
ttp://www.geocities.jp/thrash_west/ueno.html