東京理科大学

第一話「悪夢の始まり」

俺の名はユウキ。福岡のとある高校生だった。
高校は赤点ばかりで単位を落としそうになり、あわや留年のところまで来たが、何とか卒業できた。
高校時代は野球部。野球ばかりやってたせいでこうなってしまったわけだ。ついでに恋愛も失恋ばかりだった。
3年のときに好きな女の子に告白したが、普通にフラれた。しかも俺の友達と彼女は付き合ってしまった。
そのショックのせいで定期テストの時以外は俺は学校に行かなくなった。
無論、俺の性格上、周りには学校に行かなかった理由は失恋ではなく、受験勉強に専念するためだという事にしていた。
当然、家では勉強なんかできる気持ちじゃなかった。そし先ほど述べたとおり、あわや単位不足にもなりかけた。
そんなせいで、行く大学もなし。俺のプライドが許す大学には合格することはできなかった。
滑るのは分かっていたが、一応見かけ上良くするために東京理科大学理学部を受験だけはしておいた。
結果は言うまでもない。センターも実際は5割くらいだった。周りには7割5分と50歩100歩の嘘をついた。
俺は友達に「その得点じゃ俺の行きたい旧帝大には入れないな、」とだけ言い残して国公立受験を辞退した。（実際は5割なので出願できる大学なし）
そんな俺もなんとか卒業はできた。そして案の定、浪人することになった。
代々木ゼミナールに入学し、東京の寮生活をすることに決めた。
わざわざ学費のかかる東京での寮生活をするなんて馬鹿げてると思うかもしれないが、
勉強に集中するため、福岡での様々な悪夢を払拭するために・・・
そんな俺は決意に満ちていたはずだった・・・

次回予告　第二話「医学部への道」
主人公ユウキは自らの欲望に打ち勝ち、そして自分をフった女、自分を馬鹿にした人間達を見返すために医学部クラスに入学！
しかしそんなユウキに最初の大事件が！

移転先
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３取りー！！！

4様

理科大に経済系統の学部があるらしいけどレベルや就職状況はどうなん？

アッー！