ゲイが語るクラシック 8杯目♪♪♪

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584風船ヤァヤァ!
丸太様
そうですね。現代の音楽は、ブーレーズの言うとおり、ドビュッシーに始まった
といって過言で無いと思います。
ドビュッシーのソナタは、構想上では後の三曲、興味深い編成になってるんですよね。
たしか、その中の一曲などは、ティンパニーとベースとクラだったりするんだったっけかな?
最後の作品、ヴァイオリンソナタなどは、言われてみれば、余りに早く訪れた死をまえに、
やっつけちゃった仕事の感がありますが、それだけに鬼気迫る迫力を持った音楽になってます。

残された三曲のソナタに関しては、本当に惜しい気がするけれど、
どうしても、ドビュッシーって、定められた生を自覚して、そのなかで着々と、
成し得る仕事をしていったんだ・・・という印象があるんですよね。
だから、もともとが、あそこで終わるべきものなんだって。
前奏曲2巻を聴くと、そこには既に、死を容認したドビュッシーがいます。
むしろ、かわいそうなのはラヴェルだと思います。
あまりに悲惨ですよね・・・

郁代様&丸太様&ゾフィー様
20世紀の三人なんて、所詮はネタなんで、お遊び程度に考えてくださいね。
ロシアぞろいの丸太様って、イカニモですね。
ショスタコーヴェチが入っていないのはどうしてなのか疑問ですが。

ケージは確か、バルトークスレでも上がってました。
後の影響力を考えるならば、ドビュッシーに匹敵する音楽家かもしれません。
あまり触れる機会はありませんが、初期の作品などは、
結構ノリノリだったりするんですよね。

武満はナクソスから出たCDがなかなかお勧めです。
ドビュッシー好きなら、これはまず間違いありません。
意識的にドビュッシーの後継者たらんとした武満の態度を窺える名曲ぞろいです。
大江健三郎の小説を元ネタとした「雨の木」は、パーカッションだけの編成のくせに、
いともエロティックで、美しい「無調」の音楽を奏でます。