1 :
禁断の名無しさん:
同性愛者だからこそ持つ感情の機微ってあるはず。
ゲイ小説に限らず、純文学、エッセイなど
実際に執筆中の人限定で!!
2 :
禁断の名無しさん:03/05/09 07:56 ID:JJCDRCnD
今度の文学界に応募しようかなー、なんて思ってたりします。
3 :
ゲイパラ:03/05/09 12:53 ID:YdDmPNS7
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4 :
禁断の名無しさん:03/05/09 23:11 ID:acazRnh8
新人文学賞って、代表的な所だと
文学界、海燕、すばる、文藝、こんなとこ?
僕が文学部の学生の頃の知識だからあんまり自信ないけれど。
廃刊されてるのもあったりして。
5 :
禁断の名無しさん:03/05/10 00:23 ID:V5qT8CgH
そういえば昔、YES−YES−YESっていう売り専を舞台にした小説あったわね。すばる文学賞だっけ?
6 :
禁断の名無しさん:03/05/10 07:55 ID:78fo/a7d
比留間なんとか(w
芥川賞の吉田修一ってこっちの人?
業界ではゲイと思われてたのに、なんと女性との交際も発覚って噂の真相に出てたような。
で、どっちなの?
7 :
禁断の名無しさん:03/05/10 20:29 ID:k4z81Q/Z
パークライフの人?違ってたらゴメソ
8 :
禁断の名無しさん:03/05/10 20:31 ID:ywp/CAx1
当たり。>パークライフ
吉田修一、30代半ばであの頭の薄さはやばすぎる
9 :
禁断の名無しさん:03/05/10 23:20 ID:1hMYGlU4
よーしっ。じゃあ俺も書いてみようかなあ、って単純か・・
10 :
禁断の名無しさん:03/05/10 23:22 ID:wPnyIH5h
いつも最初の2文で満足してしまいます。
書いてます。
12 :
禁断の名無しさん:03/05/11 07:58 ID:ymR/rW8/
書き出しうっぷしる!
13 :
禁断の名無しさん:03/05/11 08:11 ID:mBahdDCq
>>4 あと、新潮文学賞が入るか。純文学系だと。
エンターテインメント・ミステリ系はもっとあるね。
今のところ、江戸川乱歩賞が賞金1000万円で一番高いのかな。
乱歩賞はプロの作家も、アマと同じように応募して
選考されるらしい。
14 :
りょう:03/05/11 08:43 ID:bYIpIEuh
15 :
禁断の名無しさん:03/05/11 11:59 ID:ZAaNgikx
>>13 そうか、天下の「新潮」を忘れてたね!
で、ふと思ったんだけど各新人文学賞の過去の受賞作品って
それぞれの文芸誌のカラーの違いってあるのかな?
話はかわるけど、ノンケが格好いいと思う男は
なぜか皆タランティーノ風だったり、
女が描きがちな格好いい男は
ただ優しいだけの男だったりすることが多いけど、
ゲイが描く格好いい男は表面的ではない、真に格好いい男
になりそうですね。
16 :
禁断の名無しさん:03/05/11 12:03 ID:ZAaNgikx
追加・・・
自分に厳しいゲイならの話しだけど。
17 :
禁断の名無しさん:03/05/11 15:59 ID:Rkxn9r7H
>>4 「海燕」は、福武書店がベネッセコーポレーションに変わった頃に
廃刊になっていますよ。
まだ新人賞に応募したことはないけれど、応募するとしたら
ぜったい「群像」に、と決めています。
で、ここのみなさんは、今回の群像or文学界新人賞受賞作は読みました?
18 :
禁断の名無しさん:03/05/13 07:08 ID:gBBBFfeN
文学界の選評は読んだ。(立ち読み)受賞作は読んでないけど。
でも今回は珍しく単独受賞だからそれなりに力作なのか?
19 :
禁断の名無しさん:03/05/13 07:13 ID:LKlW+4ak
ネットで書いてた日記が話題になって
出版化され大ヒット、帯に椎名林檎推薦まで頂いちゃって
ウハウハの女を知っています。
僕たちはホモなので、ふつーの人たちよりも
そういった意味でも有利だと思うんだよね
まずは、日記で自分のプライバシーを晒してみてはど?
20 :
禁断の名無しさん:03/05/13 07:16 ID:LKlW+4ak
>>15 ゲイが描く格好いい男は”不自然な男”になりそう。
あとは、自分を見ながらオナニーできちゃうような
ナルシストな男とか、、、読み手からしたらリアリティのかけらも
ない男でしょうか
21 :
禁断の名無しさん:03/05/14 01:10 ID:jap+o07w
>>20 「不自然な男」になってしまうかどうかは、それを書く人の文章テクにも
よるでしょうね。三島由紀夫やジャン・ジュネの描く男も
相当ナルシストですからねえ。
僕が言いたい事は、「ストイックさ」や「散り様」や「去勢された優しさ」
だけが男の格好良さではなく、普段は強がっていても時には自分に正直に
泣いてみたり、優しくても時には止むに止まれず愚痴をこぼしてみせたり、
そんな人知れず持つ弱さや不安定さを表現するには、ゲイの人は
アプローチしやすいのではないかな、と言う事なんです。
例をあげると『潮騒の少年』の「僕」なんて格好良いと思うんですよね。
最近読む小説の主人公は、なぜか「何となくイイ人」なキャラが多くて
イライラしていたせいか、ふとこんな事を思った次第です。
でも実際自分で書くとなると難しいですね。
22 :
禁断の名無しさん:03/05/14 01:38 ID:yV2riwcl
23 :
禁断の名無しさん:03/05/14 01:53 ID:HPtaI9Fm
>>19 私小説(一種の体験談小説)は今でも日本文学の王道。
ところで、川端や太宰がネットのある時代に生きて、
ネカマやったら絶対にばれないだろうなあ
24 :
禁断の名無しさん:03/05/14 01:58 ID:P60v3mND
編集部に持ち込みっていうパターンもあるけど、
これは運にかなり左右されるね。
たまたま、最初に見てもらった編集の人と好みが合わなければポイになるし。
25 :
禁断の名無しさん:03/05/16 08:02 ID:aQgxBd/h
age
すばる文学賞をとった
織田みずほとやらが、バディで書いていた頃の文章を知らんかのう
27 :
禁断の名無しさん:03/05/17 00:00 ID:70MbXTSF
詠美、次回から芥川賞の選考委員だって。
28 :
禁断の名無しさん:03/05/17 13:49 ID:LGCPXbfy
>>26 俺も読みたい!これを機会に織田みずほのバディ時代の小説を復活させて
載せて欲しいなあ。で、織田の『スチール』読んだ人いますか?
なんか賛否両論みたいだけど。
29 :
禁断の名無しさん:03/05/18 01:37 ID:cn2GSvch
>27
あの人、純文学なの?大衆小説だとおもうけど。
橋本健太郎のスレですか?
31 :
禁断の名無しさん:03/05/18 01:55 ID:M3JOTHq3
>>29 直木賞獲っているけど、その前に芥川賞の候補にもなっているし、
最近では純文学系誌の発表の方が多いからか?
でも、日野啓三さんの後任が詠美ってのがなぁ…
32 :
禁断の名無しさん:03/05/18 01:59 ID:KIt5LmmD
33 :
禁断の名無しさん:03/05/18 02:01 ID:jPyqOL6p
やっぱゲイネタで小説を書くべきなのかすぃら?
34 :
禁断の名無しさん:03/05/18 02:06 ID:M3JOTHq3
でも、今現役でゲイをモチーフにした作品を一般誌に
発表しているゲイの男性作家っているっけ?
ビアンなら中山可穂、松浦理恵子とか思い浮かぶが。
める
・・・・
37 :
禁断の名無しさん:03/05/18 07:34 ID:G2Pkjasw
俺ホモだけど松浦理英子、好き。
ナチュラルウーマン萌え。
38 :
禁断の名無しさん:03/05/18 08:36 ID:umRKXf3O
藤野千夜は?ま、ゲイじゃなくてTGだけど。
俺は好きで、全部読んでたりする。
松浦も好きだけど、笙野&多和田のほうがもっと好きだな。
ゲイ的には多和田の「球形時間」なんか良さげな気がするが。
39 :
禁断の名無しさん:03/05/19 07:51 ID:OV26b7YZ
age
40 :
禁断の名無しさん:03/05/19 22:27 ID:VVagV0hb
41 :
禁断の名無しさん:03/05/20 17:20 ID:JhyH76jQ
ゲイなのに、あえて同性愛にこだわらない小説を僕は書きたい。
ヘテロが読めば切り口が面白いなあと思えて、
ゲイが読めばちょっと勇気がもてる、
そんな小説は書けないかなあ、と夢みたいな事を考えています。
42 :
禁断の名無しさん:03/05/20 22:19 ID:o/W/Tpnv
あたし、娘。小説書いてます。ノリで。
別に同人女じゃないのよ…。
たぶんどんな作者&読者よりリアルに女同士の恋愛を体験してるはずなのに、
書いてるのは非エロ、どころか恋愛モノですらない罠。
「コトバがなくても解りあってる2人」みたいのが書きたいだけなのかなー。
44 :
41:03/05/21 01:02 ID:II2y4m3Z
45 :
禁断の名無しさん:03/05/21 07:36 ID:aPvll7zG
45
46 :
禁断の名無しさん:03/05/21 17:43 ID:YUYw316+
>>43 「友情はsexの無い同性愛だ。」って誰かが言ってましたよね。
無理に恋愛ものを書こうとしなくてもイイんじゃないかな。
「言葉がなくても解りあえる2人」素敵です。
>>34 「ハルジオン」の英田大輔と「スチール」の織田みずほ。
読んでないので内容は知らない。
48 :
禁断の名無しさん:03/05/22 03:13 ID:EtUGMLJf
女の視点で
女に共感してもらうの狙うのは、駄目?
49 :
禁断の名無しさん:03/05/23 07:39 ID:YD0hq8iC
age
50 :
禁断の名無しさん:03/05/23 09:40 ID:Loe29KHQ
土方に集団レイプされて
さっきまで自分の尻の穴に入ってたチンポ舐めさせられて
中出しどころか、尻の穴の中に小便されるの。
昼間は逃げられないように監禁されて
そのうち玉抜きされて風俗に売り飛ばされるの。
ハァハァハァハァ
51 :
禁断の名無しさん:03/05/23 09:53 ID:EYtMCDIK
52 :
禁断の名無しさん:03/05/24 10:45 ID:WyZPITBS
53 :
禁断の名無しさん:03/05/25 19:30 ID:H0fmB0rr
>>46 セックスなしの恋愛というものは存在するので、
(いわゆるプラトニックラブとか、忍ぶ恋とか)
セックスのない同性愛=友情、ということはいえないと思う。
54 :
禁断の名無しさん:03/05/26 07:59 ID:nmz87r4d
age
55 :
禁断の名無しさん:03/05/26 22:05 ID:iD/1ePSO
>>53 なるほど。そういう意味でしたか!
失礼いたしました。
こんな時代だからこそプラトニックな恋愛(若者のね。)を
読んでみたい!!これこそ同性愛者の得意分野かもしれませんね。
56 :
禁断の名無しさん:03/05/26 22:18 ID:wT+0s1v4
ゲイ(ゲイ有力説含む)の作家や映画監督でゲイを描かない人って割といる。
叙情性のある話や女性を描くのが上手かったりするね。
57 :
禁断の名無しさん:03/05/26 22:29 ID:iD/1ePSO
>>57 作家だと日本人で最初にノーベル文学賞を獲った作家や
文芸春秋の創設者で「真珠夫人」の作者。
映画監督だと、「男を撮るなら黒澤、女を撮るなら○○」と
黒澤明と同世代で並び称された松竹の映画監督が
ゲイ説が根強い。
59 :
禁断の名無しさん:03/05/26 22:36 ID:XFe9mi64
>>57 典型例は○城○○彦ってとこかしら。
でもあの人は結構ゲイ物書いてるわね。
って、別スレでやった方がいいかしらね?
一応sageないどくけど。
60 :
sage:03/05/26 23:14 ID:iD/1ePSO
sageまちがえた〜ッ!
逝ってきます
町田康系の文章でゲイ物語書きたい!
>>58 K端ってそうなんだー
63 :
禁断の名無しさん:03/05/28 00:39 ID:au0qXAND
森健タン・・・
たくましい体でガソガソ女を突きまくってるんだろうな・・・
64 :
山崎渉:03/05/28 09:12 ID:yrus704e
∧_∧
ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄〕
= ◎――◎ 山崎渉
65 :
禁断の名無しさん:03/05/28 21:36 ID:zhPSXkoi
川端とか菊池はマチズモの物語主義的叙情性に女性を一元化してるだけで
決して女性を書くのがうまいとは言えないと思うな。
むしろ男性性雄性を突き詰めた結果、女性から"non"を言い渡される
藤枝静男とか古井由吉とかのが女性の他者性を隠蔽することがなく、
うまいと思う。
まあこの二人は女性描写だけに限らず川端以上の才能を持ってるだろうけど。
66 :
禁断の名無しさん:03/05/30 20:42 ID:rt7kfdrN
あげます
67 :
禁断の名無しさん:03/05/31 07:13 ID:pkfE0K+D
古井ってそんなにすごい作家なの?初心者が読みやすい(入りやすい)作品てどれ?
杳子とか?
68 :
禁断の名無しさん:03/05/31 12:01 ID:Vx/YUQAe
すごい作家ですよ。現代随一の文豪じゃないかな。
古井を貶せる人もまったくいませんし。あ、も一人、小島信夫がいるか。
読みやすいのは『杳子』かな。ただ、描写が苦手だと読みにくい。
古井初心者なら、初期から最近までの短篇が納められた『木犀の日』がベスト。
体力精神力ともにあるなら『槿』がオススメ。俺は二番目に好き。
俺が一番最初に読んだのは『白髪の唄』だから、(入手できるなら)
それもオススメ。
69 :
禁断の名無しさん:03/06/01 07:55 ID:b3FAvice
仮往生文試伝だっけ?あれはどう?日本文学最高レベルだそうだけど by福田和也。
70 :
禁断の名無しさん:03/06/03 23:28 ID:VV47xZqH
>>69 by福田和也って、『作家の値うち』でしょ?
あれは福田の戦略ミエミエな本だから・・・もの凄く大江のこと好きなくせに。
仮往生伝は難しすぎ。読めない。いやいちおう通読はしたんだけどね。
71 :
禁断の名無しさん:03/06/04 07:34 ID:vz8gRREx
福田が大江好きなの?やっぱパンク右翼ってのは商売でホントは隠れ左翼なの?
そういうイデオロギー的な部分を除けば、大江の文体は魅力的だと思うよ。
73 :
禁断の名無しさん:03/06/05 07:44 ID:OYRh4ng8
東の大江、西の中上だっけか。
正直、この二人のどこがすごいのかようわからん。
74 :
禁断の名無しさん:03/06/05 13:17 ID:nucDTpU7
中上は決して好きではないけど、すごいとは思う。『紀州』なんか特に。
大江は、ありきたりだけど『万延元年〜』がやっぱ最高。
文圧で読み手が窒息しそうになるかんじじゃない?
といっても、大江も中上も10冊程度しか読んでないんだけどね(^^;
75 :
禁断の名無しさん:03/06/06 07:55 ID:+wH30Q0i
漏れはほとんど読んでない(w
読みやすそうだった大江の性的人間も、なんかへたくそな文だな〜とおもって途中でパス。
中上の「讃歌」は2丁目を舞台にした男娼が主人公の話なので、読みやすかったけど(w
でも文学的に質が高いとは思わなかった。
そんな漏れが好きなのが松浦理英子。解かりやすいですね(w
76 :
禁断の名無しさん:03/06/06 15:01 ID:HYUEeqyv
>75
大江の「讃歌」。興味あるのですが、このタイトルを表題とした
本が見当たりません。どの本に収録されているか教えてください。
77 :
75じゃないけど:03/06/07 01:43 ID:1rGw3mMP
>>76 『讃歌』は小学館文庫の「中上健次選集」にあります。
>>75 大江は文章がヘタクソなんじゃなくて、わざと読みにくい文章を作るんです。
中上も、そう。
78 :
75:03/06/07 07:58 ID:dQ/vobrM
>>76 ブックオフで買ったから、結構出回ってると思われ。
>>77 わざと下手ってのがねえ。難解なのがいけないって言うんじゃないけど、
中上ってホントに下手そうにみえるけどなぁ。読解力がないだけか。
79 :
77:03/06/07 21:10 ID:8FCiO9FN
うーん・・・松浦と中上は問題意識をけっこう共有してると思います。
近代日本語とヘテロ男性主体性の相補的な体制ヘの批判者と、
おなじく近代日本語と天皇制の相補的な体制ヘの批判者。(紋切型でスマソ)
松浦もけっして「美文」なんか書かないですよね?松浦が文章巧いんだとしたら、
それは中上が築いた基盤のおかげ(言い過ぎじゃないと思います)。
いや、俺も松浦好きなんですけどね。
ところでこのスレって「実際に執筆中の人限定で!!」だったんですね。
武田泰淳の『目まいのする散歩』みたいなのをいつか書いてみたい。
80 :
75:03/06/08 07:24 ID:ypljKiLy
松浦の「ナチュラル・ウーマン」を三島賞に推薦したのは中上。
で落したのは、大江。ここでも因縁の対決が(w
あと対決と言えば、大江と江藤潤が有名らしいけど、どんな内容なの?教えて!
81 :
禁断の名無しさん:03/06/09 06:53 ID:FBt0rcYP
age
82 :
75:03/06/10 07:33 ID:r4Z4tOUt
もう日本文学に詳しい人、来ないのかな。カキコして欲しいのに。
83 :
禁断の名無しさん:03/06/11 00:01 ID:nX1FShjM
元は仲の良かった大江健三郎と江藤淳の離反というのは、たしか、
大江が『万延元年』あたりから歴然たる「戦後民主主義」のイデオローグとなって
あからさまに「公」の言葉に向かってしまったのに対して、
江藤が「個」の普遍性をもって反発した、というところだったと思います。
間違ってたらゴメンナサイ。柄谷行人がどこかで整理していたはずで す。
今となっては、「個」と「公」の問題設定じたいが少々時代錯誤の感もあるので、
この論争を読みなおすとすれば、タームの転換が必要かもしれません。
84 :
75:03/06/11 07:46 ID:bUU53hcR
業界でタブーとなってる仲、と聞いたことあるから、そういう思想的な問題だけじゃなく
生身のどろどろしたものがあるのかな、と勝手に思いこんでいました。
85 :
禁断の名無しさん:03/06/13 02:38 ID:aQeTuwYB
柄谷が批評活動を始めてからそれほど間もない頃に、
その論争をまとめるような文章を書くことができたくらいだから、
「業界でタブーとなってる仲」というほどのことではないように思われます。
文筆家のスキャンダルなどはあまり知らないので、何とも言えませんが。
谷崎と佐藤春夫、バタイユとラカンみたいなことはおそらく無いでしょう。
渡辺淳一と東野圭吾みたいなことはあるかもしれませんが・・・
86 :
禁断の名無しさん:03/06/13 06:50 ID:9Q5YpXpo
>渡辺淳一と東野圭吾
藁田。
ところで柄谷っていうひと、どういう存在なの?
湾岸戦争で文学者による反戦表明とかして、コケたらしいけど、その後の消息は?
渡米したと聞いたことあるけど、評論家としての評価は下がったわけ?
あと右の方で行くと江藤潤の後釜はやっぱ福田和也に納まっちゃったのか?
勢いでいくと大塚英志のほうがあるような気もするけど。
87 :
禁断の名無しさん:03/06/14 01:48 ID:RurihFEN
そのあたりのこと(評価に関すること)については、
文学板できいたほうが深い情報を得ることができると思います。
ただ、実際にきいてみればおそらく罵倒を浴びるだけで終わってしまう
可能性が大なので(罵倒で成立している板ですから)いちおう・・・
世界レベルでも読みごたえのある「思想家」というと
今でもやはり柄谷しかいないんじゃないか、ということになると思います。
ただ、「活動家」としては、とくに9・11以降はガタガタです。
個人的な偏見でしかないかもしれませんが、
大塚はたんなる(身振りのソフトな)罵倒芸人にしか見えません。
88 :
禁断の名無しさん:03/06/14 01:53 ID:rB8SNc/J
しかし、私は彼を 許せるはずもなく...
89 :
禁断の名無しさん:03/06/14 07:56 ID:arTtFPJY
>大塚はたんなる(身振りのソフトな)罵倒芸人にしか見えません。
ということは笙野頼子のクレームにも一理あると?
笙野って福田に「クレーマー作家」とか書かれてたけど、実力はどうなの?
文学好きの人からは「本物」と評価されてるみたいだし、漏れの好きな松浦理英子も
友達みたいだし、きっとすごいんだろうなと思って文庫本読んでみたけど…
正直、どういう風に読めば面白いのか解かりません(漏れの読解力は宮本輝並?)
90 :
禁断の名無しさん:03/06/14 21:51 ID:V1y8Zx2T
笙野頼子の最近のクレーム評論「女の作家に位なし!?」に理があったか
なかったかは難しいところですが(他方、小説「水晶内制度」はすごく良かった)、
それ以上に大塚&その周辺に理があると思えないのは、
みごとに女性的=被抑圧者的な歴史感覚を欠いているからです。
かつて田山花袋が「女流文壇はサブカルチャー」(ソースは失念しました、スマソ)
などと発言した事実を知らず(ほかならぬ「サブカル」という言葉が当てられた)、
安易にも「どうしてフェミニズムが出てくるのか分からない」というような事を
文藝時評に書いてしまえる永江朗などはその典型だと思えます。
笙野はたしかにムズかしいです。俺も最初に読んだとき(『居場所もなかった』)は
おなじく「どういう風に読めば面白いのか解かりません」でした。
『説教師カニバットと百人の危ない美女』で初めてシンパシーを感じました。
どういう風に読んだら面白くなるか、については考えてみます。
91 :
禁断の名無しさん:03/06/15 00:06 ID:nA0ZhTcc
大塚って、大塚楠緒子?
92 :
禁断の名無しさん:03/06/15 01:40 ID:gE5rlYD6
文壇的男性の「対象」であった女「流」作家という意味では、
>>90に連なる、なかなか良い名前を出してきてくれましたね
>>91
93 :
禁断の名無しさん:03/06/16 02:27 ID:ugq9s+of
菅野すがっていうセンはアリ?
95 :
禁断の名無しさん:03/06/17 07:49 ID:tc5B0BvU
age
96 :
禁断の名無しさん:03/06/19 01:20 ID:pmkOdD7D
>>93 何が
>菅野すがっていうセンはアリ?
なんですか?
97 :
禁断の名無しさん:03/06/19 01:30 ID:/4Wbf9Sl
網野菊じゃないの?
98 :
禁断の名無しさん:03/06/19 01:54 ID:pmkOdD7D
なぜに菅野須賀子が網野菊になるんですか?
網野菊はたしか1900年前後生まれで(しかも1980年頃まで生きてたと思う)、
大逆事件は1910年ですから、菅野=網野ということが不可能なのは明らかだと
思うのですが。
網野=菅野の娘というのも無いでしょう(菅野が結婚をしていたかどうか・・・)。
それともそういった説が発表されているのでしょうか?
99 :
禁断の名無しさん:03/06/20 14:01 ID:5BQaGxpV
>>94 おもしろい。
私は群像を目指す事に決めました。
100 :
ゲイパラ:03/06/20 17:41 ID:O5Ngw5OI
101 :
禁断の名無しさん:03/06/22 11:55 ID:0+Cv6v3P
age age
102 :
禁断の名無しさん:03/06/22 22:02 ID:sq0T3ELx
>>99 余計なお世話だったらゴメンナサイですが、
もし村上春樹と村上龍を輩出(むしろ排泄)したから群像、と決めたのだったら、
それはやめたほうがいいと思います。
村上龍はともかく、村上春樹は素人相手の叩き売り的商売人ですから、
春樹の影響下で小説を書いてもほとんど評価はされないでしょう
(スガ秀実曰く「レトリック知識が高校生以下の加藤典洋」を除いては)。
加藤を除く選考委員が、多和田葉子・堀江敏幸・藤野千夜、
そして極め付けに松浦寿輝ときては、十中八苦評価されないに違いありません。
また、群像は前衛的(今さらこの言葉も恥ずかしいものですが)な小説が
評価される傾向にあるので、かなり方法論的な意識が必要です。
104 :
ワッハッハ、ワッハッハ:03/06/22 22:57 ID:e+kQj8c+
いやいや、きっと有吉佐和子だよ。
曽野綾子とか。
樋口一葉でもいいよ。もちろん。
林芙美子とかね。
宮本百合子はちょっと、って感じかも。
105 :
禁断の名無しさん:03/06/22 23:04 ID:HBOQalhY
今回の群像の審査員、藤野を除いて一人も知らないぽ。
若手か?
106 :
禁断の名無しさん:03/06/22 23:45 ID:sq0T3ELx
多和田葉子は「かかとを失くして」(91)で群像新人賞(柄谷に褒められ、
三木卓に貶される)、「犬婿入り」(93)で芥川賞、「飛魂」「聖女伝説」などの、
批評空間系の批評家に絶賛された傑作を経て、「ヒナギクのお茶の場合」(00)で
泉鏡花賞、「容疑者の夜行列車」で伊藤整文学賞を受賞した、高い評価を得ている
ドイツ在住の女性作家です。
松浦寿輝は80年代からフランス文学者(蓮實の影響下)・現代詩人
(「ウサギのダンス」が有名)・映画評論家(こちらも蓮實の影響下)として活躍し、
「折口信夫論」で三島賞、「エッフェル塔試論」で吉田秀和賞、
「花腐し」で芥川賞、「表象と倒錯」で芸術選奨(たしか)を受賞した、
もうかなりベテランの小説家兼批評家です。
とりあえず言っておくと、群像選考委員で一番の若手は藤野ですよ。
107 :
禁断の名無しさん:03/06/23 00:04 ID:of3MqrXy
私は文藝をめざします。
>>106 なんかメチャクチャ堅そうだね・・・
村上春樹にやって欲しい・・・
109 :
禁断の名無しさん:03/06/23 00:23 ID:b+chqIKc
>>108 俗流オカルト「心理学」者でしかないユングを拡大解釈して盲目的に小説へ導入する
あの作家にですか?
ユングを知らない読者にも、小説を分かっちゃったような気にさせる所は
ある意味で凄いとは思いますが。
ってか、松浦も多和田も藤野も面白いですよ。一度読んでみたらいかがでしょうか。
シビアなことを言ってしまうかもしれませんが、
たとえばブランショもバルトも知らずに
(つまり松浦を「堅そう」を感じるメンタリティというか何と言うかを持って)
小説家デビューしたいというのは、すこし厳しすぎると思います。
110 :
プソン:03/06/23 00:27 ID:fTq5FaWy
たまには小説も書いてみようかな
111 :
禁断の名無しさん:03/06/23 00:40 ID:jvckST3i
111
しかし、私は彼を 許せるはずもなく...
>>109 凄いね。
そういう、ブンガク的コムズカシイ用語・人物が羅列できないとジュンブンガクは
確かに厳しいか。
実を言うと、あんまり凄いと思わないけどねw 春樹もこんな単調なわかりやすい人に
裁断される筋合いないだろう。だいたい、小説って言ったら即純文学なのか、このスレは。
113 :
禁断の名無しさん:03/06/23 01:45 ID:yg/XwuoQ
うん、凄くない。あたりまえでしょう。
バルトとブランショを並べたくらいで羅列というほどのものでもないですし。
また、ひとつもコムズカシイブンガク的ジャーゴンなどは使用しておりません。
>春樹もこんな単調なわかりやすい人に裁断される筋合いないだろう
という批判は、小説の批判するならお前それ以上の小説書けんのか?
というバカげた紋切型と同型です。
まあ、こういう反応をするから「単調なわかりやすい人」なんて
言われるんでしょうね。
114 :
禁断の名無しさん:03/06/23 03:52 ID:of3MqrXy
こむずかしいこと並べても
結局、人に読まれなければ、
たいしたことないでしょ。
115 :
禁断の名無しさん:03/06/23 07:06 ID:xSOOiOZE
文学は読者を選ぶからねぇ
>>114 沢山の人に読まれて評価されるのは大衆小説。それはそれでいいけど
失楽園(渡辺の)が数100万部売れたって、文学にはなんら影響しないしねぇ。
いや、大衆小説としてもあんなのが大ヒットしてる時点で恥ずかしいと想うけど。
116 :
禁断の名無しさん:03/06/23 10:06 ID:of3MqrXy
117 :
禁断の名無しさん:03/06/23 11:37 ID:Kx65LxaO
素朴な疑問ですが、
いままでに、文学に多大な影響を与えて、
なおかつ部数的にもヒットした(純)文学作品ってあるのかなあ?
118 :
禁断の名無しさん:03/06/23 14:35 ID:KYNp6pzU
左右を問わず頻りに反米が喧伝されているような状況の中で、
「売れなきゃダメ」みたいな、ある意味アメリカニズム的政治性を持つ言説が
いまだに機能しうると思われているというのは、なんだか奇妙な気がします。
>>117 時期的にはどの辺りを想定してでしょうか?
いちおう、ここ30年間で考えられるものとしては、
70年代の古井由吉、中上健次、高橋源一郎、松浦理英子、阿部和重
あたりでしょうか。それぞれがかなりの売れ行きを達成した作品を書いています。
119 :
禁断の名無しさん:03/06/25 07:30 ID:73pLzem7
>>117 どこまで売れればいいのかって問題もあるけど、10万部がベストセラーの条件なら
純文学でもそれくらいなら狙えると思う。もっとヒットすれば30万部もいける。
けど純文学で100万とか超えちゃうのって、ちょっと違うな〜。
120 :
禁断の名無しさん:03/06/25 23:42 ID:tihJb5eh
純文学で10万部なんて今日びあるの?
文学界、群像、その他の新人賞作品の売り上げは
初版四千部の、実売2000部(ほとんど図書館)って聞いた。
121 :
禁断の名無しさん:03/06/26 07:54 ID:caBkSMuG
文芸誌でも一万部は超えてるでしょ。誰かが意図的にデマ流してるんじゃないの?
笙野頼子に怒られるよ(w
122 :
禁断の名無しさん:03/06/26 09:42 ID:8ZznMsQM
>>121 文芸誌じゃなくて、単行本の話でしょ。
雑誌は、一万切ったら自動的に廃刊だからね、メジャー出版社の場合。
純文学の採算は、単行本的にも雑誌的にも全く取れてない。笙野だって、年収400万ぐらいらしいから
一万部越えた単行本なんてないんじゃない? あれだけ、総なめで賞取ってんのに
やっと食えてる状態らしいよ。純文学作家って、印税や原稿料だけじゃ
全く食えないから、審査員とか公演とかカルチャーセンターの講師とかで
食っていくしかない。島田雅彦のように、大学の先生になるとかね。
食って生きたいんなら、絶対にエンタメ。
山本夏彦が、原稿料安すぎ!って怒ってたね。
124 :
禁断の名無しさん:03/06/27 06:50 ID:p6Ahq/Cz
でも「猛スピードで母は」で芥川賞とった香具師は10万部くらい行ってたような。
125 :
禁断の名無しさん:03/06/27 08:09 ID:y1DSsjml
パークライフは?
126 :
禁断の名無しさん:03/06/28 12:01 ID:MytxdcVs
素朴な疑問その2
そもそも純文学って何なのだろう?
一般的に吉本ばななや村上春樹は軽視される傾向にあるけれど、
高橋源一郎は一目置かれる存在ですよね。村上龍や島田雅彦も
ギリギリ後者か?
でも皆、少なからず現代の日本文学に影響は与えているのに、
この評価の差はどこからくるのでしょうかねえ。
「言葉」の存在意義を追求している執着心の差ですか?
皆さんの意見をお聞きしたいです。
127 :
ワッハッハ、ワッハッハ:03/06/29 02:02 ID:mh14eisl
>>126 っていうか、その作家の本当の評価は時代に洗われないと分からないよ。
源一郎や島田雅彦ががんばってるって言えるのは、上の方にも書いてた人がいるけど、
現代思想・文学理論をちゃんと勉強したうえで(バルトなんかもはや古典だよ)、
さらにそれを乗り越えるような作品を目指そうとしている(成功しているかどうかは分からない)
からだろうし、一方で村上春樹は、彼も確かに勉強はしてるんだけど、過去の成功に不幸にもしばられて、
売れる作品を書こうっていう姿勢が見え見えなのと、カフカやら漱石やらからアイディアを
持ってきて、それを自分の想像力を姑息に喚起させるだけの手段として使って小説にしちゃう
その汚さが嫌われてるみたい。(パクりとか言ってるわけじゃないよ)
まぁ、とにかく、他の人の作品も読まず、現代思想の勉強もせず、それにも関わらず
自分にはオリジナルなものが書けていると信じ込んで新人賞に応募してくる人が
多くてウンザリって、某文芸誌の編集者が言ってたそうだよ。
128 :
禁断の名無しさん:03/06/29 02:20 ID:S5UzyVGf
ちょっどぉ!アダスさ題材に誰か小説書がない?
宝塚に憧りて、嫁ッコさ行った姉さ訪ねて大阪に行ったんだ。
しだら、その姉が手品師んトコさ連れてって、
宝塚に憧りてたはずが手品師の弟子だべ?
しばらくやっでみだけんども、イヤだから辞めて
東京さ来て日劇ミューヅックホールで裸踊りさすで、
アンダ、今じゃモンペさ穿かしたら
右さ出るものがいねぇくらいの大女優よ!!
ギャッハッハッハハハハハハ〜ッハハ〜ッハハハハハハハハ!!
あき竹城、マンズマンズ笑えるんでないかい?
129 :
禁断の名無しさん:03/06/29 02:22 ID:DEsN2aEn
誰か通訳お願い。
130 :
禁断の名無しさん:03/06/29 02:25 ID:j1c9Hpf8
アンダ!失礼でないの?
アダス東京さ長いから、訛りも取れで、
最近すっかり垢抜けたっで山形で言わりるのよ!
ギャッハッハッハ!アッハッハ!
あき竹城笑える!!
131 :
禁断の名無しさん:03/06/29 06:49 ID:C3fAJDxx
>自分にはオリジナルなものが書けていると信じ込んで新人賞に応募してくる人が
多くてウンザリって、某文芸誌の編集者が言ってたそうだよ。
アイタタタ…
ところで127さんは編集部の方とお知り合い?もっと裏話きぼんぬ。
133 :
126:03/06/29 11:29 ID:F0QxYq8F
ワッハッハ、ワッハッハさん
文学や作家達への愛情溢れる、
非常に分かりやすい解説ありがとうございました!
そうですね、思想や理論への畏怖感があってこそ、
はじめて既成概念を壊すことへの挑戦が出来るものなのですね。
僕にとっても、本当に、最後の3行はアイタタタ・・・ですね。
がんばらなくては。
知ったかぶりしただけです……
>>131 私の大学の先生がお知り合い、というか、一緒に仕事をしてました、以前。
そんなに裏話は知らないです……
>>133 がんばってください。私も新しい・面白い小説は読みたいですよ。
135 :
禁断の名無しさん:03/06/29 22:59 ID:ZkciCU2m
純文学は、娯楽じゃなくて「学問」ってことだな、その編集者の意識からすると。
エンタメと売り上げの桁が違うのも頷ける。
なんかさ、群像も近いうち廃刊って噂あるよ・・・
国の金入れないと、もう営利企業がやるのは無理でしょう
136 :
ワッハッハ、ワッハッハ:03/07/01 01:18 ID:JJsD+gwt
>>135 >純文学は、娯楽じゃなくて「学問」ってことだな、その編集者の意識からすると。
違うよ。どうしてそうなるんだか。
大衆作家だったら学問的な勉強はしてないと思ってる?
理論を勉強せずに時代の先端を行くものを書けてしまうのはよほどの天才だけだよ。
その天才だって、数年したら取材やら勉強やらが必要になってくるよ。
それは文学に限らないよね。映画だって演劇だって、作る人達は現代思想なんか、
よく勉強してるよ。してない人もいるけど。
137 :
禁断の名無しさん:03/07/01 02:01 ID:i5B/GoRB
>>136 営利商売にならないから、「学問」って言ってんじゃないの?
大衆作家は、現代思想その他小難しいものは勉強してませんぜ。
そんなもん入れなくても別に「大衆」は気にしないし。
純文作家と違って忙しいしね。
群像とか文学界とか、何でもってるのか不思議でたまらん。
部数一万部で、脚きりギリギリ。国の金入れないと絶滅は仕方ない。
>>137 営利商売にならない=学問??
もちろん小説にこれがお勉強の成果だ!!なんてものを露骨にいれるなんぞ、
純文学(っていうかこれも死語だけど)の作家だってしないけど……
読者は大衆的な作品だろうがそうでなかろうが最初からそんなものは気にしてないでしょ、そりゃ。
でも文学は読者受けすればそれでよいっていうのではない側面もあるわけで。
などと疑問はつきませんが、まぁ、たしかにな〜んにも考えずに自分の自意識だけで小説書いて、
なぜか成功しちゃってる人もいるしね……
今は亡きヤスケン(のことは嫌いだったけど)が嘆いてたのもよく分かる。
139 :
禁断の名無しさん:03/07/02 22:55 ID:RM2A6S9o
小説を書きたいのですが、漏れはパソコン初心者なのでホームページを作ってません。
ここに書いても良いですか? 今、執筆中です。
140 :
禁断の名無しさん:03/07/03 02:22 ID:xbVwCmq7
小説(フィクションです)
中学3年生といえば、何かと恥かしがる年頃である。ある意味で修学旅行は
、恥かしがり屋にとっては、嫌な行事の一つかも知れない。一つは、入浴であ
る。学校によってはタオルを巻いて浴槽に入ることを許可している場合がある
が、お湯が汚れるという理由からタオルを腰に巻いて入ってはいけないと指導
している場合もある。後者の場合、浴槽に入る直前、人に見られないようにタ
オルを取るのと同時に浴槽に入る。また、浴槽から出るときも一苦労で、濡れ
たタオルを腰に巻くのは難しく、前は隠せても後ろは隠せない。恥かしがり屋
の生徒達にとっては、嫌な行事の一つである。
二つ目は、2日目の朝である。男子が学校で個室に入るのはとても恥かしい。
大便をしているのが他人に知れてしまうからだ。しかし、修学旅行では、朝、
トイレに行かなければならない。人間の生理現象である以上、恥かしがっては
いられない。宿泊先の旅館には、部屋ごとにトイレがついている場合が多く、
何となく入りづらい。だが、それは、他の人も同じで、トイレに入ったからと
いってちゃかす人はあまりいない。それはそれで何となく恥かしいものだ。
この話は、中学3年生の修学旅行で起こった、恥かしい出来事である。
141 :
禁断の名無しさん:03/07/03 02:23 ID:xbVwCmq7
2泊3日の修学旅行で訪れた観光地。中学生と引率教師の一行は、バスや新
幹線などを乗り継ぎ、ツアーコンダクターに導かれながら見学地をまわった。
夜も暗くなり、その日の宿である旅館に到着した。生徒達は、バスの中で担任
教師から今日のこれからの予定、入浴時間、班長会議など細かい指示がなされ
た。バスから降りると、旅館の従業員がその地域の方言で迎えた。担任教師は、
声を荒げながら、「旅館の方に挨拶しろ」だの「部屋に行け」だのと叫ぶ。急か
されたように生徒達は階段を上がり自分の部屋に入る。まずは、夕食である。
部屋に入ると生徒達は荷物をおき、大広間(和室)の食堂へと移動する。ここ
でも引率教師の「早くしろ」の声が響き渡る。生徒達は各クラス、班ごとに座
る。校長と学年主任の挨拶の後、修学旅行実行委員の生徒が黙想の合図と食事
の挨拶をする。生徒達も一斉に「いただきます」と言い、食事を始める。生徒
の中には、よく食べる人もいれば、あまり食の進まない人もいる。あまり食べ
ない人は明朝のトイレの事でも心配しているのだろうか? みんなが食事をし
ている途中、ある生徒は普段から食べ物の好き嫌いがあるせいか、匂いが変な
おかずに気付いた。もちろん、その生徒はその食材には一口も手をつけなかっ
た。
142 :
禁断の名無しさん:03/07/03 02:24 ID:xbVwCmq7
食事が終わり、一斉に実行委員の号令で「ご馳走様でした」の挨拶をした後、
生徒達はそれぞれ、部屋に戻り、入浴の準備をした。この学校の3年生は、全
部で8クラスある。入浴は、初日は1組から順に2クラスごとに大浴場で入る。
2日目は8組から順に入ることになる。1組と2組の生徒達は、すぐに、体操
服、下着、タオルなどを持ち、浴室へ向かう。最近の学校では生徒の人権が叫
ばれてかタオルを浴槽につけても教師は何も言わない。生徒達は、脱衣所で脱
ぎ、バスタオルで完全に腰周りをガードする。生徒達は黙々と髪の毛や身体を
洗い、浴槽につかる。しばらくしてみんな浴槽を出て脱衣所へ向かう。脱衣所
の前で濡れたタオルを絞ってから脱衣所に戻る。乾いた別のタオルで身体を拭
き、濡れたバスタオルを巻いたまま、パンツを穿く。少しパンツは濡れてしま
うが仕方が無い。生徒達はパンツを穿いた後、濡れたバスタオルをとるとパン
ツ一枚になる。トランクスの生徒は、問題は無いが、ブリーフの生徒は、かな
り恥かしいようだ。小学校の身体検査でパンツ一枚になって以来の恥かしさだ
ろうか? 更衣が終わると、入浴係が桶や椅子などを整理し、忘れ物が無いか
を確認する。脱衣所を出ると既に3組と4組が廊下で待機している。生徒達は
ニコニコと「やあ」と言いながらすれ違う。部屋に戻った後は、自由時間だ。
テレビを見たり、トランプをしたりする。全クラスの入浴が終わると班長会議
だ。班長達は教師から、夜、生徒は部屋から出ないようにということや静かに
寝ることなど注意をした後、明朝の予定を告げた。
143 :
禁断の名無しさん:03/07/03 02:27 ID:xbVwCmq7
一クラスは、男子2部屋、女子2部屋に分かれている。ここは、1組の男子
生徒の部屋(サッカー部員等ちょっとカッコ良い男子が集まっている部屋のB
班)。夜、寝静まった頃、T君が起きた。トイレに行ったようだ。物音を聞いた
クラス一女子に人気のあるサッカー部のN君は、目を覚ました。T君がトイレ
の水を流し、部屋に戻ると、N君は、「トイレ?」と聞く。T君は、「何か、腹
が痛いんだよ」と言う。N君は、「大丈夫?」と声をかける。T君「う、うん」
とはっきりしない返事。しばらくするとF君も目を覚まし、「何か、俺も腹が痛
くなっちゃったよ」と言い、トイレへ行く。そんな会話の音を聞いてか何人か
の生徒が目を覚ました。T君はF君が戻ってくると再びトイレへ行く。心配し
たN君は、T君が戻ると「どう?」と聞く。「げ、下痢をしているようだ」とF
君が言った。何とか、落ち着き、再び生徒達は眠りにつく。
翌朝、起きると、担任教師のK先生が部屋にやって来た。お互い挨拶をする
間もなく「お腹が痛い人はいないか」と言った。生徒達は「えっ」という顔を
する。T君が、「俺なんか腹が変」と告げた。F君も「俺も」と言った。K先生
は、「他には?」と尋ねる。誰もいないようだ。「T君とF君だけだな? 調子
はどうなんだ?」と二人に尋ねる。下痢をしていると二人は告げた。「そうか、
他のクラスで夜、腹が痛いと言ってきた人がたくさんいてな。食中毒かも知れ
ないから、みんな、部屋で待ってて。他の部屋とかも聞いてから対応するから。
とりあえず、T君とF君だけだなこの部屋は…。他の人で腹が痛くなったらす
ぐに報告するように。トイレは、腹が痛い人優先で入れるように」と言い、二
人を気遣いながら部屋を出た。その後、S君もトイレに行った後、不調を訴え
た。
144 :
禁断の名無しさん:03/07/03 02:30 ID:xbVwCmq7
引率の教師達はホールに集まった。各担任は腹痛を訴えた生徒の数を学年主
任に報告する。旅館の職員と相談した結果、保健所に通告するとともに腹痛を
訴えている生徒達を病院へ連れて行くことを決めた。また、朝食は抜きにし、
同行している校長の指示で全生徒を旅館で待機させ、観光を中止する事にした。
この日の観光は、タクシーを利用して班ごとに行動する事になっていたので、
途中、病人が出たら大変だからだ。実際、腹痛を訴えた生徒の数は、この時点
で軽い症状の生徒を含め50人程度にものぼった。学年主任は、各担任に、腹
痛を訴えている生徒を病院へ連れて行くためホールに集める事と、他の生徒に
は朝食は抜きで、この日の観光もとりあえず中止にすることを伝えるように指
示した。また、担任を持っていない教師には病院へ生徒を連れて行くように指
示した。1組担任のK先生は、生徒の部屋へ行き、学年主任からの指示を生徒に
伝えた。生徒は、「え〜っ」と言ったが、部屋に腹痛を訴えている人がいるので
仕方が無いと諦めた。1組B班では、その後、S君も腹痛を訴えた事をK先生
に告げ、T君やF君とともにホールへと行った。
145 :
禁断の名無しさん:03/07/03 02:31 ID:2vLAVTl9
どこが小説なの?
乱雑な説明文だけど。
146 :
禁断の名無しさん:03/07/03 02:31 ID:xbVwCmq7
ホールでは、集まった生徒を順番にタクシーに乗せ、病院へ連れて行った。
多くの生徒は軽症のようだが、この時点で80人へと増加した。また、数人の
教師も腹痛を訴えていた。しばらくすると、保健所の数人の職員が旅館に到着
し、ツアーコンダクター、学年主任、旅館の職員に事情を聴いた。どうやら、
昨晩の夕飯のおかずが原因らしい。調理場や念のため浴室なども保健所の職員
が立ち入り検査をした。保健所の職員は、「とりあえず、病院へ行った生徒さん
達は、病院の医師に任せるとして、他の生徒さん達も一応、便の検査をしてお
きましょう」と学年主任に告げた。さらに保健所の職員は、旅館の責任者にも
旅館の職員全員に検便を実施する事を伝え、空いている部屋に職員を集めるよ
うにお願いした。その後、保健所の職員の口から信じられない言葉が出た。「間
違いがあったらいけないので検査は直接採便で行います。生徒さんたちもどこ
か空いている部屋で検査をします。どこでやりましょうか。男子と女子一部屋
ずつあればいいのですが」と言った。学年主任は、少し驚いた顔をしながら「で
は、引率教員の部屋を使いましょう。3階と4階が男子の部屋で5階と6階が
女子の部屋です。引率教員の部屋は、校長先生の部屋が301号室で男性教員
が401号室、女性教員が501号室と601号室です。401号室と601
号室を使いましょう」と言った。保健所の職員は、旅館の職員に各部屋3組ず
つ蒲団を用意するようにと伝えた。学年主任は他の教師に401号室と601
号室を検査に使うので私物を整理するようにと指示した。教師は、それぞれ部
屋へ行き準備を始めた。保健所の職員は「先生方には容器をお渡しするので後
ほどご自分で採取して下さい」と言い、各教師に容器を渡した。
147 :
禁断の名無しさん:03/07/03 02:34 ID:xbVwCmq7
学年主任は教師達を集め、既に制服に着替えた生徒を体操服に着替えさせる
こと、検便の容器に貼るシールに名前を書かせるように指示した。また、生徒
が騒ぐといけないので検便をする事は直前まで伝えず、検査室に入ってから伝
えるように言った。1組担任のK先生は、早速、男子の1組のA班とB班、女
性教師が担任である2組の男子のA班とB班の部屋へ順番に行き、体操服に着
替える事とシールに名前を書くように指示した。「これから何するの」という生
徒の質問に対し、「身体検査」と伝えるだけで次の部屋へと移って行った。検査
は、1組のA班から順番に始まった。カッコ良い男子がいるB班は、2番目だ。
A班が終わり、B班の番がきた。担任のK先生が部屋へ呼びに着た。B班の生
徒達は3階から4階へと移動し、部屋に入った。畳の部屋に蒲団が3組並んで
敷いてあった。その横には3人の白衣を着た中年の女性がいた。一人が「今か
ら検便を行います。3人ずつ蒲団の上で四つん這いになって下さい」と事務的
に言う。生徒達は、「えーっ」と拒否反応を示す。K先生は、「順番はどうでも
良いから」と入り口付近にいた生徒3人の肩を押した。3人は仕方なく蒲団の
ところへ行った。職員に言われるまま、蒲団の上で四つん這いになった。
148 :
禁断の名無しさん:03/07/03 02:35 ID:xbVwCmq7
「肘と膝を蒲団の上につけて、腰をを高く上げて、足もちょっと広げて」と
女性職員が指示した。職員はお尻の方に周り、一気に生徒の体操服とパンツを
下まで下ろした。他の生徒にも丸見えである。検査を受けている3人は、下を
向いたまま、羞恥心を我慢している。職員は、生徒の肛門の中に検便棒を差し
込んだ。3人の顔は歪み、あまりの痛さに「ああっ」とか「うぐっ」等という
言葉を漏らす。検便棒が抜かれると職員に「はい、終わり」と言われ、四つん
這いのまま、体操服とパンツを穿こうとするが、膝の所まで下げられていたた
め、上手く穿けない。仕方なく体を起こしてから穿いた。3人とも勃起してい
るのが見えた。顔を真っ赤にしながら起き上がった。
149 :
禁断の名無しさん:03/07/03 02:36 ID:xbVwCmq7
「さあ次の人達」との女性職員の声で次の3人が蒲団の上で四つん這いにな
った。いよいよ、クラス一女子に人気のあるサッカー部のN君である。N君は、
サッカー部の決まりでパンツはブリーフである。体操服と白いパンツが一気に
女性職員の手によって下げられた。パンツだけが引っかかったようだ。パンツ
もすぐに膝まで下げられ前の3人と同じように顔を下に向け女性職員に尻を差
し出した。検便棒が挿入された。女性職員は検便棒をN君の肛門の中でグリグ
リとかき回した。かなり奥まで入れているようだ。前立腺をわざと刺激してい
るのだろうか、前立腺の意味を知らないN君は思わず「んんっ、ああ〜っ」と
処女を失うかのような声を発した。性器は既に勃起しているようだ。肛門から
検便棒を抜かれる時に「はああっ」と声を漏らした。「よし、終わり」の声に、
N君は、体操服とパンツを穿こうとしたが、やはり、上手く穿けず、前の人と
同じように体を起こしてから穿いた。しっかりと他の人に性器を見られたよう
だ。恥かしそうな顔をごまかしながら立ち上がった。続いて、残りの生徒達も
同じように検査を受けた。検査が終わると、K先生に部屋へ戻るように指示さ
れ、1組B班は、部屋へ戻った。K先生は、2組の部屋へ行き、同じように4
階の検査をしている部屋へと連れて行った。部屋へ帰ったB班の生徒達は、「す
んげぇ恥ずかしかった」と口々に言い合う。「お前、立ってたぞ」等とちゃかす
ものもいた。
150 :
禁断の名無しさん:03/07/03 02:39 ID:xbVwCmq7
その後、昼食が近所の弁当屋から運ばれ、生徒達は、それぞれ食べたが、午
後も待機だった。病院へ行った生徒達も帰ってきたようだ。彼らも恥かしい検
便を病院で受けたようだ。しかし、重症の生徒はいなかったようだ。検便の結
果、腹痛を訴えなかった生徒の中にも菌が検出されたようだったが、検出され
た生徒は病院で診察を受けに行き、薬を貰った。その日の入浴は、中止になり、
夕食の弁当を取った後は、早めに就寝することになった。翌日の行程も大幅に
変更され、旅館から駅へバスで直行し、帰路に着いた。何とか一行は学校へ到
着し、家路に着く事ができた。直ちに学校から各家庭へことの経緯が伝えられ、
翌日は休校なので菌が検出された生徒や体調不良の生徒は病院へ行き、診察を
受け、治るまで登校はしないようにと伝えられた。
中学3年生、人に性器や肛門を見られるのが一番恥かしい時期、ましてや肛
門に検便棒を入れられる恥かしさを経験した彼らは、この修学旅行は一生の思
い出になる事だろう。
151 :
禁断の名無しさん:03/07/03 02:44 ID:xbVwCmq7
これで、一応終わりです。139―144と146―150が漏れの投稿です。
145さん、他の皆さん辛口でもよいので何か批評して下さい。
ちなみに、この題材が思いついたのは、昭和の新聞全集みたいな本を読んでいたときのことです。
「四つん這い検便」という記事がありました。旅館で食中毒が起きた時に実際に旅館の職員に対して行われたようです。
この記事に萌えたので、この作品を思いつきました。
お気に召さなければすいません。
152 :
禁断の名無しさん:03/07/03 02:45 ID:gUUwg0Iy
なるほどね。スタンドバイミーみたいだわ。
153 :
禁断の名無しさん:03/07/03 02:49 ID:QX+GREOQ
>>151 投稿?コピペじゃなくて?
とにかく興奮させたいだけなら知らないけど(よく読んでないし)、
小説と言い張りたいとするなら、まず文章修行からおすすめするわ。
ダサい文章を徹底的に直してもらうことね。小説分かる人に。
155 :
禁断の名無しさん:03/07/03 13:24 ID:Hewa03hQ
『少年ブリーフ』みたいなサイトを知りませんか?
156 :
大家:03/07/03 15:25 ID:LQ59Ub/T
>>146〜
>>151 駄文ですね,これじゃ最初の2行読んでゴミ箱行きですよ。
もっと勉強なさってから,挑戦してみてください。
最低の駄文ですよ,あなたのは(w
157 :
大家:03/07/03 15:38 ID:LQ59Ub/T
もし私だったら,恥ずかしくてこんな駄文は載せないですね。
まあ,2ちゃんだからそれが許されるのかもしれませんが。
158 :
禁断の名無しさん:03/07/03 15:43 ID:P/ltxGbO
>>156-157 >2ちゃんだからそれが許されるのかもしれませんが。
↑そうと分かってるならわざわざスレッド分けてまで書くなバカ
159 :
大家:03/07/03 15:46 ID:LQ59Ub/T
>>158 あなたはこの駄文を書いた人ですか?
私が正直に感想を書いただけで,なぜそんな言われ方をするのか分かりません。
もっと冷静に,ご自分の書いたものを見直してはいかがですか。
160 :
禁断の名無しさん:03/07/03 20:50 ID:JtkJhE7d
>>159 駄文を書いたのは漏れですが何か?
でも内容は良いでしょう。
161 :
禁断の名無しさん:03/07/03 21:00 ID:JtkJhE7d
140以降の駄文を書いた160ですが、できれば具体的なアドバイスをして欲しいです。
162 :
禁断の名無しさん:03/07/03 23:21 ID:WyQTVV8z
大家もたまには正しいこと言うわw
単に、事実らしきことがらをだらだらと書き並べただけですね。
もっとこう、導入部から読者をひきつけるような奇想天外な設定を考えたり、
そこからファンタジーな展開をしてみたりとか。。。
なんか、情感が全く伝わってこない文章です。
>でも内容は良いでしょう。
それ以前に読む気になれませんから、内容の良し悪しなんて関係ありません。
165 :
禁断の名無しさん:03/07/04 01:25 ID:3tuVm6qi
〜は〜した。〜は〜した。
それの繰り返しよね、説明文と同じなのよ。その説明の間に何か別のものを
入れるとまだマシになるんじゃない?疑問を投げかけて回想シーンに持ってくとかさ。
狭い出来事の中だけの説明文になってしまってるからつまんないのよ。
166 :
禁断の名無しさん:03/07/04 01:28 ID:3tuVm6qi
つうか、ホントに文才ないわよ。
立体感がないっつうの、平面的なのよね。
とりあえず、パッと見、詰まりすぎ。
内容ウンヌンの前にスルーされたら意味ナシ。
っつか書いた後、読み直してないのか?なにか気にならないのか?
読み直して気にならないなら、ホントに文才ナイのカモ?
168 :
禁断の名無しさん:03/07/04 19:21 ID:Vv6yPAKY
おもろage
169 :
禁断の名無しさん:03/07/04 19:28 ID:F5bMHLzi
161ですが、もっと練習してみます。
みんなにハアハアしてもらえるように頑張ります。
ちなみに誤解のないように言っておきますが、158は漏れじゃないです。
170 :
禁断の名無しさん:03/07/07 12:46 ID:uGTTXhTR
>>169 ぜひぜひリベンジ待ってます。
同じ内容で、文章を練ってみれば??
171 :
切腹侍☆ミ ◆L/4seppukU :03/07/09 00:47 ID:n03kO9I0
新作待ってるわん
172 :
禁断の名無しさん:03/07/10 20:53 ID:l3mw+dAf
「本当に、おまえ、それでいいのか? そんな、ありきたりな人生で」
トシオは男のクセに、カナリヤがさえずる様な、透き通った声で
俺にそう言った。その後で、夜道をぼんやりと照らす街灯の前に立ち止まり、
俺の肩をその両手で強く、強く掴むと、いつも俺に見せたことのない、やけに真面目な
視線を俺にくれた。
「なんだよ。おまえ、少し変だぞ」
酒も飲んでないのに、と思い、トシオの顔を見た。薄明かりの中に、ヤツの顔が蜃気楼のように
浮かび上がった。女にもてまくる、男の俺からすると嫌味で気障なその顔が、どうしてだろう、
とても哀しそうな表情になって、俺を一心に見つめてくる。俺は、ヤツの奇襲に戸惑い、二の句を
告げるのが躊躇われ、ヤツの言葉を待った。
「大学に入って、バイトして、サークル入って、ついでに可愛い彼女作って、セックス。
そんな、世の常識が作り上げたプログラムを、精密機械みたいに実行してるおまえ見てると
俺はイライラしてくるんだ」
トシオは、一気に捲くし立てた。コイツ、何言ってんだ?フツーの大学生なら、みんな
そうじゃん。暴れるカナリヤに、俺は不思議そうに見入っていた。
「おまえ、そんなにあの女、好きか?」
「あの女? ああ、 江見ちゃん? そりゃあ、彼女目当てで、サークル入ったようなもんだから……」
「それが気にくわねーんだよ、バカ野郎」
自作のホモ小説の一部です。
173 :
禁断の名無しさん:03/07/10 22:06 ID:+KMoYZuF
「バカだと?親にもバカだと言われたことないのに!!」
「うるせぇ、バカだって言ったからバカなんだよ」
「いやーん、ムカツクぅ〜。ぶっとばしてやるわ!!」
いかん。素になってしまった。俺は怒るとオネエ言葉になってしまうのだ。
174 :
禁断の名無しさん:03/07/10 23:07 ID:9SQbwUHk
おおっ!?続きは?
>>172 「二の句をつぐ」であって「告げる」などという言い方はありません。
「彼女を作る」は「つくる」とひらがなにしたほうが適当でしょう。
それと、「ありきたりな人生」とか「世の常識」とかいう言い回しが
ダサくて恥ずかしいです。
「暴れるカナリヤ」に至っては笑いました。ありがとう。
176 :
禁断の名無しさん:03/07/11 01:50 ID:E9/viwNX
>>175 ぶち殺してやりたいぐらいに腹が立ったが、反論できぬのも
また事実・・・
177 :
175:03/07/11 02:05 ID:sOpUAM9+
コピペだと思って本音を書いてしまったんですけど、マジだったんですか。
>>177 ネタに思われる我が小説・・・
もうだめぽ
179 :
禁断の名無しさん:03/07/11 16:16 ID:HqvldpxE
180 :
山崎 渉:03/07/12 09:49 ID:LEDZx/b9
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
181 :
禁断の名無しさん:03/07/13 21:32 ID:I5gOxV4f
>>172 俺の肩をその両手で強く、強く掴むと、いつも俺に見せたことのない、やけに真面目な
視線を俺にくれた。
こんな短い文章の中に3回。全体でも俺、俺ってうるさ過ぎる。
残念ですが、この手のモノを小説とはいいません。
182 :
禁断の名無しさん:03/07/13 21:41 ID:7Yx+QTht
体言止めを多用する文は、駄文の証左です。
183 :
禁断の名無しさん:03/07/13 23:05 ID:P9LasJEn
173の続き。
俺のオネエ言葉にカナリヤは黙った。
サイレント・カナリヤを見て俺は殴るのをやめた。
「ああ、どうせ俺はオカマだよ。オネエ言葉使っちまうオカマだよ!」
やつあたりするような口調で俺は言った。
カナリヤは飛んで行ってしまった。
「中山、この問題を解いてみろ」
数Uの三上は、学内の噂どおり、やっぱり底意地が悪かった。ゴチャゴチャと
やたら難解な数式を黒板に書き連ね、その内容は、とても今の段階で解けるような
問題ではなかった。
「どうした、早く前に来て解け」
三上はさらに一押しして、促した。目じりと口元に皺が寄っていて、生徒をいたぶる
快楽におぼれているようだった。もはや、彼を教育者とは呼べないだろう。
対する中山は、そんな三上をしばらく睨んでいたが、やがてふっと顔中の筋肉を
緩ませ、微笑をつくった。
「はい」
中山はそう言うと、そのまままっすぐ前に進み出て、三上からチョークを取り上げた。
そして、叩きつけるように、黒板に書き始めた。一行、また一行と黒板は数式と証明の
文言で埋まっていく。
書かれた内容が合っているのか、間違っているのかは、俺にはわからない。たぶん、
他の連中もわからないだろう。だけど、俺としては合っていて欲しかった。ここはひとつ、
「快楽殺人犯」の三上に、鉄槌を下して欲しい。あの皮肉な笑いで、何人もの優等生を
「殺してきた」と言われている三上に。俺は固唾を呑んで、事態の推移を見守った。
「先生、できました」
時間にして五分ほど経った頃、中山は言った。書いていて疲れたのか、手首をぶらぶら
と振っていた。
三上は、黒板に踊っている文字列と睨めっこを始めた。心なしか、徐々にその顔が青ざ
めていく。これは、ひょっとしたら、ひょっとするかもしれない。
「お、おお、よくできたな。完璧だ。ご苦労さん」
三上は上擦った声で言った。解けるはずのない問題を、予想に反して解かれて、明らか
に動揺しているようだ。
「先生、最初の四行の最初の文字を縦読みしてくださいよ」
中山は、付け足すように、何気なく言った。
最初の? 俺は黒板に目をやり、確かめた。
一行目の最初の文字はB
二行目の最初の文字はa
三行目の最初の文字はk
四行目の最初の文字は……a
ああ、 ”バカ”だ。
三上の方に目を移した。彼の顔は、ストーブの上のやかんのように、
真っ赤になっていた。
「ふざけるな」
三上の怒声が教室中に響き渡ったが、その声の余韻も冷めやらぬうちに、
誰からともなく拍手が起こった。ひとつ、またひとつと拍手は勢いを増していく。
思わず、俺も手を叩いて、その勢いの伸張に手を貸した。
186 :
禁断の名無しさん:03/07/14 00:51 ID:K70uSI8R
↑句点の打ち方が小学生並み。ばか?
187 :
禁断の名無しさん:03/07/14 01:25 ID:kqnb73fp
この、小説の、題名は、な、ん、で、す、か。
188 :
184:03/07/14 01:45 ID:O7lMeiVN
このスレの連中は、創作文芸板よりもまともな批評が聞けると思ったが、
やっぱり2ちゃんねるだったな。いや、スレ汚しすまん。スルーしてくれ。
189 :
184:03/07/14 02:09 ID:O7lMeiVN
>>186 句点じゃなくて、読点の方だよな。
「。」は別に普通に打ててるから。
一応、確認しておく
190 :
禁断の名無しさん:03/07/14 09:06 ID:Bbg6dLiz
あげ
191 :
禁断の名無しさん:03/07/14 11:32 ID:+6RPYSHn
>184-185 独り善がりの駄文だね。
192 :
禁断の名無しさん:03/07/14 20:20 ID:h1MYIFf2
184へ。
2ちゃんだから辛いコメントが着て当然。それに怒るのは間違いれすよ。
懺悔の気持ちを込めて書いているわよ。
194 :
184:03/07/14 20:51 ID:O7lMeiVN
辛いって言うか、レベル低いんだよな。
別に怒ってるわけじゃなくて、句点と読点の区別もついてない奴に何言われてもさ、
はあ、そうですか、と言うしかないじゃない。
もっと、俺を怒らせてくれよ。ぐうの音も出ない意見で。
195 :
禁断の名無しさん:03/07/15 00:14 ID:pKGuNdNH
↑わざと間違えたふりをしたんでしょ。そんな事でいちいち怒らないことよ。
184の文章も、ありきたりで特に個性のない小説だけど、
>>186に、小学生とは言われたくないだろうな・・・
197 :
山崎 渉:03/07/15 14:46 ID:n4vdooDb
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
198 :
禁断の名無しさん:03/07/16 20:06 ID:vmVgTZNa
「あ・・あっはぁ・・はああっ・・・」
俺は耐え切れず喘ぎ声をあげた。
「それってマジ声じゃん」
和志ははめながら囁く。体育館裏の昇降階段の下。何も知らない青空に遠くの鷲は見てみぬふりをする。
「ああっ・・」
和志は俺の中にぶちまけた。俺はその場にへたれこみ、体を抱えた。
「また犯ってやる」
和志は去っていった。俺は心の中が屈辱と憤怒でぐちゃぐちゃだった。ぽろり・・とべそをかき、手の甲で拭った。それに反して俺のお尻はずくん・・と痺れるような快感の余韻が残っていた。俺はなんだか切なくなって、和志・・と呟いた。
199 :
禁断の名無しさん:03/07/17 22:37 ID:s3NUpGPR
アタシの体験とソックリだわ
200 :
禁断の名無しさん:03/07/17 22:38 ID:Rs/h2dYy
200
201 :
禁断の名無しさん:03/07/17 23:01 ID:KEdaxpL+
直木賞・芥川賞の発表がありましたな・・・
石田衣良が、糞キモイオカマみたいだった・・・
202 :
禁断の名無しさん:03/07/17 23:51 ID:s3NUpGPR
そうかあ、東野圭吾落選しちゃったのね。
石井衣良ってひと、写真をみるかぎりでは・・・
203 :
もこと :03/07/18 01:48 ID:ISgMPOJO
芥川賞はとっくに終わってるけど、直木賞もどんどん安くなって来てるわね。
唯川恵に続いて村山床とは。
204 :
禁断の名無しさん:03/07/18 02:30 ID:MmhJwYSe
村山床と角田光代が叩きあいしてたが・・・
なぜ、村山に軍配が上がったんだろうか?
確かに村山なんて名前も聞いたことない香具師が直木賞だなんて。
芥川賞のハリガネムシ、読んだ人いる?
206 :
禁断の名無しさん:
>203
林真理子が直木賞とった時もみんなに厳しい事言われたけど、
彼女は賞の重みを自覚して精進している。(好き嫌い、出来不出来は
別にしてね・・・)
まあ、出版界の致命的な不況って事もあるし、今は軽く読めてそこそこ
ヒットする作家が欲しい時代なんだと、大目に見るてあげましょうぜ。
たぶんそういう周期なんだよ、きっと。と自分にも言い聞かせてみる。