あれは、今から15年ほど前のことでした。
私は、両親を小さな時に相次いで無くし、祖母に引き取られて暮らしていまし
た。祖母は、私を大変可愛がってくれました。私も祖母をとても好きで、両親
がいないという寂しさはありましたが、祖母の愛情を感じながら、曲がること
もなく育っていきました。
私が、高校2年の冬でした。祖母は、風をこじらせて、肺炎になり、あっけく
死んでしまったのです。
私は、悲しみに呆然とし、叔父や叔母に手伝って貰いながら、祖母のなきがら
を家まで運んできました。
祖母と暮らした広い家にたった一人で、翌日の葬儀を待つ寒い夜でした。
泣き疲れた、私の目の前に、優しかった祖母が静かに横たわっています。
「おばあちゃん…なんで、しんじゃったんだよう〜」
私は、思わず、祖母の胸に泣きながらすがりました。
しばらく、そのまま、祖母の胸に体をあづけていましたが、ふと、その時、私
の心に悪魔が宿ったのです。
その頃、私は、まだ女性を知りませんでした。
いつも、頭の中は、女の体や、未知の性の世界の事で、はちきれんばかりでし
た。
「おばあちゃん…」
私は、祖母に着せた白装束のすそに、手を入れました。
…イマ、コノイエニハ、ダレモ、イナイ…
私の右手は、少しずつ、祖母の裾を割り、だんだんと、上に上がって行きまし
た。祖母の冷たい痩せた太股を、手でたどりながら、私は、祖母の着物を脱が
せていきました。年の割にふくよかだった祖母の体は、乳もまだ盛り上がりが
あり、女性の柔らかさを感じさせました。
「ああ、こんな時なのに…」
私は思いましたが、はじめて間近に見る女性の体に、私は、理性を失っていた
のでしょう。白いものが混じった陰毛を指でかき分けると、僅かに赤く光る陰
部が見えました。私の陰茎は、すでにはち切れんばかりに堅くなっていまし
た。祖母の両足を、少しずつ拡げ、私は、その間に体を入れました。
「どうすれば、良いんだろう…」
私は、エロ雑誌で読んだ男と女の行為の描写を思い浮かべながら、祖母の開き
かけた陰唇の割れ目に、自分の陰茎を近づけました。何故か、祖母のあそこ
は、冷たいながらも濡れてぬるぬるしていました。
つるっとした感じで、陰茎の先だけが入りました。
…イマ、オバアチャント、オマンコヲ、シテイル…
そう考えると、私はさらに興奮し、祖母の体を抱きしめ、その唇を吸いまし
た。生まれて初めての接吻です。舌を、差し入れると、葬儀屋が入れた綿が舌
の先に当たりました。
「なんだ、こんなものを」
そう思いながら、私は綿を取り出し、祖母の舌を探りながら吸いました。
陰茎をさらに押し入れると、なにか変な感触があります。
「何だろう?…」
陰茎をいったん抜いて、指で陰部を探ってみると、そこにも、綿が詰めてあり
ました。私は、体液ですっかり濡れてしまった綿を取り出し、改めて陰茎を差
し入れました。今度は、中まで陰茎はずるずると入っていきました。
こんな時に、こんな事をしている、という罪の意識があったのでしょう。私の
陰茎は自分で驚くほど堅く立っていましたが、普段自分でマスターベーション
をするときのようには、快感を感じなかったのです。祖母の体が、とても冷た
かったせいかもしれませんが…
私は、陰茎を祖母の陰部に出し入れしました。冷たかった祖母の体は、私の体
温が伝わったのでしょうか、だんだんと、暖かみを持ってきたのです。
私は、これが、性交というものなのか、と思いながら、祖母との行為を続けま
した。
「おばあちゃんには、いろんなことを教えてもらったけど」
「これが、最後だなあ…」
私は、そんなことを考えながら、少しずつ快感の高まりを感じていたのです。
その時、私の肩に誰かが触れたのです
「だ、誰だ!…」