【RGBイヒ】ゲーム機改造 10機種目【その他小ネタ】
(NTSC方式コンポジットビデオの場合)
@コンポジットビデオの色信号副搬送波がラインごとにずれていない場合(0°) MSX/SG-1000x/MD等
色と色の境目のドット妨害が目立ち難い。
2次元Y/Cで色信号を分離する事が出来ない(大抵は自働的に
1次元モードになるが、キャプチャで取り込んだ場合などに色が付かない場合もある)。
そのため水平解像度が下がりぼやける。白と黒の縦縞のパターンでは
完全に色が付いた状態になる。
Aコンポジットビデオの色信号副搬送波がラインごと120°ずれている場合
FC/SFC/PCE等
色と色の境目のドット妨害が目立つ。
2次元Y/Cで色信号の分離がイマイチ。
文字に虹色が目立つ。細かいドットが並んだ部分で斜め方向に
虹色のクロスカラーが出る。白と黒の縦縞のパターンでは
少しぼやける。
Bコンポジットビデオの色信号副搬送波がラインごと180°ずれている場合
(かつ前のフィールドの色信号副搬送波が同一位置で180°ずれている場合。
つまり走査線数が奇数の場合)
N64/PS/PS2等
色と色の境目のドット妨害が比較的目立ち難い。
2次元Y/Cの本来の性能で分離できる。
文字がくっきり映る。細かいドットが並んだ部分でも綺麗。
白と黒の縦縞のパターンも綺麗に表示される。
Cコンポジットビデオの色信号副搬送波がラインごと180°ずれている場合
(かつ前のフィールドの色信号副搬送波が同一位置でずれていないいる場合。
つまり走査線数が偶数の場合)
(TBC搭載のビデオデッキで速送り再生、巻戻し再生したした時等)
色と色の境目のドット妨害がやや目立つ。
2次元Y/Cの本来の性能で分離できる。
文字がくっきり映るが虹色も出る。細かいドットが並んだ部分でも虹色がやや目立つ。
白と黒の縦縞のパターンは綺麗に表示される。
3次元Y/Cは大抵ノンインターレースモードに対応していなくて
2次元Y/Cモードになる。
色信号の図解
@
■■■□□□■■■□□□■■■□□□■■■□□□
■■■□□□■■■□□□■■■□□□■■■□□□
■■■□□□■■■□□□■■■□□□■■■□□□
■■■□□□■■■□□□■■■□□□■■■□□□
■■■□□□■■■□□□■■■□□□■■■□□□
■■■□□□■■■□□□■■■□□□■■■□□□
■■■□□□■■■□□□■■■□□□■■■□□□
■■■□□□■■■□□□■■■□□□■■■□□□
A
■■■□□□■■■□□□■■■□□□■■■□□□
□■■■□□□■■■□□□■■■□□□■■■□□
□□■■■□□□■■■□□□■■■□□□■■■□
□□□■■■□□□■■■□□□■■■□□□■■■
■□□□■■■□□□■■■□□□■■■□□□■■
■■□□□■■■□□□■■■□□□■■■□□□■
■■■□□□■■■□□□■■■□□□■■■□□□
□■■■□□□■■■□□□■■■□□□■■■□□
BとC
■■■□□□■■■□□□■■■□□□■■■□□□
□□□■■■□□□■■■□□□■■■□□□■■■
■■■□□□■■■□□□■■■□□□■■■□□□
□□□■■■□□□■■■□□□■■■□□□■■■
■■■□□□■■■□□□■■■□□□■■■□□□
□□□■■■□□□■■■□□□■■■□□□■■■
■■■□□□■■■□□□■■■□□□■■■□□□
□□□■■■□□□■■■□□□■■■□□□■■■
Bのように並んでいる場合を(色信号が)インターリーブしていると言う。
Aを間違えていた
色信号の図解
@
■■■□□□■■■□□□■■■□□□■■■□□□
■■■□□□■■■□□□■■■□□□■■■□□□
■■■□□□■■■□□□■■■□□□■■■□□□
■■■□□□■■■□□□■■■□□□■■■□□□
■■■□□□■■■□□□■■■□□□■■■□□□
■■■□□□■■■□□□■■■□□□■■■□□□
■■■□□□■■■□□□■■■□□□■■■□□□
■■■□□□■■■□□□■■■□□□■■■□□□
A
■■■□□□■■■□□□■■■□□□■■■□□□
□□■■■□□□■■■□□□■■■□□□■■■□
■□□□■■■□□□■■■□□□■■■□□□■■
■■■□□□■■■□□□■■■□□□■■■□□□
□□■■■□□□■■■□□□■■■□□□■■■□
■□□□■■■□□□■■■□□□■■■□□□■■
■■■□□□■■■□□□■■■□□□■■■□□□
□□■■■□□□■■■□□□■■■□□□■■■□
BとC
■■■□□□■■■□□□■■■□□□■■■□□□
□□□■■■□□□■■■□□□■■■□□□■■■
■■■□□□■■■□□□■■■□□□■■■□□□
□□□■■■□□□■■■□□□■■■□□□■■■
■■■□□□■■■□□□■■■□□□■■■□□□
□□□■■■□□□■■■□□□■■■□□□■■■
■■■□□□■■■□□□■■■□□□■■■□□□
□□□■■■□□□■■■□□□■■■□□□■■■
水平同期、垂直同期、走査線数を調べてみた。もしかしたら間違えているかも。
@ファミコン、スーパーファミコン、PCエンジン 等
AMSX、SG-1000x、メガドライブ 等
Bプレイステーション、プレイステーション2、Nintendo64、Wii 等
@H 15.700KHz、 V 59.92Hz、 走査線 262本
AH 15.792KHz、 V 60.06Hz、 走査線 263本
BH 15.764KHz、 V 59.83Hz、 走査線 263本
NTSCカラー標準方式
H 15.734KHz、 V 59.94Hz、 走査線 262.5本(525本 インターレース)
ついてにPALも調べてみた
@' H: 15.611KHz、 V: 50.04Hz、 走査線 312本
A' H: 15.648KHz、 V: 49.99Hz、 走査線 313本
B' H: 15.653KHz、 V: 50.01Hz、 走査線 313本
CCIR PAL標準方式
H 15.625KHz、 V 50.00Hz、 走査線 312.5本(625本 インターレース)
↓はあまり自信が無いが
スーパーファミコン インターレースモード(NTSC) 512x448
H: 15746KHz V: 59.98Hz 走査線 262.5本(525本 インターレース)
スーパーファミコン インターレースモード(PAL) 512x480
H: 15648KHz V: 50.07Hz 走査線 262.5本(525本 インターレース)
スーパーファミコン インターレースモード(NTSC) 512x448
H: 15.746KHz V: 59.98Hz 走査線 262.5本(525本 インターレース)
スーパーファミコン インターレースモード(PAL) 512x480
H: 15.648KHz V: 50.07Hz 走査線 262.5本(525本 インターレース)
こちらもミスを発見した。
水平同期、垂直同期、走査線数を調べてみた。もしかしたら間違えているかも。
@ファミコン、スーパーファミコン、PCエンジン 等
AMSX、SG-1000x、メガドライブ 等
Bプレイステーション、プレイステーション2、Nintendo64、Wii 等
@H 15.700KHz、 V 59.92Hz、 走査線 262本
AH 15.792KHz、 V 60.06Hz、 走査線 263本
BH 15.734KHz、 V 59.83Hz、 走査線 263本 ←
NTSCカラー標準方式
H 15.734KHz、 V 59.94Hz、 走査線 262.5本(525本 インターレース)
ついてにPALも調べてみた
@' H: 15.611KHz、 V: 50.04Hz、 走査線 312本
A' H: 15.648KHz、 V: 49.99Hz、 走査線 313本
B' H: 15.653KHz、 V: 50.01Hz、 走査線 313本
>>819 PALでもほぼ同様に考えることが出来るようだな。
但し、PALはラインごとに色信号のR-Yを反転させており、
色信号を1ライン前の信号と加算、減算することにより正確な色が得られるように
なっている。ただこの仕様がネックで2次元Y/Cを分離しようと思うと2ライン前の
信号と比較する必要がある為、垂直解像度への影響がやや大きくなる。
でも、細かいこと気にせずに、NTSCと同じように適当な信号を突っ込んで置けば
ちゃんと映る。
なーるほど
それでメガドラは色々不思議現象が起こるんだな
更に間違い発見。機種の所の順番を間違えていた。
水平同期、垂直同期、走査線数を調べてみた。もしかしたら間違えているかも。
@MSX、SG-1000x、メガドライブ 等
A ファミコン、スーパーファミコン、PCエンジン 等
Bプレイステーション、プレイステーション2、Nintendo64、Wii 等
@H 15.700KHz、 V 59.92Hz、 走査線 262本
AH 15.792KHz、 V 60.06Hz、 走査線 263本
BH 15.734KHz、 V 59.83Hz、 走査線 263本 ←
NTSCカラー標準方式
H 15.734KHz、 V 59.94Hz、 走査線 262.5本(525本 インターレース)
ついてにPALも調べてみた
@' H: 15.611KHz、 V: 50.04Hz、 走査線 312本
A' H: 15.648KHz、 V: 49.99Hz、 走査線 313本
B' H: 15.653KHz、 V: 50.01Hz、 走査線 313本
水平同期、垂直同期、走査線数を調べてみた。もしかしたら間違えているかも。
@MSX、SG-1000x、メガドライブ 等
A ファミコン、スーパーファミコン、PCエンジン 等
Bプレイステーション、プレイステーション2、Nintendo64、Wii 等
@H 15.700kHz、 V 59.92Hz、 走査線 262本
AH 15.792kHz、 V 60.06Hz、 走査線 263本
BH 15.734kHz、 V 59.83Hz、 走査線 263本
NTSCカラー標準方式
H 15.734KHz、 V 59.94Hz、 走査線 262.5本(525本 インターレース)
ついてにPALも調べてみた
@' H: 15.611kHz、 V: 50.04Hz、 走査線 312本
A' H: 15.648kHz、 V: 49.99Hz、 走査線 313本
B' H: 15.653kHz、 V: 50.01Hz、 走査線 313本
CCIR PAL標準方式
H 15.625KHz、 V 50.00Hz、 走査線 312.5本(625本 インターレース)
ググった方が早いから
イチイチ間違いの情報書いたり長文で訂正しないでくれる?
図解より2次元Y/Cの回路図がほしい
3次元Y/Cもノンインターレース信号前提で作ればゲーム機の映像も
高精度でY/C分離できるんだけどね。(しかし普通の映像機器では対大抵応
していない。)
走査線数やフレーム数が違うインターレース方式映像信号を作って3次元Y/Cで
分離できるか試してみたが、意外とちゃんと分離できた。マージンは2次元よりも
やや狭い程度。