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名無しさん@お腹いっぱい。:
DSi対応マジコンに市販のROMが入っているという話ですが、実際は真っ赤な嘘です。
AKチームは当初から否定していますが一方的に市販ROMが入っているという噂が先行しています。
確かにヘッダは市販ROMと完全に同じ構造になっています。問題はROMデータですが
これは製品ROMのデータとCRCが同じになるように組み込まれたランダムデータのモジュールです。
本来はダミーデータを入れてそのCRCをヘッダのCRC情報に入れて辻褄を合わせれば簡単なのですが
その方法ではDSiが簡単にチェック出来てしまうために採用されていません。
今のDSiマジコンの構造ではDSiがマジコンを検出しようとした場合、イニシャルブートの段階で
ROMの特定のアドレスからデータを読み込み製品と比較しなければなりません。
実は、これをイDSiニシャルブート段階で行うのは非常に困難な構造になっているのです。
DSiのイニシャルブート段階ではヘッダが確実にチェックされますが、今のファームウェアでは
特定の製品だけ特別なチェックをするような構造はなく、単純にデータとCRCが一致していれば
製品と判断して起動可能な状態にします。今後、もしDSiで特定の製品であった場合は
ROMデータを比較するようなコードが追加された場合、各マジコンメーカーはヘッダを別の
ゲームのものに差し替え、CRCの一致するデータとともにフラッシュに書き込めばチェックから
逃れることができます。
YASU氏が早い時期にAK2iの構造を暴露したのは有名ですが、彼はAK2iが市販ROMのデータを
使っているなどとは一言も言っていない事に注意してください。彼が確認したのはあくまで
市販ROMのヘッダーの残骸です。ただ、ヘッダにも権利を主張することができる可能債がある
とは思いますが、それはゲームメーカーの権利であって任天堂の権利ではありません。
従って、マジコンは絶対に任天堂製ゲームのヘッダを使うことはないでしょう。
これはAK2iだけでなくDSi等の他のマジコンにも言えることです。EZ Viは未確認ですが・・・
ただ、AK2iに限ってはそのヘッダさえも表面化ら見えないように機構上で工夫しています。
その意味でAKチームは他のチームよりもPiracy問題に対する配慮をしていると言えましょう。