新CPUは、厳密にはパンドラ対策ではなく、
公式の署名のない、カスタムIPLが記録されたMMS対策。
だから、JigKickバッテリーはそのまま使える。
同じことなんじゃね?と言う奴もいるだろうが、全然違う。
PSPは、バッテリーのシリアル値によって、起動モードが変わる
ようになっており、
シリアル値が0xFFFFFFFFだと、自動的に電源が入り、
本体のflash内容を無視してメモリースティックのIPL部分をを読み出すモード(サービスモード)
シリアル値が0x00000000だと、自動的に電源が入るが、
そのまま本体のflashを読み出して通常起動するモード
それ以外の場合は、自動的に電源が入ることなく、
普通のバッテリーとして扱うモード
これは、新CPUでも変わってない(はず)
改造ファーム導入などによるものでなくても、公式の純正アップデート途中で
電源切れたりしてflash死亡する善良な(?)ユーザーだっているわけで、
そういうユーザーの為に、サービスモードは残してあると考えられる。
ただし、メモリースティックのIPL部分に公式の署名がない場合弾く仕組みだけが
導入されたというわけ。
つまり、もしこれをクラックするのなら、一番簡単なのは、IPLの
公式の署名を捏造してしまうことなのだが、
これは、間違いなく不正で、逮捕、摘発の対象になると思われる。
公式の署名を捏造せずとも、新CPUの、あるかどうか分からない隙でも突ければ
道は拓けるだろうが、現時点では絶望的。
逮捕覚悟で捏造IPLが導入されたMMS作成法を公開するのは、ヴァカとしか思えない。
可能性があるとしたら、あらかじめ公式署名つきIPLのメモリースティックを入手して、
それを改造するぐらいか。しかし、そんなものまだ市場には出回っていない。