100 :
名無し名人:2010/02/24(水) 19:08:34 ID:DlkU4/vV
本日の結論
┬┬┬┬┬┬┬┬☆┬┐ 本日の結論としては、☆の手は生きる力が強い
┼┼┼┼●┼●○┼┼┤
┼┼┼┼┼┼●○○○┤ 次に手抜きで生きているパターンが多い
┼┼╋┼┼┼●●●○┤ 言い換えると、コウ材にされにくい生き方
┼┼┼┼┼┼┼┼┼●┤
┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┤ 盤面に仕掛けたいコウの狙いがあるときには、地が若干損でも
カケツギを採択する価値はありそうである
このことは、盤上で作戦を考える際のヒントとして活用できるかもしれない
101 :
名無し名人:2010/02/24(水) 19:24:16 ID:DlkU4/vV
100の結論はちょっと違ったかも(汗)
確実に言えるのは、
┬┬┬┬┬┬┬┬☆┬┐
┼┼┼┼●┼●○┼┼┤
┼┼┼┼┼┼●○○○┤
┼┼╋┼┼┼●●●○┤
┼┼┼┼┼┼┼┼┼●┤
┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┤
☆の受け方は、
生きるための変化がわかりやすくなる、ということ。
コウ材の多少は、未検証ですがまた別の話ですね。
失礼しました。
102 :
名無し名人:2010/02/24(水) 19:31:06 ID:iQvT+vIJ
コウ材の多少は別の話でもない
注目している生死に関しては無関係だが、他の所でコウが出来た時に影響する。
コウ材の数と、負けたときの被害についても書いておけば更に有効
103 :
名無し名人:2010/02/24(水) 23:53:00 ID:3GkVfACq
このスレは本と共に持ち歩こうと思うよ
104 :
名無し名人:2010/02/26(金) 01:23:32 ID:BFeZY4XE
>>102 コウ材のかずとかその他については遠い将来の課題とします。
今はとにかく目に形を焼き付ける修行を続けたいと思います。
>>103 応援ありがとうございます。
105 :
名無し名人:2010/02/26(金) 01:26:00 ID:BFeZY4XE
http://www.h-eba.com/heba/JITEN/jiten2-1.html 第9図
┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┐
┼┼┼┼●┼●○┼┼┤ 「第一型、基本型」 (外ダメ無関係)
┼┼┼┼┼┼●○○○┤
┼┼╋┼┼┼●●●○┤
┼┼┼┼┼┼┼┼┼●┤ 江場先生「白先生き、黒先白死(4とおり) です」
┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┤ 「七目ですから白から打てば生き、黒から打てば死です。」
┬┬┬┬┬┬┬市似産四 以下、当分、白の生き方についての研究。
┼┼┼┼●┼●○五六七
┼┼┼┼┼┼●○○○八 白のかこった中において、「市」から「九」のそれぞれに
┼┼╋┼┼┼●●●○九 白をおいた場合について、しらみつぶしに調べてみる。
┼┼┼┼┼┼┼┼┼●┤
┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┤ かなり回り道になるけど、勉強のためです。
第9−1図
┬┬┬┬┬┬┬┬┬☆┐ 今日は「産」。じつは、本の1図が、これ。
┼┼┼┼●┼●○┼┼┤ なもんで、久し振りに本に沿って書きます。
┼┼┼┼┼┼●○○○┤
┼┼╋┼┼┼●●●○┤ これで生き形
┼┼┼┼┼┼┼┼┼●┤
┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┤
第9−1図
┬┬┬┬┬┬┬┬┬○┐
┼┼┼┼●┼●○┼┼┤ 問題 黒番でどうなるか
┼┼┼┼┼┼●○○○┤
┼┼╋┼┼┼●●●○┤ 回答 どうにもならない。
┼┼┼┼┼┼┼┼┼●┤
┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┤ 白は眼形豊富な形なのでどうやっても生きる。
第9−2図
┬┬┬┬┬┬┬┬┬○┐
┼┼┼┼●┼●○┼☆★ ★と置いてみる
┼┼┼┼┼┼●○○○┤ 白は、☆がわかりやすい。
┼┼╋┼┼┼●●●○┤ ☆の左右にそれぞれ一眼あるからすぐに生きだとわかる。
┼┼┼┼┼┼┼┼┼●┤
┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┤ 逆に、黒が外から狭めてくるときには、白は★に打てば1の1に一眼。
上辺か左辺が見合いで目になるので二眼の生き。
第9−2の2図
┬┬┬┬┬┬┬■□○┐
┼┼┼┼●┼●○┼○● ★には☆で対応できる。
┼┼┼┼┼┼●○○○☆ ■には□で対応できる。
┼┼╋┼┼┼●●●○★ 簡単に生きる。
┼┼┼┼┼┼┼┼┼●┤
┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┤
※本の第9−3図は、しらみつぶしの進行の関係から、後日やります。
(第9−六図のときにやります)
106 :
名無し名人:2010/02/26(金) 01:31:51 ID:BFeZY4XE
第9−四図
┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬☆ しらみつぶしの関係上これもやってみる。
┼┼┼┼●┼●○┼┼┤
┼┼┼┼┼┼●○○○┤
┼┼╋┼┼┼●●●○┤
┼┼┼┼┼┼┼┼┼●┤
┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┤
第9−四−1−0図
┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬○ この形からの変化は、結構面白い物がある
┼┼┼┼●┼●○┼┼┤
┼┼┼┼┼┼●○○○┤ 問題 白先、生きてください
┼┼╋┼┼┼●●●○┤
┼┼┼┼┼┼┼┼┼●┤
┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┤
第9−四−1の1図
┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬○
┼┼┼┼●┼●○┼☆┤たとえば、白☆。これで生きている
┼┼┼┼┼┼●○○○┤
┼┼╋┼┼┼●●●○┤
┼┼┼┼┼┼┼┼┼●┤
┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┤
第9−四−1の2図
┬┬┬┬┬┬┬☆★┬○ 黒から★に対しては、白☆。
┼┼┼┼●┼●○┼○┤ 左辺の▲には△で受けていて問題がない
┼┼┼┼┼┼●○○○△
┼┼╋┼┼┼●●●○▲
┼┼┼┼┼┼┼┼┼●┤
┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┤
第9−四−1の3図
┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬○ 関連問題
┼┼┼┼●┼●○┼○┤
┼┼┼┼┼┼●○○○┤ 黒先で 殺してください
┼┼╋┼┼┼●●●○●
┼┼┼┼┼┼┼┼┼●┤
┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┤
第9−四−1の4図
┬┬┬┬┬┬┬☆★┬○ ★で死ぬ。☆は当然の一着だが
┼┼┼┼●┼●○┼○┤
┼┼┼┼┼┼●○○○■ ■で死ぬ
┼┼╋┼┼┼●●●○●
┼┼┼┼┼┼┼┼┼●┤
┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┤
第9−四−1の5図
┬┬┬┬┬┬┬┬☆┬○
┼┼┼┼●┼●○┼○┤
┼┼┼┼┼┼●○○○★ 手順前後(右辺を先にやる)だと生かしてしまう
┼┼╋┼┼┼●●●○●
┼┼┼┼┼┼┼┼┼●┤
┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┤
107 :
名無し名人:2010/02/26(金) 01:40:14 ID:BFeZY4XE
第9−四−2図
┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬○ 再掲図
┼┼┼┼●┼●○┼┼┤
┼┼┼┼┼┼●○○○┤ この形は、黒からだといろいろ殺す手がある
┼┼╋┼┼┼●●●○┤
┼┼┼┼┼┼┼┼┼●┤ 以下、しらみつぶしにやってみる
┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┤
第9−四−2の1図
┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬○ 原図
┼┼┼┼●┼●○┼┼┤
┼┼┼┼┼┼●○○○┤ たとえば黒ハネで死に
┼┼╋┼┼┼●●●○★
┼┼┼┼┼┼┼┼┼●┤
┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┤
第9−四−2の1の2図
┬┬┬┬┬┬┬市★┬○
┼┼┼┼●┼●○┼☆┤ 白の☆には、黒の★が肝心
┼┼┼┼┼┼●○○○似
┼┼╋┼┼┼●●●○● 「市」と「似」が見合いで死
┼┼┼┼┼┼┼┼┼●┤
┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┤
第9−四−2の1の3図
┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬○ 原図に戻って
┼┼┼┼●┼●○┼★┤
┼┼┼┼┼┼●○○○☆ ☆とおさえるのは
┼┼╋┼┼┼●●●○● ★で五目中手の死
┼┼┼┼┼┼┼┼┼●┤
┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┤
第9−四−2の1の4図
┬┬┬┬┬┬┬☆┬┬○ 原図に戻って
┼┼┼┼●┼●○┼★┤
┼┼┼┼┼┼●○○○┤ ☆と下がるのは
┼┼╋┼┼┼●●●○● ★で五目中手の死
┼┼┼┼┼┼┼┼┼●┤
┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┤
第9−四−2の1の5図
┬┬┬┬┬┬┬○┬☆○
┼┼┼┼●┼●○★●┤
┼┼┼┼┼┼●○○○┤ ☆とまぎれをもとめてこられても
┼┼╋┼┼┼●●●○● ★で白の死は変わらない
┼┼┼┼┼┼┼┼┼●┤ ★と這うのが肝心
┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┤
第9−四−2の1の6図
┬┬┬┬┬┬┬○┬☆○ 事件
┼┼┼┼●┼●○┼●┤
┼┼┼┼┼┼●○○○★ ☆の紛れに対して
┼┼╋┼┼┼●●●○● ★と渡りを焦るのはまずい
┼┼┼┼┼┼┼┼┼●┤
┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┤ なぜまずいのか
108 :
名無し名人:2010/02/26(金) 01:46:44 ID:BFeZY4XE
第9−四−2の1の6図の2
┬┬┬┬┬┬┬○┬○○
┼┼┼┼●┼●○┼●┤ 問題 白先で生きてください
┼┼┼┼┼┼●○○○●
┼┼╋┼┼┼●●●○● ・・・という問題にしもいいくらいだ。
┼┼┼┼┼┼┼┼┼●┤
┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┤
第9−四−2の1の7図
┬┬┬┬┬┬┬○┬○○ 追い落とし
┼┼┼┼●┼●○☆●□
┼┼┼┼┼┼●○○○● ☆で追い落とし。
┼┼╋┼┼┼●●●○● 黒は□と継ぐと、★で白にまとめて取られる
┼┼┼┼┼┼┼┼┼●★
┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┤ しかたがないので、黒は★。
┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┤ そこで白は□と一子取って生きる。
第9−四−3図
┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬○ 原図
┼┼┼┼●┼●○┼┼┤
┼┼┼┼┼┼●○○○★ しらみつぶしなので、これもやってみる
┼┼╋┼┼┼●●●○┤
┼┼┼┼┼┼┼┼┼●┤
┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┤
第9−四−3の2図
┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬○ 問題 白先でどうなるか
┼┼┼┼●┼●○┼┼┤
┼┼┼┼┼┼●○○○●
┼┼╋┼┼┼●●●○┤
┼┼┼┼┼┼┼┼┼●┤
┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┤
第9−四−3の3図
┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬○
┼┼┼┼●┼●○┼★┤ ☆で生き。
┼┼┼┼┼┼●○○○● ただし★とこられると多少紛らわしい。
┼┼╋┼┼┼●●●○☆
┼┼┼┼┼┼┼┼┼●┤
┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┤
第9−四−3の3の2図
┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬○ 問題 白先でどうなるか
┼┼┼┼●┼●○┼●┤
┼┼┼┼┼┼●○○○●
┼┼╋┼┼┼●●●○○
┼┼┼┼┼┼┼┼┼●┤
┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┤
第9−四−3の4図
┬┬┬┬┬┬┬市似産○ 次の白は5通り。
┼┼┼┼●┼●○四●五 これを順番にやってみる
┼┼┼┼┼┼●○○○●
┼┼╋┼┼┼●●●○○
┼┼┼┼┼┼┼┼┼●┤
┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┤
109 :
名無し名人:2010/02/26(金) 01:50:28 ID:BFeZY4XE
第9−四−3の4の市図
┬┬┬┬┬┬┬○┬┬○ 原図 市図というのは、白上辺下がりの図
┼┼┼┼●┼●○┼●┤
┼┼┼┼┼┼●○○○● 以下詳細
┼┼╋┼┼┼●●●○○
┼┼┼┼┼┼┼┼┼●┤
┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┤
第9−四−3の4の市の1図
┬┬┬┬┬┬┬○┬┬○
┼┼┼┼●┼●○┼●★ まずはついでみる
┼┼┼┼┼┼●○○○●
┼┼╋┼┼┼●●●○○
┼┼┼┼┼┼┼┼┼●┤
┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┤
第9−四−3の4の市の2図
┬┬┬┬┬┬┬○┬┬○
┼┼┼┼●┼●○┼●● 問題 白生きてください
┼┼┼┼┼┼●○○○●
┼┼╋┼┼┼●●●○○ 意外と難しい問題になった(汗)
┼┼┼┼┼┼┼┼┼●┤
┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┤
第9−四−3の4の市の3図
┬┬┬┬┬┬┬○┬☆○
┼┼┼┼●┼●○┼●● 正解は、白☆の、這い
┼┼┼┼┼┼●○○○●
┼┼╋┼┼┼●●●○○
┼┼┼┼┼┼┼┼┼●┤
┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┤
第9−四−3の4の市の4図
┬┬┬┬┬┬┬○★┬┐
┼┼┼┼●┼●○☆●● 黒が★と2子取り、
┼┼┼┼┼┼●○○○● 白が☆と押さえる
┼┼╋┼┼┼●●●○○
┼┼┼┼┼┼┼┼┼●┤
┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┤
第9−四−3の4の市の5図
┬┬┬┬┬┬┬○●┬┐
┼┼┼┼●┼●○○●● 黒がもし継げば、白取って生きる、
┼┼┼┼┼┼●○○○● 黒がもし外からダメを詰めれば白は1子を取って生きる
┼┼╋┼┼┼●●●○○
┼┼┼┼┼┼┼┼┼●┤ 以下の図で確認していく
┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┤
第9−四−3の4の市の6図
┬┬┬┬┬┬┬○●★☆ 黒が継いで、白が取った
┼┼┼┼●┼●○○●●
┼┼┼┼┼┼●○○○●
┼┼╋┼┼┼●●●○○
┼┼┼┼┼┼┼┼┼●┤
┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┤
110 :
名無し名人:2010/02/26(金) 01:56:11 ID:BFeZY4XE
第9−四−3の4の市の7図
┬┬┬┬┬┬┬○┬市○
┼┼┼┼●┼●○○┼似 「市」と「似」が見合いで生き
┼┼┼┼┼┼●○○○┤
┼┼╋┼┼┼●●●○○
┼┼┼┼┼┼┼┼┼●┤
┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┤
第9−四−3の4の市の8図
┬┬┬┬┬┬┬○●☆┐
┼┼┼┼●┼●○○●● 第9−四−3の4の市の5図に戻って
┼┼┼┼┼┼●○○○●
┼┼╋┼┼┼●●●○○ 黒が外からダメを詰め、白が1子を取れば生きる
┼┼┼┼┼┼┼┼┼●★
┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┤
第9−四−3の4の市の9図
┬┬┬┬┬┬┬○┬○┐
┼┼┼┼●┼●○○●● 黒が外からダメを詰め、白が1子を取って生きた
┼┼┼┼┼┼●○○○●
┼┼╋┼┼┼●●●○○
┼┼┼┼┼┼┼┼┼●●
┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┤
第9−四−3の4の市の2図に戻る
┬┬┬┬┬┬┬○☆┬○
┼┼┼┼●┼●○┼●● 問題 ここで白が、☆と打ったらどうなるか
┼┼┼┼┼┼●○○○●
┼┼╋┼┼┼●●●○○
┼┼┼┼┼┼┼┼┼●┤
┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┤
第9−四−3の4の市の10図
┬┬┬┬┬┬┬○○┬○
┼┼┼┼●┼●○┼●● 実は、このままで白死
┼┼┼┼┼┼●○○○● 前図はいわゆる自殺した手
┼┼╋┼┼┼●●●○○
┼┼┼┼┼┼┼┼┼●┤ 以下、その証明
┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┤
第9−四−3の4の市の11図
┬┬┬┬┬┬┬○○┬○
┼┼┼┼●┼●○┼●● 前図がそのまま死であることの証明
┼┼┼┼┼┼●○○○●
┼┼╋┼┼┼●●●○○ 白からは、3子をとっても、三目中手の死が待っている
┼┼┼┼┼┼┼┼┼●┤ よって白からは攻められない。
┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┤
第9−四−3の4の市の12図
┬┬┬┬┬┬★○○■○
┼┼┼┼●┼●○┼●● 黒からは、のちに★と両方の外ダメを詰めてから
┼┼┼┼┼┼●○○○● ■と1子を取れば、白死。先に1子を取ってはいけない
┼┼╋┼┼┼●●●○○
┼┼┼┼┼┼┼┼┼●★ つまり、黒から取りに行く手があり、白からはないから
┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┤ 前々図のままで白死
111 :
名無し名人:2010/02/26(金) 01:57:01 ID:BFeZY4XE
第9−四−3の4の市の2図に戻る
┬┬┬┬┬┬┬○┬┬○
┼┼┼┼●┼●○☆●● 問題 ここで白が、☆と打ったらどうなるか
┼┼┼┼┼┼●○○○●
┼┼╋┼┼┼●●●○○ 結果は意外だが、コウになる
┼┼┼┼┼┼┼┼┼●┤ 次に黒が外ダメを摘めると、
┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┤ 白は黒3子を取って生きるから
第9−四−3の4の市の13図
┬┬┬┬┬┬┬○┬★○
┼┼┼┼●┼●○☆●● 黒も抜く一手
┼┼┼┼┼┼●○○○●
┼┼╋┼┼┼●●●○○ ちなみに第9−四−3の4の市の12図で、
┼┼┼┼┼┼┼┼┼●┤ 黒が先に一子取ってしまうと
┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┤ この図のパターンになってしまう。取るなと言った所以である。
第9−四−3の4の市の14図
┬┬┬┬┬┬┬○☆●┐
┼┼┼┼●┼●○○●● 白は☆と取りに行くしかない
┼┼┼┼┼┼●○○○●
┼┼╋┼┼┼●●●○○ 次に黒は★と外ダメを詰めて
┼┼┼┼┼┼┼┼┼●★
┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┤
第9−四−3の4の市の15図
┬┬┬┬┬┬┬○○┬☆
┼┼┼┼●┼●○○┼★ 白は☆と取る
┼┼┼┼┼┼●○○○┤
┼┼╋┼┼┼●●●○○ ここで黒が★に打つと
┼┼┼┼┼┼┼┼┼●●
┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┤
第9−四−3の4の市の16図
┬┬┬┬┬┬┬○○┬○
┼┼┼┼●┼●○○☆● 白☆で、コウになる
┼┼┼┼┼┼●○○○┤
┼┼╋┼┼┼●●●○○
┼┼┼┼┼┼┼┼┼●●
┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┤
途中だけど、今日はここまで
112 :
名無し名人:2010/02/26(金) 19:28:34 ID:BFeZY4XE
第9−四−3の4の市−2の1図
┬┬┬┬┬┬┬○┬★○ 今度はこれをやってみる。実は、この形は
┼┼┼┼●┼●○┼●┤ 見た目以上にややこしい
┼┼┼┼┼┼●○○○●
┼┼╋┼┼┼●●●○○ 結果を先に言うと、コウかセキになる場合が多く
┼┼┼┼┼┼┼┼┼●┤ その選択権は、だいたい黒にある
┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┤
第9−四−3の4の市−2の1の2図
┬┬┬┬┬┬┬○┬●○
┼┼┼┼●┼●○┼●┤ 問題 白番でどうなりますか
┼┼┼┼┼┼●○○○●
┼┼╋┼┼┼●●●○○ 白は、次に、1子をとる方法と、とらない方法がある
┼┼┼┼┼┼┼┼┼●┤ 取ったり取り返したりが続くので、石を置かずに読むのは
┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┤ 結構難しい
第9−四−3の4の市−2の1の3図
┬┬┬┬┬┬┬○┬●○ まずは、すぐに取らない作戦を選択してみる
┼┼┼┼●┼●○☆●┤
┼┼┼┼┼┼●○○○● 結論から言うと、この図は、セキかコウになる
┼┼╋┼┼┼●●●○○ 選択権は、黒の次の手にある
┼┼┼┼┼┼┼┼┼●┤
┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┤
第9−四−3の4の市−2の1の4図
┬┬┬┬┬┬┬○┬●○
┼┼┼┼●┼●○○●★ 黒が取る方を選択した
┼┼┼┼┼┼●○○○● この結果はどうなるか
┼┼╋┼┼┼●●●○○
┼┼┼┼┼┼┼┼┼●┤
┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┤
第9−四−3の4の市−2の1の5図
┬┬┬┬┬┬┬○┬●┐
┼┼┼┼●┼●○○●● 問題 白番でどうなりますか
┼┼┼┼┼┼●○○○●
┼┼╋┼┼┼●●●○○ 長いけど、一本道なので読んでみたい
┼┼┼┼┼┼┼┼┼●┤
┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┤
113 :
名無し名人:2010/02/26(金) 19:29:23 ID:BFeZY4XE
第9−四−3の4の市−2の1の6図
┬┬┬┬┬┬┬○☆●□ お互いに☆★と詰め合って、白□と抜く
┼┼┼┼●┼●○○●●
┼┼┼┼┼┼●○○○●
┼┼╋┼┼┼●●●○○
┼┼┼┼┼┼┼┼┼●★
┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┤
第9−四−3の4の市−2の1の7図
┬┬┬┬┬┬┬○○┬○
┼┼┼┼●┼●○○┼┤ 抜きあとの図
┼┼┼┼┼┼●○○○┤
┼┼╋┼┼┼●●●○○
┼┼┼┼┼┼┼┼┼●●
┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┤
第9−四−3の4の市−2の1の8図
┬┬┬┬┬┬┬○○┬○
┼┼┼┼●┼●○○☆★ ★☆で、コウ争いの図になる
┼┼┼┼┼┼●○○○┤
┼┼╋┼┼┼●●●○○
┼┼┼┼┼┼┼┼┼●●
┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┤
第9−四−3の4の市−2の1の9図
┬┬┬┬┬┬┬○○★┐
┼┼┼┼●┼●○○○● ちなみに★と、コウで取ったあと、
┼┼┼┼┼┼●○○○☆ 白がコウを嫌って☆通しつぶしの生きを狙うと ・・・
┼┼╋┼┼┼●●●○○
┼┼┼┼┼┼┼┼┼●●
┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┤
第9−四−3の4の市−2の1の10図
┬┬┬┬┬┬★┬┬●┐
┼┼┼┼●┼●┼┼┼● 全滅する
┼┼┼┼┼┼●┼┼┼┤
┼┼╋┼┼┼●●●┼┤
┼┼┼┼┼┼┼┼┼●●
┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┤
114 :
名無し名人:2010/02/26(金) 19:30:07 ID:BFeZY4XE
第9−四−3の4の市−2の1の3図に戻る
┬┬┬┬┬┬┬○┬●○
┼┼┼┼●┼●○☆●┤ 次の黒番で、コウかセキが決まる。
┼┼┼┼┼┼●○○○●
┼┼╋┼┼┼●●●○○ 今度は黒、セキコースを歩いてみる
┼┼┼┼┼┼┼┼┼●┤
┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┤
第9−四−3の4の市−2の1の11図
┬┬┬┬┬┬┬○┬●○
┼┼┼┼●┼●○○●┤ 外ダメを詰めると、セキコース
┼┼┼┼┼┼●○○○●
┼┼╋┼┼┼●●●○○ 以下、必然の応酬。長いけど一本道なのでよんでみたい。
┼┼┼┼┼┼┼┼┼●★
┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┤
第9−四−3の4の市−2の1の12図
┬┬┬┬┬┬┬○┬●○
┼┼┼┼●┼●○○●┤ 問題 白番でどうなりますか
┼┼┼┼┼┼●○○○●
┼┼╋┼┼┼●●●○○ 最後まで読んでみてください
┼┼┼┼┼┼┼┼┼●●
┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┤
115 :
名無し名人:2010/02/26(金) 19:30:59 ID:BFeZY4XE
第9−四−3の4の市−2の1の13図
┬┬┬┬┬┬┬○┬●○
┼┼┼┼●┼●○○●☆ ☆取りは必然
┼┼┼┼┼┼●○○○┤ (もし、外から白が詰めると、白が全滅する)
┼┼╋┼┼┼●●●○○
┼┼┼┼┼┼┼┼┼●●
┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┤
第9−四−3の4の市−2の1の14図
┬┬┬┬┬┬┬○┬●┐
┼┼┼┼●┼●○○●┤ ★取り返しも必然
┼┼┼┼┼┼●○○○★
┼┼╋┼┼┼●●●○○
┼┼┼┼┼┼┼┼┼●●
┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┤
第9−四−3の4の市−2の1の15図
┬┬┬┬┬┬★○┬●┐
┼┼┼┼●┼●○○●☆ さらに☆取り返しも必然
┼┼┼┼┼┼●○○○┤
┼┼╋┼┼┼●●●○○ ここで黒は、外ダメを詰めるしか方法がない
┼┼┼┼┼┼┼┼┼●●
┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┤
第9−四−3の4の市−2の1の16図
┬┬┬┬┬┬●○┬●┐
┼┼┼┼●┼●○○●○ 最終図
┼┼┼┼┼┼●○○○┤ 黒からも白からも取りに行けないので
┼┼╋┼┼┼●●●○○ セキ
┼┼┼┼┼┼┼┼┼●●
┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┤
116 :
名無し名人:2010/02/26(金) 19:32:11 ID:BFeZY4XE
第9−四−3の4の市−2の1の2図に戻る
┬┬┬┬┬┬┬○┬●○
┼┼┼┼●┼●○┼●┤ 問題 白番でどうなりますか
┼┼┼┼┼┼●○○○●
┼┼╋┼┼┼●●●○○ 白は、1子をとる方法と、とらない方法がある
┼┼┼┼┼┼┼┼┼●┤ 今まで一子をとらない方法をやってきたので
┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┤ 今度は、一子をとる方法を選択してみる
第9−四−3の4の市−2の2の1図
┬┬┬┬┬┬┬○┬●○
┼┼┼┼●┼●○┼●☆ 黒も、このあとすぐに取り返すか、
┼┼┼┼┼┼●○○○┤ 外ダメを詰めていくかの選択がある
┼┼╋┼┼┼●●●○○
┼┼┼┼┼┼┼┼┼●┤
┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┤
第9−四−3の4の市−2の2の2図
┬┬┬┬┬┬┬○┬●○
┼┼┼┼●┼●○┼●○ 外ダメを詰める作戦。
┼┼┼┼┼┼●○○○┤ 結論から言うと、セキになる
┼┼╋┼┼┼●●●○○ 以下は、一本道。
┼┼┼┼┼┼┼┼┼●★
┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┤
第9−四−3の4の市−2の2の3図
┬┬┬┬┬┬┬○┬●○
┼┼┼┼●┼●○┼●○ 問題 白番でどうなりますか
┼┼┼┼┼┼●○○○┤
┼┼╋┼┼┼●●●○○
┼┼┼┼┼┼┼┼┼●●
┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┤
第9−四−3の4の市−2の2の4図
┬┬┬┬┬┬┬○┬●○
┼┼┼┼●┼●○☆●○ 白は二子を継ぐわけに行かないので
┼┼┼┼┼┼●○○○★ 外ダメを詰めるしかない
┼┼╋┼┼┼●●●○○ 黒が次に外ダメを詰めると白に簡単に生きられるので
┼┼┼┼┼┼┼┼┼●● 黒も抜く一手
┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┤
第9−四−3の4の市−2の2の5図
┬┬┬┬┬┬┬○┬●┐
┼┼┼┼●┼●○○●┤ 焦らずにいこう
┼┼┼┼┼┼●○○○●
┼┼╋┼┼┼●●●○○ 問題 次白番でどうなりますか
┼┼┼┼┼┼┼┼┼●●
┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┤
117 :
名無し名人:2010/02/26(金) 19:33:44 ID:BFeZY4XE
第9−四−3の4の市−2の1の2図に戻る
┬┬┬┬┬┬┬○┬●○
┼┼┼┼●┼●○┼●┤ 問題 白番でどうなりますか
┼┼┼┼┼┼●○○○●
┼┼╋┼┼┼●●●○○ 白は、1子をとる方法と、とらない方法がある
┼┼┼┼┼┼┼┼┼●┤ 今まで一子をとらない方法をやってきたので
┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┤ 今度は、一子をとる方法を選択してみる
第9−四−3の4の市−2の2の1図
┬┬┬┬┬┬┬○┬●○
┼┼┼┼●┼●○┼●☆ 黒も、このあとすぐに取り返すか、
┼┼┼┼┼┼●○○○┤ 外ダメを詰めていくかの選択がある
┼┼╋┼┼┼●●●○○
┼┼┼┼┼┼┼┼┼●┤
┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┤
第9−四−3の4の市−2の2の2図
┬┬┬┬┬┬┬○┬●○
┼┼┼┼●┼●○┼●○ 外ダメを詰める作戦。
┼┼┼┼┼┼●○○○┤ 結論から言うと、セキになる
┼┼╋┼┼┼●●●○○ 以下は、一本道。
┼┼┼┼┼┼┼┼┼●★
┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┤
第9−四−3の4の市−2の2の3図
┬┬┬┬┬┬┬○┬●○
┼┼┼┼●┼●○┼●○ 問題 白番でどうなりますか
┼┼┼┼┼┼●○○○┤
┼┼╋┼┼┼●●●○○
┼┼┼┼┼┼┼┼┼●●
┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┤
第9−四−3の4の市−2の2の4図
┬┬┬┬┬┬┬○┬●○
┼┼┼┼●┼●○☆●○ 白は二子を継ぐわけに行かないので
┼┼┼┼┼┼●○○○★ 外ダメを詰めるしかない
┼┼╋┼┼┼●●●○○ 黒が次に外ダメを詰めると白に簡単に生きられるので
┼┼┼┼┼┼┼┼┼●● 黒も抜く一手
┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┤
第9−四−3の4の市−2の2の5図
┬┬┬┬┬┬┬○┬●┐
┼┼┼┼●┼●○○●┤ 焦らずにいこう
┼┼┼┼┼┼●○○○●
┼┼╋┼┼┼●●●○○ 問題 次白番でどうなりますか
┼┼┼┼┼┼┼┼┼●●
┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┤
118 :
名無し名人:2010/02/26(金) 19:35:03 ID:BFeZY4XE
第9−四−3の4の市−2の2の6図
┬┬┬┬┬┬★○┬●┐
┼┼┼┼●┼●○○●☆ どうなるかって、抜くしかない
┼┼┼┼┼┼●○○○┤ 黒も外ダメを詰めて、、、
┼┼╋┼┼┼●●●○○
┼┼┼┼┼┼┼┼┼●●
┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┤
第9−四−3の4の市−2の2の7図
┬┬┬┬┬┬●○┬●┐
┼┼┼┼●┼●○○●○ 最終図
┼┼┼┼┼┼●○○○┤
┼┼╋┼┼┼●●●○○ 黒からも白からも取りに行くことが出来ないので
┼┼┼┼┼┼┼┼┼●● セキ
┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┤
第9−四−3の4の市−2の2の5図に戻ってみる
┬┬┬┬┬┬┬○┬●┐
┼┼┼┼●┼●○○●┤ 問題 次白番でどうなりますか
┼┼┼┼┼┼●○○○● に対して、あえて白の失敗図を紹介
┼┼╋┼┼┼●●●○○
┼┼┼┼┼┼┼┼┼●●
┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┤
第9−四−3の4の市−2の2の8図
┬┬┬┬┬┬┬○┬●☆ 白の失敗事例
┼┼┼┼●┼●○○●★
┼┼┼┼┼┼●○○○●
┼┼╋┼┼┼●●●○○ ☆という発想も、しらみつぶしで調べるか
┼┼┼┼┼┼┼┼┼●● 出てくる。たいがいは無意味に終わるのだがw
┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┤ 黒はありがたく★と取っていていい
第9−四−3の4の市−2の2の9図
┬┬┬┬┬┬┬○┬●┐
┼┼┼┼●┼●○○●● なんと、これで目あり目なしで、白の死
┼┼┼┼┼┼●○○○●
┼┼╋┼┼┼●●●○○ 黒からは取りに行けるが
┼┼┼┼┼┼┼┼┼●● 白からは取りに行けない
┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┤ 目持ちか否か。攻め合いでは重要な意味を持つ
本日は、ここまでにします。
119 :
名無し名人:2010/02/27(土) 19:48:14 ID:7Jj0Sgcf
第9−四−3の4の市−2の2の1図に戻る
┬┬┬┬┬┬┬○┬●○
┼┼┼┼●┼●○┼●○ 先ほどは、このあと外ダメを詰めてセキだった
┼┼┼┼┼┼●○○○┤ 今度はいきなり取り返してみることにする
┼┼╋┼┼┼●●●○○
┼┼┼┼┼┼┼┼┼●┤
┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┤
第9−四−3の4の市−2の3の1図
┬┬┬┬┬┬┬○┬●┐
┼┼┼┼●┼●○┼●┤ ★といきなり取ってみる
┼┼┼┼┼┼●○○○★ 次に白は、★を取るか、外ダメを
┼┼╋┼┼┼●●●○○ 詰めるかの選択肢がある
┼┼┼┼┼┼┼┼┼●┤ 結論を言うと、取ればセキになり、
┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┤ 外ダメを詰めるのはコウになる
第9−四−3の4の市−2の3の2図
┬┬┬┬┬┬┬○┬●┐
┼┼┼┼●┼●○┼●┤ 問題 白番でどうなりますか
┼┼┼┼┼┼●○○○●
┼┼╋┼┼┼●●●○○ 白は、すぐに一子とる方法と、外ダメを詰める方法がある
┼┼┼┼┼┼┼┼┼●┤ 、
┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┤
第9−四−3の4の市−2の3の3図
┬┬┬┬┬┬┬○┬●┐
┼┼┼┼●┼●○┼●☆ まず、すぐ☆と取ってみる
┼┼┼┼┼┼●○○○┤ 黒★も必然
┼┼╋┼┼┼●●●○○
┼┼┼┼┼┼┼┼┼●★ 、
┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┤
第9−四−3の4の市−2の3の4図
┬┬┬┬┬┬★○┬●┐ お互いに詰めあって、セキ
┼┼┼┼●┼●○☆●○
┼┼┼┼┼┼●○○○┤
┼┼╋┼┼┼●●●○○
┼┼┼┼┼┼┼┼┼●● 、
┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┤
120 :
名無し名人:2010/02/27(土) 19:48:56 ID:7Jj0Sgcf
第9−四−3の4の市−2の3の3図に戻る
┬┬┬┬┬┬┬○┬●┐
┼┼┼┼●┼●○┼●☆ ☆のあと。
┼┼┼┼┼┼●○○○┤ 黒★でを別の方法が無いか探ってみる
┼┼╋┼┼┼●●●○○
┼┼┼┼┼┼┼┼┼●★ 、
┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┤
第9−四−3の4の市−2の3の5図
┬┬┬┬┬┬┬○┬●★
┼┼┼┼●┼●○┼●○ ★が、場合によって怖い。今回は、どうか。
┼┼┼┼┼┼●○○○┤
┼┼╋┼┼┼●●●○○
┼┼┼┼┼┼┼┼┼●┤ 、
┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┤
第9−四−3の4の市−2の3の6図
┬┬┬┬┬┬┬○┬●●
┼┼┼┼●┼●○☆●○ ☆と詰める一手。
┼┼┼┼┼┼●○○○┤ 黒は、一子取りと外のダメつめの2通りアル
┼┼╋┼┼┼●●●○○
┼┼┼┼┼┼┼┼┼●┤
┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┤
第9−四−3の4の市−2の3の7図
┬┬┬┬┬┬┬○☆●●
┼┼┼┼●┼●○○●┤ ★と一子とってみる
┼┼┼┼┼┼●○○○★ すると
┼┼╋┼┼┼●●●○○ ☆で押しつぶし。白の生きが確定。
┼┼┼┼┼┼┼┼┼●┤ 、
┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┤
第9−四−3の4の市−2の3の8図
┬┬┬┬┬┬┬○☆●●
┼┼┼┼●┼●○○●○ ならば今度は外ダメから★
┼┼┼┼┼┼●○○○┤ 白は簡単に☆で生きた
┼┼╋┼┼┼●●●○○
┼┼┼┼┼┼┼┼┼●★ 、
┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┤
第9−四−3の4の市−2の3の5図に戻る
┬┬┬┬┬┬┬○┬●★
┼┼┼┼●┼●○┼●○ ★は、この場合は不発。
┼┼┼┼┼┼●○○○┤ ただし、白の外ダメがもう一つ詰まると
┼┼╋┼┼┼●●●○○ 白は押しつぶせないのでコウになる
┼┼┼┼┼┼┼┼┼●┤
┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┤
121 :
名無し名人:2010/02/27(土) 19:49:51 ID:7Jj0Sgcf
第9−四−3の4の市−2の3の1図に戻る
┬┬┬┬┬┬┬○┬●┐
┼┼┼┼●┼●○┼●┤
┼┼┼┼┼┼●○○○●
┼┼╋┼┼┼●●●○○
┼┼┼┼┼┼┼┼┼●┤
┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┤
第9−四−3の4の市−2の4の1図
┬┬┬┬┬┬┬○☆●┐ 今度は、白、外ダメを詰めてみる
┼┼┼┼●┼●○┼●┤
┼┼┼┼┼┼●○○○● 黒は一子をつなぐ方法と。
┼┼╋┼┼┼●●●○○ 外ダメを詰める方法がある
┼┼┼┼┼┼┼┼┼●┤
┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┤
第9−四−3の4の市−2の4の2図
┬┬┬┬┬┬┬○○●┐
┼┼┼┼●┼●○┼●● 問題 白番でどうなりますぁ
┼┼┼┼┼┼●○○○●
┼┼╋┼┼┼●●●○○
┼┼┼┼┼┼┼┼┼●┤ これは前図の一子をつないだ図
┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┤ 結論としては、コウになる
第9−四−3の4の市−2の4の3図
┬┬┬┬┬┬┬○○●┐
┼┼┼┼●┼●○☆●● ☆★とお互いに詰め合って
┼┼┼┼┼┼●○○○●
┼┼╋┼┼┼●●●○○
┼┼┼┼┼┼┼┼┼●★
┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┤
第9−四−3の4の市−2の4の4図
┬┬┬┬┬┬┬○○┬☆
┼┼┼┼●┼●○○┼┤ ☆と取れば、よく見る形だ
┼┼┼┼┼┼●○○○┤
┼┼╋┼┼┼●●●○○
┼┼┼┼┼┼┼┼┼●●
┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┤
第9−四−3の4の市−2の4の5図
┬┬┬┬┬┬┬○○┬○
┼┼┼┼●┼●○○☆★ 黒★、白☆で、コウ
┼┼┼┼┼┼●○○○┤
┼┼╋┼┼┼●●●○○ ダメつまりの関係で、白からの押しつぶしは
┼┼┼┼┼┼┼┼┼●● 成立しない。残念。
┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┤
第9−四−3の4の市−2の4の6図
┬┬┬┬┬┬┬○○┬○
┼┼┼┼●┼●○○○● 最終図
┼┼┼┼┼┼●○○○┤
┼┼╋┼┼┼●●●○○
┼┼┼┼┼┼┼┼┼●●
┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┤
122 :
名無し名人:2010/02/27(土) 19:50:32 ID:7Jj0Sgcf
第9−四−3の4の市−2の4の1図に戻る
┬┬┬┬┬┬┬○☆●┐
┼┼┼┼●┼●○┼●┤ 今度は、白の☆に対して、黒も
┼┼┼┼┼┼●○○○● 外ダメを詰めてみる
┼┼╋┼┼┼●●●○○
┼┼┼┼┼┼┼┼┼●★
┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┤
第9−四−3の4の市−2の5の1図
┬┬┬┬┬┬┬○○●┐
┼┼┼┼●┼●○┼●┤ 問題 白番でどうなりますか
┼┼┼┼┼┼●○○○●
┼┼╋┼┼┼●●●○○
┼┼┼┼┼┼┼┼┼●●
┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┤
第9−四−3の4の市−2の5の2図
┬┬┬┬┬┬★○○●┐
┼┼┼┼●┼●○┼●☆ 白番では☆と抜く一手
┼┼┼┼┼┼●○○○┤
┼┼╋┼┼┼●●●○○ 黒も★と外ダメを詰める一手
┼┼┼┼┼┼┼┼┼●●
┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┤
第9−四−3の4の市−2の5の3図
┬┬┬┬┬┬●○○●┐
┼┼┼┼●┼●○┼●○ 最終図
┼┼┼┼┼┼●○○○┤
┼┼╋┼┼┼●●●○○ 白からも黒からも取りに行けないので、
┼┼┼┼┼┼┼┼┼●● セキ
┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┤
123 :
名無し名人:2010/02/27(土) 19:51:13 ID:7Jj0Sgcf
本日の結論
稲妻形の抜き跡は、コウになる。
しかし、外ダメの関係で、押しつぶしで生きることが出来たり
逆に目あり目なしで取りに行けなかったりする
まさに、だめ詰まり恐るべし。不用意にダメ詰めをしてはいけない、
ということが肌身にしみて感じられる。
簡単に復習してみる
以下の問題、問題の形は同じで、外ダメのあき数だけが違う。
結果は全部違う
問題1 白先でどうなりますか(ダメ空き1つ)
┬┬┬┬┬┬┬○○●┐
┼┼┼┼●┼●○┼●●
┼┼┼┼┼┼●○○○●
┼┼╋┼┼┼●●●○○
┼┼┼┼┼┼┼┼┼●●
┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┤
問題2 白先でどうなりますか(ダメ空き2つ)
┬┬┬┬┬┬┬○○●┐
┼┼┼┼●┼●○┼●●
┼┼┼┼┼┼●○○○●
┼┼╋┼┼┼●●●○○
┼┼┼┼┼┼┼┼┼●┤
┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┤
問題3 白先でどうなりますか(ダメ空き3つ)
┬┬┬┬┬┬┬○○●┐
┼┼┼┼●●●○┼●●
┼┼┼┼┼┼┼○○○●
┼┼╋┼┼┼●●●○○
┼┼┼┼┼┼┼┼┼●┤
┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┤
回答1 白先でも白死(目あり目なし)
回答2 コウ
回答3 押しつぶしの生き
むやみにダメ詰めをしてはいけないと言われる理由がここにもある
124 :
名無し名人:2010/03/14(日) 01:22:57 ID:01lo90wX
125 :
名無し名人:2010/10/04(月) 22:58:03 ID:v1ySnKDf
今日初めてこのスレを見ました。とても勉強になりました。
もう続きはないのでしょうか。もっと読みたいのですが。
時間のある時に、またお願いします。
126 :
名無し名人:2010/10/17(日) 02:10:56 ID:zW9AezjA
この基本死活辞典(江場弘樹)は書籍は正誤表があるらしいですが、
Web版は修正されてるんでしょうか?
127 :
名無し名人:2011/01/03(月) 23:45:24 ID:Bcz89mQa
こういう詳しくて丁寧なやつがほしかったんだ
短時間で上達できる気がするぜ
しかし詳しくないものは詳しくないもので読みの力が養えると思うから長期的に見れば大差ないのかもしれないと思った
128 :
名無し名人:2011/08/18(木) 18:37:19.24 ID:Vpw7E2kM
いいね
129 :
名無し名人:2012/03/11(日) 16:40:54.44 ID:DJDrt2Sp
保守
130 :
名無し名人:2012/06/05(火) 20:57:36.65 ID:tSejzhtL
このスレまだ生きてたんだ
ほすほす
131 :
名無し名人:2012/08/17(金) 14:09:19.23 ID:gJKpLVxO
保守がてら
>>29 これ本当だろうか
確かに、色々試したがこちらだとコウやセキの筋があるというわけではなさそうだった
こちらの方が簡明なのに、基本死活辞典ではなぜ、難しい方だけを掲載したのだろう
132 :
名無し名人:2012/08/20(月) 12:16:29.83 ID:RpZECQIo
>>131 オキはコウ立て2つ
ハネはコウ立て3つ
オキの方が得
133 :
名無し名人:2012/08/20(月) 16:28:18.06 ID:eJIcKvLH
オキのほうが、攻め合いなら手数が短い
134 :
名無し名人:2013/09/13(金) 10:20:07.29 ID:T3C5poYB
test
135 :
名無し名人:2013/09/13(金) 14:25:59.60 ID:I2Pomo5j
>>131 もう一ヶ月経ってるレスに返してもだが・・・
『基本死活事典 増補改訂版』はハネの手にも言及してるぞ
ついでに、『実力五段囲碁読本 隅に強くなる』、『基本死活 虎の巻』もともに言及してる
『死活小事典』にはこの図がない
『基本死活辞典』は>29の第1−5図がまさにそれ(>27のリンク先参照)
ついでに練習問題も見るといいよ。この手の図はこの本にしかなさそうだし
136 :
名無し名人:2013/09/16(月) 22:44:22.99 ID:iGTu58Lg
正確には1年と1月弱だな
137 :
名無し名人:2014/01/12(日) 21:33:41.71 ID:k79FL0lc
やっぱ基本は死活だと思いますが、、
基本死活事典を暗記したらどのくらいの棋力になれますでしょうか?
138 :
名無し名人:2014/01/13(月) 12:34:34.03 ID:UZQUGVi3
「暗記」と言っても人によって意味は全然違うからね〜
あんたの質問は「暗記」の意味を明確にした後でなければ意味を為さない。
139 :
名無し名人:2014/01/13(月) 14:12:52.22 ID:+y3CWj8y
>>137 基本死活全部暗記、殺される石は減る。手抜きしてる相手の石も殺せる。やって損はないと思いますが棋力がどれ位になるかは暗記前と暗記後の結果をぜひ教えて頂きたい。よろしくです。皮肉では有りませんから念のため。
140 :
名無し名人:2014/01/13(月) 18:02:57.00 ID:IBoTO94T
ここ何年もkgsで5〜6kなので、暗記してから昇級したら報告したいと思います。
141 :
名無し名人:2014/01/14(火) 11:33:47.88 ID:09nSLhq7
基本死活は、板六、板八からはじめる。
142 :
名無し名人:2014/01/14(火) 12:01:35.50 ID:tV+SQrom
暗記は暗記でも、問題を見てその答えがすぐ出るのと、問題の図も含めて
暗記するのとでは結果は違うと思う。
俺は後者にチャレンジしようと思う。
143 :
名無し名人:2014/01/14(火) 12:43:58.45 ID:09nSLhq7
144 :
137:2014/01/14(火) 17:16:30.73 ID:EQMdjKNs
問題によって白先黒死、黒先生き、黒生きなし、黒死になし、白先コウ、黒先コウ、白先万年コウ、
とありますが、たとえば、黒先生きと白先黒死って同じような気がするんですが、
図だけ見たとき黒先か白先か覚えとかないと駄目なんでしょうか?
誰か教えてください。
145 :
名無し名人:2014/01/14(火) 18:48:02.32 ID:e1ktSvp7
別に覚えなくて良い
この形で白に打たれたら死ぬとかそういう攻め合いの形を学習し、
読みが正確になるための訓練だから
丸覚えしても良いけど少し変わっただけで読めなくなるのも応用利かなくて困ることがある
146 :
名無し名人:2014/01/16(木) 01:07:33.25 ID:hBCCPREW
黒先黒生と白先黒死は全く違うぞ
例えば黒先黒生かつ白先コウなんて形は珍しくもなんともない
147 :
名無し名人:2014/11/26(水) 16:44:07.68 ID:QKFi5Get
一合升の変化ってどうすればいいんだ
ハネありサガリありダメありカドなし云々で切りがない
プロでもたぶん全部覚えてる訳じゃないよね
148 :
名無し名人:2014/11/26(水) 22:27:02.46 ID:H4Qgsf9U
一合マスの基本形は殆どのプロはひと目でしょたぶん。
149 :
名無し名人:
基本死活暗記してないならプロにはなれん