(;SZ[19]EV[第11回農心杯三国勝抜き戦第十局]DT[2010-01-23]KM[6.5]US[棋聖道場]
SO[
http://weiqi.tom.com]PC[釜山]BR[九段]WR[九段]PB[羽根直樹]PW[朴永訓]C[http://weiqi.tom.com 棋聖道場-->大戦オンライン 13:00進行する 洪旻杓七段解説 (藍烈編訳)
http://post.weiqi.tom.com/s/gallery_CB0009392242.html 羽根直樹弱子無し朴永訓喪失唯一機会 常昊評農心杯 2010年01月25日
以下(常昊評)と記す。]RE[B+R]
;B[qd]C[第1手:皆さんよろしく。私は洪旻杓七段。この一局羽根直樹九段黒番。 ];W[dp]
C[朴永訓85年4月1日に生れる,崔圭丙九段門下,99年入段,04年奪富士通杯優勝により九段に昇る(五年での九段昇段で世界最短記録を創る)。
01年天元(第5-6回),04年富士通杯優勝(第17、20回),05年第1回中環杯優勝,第15回新人王,棋聖(第16-19四回),第1回物価信息杯優勝,
07年GSCaltex(カルテックス)杯優勝(第12-13回),08年第9回麦馨(MAXIMコーヒー)杯優勝)。]
;B[pq]C[羽根直樹76年8月14日三重県に生れる,父親羽根泰正九段。
91年初段,00年九段(消費時間11年是日本大手合升段最短記録),96年第26期新鋭淘汰戦優勝,99年王冠戦優勝(第40、43-45、48-50七回),
01年天元(第27-29三回),03年第4回春蘭杯第2,04年棋聖(第28-29回),阿含桐山杯優勝(第11、16回),06年第53期NHK杯優勝,
08年本因坊(第63-64両期),09年第28期NEC杯。
羽根直樹09年連続決勝戦で張栩を打ち破って奪い取る阿含桐山杯とNEC杯,ただ中日阿含桐山杯対抗戦中で孫騰宇四段に負けた。]
;W[dd]C[朴永訓第4次出戦農心杯,この前8勝3負,その中02、04年二度4連勝。];B[oc]
C[第5手:昨日,羽根九段阻止謝赫の六連勝,主将として日本隊の尊厳を守った。
羽根現隅で締り,見たところ彼は実利の戦いを展開しようとしているようだ。
朴永訓は農心杯で四連勝二度取得した,だから今日当然彼の勝算非常に大とすべきである。];W[qn];B[qp];W[rd]
C[第8手:是様子をきく手。];B[qc]
C[第9手:黒は利かされたくない,だから引く一手。];W[qj]
C[第10手:黒は引きで,白ツケの様子をきく手いくらか境遇決まりが悪い。
白のこの一手通常辺星にケイマ,現在ねじって手を変え星下に打つ。この一手通常非常に見られない。];B[qh]LB[nn:a]
C[第11手:白はaに跳びの一手要。];W[pl]C[第12手:白は更にいくらか堅実に打つ。
只是この様なら,黒は右下に打つことは考えられない。]
;B[rj]LB[qk:a][qe:b]C[第13手:黒は様子をきく手,是右上残留の味残りを取り除くのだろう,非常に鋭利。
白はいくらか苦悩あり,おそらく只さえぎるくらいでしょう。
(常昊評)
白8ツケ趣向、普通aに二間開き、黒9引きはさらに多くの利きが残るのを避けた、黒13白の応手を問う、白bハネの手段を防ぐため]
;W[rk]C[第14手:白はさえぎる。];B[fc];W[cf];B[db];W[fq]
C[第18手:白は左上の交換を保留し先に左下を守る。この様,羽根は即刻三々入りでしょう。];B[ck]LB[ci:a][bo:b]
C[第19手:羽根割り打ち。黒は非常に極端に打ちたくないと思っている,中和に碁盤を分割しようと思っている。
もし白は開きaならば,黒はおそらくbに打つことが可能だろう。 ];W[ci];B[cn]
;W[bo]LB[dq:a]C[第22手:朴永訓即刻ケイマ遮る,この様満足と感じる。黒はa入りで活きることができるが,只是災いは左辺に及ぶ。 ]
;B[bn];W[co];B[en]
C[第25手:黒は平易に打つ,これは日本囲碁の長所であり短処だ。 ];W[cc];B[ic];W[qe]LB[pe:a][qf:b][qi:c]
C[ 第28手:どのようにこの方面を打とうというのか?うまく行かないようだが。普通白は是下辺一帯に打つ。
黒はaハネ後cブツカリが打てる];B[qi]LB[pe:a][pj:b][qk:c][ne:d][pg:e][nq:A][ro:B][bj:C]
C[第29手:羽根おそらく朴永訓が序盤でこのように強く打つとは想い到っていない,だからハネより先にブツカリ,白の応手を問う。
第29手:朴永訓は長考中,彼はaに打つ変化を考慮しているのだろう。
白a伸びから,eまで頭を出す
(常昊評)
黒29のブツカリが先手なので、白28ハネはそれほど厳しくない。
白28では、aに開いて収まるのが更に大。将来、両辺の2線コスミが愉快。
(注:「両辺のコスミ」が明示されていないが、おそらくBとCか。)]
;W[ri]C[第30手:この一手自身は悪手,現在只場合の応急手段としてはありうる。 ];B[pj]
C[第31手:黒は上辺当りを打つより先に,白に取りの前に先に接ぐ一手を要求,以ってこの白の処の潜在価値を取り除く。]
;W[qk];B[rh]C[第33手:白は非常に損をした,非常に不満。];W[oe]LB[re:a][md:b]