囲碁棋譜保存スレ・第15局

このエントリーをはてなブックマークに追加
176名無し名人
(;EV[第23回富士通杯八強戦]DT[2010-04-14]PC[日本棋院]SZ[19]KM[6.5]US[棋聖道場]SO[http://weiqi.tom.com]
BR[九段]WR[九段]PB[古力]PW[李世石]C[http://weiqi.sports.tom.com/2010-04-14/00UP/04839698.html
http://weiqi.tom.com
棋聖道場-->大戦オンライン
藍烈編訳
洪旻杓七段、安祚永九段解説]RE[W+R]
;B[pd]C[第1手:皆さんよろしく,私是洪旻杓七段。この一局古力九段黒番。
この一局是今期の富士通杯八強戦最受ご注目の対戦,
まずはじめに、李世石と古力間現在最強の対抗,他に李世石復出後挑戦19連勝の肝要一局。];W[dd];B[qp];W[dp]
;B[fq];W[cn];B[kq];W[qj];B[qg];W[qm];B[pk];W[qk];B[pn];W[qn];B[qo];W[lp]
C[第16手:目下の布石,しばらく前春蘭杯での李世石対孫騰宇七段の対戦と同じ。(安祚永九段)];B[lq]
;W[np];B[pm];W[mq];B[kp]
C[第21手:現在出現の是流行期やや過ぎた布石様式。];W[lo];B[ko];W[ln]
C[第24手:局部必然の手順。];B[oq];W[op];B[pp]LB[or:a]
C[次の一手白は挟みツケaだろう。];W[or]
;B[pr];W[kn]C[第30手:白は継続下辺で交換せず,直接押え。];B[jn];W[jm];B[in];W[im];B[hn]
C[第35手:白は更に押す手が非常に考えられる,引き続いて先手で打って然る後上辺開き。
目下の碁形,私かつてネット上で打ったことがある。
新型の変化出現と言うことができる。感覚上黒は悪くない。実利がわずかとはいえないだけでなく,弱い石もない。(安祚永)]
;W[hm]C[第36手:白は必須押しこの一手。逆に黒に押えられると,非常に頭が痛い。下辺黒はまだ伸び一手必要。
黒は引き続いて伸び,何も不満なし。而白の押しの一手何か利益があるとは言えない。(安祚永)]
;B[gn]C[第37手:次の一手,白は左下隅のコスミツケを保留する必要はない。];W[eq];B[fp]
;W[fl]C[第40手:この一手是勢力の要点か?打たれてみると、確かに悪くない手に見える。(安祚永)]
;B[dm]LB[dn:a][em:b][cm:c]
C[第41手:白は左下隅コスミツケの一手後,選択した中腹方向の厚い一手。
而黒はここで封鎖されるのは不可,即刻穴を開け出る。
黒は白のa伸びの一手を希望し,引き続いて黒は調子でb引きの一手。白の正着はc伸び。];W[cm]LB[dk:a]
C[第42手:黒がもし後続手段なしならば,この二手交換是悪手。
黒は本来簡単にケイマで白を分割出来たところ,現在は行けない。もしかすると黒は手抜きで,左上隅を打つか。
第42手:黒は簡単に引き続いて伸びは打てない,跳びの一手(a)を打つべき。(安祚永)
(訳注:(a)は原文にはないが、ここだろう。BS囲碁将棋ジャーナルのマイケルレドモンド解説もここを指摘していた。)];B[dl]LB[dn:a]
C[第43手:白は普通是a押えだろう。
あるいは左辺星にボウシの一手後それから押え(a)を打ってくるか。
ちょうど黒は簡単伸びは打てないと言ったところ,古力はやはりこう打った。
次の一手白は当然押え(a)。古力いったいどのように打つつもりか?(安祚永)];W[dn];B[cf]
C[第45手:黒は先に伸びの交換したため,現在白は挟み攻めは考えられない。
白は普通コスミツケ(とノビ)の交換ができる。
もし挟みならば,一間高挟みだろう。]
;W[ch]C[第46手:しかし...李世石そのまま一間低い挟み。
低い挟みである以上,現在黒は跳び出しができる。 ]
;B[ef]C[第47手:黒は跳び出しは気合。];W[fd]LB[dh:a]
C[第48手:只是...就この戦闘感覚黒は多少不利。もしかすると変化中黒は上ブッツケa更に好かったか。];B[fm]
C[第49手:この一手非常に妙。
この一手全然想い浮かばなかった。
意味はカカリ左上隅自身すでに利益だと?
高手の対局のため,私現在この一手の感覚異常だと即断出来ない。(安祚永)];W[ce]
C[第50手:白は黒の打つ手にくっついて打つことは当然考えられない。
(訳注:黒49に手抜きして白50を打ったことを言っているのだろう。)
古力は、左下の白を二つに分断することを考えているのか?
然る後集中攻撃右下、右辺の白を? ];B[gl]
177名無し名人:2010/04/18(日) 22:11:02 ID:S6OzPsnH
C[第51手:古力攻撃の棋風が出た,彼の構想はもしかするといけるか。
只白はすでに足早にすくい取る実利,そのうえ先手を握っている,だから不満なし。];W[fk]
C[第52手:様子をきく手。黒が簡単に接ぐか問う,あるいはカケツギ? ];B[di]
C[第53手:この一手もちろん敏捷ではあるが,しかし私には良いかどうかはっきりしない?
第53手:古力の頭脳の回転は速い,そのうえ非常に自由だ!。
普通は,目下の局面黒は中腹に到る下辺の白をどのように攻めるかに知恵を絞る,しかし古力はつかず離れず構想非常に随意。
普通の棋士はこのような一手に遭遇すると,ただ黒の意図を見極めるために,半時間必要だろう。(安祚永) ];W[bf]
C[第54手:李世石やはり慎重に見える,切らない。
過去の李世石,遭遇この様な一手無論いずれにせよ先に断りその上で考える。(安祚永 )
週刊碁2010年4月26日号溝上八段解説:
 黒45のカカリの後が問題の場面だった。
 黒47のトビから49とコスミツケたが、白54の下ハネで稼がれては、黒は手を掛けた割りにうまくいっていない。
 黒47では、単に49に打つくらいだった。
 黒47、49は予定の行動だが空振り。]
;B[kl];W[km]C[第56手:今日の李世石いかにも非常に慎重に見える。
火薬の臭いますます充満ではあるが,しかし点火する人がいないので遅遅として燃えない。
白はおそらく2子捨てるでしょう?(安祚永) ];B[gk];W[fj]C[第58手:古力全部殺しに行くか?];B[gj];W[fi]
C[第60手:黒は攻撃の石の形すでに具備,只是一直線にこのように押して打って,もし殺せないなら実利不足。
そのうえ,現在まで押した以上,次の一手やはり継続押すしかない,引き返す路はない。];B[gi];W[fh];B[ll]LB[gm:a][ij:b][fn:c]
C[第63手:来るべきものはすでに来た。そのうえ古力まだ注視している右辺白を。
只中腹に厚い壁を囲出し,右辺只取ってしまう手を打つ。
しかし,李世石の石は殺しにくい。
まだ見ていない、過去李世石がこの様な大石殺されるのを。
第63手:左辺黒は自身aの切られる欠陥あり,白はただbを打ちさえすれば跳び出せる。
黒は只更に大規模に地網を張るしかない。
白は囲いを突破すること自身は決して難しくないと言うことができる。
(訳注:白aに黒bと受けなければならないので、黒51から61までの4子が弱くなり、白bを強引に切り離すことはできなくなる。)]
;W[ij]C[第64手:この一手確かに第一感の手。];B[gm]
C[第65手:黒は沈着。韓国棋諺“私生き然る後彼を殺す”,黒は先に自身補強し継続して網を広げる。 ];W[nq]
C[第66手:様子をきく手。黒がもし接ぎならば,白は基本活き。接げない,実利損失きわめて大きい。
現在,左上、左下隅白は/のすでに堅実に実利を獲得するに到る,黒は継続して実利の損はできない。
そのうえ黒は感覚としてまずいのは,左辺まだ断りを補う必要あり一手。
第66手:簡単に言えば,白52以下一直線に伸びられ,黒は二つの断られる弱点ができた。 ];B[ri]
C[週刊碁2010年4月26日号溝上八段解説:
 黒57から押して65とツイで、白の大石を攻める。
 豪快なようだが、黒は攻めるしか、打ちようがない。
 黒67とスソから迫ってカラミ攻めの様相だが、黒にも弱点があって、攻めの効果が望めるか微妙だ。]
;W[qi];B[rh];W[oi]
C[第70手:黒は両大石にからみつくことを考える。只是白が中腹をもし活きたならば,右辺孤立した石を軽く見ることができる。 ];B[ph]LB[ok:a]
C[第71手:黒は継続攻撃。目的は攻撃を通して一定の利益を上げた後,それから左辺孤立した石を連絡する。
第71手:次の一手,第一感是a,白は先手で上辺を占めることができる。 ];W[lr]LB[mi:a]C[第72手:この一手様子をきく手非常に妙。
第72手:右辺孤立した石は即刻殺されることは考えられない,だから白はこの様な様子をきく手の余地がある。
現在古力いくらか悩ましいでしょう?
第72手:気合上,黒は応(こう打つべき(本譜が明らかに悪いとき、正しい手を示す))aボウシ。 ]
;B[kr]C[第73手:古力継続忍,真に是沈着。];W[oh]C[第74手:なぜここを押すのか?感覚何も好い変化なし。 ];B[nn]
C[第75手:黒は右辺の種々手段を保留し,継続攻めの中腹大石。 ];W[pg];B[pf];W[og];B[qh]LB[ng:a][nh:b]
178名無し名人:2010/04/18(日) 22:11:54 ID:S6OzPsnH
C[第79手:右辺黒は本来78カケツギ有り、白a黒bの切りの手段,現在白は逆に走先に当て込みの一手を打つことになった。
現在,この幾歩交換そのもの白の利益だ。
而黒の実利ざっと,約45目あり。
現在黒は依然として攻撃の余地あり,もし先手で左辺接ぎに回ることができるならば,やはり戦える。];W[mm]LB[oj:a][pi:b][mj:c][nm:d][lg:e]
C[第80手:白は反撃黒の薄み。当然目的是相手の力を利用して整形。
第80手:黒の正着当然aコスミ,白はb接ぎ,引き続いてc横跳び,白はd伸び,然る後黒はe大ケイマ。 ]
;B[oj];W[pi]C[第82手:黒は非常にこの交換はしたくない,しかしやむをえない。];B[mo]LB[nm:a]
C[第83手:あ!?この一手何の意図か?
白は非常に考えられる反撃。
次の一手a押し,下辺を尻尾捨て,逆に包囲中腹黒二子。];W[nm];B[on];W[mn];B[no];W[mp];B[nj]
C[第89手:李世石...全く棄子を考慮していない!。
私なら,両大石がからまれるのは非常にいやなので,まずはじめに尻尾を捨石にすることを考える。];W[pl];B[ol]
;W[ql];B[om];W[mk]LB[po:A]C[第94手:白は単独で治まる手順。
この一手好し,黒は容易に攻めが浮かばない。(安祚永)
第94手:まだ早いが,感覚上李世石勝機を捉えた。(安祚永)
週刊碁2010年4月26日号溝上八段解説:
 黒83のコスミツケが状況をさらに悪化させた。黒のダメが詰まり、白90、92のワリツギが先手になった。
 黒93のツギが省けないのである。白93に切られると、先手で黒Aにツガされて堪らない。
 白94にトビ出す形ができて、白はサバキの見通しができた。
 だから、黒83では、単に黒89にノビるくらいだったという。
 それで一応はカラミ攻めだ。右下の黒も眼がないから、まだ形勢が好転したとはいえないが、実戦の展開では希望がない。];B[kj]
C[第95手:見たところ古力やむをえないようだ。現在白は簡単に活きるようだ。];W[mj]
C[第95手:現在,黒は右下隅死活問題あり,非常に容易に面倒なことになる。]
;B[ni]C[第96手:白は簡単に頭を出すことができると感じる。]
;W[nk];B[ok];W[mi]C[第100手:気合上,黒は当然頭ハネでしょう?只右下隅自身死活問題あり。]
;B[nh];W[of]LB[pe:a][mg:b][mh:c][lh:d][ng:e][nf:f][mf:g][lg:h][me:i][ro:j][rp:k][rn:l]C[ここまでで昼の休憩,12:30継続
黒例えば(本譜が正解で悪い方の変化のとき、変化図中では一例)a,白bカケ,至白l黒右下活きを補う必要あり
第102手:黒は右辺大石を封鎖することはできないことを考えれば,この様碁は即刻終わったか。]
;B[mg];W[pe]C[第104手:李世石真に少しも保留しない。この様,中腹大石問題ないのだろうか?(安祚永) ];B[kh];W[jk];B[ik]
C[第107手:是妙手か?(安祚永) ];W[mh]LB[ng:a][jj:b][lj:c][ki:d][li:e][lh:f][lg:g][mr:h]
C[第108手:午後対局開始後,又見る黒の毒手。
第108手:幸いにも,李世石108手バックドアで逃げ出す好手を準備していた。
黒例えばa,至白f頭を出すことができる
第108手:黒がもしgの引きならば,白はh継ぎ。
第108手:古力107手辛辣,しかし是李世石108手更に鋭利。
週刊碁2010年4月26日号溝上八段解説:
 白108のアテコミがいいタイミングで、黒Bのタケフで黒2子(55、63)を助ける手がなくなった。
 白は、ほぼ生き形である。]
;B[ng]C[第109手:黒は只継ぎ。 ];W[jj];B[qe];W[qf];B[rf];W[od];B[pc];W[oc]
C[第116手:白が単独で治まることは当然問題にならない。
現在白の優勢の局面改変なし。(安祚永) ];B[pb]LB[kk:a][ne:b][mc:c]
C[第117手:黒は見たところ当りを打つ一手を嫌うようだ。
そのうえ実利均衡保持の意図が有る。
次の一手白がもし突き出し中腹aならば,黒はbノゾキ後cケイマ一手,右辺白は危険。
第117手:だから,白の次の一手当然上辺で二間開きすべきである。現在,黒は確かに45目の実利あり。]
179名無し名人:2010/04/18(日) 22:12:43 ID:S6OzPsnH
;W[qd];B[pf];W[oe]LB[mc:a]C[第120手:白は先に問う黒は右上隅をどのように処理するか。白の打ち方は,確かに好手だ。
第120手:次の一手,黒は非常に考えられる直接迫るa。];B[ob];W[nb];B[nc]C[第123手:ここを断る? 全く浮かばない。
第123手:古力は中腹白に劫材が非常に多いため,隅で劫を始めようと考えるのか? 要するに超強手。 ]
;W[mc];B[nd];W[md]LB[lb:a]
C[第126手:李世石は見たところ劫はしたくないようだ,只右辺黒を封鎖し手を入れさせて,然る後aカケツギ奪い取ることを考えているようだ。]
;B[ji]C[第127手:現在見る,白126軽率の嫌い有り。 ];W[ii];B[ih]C[白の困難は間違いない];W[kk]LB[lg:a][hh:b]
C[第130手:白はうまく活きる方法があるようだ。
黒がaの引きなら,白はbにハネ更に好し。
白は困難に陥ったが,しかし予期した災いより小さい。]
;B[lg];W[hh];B[ne];W[nf];B[me];W[mf]
;B[le];W[lf];B[mb]LB[lb:a]
C[第139手:白はカケツギaを打たない,この様形成した妥協。
白は心配する、もしカケツギの補いaならば,黒は右上隅を補わず劫を始めることを。]
;W[ke];B[na];W[ld];B[nb];W[kg];B[jg];W[kf];B[lh];W[hg]
;B[if]C[第149手:黒は選択右上で取り後継ぎで,実利の収獲有限。
現在黒の負担は右下隅依然として眼を補う必要があること。
只黒に一手入れさせてれば,白は勝機有りだろう。
現在黒は50目以上間違いなく実利あり,白は40目以上有り。
現在の形勢白の有利,以下見る左辺と上辺どのような定型になるか。 ];W[ig];B[jh];W[jf];B[ie]
C[第153手:黒はここで強く打つ。白も自身弱点があるため,戦戦兢兢だろうと。 ];W[jd];B[hi];W[pq];B[qr];W[li];B[gh];W[gg]
;B[fg];W[gf];B[rn]C[第163手:左辺白五子もし取られならば非常に大,だから救う一手が必要。 ]
;W[eg]LB[ff:a][ge:b][dg:c][dh:d][eh:e][ei:f][dj:g][cg:h]C[第164手:古力...この碁行けないでしょう?(安祚永)
第164手:もしこの収束ならば,この碁は白有利。(洪旻杓)
黒a白b,至白h黒行けない ];B[id]LB[jc:a][ic:b][jb:c][ib:d][gc:e]C[白a黒b,至白e黒不利
第165手:是最後の玉砕戦法。
是最後の勝負手でしょう。(安祚永) ]
;W[ic];B[hc];W[jc]C[第168手:この一帯黒は手にならない。 ];B[ff];W[ge];B[dg]LB[dj:a][cj:b][ci:c][dh:d]
C[白はa、cツケ断り可
第171手:白はd突き出し一手を打ち1子抜かせることができる。
簡単な定型になる。
黒の上辺でした交換,右上隅でやや味残りではあるが,しかし自身依然として悪手交換でしょう?
黒はこの様に打つことを考えているのなら,上辺でした交換はかえって損をしたでしょう?(安祚永)]
;W[cg]C[第172手:白はこの様に打つのが最簡明。 ];B[fc]LB[gb:a]
C[第173手:もし無邪気に受けるならば,手になる。
当然a置きをせねばならない。 ]
;W[fe]LB[db:a][ec:b][eb:c][gc:d][cc:e][fb:f][bb:g][bd:h][bc:i][em:j]C[第174手:白は採用する無視の態度。
黒可a,至黒i隅活き,しかし白jが非常に大。
金秀俊八段:古力頑強ではあるが,しかし李世石優勢下足並みの乱れない
第174手:黒の大石もがいて活きることはできる,しかし是意義ない。
第174手:古力非常に遺憾ではあるが,しかし現在投了の時期。 ];B[eh]
;W[df]LB[lk:a][hk:b][ki:c][lj:d][hj:e][il:f][mr:g][hl:h]C[黒a白b,至白h是活き]
;B[cq]LB[er:a]C[第177手:この様に打つ。いくらか...見たところ古力真にこの碁に負けたくないようだ。
第177手:白はa下がりが打てる。 ];W[bk];B[ck];W[cj];B[bj]
C[第181手:隔たり非常に大ではあるが,しかし感覚として白の処理は軽すぎる。 ];W[cl];B[dk]
;W[bi]LB[db:a][gb:b][cc:c][bd:d][fb:e][bb:f][hb:g][gc:h][ga:i][gd:j][ka:k][kb:l]C[黒a白b,至白l黒行けない]
180名無し名人:2010/04/18(日) 22:13:35 ID:S6OzPsnH
;B[dq];W[cp]C[第186手:この戦い黒の利益20目以上でしょう。 ];B[bq];W[em];B[dj];W[ci];B[en];W[dh];B[ei];W[eg];B[bl];W[aj];B[dg]
;W[ep];B[er];W[eg];B[ki];W[hk];B[dg];W[rm];B[ro];W[eg]
C[第206手:この戦い黒の巨利益ではあるが,しかし白の優勢非常に大,以下白はただセキにさえすれば基本勝定る。]
;B[kb];W[hb];B[dg];W[qf]
;B[re];W[eg];B[gb];W[hd]C[第214手:この劫只打って見るだけ,勝負に無関係。
白は随時ハネ反して打ってセキすることができる。]
;B[ee];W[ed];B[dg];W[dr];B[cr];W[eg];B[mr];W[hl];B[dg]
;W[fr];B[ds];W[eg];B[eb];W[db];B[dg];W[ps];B[qs];W[eg];B[dc];W[cc];B[dg];W[qq]
;B[rq];W[eg];B[cb];W[ec];B[dg];W[oq];B[os];W[eg];B[ib];W[gc];B[dg];W[rr];B[sr]
;W[eg];B[nl];W[ml];B[dg];W[es];B[fs];W[eg]
C[第256手:白は勝つだけでなく,この劫にもきっと打勝つ。たとえこの劫を譲っても,盤面勝負だが。
黒215のこの一手のため,白不想譲(〜させる、される)劫を譲りたくないと考えているだろう。 ];B[ha];W[de];B[el];W[jb];B[hc];W[fb]
;B[ja];W[rj]C[W+R
第264手:黒は投了。味気なく一通り劫を打ったが,しかし勝負は百手以上前すでに終わっている。(安祚永)
総評:序盤至黒37,形成したよく見る布石局面。
白38一手交換後,白40中腹ケイマ厚い一手。
その後で,黒41で戦闘が起き持続終盤に到る。
黒57是気合の一手ではあるが,しかし結果から見るに無理。
黒の遺憾は,白74時,応(こう打つべき(本譜が明らかに悪いとき、正しい手を示す))在78位カケツギさえぎる。
その後で黒75、83発動強力攻撃,しかし是継白90、92後,白94が単独で治まる好手。
最後,黒123と勝負手を放つ,しかし是多少無理がある。
手順中,黒139では146さえぎりがいくらか好しだったろう。
解説最後まで来た,また会いましょう。
準決勝戦、決勝戦7月3、5日在日本棋院進行する,李世石将対戦朴文?と朴永訓の間の勝者])