(;SZ[19]EV[第8回正官庄杯三国勝抜き戦第四局]DT[2009-09-25]KM[6.5]US[棋聖道場]SO[
http://weiqi.tom.com] PC[東莞]PB[青木喜久代]BR[八段]PW[王晨星]WR[二段]C[
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姜勲九段解説
藍烈編訳]RE[B+R]
;B[pd]C[第1手:皆さんよろしく,私是姜勲九段。この一局王晨星継続白番。 ];W[dp]
C[青木喜久代是今期の正官庄杯年齢最大の棋士,
その名に恥じない“常青樹”(「青木」の中国語解説だろう),
兄は青木紳一九段。
68年5月24日東京に生れる,菊池康郎門下,
81年日本院生になる,
86年入段,
2000年八段,
90年女流名人,
91年5月-8月達成18連勝,是日本棋院女棋士史上最高記録,共獲5回女流名人,4回女流鶴聖,均是史上最多記録,第3回女流最強戦優勝,3次獲棋道奨(女棋士奨)。
2009年殺入第28期女流本因坊戦挑戦戦,10月1日将に謝依旻と進行する五番碁挑戦。]
;B[pq]C[王晨星
91年7月15日撫順に生れる,
06年入段,
09年二段,
2008年奪い取る全国個人戦女流優勝,第3回女流新人王と第7回建橋杯四強に入る。
この前に進行の百霊杯スーパー対抗戦中,王晨星戦勝した王檄、常昊と孔傑,
初めて出戦の正官庄杯,金侖映、吉田美香、尹智熙を打ち破って取得三連勝。]
;W[dd]C[正官庄杯勝抜き戦
第一段階4局9月22日から25日まで東莞で進行する,
第二段階6局12月20日から25日までソウルで進行する,
第三段階4局2010年2月1日から4日まで広州で進行する。
対戦毎方1時間,秒読み40秒3次,優勝奨金7500万ウォン,第2位1500万,
三連勝奨十支装地参1盒(約170万ウォン),
四連勝奨十支装地参2盒,
五連勝奨十支装天参1盒,
六連勝奨十支装天参2盒。]
;B[qk];W[mq]C[第6手:是最近よく出現の布石手段,過去は一線高い。 ];B[jq];W[pp];B[op];W[qq];B[oq];W[qp];B[on]LB[qn:a]
C[第13手:
黒の挟み攻めから,白は就単刀直入に星にツケる。白はハネ反し,黒は簡明に接ぐ,この様に打つのが正着。
次の一手白は最も普通は跳a。]
;W[qn];B[fq]C[第15手:白は堅実に跳び一線,黒はカカリ左下隅。現在黒の布石の調子悪くない。];W[cn];B[fo]
C[第17手:日本女棋士の特徴是経験豊富,序盤の能力強い,能く見つける肝要の要点。現在白はいくらか苦悩あり。];W[lo]
C[第18手:この一手有いくらか急だ,ここ浅く削減がよい。当然,この様打つのは個人の趣向。
もちろん個人の趣向ではあるが,しかし私は王晨星が地にやきもちを焼いていると感じる。 ];B[ol]
C[第19手:黒は放っておいて先に跳び。 ];W[ll]LB[jo:a]
C[第20手:あ!哈,跳び二線。いくらか弛緩ありと感じる。次の一手黒は跳a非常に好い。 ];B[fc];W[id]
C[第22手:黒は先に求める左上の大場。白は高挟み,希望黒の三々入り。];B[cf]
C[第23手:而黒の両ケイマカカリ是当然。]
;W[fd]C[第24手:白がもしここで先手を失うならば趣が無い,だから向上辺方向圧。過去是普通圧左辺方向。];B[cc]
C[第25手:黒は三々入り。王晨星は戦闘に優れているため,青木は簡単に活きる方法を選択したのだろう。
日本棋士喜ばない複雑な石の形,活きる選択をしたのだろう。]
;W[cd];B[dc];W[ec];B[eb];W[ed];B[fb]C[第31手:白28割込みの目的は黒の選択の余地を制限すること。];W[bd];B[ci]LB[ck:a]
C[第33手:黒は低い開き,而左上隅薄く変わるのは免れ難い。日本棋士密かに地を稼ぐ。
私黒は厚く運営していると考えていた,しかし実戦は足早の調子を選択した。
白は一つの選択に直面した。
跳入る左上隅是追究の意味あり,当然この様に打つべきである。
別の一手はaに迫る,この様打つのも悪くない,しかし是相手の打った手にくっついて打つ嫌疑有り。 ]
;W[bb];B[hb]
C[第35手:現在大体相当ではあるが,しかし決して黒を持ちたいとは思わない。
現在の局面,黒はコミ圧力があるため,非常に薄い打ち方をしているきらいがある。];W[gc];B[hc];W[hd];B[jc];W[gb];B[ga];W[gd]
C[第42手:目下のところ見たことのない変化が出現した...しかし近十年是見ていない。]
;B[mc]C[第43手:日本棋士真にしゃれた手を打った,打ったこのようにしゃれた手を打つのはどうか?
当然辺星に押す一手(a)ではないか!。]LB[jd:a];W[ck];B[ei]LB[jd:a]
C[第45手:現在好し,上辺aの好点白は打つことができた。
黒45では当然当初左辺二間開きの気合からして,上辺の辺星に打つべき(a)。]
;W[qf]C[第46手:先に優劣は言わず,現在の局面全てプロ棋士は白を持ちたいと思う。
黒43がもし院生あるいは学棋の子が打ったならば,老師の厳しい一喝をくらうだろう。 ];B[qd]
C[第47手:私の経験から言えば,黒のこの様な打ち方では,半ばコミは困難だろう。];W[qi];B[oj]
C[第49手:目下の進行,白はまだ何も問題手の出現ない,而黒は気合として弱気。
現在白の直面の問題,
右上二子そのもの活きるのは問題なし,只是中腹の三子の影響が及ぶ可能性有り。
黒43....私現在全く理解しがたい。もちろん白40この一手非常に好いわけではないが,しかし是黒43は非常に異常に感じる。 ]
;W[oh];B[of]C[第51手:白は悩まされることになった。白46はカカリではなく,而是直接黒47の処にツケで入っていくのが好った。
黒43、白46,この二手非常に満足ではない。
前三局は王晨星非常に好く打った,しかし今日この一局いくらか異常出現。
ただ,日本棋士序盤激しい,韓国と中国棋士序盤でいくらか苦悩するのは是常事。]
;W[mh]C[第52手:白は一間跳び出し,黒は頗る処理が難しい,現在黒は真正の実力を出すべき。中腹で空中戦を打つ,必要な本当の能力を。 ]
;B[mj]C[第53手:この一手是急所,もし白の大石が封鎖されるならにわかに苦しくなる。
実利は左下が更に大,しかし黒は脱出不能になる。
白46一子,黒は随時切り取りできる,(注:文中に明記されていないが、aに打つのだろう)
ここは本当は白はツケを打ちたいのだが。
L10(b)いは打てない、この種の手は無理,気分は非常に重い。 ]LB[pg:a][lj:b];W[no];B[oo]
;W[lj]C[第56手:わっ...まるで...この手まるで子供の碁のようだ*)。
(*)注:和漢字で「這種棋簡直是下譲子棋」だが、意味がもう一つとれない。”簡直”はまるでとか全くという意味。
這種棋=この種の手=この手、下=打つ、で意訳した。)];B[li];W[mi];B[lk]
C[第59手:応(こう打つべき(本譜が明らかに悪いとき、正しい手を示す))省略黒57,直接割込み。 ];W[mk];B[kj];W[nj]
C[第62手:見たところ黒先抜きの劫争形成のようだ。 ];B[ro]
C[第63手:黒は劫に打つ準備をする,そのうえどこの劫立てもきかない準備。黒は精巧に考えている。
王晨星今日三連勝後自信が爆発して,一挙に相手を打ち倒そうと思ったか。
黒がもし黒57省略し直接割込みならば,黒先抜きの劫になっただろう。
只是この劫白にとって非常に重い,もちろん中腹に連らなる二子抜きの手非常に大ではあるが,しかし是右下隅の損失は非常に大。
白56...私は打つとは思わなかった,しかし是...結果から見たところ〜のようだ白54是導かれた黒55の悪手。
黒55,黒63が成立。白56,プロ棋士間では簡単に打てない。 ];W[rn];B[nk]C[第65手:只抜くしかない,退く路はない。 ]
;W[lj];B[qo];W[kk];B[po];W[kc]
C[第70手:中腹で連抜両輪花,白は瞬間巨大な厚みに成る。
白のこの一手ツケ,黒は非常に受けが難しい。 ]
;B[kb];W[jb];B[kd];W[ic];B[lc]C[第75手:黒はたまらず左上を捨て以て先手を図る。 ];W[ib]
C[第76手:現在黒は実利良く見える,しかし是中腹の厚い勢力、全局の厚み双方白好し。];B[dr]
;B[lq];W[kp];B[mr];W[jp];B[iq]C[第193手:現在盤面変化発生。];W[lp]LB[ef:a][ff:b][bf:c][df:d][ai:e][ee:f][ag:g][dg:h][an:i]
C[黒a収束妙手有り];B[lr];W[sd]
C[第196手:ヨセに進入,王晨星分からない何も(何か)方面損をした。];B[sc];W[se];B[qc];W[fn]
C[第200手:白の突き出し,黒はさえぎるのは好くない。 ];B[eo]
C[第201手:白は継続突き出しできる。 ];W[jg];B[hh];W[nq];B[nr];W[jh]
;B[kf];W[ld]C[第208手:白は又目を送る(注:プレゼントするという意だろう)。王晨星のヨセ非常に異常。 ];B[jf];W[kc];B[qh];W[rg]
C[第212手:ヨセ段階で出るこの種ミス,出入実際に非常に大。];B[oi];W[ph];B[mm]
C[第215手:王晨星のヨセ,理解しがたい。];W[nn];B[nm];W[lb]
;B[mb];W[ka];B[lm];W[jm];B[an];W[am];B[np];W[mp];B[lf];W[je];B[le];W[md]
C[第230手:左辺の手,青木まだ見ていない。 ]LB[ef:a][ff:b][bf:c][df:d][ai:e][ee:f][ak:g]
;B[fk];W[aj];B[ma];W[sh];B[sj];W[ml];B[la];W[kb];B[nh];W[pf]
C[第238手:ヨセに入り,王晨星損非常に多かった。とりわけ206手,相手に目数を増やすように手伝う,理解しがたい。];B[nl]
C[総評:おそらく秒読みのためか,後半王晨星頻頻ミス。
中盤後青木打ち過ぎと楽観で連続し打ち方軟着,
引き続いて勝ちを得るべき優勢の王晨星も一つは楽観したのだろう,二つは秒読みに催促され又局面を捉え切れなかった。
白56は奏功したのではあるが,しかしやはり無理手だった。
結果より見る,青木後半の勝負手効果有った,最後勝利を勝ち取る,その上王晨星の四連勝を阻止した。
解説最後まで来た,また会いましょう。
勝抜き戦第五局将に12月20日在ソウル進行する])