【囲碁】名人戦総合スレッド Part19 (第33期〜)
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名無し名人:
ニュースがわからん!
囲碁界、10代が活躍しているね
アウル:囲碁名人戦は史上最年少の19歳が挑戦者に決まったそうね。
A :張栩名人(28)に挑戦する井山裕太9段のことだね。14期続いた旧名人戦、朝日新聞社
が主催になって今年で33期目となる名人戦を通じ、これまでは65年に挑戦した林海峰さ
んの23歳が最年少だった。名人、棋聖、本因坊、十段、天元、王座、棋聖の囲碁7大タ
イトルでは、76年の王座戦に挑戦した趙治勲さんの20歳が最年少挑戦記録で、これも抜
いた。
ア :経験豊富なベテランが強いって思ってたけど…
A :張名人をはじめ、20代半ばから30代前半の5棋士が7大タイトルを独占している。一方、
52歳の趙さんが今春まで十段のタイトルを持っていたように、ベテラン勢も実力者がそ
ろう。そういう意味では、まだ、10代には大きな壁がたちはだかっている。
ア :若手の台頭はいつごろからなの。
A :歴史的には、65年の林さんの快挙が世代交代への転換点だった。30代以上が主流の時代、
「20代の名人などありえない」と言い放った45歳の坂田栄男名人を破った。71年には22
歳の石田芳夫本因坊が誕生した。将棋界では89年に棋聖挑戦を果たした屋敷伸之さんの
17歳が挑戦者の最年少記録だ。
ア :急に若返りが進むというわけではないのね。
A :ただ、10代については最近、目立った特徴がある。今年の朝日アマチュア名人戦全国大
会には史上最多9人の10代選手が出場した。
ア :急に強くなった?
A :要因として考えられるのはネットと漫画だ。井山8段は「ネット世代」の棋士。インタ
ーネットを利用すれば、場所や時間を選ばず、定石や新戦法を勉強できる。中国・韓国
の10代棋士の活躍など海外事情にも触れ、刺激になっているようだ。
ア :漫画は「ヒカルの碁」でしょ。
A :そう。98年〜03年に雑誌で連載され、アニメにもなった。2千人に満たなかった囲碁の
少年少女大会の出場者が03年に6500人を記録し、日本棋院の東京本院でプロをめざす
「院生」の人数は昨年、かつての2倍の100人に達した。井山8段は「ネット世代」と
「ヒカルの碁世代」双方の旗頭的存在になっている (伊藤衆生)