【いつも】囲碁・国際棋戦統一スレ part25【惨敗】
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名無し名人:
以下、日本棋院での武宮解説です。
朴−高尾:
白24の受けが敗着といっていい疑問手で
この手では白28と攻撃するべき。
実戦では黒31とノゾかれたとき
白24の一子がかえって負担になっている。
山下−趙:
黒55は二目の頭をノビるしかないところで
ここをたたかれては形がひどすぎる。
右下は生かしても大したことがなく
実戦の白60以下は右辺が厚くなったために成立した手段。
姜−依田:
白12は新工夫。ふつうなら悪そうな形だが
依田はこれで打てると考えているのだろう。
黒29のハネが小さく黒41まで白リード。
白98では右下を生きておけば十分だったはず。
白は捨てて打てるとみていたが
黒131のツケが絶妙で
白外オサエならハサミツケから中央のキリが成立
(単にキリだと白アテてオシてカケで黒取られ)。
実戦は黒139までなったときに
黒131白132の交換によって
白140とへこまざるを得ないかたちになっている。
王立誠−劉星:
右辺のセメアイで黒に勘違いがあったのでは。
常昊−河野臨:
序盤から白優勢で日本勢ではもっとも有望視されたいた一戦。
白92の転戦では中央への攻撃をつづけるべきで
白124のようなダメの手を打たされては勝てないとしたもの。
李昌鎬−孔傑:
白34は下辺ケイマに打つ一手で
黒にここをオサれてしまった時点で碁は終わりとのこと。
李映九−古力:
右上のワカレは白良しで、以下白の完勝。