(;SZ[19]EV[第8回農心杯三国擂台戦第14局]DT[2007-02-09]KM[6.5]US[棋聖道場]
PC[上海華亭ホテル]BR[九段]WR[九段]PB[李昌鎬]PW[古力]
C[
http://weiqi.tom.com/qipu/200702/8nong-14sgf.htm 棋聖道場-->大戦オンライン 附解説(上海の検討室高手意見整理による)
http://weiqi.sports.tom.com/news/20126.html “鈍刀,真是鈍刀”−−農心杯擂台賽決勝局観戦記(「観戦記」と略す)]RE[B+1.5]
;B[pd]C[握り後,李昌鎬黒番。];W[dd]C[布石着手非常に早く];B[pq];W[dp]
;B[qk];W[fq];B[fc];W[cf];B[jc]C[黒は前10手1分内に打つ
(「観戦記」:李昌鎬は、低い中国流を準備してきたのではないかという。
李昌鎬は、ここ一番というときに低い中国流を打ったことがないから。)];W[qf];B[qe];W[pf];B[nd];W[qi];B[oj];W[oh]
C[至16,黒非常に厚い,白は悪くない。 ] ;B[ri]C[黒17二線ツケ後,古力第一次長考。 ];W[qj];B[rj];W[pk];B[qh]
C[黒21,李昌鎬長考後打った。 ];W[ql];B[rk];W[ph];B[pl];W[ok];B[pj]
C[黒27,大李黒を断り離し,戦いを開始する。 ];W[pi]
;B[nj];W[pm];B[ol];W[nk];B[mk];W[nl];B[om];W[ml];B[qm];W[mj];B[ni];W[lk];B[mi]
;W[ne];B[me];W[mf]C[白42、44からみ行進,
是古大力一流の調子,
今のところ局勢不明。 ];B[oe];W[li];B[mh];W[lh];B[mg];W[nf]
C[至50手,古力の歩調に少し入ったか。
白50ツギ,李昌鎬長考。 ];B[lg];W[md];B[kj] ;W[lj];B[le];W[lf];B[kg];W[kf];B[ld];W[mc];B[lc];W[jf];B[jg];W[ic]
C[白64ツケ,好手,検討室の高手も認める。
李昌鎬は非常に難しいと感じているのだろう,又長考。 ];B[of];W[ng] ;B[hg];W[jd];B[nc];W[gd]
C[白70後,黒大石ほとんど一連の単なるヨセの逃げ方で,古力白の形勢悪くない。 ];B[ij];W[jl];B[il];W[ik]
C[白74割込み,古力気合非常に足りる。];B[hk];W[jk];B[gj];W[hl] ;B[gl];W[im];B[gn];W[fd]
C[82手,緩いようである,当然右辺二子連絡すべきである];B[og];W[nh]C[実戦白2子取られ,非常に大。];B[pg]
C[至85,李昌鎬後手2子取り,保持実利リードの局面。];W[qc]C[86手,もっと早く三々置きを打つべき。];B[ob];W[di];B[fh]
;W[hi];B[ii];W[ig]C[白90、92手法連貫,継続狙いの手黒大石の薄味];B[ih];W[if]
C[検討室中,馬暁春が現れて毛ユ(「日」の下に「立」)衡初段と古力の碁を並べる];B[jh];W[dl]
C[白96二間開き,実利いくらか追上げ];B[ej];W[gg];B[hh];W[fk]C[白100ノゾキ,古力攻撃を開始した]
;B[gk];W[ei]C[(「観戦記」:白96から102まで、馬暁春の予想通り。];B[fi];W[ek];B[ho];W[ip]C[白106,超強手,
少なくない高手驚きの声を出す,
黒大石とてもひどくいじめられる];B[dj];W[cj];B[fj];W[ck];B[dk];W[el]
C[(「観戦記」:白112は少しがんばりすぎ)];B[ci]
;W[ch];B[bi];W[bh]
;B[en];W[bj]C[銭宇平九段左辺白局部手段いくらか打ち過ぎと考える];B[io];W[jp];B[jo]
;W[ko]C[(「観戦記」:122更に多少無理して頑張る意味、毛ユ衡初段さえ白の手段が多少行き過ぎだと感じる。)];B[dh]
C[黒123当りを打つ,銭宇平九段李昌鎬九段秒読み中失着が出たと考える];W[ai];B[hp]
;W[kp];B[gq];W[fp];B[fm];W[dn];B[cq]C[131手,
華老(華以剛八段 中国棋院院長)局後黒は是着手乱れたが,しかし是白は応法問題有りと考える。]
;W[cp];B[bp];W[hm]C[(「観戦記」:白134にはみな驚く。黒に活きられれば、単なるヨセの手だ)];B[cn]
C[黒135挟み,白はいくらか受けが難しい。];W[bo];B[do] ;W[co];B[dm]C[139手,黒は打ち抜いて,白の大損。];W[cl];B[fo]
C[至141,黒大石基本活き];W[gp];B[hq];W[fr]
C[144手,黒2子死んでいない,而是劫残り!この方面味有り。];B[jr];W[kr];B[gf];W[ff];B[hf]
C[(「観戦記」:白が全力で殺しに来たとき、147ハネで様子を聞く。
149とツギ、巨大なハサミの手段(黒153か)が残る。]
;W[fg];B[iq];W[pp];B[hc]
C[「観戦記」:しかし結局黒大石はまだ生きていなくて、古力の152の時、李昌鎬は更に先に大石に配慮する。)];W[hd];B[ib];W[id];B[br]
C[至157,検討室韓国棋士黒の李昌鎬少し苦しいと考える
(「観戦記」:157は李昌鎬の力を体現している。
独りで決して安定を求めるのではなくて、白石を牽制してねらって実戦的にバランスを取る。
“鈍刀、本当に鈍刀だ”後ろの銭宇平はぶつぶつと独り言を言っている。
昔の鈍刀は自分の影が見えたように李昌鎬を称賛している。 )];W[qq]LB[kq:a][lr:b]