<路上強盗>囲碁の矢田直己九段が被害、鼻骨折 大阪
19日午後10時40分ごろ、大阪市天王寺区大道3の稲生公園入り口付近の路上で、
近くに住む囲碁棋士、矢田直己九段(33)=関西棋院所属=が、何者かに突然顔を殴られ
気を失った。約2時間後に気付いたが、鼻の骨を折る重傷。ズボンのポケットに入れていた
現金約1万2000円入りの財布が奪われており、府警天王寺署は強盗傷害事件とみて捜査している。
調べでは、矢田九段は自宅からコンビニエンスストアに行く途中で襲われた。殴られた直後意識を
失い、犯人の性別、特徴は覚えていないという。
矢田九段は、1988年にプロ棋士となり、96年に関西棋院新人賞を受賞。18日にあった
第50期関西棋院第一位決定戦の第2局で結城聡九段に敗れ、優勝を逃した。
【遠藤孝康、河内敏康】
(毎日新聞) - 11月20日11時5分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061120-00000022-mai-soci