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名無し名人:
日本の棋士は海外の棋士との他流試合に勝ってほしいとファンが願っていること
を承知なわけだ。しかし、今の制度では全てを国際棋戦に賭ける訳にはいかない。
ウェートは国内棋戦の方に掛けざるを得ない。そして、その姿勢で何度も敗北を
喫している。これが現実だ。
さればと言って国内棋戦をオープンにして自らの退路を断ち、韓国、中国勢を自
陣の本営近くに誘導し、これと決戦を行う覚悟もない。むしろ、それはしたくな
い。一部のファンの願いと棋士の本音は完全に乖離している。それでいて囲碁の
人気低下の解決策を一方で模索している。日本棋院の棋士たちはどこか覚悟が不
足しているのじゃないかな?いや、割り切ってるのか。ファンの失望はよい。収
入と言う実利を選択できればファンのナショナリズムなど取るに足らないカス石
だ。捨てる一手と解釈させてもらってよいわけだ。
また、国際棋戦で勝てないことを非常に残念に思うこと自体、不可能な望みを持
つ無理な要求であり、身の程知らずかうぬぼれ、不当な願いだと。
おれは↑の命題を肯定する人たちの内、在日でなく生粋の日本人の囲碁ファンに
対して非常に残念に思うよ。そういう人と議論しても噛み合わないはずだね。人
それぞれだから考えを強制できない。永遠の平行線だろうね。