(;SZ[19]EV[第五回LG杯世界囲碁棋王戦決勝戦第四局]DT[2001-05-17]PC[韓国]KM[6.5]US[棋聖道場]
SO[
http://weiqi.sports.tom.com/qipu/200105/5lg-final-4sgf.htm ]C[
http://weiqi.cn.tom.com 棋聖道場-->大戦中継]
PW[李昌鎬]WR[九段]PB[李世石]BR[三段]RE[W+R]
;B[pd]C[(注:これは「(附解説)」となっているので、おそらく韓国の雑誌などに載った解説のパクリだろう)
本回決勝戦の第四局,前三局李世石三段2:1リード,本局ラウンド到李世石黒番。
李世石もし取得勝利,即プロ生涯の第一回世界戦優勝取得になる];W[dp]
C[第三局李昌鎬頑強に撥ね返した一局,此局もし再び勝ちなら,将に士気上は完全に風上を占据,非常に最終“大逆転”実現可能になる]
;B[qp];W[dd] ;B[fq];W[cn];B[kq]C[李世石布下流行の“ミニ中国流”];W[qj];B[pk]LB[qf:a][qg:b][qh:c][qm:d]
C[黒9は是中国棋士が創案した変化,一般是a、b、cの位置にはばむ,白dに二間開き。
常昊九段が応氏杯決勝戦第三局で当の対李昌鎬に使用した黒9の手法,
今日李世石はこのときと同じように打つ];W[qk]C[白10必然];B[ql];W[rl]LB[pl:a][ol:b][pm:c][qm:d]
C[白12では気分上非常に考えられるaに断り,以下黒b、白c、黒d難解な戦闘形成,しかし結果黒稍有利] ;B[qm]LB[pj:a]
C[黒13でaに押しの手法有り];W[rm];B[qn];W[pj];B[ok]LB[kp:a]TR[kq]
C[ここまでで,黒右下模様形成。
聶衛平九段は次ぎのようにと考える:当初の黒▲一子もし一線高くaなら更に生き生きとしている];W[qf];B[oj];W[pg]LB[of:a][qh:b]
C[白20にコスミ補う是正着。
孔傑がNEC新鋭杯の決勝戦上で採用したaに跳びの補う法,聶衛平九段の批評は,白陣中にbの打込み有り,味極めて悪いと] ;B[nc]
C[ここまでで右辺の碁形と応氏杯上常昊対李昌鎬の第三局そっくりだ];W[ip]LB[ko:a]
C[白22では普通是a一帯に侵入削減,しかしたぶん前回常昊に負けた影響を受けたのだろう,李昌鎬の主導権で変化を求める];B[ko]
C[黒23正々堂々,右下黒地突然膨張];W[fo];B[ch]LB[ci:a]
C[黒25割り打ちの選点非常におもしろい,一線寄せるのもある*),左下将に戦闘形成が予見されるから
(注:*)多分aの位置か)];W[qq]C[白26黒の応手を問う]
;B[rq]C[黒27是強硬な態度,白に実利を取らせない];W[pp];B[pq] ;W[qr];B[rr]
C[至31まで白は好いさばきの手段なし];W[cj];B[bd]C[黒33是黒の予定の手段];W[cc]LB[cd:a][ce:b]
C[白34穏健,aにブツカリの手段更にいくらかよく見る。bにコスミもいくらか考えられる局面];B[cf];W[gc]
C[至36布石一段落を告げる,双方まだ接触戦未発生,下辺未定の要素比較的多い,だからこの一帯の戦闘将に是本局勝負の鍵]
;B[go]C[黒37率先して難しくする,李昌鎬長考開始];W[gn] ;B[ho]
C[黒39後,黒は進退自由自在,非常に弾性有り,白の立場はより苦難に満ちている];W[kn]
C[白40是さばきの手筋,しかし相当危険];B[ln]C[黒41右ハネ,先に自己の基本の地を守る];W[jn];B[lm]TR[ln]
C[黒43は継続貫徹黒▲の意図,
もし白に何も手が無ければ,黒右下実利将に45目以上,
そして左下白は決して直ちに黒三子を取ってしまう手段無し];W[mq]
C[白44凶暴,この様の手法非常に把握が難しい,もしかしたら只“第一人者”の李昌鎬だけがこの様な胆略がありうるか];B[lr]
C[黒45暴には暴を以って制する,白に迫る一着,この局面の数子の可能性大きくない。ここまでで正午打ちかけ]
;W[qo];B[rp] ;W[oo];B[rn]
C[黒49貪り過ぎ,二三目の小利のために,白のダメ詰めが一つ少い,この一つのダメ詰めの差が将に後面で重要作用を生じる]
;W[lp];B[kp]
;W[pr];B[oq];W[or];B[mr];W[mo];B[nn]C[白50至57まで双方必然];W[nr];B[ns] ;W[lo];B[no];W[np];B[lq];W[os];B[qs]
C[至65,白は作眼の機を利用し,先手で将に黒を分断];W[ir]C[白66好手,黒対処しがたい];B[jr];W[iq];B[hr]LB[ms:a]
C[黒69やむをえない,
もしaに接ぐと一つダメを詰めていて白を取るのは可能だが,
しかし外側将に白に締め付けられ,左下が全部白地に成る,黒は受け入れることができない];W[hq]C[白70冷静]
;B[jo];W[io];B[in];W[kl];B[hn];W[im]
C[白76省略不可,そうでなければ黒将にaにツケ,白取られ]LB[jl:a];B[gq];W[gr];B[fr];W[hs];B[ks]LB[ro:a][ms:b]TR[rn]
C[当初黒49(黒▲)もしaなら,則黒81でbに打ち白を取ることができる,実戦黒81やむ無し] ;W[ms]
C[至82まで,局部黒は劫にできるが,しかし是白の取り番の劫,黒行けない];B[hm];W[jq]
C[白84自らを補って是安全の手法,しかし黒依然としてヨセ劫にできる];B[cl];W[dr];B[jl];W[km];B[jk];W[ll];B[ml];W[mk];B[is]
C[黒93放りこみ,二手ヨセ劫になる,黒非常に無理がある] ;W[js];B[oi];W[qh]C[白のこの一連の打ち方非常に穏健];B[is];W[ns];B[hp]
;W[js];B[mn];W[mp];B[is];W[ls];B[lj];W[js] ;B[co];W[do];B[is];W[nl];B[on];W[js];B[bn];W[bo];B[is];W[cp]
C[是白はヨセ劫であるために,116に補い劫材を無くす是余裕があるときの手法,しかしもしかすると緩手の嫌い有り]
;B[ic];W[js];B[bc] ;W[id];B[jd];W[hd];B[jc];W[cb];B[is];W[ce];B[be];W[js];B[eb];W[ec];B[is];W[bg] ;B[de];W[ee];B[cd]
;W[ef];B[df];W[eg];B[qe];W[rf];B[pn];W[js];B[fd];W[fc];B[is] ;W[nq];B[jm];W[js];B[hf];W[ge];B[is];W[mm];B[dk];W[js];B[ei]
;W[kr]TR[cp][cb][rf]
C[経過60余手のゆっくりしている劫争,
白156終に劫解消,過程中白▲等手法全て非常に穏健,黒は方々で命懸けで地を稼ぐ,しかし全局形勢白依然リード]
;B[re];W[se];B[sd];W[sf];B[qd];W[rc];B[rd];W[ck]C[白164絶妙,是容易に思い付かない盲点。];B[bl]LB[dl:a]
C[黒165例えば(本譜が正解で悪い方の変化のとき)aに接ぎ,則白165ハネ後即軽い活き可能];W[dl]
C[166断りこの後,黒の石の形は支離滅裂で,続けて打つのは難しいと考える,只負けを認めるしかない。
本局李昌鎬下辺一帯の戦い中,強手連発,李世石則応対誤り有り,白は主導権取得後,水も漏さぬ打ち方。
0:2で落後している情况下,李昌鎬続けて二局返した,
双方再び同一線上に並んだ,しかし李昌鎬が心理上疑い無く風上を占める。
両人休息三日後,将に5月21日(周一)進行最後の決戦,みなさんに請うご注目TOM.COM棋聖道場(
http://weiqi.cn.tom.com/)的大戦直播])