2008年北京で「頭脳スポーツ五輪」を 〜国際組織呼びかけ
ttp://www.asahi.com/igo/news/TKY200506090353.html チェス、ブリッジ、囲碁、チェッカー4ゲームの国際組織が、08年の北京五輪に合わせて
初の「頭脳スポーツ五輪」の開催に向けて本格的に動き出した。
4ゲームの国際組織は今春、「国際頭脳スポーツ協会」の早期設立で合意した。
ダミアニ会長は「北京五輪をにらみ、五輪マークを冠した大会にしたい」と表明。
中国は囲碁をはじめブリッジやチェスも盛んで、政府の体育総局の管轄であること
から「実現性が高い」と期待されている。パラリンピック(身体障害者五輪)のように
五輪の後に、施設を利用するのが現実的との意見が強い。
チェスやブリッジは以前、IOCに直接加盟して五輪競技に採用されるよう働きかけていた。
現在これら4ゲームはIOCに「スポーツ」と認められているが、夏季と冬季の五輪競技に
採用されるには壁が厚い。
4競技の国際組織の参加国・地域はチェス約180、ブリッジ約120、囲碁68、チェッカー約50。
愛好者は世界で合わせて10億人を超える。