Shmupsに萌えは必要か真面目に語る2

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254名無しさん@弾いっぱい
>>249
昔のshmupsはランダム要素があって、動体視力や反射神経勝負な一面もあった。
初心者がぶらっとやってきても、そこそこ楽しめた。
しかし、目の肥えた&反復練習で鍛えられていったシューターが先鋭化して、
それに合わせた難易度となったshmupsに、一般人はついていけなくなった。

shmupsが固定配置の「覚えゲー」になったのには、そういった経緯がある。
覚えていけば、反射神経が今ひとつでもなんとか進める。
シューターと一般人の両方に対応するための「苦肉の策」と言える。

こうしてできた今のshmupsは「予測された未来」をなぞるゲーム。
いかに配置を覚えるか、いかに弾幕の隙間を知っているかで生死が決まる。
反射神経がいまひとつでも、何度も死んで「未来」を覚えていけば、クリア
して達成感を得ることができる。

しかし、今度はこの「未来予測」が先鋭化してしまった。
shmupsに時間を裂き、何度もプレイしたり他人のプレイを見たりして、大量の
「未来を記憶」しなければクリアはおぼつかないし、楽しむには至らない。

でも、一般のプレイヤーはそもそもそんな「苦行」を負いたくはない。
一見して「こんなの無理だ」で終わるし、「やりこんでクリアしてやる!」
には繋がらない。
彼らは「ぶらっときて、何も考えずぶらっと楽しみたい」のだから。

先鋭化したシューターが難度の高いゲームを求めていって、袋小路に嵌ったのが
今のshmups。今から新規に参入するには、才能かやる気がないと無理な世界だ。

shmupsに活気を取り戻したいなら、次の世代を育てないといけない。
その為には、一度昔のようなshmupsに戻し、彼らに遊ばせないといけない。
シューターからすれば、ヌルすぎてあくびが出るようなshmupsで。

しかし、今そういうゲームを作ろうとしても、制約が多すぎる。
難易度が低いのを「ヌルい」と叩き、評判を落とす。
長々とプレイして席を占拠し、インカムが落ちる(=オペレーターが嫌がる)。
そして、それらをやっているのは、すべてコアなシューター。

……自分で自分の首を絞めてないか、俺ら?