ソニー:シューティングはPS3クオリティではない2
なぜPS2じゃダメなのか?と言うメールがわざわざ海外からも届いてます。
理由は、PS2では今までの移植で限界なんです。
本当にやりたい事はネタばれになるのでまだ伏せますけど、
例えば・・・作り方にもよるのですがアリカさん移植では当然欲しい機能である
『インスタント・ステージリスタート』とかがありませんね?
またメモリーカード回りが異常にウザいですよね?
それは他の機能、表現を優先する為に絞ってしまった機能です。
単純にそこらへんの問題だけでも非常に心残りです。
移植ゲームは全てのスペック差が天と地ぐらい離れてないと難しいのです。
PS2は今までの業務用基板と比較すると非常に処理が早いマシンですが、
RAMエリアが業務用のキャラROM領域と比べると全く話になりませんよね。
なのでステージ毎に分割したり、入らない場合は圧縮をステージ中に展開して
使用の終わった領域へ上書きしながら使ってる場合もあります。
(例えばこの辺りがリスタートの出来にくい作りの原因ですが)
加えてリプレイ取りたい!を優先しているのでますますメモリを逼迫します。
大往生の場合、ボスを自滅まで〜とか考えると最長ステージで17分は
キーインプを取得しなければなりません。
クラック対策もあるので詳細まで説明はしませんが、
結構バイト数を使ってしまっています。
ちなみにPS2には大往生はなんとか納まった訳ですが・・・
ケツイは無理っス(笑)。
(理由は移植が実現した暁に)
ガルーダは奇跡的に納まったけど・・・システム作り直して発売日が・・・
リプレイもコンフィグもリスタートもまったくいらない!
素のままでもいい!!と言っていただける事は非常にありがたいのですが
『販売コスト』と『付加価値』の『壁』があるのです。
どれだけ死力を尽くして完璧な移植を成し得た!としても
売値はだいたい相場から決められています。
『シューティングは高くで売れない、買わない』
でも安く売ると赤字なので付加価値を付ける努力をします。
『付加価値のない製品は売れない、買わない』
つまり開発費等がかかります。
まぁ、ここらへんは商売ヘタなアリカさんのやる事。
社長が英断?してくれればアリカさんらしい商品が出来る訳です。
社長に感謝しましょう(笑)。
ケツイの移植難易度には皆さんが想像出来ない壁があります。
大往生、エスプの比ではありません。
『同じ基板だから簡単だろう』
なんて事を言ってる人は逝って下さい(冗談です)。
失礼、失礼、でもユーザさんから見たら当たり前の意見ですよね?
つまり期待されている物を出さないと『売れない』と言う事なんですよ。
だとさ。