達人王1000万を称えろ　part4

あるゲーセンにユセミ氏に似たプレイヤーが出没するという噂を聞いて、居ても立ってもいられなくなった
俺の自慢の友人は「この目で確かめてやりたい。ひたすら確かめてやりたいんだ！」と、自分の眼を鋭い爪で刺さんばかりに
指さすので、「いいからはやくそのゲーセン行って確かめようぜ」と自慢の友人の腕を掴んで半ば引きずりながらそのゲーセンへGO！
来てみたのはいいが、何時間たってもそのプレイヤーは現れず、我慢の限界にきた自慢の友人は「翼神」を鼻歌まじりでプレイしている
ヘタクソ高校生を見るや否や、そのプレイ中の画面に向かって1円玉を投げつけ、それに驚き振り向いた高校生にほじくったハナクソを
食べさせる愚行を働いた。それに気付いた他の客がオドロキの目でこちらを凝視する中、俺の自慢の友人はこう叫んだ。「T.Yか！」「タートナックか！！」
次々に、自慢の友人は、同じようにプレイ中のプレイヤーに対して「T.Yか！」「タートナックか！！」と投げかけ満足そうな顔をしながらそのゲーセンを出て行った。

唖然とする俺を残してだ。非常に遺憾だ。