歴代FE主人公が兄弟だったら 28章

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1助けて!名無しさん!
ここはファイアーエムブレムの歴代主人公が兄弟だったら、という
前提で彼らとそれを取り巻くFEキャラ達の生活を描くネタスレです。

前スレ
http://schiphol.2ch.net/test/read.cgi/gamesrpg/1276343595/

関連スレ
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/x3/1276175204/l50

保管庫
http://wikiwiki.jp/fe_family/?FrontPage

雑談・議論掲示板
http://jbbs.livedoor.jp/otaku/9373/

絵版
http://cat.oekakist.com/FE_heros/
2助けて!名無しさん!:2010/07/23(金) 12:12:06 ID:xUXkvWfj
【ミカヤ】
一家最年少に見えて実は最年長。占いで家計を支えている。ユンヌが身体をよく乗っ取る。

【シグルド】
グランベル商社に勤めるサラリーマン。とてもお人よしだが、近親相姦アレルギーなのでKINSHINを察知すると凶暴化する。

【エリンシア】
一家で最も家庭的だが、怒らせると「ぶっ飛ばして差し上げますわ」の声と共にぶっ飛ばされる。ガチムチ好き。

【アイク】
グレイル工務店で働く漢。一家最強だが恋には鈍感朴念仁でフラグクラッシャー。他人のフラグもへし折る。

【エリウッド】
一家で最も常識的な人。兄弟の迷惑行為に胃を痛める日々が続く。たまに壊れて「蝶サイコーッ」と叫ぶ。

【ヘクトル】
口は悪いが友情を大切し、不器用ながらも優しさも兼ね備えている。 フロリーナを気にかけてるがその度にリンに斬られる。

【エフラム】
自他共に厳しいつもりだが妹と幼女に弱い歩く妹製造機、シスコンロリコン疑惑をかけられている。ヘクトルとよく喧嘩する。

【エイリーク】
ルネス女学院に通う。高貴、気品さにおいては兄弟の中では随一。成績も良い。努力家でもあるが、その努力が胸だけには実った事は無い。

【リン】
肝っ玉母さん的存在。年齢に合わないスタイルのせいか老けて見られる。それをからかうマルスをよくフルボッコする。

【マルス】
権謀術数に長けている兄弟一の腹黒。リンをよくからかうがそれは愛情の裏返しなツンデレ姉萌え。スマブラが大嫌い。

【アルム】
セリカラブ。セリカといちゃつく度にシグルドに襲われる。畑で野菜を作るのが趣味だが、影が薄い。

【セリカ】
アルムラブ。それを除けば一家の中では普通だが一度怒らせると毒舌家になる。ミラ教(狂)信者。

【セリス】
一家の中では一番笑顔がよく似合う。人形が好き。通称マミー君を一番気に入っている。

【リーフ】
怪人・イモータルムッツリ。幼馴染、ツンデレ、電波、ツインポニテな四人娘に引っ張り回されている。この人でなしー。

【ロイ】
エリウッドと並ぶ常識人。ツッコミ担当。女性関係はほぼハーレムになっている。ヘクトルに対しては黒い。
3助けて!名無しさん!:2010/07/23(金) 12:14:17 ID:xUXkvWfj
【竜王家の皆さん】
チキ・ファ・ミルラのょぅじょ3人組やユリウス・ユリア兄妹、
イドゥンさん、氷竜姉弟、ハゲ黒竜王、アル等々、兄弟家に縁がある竜の一族。
持っている力が力なだけに、すさまじい騒動を引き起こすことも……。

【マリク】【シーダ】
マルスの幼馴染にして、最も信頼する片腕(マリク)と大事なガールフレンド(シーダ)。

【ラナ】
「ラナオウ」の異名をもつ最凶シスター。しかし、セリスの前では恋する乙女であり、
ユリアの宿命のライバル。暁流杖術の使い手。

【ナンナ】【サラ】【ミランダ】【ティニー】
リーフを振り回す四人娘。リーフの事が好きだが、いぢめるのも好き。

【ひろし】
世界ひろしと言えど様々な職を器用にこなすのはひろしだけ! 通称ヴォルツ。

【ルーテ】
「私、優秀ですから」が口癖で、発明から同人までなんでもこなす少女。アスレイ、フォルデ、ノールは助手。

【ターナ】【ラーチェル】
エイリークの親友。貴族の令嬢だが、なぜか平民のエイリークの方が気品に勝る。

【ボーレ】
豆腐を愛する商店街の豆腐屋さん、ヨウカンマンもどきなマスコットキャラクターがいる。守備が低い。

【ユンヌ】
ミカヤの身体に憑依して現れるアイクラブな自由と混沌の(※威厳の無さナンバー1の)女神。
混沌の名のままに、好き勝手に場を荒らすが、大体最後には痛い目を見る

【サザ&漆黒の騎士】
 ∧_∧
 ( ・ω・)=つ≡つ <ミカヤは俺が守る 『瞬殺』
 (っ ≡つ=つ
 /   ) ババババ
 ( / ̄∪
  サザ

 ∧_∧    ∧_∧
;(д(⊂=⊂≡(・ω・ ) <身の程をわきまえよ 『月光』
 (っ ⊂=⊂≡  ⊂)
 /   )    (    \
 ( / ̄∪    ∪ ̄\)
  サザ    しっこく

【涙目グリーンの居酒屋】
ネタキャラ扱いされている緑髪キャラの憩いの場。
常連は主にウォルト、サザ、セシリア、アーダン、セティ等である。

【AKJ(兄が、嫌いな、女子は居ません!会)】
ブラコンの中のブラコンが集う女性の会。兄の為なら全てを犠牲に出来る妹達が揃う(※会長はラケシス)。
兄弟家のSが天敵
4助けて!名無しさん!:2010/07/23(金) 12:15:13 ID:xUXkvWfj
ゝ~"~<      -;
,ζノ=lノ=l〉     //
レ、d ゚ ロ゚ノゞ. 、//   <既存の設定はこんな感じだが、特にガチムチに定められたものではないので必ず従う必要は無い。
/,--┬'^つ</、      歴代FE主人公が兄弟でさえあれば、他の設定はどんなんでもOK!
|∪===|~〆         他人の設定に乗っかるもよし、自分独自の設定を作るもよし!
. ノ___r T !  ゝ      …自分に都合のいい設定だけ一緒にするのもありだな
i_/、」 ~~

ゝ~"~<      -;
,ζノ=lノ=l〉     //
レ、d ゚ ロ゚ノゞ. 、//   <【注意!】 AA規制の関係で、最初の一行が空行だと、警告なしでレスが消えるぞ。
/,--┬'^つ</、
|∪===|~〆  
. ノ___r T !  ゝ 
i_/、」 ~~
5助けて!名無しさん!:2010/07/23(金) 12:55:49 ID:1OMqfZfK
>>1乙!

あと前スレでテンプレ入りの要望があった

・嫌いなネタに文句をつけるより、自分の好きなネタを書きましょう。

・好きなネタを読んだら、面倒くさくても「GJ」の一言ぐらい書いてみましょう。
 つまらないネタに無理矢理レスしろとは言いません。面白かったらつけましょうという話です。
 ネタ書く側も「喜んでくれる人がいるんだな」とほっとします。

・感想しか言えない、ネタなんか書けない、という人でも、
 「このネタ嫌い」と言うよりは、「こういうネタも読んでみたい」と言った方が建設的だし平和的です。
 「梅雨のネタが読みたい」とか「兄妹で仲のいい話が読みたい」といった漠然とした希望でもいいから、試しに書いてみてはいかが?

も一応のっけておくぜ
6助けて!名無しさん!:2010/07/23(金) 16:33:40 ID:rlP7x19N
>>1のこの乙でなしー!
7助けて!名無しさん!:2010/07/23(金) 17:36:09 ID:+Tw2dTKX
>>1

>>6
乙じゃねえのかよwww
8助けて!名無しさん!:2010/07/23(金) 20:38:00 ID:qStU8ysm
>>1乙!
9助けて!名無しさん!:2010/07/23(金) 22:11:14 ID:cDT3WGn9
テンプレもう一個追加。

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/9373/1279193398/l50

現在↑で新紋章の謎に登場する「マイユニット」である
クリスを主人公として扱うかどうか(兄弟入りさせるか否か)について議論を行っています。

現在、兄弟入り反対意見多数により「従兄弟にしてはどうか」という提案がなされております。
この案に対する意見等は↑のスレに書き込んで下さるようお願いします。
10ほら、エイリークってエフラムのアレだしさ:2010/07/23(金) 22:23:14 ID:cDT3WGn9
エイリーク「はぁ……」
ターナ  「どうしたのエイリーク、朝からため息なんか吐いて」
エイリーク「……兄上のことなのだけど、最近たくさんの幼い女の子たちと(ry」
ターナ  (うわー、珍しくエイリークが愚痴っぽい……本当に悩んでるのね、これは)
エイリーク「どうしてこのようなことになってしまったのか……心配だわ、いろいろと」
ターナ  「うーん……まあ、気持ちは分からないでもないんだけど……」
エイリーク「……? だけど?」
ターナ  「いや、なんていうか……」

 と、そこでふと顔を上げたターナは頬を引きつらせる。

ターナ  「あの子たち、また……!」
エイリーク「……? あら」

 エイリークの顔に微笑みが浮かぶ。
 その視線の先にいたのは、

ユベロ  「お、おはようございます、エイリークさん」
チャド  「あ、おいずるいぞユベロ、抜け駆けするなよ!」
ルゥ   「まあまあ……あはは、すみませんエイリークさん、みんな子供で……」
レイ   「フン、全く下らない奴らだ……お、俺はただこいつらに付き合ってやってるだけなんだからな!」
ユアン  「ようし、今日こそエイリークさんのパンチラを……」
ロス   「ユアンてめぇ、エイリークさんに変なことしたら頭カチ割るぞ!」
コープル 「物騒だよロス、エイリークさんの前で野蛮なこと言わない方がいいよ」
ニルス  「エイリークさん、今日の放課後僕と一緒にどっかへ遊びに行かない?」
アスベル 「それよりも僕と一緒に勉強を」
シャルロー「抜け駆けは駄目だってば……」

ターナ  「……」
エイリーク「おはようございます、皆さん。今日も元気にお勉強して下さいね」
ガキども 「はーい!」
エイリーク「ではごきげんよう、皆さん」

 しずしずと歩き去るエイリーク。
 その隣を歩くターナがちらりと後ろを振り返ると、うっとりした顔でエイリークの残り香を嗅いでいるガキどもの姿が。

エイリーク「ふふ、紋章町の男の子たちはみんな元気で礼儀正しくて、見ていて心がなごみますね……」
ターナ  「……」
エイリーク「あらどうしたの、ターナ。変な顔して」
ターナ  「いや……何て言うか、やっぱりあなたたちって双子なんだなあと思って」
エイリーク「……?」
11助けて!名無しさん!:2010/07/23(金) 22:24:18 ID:cDT3WGn9
ついでだからネタ投下。

遺伝的にはこうなるはずじゃないかと思うんだがどうだろう。
12助けて!名無しさん!:2010/07/23(金) 22:34:52 ID:2b3huACh
セシリア先生が嫉妬に狂いそうだwwwww
13助けて!名無しさん!:2010/07/23(金) 22:54:05 ID:2b3huACh
代理投下します
14スター俳優マルス 3章1/4:2010/07/23(金) 22:54:53 ID:2b3huACh
しっこくハウスでエフラムは座禅をくみながら考えにふける
夕食後に電話を借り、しばらく漆黒の騎士の家に厄介になることを伝えた
漆黒の騎士が辛いことがあったならいつでも頼りたまえ、と言ってくれたのもあるが
それ以上に今家に帰るとマルスを勢いで殺してしまいそうな不安があるからでもある
しかしいつまでも漆黒の騎士のお世話になる訳にもいかないので布団の中で
どうすればよいかを考え込んでしまい結局寝ることなくエフラムの一日が過ぎていった

一週間後
マルスはエイリークとの特訓により序盤の台詞は完璧に熟していた
エイリーク「そろそろシーナ姫に刺される場面でもやりましょう」
マルス「うん、何とか再開のシーンまでは出来るようになったしね」
エイリーク「そうと決まれば魔王役も必要ですわね」
マルス「今日はシーダ来ないしね。とりあえずリーフを呼んでくるよ」

リーフ「…で、呼ばれた理由はわかるけどどうして僕が魔王役なの?」
マルス「家族の男で1番しぶといから」
リーフ「…まあわかるけどさ」
エイリーク「リーフはここに立つだけでいいわ」
マルス「じゃあ始めようか」

マルス達が練習をしている時、こっそりと兄弟家に入る者がいた
エフラム「くそ、これ以上考えても仕方がないしエイリークに直接聞こう」
普段なら誰かしら家に帰ってきたエフラムに気がつくはずなのだが
たまたまマルス達以外は外出しておりエフラムは誰にも気づかれずにマルスの部屋の前を通り掛かる
するとマルスの部屋からマルスとリーフ、そして
エフラム「…む、エイリークの声がするな」
ちょうどいい、直接2人に真意を聞こうと思いエフラムはドアノブに手をかけた
その時、たまたま大きな声で台詞を読んだマルスの声が聞こえた
マルス「………に刺されて君が助かるなら本望だ」
エイリーク「………」ドスッ!
マルス「…うっ…これで…君は…救われ…る」ガクッ
エフラム「わぁぁぁぁ!!」
声を聞いて慌ててドアを押し破るエフラム。吹き飛んだドアはドアの前に立っていたリーフごと吹き飛ぶ
リーフ「このひーとーでーなーーしーーー!!」
しかしエフラムやマルス、エイリークはリーフを気にしなかった…

そしてエフラムの目に映るのはこちらを呆然とした表情で見るエイリーク
その手には刃物が握られており、その刃は…マルスを貫いていた
エフラム「嘘だ…嘘だろ…あぁぁぁぁぁ!!」
パニックになったエフラムは叫びながらその場を逃げ出していった……

エイリーク「あ、ちょっと?エフラム兄上?」
エイリークは慌てて廊下に飛び出すが既にエフラムは消えていた
マルス「エフラム兄さん、いきなり人の部屋のドア壊して何するんだ!?」
リーフ「…というかまず助けてよ…このひとでなしー!」
横になっていたマルスはドアの下敷きになっていたリーフを華麗にスルーして廊下に向かう
エイリーク(エフラム兄上…)
マルス「エイリーク姉さん、エフラム兄さんは皆に任せて演技指導お願いします」
エイリーク「あ…はい」
15スター俳優マルス 3章2/4:2010/07/23(金) 22:55:39 ID:2b3huACh
家を飛び出したエフラムは近所の公園のベンチで泣いていた
エフラム「エイリーク…どうして…」グスン
そんな時エフラムの前をたまたま通り掛かった男が泣いているエフラムを見て声をかけた
ビラク「お、エフラム。泣いているなんてどうしたんだ?」
エフラム「ビ、ビラク殿…実はカクカクシカジカでして」
ビラク「そうか…今日はもう遅い、うちに来るか?」
エフラムは無我夢中で泣いていて気がつかなかったが既に辺りは暗くなっていた

ビラク「適当に座りたまえ。俺は少し電話してくる」
エフラム「ありがとうございます…ウウ」グスン
マンションの1室がビラクの住まいであり、そこそこ広かった
エフラム「…ビラク殿は優しいな」
エフラムがそんなことを考えている頃、兄弟家では…

ミカヤ「ヘクトルー悪いけど電話出てー!」
ヘクトル「へーい」
居間でテレビを見ていたヘクトルが姉の頼みで電話を取りに行く
ヘクトル「はい、兄弟家です」
ビラク「その声は、ウホッ!へっきゅ…ガチャン!!」ツーツーツー
ヘクトル「ハァハァ…ゆ、油断も隙もねぇな」
実はエフラムが泣いていた公園でビラクに会ったのは偶然ではない
たまたまヘクトルがビラクに追い回されていた公園であり、出会いは必然であったのだ
肩で息をしていると再び電話が鳴りはじめる
ヘクトル「…はい、兄弟家です」
ビラク「いきなり切るなんて酷いなー」
ヘクトル「…悪戯なら切るぞ」
ビラク「あー待った待った!今日は大事な用があるんだ!」
ヘクトル「何だ?デートや贈り物の類は断るぞ」
ビラク「それも大事だが今日は違う、エフラム君を今日は預かるから頼む」
ヘクトル「……っておい!エフラムに手をださないつもりじゃなかったのかよ!?」
ビラク「心配するな。俺はいつでもへっきゅ…ガチャン!!」ツーツーツー
ヘクトル「余計なお世話だったな…けっ!!」

ヘクトルがミカヤに電話の内容を伝え、ミカヤ達はエフラムが無事で安心していた
しかしエイリークだけは未だに帰って来ないエフラムを心配をしていた
16スター俳優マルス 3章3/4:2010/07/23(金) 22:56:22 ID:2b3huACh
ビラク「さて、エフラム君の妹君が弟君を刺した理由だったな」
エフラムはビラクに何故エイリークはマルスを刺したのかを悩んでいたことを説明した
ビラクは少し考えてからエフラムに質問を始めた
ビラク「たしか妹君は弟君の恋人とも仲良くしていたのだな?」
エフラム「はい、マルスの恋人、シーダさんとも一緒にいました」
しっこくハウスにいた時にマルスの部屋からマルス、エイリーク、シーダさんの声が聞こえ
漆黒の騎士の部屋からマルスの部屋の窓を覗いた際に確認している
ビラク「ふむ、そしてたしか別の妹君には同性愛者がいたな?」
エフラム「はい、リンはクラスの友人とそのような関係らしいです」

リン「はっ!!マルス!またあんたは私のことで何か言い触らしたわね!!」
マルス「リン姉さん、誤解だ。僕は練習で忙しいんだダカラチョークスリーパーハヤメテ!イタイ!イタイ!グキッ!アー!」

ビラク「なら導かれる結論は一つだ!」
エフラム「ま…まさか…」
予想がついてしまいエフラムの背中、頬に冷や汗が流れる
ビラク「おそらく妹君も同性愛に目覚めたんだよ!!」
エフラム「な、なんだってー!」
ヒーニアス「な、なんだってー!」
ゼト「な、なんだってー!」
サレフ「な、なんだってー!」
エフラム「出てけ!」
アータスケテエイリークギャー!
ビラク「今誰かいなかったか?」
エフラム「気のせいです…つまりエイリークは…」
ビラク「ああ、きっと弟君が邪魔だったのだろう」
エフラム「マルスは…家族想いだからな…だから敢えて刺されたのか」
ビラク「立派な弟君だな」
エフラム「はい…しかしエイリークは…」グスン
ビラク「気持ちはわかる。俺も世間から異端で見られてるからな」
エフラム「いえ、ビラク殿とは違うんです…」
ビラク「まあとにかく飲もう。辛い時は飲むのが1番だ」
エフラム「は、はい」

だが飲み慣れない酒を飲んだ上に一週間寝不足であったためであろうか
ビラクに酔いが回る前にあっさり潰れたヘクトルであった
ビラク「エフラム君、君はまだ人生は長い。きっと君にもいいことがあるさ」グビグビ
エフラム「…エイ…リーク」zzz
17スター俳優マルス 3章4/4:2010/07/23(金) 22:57:06 ID:2b3huACh
エフラム「うう…頭がいてぇ…昨日飲み過ぎたか」
頭を触りつつ俺は人が疎らなショッピングモールを歩いていた
飲み始めてからの記憶が曖昧だがきっとビラク殿のお世話になったのだろう
起きたら机の上に『少年よ、頑張れ』と書かれた紙と朝食があった
時計を見るともうすぐ11時ってところであったので急いで食べ、後片付けをする
俺はヘクトルと違って保母志望だからな。家事はそこそこできる
今朝のことを振り返っていると視界に見覚えのある人が入った

エフラム「あれは…エイリークとシーダさんか」
声をかけようと思ったが昨日のビラクの言葉が再生される
「同性愛」…そうか、きっとあれはデートなんだ。邪魔してはいけないな
そう思った俺は声をかけずに元来た道を戻ろうとした…2人が立ち止まった店を見るまでは

エフラム「あれ…たしかあそこは…」
少し前にミルラ達とあそこでとある服を見た記憶がある…
まさかと思い2人に気づかれない角度から店のショーケースを覗きこむ
俺は自分の記憶力のよさをこれほど後悔したのは初めてかもしれない
2人が見ているショーケースには純白のウェディングドレスが飾られていた
更に会話を聞くために2人の死角(ガラスの反射からもだ)から近づく
シーダ「……なら………様も見とれますかね?」
エイリーク「ええ、きっと見とれるわね。どうする、これにする?」
シーダ「はい!じゃあ行きましょうか」

………そうか、2人の愛はそこまで進んでいたのか
もうこの世の全てが嫌になった…鬱だ…そうだ、また寺に行こう
俺はマルスに同情しつつ、世俗から離れるために寺へ向かった

4章へ続く
18助けて!名無しさん!:2010/07/23(金) 23:57:08 ID:/LsZoPVC
>>14-17
代理&作者乙です!

エフラムが最近色んな意味で活躍してんなwww
だれかエリウッドとかにも愛の手を・・・・・

gjgj!でした
19リーフの守備範囲:2010/07/24(土) 00:06:09 ID:LrPVl1pq
ロイ   「リーフ兄さんっておねえさんが好きだけど」
リーフ  「違うよロイ、好きじゃなくて愛してるんだ。あとおねえさんじゃなくておねいさんね」
ロイ   「どうでもいいよ、心底」
リーフ  「で、それがどうかしたの?」
ロイ   「うん……いや、我が家の姉さんたちはどうなのかな、と思って」
リーフ  「姉さんたち? もちろん大好きさ!」
ロイ   「うわ、言い切った!」
リーフ  「エイリーク姉さんはお淑やかだし優しいし、凛とした美しさがあるし」
エイリーク「あ、ありがとうございます」
リーフ  「エリンシア姉さんは料理上手だし癒し系だし上品だし」
エリンシア「ふふ。ありがとう、リーフちゃん」
リーフ  「ミカヤ姉さんは正統派の美少女だけど中身はしっかりしてて頼り甲斐があるっていうギャップがたまらないしね!」
ミカヤ  「はいはい。たまにはいつも隣にいる女の子のこと、見てあげなさいね?」
リーフ  「まあそんなわけで、僕は姉さんたちが大好きさ! 頼まれれば雑用でも囮役でもなんだってこなしてみせらぁ!」
ロイ   「……えーと、リーフ兄さん? 一人忘れてるみたいだけど……」
リーフ  「え? ああ、リン姉さん? ははは、ロイ、さすがの僕もあれは守備範囲が」



 ――その後、リーフの姿を見た者は、いない――
20助けて!名無しさん!:2010/07/24(土) 00:10:25 ID:fXF/tiI3
クソワロタ、つーかオチ酷ぇw
ミカヤは良くてリンがダメってお前の守備範囲はどうなってんだよw
21助けて!名無しさん!:2010/07/24(土) 00:27:59 ID:YRe7L19n
やっぱあれか
日ごろ4人娘に痛めつけられてるから、じゃじゃ馬系は苦手なのか
22助けて!名無しさん!:2010/07/24(土) 00:29:07 ID:PaPIlh5S
姉&巨乳なのにパス
親子くらい離れたおねいさんもおk
(ルイーズさんとかエーヴェルとか)
これは包容力とかその辺か?

ああでもおねいさんに罵られたいとか言ってたネタもあったな
リンではS度も足りないのか
23助けて!名無しさん!:2010/07/24(土) 01:05:58 ID:LrPVl1pq
リーフ  「いやそういうんじゃないんだよ。僕はS系のおねいさんも大好きだし。
      でもほら、アレじゃないか。リン姉さんはバb
24助けて!名無しさん!:2010/07/24(土) 11:34:04 ID:E1VSV/wz
お前らリン以外にもう一人忘れてるぞww
25助けて!名無しさん!:2010/07/24(土) 11:37:07 ID:E1VSV/wz
私がこのスレを埋めてやろう
             /! _ ト、
          ,r‐ '/l「!ト、!:::\
      ___ !l::::::!:.!:l,!:::!::::::::l _
    /____ l !!:::::l:.l:::!::::!::::::::!| ,二二、
ヽ___//:::::::!| 'l|ト、ヽ:::::/:::::::;' !  !:::::::::::::
ニニヽ::::::::::::l ,'   )ヽニVニイ!r'´!  !::::::::::::::::::
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26助けて!名無しさん!:2010/07/24(土) 11:45:46 ID:E1VSV/wz
27スレ目を埋めるつもりでレスしたら誤爆orz
…とりあえず埋まりました
27助けて!名無しさん!:2010/07/24(土) 14:06:07 ID:Y56fYbjs
>>1乙!

>>10
遺伝子の恐怖!?
エフラム  幼女を引き寄せるフェロモン
エイリーク 男児を引き寄せるフェロモン
リーフ   おねいさんが離れていくフェロモン
こんな感じか!?

>>14-17
意外と優しいビラクにワロタwwwww
エフラムの思い込みが強くて楽しいですGJ!

>>19
>>23
リーフ…どこまでも墓穴を掘る男…
死亡フラグメイカーなんじゃあるまいかwwwww

前スレ>>530-535の続き投下します
剣征→剣聖でした。指摘くださった方ありがとう!
28幼女の旗の下に:2010/07/24(土) 14:06:48 ID:Y56fYbjs
188

2 流星剣を放つ        奥義VS奥義!純粋にどっちが強いか比べようではないか!

滑翔…鳥翼族が持つ最大の奥義である。
鷹の嘶きと共に繰り出されるその技はまさに空気すら切り裂くような高速を持ってシャナンに迫った。
『見切る』事に長けた師アイラやその子供達なら防げたであろうが、これだけは一種の天性。
幾らアイラに仕込まれようとも会得できなかった。
シャナン 「ならば奥義を持って報いるのみ!」
…シャナンもまた流星剣を持ってこれを迎え撃った。
周囲の人間には余りの速度に目で捉える事すら困難だ。

エフラム 「シャナン!? くそ、どうなった!」
アイク  「両者とも奥義だ。これで決着だろう」
エフラム 「兄上…二人の動きが見えるのですか?」
アイク  「全ては見えん。ある程度は捉えられるがな」

以下……1.5秒の間の出来事である……

異常なほどの加速力を持ってティバーンはシャナンに迫った。
鷹の目がシャナンの周囲の緑色の光を捉える…先に見せた五連撃で迎えようとしている。
ティバーン(その技はさっき見たぜ!)
強大な加速を持って敵に突っ込む滑翔は威力こそ絶大だが軌道が直線的だ。
このまま突っ込めばモロに切り刻まれて五枚におろされてしまう。
先に見た流星剣の攻撃パターンを予測したティバーンは右の翼に負担をかけて強引に突進のコースをずらした。
予測できても避けられるとは限らないが…まして加速中の行いだ。右翼の骨が軋み悲鳴をあげる。

シャナン 「くらえい!」
一の太刀が繰り出される…完全には避けられなかった。
右の翼の感覚が無くなる。
だがこの間合いまで入っていれば加速は充分に過ぎた。もはや翼など必要としない。
本来心臓を狙った嘴がシャナンの脇腹にめり込む。コースを変えたため急所は狙えなかったが、ベオクの耐久力ならどこであってもさして変わらない。
弾丸に弾かれた様にシャナンは吹き飛び、背後の崖へと落ちていく。
崖の上に体勢を崩して着地したティバーンは化身を解くと一族の者たちに振り返った。
ティバーン「勝負はついた。奴を拾ってきてやれ」
ヤナフ  「は…はい」
それは鷹の戦士たちにも戦慄すべき光景だった。
自分たちの誇りの族長が片翼を失って膝を付いたのである。
数人が周囲に集まり特効薬を持ち寄って手当てを始める。
ヤナフとウルキは崖下に舞い降りながら、ただ感嘆するしかできなかった。
29幼女の旗の下に:2010/07/24(土) 14:07:31 ID:Y56fYbjs
189

それと時を同じくして…
厨房でスープの研究をしていたラクチェは背後でカチャンと音が鳴るのを聞いた。
ラクチェ 「?」
振り返ると置いてあったラーメンのドンブリが真っ二つに割れている。
ラクチェ 「うげげ!? 今は皿洗いしてないのになんでよっ!?
      母さんに怒られる〜〜!?」
慌ててくっ付けようとするが上手くいくはずも無い。
接着剤を使って無理やりくっ付けようとしたら手が滑って取り落とした。
高い音を立ててドンブリが砕け散る。
ラクチェ 「うわわわ!? ち…ちりとりちりとり…」
ここまで粉々になったらいっそこれ幸い、さっさと捨てて証拠隠滅するに限る。
…そういえばふと思い当たった。
このドンブリってシャナン様が出かけ際にラーメンを食べたドンブリじゃなかったっけ?
いや気のせいでしょ…同じドンブリはいくつもあるんだし……

とはいえなんだか胸騒ぎがする…基本的に鈍感なラクチェがこんな気持ちになるのは珍しい事だった。
ラクチェ 「シャナン様…」
手を止めてそんな事をしてる間にアイラに見つかり強烈なゲンコツと説教をくらう羽目になるラクチェだった。


ヤナフとウルキによってシャナンの遺体は回収された。
未だ翼の接合面も痛々しいティバーンがその前に歩み寄る。
激痛に苛まれているだろうがその堂々たる足取りはそれを周囲に感じさせない。
彼は瞳を閉じると一礼した。
族長に倣い鷹の戦士たちが黙祷を捧げる。
長い長い時間が過ぎ、ようやくティバーンが口を開いた。

ティバーン「…この勇者を早く連れ帰って蘇生させてやれ…」
エフラム 「ああ……」
アイク  「俺が背負おう」
鷹の一族が礼を尽くして用意してくれた棺にシャナンを入れると
アイクが背負う。
カナス  「無念ですね…」
エフラム 「勝つも負けるも武人の常だ…シャナンは幼女のためによく戦った…
      今はただ目覚める時まで休んでくれ…」
男たちは同志の遺体を守って重く苦い沈黙のうちに帰途についた。
それはまさしく英雄の葬列だった。
30幼女の旗の下に:2010/07/24(土) 14:08:22 ID:Y56fYbjs
190

偶然ではあるがエフラムとシグルドの帰宅は同日となった。
シャナンの復活のためにサイフを取りに来た所にシグルドと行き会ったのだ。
エフラム 「兄上!? どうしてここに?」
出かけていたエフラムはシグルドの事情を知らなかった。
シグルド 「はっはっは!再び本社に戻れることになってな!
      配置が決まるまで今は待命中なんだ。久々にみんなとゆっくりできそうだよ」
エフラム 「それは…おめでとうございます兄上」
シグルド 「ありがとう、近いうちにディアドラと結婚できると思う。だからエフラムもそのつもりでいてくれ」
エフラム 「ええ、兄上の晴れ姿を楽しみにしています」

……サラは心持ち後押しする程度の効果と言っていたし、またそれは事実だろうが…
それでもシグルドのこの喜びようを見るにつけ、媚薬を用いた事は絶対の秘密として墓の下まで持っていこうと思う。

エフラム 「それではまた晩飯の時にでも話を聞かせてください。では」
シグルド 「ん?でかけるのか?」
エフラム 「ええ、バルキリーをかけてやらねばならない相手がいますので。これからクロード神父のところにいってきます」
シグルド 「なんだリーフの奴また死んだのか? ほっとけば生き返るって」
エフラム 「リーフではなくシャナンです」
シグルド 「そうか。それは気の毒にな。早く行ってあげなさい」


ほどなくしてシャナンは冥界より帰ってきた。
棺より顔を出したシャナンは一言…
シャナン 「そうか負けたのか…すまなかったな…」
エフラム 「いや…シャナンでなければあそこまで戦えなかった…
      悔しいが俺だってシャナンの域には及ばないだろう…本当によく戦ってくれた」
シャナン 「そうか…ありがとう…悪いが少し疲れた…明日には事務所に顔を出すから今日はもう帰らせてもらう」

シャナンは身を起こすと歩み去った。
その後ろ姿をエフラムは無言で見送った。
エフラム (シャナン…敗戦の悔しさのため、早く帰って稽古をしたいんだな…次は遅れをとるまいと…俺も見習わねば)

クロードの教会を出たシャナンは全速力で駆け出す。
シャナン 「速攻でカメラを現像に出してラグズ幼女たちの写真をハァハァ! 
      その後は久々に道場に顔を出してラクチェやパティたちを手取り足取り指導してやらんとな!
      久々の少女分をたっぷり補充せねば♪」
31幼女の旗の下に:2010/07/24(土) 14:09:04 ID:Y56fYbjs
191

クロードの元を辞したエフラム達は事務所へと顔を出した。
ここに戻ってくるのもしばらくぶりだ。
エフラム 「留守中何かあったか?」
ライナス 「まぁ特に問題はねぇよ。サラがキルヴァスの支持を取り付けた。そっちは上手く行ったか?」
エフラム 「そうか…そちらまで回れなかったからな。こっちはガリアとセリノスの支持を取り付けたが
      フェニキスは無念にも上手くいかなかった」
ターナ  「2箇所も支持をもらえたんだからポジティブに行くといいわ」
     (それにしてもよく上手くいったわね…ラグズにも案外ロリコンが多いのかしら…)
ディーク 「まぁいろいろ大変だったんだろ。細かいことは後日にして今日はもう休んだらどうだ?」
カナス  「はは…お言葉に甘えますよ…体のふしぶしが痛みます」
サラ   「今日はシグルドさんが帰ってきてるんだっけ? じゃあ私との約束は明日でいいわ。まさか忘れてないよね?」
エフラム 「ああ…わかった…それじゃ明日お前の家に行く…」
サラ   「楽しみ…」
ターナ  「ね…ねぇねぇ! 約束って何? サラの家…よ…よければ私も…」
エフラム 「いや…それはだな…なんというか…」
サラ   「私と一緒にお風呂に入るの」
ターナ  「ブバアアアアアアアアアアッ!?」
ライナス 「ブバアアアアアアアアアアッ!?」
ディーク 「ブバアアアアアアアアアアッ!?」

鉄血幼女守護同盟事務所は血の海に沈んだ。

ターナ  「だだだダメよ!幼女といえど女の子、男の人とお風呂入るなんて…それなら女の子と入る方が健全よ!」
エフラム 「いや…言うまでも無いがターナが心配するような問題は無いぞ? 俺はロリコンではなく幼女の守り手だからな。
      単に子供一人風呂に入れるだけだ」
ターナ  「そ…そうだけど…そうだけど…で…でもそれなら私が一緒に入ったって」
エフラム 「子供なら銭湯とかでも親同伴で別姓の風呂に入ったりするだろ? それと同じだし約束は守らんといかん。
      さらに言えばターナは年頃なんだから俺と入るわけにいかんだろ」
サラ   「まぁ次の機会ね」
ターナ  (あれ? 私ドサクサにエフラムとも入りたいって言ってない!? 
      うわあああああああっ!? ちょっと待ってよいくらなんでも大胆すぎるでしょ!?
      ダメ出しされて返ってよかったかも…それにしても次の機会ってことはそのうちサラとハァハァ…
      …ん…なんか私カオス化してるような…どうすりゃいいのよ…私はノーマルであってロリコンでは無い…はず…よね?)
そのまま床を転がって悶え始めたターナを皆が奇異の視線で見てる。
そのうちオグマやジャファルなどは生暖かい視線を向けた・
オグマ  「俺にもあんな頃があったなぁ」
ジャファル「ああ…もうすぐ開き直って楽になるさ」
32幼女の旗の下に:2010/07/24(土) 14:10:25 ID:Y56fYbjs
192

翌日…長いテリウス周りを終えたエフラムは久々に学校に顔を出した。
そういや最近余り学校に顔を出してないが…補修で乗り切ろう。それよりも幼女に尽くす事のほうが大事だ。
ヒーニアス「わはははは久しぶりだなエフラム!この出席日数では留年の足音が聞こえてくるぞ!」
エフラム 「補修でなんとかする。やかましい。幼女のための街づくりのほうが大事だ」
ヒーニアス「フンやはりロリコンだな!ロリコンが私の義兄になると思うと泣けてくるわ!」

つ ジークムント

ヒーニアス「アッー!タスケテエイリーク!」

うるさいヒーニアスを適当にあしらうと放課後はサラのマンションに向かう。
一緒に風呂に入るためだ。ちゃんとタオルや歯ブラシの類は用意した。
エフラム 「そういえば…留守中にネサラの支持を取り付けたと言っていたな…
     よし、何か褒美を買っていってやるか」

続く

1 バカ一代のシャツを買う       俺とお揃いだ。中々いいなこれ
2 ゴスロリ服を買う            いつだかターナがサラに似合いそうとか言ってたな
3 漆黒の騎士ののプラモを買う    子供が喜びそうな物といったらこれだな。俺の子供時分は嬉しかった
4 魔女っ娘ミカリン変身セットを買う  いやまて。女の子のおもちゃならこういうのがいいんじゃないか?
5 指輪を買う               …こういうアクセサリーってのも女の子は喜ぶかもな…俺にはよくわからんが…


33の方に選択お願いします
33助けて!名無しさん!:2010/07/24(土) 14:16:25 ID:twqQWZTu
5!
34口説き失敗? 1/2:2010/07/24(土) 16:39:48 ID:nlaX1Xpk
12スレ目にあったマケドナルドネタの設定の一部を借用しました。


リーフ  「ふむぅ〜、何処かに綺麗なお姉さん居ないかなぁ〜?
      …おっ、ベンチに座っているのは…マケドナルドで働いている緑髪天馬騎士の…!」

マルス  「ふふっ、どうやら新・紋章の謎も売れ行きが好評らしいから僕の小遣いも……?
      …ベンチに座っているのは確か…!そしてそんな彼女に近づいているのは…リーフ!?
      …ふふっ、少し様子みてやろうか。いざとなったら邪魔して『このひとでなしー!』言わせてやるさ!」

パオラ  (はぁ〜、私もどうしてこの想いを長く引きずっているのかしら…?
      妹のエストはアベルと共に幸せになる、それだけで良かったはずなのに…
      でも私はアベルへの想いを捨てられない…間違っている…それは分かってるわ…)
リーフ  「…どうなされましたか、お姉さん?」
パオラ  「?…貴方は確か…」
リーフ  (おっ、僕の名前を覚えてたのか!これは脈有りか!?)
パオラ  「ロディ君?」
リーフ  ( _ト ̄|○||| )
パオラ  「…相談に乗って欲しいんだけど、良いかしら?」
リーフ  (相談!?…このチャンスを上手く生かすぞぉぉ!!)

マルス  (相談?まずいなぁ…上手く口車に乗せられてホテル行きなんて事になる可能性が…)

リーフ  「それで一体何を相談したいのでしょうか?」
パオラ  「(そういえばロディ君ってこんな口調だっけ?)
      …実は私、好きな人が居るの。でもね、その人は私の妹の恋人なの」
リーフ  「…!」
パオラ  「その事はよく分かっている。二人はいつ見ても幸せそうで…私の入る隙間なんてない…
      この気持ち…あの人が受け取れる訳ないんだって理解している…」
リーフ  (…パオラお姉さん…!)
パオラ  「何度も…この想いを打ち明けようとした事があったわ…
      でもね、その度に妹の笑顔が思い浮かばれたわ
      自分の行為が妹を裏切ってしまう…そう感じて…結局は言わず仕舞い…
      …本当にバカね、私……どっちつかずのバカな女…こんな私なんて、誰も必要とは……」
マルス  (まずい!この状況…男の口説きに最も弱い瞬間だ!…今妨害しないでいつ妨害s)
リーフ  「そんな事無いよ!」
パオラ  「!!」
マルス  「!!」
リーフ  「パオラお姉さん!…貴方はバカな女じゃないよ!
      …凄く、イイ女だよ!…自分の幸せよりも、妹の幸せを優先してあげられるなんてそう出来る事じゃない!
      そんな心優しい女性が、必要とされないわけがない!
      …辛いとは思うけど、その人の事は一旦忘れて、他の恋を探すんだ!
      こんなに綺麗なんだから、出来ないはずがない…でしょ…?」
パオラ  「…!……そうね…ロディ君の…言う通り…かしら
      (席を立つ)…少しだけ、気が楽になりました…ありがとう」
リーフ  「少しでも役に立てたのなら僕は嬉しいよ。気をつけてね」
35口説き失敗? 2/2:2010/07/24(土) 16:41:10 ID:nlaX1Xpk
〜数分後〜

リーフ  「…アッー!一世一代の大チャンス逃しちゃったアッー!!
      相談されたのを利用して口説くつもりが、つい本気で答えてしまったーーー!!!
      これぞ正にネタにマジレスアッー!!…かっこわりぃよな…こんなんじゃあ…満足出来ねぇ…ぜ…orz」

マルス  (リーフの奴…妨害しようとした僕が言うのも何だけど…もったいないというか何というか…
      ま、でもコレ見てるとやはりリーフは兄弟家の一員なのだなと安心出来るね(フラクラ的な意味で
      …そして、ナンナたちが好きになるのも肯けるね、こりゃあ)


パオラ  「……新しい恋…か…
      …ありがとう…ロディ君…(♪」



〜終わり〜
36助けて!名無しさん!:2010/07/24(土) 19:25:17 ID:1HmPa+ti
>>28-32
シャナンが最高にイカしてると思ったらwwwww
シャナンはシャナンだったでござる
37助けて!名無しさん!:2010/07/24(土) 20:33:04 ID:YRe7L19n
>>28-32
更新乙です

シャナンはやっぱりシャナンだなwww
黙ってればカコイイのに・・・・・

あと
>>ヒーニアス「フンやはりロリコンだな!ロリコンが私の義兄になると思うと泣けてくるわ!」
この台詞って受け取り様によってはエフラムとターナが結婚するようにも聞こえるなw

ってかサラに指輪は婚約フラグだろwwwwww

GJGJ!でした
38助けて!名無しさん!:2010/07/24(土) 20:39:44 ID:G9iImkDV
>>32 >>37
気づかなかった。普通にエフラムとターナのことを言ってるんだと思ってたわw
その場合義弟のはずだもんな。
39助けて!名無しさん!:2010/07/24(土) 20:57:55 ID:YRe7L19n
おっと感想言い忘れていた
>>34-35
マケドナルド!
懐かしいなぁ・・・・
たしか天馬騎士の女性が働いてる店で、なんかカチュアとかでてたような・・・

リーフのじつはまともな内面を見れてよかったです
GJGJ!でした

>>38
あ、そうか
ヒニアス×エイリクの場合エフラムは義弟になるのか
俺は逆にそこに気がつかなかったわwww
40助けて!名無しさん!:2010/07/24(土) 23:40:02 ID:/j3lKIZ8
>>28-32
こりゃひでぇGJ!
>>34-35
リーフ  ( _ト ̄|○||| )(;^ω^)・・・
仕方ないとは言え、隠そうぜ・・・GJ!
>>39
ヒーニアス×エイリーク
エフラム×ターナ
でなんともややこしい家族構成が出来上がるぜ!
41助けて!名無しさん!:2010/07/25(日) 03:25:34 ID:N6uN39iv
>>28-32
シャナン・・・カッコ良かったぜ、途中まで
バカ一代Tシャツネタワロタwww

>>34-35
パオラ×ロディのフラグが立ちそうだ!
流石リーフだぜ!(笑)
42助けて!名無しさん!:2010/07/25(日) 03:27:52 ID:8Af6RobO
>>37
サラ様に指輪は婚約フラグではあるのだが、一緒に風呂に入る仲だから婚約するのか
婚約するから一緒に風呂に入ってもいいのか、鶏卵論的な話ではあるな
ちなみに俺は前者派だぜ!
43助けて!名無しさん!:2010/07/25(日) 12:00:02 ID:8XVapQRO
ところで、>>20さんがセイニーの光に包まれて見えなくなったんだが、
なにかあったの?
44助けて!名無しさん!:2010/07/25(日) 12:09:16 ID:9LSyqmCq
>>42
ちなみにその鶏卵論だが、最近決着はついたんだよな
何でも卵が先だとか(つまりDNAの変異の量が多すぎてオリジナルの種と交われず、結果新しい種となったと)

…それじゃあ自分もネタ投下させて貰うよ。巨大AAを一つ使うけど、
正直他に良いのが見つからなかったので勘弁して下さい。
45アイクが伝説のスーツを手にした様です:2010/07/25(日) 12:10:29 ID:9LSyqmCq
1/5

リーフ  「あ〜暇だぁ」
マルス  「じゃあ勉強でもすれば?」
リーフ  「もう今日の分はやったよ。だから暇なんだ!」
マルス  「まったく・・・」
ロイ   「ねぇ、アイク兄さんは何処に行ったの?」
マルス  「確かスマブr・・・地区対抗格闘技大会の用事で朝早く出て行ったよ。
      ちなみに僕は 今 日 は参加しなくて良いから心底嬉しいよ」
リーフ  (マルス兄さん、笑顔が怖い・・・・)
ロイ   「草不あすぇはセし09リあのヴsだwおっぱ8いくふぇ呪3(ry」
リーフ  (そしてロイはロイで大会に出場出来ない苦しみから悶々としてる…)
マルス  「あー、早くミカヤ姉さんだけでも帰ってこないかねぇ」
リーフ  (ミカヤ姉さんも買い物・・・・か。本当に暇だ(‘A`)

???  「ただいまー」

リーフ  「こ、この声は…!」
ロイ   「アイク兄さんだね」
リーフ  「何かお土産でも持って帰ってきたかもしれない!例えばエロイお姉さんとか」
ロイ・マルス「「葉っぱ氏ね」」
リーフ  「(´・ω・`)」

アイク※ 「(ガラッ)・・・ただいま」
46アイクが伝説のスーツを手にした様です:2010/07/25(日) 12:11:12 ID:9LSyqmCq
2/5

                             _,,..  ..,,_
                               ィ'´  ,′   /`丶,
                  -‐ - ..,,_    //    :!    {    }k,
     /´ ̄`>xイ         `丶、〃 ,′   {     }   { :》x,           _
     /      //             .j{  {     |     |   X  ヽ    x≦=-マハー- 、__
    {      /{         (´/l{  \   }     /   .,′   }  イ         Vハ<´     `丶
     '.    >ヘxヘ二=ミx,,,_   ,.{:l:l:ハ   }   |   / ,. イ {   /  :{        j :j  丶      \
     ヽ/ /´ ̄   ̄`ヽ、_`Y゙ Y:l:{{`丶xf゙´ ̄`彳´  :j ! ./    {        / /    \     \
.     {,,/   -‐==≠とく二ニ=ァrYヽ}\        / レ゙        \      / /         \.    ヽ
     |  // _,,.. -‐とく,,>ヘ ̄二ニ=x、,_\      / ,,../         /´ ̄ ̄フ /ー=ミx     .j\    }
     | ./ //´/    /   /イ´  |   `ヽ\  〃 ,ィi lリ     ,x-‐=少´ ̄ ̄ ̄ ̄`>x \.  / j ヽ. /
     Y {/ /    / / 〃   ,x>冖<x,  ヽト=イ ,イ:l:lレ{   /\/   ___      \ \/ /   }/
     ゙ Y./    ./  /  // .〃      ヾ;  マx,| {レく :ハ   / ./   ,/二二二ミix、,    \ く   :!
        X  ̄` ,′ ,′ ,' {   {{           }} ̄.! \   ハxへ,j   _,/二二二二二ミミxヽ   ヽ \ j
        /     {  {  { ハ一ハ           リ  }   \   \_//´ ̄    ̄`丶ヾヾヾ\   Y },′
.       /   _,,..ハ _,,」=-ャ¬マ:吩x,      ,xタ ,′    `丶、  } ̄ \         \\\ヽ   :}:j/
.      {7フ/////∧ ヽ  \ \  :ミ=- -=彡  /、          ヾ丶、  \          ヾヾヾj}  .j/
.      V//////>ヘ_,,..\/\ ヽ、   |   ,ィソ\\        ',   `丶、ヽ、,_         }}}ソ /
.       V///´    \  ヽ、 `丶ミ==彡'゙  ,ノヘ ヽ、        ヽ     \   }`丶、  //ジ/
        ヾミx 、      ヽ、  ≧x、,_彡'´ヽ /   ヘ  `ヽ       \      \j}     jシ/./
          `丶ミ≦ヘ二ニ=-‐zく     ゙く二ニ=彡,   \     \   ,ノヽ   /^ ̄´
                    ゙ー=彳   \       |     _,,...\    ヽ、    ヽ/ーx \,/
                           ト--==斗 '"⌒ヾ;_,ム,    ゙Y´ ̄´     ヾ/
                          ',    |     j}_,二≧x  j}          }
                          ',     j    ,ィソ _,,.. -‐==〕ヾ=x,    __,,/
                          /}ー一┴‐=彡'"´_,,.. -‐==}   `¨ ¨´
                          / /!    /,.'"´ _,,.. -ァ'⌒丶、
                    / /  「^ー=彳´ ,x<´   {     \
                    / /    {     j/      ノ       r=ヘ

他三人  「「「どちら様ァーーー!!!Σ(;゚Д゚)Σ(;゚Д゚)Σ(;゚Д゚)」」」
47アイクが伝説のスーツを手にした様です:2010/07/25(日) 12:12:17 ID:9LSyqmCq
3/5

アイク※ 「ん?俺だぞ俺」
ロイ   「何これ!!新手のオレオレ詐欺!?」
マルス  「・・・まさかのまさかだけど、パワードスーツを着たアイク兄さん?」
アイク※ 「ああっ、そうだ」
リーフ  「・・・ちっ、中身は綺麗な金髪お姉さんの方じゃなくてただのキンニクマンかよ」
     (なぁんだ。びっくりして損したよ!)
アイク※ 「・・・ふんっ!つ【アイスビーム】」
リーフ  「アッー!このひとd(カチンコチーンッ!」
マルス  「・・・・・本物のスーツなんだ、これ(汗)」
アイク※ 「ああっ、サムスに一日だけ貸して貰った」
マルス  「ちょwww一体何があったの!?」
アイク※ 「・・・ん、いつもの様に試合をやっててな。
      その後帰ろうとしたら、サムスが着てるパワードスーツを着てみないか?と言われたんだ」
リーフ  「ソレどういう誘い!?」
アイク※ 「で、実際装着してみたんだが中々の着心地だったぞ。
      あのボール形態(●←)に一度なってみたくて試したんだが、
      その後何故かサムスは苦虫を噛み潰したような顔をしていたな・・・」
マルス  (そりゃあサムス以外はモルフボールになろうとすると
      身体が収縮化に耐えられず圧死してきたからだよ!!?)
ロイ   (何!?じゃあアイク兄さんもパワードスーツに選ばれたと言っていいの?)
リーフ  (本当に人外だなぁ)
アイク※ 「・・・ちょっくら出かけてくる」
ロイ   「あっ、ちょ、兄さん!」


ならず者A「ゲヘヘ、こいつは上玉ですぜ」
ならず者B「よし、連れて行こう」
女性   「は、放してー!」
リーフ  「ああっ、女性が攫われそうになってる!」
アイク※ 「・・・オレが助ける!」
48アイクが伝説のスーツを手にした様です:2010/07/25(日) 12:13:35 ID:9LSyqmCq
4/5

アイク※ 「・・・・・その女を放してやれ」
ならず者A「何だ貴様は?変な格好しやがって」
ならず者B「オレは勇者で、こいつはバーサーカーなんだぜ・・・
      何のつまりかは知らんが、俺達二人の邪魔をするなら・・・」
アイク※ 「ぬぅん、はぁ、はあぁ!つ『A三連打、殴蹴斬』」
ならず者A「うボァー!」
ならず者B(くっ、何て戦闘能力だ!だが距離をとってトマホークで攻撃すれば勝機h)
アイク※ 「はっ!つ『B→、スーパーミサイル』」
ならず者B「ぐわああああ!!」
アイク※ 「・・・ついでにモルフボールをばら撒いておくか。つ『B↓、モルフボール×3』」
ポコッポコッポコッ・・・・・・ズドドドドドンッ!!
ならず者B「まさかの追撃イぎょあああァァッ!!!・・・ぐふっ」
兄弟家三人「「「元々強いアイク兄さんが更に強いーーーー!!!!!」」」
ロイ   (近距離はラグネルによる斬撃、中距離以上ならミサイルやアイスビームで攻撃とか・・・)
マルス  (いよいよ人を捨てた強さだね、まったく)
リーフ  「そんなのこのスレが始めて出来た時から分かっていた事ですが、何か?」
女性   「あ、あの・・・助けて下さりましてありがとうございます!」
アイク※ 「・・・無事で何よりだ」
女性   「こ、この後、一緒にお茶でも・・・」
アイク※ 「・・・・悪いが今は急いでいるんでな、これで失礼する」
女性   「_| ̄|○」

漆黒の騎士「・・・ぬっ、貴殿は・・・」
アイク※ 「漆黒の騎士か」
リーフ  「あ、こんにちは、漆黒の騎士」
漆黒の騎士「うむっ・・・・・そこのサムス・アランに頼みがあるのだが」
アイク※ 「?」
漆黒の騎士「頼む!私を次回の大乱闘ス○ッシュブラザーズに出してくれッ!!」
アイク※ 「な、何・・・!」
漆黒の騎士「私は過去に大乱闘FEブラザーズに出場した事があるが、
      その時はある理由で辞退した。しかし私自身は強者と戦いたい。
      初代スマブラから出場してきている貴殿ならサークライを説得出来るはずだ!
      お願いする!しっこくカレー:デラックスセットを半額にするので出してくれ!!m(_ _)m」
兄弟家三人「「「土下座とかコイツ全然プライドNEEEEEEE!!」」」
アイク※ 「あ、あのなぁ・・・・・こんな格好をしているが、俺はアイクだ」
漆黒の騎士「エッ(   )!?   ゚Д゚」
リーフ  「志村ー!顔、顔ー!」
アイク※ 「サムスにパワードスーツを貸して貰ったんだ」
漆黒の騎士「( ゚Д゚)・・・・・・・・・( ゚Д゚ )」
アイク※ 「騙すつもりは無かったが・・・すまん」
漆黒の騎士「ウワアアアアン!私の希望を返してくれェェェ!!(´;ω;`)」
49アイクが伝説のスーツを手にした様です:2010/07/25(日) 12:15:24 ID:9LSyqmCq
5/5

ヘザー  「この感覚・・・貴方、サムス・アランじゃないわね!?」
アイク※ 「良く分かったな」
ヘザー  「サムス・アランは女よ!紋章町最強のレズビアンの私を騙そうだなんて20年早いわね!」
四人   「・・・・・・・・・」

カシム  「・・・母が病気でお金が必要なんです・・・どうか私にお金を恵んで下さい・・・」
アイク※ 「ならこれを売るといい、良い金になると思うぞ。つ『スーパーミサイルの弾薬数個』」
カシム  (いや、ちょ・・・こんなの売れねぇよorz)
ロイ   (そもそもソレの類って売っていいの!?)

アイク※ 「ふぅ〜、楽しかったな」
マルス  「僕達は終始突っ込んでばかりいたような気がするよ・・・」
リーフ  「いい暇つぶしになったけどね」
アイク※ 「明日サムスにちゃんと礼をしなくては」


サムス  「・・・どうだった?」
アイク  「ああっ、とても楽しかったぞ。・・・感謝する」
サムス  「・・・ふっ、それは光栄だ
      その強さを見込んで、この後私と共に惑星ゼーベスへ来て欲しいのだが・・・」
アイク  「悪いがこの後エリンシアに頼まれてた買い物を済ませなくてはならない。
      これで失礼する」
サムス  「そ、そうか・・・・・・」



〜The End〜
50助けて!名無しさん!:2010/07/25(日) 12:26:15 ID:QW/ciYoT
サムソン&アラン「( ゚Д゚ )」

代理投下します
51スター俳優マルス 4章1/2:2010/07/25(日) 12:27:12 ID:QW/ciYoT
エフラムがいろいろと誤解してから二週間が過ぎた
マルスはエイリークとの特訓の他に全体練習にも参加していた

マルス「ふう…何とか間に合ったね」
マルスは特訓の末、ギリギリ二日前でマリス王子役を完璧に演じ切ることに成功した
シーダ「マルス様は凄いですね。完璧でしたよ」
マリク「僕達よりも台詞も出番も多いのに…さすがです」
マルス「エイリーク姉さんのおかげだね。あ、頼んでいたのはあるかな?」
マリク「あ、これですね。はい、どうぞ」
マリクが差し出したのはこの舞台のチケットである
マルス「せっかくだしみんなにも見てもらいたいからね」
シーダ「最初は恥ずかしがっていましたよね」クスクス
マルス「それは言わないでね。あとエイリーク姉さんがシーダに来てほしいってさ」
シーダ「はい、わかりました」

ちなみにマルス達が楽しそうに雑談している裏では…
ドーガ「楽しそうだな」
アベル「そうだな」
カイン「俺達はあくまで裏方だし仕方がないさ」
3人が泣きながら後片付け等の裏方仕事をしていた

シーダが兄弟家に来ると、すぐにエイリークが応対する
エイリーク「ああ、シーダさん。実はエフラム兄上にこれを渡したいからペガサスに乗せてほしいのです」
シーダ「ええ、わかりました。場所はどこですか?」
エイリーク「利府薬寺です」

いろいろと誤解してから約三週間、エフラムは利府薬寺の裏の滝で1人滝に打たれていた
剃髪はまだ済ませていないがこのまま出家も悪くないかともエフラムは思い始めていた
しばらくして、日課の修行を終え、エフラムは寺へ戻ってきた
エフラム「ただいま戻りました」
リフ「うむ、エフラム君。君にお客さんだ」
エフラム「客?」
エイリーク「エフラム兄上、お久しぶりです」
エフラム「エイリーク…とシーダさんか。何の用だ?」
エイリーク「明後日、この場所に正装して来ていただきたいのです」
エイリークの持つチケットはマルス主演の舞台のものである
ちなみに正装をしてもらうのはそれなりの場所であるためである
しかし芸術関係に疎く、未だに勘違いしていたエフラムはまたしても勘違いした
エフラム(こ、これは…まさか結婚式の…)
エイリーク「確かにお渡ししました。ではお待ちしています」
エフラムの返事を待たずにエイリークとシーダは去っていった
残されたエフラムは呆然としていた。すると隣にいるリフが話し掛けてきた
リフ「エフラム君、確かに彼女は異端かもしれない。けどいい妹じゃないか」
エフラムの勘違いを知らないリフはビラクの勘違いを信じていたエフラムの話を信じていた…
エフラム「はい…でも俺は」
リフ「行ってきなさい。彼女はわざわざ君に会いにきたのだから」
リフはたとえ避けられていても血を分けた兄、きっと幸せになった姿を見てもらいと勘違いしていた
エフラムは説明は何も言わないリフの考えを見抜き、腹を括った
エフラム「リフ殿…お世話になりました」
リフ「うむ、君はまだ若い。新たな道を探すのだ」

こうしてエフラムは更なる勘違いしたまま劇場へと向かうのであった
52スター俳優マルス 4章2/2:2010/07/25(日) 12:27:55 ID:QW/ciYoT
エフラムが下山して紋章町に向かっている頃、兄弟家では…

エイリーク「素晴らしかったですわね。2人とも息もピッタリですし」
シーダ「エイリークさんのおかげです」
エイリーク「私はただ頑張る2人を後押ししただけですよ」
シーダ「そんなことないです」ザバッ!
エイリーク「…それにしてもシーダちゃんも意外と胸があるわね」シクシク
シーダ「い、いきなりどうしたんですか!?」(///)
エイリーク「私にも分けて〜」ザバン
シーダ「え!?きゃっ!?」ザバッ

マルス「エイリーク姉さん…見境ないね」
ミカヤ「うちの風呂は壁が薄いから会話が丸聞こえね…」
エイリークの誘いで兄弟家に泊まることになったシーダはエイリークと風呂に入っていた
風呂でのやり取りは居間に集まる兄弟達に会話が丸聞こえであったのだが…
エリウッド「でも楽しそうじゃないか」
ロイ「エリウッド兄さんは最近エフラム兄さんがいないから体調が良さそうだね」
アルム「ところでみんなは血溜まりに浮かぶリーフ兄さんは無視なの?」
セリカ「リーフ兄さんは大丈夫よ、それより私を気にして」イチャイチャ
シグルド「KINSHINは許さないぞ!ふんっ!」ヒュッ!
リーフ「シ、シーダさんもエイリーク姉さんの毒g…ギャァァア!?ひとでなしー!」
ロイ「ファルシオンにティルフィング…これは酷い」
リン「ところでマルス、シーダさんは誰の部屋に泊まるの?」
マルス「さすがに男連中の部屋はダメだよね」
エリンシア「ならミカヤ姉さん、私、エイリーク、リン、セリス、セリカね」
ここぞとばかりに光らせる女性陣(セリス除く)
シーダに学校でのマルスのことやマルスとの馴れ初めを聞くためである
ミカヤ「な、なら私の部y…」
エイリーク「シーダちゃん、ちょっと狭いけど我慢してね」
シーダ「いえ、最後の確認も兼ねて演技指導お願いします」
アイク「決まりだな」
女性陣 「…orz」

マルス「さて、僕は台本の確認しようかな」
悔しがる女性陣をスルーし、男性陣は各々の部屋に移動した

ロイ「ところでさりげなくセリス兄さんが女性陣に入れられてたよね?」
リーフ「まあセリス兄さんだし」
ロイ「そうだね…まああの部屋ならシーダさんも大丈夫か」
リーフ「シーダさんがマミー君を見たらどうなるか気になるね」

5章へ続く

やべえ…エフラムの勘違いに歯止めが効かなくなっちまったw
シーダがマミー君に殴り掛かる状況…見てみたいなw
53枯れた名無しの水平思考:2010/07/25(日) 12:58:50 ID:N6uN39iv
>>45-49
アイクがサムスとのフラクラしててワロタww

>>51-52
エフラムの誤解をどう回収するのか見物だぜ
GJ!



そして妙なネタを投下
54この剣聖vs剣魔はフィクションです:2010/07/25(日) 13:01:18 ID:N6uN39iv
シャナンは夜道を一人で歩いていた。
そこに現れる一つの人影。

???「お前が『剣聖』シャナンか。」
シャナン「・・・誰だ?」
カレル「剣魔。」
シャナン「・・・っ!」

剣魔と名乗ったその男は、突然シャナンに切りかかった。

カレル「今のを避けるか・・・噂に違わぬ手練れだな。」
シャナン「・・・なるほど、貴様が剣魔カレルか。
    数多の剣士に決闘を挑み、斬り捨ててきたと聞く。」
カレル「我が身はもはや一振りの剣。
   強者との闘いこそが我が愉悦。」
シャナン「・・・」
カレル「構えよ、剣聖。次は斬る。」
シャナン「いいだろう。だが今日は日が悪い。」
カレル「ならば明日の夜だ。これ以上は待てぬ。」
シャナン「承知した。」
カレル「では今日は引かせてもらう。」

そう言うと、カレルはシャナンに背を向け、夜の闇の中へ消えていっt
55この剣聖vs剣魔はフィクションです:2010/07/25(日) 13:03:09 ID:N6uN39iv
シャナン「隙ありいぃィッ!!」
カレル「ぐふっ」


マシュー「シャナンは、カレルを、背中から斬った。」
ギィ「ひ、卑怯だろそんなの!」
マシュー「敵だと分かってるやつに、背を向ける方が悪いのさ。」
ギィ「わ、分かったよ!俺の負けだ!」
マシュー「また貸しが増えちゃったな〜(笑)」
ギィ「く、くっそ〜、覚えてろよ!」
56助けて!名無しさん!:2010/07/25(日) 15:23:20 ID:FL5h4BvR
代理投下

57スター俳優マルス 5章1/3:2010/07/25(日) 15:24:04 ID:FL5h4BvR
舞台前日…下山して町に帰ってきたエフラムは一晩泊まるところを探していた
エフラム「参ったな…お金がないからホテルは使えん」
ひたすら迷った末、エフラムは公園のベンチで一晩を過ごすことにした
エフラム(まあ夏だし死にはしないだろ。明日こっそり家の風呂を借りよう)
そんなことを考えながらベンチに座っていると隣に誰かが座った
???「ようやく見つけたよ」
エフラム「ん、誰d…ってお前は!?」
エフラムの隣に座ったのは練習を終えて帰宅するマルスであった
マルス「まったく、散々家族に心配かけて…はいないか」
エフラムはなんだかんだで誰かしらが連絡していたので心配はかけていない
むしろ喧嘩がなくなりエリウッドの健康な日は増していたりする
エフラム「…なあマルス。お前も(シーダさんを取られて)大変だよな」
マルス「いきなりなにさ?まあ(一ヶ月の練習は)大変だったよ」
エフラム「エイリークももう少し(シーダさんを奪う方法を)優しくすべきだよな」
マルス「いや、あの状況じゃ(スパルタ指導でも)仕方がないさ」
エフラム「お前…(恋人を寝取られたのに)意外と元気だな」
マルス「まあ(エイリーク姉さんやシーダとの練習は)楽しかったしね」
エフラム「そうか…あと今日はうちには帰らないからみんなに伝えてくれ」
マルス「あ、ああわかったよ。ミカヤ姉さんに伝えとく。でもどこで寝るの?」
エフラム「ん?ここだが」
マルス「ちょ!?せめて布団と風呂があるところに寝なよ!?」
エフラム「そうは言っても金がないからホテルにはな…」
マルス「…ちょっと待ってて」
そう言ってマルスは少し離れたところで電話し始めた

マルス「あ、オグマ。君の家に一晩だけ一人泊めてくれない」
オグマ「それは構わんが誰だ?」
マルス「君の仲間。具体的に言うとロリコン」
オグマ「…ユミナ達は大丈夫だろうな?」
マルス「大丈夫、手は出さないから。じゃあよろしく」

電話を終えたマルスは再びベンチに戻ってくる
マルス「とりあえずオグマの家に泊まりなよ。あとで制服は届けるよ」
エフラム「悪いな。そういえば明日はお前も行くのか?」
マルス「うん?僕は(主役だし)行かないと行けないよね」
エフラム「そうか…(寝取られた)お前が行くなら俺も行かないとな」
マルス「まあ楽しみにしてなよ」
エフラム「ああ、また明日な」
そういって2人はそれぞれの行く道へ歩いていった
58スター俳優マルス 5章2/3:2010/07/25(日) 15:25:00 ID:FL5h4BvR
エフラムとオグマの幼女を守るためのトークが夜まで続いたとか
エイリークとマルスの最後の特訓があったりとかした舞台前日もあっという間に過ぎ
エフラムが昼頃に起きるとオグマ達の姿はなく、きちんとたたまれた制服が置かれていた
エフラムが制服に着替え、覚悟を決めて会場へと向かっていた頃
兄弟家も会場に入り、マルスの舞台を楽しみにしていた
ロイ「ヘクトル兄さんは今日も寝るんだろうね」
ヘクトル「せっかくマルスが頑張ってるのに寝れるか!」
リン「…まあ頑張ってね」
アイク「俺は…大丈夫だろうか」
ミカヤ「最悪起こしてあげるから頑張って」
シグルド「パンフレット買ってきたぞ。みんな見よう」
リーフ「どれどれ」

〜合唱 FEのテーマ〜
アカネイア小学校学童、幼稚園児童
〜暗黒魔王と光の勇者〜
アカネイア演劇クラブ

キャスト
光の勇者マリス王子:マルス
シーナ姫     :シーダ
暗黒魔王     :ハーディン
宮廷騎士リーク  :ルーク
宮廷騎士ラディ  :ロディ
宮廷騎士セシリー :セシル
傭兵シグマ    :オグマ
魔法使いマリオ  :マリク
ペガサス3姉妹  :パオラ、カチュア、エスト
旅の踊り子フィーネ:フィーナ
その他裏方やドラゴン役など
エリンシア「うーん、みんなKINNNIKUが足りないわね」

兄弟達は皆マルスの勇姿を楽しみにしていた
しかし控室で予期せぬアクシデントが起こる!突如ルークが倒れたのだ
ルーク「ぐわぁ…は、腹がいてぇ…」
ロディ「ルーク大丈夫か!?」
ルーク「だ、だいじょ…グハッ!!」バタッ
レナ「レスト!…だ、ダメです。意識が回復しません」
オグマ「どうする?ルークの役は比較的台詞も出番も多いぞ」
マルス「……僕に考えがある。レナはルークを病院に、皆は準備して」
一同「はい!」
ちなみにルークの腹痛は会場入り前に付近である女性が売っていた弁当を食べたのが原因である

マルスは観客席へと急いでいた。ルークの代わりをできる唯一の人を目指して…
59スター俳優マルス 5章3/3:2010/07/25(日) 15:25:44 ID:FL5h4BvR
兄弟家が集まる観客席ではエフラムが来ないことを皆心配していた
ヘクトル「それにしてもエフラムの奴遅いな」
エリウッド「エフラムもいろいろあるんだろう」
エイリーク「でもエフラム兄上は必ず来るはずです」
マルス「いた!エイリーク姉さん、お願いがあるんだ!」
息を切らせながらマルスはエイリークの名を呼んだ
そう、一ヶ月間マルスや皆の練習を見てくれたエイリークなら代役もできる
マルスはそう信じてエイリークを呼びに来たのである
エイリーク「マルス、もうすぐ開幕なのにどうしたの?」
マルス「ルークが倒れて困っているんだ。エイリーク姉さんに代役を頼みたいんだ!」
ルークが倒れたと聞きエイリークは驚きの表情を浮かべる
しかし困っているマルスの表情を見てエイリークは真剣な表情に変わる
エイリーク「…わかりました。行きましょう」
マルス「ありがとう!こっちだ」
マルスはすぐにエイリークの手を引っ張り走り去った
ちょうどエイリークが見えなくなった時、未だに勘違いしたままのエフラムが来た
エフラム「みんな、久しぶりだな」
ヘクトル「お、来たか」
エリウッド「みんな心配していたぞ」
エフラムは会場を見てずいぶん変わったところで結婚式をやるんだなと考えていた
しかし舞台がどうのこうのと周りの会話を聞いて新たな結論に達した
エフラム「そうか、きっとエイリークの得意な舞台で演出するのか」
普段のエフラムなら自分は勘違いしていたのではないかと考えるのだろう
しかし一ヶ月間勘違いをしていたエフラムにはただの劇とは考えられなかった

エフラム「マルスとエイリークはどうしたんだ?」
ヘクトル「2人とも控室に行ってるぜ」
エフラム「そうか…少し話したかったんだがな」
ヘクトル「終わってからゆっくり話せばいいだろ」
エリウッド「2人とも、そろそろ始まるから静かに頼むよ」
2人「「はーい」」

一方その頃控室では
エイリーク「わかりました。男装なら慣れてますしやりましょう」
マルス「ありがとうエイリーク姉さん。台詞は…」
エイリーク「基本的に全員分の台詞は暗記しています。以前やりましたから」
シーダ「さ、さすがです」
マルス「おっと、そろそろ始まるね。みんな、頑張ろう」
一同「「「「「おー!(はい!)」」」」」

こうして波瀾万丈な予感のする舞台はいよいよ開幕する

終章へ続く…

エフラムがいくらなんでもバカ過ぎたかも…
まあ最後までエフラムには勘違いしまくって欲しいから許してほしい
エフラムファンの人、ごめんなさい
60助けて!名無しさん!:2010/07/25(日) 20:07:26 ID:eMJNWz4/
>>19
>>24
セリカ「何で私の事ディスってるのよ!!?
    …私だって、リーフのお姉さんじゃないの…(シュン」


自分だけがハブられてセリカは落ち込んだようです
61助けて!名無しさん!:2010/07/25(日) 20:52:01 ID:N6uN39iv
そういやリーフとセリカの絡みって少ないな

というかセリカがアルムとの絡み以外で出てくるのって少ないのな
62助けて!名無しさん!:2010/07/25(日) 20:52:17 ID:odGOrFql
>>60
あー、このスレって実は兄弟の順番が正確には決まってなくってな、
(といってもほとんどの奴は大体決まってるんだが)
聖戦子組と外伝組は職人によって上下が違ってるんだよ。昔っから。

ババァ扱いされてなくてよかったじゃないか。
かわいい妹アピールでもしてなさい。どっかのシスコンが引っかかるかも知れんぞ。
63助けて!名無しさん!:2010/07/25(日) 21:09:12 ID:X12EBfp3
どっかのシスコンとか言っても妹で釣れるのは同じ家に住んでる
槍使いの兄貴くらいしかいねーじゃねーかw
64助けて!名無しさん!:2010/07/25(日) 21:30:44 ID:8aLWH+Z1
代理投下します
65スター俳優マルス 終章1/5:2010/07/25(日) 21:31:48 ID:8aLWH+Z1
幕が上がり、チキやファ、ミルラ等の見慣れた顔がエフラムの目に映る
エフラムはきっと結婚式のお祝いに合唱しているのだと思いながら子供達の合唱を聞いていた

舞台の横では緊張しているシーダを励ますエイリークがいた
エストと仲良く話すアベルを見つめるパオラがいた
台本を読みながら準備をするロディとセシルがいた
そして、みんなを励ますマルスがいた

チキ達の合唱が終わり、いよいよ出番である
マルス「みんな、今日まで素人の僕のために一緒に練習してくれてありがとう」
エイリーク「マルスのために頑張ってくれた皆さん、ありがとうございました」
マルス「ルークのことは残念だけど僕達は立ち止まれない。みんな、頑張ろう」
一同が雄々しく返事をするのを確認したマルスは舞台へ向かう
そして皆が配置に着いた時、幕がゆっくりと上がり始めた

エフラム(む…幕が上がりはじめた。あれはマルスか?)
エフラムの視界には城にいたマルスの元に兵士が来るところが映る
次に魔王軍の襲来を知らす伝令役の…
エフラム(む、あれはエイリークか?)
代役等の事情を知らないエフラムはエイリークと確信は持てない
エイリーク「マリス王子、もはやここまでです!逃げましょう」
マルス「嫌だ!皆が戦ってる中で僕だけが逃げるのは嫌だ!!」
エイリーク「マリス王子…すみません!」
マルス「リーク、何を…うっ!?」バタッ!
エイリークがマルスを殴り気絶させる。ここらへん2人とも練習していたので問題ない
兄弟家の面々も様々な感想を抱きながら劇へ没頭していった
エフラムもまた、マルスの演技に感嘆しつつ劇へと没頭していた

ルークの離脱というアクシデントもあったが特に問題もなく進行していく舞台
場面はシーナ姫がさらわれてマリス王子が1人で追い掛けるところである
魔王に洗脳されたシーナ姫がマルスを殺す場面まで来る
マルス「シーナ姫…君に刺されて君が助かるなら本望だ」
シーダ「………」ドスッ!
マルス「ウッ!…」バタッ
シーダ「は、私は何を!?マリス王子!?私は…」

エフラムはこの場面を見て既視感を感じ始めていた
エフラム(おかしい…この場面を俺はどこかで見たような気がする…)
エフラムが既視感を感じたまま、舞台は終盤へと進んでいった…
66スター俳優マルス 終章2/5:2010/07/25(日) 21:32:36 ID:8aLWH+Z1
場面は部屋に1人佇むシーナ姫が心を閉ざし、塞いでいるところである
この時シーナ姫はペガサスナイトの軽鎧から純白のドレスに着替えていた
エフラム(むう…あのドレスは…どことなくショーケースのウェディングドレスに似ている)
そう、エフラムの考えの通りである。あの日シーダとエイリークはこのドレスを貸してもらうようにお願いしていた
エフラムは店に入るところを勘違いしていただけなのである

さて、再び場面は変わりマルス達が魔王と対峙する場面である
いよいよクライマックスが近づくにつれて、エフラムはあることに気がつき始めた
エフラム(もしかして…俺はとてつもない勘違いをしていたんではないのだろうか)
エフラムがそう考えた頃、場面はマリス王子がシーナ姫と再開するところになる

マルス「シーナ姫!無事でよかった!さあ私と行きましょう」
シーダ「ワタシハマリスオウジヲコロシタ…コノママココデ…」
マルス「姫!私はここにいます!だから目を覚ましてください」
マリク「王子、姫は魔法で催眠術にかけられています」
マルス「そうなのか?ならどうすればいいんだ」
マリク「王子の精一杯の気持ちを…ですが言葉ではダメでした…」
マルス「なら!!」
マルスはシーダを抱きしめる
マリク「ダメです!まだ催眠術は解けていません」
エフラム(あの体勢は…あの日エイリークとマルスが…)
今マルスとシーダが抱き合っている体勢は一ヶ月前にエフラムが誤解した時の体勢である
そしてマルスは抱きしめるのをやめる…両手でシーダの肩をつかみ…
マルス「シーナ姫、これが僕の気持ちだ…」
王子が魔法をかけられた姫に口づけをする…魔法の解き方の王道である
シーダ「…マリス王子…わ、私はあなたを」
マルス「いいんだ…僕は君を助けに来れた。それでいいんだ」
シーダ「王子…」
涙を流すシーダとマルスの会話。これも一ヶ月前にリーフとリンが聞いていた台詞である
リーフ(うわあ…一ヶ月前の時よりもずっと素敵だね)
リン(私もあんな台詞を言ってみt…言われたいわね)
2人の会話が終わり、場面は魔王と戦うエイリークとオグマに変わる
本来ならばルークとオグマ、ハーディンは殺陣の打ち合わせをしていたが
直前に代役を引き受けたエイリークは殺陣の打ち合わせはできなかった
この場面ではエイリークの役が主役で、魔王と一分間剣劇を行う予定である
ハーディンはエイリークにオグマ中心に変更し、弱めにするのを提案した
しかしエイリークはそれを断り、オグマとハーディンの剣の太刀に合わせると言っていた
そしてエイリークとオグマとハーディンは打ち合わせ抜きでエイリークと剣を交え始めた
67スター俳優マルス 終章3/5:2010/07/25(日) 21:33:21 ID:8aLWH+Z1
ハーディンは目の前の光景を信じられなかった
いくら私が普段は槍を使うとはいえ、剣も達人級であるはずである
それなのに目の前の少女は私の太刀筋を見極め、見事な剣劇を繰り広げていた
その少女の隣で剣劇に参加するオグマも同様の感想を抱いていた
エイリーク「今です!!」
予定通り一分間の剣劇を締めくくる最後の一撃をハーディンに決める
ハーディンとオグマはマルスの姉、エイリークに戦慄を覚えていた

エフラム(あの剣の型…どこかで見たような…やはりエイリークなのか)
多くの観客も美しい剣劇に見取れていた中でエフラムはエイリークだと確信した

魔王がうろたえていたそこへマルス、シーダとマリクが舞台へ登場する
いよいよクライマックスである。魔王を騎士と魔法使いが足止めする
その隙に王子は姫のペガサスに一緒に乗り、2人で魔王を倒す
エフラムは先程のエイリークの繰り広げた剣劇に比べたら
魔王の最後はあっさり終わってしまったと感じていた

最後にみんなが見守る中で王子が姫に求婚し、姫が頷くところで幕が閉じる

鳴りやまぬ拍手の中、再び幕が開くとマルスとシーダ、そしてエイリークが立っていた
エイリークは予想外だったのか少々浮足立ってキョロキョロしている
よく見るとマルスとシーダの手には花束が握られていた

マルス「今日は僕達の舞台を見ていただき、ありがとうございました」
シーダ「観客の皆様、そして裏方の皆様、本当にありがとうございます」
マルス「僕達がここまで出来たのはここにいるエイリーク姉さんのおかげです」
エイリークの名前が出た途端、観客席がざわめく
エイリークはその道でも将来有望な役者として有名であったからだ
シーダ「一ヶ月間、私達の練習を手伝ってもらいありがとうございました」
そう言うとマルスとシーダは手に持った花束をエイリークに渡す
エイリークは受け取ると軽く嬉し涙を流しながら観客席に一礼した
それに合わせてマルス、シーダも一礼する
再び観客席からは鳴りやまない拍手が響き、舞台は終わった

そしてエフラムは自分がとてつもない勘違いをしていたことにようやく気づいたのであった
68スター俳優マルス 終章4/5:2010/07/25(日) 21:34:11 ID:8aLWH+Z1
無事に舞台が終わったあと、マルスとシーダ、エイリークは打ち上げに参加していた
皆がドンチャン騒ぎをしているなかでエイリークは2人に声をかけられた
ハーディン「エイリーク殿、あなたの剣捌きは素晴らしいですな」
オグマ「俺達も自信はあったんだがな…今度手合わせ願えないか?」
エイリーク「いえ、私なんてまだまだですわ。それでもよろしければ…」
ハーディン「よろしく頼む」
オグマ「ハーディン殿、俺ともやるか?」
ハーディン「お、いいですな。では行きましょうか」
そしてオグマとハーディンは打ち上げ会場を去っていった

マルスとシーダも打ち上げ会場からこっそりと2人で抜け出していた
2人は会場に程近い公園のベンチに座り、会話を始めた
シーダ「今日の舞台、成功して本当によかったです」
マルス「ああ、僕が頑張れたのはエイリーク姉さんとシーダのおかげだよ」
シーダ「エイリークさんはわかりますが…私もですか?」
マルス「シーダのキスは僕以外に取られたくないからね」
マルスは自分の顔が真っ赤になっているのを感じていた
同時に、今が夜で周りが暗いことに感謝していた
シーダ「マルス様…」
マルス「シーダ…」
2人は再び見つめ合うと口づけをする。今度は誰も見ていなかった

エイリークがハーディンとオグマとの会話を終えると今度はエフラムが呼びに来た
エフラム「ここで話すのもあれだし、ちょっと公園に行かないか?」
エイリーク「はい、行きましょう兄上」

マルスとシーダがキスしていたベンチの反対側に2人は座る
エフラム「一ヶ月間マルス達に教えていたんだな」
エイリーク「はい」
エフラム「俺はな…ずっと勘違いしてたんだ」
エイリーク「そうなんですか」
エフラム「てっきりお前がマルスやシーダちゃんを好きになったのかと思ってた」
エイリーク「シグルド兄上やヘザーさんには聞かせられませんね」
エフラム「ああ」
エイリーク「兄上は…もし私が結婚するならどう思いますか?」
エフラム「そうだな…エイリークが幸せだと思うなら反対はしないさ」
エイリーク「そうですか…」
エフラム「好きな人はいるのか?」
エイリークはエフラムの問い掛けに心の中で何人かが浮かぶ
ヒーニアス、ゼト、サレフ…私に好意を持ってくれている殿方達
ターナ、ラーチェル…私の数少ない親友達
そして…エフラム兄上…
エフラム「む、顔が赤くなったな。そいつが好きなんだな」
エイリークはエフラムの指摘を受けて慌てる。慌てたエイリークはごまかすために話題を変えた
エイリーク「い、一ヶ月間も勘違いで家出なんて笑えますね」
エフラム「まったくだ…みんなが連絡してくれたから心配してないからよかったよ」
エイリーク「私は…ずっと兄上のことを心配していましたよ」
エイリークは少し意地悪な笑みを浮かべながらエフラムを見た
エフラム「そうか…すまない」
エイリーク「……てください」
エフラム「え?」
エイリーク「すまないと思うなら撫でてください」
エフラム「あ、ああ」
エフラムは少し恥ずかしそうにエイリークの頭を撫でる
エイリークは幸せそうな表情をしながらエフラムの肩に頭を乗せる
端から見ていると2人は幸せそうな兄妹ではなく恋人のように見えたのであった
69スター俳優マルス 終章5/5:2010/07/25(日) 21:35:11 ID:8aLWH+Z1
舞台の翌日、兄弟家にエフラムが戻りいつもと変わらぬ日常が帰ってきた
エフラムとヘクトルの喧嘩を見て血を吐くエリウッド
いちゃつくアルムとセリカにティルフィングを投げるシグルドと直撃するリーフ
リンをからかいプロレス技をかけられるマルス
周りの喧騒をを気にせずに黙々と食事をするアイク
後片付けを始めるミカヤとエリンシア
食事の後片付けを手伝うセリスとロイ
そんな日常を一ヶ月間待っていたエイリークは、自分でも気がず微笑んでいたのであった

ところでエフラムの勘違いの結果、エイリークはあらぬ誤解を受けていた
町を歩けばヘザーさんに追われたり、ビラクさんに励まされた
ヒーニアス、ゼト、サレフには目を覚ましてくれとしつこく言われつづけた
久々にラーチェルに会ったらエイリークが望むなら私は…と顔を赤らめながら迫られた
どうやら今日は帰ったらエフラム兄上にお仕置きをしなければいけないようだ
私はどんなことを兄上にやらせるかを考えながら騒がしく楽しい家へと帰るのであった
〜fin〜

お、終わった…勢いで初挑戦だからいろいろ恥ずかしいけど楽しんでもらえれば幸いです
最初は劇も書きたかったんだけど長くなりすぎて書けなかったのは内緒だ
ぶっちゃけマルス×シーダとエフラム×エイリークを書きたかっただけなんだ
うん、すまない。実は最初からマルス×エイリークは考えていなかったんだ
あとルーク好きな人は活躍どころか悲惨な役にしちゃってごめんね
70助けて!名無しさん!:2010/07/25(日) 21:41:51 ID:aka1jvq9
>>45-49
奇跡のクロスオーバー!
ってなんでやねんwww
アイク意外と機械も使えたのか・・・・・・

>>54-55
シャナンwww
このカレルは枯れる前のカレルですね
以前のカアラが主人公の作品思い出したわ

>>57-59
>>65-68
乙!
一言でまとめると
これは壮大なシスコンの物語である・・・・・だな
エフラムがロリよりシスを前面に押し出した作品は久々に見た気がする


全員まとめでGJGJ!でした
71助けて!名無しさん!:2010/07/25(日) 22:58:27 ID:HWxr73+s
>>65-68
乙!
もうエイリークの婿はエフラムでいいよ
あれ…?なんか後ろからティルフィングが飛んでき
72助けて!名無しさん!:2010/07/25(日) 23:18:16 ID:fGSGfdKo
>>67
>エフラムは先程のエイリークの繰り広げた剣劇に比べたら
>魔王の最後はあっさり終わってしまったと感じていた
ここらへんはなんとなくFEのボスの伝統みたいだな。
新紋章はどうなのかわからんけど。
初作品GJでした。
あ、ひとつ指摘すると、文章の最後の「。」はきちんといれるといいと思う。

もうひとつ、みなさんに質問だけども、>>60で話に出たように、
兄弟家の順番て>>2の上からってことでいいんだよね?
73助けて!名無しさん!:2010/07/25(日) 23:24:49 ID:gHWo6Xap
どうなんだろうな?
俺は聖戦子世代組を外伝組が「兄」と呼ぶネタが多い印象だけど、
逆は殆ど見ないきがする
74助けて!名無しさん!:2010/07/25(日) 23:25:26 ID:8aLWH+Z1
年の近い連中(エリウッドとヘクトル、エフラム)(マルス、セリス、リーフ、アルム、セリカ)
とかは厳密に決まってないよ。
ネタによって違ってたりする。

つまり職人次第。
75助けて!名無しさん!:2010/07/25(日) 23:31:57 ID:fLvR4XXa
メンバーさえ守られてれば順番は割と自由な気ガス。

まあさすがにエリンシアが最年少とかはあり得ないと思うけどさw
76助けて!名無しさん!:2010/07/25(日) 23:42:01 ID:fGSGfdKo
>>68
>ヒーニアス、ゼト、サレフ…私に好意を持ってくれている殿方達

リオン「(´;ω;`)」

>>73-74
なるほど。
今書いてるネタで、どうも年齢が合わない部分が出てしまったんだけど、
あんま厳密にしなくていいんだな。
77助けて!名無しさん!:2010/07/26(月) 00:41:42 ID:h1TBBb9m
>>75
上の方でもエリンシアの扱いが大学生だったり主婦もどきだったりで違うしね。
ある程度固まってるっぽいけど、その中であれば比較的自由な気がする。
78助けて!名無しさん!:2010/07/26(月) 00:45:33 ID:LtNmbvzR
そういえば昔、兄弟の順番で絶対に守らないといけない事として、
ミカヤ>他の兄弟
シグルド>せりス>リーフ
エリウッド>ロイ
ってのがあった気がする

まぁ、この三つに関しては原作知ってりゃ「言われなくても」って感じはするがw
79助けて!名無しさん!:2010/07/26(月) 00:50:59 ID:9lPeA8Ue
エリンシアが大学生なんてネタもはや忘却の彼方だった…3スレあたりだっけ?
80助けて!名無しさん!:2010/07/26(月) 03:37:53 ID:SdAy9spc
セリカ「アルム!!見てこれ!とある雑誌で外伝の特集してるわ!」
アルム「本当だ!すごいや!珍しいこともあるもんダネ!」
セリカ「あとこれも見て!人気投票もやってるわ!」
アルム「なんだって!?よ〜し!僕はセリカに1票いれるぞ!」
セリカ「私はアルムに1票入れるわ!」
アルム「もしかしたら外伝もリメイクされる日が近いのかな?」
セリカ「きっと来るわよ!信じて待ちましょう?」
アルム「セリカ…」
セリカ「アルム…」
シグルド「KINSHINは許さんぞー!あとついでに兄さんを差し置いてリメイクなど許さんぞー!(泣)」

マルス「プッwあんな長ったらしいマップの聖戦なんかリメイクしたって無駄だってwww」
セリス「マルス兄さん・・・今なんて言ったの…?聖戦が…無駄?」
マルス「い…いや、何も言ってないよ。ハハハ…(…やべぇ…セリス怖えー)」
81助けて!名無しさん!:2010/07/26(月) 10:40:48 ID:DMycM2ki
>>57-59
>>65-68
エフラムがロリコンじゃないネタは久しぶりすぎて新鮮に感じてしまう、不思議!
GJ!

>>75
そうか、てっきり>>2の上から下へ行くほど弟、妹へとなっていくと思ってたよ


別にリメイクが嫌な訳ではないが、そろそろ新作を出してほしいなぁ。もっと兄弟欲しいし
新作→リメイク→新作→リメイクみたいな感じでもいいからさ
82助けて!名無しさん!:2010/07/26(月) 11:11:57 ID:WASqcIrJ
>エフラムとオグマの幼女を守るためのトークが夜まで続いたとか

シスコン面がクローズアップされたのであって、ロリコンでないわけじゃないようだぞ。
この一文でそれがわかる。
どっちにしろ彼に”普通”の2文字はないようだ…

兄弟家変態三巨頭はエリンシア、エフラム、リーフだと思ってる。
この3人が他より変態度が高いwwwwwww

そんな3人が好きだ!
83助けて!名無しさん!:2010/07/26(月) 14:02:11 ID:0EKhO948
>>82
リーフ以外の2人は変態じゃないぞ
ただかなり特殊な性癖を持っていて、
かつ自分が普通じゃないことに気がついていないだけだ!
・・・・・あれ?

84レンタルビデオ屋の憂鬱:2010/07/26(月) 15:16:40 ID:EKvyx9B6


午前中で大学の講義が終わった私はバイトに精を出していた。
今月飲みすぎて金がねぇ……
このままじゃーアパートの家賃もやべぇしちっとバイト増やさねーとなー。

私のバイト先はちっぽけなレンタルビデオ屋だ。
つっても今はDVDだからビデオ屋ってのは名ばかりなんだが小さいとこなので客もあんまこねーし、
シフトも一度に一人しか入らないのが気楽で気に入ってる。
人気のほとんど無い店内なら遠慮なくカウンターでタバコ吸えるしな。
マチュア「ぷは〜〜」
さっそく一服してると客が来た。ウゼーけどしゃあない。一応タバコは消す。
お、ありゃあKINNIKU姉さんじゃんか。
名前なんざ知らないけど毎回KINNIKUモノのDVDを借りてくんで私は内心そう呼んでる。
店の会員証に名前が載ってたはずだが、んなもんイチイチチェックするほど私はマメじゃないし。

そういやバアトルの新作入ってたな。相変わらず情報はやいなー。
脇目も振らずにバアトルコーナーに向かっていく。
後は多分オスティアムービー発売のマッスルアーマーズのイメージDVD、
「夏の太陽に蒸れる鎧」(監督リリーナ)を借りていくと見たね。
同社の「ゴンザレス万歳」(同じく)も借りてくかもしんない。
よし、当たったら自分にご褒美で晩酌にビール付けよう。

エリンシア「これと…これをお願いします」
マチュア「へい毎度」
うわ…予想がドンピシャリ…
エリンシア「ハァハァハァ…こ…これから脈動するKINNIKUがTV一杯一杯…ハァハァハァ」
鼻血零しながら帰っていった。
いっつもそうなんだよなーあの人。
床モップがけする私の身にもなって欲しいもんだ。
85レンタルビデオ屋の憂鬱:2010/07/26(月) 15:17:22 ID:EKvyx9B6


綺麗になったので休憩タイムだ。
休憩室に引っ込んでゴロゴロすることに決定。一応部屋からカウンターは見えるから客がくればわかるしな。
来ない方が楽でいいけど。しっかしビールが無いと塩辛だけ食っても味気ねぇ…今度ビールも持ち込もうかな?
あ、いけないいけない。それで金が無くなったんじゃんか。んなことしてたらバイト増やす意味ないって。
つーかこんな事してっから彼氏できないのか私は?
うるせー大きなお世話だ。

んな事してたら客が来たな。なんか今日は多いなー。
お、アレは私のアパートの上の階に住んでるヤツじゃんか。なんつったっけ…オルソン?
なんかいっつも朝早く出かけて夜遅く帰ってるのにこんな時間帯に見かけるなんて珍しいなー。
休みなのか?

何借りてくんだろと眺めてたら予想を裏切らずアダルトコーナーへ向かっていく。
ま、男なんてそんなもんだ。
…その時自動ドアが開く。おんや、もう一人お客さんだ。
この店じゃあ初めて見る顔だな。いかにもって感じの貴族のお嬢さんだ。
オルエン「イリオスー! やっと追いついたわ♪」
イリオス「のわああああああああっ!?」
オルエン「イリオスの家に向かってたら途中で見かけたから…慌てて追いかけてきちゃった」
…なんだあの野郎彼女いたのか…平民のくせして。
なーんて平民の私も思ってもーた。
いいじゃんそれくらい、彼氏いねー女子大生がこんなもん見せられちゃ気持ちもやさぐれるってもんよ。

オルエン「ところで…ここは何のお店なの?」
イリオス「こここここはだな。DVDを貸してくれる店なんだ。なんか見ようと思ってな」
さりげなくアダルトコーナーに向かってた足の向きを変えやがった。
エロDVD借りようとしてたなんて彼女にゃ知られたくないよね。
オルエン「そうなんだ。私そういうお店って初めて!それで何を借りに来たのかしら?」
イリオス「そ、それはな。何か映画で面白いのないかと思ってな!」
オルエン「…映画なら映画館を借りればいいと思うけど?」
もの珍しいのかキョロキョロしてる。てかさりげに凄い台詞が出たような…
あの平民にゃ釣り合わなさそうな貴族のご令嬢っぷりだなー。
焦った平民はお嬢様の手を引っ張って名作映画コーナーに連れてった。
いつまでもアダルトコーナーのそばにいられないわな。
結局平民は名作「パレスの休日」と「宝と共に去りぬ」を借りていった。
ま、エロDVDは次の機会だな。
つか一緒に見ようと喜んでるお嬢様を見てて思ったんだが、エロDVD借りるよかよほど幸せなのと違うか平民?
86レンタルビデオ屋の憂鬱:2010/07/26(月) 15:18:22 ID:EKvyx9B6


連中が帰った後はなんかやさぐれてタバコをふかしちまった。
マチュア「ちくしょーなんで彼氏できないのかなー。見てくれはそう悪くないと思うんだけど…
     やっぱ体格か? 自分より背の高い女は嫌なのか? あ〜やってらんね〜いーじゃんか背ー高くたってさ〜」
なんてボヤいてるとまた客だ。
吸い終わるまで待ってて欲しいよまったく。

この日はやたら客の多い日だったな。
パイナップルが「101回目の隣接」を借りてったかと思えば、ちっこいポニテ娘が「座頭剣魔」
デコに変な模様付けたガキは「セリス2/1」
背の高いイケメンが「ロリータ(グラン歴776)」を借りてった時はがっくりきたね。
幼女がイケメンの心を引き付けて私が独りもんなんて世の中間違ってる。

さて…そろそろ店じまいの時間だ。支度をしてるとギリギリで客がきやがった。うぜぇ。
…ってありゃこの前の少年じゃんか。
帽子とグラサンつけてなにやってんだあのガキ?
リーフ「ハァハァ…前の店では年がバレて借りられなくなってしまった…今度は気をつけないと」
おーい、聞こえてるぞー。
…少年が精一杯背伸びして大人の世界を覗こうとしてんだな…
なんだか生暖かい視線を少年に向けてやる。
まったく迷わずリーフ少年はアダルトコーナーに入っていった。
どうすっかなぁ…適当に見逃してやってもいいがここは一つからかってやるか。
背後からいきなり声をかけてやる。
マチュア「君〜ここは大人のコーナーだよ? 補導員としちゃーほうっておけないなぁ。学校どこ?
     家の電話番号は?」
リーフ「ぎゃあああああああああ!?出来心だったんです許してください!?
    第2次成長期の少年のほんの好奇心だったんです!!!!!!!」
…そこまでビビることないじゃん。
87レンタルビデオ屋の憂鬱:2010/07/26(月) 15:19:16 ID:EKvyx9B6


マチュア「あ〜脅かしてわりぃ…私だよ私」
リーフ「ああっマチュアおねいさん!? お…おねいさんにこんな姿を見られるなんて…
    エロDVDを借りようとする浅ましい僕の姿を…これなんて羞恥プレイハァハァ…」
…ダメだコイツ…早くなんとかしないと…

だがリーフ少年は驚くほど立ち直りが早かったっつーか開き直ってる。
リーフ「優しいおねいさんなら僕がエロDVDを借りるのも見逃してくれるはず…
    ありがとうおねいさん…またデートしようよ!」
マチュア「うわー堂々としてんなー。ちっとは恥ずかしがれよ」
リーフ「中高生男子がエロに興味があるのは自然な事さ!なんも悪いことじゃないよ!」
マチュア「いや…そりゃそうだけどさ…私だってめんどくせーし貸してもいんだけど、
     後で店長にバレたら叱られんのよ」
リーフ「なんと…おねいさんに迷惑はかけられないよ。それじゃあ我慢するよ!
    ところでお店が終わったら時間ある?僕とトラキアの寂れた夜景を見ながらディナーでも…」
言いかけたところに吸ったタバコの煙を吹いてやった。
リーフ「ゲホゲホゲホッ!?」
マチュア「もう夜遅いっつの。マセた事言ってないで帰らないとだめだぞー」
リーフ「それじゃ残念だけどまた今度日中にデートしましょう!約束を楽しみにしてるよ!」
…ちょっと待て、いつ約束になった。
などと突っ込む間もなく少年は駆け去っていく。いや、たしかにこないだは楽しかったけどさ。
遊び友達ならともかくぶっちゃけアンタ、彼氏としてはこれっぱかしも好みじゃないんだけど。

駆け去る少年の後ろ姿を見送ってると…リーフ少年の足元に魔方陣が現れ…消えた。
よくわかんねーヤツだなー。おもしれーからいーけどさ。
おっといけない店じまい店じまい。

その晩は部屋で晩酌して…結局バイト増やした意味は無くなった。
チェッ…食費削るかー…タバコは一日一箱に抑えてるしこれ以上削れるとこねーぞ…
なんて考えても実行できないんだろーなぁ。また体格が上がるぞ……運動してるのに…

えーいちくしょー知らん。後のこたー後で考える。

そして…次のレベルアップ時には+1される体格のメーターを見る羽目になる私…orz
マジで彼氏無いまま大学時代が過ぎ去るかもしんねー……

終わり
88助けて!名無しさん!:2010/07/26(月) 16:44:20 ID:PcJ9ol5V
>>84-87
DVDの中身に一々吹いたwww
「101回目の隣接」とか「セリス2/1」借りて見たいよww
そしてオルソンお前…このリア充ものおおおおおお!!!?
GJ!
89助けて!名無しさん!:2010/07/26(月) 18:30:49 ID:/YT/Nsya
>>84-87
マチュア姉さんキター!!
ってかリーフの羞恥心のなさにフイタwww

あとオルソン爆発しろ

GJGJ!でした
90助けて!名無しさん!:2010/07/27(火) 17:14:19 ID:rtUA1nuP
>>84
OK、いろいろ補充できた。てかイリオスは誰からも「平民」呼ばわりかよw
イリオス頑張れとか考えてるの俺ぐらいだろうなぁとか考えつつGJを送る

話143°くらい変わるけど、このスレの苦労四天王は
エリウッド、セティ、クレイン、レイヴァンの四人でOK?
91助けて!名無しさん!:2010/07/27(火) 17:55:52 ID:genoyYDZ
エリウッド以外は実は社会的な地位が高いリア充だからなあ
むしろ苦労四天王だったら兄弟家内で決めれないかと思ったり

エリウッド:説明不要
シグルド:同期のアルヴィスには差をつけられ、KINSHIN排除で精神が休まる暇が無い
エフラム:思想と少女に好かれすぎるせいで冤罪をかけられることも珍しくない
ミカヤ:この兄弟家の長女という時点でその苦労は計り知れない、実年齢から考えて(不明だが)婚期が…

以上の4名が四天王でどうだろういやミカヤさんちょm
92助けて!名無しさん!:2010/07/27(火) 18:15:43 ID:zu+fyViy
>>90の所にグラディウスを持った闇ハーディンが向かっていったんだけど、早く逃げてー!
93助けて!名無しさん!:2010/07/27(火) 19:30:43 ID:btNvP0dg
不幸の考え方にもよるよな

アイクの嫁達なんて、ある意味アイクに惚れた時点で決して振り向いてもらえないからね
まぁ、そんな中でもハーディンやユリウスはそれなりに不幸だとは思う
ミカヤに惚れてる3人も、決して乗り越えられない壁(年齢)が・・・・・

あれ?
>>91の姿が見える・・・・
94助けて!名無しさん!:2010/07/27(火) 20:04:00 ID:s6ObEuDu
ハーディンはともかくユリウスは彼女もいるしそれなりに幸せなはずなんだがなぁ…

エフラムのは冤罪とはいいきれな……もとい、苦労も多いけど幼女にかこまれて幸せなんじゃないだろうか

ところでリーフの名が挙がらないのは何故?
…と思ったが彼が酷い目に会うのは半分は自業自得か…巻き込まれることも多いけどね
95助けて!名無しさん!:2010/07/27(火) 20:20:42 ID:vAP57ibn
やっぱ一番の苦労人はあの兄弟の面倒を見てきたミカヤなんじゃないの?
シグルドとアイクが働く前は占いで一発当てて何とかしてたんだろうとか考えると胸熱

あとネタ的な不幸と言えば影の薄いあの少年が一番不幸だと思うよロシェ
96助けて!名無しさん!:2010/07/27(火) 20:23:54 ID:vAP57ibn
うっかりスルーしてしまったが、ユリウスに彼女とはどういうことだい>>94
あまりにも自然でガチで流してしまったよザガロ
97助けて!名無しさん!:2010/07/27(火) 20:26:18 ID:zu+fyViy
>>94
四人娘が居る時点で彼は割と勝ち組の部類だ
ユリウスは…そもそもセリスと一緒にいるネタが多いだけなのでイシュタルと一緒に居るネタが増えれば…
98助けて!名無しさん!:2010/07/27(火) 20:33:08 ID:s6ObEuDu
>>96
無論イシュタルでっせ
セリスとペアネタが多いしセリスの婿候補筆頭に上がってるとはいえ、
イシュタルは普通にユリウスの彼女でしょう

セリスにユリウスを取られかかってる気はするが…
99助けて!名無しさん!:2010/07/27(火) 20:38:07 ID:V5EqPjAM
>>91
シグルドはアルヴィスとは仲良くケンカしなって感じだし不幸とは別じゃね?
エフラムなんてロリ竜3人とサラに四方囲まれて助けて(ryしてる超勝ち組じゃねーか

不幸語るならちょうど新作出た暗黒童貞ことハーディンと影薄アルム少年も外せないよね
100助けて!名無しさん!:2010/07/27(火) 20:43:47 ID:s6ObEuDu
不幸とは傍から見てではなく本人の感じ方ではあるまいかな?

それで考えるとエリウッドは間違いなく不幸、アルムは目立たないだけで酷い目にあったりはしてないが…
本人がかなり気にしてるので不幸と言っていいかも

ハーディンも間違いなく不幸。セティ&クレインは社会的地位は高いが本人がそれを幸福と感じてなさそう…
だが彼らの不幸はは手に入らないものを嘆いての事なので不幸とは言い切れないと思う
本人的には不幸だがティニー&ティトを吹っ切ればすぐに幸せになれると思う
101助けて!名無しさん!:2010/07/27(火) 20:43:54 ID:xsqHIjLu
あ?………ああ!イシュタルね、そうかそうか、うん、
いや知ってたよもちろん…あ、当たり前だろ! (゚∀゚;)
102助けて!名無しさん!:2010/07/27(火) 20:46:08 ID:s6ObEuDu
セリス&イシュタル…

ユリウス不幸どころが極上の嫁候補が二人もいる超勝ち組じゃんか!?
これでユリア&ラナオウの脅威がなければ完璧だが
103助けて!名無しさん!:2010/07/27(火) 21:07:48 ID:btNvP0dg
>>100
不幸だー!とか叫んでるひとは紋章町にはいないからな・・・・
ただ不幸だと感じてなければ不幸じゃないってのは言われてみればそうかもね
逆にいえば満たされない人にとっては身分も財産もいくらあっても意味がないのか・・・・

この世界だと金持ち=幸せじゃないからね
いや、現実もそうだけどさ

そういや兄弟家って貧乏設定だけど最近あんまり表にでてこないな・・・・
104助けて!名無しさん!:2010/07/27(火) 21:14:53 ID:vAP57ibn
最近平和だから忘れがちだけど、家が崩壊するのも日常茶飯だからな
アイクがサナキ社長を嫁にするって言えば解決しちゃうんだけど
まあアイクだしな…
105助けて!名無しさん!:2010/07/27(火) 21:17:16 ID:btNvP0dg
なんかアイクってなにをやっても

まぁアイクだからな・・・・・・
アイクだしな・・・・・・

で通ってるよな?
流石アイク兄さん、パネェっす!!
106助けて!名無しさん!:2010/07/27(火) 21:30:58 ID:V5EqPjAM
サナキ「アイクよ、この書類にサインと押印をするのじゃ」
アイク「…なんだこれは?」
サナキ「…こ、これでそなたの家の赤貧が解消するのじゃ」
アイク「この部分、何か覆ってあるような気がするが…」
サナキ「…気にするでない、け、決して婚姻届とかではないから安心せよ」
アイク「まあ…家のためになるならいいか、お前が俺から何か騙し取ることも無いだろうしな」
サナキ「そ、その通りなのじゃ。ほれ、さっさとサインと押印をせぬか」

アイクだとこんな風に騙されそうで困る
107助けて!名無しさん!:2010/07/27(火) 21:33:21 ID:btNvP0dg
アイク兄さんの場合相手が多すぎるから多分他の嫁候補が全力で妨害して終わりそうだな
ユンヌあたりが最強の妨害役をこなせるからね
なんせ神だし
108助けて!名無しさん!:2010/07/27(火) 21:35:36 ID:9ub6y1Ep
いや、アイクなら
「申し出は有り難いがこれは俺達家族の問題だから俺達で何とかする」的なこと言ってフラグ折るんじゃね?
109助けて!名無しさん!:2010/07/27(火) 21:49:23 ID:V5EqPjAM
サナキ「だ、だからわたしがそなたの家族になれば万事解決なのじゃ!」
アイク「…何だって?」
サナキ(い、勢いで言ってしまった…だがこれで…)
アイク「…俺の家の養子になるのか?」
サナキ「違ーう!」

繋げるかもと思ったけどやっぱり折れちゃった
110助けて!名無しさん!:2010/07/27(火) 22:20:29 ID:s6ObEuDu
収入の話を見てたら皆の将来の職業を想像してもうた

ミカヤ
そのまま占い師
収入は少ないが原始時代を生き抜いた生活力があるので無一文でも生きていける

シグルド
定年まで係長
決して給料は高くないが安定してる
ディアドラと結婚できるかどうかで幸福度が大きく変わる
出来なかった場合そのまま独身

エリンシア
だれぞと結婚して専業主婦…といいたいが候補が…
そのまま兄弟家の主婦

アイク
工務店で働き続ける。グレイルに婿養子として望まれるかも
そしたら次期店主だが他の候補の妨害が…
給料は多くないがそもそもあまり金を使わないアイクは困らない
食料は退治した竜でOK

エリウッド
以前医師を志望ってネタがあったので医者
学力は充分だが学費の工面に苦労
数年間は病院勤めをしつつ奨学金の返還に苦労する
その後は裕福になるが病院の重労働で体調を崩し封印エリウッド化
医療費で貯金がふっとび心配事の多い生涯を送る

ヘクトル
高校出て直ぐに就職。しばらくはガテン系などいくつかの仕事をブラブラする
だが20代も後半に入ると一念勃起、持ち前の親分肌で商店街の顔役になる
その後町会長を経て地元の議員になり封印ヘクトル化
周囲の人間に頼られてよく面倒を見る
111助けて!名無しさん!:2010/07/27(火) 22:21:55 ID:s6ObEuDu
エフラム
幼女のために社会運動やボランティアに参加する傍ら本業は保父さんに
だが警察にマークされるなどなかなか信用を得られない
…と、思いきや保父さんの資格って大卒でないととれねぇ…ここが大きなネック…学力も無いし…奨学金も取れそうに無い
大学行けなかった場合はフリーターをしながら得た金で最低限の生活をしながらボランティア活動をする

エイリーク
いい大学を出て劇団に入る
たちまち銀幕のスターとなり映画やら女優として活躍する
この時点で富裕層の仲間入り
時折エフラムやラー様当たりとスキャンダルが持ち上がり、「KINSINNや百合」の噂を消すのに芸能事務所が苦労する
ヒーニアスゼトサレフの手の届かない世界にいってしまう

リン
高校出ると家畜を放牧する遊牧民生活をはじめる
収入は少ないが大自然に包まれて満ち足りた日々を送る

マルス
大卒後に人脈を利用して起業。その頭脳を活かして大もうけする
だがインサイダー等の悪さがリンにバレて制裁を受け会社が倒産
だが隠し資産等を利用してすぐに立ち直る
いい時悪い時の波はあるだろうが着実に資産を増やしスリリングな人生を送る

アルム
高校を出ると農業に専念する
大地を相手に静かな生涯をおくる
収入は多くないが農業には助成金が出るのでなんとかやっていける

セリカ
高校を出て教団の活動に専念、ノーマを差し置いてミラ教団を支配する
信心深い神官として信者の信望を集める一方で異教徒とのトラブルが絶えない
収入は裕福な信者のお布施だが多くを貧者に施し質素な生活をする

セリス
大学を出てグランベルに入社
シグルドと違い要領は悪くないので兄より出世する
だが可愛いので受付嬢とか重役の秘書になるかもしれない

リーフ
高校を出て就職。しばらくして脱サラ。もちまえの生活力をいかしたリサイクル産業などを始める
だが軌道に乗り始めるとコノヒトデナシー!な事態が起こって倒産
無一文になる。やむをえず追いはぎで復活。逮捕されてマンスターの最下層に…
出所後は仕方ないのでサバイバル力を活かして虫や獣を取ってしぶとく生き延びる
ネサラと生ごみを取り合う日々を送るが本人的には美味しいのでわりと幸せ
やがてダンボールハウスのボスとなりリーフ団を作る

ロイ
高校出て普通に就職して普通の会社で普通の仕事をして普通の収入で普通に生きていく
大学にも行けないことはなかったが家の収入に配慮して断念した

いや、なんとなくこんな感じかなぁと思った
112助けて!名無しさん!:2010/07/27(火) 22:55:12 ID:btNvP0dg
リーフは嫁候補のだれかとくっつくと思うんだ
個人的にリーフはやるときはやる男だと思ってるから、
結婚後は覚醒するんじゃないかなーとか思ってみたり

あとロイはリリーナとか回転署長の妹とかの手回しで大学いけそうな気がする

でも、確かにそんな感じになりそうな気がするなwww
113助けて!名無しさん!:2010/07/27(火) 22:59:37 ID:miUjsFrB
脱サラと聞いてサラから逃げようとするリーフが浮かんだ
オチはいつも通りだけど
114助けて!名無しさん!:2010/07/27(火) 23:09:36 ID:V5EqPjAM
最近エフラムが頑張って懐柔してるから脱サラの見込みありだよリーフ
これだけ見ると凄い変な文章だな
115助けて!名無しさん!:2010/07/27(火) 23:25:36 ID:vAP57ibn
>>109
サナキ様…アイクには嫁とか結婚とか直接的な単語を言わないと伝わりませぬ
金より肉で釣る方がましではないかと

>>110-111
まともに見えて突っ込みどころ満載なんだがw
一つ言わせてもらえば、エフラムは大学行く位はやるんじゃない?
聖魔でも今まで剣使ってても槍が総合的に強いと判断したらこだわらずに乗り換えたし
意外にも必要だと思ったら何でもやる努力家。少女とキャッキャウフフするためなら
バイトで学費を捻出しつつ大学なんて楽勝だぜ!位の勢いはありそう
116助けて!名無しさん!:2010/07/27(火) 23:27:24 ID:XfYypYA9
イリオスとオルエンを書いてみた
いっつもイリオスは悲惨だからたまには幸せにしてあげたい
と言う訳で投下↓
117イリオスとオルエンの休日:2010/07/27(火) 23:28:29 ID:XfYypYA9
イリオス「ふう…久々の休みにのんびりゲームは楽しいぜ。」
久々にTV局から休みが取れても特にどこかへ出掛けないからな。
ゲームぐらいしかやることがない。こうやって引きこもりができるんだろうな…
あ、一応俺の名誉のために言っておくけどエロゲやギャルゲじゃないぜ!
某対策RPGの7作目、ヒヨコ頭が主人公の奴だからな。
今は初めからやり直して某忍者を仲間にして女の子を助けたところだ。
オルエン「ねぇ、イリオス。何やってるの?」
イリオス「ああ、爺さんが説明してたろ。人口呼吸ってやつだ。」
オルエン「人口呼吸?」
イリオス「溺れたりして呼吸が止まった人の鼻を塞いで口から息を……ってオル
エン!?何でいるんだ!?」
最初何の疑問もなく答えちまったけど何でいるんだよ!?
確かに鍵は意味がないから掛けていないとはいえ勝手に入るか!?
よかった…この前みたいにエロゲをやってたらやばかったぜ…
オルエン「えへ、来ちゃった。」
いや、そんな恋人みたいに言わないでくれ。またフレッドさんに殺されるはめに
なるから。
まあわざわざうちに来るってことは遊びに行きたいんだよな。
はぁ…こいつと付き合う(非恋人的な意味)ようになってから長いからか、
ある程度こいつの来た時の顔で対応できるようになっちまった…
イリオス「……いや、まあいい。とりあえずどっか行くか?」
オルエン「うん!今日は映画館に行きたいの!」
イリオス「あ、ああ。」
うーん…やけにキラキラした目だな…よっぽど見たかったのかね?
まあいい、部屋で淋しくゲームしてるよりかは健全的だしな。
イリオス「ところでどんな映画を見たいんだ?」
オルエン「これ!」
なんだ、既にチケットは入手済みか。映画のチケットぐらいなら奢れたんだがな

まあこいつのことだから奢らなくても気にしないんだろうけどさ。どれどれ…
『踊る大防衛線3 ヤツラを捕獲せよ』
まあこのシリーズは嫌いじゃないし、たまには楽しもうかな。
イリオス「よし、行こうぜ。」
オルエン「はい、行きましょう!」
イリオス「お、おい!!抱き着くな!暑いから!!」
言えない…む、胸が当たってるからなんて言えないぜ…
118イリオスとオルエンの休日1 2/3:2010/07/27(火) 23:29:24 ID:XfYypYA9
ふぅ…意外と面白かったな。まさかあいつがあそこで解放するとはな。
オルエンのやつも楽しそうだったし来てよかったかな。
まさか家族やフレッドがいると貸し切りにするから俺と行きたかったとは思わな
かったがな…
さすが貴族はスケールが違うぜ。てかデートと期待した俺が馬鹿でしたよ。

まあ気を取り直して映画のお礼にしっこくカレーでカレーを奢った訳だ。
オルエンもしっこくカレーは好きらしいからな。喜んで食べてるぜ。
は喜んでる顔を見るとこっちも幸せになってくるな。

会計をしたら夏のしっこくキャンペーンとかでくじ引きを2回できるらしい。
とりあえず俺は1回引いたがハズレだった。やっぱりツイてねえな。
オルエン「イリオスー私にも引かせて。」
イリオス「ああ、いいぜ。」
こいつ、結構運もいいからな。案外二等辺りを当てそうだ。
オルエン「んしょ、これにします。えーと…一等?」
しっこく「見事!一等はタリス島ペアの旅だ。」
…こ、こいつ…幸運の神様に好かれてんのか!?
オルエン「きゃーイリオスやったわ!一緒に行きましょう!」
…これはあくまで友達として、だよな。まあ行きたいのは山々だが仕事が…な。
イリオス「あー行きたいのは山々なんだけどな。俺には仕事があるんだよ。」
オルエン「そう…ですよね。」
うっ!そんな悲しそうな目で見ないでくれ。俺だってたまには海に行きたいさ!
行きたいけど仕事があるから旅行どころか海ですら無理なんだよ。
イリオス「あー…まあせっかくだしお前の兄貴とかフレッドさんを誘っt…」
ん?いきなり誰かに電話を掛けたぞ。どうしたんだ?
オルエン「あ、もしもし。シャナム社長ですか?」
ナニヤッテルンデスカオルエンサン!?
オルエン「いつもお世話になっております。あ、いえいえ、そんなことは…」
社長のことだ…こちらこそいつもありがとうございますとか言ってるんだろうな

オルエン「今日はお願いがありまして…イリオスをしばらく貸していただけます
か?」
もしもし、俺は物ですか?
オルエン「ありがとうございます。では明日から3日間お借りします。」
…あ、俺貸されたんだ。まあここ何年旅行とは縁がなかったからな…ゆっくりす
るか。
ん?撮影?落石に当たったり飛竜に追われたりするのは旅行とは言わねえよ。
オルエン「シャナム社長さん、快くイリオスと旅行するのを承諾してくれました
わ。」
内容に語弊があるような…まあいいか。こいつの笑顔を見てたらどうでもよくな
ったし。
119イリオスとオルエンの休日1 3/3:2010/07/27(火) 23:30:07 ID:XfYypYA9
それからが大変だった。明日には出発な訳だが準備は大変だったしな。
何とか常に撮影旅行用に準備していた旅行かばんがあったからよかったけどな。
着れるサイズの水着もあったし、護身用の鉄の剣とサンダーもあるしな。
マスターソードとサンダーストーム?そんなものはとっくの昔に売り払ったさ。

準備も終わったし寝ようと思ったらドアをノックする音が聞こえた。
こんな時間に誰だy…フレッドさん何でしょうか?
フレッド「お嬢様と旅行に行くそうだな…お嬢様の希望だから止めれないかわか
ってるな?」
いや、せめてそこは笑顔にしてくださいよ。睨まないで下さい。
フレッド「まあいい。もしお嬢様に何かあった時はわかってるな?」
こう言われたら頷くしかないじゃねぇか…
頷くのを確認するとフレッドさんは帰っていった。

はぁ…なんだか気の抜けない旅行になりそうだ。
念のため緊急事態に備えて取っておいた鋼の剣を持って行くか…

2に続く
120助けて!名無しさん!:2010/07/27(火) 23:32:21 ID:XfYypYA9
あれ…改行の計算ミスった。おかしいな…
読みづらくなって申し訳ない
121助けて!名無しさん!:2010/07/28(水) 01:01:30 ID:Nsqtvd3p
>>117-120
とっておきが鋼の剣ってのが平民的というか…色々とワロタwwwwww
オルエン可愛いよオルエン…GJ!
122助けて!名無しさん!:2010/07/28(水) 10:42:51 ID:9OoZjFUB
前回の誤字の多さに微妙にくじけそうだが気にしないでほしい
まあそんなことはさておき続き投下します
123イリオスとオルエンの休日2 1/4:2010/07/28(水) 10:44:15 ID:9OoZjFUB
はぁ…俺はオルエンと2人っきりでのんびりするはずだったよな…?
何が悲しくて女の子3人の面倒を見なければならないんでしょうか?
まて、落ち着くんだ俺。とりあえず状況を整理しよう。うん。

えーと、朝待ち合わせ時刻30分前にオルエン家に行った。よし。
イライラしながらこちらの方を血走った目でちらちらと、
バックミラーで見てくるフレッドが運転する車に乗って港へ。よし。
港で船に乗り込んで、昼過ぎにタリス島に到着した。問題ないな。
まずは旅館にチェックインして部屋へ。布団は2つだから問題ない。絶対!
荷物を置いて水着を持ってビーチに向かう。ああ、普通だ。
一旦別れ、ビーチの更衣室で着替えてから合流。
オルエンは肩の辺りが赤色であとは紺色のワンピース水着か。
似合ってる?って聞かれたが正直こういうのはよくわからん。
まあ少々前屈みになるぐらいには興奮したけどな…って何言ってんだ俺!
とりあえず、いいと思うぜって言ったら幸せそうな笑みを見せた。
やっぱり俺、こいつといるの楽しいわ…後が怖いけど。
しかし夏だから人がいるかと思ったが意外と少ないな。
そんなことを考えながらオルエンのためにかき氷を買いに行く。
俺はメロン、オルエンはイチゴシロップだったな。
売店でしっこくさんに会って…いや、この人何してるんだ?
まあ気にしたら負けらしいから素直に旅行の礼を言ってかき氷を運ぶ。
そしたらオルエンがチンピラにナンパされていたな。
とりあえず嫌がってるから近づいてチンピラに会話する。
えーと、たしか内容は…

オルエン「すいません、私そういうのはちょっと…」
チンピラ「いいじゃん、姉ちゃん可愛いから一緒に遊ぼうぜ。」
イリオス「おっと、待たせたなオルエン。どうした?」
うわ、あからさまに邪魔って目付きで睨んできたよ…
チンピラ「あんちゃんこの子の連れ?友達?」
オルエン「え、ええ…友d…」
こういう時は…べたな手段だがあれがいいな。
イリオス「オルエンの彼氏ですが?」
うむ、我ながらなかなかポーカーフェイスで言えたよな。
チンピラ「ハハ、あっそ。嬢ちゃんを大事にしなよ彼氏。」
そういってやけにあっさり去っていったな。
オルエン「………」
あ、いっけね。フォローしなきゃ。
イリオス「わりい、咄嗟のことだから嘘ついた。」
オルエン「い、いえ。助かりました。ありがとうイリオス。」
な、何か微妙に気まずいな…
イリオス「と、とりあえずかき氷食おうぜ。」
124イリオスとオルエンの休日2 2/4:2010/07/28(水) 10:45:33 ID:9OoZjFUB
かき氷を食べていたらオルエンがちょっと海の家に向かった。
理由は…聞いたらデリカシーがないわな。花を摘みに行ったんだろ。
1人黙々と食べていたら近くにビーチボールが転がってきた。
とりあえず取ってあげる。はは、子供がキャッチしそこねたのかな。
案の定女の子が取りに来る…ってこの子どこかで見たような…?
そしたら保護者も向かって来た。うーん…こいつもどこかで…?
????「すいません、ありがとうございまs…ってあんたは!?」
あれ?やっぱり知り合いらしいな。誰だっけ?
??「オルソンさん、ありがとー。」
イリオス「イリオスだ!」
????「オルソン、何してるんだ?」
イリオス「まあいい(いや、よくないが)休暇だ!」
????「そうか…とりあえずチキが世話になったな。」
いや、ただボール取っただけだし…ってチキ!?あの竜王家のか!?
そうだ!どこかで見たなって思ったらこいつエフラムか!
イリオス「エフラムこそ何やってるんだ?」
エフラム「俺か?マルスがチキと一緒にタリスに行くからついてきた。」
たぶん世間一般ではあなたのことをKYやお邪魔虫と呼びますね。
エフラム「そしたらミルラとファもついてきたがったから連れてきた。」
チキ「ほら、あそこ!」
ああ、本当だ。竜王家の子供が勢揃いですね…
エフラム「タリスは治安も悪くはないが海賊もいるからな。」
まあ確かにあの3人の保護者はいるな。下手したら海賊が死にかねん。
ん?逆じゃないぞ。霧のブレスとか喰らえば普通にやばいからな。
エフラム「ああ、すまない。ちょっとミルラ達を見ていてくれ。」
…ああ、理由は言うな。見ればわかる。早く行け。
エフラム「助かる!」
おお、早いな。おっと、オルエンとすれ違いか。
オルエン「お待たせ。ってあら?誰その子達?」
カクカクシカジカですよ。そういやオルエンって子供好きだったな。
オルエン「まあ可愛い。みんなのお名前は?」
チキ「わたしはチキ!」
ファ「ファ!」
ミルラ「…ミルラです」
オルエン「チキちゃんにファちゃん、ミルラちゃんか。よろしくね。」
うーむオルエンってこんな顔もあるんだな…って何言ってんだ!?

とまあこんな訳だ。エフラムの奴、長いな。早くしろ。
まあ幸せそうなオルエンの横顔を見ているだけでも悪くはないがな…
125イリオスとオルエンの休日2 3/4:2010/07/28(水) 10:46:55 ID:9OoZjFUB
ようやく帰ってきたエフラムに連れられて3人はいなくなった。
う…そんなに寂しそうな目をするな。こっちまで悲しくなる。
オルエン「子供って可愛いわね」
ああ…そうだな。俺も…いつか子供ができるかね。当てはないが。
オルエン「ま、今はイリオスと遊びに来たものね!行きましょう!」
よかった。元気になったな。ま、楽しむとするか。

オルエン「………スースー」
寝ちまったか…まああれだけはしゃいでたら…な。
布団では浴衣姿のオルエンが眠っていた。

とりあえず海から帰って来てすぐに旅館の温泉に入った。
ちなみに混浴もあったがさすがにスルーだ。フレッドに殺される。
男湯には先客にエフラムとエフラムの弟のマルスがいた。
何でマルスまでいるんだって思ったが考えてみたら当たり前か。
エフラムが3人を入れてるかと思ったが意外にもいなかった。
何でもシーダさんと入ってるらしい。まあさすがにまずいわな。
男3人でたわいもない会話をした後で風呂から上がる。
浴衣に着替え、さっさと入口から出ていく。
オルエンを待っていながらコーヒー牛乳を2本買う。
ようやく出てきたオルエンにコーヒー牛乳を渡して2人で飲む。
オルエンは初めてらしいから腰に手をあてて飲むのを教えた。
それで部屋に戻って食事…久々に美味いものを食べたな。
オルエンのやつも美味しそうに食べてた。来てよかったわ。
食べ終わったらオルエンが眠そうな顔をしていたから寝るように促す。
とりあえず布団を離して(ここ、大事!)敷いてやる。
で、オルエンは布団で早くも寝息をたてている訳だ。

はぁ…しかしこいつ可愛いよな。何で俺何かと来てるんだろ?
こいつなら恋人の1人や2人ぐらい簡単に作れそうだがな。
とりあえず俺ももう寝ようかな。しかしみんな大丈夫かね…
126イリオスとオルエンの休日2 4/4:2010/07/28(水) 10:48:56 ID:9OoZjFUB
ふわぁ…もう朝か…まだもう少し眠っていたいが起きるかね。
とりあえず起き上が…ん?やけに身体が重いような…ん?腕?誰だ…?
ってオ、オ、オ、オ、オルエン!?何で俺の横に!?くっついてるの!?
お、お、お、落ち着け俺。こういう時はは奇数を数えるんだ。
1、3、5、7…って奇数じゃねえ!素数だ!落ち着け!!
と、と、とりあえずまずはオルエンが起きる前に元の布団に…
ぐは!?こいつ、浴衣が微妙にはだけて下着が見えてやがる!?
こ、これじゃ動かすどころか直視できん!!…俺はどうすればいい…
オルエン「……あれ?おはよーいりおす…いまなんじ?」
あ、俺終わった…遺言何にしようかな…
イリオス「お、おはよう。とりあえず離れてくれないか?」
あああああ!!何でこんなにあっさりと言ってるんだ!?
もったいな…違う!!誤解が解けない!!
オルエン「あ、ごめんね。夜中に寝ぼけて入っちゃったみたい。」
いや、テヘじゃねえよ!!いや、誤解されないならいいけどさ。
あと人の横でもぞもぞと浴衣を直さないでください。恥ずかしいです。

とりあえず俺の勝手な勘違いは俺の中で永久に封印だ。
布団をさっさとたたんで互いに浴衣から着替える。
オルエンは…昨日の水着と同じ配色のワンピースか…やべえ可愛い…
って何考えてるんだ俺!?落ち着け!やつはオルエンだぞ!
オルエン「私お腹すいちゃった。イリオスは何食べる?」
俺は朝は鮭の切り身と海苔と味噌汁があれば…庶民的とか言うな!!
朝からパンとかなんて普段たまごかけご飯とかの俺には合わん。

食事もそこそこに今日の準備をする。釣りとダイビングだったな。
ああ、それにしても俺ってオルエンからどう思われてんのかね?
いくら友達とはいえ男の布団に入ってくるか?襲われたらどうすんだか。
まあ…どうせヘタレな俺は襲うどころかキスすらしないんですけどね。
はぁ…なんつーか悲しくなってきた。帰ったら彼女でも作るか…
オルエン「あれ?どうかしたの?元気ないよ?」
いや、あなたのせいですよ。言えないけどな。ま、今日も楽しむか。
3へ続く…
127助けて!名無しさん!:2010/07/28(水) 11:08:19 ID:qDyYA47v
>>123
エフラムは隙あらば出てくるなwwwどこまで過保護なんだアンタはwww
ってかイリオスが凄く…羨ましいです…GJ!

後なんでかイリオスの声が杉田で再生される…
128助けて!名無しさん!:2010/07/28(水) 13:11:29 ID:M2vqxgTf
イリオス?誰だそれ?
オルソンの姿しか見えないが・・・・

しかしオルエン、天然なだけに破壊力がものすごいな
オルソンは耐えられるのだろうかw
GJGJ!でした
129この人達に出番をあげたかった:2010/07/28(水) 14:16:33 ID:3RoikPAU
エディ「第1回!暁の女神キャラにもっと出番を!会議!」
レオナルド「いきなりなんなのさ、エディ」
エディ「いやさー、俺達暁の女神キャラってさ、原作の最終章でもあんま使われないしさ、このスレでも出番少ないじゃん。だからもっとアピールしようと思ってさ」
ノイス「だから俺達を集めたのか」
ブラッド「なんだ、そんな事か。血相変えてるから何事かと思ったぞ」
エディ「大事な事だろ!というわけで、まずは各自のこれまでのこのスレでの出番発表!」
ノイス「作者が見た限りでは無かったそうだ」
フリーダ「上に同じです」
メグ「あたしも」
ビーゼ「……最近ひとつ」
ブラッド「俺も思い当たらないな」
エディ「皆全然だめじゃんかー」
レオナルド「そう言うエディはどうなんだい?」
エディ「………同じです」
レオナルド「僕は弓部の部長という設定のネタがあったね……何故か」
ローラ「私も幾つかありましたよ」
二ケ「私も数は少なめだが幾つかある」
ラフィエル「あの……サザ様とオルグ様とペレアス様は何故おられないのですか?」
エディ「あの三人は結構出番あったからパス。んじゃ、次は各自のアピール!なんかネタに出来るようなのある?」
フリーダ「……あまり無いです」
エディ「え!?フリーダ様とか四駿の娘(笑)とかネタが豊富なフリーダさんが!?」
フリーダ「どちらもけなしているじゃないですか!それに私は真面目に育てれば防御や魔防が高いし治癒や守り手があるで立派な盾役になれるんですよ!少なくとも緑風よりは遥かにマシです!」
ノイス「あいつと比べるのは間違っていると思うぞ」
エディ「ノイスさんは……元商人って設定があったね」
ノイス「そうだな……ただまあ何の商人か決って無いから少々個性が薄いかもしれんが」
130この人達に出番をあげたかった:2010/07/28(水) 14:17:38 ID:3RoikPAU
エディ「次、ブラッド」
ブラッド「それこそ俺が一番個性が薄いな……固くて遅い槍使いってくらいか?」
レオナルド「確かローラと幼馴染みだったからそこを生かせば?」
ブラッド「なるほどな……肝心のローラはネタに使えるのか?」
エディ「意外とネタの宝庫だよ。まずこのスレだと清純派シスターって貴重だし」
レオナルド「ラナオウやセーラみたいなのしかいないからね………」
エディ「それに鉄板の天然ネタに、前別の人がネタにしてたけど速さと技が異常に伸びるし」
レオナルド「ラナオウと性能で互角なシスターって何気にローラぐらいじゃないのかな」
ローラ「え?皆さん何をおっしゃっているのですか?」
フリーダ「本人に自覚が無いのがさらに凄いですね」
メグ「あのーあたしは一体何をネタにすればいいっちゃ?」
エディ「そんな口調だったっけ……チャップさんとの親子ネタとかツイハレーさんとかかな?」
ノイス「漆黒MKー2があるだろ」
レオナルド「あったね」
メグ「し……漆黒まーくつー?」
ブラッド「確か原作中で唯一エタルドを装備できるアーマーだったよな」
エディ「それだけじゃないよ、エタルドってあれ重いから俺達剣士系には扱いづらいんだよな………」
レオナルド「ワユやルキノとか体格小さい人が多いからね。アイクさんは?」
ニケ「彼にはラグネルがあるだろう」
エディ「騎馬系ならマカロフさんとかエリンシアさんとかいるけど………」
ブラッド「マカロフはそもそもあまり使われないし、エリンシアを使うんならアミーテがあるしな」
メグ「だ、だからあたしがしっこくまーくつー………」
エディ「一番エタルドを上手く扱えるって事かな。まあネタにできるかは分かんないけど………」
131この人達に出番をあげたかった:2010/07/28(水) 14:18:28 ID:3RoikPAU
レオナルド「そういえばエディ、自分に関するネタ候補は上げてないよね」
エディ「うぐ」
レオナルド「まさか良いのが思い付かなかったとか?」
エディ「………そ、そう言うレオナルドはどうなんだよ!」
レオナルド「さっきも言ったけど、弓部の部長とかかな。……なんか見た目や性格は気品があるように見えるみたい」
エディ「………次、ニケさん!」
ニケ「それこそ私はネタの宝庫だと思うのだがな………」
ノイス「ただまあ、このスレではラグズ王自体に出番が少ないからな」
フリーダ「ネサラ様ぐらいですかね、わりと良く出てくるのは」
ニケ「女性のラグズ王という唯一の特徴もあるのだがな」
ラフィエル「私が夫だからでしょうか………」
エディ「あれ?そんな設定だったっけ?」
ニケ「原作で明言はされてないがな。まあその認識で構わんだろう」
ブラッド「そういえばあんたは邪眼っていうネタがあるんじゃないか?」
ローラ「え?確か……ククク…俺の邪眼がうずいている……っていう感じですよね?」
レオナルド「なんでローラがそんな事知っているのか疑問だけど、違うよ」
ニケ「私のスキルだな、睨んだ相手を石化させる」
ノイス「でも命中率が低いから司祭とかを石にして経験値稼ぎの木偶を作る為にしか使われないな」
ニケ「それを言うな」
132この人達に出番をあげたかった:2010/07/28(水) 14:19:11 ID:3RoikPAU
エディ「最後はビーゼさんだね」
ビーゼ「よろしくお願いします………」
エディ「個人的にビーゼさんには期待してるんだ」
ビーゼ「え?」
エディ「ビーゼさんはなんと鷺を除けば唯一の鳥翼系女性ラグズなんだよ!」
ブラッド「確かに貴重だな、鷺の方もリアーネだからな………」
レオナルド「まともに話が通じる唯一の女性鳥翼系ラグズって事だね」
ビーゼ「そ、そんな…買い被りすぎです」
フリーダ「もっと自分に自信を持って下さい」
ローラ「そうですよ!神様は皆に何か誇れる点を授けてくださるんです!」
ビーゼ「は、はい」
エディ「こんな感じかなー……あれ?ニケさん、何か意見?」
ニケ「うむ、話を聞いていて思ったのだが…このスレではそういう細かいネタより他の人物との関係性を絡めたネタが多いように感じるんだが」
エディ「………ニケさん、それは言わないで下さい」
ニケ「……………」
エディ「そうだよ!俺達は支援会話が無くなって拠点会話とかいうのだけだし、出番が少ないしでそういう関係性が薄いんだよ!ミカヤとサザぐらいしか絡めるのがいないんだよ!」
フリーダ「………結局、出番を増やすのは難しそうという事ですね」
エディ「ソウデスネ」

終われ
133助けて!名無しさん!:2010/07/28(水) 14:39:43 ID:uafCvn9P
フリーダなら前にカレー屋やってる話があったな、確か
134助けて!名無しさん!:2010/07/28(水) 15:44:48 ID:M2vqxgTf
ブラッドは幼女の旗〜で刑務所の監視員としてでてたな
あとオルグさん最近でてないなぁ
兄弟家の番犬設定、覚えてる人いるんだろうか・・・・・

こういうのはなんかいいな
ネタがないっていう設定を活かしてネタにするみたいで
最近ビーゼの話書いた者だけど、あんまり出番がなくて原作で好きなユニットとかは、
好きな設定で書けるからどんどんチャレンジしてほしいと思う

ま、自分はビーゼをピーゼだと最初勘違いしてたけどな・・・
135助けて!名無しさん!:2010/07/28(水) 18:40:14 ID:li8M2Uqr
>>117-120
>>123-126
なんという幸福なイリオスwwww
なんだか微笑ましくてこういう雰囲気大好きですGJ!

>>129-132
暁軍団はもっとイベントさえあれば…
いや、なくても想像の余地はあるし、このスレ独自の組み合わせとかもあるわけだし
これをきっかけに出番が増えるかも…

>>28-32の続き投下します
136幼女の旗の下に:2010/07/28(水) 18:41:09 ID:li8M2Uqr
192

5 指輪を買う …こういうアクセサリーってのも女の子は喜ぶかもな…俺にはよくわからんが…

エフラム 「そうだな…今時の少女達がアクセサリーやら何やらをつけてはしゃいでる姿をたまに見かけるし…
      サラも案外そういうのが好きかもしれんな」
アクセサリーとしてパッと浮かんだのは指輪、イヤリング、ネックレスというところである。
このうちイヤリングは「幼女が耳に穴を開けるなど許さんぞ!」というわけで却下。
ネックレスも少し派手な気がするし、「指輪がよかろう」という結論になった。
エフラム 「そうと決まれば道具屋に寄っていくか」

商店街に足を伸ばすと道具屋を覗いてみる。
様々なアイテムが所狭しと並んでいる。
ララベル 「ララベルのお店へようこそ。なにがお望みなの?」
エフラム 「指輪だ」
ララベル 「色々あるわよ。パワーリング、スピードリング、マジックリング…掘り出し物で天使の指輪なんてのもあるけど」
エフラム 「いや…そういったものではなくてだな。普通の装飾品でいいんだ」
ララベル 「あら…ひょっとして彼女に送る婚約指輪?」
好奇心に満ちた瞳だ。
ララベルに限らず女性はこういう話が大好きだ。
エフラム 「違う。ただの贈り物だ」
ララベル 「照れなくてもいいのよ? それでお相手の指のサイズはどのくらいかしら?」
エフラム 「む…」
さっぱり考えてなかった……
どのくらいだろうか…サラの手の小ささを考えるとかなり小さいだろうが…
ララベル 「合わなければ作り直すけど…まず確認してきた方がいいんじゃないかしら。
      いい、左手の薬指のサイズを確認するのよ?」
エフラム 「なるほど…そうかわかった。また来る」
ララベル 「ええ、待ってるわね」
指ごとに指輪の意味が異なることなどエフラムは知るよしもない。
店員に左手の薬指と言われると、そういうものなのだろうと考えた。
何分ファッションの事に疎いエフラムである。指輪は左手の薬指に嵌めるのが作法なのだろう、と納得する。

店を出るとまっすぐサラのマンションへと向かう。考えてみるとサラの家に行くのは初めてだ。
エフラム 「マンフロイ殿と2人で暮らしてるんだったな…」
137幼女の旗の下に:2010/07/28(水) 18:41:58 ID:li8M2Uqr
194

サラのマンションは駅から近い一等地に建っていた。
25階立てのなかなか立派なマンションだ。
ヒーニアス&ターナやラーチェルやミルラ達もそうだが自分の知り合いには何気に裕福な人間が多い気がする。
エフラム 「ふむ…む? 開かんな」
入り口にはインターホンがある。住民の部屋番号を押して開けて貰わないと入れない方式だ。
そういえば事前にサラが言っていた。
エフラム 「2507っと…」
サラ   『はい、兄様ね』
エフラム 「まだ何も言ってないんだが…どうしてわかった?」
サラ   『勘? ま、そんな事はいいわ。開けるから入ってきて。エレベーターは突き当りね』
エフラム 「わかった」
言われた通りに進み、サラ宅の玄関までやってきた。
チャイムに指を伸ばすと、押す前に扉が開く。
エフラム 「……もしかして俺はどこかで監視されてるのか? ここまでタイミングを読まれるとは…」
サラ   「ふふふ、さあね? それはともかくいらっしゃ……はぁ」
エフラム 「どうした?」
サラ   「兄様…女の子の家を訪ねるのにそのスタイルはどうなの…」

身に纏ったバカ一代のシャツ、サンダル履き、手に持った風呂桶&お風呂セット。
まるで銭湯帰りのおっちゃんだ。

エフラム 「風呂入りに来たんだから楽な格好でいいと思ったんだが…なんかまずかったか?」
さっきのララベルも突っ込みたくてしょうがなかったのだがお客なので顔にも言葉にも出さなかった。
だがサラは容赦ない。
サラ   「兄様…センス皆無ね…まぁそういう期待を兄様にするだけ無駄だけど…さ、上がって」
エフラム 「けっこういいと思うんだがな…」
サラの家は2人で住むにはかなり広い。
居間ではトランクを抱えたマンフロイの姿があった。
マンフロイ「おお婿殿来て下されたか」
エフラム 「誰が婿殿だ、誰が」
マンフロイ「うむそうじゃな。婿よりも嫁の方がよかったのう」
エフラム 「だからな…」
マンフロイ「それじゃあ後はよろしくお頼み申す」
エフラム 「…何の話だ?」
マンフロイ「何って…ワシは明日までロプト教の用事で出張するゆえ、今夜一晩泊まっていってサラの面倒を見てくれるんじゃろ?
      サラからそう聞いておるが?」
エフラム 「一緒にお風呂としか聞いてないんだが…」
サラ   「あら。こんないたいけな小学生に一晩一人でお留守番させるというの?
      こんな物騒なご時勢だもの。兄様はそんなことしないよね?」
マンフロイ「エフラム殿なら安心して任せられるからのう。それに万一過ちがあっても責任とってサラを貰ってくれるならワシはかまいませんぞ?」
エフラム 「……その発言はいろいろ自重しろ……」

すでにエフラムに退路は無かった。
138幼女の旗の下に:2010/07/28(水) 18:42:41 ID:li8M2Uqr
195

グランベル社人事部ではシグルドをどのポストに付けるかで調整が行われていた。
アゼル  「来期に空きになる課長ポストは2席です。一人が定年退職、もう一人が昇進予定ですので…
      総務部管理課と営業部生活販売課になりますね」
フィラート「そうじゃのう…シグルド係長は渉外で実績をあげたわけじゃし…販売課長の席がよいじゃろう。
      幹部研修が終わったら現課長の補佐にして引継ぎさせ、来期になったら課長職とするよう取り計らおう」
アゼル  「わかりました。では書類を社長に提出しておきますね」
フィラート「うむ頼む」
手早く文書を纏めたアゼルは決済書類を社長秘書に提出した。
優れた補佐役を得ることができず、業務に追われていたクルトがその書類に目を通したのは定時過ぎのことである。
党の事会社の事幾つもの要因に悩み苦しみ、頬はこけ、痩せた姿が痛ましい。
クルト  「…シグルド…? 初めて聞く名だが…」
秘書   「少し前にヴェルダン支店で大きな実績を挙げた社員ですよ。評判になったではありませんか」
クルト  「……ああ…ああ!…思い出した…そうか、人事でも昇進させる事にしたのか…」
人事部の考課表に目を通していく。
クルトが判子を押せば内定は決定になる。

クルト  「アルヴィスと同期入社…ふむ…」
シグルドの同期は概ね係長または課長補佐、あるいは地方の支社幹部となっている。
その中では出世は遅いほうだが、今回の人事でアルヴィスと並ぶ事になる。
もっとも重役の座をアルヴィスが蹴らなければ再び大きく差が付いていたところだが。
クルト  「実績はよいが補佐を短期間で飛ばすに近いな…通常なら何年か課長補佐をさせるところだが」
秘書   「…このところベグニオンに押されて社内の士気も下がってますから…ヴェルダンの件は明るい材料になりますし、
      フィラート部長もその当たりを考えたのではないかと」
クルト  「そうだな…他の社員達も…これに続けと奮い立ってくれれば……っ」
秘書   「社長!?」
クルト  「ああ…悪いがそこの頭痛薬を取ってくれ…」
秘書   「どうぞ」
薬を飲んだクルトは軽く息を付いた。
クルト  「すまないが今日はもう休む…明日の用意をしておいてくれ」
139幼女の旗の下に:2010/07/28(水) 18:43:22 ID:li8M2Uqr
196

アゼル  『シグルドさん、おめでとうございます!』
シグルド 「やあアゼル…もしかして?」

人事部のアゼルからの電話にシグルドはワクワクしながら続きを促す。
アゼル  『ええ、生活販売課の課長補佐、来期の課長職が内定しました!
      後は社長の決裁待ちです』
シグルド 「キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!! 」
アゼル  『幹部研修の書類も用意しておきますから、休暇中ですみませんが時間のある時にでも人事に顔を出してくださいね』
シグルド 「ああ、明日にでも顔を出すよ。知らせてくれてありがとう!」

万年係長と呼ばれた男が万年係長を脱出しようとしている頃、
ディアドラは自宅で祖父の世話をしていた。
…と言っても使用人も多い大貴族の家の事、特に負担にはならないが。
アズムール「いつもすまんのぅ…」
ディアドラ「いいえ、大丈夫ですよおじい様」
祖父の食事の世話を終えるとTVでも付けてのんびり話し相手になる。
アズムール「クルトはいつも帰りが遅いのう」
ディアドラ「お父様は多忙ですから…」
アズムール「そうじゃのぅ…時にディアドラや?」
ディアドラ「はい?」
アズムール「そなたの婿はまだ決まらんのかのう?」
ディアドラ「あ…それは…ええと…」
アズムール「ああ…ああ…別にせかしはせん。原作と違いナーガの使い手は竜王家じゃし」
ディアドラ「おじいさまメタ話は…」
アズムール「すまんのぅ…じゃが伝統あるバーハラの家を絶やさぬよう立派な婿を取ってほしいのじゃ…」
ディアドラ「ええ……」

不安は幾つもあるが…身分差のある恋愛は障壁も高いが上手くいった例も無いわけではない。
ディアドラはシグルドの躍進を祈ってやまなかった。
140幼女の旗の下に:2010/07/28(水) 18:44:10 ID:li8M2Uqr
197

サラのマンション…
夕食を終えた2人は洗面台の前に並んで仲良く歯磨きしていた。
エフラム 「いいか。歯は時間をかけて丁寧に磨くのだ。歯茎の間は特に念入りにな。ああ、そうじゃない。
      もっと手の角度を…」
人の歯磨きの仕方まで事細かに口を出してくる。
サラ   「兄様うざい…」
エフラム 「虫歯にならんためだ。こうだこう」
サラ   「むぐむぐ…」
サラの手に手を重ねて実演してみせる。
エフラム 「そうだ、丁寧にな。強すぎず弱すぎずだ。力を入れすぎると歯茎を傷めるかもしれんからな」
サラ   「ディープなキスをしても痛んだ歯や口内じゃ愛で甲斐がないってわけね」
エフラム 「だから10年早い…よし次はうがいの仕方だ」

歯磨きを終えると居間でまったりした。
サラを膝に乗せてWiiで遊ぶ。
いくつか対戦ゲームをしたが戦績はエフラムの惨敗だった。
サラ   「兄様…弱い…つまんない」
エフラム 「悪かったな…最近はゲームやる時間があまりないんだ」
だがどことなくサラはホクホク顔だ。

そうこうしているうちに時計の針は9時を指した。
エフラム 「よし、風呂入って寝るぞ」
サラ   「え、もう?」
エフラム 「ゲームは一日1時間、それに小学生は10時くらいには寝ないといかん」
サラ   「兄様硬いのね…ま、いいわ。それじゃあ一緒に入りましょ」
エフラム 「最初に言っておくがタオルは巻けよ」
サラ   「…ホントは見たいクセに…」
エフラム 「…あのな…」

脱衣所に入ると二人は服を脱いでいく。
白く細い姿を脱衣所の鏡に映して長い髪を上げて纏めたサラはからかうような笑みをエフラムに向けた。
サラ   「兄様ドキドキしてる?」
エフラム 「バカ言うな。何度も言うが俺はロリコンではない。ほらタオル」
サラ   「…無理しちゃって…」
エフラム 「あまり大人をからかうもんじゃない」
腰にタオルを巻くと風呂桶を持って風呂に入る。
エフラム 「ふむ、立派な風呂だな」
サラ   「無駄に広いだけよ」
141幼女の旗の下に:2010/07/28(水) 18:44:52 ID:li8M2Uqr
198

お湯を浴びると風呂に入ってまったりした。
風呂にはエフラムが持ってきたアヒルのおもちゃが浮かんでいる。
エフラム 「ファが好きでなこれ」
サラ   「…あら幼稚園児扱いかしら? もう…兄様のストライクゾーンがそこまで下がっていたなんて…
      もはや小学生では満足できないのね…クスン…」
エフラム 「泣き真似すな」
サラ   「もうちょっと焦るとかしてよ。兄様の意地悪」
エフラム 「俺が悪いのか?」

軽く頬を膨らませたサラは湯船に入るとエフラムの膝に腰を下ろした。
最近ではこの仕草は自然なものになっており、エフラムも何も言わない。
エフラム 「まったく仕方の無いやつだ」
ポフポフとサラの頭を撫でてやる。
湯気を吸って湿った髪の手触りが心地よい。
サラ   「くすくす……そして私の白いうなじにハァハァする兄様…犯罪するなら絶好の機会だよ?」
エフラム 「お前な…」
軽く耳を引っ張ってやる。お仕置き代わりだ。
サラ   「ひどい、兄様の意地悪」
肩越しに振り向いて恨めしそうな視線を向けるサラだが、エフラムは気にしない。
しかし確かにサラは白くて肌も顔立ちも綺麗だと女性に関心の薄いエフラムですら思う。
口に出すと弄りまくられるので言わないが。
サラ   「ま、いいわ。髪洗ってくれる?一人で洗うのは大変なの」
エフラム 「ああ、わかった」
サラ   「変な気を起こさないでね?」
エフラム 「…そういう事言うならやめるぞ…」
142幼女の旗の下に:2010/07/28(水) 18:45:36 ID:li8M2Uqr
199

風呂椅子に腰掛けたサラの長い髪を懇切丁寧に洗ってやる。
シャンプーを付けて長い髪を時間をかけて磨いていく。
サラ   「指の腹を使って丁寧に…爪は立てないようにね?」
エフラム 「わかったわかった」
サラ   「もぅ…何か気の利いたセリフはないの兄様?」
エフラム 「俺に何を期待する?」
サラ   「今思ってる事を正直に言えばいいわ。サラの髪は綺麗…とか
      さわり心地がいい…とか、幼女ハァハァとかね」
エフラム 「最後のは思ってないぞ!」
サラ   「そう…ふふふ、じゃあ他2つは思ってるのね。無粋な兄様には珍しいことだけど
      正直に言ったから許してあげる」
しまったとばかりに顔を歪める。
だがまったくの本音だったのでどうしようもない。
充分に洗った髪に思い切りシャワーを浴びせる。
サラ   「ぷわっ!? …流すなら言ってよ兄様の意地悪!」
エフラム 「大人をからかったお仕置きだ」
サラ   「もう……ま、いいわ。次は体を…」
エフラム 「自分で洗え。俺も自分で洗うから」
サラ   「本当は洗いたいくせに」
エフラム 「なんと言われようとそれはならん。絶対ならん。重ねていうがならん」
サラ   「兄様の理性と本能が大バトルの真っ最中です…本能の回し蹴りが決まった!
      だうーん!カウント1、2、3…理性立てないたてな〜い」
エフラム 「…妙な実況入れるな…俺の理性はしっかりしている」
サラ   「ちぇっ…つまんない…」
エフラム 「何度も言うがもしおれが本当に変質者だったらどうする…ちゃんと自分の身に気を使ってだな…」
サラ   「兄様…やっぱり変質者だったのね…でも兄様ならいいよ?」
エフラム 「例えばの話だ例えばの…ってか問題発言すな」
143幼女の旗の下に:2010/07/28(水) 18:46:59 ID:li8M2Uqr
200

まぁ…いろいろ危険を跳ね除けて風呂を上がるとサラの髪をドライヤーで乾かしてブラシを入れてやる。
長くて手入れも大変だが、その甲斐あってふわりと広がる髪が見目麗しい。
自分の仕事にそこはかとなく満足してると、指輪の件を思い出した。
サラ   「兄様…今日は一緒に寝てくれるんでしょ?」
エフラム 「うむ」
マンフロイの甚兵衛を借りて着込む。
サラはちょっとセクシーなネグリジェを着ようとしたので無理やりパジャマを着せた。
エフラム 「ちょっと左手を出してくれ」
サラ   「もしかして薬指に指輪でもくれるの?」
ニヤニヤとからかう笑みを浮かべているサラに対しエフラムは真顔で返した。
エフラム 「どうしてわかった?」
サラ   「…え?」
一瞬ポカンとした表情を浮かべる。サラには珍しい。
だがエフラムは気づかずにサラの指のサイズを測った。
エフラム 「やはり細いな…」
サラ   「……なんとなくオチは想像つくけど…ふふふ…そーなんだ…」
すぐに普段の表情を取り戻して見せる。
サラ   「私は別に愛人でいいんだけど…兄様がそこまで…ね?」
エフラム 「何言ってるんだお前は…いろいろ頑張ってくれたから褒美だ」
サラ   「やっぱり…ま、いいわ。後で教えてあげる」
なにやらもったいぶると大きなベッドに飛び込んで顔を埋める。
サラ   「さ、兄様。思う存分幼女分を補充するといいよ」
エフラム 「変ないいかたすな。単に寝るだけだ」
サラ   「無理しちゃって」
エフラム 「…なら俺は床で寝るぞ」

なんのかんの言いながらもエフラムはサラの隣で眠りに付いた。
サラ   「相変わらず寝つきのいい兄様ね…どうしよう…ふふ」

続く

1 額に肉と書く 基本ね、油性マジックを使いましょう
2 素直に寝る  ま、たまにはいいわ。兄様にくっついていい夢みよ…
3 夢を覗く   兄様はどんな夢を見てるのかしら?
4 夢に参加する 兄様の夢に入ってみよ、何しでかそうかな…

144の方に選択お願いします。
それと>>136の通し番号は193でした。スマソ。
144助けて!名無しさん!:2010/07/28(水) 18:50:16 ID:uafCvn9P
リアルタイムで楽しませてもらったぜ!ここは4で頼む
145助けて!名無しさん!:2010/07/28(水) 19:11:48 ID:M2vqxgTf
エフラムの理性の強さYABEEEEEE!!!
ってか選択肢の3、4www
もはやサラ様人間じゃねえwwwwwww
GJGJ!でした
146助けて!名無しさん!:2010/07/28(水) 19:56:10 ID:UlsgyROG
>>117-119
>>123-126
イリオス×オルエン最新作キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
襲わないイリオスは紳士なのかヘタレなのか…GJ!

…まぁ自分だったら某スレ送りになるような(ウワフレッドヤメテアッー!

>>136-143
選択肢ちょwwww
GJ!
147助けて!名無しさん!:2010/07/28(水) 20:17:06 ID:aEqCu954
>>136-143
>サラ   「指の腹を使って丁寧に…爪は立てないようにね?」

この部分でよからぬ妄想が働いた俺の心は汚れきっているようだ
しかし、さっさと襲えよ! 何回も突っ込んだぜ。ちくしょう!エフラムの理性ちくしょう!
あとは婚約ですね、おめでとうエフラム(棒
148イリオスとオルエンの休日3 1/5:2010/07/28(水) 20:17:28 ID:mFVfA/eu
おお、新作がw相変わらず面白いですwGJ!
続き行きますねー

はぁ…釣れねぇ。女どころか魚まで俺を避けるか。せつないぞ。
右舷側じゃ子供達と楽しそうにオルエンがはしゃいでる。
それに対して俺はエフラムと仲良く左舷で仏頂面してる。
エフラム「…釣れそうか?」
いや、まったく手応えはないな。そういうあんたは?
エフラム「ダメだ。小さい雑魚はたまにかかるが大物はない。」
よく見るとまだ子供だな。こいつ、魚にまで子供に好かれるのか…
大人の魚達はむっさい男よりは可愛い子供や女に釣られたいんだろうな。
言っててせつなくなるのはなんでだろう…いや、言うな。
エフラム「しかし昨日といい今日といい縁があるな。」
まあだいたいプランが同じになるのは仕方がないさ。

そう、釣りに行くために港に行ったらまたこいつらと同じになった。
マルスはシーダの実家に行ってるらしいからいないけどな。
しかしあいつ彼女いたんだな…うらやましいぜ。
で、船で沖に出て男女に別れて釣り始めたらこれだ。

結局午前が終わっても俺とエフラムは全然釣れなかった。
ちなみにエフラムは雑魚を全てリリースしてた。
逆に女性陣は大漁でとっても幸せそうだ…あれ、目から汗が…
チキ「みてみて!チキがつったのー!」
ファ「ファもつったのー!」
ミルラ「……つれました。」
うん、こっちが悲しくなるからあまり見せ付けないでくれ。
見ろ、エフラムもどこと無くせつな…そうじゃないな。
オルエン「釣りは初めてだったけど楽しいかったわねー。」
うん、頼む。追撃とかやめて。もう俺のHPは1です…

とりあえず女性陣の釣った魚を俺が捌いて食べることにする。
くくく…今宵の包丁は血に飢えているぞ。昼だけど。
捌いた魚は刺身や焼いて食べる。うむ、みんな美味しそうに食べるな。
チキ「おいしー!」
ファ「おいしー!」
ミルラ「…おいしいです。」
そうか…昨今の子供は魚嫌いが多いらしいが問題なさそうだな。
ほら、慌てないでゆっくり食べな。まだあるから。
オルエン「イリオスって料理上手ね。今度教えて。」
いや、俺なんかよりももっと上手な人に聞いた方がいいぜ。
エフラム「………」ガツガツガツガツ
てめーは少しは味わって食いやがれ!料理人への侮蔑か?

昼食が済んだら次はダイビングだ。ここでエフラム達と別れる。
オルエン「私ダイビングって初めてなのよねー。」
俺は…一応経験してる。水中撮影もやったからな。
オルエン「そうなんだ。じゃあ何かあったら助けてね。」
ああ、何かあったらフレッドに殺されるから絶対助けるぜ。
149イリオスとオルエンの休日3 2/5:2010/07/28(水) 20:18:16 ID:mFVfA/eu
タリスの海の中は綺麗だった。それ以外に言うことは思い付かん。
オルエンは綺麗な物を見つける度にこっちに聞いてきたりしてくる。
ま、TV番組でいろいろ見たり勉強したから答えられたけどな。

ま、そんなこんなであっという間に夕方になっちまった。
ああ、明日にはもう帰るのか。もう少しいたかったぜ…
しかしオルエンのやつ、本当に楽しそうだったな。
ふと俺の隣をゆっくりと歩いているのオルエンを見る。
オルエン「ん?どうしたのイリオス?」
こいつのおかげだしな…また何かお礼するか。
イリオス「いや…楽しかったなって思ってな。ありがとよ。」
あれ?オルエンのやつ顔を赤くしてやがる。どうしたんだ?
オルエン「な、何でもないよ。ただちょっと嬉しかったの。」

そうか。ん……?今何か声がしなかったか?
オルエン「いや、私には聞こえなかったよ?」
・・ケテ!・・マタスケテ!
いや、子供の悲鳴だ!助けを呼んでる。行こう!
オルエン「え?ええ…」

ここか?女の子と男の子…をいかにも海賊って格好の奴が捕まえてる。
ん?よく見たら誰か倒れてるな…見たところ傭兵って感じだが。
ユミナ「オグマ!!しっかりしなさい!」
海賊「無駄だよ嬢ちゃん。不意打ちでスリープの杖を受けたからな。」
ユベロ「ぼ、僕達、どうなっちゃうの?」
海賊「身代金をたっぷりせしめたら貴族に売り付けるのさ。」
き、汚ねぇ…くそ、俺1人で取り返せるかわからな…い……が!?
く、急に眠気が…ま、まさか!?
チンピラ「兄貴、こいつらこんなところで盗み聞きしてますぜ。」
こいつは…昨日の…くそ…逃…げ……ろ………オ………

海賊「へ、便利だなこのスリープの杖は。」
チンピラ「兄貴、この嬢ちゃんもなかなかの上玉ですぜ。」
海賊「おう、3人を連れてアジトに帰るぜ。明日には大金が手に入る。」
チンピラ「この2人はどうしやす?」
海賊「殺しt…む、誰か来る。一旦帰るぞ。」
チンピラ「へい!」
海賊とチンピラは眠らせた3人を連れて海へと逃げ出した。
たまたま通り掛かったマルスによって俺達は起こされたが手遅れだった。
150イリオスとオルエンの休日3 3/5:2010/07/28(水) 20:18:56 ID:mFVfA/eu
くそ!オルエンがさらわれちまった。早く取り返さないと!
マルス「オルソンさん、落ち着いて。取り戻すにも場所がわからないと。」
わかってる!けど早くしねえと何をされるか…
俺が焦っていると馬に乗った爺さんがやって来た。
ジェイガン「わかりましたぞマルス様。あの洞窟に潜伏しております。」
マルス「あそこか…シーダは無事か?」
ジェイガン「はい、確認しました。」
…あの孤島か。確かに潜むには最適だな。
オグマ「くっ、一刻も早く取り戻さねば。」
マルス「今は島の人に頼んで船を用意してもらってる。」
くそ、そんなの待っていられるか!俺はあそこの舟で行くぞ!
マルス「無茶だ!1人で行くのは危険だ。」
わかってる…わかってるけど早くあいつを救いたいんだ。
オグマ「2人なら…大丈夫だろう。」
マルス「…わかった。ならこれを付けて行ってくれ。」
何だこれは?小型のインカムみたいだが…
マルス「無線機だ。急いで追い付くから近づいたら連絡を取ろう。」
ありがてえ、助かるぜ。
オグマ「よし、では急ごう。えーと、オルソンだったか?」
イリオスだ!!まあいい、行くぜ。
俺はオグマと共に海岸にあった舟で孤島に向かった。

ジェイガン「何故止めなかったのですか?」
マルス「あの2人を止めれるとは思わなかった。それに…」
ジェイガン「それに…?」
マルス「あの海賊は貴族相手に人身売買をしてるって噂もある。」
ジェイガン「なるほど、急いだ方が得策ってことですか。」
マルス「とりあえず僕達も急ごう。ジェイガンも戦闘の準備を。」
ジェイガン「は!」
マルス(……頼むよ、2人とも)

オグマ「着いたが…見張りがいるな…まだ気づかれてないが。」
ち、さすがに警戒してるな。だが1人なら任せろ!サンダー!
俺の唱えたサンダーによる雷光が、見張りの海賊に直撃する。
海賊は小さなうめき声をあげ、海へと転落していった。
オグマ「ほう、剣を持ってるからナイトかと思ったがマージナイトか。」
ああ、必死に貴族になるために鍛えたからな。とにかく行こう。
オグマ「ああ、俺が前衛で行く。お前は援護を頼む。」
了解。待ってろよオルエン!今助けに行くぜ!!
151イリオスとオルエンの休日3 4/5:2010/07/28(水) 20:20:44 ID:mFVfA/eu
オグマ「そこだ!」
海賊「うぐっ…」
すげえ…正規の型ではないがこいつ…できる。
突入した俺達はとにかく敵を蹴散らして進んでいた。
手斧持ちや弓兵は俺が、その他はオグマが倒して行く。
オグマの剣術は俺の知る王国剣術とはまったく違っていた。
剣の峰で敵を殴ったり、足で地面を蹴り上げ砂で目潰しをする。
こんなのは貴族様にはうけないわな…ただ確実に強い…
倒れた海賊の1人を無理矢理蹴り起こしオルエン達の居場所を吐かせる。
海賊「………うっ、誰が言うもの…ギャァァァア!!」
吐くつもりがないようなので左足を躊躇なく鉄の剣で刺す。
もう一度言う。さらってきた奴ははどこだ?次は右足を刺すぞ。
海賊「こ、ここの左奥です…ギャァァァア!!イテェ!!」
明らかに嘘って顔が見え見えだ。くそが。次は女にするぞ!
海賊「み、右だ!!本当だ!信じてくれよぉ!!」
オグマ、右の道だ。行くぞ。
オグマ「お前…そういうことを好む奴には見えないが気のせいか?」
普段の俺ならこんな拷問なんかしないけどな…今日の俺は本気だ。
今日だけは上品な貴族じゃなくて下劣な平民でいってやる。
オグマ「ふ、そうか。」
何故か嬉しそうな顔をしながら右の道の敵を斬り捨てるオグマ。
…こいつはどうするか…ってショックでちびって気を失ってやがる。
とりあえず傷薬塗って放置しておくか。
オグマ「おい、行くぞ!」

ガザック「くそ!敵はまだ倒せないのか?」
チンピラ「やつら、オグマとオルソンって噂ですぜ。」
ガザック「オグマ…あのオグマか!?」
チンピラ「はい…」
ガザック「くそ…寝ている隙に殺すべきだったか。オルソンは誰だ?」
チンピラ「FETVのスタッフです。」
ガザック「……強いのか?」
チンピラ「オルソンは平民でマージナイトですから珍しいです。」
俺の名前はイリオスだ!このチンピラ野郎!サンダー!!
チンピラ「ぐはっ…」
ガザック「く…貴様…」
オグマ「さらわれたユミナ達を返してもらおうか!」
ガザック「わかった………と言う訳無いだろ!死ねぇ!」
うわ、どこのラング将軍だこいつ。
ってオグマのやつあっさり避けて一撃で鳩尾に剣を叩き込んだな。
オグマ「安心しろ、峰うちだ。」
ガザック「くそっ…たれ…」
オグマ「ふ…不意打ちでなければ負けるものか。」
か、カッコイイ…って見取れてる場合じゃねえ!
オルエン!!無事か!?っていない!どこだ?
ガザック「馬鹿め…あの娘は今頃おかしらが…」
152イリオスとオルエンの休日3 5/5:2010/07/28(水) 20:22:07 ID:mFVfA/eu
とりあえず気絶したガザックの懐から扉の鍵を奪い牢屋を開ける。
中ではまだ眠っているユミナとユベロがいた。オルエンはいないか…
オグマ「2人とも大丈夫か?」
ユミナ「う…うーん…ここは?」
ユベロ「たしか僕たちは…あ、オグマさん!」
オグマ「よかった。無事だったか。」
オグマ、俺はまだオルエンがいるから行くぜ。先に逃げてくれ。
オグマ「しかしそれでは危険じゃ…」
子供連れて乗り込む方が危険だ。それよりも被害を減らしたい。
ま、最悪俺が死んでオルエンは売られる…が、まだマシだ。
オグマ「わかった…ならこれを持って行け!」
これは…銀の剣か…いいのか?
オグマ「ああ、脱出するなら鉄の剣で事足りる。」
すまない、ありがたく借りるぞ。そっちの嬢ちゃん達は魔法使えるか?
ユベロ「…ぼ、僕が使えます。」
ならサンダーも持って行け。オグマを助けてやれ。
ユベロ「…は、はい!」
オグマ「いいのか?お前は剣よりは魔法の方が…」
大丈夫、こんなにいい業物があれば事足りる。じゃまたな!
オグマ「オルs…いや、イリオス。死ぬなよ。」

ゴメス「くそ!まだ賊は殺せないのか!?」
海賊「ダメです!ぐわっ!」
よう、オルエンを返してもらおうか…
まさかと思うがオルエンに手は出してないよな?
ゴメス「安心しろ。あと少しってところで侵入しやがったからな…」
そうか…ならあとはお前さえ倒せば終わりだな。
ゴメス「く、部下はどうした!?」
あいつらなら地面にキスしてるぜ。全員気絶してる。
ゴメス「貴様…こんなことをして生きて帰れると思うなよ!」
それはこっちの台詞だ。貴様を倒してオルエンは返してもらう!
ゴメス「喰らいやがれ!!」
っと、いい踏み込みだ。危ないな…せいっ!
ゴメス「ぐっ…やるな…」
ち、浅いか…さすがに首領ともなると強いな。
ゴメス「もう少しで俺は金持ちになれたんだ!!貴様のせいで!」
踏み込みが甘い!怒りで戦っても当たるものか!てい!
ゴメスの突撃を左へ流しがら空きの顔面に回し蹴りを叩き込む。
ゴメス「ぐわっ!?」
さあ、もう勝ち目はない。大人しく降伏しろ!
ゴメス「まだだ!俺はまだ捕まる訳にはいかねえよ!」
あ、逃げた!?ま、待て!逃がすか!
逃げ出したゴメスを追い掛けるとゴメスは寝室らしき場所に逃げ込んだ。
ゴメス「……ぐっ、動くな!この女がどうなってもいいのか?」
な、しまった!?
ゴメスは眠っているオルエンの首に斧を突き付けていた…

終へ続く

ごめんね、幸せな空気は一旦終了だw
153助けて!名無しさん!:2010/07/28(水) 21:49:13 ID:M2vqxgTf
おお続きキター!
イリオスがかっけぇ
ってかオグマ、エフラムとロリコンが続々と・・・・

続き待ってるよ
GJGJ!でした

夏休みに入ったのか、昨日あたりからスレの進み方がものすごいな・・・
154イリオスとオルエンの休日終 1/5:2010/07/29(木) 07:05:16 ID:aq58lnk/
ちょっとやっつけな気もするけどラスト投下します

く…これじゃあ手を出せねえ…卑怯者!!
ゴメス「はっ!今更卑怯も糞もあるか!ほら!早く武器を捨てな!」
し、仕方がない…ほら、置いたぞ。
ゴメス「はっ、逆らいやがって!さっきのお礼だ!」
うぐっ…くそ…鳩尾に蹴りが…いてえ…
ゴメス「さーて、どうするかな。お前を縛って目の前でこの女を犯すか?」
くそやろう……オルエンに手を出したら殺すぞ…ぐはっ!?
ゴメス「おら、生意気言ってんじゃねえよ!!おらっ!おらっ!」

ぐっ!?……やばい…今ので左手の感覚がなくなった…折れたな…
ゴメス「おら!まだまだ死ぬなよ!あらよっ!」
っ…背中が熱くなる…斧で斬られた…か。痛い…
ゴメス「安心しな。死なない程度にしかまだ斬ってないさ。」
それはありがたい…のか?

さて、こっちは素手。向こうは斧。こりゃ諦めるかね…
せめてオルエンさえ無事ならどうにかなるんだが…
ザー・・キコエマスカ・・ザー・・
これは……マルスか?だが今は状況が悪すぎる…話したら怪しまれる…
…いや、待てよ!あの手がある…一か八かやってみるか…

マルス「おかしいな、もうそろそろ受信可能範囲なんだけど。」
エフラム「オルソン、死んでないよな?」
マルス「それはないよ。彼はああ見えて僕に似てるからね。」
エフラム「は?」
マルス「トラキア地区で平民の上級職は少ないよね?」
エフラム「あ、ああ。」
マルス「彼は貴族になるために影で努力していたんだ。」
エフラム「それで?」
マルス「けどどうしても越えられない壁があるんだ。」
エフラム「なるほど…それを補うためにテクニックでカバーしたのか。」
マルス「そういうこと。っと、音声が聞こえた…けど変だな?」

おい、どうせこっちは素手だ。せめてオルエンから斧は離してくれ。
ゴメス「はっ、嫌だと言ったら?」
構わん。どうせ俺はもうすぐ死ぬからな。
ゴメス「け、まあいい。どうせ意味ないし離してやるよ。」
悪いな。どうせ売るなら傷がないほうがいいだろ?
しかし悔しいな。せめて5…3秒あればお前に斬りかかれたのに。
ゴメス「何を言ってるんだ?」
気にするな。あーあ、せめて貴族になって死にたかったぜ。

マルス「これは…時間を稼げってことか?」
エフラム「けどどうやって?」
マルス「せめて魔法…風のエクスカリバーかオーラがあれば…」
サラ「なら私がマリクさんかリンダさんをレスキューしようか?」
エフラム「お前…またのぞき見してたな。まあ今回は助かるけどな。」
マルス「うん、頼む。なるべく急いでくれ。」
サラ「はーい。」
エフラム「でも2人をレスキューすれば…?」
サラ「耐久が足りないわ。」
エフラム「そうか…」
155イリオスとオルエンの休日終 2/5:2010/07/29(木) 07:07:28 ID:aq58lnk/
ゴメス「ん?お前平民なのか。マージナイトで平民は珍しいな。」
ああ、そこで寝てる奴に人生狂わされてな。そいつは貴族だがな。
ゴメス「はっ、それは災難だったな。最期もこいつに狂わされたな。」
まったくだ…けどそいつがいなきゃつまらない人生だったな…言わないが。
あーあ、あの時きちんと大学行けたら今頃貴族だったのにな。
ゴメス「お前、貴族になりたいんだったよな?」
ああ、今でもなろうと努力してるぜ…ゲームとかもするが。
ゴメス「ならこいつと結婚すればよかったんじゃないのか?」
まあ…な。けどそれじゃダメなんだ。そんな方法で貴族になっても…
俺はオルエンを利用した形になる…それじゃあ…ダメなんだ。
ゴメス「お前…変わってるな。苦労してるだろ。」
ああ、今も死ぬ寸前ですよ…
あと、そいつとはそういう仲じゃねえよ。ただの友達だ。
ゴメス「そうなのか?」
ああ…だからキスすらしてねえよ。…生まれてこの方…
ゴメス「馬鹿だねえ…そんな奴のために命を懸けるなんて。」
うるせえ…俺も自分がここまでやるとは思わなかったぜ。
ゴメス「ま、惚れてんだから仕方ないか。恋は盲目ってやつだな。」
……いや、正直どうなんだろう。俺はこいつのことが好きなのかね?
ゴメス「いや、好きでもないやつのことに命を懸けるか?普通…」
うーん…オルエンに何かあれば結局殺されますから…言わないけど。
ゴメス「ま、そろそろおしゃべりは終わりだ。行くぜ…」

サラ(リンダさんは…勉強中。マリクさんは…エリスさんと…)
エフラム「サラ、まだか?」
サラ「いいわ。レスキュー!」
マリク「…リス様……ってあれ?…ここはどこ!?」
マルス「今は何も聞かずにあの島の真ん中辺りに全力エクスカリバー!」
マリク「はい…あとでエリス様に謝らなきゃ……エクスカリバー!!」

ゴメス「死ねぇ…って何だ!?地震か!?」
洞窟がいきなり揺れはじめた…今しかない!
ゴメス「うぉ!?揺れるな…って貴様!!」
急いで床の剣を拾い上げ、構える。ち、右腕しか力が入らねぇ…
片手じゃ厳しい…が仕方がないか。
ゴメス「くそ!?こんなところで死ねるか!!」
ゴメスの斧を受け流す…くっ、右腕が流される。
ゴメス「へっ、片手じゃいくらなんでも斧に勝てないぜ!死ね!!」
ぐっ…頼む!この一瞬だけでもいい!左腕に力を!

剣と斧がぶつかり合い両者がすれ違う…
何かが刺さる音と同時に持ち手から先を斬られた斧が吹き飛ぶ。
俺の剣は鍔から先が折れてしまっていた。オグマ、すまん。
ゴメス「馬鹿な…俺がこんなところで…」
ゴメスの胸は折れた銀の刃に貫かれていた。すまん、手加減できなかった。
口から血を溢れさせ、ゴメスは倒れた。終わった…ってオルエンは!?
ふらふらな身体でオルエンに近寄ると…今朝見たような寝顔で寝てる。
よかった。無事だ…
156イリオスとオルエンの休日終 3/5:2010/07/29(木) 07:08:18 ID:aq58lnk/
俺の勝ちだ…マルス!助かったぜ!
マルス「よかった…生きてましたか。早く脱出してください。」
なんでだ?別に慌てなくても…
マルス「いえ、少々やり過ぎました。崩れます、そこ!」
…なんだと!?

おい、起きろオルエン!!
慌ててオルエンを揺する…が起きそうにない。
ええい、こうなったら運ぶしかない!
左腕にゴメスの斧の持ち手の部分を当て、破った服で巻く。
傷薬がもうないから応急処置だ。かなり痛いが我慢するしかねえ…
オルエンを両腕で持ち上げる。いわゆるお姫様抱っこだな。
っと、オルエンのやつ意外と軽いな。これなら何とか大丈夫だ。
来た道を急いで戻り、入口へ…って舟が一隻もない!?
マルス!海賊達は脱出したか?そういや誰も残ってなかった…
マルス「はい、もしかして舟がないんですか!?」
ああ、ちなみにこっちからはお前達がいるらしき船は見える。
マルス「これ以上は危険で近づけません!くそ、どうすれば…」
……はぁ、仕方がない。マルス、無線機は悪いが壊れる。
なあ、オルエン。もし生きて帰ったら…キスぐらいしてくれ。
俺、それぐらいの頑張りはしたと思うぜ。
俺は…覚悟を決めて…オルエンを抱えたまま…海へ飛び込んだ…

夏とはいえ全身はボロボロ、着衣の2人分を進むのは厳しい。
くっ、足だけでオルエンを抱いて泳ぐのはきつい…
左腕が使えない以上右腕はオルエンを沈まないように支える。
つまり嫌でも足で進むしかない。それも立ったまま。
ひたすら進むと船がだいぶ大きくなってきた。水も暖かくなってきた。
もう少し…頼む、もう少しだけもってくれ!!
あとすこし…見えた!マルス!
マルス「オルエンさんを!」
ああ!頼む。
何とかマルスにオルエンをわたす。ふう…助かっ…た……
あれ…意しき…が…うすれ…て…い…く……あれ……
ちからがはいらない…しずむ…あれ?……みずがあかいぞ…
ここは…うみだ…って…ああ…おれの……………

オルエンを渡して力尽きたイリオスはゆっくりと沈み始めた。
マルス「いけない!!オルソンさん!!沈んではいけない!!」
マリク「海に赤い液体が流れてます!おそらく出血が原因で意識が…」
エフラム「今助ける!」
慌ててエフラムが飛び込む。海の水は夏とはいえ夜だから少し冷たい。

甲板の端ではオルエンのスリープをサラが回復させていた。
サラ「ふう…ずいぶんスリープが効いていたわね。」
オルエン「…あれ、わたしは…ここは!?」
サラ「落ち着いて、あなたはイリオスさんに助けられたの。」
オルエン「ああ、そう。あの時…イリオスは?」
エフラム「サラ!リカバーを!!傷も酷くてやべえ!」
エフラムが急いで甲板にイリオスを担ぎ込んだ。
イリオスは顔は土色で息もしていない。
さらに甲板に少しずつ赤い染みが広がり始めていた。
オルエン「イリ…オス…?」
157イリオスとオルエンの休日終 4/5:2010/07/29(木) 07:10:32 ID:aq58lnk/
サラが慌てて駆け寄りリカバーをかける。
サラ「これは…背中に斬られた跡ね。」
マルス「こんな状態で泳いできたのか…」
エフラム「よく見ると左腕まで折れてやがる…酷いな。」
リカバーが効き始めたのか血が止まり、腕の色も戻っていく…しかし…
サラ「ふう…何とか助かっ…待って、まだ息してない!?」
マルス「まずい…」
外傷は回復していくが何故か呼吸は停止したままであった。
マリク「と、とりあえず人口呼吸を!」
マルス「エフラム兄さん!」
エフラム「う…男とやるのか…」
エフラムは正直やりたくなさそうな顔をしていた…すると…
オルエン「私がやります。」
マルス「いいのですか?」
オルエン「命を救ってもらったのにまだ恩返しできていません。」
オルエンはそう答えるとイリオスの鼻を摘む。
マルス「待った、まずは気道を確保しよう。」
マルスがイリオスの体勢を変え、人口呼吸の準備をする。
エフラム「心臓マッサージは任せろ。」
エフラムがイリオスの左胸の辺りに手を添える。
オルエン「イリオス…まだあなたにお礼を…生きて聞いてください…」
オルエンは大きく息を吸い込み、イリオスに口移しで息を送る。
しばらく心肺蘇生をおこなっていると…
イリオス「がはっ!!ハァ…ハァ…」
マルス「生き返った!急いで病院に…!」
蘇生したものの急いで病院に運ぶ必要がある。
マルス達はタリスの病院へ急ぐのであった。
158イリオスとオルエンの休日終 5/5:2010/07/29(木) 07:11:49 ID:aq58lnk/
真っ先に白い天井が目に映る…ここは…?
そうだ、たしか海賊共からオルエンを救って…気を失ったんだよな。
白い天井、白い布団…見慣れない服…どうやら病院か。
ふと、横を見るとオルエンが寝ていた…こいつの寝顔ばっか見てるな。
フレッド「ようやく起きたか。」
あれ?フレッドさんいたんですか?
フレッド「お前がなかなか起きないからお嬢様は寝てしまった。」
すいませんね。ところで今日はあれから何日たちました?
フレッド「まだ半日だ。とりあえず回復したなら早く退院しろ。」
そうですね。ほら、オルエン、起きろ。
オルエン「んーだれー…ってイリオス!よかった!」
うぉ!?抱き着くな!は、恥ずかしい…
オルエン「よかった!息していない時は死んだかと…」
な、泣くな!生きていたんだからいいだろ?
オルエン「人口呼吸して息を吹き返したとはいえ不安だったの…」
……ハイ?イマナントオッシャイマシタカ?
フレッド「貴様…お嬢様のファーストキスを…」
いや、ちょっと…病院で抜刀はやめてください…てか俺も知りません!?
フレッド「問答無用!!」
あ、ちょっと!やめ…ギャァァァア!!

フレッドに殺されかけものの無事に退院、即日仕事復帰した俺。
土産を買う余裕もなかったのでセーラとかに文句を言われた。
うう…病み上がりの人間に優しくないな…

オグマに剣のことを謝りに行ったらあっさり許してもらった。
あと、ユミナとユベロに助けてくれたお礼としてお菓子を貰った。
まあありがたくいただきます。お、うまいな。

マルスには無線機のことを謝りに行った。普通に請求書を渡された。
かと思ったら姉らしき人にシバかれて請求書を破らされていた。
とりあえずTV局のインカムを代わりに置いていった。

そして帰宅すると何故かオルエンがいた。
オルエン「イリオス、あなたのおかげで助かったわ。」
いや、こっちこそ救われたみたいだし助かった…
オルエン「これ、作ったの。よかったら食べて!」
そういってオルエンは綺麗にラッピングされたクッキーをくれた。
すまない、ありがたくいただきます。
オルエン「じゃあ私はこれで。ばいばい!」

……そういえば人口呼吸ってファーストキスになるのか?
記憶もないから微妙なんだがな…さて、今日は寝るか…
いろいろあったけど…楽しかったな。オルエンも元気だし。
しかし俺はやっぱりオルエンのことが好きなのかね…?
ま、今はゆっくり友達として遊べればいいか。んじゃおやすみ。

終わり…

ぶっちゃけオルエンにイリオスへ人口呼吸させたかったから書いた
後悔はしていない、反省もしていない
だからとりあえずフレッドに斬られて来る

しかしオルエンとイリオスのラブコメ書くの楽しいなw
次は誰を書こうかなwラブコメ似合う人を探さねば
159助けて!名無しさん!:2010/07/29(木) 08:56:24 ID:yCioZRlu
乙!
イリオスの真剣な所とベタなオチがおもしろかったよ!
てか人工呼吸のためだけにかいたのかwww
個人的にフレッドがオルエンを助けたことを感謝して、内心すこしイリオスを見直してるとなおうれしい
やっぱ普段いじられ役のキャラが活躍するのっていいなぁ
ラブコメものはみてて2828するから誰と誰が絡んでも楽しいなw

次も期待してるから頑張ってほしい
GJGJ!でした
160助けて!名無しさん!:2010/07/29(木) 10:52:28 ID:BxqDsHgK
>>154-158
乙━━━━(゚∀゚)━━━━!!
>>158でエリス姉さんがマルスをシバいているのはマリクとのイチャイチャタイムを邪魔されたからですね、分かります
ゴメスがある意味でイリオスのオルエンへの無意識な想いを意識化させたな…なんていうゴツイ顔した恋のキューピッドだw
GJ!
161助けて!名無しさん!:2010/07/29(木) 11:12:42 ID:sko8u0CY
>マルス「エフラム兄さん!」

マルスが人工呼吸してもかまわないのにエフラムにまわして
さりげなく自分を人工呼吸担当からフェードアウトさせたマルスマジ策士wwwww
GJでした!

次回作も楽しみです!

しかしここしばらくのネタを見てふと思うがエフラムもイリオスもなんという我慢強さだ…
俺なら我慢できずにエロパロ逝きになってしまう…イリオスはヘタレともいうが…
162イリオスとオルエンの休日 おまけ:2010/07/29(木) 12:46:56 ID:8GDRSMLV
今更ながら人口呼吸って間違えていたのに気がついた…orz
それはさておきおまけ

私は…イリオスのことが好きなのでしょうか?
ラインハルト「どうした?」
いえ…兄上、もし私が結婚するならどんな方がいいですか?
ラインハルト「そうだな…最低でも優秀な奴がいいな。」
…それは貴族でしょうか?
ラインハルト「ああ、貴族の相手は貴族でないとな。」
そう…ですよね。では、失礼します。
ラインハルト「ああ、おやすみ。」

フレッド「オルエン様、もしやあなたはイリオスのことが…?」
フレッド…わからない。わからないの…でも、イリオスと遊ぶのは楽しいわ。
フレッド「そうですか…」
これが恋って気持ちなのかはわからないわ。けど他の殿方ともまた違う気持ち。
フレッド「…美しく、なられましたな。」
…そうかしら?
フレッド「ええ、きっと他の殿方も放っておきませんね。」
でも私、今は誰ともそういう仲になりたいとは思いませんわ。
フレッド「はは、それは嬉しいような残念なような…では失礼します。」
ええ、お疲れ様。今日はありがとうございました。

ねえ、イリオス。私、あなたのことが好きなのかしら?
これが恋って気持ちなら…私はあなたのことを……
でも私、殿方の友達がいないからこれが普通なのかわからないの…
教えてよ…イリオス……おやすみなさい……
終わり

うーん…早いところ自覚しろこの2人w
どっちかが自覚さえすれば一気に結ばれそうな気もするぞw
まあこのスレの時空間ではそれは一生ないんだろうけどなw
163助けて!名無しさん!:2010/07/29(木) 13:06:26 ID:mSLAhfnh
随分と加速したな、一日見なかっただけで偉い勢いだ

>>147
サラ「兄様は私を触ってて気持ちいい?私は兄様にゴシゴシされて気持ちいいよ…」
サラ「もっと…強くしてもいいよ」
サラ「…もう、かけるならかけるって言ってよね…」

エフラム「…頭洗って流すだけでよくそこまで言えるな」

安心しろ、もっとひどいこと考えた奴がここにいるぞ
164助けて!名無しさん!:2010/07/29(木) 13:08:43 ID:8GDRSMLV
>>163
抜き出すなwwwそこだけ見たら想像しちまったじゃねえかww
165助けて!名無しさん!:2010/07/29(木) 13:25:18 ID:QCt+sgaN
>>163
  `¨ − 、     __      _,. -‐' ¨´
      | `Tーて_,_` `ー<^ヽ
      |  !      `ヽ   ヽ ヽ
      r /      ヽ  ヽ  _Lj
 、    /´ \     \ \_j/ヽ
  ` ー   ヽイ⌒r-、ヽ ヽ__j´   `¨´
           ̄ー┴'^´
166助けて!名無しさん!:2010/07/29(木) 13:38:05 ID:yCioZRlu
兄様硬いのね…
…ホントは見たいクセに…
兄様ドキドキしてる?
でも兄様ならいいよ?

このへんも結構きわどい
サラ・・・・恐ろしい子!
167助けて!名無しさん!:2010/07/29(木) 13:43:20 ID:EtGjIy/J
思うがエフラムの理性もそろそろ限界なんじゃあるまいか?
本人は否定してるが心の奥底じゃロリ&シスだと思うし…
幼女を守る使命感で耐えてきたとはいえ暴走してもおかしくない気がするぞ
耐えるんだエフラム!
168助けて!名無しさん!:2010/07/29(木) 15:19:10 ID:ofwc8y+4
家に帰ったらリンとエイリークが…
外に出れば竜幼女とサラ様が…
169助けて!名無しさん!:2010/07/29(木) 15:37:56 ID:h/+mhO7N
と、とりあえずこの流れはやめようぜ。何か香ばしくなってきたぞ…


しっかしこのスレの良い所として、原作では起こり得ない組み合わせで楽しめる所だな
新・紋章の謎ネタが解禁されたら仲の良い(※恋人的意味ではあらず)ミネルバとハーディンの会話ネタを書くわ
170助けて!名無しさん!:2010/07/29(木) 15:44:55 ID:EtGjIy/J
起こりえない組み合わせか…いろいろあるな

兄弟家15人、AKJの四人組、チキファミルラ他竜王家
竜幼女+サラ様+アメリア、四人娘、

サラ様×エフラム、ジャンヌ×アルム、イリオス×オルエン、
ビラク→ヘクトル、ターナ×サラ様
171助けて!名無しさん!:2010/07/29(木) 16:06:24 ID:Ys0m8LKb
>>170
OIO「………」
172助けて!名無しさん!:2010/07/29(木) 23:33:32 ID:ESQBtgc1
葉っぱ→イドゥン、エリンシア→バアトル

>>129
エディは紋章町商店街でボーレのライバル店の豆腐屋をやっているネタがあった。
173助けて!名無しさん!:2010/07/29(木) 23:43:11 ID:CWOVgCoY
セティ&クレイン ミーシャ→セティ リリーナ→ヘクトル

と思いきやヘクリリは原作で親子だったから独自の組み合わせってわけでもないか
174助けて!名無しさん!:2010/07/30(金) 00:01:21 ID:dYDYzdGi
上の方でフリーダがカレー屋やってる話があるのを見て
過去ログ漁ってるうちに書きたくなってきたのでネタ投下
なお、元になった話は21スレ目の「カレーうめぇ」です
175カレー屋と常連客:2010/07/30(金) 00:03:45 ID:dYDYzdGi
「………」
「………」
「………はあ」

マレハウトにあるカレー屋マラドの店主フリーダはため息をついた。
原因は目の前にいる常連客二人の食べっぷりである。

「今日も店にあるだけ全部食べるんだろうなあ…どんな胃の構造してるんだろう…」

フリーダの視線の先では、大男と華奢な女性が向かい合って座り、次々と空になった皿を積み上げている。

「「おかわり」」
「すみません…今日はもう今ので最後です」
「そうか、なら仕方ないな。帰るか、イレース」
「…わかりました、アイクさん」

相変わらず凄まじい食べっぷりだ。二人で食材が空になるまで食べるとか常連客とはいえ怖さを感じずにはいられない。

「あの、お二人にちょっとお聞きしたいことがあるんですけど…」
「…ん?」
「何ですか…?」

清算を終えた二人に、フリーダは以前から気になっていたことを聞いてみることにした。

「お二人はお仕事は何をされてるんですか?いつも凄い量を注文されますけど…
 いや、深い意味は無いんです、ちょっとした好奇心というか…」

正直、この二人以外に全くと言っていいほど客が来ないのに店を畳まずに済んでいるのは、この二人が
来るたびに常人には理解し難い量を注文し、そして膨大な代金をきっちり払っているからなのだ。

「なんだそんなことか、ただの工務店務めだ。イレースもな」
「はい…」
「まあ、給料は悪くないとは思うぞ?そんなに大きいところじゃないけどな」
「危険手当もかなり出ますし…」
「そ、そうなんですか…」

危険手当がかなり出るとか一体どんな工務店なのか、何だか余計に疑問が増えた気がする。

「まあ俺たちは食うのが好きだからな、他の奴らより多く金をかけているかもしれないな」
「…そうですね」
「イレースは俺より食うことがあるからな、たまに俺が奢ってやることもあるくらいだ」
「へえ…意外ですね」

どちらもかなり食べることは知っているが、イレースがアイク以上というのは意外だ。見た目あんなに華奢なのに…

「まあイレースには体で払ってもらっているからな、それほど気にしていないが…」
「…ええ!?」
「……!!?」

アイクの信じ難い発言に叫び声を上げるフリーダ。イレースも盛大にむせている、当り前か。

「こいつは店では新入りな方なんだが…うちは万年人手不足と言っていいところだからな、他の連中の負担が減って助かってるんだ。
 頑張ってくれるならたまに飯を奢るくらい何でもない…ってどうした二人とも」
「え?ああそういう意味でしたか…」
「…びっくりしました」

最後まで聞けば別に普通の話なのだが、順番がおかしいだろと心の中で突っ込む。もしかして結構天然なんだろうか。
イレースの方を見てみると、なぜか頬が緩んでいるように見える。まんざらでもない、というやつなのだろうか。
176カレー屋と常連客:2010/07/30(金) 00:06:46 ID:dYDYzdGi
「ん…?」
「…どうかしましたか?」
「今…外に熊がいたぞ」
「え?本当ですか!?嫌だなあ…たまに出るんですよ」

場所が場所だけに店の周辺に熊が出没することも稀にある。まあ山だからしょうがないと言えばそれまでだが。

「怖いですよね…この前も登山者が襲われかけたって話を聞きました」
「問題だな…よし、俺が退治してこよう」
「え!?あ、危ないですよ」
「大丈夫だ、食後の体をほぐすのにちょうどいい」

そう言うとアイクは散歩にでも行くかのような気楽な様子で出て行った。

「大丈夫って…それにアイクさん武器も何も持っていかなかったような…もしかして素手で!?」
「大丈夫です…アイクさんは強いですから…」
「そ、そうなんですか…?」

イレースはアイクの強さを信頼しきっているようだが、熊を素手で倒せる人間なんているんだろうか?と思わずにはいられない。
実はラグズでした、とかそういうオチでもあるのだろうか。

「………」
「………」
「………」
(…き、気まずい…)

アイクが外に出てイレースと二人になったが、何を話していいかわからない。自分がよくしゃべる方だとは思わないが
イレースがとにかく無口なので、会話のネタに困る。なんでもいいから何か話してみるべきだろうか。

「あの…」
「…はい」
「いつも二人で食べに来ますけど…お二人は付き合ってたりするんですか?」
「………はい」

そっかー、やっぱりなー、と心の中で呟く。冷静に考えれば若い男女二人で店に来る場合、それ以外の関係は考えられないだろう。
社内恋愛というやつなんだろうか。

「…嘘です」
「違うんですか!?」

思わずよろめきながら突っ込む。信じちゃったよ!冗談に聞こえないにも程がありませんか。

「…まあ…そうなりたいとは思ってるんですけどね……」

ふう、と悲哀の念がこもったため息をつくイレース。そのあまりに沈痛な様子に、周囲の気温が一気に下がったような感覚すら覚えた。

(なんか色々ありそうだけど…下手に首を突っ込むとろくなことにならない気がする…)

「戻ったぞ」
「早っ!?」

まだ数分しか経ってないような気がするんですが。もう片付いたんですか?

「ほら、こいつだ」

かなりの体格なアイクだが、それを一回り上回る熊を無造作に床に転がすのを見ると、この人は本当に人間なんだろうかと
思わずにはいられない。
177カレー屋と常連客:2010/07/30(金) 00:08:13 ID:dYDYzdGi
「…よかった、これで解決ですね…」
「ああ、これで熊に襲われることも無くなるだろう」
「…そ、そうですね」

ものの数分で熊を発見して倒すとか何なんですかとか、本当に素手で倒したんですかとか聞こうと思ったが
もう突っ込むことすら無駄だと思い口には出さなかった。

「そろそろ帰るか…結構長居してしまったな、日が落ちる前に帰るつもりだったが」

窓の外を見てみると、かなり日が落ちている。気付かないうちに結構時間が経ってしまっていたようだ。

「夜の山歩きは慣れた人じゃないと危ないですよ、ここ元は結構大きい山小屋でしたから、泊まれる部屋ありますよ。
 良ければ泊まっていきますか?」
「気持ちは有り難いが明日も仕事でな、帰らなきゃならん」
「でも…あ、そうだ。イレースさん杖使えますよね?転移の術とか使えないんですか?」
「………!……」

フリーダのその台詞を聞くと、なぜか硬直して表情が固まるイレース。あれ、何か変なこと聞いた?と思わず自問自答する。

「…えっと…その…」
「ああ、俺は修行のために歩くことにしている。術はいい、自分の足で下りるさ」
「…そ、そうですか…じゃあ…私も体力作りのために歩いて下りようかな…」
「……?」

何か釈然としないものを感じるが、気にしても仕方ないのでスルーした。何かもう今日は多少の事では動じなくなっている気がする。

「でもやっぱり危険ですよ、はぐれたりとかしたら危ないですし…」
「だったら手を繋いで行けばいいさ、ほら、帰るぞイレース」
「…はい」

アイクが差し出した手をおずおずと掴むイレース、よく見ると頬が染まっているし、離れてもわかるくらい顔が緩んでいる。
ああそういう事でしたか。野暮なこと聞いちゃったなあと心の中で反省する。私もまだまだ修行が足りないなあ。

「じゃあ俺達は帰るぞ」
「…また来ます」

そう言うと二人は足早に出て行った。最もイレースさん的にはある程度時間がかかった方が幸せなんだろうなあと思った。

「さて…じゃあ掃除を…ってこれ…どうしよ」

床を見るとアイクが仕留めた熊が転がっている。すっかり忘れてしまっていた。これどうしよう。

「熊…捌いたことなんて無いんだけど…まあ折角だし、熊カレー…挑戦してみようかな」

終わり


カレー屋のフリーダの話だと思ってたらいつの間にかアイクとイレースの話になっていたでござるの巻
178助けて!名無しさん!:2010/07/30(金) 02:15:33 ID:HR0zbbH5
やはりアイクとイレースはいいものだ。フリーダも良かった。GJ!
179助けて!名無しさん!:2010/07/30(金) 02:22:56 ID:ZUI3vlPv
>>175-177
なんだか和んだよ…熊カレー食べたいよ熊カレー
GJを贈らせてもらいます!
180助けて!名無しさん!:2010/07/30(金) 02:23:37 ID:cqfVqZvH
アイク×イレースは久々だな
最近久々のカップリングが多くていい感じだ
夏休み効果キターーー!!のか?

GJGJ!でした

どうでもいいけど今カレー喰ってたwww
181助けて!名無しさん!:2010/07/30(金) 06:10:29 ID:cBvhRLtS
>>175
いいね、こういうの。GJ!
しかしアイクの超人ぶりをまだ知らない人がいたとは…

>>180
OK、グッドタイミング!
182助けて!名無しさん!:2010/07/30(金) 14:03:11 ID:DpppmYz3
自分、アイク×レテを執筆してる者ですが、上記の話のように短編にしとけば良かったと後悔してます…orz

実際、このようなカップリングの話は長編より短編の方が良いのでは、と思いますが…どうでしょうか?
183助けて!名無しさん!:2010/07/30(金) 14:10:32 ID:iNErX0/b
書き手の書きやすいように…としか言いようがないっす

短くても長くても面白ければどちらでもいいとしか…
ともあれ楽しみにしてます
184助けて!名無しさん!:2010/07/30(金) 15:41:07 ID:nEdEbd5p
イレース「……ん…」
 アイク「美味いか?」
イレース「はい…少し苦味がありますね」
 アイク「そうか、これはそういう味なのか」
イレース「…もっと食べていいですか?」
 アイク「まだ欲しいのか?本当に底無しだなお前は…まあいいが、何が欲しいか
     言ってくれないとわからないぞ」

フリーダ(何なんだろうアレ…バカップル?ああ違った、カップルじゃないんだった…
     でもお互いのカレー交換してるだけで何だろうあの会話…いやいや、変に聞こえるのは
     私の心が汚れているからなんだきっと…気にしない気にしない…)

 アイク「店主、おかわりだ」
フリーダ「え?は、はい!(ああもう…『おかわり』って普通の言葉も変に聞こえる…)」

 アイク「あいつ…今日はずいぶん挙動不審だな…何かあったのか?」
イレース「さあ…」
185助けて!名無しさん!:2010/07/30(金) 19:59:20 ID:dYDYzdGi
>>184
フリーダ「はあ…なんであんなこと考えるかな…出会いが無いからかな…
     こんな山で店やってても来る男の人ってアイクさんくらいだし…
     いやむしろアイクさんなら…」
イレース「…気になりますか?」
フリーダ「い、いえ!そんな!ちらっと思っただけですから
     イレースさんのお気持ちは知ってますし…」
イレース「止めはしませんけど…苦労しますよ?」
フリーダ「は、はあ…?」
イレース「本当に苦労しますよ…?それでもいいですか?…本当に苦労しますよ?」
フリーダ(三回も言われちゃった…何に苦労するんだろう…?アイクさんって本当に何者?)
186助けて!名無しさん!:2010/07/30(金) 21:24:48 ID:R9IifxlQ
>>185

28スレ目にして新フラグ発生だと・・・?
187助けて!名無しさん!:2010/07/30(金) 23:37:14 ID:RKPvDEug
これが一級フラグ建築士による匠の技ってやつなのか・・・!
188カレー屋さんとフラグクラッシャー:2010/07/30(金) 23:49:50 ID:ZN8MCgKe
初投稿です
ちょっと汚い下ネタ注意

フリーダ「アイクさん!!いらっしゃいませ!!ってあれ?今日はイレースさん一緒じゃないんですか?」
アイク「何でも今日は他の奴と飯を食うとか言ってたぞ。代わりに友達と俺の弟を連れてきた」
セネリオ「どうも。」
ライ「こんな山の上にカレー屋があるとはなあ」
マルス「隠れ家的な店なんですねえ」
フリーダ「ええ…まあ…(開業費用の節約のためにもらった山小屋で土地代ケチったなんて言えない…)」
アイク「いつものを頼む。」
ライ「それじゃあ俺はマトンカレーで」
セネリオ「ポークカレーお願いします。コロッケも乗せてください」
マルス「じゃあ僕はチキンカレー下さい」
フリーダ「はい!!少々お待ちください!!(一日にお客さんが四人!!嬉しいなあ)」

フリーダ「アイクさん…今日は特別にアイクさんの大好きなお肉たっぷりのカレーたくさん仕込んでおきました…」
アイク「そうか、すまんな」
フリーダ「いえ…アイクさんは大事な常連さんですし…………タベップリガステキデスシオトコラシクテカッコイイシ…」
アイク「?何か言ったか?」
フリーダ「いいいいいいえ!!何でもないです!!!///////いっぱい食べてくださいね!!」

セネリオ「これは…」
ライ「まさか…」
2 8 ス レ に て ま さ か の 新 嫁 候 補 の 予 感 ! !
マルス「メタ的発言はやめてくださいよ」

セネリオ「すみませんアイク、ちょっと外に出てきます」
ライ「俺もちょっと」
マルス「僕も」
アイク「なんだお前ら三人して連れションか」
マルス「いやアイク兄さん食べ物屋で連れションって言うのはちょっと…」
ライ「なーにすぐ戻るさ」

━店の外━
ライ「あの店主の事、どう思う?」
セネリオ「容姿は今までの嫁候補にない褐色系性格は穏やか」
ライ「料理上手みたいだしいい奥さんになるなありゃ」
セネリオ「総合評価としてはレテに準ずるレベル。悪くないですね」
ライ「まあ俺はレテ押しだがあの人も悪くはないな」
マルス「なんだか二人とも嬉しそうですね、僕もちょっと手を貸しますよ」
マルス(ていうかこの二人はなんでアイク兄さんの嫁候補について真剣なんだろう。二人とも恋人いないし自分の方を優先するべきじゃ…)
セネリオ「アイクの親友だから将来が心配でならないんですよ」
マルス「!?僕の思考が読まれた!?」
ライ「そろそろカレーができた頃だろ、戻らないといけないな」

アイク「お前ら遅かったな、大きい方か」
マルス「カレー屋で何てこと言うんですかアイク兄さん」
ライ「おー美味そうだなー」
フリーダ「猫のラグズの方とお見受けしたので玉ネギなど刺激があるものは抜いておきました」
ライ「おっ悪いねぇ」
フリーダ「あとコロッケカレーの方、申し訳ありませんがカニクリームコロッケしかなかったのですが大丈夫ですか?」
セネリオ「いえ、むしろ好物ですので、ありがとうございます」
フリーダ「いえいえ」
ライ・セネリオ「(気配り上手…!!これは中々)」
マルス「このカレー美味しいなあ」
セネリオ「(想像以上の人物…)」
ライ「(これは…)」
セネリオ「(全力で行きますか?)」
ライ「(やるしかないな)」
マルス「あんたらニュータイプか」
189カレー屋さんとフラグクラッシャー:2010/07/30(金) 23:53:07 ID:ZN8MCgKe
セネリオ「ご店主!!ちょっと」
フリーダ「はっはいいいい!!(何!?何かまずい事しちゃった!?)」
ライ「外に来ていただけますか?」
マルス「ちょっとでいいんで」
フリーダ「えええええええわ…わかりました…(そ…外で何されるの私!?)」
セネリオ「というわけでアイク、ちょっと出てきます」
アイク「ああ(あいつらトイレばかり行くなあ)」

━店の外━
セネリオ「ご店主、単刀直入に申し上げます。アイクの事が好きなんですね?」
フリーダ「なっななななななくぁwせdrftgyふじk」
セネリオ「好きなんですね?!」
フリーダ「はっはいいいいいいいいいい(何この人こわいいいいいいいいいいいいいい)」
ライ「おい怖がってるだろ!!店長さん、俺らは怒ってるわけじゃあないんだ、あんたの恋を応援したいんだよ」
フリーダ「へ?何でですか?」
セネリオ「僕らはアイクの親友として彼を見てきましたが、このままでは一生奥さんをもらえず一人で過ごすと思うと耐えられないです。」
ライ「あいつかなりモテるんだが…今まで付き合った女はいない。」
フリーダ「そうなんですか…意外です…」
セネリオ「そこであなたのような気立てがよくて料理上手なあなたにアイクとくっついてもらいたいんです。コロッケ美味しかったですし。」
ライ「そこで俺らが恋のキューピッドになろうってこった!頼むよ」
フリーダ「応援してくれるなら…嬉しいですけど…なにか作戦はあるのですか?」
マルス「ここで今まで空気だった僕の出番ですよ!!」
マルス「作戦はこうですアイク兄さんは食べ物の事になるととてつもない集中力を発揮するんです、それを利用します」
フリーダ「どうやって?」
マルス「この型を使われよ。一回言ってみたかったんだ」
フリーダ「これは…ハートの型?」
マルス「そうです。この型をカレーに使うことでカレーに、食べ物に込められたメッセージを兄さんが受け取るって寸法ですよ」
フリーダ「なるほど…早速試してみますね。」

アイク「お前ら遅かったな」
セネリオ「すみませんアイク、店主と話し込んでいました」
ライ「カレー美味かったしな、この店連れてきてくれてありがとよ」
アイク「そうか、連れてきたかいがあったってもんだ」
フリーダ「あ、あのっ!!アイクさん!!」
アイク「ん?何だ?」
フリーダ「日ごろの感謝の印に…アイクさんにサービスしたいんです!!すこしお時間頂いてよろしいですか?」
アイク「別に構わんが…」
フリーダ「それじゃあアイクさんのために張り切って作りますね!!」


━数十分後━
フリーダ「できました!!」
アイク「おお、できたのか」
フリーダ「アイクさん!!これが…これが…私の気持ちです!!貴方がこうして私のお店に来てくれて…私のカレーを食べてくださること…これに勝る喜びはありません!!」
ライ「キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
セネリオ「キタ━━━━━━━━━━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━━━━━━━━━━!!!!!! 」
マルス「ちょwwwwwwwwwwはしゃぎすぎwwwwwwwwwwwwwwww」
セネリオ「ハート型のライス!!」
ライ「ハート型のハンバーグにハート型の野菜!!きた!!メインカレーきた!!」
セネリオ「これでかつる!!!!!」
マルス「ちょwwwwキwャwラw変wわwりwすwぎwwwwww」
フリーダ「ど…どうですか?」
アイク「おお、ハンバーグカレーか。肉が多くて美味そうだ。」
フリーダ「あの…形は…」
アイク「おお、この形は…」
セネリオ「ワクワク」
ライ「テカテカ」
マルス「どうだ…?!」
190カレー屋さんとフラグクラッシャー:2010/07/30(金) 23:55:58 ID:ZN8MCgKe
アイク「尻か?」


セネリオ・ライ・マルス「( ゚д゚) ・・・」
(つд⊂)ゴシゴシ
 
(;゚д゚) ・・・
 
(つд⊂)ゴシゴシゴシ
  _, ._
(;゚ Д゚) …!?

フリーダ「お…お尻?!ってやだ!!上下逆に渡しちゃった!!!!!」
アイク「なあ店長尻がどうしたんだ?」
フリーダ「あ…あの…忘れてくださいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい」
セネリオ「ああっご店主ーーーーーーーーー!!!!!!」
アイク「何だったんだ?まああのカレーは今まで食った中でエリンシア姉さんのカレーの次に美味かったが」
ライ「アイク…お前…」
マルス「アイク兄さんのフラグクラッシュ能力を完全にナメていたああああああああああああああ」
セネリオ「ひどい有様ですひどい有様ですひどい有様ですひどい有様ですひどい有様ですひどい有様です。」


フリーダ「…イレースさんが言ってた苦労ってこのことだったんですね…でも…私は…!!」
終われ


初投稿でいろいろ至らないところがあってすみません
フリーダ大好きだから兄弟スレに出て嬉しくて書いた後悔はしていない
お目汚しすみませんでした
191助けて!名無しさん!:2010/07/31(土) 12:40:32 ID:f+1XSCyy
アイクは履歴書の資格の欄に一級フラグ建築士とフラグ破壊技術者の資格有と記入すべき
192助けて!名無しさん!:2010/07/31(土) 13:00:14 ID:9tCHL4dt
普通の向きで出したとしても通用しなさそうなのがなんとも…
セネリオ達のやりとりが楽しかったよGJ!
アイク兄さんに好意がある事を認識させたララベルさんはある意味凄い
193助けて!名無しさん!:2010/07/31(土) 14:51:52 ID:LxE029D/
>>188-190
アイクェ…
相変わらずのフラグクラッシャーっぷりがパネェwww
てかセネリオとライのやり取りが面白いなw
GJ!

…流れ切るけどこのスレのゼフィールってアシュナードとは仲が悪そうだけど、逆にハーディンとは仲が良い気がするよw
194助けて!名無しさん!:2010/07/31(土) 16:03:51 ID:NUmu+cFv
このスレのアシュナードって何して暮らしてるんだろうな?
たまに街を壊すから警察官としてはそりゃ仲良くできんだろう

ハーディンはニーナの事が無ければ立派な街の名士だろうし
ゼフィールと親交があってもおかしくないな
195助けて!名無しさん!:2010/07/31(土) 18:22:56 ID:TtPLgMxg
アシュナードと言えばグルグルランド!
196助けて!名無しさん!:2010/07/31(土) 18:35:35 ID:KBonlxld
>>195
ふと遊園地グルグルランドが脳裏をよぎった
アシュナードと遊園地はミスマッチな感じがするが
197雨の日の思い出:2010/08/01(日) 15:31:35 ID:KKKsfpMv
僕の名前はマリク。カダイン学院で魔法を勉強している魔法使いだ。
今、僕は友人のエルレーンと共に仲良く論文を書いている。
エルレーンは僕の親友で同じクラスの魔法使いだ。
僕よりも成績優秀で次期カダイン学院教授最有力候補だ。

エルレーン「マリク…顔色が良くないが大丈夫か?」
マリク「そうかな…最近ちょっと寝不足だからかもね。」
エルレーン「無理するなよ。」
マリク「ああ、ところでエルレーンは何を書いてるんだ?」
エルレーン「ん?ああ、エクスカリバーを使うには、だな。」
マリク「……そう。頑張りなよ。」
エルレーン「まあ新暗黒と新紋章verなら俺も使えるんだがな。」
マリク「メタ発言はやめとくんだ。」
エルレーン「気にするな。おっと、もうこんな時間か。」
マリク「いけない、エリス様と待ち合わせがあるんだ。」
エルレーン「お熱いなー。まあ楽しんでこいよ。」

エルレーンと別れて慌てて学院の門に向かう。
エリス様は僕の先生で、僕の大事な人でもある。
エリス様は僕達より少し早く卒業し、杖術の講師をしている。
そしてここで再開した時、ある事件をきっかけにして僕は告白した。
結果として僕とエリス様は世間一般でいう恋人となった。
まあ、一緒にいるのは楽しい。ちょっと問題もあるんだけどね…

待ち合わせ5分前に到着、エリス様は…もう待っていた。
エリス「ああ、マリク!会いたかった。」
いきなり抱き着いてくる…ああ、周りの目が痛い…
そう、問題ってのはこの過剰なまでの愛情表現なんだ。
過去に僕がとある試験に合格した時には授業そっちのけで来たこともある。
いや、愛されているのはとっても嬉しいんだけど周りに迷惑は…ね。

マリク「今日はエリス様に夕食を作ってもらえるので楽しみです。」
エリス「マリク、エリスって呼んでよ。様なんていらないわ。」
マリク「エリス様はまだ僕の先生ですから…」
エリス「エリスって呼んでくれないのね…嫌われたんだわ…」
マリク「ああ!わかりました!わかりましたから泣かないでください!」
エリス「本当に?」
マリク「エ、エリス…の夕食が楽しみだなー…」
エリス「今日は頑張って作るから楽しみにしててね!」
そう言ってまた抱き着かれる。いや、抱き着いてくれるのは嬉しいけど…
うぅ…また視線が痛い…早く家に向かおう。
198雨の日の思い出 2/5:2010/08/01(日) 15:33:07 ID:KKKsfpMv
台所から美味しそうな香りとエリス様の鼻歌が聞こえてくる。
今日来たのはエリス様の実家である。両親はいないので一人暮らしらしい。
高校、大学時代は留学したため向こうに引っ越していたらしいが、
最近こっちで講師になったため再びこちらに来たらしい。

エリス様の家は綺麗で何だかいい香りがする…ドキドキしてるな。
あれ?初めてエリス様の家に来たはずだが…見たことがあるような…?
気のせいかな?似たような家に行ったことがあるのかもしれない。
それにしても眠い…昨日は夜中まで論文を書いていたから寝不足だ。
エルレーンに指摘されるまで気づかなかったが体調もよくないかな。
それでもエリス様の手料理のために頑張って来たんだけどさ…
エリス様には悪いけど料理ができるまで少し寝よう…


???「マリクー、きょうはなにしてあそぶ?」
どこか見覚えのある青い髪にまだ幼い顔立ちの少年が近くにいた。
その横にはマリクと呼ばれた同じくらいの少年がついて来ていた。
マリク「マルスさまとたんけんごっこ!」
マルスと呼ばれた少年はマリクの手を引っ張ると走りだした。
2人が遊んでいると急に雨が降り出してくる。
慌てて近くの建物の軒下に雨宿りするが2人はびしょ濡れであった。
そこへ傘をさした青い髪の小学6年生頃の少女がやって来た。
???「マルス、マリク。傘持ってきたわよ。」
マルス「エリスおねえちゃんありがとー。」
エリスと呼ばれた少女は子供用の傘をそれぞれ2人に渡した。
エリス「とりあえず2人ともうちにおいで。風邪引いちゃうわ。」
マリク「ありがとーございます。」
3人は仲良く並びながらエリスの家へと歩きだした。


エリス「……ク、ご飯できましたよ。起きてください。」
マリク「…あ、ごめんなさい。眠ってしまったようです。」
エリス「疲れてるんでしょう。私の料理で元気だしてね。」
目の前には見るからに美味しそうな料理が並んでいた。
マリク「ありがとうございます。いただきます。」
うん、美味しい。やっぱりエリス様の料理は美味しい。
普段から弁当を作っていただいているので料理は食べていたが、
出来立ての温かい料理を食べるのは初めてだ。
エリス「どう、美味しい?」
マリク「はい、美味しいです。これならたくさん食べれそうです。」
エリス「おかわりもあるからゆっくり食べてね。」
ニコニコしながらゆっくりと食べるエリス様。幸せそうだなぁ。
こうしてエリス様の夕食を僕はゆっくりと楽しんでいった。
199雨の日の思い出 3/5:2010/08/01(日) 15:34:20 ID:KKKsfpMv
ふぅ…少し食べすぎてしまったかな。少々苦しい。
エリス様は僕が美味しそうに食べるのを幸せそうに見てきたし、
何よりも、美味しかったからか僕もつい食べすぎてしまった。
さて、もう夜だし帰らないと…
マリク「エリスs…ごちそうさまでした。そろそろ帰ります。」
エリス「あら、雨が降ってきたみたいだけど大丈夫?」
窓から外を見ると外はまるで台風のような強さの雨風だった。
エリス「無理して帰らずに泊まっていってもいいのよ?」
マリク「あー…困ったな…」
泊まらせてもらえるのはありがたいが、僕も健全な男性だ。
ちょっとしたことで結婚前に過ちを犯しても困る…な。
……あれ?さっきから少し身体が変だ……?
エリス「大丈夫?何だか顔が赤くてハァハァしてるわよ?」
マリク「だい…じょうぶ…です…」
どうしたんだ僕の身体は…ふらふらしてる…?
エリス「熱は…」
エリス様が額に額を当てる…や、やばい…ドキドキする。
な、何故だ?そんなことをされただけでエリス様が愛しくなる…
エリス「熱があるみたいね…大人しく泊まったら?」
いや、それはダメだ…今の僕だと……エリス様を…
マリク「すいません…お言葉に甘えます。」
エリス「なら私の部屋の隣の部屋を使ってね。着替えもあるから。」
ああ…こうなったら早く寝よう…寝不足を治さないと。
………ところで何故着替えがあるんだろう…?

ふらふらな身体でエリス様から聞いた部屋へ向かう。
ハァ…ハァ…身体が熱い…風邪かな…寝不足だからだろうか…
ふらふらになりながらも何とか部屋に到着、入ることができた。
部屋には綺麗に整理されたベッドと本棚、たんすがあった。
とりあえず今はベッドに行くことにしよう…早く寝たい…
ベッドに倒れ込むとあっという間に僕の意識は沈んでいった…


マルスとマリクはびしょ濡れの服を脱ぎ、エリスからタオルを貰う。
マルス「まりくーだいじょうぶか?顔があかいぞ?」
マリク「だ、だいじょうぶです…くちゅん!」
エリス「マリク、大丈夫?」
エリスはマリクの額に額を合わせ熱がないか確認する。
マルス「あーまりくずるーい。えりすおねえちゃん、ぼくにもー!」
エリス「待ってねマルス。んーやっぱり熱があるわね。」
マルス「まりくはだいじょうぶじゃないの?」
エリス「うーん…とりあえずベッドに寝かせてくるわね。」
エリスはマルスに着替え(昔のエリスの服)を渡し、マリクを抱える。
そのままマリクを連れて自分の部屋の隣にある部屋へ運び、寝かした。
200雨の日の思い出 4/5:2010/08/01(日) 15:35:04 ID:KKKsfpMv
マリクをベッドに寝かしたエリスはまず電話をする。
エリス「あ、もしもし。マルス君のお姉さんですか?」
ミカヤ「はい、その声はエリスちゃんね。どうしたの?」
エリス「マルス君が雨で濡れてしまったので迎えに来てもらいたくて…」
ミカヤ「あらあら、それはありがとうございます。今すぐ行くわね。」
エリス「はい、お願いします。」
エリスは電話を切るとすぐに台所に向かう。
まずは冷凍庫から凍りまくらを、冷蔵庫から冷えピタを取り出す。
次に沸かしたお湯を冷ました湯冷まし、棚からは風邪薬を取り出す。
それらを持ってマリクの寝ている部屋に行き、テキパキと準備する。
ミカヤがマルスを迎えに来る頃にはマリクは楽になってきていた。

ミカヤ「エリスちゃん、ありがとうね。」
玄関で着替えと傘を持ってきたミカヤがエリスに礼を言う。
マルスはその着替えを受け取りそそくさと着替えていた。
ちなみにミカヤはエリスの服を着ていた姿を撮影していたりする。
エリス「いえ、たまたま見かけたので…」
これは嘘だったりする。2人の姿を見て追い掛けていた。
たまたまテレビでやっていた天気予報でにわか雨が降ると聞いたからだ。
ミカヤは着替え終えたマルスを連れて仲良く手を繋いで帰っていった。

エリスが急いでマリクの元へ行くとマリクは穏やかな顔で寝ていた。
エリス「これなら大丈夫そうね…」
寝ているマリクを見るとエリスも釣られてうとうとし始めていた…


目が覚めると僕の横には座りながら寝ているエリス様がいた。
そうか…この部屋、この家に来たことはあったんだ…
さっきと今見た夢はその時のことか…全然覚えてなかったな…
そんなことを考えているとエリス様が目を覚ました。
エリス「マリク、大丈夫?」
エリス様の顔は僕を心配してくれている。
体調は…かなり楽になったかな。気分も悪くない。
マリク「はい、だいぶ楽になりました。」
エリス「よかった…」
マリク「昔…昔も今見たいに看病してもらったことがありますよね?」
エリス「…覚えているの?」
マリク「今…見た夢の中でもエリス様に看病してもらいました。」
エリス「あなたは子供の頃から無理をするとすぐに風邪を引いたわね。」
マリク「はい…昔からすぐに体調を崩してしまいましたね。」
確かに僕は今でも無理しすぎると体調を崩しやすい。けど…
マリク「そんな僕をいつも助けてくれた…エリスが…ありがとう。」
エリス様は顔を赤くして照れていた。きっと僕もだけど。
マリク「だからエリスに何かあった時は…僕が助けます…必ず。」
エリス「ありがとう…でも無理しないでね。」
僕たちは2人で助け合って生きてきた。もちろんこれからもだ。
そうやってずっと生きてきたのだから…これからもずっとできる。
そう思いながら僕はエリスを抱きしめるのであった。
201雨の日の思い出 5/5:2010/08/01(日) 15:35:45 ID:KKKsfpMv
エリスの独白

今日は大好きなマリクを家に誘い、夕食をご馳走することに成功した。
まあそのあとマリクは体調を崩してしまったので残念だったけど。
今日に備えていろいろと準備してきたというのに…

まず料理を美味しく食べてもらうためにいろいろ頑張った。
エリンシアさんに頼んでいろいろ教えてもらった。
結果、マリクはとても美味しそうに食べてくれた。成功だ。
次に、苦労しているであろうマリクに休んでもらうために泊まらせる。
聞けばマリクは寝る間を惜しんで勉強しているらしい。
勉強熱心なのはいいが、体調を崩してしまうだろう。
だから泊まってもらうためにユンヌさんに頼み雨を降らせてもらった。
確認した際にコノヒトデナシーと叫びながら誰かが飛んでいた気がするけど…
食事後ふらふらなマリクはベッドですぐに寝ていた。成功だ。
しかし、熱が出てきていたので私は冷えピタと凍りまくらを準備し、
湯冷ましと風邪薬を持って看病することにした。久々に。

看病しながらうたた寝していたらマリクが目を覚ました。
元気になっていたので頑張った甲斐はあったのだろう。
やっぱり元気なマリクを見るのが1番大好きなことだから…
マリクは昔、こうやって看病していたことを覚えていたらしい。
そしてお礼を言われたあと、抱きしめられた。
今日は頑張ってよかったわ…マリク、大好き!

ユンヌの悪戯

私はマリクとエリスの仲を進めるためにいくつか悪戯をしたわ!
まずエリスの家に興奮作用のあるお香を焚いたわね。
マリクが部屋に入った時に異常にドキドキしたので成功ね。
次にうたた寝したマリクの夢に関与、幼い頃の夢を見せたわ。
ついでにエリスが見てない隙に無味無臭の媚薬をマリクの料理に混ぜる。
これで、マリクはエリスに迫って(自主規制)な展開に…ならなかった。
どうやら媚薬の効果を体調不良と勘違いされたらしく寝てしまった。
つまんないから夢に干渉して似たような夢を見せた。
起きたらマリクはエリス抱きしめたから期待したけど何もなかった。
残念ね…ハァ…
マルス「懺悔は済みましたか?」
ハッ!?この気配はメダリオン!?いやー!!!

終われ

新紋章をやってたらマリクとエリスを書きたくなった
そして次のネタの予定もマリク主役になったのは内緒だw
202助けて!名無しさん!:2010/08/02(月) 00:06:50 ID:3ZJTvgPD
>>197-201
GJ!
ラブラブな話でもリーフはコノヒトデナシーなのかwww
それとユンヌを見るのが何故か久しぶりな気がする
203助けて!名無しさん!:2010/08/02(月) 00:57:21 ID:kXCl1FJl
>>188-190
目を擦る3人が可愛くて和んだ…
フリーダさん…応援したくなるぞ!
アイクは実際フラクラさえ乗り越えればあっさり結婚しそうな気もする
簡単には超えられないけど…GJでした!

>>197-201
エルレーン好きな自分はちょっとでも彼が見られて嬉しい…
ミカヤ姉さんと幼少のマルス達に和みましたGJ!

>>136-143の続き投下します
204幼女の旗の下に:2010/08/02(月) 00:58:01 ID:kXCl1FJl
201

4 夢に参加する 兄様の夢に入ってみよ、何しでかそうかな…

そうと決まれば行動は早い。エフラムの額に指を当て、二言三言呪文を唱える。
ロプト的な秘術の類だ。
原作で言えばマンフロイがディアドラの記憶を消したり、ユリアを洗脳したり、魔将を作ったり、
ユリウスの魔力で寿命を延ばしたりするのに用いた様々な術の仲間のようなものである。
サラはこの年ですでにマンフロイを超える術者であった。

サラ  (兄様の夢…どうやら夢に私も出てるようね…よし、夢の私と一体化して潜入しよ…)
そのまま瞳を閉じると精神を夢の世界に送り込んだ。
闇の中を抜け、夢の世界に辿り着いた精神はエフラムが抱くイメージ…夢の中のサラと一つになる。
サラ  「さて…兄様はどんな夢を見てるのかしら?」
まずは周囲を見渡してみる。サラは見晴らしのよい丘の上にいた。
どこまでも続く田園…所々に木が生えており、丘の向こうには川が見える。
数件の家がポツポツと点在しておりのどかな田園風景が視界いっぱいに広がる。
雲一つない青空…夢の中なので感じないが、現実であれば爽やかな風を肌で感じられただろう。
その時背後で物音がした。振り向くとエフラムが汗水垂らして木材を担いでいた。
上半身裸で頭にタオルを巻いている。
何してるのかは気になったが夢なんて不可解なものである。どうせ夢だし悪戯してやろうと歩み寄ると脇腹をくすぐってやった。
エフラム 「ぬおっ!? こらこら危ないからよさんか」
サラ   「あらやっぱりくすぐったくはないのね」
エフラム 「なんのことだ?」
サラ   「別に…ところでなにしてるの?」
エフラム 「ここに保育園を作るのだ」
見るとエフラムだけではない。
オグマやらシャナンやら牙の3人やらターナやら…エフラムの同志たちも汗水垂らして働いている。
基礎を整え、木材を立て、釘を打ち…彼らの顔には喜びが煌きあふれていた。
エフラム 「おっとこうしてはおれん。俺も幼女のため働かねば…もうすぐ幼女たちが入園しにくる」
サラ   「まだ出来てもいないのに?…ってこういう世界は不可解で不条理なものだものね」
ふと稜線の向こうから人影がやってくるのが目に付いた。
チキファミルラ…アメリア…だけではない。
ニノやユミナ、ユベロやラクチェらの姿もある。さらにはエイリーク、リンとセリスまで…

オグマ  「ちょっとまっててくれー、もう少しで出来るから」
ユミナ  「あんまり待たせないでよね!」
ニノ   「ジャファルー兄ちゃんたちー頑張れー!」
ジャファル「……!」
ライナス 「うおおおおおおおおおっ!」
ロイド  「どりゃあああああああっ!」
その光景を見てサラもターナに声をかけてみた。
サラ   「がんばれー」
ターナ  「ふぬぅぅぅううううううっ!」
頑張った。これはエフラムの夢のイメージ。どうやらエフラムの中ではターナはオグマ達のカテゴリに入ってるようだ。
サラ   「…姉さまも難儀ね」

男達に気合が入ったのかまるでビデオの早送りのような速度で保育園が出来上がっていく。
205幼女の旗の下に:2010/08/02(月) 00:59:05 ID:kXCl1FJl
202

その瞬間入園式の場にワープした。場面が飛んだというべきか。
サラ   「兄様の夢はせっかちねぇ…悪さする暇もないわ。ま、今しばらくはこの時間を楽しみましょ」
入園式では幼女たちが可愛らしい制服に身を包んでいる…とはいえ実際に幼稚園児なのはファのみ。
ラクチェやエイリークらが幼稚園の制服を着てるのはかなり…引く。
リンに至っては…言っては悪いが変態だ。
…が、夢の住人ゆえか気にしたそぶりもない。
さらにセリスも女子用の制服を着ていた。
セリス  「わぁ…可愛いなぁ」
エイリーク「よく似合っていますよセリス」
エフラム 「うむ、お前達は俺達が守り抜くから安心してこの保育園で暮らすといい」
セリス  「うん、ありがとう兄さん!」
リン   「嬉しい兄さん!さっそくだけど…お腹すいちゃった」
エフラム 「よしよしちょっと待ってろ」
幼女達のおやつを作るエフラムの表情には保護欲を満たしきった喜びが浮かんでいた。
夢の世界ではその人の深い面やイメージ…願望を見ることができる。
サラ   「実際のセリスだったら反発しそうね…それにしても兄様はわりとポジティブなのかしら?
      少なくとも悪夢の要素は見当たらない」
そこまで言って気が付いた。
現実でサラのマンションに泊まってサラをお世話したので保護欲を満たしたからではないだろうか?
だからいい夢を見ているようだ。
サラ   「ふぅん…」
悪い気はしないがエフラムの悪夢もそれはそれで見てみたい気がする。
とりあえずどうせ夢なのだし色々やらかそう。
サラ   「に・い・さ・ま」
おやつを用意してるエフラムの背中にしがみつく。
いつもなら耳に息をかけるところだが、夢の中では効果がない。
エフラム 「こらこら危ないぞ」
ミルラ  「あーーーっ!お兄ちゃんに何するですかーっ!?」
チキ   「がおーっ」
ファ   「がおがおーっ」
飛んできたミルラがブレスを吐く。ついでにチキとファもブレスを吐く。
エフラム 「こらこら喧嘩はいかんぞ。仲良くせんといかん」
間に入ったエフラムは全てのブレスをまともに浴びた。
心持ち服や髪の毛が焦げたものの元気そうだ。
むしろ幼女の喧嘩を仲裁したことに幸福を感じていそうな気がする。
サラ   「…夢だからいいようなものの現実だったら死んでるね」
エフラム 「幼女を守るためなら俺は死なん」
206幼女の旗の下に:2010/08/02(月) 00:59:46 ID:kXCl1FJl
203

エフラムが竜幼女たちを宥めている間、サラはエフラムの夢ワールドを調査して回った。
エフラムが周囲の人間をどういうイメージで見てるか…あるいはその人にどういう願望を抱いているかが読み取れる。
向こうではシャナンがラクチェやパティに剣を教えている。
現実ではラクチェはクラスチェンジする頃になるとシャナンを抜いてしまうのだが…バルムンク以外。
オグマはユミナ&ユベロを愛でているし、
ニノはジャファル、ロイド、ライナス、カナスら四人もの守護者に守られて幸せそうだ。
ターナはさっきから自分の後ろを付いてきてひたすら撫でてくる。ちょっとウザイ。
サラ   「これが…兄様の夢の世界っと…もちょっと調べよ」
ターナをワープで夢のどっかに飛ばすと、園長室に入ってみた。
エフラムの留守だし色々調べよう…と思ったらそこにはセリスがいた。
可愛らしい顔に真珠のような涙が伝い落ちている。
サラ   「あら…こんなところでなにしてるの?」
セリス  「迷子になっちゃったよう…にいさ〜ん!ふえ〜ん!」
ひたすらか弱そうな雰囲気である。エフラムのようなタイプには保護欲をさそうのかもしれない。
サラにとってはいぢめたくなるが。
サラ   「現実のセリスよりずっと華奢で儚げ…そういう風に見られてたらセリスも反発するわけね」
ちなみにこのセリスはエフラムの妹なのだが、それはサラも自然に受け入れてしまい変には思わなかった。
エフラム 「セリスっ!?セリスが泣いている!今行くぞ!」
物凄い勢いで足音が近づいてくる。
勢いよく扉が開いた。
サラ   「あっ手がすべっちゃった。ワープ」
セリスをどっかに飛ばす。
エフラム 「こらなんてことを!?」
サラ   「事故だもの。しょうがないわ」
めっとばかりにお仕置きのでこぴんをされた。夢なので痛くないが。
サラ   「酷い兄様」
エフラム 「まったく困ったやつだ…セリス、今いくぞ!」
慌しく窓を突き破って走っていくエフラムを見送るとサラは園長室のチェックを再会する。

部屋の本棚には…いくつもの分厚い本が納められていた。
一冊ずつタイトルを読み上げる。
サラ   「槍バカ一代…幼女のための政治…福祉論…守るべき妹達…これが兄様の人生観ね。
      まぁ兄様らしいわね」
概ね見たいあたりも目を通した。これから思い切りエフラムを弄ろう。
207幼女の旗の下に:2010/08/02(月) 01:00:29 ID:kXCl1FJl
204

夢の中を走るエフラムはセリスを探していた。
薄暗い森の中に入り込み、捻じ曲がった木の枝が不気味悪い。
エフラム 「むぅ…どこだ…どこにいった」
そこに高い笑い声が響く。
ヒーニアス「わははははエイリークは頂いた!リンもセリスもセリカも貴様の妹は全て私が頂いた!」
エフラム 「なんだとぉぉぉぉっ!?きさまあああああああああ!」
ヒーニアス「返さんぞ、決して決して返さんぞ!わはははは!」
ひょいひょいと飛び回るヒーニアスは森の中へ消えていく。
エフラム 「またんかーーーーーーっ!!!」
2人の追いかけっこをサラは木陰から覗いていた。
サラ   「セリスが行方不明になった不安の象徴ねこの森は…そしてヒーニアス…
      妹を狙う悪い男のイメージ…」
森を突っ切るエフラムを追ってみる。
時折ヒーニアスが物陰から矢を放ってくる。
夢なので当たっても問題ないが、夢を見ている本人は夢とは気付いていないので懸命にかわしている。
サラ   「兄様兄様助けてあげる」
エフラム 「おおサラか!?」
サラ   「それワープ」
転移の魔法がエフラムをヒーニアスの隣に飛ばす。
ヒーニアスの周囲には四人のエフラムが出現した。ヒーニアスに対するイメージだろうが夢なのでなんでもアリだ。
ヒーニアス「アッー!タスケテエイリーク!」

ヒーニアスが滅びると森は消え去り兄弟家の居間に座っていた。
おそらくここが心理的にもっとも安心できる場所なのだろう。
エイリーク「兄上!…怖かった…ヒーニアス様がセーラー服を着て欲しいと迫ってきて…」
セリス  「僕も…」
リン   「兄さん…ありがとう」
セリカ  「悪に天罰が下ったわ…」
エフラム×4「うむ、もう心配はいらんぞ」
サラ   (兄様…ヒーニアスのエイリークへの迫り方…よほど腹に据えかねてたのね…完全に変態扱いじゃない…)
4人になったエフラムは四人の妹を保護している。
サラ   「それにしても兄様? 妹も大事だけど…このままじゃ人数が足りないんじゃないかしら?」
エフラム×4「む? そうはいってもな」
サラ   「ほらレスキュー」
チキファミルラやアメリアを召還する。
もはや面白半分だ。
サラ   「ね? 足りないわ。一人に一人なら…もっといてもいいんじゃない?」
エフラム×4「増え方などわからん」
サラ   「じゃあ私が増やしてあげる」
適当にエフラムの夢を弄ってやる。
こうしてエフラムは9人に増えた。
エフラム達はそれぞれ妹や幼女を愛でている。
サラにも一人のエフラムがついてサラを撫でている。
サラ   「弄っておいてなんだけど…カオスな夢ね…」

その時であった…
208幼女の旗の下に:2010/08/02(月) 01:01:36 ID:kXCl1FJl
205

ミルラ2 「お兄ちゃん!」
サラ2  「兄様…」
エイリーク2「兄上!」
サラ   「!?」
妹や幼女が…増えた…
さすがに驚いて見守ってみると…
エフラム×9一人当たりにサラ、チキファミルラ、アメリア、エイリーク、リン、セリカ、セリスが一人ずつついている。
つまり全員×9。狭苦しくて仕方ない。
サラ   「これは…それもそうよね。兄様一人一人にとっては皆がいるのが自然ってわけなのね…
      それにしても自分の顔がこれだけならんでるのも妙な気分ね」

その時である…空間が歪んだ…
サラ   「あ…夢が覚める…先に起きてやることが…」
エフラム1「ん…サラ? どこいくんだ?」
サラ   「気にしないで、すぐにまた会えるから」
背のびしてエフラムの頬に唇を触れさせると、サラの姿は夢の中から消えた。


カーテンの隙間から朝の日差しが差し込んでいる。
枕もとの時計は6時半…いつもより若干起きるのが遅い…妙な夢を見たせいだろうか…
エフラム 「む…」
体を起こして…
サラ   「兄様…責任とってね…」
エフラム 「何やってるんだお前…」
隣ではシーツで体を隠したサラが微笑んでいた。
白い肩が覗いている。ベッドの側にはパジャマや下着が落ちていた。
サラ   「酷い…覚えてないの? 昨夜はあんなに…」
泣き真似をするサラの頭を軽く小突く。
エフラム 「それは男を酔わせて仕掛ける罠だろうが…俺は酒など飲んでないし夕べの記憶はしっかりしてる。
      まったく…時々お前が小学生なのか疑わしくなるぞ」
サラ   「ちぇっ…ほんとは嬉しいくせに」
エフラム 「いいからさっさと服を着ろ。朝のラジオ体操をするぞ。スタンプカードを持て」
サラ   「だるいしめんどくさいわ」
エフラム 「小学生は元気よく体操してから朝ごはんを食うものだ。スタンプが埋まればお菓子が…ってお前一回も行ってないのか。
      地元の子供会にはちゃんと参加するもんだ。当分俺が一緒に行くからな」
サラ   「子供ばかりでわずらわしいんだもの…あ、兄様さては体操する幼女が目当てね」
エフラム 「お前も子供だろうが。馬鹿言ってないで早く来い」
209幼女の旗の下に:2010/08/02(月) 01:02:18 ID:kXCl1FJl
206

近所の空き地でラジオ体操をしたエフラム達はサラのカードにスタンプを貰うとマンションに戻って朝ご飯を用意した。
適当にパンで済ませようとするサラを叱ってご飯に味噌汁。それとおかずを数点作ったのはエフラムだ。
エフラム 「うむ、流れるようにキャベツが切れる…サラ、お前は食器を準備して…」
サラ   「別にパンでいいのに」
エフラム 「朝からそれだけではいかん。朝飯は一日の基本だ。さ、いただきますするぞ」
サラ   「兄様…教育パパみたい」
エフラム 「食べ物に感謝するのは基本だ。野菜や家畜を育てた人、牛や豚や魚に感謝していただきますをだな…」
サラ   「もう…わかったわよ。いただきます」
ぶっちゃけエフラムも普段はアイクやヘクトルとおかずを争ってがっついたりしているのだが、
サラと一緒だと居住まいを正してしまう。子供を躾けるにはまず自分がしっかりしないといけない。

食事を終えて片づけを済ませるとサラに小学校の準備をさせた。
エフラム 「俺も家に帰って学校の支度をするが、その前にお前を学校まで送っていく」
サラ   「そんなことしてたら遅刻するよ?
      私はリワープですぐだから気にしなくていいわ」
エフラム 「横着すな。小学生なのだから自分の足で歩いてかよえ」

文句を言うサラを強引に手を引いて小学校まで送ると慌しく家に帰りダッシュで学校に向かう。
学校が終わったら道具屋にいって指輪をつくってもらい、それが済んだら党事務所に行かなければ。
まったく忙しい一日になりそうだ。


グランベル社の人事部には休暇中のシグルドが尋ねてきていた。
アゼル  「それじゃこれが幹部研修の資料です。頑張ってくださいね」
シグルド 「ありがとう、もう勉強ははじめてるんだ。管理職か…」
ちょっと頬が緩む。嬉しい。思わずスキップしそうだ。
アゼル  「ええ、アレクさん達も喜んでましたよ」
シグルド 「ははは、さっき顔を出してきたんだ。あいつらも祝福してくれたよ」

書類を受け取ると人事部を出た。
喜びの余りちょっと踊りだしそうになる。
シグルド 「昇進してディアドラと結婚して…人生薔薇色ううう…長かった…長かったなぁ…」
思わず感涙の涙が毀れる。
こうして文書が手元にあると実感が沸いてくる。
喜びが胸いっぱいに満ちていった。

続く

1 全身で喜びを表現する やったーディアドラー!もうすぐ君にふさわしい男になれるぞー!
2 アルヴィスに会う   なんでもあいつが私を推薦してくれたらしいしな…礼を言っておくか
3 屋上で黄昏る     入社してからいろいろあったなぁ…

210の方に選択お願いします
210助けて!名無しさん!:2010/08/02(月) 07:22:55 ID:cBFA52I/
更新乙〜
ってかエフラムの夢YABEEEEE!
ミルラ達はまだ見た目ロリだから許せるけど、
リンとエイリークはもはや犯罪クラスだろwww
あと彼の認識ではセリスはやっぱり妹なのか・・・

GJGJ!でした
番号は2でお願いします
番号は3でお願いします!
2も捨てがたいけどアルヴィスはしばらくシグルドと距離を置きたいんじゃないかと・・
211助けて!名無しさん!:2010/08/02(月) 10:45:02 ID:xy7YtpP2
>>210
結局選択肢、3でいいんだよな?
212助けて!名無しさん!:2010/08/02(月) 11:19:29 ID:jlBYuKFz
>>204-209
エwwフwwwラwwwwムwwwww
酷い有様です。GJ!
…でもこの作品中々終わりが見えてこないな…(別に悪い意味では言ってない

3番が選択されると思うけど、屋上でたまたまアルヴィスに出会うみたいなアクシデントが起きそうだなw
213助けて!名無しさん!:2010/08/02(月) 13:56:30 ID:cBFA52I/
>>211
あ、迷った時の選択肢消してなかったorz
3であってる
214助けて!名無しさん!:2010/08/02(月) 14:01:07 ID:EUG5Z0vX
>>204-209
朝チュンはいいがそれに至る経緯を詳しk(ry
媚薬とかを使用しないのはやはり自分で弄らないと面白くないということですかサラ様
215助けて!名無しさん!:2010/08/02(月) 18:42:29 ID:v/mRfb0K
>>214
俺は責任とっ(ryよりもっと酷いネタを用意しててもおかしくないと思ってたぜ
例えばこんなんとか

エフラム「サラ…!」
サラ  「兄様…兄様!」
エフラム「…っ……!」
サラ  「…兄様…いいよ…もっと…兄様ぁ!」


エフラム「なんだ、これは」
サラ  「兄様と私の愛の営み?」
エフラム「そうでなくてだ、この映像はどこから出てきた!?俺はお前とこういうことをした
     覚えは全く無いぞ!?」
サラ  「うん、私も無い。これ私が作ったネタムービーだから」
エフラム「…話が見えないんだが」
サラ  「兄様最近暑いからって上半身裸で修行してたじゃない?で、そのときに撮った映像を
     まあ色々してそれっぽく作ってみたの。台詞は普段の会話から拾ってなんとかしてみた」
エフラム「お前…待てよ…ということはお前、わざわざこのために一人で演技してる映像を用意して
     俺の映像と合成したのか?なんでまた…」
サラ  「私が何に労力を割こうといいじゃない、で、びっくりした?」
エフラム「当たり前だ、心臓止まるかと思ったぞ!」
サラ  「でしょうね、凄い顔してたよ兄様。頑張った甲斐があったわ」
エフラム「…お前まさか、俺を驚かせるためだけにこんなことを?」
サラ  「うん」
エフラム「…もう怒る気もしないぞ…」
サラ  「まあまあ…後で今の映像入ってるDVDあげるから、好きに使っていいよ」
エフラム「そんなもの貰って何に使えって言うんだ?」
サラ  「やだ…そんなこと女の子に言わせないで恥ずかしい」
エフラム「…お前本当に小学生か?」
216助けて!名無しさん!:2010/08/02(月) 19:59:10 ID:cBFA52I/
>>216
エフラム・・・・・お前こそ本当に健全な高校生か?
217助けて!名無しさん!:2010/08/02(月) 20:51:44 ID:EUG5Z0vX
>>215
例え古いが、サラ様レベルEのバカ王子みたいだなw
興味の対象を弄るためには全然労力を惜しまないあたりが特に
218助けて!名無しさん!:2010/08/02(月) 21:02:10 ID:lxoX+DWN
何故エフラムの理性が崩壊しないのだろう?
顔に出してないだけで内心はギリギリな気がするが…
これではロリコンでなくても我慢しきれなくなりそうだ
219助けて!名無しさん!:2010/08/02(月) 21:06:34 ID:rJVF4d8N
>>218
最近よく見る気がするが、
それはアイクはなぜフラグを折り続けられるのだろう、という疑問と同義だと思っていい
つまり理性崩壊した時点でネタとしての面白みが失われるんだよ
220助けて!名無しさん!:2010/08/02(月) 21:08:41 ID:d2kZ9ZiW
>>212
選択肢形式だからなあ。

早く終われなんて言う気はもちろんないが、作者さんは自分でちゃんと終わりを想定してやってんのかな。
221助けて!名無しさん!:2010/08/02(月) 21:13:17 ID:lxoX+DWN
>>219
なるほど確かに
黄金パターンってのはあるよね
シグルドがKINSINを認められないとかもそうだよね

>>220
前スレだかで最後までのフローチャートは作ってるって言ってなかったっけ?
それで更新ペースが速くなると言ってた気がする
222助けて!名無しさん!:2010/08/02(月) 21:23:16 ID:d2kZ9ZiW
なるほどねえ。
今大体どのぐらいの位置なんだろ。半分以上は行ってるのかな。
223助けて!名無しさん!:2010/08/02(月) 22:03:35 ID:avtztCqW
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/9373/1279193398/
ちょっと話切ってごめん。
新紋章ネタ解禁まであと2週間。
マイユニの扱いについては妥協案として従兄弟案が主流になってます。
最終決定をどういう形で決めたほうがよいか、
マイユニをどういう位置付けにすべきか意見のある方はよろしくお願いします
224助けて!名無しさん!:2010/08/03(火) 15:02:28 ID:7ZsGVUjN
新紋章解禁の日も楽しみだがその前に今年も8月8日が近づいてきたね
225助けて!名無しさん!:2010/08/03(火) 15:52:36 ID:ZsZuSkDO
>>224
リーフ 「個人的には新・紋章の謎に登場するキャラにもYATTA!YATTA!!言わせたいけど
     来年まで待って満足するしかないのか…orz」
????「UKIKI!UKIKI!!」
226助けて!名無しさん!:2010/08/03(火) 15:56:23 ID:MNmw80yE
         / ̄ ̄ ̄ ̄丶 、
        '           ヽ、
      /  i   ::i;;   i   :ヽ
     /;;;;   ii   i;;  ;;ii  /  |
     |;; ii   i  ..ii: ::.;i  ..::  ,,|
     |::::,,..ii::t、;;iiii,, i;; ii",,"--i;;;,,""|
     ト、.;;;/ ̄ ヽ..、/"   ヾ ,,,|
     ヾF"|            ト |
      丶;|、         ;;; |_/
       レ"二==--  --二二 | ヽ
      "| | Fリフ.ii   F-ソ ̄ | -|  
      │ii|    ||       ii,,ソ
       ヾ|    |、      .,ノ
        |    ヾ=-     .|
        ト、  --=--    /| _、
    _  .,|;;"、  :::::::    , .|レ  ヽ
  /   ̄ ̄|  、     ..,   |  ,_」
  ト、 ヽ;;;;;;;;;|   、__ , '   ‖/:::::::::
  ::::::ヽ 丶;「|    \      ,,,| |

鍛え上げられた身体を持つ漢たちが葉っぱ一枚で踊り狂う勇壮な祭りが行われる
8月(ハッテン)8日(ハッテン)の日だと聞いているよ>>224
227助けて!名無しさん!:2010/08/03(火) 15:59:08 ID:7ZsGVUjN
エリンシア「ブバアアアアアアアアアアアアアアア!?」
リリーナ「ブバアアアアアアアアアアアアアアアア!?」
リーフ「僕の芸風奪わないでよコノヒトデナシー!」
228助けて!名無しさん!:2010/08/03(火) 16:09:56 ID:ZsZuSkDO
>>227
この二人はヘクハー32章外伝or新・紋章の謎10章外伝に連れて行ったら出血多量で死にそうだなw
229風の輪舞曲:2010/08/03(火) 17:41:45 ID:RBNoIDVX
10章外伝で調子に乗りすぎて死んだのは俺だけでいい…

ネタ投下行きます
230風の輪舞曲 1:2010/08/03(火) 17:42:58 ID:RBNoIDVX
優れた魔導には意思があり、使い手を選ぶという。
使い手に選ばれた者には自由自在に使いこなせるという。
僕の師が使う魔法エクスカリバーもその仲間である。

「マリク、エクスカリバーはお前を選んだようだ。」
半年前、ウェンデル師匠はそういって僕にエクスカリバーを、
ライバルのエルレーンにはトロンをそれぞれ授けてもらった。
エルレーンはエクスカリバーを貰えなかったことにぐれて、
僕と喧嘩しそうになったことがある。けれどもウェンデル師匠が諭し、
僕とエルレーンは互いに切磋琢磨していくよきライバルに戻った。

しかし、半年がたっても僕はエクスカリバーを自在に使いこなせない。
ウェンデル師匠は落ちる葉を斬らずに何度も浮かすことができた。
けど僕はどうしても落ちる葉を斬ってしまう。
ウェンデル師匠に教えを請いに行ったりもした。
「風の意思を感じ、風と対話することだ。」
僕は何度も挑戦したけれどもエクスカリバーは何にも言わない。
教えてくれエクスカリバー…君は何を話したいんだい?

学院に篭りっぱなしでいたらエルレーンに息抜きしろと命令された。
僕は久々にマルス様と会話しに行くことにした。
思えばエクスカリバーを授かって以来会っていない。
エルレーンに感謝しつつ、僕はマルス様の家に向かった。

「風の意思ねぇ…」
マルス様にエクスカリバーのことを話すとマルス様はそう呟いた。
「はい…師匠や先代の継承者は必ず会話できたそうです。」
「僕は魔導には詳しくないからね。力にはなれそうもないね。」
「いえ…マルス様は用兵術とかがお得意ですから…」
「まあね…でもとりあえず自然の意思なら当てはあるよ。」
そういってマルス様は部屋を出ていき、誰かを呼びにいった。

「…で、私を呼び出したの。まあ困ってる人を助けるのはいいけど。」
マルス様はマルス様の姉君、リンディス様を連れてきた。
何でも自然のことなら兄弟一らしい。
「リンディス様なら自然と会話できると伺いました。」
「リンディス様…ってのはやめてくれないかしら?リンでいいわ。」
「ではリン様で…」
「リンでいいってば。」
「わ、わかりました…リン。」
「うん、それでよし。じゃあとりあえず行きましょうか。」
「はい?」
「自然を感じたいなら自然に。サカに行きましょう。」
「リン姉さん、いくら何でもいきなりすぎない?」
「いえ…リンの言うとおりかもしれません。」
自然を感じるなら自然に行く。言われてみたら当たり前だ。
僕はずっと学院に篭っていたしリンの言うとおりかもしれない。
「いや、この人何にも考えてないか…アイタタタ!」
「あんたはいつもいつも余計なことを言うのよ!」
「姉さん、そこ曲がる場所じゃないから!?折れる!折れる!」
大丈夫…だよね…?

続く
231助けて!名無しさん!:2010/08/04(水) 10:55:43 ID:iNZohezg
>>230
何か期待できるスタートだな。続きに期待
232助けて!名無しさん!:2010/08/04(水) 20:46:41 ID:DijS+dA8
      \                     /
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          \            /
            \         /
             \∧∧∧∧/
             <    俺 >
             < 予 し  >
             <    か >
─────────< 感 い >──────────
             <   な >
             <  !!! い >
             /∨∨∨∨\
            /  ∧_∧ !? \
          /   ( ´_ゝ`)    \
         /    /   \     \
       /     /    / ̄ ̄ ̄ ̄/  \
      /    __(__ニつ/ FETV  /_   \
               \/____/
233助けて!名無しさん!:2010/08/05(木) 00:25:04 ID:j2CBP1h2
ある日のカレー屋マラドにて

「アイクさん、イレースさん、いらっしゃいませ。そろそろ来るころだと思ってました」
「…どうも」
「まあ、最近はいつもこの時間に来てるからな。でも今日は俺達だけじゃないぞ」
「おー!本当にこんなところにカレー屋あったんだ!ミストも早く来なよ!」
「中は結構綺麗だね…元が山小屋って聞いてたけど全然そんな感じしないなあ」

アイクの陰から青髪の元気が有り余っていると言わんばかりの活発な女性と、栗色の髪の明朗そうな女性が現れる。

「ん?あんたが店長?」
「はい、そうですけど…何か?」
「私達、今日はあなたにお話しがあって来たんです」
「…なので、ちょっといいですか…」
「え?え!?」
「…何だあいつら?」

何か言う隙すら与えられずに、三人に店の奥に引きずられるフリーダ。

「ち、ちょっと…何なんですかいきなり…」
「んーと…うちの大将のことどう思ってる?」
「え?大将って…もしかしてアイクさんのことですか?…いや…それはその…」
「ああいや、みなまで言わなくていいです。聞いてますから」
「ええ!?き、聞いてるって誰から!?」
「…私です」
「…そ、そうですか」
「で、そういう考えを持ってる人は捨て置けないなと思って来たの」
「しょうがないとは思うんですけど、やっぱりはっきりと言っておかなきゃと思いまして」
「…話を聞いてくれますか?」
(な、何この状況!?何で私いきなり奥に連れ込まれて三人に詰め寄られてるの!?)

現在の状況↓

 ワ
ミフイ
 壁

(何この助けて!って叫びたくなるような配置は!?もしかしてこの二人もイレースさんと同じでアイクさんを…
 ってことはライバルの排除とかで私を!?も、もしかして殺され…!?)
「辛いこと色々あると思うけど、深く考えちゃ駄目だぞ!」
「諦めずにアタックするのも大事ですけど…本当に無理なときもあるから、あんまり無茶なことはしないで下さいね」
「…あんまり焦るとよくないですよ」
「…え?あ、あの…一体どういう…?」
「ん?ああ、いやー…また大将にやられちゃった子がいるってイレースから聞いてさー。本気だったら辛いこと色々あるよって言わなきゃと思って」
「私達も付き合いは長い方なんですけど、全然進展無くて…」
「…ライバルと言うか…仲間みたいな感じです」
「は、はあ…」
「で、大将ってあの性格じゃない?バッキバキに心を折られることになったら可哀想だなと思って忠告に来たってわけ」
「そ、それはどうも…あの…またって言ってましたけど、他にも私達と同じ気持ちの人はいるんですか?」
「それはもう、うちの職場にもまだいますし…別の仕事してる人も…ラグズにもいますよ」
「あと…ベグニオンのトップもそうだよね」
「え!そうなんですか!?それは凄いですね…」
「…あと…神様にも」
「か、神様!?」
「とにかく、酷い折られ方されないように気をつけて!」
「いつでも相談してくれていいですから」
「…頑張りましょう」
「は、はい…(本当に…アイクさんって何者なんだろう…)」

カレー食ってたら唐突に思いついた。アイクの嫁候補ってアイクに女性に興味を持たせるという理由で団結してそうな気がするんだぜ
234助けて!名無しさん!:2010/08/05(木) 14:45:00 ID:cG5Syyya
余りにも進展がないから嫁候補全員で集まって
アイク対策会議とか開いてそうだよな、で結果はご覧の有様とw
235助けて!名無しさん!:2010/08/05(木) 15:14:06 ID:p8JVYs0o
最近のこのカレー祭りなんぞこれwww
やっぱり新しい風が吹くと、それに乗じてスレがにぎわうってことかな?

この調子でクリスがスレ加入したらすぐに馴染んでにぎわうといいな、
と思うこのごろ

あとアイクの嫁候補って現時点で何人いるのかな?
リアーネとかイドゥンも昔ネタがあったのは覚えてるんだが・・・・・
236助けて!名無しさん!:2010/08/05(木) 15:46:25 ID:6kML6bKp
嫁候補は書き手によってそれぞれだし特に何人とか決まってないんでない?
リアーネとかはネサラってネタもあったしね
237風の交響曲:2010/08/05(木) 16:40:02 ID:UzitFvpy
>>230の続き投下します
ちょいと書いてる途中ですがタイトル変更します
ロンドよりもシンフォニーの方がよかったのでw
238風の交響曲 2 1/3:2010/08/05(木) 16:41:04 ID:UzitFvpy
「やっぱり自然はいいわね。癒されるわ。」
僕はマルス様とリンと一緒にサカの草原に来ている。
リンは馬で草原を駆け回り、僕とマルス様は草原で横になっていた。
「うーん…空が青いねぇ…」
「空が青いですねぇ…」
「ちょっと!そんなところで寝転がらない!」
「いいじゃない。僕達はこうやって自然を感じるんだから。」
「あんたは……あ、マリクもなの?」
「いえ、リンのオススメがあるならそれにします。」

草原を駆け抜ける馬、風が僕を突き抜ける。
「どうマリク?これがサカの自然よ!」
「気持ちいいですね。」
僕はリンの愛馬の後ろに乗って草原を駆け抜ける。
カダインの中庭で感じていた風とはまったく別の物だった。

「まあ結局エクスカリバーは何にも言わなかったですけどね…」
「ま、気楽に行こうよ。」
「うーん…残念ね。ここでダメならアルムにでも頼む?」
「ああ、アルムならいいかもね。」
僕達は馬で草原を駆けた後、マルス様が狩った兎を焼いて食べていた。
残念ながらエクスカリバーからはいまだに何も感じない。
けど、サカからは何かヒントを得ることができた気がした。

リンにお礼を言い別れ、再びマルス様の家に戻る。
「ただいまーアルムいる?」
「マルス兄さん、おかえり。アルムならバレンシア地区よ?」
「あちゃー…自然について話を聞きたかったのに。」
「あら?なら私がミラ教について話すわよ。」
「あ…しまった…」
…迂闊です。マルス様。
そう思っていると不意に背後から声が聞こえた。
「ミラ教はいわゆるミラ神を奉る宗教でミラ様の加護で大地は肥える。」
「あ、おかえりアルム。」
「ただいま、マルス兄さん。セリカ。」
「ちょうどいい。アルム、自然について話してよ。」
「いいよ。セリカ、お客様にお茶お願い。」
「はーい(残念、しm…信者獲得のチャンスだったのに。)」

「まあ僕達は自然の力を借りて生きてるからね。」
「そうですね。さっきもサカで兎を食べましたし。」
居間で不機嫌なセリカさんからお茶をいただき、アルムさんの話を聞く。
アルムさんは農業の話や気象、狩りなどの話をしていた。
「ま、僕は自然ってのは全てを包み込む物だと思うよ。」
「全てを包み込む…か。」
「まあマリクさんは風の意思って話みたいだからちょっと違うかな。」
「いえ、参考になります。ありがとうございました。」
「じゃあ次はミラky…」
セリカさんが喋っていると突然大きな騒音が聞こえた。
「うわ…アイク兄さんが庭で塀を壊したよ…」
「あ、アイク兄さんなら衝撃波を使うし何かヒントになるかもよ?」
「ああ、それはいいね。マリク、行こう。」
僕はマルス様と一緒に庭で塀を破壊したアイク様のところへ向かった
239風の交響曲 2 2/3:2010/08/05(木) 16:42:08 ID:UzitFvpy
庭にはラグネルという大剣を持ったマルス様の兄、アイク様がいた。
僕が庭に着くと壊した塀の修繕をしながらマルス様と会話していた。
「アイク兄さん、また塀なんて壊したらエリウッド兄さんが壊れるよ。」
「む、すまん…」
「で、ラグネル振り回して何してたの?」
「いや、衝撃波に乗れないかを試してみたんだが…」
衝撃波に乗るって…すごい発想だなぁ…
「何だろう…兄さんなら可能な気がしてしまうね。」
「いや、実際乗ることまではできたんだ。コントロールが難しくてな。」
「いやいやいや、乗れただけでも十分だからね!?」
「方向転換できればいろいろ応用がききそうだからな。」
「まあそれはさておき、何で衝撃波に乗ろうとしたの?」
「衝撃波を攻撃するためだけに使うのは違う気がしてな。」
「いや、むしろ攻撃のために衝撃波はあると思うんだけど…」
「気にするな。さて、塀も直ったしもう一度試してみるか。ぬぅん!」
アイク様はラグネルから出た衝撃波に飛び乗って飛んでいった…
「アイク兄さんは…いろいろ…規格外だね…」
「でもエクスカリバーのヒントにはなった気がします。」
「え?そうなの?」
「ええ、攻撃のため以外の使い方にヒントを貰った気がします。」
「ふーん…そうなんだ。次は…って何だろうこの音は?」
耳をすませば家からバイオリンの音色が聞こえてきた。
「エイリーク姉さんか…リーフかな。行こう。」
「はい。」

「エイリーク姉さん、入るよ?」
ノックをしてエイリーク様の返事を確認するマルス様。
「ええ、どうぞ。」
ドアを開くとバイオリンを構えたエイリーク様がいた。
「マルス、どうしたのですか?」
「いや、バイオリンの音色が聞こえたから来たんだ。」
「あら、珍しいですね。そちらの方はご友人ですか?」
「あ、マリクと申します。よろしくお願いします。」
「あ、エイリークです。こちらこそよろしくお願いします。」
「エイリーク姉さんの演奏は綺麗に聞こえてくるよね。コツとかあるの?」
「あら、ありがとう。コツですか…」
「うん、コツ。」
「難しいですね…私は風に乗せるイメージですかね。」
「風…ですか?」
「ええ、今日の風…空気に合うリズムを刻む感じですね。」
「風…のリズム…?」
「まあこれはオリヴァー様の受け売りなんですけどね。」
「いえ、参考になりました。ありがとうございました。」
僕はエイリーク様にお礼をして部屋を退出した。
「どう、参考になった?」
「はい、何か掴めた気がします…たぶん。」
「それはよかった。」
「ありがとうございました。いい息抜きになりましたよ。」
「せっかくだし夕飯ぐらい食べていきなよ。」
「あ、すいません。ありがとうございます。」
240風の交響曲 2 3/3:2010/08/05(木) 16:44:03 ID:UzitFvpy
兄弟家で夕食を食べ、僕はカダインに帰ってきた。
食後、他の兄弟にもいろいろ聞いてみたがどれも面白い意見だった。
学院の人は思想がある程度固まってるが、他の人の意見は自由だ。
例えばヘクトル様は「魔法は素人だが、使い込めば答えたりしないか?」
エフラム様は「愛着を持って接すれば答えたりするものだ。」
2人の意見は互いに食い違うみたいだが僕には似てるように思う。
セリス様のように優しくに、ロイ様のように熱く扱うのも面白い。
まあさすがにエリンシア様のKINNNIKUやリーフ様の売るは勘弁願いたいが…
一通り意見を貰い帰ろうとしたら、ミカヤ様はアドバイスをくれた。
「魔法にも意思がある…同じように自然にも意思があるわ。」
「はい、今日いただいたアドバイスから学べました。」
「私からはこれだけ。風を知りたいなら風を感じなさい。」
「はい、ありがとうございました。」

カダインに帰ると僕はエクスカリバーを持って中庭に立つ。
空は闇に覆われ、風は冷たく僕を突き抜ける。
「今の風は…サカから来たのかな?」
あの時馬の上で感じた風と今の冷たい風は違う。
けどそれはいろんな世界を巡って変化しているのかもしれない。
サカから街へ、街から砂漠へ、砂漠からここへ旅をしている。
ならここからどこへ行くのだろうか?
僕はエクスカリバーを取り出してエクスカリバーに尋ねていた。

ある日、街に買い出しに出掛けると街中で山賊に女性が絡まれていた。
周りには人がいないので助けられるのは僕だけか…
僕はエクスカリバーを持って山賊に声をかけた。
「おい、やめろ!嫌がってるだろ!」
「何だ貴様は?魔導士ごときが俺達に逆らう気か?」
「そうだといったらどうするんだ?」
「はっ、ちょうどいい。格の違いを見せてやれ!」
山賊の掛け声で山賊の背後からダークマージが現れた。
ダークマージは僕に向かって魔導書を構え何かを唱える。
瞬間、僕に向かって風の塊が飛んできた。
「ウインド…か。」
「御名答。くくく…俺は風魔法を極めている。まだまだイケるぞ。」
再びウインドの魔導書を構えるダークマージ。
風魔法を極めた…か。そんなことを考えながら僕の身体は押されていく。
「どうした?かっこよく現れたのにずいぶん情けないな?」
ダークマージがそう言ってくる。けどそんなことはどうでもいい…
何か…何かが僕の頭で揃いそうな気がする。
またダークマージがウインドを唱えようとしている。
僕は、エクスカリバーをウインドに合わせて唱える。
思い描いたのは…サカの時に感じた風を突き抜けるイメージだった。

続く…
241助けて!名無しさん!:2010/08/05(木) 17:26:33 ID:xsmMBZ4q
>>238-240
アイクが相変わらず人外で安心したwそしてエリンシア姫、風と筋肉は関係ないからwww
何気にダークマージがこのスレに登場するのは初めてだな(突っ込むのはそこかよ自分
マリクの逆転に期待しつつもGJ!

>>234
ロイの嫁候補たちも似た様な立場上>>234のように…
…いや、あの人たちは協調性0でいつものように喧嘩がオチかw


FETVの件ですが、更新が遅れて申し訳ないです…恐らく10日には投下出来るかと…。
今の内に聞いておきますが、次回のFETVに出したいキャラは居ますか?>>242氏、よろしければぜひ言ってみて下さい。
242助けて!名無しさん!:2010/08/05(木) 18:12:40 ID:Rh0EvD9p
いやいやいや!人それぞれ都合あっての事ですし!
趣味の活動なんだから気負わずマイペースにやるのがいいと思うっすよ

FETV毎回楽しみにしてまーす!
次回のゲストは…ビ・ラ・ク…を希望してみたり…
243助けて!名無しさん!:2010/08/05(木) 18:34:56 ID:p8JVYs0o
>>242
ヘクトル「な、なんてことしやがる!
     くそぉ・・・・・来週のFETV、お、俺は絶対に見ないぞ!」
エフラム(録画録画、と・・・・・)

>>241

無理をしないのが長持ちの秘訣らしいから頑張れ
復活しただけで十分嬉しい自分みたいな人もいると思うので・・・
244助けて!名無しさん!:2010/08/05(木) 21:23:29 ID:Uf8nFfgW
イドゥンさんは過去に兄弟家ほぼ全員(女含む)とフラグ立てた猛者だからな……
245助けて!名無しさん!:2010/08/05(木) 21:33:41 ID:CeLh72Dm
イドゥンさんが兄弟家の面々の嫁候補の一人っつーよりも
皆がイドゥンさんの婿(嫁)候補達って感じだな
246助けて!名無しさん!:2010/08/05(木) 21:57:30 ID:5byPKFxi
流石は封印影のヒロイン。
247助けて!名無しさん!:2010/08/05(木) 22:50:53 ID:j2CBP1h2
イレース「…影のヒロインと聞いて」
  ワユ「まあ確かに影だけど…じゃああたしは待ち伏せヒロイン?」
イレース「…ヤンデレみたいですね」
  ワユ「どっちかと言うとあんたの方がヤンデレっぽいんだけど!?まあでも待ち伏せって言っても
     大将の帰り道に待ち伏せして勝負申し込むくらいにしか使い道無いよね」
イレース「私は…アイクさんが寝てるところに忍び込んでもあんまり気付かれなかったりとか…」
  ワユ「え?何それ…ど、どゆこと?て言うか何してるの?」
イレース「………」
  ワユ「ちょ、赤くなってないで何か言ってよ!?」
248助けて!名無しさん!:2010/08/05(木) 23:09:14 ID:7dUtwPSp
何やってんだイレースw
じゃあ祈りスキル持っているミストは、戦闘から無事に戻ってくることを祈る日常系ヒロインだろうか?w
249助けて!名無しさん!:2010/08/06(金) 06:40:31 ID:Y/QNnHnp
>>248
日常的に戦場なのか・・・
さすがアイクとしかいいようがないな

250助けて!名無しさん!:2010/08/06(金) 10:15:08 ID:okyAKQ5D
フラグの破壊者、アイク
いくつものフラグを折り、その瞳は何を見る・・・

唐突に書きたくなった。このスレに元ネタを知っている人はどれぐらいいるんだろうか
251助けて!名無しさん!:2010/08/06(金) 13:14:37 ID:G5WKCdNL
 ユンヌ「おのれアイク!またお前のせいでフラグが破壊されてしまった!」
 ミスト「あれ、眼鏡なんてしてた?」
  ワユ「その帽子とコート着てて暑くない?」
イレース「…コスプレですか?」
 ユンヌ「まあわかんないならそれでいいけど、ちょっと考えてみなさいよ
     アイクに『ちょっとくすぐったいぞ』とか言われながらこう…ガッと弄られるわけよ」
 ミスト「言ってることはわかんないけど…まあ…」
  ワユ「良さげかどうかもわかんないけど…まあね」
イレース「………弄られる」
 ユンヌ「で、その後に『痛みは一瞬だ』と言われてs」
 ミスト「いや、あんまり直接的な単語はちょっと…」
252風の交響曲:2010/08/06(金) 14:31:29 ID:bFT33aXx
アイク…誰か…アイクのフラクラ能力を削除してあげてww

続き投下します
253風の交響曲 3 1/2:2010/08/06(金) 14:32:14 ID:bFT33aXx
「な…ウインドを突き破った…だと!?」
僕の唱えたエクスカリバーはダークマージのウインドを突き破った。
そしてその勢いのままダークマージのウインドの書を切り裂いた。
「ああ…この突き抜ける風の感覚…これはサカの風だな。」
「な、何を訳のわからないことを…くそ、トルネードを喰らえ!」
狼狽えるダークマージの唱えたトルネードが僕に向かってくる。
竜巻が現れれた時に僕がイメージしたのはアイク様の発想だった。
衝撃波の上に乗る…なら僕はエクスカリバーに乗ればいい。
脳内に風の刃の魔法ではなく、別のイメージが浮かぶ。
「ハッハッハッ!見たか、トルネードを!跡形もねえ…ぜ…?」
ダークマージは唖然としている。それもそのはず、僕は空を飛んでいた。
正しくは飛ぶではなく跳ぶであり、ただ滑空しているだけだが。
トルネードが来る直前にエクスカリバーを唱え足元から僕を押し上げる。
トルネードを飛び越え、再び唱えたエクスカリバーで方向転換する。
そしてグライダーのように滑空しながら3回目のエクスカリバーを唱えた。
「な…ぐわっ!?」
風の刃はダークマージのトルネードを切り裂き、地面に押し倒した。
そして4回目のエクスカリバーで着地直前にエクスカリバーの風で
落下スピードを相殺し僕は華麗に地面に着地した。
「貴様…その…魔法は…?」
「エクスカリバー…僕のイメージを自在に具現化する風の魔法だ。」
「エクスカリバー…か。風を自由自在に操る…見事だ…」
よし、ダークマージは気を失った。残るは山賊だ!
「くそっ!こうなったら逃げるぞ!ピー!」
山賊は女性を無理矢理担ぐと指笛を吹き鳴らした。
すぐさま上空からドラゴンが飛んで来て山賊と女性を乗せて空へ逃げ出した。
「ハッハッハッ…俺を倒すとこの女も真っ逆さまだぜ!」
山賊は勝ち誇っていた…けど僕はどうすればいいか理解していた。
風…いや、自然が全てを教えてくれた。こうすればいいと!
エクスカリバーは2つの風を作り出す…1つは研ぎ澄まされた刃を
そしてもう1つはすべてを包み込む優しい風を。

「さて、この女はどうするかな…うん、この音は何だ?」
山賊が音を認識した時、ドラゴンの剣すら弾く鱗が引き裂かれた。
バランスを崩したドラゴンは山賊と捕われた女性を落としてしまう。
気を失っている女性はともかく意識のある山賊は叫び惑う。
「あああああ!?まさか女性ごと撃ち落とすとは!?」
自由落下していく2人をもう1つの風が優しく包み込む。
そして風は長い時間2人を滞空させながらゆっくりと下ろした。
急いで2人に駆け寄ると山賊は失禁して気を失っていた。
僕は気を失っている女性の縄を解き、山賊を縛り上げる。
そういえばこの女性…見覚えがあるような…?
そんなことを考えていると女性が目を覚ました。
「うぅ…ここは?」
「安心してください。あなたを襲った山賊は倒しました。」
「あ、ありがとうございます。あの…名前を教えていただけませんか?」
「マリクです。カダイン学院のマリクといいます。」
名前を名乗ると何故か女性はいきなり抱き着いてきた。
「ああ、マリク!あなたなのですね!」
254風の交響曲 3 2/2:2010/08/06(金) 14:33:48 ID:bFT33aXx
…もしかして…この声は…
「エリス…様ですか?」
「そうよ。怖かったわ!ありがとうマリク。」
昔、マルス様とよく遊んだりしたエリス様。僕の初恋の人…
エリス様が中学生になって留学してしまい伝えることはできなかったけど。
久々に出会ったエリス様は…あの頃よりも美しくなっていた。
「あ、あの…あまり抱きしめるのはやめてください…」
「え?別にいいじゃない。」
「い、いえ…その…はい…」
「怖かったんだから…」
怖かったのは本当なのであろう。エリス様の目にはうっすらと涙が見える。
「大丈夫です…エリス様は…これからは僕が守りますから…」
「え…それって…?」
しまった…潤んだ瞳で上目使いされていたら口が滑った…
……誤魔化すくらいなら正直に答えて玉砕しよう…
「僕は昔からエリス様が好きでした…だから…ずっと側にいてください!」
ああ、終わった。今日はエルレーンにやけ酒に付き合ってm…
「本当!?私も…マリクのことがす、好きなの!」
「エリス様…冗談はやめてください…」
「本当よ!あんなに頼りなかったマリクが…」
「まあ昔からよく看病されてましたからね。」
「さっき助けられて確信したわ…あなたに惚れてしまったようだわ…」
「エリス様…僕なんかでいいんですか?」
「あなただから…いいのよ…」
初々しく顔を赤らめる僕達…そんな2人を柔らかで優しい風が包み込む。
ああ…きっとこの風は僕達を祝福してるんだね…と僕は思ったのだった。

誘拐未遂事件が終わった後、エクスカリバーを自由自在に使えるようになり、
気がついたら僕は風の魔術師と呼ばれるようになっていた。
ウェンデル師匠は僕の風を操る様を交響曲と例えた。
いろいろな風が響きあい、交わることでハーモニーが生まれたらしい。
エクスカリバーをここまで使いこなせたのはいなかったようだ。
ガトー様に一度見せた際はガトー様も唸っていたらしい。
風の魔術師…そんな二つ名は今の僕は気に入っている。
そしてあの時から僕は風の意思を感じ取れるようになれた。
エリス様にも告白できたしエクスカリバー様々である。
「さて、今日の風はどんな風かな?行こうかな。」
僕はエクスカリバーを持って中庭に向かうのであった……

終わり

迂闊にもシグルトだけ名前すら出し忘れていた。ごめんよシグルト…
あとエクスカリバーがいろいろおかしいのは笑って許してほしい
けど、きっと優れた魔法なら戦闘以外にも役立つはずだ!
そんな妄想とエリス様に告白するマリクを書きたくて書いた話だw
255助けて!名無しさん!:2010/08/06(金) 19:44:53 ID:0TrFCsFF
兄弟でキャンプに行くネタを考えてるんだけどさ…
海と川ならどっちがいいか悩んでたら小ネタができたw

エイリーク「山です!」
マルス「海ったら海だ!」

リーフ「あの2人が揉めるなんて珍しいね」
ロイ「マルス兄さんは海、エイリーク姉さんは山で引かないからね」
アイク「俺としては肉さえ食えればどっちでもいいんだがな」
エフラム「しかしエイリークもマルスもどうしてあんなに引かないんだろうな?」

マルス(今年はシーダにタリスで家族と来ないか誘われてるんだ!引けない!)
エイリーク(海なんて行ったら私の胸が…絶対に引けません!)

ミカヤ「別に海でも山でもいいじゃない…」
マルス・エイリーク「「よくない(ですわ)!!」」
シグルト「まあ…なんだ…穏便にな」
セリカ「私はアルムさえいればどこでもいいわ」イチャイチャ
アルム「そうだね(……でも僕としては山の方がいいな…)」イチャイチャ
シグルト「KINNSHINSURUMONOHA…HOROBUBESHI!!」
リーフ「なんで兄さん古代語になってるの!?ってこの人でなしー!!!」
エリウッド「兄さん…穏便にって言ったそばから…うう…胃が…」
エリンシア「で、結局海にするか山にするか決まったのかしら?」
マルス「エイリーク姉さん頑固すぎるよ…」
エイリーク「マルスこそ…」
ヘクトル「2人とも折れそうにないな」
ミカヤ?「そんな時こそ私にお任せ!」
アイク「ユンヌか…どうするんだ?」
ユンヌ「簡単よ!多数決にすればいいのよ!」
リーフ「…ああ、その手があったね」
ユンヌ「はい、投票用紙」


で、海にするか山にするかで悩んでるんだよねw
海で凹むエイリークとか興奮しまくるエリンシアを書いたりもよし
山でテンションがMAXなアルムや夕食を狩るアイクもよし
と言う訳で>>254の人に委ねたい!頼む
あ、ちなみに斜め上の回答でも全然問題ないぜw
飛竜の谷でサバイバルとかでも面白そうだしなw
256助けて!名無しさん!:2010/08/06(金) 19:45:52 ID:0TrFCsFF
アンカミスったw>>256ねw

ちょっと竜王家に育毛剤の訪問販売してくる…
257助けて!名無しさん!:2010/08/06(金) 19:46:32 ID:0TrFCsFF
いや…もう落ち着け俺…>>258でお願いします…orz
258助けて!名無しさん!:2010/08/06(金) 19:54:17 ID:OeQmh2z+
海の方がハプニング満載な気がするので
海でお願いする
259助けて!名無しさん!:2010/08/06(金) 20:32:05 ID:yprEXvmk
しぐると……"
260シグルド:2010/08/06(金) 20:56:13 ID:ePe2QFlL
>>259
まあ…なんだ…穏便にな
261助けて!名無しさん!:2010/08/06(金) 21:28:30 ID:k76672x3
>>253
>「くそっ!こうなったら逃げるぞ!ピー!」
まったく関係ないが、何故かデクナッツが脳裏をよぎった。
262助けて!名無しさん!:2010/08/06(金) 23:06:59 ID:EoDdC/qm
次の新作の名前は「ファイアーエムブレム 紫魂の冥主」だそうですね
263助けて!名無しさん!:2010/08/07(土) 04:19:15 ID:tVKzR3TF
>>215
サラ様!?なんちゅーもんつくるんだ!?
末恐ろしすぎるw

>>222
現在5〜6割って所です。
色々描こうと思ってつい長くしてしまうのは初めてネタ投下した時から変わってない自分がいる…
今回のネタはある意味開き直って初めから長編として考えてました。

>>233
なんだか…和んだ…GJ!

>>253-254
マリクがカコイイ…マリク…
バトル描写の躍動感に胸躍りましたGJ!

>>255
>エイリーク(海なんて行ったら私の胸が…絶対に引けません!)
泣いた……続きを楽しみにしてます!
>>256-257は自分も同じようなことやったなって…和んだ…

>>204-209の続き投下します
264幼女の旗の下に:2010/08/07(土) 04:20:08 ID:tVKzR3TF
207

3 屋上で黄昏る     入社してからいろいろあったなぁ…

…空を雲が流れてゆく…
屋上のベンチに腰掛けたシグルドはまったり空を眺めていた…
昼休みなら社員の姿もチラホラあるがこの時間では誰もいない。
シグルド 「…思えば大学出て入社して…色々あったなぁ…」
初めて出社した日…ちんぴらに絡まれてた女性を助けて遅刻した…ディアドラとの出会い。
それがどこかから会長の耳に入ったのか…銀の剣を頂いた。
預かってきたアルヴィスが「私がいればちんぴらなど燃やしてやったのに」と悔しがっていた。
色々と失敗もした。要領よく仕事をこなす有能なアルヴィスを見ながら、
どうすればああいう風に出来るのか頭を悩ませた。
新米の頃は掃除、お茶組み、雑用もなんでもやった。
1年が過ぎ…どうにか鳴れてきた頃に後輩が出来た。
後輩の前で失敗する姿は見せられないと今まで以上にがむしゃらに働いた。
数年が立ち…念願の係長になり…その頃にはアルヴィスは課長としてずっと先を走っていた。
仕事とKINSINN退治に追われる日々…どうにか時間を作ってディアドラとデートもした。
アルヴィスとは常にライバルだった。
同期が次々と上に行き万年係長と呼ばれるようになった。
キュアンとエルトシャンが相次いで結婚した。
祝福しつつも内心で焦る気持ちが沸いた。
そして左遷という人生の一大事を受けて…ディアドラに勇気を振り絞ってプロポーズして…
ヴェルダンから返り咲いて…

シグルド 「本当にいろいろあった…けど、まだ黄昏るのは早いかな。
      次はディアドラと一緒に社長に挨拶して結婚を認めてもらうんだ。
      貴族でなくてもディアドラに相応しい男だってわかってもらわねば…」

ベンチを立ったシグルドは屋上を去るべく帆を進めて…屋上の片隅で用務員の老人が花壇の世話をしているのに気が付いた。
前から誰が世話してるのか疑問だったのだ。それにしても老人は腰も曲がってて杖を付いている。
脚がふら付いていて見てて心配になった…
シグルド 「…何か手伝おうか?」
老人   「あ?」
どうやら耳が遠いようだ。シグルドは大きな声でもう一度繰り返した。
老人   「すまんのぅ…それでは草むしりをしてくれるかのぅ…ワシの腰では容易にできんでな」
シグルド 「ああ、構わないよ。弟の畑を手伝った事もあるからどうってことない」
どのみち今は休暇中で時間もあるしたまには会社の屋上で土いじりも良いかもしれない。
軍手を借りるとさっそく屈みこんで雑草をむしっていく。
しばらくすると老人はシグルドがいるのにかまわずホースで水を巻き始めた。
シグルド 「うわっ!?冷たっ!?」
老人   「あ?」
シグルド 「ちょ…水止めて水!?」
老人   「何か言ったかの?」
シグルド 「ああ水じゃな」
老人は蛇口を捻って水流を増す。
シグルド 「ちょ…逆逆!」
老人   「ところで朝飯はまだかのう?」

そんなやり取りの末、どうにか水を止めてもらった…
すっかり水浸しだ。
265幼女の旗の下に:2010/08/07(土) 04:20:57 ID:tVKzR3TF
208

老人   「すまんのぅ…年を取るとどーも頭が働かんでな…」
多少ボケが来てるのだろうか…
シグルド 「いや、いいよ。日も照ってるしすぐ乾くよ」
老人   「それじゃあ次は木の剪定でもしてもらおうかのう。ワシの脚では脚立を上れんでな」
シグルド 「よし任せなさい!」
気のいいシグルドは引き受けた。…が。
老人   「…おととと…」
シグルド 「うわっ…あぶなっ!?うごふ!?」
脚立に上ったところ、よろけた老人が脚立を倒してしまう。
当然モロに転げ落ちた。
老人   「すまんのう」
シグルド 「ははは…私は丈夫だから」
…こんな調子で昼まで老人を手伝う事になった。
老人の手からすっぽ抜けた杖が後頭部に直撃したり、つま先に重い物を落とされたりと散々だったが
人の好いシグルドは怒るでもなく最後まで付き合った。
老人   「世話になったのぅ…」
シグルド 「いや、今日は時間もあったし構わないよ」
そろそろ屋上を出て家で昼飯にしよう。
シグルドが老人に別れを告げて踵を返すと、耳に呟き声が届いた。
老人   「時に銀の剣は大事にしておるか?」
シグルド 「へ?」
老人   「ああいや…なんでもない。年よりは独り言が多いでな」

屋上に至る扉が閉じ、一人になると老人はワープの杖を持って姿を消した。
266幼女の旗の下に:2010/08/07(土) 04:21:43 ID:tVKzR3TF
209

ディアドラ「おじいさま?おじいさま!?…そろそろお食事の時間なのに…」
バーハラ家の廊下を歩きながら家僕達に祖父の事を聞いてまわる…
脚も悪いのにまれにふらりと姿を消すアズムールの悪癖はディアドラの心配するところだ。
中庭を覗いてみる…
用具室からひょっこりと祖父が顔を出した。
ディアドラ「おじいさま…こちらにおいででしたか」
アズムール「心配かけてすまんのう…飯の時間かの?」
ディアドラ「ええ、こちらにどうぞ」
アズムール「うむうむ…時にディアドラや?」
ディアドラ「はい?」
アズムール「今日はよい男にあったわい…ボケた老人の悪さにも嫌な顔をせず付き合ってくれる気持ちの優しい男じゃ…
      昔…入社したての彼に剣を贈ったことがある。アルヴィスに預けたゆえ会うのは初めてじゃったがな」
ディアドラ「おじいさま…まさか…」
アズムール「許せ。お主が彼の名を呟くのを偶然聞いてしまっての…それでもしやと思ったんじゃが…
      剣を送ったきっかけとなった事件以来…交際しておったんじゃな?」
ディアドラ「はい…」

家族に言い出せなかったのも無理はない。
なにしろ大貴族と平民だ。
色々と難しい問題は多い。
単に身分の差にとどまらない…なにしろ生きてきた世界が違う。
加えてディアドラが一人娘である以上、婿を取らねばならないのだ。

アズムール「……何、クルトに言うつもりはない。ま、全ては彼が尋ねてきた時の事じゃな。
      余り思い煩うでない」
老人は髭をさすると孫娘を伴って食卓へと向かっていった。


数日後にはシグルドは幹部研修に入った。
課長の席は近い。
267幼女の旗の下に:2010/08/07(土) 04:22:27 ID:tVKzR3TF
210

ベルン署…
ゲイル警部が捜査資料を眺めている。
彼の元にはいくつかの案件が並んでいた。
ゲイル  「マギヴァル地区で公金横領……エレブ地区イリア地方で賃上げ要求のデモが暴動に発展…
      トラキア地区の犯罪発生件数過去最悪……」
溜息の出る内容ばかりだ…
ナーシェンが失脚して組織内部の刷新が済んだとはいえ、問題は常に山積みだ。
ツァイス 「単発の犯罪なら署長が回転して犯罪者を叩き潰せば終わりなんですがねぇ…」
ゲイル  「根幹からどうにかしなきゃ同じ事をしでかす奴が出てくるさ。
      俺達の仕事は地道に一件一件片付けていく事だよ」
ツァイス 「ところで…知ってますか?
      噂じゃあのナーシェンと繋がってた議員がマードック警視監やブルーニャ警視とコネを作りたがってるとか」
ゲイル  「ナーシェンのラインが潰れたからな。また警察にパイプを復活させたいんだろうよ。
      だがあのお二人なら心配はいらんだろ」
ツァイス 「確かに…ですが…ペルシス公の件がありますからねぇ」
ゲイル  「ああ…出所が近いんだったか?」
ミレディ 「おしゃべりはそこまで…事件よ。トラキア地区で紫竜会系のクラブが爆破されたわ。
      トラキア駐在の警官たちの第一報じゃ32人が重軽傷だって」
ゲイル  「ヤーさんの抗争か? このところ静かだったんだがな…付き合えツァイス」
ツァイス 「まったくトラキア地区のお陰で警官の雇用が守られてますね」
ゲイル  「仕事があるのはありがたいことさ。さ、急ぐぞ」

3騎の飛竜がベルン署を飛び立っていった。
268幼女の旗の下に:2010/08/07(土) 04:24:05 ID:tVKzR3TF
211

幼いサラの左手には地味だが品の良い装飾の指輪がはまっている。
その横でエフラムは頭を抱えていた…
サラ   「あら…どうしたの兄様? そんなに嬉しいの?」
エフラム 「…………お前な…………そういう重大な事は指のサイズを聞いた時に教えてくれ…」
サラ   「ふふふ…いいじゃない。婚約とか結婚とか社会の型にはまった形を整えるだけの約束よ。
      そこまでこだわるようなものじゃないわ」
エフラム 「充分重大だと思うがな…」
サラ   「大きくなったらお兄ちゃんのお嫁さんになる〜!…ははは、じゃあ待ってるぞ約束だ!
      …なんて感じの気軽で微笑ましいエピソードだと思うけど?」
エフラム 「お前だと冗談にならん…いや、そもそも幼女だから気軽な冗談というのは俺は好かん。
      相手が誰であろうと約束は果たさねばならん。よし!婚約するぞ!」
サラ   「あら嬉しい。でもいいの?ミルラが泣くよ?」
エフラム 「む……俺は幼女を守る者としてミルラを泣かせるわけには…」
サラ   「兄様がミルラを正妻にして私が愛人でも私は構わないよ?
      さらにチキファアメリアも愛人に…」
エフラム 「いや…ちょっと待て…なんでそうなる?」
サラ   「だって兄様ロリコンだもの」
エフラム 「俺はロリコンでは…」
サラ   「幼女に婚約申し込んだらロリコン。だからその証拠にこの指輪は預かっておくね。
      兄様のロリコンの証として…」
エフラム 「…好きにしてくれ…それはお前に贈ったものだからな」
クスクスとサラは微笑むと左手の薬指に嵌った指輪に口付けをした。
なんだかんだとおちょくられたが気に入ってくれたようだ。
ついそんな姿を見てると頭を撫でてしまう。
なでなで。
サラ   「兄様は幼女を撫でるのが好きね」
エフラム 「幼女に限定するな」
サラ   「あ、ごめん。妹もよね。兄様ロリでシスだもの」
エフラム 「…なんとでも言え。幼い者や妹を愛で守るのは兄の責務だ」

その時2人の上を3騎の竜騎士が飛んでいった。
エフラムはいつものクセでサラを抱きかかえて電柱の影に身を隠す。
…3騎はすぐに見えなくなった。
エフラム 「いったか…」
サラ   「さすがロリコン兄様ね。とっさに警官を避けるなんて」
エフラム 「違う。あいつらはいつも冤罪と誤解で他人を追い回すからな。無用なトラブルを避けたまでだ」
サラ   「冤罪でも誤解でもないと思うけど? 現に今こうして未成年者略取を…」
エフラム 「しとらん! それにしてもトラキアの方に飛んでいったな…向こうで何か事件か?」
サラ   「かもね…」

続く

1 気にせず事務所へ向かう ま、今は事務所に帰って指輪をネタに姉さまでも弄りましょ
2 リーフに知らせる      トラキアだし…リーフ何かしでかしたのかな? 
                   しばらくぶりにいぢめてあげたいし、そのついでに知らせてあげようか?
3 ジャファルに調査させる  この道の専門家だしね。情報収集ならお手のものでしょ

269の方に選択お願いします
269助けて!名無しさん!:2010/08/07(土) 04:30:57 ID:Jir9yEJs
GJ!
2でお願いします久々に葉っぱとサラ様の絡みがみたいな
270助けて!名無しさん!:2010/08/07(土) 07:50:02 ID:01Xf8x1b
シグルドに、なんか明るい未来へのフラグがたってるー!!
だよな! やっぱ最後に幸福を掴むのはこういう男であるべきだよな!!
グッジョブでした
271264:2010/08/07(土) 11:04:47 ID:x8EUjfAr
げっ!?なんという大ポカ…
正しくは下記になります。失礼しました。

207
×
ベンチを立ったシグルドは屋上を去るべく帆を進めて…

ベンチを立ったシグルドは屋上を去るべく歩を進めて…

×
老人   「何か言ったかの?」
シグルド 「ああ水じゃな」


老人   「何か言ったかの?」
シグルド 「水!水かかかってるってば!?」
老人   「ああ水じゃな」
272シグルド:2010/08/07(土) 13:08:15 ID:ZvvThyhw
あとこちらも
207
×1年が過ぎ…どうにか鳴れてきた頃に・・・

○1年が過ぎ…どうにか慣れてきた頃に・・・

273助けて!名無しさん!:2010/08/07(土) 13:57:34 ID:uupCUmT2
>>263-268
まだ5割〜6割とか…ワンピースの作者が言ってた「今の白髭海賊団VS海軍で大体半分(うろ覚え」を思い出したよ
とりあえずシグルド様の優しさに全米が泣いた。そして明るいフューチャーおめでとう!
GJ!

明日はYATTA!の日だな
そして新・紋章の謎ネタ解禁まで後8日か…
274助けて!名無しさん!:2010/08/07(土) 15:29:30 ID:l/sAh0+B
>>264-268
サラの策略で婚約成立とかでなくて策を使われる前に自分から言うとか男らしいじゃないのw

  サラ「兄様がそこまで私のことを考えてくれてるとか思ってなかったわ…」
エフラム「どういうことだ?」
  サラ「今すぐってわけじゃないけど、婚約の後には当然結婚だし…新婚旅行に
     初夜に子作りと面白イベント盛りだくさんじゃない?それもOKなんでしょ?」
エフラム「後半に聞き流せない単語があった気がするが」
  サラ「それとももう婚約したし我慢できないから今夜にでも『俺のジークムントに夜のリザイアしろ』
     とか言うつもり?兄様がどうしてもしたいって言うなら…」
エフラム「お前もう小学生の言う台詞じゃないぞそれ…」
275夏だ!海だ!兄弟家だ!:2010/08/07(土) 21:42:47 ID:KW9x4nHn
>>258
海、了解です
>>259
うん、ごめんねシグルド。わざとじゃないんだ…

では今から投下します
276夏だ!海だ!兄弟家だ! 準備編1/2:2010/08/07(土) 21:43:45 ID:KW9x4nHn
ユンヌ「えーと…9対6で海の勝ちね」
マルス「やった!早速シーダに電話してくるね!」(海)
エイリーク「………orz」(山)
リーフ「ああ…エイリーク姉さんがへこんでいる」(海)
ロイ「姉さん、元気だしなよ…海もきっと楽しいよ」(海)
セリス「そうだよ、海だって楽しいことがいっぱいだよ」(海)
ユンヌ「………(慰めてる3人は海だったけどね)」
アイク「海か…肉はあるかな?」(山)
セリカ「海だって、アルム」(海)
アルム「そうだね、セリカ」(山)
シグルド「KINSHINは許さないぞ!」(海)
ユンヌ「………(さりげなくアルムとセリカで別々なのよね)」
エリンシア「ハァハァ…殿方の…KINNNIKU…ハァハァ」(海)
ミカヤ「エリンシアちゃん…落ち着いて」(山)
ヘクトル「砂浜で走れば痩せるよな?」(海)
エリウッド「…僕としてはあまり日に当たりたくないな」(山)
リン「海よりは山の自然で楽しみたかったわね」(山)
ユンヌ「………(ヘクトルちゃんはいつも以上に食べて太りそうね)」

エフラム「泣くな、エイリーク」
エイリーク「あ、兄上…」
エフラム「海でもいいじゃないか。どこだろうが家族で楽しもう」
エイリーク「あ…兄上……そうですよね。私が間違ってました」
ユンヌ「ま、そんなエフラムちゃんは海だったけどね」
エフラム「な!?ユンヌ!余計なことを言うな!」
エイリーク「そうですか…兄上は私の味方ではなかったのですね…」
エフラム「ち、違う!誤解だ!」
ユンヌ「見苦しいわね。ミルラ達も一緒に来るのを期待してたのに」
エフラム「な、何言ってるんだ!?エイリーク、信じるな…やt…」
エイリーク「あ、兄上の馬鹿ぁぁ!!」パァァァァン!
マルス「お待たせー来週にでm…エフラム兄さん、どうしたの?」
エフラム「…マルス、メダリオンとチェーンソーをくれ…」
ユンヌ「ちょっと!?冗談よね…?キャァァァ!!け、けだものー!!」
セネリオ「酷い有様です」
ロイ「……何でセネリオさんがいるんですか?」
セネリオ「アイクに夏休みの申請を頼まれるかと思ったので」
リーフ「………(勘!?頼まれたじゃなくて頼まれるかと思った!?)」
ユンヌ(メダリオン内)「………(ウォッチの杖じゃない?)」
ロイ「………(ああ、なるほど…)」

マルス「とりあえずタリスの旅館に2泊3日になったからね」
シグルド「皆も都合よく休みだからな。楽しく過ごせそうだ」
リン「あ、女性陣の皆で水着買いに行きましょう!」
エイリーク「………フフフ…皆さんは買い替える必要があるんですね…」
マルス「ちょ!?エイリーク姉さんから黒いオーラが見えるよ!?」
ユンヌ「あらーこれは重傷ね…」
エイリーク「私なんて去年買った水着でも問題ないですもの…フフフ…」
ミカヤ「エイリーク…元気だして。私だって仲間じゃない!」
エイリーク「ミカヤ姉上…」
ユンヌ「………(ミカヤのサイズ…たしか少し大きくなったような…)」
マルス「………(それ、絶対に言わないでくださいね…)」
277夏だ!海だ!兄弟家だ! 準備編2/3:2010/08/07(土) 21:46:13 ID:KW9x4nHn
ミルラ「…エフラム達が海に行くみたいです」
チキ「私も行きたーい!」
ファ「ファもー!」
イドゥン「…そうですね。ちょっとお願いしてきます」

デギンハンザー「そうか…孫達が行きたがってるなら行きなさい」
イドゥン「…おじい様は行かれないのですか?」
デギンハンザー「…昔、海坊主に間違われてな……orz」
イドゥン「は…はぁ…」
デギンハンザー「とりあえずわしらは留守番してるから行ってこい」
イドゥン「わかりました。ありがとうございます」

イドゥン「…だそうです」
ユリア「私も行くわ(セリス様に会えるし)」
ニニアン「わ、私も(エリウッド様以下略)」
ソフィーヤ「行きます(ロイ以下略)」
ユリウス「あ、僕もい…かないからそれはしまって」
ニルス「………(強く生きろ、ユリウス…)」


ターナ「あら、エイリーク」
エイリーク「あ、ターナ」
ターナ「ちょうどよかった。来週遊びに行かない?」
エイリーク「ごめんなさい…来週は家族でタリスに行くの」
ターナ「あら、そう。わかったわ。じゃあまた再来週にでもね」
エイリーク「はい、また再来週にね」

ターナ「ふふふ…家族ならエフラムもいるわね…」
ヒーニアス「ターナ、父さんが俺と行くなら許可したぞ」
ターナ「………(ごめんねエイリーク。私、この機会を逃したくないの)」
ヒーニアス「父さんも心配性だよな。妹が一人で旅行ぐらい…」
ターナ「…あれ、ラーチェルも行くのよ?」
ヒーニアス「そうなのか?なら父さんにまた聞いてこよう」

ヒーニアス「うーん…女だけは危ないからお前も行けだとさ」
ターナ「…そう(ごめんねエイリーク。頑張って!)」


ワユ「大将は家族旅行で休みなの?」
グレイル「ああ、アイクがいないならうちも休みにするか」
ミスト「……ねえ、みんなで行かない?」
イレース「…いいですね」
ワユ「いいねー行きましょう」

サナキ「アイクが旅行じゃと!?追い掛けるぞ!」
シグルーン「わかりました。すぐに手配します」
278夏だ!海だ!兄弟家だ! 準備編3/3:2010/08/07(土) 21:47:28 ID:KW9x4nHn
フィオーラ「仕事よ、タリスに行くわ」
フロリーナ「は、はい」
ファリナ「え?休みのはずじゃ…」
フィオーラ「仕事よ!」
ファリナ「はい…」


アルヴィス「ディアドラ、一緒に海に行かないか?」
ディアドラ「ええ、いいですよ。今年はタリスの別荘にします」
アルヴィス「わかった。すぐに手配しよう」


シャナム「この前の事件(イリオスとオルエンの休日)あったろ」
イリオス「え、ええ…」
シャナム「ドラマに使うからタリスを撮ってこい!」
イリオス「えーと…俺だけですか?」
シャナム「スポンサーのオルエン様もだ!」
イリオス「…マジっすか?」
シャナム「ああ…マジだ」


サラ「リーフと兄様が旅行に行くみたいね」
ナンナ「なら追い掛けましょう」
ミランダ「そうね。場所は?」
ティニー「タリスみたいね。あ、皆で水着買いましょう」


さあ様々な思惑や偶然が混ざったタリスはどうなるのか?
もちろん今出てこない人も登場するかもしれない!
果たしてこの旅行の結末は!?1日目(昼)に続く!
279助けて!名無しさん!:2010/08/08(日) 11:07:06 ID:YVMpJ2TP
アミッド「ね…眠い…もう寝させて…」
リンダ「う〜目がショボショボする…ベタ塗りベタ塗り」
イシュトー「SドリンクSドリンク…」
イシュタル「健康を犠牲にしてるわね…うう…ドリンクばっか飲んで気持ち悪い…」
レプトール「後32時間以内じゃ…7番トーンどこじゃ?」
ティニー「ブックレットよし!コピ本その1の原稿あがったからコンビニでコピーヨロです!」
ブルーム「ワシが行って来よう…1週間ほとんど寝てないのにティニーは元気だな」
アーサー「もしもーしフィー?ヘルプ頼める?」
フィー『無理!こっちも追い込みなの!
    今年はレヴィンお兄ちゃん(子世代版)×オイフェさん(子世代版)と
    ハンニバル将軍×フィンさん(子世代版)の2冊発刊なの!
    あ〜もう一冊に絞ればよかった…アシスタントの多いフリージがうらやましいわ!
    こっちはレヴィンお兄ちゃん逃げるし……
    ……あ、お兄ちゃんインク零さないでよバカ!なにやってんすぐホワイトかけて!』
アーサー「…どこも大変だな…こっちだってティニーが100P越えを決断した上
      コピ本まで出すっていうから…」
ティルテュ「おはよ〜みんな〜お腹すいたご飯〜」
アーサー「はいはいサンドイッチあるよ」
ティルテュ「あれ?まだどーじんし作ってたの?ママも手伝う?このクレヨンで…」
イシュタル「はいはいちょっと向こうで遊んでてくださいね」
ティルテュ「ちぇっつまんないのー」

リーフ「ティニーティニー!」
ティニー「あひゃひゃひゃひゃこの手に神が…今の私は同人の神に…
      あれリーフ様の幻影が見える…」
アーサー「いや本人だしそれ」
リーフ「今年は僕のネタを書くのかい?」
アーサー「リーフ×アウグストを書いてるけど?」
リーフ「YATTA!」
アーサー「俺が言うのもなんだが…やおい本のネタにされたいわけ?うちのサークルは18禁も書くよ?」
リーフ「それがいいんじゃないか!?僕があられもない姿で男と絡んでる本を
    コミケに集う全国の腐女子のおねいさんたちが見てハァハァするんだよ!
    それを思うだけで僕はもう…僕はもう興奮して…ブバアアアアアアアアアア!」
ティニー「任せてください!エロくてセクシーなリーフ様を全国の腐女子の同志たちに送ります!
      …だからちょっと脱いでポーズとってください。男のヌードデッサンの参考にします」
リーフ「僕の18禁が…おねいさんたちに…ブバアアアアアアアアア!
    そのためならいくらでも脱ぐさ!ババッ!」
ティニー(真剣にデッサン中…)
アーサー「俺のネタの時もやらされたなぁ…」
ティニー「気が散る!しゃべらないでください!」

(物陰)
ヒルダ「若い頃の私を見てるようだよ…ティニー…それでいいんだよ…
     妄想+リアルがやおいには必要なんだよ…」
280新紋章に関するお知らせ:2010/08/08(日) 13:30:29 ID:BU2Y1pzr
住民全員にお知らせです。

新紋章の謎関連のネタの解禁まで残り一週間ほどとなりました。
そこで、この一ヶ月間ほど議論掲示板(http://jbbs.livedoor.jp/otaku/9373/)にて議論されてきたことをまとめて報告致します。

まずはスレで話し合われたことの簡単なまとめから。

1.クリスは兄弟入りさせない
2.クリス従兄弟設定を「強制」にするかどうかについては議論中。
3.今後マイユニット的な主人公が登場しても兄弟入りはさせない。
4.誰が兄弟か、という設定はスレ全員が共有。
  勝手に追加したり減らしたりはしない、という決まりをテンプレに追加するべきという提案が出されている。

以下、それぞれの詳細です。



・新紋章の謎のマイユニット「クリス」の扱いについて
マイユニットであるクリスを兄弟入りさせるかどうかについてはたくさんの意見が交わされましたが、主に
「マイユニットを他の主人公と同列に扱うことに違和感を覚える人が多数いる」
という理由から、兄弟入りはなしという結論が出されました。
現在は妥協案として「従兄弟として扱ってはどうか」という案が出されていますが、
「誰が兄弟か、という設定以外を『強制』にするのは如何なものか。
 従兄弟ネタが増えて自然と定着する形ならいいが、最初から強制してしまうのは良くないと思う」
という反論があり、最終的にどう扱うかが決まらない状態です。
何か意見のある方は議論掲示板まで意見をお寄せ下さい。

・マイユニット的主人公の扱いに関して
マイユニット的な主人公は今後のシリーズでも登場することが予想されますが、
今回の議論において「マイユニットは兄弟入りさせない」という結論が出されているため、
今後同種の主人公が登場したとしても原則的に兄弟には入れないことになると考えられます。
こういった旨をテンプレに記載するか否かは未だ議論中ですので、皆さんの意見をお聞かせください。

・テンプレ追加について
今回クリスの扱いをどうするかという議論の過程で、
「基本的に『歴代FE主人公が兄弟だったら』という設定が守られていれば後の設定は全て自由。
 しかし誰が兄弟なのか、という点はスレの根幹に関わる極めて重要な要素であるため、
 スレ住人全員が共有すべき絶対的な設定である」
という意見が出されました。故に今後は現在使用中のテンプレに、
「誰が兄弟か、という点に関してはスレ住人全員が設定を共有する。
 個人の好みや都合で勝手に加えたり減らしたりしてはならない」
というような一文を加えるということが提案されています。



報告は以上です。
上にも書きましたが、今も議論中の項目があります。
後で文句を言っても手遅れですので、意見のある方は議論掲示板に書きこんで下さるようお願いします。
281助けて!名無しさん!:2010/08/08(日) 13:31:22 ID:5aZ4czBK
今日は葉っぱの日だなそう言えば
282助けて!名無しさん!:2010/08/08(日) 18:18:23 ID:z0YmhtHk
>>280
中間報告乙です
…自分も議論に参加してきた身だけど、中々終わりが見えてこないなぁorz
283助けて!名無しさん!:2010/08/08(日) 18:27:02 ID:YVMpJ2TP
葉っぱ「YATTA!YATTA!葉っぱ一枚あればいい!
     そこの腐女子のおねいさん!僕主役の同人誌をお手にとってご覧ください!」

IN 百万人の集まるコミケ会場

ティニー「という感じでリーフ様に売り子をしてもらえばお客さんを集めやすいんじゃないかと」
アーサー「販売停止くらってスタッフにつまみ出されるぞ」
284助けて!名無しさん!:2010/08/08(日) 20:53:20 ID:AddCWkrD
マイユニのみが主人公の作品が今後出たらどうなるのだ
285助けて!名無しさん!:2010/08/08(日) 21:35:00 ID:TXJu6+Xn
>>284
それは普通に兄弟家入りすると思われる
今回はマイユニかつ主人公じゃないキャラの処遇だからここまで議論が長引いてる

あとこういうのは議論掲示板でね
286助けて!名無しさん!:2010/08/09(月) 02:46:32 ID:dA4NYnDD
YATTAの日があっさり過ぎてしまったので投下
荒いがスマソ
287助けて!名無しさん!:2010/08/09(月) 02:47:47 ID:dA4NYnDD
ロイ「あっ、8月8日が過ぎちゃった・・・・・」
セリス「今年はあれやらないのかぁ。
    残念だなぁ・・・・・」

ガラッ!!!
その時二人の目の前のふすまが勢いよく開け放たれる!
そして、あられもない葉っぱ一枚の姿で奥から現れたのは・・・・・・

リーフ「YATTA!YATTA!」

ロイ「ぶはっ!リーフ兄さん、やっぱりやるの!?」
セリス「でも、もう八日はすぎちゃったよ?」
リーフ「一日遅れでもいいじゃないか!
    皆で楽しめればそれでいいじゃないか!
    さあ一緒に!YATTA!YATTA!」

セリス「YATTA!YATTA!」
ロイ「セリス兄さん適応早っ!!
   ・・・・でも、僕も・・・・・・」

リーフ「YATTA!YATTA!」
セリス「YATTA!YATTA!」
ロイ「・・・YATTA!YATTA!」
288助けて!名無しさん!:2010/08/09(月) 02:48:40 ID:dA4NYnDD
ヘクトル「くそぉ・・・・・
     ダイエットには失敗するし、相変わらずビラクの野郎は迫ってくるし・・・・・」
リン「私もいつまでたっても中学生に見られない上に、
   レズ扱いされて恋人ができないし・・・・・・」

二人「はぁ・・・・・・・」

ガラッ!
リーフ「YATTA!YATTA!」
ロイ「YATTA!YATTA!」
セリス「YATTA!YATTA!」

二人「ブホッ!!」

リーフ「変な目で見られたっていいじゃないか!
    むりやり迫られたっていいじゃないか!
    それだけ魅力があって、色々な人から愛されてるってことじゃないか!」
ヘクトル「いや、あんな奴らから愛されたって・・・・」
リーフ「嫌われたり無視されるのは簡単だけど、無条件で愛されるのは家族同士でも難しい。
    それがそんなに駄目なことかい?
    変な目でみてくる人達なんか気にしないで、自分の道を行くんだ!
    YATTA!YATTA!」

ヘクトル「そうか、いつからか俺はメタボやビラクそのものよりも、
     周りからの評判にビビるようになっちまってた・・・・・」
リン「私も、いつからか諦めて、他の人の邪魔したりマルスを小突いたりして憂さ晴らしをするようになってた・・・・・」
289助けて!名無しさん!:2010/08/09(月) 02:49:42 ID:dA4NYnDD
バッ!×2

ヘクトル「YATTA!YATTA!」
リン「YATTA!YATTA!」

ビラク「ウホッ!へっきゅーん!」
ヘザー「キャー!!美少女の裸ァ〜〜〜!!!」

ヘクトル「今日だけは特別に休戦だ!」
リン「皆で踊れば全部解決!!」

ビラク「積極的なへっきゅんもいいZE!!」バッ!
ヘザー「リンちゃんからの誘いを断るなんて野暮なことはしないわ!」バッ!

ビラク「YATTA!YATTA!」
ヘザー「YATTA!YATTA!」
リーフ「YATTA!YATTA!」

ヘクトル「YATTA!YATTA!」
リン「YATTA!YATTA!」
リーフ「YATTA!YATTA!」

ロイ「YATTA!YATTA!」
セリス「YATTA!YATTA!」
リーフ「YATTA!YATTA!」
290助けて!名無しさん!:2010/08/09(月) 02:50:58 ID:dA4NYnDD
エフラム「くっ、いつまでたってもロリコン呼ばわりか・・・・」
リーフ「あらぬ疑いがかかったっていいじゃないか!
    自分で自分が正しいってことが分かっていれば十分さ!
    YATTA!YATTA!」

アイク「己を鍛えることに、意味はあるのか?
    最近それが気になって訓練に集中できん・・・・・・」
リーフ「意味なんか無くてもいいじゃないか!
    自分の道を自分でいけば、そんなの後からついてくる!!
    YATTA!YATTA!」


ジョフレ「いくら鍛えてもこれ以上ガチムチにはなれない・・・・・・。
     私はやはり、エリンシア様とは・・・・・」
リーフ「失恋したっていいじゃないか!
    そこまで鍛えた努力があるじゃないか!
    それで新しい恋を見つけてHAPPYだ!!
    YATTA!YATTA!」

ネサラ「うっひょー!コインだ!!」
リーフ「YATTA!YATTA!」

サザ「最近出番がないんよ・・・・・・」
リーフ「出番がなくたっていいじゃないか!
    下手に出てひどい目にあうよりいいじゃないか!
    YATTA!YATTA!」

アルム「出番がn(ry」
リーフ「YATTA!YATTA!」
291助けて!名無しさん!:2010/08/09(月) 02:52:18 ID:dA4NYnDD
「クリスはやっぱり兄弟入りだろ」
「従兄案でいいんじゃないか」
「いや、やっぱり・・・・・・」

リーフ「YATTA!YATTA!」

「「「「!!???」」」」

リーフ「結果がどうなったっていいじゃないか!
    みんな新キャラとこのスレのことを考えて一生懸命議論をしてるじゃないか!
    それが悪い結果につながるはずがないじゃないか!!
    YATTA!YATTA!」

「そうだ・・・・・俺達ももともとは新キャラへの愛から議論を始めたんだ・・・・!!」
「このスレの雰囲気を壊さないように、新しい風を吹き込むように・・・・」
「もっと皆が楽しめるようになればいい。そんな気持ちで議論を始めたのに・・・・・」

リーフ「今日は皆で心を一つにいざ踊ろう!
    そうすりゃ皆HAPPYだ!
    YATTA!YATTA!」

「・・・・Y,YATTA!YATTA!」
「YATTA!YATTA!」
「YATTA!YATTA!」
「YATTA!YATTA!」
292助けて!名無しさん!:2010/08/09(月) 02:56:46 ID:dA4NYnDD

セリカ「YATTA!YATTA!」
エリンシア「KINNIKU!KINNIKU!」
エイリーク「YATTA!YATTA!」
ターナ「YATTA!YATTA!」
ラケシス「KINSIN!KINSIN!」
シグルド「KINSIN!は許さんぞー!」
ナンナ「YATTA!YATTA!」
ミランダ「YATTA!YATTA!」
サラ「YATTA!YATTA!」
ティニー「YATTA!YATTA!」
ユリウス「YATTA!YATTA!」
ユリア「YATTA!YATTA!」
ラナ「YATTA!YATTA!」
ゲイル「YATTA!YATTA!」
ミレディ「YATTA!YATTA!」
ツァイス「YATTA!YATTA!」
オグマ「YATTA!YATTA!」
ジャファル「YATTA!YATTA!」
ロイド「YATTA!YATTA!」
ライナス「YATTA!YATTA!」
ゼフィール「YATTA!YATTA!」
アシュナード「YATTA!YATTA!」
ハーディン「YATTA!YATTA!」
デギンハンザー「YATTA!YATTA!」



○リス「YATTA!YATTA!」


終わり
293助けて!名無しさん!:2010/08/09(月) 10:42:13 ID:jQzSnVQL
たぶんマリスだな
294助けて!名無しさん!:2010/08/09(月) 11:03:14 ID:dRBqFtfg
セリスかもよ
やはりこれあってこその葉っぱの日だな
295助けて!名無しさん!:2010/08/09(月) 11:36:27 ID:lORBxYiI
ク(ry
296助けて!名無しさん!:2010/08/09(月) 12:24:27 ID:8ql2iFez
>>287-292
一日遅れだがしっかりと書いてくれたね。GJ!
297夏だ!海だ!兄弟家だ!:2010/08/09(月) 12:49:49 ID:PRLlvqnn
はっぱ隊待ってました!GJ!
思わずはっぱ隊の歌、聞き直したのは内緒だw

続き投下しまーす
298夏だ!海だ!兄弟家だ! 1日目(昼) 1/4:2010/08/09(月) 12:51:07 ID:PRLlvqnn
兄弟家のタリス2泊3日の旅、初日…兄弟達はタリスに上陸した…

マルス「んー…やっと着いたね」
リーフ「意外とタリスまでは時間がかかるんだね」
エフラム「エイリーク…元気がないが大丈夫か?」
エイリーク「…はい…私は元気ですよ…」
ロイ「………(明らかに言葉と表情が一致してないよ…)」
セリス「初めてタリスに来たけど綺麗だね」
セリカ「綺麗だねアルム…」
アルム「セリカの方が綺麗だよ…」
シグルド「ティルフィングはどこやったっけ?」
エリウッド「兄さん…武器は全員置いてきたでしょ…」
ヘクトル「ま、旅行ぐらいはのんびりしようぜ」
リン「そうね。私ものんびりしたいわ」
ミカヤ「さて、港からどうすればいいの?」
マルス「うん、とりあえず旅館に荷物を置きに行こう」
リーフ「そのあとは?」
マルス「旅館の近くにある海水浴場で海水浴さ」
エリンシア「KINNNIKU!KINNNIKU!」ブバァァァ!
リーフ「水着のお姉さん」ブバァァァ!
ミカヤ「2人とも落ち着いてね…」
マルス「じゃあ行こうか。アイク兄さん、荷物お願い」
アイク「わかった。ぬぅん!」
兄弟全員分の荷物を担ぐアイクと手ぶらの兄弟達は旅館へ向かった…

旅館で必要な手続きを済ませ、各自割り当てられた部屋に移動する

・シグルド、アイク
・ミカヤ、エリンシア
・エフラム、ヘクトル
・エリウッド、ロイ
・エイリーク、リン
・マルス、リーフ、セリス
・アルム、セリカ

マルス「シグルド兄さん、よくアルムとセリカの部屋許可したね」
リーフ「セリカが兄さんや姉さんにいろいろ根回ししたみたいだよ」
セリス「早く泳ぎに行こう」
入口で合流した兄弟達は海水浴場へと向かった…
兄弟達が見えなくなった頃、新たに旅館へ来る団体がいた

イドゥン「…やっと着きました」
チキ「早く泳ぎたーい」
ファ「泳ぎたーい」
ミルラ「…泳ぎたいです」
ユリア「待って!まずは荷物置かないと」
ソフィーヤ「そうですよ。あ、部屋はどうなったのかしら?」
ニニアン「はい、これ」

・イドゥン、チキ、ファ、ミルラ
・ユリア、ソフィーヤ、ニニアン

ユリア「イドゥン姉さん、3人で大丈夫?」
イドゥン「大丈夫です」
チキ「早く行こう」
ファ「行こうよー」
ミルラ「…行きたいです」
ニニアン「じゃあ急ぎましょうか」

その後、入れ違いに何組かの団体が来て、全員が海水浴場へと向かっていた
299夏だ!海だ!兄弟家だ! 1日目(昼) 2/4:2010/08/09(月) 12:51:58 ID:PRLlvqnn
女子更衣室…それは男子にとっては秘密の花園…
女子更衣室…それは楽園
女子更衣室…それは…夢

リーフ「って思わない?」
マルス「覗いたら殺すよ(シーダとかいるし)」ニッコリ
ロイ「まあ気持ちはわからなくもないけどさ…」
ヘクトル「早く着替えて行こうぜ」
ヒーニアス「うむ、エイリークの水着が楽しみだ」
エフラム「そうか…………な!?」
セリス「ヒーニアスさん…何でいるの!?」
ヒーニアス「無論泳ぎにだ…まあターナ達の引率だけどな」
マルス「エイリーク姉さんのストーカーめ…」
ヒーニアス「待て!今回は旅館に着くまで本当に知らなかったんだ!」
リーフ「怪しいな…」
ヒーニアス「ち、違う!私はただ父に頼まれて引率に来ただけだ」
マルス「………(エイリークが絡まないと実はいい人だったな)」
エフラム「………(まあブラコンともとれなくはないが…)」
ロイ「あれ?ターナさん達ってことはラーチェルさんもいるの?」
ヒーニアス「ん?ああ。船で2人にいろいろ奢らされたよ…」
リーフ「………(本当に普段はいい人だよね…)」

男子更衣室…それはKINNNIKU!
男子更衣室…それは楽園
男子更衣室…それは理想郷

エリンシア「KINNNIKU…ハァハァ…」
ミカヤ「エリンシアちゃん…身内から犯罪者は出したくないから自重して…」
女子更衣室ではエリンシアが妄想で軽く鼻血を出していた
そんな姉を横目に更衣室の角で落ち込みながら着替えている者がいた
少女の肌は絹のように美しく、普段剣を持って戦うようには見えない
しかしその胸のラインは年齢不相応でフラットラインを形成していた
まあつまるところ貧乳で、誰かと言われたらエイリークである
エイリーク「…うう…姉上達は胸があってうらやましい…」
ラーチェル「気にすることはありませんわ」
エイリーク「そうですね…ってラーチェル!?」
ターナ「こんにちはエイリーク。まさか同じ旅行なんて…奇遇ね」
ラーチェル「………(よくいうわよ…追い掛けましょうって誘ったのに)」

リン「むぅ…シーダさんも意外と胸が大きいわね」
シーダ「は、はい!?」
ミカヤ「………(もしかしてマルスちゃんって母性に飢えてるのかしら…?)」
エリンシア「あら?あの子達は…」
チキ「あーエリンシアお姉ちゃんだ」
ファ「ミカヤおばちゃんもいるー」
ミルラ「…リンお姉ちゃんこんにちは」
セリカ「竜王家の子達じゃない」
イドゥン「…こんにちは」
ニニアン「たまたま家族旅行が同じになったみたいですね」
ソフィーヤ「親戚の私もご一緒させてもらいました」
ユリア「あれ?セリス様はいないのですか?」
ミカヤ「いますよ。たぶん男子更衣室に」
リン「これはエフラム兄さんも大変ね…」
300夏だ!海だ!兄弟家だ! 1日目(昼) 3/4:2010/08/09(月) 12:55:48 ID:PRLlvqnn
ミカヤ「お待たせ。実は…カクカクシカジカ」
シグルド「ああ…こっちも…」

マルス「なんというか偶然という名の必然だね」
エリンシア「とりあえずみんな知り合いで遊んできなさいな」
一同「はーい」

ミルラ「お兄ちゃん…砂のお城を作りたいです」
エフラム「よし、砂の城を作るか」
ターナ「手伝います(私だってエフラムと近づきたい!)」
ミルラ「…勝負ですね(エフラムお兄ちゃんは渡しません!)」

リーフ「何だろう…あのプチ修羅場は…」
ナンナ「大丈夫です。私達もいますから」
ミランダ「もっとすごいこともしますよ」
サラ「たまにはリーフとも遊びたいし」
ティニー「さあ、行きましょう!」
リーフ「ちょ!?何でいるの!?」
ナンナ「たまたまです。あ、どうですかこの水着?」
リーフ「うーん…もうちょっと年相応の方が似合わない?」
ミランダ「私たちもそう言ったんですよ」
サラ「でもナンナはこれでリーフを悩殺よ!って言ってて」
ティニー「ま、見事に玉砕ですね」
ナンナ「………orz」
リーフ「ま、とりあえず遊ぼうか。せっかくみんな来たんだし」

ミカヤ「あらあら、リーフちゃんもなかなか楽しそうね」
サザ「ミカヤ、ここにいたのか」
ミカヤ「サザ?どうしてここに?」
サザ「たまたまタリスに来る用事があったから…」
ミカヤ「そうなの」
サザ「あ、あのさ…一緒に遊ばないか?」
ミカヤ「うーん…みんなの写真撮ろうと思ってたんだけど…」
サザ「なら手伝うよ。それでいいかな?」
ミカヤ「でも…」
サザ「ミカヤの手伝いをしたいんだ」
ミカヤ「わかったわ。じゃあお願い」

マルス「いいんですか?」
しっこく「あの空気を妨害するのは忍びない。それにここもあるしな」
シーダ「あ、タコ焼きおいしいです」
チキ「おいしいーありがとうおじちゃん」
しっこく「これも食べられよ」つお好み焼き
シーダ「ありがとうございます」
マルス「ま、頑張ってください」

ミカヤ「とりあえずアイクの写真を取りに来たけど…」
サザ「団長…」
砂浜で追いかけっこをするアイクとワユとミストとイレースとサナキ
端から見てるとほほえましい光景のはずなのだが…
ワユ「あはは、待てーたいしょー!!」
ミスト「捕まえるよー!」
イレース「皆さん早いです…」
サナキ「ま…て…アイ…ク…」
アイク「まだだ!まだ俺は走れるぞ!」

サザ「団長…そこはもう少しゆっくり走るもんです…」
ミカヤ「サナキちゃんなんてすでにふらふらね…」
セネリオ「酷い有様です」
301夏だ!海だ!兄弟家だ! 1日目(昼) 4/4:2010/08/09(月) 12:58:09 ID:PRLlvqnn
ヘクトル「エリウッド…大丈夫か?」
リン「大丈夫じゃないかな?パラソルの下で寝るなら」
ヘクトル「そうか…しかし砂浜で走るのは意外ときついな」
リン「脂肪を燃やしたいなら頑張る!」
フロリーナ「あ…リン…とヘクトル様…」
リン「フロリーナ!?あなたもここに来たの?」
ヘクトル「よう、フロリーナ」
ファリナ「私もいるわよ。で、あんたは何してるわけ?」
ヘクトル「ファリナか…見ればわかるだろ?砂浜で走ってる」
ファリナ「いや、何でわざわざ海で遊ばないかってことよ」
ヘクトル「…別に走ったっていいじゃないか…」
ファリナ「よくない!フロリーナと遊びを教えるわ!」
フロリーナ「え!?私は…」
リン「行ってらっしゃーい」
ヘクトル「ちょ!?落ち着けファリナ!?うぉ!?」

エリウッド「暑いな…」
フィオーラ「エリウッド様、水です」
エリウッド「ああ、ありがとう…ってフィオーラ!?」
フィオーラ「えへ、たまたま見かけたので来ちゃいました」
ニニアン「エリウッド様、氷で…す。フィオーラさん?」
フィオーラ「ニニアンさん…こんにちは」
ニニアン「あ、こんにちは」

リン「………(なんだろう…この空気……みんなの様子を見に行こう)」

セリス「ユリア、そういえばユリウスは?」
ユリア「ユリウス兄様なら家で勉強してますわ」
セリス「わー偉いなユリウスは。僕も帰ったら頑張ろう」
ユリア「そ、その…よろしければ私も一緒に…」
ラナ「待った…私と一緒にしましょう、セリス様」
セリス「あれ?ラナも来たんだ」
ラナ「ええ。せっかくですから一緒に遊びましょう」
セリス「うん、いいよ」
ユリア「………(くっ、いいところで邪魔よ!!)」
ラナ「………(泳いでようやく追いついたわ!抜け駆けはさせない!)」

リン「………(ここも…ね。アルムは…セリカといちゃいちゃしてるし…)」

ロイ「ファ、そんなに走ったら転ぶよ」
イドゥン「…危ないです」
ファ「だいじょうぶー」
ソフィーヤ「元気ですね」
ロイ「うん、元気になってよかったよ」
イドゥン「…昔は引っ込み思案でしたからね」
ソフィーヤ「なるほど」
ファ「はやくはやくー!!」

リン「………(ここも家族団欒って感じで邪魔しにくい…)」

エリンシア「で、私のところに来たと…」
リン「はい…独り身は辛いです」
エリンシア「そうね…シグルド兄様もディアドラ様を見つけてたし…」
リン「ああ…だからさっき海でアルヴィスさんと競争してたのか…」
エリンシア「とりあえずみんなの昼ご飯準備しましょう」
リン「はーい」

こうして、ビーチでの楽しい?昼は過ぎていくのであった
1日目(夕)に続く
302助けて!名無しさん!:2010/08/09(月) 20:35:25 ID:gbcyvoA3
>>287-292
今更だが、葉っぱ一枚で踊り狂うのって、大観衆の前で好きですって告白するより
ずっと恥ずかしいよなw前向きとは全てを曝け出した先にあるとかそういうのか?

>>298-301
サザどこから沸いてきたwストーカーかw
303助けて!名無しさん!:2010/08/09(月) 21:02:24 ID:BmB10qzB
リーフには羞恥より開放感の方が大きそうだ
彼はヌーディストなのかもしれんな
304助けて!名無しさん!:2010/08/09(月) 21:06:50 ID:PRLlvqnn
つまりリーフはMということか…

サラ「クスクス…カキコミ完了ね」
305助けて!名無しさん!:2010/08/09(月) 22:04:47 ID:PRLlvqnn
FETV更新乙です!

ここはゲストにサザでお願いしますw


個人的にはイリオスとオルエンの休日にはオルエン呼びたいw
306大観衆の前で告白と言えばコレだろう:2010/08/09(月) 22:12:50 ID:cqS9iYKj
>>302
恥ずかしい告白とかさらけ出すとか言えばこれだな

  サラ「ねえ兄様、お願いがあるんだけど」
エフラム「何だ?」
  サラ「ちょっとこの紙に書いてある台詞を言ってみてくれない?」
エフラム「…ん?」

そうだ!
どうせロリコンだと思われてるなら、聞かせてやるさ!
サラ!
好きだァー! サラ! 愛しているんだ! サラァー!
党を結成する前から
好きだったんだ!
好きなんてもんじゃない!
サラの事はもっと知りたいんだ!
サラの事はみんな、ぜーんぶ知っておきたい!
サラを抱き締めたいんだァ!
潰しちゃうくらい抱き締めたーい!
ロリコンと呼ぶ声は
心の叫びでかき消してやる! サラッ! 好きだ!
サラーーーっ! 愛しているんだよ!
俺のこの心のうちの叫びを
きいてくれー! サラさーん!
同じ風呂に入ってから、サラを知ってから、俺は君の虜になってしまったんだ!
愛してるってこと! 好きだってこと! 俺に振り向いて!
サラが俺に振り向いてくれれば、俺はこんなに苦しまなくってすむんです。
優しい君なら、俺の心のうちを知ってくれて、俺に応えてくれるでしょう
俺は君を俺のものにしたいんだ! その美しい心と美しいすべてを!
誰が邪魔をしようとも奪ってみせる!
恋敵がいるなら、今すぐ出てこい! 相手になってやる!
でもサラさんが俺の愛に応えてくれれば戦いません
俺はサラを抱きしめるだけです! 君の心の奥底にまでキスをします!
力一杯のキスをどこにもここにもしてみせます!
キスだけじゃない! 心から君に尽くします! それが俺の喜びなんだから
喜びを分かち合えるのなら、もっとふかいキスを、どこまでも、どこまでも、させてもらいます!
サラ! 君が遺跡の最下層に素っ裸で出ろというのなら、やってもみせる!

エフラム「…何だこの恥ずかしすぎる台詞は。お前が考えたのか?」
  サラ「指輪まで貰ったのに兄様から好きだってはっきり言ってもらったこと無いなと思って
     まあ改変なんだけど、一人称以外ほとんど変えてないから作りやすかったわ。
     気になる人は『エクソダス中に愛の告白』とか『ゲイナー 告白』で調べてね」
エフラム「何を言ってるんだお前は…で、俺にこれを言えと。流石にそれは勘弁…」
  サラ「言わないと無理矢理襲われそうになったって警察に駆け込むからね」
エフラム「…選択の余地無しなのか」
  サラ「別にこれをネタに何かしたりとかしないから」


言った


エフラム「…これでいいのか?」
  サラ「…うん、ありがと…いい台詞が録れた」
エフラム「お前!?何もしないって言っただろ!?」
  サラ「安心して、別に公表したりしないから。後でまた聞いたり、目覚ましのアラームの音
     とかにして個人的に楽しむだけだから」
エフラム「…止めてくれ…あの台詞が再生されてると考えるだけで地獄だ…」
307助けて!名無しさん!:2010/08/09(月) 22:19:06 ID:dA4NYnDD
>>298-301

たくさん出てきたが、ここから話がどう進むのか楽しみなんだぜ

>>306
エフラム・・・・・そこは流石に言うのやめようぜ・・・・
ってかその台詞一体どこのひきこもりゲームチャンプですかwww

どっちもGJGJ!でした

YATTA!を書いた者だけど、なんとか楽しんでもらえてよかった
YATTA!を最初に書いたのは一体誰なのか・・・・・・偉大だ
308助けて!名無しさん!:2010/08/09(月) 22:41:07 ID:hHXwemSI
そもそもYATTAネタが初めて書かれてたのは8月8日じゃないんだぜw
309助けて!名無しさん!:2010/08/09(月) 22:46:44 ID:BmB10qzB
FETV…署長のAAにハゲワロタwwwwwwww
更新乙〜

>>306
サラさま何させとるんですか…
エフラム…もう人生囚われの身で過ごすつもりでいたほうがいいなwwww
310助けて!名無しさん!:2010/08/10(火) 02:07:18 ID:YVSGTX+j
>>298-301
夏だな、いいな。
>>306
なんかクンカクンカのコピペを思い出した。

そういやラジオネタてきなものを考え付いたがねた提出するべきか?
311助けて!名無しさん!:2010/08/10(火) 02:12:56 ID:DbYNvlG5
遠慮は要りませぬ
なんでもどうぞ
312夏だ!海だ!兄弟家だ!:2010/08/10(火) 10:11:35 ID:Jg0LRAcl
ハプニング分補給編
短いですが投下
313夏だ!海だ!兄弟家だ! 1日目(夕) 1/2:2010/08/10(火) 10:12:26 ID:Jg0LRAcl
タリスのビーチが夕日で赤く染まる頃…幼女形態のユンヌが叫んだ
ユンヌ「ここには情熱思想理念頭脳気品優雅さ勤勉さそしてなによりも…」
マルス「いきなり現れて何言ってるんですかあなたは…」
ユンヌ「混沌(カオス)が足りない!!もっとハプニングが必要よ!」
ミカヤ「いや、旅行ぐらいのんびり平和がいいんだけど…」
ユンヌ「うるさい!負の女神の力を見なさい!」

その時であった、女神が力を発動したのは…
そして周りから様々な人の叫び惑う声が聞こえてくる

イリオスは焦っていた。いきなり海パンが脱げたからだ
オルエン「あれ?イリオスどうしたの?」
イリオス「ななな何でもねえよ!」
オルエン「ふーん…」
イリオス「(落ち着け…落ち着くんだ俺…まずは海パンを探すんだ…)」
オルエン「やっぱり変だよ」
イリオス「いいや!大丈夫だ!?大丈夫だからこっち来んな!」
オルエン「……酷い…そこまで言わなくたっていいじゃない…」
イリオス「あ…言い過ぎた…すまん(泣くな!!泣きたいのはこっちだ!)」
オルエン「イリオスの馬鹿ァァァ!!」
イリオス「お、おい!オルエン!?待てよ!」
フレッド「貴様…覚悟はいいな…?」
イリオス「いや待て!!誤解だ!てかちょうどいい!助けてくれ」
フレッド「問答無よ…う……貴様…海パンはどうした?」
イリオス「脱げた。だからオルエンにこっち来んなって言ったんだよ…」
フレッド「………とりあえず探そうか…」
イリオス「…ああ」

ナンナもまた焦っていた…理由はイリオス同様水着が消えたからだ
幸い岩が多い地帯のため岩の影にいればばれずにすむのだが…
リーフ「あれ?どうしたのナンナ?みんな先行っちゃったよ?」
ナンナ「ちょ、ちょっと先に行ってて!(な、何でトップスが!?)」
リーフ「いや、ナンナを置いて行く訳にもいかないよ」
ナンナ「お、お願いします(こ、こんな時に優しくされても…)」
リーフ「大丈夫?何かあったんじゃないの?」
そう言ってナンナのいる岩に近づくリーフ
ナンナ「……リーフ様…お願いします……」
リーフ「うーん…やっぱり不安だよ。ナンナはもっと元気なはずだよ?」
ナンナの必死の懇願も虚しくリーフは岩の横に来た
リーフ「大丈夫?怪我したんなら連れていくけど」
ナンナ「い、いえ、大丈夫です!」
リーフ「そう…?やっぱり怪しいよ。ちょっと見せt…うぉわっ!?」
ナンナ「大丈夫でs…きゃっ!!」
ナンナに近づく途中で岩の苔に滑って転ぶリーフ…
ちょうどナンナのことを押し倒すような形で…
リーフ「…いたた…大丈夫ナン…ナ………」
ナンナ「大丈夫です………あ……」
314夏だ!海だ!兄弟家だ! 1日目(夕) 2/2:2010/08/10(火) 10:14:32 ID:Jg0LRAcl
リーフの思考はフリーズした。何せナンナはトップスを着けてない
しかも押し倒すような形で転び、思いっきり見えた訳だ
未成熟ながらも年相応に膨らみ始めた双丘を…
リーフ「……………………………………………………………」
ナンナ「…………」
泣きそうになっていたナンナが思いっきり叫ぼうとした瞬間
リーフ「………ブバァァァ!」ガクッ
鼻血を思いっきり放出したリーフは気を失って倒れた
ナンナ「あ、ちょ!リーフ様!?しっかりしてください!?」
そしてたまたま遅れていた2人を気にしたサラが戻ってくる
サラ「…あら、お邪魔だったわね」
ナンナ「サラ!?ち、違うの。これには深い事情があるの!?」
サラ「わかってるわ。リーフを独り占めしたかったのよね」
ナンナ「ちっがぁぁう!!」

ユンヌ「ふっふっふ…この叫び声こそ混沌よ!」
ユンヌはビーチで高らかに笑っていた
マルス「くっ…武器もメダリオンもないから捕まえられない」
ユンヌ「ふっふっふ!!私を捕まえれるものなら捕まえて…ふぎゃ!?」
調子に乗っていたユンヌに何者かがドロップキックを鮮やかに決める
続いてうずくまるユンヌの腕を掴み腕ひしぎ逆十字を決める
ユンヌ「痛い!?痛い!?こ、この関節技は…」
リン「よくもフロリーナをあんなめにあわせたわね…」
ユンヌ「痛い…痛いわ!?」

フロリーナは水着を岩に引っ掛けて破れてしまい羞恥心のあまり気を失った
幸いフロリーナの胸はヘクトルに見られる前にリンが咄嗟に
ヘクトル首を絞め、ヘクトルの意識を落としたので無事だったが
他にも海賊に囲まれたヒーニアスや足をつって溺れかかるシグルド
こっそりアルムに接近していたジャンヌと排除しようとするセリカ
セリスがいないうちに互いに死闘を繰り広げるラナとユリア…etc
とにかくビーチは昼間と違い混沌に包まれていた

リンに関節技をかけられ、折られる寸前でユンヌがようやく解除
すっかり夕日が沈んだビーチにようやく平和が戻ったのであった

マルス「はぁ…最後の最後で疲れたね…」
リン「本当ね…」
ロイ「でも楽しかったよ?」
セリス「うん、ユリアもラナも仲良かったし」
リーフ「………(どうしよう…ナンナを見るのが恥ずかしい…)」
ヘクトル「何で俺、急に意識を失ったんだろう…?」
エリウッド「はしゃぎすぎたんじゃないの?」
シグルド「くっ…あそこで足をつるとは…いてて」
エフラム「ターナもすっかり子供の世話がうまくなったな」
エイリーク「ヒーニアス様…海賊に何故囲まれたのでしょうか?」
アイク「うむ、いい修業だったな」
エリンシア「兄様は相変わらずですね」
ミカヤ「早く温泉に入ってのんびりしたいわね」

1日目(夜)に続く
315夏だ!海だ!兄弟家だ!:2010/08/10(火) 10:18:38 ID:Jg0LRAcl
あ、しまった。アルムとセリカの台詞が抜けたw
シグルドの下に補完お願いします

セリカ「楽しかったねアルム…あの女も消えたし」
アルム「そうだねセリカ…あと顔が怖いよ…」
シグルド「KINSHINは許さ…いたた…」
316助けて!名無しさん!:2010/08/10(火) 19:16:44 ID:RNHu4PtJ
>>313-314
途中のリーフがテラ羨まs・・・ゲフンッゲフンッ!けしからんなw
そして幼女形態のユンヌに普通に関節技を決めれたリンは流石と思ったよw
続きに期待しよう。GJ!

>>306
コレ過去に罰ゲームと称してリーフにも同じような事言わせてなかったかwwww
317助けて!名無しさん!:2010/08/10(火) 19:55:45 ID:GNdh5u35
今更な疑問だが、原作で仲間になる人達はこのスレでは上司とかでは無いのに何で主人公達を様付けで呼ぶんだろうな?
全員原作でのエリンシアみたいなもんか?
318助けて!名無しさん!:2010/08/10(火) 20:07:02 ID:sjd8gZ+k
>>317
よく考えてみろ、主人公兄弟家だぞ?
きっと様付けで呼ばれてる人全員と、そう呼ばれるに値するイベントをこなしたに違いないさ!
319助けて!名無しさん!:2010/08/10(火) 20:23:50 ID:SpPcXx4w
マジレスするとマルスにタメ口つかうアベルカインジェイガンマリク等が想像つかないからじゃない?
他にも原作で主従的なキャラ全般に言えることだけどね

アレクノイッシュアーダンの場合は上司だからそのままだけど

逆に特に主従的でないキャラはタメ口使ってると思う
ロイとかはチャドとかフィルとかとタメ口で話してたネタがあったと思う
320助けて!名無しさん!:2010/08/10(火) 20:52:25 ID:GNdh5u35
やっぱそんな所だよな<タメ口で喋ってるのが想像付かん
アイクとミカヤ(とアルムもか?)は原作でも仲間とはほぼ対等な関係だから、呼び捨てでもタメ口でも問題無いんだけどね。
321助けて!名無しさん!:2010/08/10(火) 22:11:13 ID:XOsoER5M
やはりイメージの問題だと思うよ
322助けて!名無しさん!:2010/08/10(火) 22:18:18 ID:Pvuv5LtM
マルス「やあシーダ元気かい?」
シーダ「ええ元気よマルス。今度どこか遊びに行きましょう」
カチュア(いいなぁ…私もマルス君と遊びいきたい…)

マリク「マルス、前貸した本だけどそろそろ返してくれる?」
カイン「おうマルス!もっと体を鍛えないといかんぞ!」
ジェイガン「マルス、宿題の提出はまだか?」


…うん…やっぱりイメージだね。
323助けて!名無しさん!:2010/08/10(火) 22:24:50 ID:XOsoER5M
>>322
カチュア以外は違和感を感じるんだが、
それでもカチュアのマルス君読みに違和感を覚えないってどういう事だよ自分(゚Д゚)!?

所でシーマとサムスンのペアって人気あるんだろうか?
二人を使ったネタ書いてる途中で気になったんだが・・・
324助けて!名無しさん!:2010/08/11(水) 13:48:38 ID:aKb2bGVm
突然過疎ったな
…まさかこれは(新紋章の謎ネタ解禁という)嵐の前の静けさとでもいうのか…!
325助けて!名無しさん!:2010/08/11(水) 14:07:26 ID:6QHW7QQD
そうよな。
326助けて!名無しさん!:2010/08/11(水) 14:29:35 ID:aKb2bGVm
    |┃三           /! _ ト、
    |┃ ≡       ,r‐ '/l「!ト、!:::\
    |┃      ___ !l::::::!:.!:l,!:::!::::::::l _
    |┃≡  /____ l !!:::::l:.l:::!::::!::::::::!| ,二二、   
    |┃ヽ___//::::::!| 'l|ト、ヽ:::::/:::::::;' !  !:::::::::::::
____.|ミニニヽ:::::::::::l ,'   )ヽニVニイ!r'´!  !::::::::::::::::::   いい加減FETVに出演したいぞ
    |┃:::::::::::ヽヽ:::::::! !ィr(:::ヽ::::::! !:::ノ:ヾ!:::!  !::::::::::::::::::::
    |┃:.:.:.:.:.:::::!|::〈/:.ヽミト、r‐'┴―‐く:∧ l::::::::::::::::::::  ガラッ
    |┃:.:.:.:.:.:.:.:l|::/:ヽ:.:.:.:.:フ::::::::::ll___/:.:.:ヽ ヽ::::::::::::
327助けて!名無しさん!:2010/08/11(水) 14:48:56 ID:RmxMZNHn
>>272
うおっ!?
ご指摘ありがとうございます。
気をつけなきゃ…

>>274
>>306
サラ様…どこまで子悪魔なんですか…
ワロタwwwww

>>287-292
毎年この日が楽しみでしょうがないwww
何気に楽しみにしてるセリスにワロタ!
GJ!

>>313-314
ユンヌさんなにやらかしてるんですかwwwwwww
なんか優しいフレッドに和んだGJ!

>>326
しっこくさん…緑風に先をこされたのが悔しいのだろうか…

>>264-268の続き投下します
328幼女の旗の下に:2010/08/11(水) 14:49:52 ID:RmxMZNHn
212

2 リーフに知らせる      トラキアだし…リーフ何かしでかしたのかな? 
                   しばらくぶりにいぢめてあげたいし、そのついでに知らせてあげようか?

サラ   「兄様…ちょっと行ってくるわ。先に事務所に行ってて」
エフラム 「ん? 子供の一人歩きは危険だ。俺も…」
サラ   「大丈夫。すぐ戻るから」
言うが早いかサラはリワープで姿を消した。
エフラム 「…それならそれで行き先くらい言ってほしいものだ…」
空を仰いでエフラムは憮然として溜息を漏らした…


トラキア…紋章町最貧困区域に指定されるこの地区はいくつもの問題を抱えている。
元は鉱山労働者の町であったこの地域はトラキア家の没落とそれに乗じた北部資本の搾取によって
貧困と急速なスラム化が進行。
それにともなって治安が悪化し今では紋章町中の盗賊…山賊…海賊その他悪党や犯罪者が集まる背徳の都と化していた。
ベルン署の目も届かない闇の中で多くの盗品や不正な資金が行き来している。
皮肉にも貧者だらけのこの地で悪事に手を染めて財を成した者も多い。
そんな退廃的な空気の漂う歓楽街を一人の少年が歩いていた。
どうみても薄汚れたストリートチルドレンにしか見えないその少年に視線を向ける者はいない。
リーフ  「……」
少年は注意深く周囲に視線を送る。この地区に出入りする時はいつもそうだ。
リーフはトラキアの歩き方をよく心得ている。
他の地区の人間なんてここではカモがネギしょって来た様なもの。
狙われないためには浮浪児になりすますに限る。
仕草からも誰もリーフが他地区の人間だとは気付かないだろう。
トラキアの人間は溜息をついて下を向いてる奴か、ギラついた視線で他人の懐を狙ってる奴か…
その二通りばかり。
リーフはその演技を完璧にモノにしていた。
329幼女の旗の下に:2010/08/11(水) 14:50:36 ID:RmxMZNHn
213

やがて裏通りに入るとうらぶれた一軒の酒場の扉をくぐる。
カウンターで新聞を読んでいた男が顔を上げた。
リフィス 「おう」
リーフ  「やあ、儲かってるかい?」
リフィス 「さっぱりだな…ここんとこはサムシアンとこのクラブに客を取られちまってる」
リーフ  「その前は紫竜会って言ってなかったっけ? ここが儲かってたためしなんて無かった気がするなあ」
カウンターに腰を下ろすと軽く店内を見渡した。
見事に閑古鳥が鳴いている。
リフィス 「ところが…だ。紫竜会さんとこのクラブは今日限りで商売敵じゃ無くなった」
リーフ  「へぇ…なんで? あの店は結構なシノギを出してかなりの上納金を組に収めてたはずだけど?」
サラ   「店そのものが無くなったからよ…マスター、バーボン」
リフィス 「ミルクで我慢しとけ」
サラ   「ほんのジョークじゃない」
リーフ  「サラ…いつの間に…ってそれはいつもの事だけどさ」
隣の席で脚をパタつかせていたサラはクスクス笑いながらリーフの方を向き直った。
サラ   「監視、即応、24時間体制…寝る時忙しい時はおじいさまにお任せ」
リーフ  「ちょっと!? いつもいつもどこから見てるのさ!?
      安心してエロ本も買えないじゃないか!?」
サラ   「ひ…み…つ♪
      それとこないだ買ったエロ本はナンナ達に晒しておいたからお仕置きを楽しみにしてね」
リーフ  「僕にプライバシーはないのか……」
リフィス (いろいろ死にたくなりそうな事態だな…)
リーフ  「ところでさっき店が無くなったって?」
サラ   「ここに来る途中で見てきたんだけどね。見事に木っ端微塵。
      ベルン署の警官が大勢集まってたわ」
リーフ  「また抗争かな? このところ落ち着いてたんだけどねぇ…
      紫竜会とオーガヒルファミリーの手打ちは済んだんじゃなかったっけ?」
リフィス 「エレブから牙がシマを取りに来たって話さ。
      牙の兵隊どもスラムでさんざんトラブル起こしたらしいぜ。
      …となりゃあシマを荒らした連中をトラキアのヤクザ者やマフィアがほっとくはずもねぇ。
      そんでこの事態ってわけさ。牙の連中クレイジーもいいとこだ。エレブのシマだけじゃ満足できねぇのかねぇ?」
サラ   「なかなかエキサイティングな事態になってるのね。
      それでリーフはどうするの?」
リーフ  「まずは探りを入れてみようか…連絡会とトラバントの対応をチェック…
      と言ってもまず戦争だよね。トラバントの政党は治安の悪化をネタに現政権を批判…こんなとこかな?」
330幼女の旗の下に:2010/08/11(水) 14:51:17 ID:RmxMZNHn
214

コノートのレイドリック男爵は私邸にて電話連絡を受けていた。
ソーニャ 『うちの兵隊の脅しは有効にいっていますわ。
      これで多くの貧民が鉱山を離れるでしょう』
レイドリック「らしいな。現地の担当からも退職者が出始まってると連絡を受けておる。
       連中の多くは歓楽街に流入してヤクザの下っ端か盗賊にでもなるだろうて。
       キチンと受け皿があるのだからキュアンの若造のような心配はいらんのだ。わっはっは!」
ソーニャ 『結構。クズにはクズなりの生き様がありますものね。
      これで貴方方はドズル…しいては元老党とのコネクションを作れますし…』
レイドリック「そちらがトラキアの闇社会を支配する件についてはしかと援助するぞ。
       もちつもたれつ…助け合いの精神だ」

黒衣の男爵は電話を終えると口元を歪めた。
あの若造を追い落として血盟党を実質的な元老院トラキア支部に変えればどれほどの富と権力を得られるだろうか…


トラキア地区のとある地下室では各組織の親分達が顔を並べていた。
日頃何かといがみ合っていても外部から侵略を受けたとなれば話は別だ。
進出してきた牙をどう対応すべきか…これからその話し合いがもたれるのだ。
サムシアンやガルダ海賊、ギース組、紫竜会、オーガヒルファミリー、ダンディライオン、
バーサーカーブラザーズ、その他小さな組や組織の顔役も含めるとかなりの人数になる。
その中に何気にリフィスとリーフの姿もあった。
リフィスは小なりといえども盗賊団の首領であり、リーフはその友人である。
興味を持ったリーフは無理を言ってリフィスについてきたのだ。
…ちなみに店に残ったサラは何かしらの手段でリーフを監視している。
リーフ  「まさに悪党の見本市だね。ゼフィール署長が見たらたちまち竜巻がおこるなこれは」
リフィス 「トラキアだしなぁ…俺の団が天使に見えてくるね」
居並ぶ連中の中に顔見知りを見つけたリーフは声をかけてみた。
リーフ  「やあ、今回は大変な目にあったようだね」
タニア  「ああ…ちっくしょう牙の野郎どもふざけやがって…ぜってぇ落とし前つけさせてやる!」
リーフ  「…被害は?」
タニア  「組の若い者が大勢病院送りさ。店を任されてたゴメスもだ。親父も子分どもに戦争の準備をさせてる。
      リフィスんとこは?」
リフィス 「うちはそちらさんほど大きくないからな。会合の決定が戦争なら従うけどよ…」

だがこれからの事を思うと内心溜息がでる。
なんとか穏便に…というのが気の小さなリフィスの本音だった。
331幼女の旗の下に:2010/08/11(水) 14:52:01 ID:RmxMZNHn
215

キュアン 『トラバント…トラバント! 一体トラキアで何が起こってる!?』
トラバント「なんじゃい。とっくの昔にクビにしたワシに今更何の用じゃ」

キュアンから急な電話が自宅にかかってきたのは午後の事である。

キュアン 『鉱山の労働者が次々と辞めてるそうじゃないか!
      担当に問い合わせても明確な理由が返ってこないんだよ!』
トラバント「ふん、雇用主様が気にかけて下さるとはありがたくて涙が出るわ」
キュアン 『皮肉を言ってる場合か!』
トラバント「ヤクザ者の嫌がらせが原因じゃ。大方ストライキに参加した労働者を辞めさせようというお前等の差し金じゃろうが!」
キュアン 『バカを言うな!俺だって北トラキア貴族の端くれだ。ノブリスオブレージュの精神は忘れちゃいない』
トラバント「やかましいわ!ワシにも覚悟がある…これ以上ワシらを痛めつけるならグングニルを取ってワシは戦うぞ!」
キュアン 『もう少し話を聞けこのバカ!どうしてそう短気なんだ!』
トラバント「バカとはなんじゃこのバカ!」
キュアン 『短気を起こす前にベルン署に相談しろ!』
トラバント「トラキア駐在の警官なぞあてにならんわ!
      犯罪者から賄賂を貰っておるような連中じゃぞ!」
キュアン 『それをなんとかするのが政治家の役目だろうが!槍を振るう前にやることあるだろ!』
トラバント「フン!恵まれた北の連中にワシらの事情が分かってたまるかブルジョワめ!」
キュアン 『なんだとこのハイエナ野郎!』
トラバント「ああだこうだ言う前に南に来てみたらどうだ!」
キュアン 『おう行ってやる!お前とは一度きっちり話をつけなきゃと思ってたところだ!』

最後はほとんど罵りあいとなっていた…
332幼女の旗の下に:2010/08/11(水) 14:52:56 ID:RmxMZNHn
216

エレブ地区のとある一角では縁日が開かれていた。
その中にはロイドとライナスの姿もある。
2人はのんびりタコ焼きを焼いていた。
通行人A 「一人前ね」
ロイド  「へい毎度!」
お代を受け取ると客にタコ焼きを渡す。
ライナス 「ひいふう…今日のシノギはこんなとこかね…なぁ兄貴」
ロイド  「あん?」
ライナス 「俺ら…これでいいのか?
      四牙のシノギがこれっぱかしでよ…祭りの仕切りやケチな興行じゃ幾らにもなりゃしねぇよ。
      だからソーニャやウルスラに水をあけられるんじゃねぇか?」
ロイド  「…俺ら牙は仁義を守り任侠を尊ぶ一家だぜ…奴らみてえに薄汚ねぇ真似に手を染めてみろ…
      その影でどれだけの幼女が泣く羽目になると思うんだ」
ライナス 「悪い…そうだったな…」
穏やかな視線を祭りの場に向ける。
幼女が魔女っ娘ミカりんのパチ物お面をつけてはしゃいでいる。
ライナスはこの光景が好きだった。
シノギは少なくとも暖かい物が胸を満たしてくれる。
幼女A  「おじちゃん!たこやきちょーだいね!」
ライナス 「おう!300Gだ。一個サービスしてやるぜ」
幼女A  「ありがとうおじちゃん!」
ライナス 「いいってことよ!それと俺はまだお兄ちゃんだ!」
ロイド  「ぷっくっく…」
ライナス 「笑うこたねえだろ!?」
ロイド  「わりいわりい…締めまで店番は俺がしとく。党の事務所に行ってきな。
      今日は顔出せねえって伝えといてくれや」
ライナス 「わーったよ。1パック持ってくぞ。家に回ってニノに土産をやらねえとな」

ビニール袋にタコ焼きを入れるとライナスは一旦帰宅した。
可愛い妹の事を思うと目じりが下がる。
黒い牙の館では子分たちが慌しく動き回っていた。
ライナス 「あん? どうした?」
子分A  「兄貴!?いや、なんでもないっす…」
…こいつはソーニャ派だった…多分口を割らないだろう。
ライナス 「ケッ…」
忌々しく吐き捨てるとライナスはニノの部屋へと向かっていった。
ライナス 「うおーいニノー!土産持ってきたぞー!」
返事が無い。
ライナス 「ん? 出かけてるのか?」
部屋の戸を開けてみるがニノの姿は無かった。
ライナス 「しゃーねーな…タコ焼き冷めちまう…どうすっかな?」

続く

1 ニノを探す            屋敷のどっかにはいんだろ。探してみっか
2 部屋で待つ            どっこらしょっと。座って待ってるか。
3 党の事務所に行く        先に事務所の仕事を済ましとくか。帰る頃には戻ってるだろ
4 ジャファルの携帯に電話する あいつならニノの居場所をつかんでるんじゃねえかな?

333の方に選択お願いします
333助けて!名無しさん!:2010/08/11(水) 15:00:36 ID:aKb2bGVm
>>328-332
キタタタタタタタ━━━(((((゚(゚(゚(((゚゚∀∀゚゚)))゚)゚)゚)))))━━━!!!!!!
…面白そうな流れが来ると期待して4番を選択します。
334助けて!名無しさん!:2010/08/11(水) 20:40:30 ID:trehRLA5
ここ数日人が減った気がするな…規制か?
335夏だ!海だ!兄弟家だ!:2010/08/11(水) 21:26:39 ID:MdGoaZEF
ちょいと質問します

今二者択一でとあるイベントを悩んでるんですが

@イリオスとオルエンの混浴イベント
Aイリオスの勘違いによる冷や汗ダラダライベント
どっちが面白いかな?
Aは内容書けないけどオルエンとの絡みは薄いです
336夏だ!海だ!兄弟家だ! 1日目(夜) 1/5:2010/08/12(木) 02:19:38 ID:WUMFTeVT
旅館についた兄弟家一行+αはとりあえず温泉に入っていた

ロイ「そういえばユンヌさんを見なかったけどどうしたの?」
マルス「ああ、あの後に砂浜に埋めておいたよ」
ヒーニアス「何も満潮の時に海面のところに埋めなくても…」
マルス「大丈夫、ギリギリ呼吸できる場所に埋めたから」

砂浜には全身を縛られ砂に埋められ口を塞がれたユンヌがいた
ユンヌ「ふごー!!ふごごふごー!(こらー!ひとでなしー!)」
そこにたまたま波に流されてきた小さなカニがユンヌの鼻を…
ユンヌ「ふごー!?ふごっ!ふごー!!」

エリウッド「ふー気持ちいいね。身体が楽になるよ」
ヘクトル「ああ…さっきから首がやけに痛いから助かるな」
シグルド「私は肩凝りと足が楽になってきたな」

セリス「普段なら興奮しまくりなリーフがやけに静かだね」
ロイ「リーフ兄さん、あの騒動からおかしいんだよね」
アルム「うーん…頭でもぶつけたんじゃないかな?」

リーフ「………(ナンナ…綺麗だったな…って何考えてるんだ僕は!?でも…)」
アイク「さて、上がるか…」

一方女湯では格差ができていた。まあいろいろ残念な感じで
エイリーク「………orz」
ターナ「エイリーク…さっきから元気ないけど大丈夫?」
ラーチェル「ターナ…今のあなたはエイリークにとって敵よ…」
エイリーク「だって…だって…」
エイリークが落ち込む理由…それは他の女性陣の会話であった
リン「あら?フロリーナったらまた胸大きくなってない?」
フロリーナ「ひゃ!?リ、リン…揉まないで…ん!?」
ファリナ「そうなのよねーこの娘ったら姉を差し置いて…」
フロリーナ「ファリナ…ひゃん!?姉さんだって…あん!?大きく…」
フィオーラ「あなたたち…少しは自重しなさい…」

ワユ「ミストもだんだん胸が大きくなってない?」
ミスト「そ、そんなことは…」
ワユ「ま、大将は私が貰うわよ」
ミスト「ま、負けないもん!」
イレース「お腹…空きました」
サナキ「むぅ…私だってこれから大きくなるはずじゃ」

ミルラ「…私もイドゥン姉さんみたいになれますか?」
イドゥン「ええ…なれますよ」
チキ「シーダお姉ちゃんも大きいよー」
シーダ「チ、チキちゃん…恥ずかしいからやめて…」
ファ「エリンシアお姉ちゃんもー」
エリンシア「あらあら、ありがとう」

エイリーク「………私…1番小さいわよね…orz」
ユリア「女性の魅力はそんなものでは計れませんよ」
ラナ「ええ…だから私たちもセリス様を…」

セリカ「うーん…なんだかすごい光景よね」
ソフィーヤ「はい…入りにくいです」
ミカヤ「まあ、私たちは私たちでゆっくりしましょう」

ちなみにこのあとオルエンが一人でいろいろと考えたり
頬に傷のある金髪の男に救出されたユンヌが入りに来るのは別のお話…
337夏だ!海だ!兄弟家だ! 1日目(夜) 2/5:2010/08/12(木) 02:20:32 ID:WUMFTeVT
兄弟家+α一行は温泉からあがるとすぐに宴会場に向かう
知り合いが増えたためミカヤがみんなで食べることを提案したからだ
料理は新鮮な魚料理や今朝狩った猪の鍋などタリスの幸である
肉好きなアイクや紫カービィなイレースもその味、量に満足していた
ちなみにこの代金、アイクの好意を引くためにサナキが払ってたりする
さて、夕食が終わりに近づいた頃、女将がお酒を持ってきた
アイク「む、酒か?」
女将「はい、ですがただの日本酒ではありません」
シグルド「ほう…何が違うのだ?」
女将「これにはしばらくするとアルコールを分解する菌が入っています」
ミカヤ「それってつまり二日酔いにならないってこと?」
女将「はい。また、未成年でも安心して飲めます」
ヘクトル「マジか!ならみんなで飲もうぜ!」
シグルド「ハッハッハッ、それはいいな。みんなにお願いします」
こうして宴会場にいた一同が酒を飲んだ…これが悪夢の始まりとは知らずに…

ロイ「うーん…僕はさすがに飲みたくなかったから飲まなかったけど…」
セネリオ「私もです。ですがこれは…」
酒を飲まなかった2人の目の前にはユンヌが喜びそうな光景が広がっていた

シグルド「ディアドラ!結婚しよう!私の子供を産んでくれ!」
アルヴィス「待て!シグルド!ディアドラは私と結婚するのだ!」
シグルド「アルヴィス!邪魔をするな!貴様にディアドラは渡さん!」
アルヴィス「シグルド!貴様にはディアドラとは合わん!」
ディアドラ「やめて!私のために争わないで!」

セリカ「私…少しでもユンヌと仲良くなるために努力してるのよ…」
ユンヌ「私も…セリカに嫌われたくないの…」
セリカ「ユンヌ…仲良くしましょう」
ユンヌ「ええ、セリカ…よろしくね…」

シーダ「マルス様は本当は私以外の人が好きなんですよね…」
マルス「違うよシーダ!僕はシーダが1番好きなんだ!」
シーダ「嘘です!リンお姉様のことが1番なんでしょ…」
マルス「誤解だ!リン姉さんはあくまで家族として…シーダのことは…」
シーダ「マルス様は嘘つきで…ん!?」
マルス「…わかってくれた?僕はシーダが好きなんだ…」
シーダ「…はい」

ロイ「みんな普段と微妙に行動がおかしいよ…」
セネリオ「これは…全員理性ではなく本能で行動してるような…」
ロイ「あのお酒…やっぱり何かおかしいんだ…」
セネリオ「…女将に話を聞いてみましょう」

女将「あのお酒?あれは本土から買ってきた物だよ」
ロイ「何か…売っていた人の特徴とかありませんか?」
女将「…そういえば優秀ですからって言っていたわね」
ロイ「ルーテさんの発明か…どうりで…」
セネリオ「酷い有様です…とりあえず元に戻るのを待ちましょう」
338夏だ!海だ!兄弟家だ! 1日目(夜) 3/5:2010/08/12(木) 02:21:36 ID:WUMFTeVT
ルーテ「こんにちは。なぜなにエムブレムの時間です」
アスレイ「えーと…ルーテさん。あのお酒について解説お願いします」
ルーテ「あのお酒、アルコールと一緒に理性も分解するようです」
アスレイ「つまり飲んだ人は本能で行動するんですか?」
ルーテ「はい、あくまでおまけの副産物ですが面白いですね」
アスレイ「で…原因は何なんですか?」
ルーテ「アイクさんのフラクラ能力を応用して作ったからでしょうね」
アスレイ「…細かいツッコミはさておきよく作れましたね」
ルーテ「私、優秀ですから」

ところ変わって旅館の宴会場…ここはまだ騒動は続いていた
サザ「そしてミカヤは俺が守る!」
しっこく「乙女は私が守る。身の程をわきまえよ!行くぞ!」
サザ「当たらなければどうということはない!」
しっこく「そうだ、お前はお前の得意なことでミカヤを守れ!」
ミカヤ「ふふふ…サザもすっかり立派になったわね」
しっこく「だがまだまだ乙女を守るには未熟だな!月光!」
サザ「ぐはっ!?ま、また負けた…」
しっこく「ふはは!!乙女は渡さんぞ…zzz」
ミカヤ「サザ、大丈夫?」
サザ「へっ…俺もまだまだだな…ってミカヤ!?」
ミカヤ「よかった…サザに何かあったら…淋しいじゃない」
サザ「だ、大丈夫だよ。俺ももう大人だから」
ミカヤ「ふふ…でも私にはまだ子供に見えるわ」ナデナデ
サザ「ミ、ミカヤ…恥ずかしいだろ…」

ロイ「ミカヤ姉さん、サザさんを抱いて撫でてるよ…」
セネリオ「…普段なら振りほどくのに甘えてる辺りが本能ですね」

一方リーフと4人娘達はナンナとリーフに他3人が詰問していた
サラ「ふふふ…あの時のナンナ、可愛かったわね…」
ミランダ「あの時…ってリーフ様と何があったの?」
サラ「リーフがナンナのことを…」
ナンナ「あああああ!?誤解だってば!!」
ティニー「あら?ナンナに先越されたかしら?」
サラ「じゃあリーフはどうだったの?ナンナ、綺麗だった?」
リーフ「……はい、綺麗だったな…って思ったりしました」
ナンナ「リ、リ、リ、リ、リーフ様はお姉さんが好きなんでしょ!?」
リーフ「いや…確かに僕はお姉さんが好きだけどナンナのことも…」
ナンナ「あ、あの…実は私もイジメるよりは…リーフ様と一緒に遊ぶ…」
ミランダ「そこ!!抜け駆け禁止!私だって本当は…」
ティニー「ミランダも大変ですね。ナンナが一歩リードってところですか」
サラ「…ちょっとエフラム兄様のところに行ってくるわ」

ロイ「うん、リーフ兄さんもナンナさん達も本音が漏れてる」
セネリオ「ところであの移動した子はお酒飲んでないような…?」
ロイ「可能性はありますね…エフラム兄さんのところに行きましょう」
339夏だ!海だ!兄弟家だ! 1日目(夜) 4/5:2010/08/12(木) 02:22:28 ID:WUMFTeVT
ミルラ「エフラム…私と結婚してください」
ターナ「エフラム!私と結婚しましょう!」
エフラム「…うーむ…俺は保育園を建てるまではだな…」
サラ「あら?兄様は私と結婚するのよね?」
エフラム「……だから俺は守るべき者を守れるようになってから…」
ターナ「な、なら私も一緒に着いて行く!」
ミルラ「私も…大きくなったらエフラムの手伝いをします」
サラ「私は…まあ兄様がどうしてもと言うなら…」

ロイ「…サラちゃん…ちょっとデレてない?」
セネリオ「というか意外とエフラム君はしっかりしてますね」
ロイ「確かに…本当にロリコンとは違うんですね」

ヒーニアス「エイリーク!私と付き合ってくれ!」
ラーチェル「エイリーク、こんなやつは気にしないで!」
エイリーク「あの…私…エフラム兄様みたいに頼りになる方じゃないと…」
ヒーニアス「うう…スナイパーか!やっぱりスナイパーなのがダメなのか!」
ラーチェル「いや、まずあんたは自分を磨きなさい!」

ロイ「ああ…エイリーク姉さんは微妙にブラコンみたいだね…」
セネリオ「酷い有様です」

アルム「どうせ僕は影が薄いんだ!ちくしょー!!」

フィオーラ「エリウッド様は私と結婚するのよ!」
ニニアン「私です…エリウッド様のためならこの力は捨てる覚悟です」
エリウッド「いや…気持ちはすごくありがたいけど…僕にはまだ無理なんだ」
フィオーラ「何故ですか!」
ニニアン「ああ…何故でしょうか?」
エリウッド「家計を預かってる以上は僕は頑張らないといけないからさ」
フィオーラ「エリウッド様…」
ニニアン「エリウッド様…」
エリウッド「でももし…僕に余裕ができて…まだ僕のことが好きなら…」
フィオーラ「待ちます!私はきっと待ちます!」
ニニアン「私もです…絶対エリウッド様が好きなのは変わりません!」

ロイ「…エリウッド兄さん…そこまで…」
セネリオ「……感動的ですね」

リン「フロリーナ!私やっぱりあなたのことが好きなのよ!」
フロリーナ「リン……でも私はやっぱりヘクトル様のことが…」
リン「そうよね…フロリーナの幸せが1番よね」
フロリーナ「リン…ありがとう。ごめんね…」
ヘクトル「ファリナ、お前はもう少し自分を大事にしろ」
ファリナ「…2万Gのこと?あれはもう済んだじゃない」
ヘクトル「あの時もし危ないことを考える輩に雇われてたらどうするんだ?」
ファリナ「でも…少しでもフィオーラ姉さんやフロリーナのために…」
ヘクトル「わかってる…けどもう少し自分のことも考えてくれ」
ファリナ「わかったわ………ありがとう」

ロイ「ファリナさんが素直になってる。あと姉さん…」
セネリオ「なるほど…本能では百合も含まれてるんですね」
340夏だ!海だ!兄弟家だ! 1日目(夜) 5/5:2010/08/12(木) 02:23:25 ID:WUMFTeVT
兄弟家と竜王家の2人は寝ているチキとファをひざ枕しながら話していた
イドゥン「…時々不安になるんです。私、3人に嫌われないか」
エリンシア「ふふ…わかります。私も昔そういう気持ちになりましたから」
イドゥン「…その時はどうしましたか?」
エリンシア「いつもと変わらずに接しました。それが1番ですから」
イドゥン「なるほど…難しいですね」
エリンシア「イドゥンさんはミルラちゃん達に慕われてますよ」
イドゥン「そうでしょうか…嬉しいです」
エリンシア「ええ。あ、今度ドーナツの作り方教えますよ」
イドゥン「ありがとうございます。ファ達が喜びます」

そしてこちらはセリスとユリア、ラナが仲良く話していた
セリス「僕も…やっぱりアイク兄さんみたいに強くなりたいな」
ユリア「セリス様は今のままで十分です!そのままでいてください」
ラナ「私はセリス様の魅力は強さにはないと思います」
セリス「2人ともひどいなー僕だってみんなを守りたいんだよ?」
ユリア「あ、ありがとうございます…」
ラナ「は、はい…楽しみにしてます」

ロイ「セリス兄さん…本能も変わらないのか」
セネリオ「彼は包み隠さず話すタイプですからね」
ロイ「さて…あとはアイク兄さんか…」
セネリオ「果たしてアイクはどうなることやら…」

ワユ「大将!私、大将のことが好きなの!」
ミスト「お兄ちゃん!私お兄ちゃんのこと大好きなの!」
サナキ「私もアイクに惚れてしまったようじゃ。アイク、好きじゃ!」
イレース「アイクさんと食べるのは楽しいです…」

ロイ「うん、みんな普段より直球で告白してるね」
セネリオ「はて…アイクはどうしたのでしょうか?」
セネリオは動かないアイクを不思議に思っていた
アイクは4人の言葉に反応せずただ座っている
不思議に思った2人がアイクの前に向かった…

アイク「もぐもぐもぐもぐもぐもぐ」
ロイ「…アイク兄さんの本能は食べることか」
セネリオ「ちゃっかり肉だけを食べてるのがアイクらしいですね」
アイク「ん?肉はやらんぞ」
ロイ「いえ…どうぞ兄さんは食べていてください」
セネリオ「アイク…肉だけじゃ…いや、何でもないです」

ところで…イリオス、オルエン、フレッドもまた同じ酒を飲んでいた
オルエン「イリオスー!私、イリオスともっと遊びたいのー」
イリオス「俺も暇があればもう少し遊んでやりたいさ」
フレッド「そんな暇があったら早く貴族になれ!そうすれば…」
イリオス「うるせー!なれるならとっくになってらー!」
オルエン「頑張ってねーイリオスー!」
普通の酒と一緒に飲んだため、いろいろとおかしくなっていたらしい

このあと、無事なロイとセネリオ、女将で酔い潰れた人達を部屋に運び、
3日間の旅行の初日は過ぎていったのだった…

2日目(朝)に続く!
341助けて!名無しさん!:2010/08/12(木) 15:19:30 ID:73t8Vmu3
>>336-340
ヘクトル×ファリナがちゃんと存在するなぁw
とりあえずルーテは色々と自重しろwww
GJ!

>>335
2番でいいんじゃない?冷や汗かく所は彼らしいし


どうやら議論板の方のクリス議論も収束に向かっているようだね
342助けて!名無しさん!:2010/08/12(木) 15:28:51 ID:2DtYi9Hp
>>336-340
やっぱこれあってこそのルーテさんだなあw

しかしロイと嫁候補とかリーフと四人娘とか見てるとたまに思うけど
女の中に男が一人って実際あったら居心地悪そうだ……
男女とも複数で遊ぶほうが気楽で楽しそう。
男友達というとアスベルとかウォルトとかだろうか?

…ちなみにアイクは我々の基準で図れる人間でないし、
まったく気にしないだろうな。

>>341
だねえ。
色んな意見が出たし、改めてスレの色んな面とか原則を再確認できたよ。
343助けて!名無しさん!:2010/08/12(木) 16:25:34 ID:gPzRXs7Y
>>336
もうルーテはさすがすぎるなw
最近イリオルフレッドでの絡みも増えてるなあ。GJ!

>>342
そもそもアイクをはっきり人間と言っていいのかとすら思ってる俺は一体…やめて大天空やめて
344助けて!名無しさん!:2010/08/12(木) 16:37:09 ID:2DtYi9Hp
ネタ書いたので投下ー

壊れたユリアとラナに注意
345少女少年・前編:2010/08/12(木) 16:38:07 ID:2DtYi9Hp
セリス「ユリウス〜〜♪ 一緒に帰ろうよ〜〜♪」
ユリウス「うわっひっつくなバカッ//////」
今日もセリス君とユリウス君は仲良しさんです。
ですがその2人を物陰から見つめる少女が一人。
ユリア「…………っ」
無言でハンカチを噛み締めるユリアちゃんです。
ユリア「ユリウス兄様…いつもいつもっ…一体私のどこが兄様ごときに負けているというんですかっ…
    性別なんてどうにもならない部分で勝ち目が無いなんて悔しい…私が男の子だったら…」
美しい少女(?)のセリス君に想いを寄せるユリアちゃんは歯軋りして悔しがります。
その時ユリアちゃんは閃きました。
ユリア「そうよ…私が女の子だから百合の気の無いセリス様は振り向いてくれないんだわ…
    だったら男の子になればいいのよ! 既成事実が出来てから実はユリアでしたとカミングアウトすれば…
    その時はセリス様も私を受け入れてくれるはず!」

急いで家に帰ったユリアちゃんは鏡台の前に座るとさっそくメイクを始めます。
ユリア「まずは髪だけど…切っちゃったらまた伸ばすのが大変だし…とりあえず上げて纏めましょ。
    帽子に隠すって手もあるわね。体型は幸い(?)ぺたんこだからそちらを誤魔化す必要は無いし…orz」
いつもはスカート等の女の子らしいファッションを好むユリアちゃんですが、
この日はボーイッシュに纏めて見ました。
髪をラフに纏めてタンクトップとジーンズ、スニーカーを身に纏います。
男の子というよりはボーイッシュな女の子という感じですが、男だと言い張れば人の好いセリス君は多分信じてくれるでしょう。
ユリア「性別さえ問題なければ…私、ユリウス兄様なんかに負けません!
    …あ、口調も気をつけないと…俺…僕…どちらがいいかしら…?
    ああいや…いいかな…いいんじゃね? いいのかだぜ?…
    男の子の口調って難しい…」

準備が出来たら次は出会いのチャンスを作る事です。
346少女少年・前編:2010/08/12(木) 16:38:57 ID:2DtYi9Hp
ユリアちゃんはセリス君をストーキングしてみました。
上手くきっかけを作りたいものです。
その時おあつらえむきに変態集団ベルクローゼンがセリス君によってきました。
レイドリック「ぐふふ…これはなかなかの美少女じゃのう…」
ブラムセル「ほっほっほ近うよれ近うよれ。ワシお抱えの踊り子にしてやってもよいぞ」
ゲブ「ぶふふぅ…ワシらのアジトに閉じ込めてたっぷり可愛がってやるぞぉ」
セリス「なんだかよくわからないけど…人攫いは許さないよ!」
レイドリック「なんのなんのワシのロプトの剣に勝てると思うてか!」
セリス君は勇敢に銀の剣で戦いますが、ロプトの剣で能力を弱められてしまいます。
セリス君ピンチです!
ここでベルクローゼンをかっこよくボコボコにしてセリス君を助ければ最高の第一印象で出会いを果たせるでしょう。
ナーガ持ったユリアちゃんは何気に紋章町ベスト10に入る強者です。
ユリア「やめろお前等!」
勢いよく飛び出した瞬間…
レイドリック「あべし!」
ブラムセル「たわば!」
ゲブ「ひでぶ!」
変態たちが吹き飛んでいきます。

ユリア「あれ? 私…じゃなかった俺、まだ何もしてないのに…」
セリス「ふぇ?」

そこには拳を突き出した一人の猛者が立っていました。
どうやらこの人が変態を倒したようです。
男子校オスティアの学ランに学帽、ゲタを履いた姿はまさに昭和の番長です。漢のスタイルです。
ですが…整髪料で必死に固めてぽわぽわを誤魔化していますが…あのオレンジの髪はまさしく…
347少女少年・前編:2010/08/12(木) 16:39:39 ID:2DtYi9Hp
ユリア「ラナ!?」
ラナ「ラナ?誰だそれは…我はラナオウなり。この世紀末に覇を唱えん!」
セリス「ありがとうラナオウさん!凄いなぁ…僕もラナオウさんみたいな強い漢になりたいよ!」
ユリア「ちょ…ちょっとちょっと!?」
セリス「あ、さっき助けに入ってきてくれた人だね。ありがとうね」
内心は自力で解決したかったセリス君ですが感謝の心は忘れません。
ユリア「い…いいよ。俺…結局なんもしてねぇし…」
男っぽい口調を使おうとして無理に乱暴なしゃべり方をしてみます。
どうやら人を疑う事を知らない純粋なセリス君は目の前にいるのがユリアとラナだと気付いてないようです。

ヒソヒソ…
ユリア(ちょっとラナ…どういうつもりよ!?)
ラナ(そっちこそ抜け駆けは許さないわ!)
どうやらラナもユリアとまったく同じ作戦を考えていたようです。
どこかから男子校の制服まで調達してきて、いいところを完全に持っていってしまいました。

セリス「ねえ2人ともどうしたの?」
ラナ「なんでもないぞ」
ユリア「そーだそーだ気にするな」
セリス「そう? それにしても2人とも漢らしいなぁ。やっぱり人を助けてこその漢だよね!
    よければ僕とお友達になってよ!」
ラナ「フッ…そうまで言われてはやむをえん」
ユリア「もちろん喜んで!……ああいやいや…い…いいぜ…」
セリス「ありがとう、僕はセリス。よろしくね!」
ラナ「先ほども言ったがラナオウなり」
ユリア「わた…俺は…ああ…えーと…えーと…ユーリだ。よろしくたのむぜ…」
セリス「ラナオウにユーリだね!よろしくね!」

輝くような笑顔のセリスに二人はクラッときます。
そしてセリスから見えない背後で互いの背中を抓りあっていたのでした。

後編へ続くよ
348助けて!名無しさん!:2010/08/12(木) 19:47:40 ID:6BlCsel4
>>345-347
物凄く微笑ましいなぁ・・・
ユリアとラナは似たもの同士なんだなぁと感じたよw
GJ!

ビラク「俺で良ければいい男の嗜みを教えるZE☆!」
349夏だ!海だ!兄弟家だ! 2日目(朝):2010/08/12(木) 22:29:59 ID:WUMFTeVT
ユリアとラナww男装は根本的な解決になってねえぞwwGJです

イリオス冷や汗イベントルート編投下します

ただ当初より少し弱いです。当初はあまりにも生々しくて…w
350夏だ!海だ!兄弟家だ! 2日目(昼) 1/4:2010/08/12(木) 22:31:36 ID:WUMFTeVT
朝、窓から漏れる日光でイリオスは目を覚ました

む……ここは布団か…たしか夕食を食べて……うーむ…思いだせん
どうやら夕食を食べた辺りで俺の記憶は途絶えたようだ
少々身体のあちこちが痛い…筋肉痛だろうか?
……あれ?そういえば何で俺パンツだけで寝てるんだろう…
ふと自分の身体を見るとパンツ以外身につけていないことに気づく
とりあえず起きて着替えないと…って誰かしがみついてる…
こんなことが前にもあった……ただ今回は格好が格好なだけに…
……ま、待て!?俺オルエンと寝ちゃった!?記憶ねえよ!?
????「う、うーん…」
……………おい…オルエンってこんな野太い声だったか?
????「む…いかん。寝過ごしたようだ…」
フ、フレッド!?しかもこいつも俺と同じ格好だし!?
フレッド「…平民…何故私がこんな格好なのだ?」

イリオス「知るか!?つーかお前は昨日の記憶はあるか?」
フレッド「……………夕食以降が思いだせん」
イリオス「あんたもか…」
フレッド「この格好から浮かぶ結論は一つしかないのだが…」
イリオス「可能性があると思うか?」
フレッド「少なくとも私にそんな趣味はない」
2人が悩んでいると不意に隣の部屋との境にある襖が開かれた
オルエン「おはよ……う………」
オルエンには半裸の男同士が布団に座っている光景が見える
そして少し天然であるオルエンとはいえこの光景から導き出したのは…
オルエン「まさか…2人がそのような関係でしたとは…」
イリオス「おい!?確かにそう見えるが誤解だ!!」
フレッド「私はこのような平民には興味ありませぬ!!」
オルエン「いいえ…隠さなくてもいいのです……どうかお幸せに」
オルエンは泣きそうな表情で襖を閉めてしまった

イリオス「……………どうする?」
フレッド「…………貴様を殺して私も死ぬ!」
イリオス「わー待て!?冗談はよせ!!」
フレッド「責任を取れ!!」
ギャーヨセー!キサマサエイナケレバ!ヤメロアー!ウホッ!ナンデビラクガイルンダヨ!?コノヒトデナシー!

隣がそんな騒動を起こした頃…アルムとセリカも目を覚ましていた
まあこの2人は互いの格好を気にせずいちゃつく訳だが
アルム「おはようセリカ。昨日は楽しかったね」
セリカ「おはようアルム。何だか記憶が曖昧です…」
アルム「きっとセリカは僕に夢中だったからだよ」
セリカ「アルム…」

この2人はイリオスとフレッドの格好でも動じなかったのであった
まああくまでこの2人はプラトニックな関係ですから…

前日あのお酒を飲んだ人達が似たような状況であったのは言うまでもない
シーダと一緒に寝ていたマルスがFETVのことを提唱し
必死なイリオスがセーラに動画を送ってもらい放映会を始めるのだった
351夏だ!海だ!兄弟家だ! 2日目(昼) 2/4:2010/08/12(木) 22:32:31 ID:WUMFTeVT
昨夜、混沌の中心となった宴会場に全員は集まっていた
そこでは酒を飲んでないロイとセネリオが全員に前夜のことを説明していた
ロイ「えーと…つまりルーテさんのお酒が原因で記憶が曖昧なんだと思います」
セネリオ「とりあえずサラ殿の協力で元凶を連れて来ました」
ルーテ「な、なんなんですか?ここどこですか?」
ロイ「未来人自重」
セネリオ「とりあえずあなたの発明で起きたこの惨事ですよ」
ルーテ「そんなこと言われても…皆さん記憶がないなら大丈夫です」
シグルド「よくない!」
ルーテ「でも…互いに本音トークしていたのを覚えていたら…」
ロイ「…たしかに」
セネリオ「酷い有様ですね」
イリオス「とりあえずルーテの追及は後にして動画を見よう」
マルス「プライバシーとかあったものじゃないね…」
リーフ「この際背に腹は変えられないから仕方がないよ」

動画はシグルドとアルヴィスの一部始終から始まった
シグルド「アルヴィス…どちらが相応しいか勝負だ」
アルヴィス「よかろう…また再びあそこまで泳いでくるんだ」
そういってパンツだけになって泳ごうとする2人
そして壁に向かって……

シグルド「…道理で朝から頭が痛い訳だ…」
アルヴィス「というか我々は何しているんだ…」
ディアドラ「………」

続いてエフラムとヘクトルに場面は変わる
ヘクトル「エフラム兄貴…少し太ってないか?」
エフラム「何!?俺のどこが太ったというんだ?」
ヘクトル「今日ビーチで見た時に少し腹周りがだな」
エフラム「気のせいだろ?ほら!」
そういって浴衣を脱いでヘクトルに見せ付けるエフラム
ヘクトル「…あれ?本当だわ。すまん、気のせいだった」
エフラム「貴様…そういう貴様は少しは痩せたのか?」
ヘクトル「ふふふ…見てみろ!」
そういって以下略。ちなみにそう簡単に人は痩せません
そしてエフラムとヘクトルは痩せた痩せてないトークで疲れ、寝てしまった

エフラム「ふぅ…太ってなくてよかったぜ」
ヘクトル「少しは痩せてるだろ?」
一同「変わらない(よ/です/ですわ/から…etc)」
ヘクトル「ひ、酷い…orz」
ビラク「そんなへっきゅんも愛してるよ」
ヘクトル「だぁぁぁ!?何でいるんだ!?」
ビラク「そこにいい男がいるからさ」
ヘクトル「俺は山じゃねぇぇ!!」

マルス「とりあえずヘクトル兄さんは放っておいて次は誰かな?」
マルスが次を促すと画面にはセリスとリーフが映された
352夏だ!海だ!兄弟家だ! 2日目(朝) 3/4:2010/08/12(木) 22:33:23 ID:WUMFTeVT
リーフ「うーん…どうすればこの煩悩を払えるだろう?」
セリス「エフラム兄さんは修業で振り払うって言ってたよ?」
リーフ「ならちょっと筋トレでもするかな」
セリス「あ、僕もやるよ」
リーフ「腹筋するのに浴衣はやりにくいな…脱いじゃえ」
セリス「あ、僕も脱ごう」
リーフ「お、セリス兄さんも結構鍛えてるね。負けられないな」
セリス「リーフも普段やられ慣れてるから鍛えられてるよ」
以下、2人が疲れ果てて倒れるまでの筋トレ動画

リーフ「うーん…どうりで朝から身体の節々が痛い訳だ…」
セリス「でも少しは筋肉ついていたみたいで嬉しいよ」
マルス「どうでもいいけど鼻血出して倒れた3人を助けてあげよう…」
エリンシア「隠れKINNNIKU…ハァハァ」
ユリア「セリス様の腹筋…ブバァァァ」
ラナ「セリス様の背筋…ブバァァァ」
セネリオ「酷い有様です」
ナンナ「………(な、なに?この胸のときめきは…私…)」
サラ「………(とか考えてる顔ね…まあ黙っておきましょう)」

このあとエリウッドがアイクに説教していたり(非脱衣)
エイリークとラーチェルとターナがヒーニアスをふん縛っていたり
ニニアンとフィオーラがどちらが嫁に相応しいか勝負したり
リンとファリナがフロリーナに温泉と似たようなことをしたり
ミカヤとエリンシアが兄弟家の恋愛事情を論じていたり
サザとしっこくがミカヤの魅力を語り尽くしたりと
ある意味これ放送したらやばいという動画が続いた

残りがマルスとシーダ、そしてイリオス、オルエン、フレッドになった頃
宴会場で立っていられる人々は数えるほどになっていた
人はこれを…タリスの悲劇と呼んだとか呼ばなかったとか

マルス「次は…僕とシーダか…」
マルスが緊張しながらイリオスに再生を促した
画面ではシーダをお姫様抱っこするマルスがシーダを部屋に送っていた

マルス「シーダ、部屋に着いたよ。布団敷いたから」
シーダ「ふぁい、ありがとーございます…」
マルス「じゃあ僕はこれで…」
シーダ「まってくらさい…私…マルス様ともっと話したいれふ」
マルス「…仕方ないな…ちょっとだけだよ」
マルスがシーダにいろいろな話をしているうちにマルスも酔いが回り
器用にシーダの横に座ったまま眠ってしまった
しばらくして寝ぼけたシーダがマルスを布団の中に抱き抱えて…朝に至る

シーダ「………すいませんマルス様!(抱きまくらのつもりで…)」
マルス「い、いや…大丈夫(危なかった…危うく一線越えるとこだった…)」

イリオス「さて、いよいよ俺達か…この分なら大丈夫かな」
そういってイリオスはオルエン、フレッドと一緒に動画を見はじめた
353朝だ!海だ!兄弟家だ! 2日目(朝) 4/4:2010/08/12(木) 22:34:43 ID:WUMFTeVT
画面は何故か暗いままでイリオス達の声だけが聞こえはじめた

フレッド「ふん…平民のくせに意外と立派だな」
イリオス「伊達に毎日鍛えてないからな。カメラマン舐めんな」
フレッド「だがまだまだだな。私のを見たまえ」
イリオス「くっ…なんて奴だ…すごく立派じゃねえか…」
フレッド「男子たるものこれぐらいでなければな」

マルス「………」
シーダ「………」
オルエン「………」
3人の冷ややかな視線を受けイリオスとフレッドは焦っていた
イリオス「お、おい!?マジでやばくないか?」
フレッド「あ、あれはきっと何かの間違えだ!そうに決まってる!」
オルエン「やはりイリオスはフレッドを愛しているのですね…」
イリオス「ち、違う!?誤解だ!俺はお前のことが……いや、何でもない」
フレッド「お嬢様!私はこんな平民など嫌いですぞ!!」
オルエン「いいんです…私は…別に…」
イリオスとフレッドが冷や汗をダラダラ流していると画面が映った
画面には筋肉を見せ付けるイリオスと勝ち誇るフレッドが映っていた
イリオス「…腕と背中は俺の方があるな」
フレッド「だが腹や全体のバランスは私の勝ちだ」
イリオス「くそ!なら筋トレで勝負だ!」
フレッド「よかろう!勝ったらお嬢様と遊園地で遊ぶ権利をやろう」
そしてむさ苦しいまでの筋トレ対決が始まるのであった…

マルス「………………」
シーダ「………………」
オルエン「………………」
イリオス「ま、まあ誤解が解けたからよかったぜ」
フレッド「あ、安心してくださいお嬢様」
オルエンは2人を呆れた顔で見ていたのであった

このあと、ルーテとビラクを追加した朝食が始まり
みんなどこか疲れた表情で黙々と食べるのであった

アルム「…ところで僕の動画だけなかったんだけど?」
イリオス「セーラいわく亡霊戦士が撮り忘れたらしいぞ」
アルム「………orz」

2日目(昼)に続く
朝と昼間違えたwww
354助けて!名無しさん!:2010/08/13(金) 11:50:03 ID:a0v0Aft2
>>350-353
1の方が生々しいとの事だけど、コレ(2番)で丁度良いと自分は思うよ
所でオルエンは純粋培養に育てられたはずなのに、
どうしてアッー!の意味(>>353で違うと証明されたけど)を知ってるんだww
そしてアルムェ……GJ!
355助けて!名無しさん!:2010/08/13(金) 18:08:50 ID:09Kg7hGE
PCが規制中だから携帯からコピペとかの改変ネタ投下しようと思ったら
最後までコピーできなかった…orz
チクショー
356助けて!名無しさん!:2010/08/13(金) 18:29:44 ID:uaps4Uhy
どうも人が少ないと思ったら規制なのか…
それ+お盆の帰省とかもあるだろうしね
357助けて!名無しさん!:2010/08/13(金) 18:46:44 ID:oF+8jE90
>>355
つ代理投下スレ
358助けて!名無しさん!:2010/08/13(金) 19:35:05 ID:mr50J1y0
規制うざいな・・・・・
ってか>>356、規制と帰省をかけてるのかwww
359助けて!名無しさん!:2010/08/13(金) 21:01:07 ID:oIMt6Lyp
>>354
オルエン「昔、学校の友達に…」
イリオス(…貴族のお嬢様にもそういう趣味はあるもんなのか)
360助けて!名無しさん!:2010/08/13(金) 21:19:51 ID:oF+8jE90
あれ…このままだとオルエンとイリオスの会話パート追加した方がいいかもw
まああまり深く考えないでそこらへんは書いたんですがw
でも前にイリオス×オルエン書いたから今回は浅くしたいのだがw

何か頭の中でイリオスとオルエンにキスさせる道を必死に考え始めてるんだが…
361助けて!名無しさん!:2010/08/13(金) 21:23:54 ID:uaps4Uhy
むしろ平民より王族貴族の方が変態趣味は多い…金と暇のある人たちだから…嗚呼…
歴史上著名な変態や変人って貴族ばっかやし
FEでもオリヴァー様だのバルテロメだのヒーニアスだのラーチェル様だの…あれ…イーヴァr
362助けて!名無しさん!:2010/08/13(金) 23:43:11 ID:Fwba7Vj8
オルエンはフリージに連なる貴族
そしてフリージ家は…
363助けて!名無しさん!:2010/08/13(金) 23:43:17 ID:dXe5sRvW
>>360
無駄に草生やすのはまあいいが流れの穏やかなスレで日記帳発言は控えたほうがいい
364助けて!名無しさん!:2010/08/14(土) 01:06:35 ID:mel2dyyz
>>363
あ、すいません。自重します
ついでに小ネタ投下

リーフ「思うんだけど最近アルム兄さんの影がいっそう薄くない?」
アルム「リーフ…僕はそこにいないから…」

マルス「アルム、ちょっと手伝ってくれない?」
アルム「マルス兄さん…わざとやってない?」

ロイ「アルム兄さん、さっきセリカ姉さんが呼んでたよ」
アルム「ロイ…ありがとう。でも僕はここだよ…」

セリカ「アルム、ちょっと布教活動に野菜が必要なの」
アルム「…セリカ…僕はそっちにいないよ…」
セリカ「ごめんね…アルム」
アルム「いいんだ…セリカ」
シグルド「2人とも輸血の準備はできたかな?」
アルム「…あれ?シグルド兄さんは僕を認識できるの?」
シグルド「わざわざ逆立ちを始めて何を言ってるんだ?」
アルム「シグルド兄さん…僕の味方は兄さんとセリカだけだよ」
シグルド「はい?ってこら泣きながら私にしがみつくな!鼻水、鼻水!」

影の薄いアルムだがシグルドだけなら発見しそうだ

アルム「シグルド兄さん、ミカヤ姉さんが探してたよ」
シグルド「ん、わかった。ありがとう」
アルム「…ボケだよね?僕はここにいるよ?」

ただしセリカといちゃつく時限定で…
365助けて!名無しさん!:2010/08/14(土) 01:39:25 ID:jKxWJTDf
ジャンヌ「そんなアルム君を認識できるのは私だけですよ。大好きな人を見失うはずありませんし。
     あれ? セリカさんどうしてあさっての方向を向いているんですか?」
366代理投下:2010/08/14(土) 08:35:07 ID:UBR1pgFO
ユンヌ「やっときましたね。おめでとう。このゲームを かちぬいたのは きみたちがはじめてです。
ロイ「ゲーム?
ユンヌ「わたしが つくった そうだいなストーリーの ゲームです!
エフラム「どういうことだ?
ユンヌ「わたしは へいわなせかいに あきあきしていました。
    そこで アイクを よびだしたのです。
シグルド「なに かんがえてんだ!
ユンヌ「アイクは フラグをみだし おもしろくしてくれました。
    だが それもつかのまのこと かれにも たいくつしてきました。
ヘクトル「そこで ゲーム‥か?
ユンヌ「そう!そのとおり!!
    わたしは ゴリラを うちたおす ちょうじんが ほしかったのです!
ロイ「なにもかも あんたが かいた すじがきだったわけだ。
ユンヌ「なかなか りかいが はやい。
    おおくの モノたちが ちょうじんになれずに きえていきました。
    クラッシュされるべき うんめいをせおった ちっぽけなそんざいが ひっしに アタックしていく すがたは
    わたしさえも かんどうさせるものが ありました。
    わたしは このかんどうをあたえてくれた きみたちに おれいがしたい!
    どんなのぞみでも かなえて あげましょう。
エフラム「おまえのために ここまで きたんじゃねえ!
     よくも おれたちを みんなを おもちゃに してくれたな!
ユンヌ「それが どうかしましたか? すべては わたしが つくったモノなのです。
アルム「おれたちは モノじゃない!
ユンヌ「かみに ケンカをうるとは‥‥ どこまでも たのしい ひとたちだ!
ユンヌ「どうしても やる つもりですね。 これも FEキャラの サガ か‥‥
    よろしい。しぬまえに かみのちから とくと めに やきつけておけ!!
367助けて!名無しさん!:2010/08/14(土) 12:45:57 ID:ZkLfD9Y5
>>366
笑ったw
GJ!
368助けて!名無しさん!:2010/08/14(土) 12:53:48 ID:yMNbV0h9
>>366
Sagawww

マルス「じゃあ」つ チェーンソー
ユンヌ「チェーンソーはらめええええ!!!」

こういうことですね、わかります
369助けて!名無しさん!:2010/08/14(土) 13:34:28 ID:eQR4hX//
>>366
ネタが分からなくて…くやしい…! でも…笑っちゃう!(ビクッビクッ
てかユンヌ神自分の好きな人の事ゴリラ呼ばわりしてるww
370助けて!名無しさん!:2010/08/14(土) 20:35:55 ID:si+sH+ql
>>362
( ゚д゚)……

( ゚д゚ )
371助けて!名無しさん!:2010/08/14(土) 23:45:58 ID:MYAul6rs
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/9373/1279193398/
クリスの扱いは「兄弟入りは無し(脇キャラ)」になったようです
372助けて!名無しさん!:2010/08/14(土) 23:52:24 ID:O2mCyc2S
正確に言えば

兄弟家入りはとりあえず見送りで従兄弟か他人か
男か女か二人いるのか突然性別が変わるのかも自由

だな
373助けて!名無しさん!:2010/08/14(土) 23:55:36 ID:rEPtSqFb
要は書き手が思うが侭にクリスを書けって所かね?
さて、もうすぐ解禁だな。
374助けて!名無しさん!:2010/08/15(日) 00:25:45 ID:z5W4Pria
マルス「やあリーフ。君に会わせたい友人がいるんだ」
リーフ「マルス兄さん…これから僕はトラキア地区に行くんだけど」
マルス「綺麗なお姉さんだよ?」
リーフ「何してるの兄さん!行こう!」

クリス「俺は近衛騎士クリス。戦いも治療も出来ます」
リーフ「…兄さんの嘘つき…男じゃないか…」
マルス「あれ?クリス(女)は?」
クリス「さっきマルス様に変装していたチェイニーどのを追い掛けました」
マルス「…あとでチェイニーにはチキと遊んでもらうか」
リーフ「もしかしてあなたの姉がクリスさんですか?」
クリス「あーそうとも言えるし違うとも言うか…」
マルス「何と言うか…クリスは2人で1人って感じなんだよ」
リーフ「どういうこと?」

クリス「すいませんマルス様、遅くなりました」
チェイニー「クリス…冗談きついぜ…ぐふっ」
リーフ「お姉さんキター!!僕の名前はリーフと言います」
クリス「あなたがリーフ君ね。お願いがあるんだけど…」
リーフ「お姉さんの頼みならなんでもやりますよ」
クリス「よかった。じゃあはい、これ」
リーフは鉄の剣、鉄の槍、鉄の斧、鉄の弓、ファイアーを手に入れた
リーフ「………えーと武器ですか?」
マルス「何でも装備できるリーフだからね」
クリス「じゃあ私は今日はジェネラルで行くわ」
クリス「じゃあ俺は勇者だな」
リーフ「え?え?何で2人が武器を構えるの!?」
マルス「チェイニーもほら。レイピアと鉄の剣」
クリス「リーフ君、チェイニー殿、行きます!」
リーフ「ちょ!?人でなしー!」
チェイニー「………」意識なし
クリス「どうした!まだ俺達は戦えるぞ」

リーフ「マルス兄さん…これって…」
マルス「クリス達は修業大好きだからね。リーフなら最適だと思ってね」
リーフ「…マルス兄さん…酷い…ガクッ」
このあと様々な職業(上級職)の2人と戦ったリーフだったとさ
375助けて!名無しさん!:2010/08/15(日) 00:29:29 ID:z5W4Pria
書き忘れたw

最後の手前に

マルス「クリスは服を着替えたら使える武器も変わるんだ」
リーフ「ある意味万能だね…それ」
マルス「だからいろいろな組み合わせを試したいらしいよ」
リーフ「…それなら互いにやればいいのに」
マルス「………そういえばチェイニーはまだ生きてる?」
リーフ「さては浮かばなかったな!?ごまかさないでよ!」
376助けて!名無しさん!:2010/08/15(日) 00:37:29 ID:mH+j/urj
クリス解禁ってことで、早速ネタ投下させてもらおうか。
このネタは従兄弟(マルスと同い年)設定で書いてますよ。
377はじめまして??? 1/5:2010/08/15(日) 00:38:51 ID:mH+j/urj
シグルド 「マルスは遅いな。まだ帰ってこないのか?」
ヘクトル  「お?そういえば見ないな。どこ行ったんだ?」
エリウッド 「え…忘れたのかい?イトコのクリスが来るからって、迎えに行ったじゃないか」
エフラム 「そうか、そういえば今日だったな」
アルム  「そうだよ、朝から姉さんたちみんなで準備してるじゃないか」
リーフ   「あー、台所がガチャガチャしてると思ったら、そういうことか」
エリンシア「ふふふ、ちょうど今準備が終わったところですわよ」
セリス   「後はクリスが着いてから最後の仕上げだけだよ」
アイク   「今でも十分いい匂いがする。これは腹がなるな、今日は手加減できんぞ」
リン    「今までもあれで手加減してたの…?すごい暴食だったけど」
エイリーク「いけませんよ兄上。今日の主役はクリスなのですから」
セリカ   「でも本当に懐かしいわね。何年ぶりかしら?」
ミカヤ   「ひのふのみの……十年くらいかしらね…」

ロイ    「あのさー皆で盛り上がってる所悪いんだけど、僕そのクリスさんの記憶全然ないよ」
ミカヤ   「そうね、ロイは覚えてないかもしれないわね」
エリウッド 「クリスが来てたのは、まだロイがよちよち歩きしてた頃のことだからね、仕方ないね」
エフラム 「元々紋章町にいたのに、引越ししてしまったんだよな」
リン    「それ以来、こっちに来ること全然なかったのよね」
シグルド 「叔父さん達が忙しい方だったからな。盆暮正月全然時間が取れなかったそうだ」
ミカヤ   「それが今日から紋章町に引っ越して帰ってくるそうよ」
エイリーク「これからはご近所でもあるわけです。昔以上に仲良くしたいですよね」
ロイ    「ふーん。でもさー、僕、クリスさんを覚えてないどころか、
       イトコなんて存在がいた事すら知らないんだけど、おかしくない?」
エイリーク「まぁ、あまり家での話題には上りませんでしたからねぇ」
セリカ   「正直記憶が曖昧なのよね。私も幼かったし」
ヘクトル  「はっはっはっ、実は俺もイトコの存在自体忘れ去ってたぜ」
リン    「それはヒドイ。…とは言えないわね。私も忘れてたもの」
ロイ    「もしかしてアルム兄さんみたいに目立たない人なの?」
アルム  「そんなひど…
エフラム 「いや、それはない。アルムと一緒にしてはかわいそうだぞ」
アイク   「目立たないというわけではないが…、いつもマルスと一緒にいたせいか
        マルスの影に隠れてしまっているような感じだな」
エリンシア「そうですわね…、マルスちゃんの思い出だと思ってたものが、よーく思い出してみると
        実はマルスちゃんとクリスちゃんの思い出だったってこともありますわね」

ロイ    「それでね、初対面同然だから、先にクリスさんのこと教えてほしいんだけど」
リン    「別に良いじゃない。もうすぐにでも会えるんだから、そのまま楽しみにしてなさい」
セリカ   「向こうだって『あの時の赤ちゃん』くらいの記憶しかないだろうし、似たようなものよ」
ロイ    「うーん。それならそういうことにするよ」
378はじめまして??? 2/5:2010/08/15(日) 00:39:33 ID:mH+j/urj
リーフ   「いやーでも楽しみだねー。綺麗なお姉さんになってるといいんだけどなーー」
エリウッド 「……はぁ?(´・Д・` )」
ヘクトル  「お前はなにを言っているんだ」
リーフ   「へ?なにか変な事言った?」
アイク   「そりゃ変だろう。クリスは男だぞ」
エリンシア「そうですわ。若いながらも弾けるKINNIKUの持ち主になっているはずですわ」
アルム  「ちょっとちょっと、そっちこそおかしいよ」
セリス   「クリスは女の子だったよ。それを男の子だなんてひどいよ」
エフラム 「そうだ、かわいい妹だったじゃないか」
リン    「そんな筈はないわ。マルスの弟みたいなものだったじゃない」
セリカ   「いや、妹だったわ。むしろ私よりも妹らしかったもの」

ロイ    「え……どういうこと?なんでみんなの記憶が違ってるの?男女どっちなの?」
シグルド 「はっはっはっ、みんな幼かったから記憶違いをしているんじゃないのか?」
ミカヤ   「クリスのことでおぼえてる事言ってみなさいよ」
リーフ   「髪型とかアイク兄さんの真似して修行してたね」
エリウッド 「いや、ロングヘアーだったよ。ハチマキはしてたけど」
ヘクトル  「ポニテだったぞ。リンとクリスからダブルポニテハンマー食らったことある」
アイク   「おかっぱじゃなかったか。座敷わらしみたいな感じで」
エイリーク「モヒカンでしたよ。汚物は消毒だーっていいながら掃除してました」
セリカ   「セルフ・スターライト・エクスプロージョンだったわ。いい僧侶になれそうだったもの」
エフラム 「ちょんまげ」

ロイ    「全然印象が一致しないね。他には何かないの?」
セリス   「そうだなぁー…、あっ!王様ごっこ!」
ロイ    「なにそれ?」
エリンシア「それなら覚えてますわ!マルスちゃんが王様でクリスちゃんが騎士役でしたわ」
アルム  「確かTV見てたマルス兄さんが『王様まっていいなー』って言い出したんだよね」
リン    「それ聞いたクリスが『お兄ちゃんが王様ならわたしきしやるー』って言って」
セリカ   「『おれに何でもめーれーしてください、マルスさま』って…」
エリウッド 「そうそう、それからだよね。クリスが『マルス様』って呼び出したのは」
リーフ   「それまではマルスおにいちゃんって呼んでたのにね」
エフラム 「おにいちゃんの響きの良さが分からん愚か者だな、マルスは」
エイリーク「兄上ェ…」


ロイ    「……ますます訳ワカメ。さっきまでは全然記憶一致してなかったのに
       今度はみんな同じこと覚えてるんだ」
シグルド 「むう…これはいったいどういうことだ…?」
ミカヤ   「おっかしぃわねー。ホントにみんな覚えてないの?」
アイク   「…駄目だな」
エフラム 「まいったな。まさか身内をココまで忘れてしまうとは…」
セリカ   「どうしよう…。もうすぐ来るのにあなた誰?なんて言えないわ」
エリウッド 「大丈夫。まだあわてるような時間じゃぁない」
リーフ   「ミカヤ姉さんとシグルド兄さんなら…二人なら何とかしてくれる」
ロイ    「そうか!ミカヤ姉さんとシグルド兄さんなら十分いい年になってたんだよね」
エリンシア「そうですわね。お兄様、クリスちゃんのこと教えてもらってもよろしいですか?」
シグルド 「………………」ササッ
エイリーク「兄上っ!?なぜそこで目を逸らすのですかっ?」
アルム  「兄さん…まさか…」
ヘクトル  「オイオイオイ!マジカヨッ?」
シグルド 「ははは…。面目ない」
セリス   「み…ミカヤ姉さんは大丈夫だよねっ。ずっと大人なんだもん」
ミカヤ   「………ゴメンネ。お姉ちゃん明日にでも脳トレ買ってくるわ」
リン    「だめだこりゃ」
379はじめまして??? 3/5:2010/08/15(日) 00:40:50 ID:mH+j/urj
エリウッド 「まいったね。まさか誰も覚えてないなんて…」
リン    「まさか性格がどうとか、どんな遊びをしたか以前に、性別すら思い出せないなんて」
アイク   「せめて男か女かどっちかくらいは思い出さなければいかんだろう」
セリカ   「そうよね。でないといざ会った時に間違いなく困るわ」
エリンシア「お姉さま、お兄様、なんとか思い出して下さいませ」
ミカヤ   「それがね…どっちも正しい気がするのよ」
ヘクトル  「はぁ?なんだそりゃ」
シグルド 「姉上もか。実は私もだ。少年のクリス、少女のクリス。どちらも正しい気がするんだ」
エフラム 「まってくれ兄上。その当時なら少女というよりはょぅじょと言ったほうが正しくのでは」
エイリーク「兄上、少し黙っててください」
アルム  「両方正しいってどういうことかな?」
セリス   「まさか男のクリスと女のクリスがいるとでも言うのかな?」

リーフ   「ピコーン! なんだそういうことか」
エリウッド 「なにか思い出したことあるのかい?」
リーフ   「思い出したわけじゃないけど、全ての事柄に答えが出せたよ」
エフラム 「………期待はまったくできないが一応聞いてやろう」
リーフ   「つまり… 性別:セリス ってことだよ」
セリス   「え?それってどういうk」
一同    『おおぉーーー!!!』
セリス   「えっ?」
アルム  「あーっ、そっか、そういうことか!」
エリウッド 「どうりで男女の印象が混ざってるはずだよ」
ミカヤ   「性別:セリスならしかたないわね」
セリス   「えっなんでみんな納得してるの?ねぇ?」
アイク   「性格や行動なんかが一致してない説明はつくか?」
リーフ   「人種:アイク これでおk」
アイク   「? そんなのでは説明できn」
一同    『おおおぉぉぉーーー!!!』
アイク   「なにっ!?」
セリカ   「うん!これも納得だわ!」
シグルド 「ああ!人種:アイクなら仕方ない」
エイリーク「そうですね。仕方ないですね」
アイク   「…なぜだ?」

ミカヤ   「よーし、これでもう大丈夫ねっ!」
エリンシア「ええ、あとはクリスちゃんを迎えるだけですわっ!」
アイク   「………なんか納得できん」
セリス   「………ボクも」
アルム  「そう?僕たちは納得できたよ」
エイリーク「はい、すべての疑問は解決しました」
エフラム 「もはや、クリスを迎え撃つのになんの問題もない」
ヘクトル  「どっからでもかかってこいやーーー!」
エリウッド 「なんでそんな好戦的なんだい!?」

マルス  「ただいまー」
リン    「あっ帰ってきた」
エリウッド 「噂をすれば…か。いいタイミングだね」
セリカ   「当然クリスもいっしょよね」
シグルド 「よし、皆でいこう。クリスを出迎えるぞ」
ミカヤ   「いらっしゃ…い?…い……い………」
一家   『いいいぃぃぃぃぃイイイイイイイィィィィィーーーーーー?????』
380はじめまして??? 4/5:2010/08/15(日) 00:41:49 ID:mH+j/urj
マルス  「…なに?そんな変な声出して」
アルム  「だって…ねぇ?」
リン    「え…えぇ…だって…ねぇ」
???  「おひさしぶりです。久しぶりにこの紋章町に帰ってきました」
???  「うわー、皆おっきくなってるけど、なんとなく面影があるなぁ」

セリカ   「えっと…なにかおかしくない?」
マルス  「なにが?」
ロイ    「今日家に来るのは、いとこのクリスさんなんだよね?」
マルス  「そうだよ。ああ、ロイは小さすぎてクリスを覚えてないんだね」
エフラム 「いや、ロイじゃなくても疑問がある」
リーフ   「今日訪ねて来るのはイトコのクリスだけの予定。…なのに」
ヘクトル  「なんで『二人も』来てるんだよ!?」

マルス  「ちょっとちょっと、みんな何を言ってるんだい?」
???  「あぁこれは…、やはり忘れられてしまっていたか」
???  「十年くらい会ってないんだもの、しょうがないよね」
マルス  「ひどい人たちだねぇ。ホントに忘れてるの?」
エイリーク「え…えっと…そのぅ…」
???  「そんな事言って、マルス様だって忘れてたじゃないですか」
???  「そーですよー。結構傷ついたんですよー」
マルス  「あはは…ごめんごめん。でもすぐに思い出したでしょ」
エリンシア「あっ、今の『マルス様』っていうのは、確かに聞き覚えがありますわ」
シグルド 「それでは君達が…」

クリス  「はい、いとこのクリスです」
クリス  「はい、いとこのクリスです」

兄弟   『…………は?』
クリス   『ですから、いとこのクリスです』
ミカヤ   「オーケーボーイ。もう一度お願い」
クリス   「従兄弟のクリスです。俺が双子の兄、こいつは妹です」
エイリーク「えっと、ではそちらは…」
クリス   「従姉妹のクリスです。本当は私が姉で、あいつが弟です」
エリウッド 「ふ…双子のクリスとクリス…だって…」
アイク   「なるほど、どおりで俺たちの記憶がゴチャゴチャになってるわけだ」
リーフ   「従兄弟と従姉妹、どっちも イトコ」
セリス   「男女二人のクリスがいたから、いつの間にか記憶が混ざっちゃったんだね」
セリカ   「なんせイトコが居た自体を忘れてたくらいだし仕方ないかも」
ミカヤ   「やっぱり本格的にボケ防止トレーニングしなきゃだめかしら」
エフラム 「とにかくこれで俺達の記憶違いも解決したな。納得ナットク」
381はじめまして??? 5/5:2010/08/15(日) 00:42:35 ID:mH+j/urj
ロイ    「できるかーい!!なんで双子が両方ともクリスなの!おかしいでしょ」
ミカヤ   「まぁまぁ、ここは紋章町なんだしそんなこともよくある話…」
ロイ    「あってたまるかーーー!」
エフラム 「まぁロイの気持ちも解らんではないが」
エリンシア「思い出してきましたわ。たしかに『クリスちゃん』は二人いましたわ」
ロイ    「マジデッ!?あり得ないでしょそんなこと」
シグルド 「それが真実だ。確かにクリス(男)とクリス(女)の二人だったよ」
ヘクトル  「昔聞いたことある気もするが…なんでそんな面倒なことになってんだっけ?」
クリス   「俺達が生まれる前、じいちゃんが男女兼用の『クリス』って名を考えてたんだが」
クリス   「実際生まれてきたのは私たち男女両方」
クリス   「急いで別の名を考え始めたがまったく思い浮かばない」
クリス   「そのうちに役所に届ける期限が迫ってきちゃって」
クリス   「焦ったじいちゃん、何を思ったか二人とも『クリス』で書類提出していまい」
クリス   「役所も何も考えず受理。その結果…」
クリス   『完全同姓同名の双子が今ここに!!』
マルス  「さすが紋章町。なにもかもがテキトーすぎる町」
アルム  「あるあr…ねーよ。いや、やっぱアリかな、紋章町だし」
セリス   「そうだね、紋章町だしね」
ロイ    「もうやだこの町……」

マルス  「みんな納得した?それじゃぁもうあがるよ」
ロイ    「僕はまだ納得し切れてないけど…」
セリス   「大丈夫だよ。ロイだってすぐに慣れるよ。だって僕達いとこだもの」
エリウッド 「昔の僕らも特に困ったことなかったね」
リーフ   「だね。それに実際に会ったらイロイロと思い出してきたよ」
アルム  「男のクリスも女のクリスも一緒になってあそんだよね。懐かしいな」
ヘクトル  「一時はどうなるかと思ったが、会ってみれば何の問題もないな」
エフラム 「当然だ。俺達いとこの絆。たかが十年程度で消すことなどできん」
アイク   「ああ、俺達の絆の前には、時の流れなど問題ではない」
リン    「これがさっきまで忘れてた人の言葉かしら」
セリカ   「無駄にかっこよく〆なくてもいいのに」
エリンシア「さ、積もる話はお食事をしながらにしましょう」
エイリーク「そうですね。『クリス』との再開のために準備したのですから」
シグルド 「そうだな。さあ!あがってくれ。歓迎会だ」
ミカヤ   「いらっしゃい。…いいえ、お帰りなさい…かしら」
マルス  「さ、行こう!」
クリス   「それでは…」
クリス   「あらためまして…」
クリス   『おじゃましますっ!!』
382助けて!名無しさん!:2010/08/15(日) 00:51:18 ID:dPKamBZ3
>>377-381
じいちゃんェ…うっかりにも程があるだろw
でもこれだと男女二人いても別に違和感無いな、俺はいいと思う
383助けて!名無しさん!:2010/08/15(日) 02:23:20 ID:7hesI9Fu
>>377-381
さっそくの投下乙!
ってかみんなの記憶色々とひでえwww
髪型とか汚物は消毒の下りとかマジでフイタwww
これでクリスもうまく溶け込めるといいなぁ・・・・・・
GJGJ!でした


亀だが前スレの>>436-445の続きを投下します
リアルで忙しかったんで更新が本当に遅くなって申し訳ない
384兄弟家の休日50:2010/08/15(日) 02:26:01 ID:7hesI9Fu
前回のあらすじ
島の地下の探索中に、突然現れた深紅の鎧の騎士に苦戦するアイクとヘクトル
なんとか弟達を逃がすことには成功するも、アイクは一対一の戦いに敗れ、ヘクトルに危険が迫る
絶体絶命のヘクトルの命を救ったのは、先に戻ったはずの弟の一人、リーフだった



アイクは、目の前の光景が信じられなかった
ここにいるはずのない男が、いままさに首を斬られようとしていたヘクトルを救ったのだ
それも、これ以上ないタイミングで、自らの体を盾にして
そして腹部を剣で貫かれていながらもなお、何事もなかったかのように立ち続けている
そんなことができる男は、知りうる限り一人しかいない

「リーフ・・・・・・
 お前、どうして・・・・・・」
「ごめん。
 でもこの状況を見る限り・・・・・戻ってきて正解だったみたいだねっ!!」

そう言うや否や、至近距離で騎士に向けてトルネードを炸裂させた
まともに受けた騎士はよろけつつも一端距離をとり、体制を整えることを強いられる
そしてその間に自ら放った術をまともに受けたリーフは、その反動を利用してヘクトル共々、
わざとアイクのいる壁際まで後退することに成功していた

「よし。あとはこれで・・・・・」

間髪をいれずリーフは懐から杖を取り出し、兄達への応急処置を終えた
先ほど彼がトルネードを近場で無理やり発動させ距離をとったのは、ヘクトルをアイクのそばまで避難させ、
その上でまとめて二人を回復するためだったのだ
あくまで応急処置なので体力はほとんど戻らないが、二人のめぼしい外傷はすぐに塞がった
傷が治ったおかげか、アイク、ヘクトルの二人が同時に口を開く

「なんで戻ってきたんだ!!」
「ロイ達はどうしたんだ!?」

「二人は無事だよ。少なくとも入口までは確かに辿り着かせた。
 あそこからなら二人だけで十分だと思うよ」
385兄弟家の休日51:2010/08/15(日) 02:36:50 ID:7hesI9Fu
「そ、そうか。
 あいつらは来てねぇのか、よかった・・・」
「流石にあの二人を僕の勝手な行動に巻き込むわけにはいかないしね。
 とにかく、話は後。今は・・・・目の前のことに集中しないと」

三人が話している間に、再び深い血の色をした脅威が眼前まで迫ってきていた
鎧のみならず、手にしている剣も今や返り血で深紅に染め上げられて凄みを増している

「リーフ!あいつは強い。
 無理に戦う必要は・・・・!」
「無いね。
 でも、今のままじゃ逃げてもすぐに追いつかれちゃう。
 アイク兄さん達が回復するまで・・・少し時間を稼がないと」
「お前一人でやるってのか!?
 アイク兄貴でも勝てなかったのに勝てる訳が・・・・・・!」
「うん、分かってる。
 でも時間を稼ぐだけなら、僕に分がある。
 しぶとさだけなら、これでもアイク兄さんよりもあるつもりだからね」
卑屈な笑顔でそう答える弟の心境が、嫌でもアイク達の心に伝わってくる

(自分はこんなことしかできない。
けどせめて、他の皆の為の捨て石役くらいはこなしてみせる・・・・・!!)


今までに無いくらいに、アイクは呪った
弟に身を削らせるという選択肢しかとれないこの状況を生み出した自分を
弱さゆえに、傷が治った今でも立ち上がることすらできない自分を
すべての原因を作った自分を

(肝心な時に家族を守れず、あげくその家族に自分の尻拭いをさせている。
何の為に、俺は今まで鍛練を積んできたんだ・・・・・!!)
386兄弟家の休日52:2010/08/15(日) 02:40:57 ID:7hesI9Fu
アイクは歯をぎり、と音がするほど、強く食いしばった
こうでもしないと、自責心と責任感から自らの舌を噛み切りかねないと体が判断したのだろう
無論、それは同じ兄という立場であるヘクトルも同様であった

そんな兄達の葛藤を後に、リーフは一人、騎士のもとへ進み出る
そして

「はぁっ!!」
「・・・・・・・・!」

ギィンッ!!
ザシュッ
カキィンッ!

銀の剣でそのまま相手に切り掛かる
即座に相手からの反撃がくるが、耐えられると判断したのか
避けずに受け、そのまま相手への攻撃を続行する
その我が身を省みぬ猛攻に判断が狂ったのか、騎士の剣が鈍り一瞬の隙が生まれる
すかさずボルガノンを撃ちこみ、反動で一度距離をとる
そのまま手槍で追撃し、光の剣で一度体力を回復する
見ている方が痛みを感じる程の、捨て身の戦法である


「兄貴・・・・・・
 こりゃあ・・・・・・・・」
「ああ。
 これがあいつの・・・・・・リーフの本気の戦い方だ」

相手が飛び道具を使えない以上、
本来ならば、可能な限り術などで遠くから攻撃するのがセオリーである
しかしあえてリーフはその策を選択せずに、接近戦を挑んだのだ
無論、自棄やプライドのためではない
これが彼がこの極限状況で生み出した、最も自分に適した戦い方なのだから
387兄弟家の休日53:2010/08/15(日) 02:43:28 ID:7hesI9Fu
我が身を少しも顧みない、まるで死人のような戦い方
相手の攻撃を避けるどころか防ぎもせずに、その間に少しでも多く相手に攻撃する
近距離で余波もかまわず術をぶっ放し、堪え切れない時は一度下がり、
手持ちのアイテムで回復してはまた無謀な攻めを繰り返す
相手からしてみれば、無数のゾンビの群れを相手にしている気分だろう
いくら攻撃しても相手は恐れ、怯え、焦り、何一つ人間らしいものは見せず、
返ってくるのは反撃のみという状況なのだから

「で、でもよ、元々あいつがこんなに強かったってんなら、
 どうして普段はあんな・・・・・・?」
「おそらく・・・・・リーフがこの戦い方に気付いたのはたった今だ。
 もしくは、無意識の内に経験から編み出したのか・・・・・・・詳しいことは俺にもわからない」

普段のリーフの戦い方は、自らの多芸さをいかした、相手にとって苦手な戦法をとるといったものであった
(もっとも、仲間内での模擬戦などでは、相手と同条件で戦うことも多いのだが)
相手の弱点を突くというのは、戦いにおいては至極当然のことである
リーフほどのタフネスがあれば相手の攻撃をを多少食らった所で平気、
故にどんな戦法でも最後には勝てるのでは?という疑問が浮かぶが、その答えはNOである
彼の体力は確かに人間離れしているが、未成熟な忍耐力や精神力はそれに追いついておらず、
ダメージは確かに身体に蓄積されるのだ
故に体が動いても、意識が無くなったり、戦意を喪失したりといった理由で戦闘続行が不可能な状態に陥ってしまうのだ


「あああああああっ!」
「!!!!!!!!」

カキィン!
ビュオッ!
ボルガノン!
ズドーン!!
388兄弟家の休日54:2010/08/15(日) 02:51:38 ID:7hesI9Fu
しかし、戦わなければ家族が死ぬという極限の状況が彼を不死身の戦士へと変えた
いままでも似たような状況はあったが、その時々では家族内の他の誰かが戦ってことなきを得ていた
そして、彼は自分の限界をコノヒトデナシー!という叫びと共に自分で決めつけてしまっていたのだ

コノヒトd・・・ッ!
キンキンキンッ!!

もうリーフは、このヒトデナシー!とは叫ばない
少なくともこの戦闘中は、自分がヒトではなくなるから・・・・・
我が身を殺し相手をも殺す、戦う死人に

ズバッ!
ブシュッ!!

「ッ!!」


「馬鹿野郎!
 なんで避けねえんだ!!」
「いくらあいつでも、これ以上の出血はまずい・・・・!!」
(くそっ・・・まだ動けないのか、俺の体!!)


だが今は違う
限界など関係無い、勝たなければ全て失ってしまう
ただ純粋に、死ぬまで己が力を絞り出し、それを振るう
強すぎる肉体を持った男は、親しい者を守るためにそれを投げだすことで、
今初めてフルに自分の能力を扱うことに成功していた
しかし、それにもやがて限界が訪れる
389兄弟家の休日55:2010/08/15(日) 02:54:36 ID:7hesI9Fu
五分も撃ち合ったころだろうか、突如戦況に劇的な変化が生まれる

ガクッ

「あ、れ・・・・・?」
突然糸が切れたかのようにリーフの膝が折れる
深紅の騎士にとっては攻める好機だが、なにかの罠ではという疑いからすぐには仕掛けない

「あいつ・・・・・!」
「限界か・・・
 短期間で血を流し過ぎたんだ・・・・・!
 いくら肉体が不死身でも、血液の量は変わらない。
 心臓への負担が気付かないうちに増していたんだ」

普段のブバアアアアアッ!!・・・もとい、大量の鼻血で彼が倒れることから分かるように、
リーフ本人の血液量は体力に比べれば、常人と差は殆どないのだ
故に苦々しい顔でアイクが言った通り、応急処置で傷だけ塞いで戦い続けた結果、
血液不足によって血液が全身に行き渡らず、体の自由が利かないというのが今のリーフの状況である


原因はどうあれ、このチャンスを逃す紅騎士ではない
もう罠ではないと分かったのか、慎重に剣を構え動けぬリーフに近づいていく
リーフに向けて、今度こそ必殺の一撃が振り下ろされようとしていた

(もう、これまでかな・・・・・。
でも最低限の仕事はできたし、まぁいいか。
はは、なんでいつもこんな役回りなんだろうなあ、僕)

ゆっくりと自分の喉笛へ向かってくる剣の切っ先をみながら、ふとそんなことが脳裏に浮かんだ
決定的瞬間はスローモーションに見えるというが、今はまさしくそんな状況なのだろう
頭の中を、家族、知人の顔が駆け巡る・・・・・・
390兄弟家の休日56:2010/08/15(日) 03:00:20 ID:7hesI9Fu
(ナンナ達・・・・・僕が帰れなくても元気でいて欲しい。
キュアンとはもっと色々な話がしたかったな。
リフィスには義賊のリーダーを押しつける形になっちゃったかな・・・・・
ミカヤ姉さんやセリスはいつも通りマイペースなんだろうなぁ。
エフラム兄さんも政党が上手くいってるといいけど。
みんな、帰れなくって本当に・・・・・・ごめん)

死が、明確な形で迫ってくる
なのに何故だろう、奇妙に落ち着いた気持ちでそれを見ることができた

(最後なのに、なんでおねえさんじゃなくて・・・・・・)

そして、目の前に浮かび上がる一人の顔があった

(なんで・・・・・・アイク兄さんの顔が浮かぶんだ?)

「ぬぅんっ!」


キィンッ!


あわや斬首、というぎりぎりの所でアイクが横からラグネルで相手の剣を受け止めた
ギリギリと互いの力の重圧が剣に掛かり、今にもその均衡が破れそうだ

「リーフ、よくやった。後は俺に任せろ」
「何言ってんのさ!
 二人が回復したんなら早く逃げないと・・・・・!」
「・・・その体で、か?」
「僕なら大丈夫。
 丈夫さだけなら・・・・・うっ!」
391兄弟家の休日57:2010/08/15(日) 03:03:55 ID:7hesI9Fu
まるでエリウッドのような台詞を吐きながら、
まるでエリウッドのように血を吐くリーフ
傷なら薬ですぐに塞がるが、血液不足はそう簡単に解消しない
結局のところ、状況は戦う人間が変わっただけで、なにも改善してはいなかった
むしろ体力を消耗している分、アイク達の方が不利であった
しかし・・・・・

「ぬぅんぬぅんぬぅん!」
「・・・・・・・・・・!?」

意外な事に・・・・・アイクが、押している
疲れて動かすのがやっとの体を、先ほどよりも迅く動かし、
持ち上げることすら辛いはずの腕で剛剣を振りかざし、
疲労で霞んでいるはずの眼を光らせながら、先ほど以上の力で騎士を追い詰めていく


ガキィン!


「・・・・!」
「俺がいるのも忘れんじゃねえぞっ!」


そしてヘクトルも、要所要所で相手に的確な一撃を与え、
可能な限り兄をサポートする
その動きに、先刻までの恐れや疲労は見られない

(弟にあれだけの頑張りを見せられて・・・・・・)
(兄貴がこれ以上、かっこ悪い所を見せられるかよ!!)
392兄弟家の休日58:2010/08/15(日) 03:06:11 ID:7hesI9Fu
戦士として敵わない?
実力で相手に敵わない?
それがどうした
自分のために戦って勝てなくとも
家族の為になら、負けない。負けられない
大切な人への想いは、力
そんな当たり前のことを、弟にたった今教えてもらった。だから・・・・・・

((俺達は、負けない!!))
「「うおおおおおおおおっ!!!」」
「!!!!???」

バキィィィィィィッン!!


二人の剣と斧が騎士の防御を掻い潜り、同時に騎士の胴体に食い込む
そして騎士の鎧に、初めてヒビが入る
今まで崩せなかった鉄壁の守りに入った僅かな隙間
それはほんな小さな、しかし確かな希望の光が灯った瞬間だった


「へ、へへ・・・・・どうだ・・・・・・。
 やっと一発、喰らわしてやったぜ・・・・・・・!」
「勝負はここからだ・・・・!
 俺の家族に手を出したこと・・・・・・後悔させてやろう」
393兄弟家の休日59:2010/08/15(日) 03:10:30 ID:7hesI9Fu
「うん、そうだね!」
「リーフ!?お前、大丈夫なのか!?」
「アイク兄さん達と同じだよ。
 目の前で家族≠ェ頑張ってるのに・・・・・・倒れてなんかいられないよ」
「よし、ならいくか。
 三人で、今必殺の!」
「トライアングル!!」
「「「アターーーーーック!!!」」」


・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・


そこから決着がつくまで、長い時間はかからなかった
煙を吹いて地面に倒れている騎士の残骸
周囲に漂う血なまぐさい香り
そして、傷だらけで床に倒れながらも、互いに笑い合っている兄弟達
この光景が、この戦いの結果をなによりも雄弁に語っていた・・・・・・


                               つづく
394兄弟家の休日あとがき:2010/08/15(日) 03:15:17 ID:7hesI9Fu
後半はしょってるのは戦闘シーンの描写がめんどくなったから
・・・・・・スマソ

ってかそもそもクリス解禁日にクリスネタ使わないってどうなんだorz
395助けて!名無しさん!:2010/08/15(日) 03:24:03 ID:VM9j3Vjt
>>394 GJです クリス解禁ですが、使わないネタもアリですよ?
396ドーガ殿は本当に謙虚なお方:2010/08/15(日) 14:42:45 ID:GS9Za1AF

クリス「…それで『訓練が辛い時は、もっと訓練せよ』と言われて…」
アイク「なるほど、その発想は無かったな。俺も試すか」

マルス 「予想通りと言うか、やっぱりアイク兄さんと意気投合しちゃってるねクリス」
ロイ   「クリスさんの事は話で聞いてたけど、アイク兄さん以上の訓練馬鹿とはやっぱり世の中広いね」
リーフ  「あの二人の手合わせ見た時はヤ○チャの気分になったよ。何あれって感じだった」
ヘクトル「俺もうかうかしてらんねぇな。もっと訓練増やしてみっか」

クリス「所でアイク殿、ドーガ殿と言う人物はご存知ですか?」
アイク「ドーガ…、確かマルスが通っている学校の教師だったか?」
クリス「はい。俺も今通っていますが、これがまた凄い人物なんですよ」
アイク「ほぅ?」
クリス「あのベルクローゼンが数百人近く率いて学校を襲撃した時、仁王立ちで受け止めた後、槍の一振りで集団を空中に巻き上げ、
     とどめに空中に飛び上がり、槍の一振りで遥か彼方へ吹き飛ばしたそうです」
アイク「それは、凄いな…!」

リーフ  「…何、そのしっこくさん以上の化物アーマー?」
ロイ   「…そのドーガって言う先生、本当そんな事やったの?」
マルス 「んなわけ無いよ。確かにあの馬鹿達が襲撃してきた事はあったけどね。何処で尾ひれが付いたのやら」
ヘクトル「てか尾ひれって言うレベルじゃねーぞ!」

クリス「俺もその伝説の技会得したいと思ってドーガ殿に教えて頂いた特訓なんですが、
     小指一本で人を十人持ち上げると言うものです。アイク殿はやったことがありますか?」
アイク「いや、流石に無いなそれは」
クリス「俺もやってみましたが、三人が限度でしたね。やはりドーガ殿は凄いですね」
アイク「…俺も試してみるか」

─数十分後

ライ   「い、いきなり呼ばれたかと思えば…」
セネリオ「ひ、酷い有様です。…ぉ、ぉもぃ」
ミスト  「ちょっとセネリオ!女の子に対してその発言は酷く無い!?」
ワユ   「そーだそーだ!でも大将はやっぱり凄いねー」
レテ   「た、確かに凄いが、一番下の私達は大変なんだが…」
イレース「私は楽ですが、お腹が、空きました…」

アイク「…くっ、今の俺ではこれが限度か……ッ!!」
クリス「それでも凄いですよ。小指一本で六人も持ち上げるとは」
アイク「だが、ドーガ殿と言う人物のとてつもなさは良く分かった。一度手合わせ願いたいものだ。コテンパンにされるだろうがな」

マルス「ドーガ\(^o^)/オワタ」
ロイ  「早めに誤解を解かないと大変になるねこれは」

─マルスの学校
ドーガ「……!!?」
フレイ「ドーガ殿?どうかなされましたか?」
ドーガ「い、いや…急に寒気が。風邪でも引いたのだろうか?」


wikiの会話集見てたら急に書きたくなった。少し反省している。
397助けて!名無しさん!:2010/08/15(日) 15:11:15 ID:dPKamBZ3
全盛期のドーガ伝説

・1マップ5ノーダメージは当たり前、3マップ8ノーダメージも
・戦闘開始から必殺を頻発
・ドーガにとっての回避はノーダメージのしそこない
・戦闘開始からノーダージも日常茶飯
・終章敵全員生存、仲間全員負傷の状況から1人で逆転
・メディウスの攻撃も余裕でノーダメージ
・一回の攻撃で槍が三本に見える
・数百の軍勢を一人で受け止めるのが特技
・戦場に立つだけで敵兵が泣いて謝った、心臓発作を起こす敵将も
・ノーダメージでも納得いかなければ敵軍全員の攻撃を受け止めて帰ってきてた
・あまりに硬いから鉄の剣でも攻撃力20扱い
・その攻撃もノーダメージ
・戦闘の無い移動日でもノーダメージ
・槍を使わずに手で攻撃してたことも
・敵のスレンドスピアを自分でキャッチして投げ返す
・ルナ闘技場勝利なんてザラ、2連勝することも
・守備カンストより速さカンストの方が早かった
・進撃準備でノーダメージ
・手槍キャッチしようとしたアーチャーと、それを受け止めようとしたソシアル、アーマー、傭兵の敵兵ともども必殺
・グッとガッツポーズしただけで5人くらい倒した
・槍の一振りで敵軍を空中に巻き上げ、止めに飛び上がって槍の一撃で彼方に吹き飛ばしたことは有名
・暗黒戦争が始まったきっかけはドーガのノーダメージ
・初期配置の深い位置から敵将のメティオも処理してた
・グラウアーを楽々ノーダメージにしてた
・自分の手槍に飛び乗って竜の祭壇まで行くというファンサービス

これだけの伝説を持つドーガ殿マジ謙虚
ルナだと早々に兵種変更されるのも後進にアーマー枠を空けるためだろうな、ドーガ殿マジ謙虚
398助けて!名無しさん!:2010/08/15(日) 15:17:10 ID:6Gn3vkR2
マルス「待って、兄さん火竜をデコピンで倒せるとかって話なかったっけ」
アイク「ん、デコピンは中指だからな。中指の力なら上の人が崩れない限り何人でもいける、多分」
マルス「(^ω^;)」
クリス「…ほぅ!」
マルス「そこ、食いつかないで」
399助けて!名無しさん!:2010/08/15(日) 15:40:34 ID:z5W4Pria
エリンシア「クリスちゃん、ちょっと料理手伝って」
クリス「…いや、あの、私は…」
エリンシア「早く!焦げちゃうわ」

マルス「何でこのカレーは鋼の味がするの?」
エリンシア「おかしいわね…ちょっとクリスちゃんに任せただけなのに」
クリス「すいません…私が料理するとことごとく鋼の味になるんです」
リーフ「食べれれば何だっていいよ」モグモグ
アイク「うむ」ガツガツ
イレース「はい」ゴー
ロイ「まあ食べても死なないからララムのよりは大丈夫」

クリスの料理が鋼の味になるから使えるかと思ったが
この町には鉄の味覚と悪魔の料理人がいたから無意味だった…
だが鋼の味がわかるシーダって何なんだw
400助けて!名無しさん!:2010/08/15(日) 15:44:48 ID:X3AQoNZU
何故か分からんが>>399の「ゴー」が一番笑った
401助けて!名無しさん!:2010/08/15(日) 15:50:51 ID:z5W4Pria
>>400
カービィの吸引音でパッと浮かばなくて書いた。後悔は(ry

だがそれすら凌ぐララムの猛毒料理…ララム(の料理)最強伝説
果たして紋章町にララム(の料理)に勝てるやつはいるのか
???  「ふぅ〜、やっと紋章町に戻ってこれたな」
???? 「はい、クリス・・・」

エリンシア「(洗濯中)〜♪〜♪〜♪」
???  「・・・久しぶりに遊びに来たぞ」
エリンシア「!!・・・・・あ、貴方は・・・クリスちゃん!?まぁこんなに大きくなって・・・
      武者修行に出て三年以上経ったものね・・・
      最後に来たのは歴代FE主人公兄弟スレが出来る前でしたわよね♪」
クリス♂ 「メタ的な話は自重した方がいいと思うぞ」
エリンシア「しかしまぁKINNIKU!KINNIKU!!もモリモリついて・・・
      人前でなければじっくり鑑賞したい所ですわね(*´Д`)ハァハァ」
クリス♂ 「エリンシア殿は相変わらずだな」
エリンシア「ささっ、皆様こうして立ち話も何ですから、早くうちにお入りください。
      シグルドお兄様も今日は帰りが早いですし、
      少し待てば残りの家族も帰ってきますわよ」
クリス♂ 「・・・分かった」

家族一同 「「「「「クリスキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!」」」」」
エフラム 「ぜひ手合わせを願いたいな」
クリス♂ 「ああ、後で頼む」
セリカ  「それじゃあ早速ミラ教の方に入信しt」
シグルド 「宗教狂い自重」
アイク  「・・・数年見ない内に逞しくなったな」
クリス♂ 「アイクさんは・・・更に大きくなりましたね。
      それだけ大きければドーガ殿の言う訓練も出来そうだ」
アイク  「ああっ、あの訓練か。確か指一本で10人を持ち上げる・・・」
クリス♂ 「うんっ、オレも自信はあったのだが3人が限界だった」
アイク  「オレは6人だった・・・ドーガという男はオレをも凌ぐ猛者なのだな。
      今度稽古をつけて貰いたいものだ」
他一同  「「「「「「一体何なんだこの別次元の会話はーーーーーΣ( ゚Д゚)!?」」」」」」
注意※常人にはとても危険ですので、スクリーンの前の皆様は決して真似をしないで下さい。
カタリナ 「あ、あの・・・」
クリス♂ 「ん、どうしたんだカタリナ?」
エリンシア「あら、この可愛らしい子は・・・」
クリス♂ 「こいつはカタリナ・・・実は、付き合ってるんだ」
家族一同 「「「「「ナ、ナンダッテ━━━━━━Σ(;゚Д゚)━━━━━━!?」」」」」
ヘクトル 「実はこいつ彼女持ちかよ!?」
セリス  「羨ましいなぁ・・・」
エリウッド「・・・ゴハァ!(吐血」
リン   「何吐血してるのよエリウッド!?」
エイリーク「恋人作る時は貧乳娘にしろって言ったろうがこぅのぉ裏切り者おおおおおぉぉ!!!」
     (おめでとうございますクリス、その仲が続くといいですね)
マルス  「そうか、君にもようやく誰か護るべき人が出来たのか。大事にしてあげなよ」
リン   (マルスが珍しくまともな事を言ってるわね…)
カタリナ 「・・・私みなさんを怒らせたのでしょうか・・・?」
クリス♂ 「いや、ただいつも通りの風景が起きただけだ」

ミカヤ  「所で貴方たち二人はABC…どこまで進んだの?(死語」
シグルド 「ちょ、おま…その質問は…(ちなみに私はディアドラとはAすら逝っていないorz」
カタリナ 「デ…D…です……/////」
家族一同 「「「「「ナ、ナンダッテ━━━━━━Σ(;゚Д゚)━━━━━━!?」」」」」
マルス  「進み杉ダロスwwwwwwww」
リーフ  「ブバアアァァァァァァ!!」
クリス♂ 「ちょ、ちょっと待てカタリナ!俺たちはそんなんじゃあ…(滝汗」
カタリナ 「この間、一緒にデートに行ったじゃないですか」
クリス♂ 「………(;^ω^)」
ロイ   「何事もさ。意味が分かる人と、分からない人でこうも差が出来るもんなんだね」
セリス  「デートか…いつかしてみたいなぁ」
ミカヤ  (クリスたちが来た事だし、今日の晩御飯は遊せ…カニクリームコロッケにしようかしら)

マルス  「所で双子の妹のクリス(♀)の方はどうしたんだい?」
クリス♂ 「ポ○モンのニドラン♂、ニドラン♀みたいに言わないでくれ」
エリンシア「そういえば妹さんはまだ来てないようですわね。一体どうしたのでしょう?」
クリス♂ 「ああっ、その事なんだが…今訓練中だ」


クリス♀ 「…よし!何とか4人持ち上げる事に成功したわ!」
バアトル 「す、凄い女子じゃ…」
ドルカス 「俺たちを重ねて持ち上げるとはな」
ボーレ  「ぜひ、うちの店で働いて貰いたいぜ!」
漆黒の騎士「まったくだ。給料二倍で雇いたいものだな」
他三人  「「「貴様一番上で重たいんだから早く降りろーーー!!!」」」


ミカヤ  「それでEはいつ頃の予定なの?」
ロイ   「姉さんデート云々の話聞いてなかったの!?」
マルス  「駄目だこの姉さん、早く何とかしないと…(AA略」


〜終わり〜
404助けて!名無しさん!:2010/08/15(日) 18:14:31 ID:BJcT7D+3
>>374-375
解禁と同時に真っ先にボコられたリーフカワイソスww

>>377-381
じいちゃんワロスw
しかし同じクリスという名前でも一人称の違いとか、
微妙な口調の違いで意外に男女の区別つくんだなあ、思ったより違和感ないんだぜ

>>384-393
リーフが格好いいじゃないか…格好良い時はかなり格好良くなるな
普段のアレがあるから引き立つっていうところもあるがw

>>396
ドーガ逃げてー!
…アーマーナイトの移動力じゃ無理か?

>>398
火竜をデコピンだと…!?

>>399
鋼の味ってどんなのかがまず気になるなw

>>402-403
クリス(♂)が兵種変更して力が落ちようものなら
エリンシア姉さんに激しく拒否されそうな予感
クリス(♀)もさりげにすげえw

新紋章ネタ早速多数出てて嬉しいなw
405助けて!名無しさん!:2010/08/15(日) 18:15:58 ID:BJcT7D+3
ぎゃー!
sage忘れたゴメン!

クリスの訓練に付き合って過労死してくるわ…
406助けて!名無しさん!:2010/08/15(日) 18:40:07 ID:Y5MoL2g2
>>403
不覚にも進み杉ダロスにふいたw
蟹ェ…
407助けて!名無しさん!:2010/08/15(日) 19:48:09 ID:3gwa2Tzx
>>406
蟹と聞いて
○リアマインドを修得するエフラムとかアイクとかを想像してしまったんだが
408助けて!名無しさん!:2010/08/15(日) 21:11:23 ID:dPKamBZ3
ちょっと代理投下しますよ
409クリスさん頑張って1/2 :2010/08/15(日) 21:12:25 ID:dPKamBZ3
【電柱の影】
クリス「……ふぅ、何とか逃げ切ったな」
セリス「あれ、クリス?」
ロイ「あ、ほんとだ。こんにちは、クリスさん」
クリス「セリスとロイか。今から家に帰るのか?」
ロイ「うん、頼まれてた買い物が終わったからね」
セリス「どうしたの? 息せき切って家から出てきたように見えたけど」
クリス「いや、なに……ちょっと追われていてな」
ロイ「追われ……? ヘクトル兄さんみたいにビラクさんの餌食になりかかってるとか?」
クリス「いや、ビラク殿は別に関係ない」
セリス「じゃあ、誰に追われてるの?」
ロイ「エフラム兄さんみたいにベルン署にマークされてるってわけじゃないだろうし」
クリス「まあ、紋章町を出ていたときに色々な縁があって知り合った人たちなんだが」
セリス「お客さんってことだよね? ちゃんと挨拶しなきゃダメだよ」
クリス「う、それは……そうなんだが……」
ロイ「煮え切らないね、クリスさん。らしくないよ?」
クリス「俺も、アイク殿のような力が欲しいと切に思うな」
ロイ「アイク兄さんの? そりゃまあ、人智を超えてるけど、そこまで欲しがるものでも」
クリス「違うんだ……フラグクラッシュ能力が欲しい」
セリス「?」

マリス「おっと、見つけたぜクリス」
カタリナ「クリス……」
アテナ「なぜ、逃げる?」
410クリスさん頑張って2/2:2010/08/15(日) 21:13:31 ID:dPKamBZ3
クリス「いや違うんだ、逃げているわけではなく、ただ、その……」
マリス「まあなんでもいい……、さて、覚悟は出来てるな、クリス?」
カタリナ「遠慮は、しませんからね……?」
アテナ「アテナ、全力出す」
ロイ(これって修羅場?)
マルス(あのクリスがねぇ……?)
セリス(マルス兄さん、どこから?)
マルス(いやあ、あの三人クリスを探してるって言うから、すぐそこに隠れてるって教えてあげたのさ)
ロイ(相変わらずだね……)

マリス「さあ、俺を褒めろクリス!」
カタリナ「く、クリスのためなら……、ひ、膝枕だって、耳掻きだってしてあげますから!」
アテナ「アテナ、クリスの嫁になるって決めた。覚悟しろ」
クリス「だ、だから、俺は別にそこまで望んでないと言うか……」
マリス「ごちゃごちゃ言わずに早く褒めろ」
カタリナ「クリス、大人しくして下さい! み、耳掻きするんですから!」
アテナ「言葉が悪かった? ……アテナ、クリスの女になる。……ん? クリスに奉仕する、か?」

リーフ「ちょっと異国情緒なおねいさんが夜のご奉仕だってぇぇぇぇ!?」ブバァァァァァッ
マルス「いきなり出てきていきなり退場とは忙しい奴だね君も」

クリス「ああもう……、どうしてこうなった!」バッ(逃走
マリス「あ、こら待て!」
カタリナ「クリス! 逃げないでください……ッ!」
アテナ「アテナ、地の果てまでも追いかける」
クリス「うおおおおおおおおお!」

ロイ「クリスさん、大変だねえ」
マルス「うん、まあ、お前が言うなとだけね」
ロイ「?」

おわれ
411助けて!名無しさん!:2010/08/15(日) 21:37:30 ID:GS9Za1AF
代理投下乙です。
まだクリスの設定固まって(固める必要も無いが)無いから色んな設定のクリスが見れて面白いな。
色々カオスだぜ。ユンヌも大喜びじゃね?w
412助けて!名無しさん!:2010/08/16(月) 00:06:11 ID:oN/OaM/W
>>408
書きたくなったじゃないかどうしてくれる
413助けて!名無しさん!:2010/08/16(月) 00:08:04 ID:oN/OaM/W
ミスった…
>>407だった
てことで書いてくる
414リザイアって……:2010/08/16(月) 00:10:08 ID:OJwFlIbC
リーフ「カタリナさん、ちょっと聞きたいことがあるんだけど」
カタリナ「はい、なんですか?」
リーフ「カタリナさんの初期装備ってリザイアだよね?」
カタリナ「そうですけど……」
リーフ「それはつまりクリスに夜のリザイa

ナンナ「リーフ様、そんなにリザイアが好きだったんですか」つ大地の剣(トラキア)
サラ「フフフ……」つリザイア
ティニー「ナンナから借りました」つ大地の剣(聖戦)
ミランダ「ええっと……、ああもう、いつも通りいくわ!」つトローン

スワレルースワレテルーコノヒトデナシー!!!

クリス「リーフが干からびてるな」
カタリナ「どうしたんでしょう……?」


終わり
415夜のリザイアって…:2010/08/16(月) 01:31:44 ID:FuuyiSLV
エフラム「>>274>>414で言ってるが、夜のリザイアって何だ?
     自分で言うくらいだから知ってるんだろ?」
  サラ「知りたい?…じゃあ実際にしてあげるから、ちょっとそこに座って?」
エフラム「…こうか?」
  サラ「いいわ…じゃあ…」

 ミルラ「ちょっ」
アメリア「と」
  リン「待ちなさい!」

  サラ「…あら、何か用?」
 ミルラ「お兄ちゃんに変なことをするのは見過ごせないです!」
アメリア「えっと…そういうの、良くないと思うな」
  リン「あーっとその…兄さんに異常性欲者の道を歩ませる訳にはいかないの!家族として!」
  サラ「じゃあ…あなたたちがしてあげたら?」
  三人「「「え?」」」
  サラ「そうね…例えばミルアとアメリア二人でしてあげたらいいんじゃない?一人だと不安でしょ?」
     何だったら私も入って三人でとか」
 ミルラ「あ、あの…」
アメリア「そ、そういうのでいいのかな…?じ、じゃなくて!」
  リン「あ、あんたねえ…」
  サラ「私がするのが嫌ならあなたがやればいいでしょ?その嫌味な無駄に大きい脂肪の塊でも
     活用してあげたら兄様も喜ぶんじゃない?」
  リン「し、してあげたらって…その…」
エフラム(何かリンに対してだけ煽り方が露骨だな…何か気に入らないことでもあるのか?)

エフラム「よくわからんが、お前らが知ってるってことは女性ならわかるってことか?
     何か揉めてるようだし、他の奴に聞いてくる。エイリークなら知ってるだろ」
  リン「だ、駄目!」
エフラム「な、何でだ?」
  リン「とにかく駄目、絶対!いいわね!」
エフラム「わ、わかった…(夜のリザイア…一体どんな技なんだろうか…)」
416夏だ!海だ!兄弟家だ! 2日目(昼):2010/08/16(月) 11:24:11 ID:3alSvAwC
クリスネタ豊富で楽しいですw皆さんGJ!
では今から続き投下します
417夏だ!海だ!兄弟家だ! 2日目(昼)1/4:2010/08/16(月) 11:26:20 ID:3alSvAwC
2日目は夕方のバーベキューのために各自が食料を調達する
米を収穫するグループ
兄弟:ミカヤ、エフラム、アルム、セリカ、ロイ
その他:イドゥン、ミルラ、チキ、ファ、ソフィーヤターナ、サザ、ヒーニアス、ルーテ
釣り、素潜りをするグループ
兄弟:シグルド、エイリーク、ヘクトル、マルス、セリス
その他:ユリア、アルヴィス、ディアドラ、ラーチェル、ファリナ、フロリーナ、シーダ、ラナ、
山で狩りをするグループ
兄弟:アイク、エリウッド、リン、リーフ
その他:ニニアン、ミスト、ワユ、イレース、サナキ、セネリオ、フィオーラ、ナンナ、ミランダ、サラ、ティニー

稲刈り組が田に着くと1人の男が待っていた
バーツ「君達が収穫を手伝ってくれるのかな?」
ミカヤ「はい、よろしくお願いします」
バーツ「子供達もいるし大変かもしれないな」
ミルラ「…楽しみです」
エフラム「そういえば何で夏に収穫できるんだ?」
アルム「(来た!出番だ!)それは…」
ルーテ「品種や気候によって稲は収穫時期が変わります。ここは早稲田ですね」
バーツ「お、嬢ちゃんは詳しいね」
ルーテ「優秀ですから」
バーツ「よし、じゃあ早速始めるか」
アルム「……僕の出番…返してください…orz」
セリカ「アルム、元気出して。これから出番があるわ」

米が実った稲で黄金色に染まる田に鉄の鎌を持って入る一行
バーツ「やり方はさっき説明したとおりだ。とりあえず頑張ってくれ」
サジ「丁寧な技で綺麗に切るのがいいぞ」
マジ「多少ぶれても早く切るのがいいぞ」
バーツ「お前ら…」

ミルラ「お米ってこんな風になってるんですね」
チキ「わーさくさく切れるー」
ファ「ファもー」
エフラム「鎌は危ないから気をつけてな」
ヒーニアス「エフラム!俺とどっちが多く刈れるか勝負だ!」
ターナ「競ってないで普通にやりなさい!この馬鹿兄貴!」
チキ「ターナお姉ちゃん怖いよ」
ファ「怖いです」
エフラム「ターナ…子供の前で怒ってはいかんぞ」
ターナ「…ごめんなさい」

サザ「ミカヤ!見ていてくれ!」
カキーン!NO DAMAGE!
サザ「え!?稲に弾かれた!?」
ミカヤ「サザ…」
ルーテ「この稲はタリスアイク…まさかここまで固いとは」
アルム「この稲はこうやればいいんだよ。よっと」
サクッ!クソ・・・マダ、ヤレル・・・
セリカ「さすがアルムね」
アルム「セリカの支援があったからさ」

ロイ「イドゥンさん、そこはこうするんだよ」
イドゥン「すいません…ありがとうございます」
ソフィーヤ「エフラムさんも鈍いわね。イドゥンさんから子供達取ってさ」
イドゥン「いえ、いいんです。ミルラ達も楽しそうですから」
ロイ「ごめんなさい…あとで兄さんに伝えておきますから」
418夏だ!海だ!兄弟家だ! 2日目(昼)2/4:2010/08/16(月) 11:34:21 ID:3alSvAwC
ミルラ「…イドゥン姉さん、こんなに取れました」
チキ「エフラムお兄ちゃんに教えてもらったの!」
ファ「すごいでしょ!」
イドゥン「頑張ったわね」ナデナデ
ロイ「兄さん…僕兄さんのことを誤解してたよ」
エフラム「ミルラ達がイドゥンさんに自慢したがってたからな」
ソフィーヤ「イドゥンさん、どこと無く嬉しそうです」
ヒーニアス「くっ…やはり私にはこういう気配りが足らないのか?」
ターナ「いや、いろいろ足らないわよ兄さんには」
サザ「それで、この刈り終わった稲はどうするんだ?」
アルム「本当は乾燥させるべきなんだけど…」
ルーテ「事前に刈り終わった稲と交換して脱穀ですね」
バーツ「おっし、じゃあこれを脱穀しておいてくれ」

エフラム「ふぅ…これが最後だな」
アルム「兄さん、どう。普段食べてる米も作るの大変でしょ?」
ロイ「うん、改めてアルムを尊敬するよ」
セリカ「私もよアルム…」
チキ「疲れたよー」
ファ「疲れたー」
ミルラ「…疲れました」
エフラム「どれ、肩車してあげよう」
ミルラ「…ありがとうございます」
ロイ「ファ、おいで」
ファ「わーたかーい」
イドゥン「…チキ」
チキ「ありがとー」
ヒーニアス「肩車するのは微笑ましいが…」
ターナ「そのぶん私達が…」
ソフィーヤ「この大量の米を…」
セリカ「運ぶのよね…」
アルム「うん、まさかこんなに運ぶとはね…」
サザ「ミカヤ…無理しないでくれ。俺が運ぶぞ」
ミカヤ「ありがとうサザ…」

時は少し戻り海チームに話は変わる
マルス「じゃあ釣りと素潜り組に別れようか」

セリス「で、エリンシア姉さんとマルス兄さんと僕の知り合いが釣りか」
ユリア「ラナ、私と勝負です」
ラナ「よかろう」
エリンシア「釣りするのは久々ですわ」
シーダ「タリスの海は魚もいっぱいですよ」
マルス「シグルド兄さんとヘクトル兄さんの知り合いは素潜りだね」
シグルド「うむ、私の銛捌きを見ていてくれ」
ヘクトル「ファリナとフロリーナは海女さんだな」
ファリナ「狙うのはアワビや雲丹よ!」
フロリーナ「ファリナ姉さん、サザエも」
アルヴィス「ディアドラは無理しないようにな」
ディアドラ「ありがとうございます」
マルス「じゃあみんなまたあとでね」

マルス「うーん…なかなか大物は来ないね」
シーダ「仕方がないですよ」
セリス「ユリアとラナはいっぱい釣ってるね。すごいや」
マルス(………あの2人ならタリスの魚全部釣りそうで怖いな)
エリンシア「みんな凄いわね」
マルス「いや、そんな食用の魚だけ釣りあげる姉さんもすごいよ」
エリンシア「ふふ、もっと釣らないとみんな足らないわね」
419夏だ!海だ!兄弟家だ! 2日目(昼)3/4:2010/08/16(月) 11:36:11 ID:3alSvAwC
一方素潜りチームは2人の指導者からコツを習っていた

ヘクトル「見ろ兄貴!でかいタコだぜ!」
シグルド「おお、焼いて食えばいい酒のツマミだな」
アルヴィス「これはなかなか難しいな」
クリス「俺も苦労しました。そこはこうやるんです」
ヘクトル「なるほどな。それにしても潜るのは大変だぜ」
シグルド「そうだな。だが意外と楽しくていいな」
アルヴィス「未だに互いに何も捕れてないけどな…」

クリス「貝とかは岩場に張り付いてるのでノミで剥がします」
ディアドラ「それにしてもクリスさんはあんなに潜れて凄いですね」
ファリナ「潜るってのも辛いわね。なかなかアワビはないし」
フロリーナ「でもサザエは採れましたよ」
クリス「私も最初は2分しか潜れなかったわ。皆さんも頑張れば…」
3人「いや、5分はいろいろ無理です」

そんなこんなで2組が合流し、互いにそれなりな魚貝を手に入れたとさ
ちなみにクリス2人は互いに修業の結果約5分潜れるとかで
タリスでは素潜りのプロとしてたまに来ているらしい

さて、時は狩りチームが山に来た頃に戻る
山チームは山の麓で狩猟チームと山菜採取チームに別れる
狩猟チーム
アイク、リーフ、エリウッド、ミスト、ワユ、イレース、セネリオ
山菜チーム
リン、ニニアン、フィオーラ、サナキ、ナンナ、ミランダ、サラ、ティニー

リーフ「エリウッド兄さん、狩りなんて大丈夫なの?」
エリウッド「うーん…まあ罠とかを使うだろうし大丈夫だと思うよ」
アイク「お、先生達が来たみたいだ」
現れたのは鎧を着た男が4人と鎧を着た女性が1人だった

アリティアで鳴らした俺達アリティア騎士団は、濡れ衣を着せられ
ドルーアに追われたがアリティアを脱出しタリスに潜った。
しかしタリスでくすぶっているような俺達じゃあない。
HPさえあれば命令次第で何でもやってのける命知らず、
命中99を避けて巨大な竜を粉砕する、俺達、アリティア騎士団テンプルナイツ!
カイン「俺はリーダーカイン。通称猛牛。突撃戦法と解説の名人。
   俺のような騎士じゃないと百戦錬磨の騎士どものリーダーはつとまらん」
アベル「俺はアベル。通称黒豹。自慢のルックスにエストはイチコロさ
   はったりかまして鉄の剣から銀の斧まで何でも揃えてみせるぜ」
ノルン「私はノルン。通称義勇兵。チームの紅一点。
   技の低さは成長とドーピングでお手のもの」
ゴードン「よお、お待ちどう。俺様こそゴードン。通称緑弓兵。
    弓の腕前ならアリティア一!囮?大陸一?だからなに」
ドーガ「ドーガ。通称壁。守備の天才だ。ハンマーからだろうが守ってみせらぁ。
   ただしブレスだけは勘弁な!」
俺達は攻撃が通らぬガーネフに敢えて挑戦する。
囮になるベンチウォーマーのアリティア騎士団テンプルナイツ!
縛りプレイをする時は、いつでも使ってくれ
420夏だ!海だ!兄弟家だ! 2日目(昼)4/4:2010/08/16(月) 11:38:26 ID:3alSvAwC
エリウッド「……………」
リーフ「……特攻野郎○チーム…」
アイク「ほう…今度手合わせ願いたい」
セネリオ「(キャラ崩壊的な意味で)酷い有様です」
カイン「あんたらが鹿と猪狩りのグループだな?」
アイク「ああ」
カイン「よし、じゃあ今からやるから見ていてくれ。行くぞアベル!」
アベル「ああ、遅れるなよカイン!」
そういって2人は猪の方へ走り猪を挑発して自らを追わせる
カイン「よし、かかった!ドーガ!」
ドーガ「わかっている」
カインがドーガの後ろに回りドーガが猪の体当たりに耐える
ドーガ「ぐっ!?今だ!」
ドーガが猪の動きを止めた隙にノルンとゴードンが弓を撃ち込む
猪は必死にドーガから逃れようとしてもがくが逃げられない
最後にカインとアベルが槍を猪に刺して猪は絶命した
カイン「こんな感じでやるんだ。じゃあ頑張ってくれ」
リーフ「いやいやいや!?なんかいろいろツッコミしたいよ!?」
エリウッド「これは僕には無理だね」
セネリオ「酷い有様です…」

アイク「抑える役はやはり俺がやるか」
イレース「私は弓の代わりに魔法を使います…」
ワユ「囮役は私だねー大将頼むよ」
ミスト「私は衝撃波で支援とお兄ちゃんの回復ね」

リーフ「あっちはやる気満々だー!?」
エリウッド「さすがアイク兄さんだ…」
セネリオ「我々は見物とかサポート役にに回りましょう」

ワユ「大将、行ったよ!」
ミスト「お兄ちゃん、危ない!」
猪「フゴ!(貰った!)」
アイク「どうして俺の前に立った…悪いが肉であるからには逃がしはせん」
猪「フ、フゴ!?(な、何だこの男…う、動けない…)」エリウッド「すごい…さすがアイク兄さんだ。猪が動かない」
リーフ「ていうかあれだと兄さんだけで事足りるよね」
セネリオ「さすがアイクです」

この日、タリスの動物達から青い髪の悪魔がいると伝説が作られた
あるものは逃げた。また、あるものは挑み散っていった
こうしてアイク達は大量の猪や鹿肉を手に入れたのだった

一方リン達の山菜チームはリンの嗅覚を頼りに採取していた
リン「あっちからも匂いがするわね」
サナキ「おぬし、本当にベオクか?ラグズ以上の鼻じゃぞ」
ナンナ「まあおかげで楽に集まりますから」
ミランダ「でもこんなに山菜取ってどうするのかしら?」
サラ「リーフに食べさせるんじゃないかな」
ティニー「麓で売って野菜を買うんですよ」
ニニアン「あまり採りすぎたらよくないですしそろそろ帰りません」
ソフィーヤ「それよりもエリウッド様が心配なんでしょ?」
リン「そうね。これ以上採ると他の人に悪いし帰りましょう」

こうして山菜チームも野菜と交換して合流したのであった

2日目(夕)に続く
421助けて!名無しさん!:2010/08/16(月) 15:35:21 ID:gxEou0lV
ネタだけ投下して感想を言う時間がなかったから、今書いておくよ

>>374-375
リーフェ…イ`、超イ`…多分無理だけど
GJ!

>>377-381
マクリル(じっちゃんの名)何してるんだよぉwww
てかエフラムが普通にロリコンしてるなw正直うざいww
GJ!

>>384-393
常にこのバージョンのリーフならお姉さんの一人や二人簡単に落とせると思うが、それは天下が許さないかw
…しっかしこの重騎士ロボの正体は何なんだ?
続きに期待しつつもGJ!

>>396
自分のネタもそうだがドーガ人生オワタ
GJ!

>>398
アイク…大 し た 奴 だ
GJ!

>>399
ララムとタニスの料理にこのクリスの鋼の味がする料理を混ぜたら…((((((;゚Д゚)))))))ガクガクブルブル
GJ!

>>409-410
凄く…羨ましいです…
とりあえず刺されないことを祈ろうw
GJ!

>>414-415
リーフお前…
所でユリアが自分も出来るのにという顔でそっち見てるんだが、何とか言ってやってほしい
GJ!

>>416-420
ツッコミ所が大過ぎるだろwwwwww
稲にカキーンするサザとかアリティア騎士団テンプルナイツとかアイクとか色々ワロタwww
そしてクリス二人は凄い…人間3分も酸素とらなかったら死ぬのに、一体どういう修行したら5分でも大丈夫なんだwwww
あとイドゥンさん乙です。
GJ!
422助けて!名無しさん!:2010/08/16(月) 18:08:01 ID:irmIDFtq
>>323
なんつーか、基本他国の人間だからじゃない?
423助けて!名無しさん!:2010/08/16(月) 18:09:17 ID:hrO7kCWV
ティニー「800Gです…お釣りを…すぅすぅ…」
アーサー「ティニー…もうコミケは終わったんだ…夢でまで売らなくていいんだ…
       完売したんだから今はもう休んでいいんだよ…」
イシュタル「ふぁあ…アーサーももう寝なさい…達成すると今までの疲れが一気にくるわね…」
イシュトー「Sドリンクでだましだましやってたからな…腕が腱鞘炎になりそうだ…」

ティルテュ「やほ〜みんなお帰り〜! ねぇねぇおでかけ楽しかった?
       お土産お土産!」
ヒルダ「あんたはあっちいってな!」
ティルテュ「ぶぅ〜ケチ!義姉さんの年増!」
ヒルダ「大きなお世話だよ!あんただって三十路過ぎじゃないか!
    いいから子供らを休ませてやんな!」
ティルテュ「アーサーはママにお土産買ってきてくれたよね〜?」
アーサー「母さん…悪いけど後にしてくれ…伯母さん…これが売り上げ部数だ…
      かなりいったと思う…」
ヒルダ「フン!まだまだ甘いね!
    私が現役のころは日に1000万以上売った事もあるんだよ!
    今はショップ売りとか通販とかもあるんだからこれくらいで満足してらんないよ。
    壁際サークルの道はまだまだ遠いんだよ!」
アーサー「わかってる…んなこたわかって…ふぁ…」
ヒルダ「フラフラしてんじゃないよ!さっさと寝ちまいな!」

十数時間後…

ティニー「あぅあぅ…まだしんどいです…あれ?
      枕元にアップルパイ?
      わ〜いこれが疲労回復に効くんですよね〜はむはむ…
      それにしても誰が作ってくれたんでしょ?
      母様はこういうのさっぱりな人だし…」

ブルーム「ふう…まだ体のふしぶしが痛む…なんか摘むか…ん?
      なんだヒルダ…厨房の片付けなぞメイドにでも任せれば…」
ヒルダ「う…うるさいねえ!なんでもないんだよ!あっちいってな!」
424助けて!名無しさん!:2010/08/16(月) 19:31:06 ID:7mazYkUD
ヒルダ様がツンデレwww
ちゃんと労ってるよ、GJ!
425助けて!名無しさん!:2010/08/16(月) 20:31:40 ID:XLsyKYh+
自分が過去に書いたネタを含めてハーディンが涙目過ぎるので、
何かしらの救いが出来るようにと願ってこのネタを書いた。反省はしていない
ちなみに少しばかり「幼女の旗の元に」の設定をお借りする。
〜おでん屋台:SHIKKOKUお☆で☆ん!にて〜
漆黒の騎士「ハーディンよ、またニーナという女に色々言われたのか」
ハーディン「ううっ・・・結婚して数年、未だに妻に手が出せないとか・・・orz」
漆黒の騎士「仮にも貴殿は現アカネイア皇帝・・・もっと男らしく振舞われよ!」
ハーディン「ニーナの意見を尊重してるからな。駄目だと言われたら大人しく諦めるしかないのだ」
漆黒の騎士「サラの誘惑に耐え続けてるアイクの弟を髣髴とさせるな・・・かなり、(理性が)やる。
      ・・・確かにそこは貴殿の良い所。だかそれでは幸せは来ぬ!
      ・・・ニーナも外にすまぬ仮面作ってるのだから貴殿も作られよ」
ハーディン「ば・・・馬鹿を申すな!私はそこまで堕ちてないわ!」
漆黒の騎士(そもそもこの皇帝には女性との接点がまるで無い・・・せめて心を許せる異性がいれば・・・)

???? 「はぁ〜、兄上はどうしてあんな事に・・・正にどうしてこうなった!(AA略)・・・だなorz」

ハーディン「ぬっ・・・」
漆黒の騎士「あの赤髪・・・ドラゴンナイトか?」
ハーディン「貴殿は・・・ミネルバ殿!?」
ミネルバ 「ハーディン公!・・・まさかこんな場所で出会うものだとは思わなかった」
ハーディン「私もだ。さぁ、隣に座れ」
ミネルバ 「ああっ、分かった・・・・・卵を二つと、ガンモを一つ、煮昆布を一つ。
      ・・・そしてビールを一杯頼む」
漆黒の騎士「了承した。少し待たれよ」

ミネルバ 「ふふっ、ここのおでんは良い匂いがするな。何故かちくわや煮昆布などが黒いが・・・」
ハーディン「・・・どうしてココに?」
ミネルバ 「貴殿に答える義理は無い」
ハーディン「かつて共に脱走兵退治をした身だというのに、冷たいな」
漆黒の騎士「・・・二人は知り合いか?」
ミネルバ 「ああっ、昔マケドニアの脱走兵たちを退治するときに、ハーディンと彼の配下に助けてもらったんだ」
ハーディン「詳細を知りたい香具師は新・紋章の謎を今すぐに買い、
      新・アカネイア戦記2章をプレイされよΣ(゚Д゚)m9」
漆黒の騎士「・・・ミネルバよ、出来たぞ。これを食べられよ。つ『卵×2、ガンモ、煮昆布(以下略』」
ミネルバ 「うむっ、美味しそうだな。頂きます・・・(パクッ)・・・んっ・・・味が中まで染み透っていて美味しい!
      次はパオラたちも呼んでくるとしよう・・・(パクッ、パクッ」
ハーディン「・・・やはり、ミシェイルかマリア姫の事か?」
ミネルバ 「!!、ゲホッ、ゴホッ、ゴホッ!・・・な、何を言っている?!」
ハーディン「ミネルバ殿よ、顔にそう出ている・・・家族の身を案じてる時の顔だ」
ミネルバ 「ふっ、流石はアカネイア皇帝・・・と言った所だな。
      実はかなり切り出しにくい話なのだが・・・」
ハーディン「はははははっ!そんなに謙遜する必要は無い。
      私も家族関係の問題がある身故に・・・もしや的確なアドバイスをあg」
ミネルバ 「数時間ほど前に兄上がマリアの性教育役になると言い出してきた」
ハーディン ( ゚Д゚)・・・ ( ゚Д゚ )
ミネルバ 「こっち見るな」
ハーディン「・・・それは自棄酒が飲みたくなる話だな」
ミネルバ 「ああっ、だから飲みに来たのだ。ハーディン殿もか?」
ハーディン「うむっ・・・私が金を出すからお互い盛大に飲もう」
ミネルバ 「わざわざ金を出してくれるか・・・感謝する」
ハーディン「支払いは任せろー!(バリバリッ」
ミネルバ  (アカネイア皇帝にもなって今だにサイフがマジックテープ・・・だと・・・!?)
     「やめて!」

〜数時間後〜

ハーディン「ニーナは何でカミュの所逝っちゃうんだアアアアッ!!!(怒」
ミネルバ 「兄上・・・どうしてマリアばかり構うんだ・・・(´;ω;`)」
漆黒の騎士(ハーディン公は怒り上戸・・・そしてミネルバ王女は泣き上戸か)
ハーディン「つけあがるなよカミュ!」
ミネルバ 「槍A斧Bって一体何だ?
      ・・・どぉしてマケドニア当主なのにオートクレール使えないんだ(´;ω;`)」
ハーディン「ミネルバよ、わしは断言する。貴様の兄の言動がAKJの仕業でなければニーナをガーネフに明け渡す!」
ミネルバ 「随分と大胆な賭けだなぁ」
マルス  「つまり原作でこの賭けに負けたんですね、分かります。
      てか結婚して未だに童貞とかクックルドゥドゥドゥwwwww
      ミネルバも兄貴がロリコンだと大変っすねウェウェウェwwwwwww」
ハーディン「あ、てがすべった(棒 つグラディウス」
ミネルバ 「きぐうだな、わたしもてがすべった(棒 つオートクレール」
マルス  「アッー!!」
漆黒の騎士「そもそも子供は寝る時間だ。身の程を弁えよ!」
ハーディン「(少し酔いが醒めた)・・・ふぅ・・・ミネルバ殿よ、貴殿とは、良き飲み仲間になれそうだな」
ミネルバ 「・・・ああっ、そうだな」

〜次の日の朝〜

ハーディン「・・・zzz・・・zzz・・・」
ミネルバ 「・・・zzz・・・zzz・・・」
漆黒の騎士(気付いてたら二人とも寝てしまったか・・・もう少しだけそのままにしておくか
      しかしハーディン、良かったな・・・いい飲み仲間が出来て)
・・・・ちなみにミシェイルを駆り立てたのはAKJじゃなくて鉄血幼女守護同盟である。

ミシェイル「・・・エフラムの言う通りだな。
      兄が幼女や少女を護り、正しく導く事こそがマケドニア、しいては世界を豊かにする。
      そのためにもまずは自分の家族から導いてゆく!」
マリア  「お、お兄様・・・?」
429助けて!名無しさん!:2010/08/16(月) 21:21:24 ID:FuuyiSLV
ミシェイルは妹のために本当に命を投げ出したからな、エフラムと話も合うだろう

 エフラム「妹のためなら命を賭けることも辞さないその覚悟は素晴らしい、俺も見習わなければな」
ミシェイル「お前の考えは他の傲慢な者とは違うようだな、目指す道が同じ者がいるというのも悪くない」

エイリーク「兄上に友人ができることは素晴らしいのですが…よ、よいのでしょうか…」
   サラ「特に意識しないであそこまで自分のために働かせるとか凄いじゃない
      あなた才能あるわ、私がもっといい操縦のしかた教えてあげよっか?」
  マリア「あ、あの…何言ってるかよくわからないんだけど…」
 ミネルバ「妹におかしなことを吹き込むのはやめてくれないだろうか…君が言うと洒落にならない…」
430助けて!名無しさん!:2010/08/16(月) 23:51:23 ID:FymDNoyO
誰でも彼でもロリコンにすればいいというものではないと思うのだが。。
431助けて!名無しさん!:2010/08/17(火) 00:08:27 ID:dqPckTZt
つ >>5
咥えるなら別にこの設定に便乗しなきゃならんわけじゃないんだよ?
貴方が普通のミシェイルを書きたいなら書いてもいいんだよ?
432助けて!名無しさん!:2010/08/17(火) 00:09:16 ID:TT9FCfvP
>>430
>>4>>5をよく読んで欲しい
投下されるってことはそういうのが好きな人もいるのよ、例えば俺とか
合わんと思ったら黙るか別方向のネタを投下するのが健全
433助けて!名無しさん!:2010/08/17(火) 10:38:15 ID:7jL4BfoC
実際ミシェイルはロリコンのイメージはないけどなー。
むしろシスコ…うわなにをするやめr
434助けて!名無しさん!:2010/08/17(火) 11:09:17 ID:s9LaIiHB
エフラムや牙の連中もそうだがロリコンは大抵シスコンも兼業してる気がする。
ミシェイルの場合マリアが幼いから傍からはロリコンも兼ねて見えるかもね。

そういや…新暗黒竜で無かった事にされたけど…
ミシェイルはレナに振られてる…

しかし>>427でわざわざいけずを言いに来てしばかれるマルスwww
常にこんな事をしてるのだろうか。体がいくつあっても足らんww
GJ!

>>429
サラ様怖いwww
435助けて!名無しさん!:2010/08/17(火) 13:38:51 ID:eiCIW+LB
>>417-420
班分けではエリンシアがいないのに実際にはエイリークがいない謎
436助けて!名無しさん!:2010/08/17(火) 14:43:34 ID:w67xf/qe
>>435
あ…やっちまった…ごめんねエイリーク
さすがに人数多いと忘れちまうんだ
とりあえずスナイパーに壊れた弓で勝負してくる
437助けて!名無しさん!:2010/08/17(火) 15:56:01 ID:QrjraT6P
>>435
実はいい人「エイリークなら私の隣で寝てるよ」
438助けて!名無しさん!:2010/08/17(火) 16:19:16 ID:s9LaIiHB
>>437
絶世美王女「それはモルダですわ。エイリークならわたくしの隣で寝ていますわ」
439助けて!名無しさん!:2010/08/17(火) 17:05:48 ID:zqy7vw3Y
>>438
兄貴「それ、満足町長さんだぞ?」
440助けて!名無しさん!:2010/08/17(火) 19:33:21 ID:35AbY1gb
>>439
ツインテ竜少女「お兄ちゃんは私達の間で寝てたじゃないですか」
暗黒毒電波少女「なので双子の妹のことは知らないわ」
441助けて!名無しさん!:2010/08/17(火) 19:56:42 ID:w67xf/qe
>>440
天馬騎士王女「わ、私は?」

ところで普通3人が並んで寝ると川の字を使うがこの場合は
小の字が合うのは間違いないな
442助けて!名無しさん!:2010/08/17(火) 20:44:20 ID:tKznkjTA
むしろ↑で
443助けて!名無しさん!:2010/08/17(火) 21:24:49 ID:JG9WFf0d
サラとミルラがエフラムを篭絡するために
最強少女タッグを組むとか胸が熱くなるな
444助けて!名無しさん!:2010/08/17(火) 23:14:01 ID:7jL4BfoC
ワープの杖でマムクートが飛んでくるんですね、わかりますw
トラキアでそんなマップがあったなと。
もし新紋章で敵がワープ使ってきたらやばかったと思うんだw
445助けて!名無しさん!:2010/08/18(水) 00:47:01 ID:+he4ph/v
脳みそないのは自分の弱さに打ち勝てない仮面を自分でつけた頭が無駄の糞ダメロード
馬鹿のする馬鹿の話の馬鹿な乗りの勢いはメガネ仮面がオナニー臭くてイヤァ
成広のやつは金額の紙切れと雑誌に載る0の数以外はメリットの具合がどうでもいいの
ほかのバカ3ロードも同罪なの 金でつながってるだけ
きずななんかまったくないのねん
446夏だ!海だ!兄弟家だ! 2日目(夕) 1/5:2010/08/18(水) 04:46:41 ID:SqvEQfeJ
最初にバーベキュー会場に着いたのは海組のエリンシア達だった

ラーチェル「何だか私とエイリークがいなかった気がしますわね」
エイリーク「気のせいですよ。アルムじゃあるまいし」

アルム「………僕は影が薄くないよ!!」
セリカ「どうしたの!?」
アルム「いや、今叫ばなくちゃいけない気がして」

エリンシア「とりあえずバーベキューの準備をしましょう」
マルス「じゃあ僕とセリスは水を汲んでくるよ」
セリス「わかった、行こうマルス兄さん」
シグルド「なら私とアルヴィスは火をおこすか」
アルヴィス「ふん、貴様よりも早く火を着けてやる」
エイリーク「私は…これから来る野菜を切ります」
ラーチェル「なら私m…」
エイリーク「ラーチェルはみんなの誘導をお願い!」
ラーチェル「…エイリークの頼みなら…わかりましたわ」
シーダ「私は魚を捌きます」
ディアドラ「あ、私も手伝います」

セリス「ところでヘクトル兄さんはどこ行ったの?」
シグルド「…そういえば途中からビラク氏に追われていたような…」
マルス「ああ、ヘクトル兄さんならビラクさんに追われて逃げてたね」
セリス「そのあとは?」
2人「「ごめん、知らない」」
その頃ヘクトルは…
ヘクトル「だぁぁぁ!?来るな!俺について来るな!」
ビラク「待ってよへっきゅん!俺と一緒に突き合おうぜ」
ヘクトル「お前が言うと洒落にならねえんだよ!!」
タリス近海で追いかけっこをしていた…
ヘクトル「誰か助けてぇぇ!!」
ファリナ「しょうがないわね…」
フロリーナ「ヘクトルさん、これに捕まって!」
ペガサスに乗った2人がヘクトルに縄梯子で救助した
ビラク「あ!ずるいよへっきゅん!!逃げないでー」
ヘクトル「た、助かった…2人ともサンキュー」
ファリナ「ふ、ふん。帰ったら何か奢りなさいよ」
フロリーナ「ところであの人鮫に追われてますがいいんですか?」
ヘクトル「奴は不死身だ。放っておいて飯を食べに行くぞ」
 鮫
鮫ビ鮫
 鮫
ビラク「ちょ!?素手で鮫に勝てるわけないよ!!助けてへっきゅん!」

続いてミカヤ達の米が到着した
ミカヤ「あら、もう準備してるのね。今手伝うわ」
エフラム「俺達は米でも炊くか」
ミルラ「…これが飯盒ですか」
チキ「変なかたちー」
ファ「なんでー?」
イドゥン「何故ですか?」
ヒーニアス「この形なら一本の棒でより多く重ねられるからだとからしいぞ」
ターナ「あら?私は携帯する時に身体にフィットするからって聞いたけど…」
ソフィーヤ「どっちの話も本当っぽいですね」
アルム「おかしいな。こういう時にはルーテさんg…って!?」
セリカ「ルーテさん…大丈夫?」
ルーテ「私…優秀…ですから…」
サザ「米を運んでたらダウンしたみたいだな」
ロイ「あ…ごめん。僕達の代わりに…」
447夏だ!海だ!兄弟家だ! 2日目(夕) 2/5:2010/08/18(水) 04:47:34 ID:SqvEQfeJ
倒れたルーテをターナ達が介抱している頃に山メンバーが合流する
アイク「待たせたな。ほら、これが戦果だ」
エリウッド「途中から猪も逃げ出してたよ…」
ワユ「私も鹿を狩ったんだよ。まあ大将には負けたけどさ」
ミスト「結局お兄ちゃんは1人で倒すんだもん」
イレース「…お腹空きました」
リーフ「だからって僕に猪を止めさせるなんて…何度ひとでなしって言ったか…」
セネリオ「酷い有様でした」
サラ「痛がりながら叫ぶリーフ…素敵」ゾクゾク
ティニー「サラ…さすがにそれは…」
ミランダ「まあリーフだし」
ナンナ「大丈夫ですか?」
リーフ「…大丈夫。あんなのブラザーアーチよりは楽だよ」
リン「…リーフ…あんた…(血まみれの服で説得力ないわよ…)」
サナキ「それにしてもこの野菜もおいしそうじゃ」
ニニアン「はい…あの漆黒の騎士って人は優しかったですね」
エリウッド「あ、ああ…(あの人いったいいくつ仕事持ってるんだ?)」
フィオーラ「とりあえず皆さんで仕事を手伝いましょう」

ミルラ「わっ、泡が溢れてきました…」
エフラム「ミルラまだ開けてはダメだ」
チキ「はじめちょろちょろなかぱっぱ」
ファ「あかごないてもふたとるなー♪」
イドゥン「エフラムさん、詳しいですね」
エフラム「そうか?昔はよくエイリーク達とキャンプしたからな」
ロイ「あー僕も何回か行ったよね」
アルム「覚えてるなー懐かしい」
イドゥン「なるほど…今度うちも家族で行ってみます」
エフラム「そうか。なら帰ったらリーフのキャンプ関連の本を貸そう」
ロイ「………(さりげなく勝手にリーフ兄さんの本を貸してるね)」ヒソヒソ
アルム「………(まあリーフ兄さんだし仕方がないよ)」

セリカ「ルーテさん、大丈夫ですか?」
ルーテ「…はい、だいぶ元気になりました。優秀ですから」
ヒーニアス「熱中症の可能性もあるから無理しない方がいい。ほら、水だ」
ルーテ「すいません、ありがとうございます」
ターナ「ニニアンさんから氷貰ってきたよ。はい、どうぞ」
ルーテ「ありがとうございます…気持ちいい…」

サザ「ミカヤ、この貝はここでいいのか?」
ミカヤ「ええ、ありがとう。あとあの魚もお願い」
エリンシア「エイリークちゃん、そこの塩取って!」
エイリーク「はい、姉上!」
シーダ「こっちの野菜は下ごしらえ終わりました!!」
セリス「すごいね…」
マルス「うん…戦場だね…」
エリンシア「マルスちゃん、水頂戴!セリスちゃんは肉を分けて!」
マルス「は、はい!」
セリス「う、うん!」
下ごしらえをしている女性陣はもはや話し掛ける余裕がない
水を汲み終えたマルス達は頼まれるがままに仕事をするのだった
448夏だ!海だ!兄弟家だ! 2日目(夕)3/5:2010/08/18(水) 04:48:36 ID:SqvEQfeJ
下ごしらえが終わり各々がいろんな組み合わせで別れ、食べはじめた
そんな中大食い4人組は焼き上がるとすぐに肉を食べ始めていた
アイク「うまい」バクバク
イレース「おいしいです」バクバク
エフラム「あ、ヘクトル俺の肉取るな!」ガツガツ
ヘクトル「エフラム兄貴こそその肉は俺のだ!」ガツガツ

そんな4人をミカヤ、サザ、エリンシアは眺めていた
ミカヤ「あの4人はキャンプでも相変わらずね」
サザ「さすが団長としか言えないぜ…」
エリンシア「兄上やエフラムちゃん、ヘクトルちゃんは野菜食べてないわね…」

マルスはシーダとチキと一緒にシーダの調理した魚を食べていた
マルス「うん、この焼き魚おいしいよ。さすがシーダだね」
シーダ「マルス様のために頑張りましたから」
チキ「おいしいよ。これならマルスお兄ちゃんのいいお嫁さんになるね」
マルス「チ、チキ!?(///)」
シーダ「チ、チキちゃん…(///)」

フロリーナは皆から離れ、遠くからヘクトルを見つめていた
そんな親友の様子を見てリンは親友のところへ行ったのであった
リン「あれ?てっきりヘクトルのところに行くかと思ったのにどうしたの?」
フロリーナ「ヘクトル様以外の殿方が…」
リン「ああ、そうよね…ごめんね。とりあえず私と一緒に食べない」
フロリーナ「ありがとうリン。このサザエどうですか?」
リン「うん、おいしいわ」
フロリーナ「よかった」

ユリアとラナはセリスに自らが釣った魚を渡していた
ユリア「その魚は私が釣ったやつですわ。お、おいしいですか?」
セリス「うん、この魚はおいしいね。これも」
ラナ「それは私が釣ったやつですわ。お口にあって何よりです」
セリス「ユリウスにも食べさせてあげたいなー」

こちらにはルーテと看病していたヒーニアス、ターナがいた
ルーテ「ふぅ…ようやく熱中症の症状も治りました」
ヒーニアス「そうか。ならすまないが我々も宴に行かせてもらうぞ」
ルーテ「ええ、看病していただきありがとうございました」
ターナ「じゃあごゆっくりね」
ルーテ「はい?」
ルーテがターナの言葉に理解できないでいると背後から誰かが現れた
アスレイ「ルーテさん、大丈夫でしたか?」
ルーテ「アスレイ…どうしてここに?」
アスレイ「さっきヒーニアスさんにルーテさんがダウンしたと連絡が着てね」
ルーテ「そう…ですか。わざわざありがとうございます」
アスレイ「大事がなくてよかったです。じゃあ僕はこれで」
ルーテ「待ってください。せっかくですから一緒に楽しみましょう」
アスレイ「…わかりました。それでは行きましょうか」
ルーテ「はい」
449夏だ!海だ!兄弟家だ! 2日目(夕)4/5:2010/08/18(水) 04:50:49 ID:SqvEQfeJ
アルムとセリカは相変わらずいちゃいちゃしていた
アルム「うん、このおにぎりおいしいよ」
セリカ「アルムの支援があったからよ」
シグルド「何でもかんでも支援にするのはよくないな」
アルム「兄さん、何でいるの?ディアドラさんはいいの?」
シグルド「…アルヴィスとの勝負に負けたんだ…orz」
セリカ「それで私達にウサ晴らしなんて情けないわよ!」
シグルド「…うっ…うわぁぁぁぁぁん!!」

エイリークはラーチェルとゆっくり食事を楽しんでいた
ラーチェル「そういえばエイリーク、最近はどうですの?」
エイリーク「えーと…何がでしょうか?」
ラーチェル「決まってるじゃない。胸よ、胸」
エイリーク「全然成長しませんわ…orz」
ラーチェル「私もですわ。お互い苦労しますわね…」
エイリーク「……いつか、いつか成長すると願いましょう!」
ターナ「お待たせエイリーク、ラーチェル。何話してたの?」
ラーチェル「ターナにはわからない話ですわ」
エイリーク「ふふ…そうね。ヒーニアス様は?」
ヒーニアス「呼んだかエイリーク。ほら、人間分の飲み物だ」
ラーチェル「あら、気が利くわね」
エイリーク「ありがとうございますヒーニアス様」

ワユ、ミスト、サナキはアイクのことについて話していた
ワユ「やっぱり大将に近づくのは大変だねー」
ミスト「追い掛けたけどお兄ちゃんには意味がなかったね」
サナキ「アイクじゃからな。だが楽しいからまだいい」
ワユ「確かにあそこで泣き叫んでる人にはなりたくないね…」
ミスト「明日も頑張ろう…うん」
サナキ「そうじゃな…」

エリウッドはニニアン、フィオーラと静かに食べていた
エリウッド「はぁ…今日は兄さん達も静かだし楽だね」
ニニアン「エリウッド様…」
フィオーラ「おいたわしや…」
エリウッド「このお粥おいしいよ。山菜がおいしい」
ロイはイドゥン、ファ、ソフィーヤと仲良く食べていた
ファ「ロイお兄ちゃん!野菜食べたよー!」
ロイ「お、ファは偉いな」
イドゥン「偉いですよファ」
ソフィーヤ「ファは元気ですね」
ファ「だってたのしいもん!みんなでいるからね!」
イドゥン「ありがとう、ファ」

ミランダとティニーはリーフとナンナ、サラを探していた
ミランダ「おかしいわねーみんなどこ行ったのかしら?」
ティニー「せっかく私達が集めた山菜を食べさせようと思ったのに」
ミランダ「サラもいないし不思議よね」
450夏だ!海だ!兄弟家だ! 2日目(夕)5/5:2010/08/18(水) 04:52:32 ID:SqvEQfeJ
ミランダとティニーが捜すサラはミルラと2人で話していた
ミルラ「…何ですか?お兄ちゃんは渡しませんよ」
サラ「ふふ、安心して。兄様の取り合いをするつもりはないわ」
ミルラ「…なら何故私を呼んだのですか?」
サラ「今日の夜0時、何人かの人達であるお話をしたいの」
ミルラ「お話…ですか?」
サラ「ええ、0時だからミルラには辛いかもしれないけど」
ミルラ「…わかりました。それでは」
サラ「ふふ…あとはファリナさんとミランダね」

リーフは皆から少し離れたところでナンナと2人で食べていた
リーフ「ミランダ達とも食べようかと思ってたんだけど…どうしたの?」
ナンナ「あ、あの…昨日のことなんですけど…」
リーフ「…えーとお酒の話なら僕もまったく覚えてないからね」
ナンナ「違います!夕方の海の話です」
リーフ「………そのことは…」
ナンナ「…見たんですよね?」
リーフ「…はい」
ナンナ「…あ、あれは事故だったんです。たまたま脱げちゃって…」
リーフ「わかってるよ。ナンナがそんなことしないのはよくわかってる」
ナンナ「……え、えーと…そ、それだけです!失礼します!」
リーフ「あ、ナンナ?…行っちゃったよ。僕も戻るか」

ちなみに一応仕事で来ていたイリオスは昼間1人で撮影していた
皆がバーベキューを楽しんでいた頃、旅館に帰って来て
オルエンとフレッドの3人で静かに夕食を食べていたのだった

2日目(夜)に続く
エイリークとラーチェルを忘れていたのは謝る
だが筆者だって忘れたりだってするさ人間だもの
451助けて!名無しさん!:2010/08/18(水) 06:51:12 ID:Ghh7Njgy
GJ!
サラは何をするつもりなんだw
452助けて!名無しさん!:2010/08/18(水) 10:12:48 ID:2MaSJR0+
>>445
何言ってんだコイツ
453助けて!名無しさん!:2010/08/18(水) 10:19:41 ID:NFawL8mp
何故スルーしない
意味不明、荒らし、叩き、キチガイの類はスルーが原則
繰り返すようなら削除依頼だよ
454助けて!名無しさん!:2010/08/18(水) 12:03:32 ID:2MaSJR0+
>>453
すまん
455ジャファル:2010/08/18(水) 13:49:14 ID:nExa+f1n
>>454
…気にするな…だがスルーは大事だ
荒らしとそいつに反応する輩は…練成キルソードで瞬殺する
……何度も言うが瞬殺であって瞬殺(笑)ではない
456助けて!名無しさん!:2010/08/18(水) 16:28:42 ID:98KmRYNO
>>423
ティニーが壁際サークルになったらヒルダは感激して泣く気がする。
フリージ家楽しい一家だなGJ!

>>426-428
ハーディン…少しでも気晴らしができてよかったね…
好きなキャラだし出番があると嬉しいです!
GJ!

>>429
サラ様怖いです怖い!?
マリア…

>>446-450
意外に純情なマルスに驚いた。
シーダを幸せにしてくれマルス。
GJです!

>>455
ジャファル乙

>>328-332の続き投下します
457幼女の旗の下に:2010/08/18(水) 16:29:24 ID:98KmRYNO
217

4 ジャファルの携帯に電話する あいつならニノの居場所をつかんでるんじゃねえかな?

ライナス 「…そういや最近ジャファルの奴見かけないな…どら、アイツに聴いてみるか」

携帯を手に連絡を取ってみる。
出ない……
ライナス 「あんだ…出れないのか? しゃあねえな」
数度コールして出ないのを確認するとライナスはニノの部屋にたこ焼きを置いてメモを書き添えると部屋を出て行った。
メモには一言『ライナス兄ちゃんからの土産だ。あっためて食え』と書いて置いた。



ジャファル「……」
ポケットに入れた携帯が震えている。
常にマナーモードに設定されており、バイブレーションも最弱に設定してはあるが電源を切っておけばよかった。
万一ニノから電話があった時のため切らずにおいたのが裏目に出たかもしれない……

ここはトラキア地区某所……暗い部屋の一角、樽の中に身を潜めていた時に携帯が鳴った。
当然出れるはずもない。数度のコールの後携帯は止んだ。

ウルスラ 「…なにか…聞こえなかったかしら?」
ほんの僅かな振動だったのだが…四牙は伊達ではない。
ヴァイダ 「あん? ここの周りは子分どもが固めてる。ネズミ一匹入り込んでるはずぁないよ」
ウルスラ 「どうかしらね? ポリ崩れの子分の仕事が当てになるのかしら?」
ヴァイダ 「ケッ…言ってくれるじゃないか! ヒース! その辺を調べてみな!」
ヒース  「はい、警部!」
ヴァイダ 「その呼び方はよせってんだろ!」
ヒース  「す…すみません…クセで…」

男が部屋を調べ始める。
ジャファル(チッ……)

ヴァイダ 「報告はさっきまでので全部だよ。とっとと失せな!」
ウルスラ 「あら、まだ貴女の仕事は終わっていないもの。この件が片付くまでは特等席で見物を決め込ませてもらうわ。
      せいぜいソーニャ様を失望させないようにね?」
ヴァイダ 「ケッ…んなこたわかってるよ!あんたも見たろ。スラムでも裏街でも仕事は上手くいってる。
      後は戦争して捻り潰すだけさ。そいつが済んだら約束の件を忘れるんじゃないよってソーニャに伝えときな!」
ウルスラ 「一度追われた場所に帰りたいなんて物好きね…承ったわ」

ジャファル「……」
ヒースと呼ばれた男の足音が近づいてくる。
置かれた箱や樽を蹴倒し、中を改めている。
もう少し時間をかけて調査したかったが潮時だろう。そう判断しリターンリングをもって脱出した……
458助けて!名無しさん!:2010/08/18(水) 16:32:18 ID:98KmRYNO
218

トラキアのマフィアたちの会合は終わった。
日頃のいがみ合いは棚に上げ、牙との全面抗争に突入する事となる…
リフィス 「さて…そう段取りが組まれた以上俺も手下に準備させねぇとならねぇわけだが…」
ギース  「おめえんとこはどんくらい兵隊を出せるんだ?」
リフィス 「へへへ…うちんとこはギースさんみてぇにでかくないすからねぇ。15人がいいとこでさ」
バレンシア系のシンジケートのドン、ギースはリフィスとは比べ物にならないほどの大物だ。
砂漠地帯を跳梁跋扈し、海運でも違法品の取引や海賊行為で多大な利益を上げている。
ギース  「トラキアは紋章町の盗品ルートの要路だ。牙どもに荒らさせるわけにゃいかねぇ。
      …あん…? なんだこのガキ? おめえの小間使いか?」
リフィス 「そんなようなもんでさ。おいルー! 親分さんに挨拶しな!」      
リーフ  「ルー・ファリスです。リフィス親分のお世話になってやす」
ギース  「おう…んじゃあおめえらもしっかりやれや」

ドン達は順次部屋を出て行く。ほぼ人気が消え失せた頃にリーフとリフィスは部屋を出た。
軽く周囲を伺うが誰もいない…
リフィス 「……ぷっはぁぁぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜………」
緊張しきっていたのか一気に息を吐き出してしまった。元来彼はとても小心だ。顔色が悪い。
リーフ  「どうしやしたボス?」
リフィス 「もうからかわねぇでくれよ…誰もいねぇって…」
リーフ  「みたいだね」
リフィス 「んじゃあどうすんだ? この事態によ」
サラ   「そうね、どうしようかしら?」
リーフ  「うぎゃあっ!?」
リフィス 「のわあ!?」
サラ   「あ、そんなに驚く事ないじゃない」
リフィス 「いきなり背後から声をかけられりゃ驚くっつーの…一人で歩いてきたわけじゃねえよな?」
リーフ  「この街は女性や子供が一人で出歩ける街じゃないよ。サラなら平気だろうけどね」
サラ   「リワープよ。それよりどう動くのかしら?」
リーフ  「そうだね…まずは皆をあつめようか…リフィス、連絡を取ってくれる?」
リフィス 「りょーかい。まったく…流血沙汰だけはごめんだぜ…俺は荒事は苦手なんだ」
リーフ  「血の気の多い悪党ばっかだからねここは…いつも誰かが誰かを狙ってる。
      だけどさ…あまり暴れられるとトラキアの根底も潰れちゃうんだよね。
      僕はこの雑多で猥雑で下衆だらけで…それでもギラギラして活力のあるこの街がわりと気に入ってる。
      度を過ぎないぶんにはね」
リフィス 「肝に銘じておくよ。ボス」
サラ   「そして私はボスの危険な愛人…」
リーフ  「…幼女じゃ似合わないさ! そういうのはもっとこう…不二子さんみたいな
      ルパンダイブをかましたくなるナイスバディの…や…やめて僕が悪かったアッー!」

3人はトラキアの闇夜に消えていった……
459幼女の旗の下に:2010/08/18(水) 16:33:01 ID:98KmRYNO
219

翌日の午後、マンスターの駅に一人の紳士の姿があった。
周囲に幾人かのお供の姿があり、彼が貴族であることが伺える。
従者たちは懸命に主人を説得していた。
フィン  「どうかお考え直しください。単身で南に入るなど賛成できません。
      南トラキアがどれだけ治安の悪い土地かはご存知でしょうに」
キュアン 「トラバントとサシで話をしてくるだけさ。護衛なんて連れて行ってどうやって腹を割った話が出来る」
フィン  「…では…せめてこのフィンだけでもお連れください」
キュアン 「だから心配するなっちゅーに。俺にはゲイボルグがある。
      そこらのチンピラにやられると思うか?
      ちょっと行ってすぐ帰ってくるだけだって」
フィン  「ですが!」
キュアン 「あっちむいてほい!」
フィン  「ほい?」
思わず指差した方を向いてしまう。
その隙にキュアンは電車へと飛び乗った。調度発車の時間である。
フィン  「キュアン様!?」
キュアン 「政治家ちゅーのはフットワークが軽くないといかんぞー。じゃーな。明日には帰る」
従者A  「フィン様…いかがしますか?」
フィン  「や…やむをえん。次の電車は何時だ!?切符を買って来い!」
従者B  「はっ!」

フィンはキュアンを押し留めるつもりであったので入場券しか買ってなかったのだ。
駆け出した従者は切符の販売機を求めて改札を出る…そしてフィン達から見えなくなったのを確認すると…電話をはじめた…
従者B  「レイドリック様…急報です…ええ…キュアンが南トラキアに…はい……報酬の件は…」
460幼女の旗の下に:2010/08/18(水) 16:33:44 ID:98KmRYNO
220

トラキアで騒乱が起き…牙では四牙のうち3人がソーニャにハブにされ事態から置き去りにされている。
この状況をロイドもライナスも面白からず思っていた。
断片的な話はいくつか漏れ聞こえてくるのだが…
事務所に顔を出しても2人の表情は暗い。
エフラム 「お前等…なんかあったのか?」
ライナス 「いや…なんでもねぇよ」
エフラム 「そうか…最近はジャファルもあまり顔を見せん…会ったら事務所に顔を出すように言っておいてくれ」
ロイド  「わかった…」
ターナ  「……ねえ2人とも…もしかして牙の事で悩んでるんじゃないの?
      前にジャファルが言ってた…レイドリックがどうとかって件で…」
エフラム 「む…そうなのか?」
ロイド  「別件だ。今度の祭りの仕切りでちょっといろいろあってな」
ライナス 「そういうこった。顔に出しちまってわりいな」
ロイド  (この件に党を関わらせるわけにはいかねぇ…マスコミにでも掴まれたらイメージダウンもいいとこだ…)
カナス  「党首。今度の演説会の原稿を纏めて置きました。暗記をお願いします」
エフラム 「わかった。なに、自分で書いたもんだ。すぐ頭に入る」
ディーク 「おーいお客さんだぜ」
注目が客に集まる…ロイド達に向いていた意識は皆客人に傾いた。
ダーレン 「しばらくですな」
エフラム 「おおダーレン殿!」
ダーレン 「以前申し上げた通り、プリシラたんのため党の末席に加えていただきたい」
エフラム 「歓迎しますぞ。よく来てくださった!」
ターナ  (いままでどおりリキア民主党から出馬すればまず間違いなく議員を続投できるのに…
      男ってアホばっか…いや…ここが特殊なのよね…わかってるんだけど…)
461幼女の旗の下に:2010/08/18(水) 16:35:09 ID:98KmRYNO
221

そのプリシラはムシャクシャしてちゃぶ台をひっくり返していた。
このところAKJが進めていた新規会員の募集が捗らないのだ。
…というのもブラコンの妹の勧誘はすでに一段落している。
ブラコンでない妹を引きずり込むのは容易ではなかった。
プリシラ 「まったく…KINSHINの啓発活動が足りないようですね…
      ラケシス会長の妹さんまで断るなんて…素敵なリーゼントの兄がいながら
      あんな貧相な葉っぱのどこがいいんでしょうか…」
本気で理解できない…
その時プリシラの携帯にメールが入った。
プリシラ 「?」
ラウスの叔父様…ダーレンからだ。
なにかと便利なので利用させてもらってる相手だ。見るだけ見てみよう。


やっほ〜プリシラたん(*^o^*)
ラウスのおじさんだよ〜〜ん♪

ワシね〜プリシラたんを守るため前の党を辞めちゃいましたっテヘッ(^^ゞ
今はエフラム君の党に入っちゃったよ〜〜

それでねそれでね
ワシの移籍を記念してプリシラたんとデートしたいな〜ナンチテ(#^.^#)

エレブの駅前でショッピングなんてどうかなっ?(><) ドキドキ

日曜の午後1時に駅で待ち合わせでどう?
よければお返事ちょうだいね〜待ってるよっ♪


プリシラ 「…………はぁ…いいトシこいて…」
正直ウザい。
前も気を持たせて適当にあしらった覚えがあるが…

続く

1 OKの返事をだす …ムシャクシャしてますし…気晴らしに何か奢らせましょうか?
2 適当に断る    ぶっちゃけ面倒です。
3 これを利用する  デートをちらつかせて叔父様からエフラムさんの党内情勢でも引きだしますか…
              セリノスでの恨みは忘れていません

462の方に選択お願いします
458にタイトル入れ忘れたのはスルーで…は…恥ずかしいっ!?
462助けて!名無しさん!:2010/08/18(水) 16:45:59 ID:2RcETBg/
ここはサプライズ期待で1番を。
いつもGJです!
463Name としあき:2010/08/18(水) 16:46:41 ID:+he4ph/v
ダメダメの糞メガネ〜
とどめに糞剣だす〜〜
464助けて!名無しさん!:2010/08/18(水) 17:54:06 ID:Ghh7Njgy
>>457-461 GJ!
ダーレンww
465助けて!名無しさん!:2010/08/18(水) 18:14:14 ID:Z22eFCbT
>>457-461
党の問題ということでサラとプリシラの腹黒謀略対決なるか?と思ったがそれもどうだろう
謀略はサラの方が上だろうが、プリシラの情念の深さは相当だからな。
まあでもロリとシスは共存できると思うから完全に同盟組むのも見てみたい気もするな
そうなると究極に黒い団体が成立してしまうがw
466助けて!名無しさん!:2010/08/18(水) 20:32:59 ID:5oGjanE3
>>439
何で満足先生なんだよw
それむしろ人によってはご褒美だぞwwww

>>446-450
鮫に囲まれるとは…ビラクの奴無茶しやがって…(AA略
そして普通にヒーニアスは良い人だなwいや、これが当たり前なんだが
GJ!

…新・紋章の謎から新登場の暗殺組織のメンバーだが、さてどうやって兄弟家に絡ませるべきか…?
リーフはすぐにクライネを口説こうとしてシバかれるが、リーフは何回とっちめられてもすぐ復活するMだから、
次第にSとMの相性の良さ的な意味で二人は…ウワヨニンムスメナニヲスルヤメ(ry
エレミヤ(洗脳無し)は何処となくエリンシアとオバ…女性の会話をして楽しんでそうだなw
467助けて!名無しさん!:2010/08/18(水) 21:09:24 ID:2avB/6eS
>>457-461
デルムッドェ…まあしょうがないよね、と思ってしまった時点で彼の存在感が知れるな
単純な腹黒さではサラよりプリシラの方が上か

>>465
これ以上AKJが黒くなると触発されたミルラとエイリークが
エフラムの寝込みを襲うという俺しか得しない展開になりかねんからやめろ
468助けて!名無しさん!:2010/08/18(水) 21:58:33 ID:vdwRtBkT
>>464
AKJは人数的に頭打ちだから、新作でるまで布教活動でも専念するほかないわな。
新紋章にはいなかったし。
469助けて!名無しさん!:2010/08/18(水) 22:50:24 ID:IQmMhbRh
ロリとシスの共存以前にエフラムはどっちも行けるタイプだからな
それにエイリークとリン二人の妹に好かれてるし、最近のリンはAKJにスカウトされるくらいブラコン
妹系フラグに関してはエフラムは最強すぎるw
470助けて!名無しさん!:2010/08/18(水) 23:56:38 ID:ftkMMgjZ
>>468
妹分的存在がありならサラもありか、ミルラが加入済みだった気がするし

>>469
リンは前に加入しそうになってた気がするが
また加入しそうになるとは思わなかったぜ
エフラムはロリの道を往き、妹を司る男だから仕方ないな
471夏だ!海だ!兄弟家だ! 2日目(夜):2010/08/19(木) 09:11:30 ID:d8rYCKMI
>>457-461
ダーレン自重しろwwGJですw

ミルラが夜に無理矢理…だと!?な、何故ばれたし←

では続き投下します
472夏だ!海だ!兄弟家だ! 2日目(夜)1/2:2010/08/19(木) 09:12:48 ID:d8rYCKMI
温泉でキャッキャウフフなイベントがなかったりなかったりした後の夜
ミルラは寝息を立てている妹のチキやファの横から静かに布団を抜け
夕方のバーベキューにてサラに指定された部屋に向かう
部屋のドアをノックすると程なくしてドアが開きサラが迎え入れる
ミルラが部屋に入ると中では他にも数人の女性がいたのであった
サラ「これで全員揃ったわね」
ファリナ「まったく…こんな時間に呼び出すからには何かあるのよね?」
ミランダ「サラがどうしてもって言うから来たけど…」
ソフィーヤ「ってミルラ!?こんな時間まで起きてちゃダメじゃない!」
ミルラ「ソフィーヤ姉さん…ごめんなさい。今日だけは許してください」
サラ「まあ話はさておき、今日集まってもらったのはあなたたちのためよ」
ファリナ「どういうことさ?」
サラ「このメンバーにはある共通点があるわ。わかるかしら?」
ミランダ「ごめんサラ。正直この旅行でたまたま同じになったぐらいしか…」
サラ「それはね…好きな殿方にライバルがいる人よ」
ファリナ「べ、別に私はヘクトルのことなんて…」
サラ「あら、私はヘクトルさんなんて一言も言ってないわよ?」
ファリナ「ッ!?」
ミランダ「私は別にリーフ様とはもっと皆で遊びたい…」
サラ「最後にナンナに取られても許せるの?」
ミランダ「ま、まあリーフ様と2人で遊べるなら…うれしいけど」
ミルラ「お兄ちゃんは…」
サラ「ターナ、ラーチェル、その他幼女達に取られてもいいの?」
ミルラ「そ、それは…」
ソフィーヤ「…わ、私はロイ様の近くにいれればそれで…」
サラ「そうしてるうちにリリーナさんや他の方々に取られてもいいの?」
ソフィーヤ「そ、それは困ります…」
サラ「あなたたちはもっと積極的にあるべきよ。せっかくのチャンスよ?」
ファリナ「け、けどフロリーナに悪いし…」
サラ「最後は…1人に絞られるのよ。自分に素直になりなさい」
ミランダ「う、うん…頑張ってみる」
ミルラ「けど具体的にどうすればいいの?」
サラ「あらかじめあなたたちのために昨日のお酒を偽装して用意したわ。
   そして想い人の部屋の同室者は私が少し前にレスキューで排除済みよ」
ソフィーヤ「つ、つまり今部屋に行けば2人っきりで本音で話せるのね?」
サラ「そういうことよ。さて、じゃああとは頑張ってね」
ミルラ「ところで何で私達だけなんですか?」
ファリナ「たしかにアイクさんやエリウッドさんの恋人候補だっているわよ?」
サラ「あなたたちがそのあとで血を見たいなら呼ぶけど…呼ぶ?」
ソフィーヤ「…たしかに乱闘が始まる未来が見えますね」
サラ「じゃあごゆっくりね」
473夏だ!海だ!兄弟家だ! 2日目(夜)2/2:2010/08/19(木) 09:14:22 ID:d8rYCKMI
そんなサラの策謀が渦巻く0時頃…リーフの部屋の前に来客が来ていた
ナンナ「リーフ…まだ起きてるかな?」
ナンナがドアをノックするか悩んでいると突然ドアが開かれた
リーフ「ロイ?…あ、ナンナか。ロイ見なかった?」
ナンナ「い、いえ…見てません。あ、あの…少しお話しませんか?」
リーフ「まあいいけど…とりあえず入って」
ナンナ「え…ですが…その…」
リーフ「マルス兄さんはシーダさんへ会いに、ロイは突然消えたから大丈夫」
ナンナ「わかりました。失礼します」

さて、サラにレスキューされた面々はというと
エリウッド「な、なんで急に部屋が…あれ?サラちゃんじゃないか」
サラ「…スリープ」ボソッ
エリウッド「な、なにを…zzz」
サラ「アイクさんは既に寝ていたので助かりました。
   これであとは兄様とロイさんを隣の部屋にそれぞれ移して…完了ね」
エフラム、ヘクトル、リーフ、ロイをそれぞれ別室にするために
たまたまアイクとエリウッドが犠牲になったのであった

ファリナはヘクトルのいる部屋に来てドアをノックした
ファリナ「ヘ、ヘクトル。まだ起きてる?」
程なくしてヘクトルが返事をする
ヘクトル「ファリナか?ああ、まだ起きてるがどうした?」
ファリナ「ちょっと話したいことがあるの。開けてくれない?」
ヘクトル「…ああ、いいぜ」ガチャ
ファリナ「ありがとう。邪魔するわ」
ヘクトル「気にするな。兄貴もいなくなるし構わねえよ」

ロイが移動された部屋ではあらかじめ合鍵を貰ったソフィーヤが鍵を開け
ロイがすやすやと眠っている部屋へと入っていた
ロイ「……zzz」
ソフィーヤ「ロイ様…失礼します」

エフラムが輸送された部屋ではミルラが座っていた
エフラム「ミルラ…子供はもう寝る時間だぞ」
ミルラ「…眠れなくて…お兄ちゃん、お話してくれませんか」
エフラム「しょうがないな…少しだけだぞ」ナデナデ

ミランダはリーフの部屋の前に来るとリーフが既に誰かと話しているのに気づき、
ドアに聞き耳を立てる。程なく会話の相手がナンナだとわかる
ミランダ「……ナンナ……そっか…もう私は抜かれたんだ……」
ミランダは勘違いをしてそのまま静かに去っていった
するとナンナがわずかな気配を察知してドアを開いた
ナンナ「…誰もいないわね…あら?誰かいたのかしら?」
ミランダが聞き耳を立てた際に置いたお酒が置かれていた
お酒とはわからないようにスポーツドリンクに偽装されたそれを見て
ナンナ「…喉も渇いていたしちょうどいいや。いただきます」
ナンナは一気に飲んだのであった…

2日目(深夜)に続く…
474夏だ!海だ!兄弟家だ!:2010/08/19(木) 09:18:05 ID:d8rYCKMI
書き忘れたから補足w
スポーツドリンクに偽装されたお酒を飲む時に
ナンナ「キャップは…まだ開けられてないわね」
ナンナは周囲に誰もいないのを確認すると…
って付け加えますw
これがないとナンナが節操もないし危ないw
475助けて!名無しさん!:2010/08/19(木) 11:04:23 ID:rpGQps02
>>471-474
投下する前にはちゃんと誤字脱字のチェックをしようぜ!な!
…ミランダカワイソス。そしてナンナはそれを飲むのをやめろぉぉぉ!!
GJ!

>>468
AKJには得は無かったが、ヘザーさんがアップを始める所がちらほら…特にマイユニット♀の場合はね
そういう意味ではヘザー得な作品だった。…マイユニット♀だとカタリナとの支援3で告白されないけどさ
476助けて!名無しさん!:2010/08/19(木) 14:17:46 ID:nwbIs06M
>>468
新作でればほぼ間違いなく増えるだろうけどね
・・・新作が出るたびにアブノーマルな人が増える紋章町
そう思うとやっぱり危ない町だな、いろんな意味で
477助けて!名無しさん!:2010/08/19(木) 16:01:02 ID:EvBAkk8E
>>476
まだネタにされてないけど暗殺組織の人たちが来たしなw
…何かネタにしてみるか
478訓練馬鹿達の手合わせ:2010/08/19(木) 16:48:48 ID:rXUN3OLg
 
アイク「おおおおおおおッ!」
クリス「はああああああッ!」

マルス「…アイク兄さんとクリスが手合わせするって聞いたけど……」
ロイ  「手合わせ?決闘の間違いじゃないの?」
リーフ「決闘だったら家の庭でやったりしないし、今頃には家消し飛んでエリウッド兄さんが血吐いてるよ」
ロイ  「それもそうだね。あれで手合わせレベルとは恐ろしいね」
マルス「で、リーフ。君は何で鼻にティッシュを詰めてるのかな?」
ロイ  「よく見ればそこら辺に紅く染まったティッシュが転がってるし」
リーフ「……新紋章の女ソドマスの衣装ってエロいよね。特にあの脚線美が…おっと、また鼻血が」
ロイ  「リーフ兄さんマジ自重。てか上の台詞だけだと、クリスさんが妹さんの方だって分からないよ」
マルス「HAHAHA、リーフには困ったものだなー。でも僕にとってクリスは親友であり半身の様な存在なんだ。
     そんな事言うといくらリーフでもフル練成勇者の剣の後に四人娘の所に送っちゃうよ(・∀・)」
リーフ「ちょ!顔と台詞が合ってなくて非常に怖いんですが!?いつもの事だけど!」
ロイ  「相変わらずだねぇ。…と、そろそろ決着かな?」

アイク「…!貰った!!」
クリス「しまっ…、あっ!」

キィン!!メメタァ!!!

ロイ  「あぁっ、アイク兄さんによって弾かれたクリスさんの木刀がリーフ兄さんに直撃した!」
リーフ「そんな予感はしていたよこの人でなしー!!」

クリス「私の負けです。やはりアイクさんは強いですね」
アイク「いや、一つ間違えていたら負けていたのは俺の方だ。兄の方と言い、見違える程強くなったなクリス」
クリス「アイクさんにそう言って頂けると嬉しいですね。有難うございます」
アイク「俺もうかうかしてられんな。最近ワユも随分と力付けてきたしな」
クリス「ワユ?」
アイク「ああ、俺が働いてる工務店の社員の一人だ。よく手合わせしているんだが、最近伸びてきてな」
クリス「よろしければアイクさん、そのワユ殿と言う方を紹介してもらえませんか?」
アイク「ん?構わんぞ。クリスならあいつとは気が合いそうだしな」

ロイ  「…マルス兄さん」
マルス「うん、言わなくていいから。ぶっちゃけ嫌な予感がするよ」

─後日、グレイル工務店にて

ヨファ  「グ、グレイル店長!ティアマトさーん!アイクさんとワユ、後知らない女性が血塗れになって倒れてるよ!
      キルロイさんかミスト!リカバー用意してー!!」
ボーレ  「豆腐届けにやってきたんだけどよ。またあいつらの周りが崩壊していたぜ。結構高く付くと思うぜあれ?」
ティアマト「…もう一度、お灸を据えないといけないようね」
セネリオ 「……今月もグレイル工務店の財政はひどい有様です」

<糸冬>

クリスとワユは気が合うと思うんだ。
479助けて!名無しさん!:2010/08/19(木) 17:20:37 ID:5tm+2aUq
葉っぱ「2人クリスは兄妹ってネタが多いようだけどさ。僕は声を大にして言いたい。
     姉弟もいいものだよ!クリスがおねいさんってのもいいじゃないか!」
マルス「双子の場合どっちが兄姉とかほとんど意味ないけどね」
リン「ルゥレイとかユミナユベロとかそうよね」
ヘクトル「そこいくとエフラムエイリークが双子って時々忘れるな」
エリウッド「モロに兄と妹してるからね」

エフラム「ヘタをしたら俺が弟になってたわけだな。
      俺が一秒でも先に生まれてよかった…神よ感謝する!」
エイリーク「…………どういう反応をすればよいのでしょうか?」
480夏だ!海だ!兄弟家だ! 2日目(深夜 前編):2010/08/19(木) 20:06:51 ID:d8rYCKMI
>>478
不埒なことを考えたらやっぱり巻き込まれるリーフに吹いたw
つかアイクと互角なクリスは化け物ですかw
アイクとクリス男、ワユとクリス女は互いに似てるからね

>>479
確かにエフラムとエイリークが姉弟なのは浮かばない…不思議だ

さて、続き投下します
ヘクトルと談話しているファリナはお酒を飲ませようとしていた
ファリナ「ね、ねえヘクトル…ここにスポーツドリンクがあるんだけどいる?」
ヘクトル「お、悪いな。遠慮なくいただくぜ」ゴクゴク
ファリナ(計画通り…)ニヤリ

5分後、少し顔が紅潮して虚ろな目になったヘクトル
ファリナはその隙に自分のことについて切り込みはじめた
ファリナ「ねえ、ヘクトルって好きな人はいるの?」
ヘクトル「…兄弟はみんな好きだぞ」
ファリナ「そういうのじゃなくて彼女にしたい人とかよ」
ヘクトル「……う、うーむ…よくわからん」
ファリナ「じゃあ私はどう?」
ヘクトル「………嫌いじゃないぞ…」
ファリナ「そう。じゃあフロリーナは?」
ヘクトル「………嫌いじゃない…」
ファリナ(どうやら私もフロリーナも同じ位置にいるみたいね)
ヘクトル「……なあ、お前は好きな人とかいるのか?」
ファリナ「わ、私!?」
ヘクトル「俺だけ答えたら不公平じゃねえか」
ファリナ「私は…い、いるわよ」
ヘクトル「ほう…誰だ?」
ファリナ「………………ひ、秘密よ」
ヘクトル「おいこら、隠すなよ。誰にも言わねえからさ」
ファリナ(ここでいつもなら殴るけど…今日こそ頑張って言わなきゃ…)
ヘクトル「さ、言ってみ」
ファリナ「私が好きなのは……ヘ、ヘk…」
ファリナが意を決してヘクトルと言いかけた瞬間、突然窓が破られた
ビラク「やっと追いついたよへっきゅん!さあ夜明けのコーヒーを飲もうぜ!」
ヘクトル「な、ビラク!?てめえ鮫に喰われたんじゃなかったのか!?」
ビラク「たまたま喰われる寸前に銛を見つけて倒したよ!」
ヘクトル「しまった…縄梯子に捕まるときに置いてきたやつか…」
ビラク「ようやく泳いで帰ってきたんだ!さあ、や ら な い か」
ヘクトル「だぁぁぁ!?こっち来るな!!わぁぁぁぁ!!」ドタタタタ
ビラク「あ、待ってよへっきゅん!!」パカラパカラ

後には粉砕したガラスの破片と放心状態のファリナが残された
ファリナ「………ふふ…抜け駆けしようとした罰かしら……orz」

ソフィーヤはスポーツドリンクを置いてロイの寝顔を観察していた
ソフィーヤ「ふふ…ロイ様の寝顔は可愛いですね」
そして横で観察しているうちにそのまま眠ってしまうのであった
ミルラはエフラムの話を静かに聞いていた
エフラム「…がな。あそこでこうやって…って大丈夫か?」
ミルラ「……はっ!?つ、続けてください(危ない、一瞬寝ていたわ)」
エフラム「そ、そうか…」
ミルラは長期戦に持ち込むと危険と判断し短期決戦に持ち込んだ
ミルラ「お兄ちゃん、この飲み物あげる。話してばかりじゃ大変でしょ?」
これがサラからだったらエフラムも多少は疑うだろうがミルラである
よもやそんなことはするはずがないと思ったエフラムは
エフラム「すまないな。いただこう」ゴクゴク
ミルラ(…あとは効果を待つだけ…)

10分後、エフラムの話すペースが少しずつゆっくりになりはじめる
ミルラ「お兄ちゃん、大丈夫?」
エフラム「う、うむ…ちょっと頭がボーっとしただけだ」
ミルラ「(効き始めましたね)ところでお兄ちゃんは好きな人はいますか?」
エフラム「兄弟、それにミルラやチキ、ファと幼女達だな」
ミルラ「(今のは守りたい対象ですね)なら私のことはどう思いますか?」
エフラム「ん?今言ったじゃないか?」
ミルラ「質問の仕方が悪かったですね。私のことをどう思いますか?」
エフラム「どうって…真面目で一生懸命な守ってあげたい子だと思うが…」
ミルラ「そうではなくて…女としてはどう思いますか?」
エフラム「……俺はロリコンとは違うからな」
ミルラ「じゃ、じゃあ大きくなったらお兄ちゃんと結婚したいです」
エフラム「ははは、大きくなったらな。楽しみにしてるぞ」
ミルラ「むぅ…やっぱりお兄ちゃんには子供扱いされます」
エフラム「ミルラ…お前はまだ子供だぞ。無理して背伸びしなくてもいいさ」
ミルラ「…はい。ところでターナさんやラーチェルさんはどう思いますか?」
エフラム「ターナとラーチェル…か。どっちもエイリークのいい友人だな」
ミルラ「わかりました。ありがとうございます」
エフラム「ああ、言い忘れたが、ターナは俺と幼女を守る同志だな」
ミルラ「はぁ…」
エフラム「む、気がつけばこんな時間か。早く寝ろよ」
ミルラ「…お兄ちゃん、一緒に寝てくれますか?」
エフラム「ん?ああ、構わんぞ」
ミルラ「…おやすみなさい」
エフラム「ああ…おやすみ」

ナンナがあのお酒を飲んだ頃、ミランダはサラの部屋に戻っていた
サラ「え?既にナンナがいた?」
ミランダ「はい…私…遅かったのね…」
サラ「ナンナが抜け駆けねぇ…一応確認してみようかしら」
そう言いながら用意していたウォッチの杖を使うサラ
サラ(ついでにみんなも見てみたけど…やっぱりうまくいかなかったか)
ビラクに邪魔されたファリナ、寝顔で満足したソフィーヤ
そしてまだ仲の良い兄と妹的な関係のミルラは失敗に終わっていた
サラ(さて…リーフとナンナはどうかしら?)
さてさて、手違いで例のお酒を飲んだナンナはリーフと話していた
リーフ「…大丈夫?何だか顔も赤いし息も荒いよ?」
ナンナ「へ、平気です…」
ナンナ(さ、さっきから身体は熱いしリーフを見てるとドキドキする…
   や、やっぱり私リーフとそういうことをしたいの…?)
リーフ「本当?…どれ…?」
リーフはナンナのおでこに手を当てて熱を計ろうとする
当然ナンナは驚きやら興奮やらで顔が真っ赤になるので…
リーフ「やっぱり熱があるみたいだね…大丈夫?」
ナンナ(リ、リーフの顔があんなところに……)
ナンナ「だ、大丈夫です!そ、それより話の続きを」
リーフ「そう…わかったよ。まあお互いビーチのことは忘れよう。
   ナンナも僕に見られたのは嫌だろうけど…」
ナンナ「い、嫌じゃないです!」
リーフ「…え?」
ナンナ「リーフになら…別に見られても嫌じゃないの」
リーフ「ちょ、ちょっとナ、ナンナ。何言ってるの!?」
ナンナ「私…リーフのことが好きなんです!リーフになら…」
リーフ「ストーップ!!君は熱があるからおかしいんだ。落ち着くんだ!」
ナンナ「おかしくなんかないです!私は…私はリーフが好きなんです!」
リーフ「な、何を言ってるんだ…ってちょ!?何してるのナンナ!?」
ナンナ「ほら…私の心臓の鼓動…リーフを見てるだけでドキドキするの」
リーフ(ど、どうしたんだ今日のナンナは!?ど、どこか色っぽいし…)
ナンナ「…リーフ…責任取ってくれますか…?」
リーフ(どうしよう…このままだとやばい展開になる予感が…
   メタ発言だとこのスレに書けない展開になるよ!?)
ナンナ「…リーフ…お願い……」
リーフ(くっ!?これ以上は僕の理性が限界だ!だ、誰か助けて!)

サラ(あらあら…ナンナもお酒のせいで随分積極的じゃない…)
ミランダ「サラ…ナンナはどんな感じ?」
サラ「うーん…あのお酒を何故かナンナが飲んだわね」
ミランダ「あ…そういえば置いてきちゃった」
サラ「このままだとナンナがリーフを押し倒すわね」
ミランダ「え!?」
サラ「…あら?…どうやら大丈夫そうね…」

リーフ「ナ、ナンナ!ちょっと待ってくれ」
ナンナ「…やっぱり私のことが嫌いなの?そうよねいつもいじめてるもんね…」
今にも泣きそうな顔でリーフを見つめるナンナ
リーフはそんなナンナの目を見つめ、真剣な表情で向き合った
リーフ「そうじゃない。ナンナのことは好きだよ。けど…まだ早いと思うんだ」
ナンナ「…早い?」
リーフ「そういうことをするには僕達はまだお互いを理解してない。
   それに…ミランダやサラ、ティニーだっているんだ。
   今この状況でナンナだけを愛せるかは僕には自信がない。
   だから…せめて僕が…きちんと向き合えるようになるまで待ってほしい」
ナンナ「………」
リーフ「僕は…まだ君を幸せにできるほど自立できてない。だから…ごめん」
ナンナ「………」
リーフ「けど君のことは好きだよ。だから…今日はこれで我慢してくれ」
そう言ってリーフは泣きそうな顔をしたナンナの唇に口づけをする
リーフ「はは…初めてだからうまくないかもしれないな」
ナンナ「…リーフ…ありがとう…」
リーフ「さ、熱もあるみたいだし部屋まで送るよ」

サラ(……リーフも意外と真面目ね。さて、ナンナが来るわ)
ミランダ「サラ…リーフはどうなったの?」
サラ「大丈夫、まだナンナだけのリーフではないわ」
ミランダ「そう…」
サラ「でも…少しナンナがリードしているかしら。キスしたわ」
ミランダ「え………」
サラ「ま、どこかでリーフに近づくことね。じゃあおやすみ」
サラがおやすみと言って布団に入った直後にドアがノックされる
リーフ「誰か起きてる?ナンナを部屋に入れて欲しいんだけど…」
ミランダ「リーフ…今開けます」ガチャ
リーフ「やあミランダ。すまないけどナンナを布団まで運んでくれない?」
ミランダ「あ…はい。わかりましたわ」
リーフ「じゃあ僕はこれで」
ミランダ「あ、あの!少し私とお話しませんか?」
リーフ「別にいいけど…(何だか今日はナンナもミランダも変だなぁ…)」
ミランダ「じゃ、じゃあ砂浜に行きましょう(こ、これがチャンスね)」
リーフ「わかった…ならちょっと着替えてくるよ。5分後に玄関で合流しよう」
ミランダ「わかったわ。じゃあ5分後にね」

リーフが部屋に戻った後、素早く着替えたミランダはサラにあるお願いをした
ミランダ「サラ、まだ起きてるんでしょ?あのお酒を私にちょうだい」
サラ「…クス…いいわ。冷蔵庫の下の引き出しにあるわ」
ミランダ「ありがとう」
ミランダは冷蔵庫から水に偽装されたお酒を手に取ると迷わず一気のみする
ミランダ「ナンナがお酒を飲んで話したなら私だって…」
サラ「ま、頑張ってね」

2日目(深夜 後編)に続く
485助けて!名無しさん!:2010/08/19(木) 22:03:45 ID:9kz6U4Dr
そろそろ次スレの時期だけど、テンプレに関して少し考えたんだがいいだろうか?
486助けて!名無しさん!:2010/08/19(木) 22:04:38 ID:9kz6U4Dr
【クリスとクリス】
兄妹家の従兄弟で名前が同じな男女の双子、兄妹か姉弟かはよくわからない。現在兄弟家に居候中

【竜王家の皆さん】
チキ・ファ・ミルラのょぅじょ3人組やユリウス・ユリア兄妹、
イドゥンさん、氷竜姉弟、ハゲ黒竜王、アル等々、兄弟家に縁がある竜の一族。
持っている力が力なだけに、すさまじい騒動を引き起こすことも……。

【マリク】【シーダ】
マルスの幼馴染にして、最も信頼する片腕(マリク)と大事なガールフレンド(シーダ)。

【ラナ】
「ラナオウ」の異名をもつ最凶シスター。しかし、セリスの前では恋する乙女であり、
ユリアの宿命のライバル。暁流杖術の使い手。

【ナンナ】【サラ】【ミランダ】【ティニー】
リーフを振り回す四人娘。リーフの事が好きだが、いぢめるのも好き。

【ひろし】
世界ひろしと言えど様々な職を器用にこなすのはひろしだけ! 通称ヴォルツ。

【ルーテ】
「私、優秀ですから」が口癖で、発明から同人までなんでもこなす少女。アスレイ、フォルデ、ノールは助手。

【ターナ】【ラーチェル】
エイリークの親友。貴族の令嬢だが、なぜか平民のエイリークの方が気品に勝る。

【ボーレ】
豆腐を愛する商店街の豆腐屋さん、ヨウカンマンもどきなマスコットキャラクターがいる。守備が低い。

【ユンヌ】
ミカヤの身体に憑依して現れるアイクラブな自由と混沌の(※威厳の無さナンバー1の)女神。
混沌の名のままに、好き勝手に場を荒らすが、大体最後には痛い目を見る

【サザ&漆黒の騎士】
 ∧_∧
 ( ・ω・)=つ≡つ <ミカヤは俺が守る 『瞬殺』
 (っ ≡つ=つ
 /   ) ババババ
 ( / ̄∪
  サザ

 ∧_∧    ∧_∧
;(д(⊂=⊂≡(・ω・ ) <身の程をわきまえよ 『月光』
 (っ ⊂=⊂≡  ⊂)
 /   )    (    \
 ( / ̄∪    ∪ ̄\)
  サザ    しっこく

【涙目グリーンの居酒屋】
ネタキャラ扱いされている緑髪キャラの憩いの場。
常連は主にウォルト、サザ、セシリア、アーダン、セティ等である。

【AKJ(兄が、嫌いな、女子は居ません!会)】
ブラコンの中のブラコンが集う女性の会。兄の為なら全てを犠牲に出来る妹達が揃う(※会長はラケシス)。
兄弟家のSが天敵
487助けて!名無しさん!:2010/08/19(木) 22:06:11 ID:9kz6U4Dr
ゝ~"~<      -;
,ζノ=lノ=l〉     //
レ、d ゚ ロ゚ノゞ. 、//   <既存の設定はこんな感じだが、特にガチムチに定められたものではないので必ず従う必要は無い。
/,--┬'^つ</、      歴代FE主人公が兄弟でさえあれば、他の設定はどんなんでもOK!
|∪===|~〆         他人の設定に乗っかるもよし、自分独自の設定を作るもよし!
. ノ___r T !  ゝ      …自分に都合のいい設定だけ一緒にするのもありだな
i_/、」 ~~

               ・嫌いなネタに文句をつけるより、自分の好きなネタを書きましょう。

ゝ~"~<      -;    ・好きなネタを読んだら、面倒くさくても「GJ」の一言ぐらい書いてみましょう。
,ζノ=lノ=l〉     //    つまらないネタに無理矢理レスしろとは言いません。面白かったらつけましょうという話です。
レ、d ゚ ロ゚ノゞ. 、//      ネタ書く側も「喜んでくれる人がいるんだな」とほっとします。
/,--┬'^つ</、
|∪===|~〆         ・感想しか言えない、ネタなんか書けない、という人でも、「このネタ嫌い」と言うよりは、「こういうネタも読んでみたい」と言った方が建設的だし平和的です。
. ノ___r T !  ゝ        「梅雨のネタが読みたい」とか「兄妹で仲のいい話が読みたい」といった漠然とした希望でもいいから、試しに書いてみてはいかが? 
i_/、」 ~~  
               スレの平和的利用のために、上記の文をよく読んで欲しい

ゝ~"~<      -;
,ζノ=lノ=l〉     //
レ、d ゚ ロ゚ノゞ. 、//   <【注意!】 AA規制の関係で、最初の一行が空行だと、警告なしでレスが消えるぞ。
/,--┬'^つ</、
|∪===|~〆  
. ノ___r T !  ゝ 
i_/、」 ~~
488助けて!名無しさん!:2010/08/19(木) 22:08:02 ID:CtL0ZdCI
それダメ反対
従姉妹とか他人とか居候とか自由
テンプレ入りしないほうがいいと思う
489助けて!名無しさん!:2010/08/19(木) 22:08:15 ID:9kz6U4Dr
サブキャラ紹介の頭にクリスを足して、テンプレの最後にスレの最初に出てた案を
足してみたんだがどうだろう、よければこれで建ててくるよ
490助けて!名無しさん!:2010/08/19(木) 22:09:45 ID:9kz6U4Dr
>>488
じゃあクリスは除外でいいのか?
491助けて!名無しさん!:2010/08/19(木) 22:10:42 ID:CtL0ZdCI
従姉妹とか他人とか居候とか別居とか自由

すまん、別居を入れ忘れた
492助けて!名無しさん!:2010/08/19(木) 22:11:07 ID:d8rYCKMI
書き手としては従兄弟固定されると困る…かな
15日から今までの流れでも従兄弟じゃない(なくてもいい)ネタもあるし
たんにテンプレには加えないor兄弟ではないと書く程度が理想かな
493助けて!名無しさん!:2010/08/19(木) 22:13:22 ID:CtL0ZdCI
>>490
個人的には除外でいいと思う
まだネタも出始めで少ないし議論スレであれだけ話し合ったんだし、
このテンプレ使うと従姉妹で居候で決定って印象になってしまう

俺らだけで決めるのもなんだし、しばらくスレ立てせずに置いて他の人らの意見も聞いてみようよ
494助けて!名無しさん!:2010/08/19(木) 22:14:42 ID:9kz6U4Dr
じゃあとりあえず今回はテンプレからは外すということでいいか?
495助けて!名無しさん!:2010/08/19(木) 22:16:33 ID:CtL0ZdCI
まだ容量あるし一日くらい置いて他の人の意見も聞いてみようよ
496助けて!名無しさん!:2010/08/19(木) 22:17:55 ID:d8rYCKMI
焦る必要はないと思う…がこの規制だとね…
とりあえずせっかくあるんだから避難所のスレで話し合わない?
497助けて!名無しさん!:2010/08/19(木) 22:20:40 ID:9kz6U4Dr
よく考えるとクリスに関してはテンプレに入れるのは難しいな
あらゆる面が自由っていうキャラだからな、テンプレに入れるのは微妙な問題だな
とりあえずクリス除外で建てていいか?
容量余裕あるっていってもあと30もないだろw俺もネタ投下したいんだよw
498助けて!名無しさん!:2010/08/19(木) 22:22:51 ID:d8rYCKMI
>>497
ああ…そういうことか。先に考えなしに投下してすまぬ…
とりあえず避難所でも従兄弟もなしの自由が主流だし追加はなしかな
それか新しくネタを書く人のためにクリスは兄弟ではないと書く程度か
499助けて!名無しさん!:2010/08/19(木) 22:24:22 ID:rXUN3OLg
クリス関連入れるのは次回でも十分だろう。
立てる必要があるなら立ててこようか?
500助けて!名無しさん!:2010/08/19(木) 22:24:27 ID:CtL0ZdCI
>>497
あ、そうだったの?
除外なら構わないと思うよ
501助けて!名無しさん!:2010/08/19(木) 22:26:23 ID:9kz6U4Dr
>>499
とりあえず建ててくる、無理だったら頼むよ

>>500
俺はテンプレは正直最後だけあればいいと思ってる、じゃあ今回は除外だな
502助けて!名無しさん!:2010/08/19(木) 22:30:09 ID:CtL0ZdCI
そういや兄弟を勝手に増減してはならぬ…ってテンプレも入用だよね?

>既存の設定はこんな感じだが、特にガチムチに定められたものではないので必ず従う必要は無い。

この部分を考えると>>486そのものが必ずしも入用ってわけじゃないよねぇ
503助けて!名無しさん!:2010/08/19(木) 22:37:19 ID:9kz6U4Dr
建てれた、先走った真似してすまなかった
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/gamesrpg/1282224569/

>>502
俺も>>3の部分は竜王家やAKJとか組織の説明だけ入れてサブキャラ単体はいらないと思うんだけどね
まあ次のスレ建てのときに話し合おう
504助けて!名無しさん!:2010/08/19(木) 22:41:32 ID:d8rYCKMI
>>503
たしかにテンプレは難しい問題だね
竜王家やAKJだって人によってはないわけだし…
まあ>>4が全てを語っているからあってもなくても問題はないけど
505助けて!名無しさん!:2010/08/19(木) 22:41:50 ID:++sdYzpd
そもそもテンプレって悪く言えば縛りみたいなもんだからなー
はじめての人にわかりやすくって役割もあるんかもしれないけど正直ネタを見てキャラを掴む方がわかるだろうし

まして無理にテンプレにするメリットはほとんど無い
506助けて!名無しさん!:2010/08/19(木) 22:43:50 ID:CtL0ZdCI
>>503乙!

いや、こんな事を言ったのもカプ脳の俺は個人的にアレナン、セティニー派ってのがあるのよね
リーナンもいいんだけど、片思い設定を公式っぽくっていうのがちょっとモニョるというか…

ロイの嫁候補とかも、その他大勢的に候補呼ばわりされて報われない片思いってのが個人的に好きじゃないっつーか…
他フラグで好きなのが割合あるからさ…

いやもちろんその組み合わせを書くのも自由ってのはわかっちゃいるんだけど…
507助けて!名無しさん!:2010/08/19(木) 22:52:44 ID:rXUN3OLg
>>503
スレ立て乙。

てか極端な話、脇キャラ関連のテンプレ自体いらんと思うがね。
少なくとも、サザとしっこくは用途不明過ぎるんだが。
508助けて!名無しさん!:2010/08/19(木) 22:57:43 ID:d8rYCKMI
>>506
アルム好きじゃないセリカやがターナが好きなエフラムを書いてもいい。自由とはそういうものだ
結局書き手次第だからね。俺なんてその時の気分次第でころころ変わるし

>>507
あれは…一時期アイクもいなかったかw?
509助けて!名無しさん!:2010/08/19(木) 22:58:36 ID:1/UTmtxA
>>506
もっと楽に考えろよ、ただ単に人の好みはそれぞれってだけだろ?
あとわかっているかもしれないけど、自分の好みのもの以外存在することすら許せないという
超危険な原理主義思考に片足突っ込んでるぞ、もっと余裕持とうぜ
誰もお前の好みを否定したりはしないんだからさ
510助けて!名無しさん!:2010/08/19(木) 23:09:00 ID:CtL0ZdCI
スマソ
いや、存在を否定したつもりはなかったんだ。
変な事言ってすまなかった。

マターリ好きな組み合わせを書く事にするよ。
511助けて!名無しさん!:2010/08/19(木) 23:21:49 ID:rXUN3OLg
>>508
いたも何も消したのは自分だからな。そもそも何でアイクいたんだあれ?
もし脇キャラのテンプレを残すとしても兄弟のテンプレみたいに一行で纏めた方がいいんじゃないかな?
512助けて!名無しさん!:2010/08/19(木) 23:25:02 ID:9kz6U4Dr
>>507
サブキャラの紹介は俺も必要あるわけではないとは思うのよ
兄弟以外でこいつはどんなやつだ?と聞かれてても、お前の好きにしろ、とか
過去ログ見れる親切な保管庫があるから参照してくれ、としか言えんしな
無くても大丈夫なんでない?
513助けて!名無しさん!:2010/08/19(木) 23:38:14 ID:CtL0ZdCI
次スレ時は無しでいいと思うよ。
気の早い話だけど、その時でいいんじゃないかな?
514助けて!名無しさん!:2010/08/19(木) 23:38:39 ID:9kz6U4Dr
>>511
AA自体は単にサザ涙目ネタからの派生だから関係無いっちゃ無い
今ちょっと見てみたけど、初出の15スレ目では一応スレの内容に即したものだったけど
台詞が変化していってよくわからなくなったという印象。最初から関係なかったわけではない
515助けて!名無しさん!:2010/08/19(木) 23:50:34 ID:9kz6U4Dr
>>513
俺から話題振っておいて何だが、今ここで勝手に決めるのはよくない
次のスレ建てのときか、もしくは議論板にスレ建てて話し合うのがいいと思う
516助けて!名無しさん!:2010/08/19(木) 23:54:37 ID:CtL0ZdCI
いやすまない言葉が足りなかった
その時でいいんじゃないかなってのは次スレ立ての時に話し合えばいいって意味だったんだ

無しでいいってのは俺の個人的な意見ね
517助けて!名無しさん!:2010/08/20(金) 10:43:30 ID:a1fgh0DR
さて、そろそろ埋めの時間かな?
このスレも比較的早く終わった気がするがクリスの登場は比較的少なかったな
次のスレからはクリスネタが更に増えるのか気になるところ
518助けて!名無しさん!:2010/08/20(金) 11:37:42 ID:ffx/KHJ/
え?少なかった?
解禁から5日、結構出たと思うけどね

最近は連載でネタ書く人が多いからその人らが今書いてるネタを書き終えたら増えるかもね
519助けて!名無しさん!:2010/08/20(金) 11:49:15 ID:ffx/KHJ/
夏だ!海だ!兄弟家だ!
幼女の旗の下に
兄弟家の休日
紋章町バスケットボール大会
運命の歯車
LOST MAN
少女少年

ついでに現在連載中のネタを挙げてみる。
職人さんたちも先に今書いてるネタを完結してから…って考えてるのかも。
今やってるのも好きなのでマイペースに楽しんで書いてほしい。
520助けて!名無しさん!:2010/08/20(金) 12:29:01 ID:IblHQ624
くっ、一晩見てなかったらいつのまにスレが凄く進んでるーーー!!!
…便乗して議論に参加出来なかった自分が恨めかしい…orz

さて、早く暗殺組織とかっこいいリーフを組み合わせたネタを書き上げなくては…
521助けて!名無しさん!:2010/08/20(金) 16:45:30 ID:zwwK12ur
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522助けて!名無しさん!:2010/08/20(金) 16:47:42 ID:zwwK12ur
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523助けて!名無しさん!:2010/08/20(金) 16:49:49 ID:zwwK12ur
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524助けて!名無しさん!:2010/08/20(金) 16:52:05 ID:zwwK12ur
                     鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱
                 鬱鬱赤                        鬱鬱
               鬱赤                                鬱
             鬱赤                          光光      鬱
           鬱赤                            光光光      鬱
           鬱                                光光      鬱
         鬱赤                                            鬱
         鬱                赤                            鬱
       鬱赤              赤                              赤鬱
       鬱                                                  鬱
       鬱                    鬱鬱鬱鬱鬱                    鬱
       鬱  鬱鬱          鬱鬱赤      赤鬱                赤鬱
       鬱鬱赤僧鬱鬱      赤赤赤赤赤                      赤鬱
       鬱赤赤赤僧赤    赤鬱鬱鬱鬱鬱鬱              鬱鬱  赤鬱
       鬱僧鬱鬱鬱鬱赤  赤鬱  鬱鬱    赤          鬱赤赤鬱赤鬱
       鬱鬱  鬱鬱  鬱  赤僧僧赤赤赤赤            赤鬱赤鬱赤鬱
       鬱僧赤赤赤僧鬱    赤赤僧僧赤              鬱鬱赤鬱赤鬱鬱
       鬱    赤僧鬱赤      赤赤赤                赤赤鬱赤赤鬱空鬱
       鬱赤  赤赤鬱                        僧    鬱鬱赤赤赤鬱鬱空鬱
       鬱赤赤赤赤鬱      赤鬱            赤鬱    赤赤  赤赤鬱空鬱空鬱
       鬱赤赤赤赤鬱    鬱鬱赤鬱赤      赤鬱赤          赤赤鬱空鬱空鬱
       鬱赤赤赤赤鬱鬱鬱僧赤  赤鬱赤    鬱赤            赤赤鬱空鬱空空鬱
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         鬱赤赤鬱鬱赤        赤鬱赤鬱  僧        鬱  赤赤鬱鬱空空鬱空空
         鬱僧赤鬱赤赤鬱鬱鬱      赤鬱          赤鬱赤赤赤鬱鬱空空鬱空空
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           鬱赤  赤              赤        赤鬱鬱赤赤赤鬱僧鬱空空空鬱空
             鬱                          赤鬱鬱赤赤赤赤鬱僧鬱空空僧鬱空
             鬱赤                    赤赤鬱鬱鬱赤赤赤鬱僧僧鬱空空僧鬱空
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       鬱空空空僧僧鬱鬱鬱赤赤赤赤赤赤赤赤鬱鬱空空空僧鬱僧空空空僧僧鬱空
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   鬱空空空僧僧鬱僧鬱僧僧僧僧僧空空空空空空僧僧僧鬱僧僧空空空僧僧僧鬱空
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 鬱空僧空僧僧僧鬱僧僧空鬱僧僧僧僧僧僧僧僧鬱鬱僧僧空空空僧空僧僧僧鬱空空
 鬱空僧空僧僧僧鬱僧僧空鬱僧僧僧僧僧鬱鬱鬱鬱僧空空空空僧僧空僧僧鬱空空空
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 鬱僧僧空空僧僧鬱僧僧僧僧僧僧空空空空空僧僧僧僧僧空空僧僧僧僧鬱空空僧僧
525助けて!名無しさん!:2010/08/20(金) 16:53:07 ID:zwwK12ur
                     鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱
                 鬱鬱赤                        鬱鬱
               鬱赤                                鬱
             鬱赤                          光光      鬱
           鬱赤                            光光光      鬱
           鬱                                光光      鬱
         鬱赤                                            鬱
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       鬱                                                  鬱
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526助けて!名無しさん!:2010/08/20(金) 16:55:06 ID:zwwK12ur
                     鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱
                 鬱鬱赤                        鬱鬱
               鬱赤                                鬱
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           鬱                                光光      鬱
         鬱赤                                            鬱
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527助けて!名無しさん!:2010/08/20(金) 16:56:46 ID:zwwK12ur
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528助けて!名無しさん!
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  ノ |      ノ      ヽ/        ノ
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