歴代FE主人公が兄弟だったら 48章

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856助けて!名無しさん!:2013/04/28(日) 17:41:50.71 ID:ww98A7/Y
ロイ   「家の話をするなら外交も内政も担当はエリンシア姉さんかな」
リーフ  「ご近所付き合いと家事担当だね」
ロイ   「特にご近所付き合いは辛そうだなー。いろいろ騒ぎ起こしてるし、うち」
エリンシア「実際はそこまで大変でもないのよ」
ロイ   「え、どうして?」
エリンシア「何と言うか、ご近所さんも我が家と同じで『濃い』方々が多いから……」
リーフ  「迷惑かけつつかけられつつかー」
ロイ   「我が家と同程度のトラブルメーカーがご近所さんとは、さすが紋章町……」
857助けて!名無しさん!:2013/04/28(日) 21:16:15.08 ID:RDop6kMz
>>856
>ご近所さんも我が家と同じで『濃い』方々が多いから……
紋章町の住所配置とか気になってくるレベルw

トラブルメーカーって点では竜王家が筆頭な気がするけど。
858助けて!名無しさん!:2013/04/28(日) 23:59:44.65 ID:IQ9hvIt/
サラ「トラブルと言えば」
マーク♀「私たちを」
ユンヌ「忘れてもらっては困るわ!」

エフラム「分かった、ちゃんと遊んでやるから他に迷惑をかけるのはよせ」
ルフレ♂「すいません今すぐ連れて帰りますから」
ミカヤ「えっと、メダリオンはどこに…」
ユンヌ「えー、何か私だけ扱い悪くない?」
859助けて!名無しさん!:2013/04/29(月) 01:07:02.80 ID:W6k8YgOK
なんて嫌なトリオだw
860助けて!名無しさん!:2013/04/29(月) 03:22:11.41 ID:EiDFz9it
時に2199年。紋章町は今、滅亡の危機に瀕しています。
今から8年前、ヘクトルはその歴史上初めてビラクと接触。友好関係を築こうと試みたヘクトルに対し、ビラクは一方的に告白をすると、情け容赦のないストーカー攻撃を仕掛けてきました。
第二次紋章町会戦でHENTAIによる直接攻撃は辛うじて食い止められました。しかし、その後彼らは告白をメールや手紙によるロングレンジ攻撃に絞り、その結果、ヘクトルは地下都市を築いて、そこで生き延びるより道は無くなってしまったのです。
強大なHENTAI力を持つ彼らに対し、KINNIKUアイクも今や壊滅寸前。KINNIKUはエリンシアによってペロペロされムダ毛は剃られ遍くガチムチ達は逃亡に至りました。
そしてそのHENTAIの影はヘクトル最後の砦である地下都市をも着実に侵し始めています。紋章町は滅びの道を歩んでいるのです。
ルーテによれば紋章町が滅亡するまでおよそ1年。HENTAIはオスティアの環境を改造し今もそこから悪魔のワープの杖でHENTAIを降らせ続けているのです。

ヘクトル「紋章町か…何もかも懐かしい…」
ビラク「HENTAIに下品な男は不要だZE」
アイク「男だったら食って食って食い抜いて一つでも多くの肉を食って死ぬべきだ」
エリンシア「これが私の最後の決め手ですわ、リリーナちゃん」
セリス「ぼくはグランベルのセリス…ヘクトル兄さんが未知の苦難を乗り越えグランベルに来るのを待っているよ…」

宇宙贅肉ヘクトル2199
近日放映

企画制作FETV
861イーリス署24時!!:2013/04/29(月) 20:25:53.03 ID:yoTdUdkp
ヴァルム地区・飛竜の谷。
ヴァルム地区随一の飛竜の産地であるが、近年その数は乱獲により大きく減っている。
この事態に町は飛竜の狩猟や捕獲を禁じたのだが、いまだ密漁が絶えず行われている。
イーリス署は密漁者の逮捕に乗り出したのだが、いまだ犯人を逮捕出来ずにいた。
そんな中、イーリス署に通報が入る。飛竜の密漁を目撃したというのである。
このチャンスを逃す訳にはいかない、そう判断したイーリス署長エメリナは、クロム率いる精鋭部隊を派遣した。
これは犯人逮捕の一部始終である…

イーリス署24時!! File01:密漁者を追え

モリスティア「これで最後ですね。さあ皆さん、連れていきますよ…。」
兵士    「はっ!」

カラム   「ザッこちらカラム…。犯人は15人程度。生け捕りした3、4頭の飛竜を連れていくみたいだよ。どうぞ…」

潜入調査のエキスパート、カラム。彼はカメレオンのようにその場に溶け混み、決してばれずに情報等をすっぱ抜きしてしまう。
潜入調査で彼の右に出る者はいない、と言われるほどの能力である。
862イーリス署24時!!:2013/04/29(月) 20:26:15.23 ID:yoTdUdkp
クロム   「こちらクロム。わかった。これから突入の準備に入る。」
リズ    「こちらリズ!準備完了だよ!」
ティアモ  「ガッこちらティアモ。ポイントに到着しました。」
スミア   「こちらスミア。こちらも到着しました!」
ヴェイク  「ザザザこちらヴェイク。こっちはとっくに準備OKだぜ!」
ミリエル  「こちらミリエル。問題はありません。」
ソワレ   「こちらソワレ。ボクも同じく。」
ソール   「こちらソール。僕も大丈夫。」
フレデリク 「こちらフレデリク。特に問題はありません!」
ルフレ(♂)「こちらルフレ。作戦を確認するよ。
スミア、ティアモは逃げないように空から監視、あとのみんなは突入して犯人を捕まえる。いいかい?」
クロム   「ザよし!全員突入するぞ!飛竜には傷を付けるな。犯人は1人も逃がすな!」
全員が一気に突入し、犯人たちを包囲する。
犯人たちは突然のことに驚いているようだ。
モリスティア「!?つけられていましたか。」
クロム   「イーリス署だ!お前たちは完全に包囲されている!抵抗をやめ、こちらに投降しろ!」
モリスティア「これはこれはイーリス署のクロム様ではないですか。
我々が投降するとでもお思いでしたか?」
クロム   「っ…ならば仕方ない。全員捕らえろ!」
フレデリク 「行きますよ!」
フレデリクが槍を振りかざし、先陣を切る。
ヴェイク  「おらぁ!」
ヴェイクが斧を振り回すが、敵にかわされ、さらに敵の一撃を当てられてしまう。
ヴェイク  「ぐわぁっ!」
敵はヴェイクもうに一撃を食らわせようとするが、ミリエルの魔法で吹き飛ばされる。
ミリエル  「ちゃんとしてください。油断は禁物です。」
リズ    「そうなんだよ!男ならしっかりするんだよ!」
リズが回復の杖をヴェイクに振るう。
ヴェイク  「誰にだって失敗ぐらいあるだろうが!」
半ば呆れ気味の二人に、ヴェイクは少しキレかかったのであった。
ソワレ   「はっ!」
ソール   「くらえ!」
ソワレとソワレが敵を仕留める。
モリスティア「くっ…こんなはずでは…」
モリスティアたちがどんどん劣勢に追い込まれていくのは目に見えるほどだった。
クロム   「もう後には引けんぞ!」
ルフレ   「覚悟はいいかい?」
クロムとルフレがモリスティアを追い詰めていく。
モリスティアは斧を抜き、クロムに切りかかった。
クロム   「ぐうっ…」
クロムは剣でそれを受け止めた。モリスティアは後ろに引き、態勢を整えようとする。
しかし、ルフレが間髪いれずに魔法で反撃をする。
ルフレ   「読みが甘いね!」
ルフレの魔法はモリスティアに直撃した。
モリスティア「ぐああああぁぁぁっ!!」
クロム   「これで終わりだ!」
すかさずクロムがトドメを刺した。

クロム「モリスティア及び部下、飛竜の密漁の疑いで現行犯逮捕する。」
クロムがモリスティアに手錠を掛けた。

こうして、飛竜の密漁の犯人は逮捕されたのであった。
後の取り調べで分かったことだが、モリスティアはこの辺りの飛竜密漁のボスであったという。

イーリス署隊員…彼らは紋章町民の安全と安心を守るために、今日も紋章町中を駆け回る…
863助けて!名無しさん!:2013/04/30(火) 19:41:17.33 ID:t2ziRaq1
GJ。
よくよく思い返してみると覚醒はこの手のチンピラがやけに多かった気がするw
864助けて!名無しさん!:2013/05/01(水) 00:42:02.06 ID:jc6+QByT
しかしチンピラより一見優等生な方が危ないというね……
865助けて!名無しさん!:2013/05/03(金) 21:30:50.54 ID:XItcMcQ4
もうすぐ次スレの時期だが
この過疎っぷりを見るともう次スレいらないんじゃないかな
866助けて!名無しさん!:2013/05/03(金) 21:33:50.83 ID:RcSBJE3M
続けたい人がいるなら細々とでも続けていけばいいのさ
そして俺は続けたい
867助けて!名無しさん!:2013/05/03(金) 21:46:30.04 ID:QoAeZ2BP
いつも読んでますよ
できれば続けて欲しいです
868助けて!名無しさん!:2013/05/03(金) 22:41:34.68 ID:yc0x+g8X
ネタがないときはとりあえずあまり絡みがない組み合わせで喋らせてみる

クロム「まあ絡みがない組み合わせでまず挙がるのが通算発言数が一番少ない俺と誰かだよな」
アルム「どうも、影薄のアルムです」
クロム「お前は影薄を前面に出しすぎて逆にある程度目立ってるカラムと同じ臭いがする」
アルム「ぐっ…!真にあまり出てこないのはエリウッド兄さんだとでも言いたげだな!」
クロム「それは言っちゃ駄目!お前は魔符イラストだって書き下ろされてるんだからもう文句言うな!」
アルム「えへへ、魔符の僕結構イケメンだよね」
クロム「俺も異界のクロムとかって書き下ろされたいぞ。乙女ゲー絵師とかにキラッキラに」
アルム「まあ所詮僕らをモデルにしたイラストってだけで本人ではないんですけどね…」
クロム「エフラムとかだと違和感無いが、ぶっちゃけマルスとかお前の異界マップはギャップに吹く」
アルム「………」
クロム「………」
アルム「スレのみんなは異界の方でイメージして読んでくれてることを祈るよ!!!」
クロム「みんな、俺のことはいかなるシーンでもプロポーズキラキラスチルでイメージしてくれよな!!!」グッ
ルフレ♀「こんにちはー?クロムさんいます」
クロム「くれよな!!!」グッ、ムニッ
ルフレ♀「ク…クロムさんのエッチー!!!!」
クロム「グギャー」

アルム「これでイメージしろって無理でしょ」
869助けて!名無しさん!:2013/05/03(金) 23:07:01.08 ID:pmPLwh74
脳内デフォルト表情って有るよね。
ここのリーフが真面目な顔している姿が見えない
870助けて!名無しさん!:2013/05/03(金) 23:43:16.73 ID:fFPGzIvS
乙女ゲー絵師の描いたクロムか
確かに中村龍徳の描いたクロムとか見てみたい気がするな
871助けて!名無しさん!:2013/05/04(土) 00:57:15.73 ID:1No6t76p
ヘクトル「どうしてこうなった」(少女漫画タッチ)
マルス「変態女神が」(ザワ…ザワ…的AGOタッチ)
エフラム「なる程把握した」(ドン☆的タッチ)
ロイ「さっきちょっと外出たら凄い職質されちゃった」(世紀末救世主的タッチ)
アイク「何か様子が変わったなお前達?」(龍球Z的タッチ)
872助けて!名無しさん!:2013/05/04(土) 04:12:59.13 ID:ZZ690Vko
リン「ソンシンの文化に興味はあるけど、これはちょっとないわー…」(浮世絵タッチ)
エリンシア「自分のKINNIKUを見てもあまり面白くありませんし、早く戻って欲しいですわねぇ」(アメコミ風タッチ)
エイリーク「そ、そうですか?私はしばらくこのままでも…」(ルネサンス絵画風タッチ)
ミカヤ「エイリークったら、胸が少し大きくなったからって…(ホロリ)」(エジプト壁画風タッチ)
セリカ「ユンヌはどこ行ったのかしら。あの邪神、捕まえたらただじゃおかないんだから!」(ゲルニカ風タッチ)
リーフ「もう人間の形ですらないよ!コノヒトデナシー!」(抽象画タッチ)
873助けて!名無しさん!:2013/05/04(土) 21:53:19.36 ID:2HLGlw1Y
画風確認のため、思わずググったがな。
874助けて!名無しさん!:2013/05/05(日) 00:17:15.01 ID:DB/Jnlo0
マー子「今日は私の誕生日ですよー!と言うわけで何か下さーい!」
875助けて!名無しさん!:2013/05/05(日) 00:23:59.67 ID:6Dnmn6/x
ロラン「すみませんが…貴女が喜ぶようなものを僕は贈れそうもありません…ムチ…ロウソク…ハイヒール…これらはやはりノワールに贈ってこそ輝くんだろうな…ハァハァ…」
876助けて!名無しさん!:2013/05/05(日) 23:20:18.41 ID:XbJKZ9l1
ブレディ「て、てめぇ!いくらノワールがちょっといじめてオーラ出てるからって女の子にムチはねぇだろ!」
ロラン「え?」
ブレディ「え?」
ノワールは相手によってはほとんど強気モードにならないのでどっちが向いてるか意見が分かれそうだね
877ささやかな騒動:2013/05/06(月) 23:22:00.18 ID:ALcXiKsG
シグルド「今日は思ったよりも仕事が早く終わってしまったな」
シグルド「普段からこれぐらいの時間に終わらせられるといいんだが……ん?」
シグルド「何だ、あの騎馬の群れは……?」

雑兵1「おらおら、そこをどけぇ! どかないと怪我するぞ!」
雑兵2「馬に潰されたくなけりゃ広く道を開けな! 怪我するぜぃ!」

シグルド「あまり見かけない奴らだな。それにしても大勢で馬を乗り回して威嚇行動とは……」
シグルド「なんて傍迷惑な連中だ。……おい、お前達!」

雑兵1「なんだてめぇは……そこで下敷きになりたくなけりゃ、そこをどけ!」
シグルド「馬に乗るのは構わんが、もっと節度を持つんだな。それができないなら他所へいけ」
雑兵2「ああ?! ふざけた事を抜かしてんじゃねぇぞ! コラ!」
雑兵3「その生意気な面と地面をキスさせてやろうか?」
雑兵1「オームの杖の準備は出来てんのかコラァ!」
シグルド「聞くに堪えないな……。もう少し冷静に話ができる者はいないのか?」
シグルド「……そこの君はどうなんだ?」


フリーダ「……」


雑兵1「てめぇ! 気安く声をかけてるんじゃねぇ!」
雑兵2「お前みたいな奴が話かけられる人じゃねえんだ!」
シグルド「何だと言うんだ、お前達は?」

雑兵3「てめぇ……ここを歩いて俺達の名前を知らねぇとはいい度胸をしてやがるな……」
雑兵1「ここ一帯で最強の! 暴走連合団『魔羅怒』たぁ、俺達のことよ!」
雑兵2「そしてこのお方こそが! この『魔羅怒』の総長、フリーダ様だっとらぁ!」


シグルド「まさか……リーダーだったのか!?」
フリーダ「そういう事になります」
シグルド「それなら話は早い、今すぐこんな事は止めさせることだ。このままではただでは済まないぞ」
シグルド「先に言っておくが脅しではない。大騒ぎになれば取り返しがつかなくなるのはお前達の方だ」
雑兵1「だから誰に向かって口利いててんだっつってんだよ!」

フリーダ「……大人しく退いてくれるのであれば、危害は加えません。退いてください」
シグルド「見てしまった以上、そういうわけにはいかない」
シグルド「どうしても大人しくする気はないのか?」
フリーダ「……」
雑兵1「何で俺らがてめぇに指図されなきゃなんねんだよ!」ジャキッ
雑兵2「やっちまうぜ!」

シグルド「どうしてもやる気なのか……それならやむを得まい」チャキ
シグルド「(多勢に無勢だが、簡単にやられるわけにはいかない)」
シグルド「(まずは一撃を入れて怯ませる他あるまい。気を入れろよ、シグルド)」

シグルド「行くぞ! はっ!」シュバッ

フリーダ「きゃあっ?!」ドシャァッ
雑兵1「ああああああああああっ?!」
雑兵2「大丈夫ですか、大将!」
シグルド「」
878ささやかな騒動:2013/05/06(月) 23:22:17.79 ID:ALcXiKsG
シグルド「(あ、呆気なさ過ぎる……?!)」


雑兵3「姐さん、お怪我ありませんか!」
フリーダ「だ、大丈夫です。この通り、ですから――」
雑兵1「おい、てめぇ!」
シグルド「な、何だ?」
雑兵2「いきなり斬りかかるとは、それでも男か!」
シグルド「……待ってくれ、先に武器を構えたのはお前達だろう!」
フリーダ「あの、ですからちょっと待っ――「だからって合図もなしにいきなり斬りかかる奴がいるか!」」
雑兵1「そうだそうだ! 剣魔じゃあるまいし!」
雑兵2「大体姐さんはまともに構えてもいなかったぞ!」
シグルド「いや、それは……そうかもしれんが」
雑兵1「それでも男か!」
シグルド「むうう……」
シグルド「(理不尽な気もするが、言われてみればそんな気も……結果的に怪我だけさせてしまったからな)」



シグルド「その……君」
フリーダ「……はい」
シグルド「何というか……怪我をさせてしまって、すまなかった」
フリーダ「いえ……こちらこそ申し訳ありませんでした」
シグルド「いや、君が謝る事はない。私も加減がわからなくてな。大丈夫か?」
フリーダ「大丈夫ですから……お願いですから、これ以上情けなくなる事を言わないで下さい……」

雑兵「おい、泣かしてんじゃねぇぞこらぁ!」
フリーダ「貴方達は少し黙っていなさい!!」
879ささやかな騒動:2013/05/06(月) 23:22:37.48 ID:ALcXiKsG
シグルド「さて……この辺りでいいだろう」
フリーダ「他の者はひとまず下がらせました。ご迷惑をお掛けして申し訳ありません」
シグルド「いや、謝る事はないんだが……どうしたものか」


シグルド「まず名乗るのが遅れたが、私はシグルドという。君は?」
フリーダ「私は……フリーダと申します」
シグルド「フリーダ。どうしてこんな事になったんだ?」
フリーダ「どこからどう説明して良いものか分かりませんが……」
フリーダ「『魔羅怒』は貴方もお察しの通り、暴走族の一団です。その所属が私達ですね」
シグルド「暴走族か……しかし、その割には初めて聞く名前だ」
フリーダ「集団としてはずっと以前からあったのですが、つい最近まで活動を休止していましたので」
フリーダ「言い訳にしか聞こえないと思いますが、『魔羅怒』は暴力を振るう気もなければ、街頭を集団で爆走する気もあり

ません。元は自警団に近い意味もあったのです」
シグルド「君の言葉を疑うつもりはないが、しかしその割には今日は随分荒っぽいように見えたが……」
フリーダ「それは……」


フリーダ「私がこうして出ると、皆がやりすぎるほど張り切りすぎてしまうんです」
シグルド「……」
雑兵1「……」ジィィ
シグルド「(建物の陰から痛いほどの視線を感じるのはそのせいなのか?)」


シグルド「その理由は――」
フリーダ「弱いですから」
シグルド「いや、その」
フリーダ「貴方もそう思ったのではありませんか?」
シグルド「……。そうだな……」

フリーダ「慣れてはいるんですが、辛いものですね。どうかすると道を塞いでいるだけのソルジャーにも追撃で倒される有様

で」
フリーダ「こんな私ですから、ついてきてくれる人がいるだけでも奇跡のようなものです」
フリーダ「私がもう少し強ければ、皆が肩肘を張る事もなくなるのに」
シグルド「だから、それ以上の事は望めないというのか?」
フリーダ「……そうかもしれません」
シグルド「……」

フリーダ「申し訳ありません。面白くもない愚痴にお時間を取らせてしまいました」
フリーダ「私達も今後このような事はないように致しますので。それでは、失礼致します」
シグルド「少し待ってもらえないか」
フリーダ「? 何故―ー」
シグルド「姿勢が悪いんだ。馬上にいる時は、こう――」ヒョイッ
880ささやかな騒動:2013/05/06(月) 23:22:57.01 ID:ALcXiKsG
シグルド「こういう風に、馬の姿勢を崩さないようにするといい。武器を構える時は、こう」
シグルド「将を射んとすればまず馬を射よとあるが、乗る側にとっても同じ事だ。まず馬のバランスを崩さないようにする事

が肝要だ」
フリーダ「――。あ、貴方は騎乗の経験がお有りだったのですか?」
シグルド「多少はある」
シグルド「(実際は本分なのだが……最近は滅多に乗っていないからな)」

シグルド「私が言えるのはそのぐらいのものだ」スタッ
シグルド「後は地道に訓練するのがいいが……もしできるなら、誰かに師事すると、こつをものにし易いかもしれない」
フリーダ「……」
シグルド「引き留めてしまってすまない。それでは、私はこれで――」
フリーダ「お待ちいただけませんか?」

シグルド「……何だろうか?」
フリーダ「師事するのが良いと仰るのであれば」
フリーダ「どうか、私が貴方に師事する事を許してはいただけませんか?」


シグルド「……!!」
雑兵123「……」
シグルド「(……さ……殺気を感じる……?!)」


シグルド「わ、私がか?」
フリーダ「そうです。先ほどの剣の腕、馬の扱い……ひとかどの人物とお見受けしました」
シグルド「待ってくれ。私はそんな大層なものではない」
フリーダ「迷惑をおかけした上に、不躾な申し出なのは理解しています。恥も承知です」
フリーダ「しかし、私は他に方法を知りません。どうか私にご協力して頂けませんか!」
シグルド「君には、他にも頼れる者がいくらでもいるはずではないのか?」
フリーダ「例え事実として劣るのが明らかでも、立場上、いくら何でも教わるわけには参りません」
シグルド「いや、しかしな……」
シグルド「(一体どうすればいいというんだ……誰か教えてくれ!)」


フリーダ「お願いします、後生ですから! 何でもしますから!」
シグルド「いや、そういう問題ではなくてだな」
フリーダ「もう一般兵に即死させられるのは嫌なんです!」
フリーダ「治癒を無理やり引っぺがされて倉庫の隅に転がっているのは寒気がします……!」
フリーダ「ですから、助けてくださいお願いします! どうか私を哀れと蔑んで、お助けくださいッ!」
シグルド「一体何の話なんだぁあああああっ?!」






ブルーニャ「怪しげな騎兵の集団と男が争っていると通報されてきてみれば、これとはな……」
ペレス「……どうします?」
ブルーニャ「ただの痴話喧嘩にも見えますし、放っておきましょう」
ペレス「ですな」


この世界に暴走族とかいたら、やっぱり騎兵乗り回す連中なんだろうなあと考えていたらこんな事になった
今も特に反省していない
881助けて!名無しさん!:2013/05/06(月) 23:52:47.14 ID:f7X5sc7Y
フリーダ様……

まぁシグルド兄さんは面倒見よさそう
よすぎて本命が逃げてくんだけどさ
882助けて!名無しさん!:2013/05/07(火) 00:02:01.35 ID:3Yu1UMdV
まあ、シグルド兄さんはお人好しが服着て歩いてるような人だからな

でもさ、これって下手すると魔羅怒とバイゲリッターの全面戦争に発展するんじゃないのか?
883助けて!名無しさん!:2013/05/07(火) 07:09:12.97 ID:Z4WHVigc
魔羅怒「俺達は涙目の姐さんに萌えてるんだよおー!」

スマン、夜勤明けなんだ
884助けて!名無しさん!:2013/05/07(火) 20:15:58.16 ID:0rLACXKL
この小説を読む前に>>230の注意書きを参照してください。
>>742-747の続きにあたります。
「おうおう……どいつもやる気満々だなぁ」
眼帯の男は愛龍の鱗を撫でると遠方の戦場に目線を向けた。
ここはデインとクリミアの国境を二十五里ほどもクリミア領内に押し込んだ丘の上に設けられたデイン軍の陣地である。
アシュナードの布令に意気上がるデイン軍は破竹の勢いでクリミアの国境を突き破り、
七つの砦を落とし十五の村落を占領し着実に進撃を重ねていたのだが、クリミアの大名ジョフレの右腕と左腕…
二人の侍大将ケビンとオスカーの両将の防御陣地に突き当たること五日、未だこれを突破できずにいる。
今日こそこれを踏み破らんと武者たちがこぞって出陣していく中、その男は寝過ごして置いてけぼりをくったのであった。
どこか弛緩したような空気を漂わせたその男はもはやもぬけの空となったデイン本陣で欠伸混じりにつぶやくと軽く肩を鳴らすような仕草をする。
さて、どうしたものかな……
「ハール殿…ハール殿!!!」
どうやら陣地に残っていたのは自分だけではないらしい。
けたたましい声が聞こえてくる。
赤い髪をした武者が険しい視線をこちらに向けていた。
「なんだジル…お前も寝坊か?」
「寝坊か…ではありません!姿が見えないから探しに来たのです!何をなさっているのですか…このままここで呆けていてはお味方に武勲を独占されてしまいます!」
「かまわんかまわん…手柄を欲しい連中に機会は分けてやろう。んじゃ俺たちは奴らの戻る場所を固めていてやろうか」
「な……何をおっしゃるのですか!飛龍武者はデイン先陣の花形と定まっているのにそんなことで……」
眼帯の男は苦笑を漏らす。
生真面目な表情でさらに眉を吊り上げる若い武者を前にハールと呼ばれた男は頭をかくような仕草をした。
「んなこと言ったってお前。もうとっくに俺たちは出遅れてるぞ」
「後からでも戦っている僚友の加勢をするべきです!」
「増援なんて誰もありがたがらんよ。手柄を横取りする気かと疎ましがられるだけさ」
「もういいです!それならハール殿はここで待っていてください。私だけでも……」
苛立ち血気に逸った若武者が己の飛龍の手綱を握る姿を見て眼帯の男はつぶやく。
「……お前、デインの大名になりたいのか?」
「な……」
そう、デインの大名アシュナードはクリミアとの戦で一番手柄を立てた者ならたとえ足軽だろうと己の跡取りに取り立てると布令を出している。
当然のごとくデインの将兵は意気上がり、それは良い面では士気の高さに繋がり各地でクリミア軍を打ち破ったものの負の効果ももたらしていた。
僚友同士の足の引っ張り合いや出し抜き合いが横行し、誰もが傍らに立つ同志を同志ではなく競争相手と見なすようになりつつあったのだ。
ハールにはジルが功を焦っているように感じられたのだろう。
絶句するジルにハールは言葉を次ぐ。
「…今出陣すればお前、死ぬぞ」
「わ…私とて新兵ではありません。サカとの戦に出たこともあります。そう易々と討ち取られたりはしません!」
その言葉を己の未熟を指摘しているものと受け取ったのだろう。ジルは負けん気の強い言葉を吐くと飛龍の翼を広げて合戦場へと飛び去っていった。
「熱くなっちまってまぁ…若ぇなあ」
武士が武勲を欲するのはほとんど本能のようなものだ。
合戦で身を立て誇りを立てる者が武士であるのだから。だが功を焦る者は例外なく死ぬ。
それはハールが二十年近い戦場経験で思い知ったことであった。
「飛龍武者はデインの花形。一番に切り込み空を制する猛者の群れ…ね。そう豪語したのはどいつだったっけなぁ…
 もう九割六分の仲間が死んだ。臆病なくらいでちょうどいいんだがな」
そう、ハールと同じ時期に飛龍に乗った者で生きている者はほとんどいない。
飛龍は空を制し、戦場を立体化した新たな兵法の花形ではあるが、同時に身を隠す物のない空で他の味方の支援を受けられないことも多く、
その損耗率は群を抜いていた。三度戦場に出て生き残れば熟練者扱いされるような状況である。
「…ったく、放っとくわけにもいかんか」
彼は手綱を取ると空に飛び立ち若武者が戦場に舞ったよりも遥かに低く、地上すれすれを這うような高度で戦場へと向かっていった―――――
突風が巻き起こりクリミアの足軽達がかまいたちに切り裂かれる。
まだだ。この程度では足りない。黒い髪の妖術師はクリミア方か築いた柵を乗り越えると飛びかかってくる敵兵に立て続けに妖術を浴びせて屍に変えていく。
「陣は横陣…守りに徹している…なら敵将は敵陣の中央奥。面倒ですね…まったく。僕に指揮権があれば一方的に完勝して見せるのですが」
だがそれは不可能だろう。
デインの誰もが手柄を競い合い争いあってる現状では。
指揮命令を下しても出し抜こうとしてどこかで必ず綻びが生じる。
ゆえに結局力押しの勢い任せの戦になってしまっているのだ。
ここまではそれがうまく作用してクリミアを破ってきたがこの勢いを保って城下まで雪崩れ込めるかは定かではない。
何より長年学んだ兵法を活かす場がないことはセネリオにとって不本意なことであった。
父、アシュナードは手柄を立てた者を次の大名にすると言った。嫡子の自分をないがしろにして。
「貴方から見れば僕もペレアスも柔弱かつ脆弱な存在としか映らないのでしょうね。父上」
そう、父アシュナードは誰よりも力を尊ぶ。だが父が信じる力とは武力だけではないはずだ。
そう思ったからこそセネリオは誰よりも優れた知力を持って強者たらんとしたのだ。
だが現実は意のままにならぬ。
彼は軽く首を振ると眼前の戦場を見据えた。
一つ下の弟ペレアスもこの戦場のどこかで戦っているはずだ。
自分と違い要領も悪く力も弱く、妖術とてそれほどうまくない弟の事。もう死んでいるのかも知れない。
「……競争相手が一人減るだけのこと」
さて、彼が気にかかったとあえて認めたくないのか。セネリオは呟きを漏らすと再び念を集中し掌に妖気を集中しはじめた。

クリミア方の第三陣が刀や槍を携えこちらに向かってきていたのだ。
デイン側が内部にかなりの問題を抱えて戦を進めていた事に比べてクリミア側も事情は苦しい。
防御陣地を任されていた両将、ケビンとオスカーは本陣から戦況を見やっていた。
この陣地でデインの攻撃を受け止めてからすでに五日。一兵たりともデイン兵の突破を許してはいなかったがクリミア方の被害も無視できない。
今日も陣地に激しい攻撃をかけてきている。
「おのれデイン兵共が調子に乗りおって…ちと鼻っ柱をへし折ってきてもかまわぬかオスカーよ」
猛将ケビンが額に青筋を浮かべていきりたつ。
もとより攻め手にかけて強さを発揮する武将ではあるがこのような防衛戦は気性に合わないのであろう。
オスカーは細い瞳をさらに細めて彼をなだめた。
「将が前に出すぎては指揮を取れなくなってしまうし戦況も把握できなくなる。我らはあくまで本陣にあるべきだ。
 戦は今日明日で決着が付くようなものではないのだから腰を落ち着けてかからんと」
「だがな。このまま守り一辺倒では兵の士気にも関わる。
 打って出て奴らの背後を脅かした方が敵の退却を誘えるのではないか?」
それにオスカーが己の思うところを述べようとした瞬間の事であった。
足軽の一人が空を指差して高い声をあげたのである。
「抜かれた!数騎、飛龍武者が!」
「…なかなかどうして敵もやるものだな…弓隊は何をしておったのか…」
苦虫を噛み潰すような顔をしてオスカーが呻く。
前線はすでに敵味方が入り乱れつつある。頭上の敵にまで注意を回す余裕がなくなっていたのだろう。
だが本陣にも充分な守備隊を配置してある。見たところ突破してきた敵は百に満たない。あれくらいならば問題はあるまい。
「構え……焦らずに引き付けて……」
オスカーの号令の元、柵や見張り櫓の兵たちが弓に矢をつがえる。
距離が縮まってくると飛龍武者の一騎が名乗りを上げた。
「我はデインの飛龍武者!シハラムの子ジル!敵将!いざ尋常に勝負せよ!」
その言葉にいきりたったケビンが一歩前に出る。
だが彼が名乗り返す前にオスカーは手刀で空を切り裂き号令を発した。
「構うな!射かけよ!」
一斉に放たれた矢がデインの飛龍武者たちを貫いていく。
絶叫をあげた武者が飛龍の背から墜落し上空から地面に叩き付けられて二度と動くことはなくなっていく。
「お…臆したか!私は一騎討ちを……!」
赤い髪の武者が必死に矢の雨を避けながら喚いているがオスカーは一切取り合うつもりはなかった。
ここで挑発に乗って将が命を落とすようなことがあらばクリミアの城までデインを阻む者がいなくなってしまう。

……先日クリミアの城中では大名ジョフレの正室、エリンシアが婚礼十年ほどもしてようやく待望の懐妊を迎えたと吉報があったばかりなのだ。
クリミアの隆盛のためにはどのような手を使うことも厭うまい。

やがて最後の一騎となっていた赤い髪の武者が射抜かれて血飛沫をあげながら地上に墜落していく。

「片付いたか。よし」
「よしではない!貴様…一騎討ちを望む敵にあのような…」
「ここで敗れるわけにはいかないんだよケビン」
オスカーはそれのみを言い捨てると眼前に目線を向ける。
さぁこれで敵の突破は阻んだ。次の事を考えなくてはならない。
意識を切り替えようとする彼の視界に映った物は、弓で狙いにくく視界にも捕らえにくい…地上すれすれを高速で飛んでくる飛龍であった。
「い…いかん…これが狙いか!?」
囮を持って自分たちの意識を上空に引き付け、その間に地上すれすれを高速で踏破して本陣を直撃するつもりか…
まんまとしてやられた…ここまで接近を許しては弓は射れない。速度の差から退却も不可能だ。
迎え討つしかないか…彼が槍を手に取った刹那。
龍に乗った隻眼の男は地上寸前で赤毛の武者を受け止めるとこちらに一瞥すら返さずに翼を返して飛び去っていった……
このまま突っ込んでいればケビン、オスカーの両将のうちどちらかは討ち取れていたかも知れなかったが…
武勲になど興味は無いとばかりに隻眼の男の龍は戦場を離れていった。
「私の生き方は嘘ばかり……少し感傷的になっているのでしょうや」
クリミア城の奥深く。ほんの一握りの者しか立ち入る事を許されぬ一角。
いまや人前に姿を見せる事の無くなったクリミア正室エリンシアは嘆く。
覚悟も決意もすべてクリミアのために捧げたはずではある。
はずではあるが時に覚悟の面の隙間から脆さや弱さが零れ落ちるのだ。

懐妊中であるために安静にせねばならぬ…という名目で人前から姿を消してはいるが、事情を知らぬ者が彼女を見れば驚くことであろう。
懐妊の報が流れてから数ヶ月にも関わらず彼女の腹はへこんだままである。

先代ラモンの子というのも嘘。
ジョフレの子を身篭ったというのも嘘。
「嘘偽りも貫き通せば真実となりましょう…今や貴女様がラモン様の御子であることを疑う者はおりませぬ。
 御子の事とて同じ事」
側役のルキノが慈しみの篭った瞳でエリンシアを労わった。
「養子の…私と殿の子となる子の人選は…定まっているのですか?」
「は……奥方様の出産の…そういう事になっている時期頃に子を産むであろう城下の者たちを密かに当たっております。
 幾人か候補はおりますが…時期的にもっとも調度よく、なおかつ両親共に健康、頑丈な子を産むと期待される者に絞込みを進めました。
 クリミア城下、豆腐商人ボーレとミスト夫婦と申す者たちです。妻のミストは懐妊して半年頃になりますゆえ」
「……強引に事を進めてはなりませんよ…惨い事をすると承知はしていますが…
 せめて納得して…よくお話をまとめますように…このような事で許されるとは思いませんがせめて暮らしに困らぬよう計らいますように」
「……心得てございます」
クリミアの存続のためとはいえこれから生まれる子を奪うような事をするのだ。
この一時だけでも許されざることだろう。
それが免罪符にならぬと知りつつもエリンシアはせめてきちんと保障をするようにルキノへと申し付けた。

ふさぎこむような表情を見せたエリンシアに話題を変える必要を感じたのであろう。
ルキノは殊更に明るい表情を作って見せた。
「そういえばご存知ですか?かの夫婦の兄は随分名を轟かせた剣客だそうです。
 武者修行の旅をしつついくつも武勇伝を立てているとかで」
「……剣客?」
「ええ、ノルダで二人組の辻斬りを討伐したり月光流の猛者を一騎討ちで討ち果たしたりと聞き及びます。
 縁あらば当家で召抱えたいものですね」

剣客……どのような武者なのだろうか。
自分も腕には覚えがある。エリンシアは苦笑した。
強者に興味を抱いてしまうのは太刀持つ者の本能のようなものだ。
その者の甥なり姪なりになる子を養子とするのだからあるいはどこかで縁が繋がるだろうか………


「風が流れていくな…西へ……」
エリンシアが思い描いたその男は渡り鳥が西へ飛んでいくのを旅の山道で見上げていた。
傍らには盲目の男が立っており彼の言葉に応じる。
「いいかも知れないね。西は最近戦が激しくなって武芸者も集まっているらしいよ」
この男にはこの男で別の思惑もあったのだが……
それはさておき。
「そうだな……旅に出てもう何年になるか……一度、親父の墓参りに戻ってもいいのかも知れんな…
 それに妹夫婦の顔も何年も見ておらんしな」
流れて流れて…漆黒の武者の手がかりも…「天空」の手がかりも得ることができぬ。
ただひたすら走ってきたが…一度原点に返るのもよいのかも知れぬ。

男は西への一歩を踏み出した――――――




次回

侍エムブレム戦国伝 梟雄編 

〜 アイクの章 石の城の華 〜
889助けて!名無しさん!:2013/05/08(水) 00:16:58.07 ID:hvVB1dEf
キャラ同士が絡みそうでまだ絡まなくって絡んだり登場したとこで今回はここまでってなって
もどかしくて毎度続き早よってなるじゃんかどうしてくれる

要は毎回楽しみにしてます。GJです!
890助けて!名無しさん!:2013/05/08(水) 23:59:34.07 ID:tVoRmwoq
ヘっくんを中央に固定…!
そのまま○○に俺の愛を集中…!
最後は中央を突破!
チッ、呆れるほどに有効な戦略だよロシェ
891助けて!名無しさん!:2013/05/09(木) 22:19:05.79 ID:LInM1IAd
>>885-888
いつもいつも更新乙です!
ミストとボーレの子か……パリスとはまた違うのかな?
いつもながら続きが気になる引きだぜ。GJ!

そろそろ次スレの時期かな。480後半くらいか
892助けて!名無しさん!:2013/05/10(金) 00:01:00.79 ID:Ofy1I5xv
この遅さならもっと後でもいいような。
893助けて!名無しさん!:2013/05/10(金) 22:05:04.71 ID:KHN7UX29
>>892
いつ建てるの?
今 で し ょ!
と言いつつ建てられない俺涙目
894助けて!名無しさん!:2013/05/11(土) 03:09:19.93 ID:PaBleRj9
>>893
ファウダーさんが立ててくれました。
http://kohada.2ch.net/test/read.cgi/gamesrpg/1368208873/

短編投下します。
覚醒キャラ書くのは初めてだから何か違和感があったら申し訳ない。
スミア、ティアモが主役です。
895比翼連理 1:2013/05/11(土) 03:13:31.95 ID:PaBleRj9
イーリス署は歴史の深さこそベルン署に譲るものの、それなりの規模と伝統を持つ公組織である。
スミアとティアモは共にそのイーリス署に勤めており、その関係は親友といって良い程良好な物であった。

そんな二人が、ティアモ家で額を寄せ合って難しい顔をしていた。
会話も少なく、聞こえるのはペンと紙の擦れる音ばかりである。
どうやらスミアが近々昇任試験を受けるので、その予習をしているようだ。

「えっと……ここがこうなるから……B、ですか?」
「ブー、不正解。正解はCの村人を救出する、よ。
 体格の記述が乗ってる問題は救出と付く選択肢を最後まで疑うこと!」
「うう……すいません。やっぱり花占いで答えを決めておけば」
「わーっ!それは止めなさいって前に言ったでしょ!」

いつの間にやら花を手にしていたスミアから、ティアモは慌てて取り上げた。
油断をすると、すぐにスミアは占いに逃げてしまう。
親友の実力を知っているティアモとしては、真正面から課題に取り組んで欲しかった。

「というか、いつ持ち込んだのよ。入り口で取り上げたのに」
「さっきトイレに言った時に花瓶のをこっそり……」
「こらー!あれ高かったのに!」
「じょ、冗談です。魔除け代わりに懐に入れてたんですよ」
「まったく、油断も隙もありゃしないわ。
 ほらほら、勉強に戻る!」
「ご、ごめんなさい……」
896比翼連理 2:2013/05/11(土) 03:16:44.76 ID:PaBleRj9
再び答えを書く音だけが場を支配する。
たまに沈黙を破るのは、スミアの独り言位のものだ。
そんな状態が30分程続いた時、不意にスミアが口を開いた。

「……ティアモ」
「何?分からない所があるんなら」
「ううん、そうじゃないの。
 私、迷惑になってないかな」
「……また冗談?それにしてはあまり面白くないわよ」

茶化して誤魔化そうとするティアモだが、スミアの語りは止まらない。
ティアモと目を合わせずに、早口で喋り続ける。
「ティアモに教えてもらえる日は、勉強がすっごく捗るんです。
 でもそれは、考えてみれば当たり前の話でした。
 勉強が進むのは、ティアモが時間を犠牲にしてくれてるからなんですよね」
「……それ以上言うと、怒るわよ」
「今回だって、スミアはもう昇任したから勉強する必要ないのに……
 鈍臭い私に付き合って、わざわざ」
「スミア!!」

ティモアの大声を受けて、思わずスミアは息を呑んだ。
自分でも声を出しすぎたと感じたのか、ティモアも自らの口を押さえる様にして黙り込んでしまう。
しばしの沈黙の後、口火を切ったのはまたしてもスミアの方であった。

「……ごめんなさい。でも、私は耐えられないの。
 親友である貴方の足を、他ならぬ私が引っ張るのが」
「……」
「だから、ね?もう私の事なんか放って置いて。
 ティアモは私と違って、何でも出来るんだから、ね?」
897比翼連理 3:2013/05/11(土) 03:19:07.23 ID:PaBleRj9
スミアの問いかけに対するティアモの回答はこの上なく早く、シンプルなものだった。

「絶対に、嫌」
「ティ、ティアモ……?」
「さっきから随分好き勝手に喋ってくれたわね。
 これなら面接試験はさぞかしはかどる事でしょうよ」

スミアは特別な力などないが、今はっきりと親友の背後に暗黒のオーラが見えた。
ついでにゴゴゴゴという効果音も見えた。気がする。

「でもね、残念ながら今やってるのは討論。
 今度はあたしの方の言い分も聞いてもらうわよ」
「……」

口調は普段とさほど変わらないが、親友の雰囲気に呑まれてスミアは何も言い返す事が出来なかった。
我が意を得たり、とばかりにティアモが喋り続ける。

「あのねぇ、あたしは犠牲になんてなってないわよ。
 というか、そんな風に勘違いされるのはまっぴら御免だわ」
「で、でも実際」

……無視された。
先ほどのスミアのように、話すにつれてティアモの語りは勢いを増していく。

「いい?これから昇任していったら、今度はあたし達が人に教える立場になるわ。
 今やってるのはその為の練習よ。言わば実践練習ね。
 それにスミアに教える事で、私も復習になるし一石二鳥、いや三鳥よ!
 そもそもあたしの親友を馬鹿にするのはいくらスミアでも許さない、以上ッ!!!」

ここまで一気にまくし立てたティアモははーはーと大きく息をしながら、スミアの方を見た。
おもわずびくり、と体が震えるのをスミアは感じた。
898比翼連理 4:2013/05/11(土) 03:22:57.55 ID:PaBleRj9
やがて呼吸を落ち着けると、普段どおりの口調でティアモは言った。

「……本音を言えばね、スミアと一緒に働きたいのよ」
「私と?」

思いがけない発言に、きょとんとした表情でスミアはそう言った。

「うん。あたしは何でも出来るってさっき言ったけど、そんな事はないの。
 失敗や見落としだってするし、落ち込む事もあるわ。
 そんな時、頼りに出来るのはスミアだけなの」
「……ティアモ」
「これは性格とか腕だけじゃなくて、相性みたいなものかな。
 ともかく、あたしにはスミア、貴方が必要なの。
 ううん、貴方じゃなきゃ駄目なの」
「……はい!私も、ティアモと一緒がいいです」

互いに目を合わせて、微笑む。
ほんの数秒の後、恥ずかしさの為か目を逸らしてティアモが言う。

「よし、よく言ったわ!それでこそあたしの親友よ。
 ならこんな試験に躓いてる場合じゃないわ。
 さ、次は外で戦闘訓練でもしましょうか!」
「ふふ、そうですね。
 座学ばかりで、ちょっと疲れてきたことですし」

そう言って、二人は部屋から出て行った。
部屋に残されたのは、ティモアがスミアから取り上げた一輪の花ばかり。
花の名前はゼラニウム。
花言葉は……あの二人の仲そのものといえばおのずと明らかだろう。
それは次の試験でスミアが合格する位、確かなことであるのは間違いない。


終わり
899助けて!名無しさん!:2013/05/11(土) 03:24:18.95 ID:PaBleRj9
覚醒身未プレイですが、二人がこんな感じだと幸せです。
フロリーナとスミアは性格が似てるので話させてみると面白そうです。
スミアの方がちょっとしっかりしてるかな?

埋め代わりになれば幸いです。
900助けて!名無しさん!:2013/05/11(土) 08:44:00.48 ID:z/0tclZx
>>894
ネタ&スレ建て乙!
901助けて!名無しさん!:2013/05/11(土) 20:15:02.34 ID:OU1kgRBP
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902助けて!名無しさん!:2013/05/11(土) 20:16:11.58 ID:OU1kgRBP
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903助けて!名無しさん!:2013/05/11(土) 20:17:13.70 ID:OU1kgRBP
    ノ   ノ      ヽ    /   ヽ
   ノ   ノ-------   ヽ  /     ヽ  ノ
  ノ |      ノ      ヽ/        ノ
    |     ノ       /ヽ       ノ
    |    ノ       /  ヽ     ノ


              -------      ノ    ヽヽ    ノ    -------
    /  \ O   ---------    ノ------      ノ         ノ
   /    \          ノ   ノ     ノ     ノ|         ノ
  /      \        ノ     -----ノ     ノ |        ノヽ
                 ノ         ノ        |       ノ   ヽ
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  レ"二==--  --,,.、-''" -、 __゛'-v‐{ヽ `{{,.、Jル ´     __  } /ヽ_i_\}‐、 .゛'、      ゛'‐、   \_::゛'、::::::::::::::::::::ゝ__
 "| | Fリフ.ii  /: : : : : : /´: : : : : :ヽ r 、i f_,, -‐ ""ヾ,´  ヽj i      _,-゛'‐、゛'、     /_zニ二_ ヽ:::i‐、::::::::::::::::::/
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  ヾ|    |、|/|: i :| __   |人ヽ、: ヽ、:l=;=、  ィ‐〒テ_" ヒ_ミiV _ゝ ´-`""´゛ .| .|ソ   //        ‐':::::::::/  /::::
   |    ヾ=-ヽ、`|,r;;;、`  .‐--ヽ、ヽ_ ヽ ̄|    ̄   ノ _ツl|l! /         '、'、   /、`、__       |::/ ./\::::
   ト、  --=-- .`| .ー'ノ  '.ri,lヽ|,l^i¨/ヽ し      ' | l川|ヽ __,      l '、|  / '、 .─`   .,,  |,| /:::::::::::\
   .,|;;"、  :::::::   .'、 ヽ   `´  i´/  vr' ゙''ti;、   ,! llリl|  '、 -     /  |_/   ヽ_,,.、-''"   .|/::::::::::::::::::::::
 ̄ ̄|  、 ,,、-‐-、.,,-‐ヽ ー-    |¨‐_,ヾ !ii  `  /   ViL -、ヽ_,,.、-''" __|_゛'‐-、___|__,,.、-''"ヽ,,‐'"ヽ_/
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904助けて!名無しさん!:2013/05/11(土) 20:18:09.66 ID:OU1kgRBP
    ノ   ノ      ヽ    /   ヽ
   ノ   ノ-------   ヽ  /     ヽ  ノ
  ノ |      ノ      ヽ/        ノ
    |     ノ       /ヽ       ノ
    |    ノ       /  ヽ     ノ


              -------      ノ    ヽヽ    ノ    -------
    /  \ O   ---------    ノ------      ノ         ノ
   /    \          ノ   ノ     ノ     ノ|         ノ
  /      \        ノ     -----ノ     ノ |        ノヽ
                 ノ         ノ        |       ノ   ヽ
                          ノ         |      ノ    ヽ
    / ̄ ̄ ̄ ̄丶 、
   '           ヽ、
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905助けて!名無しさん!
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