ク:ルフレ……
ル:クロムさん?
どうしたんですか、改まって。
ク:すまなかったな。お前まで、
俺の戦いに巻き込んでしまった。
ル:そんなこと、今さらです。
望んであなたと共に戦ったんです。
ク:あの戦いの間…
俺はギャンレルを…
奴を倒すことだけを考えていた。
この命、奴と刺し違えても構わない、
そう思っていた…
ル:そんな……
ク:だが、ルフレ…
ふとお前のことが浮かんだんだ。
俺をずっと支えてくれたお前…
俺と共に戦い続けてくれたお前…
だから、
俺は生きて戻れた。
ル:クロムさん……
ク:ルフレ。
俺はお前を離さない。
だからお前は…
どこにも行かないでくれ。
ル:ええ、私はどこにも行きません。
ずっと、あなたの傍にいます。
ク:…………
ル:…………
ク:ルフレ。
ル:え…?
ク:俺はまだまだ半人前で
これからも迷惑をかけると思う。
それでも…これから先もずっと、
傍にいてくれるか
ル:…はい…!
ク:しばらく、待たせることになる。
戦災で傷ついた多くの民たちに、
もとの平和な暮らしを取り戻す。
それまで、待っていてくれ。
ル:待ちます。ずっと…
ク:ありがとう、ルフレ
ル:思い出します…
あなたと初めて会った時のこと。
あなたと私は、
本当に不思議な縁ですね…
あなたと会えて良かった…
私、幸せです。
ク:ルフレには、姉さんの分も
しあわせになって欲しい。
いや、しあわせにしてみせる。
ル:クロムさん…
支援Sの挙動不審な思春期クロムとかおらんかった…!