歴代FE主人公が兄弟だったら 37章

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1イリオス
ここはファイアーエムブレムの歴代主人公が兄弟だったら、という前提で
彼らとそれを取り巻くFEキャラ達の生活を描くネタスレです。

前スレ
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/gamesrpg/1304887735/

保管庫
http://wikiwiki.jp/fe_family/?FrontPage

雑談・議論掲示板
http://jbbs.livedoor.jp/otaku/9373/

絵版
http://cat.oekakist.com/FE_heros/
2イリオス:2011/08/10(水) 23:06:48.31 ID:hpAupUbj
【ミカヤ】
一家最年少に見えて実は最年長。占いで家計を支えている。ユンヌが身体をよく乗っ取る。

【シグルド】
グランベル商社に勤めるサラリーマン。とてもお人よしだが、近親相姦アレルギーなのでKINSHINを察知すると凶暴化する。

【エリンシア】
一家で最も家庭的だが、怒らせると「ぶっ飛ばして差し上げますわ」の声と共にぶっ飛ばされる。ガチムチ好き。

【アイク】
グレイル工務店で働く漢。一家最強だが恋には鈍感朴念仁でフラグクラッシャー。他人のフラグもへし折る。

【エリウッド】
一家で最も常識的な人。兄弟の迷惑行為に胃を痛める日々が続く。たまに壊れて「蝶サイコーッ」と叫ぶ。

【ヘクトル】
口は悪いが友情を大切にし、不器用ながらも優しさも兼ね備えている。 周囲からメタボだと思われている。

【エフラム】
自他共に厳しいつもりだが妹と幼女に弱い歩く妹製造機、シスコンロリコン疑惑をかけられている。ヘクトルとよく喧嘩する。

【エイリーク】
ルネス女学院に通う。高貴、気品さにおいては兄弟の中では随一。成績も良い。努力家でもあるが、その努力が胸だけには実った事は無い。

【リン】
肝っ玉母さん的存在。年齢に合わないスタイルのせいか老けて見られる。それをからかうマルスをよくフルボッコする。

【マルス】
権謀術数に長けている兄弟一の腹黒。リンをよくからかうがそれは愛情の裏返しなツンデレ姉萌え。スマブラが大嫌い。

【アルム】
セリカラブ。セリカといちゃつく度にシグルドに襲われる。畑で野菜を作るのが趣味だが、影が薄い。

【セリカ】
アルムラブ。それを除けば一家の中では普通だが一度怒らせると毒舌家になる。ミラ教(狂)信者。

【セリス】
一家の中では一番笑顔がよく似合う。人形が好き。通称マミー君を一番気に入っている。

【リーフ】
怪人・イモータルムッツリ。年上のお姉さんが大好き。運が悪く、よく荒事に巻き込まれる。この人でなしー。

【ロイ】
エリウッドと並ぶ常識人。ツッコミ担当。女性関係はほぼハーレムになっている。ヘクトルに対しては黒い。
3イリオス:2011/08/10(水) 23:07:07.10 ID:hpAupUbj
【竜王家の皆さん】
チキ・ファ・ミルラのょぅじょ3人組やユリウス・ユリア兄妹、
イドゥンさん、氷竜姉弟、ハゲ黒竜王、アル等々、兄弟家に縁がある竜の一族。
持っている力が力なだけに、すさまじい騒動を引き起こすことも……。

【ひろし】
世界ひろしと言えど様々な職を器用にこなすのはひろしだけ! 通称ヴォルツ。

【ルーテ】
「私、優秀ですから」が口癖で、発明から同人までなんでもこなす少女。アスレイ、フォルデ、ノールは助手。

【ターナ】【ラーチェル】
エイリークの親友。貴族の令嬢だが、なぜか平民のエイリークの方が気品に勝る。

【ユンヌ】
ミカヤの身体に憑依して現れるアイクラブな自由と混沌の(※威厳の無さナンバー1の)女神。
混沌の名のままに、好き勝手に場を荒らすが、大体最後には痛い目を見る。

【AKJ(兄が、嫌いな、女子は居ません!会)】
ブラコンの中のブラコンが集う女性の会。兄の為なら全てを犠牲に出来る妹達が揃う(※会長はラケシス)。
兄弟家のSが天敵。
4イリオス:2011/08/10(水) 23:07:29.67 ID:hpAupUbj
ゝ~"~<      -;
,ζノ=lノ=l〉     //
レ、d ゚ ロ゚ノゞ. 、//   <既存の設定はこんな感じだが、特にガチムチに定められたものではないので必ず従う必要は無い。
/,--┬'^つ</、      歴代FE主人公が兄弟でさえあれば、他の設定はどんなんでもOK!
|∪===|~〆         他人の設定に乗っかるもよし、自分独自の設定を作るもよし!
. ノ___r T !  ゝ      …自分に都合のいい設定だけ一緒にするのもありだな
i_/、」 ~~

               ・嫌いなネタに文句をつけるより、自分の好きなネタを書きましょう。

ゝ~"~<      -;    ・好きなネタを読んだら、面倒くさくても「GJ」の一言ぐらい書いてみましょう。
,ζノ=lノ=l〉     //    つまらないネタに無理矢理レスしろとは言いません。面白かったらつけましょうという話です。
レ、d ゚ ロ゚ノゞ. 、//      ネタ書く側も「喜んでくれる人がいるんだな」とほっとします。
/,--┬'^つ</、
|∪===|~〆         ・感想しか言えない、ネタなんか書けない、という人でも、「このネタ嫌い」と言うよりは、
. ノ___r T !  ゝ        「こういうネタも読んでみたい」と言った方が建設的だし平和的です。
i_/、」 ~~            「梅雨のネタが読みたい」とか「兄妹で仲のいい話が読みたい」といった漠然とした希望でもいいから、
                試しに書いてみてはいかが?
              
               ・誰が兄弟か、はスレの軸となる大切な要素なのでスレ住人全員で共有。勝手に減らしたり増やすのはやめよう。
                スレの平和的利用のために、上記の文をよく読んで欲しい

ゝ~"~<      -;
,ζノ=lノ=l〉     //
レ、d ゚ ロ゚ノゞ. 、//   <【注意!】 AA規制の関係で、最初の一行が空行だと、警告なしでレスが消えるぞ。
/,--┬'^つ</、
|∪===|~〆
. ノ___r T !  ゝ
i_/、」 ~~
5セーラ:2011/08/10(水) 23:31:41.44 ID:SoFBT1pu
>>1乙。
たまにはあんたもいいことするのね。
6助けて!名無しさん!:2011/08/11(木) 00:46:22.63 ID:4gIKPOof
オルソ・・・イリオス乙
7助けて!名無しさん!:2011/08/11(木) 07:45:59.17 ID:XUsx4X/D
>>1平民乙
8助けて!名無しさん!:2011/08/11(木) 18:59:34.16 ID:TKEs+m9f
>>1乙です、イリオスさん!

ママチャリの系譜、前スレ>>687-691の続き投下します。
…とその前に、ちょっと注意書きを。

なるべく原作やスレ内でのキャラのイメージを崩さないように努力していますが、
一部キャラが作者のイメージと遊び心により性格が変わってたり、
涙目な扱いを受けるかもしれません。ファンの方ごめんなさい。
このネタの設定等を使いたい方は、どうぞご自由に使って下さい。
いろいろパロディとか入れてますが、元ネタ知ってる人は生温かい目で見てやって下さい。
このネタがダメな方や嫌悪感をもよおす方はスルーしてください。

では行きます。
9ママチャリの系譜 第1章:2011/08/11(木) 19:00:59.24 ID:TKEs+m9f


ノイン 「さて、まずは第1章…もとい、第1レース。出走者のオッズから見ていきましょう」
セーラ 「ちょっと待って! 何でただのお祭りイベントにそんなものがあるの!?」
ドロシー「て言うか、思いっきり賭博行為ですよね。コレ」
エルフ 「首謀者は『M☆ルース』さんだそうです」
セーラ 「…聞かなかった事にしておくわ」
ノイン 「さて、市井における民意とはどういうものでしょうか?」
エルフ 「民意なんですか、これ……?
     ちなみに、予想のマークは『◎>○>●>△>▲>×>−』となっています。
     実際の競馬等とは違いますので注意して下さい。なお、枠の色はマシンの色です」
ノイン 「どういうプロセスを経てこういうチームになったのかは各自脳内補完でお願いします」

グランベル1R 10:00
ファイアーエムブレム聖戦の系譜15周年記念杯予選
聖戦系サラ10歳以上 オープンGU    150000m?

 枠  番 マシン名            搭乗者            予想       倍率
 黒1 1 STEγ              エルトシャン&キュアン  ◎◎◎○−    2.6倍
 銀2 2 ワルキューレ         ナンナ&ラケシス      ▲−▲▲−  11.6倍
 青3 3 青色申告            フィン&シャルロー    −△×−▲   17.7倍
 桃4 4 スターダスト・フェアリーズ  シグルド&アルヴィス     ●○○△◎    3.2倍
桃白5 5 乙女デスサイズ        ディアドラ&エスリン     −−−−×   27.5倍
 白6 6 おねいさんハント号      リーフ&アレス        ○▲●◎●    5.1倍
赤白7 7 ダブル・エルダー       アルテナ&マナ      −●−×○   13.9倍
 緑8 8 緑山歌劇団          オイフェ&ディムナ    ××−−△   15.2倍
 赤9 9 ダブルドラゴン         トラバント&アリオーン  △−△●−    9.3倍

セーラ 「こいつらのネーミングセンスって一体…」
ドロシー「セーラさん、そこは気にしたら負けです」
ノイン 「エルトシャン&キュアンペア、シグルド&アルヴィスペア、リーフ&アレスペアの3強によって
     争われるのではないかと予想されております。しかしトラキア王親子、
     AKJ会長姉妹を擁する辺り、ただでは済まないレースになる予感がします」
エルフ 「基本的に相手を殺さなければ何でもアリですわ」
ドロシー「何て危険な大会よ…」
ノイン 「尚、複勝のオッズは表記してませんのであしからず」
セーラ 「(ボソボソ)ここは手堅く1-4かしら…いや、やっぱり大穴狙いで…」
ドロシー「セーラさん、脳の中身が漏れてますよ」
セーラ 「え? あっ…べ、別に賭けに興味があるわけじゃないんだからね!」
エルフ 「車券買いに行っていいですよ?」
ドロシー「ホントですか、じゃあ行ってきます(スタスタ)」
セーラ 「まっ、待ちなさいドロシー! 私も行くわよ!(ダッ)」
ノイン 「…あの人ホントにシスターですか?」
エルフ 「それはウチのフィーアさんに言いたいですわね」
ノイン 「確かにそれは言えているっ! 竜王家使用人、背番号4番、ハイプリースト・フィーア!
     プライドの高いお嬢様系で、ワガママで高圧的! ご近所さんの迷惑を考えない、
     つんざくような高笑いを得意とする芸人シスター! マジでうるさい女だっ!!」」
フィーア「おだまり!! このジャリども!! このエレガントな美貌にして、この風格、品位、スケール、
     すべてが圧→倒↑的↓なこのわたくしのどこが聖職者ではないと言えるのかしら!?」
ノイン 「全部です」
エルフ 「全部ですね」
フィーア「ぜんぶうぅぅぅーーーー!!!Σ(゚Д゚)ガーン」
ユリウス「相変わらず飛ばしてるな、ウチの連中は…」
10ママチャリの系譜 第1章:2011/08/11(木) 19:02:15.74 ID:TKEs+m9f


ノイン  「さて、時間も押してますのでここでパドックの紹介をして参りましょう」
エルフ  「服装について何も言われてない方はTシャツやジャージ等、
      運動向けの格好をしていると思って下さい」

ノイン  「1枠、STEγ、正式名称スカーレットタイフーンエクセレントガンマ、先発騎乗はノディオンの貴公子、
      獅子王エルトシャン! 大地を滑る黒金の城、漆黒のボディと黒服が熱いぜ熱いぜ熱くて死にます」
エルフ  「黒は光を吸収しやすいですからね」
エルト  「勘弁してくれ…黒いスーツは本当に暑いんだから」
ノイン  「エルトシャン選手とコンビを組むは、学生時代からの親友として評判のキュアン選手! 
      彼の妻、エスリン女史が見立てた黒いスーツとマントを羽織った姿は、
      どこぞのヴァンパイア伯爵か!?」
エルフ  「英国紳士のコスプレなんですけどね」
キュアン 「お前の血が欲しい」
エスリン 「お昼にニンニクを食べたけど構わない?」
キュアン 「十字架を食う奴よりはいい」
ノイン  「容姿端麗、頭脳明晰、スポーツ万能の二人を組み合わせたハイスピード・アクセラレータマシンだ、
      スカーレットタイフーンエクセレントガンマ!!」
エルフ  「オッズも流石の1番人気ですね」

ノイン  「お隣り2枠、銀の意志に金の翼、エインフェリアを求め、
      サーキットと言う名の戦場に舞い降りた銀の戦乙女、ワルキューレを操るのは、
      ノディオンの女神、ナンナ選手! 決め台詞は『ニブルヘイムへ案内しよう』」
ナンナ  「そんな決め台詞ありませんっ!!」
エルフ  「アスガルドに案内して下さい」
ノイン  「そんなナンナ選手と肩を並べて戦場に赴くのは、ご存知AKJ会長にして、KINSHINの女王、
      ラケシス選手! 愛する兄様とチームを分かたれての悲劇の一戦、その心中は如何ばかりかっ!?」
エルフ  「さすがに辛い戦いになるでしょう。戦意の喪失が心配されますね…」
ラケシス 「いいっ、ナンナ? この私をパートナーに選ばなかったエルト兄様に一泡吹かせるわよっ!?」
ナンナ  「あの……ですが姉様…」
ラケシス 「シャラップッ!!」
ノイン  「やる気満々です」
エルフ  「満々ですね」

ノイン  「続いて3枠、ブルーのフレーム輝く青色申告号は、頭のてっぺんからつま先まで青に染まった、
      青の青による青の為のコンビ! 滅私奉公、尽忠報国、進め火の玉だっ!
      ほぼ全編に渡りプレイヤーユニットとして登場する唯一の漢、フィン選手!」
エルフ  「文字通り、顔から服から全部真っ青ですね」
フィン  「一つだけ言える真理がある。『男は青に染まれ』!」
ノイン  「青に対するこだわりをここまで力強く語ることが出来ようか? いいえ、出来ません。
      清々しいまでに青い漢とタッグを組むのは、青髪エリート、アンタの実父はレックスか!?
      シャルロー選手!」
シャルロー「あなたが、僕の本当の父さん…?」
レックス 「濡れ衣だ! オレはアゼル以外の男と子供を作るつもりはない!」
アゼル  「レックス…それ本気で言ってるんなら直火焼きにしてあげるよ(ビキビキ)」つボルガノン
レックス 「そんな事言うなよアゼル。俺達の宴はまだ始まったばかりだぜ! イヤッハァァァーーーー!!!」
ティニー 「ナ〜イス・ホモセクシャル・アーーーーッ!!!」
ノイン  「汚物は消毒だぁぁぁーーーー!!!」
アゼル  「助けてぇぇぇーーーー!!!」
11ママチャリの系譜 第1章:2011/08/11(木) 19:03:38.02 ID:TKEs+m9f


ノイン  「その外、4枠の桃色の妖精スターダスト・フェアリーズを御するのは、
      兄弟家の長男にして我らが主人公、フリルの裸エプロンがセクシーだぜ! シグルド選手! 
      グランベル商社の女性社員達から黄色い声が一斉に挙がる!」
エリンシア「まあ、シグルド兄様ったら、なかなかいいKINNIKUですわね」
シグルド 「見るなっ! 着せられたんだ、無理矢理!」
エルフ  「前貼りでガードしているとは言え、よくOK出ましたね。アレ」
ノイン  「実行委員会が適当ですから。さて、セクシー・マイト・ガイことシグルド選手が相棒に選んだのは、
      もはや説明不要、彼の上司にして恋敵、ファラフレイムの継承者、アルヴィス選手!
      本日は愛らしさ爆発なバニースーツに身を包んでの登場ですっ!!
      妙に爽やかな笑顔ですが、もしや、彼は趣味で着ているのでしょうかっ!?」
エルフ  「おそらく現実逃避でしょう。とある筋からの情報によりますと、
      彼らはペア、マシン、服装に至るまで、すべてディアドラさんに決められたと言われてます」
ノイン  「ご愁傷さまです。ところでバニーボーイことアルヴィス選手は、
      女性の前でひざまづいて胸元からライター出すんでしょうか?」
エルフ  「いえ、ピンヒール履いてモンロー・ウォークですね」
アルヴィス「ハッハッハ、何を落ち込んでいるのだ、シグルド。
      ディアドラが選んでくれた衣装なんだから、もっと胸を張って行こうじゃないか」
シグルド 「くっ、仕方が無い…こうなればリーフの如きM道に走り、この状況に新たな悦びを見出してやる!
      さあ来い、言葉の鞭で私を打て! 視線の蝋燭でこの身を焼け!」
ノイン  「相当無理してますね」
エルフ  「してますね」
ノイン  「人気、実力共に高い二人ですが、チームワークに不安が残ると見られたのでしょうか、
      オッズは2位とエルト&キュアンペアに遅れをとっています。
      前衛的な衣装と崩壊寸前の精神がレースにどのような影響をもたらすのか!?」
エルフ  「間違ってもアルヴィス選手のヒモパンを引っ張ってはいけません」

ノイン  「中央5枠に位置するのは乙女デスサイズ! ピンクと白のストライプで彩られた愛らしき死神1号は
      エスリン選手! サービスの投げキッスは、夫キュアン選手にのみ送られております!」
リーフ  「エスリンさんの投げキッス、横からゲ〜ット!」
キュアン 「甘い、エスリンのキスは私の物だ!」
ノイン  「レース開始前からエスリンさんの投げキッスを巡る争いが激化しております!
      お願い、私のために争わないで!」
エルフ  「アナタ全く関係有りません」
リーフ  「(ピシャァァァン!!)アーッ!! コノヒトデナシー!!」
ノイン  「おおっと! どこからともなく3発のサンダーストームがリーフ選手を直撃!
      さらにナンナ選手がリーフ選手の前に仁王立ちだぁ! リーフ選手、大ピンチ!」
エルフ  「いつもの事なので次に行きましょうか」
リーフ  「ちょっと、無視しないで助けてよ! アーッ!!」 
ノイン  「一部、暴力的な表現があった事をお詫びします。さて、パドックに戻りましょう。
      乙女のデスマシーンのナビシート、死神乙女第2号は、
      美しい外見で婿候補二人を魅了し、バニー&裸エプロンを押しつけた挙句、
      ピンクのマシンに乗せてレースに参加させた手腕はまさに必殺処刑人!
      しかし、原作では波乱万丈の人生を歩んできた悲劇のヒロイン! ディアドラ選手!」
ディアドラ「処刑人って…失礼ですわね。シグルド様もアルヴィス様もとっても似合ってますのに…」
エルフ  「悪意が無いだけにタチが悪いですね」
12ママチャリの系譜 第1章:2011/08/11(木) 19:04:47.54 ID:TKEs+m9f


ノイン 「そして6枠、己の欲望を全面に押し出したホワイトカラー、その名もおねいさんハント号!
     先発騎乗はもちろんこの人、兄弟家一の変態にして不死身の男、リーフ選手!
     今日も股間の葉っぱ一枚で変態っぷりをアピールです!」
マナ  「ヌーーーーーーディスト! ビーーーーーーーーーーチッ!!」
エルフ 「いえ……ビーチではありませんわ」
マナ  「/////そ、そうですよね。これだけ暑いと全裸で逆立ちもしたくなりますよねっ!」
アルテナ「マナ、落ち着いて。それじゃ…なくても彼は変質者だけど」
マナ  「/////あのっ、私のタオルを貸しますので、せめて下だけでも隠してくださいっ!」
ナンナ 「なっ! どさくさに紛れて、なんて羨ましい事を!」
リーフ 「いいんだよ、マナ。ナンナ達はこれで僕に天罰を下したつもりかもしれないけど、
     僕はMだから喜んでしまうぞ!
     さあみんな、僕を魚の腐ったような眼で睨みながら口汚く罵ってくれ!」
ノイン 「いけません! あのままではリーフ選手のクレイジー・ドラゴン・ゲイボルグが…」
エルフ 「スゴイの? 見えるの?」
ノイン 「いえ全然。下からも一切見えません うふっ、小さ〜い♪」
リーフ 「(´;ω;`)ブワッ ウワァァァン!!(ダッ)」
ノイン 「さて、変態M男を精神的にK.Oした所で次に参りましょう。
     リーフ選手の後部座席で彼のお尻を虎視眈々と狙っているのは黒騎士、アレス選手!」
アレス 「狙ってねえっ!!」
ノイン 「いいえ、狙っているはずです! その証拠に彼の衣装は裸マント!
     今は攻撃前の魔道士のように前を閉じていますが、
     チャンスが来れば彼のライジング・ミストルティンがリーフ選手を襲う!!
アレス 「そんな訳あるかぁっ!!」
リーフ 「何で女の子ってホモ好きなの…」
ティニー「ホモは文化です!! ホモ最高です!!」
ノイン 「ティニーさんが妙にハッスルしている! このチームを組んだのはハッスルダンサー・リーン選手。
     アレス、リーフ両選手が嫁候補にチーム選択を迫られた末の妥協案だと聞いております」
エルフ 「嫁候補同士で後々角が立たないようにする為ですわね」

ノイン 「7枠、ダブル・エルダー! ヲトメはお姉様に恋してる?
     ユグドラル学園第50代エルダー・シスター、『竜槍の君』ことアルテナ選手と
     第53代エルダー・シスター、『大和撫子残念系』マナ選手でありますっ!!」
エルフ 「その二つ名と設定、今思いつきで決めましたわね?」
ノイン 「その通り、ルネス女学院に本当にありそうな『エルダー制度』ですが、
     それを考慮したのか2人ともルネス女学院の制服での登場です!
     赤と白の寿カラーをたなびかせ、ダブル・エルダー、サーキットに立つ!」
リーフ 「アルテ…(グサッ)アーッ!! コノヒトデナシー!!」
アルテナ「毎回毎回、懲りないわね」
ノイン 「リーフ選手、レース開始前から既に大きなダメージを受けている!
     こんな調子でレースの方は大丈夫なのでしょうか?」
エルフ 「ある意味途中棄権の確率が最も高そうですね」
マナ  「ノインさん! 私、残念じゃありません、ちょっと勉強ができないだけです!」
ノイン 「聖戦で味方(NPC除く)が最初に使える神器は?」
マナ  「キラーボウ!」
ディムナ「それ神器じゃない」
エルフ 「外気温39度、湿度85%の状況において、失神した相手への対処法は?」
マナ  「私も失神してるので、どうにも出来ません!」
ラドネイ「アンタ体力ないからねえ…」
ノイン 「FE聖戦最小の国家は?」
マナ  「えっと、ムツ・ゴローさん王国!」
アルテナ「あれ独立国家だったの?」
エルフ 「一般的な心肺蘇生法に関してあなたが知っていることを述べてください」
マナ  「気が付くと、ラナ様によって蘇生されています!」
ラクチェ「経絡秘孔!?」
ノイン 「残念です」
エルフ 「残念ですね」
13ママチャリの系譜 第1章:2011/08/11(木) 19:06:08.25 ID:TKEs+m9f


ノイン  「お次は8枠、深緑の輪舞曲、緑山歌劇団号で堂々の登場はユグドラル学園教職員オイフェ選手!
      少年の頃は可愛かったのに、大人になると渋いヒゲ親父に変貌! 一体彼に何があった!」
オイフェ 「まあ私も色々ありましたから…」
ノイン  「私だって日夜、十二魔将以外の男の人と色々ある人生を送りたい!
      そんな私の願いも虚しく、オイフェ選手とタッグを組むのは今をときめく珍走団、
      罵射気裏通多亞(バイゲリッター)の一員にしてマナ選手の兄、ディムナ選手っ!」
ディムナ 「交通ルールを守りつつ暴走しています」
エルフ  「地域に優しい暴走族ですわ、紋章町では不良が一番真面目ですから」
ノイン  「人知を越えた謎の集団だ、罵射気裏通多亞!! しかし二輪車の扱いには慣れているディムナ選手、
      その真骨頂はドライバー席に着いた時に見せるのか!
      両者ともに罵射気裏通多亞の特攻服で夜露死苦!」
エルフ  「元天才軍師のオイフェ選手のナビも見逃せません」

ノイン  「ラスト9枠は現代のスターシップトルーパー、真紅の双竜、ダブルドラゴンであります!
      ドライバーズシートには二代目ドラゴンヘッド、トラキア王子、アリオーン選手!」
アリオーン「あたかも暴走族のような言い方は止めてくれ!」
ノイン  「そう、彼らは暴走族ではなくハイエナだった。しかし、敢えてその汚名を着てまで戦ってきたのは、
      それ以外に生きる道がなかったから…大沢版ではエスリン選手に恋をしてしまった悲しき王、
      初代ドラゴンヘッド、トラバント選手! その名残か、ただいま愛娘のアルテナ選手を絶賛溺愛中!」
トラバント「そ、そんな事ないんだからね。勘違いしないでよねっ!」
アルテナ 「どやかましいっ!!」
エルフ  「ラケシス選手とのラフプレー対決が楽しみですわね」

ノイン  「以上の9チームで本選への切符が争われる訳ですが、解説のエルフさんはどのチームに注目を?」
エルフ  「エルトシャンチームですわね」
ノイン  「ほう、やはり1番人気ですから、冷静沈着で鳴らしたエルフ解説員と言えど、気になりますか?」
エルフ  「と申しますか、あの自転車は通常のチューンとは格の違う、
      エクストラチューニングを施されたエンハンスメント・マシンなのです」
ノイン  「ほほう、その隠されたポテンシャルについてはおいおいお伺いしていくとしましょう」
エルフ  「あんまり興味ないんですね」
ノイン  「さあ、栄光のチェッカーを受けるのはどのチームか、各車が今スターティンググリッドに収まります!
      緊張しますね、エルフさん!」
エルフ  「そうですわね」
セーラ・ドロシー「「ただいまー!」」
エルフ  「お帰りなさいませ、丁度レースが始まるところですわ」
セーラ  「いよいよね、たっぷり儲けさせてもらうわよ!(メラメラ)」
ドロシー 「ギャンブルは身を滅ぼす…と言いたいんですけど、この際ですから私もちょっと頑張ります!(メラメラ)」
ノイン  「セーラさんとドロシーさんが燃えている! その熱き視線の火花が、
      スターティングランプに赤く炎を灯す!! その温度が上昇し青に変わろうとしているぞ!」
エルフ  「炎は温度が上がると、赤から青になる。珍しく理に適っていますね」
ノイン  「すべてが熱気を帯び始めたこの会場!! その中でも最もホットなスポットであります、
      スターティングランプ!! さあ、程なく次回スタートです!」

続く
14助けて!名無しさん!:2011/08/11(木) 20:36:30.40 ID:kMS4H2S2
>>8-13
もうどっから突っ込んでいいのかわからねぇwwGJww続きも頑張ってくれ!
しかしシグルドアルヴィスペア、どうなることやら。ディアドラが偉大すぎるぜ……
15助けて!名無しさん!:2011/08/11(木) 20:46:18.45 ID:2Gjxo6Sl
>>8ー13
GJです!
それにしても残念なイケメンと美女が多すぎるw
16助けて!名無しさん!:2011/08/11(木) 20:59:33.05 ID:eFCae0EF
>>8-13
こ り ゃ あ 酷 い(褒め言葉
リーフwwwwwYATTAの日に脱げなかったからってそこではっちゃけなくてもいいだろwww
とりあえずキュアンとエルトシャンの紹介の所で、Trombe!のBGMが脳内に流れてきたのは自分だけでいい
続きに期待してまっせ。GJ!


とりあえず前スレに何故かスパロボが居た様な気がするが、別にそんな事はなかったぜ!
…ヘクトルとかエフラム、ロイ辺りは巨大ロボット好きそうだな
17助けて!名無しさん!:2011/08/12(金) 12:13:38.47 ID:RmVgT/wd
男のシンボルまで貧相だったのかリーフw
そこの武器レベルはAじゃなかったか
18助けて!名無しさん!:2011/08/12(金) 12:37:39.92 ID:CFToXXBk
粗チンリーフェ…
19助けて!名無しさん!:2011/08/12(金) 12:50:04.91 ID:y/QkMmI0
私負の女神だけどアイクが一番凄いと思う
20助けて!名無しさん!:2011/08/12(金) 14:24:05.40 ID:F6Hrq3PV
おっと下ネタの流れはそこまでだ。そんなことよりティニーの戦いを応援しようぜ。
マルス「とりあえず>>19はメダリオンね」
21助けて!名無しさん!:2011/08/12(金) 17:18:01.12 ID:1E2pkp1L
ティニーは一体どんな組み合わせで同人書いたのかな?
兄弟家のリーフ以外のメンバーまではもちろん使って…いるか
22助けて!名無しさん!:2011/08/12(金) 18:11:14.62 ID:nam/1Hdk
ティニー「えっとですね、次の本は趣向を変えてノーマルカップリングでいこうと思ってるんですよ」
リーフ「へえ。どういう心境の変化?」
ティニー「一度離れることで見えてくるものもあるかなって」
リーフ「ふうん……で、カップリングってどんな?」
ティニー「有名な組み合わせですよ。きっとリーフ様もご存じなんじゃないでしょうか」
リーフ「それは興味があるね。是非とも教えてくれないか」
ティニー「はい。俗に言うフィンラ」
リーフ「そこまでだ」
23助けて!名無しさん!:2011/08/12(金) 21:13:48.36 ID:9bS/8J0s
>>19
見た目幼女ならエフラムだとユンヌの暴走を止められるかと一瞬思ったが
やはりアイクのフラグは格が違うか
24助けて!名無しさん!:2011/08/12(金) 21:32:16.52 ID:9Y8Gcj5C
>>23
エフラム「今は手のかかる奴の面倒を見るのに忙しいから、これ以上厄介なのを増やさないでくれ」
サラ「本当、常識をわきまえないで行動する人って困るわよね」
エフラム「…ああ…まあな」
25助けて!名無しさん!:2011/08/12(金) 22:05:46.10 ID:1E2pkp1L
リーフ「サラが言えたもんじゃないけどね」ボソッ
ユリウス「ラナオウにユリアも自重してほしい」
ターナ「じゃあウチの馬鹿兄貴もよ…」
レイヴァン「お前たちの身内はプリシラに比べたらきっとまだマシな方だ…」
クレイン「僕の家族に常識なんてあるわけがない」
26助けて!名無しさん!:2011/08/12(金) 22:45:41.80 ID:5qWh0GFS
警察トップがあれな時点で常識なんてなかろうよ
27助けて!名無しさん!:2011/08/13(土) 01:28:29.57 ID:Q89PFFkz
>>21
過去ネタ見たがリーフの事も普通に同人ネタに使ってるぞ
アーサーとかも使うあたり好意をもってる人でも遠慮はしない…というより好意を持ってるからこそ使うようだ
28助けて!名無しさん!:2011/08/13(土) 09:12:04.29 ID:gPidOyz9
リーフ×エフラムやセティ×アスベルなんか描いてる感じ。
ちなみにフィーはおっさんもの好き設定があったね。
昔大手だったヒルダ様のジャンルが気になるw

あとミカヤ、エリンシア、リーフは何か買ってそうだな。
29助けて!名無しさん!:2011/08/13(土) 11:32:18.62 ID:GmQMK5mp
>>28
リーフの場合
サラ「レスキュー」
ナンナ「捕獲」
ミランダ「持ち物交換→捨てる」
リーフ「解放…はないのね、コノヒトデナシー」

30助けて!名無しさん!:2011/08/13(土) 12:49:42.07 ID:76UbKvJr
>>24
サラ「何か言いたげだけど、私は別に常識を知らないわけじゃないから」
エフラム「それならもう少し考えて行動してくれ」
サラ「ちゃんと考えてるから。兄様がギリギリ犯罪者にならない程度で色々〜とか」
エフラム「……余計に性質が悪い気がするんだが」
31助けて!名無しさん!:2011/08/13(土) 12:57:01.98 ID:hvEOJzna
ロリコンの時点で既に犯罪な件について
32助けて!名無しさん!:2011/08/13(土) 13:04:28.20 ID:Eikc8skP
>>31
いやいやいやいや、いくら何でも極論過ぎるだろう
むしろ彼らは幼女を犯罪者から守っているんだぞ
33助けて!名無しさん!:2011/08/13(土) 13:22:08.11 ID:MJtlH0RL
思い出して欲しい、エフラムはロリコンではなく単にょぅじょを引き寄せる何かを発しているかよわき者の守護者であるということを
ロリが守備範囲なわけじゃないんだ!たぶんね!
どっちかというとコンプレックスはシスターに向けるものの方が重傷。

エフラム「だから俺はロリコンではないと何度言えば!」
ティニー「ならば何に興味がおありで」
エフラム「強さを追い求めることだ。槍はいいぞ」
ティニー「なるほど……次はエフラムさんが攻めでもいいかもしれません」
リーフ「僕の家族でそういう妄想は自重してほしいんだけどな……あ、うん、聞く耳持たずデスヨネ!」
34助けて!名無しさん!:2011/08/13(土) 13:59:16.54 ID:Q89PFFkz
ツァイス「いやいや少年。うちのねーさんでエロ妄想するのに自分トコの家族でされるのはイヤってのは虫がいいぞ?」
アリオーン「そうとも。うちのアルテナも気味悪いからやめてくれと言ってる」
35助けて!名無しさん!:2011/08/13(土) 14:05:46.86 ID:kYzLLEkH
>>31
幼女からの過剰な誘惑に負けたとしても13歳以上なら一応は何とか大丈夫なはずなので
サラとかミルラあたりはギリOKかもしれん
チキ、ファだとアウト、と思ったがマムクートだからありという線もあるのか?わからんw
36助けて!名無しさん!:2011/08/13(土) 14:12:09.22 ID:kvzuXT6V
アトス「紋章町の法律作る時も迷ったわなあ、その辺り」
ガトー「そうじゃな。竜は200歳未満アウトとかにしようと思ったら『じゃあハーフはどうなんのよ?』とかいう話に」
アトス「某女神から『神々に関するガイドラインも作れ』とか迫られたときはさすがに引いたわ」
37助けて!名無しさん!:2011/08/13(土) 15:29:28.77 ID:Q89PFFkz
サラはトラキアの公式で12なのでアウト
ミルラは1200なのでセーフ…なのか?
38助けて!名無しさん!:2011/08/13(土) 15:42:39.42 ID:dHpbsxxB
 探索!暁の団その1
ある日、暁の団として活動していた、サザ、ノイス、エディ、レオナルドが
ベタな、本当にベタな洞窟を見つけた。ノイスはミカヤに報告した方がいいと 
言ったが、サザがミカヤに心配をかけたくないと言う為、3人で入る
ことにした…
ノイス「おい、ボウズ共、持ち物はなにをもってきたんだ?」
エディ「俺はこれだけ!」
つ 鋼の大剣 烈風の剣 傷薬
レオナルド「ぼくは…これだけかな」
つ 鋼の弓 アクゥアル 調合薬
ノイス「おい、レオナルド、なんでアクゥアルなんてもっているんだ?」
レオナルド「ゲランさんって人がくれた」
ノイス「知らないひとから物(弩だがな)をもらうな!」
レオナルド「ごめんノイス」
サザ「俺はこれだけだ」
つ バゼラード 薬草
ノイス「なんでお前だけバゼラードを持っているんだ!」
サザ「それよりノイスもこんなものを?」
つ キラーアクス 鋼の戦斧 クロスボウ 特効薬 手斧
ノイス「きっ気にするな、さあ、とっとといくぞ」
その2へ続く
39助けて!名無しさん!:2011/08/13(土) 16:09:40.71 ID:dHpbsxxB
探索!暁の団その2
洞窟を進むと…
ノイス「おい、石像があるぞ」
見るとそこには、アイク(勇者)の石像があった…
サザ「何で団長の石石像があるんだ!」
ノイス「そんなことより、壊さないと先に進めんぞ」
レオナルド「じゃあ、僕が先に攻撃するよ?」
つ アクゥアル
カキーン!! NO DAMEGE!!
レオナルド「すごい…守備が34以上あるね」
エディ「じゃあ、俺が!」
つ 鋼の大剣必殺 
カキーン!! NO DAMEGE!(ry
エディ「くそっ!」
エディが地団駄を踏むと、ポチッっと音がした。
全員「ポチッ?」
そしてその瞬間…
ズドガァ!!
エディ「おわっ!?」
何が起こったがと言うと…
エディの周りに、
キルソード 銀の大剣 旋風の剣 (何故か)アロンダイト
が、降ってきたのだ。
エディ「あぶねぇ!」
レオナルド「こんな罠に気をつけないとね」
その3へ続く。
40助けて!名無しさん!:2011/08/13(土) 16:36:31.16 ID:XBhv4Av/
エイリーク「胸がついにEカップに…!」
ターナ「おめでとう!エイリーク!」
エイリーク「遂にターナに勝てました…!」
エフラム「何だこの状況は!?」
ユリウス「セリス!好きだーッ!僕の目に映るのは君だけなんだ!」
セリス「僕もだよ、ユリウス…///」
ユリア「ラナ…今までずっと好きだったの。私と結婚を前提に付き合って!」
ラナ「ユリア…私からもお願いするわ///」
ニルス「ユリアとユリウスがご乱心ーっ!?」

エリウッド「GAOOOON!」
アイク「GUOOOO!」
マルス「我が家で暴れたら一番危ない人たちが壊れたー!」
レヴィン「俺はいい男を探しに行く!」
ラーナ「私は可愛い女の子をハントしてくるわ!」
セティ「いやあああぁぁ!?我が家にガチホモとガチレズなんていません!!」
リーフ「幼女ハンティングに行くぞ!」
ビラク「俺も付き合うZE!」

ユンヌ「これらのカオスが実現したらきっと楽しくなるわ!」

なんとなく書いてみたけどみんな許すわけないよね。
41助けて!名無しさん!:2011/08/13(土) 16:40:52.88 ID:dHpbsxxB
探索!暁の団その3
ノイス「次は俺だな。どりゃぁ!」
つ キラーアクス必殺
3ダメージ!
ノイス「なにぃ!」
サザ「それなら…瞬殺(笑)!」
ズカッ!59ダメージ!
ノイス「とどめだ!」
キラーアクス 1ダメージ
ガラガラ… アイクの石像は壊れた…
ノイス「やったな!」
サザ「先へ進むぞ!」
先へ進むと…さらに驚く物があった… 
その4へ続く
42助けて!名無しさん!:2011/08/13(土) 16:56:42.33 ID:Q89PFFkz
書きながら連続投下する人、本当にsageのやり方と保存のやり方覚えないよね…
前も同じような事してたけどさ
43助けて!名無しさん!:2011/08/13(土) 18:05:16.19 ID:O8Kzh7hF
流石に同一人物じゃあないだろう。同一人物なら半年ROMれだが。
44助けて!名無しさん!:2011/08/13(土) 18:47:11.54 ID:AZphq6Wl
それならいっそ自動でsageてくれるクライアント使ってもらえばいいんじゃないかな
俺のクライアントがそう。それと、これからネタ書こうと思ってる人にも言えるが最低限保管庫の書き方のススメぐらいは読んで来てほしい。
自慢じゃないが俺は過去スレは全部読んだ。その中でsageと書きながら投下に関するやりとりは何度も出てる。
全部はキツくても最新3スレぐらいは読んどいて損はないと思う。
新参が偉そうなレスしてすまん。

とりあえずsageの話を過去スレからコピぺっとくよ。

34スレ目より引用
441 :助けて!名無しさん!:2011/04/12(火) 04:39:50.03 ID:EAuF/VPY
sageの意味が分かりません。
出来れば教えてください。

442 :助けて!名無しさん!:2011/04/12(火) 04:46:09.56 ID:dTxSexIJ
2ちゃん初心者とお見受けする
他のスレでそういう質問した場合は馬鹿にされて終わる事が多い
メール欄ってのはわかる?
スレに書き込みをする時そこに半角カタカナでsageと入力すればOK
貴方のようにメール欄を空欄で書き込みするとスレが掲示板の上に上がってしまう
詳しくは言わないがこれはネットマナー上好ましくない好意なわけ
要は書き込みするときは必ずメール欄にsageと入力してから書き込みしなければならないと覚えればいい
俺はもう寝るからこれでわからなければネットで検索するとかして自分で調べてくれ

あとメモ帳も活用してな
一回一回の書き込み間隔が大きいのも問題
他のネタ職人さんの長文ネタだと1レス間の書き込み間隔が5分とかでしょ?
そこも改善してほしい

45助けて!名無しさん!:2011/08/13(土) 18:58:46.86 ID:kYzLLEkH
>>37
サラ12歳マジかwエフラムの幼女誘引力は流石だな

サラ「でも、手を出してはいけないとされる禁断の関係こそ燃え上がるものよね」
エフラム「…ああ、要するに『押すなよ!絶対押すなよ!?』的な感じか?」
サラ「…微妙に…いや、全然違うと思う…」
46助けて!名無しさん!:2011/08/13(土) 20:32:38.02 ID:PmCApGyh
ジャファル先生のsage講座
____       ________             ________
|書き込む| 名前: |            | E-mail(省略可): |sage           |
 ̄ ̄ ̄ ̄        ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄              ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                               ∧ ∧  。  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                             ≦ ´_ゝ) / < ここに「sage」(半角)と
                               ⊂ つ    | 入れるとスレがあがらない…
                            | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|   \_____________
                            |          |
                            |          |
                       | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|


   || ネタ書きのすゝめ&単発質問スレ
   ||  ttp://wikiwiki.jp/fe_family/?%A5%CD%A5%BF%BD%F1%A4%AD%A4%CE%A4%B9%A1%B5%A4%E1
   ||  ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/9373/1302576522/
   ||              ∧ ∧   。
   ||          ≦´_>`)/
    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ノ  つ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                /  ̄ ̄ ̄ ./| lヽ___________
                | ̄ ̄ ̄ ̄| | | このスレの初心者は
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|____|/| ここを見ておけ…死神との約束だ
                        ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
      \ は〜〜〜〜い           /
    ∧ ∧    ∧,,∧   ∧ ∧
    (・,, ∧▲  ミ  ∧ ∧ (  ∧ ∧ キンニク!キンニク!
  〜(_(  ∧ ∧_( ∧ ∧_ミ`∀´∧ ∧  
    @(_(,,・∀・)@ (   *)〜ミ_ (   ,,)ミラサマコソシコウヨネ
      @(___ノ 〜(___ノ    〜(___ノ
      /  は〜〜〜い
47助けて!名無しさん!:2011/08/13(土) 21:07:17.21 ID:dHpbsxxB
すみません
48助けて!名無しさん!:2011/08/13(土) 21:17:19.97 ID:WoNOV+5Z
>>46
ジャファル乙!

>>47
というわけでsageようぜ
49助けて!名無しさん!:2011/08/13(土) 21:38:12.51 ID:PmCApGyh
>>36のレス見てて思ったが、紋章町の法律ってどうなってるんだろうな?
基本リアルと同じなんだろうが、リアル以上に簡単に破られてる気がしないでもないなw
50助けて!名無しさん!:2011/08/13(土) 22:14:24.17 ID:AZphq6Wl
>>49
ロイ「フリーダム&クレイジーが紋章町の特徴だからね。そもそもさ、回転署長が警察権力のトップって時点でいろいろとあれだよね。よく言われてることだけど」
セリス「じゃあ、わかりやすく僕たちの家族の一日を追って改めて法律を再確認してみよう」


リーフ「ウヒョー!日曜の朝はフリーダム!トラキア地区へGO!!」
ミカヤ「出かけるのは構わないけど、また逮捕されたりしないようにね」
リーフ「ハッハッハ大丈夫さミカヤ姉さん。今日は集会があるだけだから」
ミカヤ「なんとも、心配だわ……」


アイク「天!空!!」どがしゃーん!
しっこく「月光!!」バリバリーン!
エリウッド「ああ!また人様の家が!」
エルラン「今回は私の側で修繕費を持ちますよ」
エリウッド「ああ、すみません……でも正直助かりました」
エルラン「いえ、こちらこそ度々うちのぜーたんがご迷惑を」
ヘクトル「……俺たちは庭で済む程度にするか」
エフラム「賛成だ……」

夕方
マリク「マルス様。アリティア南でトラブルが」
マルス「面倒だな……検討はついてるのかい?」
マリク「はい。カダイン地区の親ガーネフ派による騒ぎかと思われます」
マルス「仕方ないな。潰そうか。――マリク、人払いと人員確保を」
マリク「既に手配済みです」
マルス「それじゃ、さっさと終わらせようか。今夜はシーダとディナーの予定があるからね」


リーフ「マスター……僕は緑髪じゃないけど、今日はここで飲ませてくれないかな……」
セシリア「あらあら、悲しいことでもあったの?私とおなじね、ふふ……あの小娘ども……」
リーフ「うう、どうしてこう上手くいかないんだ……」
ミランダ「……リーフ」
ナンナ「マスターの優しさに甘えて」
ティニー「未成年がお酒を飲んじゃダメですよ」
サラ「お仕置きね……クス」つワープ
リーフ「なんでここが……アーッ!」

ロイ「じゃあ、まとめに入ろう。――過去ネタからして、紋章町の刑事法は未成年でもガンガン適用されるっぽいね。リーフ兄さんや、はめられたといえエフラム兄さんは投獄経験があるんだ」
セリス「何かが壊れた時は法律を適用する以前に、お互いの交渉でまとまっちゃうことが多いみたい。まあ、法律が機能してたらそもそも器物住居損害は起きないよね……」
ロイ「そして、マルス兄さんの暗躍……僕にはよくわからないけど、なんかヤバイって噂は聞く」
マルス「さあ?どうだろうね」
セリス「うわっ噂をすればマルス兄さん!」
マルス「しかし、リーフはまた飲酒か。まったく懲りないなあ……」
ロイ「どうしてヤケ酒を飲みたくなる状況に陥ったのか胸に手を当てて考えて欲しいよね……」
セリス「取りあえず結論としては、紋章町の法律はちょっとゆるめ、ってことでいいのかな?」
ロイ「ちょっとなのか……?」
51助けて!名無しさん!:2011/08/13(土) 23:45:48.13 ID:dHpbsxxB
探索!暁の団その4
アイク像を壊した先にあった物は…
レオナルド「シューターだね」
8マスほど先に、キラーアーチがあり、その台座に
遠くで見えないが、石像が乗っているようだ。
エディ「よし、見てこようぜ!」
ポチッ
全員「ポチッ?」
ノイス「またかい」
レオナルド「エディ、そんなドジ踏まないでね」
バキッ ウィーン 
床の2マスに穴が空き、そこから、石像2つが現れた。
ゴゴゴ… ドスン!
全員「!!」
(なぜかあった)扉が閉まった
???「穢れた者には滅びを!」
ノイス「なっ!?何だありゃぁ!」
なんと、石像は、正の将校(狙撃手、槍闘士)と、正の鎧将(剣、斧武将)だったのだ。
サザ「おい!奴らの後ろに扉があるぞ!」
レオナルド「倒すしかない様だね。あとエディ、おやつに豆腐をたべないでね。」
その5へ続く
52助けて!名無しさん!:2011/08/14(日) 00:16:11.93 ID:sImyhxE/
>>50
そもそも紋章町は「○○の罪を犯したものは○年以上うんたらの懲役」みたいな感じのを決めてるのだろうか・・・?
カオス過ぎる町だしいちいちそんなの適用してたらキリないだろうなww
というかマルス、お前は一体・・・オットダレカナコンナジカンニ

>>51
なんでおやつに豆腐なんだよww
53助けて!名無しさん!:2011/08/14(日) 00:34:09.30 ID:jpBRTJUD
法律といえば、シグルドは弁護士が似合いそうだな。
このスレではサラリーマンで定着してるけど。

弁護士タイプ
ミカヤ、シグルド、エリンシア、エフラム、セリス

検事タイプ
エイリーク、リン、マルス、セリカ

被告人タイプ
ヘクトル、リーフ

被害者タイプ
エリウッド

証言者タイプ
アイク、アルム、ロイ

って感じ?
54助けて!名無しさん!:2011/08/14(日) 01:27:19.87 ID:fxvnqjuH
>>51
『gだけ全角なのは気づいてるか?っていうかもっとまとめて投下した方がいいぞ。
だいたい1レスに改行数にもよるけど全角2000字は入るからもっとまとめるといい。
でもって1個書いたら投稿、じゃなくてある程度まとめて書いたら投稿にしてほしいぜ。
面倒臭いかもしれないけどこれもマナーだから知らないじゃダメだぞ』


(それに一度にまとめてもらえないとFETV書くのが面倒臭いしな)
55助けて!名無しさん!:2011/08/14(日) 06:37:49.66 ID:8Ur0TxLw
何だこいつ?無茶苦茶ウザイんだが
56助けて!名無しさん!:2011/08/14(日) 08:19:22.58 ID:9BzyWF+Y
とりあえずsageてくれ。上でsage講座やってるんだから空気ぐらい読んでくれ

しかし今年も暑いな、兄弟家はエアコンないだろうけど他の家庭はあるんだろうか?
竜王家とか貴族連中は涼んでるんだろうなぁ…平民もある程度はありそう
ふと、雷魔法を弱い威力で応用すれば発電できそうだと思ったが、兄弟家はリーフ頼りかw
57助けて!名無しさん!:2011/08/14(日) 08:54:27.20 ID:I52aIrk3
>>55
もし、あなたが51と同一人物であるのなら、ウザいと感じようがなんだろうがスレにそう書き込んではならない。みんなあなたの為に書き込んでくれているのだから。
51と別人であったとしても、ウザいだなんて書き込んではならない。みんな善意でやっているわけだし。あなたの書き込みの方がよっぽど不愉快だ。
それに56の言う通り、散々真上でsageの話をしているのだから空気を読んで最低限のマナーは守らなければならない。それがこのスレのマナーだからだ。
自治厨うぜえとか思うかもしれないが、普通は半年ROMれ、だの夏休みだから湧いてんのか?消防(中坊)は帰れよwwだの言われかねないところをこのスレの住民はこうして懇切丁寧に教えてくれているわけだ。少しは学習して欲しい。

以下、通常の流れで

>>56
その話題は前スレでも出てたな。クーラーなんかあるわけないって流れだった気がするが俺個人としては、いくらなんでも居間に一つはあるだろうと予想。
ていうか、兄弟家の団欒場所ってリビングと呼ぶべきなのか居間と呼ぶべきなのか。個人的には畳のイメージだったんだが……

リーフ「でもやっぱり、夏は風魔法がお手軽だよね」
アイク「なんだ?セネリオでも呼ぶか?」
マルス「暇だしマリクでも呼び出そうか」
セネリオ・マリク「お呼びですか?」
ヘクトル「いつも思うんだが、どこから出てきてるんだ……」
エフラム「ワープか何かだろ。多分な……」
エリウッド「ねえ……エクスカリバーとレクスカリバーが合わさったら、涼むどころか凍って粉々にならない……?ああ、考えたら頭が痛くなってきた」
ロイ「今回は胃ですらないのか……でも多分大丈夫だよ。あの二人がアイク兄さんとマルス兄さんに害をなすことをするわけないじゃん」
エリウッド「そうだといいんだけどね……」
セネリオ「念の為僕の方でMシールドを用意しました」
マリク「僕は聖水をいくらか」
リーフ「なんか、正直聖水ぶっかけられた段階で十分涼しくなる気がする」
58助けて!名無しさん!:2011/08/14(日) 10:57:59.12 ID:o9qVmIgk
>>57
自分も畳をイメージしてるな。それで縁側があって、訓練の終わった
アイクとかがそこから家の中に上がり込んで食卓につく感じ。

あと、エクスカリバーとレクスカリバーとか、涼むだけだったら上級魔法取り出すなw
59助けて!名無しさん!:2011/08/14(日) 11:30:45.20 ID:ysWDQiam
マルス「あ〜、よく寝た」
そう言って、伸びをしながら家の中を歩いていく
目を庭にやると、リンがいた。
マルス「おはよう、姉さん」
リン「あら、マルス、おはよう」
マルス「何してるの?」
リン「何って、体操よ、見ればわかるでしょ」
マルス「朝早くから凄いね」
リン「早いって言っても、もう9時過ぎでしょ、あんたが遅いだけ」
マルス「他のみんなは?」
リン「さぁ?でも、みんな用事があるって言って出かけて行ったわよ。
あ、でも、リーフはコミケって言うんだっけ?に行くって、わざわざ宣言したわね
例の、3人だか4人だかの女の子達と一緒にね、朝から鼻息荒くて気持ち悪いったら」
マルス「確かに、今日は男性向け18禁がメインだけど、年齢アウトだし
そもそも『あの』女の子達と一緒で、まとも見て回れるなんて思ってんのかな?w」
リン「ま、何でもいいけど、鼻血の処理を自分でやってくれるならねwところで、マルス、朝ごはん食べる?」
マルス「うん、姉さん、まさか作ってくれるの?」
リン「そうよ、私もちょっと食べたいしね」
60助けて!名無しさん!:2011/08/14(日) 11:33:00.27 ID:ysWDQiam
2人で台所へ向かう
マルス「僕はコーヒー飲むけど、姉さんは何飲むの?」
リン「ミロ」
マルス「ミロ?!ミロなんてまだあったの!?っていうかミロを作者意外で飲んでる人初めて見たw今時の若い子知らないんじゃないの?姉さんは本当に現代の女の子ですか?」
リン「うっさいわね、好きなんだからいいでしょ!」
そう言いながら、手早くピーマンを千切りにしていくリン
次に、パンにマスタードとバターを塗って、ベーコンとピーマンを乗せ
最後に上からチーズを振りかけ、後は焼けば終わりだ
リン「何枚食べるの?」
マルス「2枚でいいや、姉さんは食べないの?」
リン「私は、これがあるから」
そう言って、袋を見せられる
『クリームブラン黒胡麻味』と書いてある
マルス「それって、前にドラッグストアで98円で投売りされてた奴だよね・・・」
リン「そうよ」
マルス「他のクリームブランはそんな値段じゃなかったのに、何でそれだけ安くなってるんだと思う?」
リン「さぁ?私は、好きだからありがたいとしか思わなかったけど」
マルス「売れないからだよ!在庫余っちゃってるんだよ!黒胡麻を売ってる所あんまり無いよ、それだけ置いてないって所もあるw
何でそんなマイナーなものばっか好きなの?」
リン「ホントうるさいわね、あんた、私が何を好きになったっていいでしょ!
そんなに文句言うなら、パンあげないわよ!」
マルス「パンあげないわよ!って、小学生じゃないんだから、姉さん・・・」
61助けて!名無しさん!:2011/08/14(日) 11:34:13.34 ID:ysWDQiam
そんなやりとりをしているうちに、パンが焼きあがる
久しぶりに食べるピザトーストは、美味しかった
マルス「ピザっていうとさ・・・」
リン「何?へクトルの事?」
マルス「酷っ!?僕、まだ何も言ってないよ!」
リン「あんたの事だから、図星でしょ、ロクな事考えてないわね」
マルス「まぁ、そうだけど、でも、真面目な話少しは痩せた方がいいよね」
リン「ヘクトルは筋肉も充分あるんだけどね、ま、そりゃアイク兄さんやエフラム兄さんみたいに、細身だけど筋肉が付いてる方がかっこいいと思うけど」
マルス「姉さんは、何で体鍛えてるの?」
リン「私?私は・・・、特に理由は無いわ、もう日課みたいなものだし、体動かすのも好きだしね・・・」
嘘をついた、実は理由がある。
マルス「まぁ、確かに姉さんは、全然太ってないもんね」
リン「油断すると、マズいけどね」
マルス「そうなの?」
リン「そうよ」
マルス「でも、姉さんが太ってたなんて記憶に無いけど」
リン「あ〜、男の子は、そんな事すぐに気付かないだろうけど」
苦笑いするリン、一つ目の理由は、他の姉妹の存在
ミカヤはともかく、エリンシア、セリカ、エイリークは同姓の目でみても
羨ましいプロポーションの持ち主だ、比べられるに決まってる
負けたくない、ずっとそう思ってきた
62助けて!名無しさん!:2011/08/14(日) 11:35:28.33 ID:ysWDQiam
何となく、黙ってしまう2人
黙々と食事を続ける
マルス「静かだね」
リン「変な事しようとしたら、返り討ちにしてやるわよ」
マルス「あ、あのねぇ、姉さん、僕の事なんだと思ってるの?」
リン「かわいい弟に決まってるじゃない」(物凄く小さい声で)
思い出すのは、もう、ずっと前の事
まだリンが小さかった頃で、マルスが生まれたばかりの頃
当時から、リンはマルスが可愛かったし、マルスもリンによく懐いていた
いつでも一緒にいたが、たまに、他の男兄弟に冗談半分で、マルスと引き離される事があった
リンは、本気で抵抗したが、小さい事もあり、やはり腕力では適わない
ならば、負けない様に、マルスを側に居させる為に、自分を鍛えようと思ったのだ
・・・誤算だったのは、その弟が全然可愛くなくなってしまった事だが
マルス「えっ?何て言ったの?」 
リン「何でも無いわ、生意気な奴だって言ったの」
マルス「うーん、そうかぁ・・・、じゃ、改めるよ、っていうか、今日は大人しいね」
リン「あんたが突っかっかってこなけりゃ、私だって何もしないわ」
63助けて!名無しさん!:2011/08/14(日) 11:36:08.55 ID:ysWDQiam
マルス「はは、言われてみればそうだね・・・、じゃあ、いつものお詫びと言うわけじゃないけど、今日は二人で出かけない?」
リン「出かけるって、何処へ?」
マルス「さぁ、どこでもいいよ、姉さんが行きたい所であれば」
リン「・・・後でなんか要求されそうだし止めておく・・・」
マルス「もう、本当に信用無いな、しないって何にも」
リン「本当でしょうね?」
マルス「本当だって、嘘ついたら、アイク兄さんに言いつけていいよ」
リン「そう、そこまで覚悟してるならいいわ、べ、別に予定無いし、行ってあげるわよ
仕方ないわね、感謝しなさい!」
マルス「はぁ〜、台詞だけツンデレでもね・・・」
リン「あれ、これじゃダメ?」
ぺロっと舌を出して、苦笑しながら聞いてくるリン
マルス「姉さんの魅力は、そういう所じゃないからね」
リン「へぇ〜、じゃあ、何処が魅力的なのかしら?」
マルス「ちゃんと話すから、早く出かけようよ、先に待ってるから」
リン「うん、あんたのエスコートに期待してるわ」
マルス「お任せあれ!」

この日、2人は数年ぶりに一緒に出かけました
とても仲の良いカップルに見えましたとさ。
64助けて!名無しさん!:2011/08/14(日) 15:29:25.49 ID:od/9zGMZ
>>59-63
普通にのほほんとする良い話でした。GJ!
てか作者ェ…ミロは銀魂にて(死んでないけど)山崎の遺影の前に飾られる位に有名なんだぞw

>>53
ヘクトルは髪型的な意味で弁護士だろjk
高いツッコミスキルはファリナとの支援会話によって証明済みだし
65助けて!名無しさん!:2011/08/14(日) 21:21:43.47 ID:XeCh5xCj
>>61
>エリンシア、セリカ、エイリークは同姓の目でみても
>羨ましいプロポーションの持ち主だ
エイリーク「ああ……、リン姉さん一生ついていきます」
66助けて!名無しさん!:2011/08/14(日) 22:36:12.42 ID:o9qVmIgk
>>59-63
GJ!
ミロで笑ったw
ところで、さっきシグルド兄さんがティルフィングを砥いでたけど、どうしたんだろう?
67助けて!名無しさん!:2011/08/15(月) 06:08:02.34 ID:4ztm259+
>>59-63
リンKINSHINN多過ぎだろwwww
素直なマルスも良いなGJ
68助けて!名無しさん!:2011/08/15(月) 08:24:57.40 ID:hAxLijuD
>>65
リン「エイリーク姉さんはスレンダーでいいよね。私は肩こりが酷くて…」
69助けて!名無しさん!:2011/08/15(月) 12:55:55.38 ID:6lL+LSz9
>>68
エイリーク「…前言撤回です。覚悟はいいですね、リンディス?」
70助けて!名無しさん!:2011/08/15(月) 13:57:53.09 ID:ik08mbmz
一度喜ばせてから深い絶望へと叩き落とす巧妙っ…!
71助けて!名無しさん!:2011/08/15(月) 15:58:32.83 ID:JVQjASSs
てかこの家の姉妹はKINSHIN臭しないのはおらんのかw
一番薄いのは精々KINNIKUKINNIKU言ってるエリンシアか?
72助けて!名無しさん!:2011/08/15(月) 16:05:40.59 ID:ya+sXplK
やはりみんなの悩みは尽きないか。てなわけで今日の相談相手は彼らで

フリージ家のIさんの悩み…ボーイフレンドのY様が徐々に新世界へ走っています。最近では私の相手もあんまりしてくれないし寂しいです…クスン

兄弟家のEさんの悩み…最近の殿方にはモヤシが多い気がしますわ。全ての殿方がガチムチになるべきだと思うのは私だけでしょうか?

兄弟家のEさんの悩み…みんなして私のことを貧乳と言います。いつか必ずTの様になろうと思ってますがやはり努力あるのみですか?

フレリアコーポレーションのTさんの悩み…兄が変態の道へ走ってます。このままでは会社の信頼などが少し危ない気がします。それから最近胸が重くて肩こりがします。良い更正法と対策を求めます

シレジア社のSさんの悩み…兄上が全く仕事をしないのに嫌気がさしてきました。できる限りのお仕置きは全てしました。今の私の考えはこんなものです。
@兄上がやる気を出すまで兄上への支援を怠らず私がしっかり仕事をする
A腹いせに兄上にRキラー必殺をかますかアッーな人に身を渡す
B私が社長になるが兄上への支援は今後一切しない
C叔父上たちに経営権を譲りこれからは静かに暮らす
どれが良いでしょうか?母はもちろん、妹への支援もまだ続けるつもりです

シレジア社のRさんの悩み…最近弟のSが非常に手厳しい。俺の浮気写真を見せつけて脅してきたりするし…反抗期か?

フリージ家のRさんの悩み…最近執筆活動の深さが分かってきました。やはり最初は訓練からですよね?

大賢者Aさんの悩み…誰もワシを見てくれぬ…
何故なのだ…?

ヴェルトマー家のAさんの悩み…最近兄が疲れて見えます。何とかして疲れをとってあげたいです。僧侶のRさん以外が悩みに乗って欲しいです。

流星軒のSさんの悩み…双子の妹が最近恋わずらいなのか胸を痛めてると聞きます。個人的には友人のS様が良い相手だと思いますがどうでしょうか?

ユングヴィ家のAさんとSさんの悩み…エーディン様とラナオウ様がめちゃくちゃ怖いです。脱走法を求めます
73助けて!名無しさん!:2011/08/15(月) 17:28:21.85 ID:81LXapmI
>>72
Iさんへ
母親H…恋愛ってのは戦いなんだよ。泣き言言ってる暇があるなら女を磨きな。恋敵に勝てるくらいにさ。

Eさんへ
オスティア家R…姉さま姉さま。メタボ枠を忘れないでくださーいっ!
           デブの脂肪の美しさもわかってほしいですっ!ヘクトル兄様の弛んだ腹がたまりませんっ!

Eさんへ
ロストン家R…んもう…そのままで充分美しいですのに…
         Eがどうしても辛ければバストアップ等努力を続ける他ないでしょう。
         ちなみにわたくしも貧乳扱いされてますがそんな輩はイーヴァルディですわ!

Tさんへ
兄弟家L…逆に考えるんだ。変態だっていいじゃんと考えるんだ。
       男なんて大抵変態みたいなもんだけど人前では隠してるんだよ?
       それともう一つの方もそのままでOKさ!巨乳マンセーブバアアアアアア!!!!

Sさんへ
トラキア家T…ワシであれば3を取るな。大体20歳くらいの男が家や家族から支援してもらってる時点で恥なのだ。
         己の食い扶持は自分で稼いで当然だろう。むしろ家に金を入れなくてはならんのだ。働かざるもの食うべからずだ。そんな男は放り出せ。

Rさんへ
踊り子S…ん〜アンタは一人に縛られる男じゃあないからね〜悔しいけどさ。
       ただ弟くんと反りが合わないのはどうしようもないと思うよ。彼真面目君だしアンタみたいなのは大嫌いでしょはっきり言って。

Rさんへ
フリージ家T…いくらでも手伝います。やっぱり仲間が増えるって嬉しいです。同好の士です。
         練習はもちろん大事ですけど一番大事なのは作品への愛です。ほとばしる妄想です。
         男と男の愛の素晴らしさです。

Aさんへ
グランベル社A…喪男喪男と言われる俺だけどさ。追撃リングだけじゃなくて頑張れば恋人つくれるんだよな。
           なんか元気出てきた。

Aさんへ
部下A…ああ…アルヴィス様おいたわしい…それもこれもあの糞ビッチに振り回されて!
      悔しいっ!どうして私には振り向いてくださらないの!?
      せっかくトラキアでフラグが立ったのに!

Sさんへ
ユングウィ家R…おうお前も大変だな。だがこういう事は兄貴が思い煩ってもしょうがないんだぜ?
           相談されたら乗ってやれ。それまではほっといてやるといい。ガキじゃねぇんだからさ。
           それとな。周りが良いと思う相手とは大抵逆にくっつかないもんだ。妹なんて兄貴の思うとおりにはならんもんさ。
           S様はフラグだけで言えばノディオンのNや踊り子のRやシレジアのFとも一応フラグあるがそういうネタ全然無いだろ?
           聖戦のシステム面もあるけどそれ以上によりフラグの濃い相手が優先されてる結果だろうよ。
           後は誰でも彼でも主人公の皆さん相手にってのが逆にネタとして微妙なんだろう。主人公のAやRとキャラ被っちまうからな。
           なんなら俺が相手でもいいぜーってのは冗談だけどよ。もうちっと俺たち脇役男も頑張ろうや。
           お前だって自分の心配した方がいいんじゃねぇの?あ、それと簡単に解決する方法もあるぜ。ドズル兄弟に流星剣したれ。これでRの悩みは消えるんじゃね?

AさんとSさんへ
コンウォール家R…女は…怖い…妹は…もっと怖い……もう…いやだ……やめろ……やめてくれ…
            お前たちも俺と似たような悩みなんだな…俺のとこみたいにそいつらを他所に養子に出すとかできないのか?
74助けて!名無しさん!:2011/08/15(月) 18:40:34.84 ID:/oit+xQA
>>69
苦しいときは仲間と苦しみを分かち合え…と思ったが貧乳キャラはそんなにいないような
多分名前を挙げたらすぐ終わってしまうのではないか
75助けて!名無しさん!:2011/08/15(月) 18:49:55.21 ID:+MEvSCWg
ラーチェル様がいるじゃないか
そのまま支援Aまで付き合ってくださるぞ

他には…幼女キャラはツルペタで当たり前だし数に入れていいものか…
あとはナンナ達とか…フィーとかも貧弱そう
三姉妹の末もぺたなイメージある
イレースとかユリアとかソフィーヤとかも華奢な印象
探せばそれなりにいるんじゃなかろうか
76助けて!名無しさん!:2011/08/15(月) 19:10:22.69 ID:ya+sXplK
母上へ…やっぱりアピールあるのみなのでしょうか…

Rちゃんへ…何を言うんですのRちゃん!メタボはダメですわ!ヘクトルちゃんもメタボメタボ言われてますが筋肉も割とあるのよ。ヘクトルちゃんの余計な肉を排除しないと…

Rさんへ…目指すはTのバスト…!親友に負けてられません!

Rさんへ…お仕置きされ足りないみたいだから早速フルコースをあげないとね…うふふ

Tさんへ…やはりそれが一番でしょうか…。兄上は私の支援がなければ生きていけるかが分かりません。しかしいつまでも甘やかすのはいけませんしそれが兄上のためにもなるなら私は敢えて鬼になりBを選びます…!

Sさんへ…酷い言いようだな、オイ。セティももう少し楽に生きれないのかね。ん?セティ!?支援を無くすのだけは辞めてくれ!本当に生きていけなくなるから!!

Tさんへ…ありがとうございます!早速書いてみたい組み合わせが10個近くあるんです。妄想力も大事ですよね!!

Aさんへ…ついにコイツにまで言われた(泣)

Aさんへ…S様も兄さんも思ってくれている人達に振り向けば問題はすぐに解決するのに…
Eも似たこと言ってたな。確かにビッチかもしれないけどね(ボソッ)
77助けて!名無しさん!:2011/08/15(月) 19:16:56.60 ID:ya+sXplK
分けて書くことになってしまった…

Rさんへ…しばらくは放っといておくか。それからやっぱりドズル兄弟も問題なのかな

Rさんへ…それは無茶ですよ。ユングヴィ家でもエーディン様は一番の強者ですしラナオウ様は二番目の強者です。だから追い出そうなんて考えたら逆に我々が追い出されてしまいます…

そういえばお盆休みといえば誰かね霊が来るのかな?
兄弟家の両親やモニカとかラーナの夫とか竜王家の婆さんとか
78助けて!名無しさん!:2011/08/15(月) 20:11:35.25 ID:///SCwQH
モニカならオルソン(本物)とあなたあなたしてるよ
79助けて!名無しさん!:2011/08/15(月) 20:17:19.52 ID:El6y0ezj
そういえばFEって霊の概念あまりないね
紋章や烈火とかは出てくるし聖魔とかはゾンビとかいるけど

蒼炎、暁は全然無い。神であるユンヌがそもそもそういう存在に全く触れないからテリウスにはいないのかもしれない
兄弟なのに作品毎にお盆が違うってカオスだがw
神なのにおばけが怖いユンヌとかありそうw
80助けて!名無しさん!:2011/08/15(月) 20:22:11.57 ID:X+S7NCso
聖戦でシグルドとディアドラの幽霊が出るよ
81助けて!名無しさん!:2011/08/15(月) 20:48:43.84 ID:e1TVN2er
>>74
一見してすぐにわかるのだけでも
ロリクートトリオとかユミナとかマリアとか
あと、サラとかニノ、ルーテとかも
なんだ結構いるじゃん、と思ったが数年で急成長する例もあるので油断できない
82助けて!名無しさん!:2011/08/15(月) 21:01:39.00 ID:m7odhCaM
ミスト「胸なんて自然に大きくなるんだから気にしなくていいよ」
ワユ「そうそう、むしろ知らないうちに無駄に育って困るくらいだし」

イレース「………」
サナキ「………」
83助けて!名無しさん!:2011/08/15(月) 21:07:55.35 ID:qbKPaOY/
>>71
アイクが居るからエリンシアも例外じゃないんだぜ


>>72-73>>76-77
やっぱり紋章町BBSに相談スレがあるんだろうかw
後アイーダさん自重
84助けて!名無しさん!:2011/08/15(月) 21:30:59.90 ID:qbKPaOY/
紋章町住民から見たサラ様への印象↓

ttp://usokomaker.com/insho/r/%E3%82%B5%E3%83%A9
85助けて!名無しさん!:2011/08/15(月) 22:38:22.17 ID:ER4/I0w/
規制ェ……
86助けて!名無しさん!:2011/08/15(月) 23:06:50.69 ID:ER4/I0w/
あ、規制解除されてたのか
スマソ

せっかくなのでなんか書く

ミルラ「サラはずるいです!」
サラ「また唐突ね……一体何の話?」

ミルラ「ここ最近、明らかにお兄ちゃんと二人っきりでいる回数が多いです。
    そのせいで私やアメリアお姉ちゃんに皺寄せが来てます!」
アメリア(私は一応稽古はつけてもらってるから、そうでもないんだけど……言わないでおこうっと)

サラ「なら、あなた達も遊びに誘えばいいじゃない。
   私はただ兄様に年下の知人として当たり前のことをしているだけよ?
   非難される云われは無いわ。クスクス……」
ミルラ「う……で、でも!お兄ちゃんの部屋に勝手にワープしたりするのはやり過ぎです!
    お兄ちゃんもきっと迷惑してるに決まってます!!
    ね、アメリアお姉ちゃん!」
アメリア「えっ、私!?う、うん、まぁ……そうかもね」
    (多分もう半分諦めて半分慣れちゃってるんだろうなぁ……)
ミルラ「ほら!」

サラ「……ごめんなさい。
   でも、しかたないじゃない」
「私はこれまでずっと、ずっと一人だったんだから。
 昔からおじい様やゲルド達は腫れものみたいに私を扱うし、言う事を聞く部下はいても、一緒に居て安心できる人なんていなかった。
 あなた達みたいに、家族や友人に恵まれてないんだから、ちょっと位……」

ミルラ「……怒りますよ、サラ」
サラ「……そうよね。やっぱりこんな自分勝手な理由じゃ」
ミルラ「そういうことじゃないです!」

ミルラ「寂しいなら、もっと私やアメリアお姉ちゃんにも言ってください!
    エフラムお兄ちゃん程は一緒に居て楽しくないかもしれないけど……私達、お友達じゃないですか!」
アメリア「あんまり相談相手にはならないと思うけど、遊びに行ったりお茶する位ならいつでもいいよ。
     一応、この中じゃ最年長だしね!」
サラ「……やれやれ、二人とも本当に物好きね。
   でも……」
ミルラ「?最後、何か言いましたか?」
サラ「別に?
   でも、二人の言い分は分かったわ。
   じゃあ今度からは……」
87助けて!名無しさん!:2011/08/15(月) 23:07:58.95 ID:ER4/I0w/
〜後日談〜
アメリア「この漫画面白いよね!師匠の部屋にあるとは思ってなかったけど」
ミルラ「サラも今度読んでみるといいですよ。あまり読まない私でも最後まで読めましたし」
サラ「そうね、今度お爺ちゃんに買いにいかせようかしら」

エフラム「サラ。最近皆と仲が良いな。
     それ事態は良い事なんだが……」
サラ「あら、何か問題でも?」
エフラム「全員で部屋にワープしてくるのはやめてくれ。
     押し入れから突然人が出てくるのは心臓に悪い」
サラ「3人だと部屋の真ん中に出るのはキツイのよね。
   やっぱり私一人の方が良かった?」
ミルラ「そ、そんなことないですよね!?」
エフラム「違うから落ち着いてくれ!姉さん達に見つかると面倒(ry」
ガラッ
ミカヤ「エフラム……前々から年下趣味なのは知ってたけど……」
エリンシア「部屋に何人も連れ込んで弄ぶなんて、お姉ちゃん達は許しませんよ!」

エフラム「勘弁してくれ、というかこういうのはリーフの役目だろ!?」
サラ「リーフはもうすでに他の三人にお仕置きされてるから心配ご無用よ兄様」

ミカヤ「と言う訳で」
エリンシア「覚悟は良いわね?」

エフラム「ちょ、姉上慈悲はやめ……アッー!」
88助けて!名無しさん!:2011/08/15(月) 23:47:11.32 ID:o7HhD59Z
友達はいいなあ…なんか和んだ
89助けて!名無しさん!:2011/08/15(月) 23:57:23.47 ID:jXL2YNEU
>>86-87
サラ「よく考えると、部屋に女の子が来るだけで騒がれるってのも色々面倒よね。
    『13歳になるまでは騒ぎになるようなことはしないので安心して』ってちゃんと伝えるべきかしら」
エフラム「……まともなことを言っているように聞こえるが、余計に酷いことになるのでやめろ」
90助けて!名無しさん!:2011/08/16(火) 00:05:20.02 ID:FWBXi99x
>>84
エフラムの脳内じゃねーのこれww
91助けて!名無しさん!:2011/08/16(火) 05:35:10.87 ID:UfmRgHaH
>>84だいたいあってるなw

リーフ「50点です。おねいさんだったら100点です。」
マンフロイ「図太いのお。誰に似たのやら」
ディーク「とにかくエロい。過去ネタで籠絡されそうになったんだぜ。」
エフラム「大人しそう…な見た目に騙されるな」
セイラム「狸っぽいですね。野生の狸。目が合うと逃げるんですよ。」
ティニー「裸が最高!男体化のしがいがあります!サラきゅん×エフラムさんハァハァ。」
ナンナ「膝が切ないというんでしょうか…。移動力が弱いのがネックですね。」
ターナ「食べちゃいたいわね。…べ、別に変な意味じゃなくて、可愛い過ぎるって意味よ!」
92助けて!名無しさん!:2011/08/16(火) 08:41:59.07 ID:hr9IDE8R
>>91
うちのサラは一回移動力10になったことある。馬よりもはやく駆け回り前線にワープで人を送るサラは軽くホラー
93助けて!名無しさん!:2011/08/16(火) 12:15:36.80 ID:LeeqTpN8
>>90

50点です…100点満点とは明言されていない、10点満点で50点を取ったとも考えられる
微妙に爽やか…兄様の開き直りきれない複雑な感情を表している
大人しそう…二人のときはそうかもしれない
図太い…今までの言動から、そう思われても仕方ないかもしれない
狸っぽい…狸は人を化かす。つまり、化かされたい、手玉に取られたいという欲求の表れ
膝が切ない…ミニスカのときに膝のあたりを見られていたような気がしないでもない
可愛すぎる…説明不要
裸が最高…説明不要
とにかくエロい…説明不要
食べちゃいたい…説明不要

サラ「以上の分析により、>>84が兄様の脳内であることが証明されました」
エフラム「色々とちょっと待て」
94助けて!名無しさん!:2011/08/16(火) 20:11:39.01 ID:/GaPBq7q
ティニー「この流れなら行ける…。一時間以内に書き込みがなければ紋章町のほとんど全てのカップルが男性同士になり、イシュタル姉様とユリウスさんのフラグが折れる…かもしれない」

ビラク「へっきゅんは俺のものだZE」

ヘザー「リンちゃんは私のものよ〜!」

レヴィン「セティからの仕送りが再び来て…」

ユリア・ラナ「ユリウスを完全に撲滅できて」

リーフ「ナンナ達は二度と僕に暴力を振るわずマチュアおねぃさんにミーシャおねぃさん、セルフィナおねぃさんやアルテナさんとフラグが立ち!」

レイヴァン「プリシラが完全にきれいになり」

アゼル「ティルテュとデートできる」

早くも皆さんが足掻いています
95助けて!名無しさん!:2011/08/16(火) 20:57:43.85 ID:hr9IDE8R
>>94
クリス「む、参った、また迷ってしまったようだ・・・」
96助けて!名無しさん!:2011/08/16(火) 21:06:42.10 ID:JrVdCvF9
リーフ「いつも思う事だけど夏コミの入館前は灼熱地獄だねえ」
ティニー「私はサークルチケットあるからまだいいですけどね」
リーフ「でも会場内も熱気凄いよ?人が押し合いへしあいひしめき合い」
ティニー「それに耐えるいい方法。集まった数十万の男の人が愛しあっていてくっつきあってると思えばむしろ快感です…うへへ…」
リーフ「妄想で汚されたよショックだよ」
ティニー「世界中の腐女子のおねいさんも同じことを思ってますよ?」
リーフ「ばっちこいだよ。腐ったおねーさんに変な目で見られるなら本望だよブバアアアアアアア!!!」
97助けて!名無しさん!:2011/08/16(火) 23:17:00.08 ID:vTq7dt9r
これだけ暑くても紋章町の住民はアクセル全開でかっ飛ばしてるな…
サラとかティニーとか、クラッシュしかねん勢いだ。
いや、勢いがありすぎるのはリーフやエフラムの脳内か?

と言う訳で、こちらもかっ飛ばして行きます『ママチャリの系譜』
>>9-13の続きです。
98ママチャリの系譜 第1章:2011/08/16(火) 23:18:44.80 ID:vTq7dt9r
10

ノイン  「さあ、ファイアーエムブレム聖戦の系譜15周年記念杯予選第1レース、まもなくスタートです」
ラケシス 「(ヒソヒソ)ナンナ、スタート直後の混乱から抜け出すのに、ちょっと技を使うわよ。
      スタートランプが青になったら……」
ナンナ  「(ヒソヒソ)はい……はい、わかりました。お姉様、本気なんですね」
ラケシス 「(ヒソヒソ)当たり前よ、序盤から必殺技全開でいかせてもらうわ!」
キュアン 「エルト、ラケシスが何か仕掛けてくるぞ。気をつけろ」
エルト  「ああ、小細工なんか跳ね返してやる」
シグルド 「注意しておいた方がいいな」
エスリン 「ええ」
ノイン  「フェイクかシェイクか、揺さぶりに来ているナンナ&ラケシスペア、
      流石に姉妹だけあってチームワークは抜群か!?
      さあ、いちごシェイクもかくやというレッドランプがスターティングランプに灯る!
      これがチョコミントグリーンのシェイク色に変わった時!!」
キュ・アレ・フィン・エス・オイ・エルト「「「「「「ぶっ!!」」」」」」
ノイン  「何人かが吹いた!」
エルフ  「チョコが沈殿すると思うんですよね」
ノイン  「チョコが沈殿した時、レースの幕が切って落とされます!
      はためく横断幕はAKJ応援団のもの! さてさてさて……赤ランプが…」
プッ プッ プッ パーーーーッ!!
ラケシス (今だ!)
ノイン  「今、青に変わって、チョコが沈殿したぁっ!! うおおおおおっ!?
      と同時にワルキューレ後部座席のラケシス選手がトルネードでグラウンドの土を巻き上げたぁっ!」
ゴォォォォォォッ!!
エルト  「!?」
フィン  「しまった!」
アルテナ 「くっ!!」
シグルド・アルヴィス「「ディアドラ!!」」
セーラ  「うわ、セコっ」
ノイン  「天然のスモーク! スタート直後の大混乱だ!! 砂塵によってマシンが見えません!!
      これはナンナ&ラケシスペアの絶妙な奇襲攻撃!!
      妨害、攻撃アリアリルールとなっております、本レース、
      早くもそのレギュレーションを最大限に生かして、今、渦巻く砂塵の中から白銀の機体が出る!!」
ラケシス 「おーーーっほっほっほっ!! いい気味ですわエルト兄様、それにシグルド様も!」
エルト  「してやられたか…げほっごほっ」
シグルド 「大丈夫か? ディアドラ」
ディアドラ「シグルド様、ありがとうございます」
アルヴィス「悔しいっ!」
エスリン 「アンタら邪魔っ!」
ノイン  「土煙を引き裂いて、スタートトップに躍り出たのは、白銀の戦乙女ワルキューレ!!
      続いて、飛び出てきたのは……おおっ!?」
トラバント「フッフッフ、流石はAKJ会長! だが、この程度の策、私には通じんぞ!」
アリオーン「まあこれぐらいは想定内だ」
ノイン  「2番手はこれまたラフプレーに定評のある真紅の竜王ダブルドラゴン! 
      あらかじめ用意しておいた花粉症対策ゴーグルで土煙をシャットアウト!!」
エルフ  「あれは結構おすすめですよ」
ノイン  「次なるマシンはおねいさんハント号! 後ろのアレス選手には効果が抜群だが、
      ドライバーのリーフ選手には効果なしっ!
      あの高難易度で知られるトラキア776を制した男は一味違う!」
リーフ  「あれに比べたらこんなの卑怯でも何でもないよ」
ノイン  「ダブル・エルダー! ダブル・エルダーが4位でスタート! 
      後部座席のマナ選手が涙目になりながらアルテナ選手を目隠ししている! 
      幸運な事にクラッシュの心配はなさそうだが、他に方法はなかったのか!?」
マナ   「ご、ごめんなさい、これしか方法が思い浮かばなかったんです」
アルテナ 「わかったから、手を離してくれる? 前が見えないのよ…」
マナ   「は、はいっ!(バッ)」
ノイン  「やや強引だが、結果的には好スタート! 目隠し走法は伊達ではないっ!
      おおっ、4位をキープする後ろからもう一台!」
99ママチャリの系譜 第1章:2011/08/16(火) 23:19:57.25 ID:vTq7dt9r
11

シャルロー「フィンさん、大丈夫ですか!?」
フィン  「げほっ…すまない、シャルロー。助かったよ」
ノイン  「5番手スタートは走る所得税、青色申告号! これまた後部座席のシャルロー選手が、
      どこからともなく出した眼鏡をゴーグル代わりに、ハンドリングをカバーっ!!
      いずれもナビシートのサブパイロットが好カバーを見せるッ!
      カバー、カババー、カバベスト! シグルド選手はカバの顔!!」
シグルド 「カバの顔じゃないっ!!」
アルヴィス「そうだ、どちらかと言えば馬面だろう」
シグルド 「コロス」
ノイン  「スタート直後にトラブルでしょうか? シグルド選手とアルヴィス選手が口論をしていますね?」
エルフ  「明らかにあなたのせいでしょう?」
オイフェ 「ごほっげほっ! くっ、完全にやられた」
エルト  「わが妹ながら、かなり、やる」
ノイン  「続いてスタートしたのはオイフェ&ディムナペアの緑山歌劇団号!
      サイドバイサイドでつけるはSTEガンマ、エルトシャン選手!」
ディアドラ「すみません、お二人とも、助けていただいて」
エスリン 「でも、一応手加減はしないつもりだからね」
アルヴィス「おいっ、さっさとスタートしないと置いて行かれるぞ!」
シグルド 「わかっているっ!」
ノイン  「8番手スタートは乙女デスサイズ! ようやく砂煙も収まって、
      シグルドマシン、スターダスト・フェアリーズもスタートです。
      屈辱の格好と最後尾スタートが吉と出るか凶と出るか乳が出るか!?
      乳が出そうなのは竜王家使用人、背番号4番、ハイプリースト・フィーア!」
フィーア 「またわたくしですの!? と言うか、そんなもん出んわっ!!」
ノイン  「電話をかけても出んわっ! うっひゃっひゃっひゃっひゃっ!!」
エルフ  「最低ですわね」
ノイン  「最低(斉藤)道三てぐらいでありますからね、うひゃっ! さて、そろそろレースに戻りましょう」

アレス  「どうした、行かないのか?」
リーフ  「そうしたいのは山々だけど、前があの二人だからなぁ…何されるか分かったもんじゃないよ」
トラバント「フハハハ、どうしたリーフ。怖じ気づいたか?」
ノイン  「序盤、激しい争いも予想されましたが…おおっと、ここで後方で動きがあった!
      観客スタンドが沸き立つ中、満を持して、黒き密林大帝、獅子王エルトシャン来たるッ!!」
エルト  「フッ、いくぞっ!(ギュイィーーーン!!)」
ノイン  「グラウンドオーバルコース、最初のコーナーを曲がって直線に差し掛かった所で、
      一気にパワーを乗せてきたぞ、漆黒の獅子王っ!!」
アルテナ 「何っ!?」
リーフ  「しまった!」
セーラ  「よし来たっ!」
ドロシー 「ゴーゴーっ!」
ノイン  「トラバント選手のラフプレーを警戒し、巡航している4台を一気にオーバーテイクっ!!
      STEγがダブルドラゴンに牙を剥く!! 解説のエルフさん、ラケシス選手のトルネードスタートが
      あったとはいえ、やけに出だしが遅かったSTEγですが、これは様子見でしたか?」
エルフ  「いえ、あのSTEガンマにはスプリント勝負に向かないチューンが施してあるのですわ」
セーラ  「えっ、どういう事?」
ノイン  「そう言えば、レース開始直前に気になる事を仰っていましたね?」
ドロシー 「私達が戻る前ですか?」
エルフ  「そうです。この人全然気にしてませんでしたけどね。
      …STEガンマ。あのマシンのチェーン部分をよく見て下さい」
ノイン  「はあ、チェーンですか……。……。……あれは、まさか!?」
セーラ  「えっ、何かあるの?」
ドロシー 「ジーーーッ……うわっ、本当だ! 何か違う!?」
100ママチャリの系譜 第1章:2011/08/16(火) 23:21:12.50 ID:vTq7dt9r
12

エルフ  「そう……両輪駆動!! 後輪のみならず、
      前輪にもチェーンを渡したツインチェーンのモンスターマシンなのですわ!!」
ノイン  「凄い、凄いぞ、凄まじいっ!! 何という凄まじいバカバカしさ加減でしょうかっ!!
      もはや、アホです! アホの巣窟、グランベル大学自転車部っ!」
セーラ  「両輪駆動の自転車なんて聞いたことないわよ」
ドロシー 「まあ普通は見かけませんよね」
ノイン  「しかし、それだけに本気のバカはバカに出来ませんっ!
      現にスピードに乗ってきた時のこの加速っ! 尋常ではありません!!」
ドロシー 「このまま追い抜いてしまえーーーっ!」
セーラ  「珍しくドロシーがノッてるわね」
エルフ  「エルトシャン&キュアンペアのピットクルーは、両選手のポテンシャルを把握した上で、
      このようなモンスターマシンを作り上げたのでしょうけど……」
ノイン  「なるほど、適材適所という訳ですね。鬼に金棒、虎に翼、駆け馬に鞭っ!
      まさに黒き獅子STEガンマに与えられた愛の鞭っ!!」
エルト  「捉えたぞっ!」
キュアン 「トラバント、覚悟っ!」
ノイン  「むちむちむーにーオーバードライブ、この加速を2位ダブルドラゴンは凌ぐ事が出来るのかっ!?
      勝つのはツインチェーンの黒獅子か、真紅の竜王かっ!?」
トラバント「ほう、獅子王か。こうして相まみえるのは初めてだな」
エルト  「シグルドやキュアンが普段世話になっているようだな、悪いが、そこをどいてもらう!」
トラバント「フン、貴様如き策を弄するまでもないわ、アリオーン!」
アリオーン「はい、父上!」
ラケシス (エルト兄様…)
ガシャン!! ガシャン!!
ノイン  「早速果敢にマシンをぶつけにかかるアリオーン選手! 無差別攻撃、同時多発自転車!!
      STEガンマのツインタワー、黒服コンビに襲いかかる!!」
エルト  「フン!」
ノイン  「しかし、エルトシャン選手も負けじと応戦! 互いに決め手を欠いてはいるが、
      横並びのまま激しい攻防が繰り広げられていますっ! 攻防勝者を選ばずっ!! 勝者必衰っ!!」
セーラ  「いっけーっ!! トラバントなんかぶっ飛ばしてしまえー!」
ドロシー 「そのままトップです!!」
ノイン  「ゲストのお二人が燃えています! さあ、ここで先頭3台は、グラウンドオーバルコースを抜け、
      第2コーナーへと向かいます」
エルフ  「ここはSTEガンマの2WD自転車のグリップ力に注目したいですね」
ノイン  「2WDか、2DKか、バストイレは別となっております、快適環境ダブルドラゴン!」
エルフ  「かなり別の所にありますわね」
ノイン  「4位から9位の第2集団も十分射程圏内! 背後から虎視眈々麺とトップ3台の隙を狙っている!!
      坦々麺なら80G、ラーメン月光亭っ!!」
ホリン  「流星軒とはまた違った味だ。是非みんなで食べにきてくれ」
エルフ  「協賛ありがとうございますわ」

アレス  「あの二人は互いの相手で手一杯か…」
リーフ  「ここは攻めよう、コーナーで勝負だ」
シャルロー「コーナーから仕掛けましょう」
フィン  「わかった」
ディムナ 「コーナーから一気に…」
オイフェ 「それが良さそうだな」
マナ   「あの、皆さん次のコーナー入り口で狙ってます。混戦を避けて、コーナー出口で仕掛けましょう」
アルテナ 「わかったわ、マナ」
アルヴィス「ディアドラ、今度の日曜日、予定は空いてるか?」
シグルド 「こら! レースに集中しろっ!!」
ディアドラ「今度の日曜日ですか? えっと…」
エスリン 「アンタも真面目に答えないっ!」
アイーダ 「アルヴィス様…」
101ママチャリの系譜 第1章:2011/08/16(火) 23:22:45.54 ID:vTq7dt9r
13

ノイン  「さあ、第2コーナー目がけて、3トップ6シャドウストライカー体制で、
      オリジナル笑顔で駆け抜けてゆくっ!!」
エルフ  「不自然な蛍光色ですね」
アルテナ 「…ここは行かせといて、と」
ノイン  「あっ、いやっ!? 第2グループダッシュから、ダブル・エルダーが脱落っ!
      本選出場への得票を先行集団に譲渡したかっ!?」
セーラ  「関係ないわ、後ろなんて興味ないから」
ノイン  「さあ、フルブレーキングをかける各車! しかし、グリップ力に自信があるのかっ、
      黒服獅子王はやや減速は甘めだっ! そしてもう1機……」
リーフ  「それっ、ポンピングブレーキングだ!!(キキッ キキッ キキーッ!!)」
ノイン  「出たぁ! 葉っぱの必殺攻撃が炸裂だっ!! 断続的にブレーキをかけて
      ブレーキパッドの摩擦力を最大限に活かすブレーキ天国っ!! 略してイカ天!!」
エルフ  「ブレーキどっか行きましたわね」
エルト  「フンッ!!(ギュイーーン!!)」
アリオーン「やられたっ!」
ラケシス 「エルト兄様!?」
ナンナ  「リーフ様も!?」
ノイン  「コーナー半ばで順位が動いたっ! フルブレーキのマシン群を尻目に、トップに立つのは
      黒き水平対向エンジンを吹かすSTEガンマ! テールトゥノーズで火花を散らす
      年上大好きおねいさんハント号がその背後にピッタリとつけるっ!
      さらに後ろを牽制するワルキューレ、ダブルドラゴン、青色申告、緑山歌劇団!!」
エルト  「(ズルッ)しまったっ!」
キュアン 「うおっ!?」
ノイン  「あああっと!! ここで入れ替わりでトップを奪ったSTEガンマにアクシデントっ!
      オーバースピードだ、リアがアウトに流れりあっ!!」
エルフ  「グリップ力を過信しすぎましたね」
セーラ  「ちょっと! 何やってんのよっ!!」
ノイン  「コースアウトまでには至らないが、これは序盤の主導権争いでは手痛いミスっ!
      後続のマシン群も警戒深度を引き上げて更にスピードダウンっ!」
エルフ  「グラウンドのトラックは意外と滑りやすいですからね」
マナ   「アルテナさん、ここですっ!!」
アルテナ 「よしっ!!(ギュイィィーーーン!)」
ノイン  「ああっと、しかし、コーナー突入前に十分な減速をしていたアルテナ機、ダブル・エルダー!!
      コーナー出口に向けてアクセラねーしょんっ!!」
エルフ  「どるみ?」
ノイン  「どるみ#っ!! お嬢様の皮を被った鋼鉄の姉妹、ダブル・エルダー、
      一気に先行の8台をまとめてオーバーテイィィィィィクッ!!」
ディムナ 「えっ、マナ!?」
フィン  「アルテナ様!?」
トラバント「何だとッ!!」
アレス  「ッ!?」
セーラ  「うっそぉ!! ありえないでしょ!!」
ドロシー 「信じられません…」
ノイン  「最後の砦の全裸コンビ、リーフ&アレスペアも、今、アルテナ&マナチームに道を譲るっ!!
      恐るべしスーパーナビコン、マナっ!! 『大和撫子残念系』の二つ名は伊達じゃないっ!!」
マナ   「だから、私残念な子じゃありません!」
ラケシス 「あれのどこが残念系よっ! 完っ全に騙されたわっ!!」
ノイン  「小手調べの前哨戦、まずはその能力を見せつけたのは並み居る豪腕ドライバーでも、
      悪辣なラフプレイヤーでもなく、意外にもナビゲーター! 意外でしたねえ、解説のエルフさん」
エルフ  「はい、このナビの差というのは、ボディブローのようにジワジワと効いてくると思います。
      それともう一つ、実はマナ選手が後部座席に乗る事自体に走者にとって大きな利点があるのですが、
      それが効果として表れるのはレース後半辺りになりますので、とりあえず今は伏せておきましょう」
ノイン  「ボディブローか、トラキア風呂ーっ!! ルネス女学院のトラキア嬢、マナ選手!!
      トラキスタン直伝のナビゲートでアルテナ選手をバックアーップ!!」
リーフ  「ここで負けてたまるか!(だって前にいるのはアルテナさん、ムフフ…)」
ノイン  「辛うじて独走を許さない、紋章町の白き狩人、おねいさんハント号の鞍上、葉っぱ一枚のリーフっ!!
      変態としてのプライドか、ハンターとしての勘か、場数を踏んだ主人公の貫禄かっ!?」
続く
102助けて!名無しさん!:2011/08/17(水) 11:26:44.35 ID:Fl1VHd7r
>>98-101
その道の専門用語ばかりでうまく理解できないが、解説役の十二魔将がノリノリなのは良く分かったww
とりあえずシグルドとアルヴィスはこんなに相性悪いのに大丈夫なのかwwGJ!
103助けて!名無しさん!:2011/08/17(水) 22:03:45.94 ID:zwen44hp
ちょっと質問だけど、FEキャラの中で料理が上手い系のキャラって居る?
団子関連のネタ作成に必要なんだが、正直オスカー位しか思い浮かばない…
104助けて!名無しさん!:2011/08/17(水) 22:10:24.42 ID:EnqZ1qBi
ロウエンやバアトル

あと味が美味いかどうかは謎だがパティが作った弁当でシャナンはステータスが上がる
105助けて!名無しさん!:2011/08/17(水) 22:17:49.19 ID:CJZQHQaX
>>103
スレだと料理人のフリーダやアイラも上手いんじゃないか?
106助けて!名無しさん!:2011/08/17(水) 23:32:04.56 ID:66WhW1Td
兄弟達の嫁候補もそうなんじゃないかな。
セリスやエリンシアにエイリークは出来るだろうけどね
107助けて!名無しさん!:2011/08/17(水) 23:34:35.22 ID:aJvFvva8
新紋章でシーダがお菓子を作るのはできるね、クリスは鋼の味にできる腕前
108助けて!名無しさん!:2011/08/17(水) 23:45:50.50 ID:EnqZ1qBi
リーフはサバイバル料理の名手ってネタがあった
ジャングルの中に潜んで蛇とかトカゲとか虫捕まえて食えるようにしてしまう
ナンナもその相方で蛇捌いてたり蜂の巣料理してたりしたな
109助けて!名無しさん!:2011/08/17(水) 23:51:44.96 ID:xLwyu7Cp
エイリーク「近親相姦とはおぞましいですね
皆様もそう思いませんか?」
110助けて!名無しさん!:2011/08/18(木) 00:01:54.30 ID:TXaJgZZU
兄弟家サバイバルランキング

第5位 ヘクトル
基本的に頑丈でタフ。体格的に脂肪をたっぷり蓄えてるだろうから耐久力が(ry

第4位 リン
草原の生活で培った自然の知恵を活かして生き延びる。

第3位 リーフ
サバイバル料理の名手。トラップから追いはぎまで何でもござれ。

第2位 アイク
多分肉なら何でも生で食べられるだろう。狩りは素手でOK。

第1位 アルム
住む。
111助けて!名無しさん!:2011/08/18(木) 00:08:28.39 ID:5ZeWqU4U
>>110
アルムで不覚にも吹いた
その発想はなかったが、確かに耕しそうだな。
112助けて!名無しさん!:2011/08/18(木) 00:30:10.11 ID:MoQPmQuG
お前等ミカヤを忘れてるぞ
原始時代を生きた人だぞ
サバイバルスキル高いと思うぞ
113助けて!名無しさん!:2011/08/18(木) 10:29:07.37 ID:7eHi+XQO
たしかに。
おや、周りが明るい。照明は消してあるのに、なぜだろう。
114助けて!名無しさん!:2011/08/18(木) 12:39:49.78 ID:7rN5HOzN
>>113
gだけ全角になってるぞー
sageる努力をせっかくしてるんだからさみしいミスしないようにな。
そして、ご愁傷さまだ。まあライトなら大した威力じゃないから生きては帰ってこられるだろう!イキロ

リーフ「僕も多少のサバイバルスキルはあると自負しているつもりだけど、有事の時に一番楽に生活出来るのはマルス兄さんだと思うんだよね」
マルス「楽?どういう意味それ」
リーフ「ジェイガンさんやマリクさん他お付き部隊が全力で快適生活を演出する気がして……それになにより兄さんには公認彼女がいるじゃないか!それだけで僕とは雲泥の差さ」
マルス「その理屈だとアイク兄さんも全力でもてなされそうだよね」
リーフ「何でだろう、水面下で行われる血みどろの争いに気付かず淡々と獣を狩る兄さんしか想像出来ない」
115助けて!名無しさん!:2011/08/19(金) 00:22:31.77 ID:Tf0Absiq
生命力だけならエリウッドとユリウスも高そう
116助けて!名無しさん!:2011/08/19(金) 10:34:27.24 ID:6RIh8+mg
〜 注意 〜

・このネタはいわゆる紋章町が舞台ではありません。
・戦国時代の兄弟の生涯…生まれてから亡くなるまでを追っていく形になります。
 従って一部を除いてキャラが歳を取ります。物語後半は老人中心になっていきます。
・キャラが死にます。あなたの好きなキャラが死ぬかも知れません。
・合戦、決闘等のシーンがあります。描写は抑えてありますが人によってはキツく感じるかも知れません。
・中には悲劇的な末路を辿るキャラもいます。
・ギャグやほのぼのはほぼありません。基本シリアスに徹しました。殺伐としてるかも知れません。
・ネタというより小説です。ちょっと毛色の違うのをやってみたかったんだい!
 それにほら…話のパターンや形式も色々開拓してみたいじゃない。
・俺設定満載です。苦手な人は注意。便乗してくれる方はご自由に使ってください。
・場面によってはキャラの口調が時代がかってます。時代劇ですので。
・長編になります。
・筆者は歴史好きですが色々時代考証とか間違ってます。その辺は生暖かい目で見てやってください。
・その辺とか好きな漫画とかを元にしたエピソードとかあります。元ネタ知ってる人はクスリと笑ってくれると嬉しいっす。
・日本をモデルにした東方の島国が舞台になります。
 地名については(例)クリミア国とか出たら日本で言えば甲斐国とか武蔵国とかみたいな一地方と思ってください。
 あくまでも基本一国の中の話です。

長い注意書きで申し訳ない
上記が駄目な人はスルーしてください

前スレ>>634-639の続きです。
仕方が無い……これは仕方が無い…………
その場には苦悩と苦渋が満ち満ちていた。
目の前には厭らしい笑みを浮かべた下品な男。
タリス屋店主モスティンは今やその男に頭を下げるしかない立場であった。
悔しい。無念である。娘のシーダが不憫でならない。
だが…タリス屋が潰れれば五百人もの従業員…その何倍もの彼らの家族が路頭に迷うのだ。
それだけは避けなければならない。
ブラムセルの評判の悪さに一度は断ろうとも思った話だが娘可愛さに多くの者を苦しめるわけにはいかない。
モスティンは心の中でシーダに詫びながらブラムセルに頭を下げた。
「ブラムセル殿…どうか娘をよろしくお頼み申します…」
上座の座布団に座した小太りの商人は扇子で自らを扇ぎながら下卑た笑い声をあげた。
「おまかせあれ。悪いようにはいたしませんぞよ。シーダ殿もタリス屋も…のうモスティン殿。
 いえ、義父上とお呼びすべきかのう?」

タリス屋の娘シーダとダーナ屋の店主ブラムセルの婚礼は既に一週間後に迫っていた。
多大な借財を背負ってしまったタリス屋にとってダーナ屋との婚礼が唯一この状況を打破する道に思えた。
苦渋の汗を滲ませるモスティンからブラムセルは傍らのシーダに視線を向ける。
ねっとりと絡みつくような厭らしい視線にシーダは思わず身をすくませた。
「どれ、シーダ殿。近い将来の夫に酌など一献くだされますかな?」
「はい…ブラムセル殿…」
彼の傍らで杯に酒を注ぎつつシーダの心はこの場にはいない若者を思っていた。
多くの借金で資金を作ると都に行くと言って出かけていったあの若者…
婚姻までにはワーレンに戻って手を打ってくれるといっていたが……


シーダの思う若者はすでにワーレンに戻ってきていた。
だが様々な取引に忙殺されてシーダの元を訪れる時間が取れなかったのだ。
彼にはやるべき事が山ほどあったがそれをほとんど身一つで行わねばならなかった。
本来零細の露天商であるマルスが身の丈に合わぬ事業に手を出そうというのだ。
しかも信頼できる補佐役がいるわけではない。事が事だけにうっかり他人に任せるようなわけにはいかない。
実情を知る者は少ないほうがいいのだ。
帳簿を見ながら彼は満足気に呟いた。
「一枚葉はよく動いてくれるよ」
さすがに都の闇で蠢いていた悪党集団。役人に対する嗅覚のようなものは極めて強いようだ。
一度も尻尾を掴ませていない。
さあそろそろ取引の時間だ。マルスは闇夜に紛れてワーレンの港の片隅に歩を記した。
暗がりの中港に係留されている船はクリミア大名家の船舶だ。
船から渡し板を通って降りてきた男にマルスは深々と頭を下げる。
「注文した物は揃っておろうか?」
「…こちらが帳面でございます。物は少し離れたところに隠してありますが…」
「よい、そちにもそちの都合があろう。さっそく積み込みにかかれ」
「心得ましてございますユリシーズ様」
彼の名はクリミア家老のユリシーズ。
サカ軍との戦に備えて武器や軍需物資の買い付けにワーレンを訪れていた。
マルスはこの世情で戦争特需に目をつけていた。
いや、それは商人なら誰でも考える。だがワーレンでは商売には長老たちの許可を必要とする。
自身も大店の店主である長老たちは自分たちの既得権益を守るため滅多に新規の許可証を発行することはない。
マルス自身持っているのは生活雑貨商の許可であって武具商の資格は持っていないのだ。
白日の下に知られれば間違いなくワーレンで暮らせなくなる行いだが短期間で利益をあげるには他に道が無い事をマルスはよく知っていた。
彼の計画はこうである。
まずは各地の鍛冶屋や武具職人から武具を買い付ける。
ここまでは多額の元手を借金で賄った以上可能であるし市の外で取引をする分には決まり事にも触れない。
だがそれを大量輸送して纏めて売るにはどうしてもワーレンの港が必要だ。この時代船に勝る輸送力は無いしコストダウンのためにもこれは欠かせなかった。
だが柵で囲まれたワーレンに荷物を運び込もうとするとどうしても衛兵のチェックを受けるし市内に大量に武具を運び込めば当然無許可で武具商を行おうとしていることが知られてしまう。
そこで都の一の盗賊集団一枚葉と手を結ぶ事で彼らに密輸を行わせたのだ。
盗品を運ぶことに慣れた彼らは巧みに衛兵の目を誤魔化して買い付けた武具類を市内に密かに運び込んだ。
後は武具を求める各地の大名と密かに取引すればよいのだ。
密輸品は当然税がかかっていないので値を安くできる。
長老連の手前、公然と取引はできないが各地の大名はこうした密輸商との繋がりを密かに求めていた。
特にサカ軍の侵攻が迫るクリミアデイン両国からの需要は極めて大きい。
サカ軍の侵略は多くの人にとって脅威ではあったがマルスにとっては渡りに船というべきであった。
「それではユリシーズ様。確かに物はお引渡しいたしました」
「うむ。こちらが支払いになる。確かめて間違いなければこの書面に署名せよ」
取引を済ませてユリシーズと別れると港を後にするマルスは小さく呟く。
「さて…密輸、悪党盗賊と契約、仏道が嫌う武器の売買…なかなか罪の深い事をしているね我ながら。
 三途の川を渡ったら閻魔様に地獄行きを申し付けられるかな?」
自嘲的に呟いてみるが自分の事業が大きくなって利益を生みだすことは商人最高の喜びですらある。
それに…シーダのためならマルスにとって他の全ては引き換えにできるのだ。自分自身の命も含めて。
「見も知らない十万人が死んだと聞いても人間気の毒に思うだけさ。けれど一人の死はその人を愛する人にとっては十万人の死に勝る悲しみだ。
 僕が売った武器で異人が何人切られようとシーダのためならかまうものか…」
……何かを振り切るかのように呟いたマルスだが……
その異人の軍勢にかつてわずかな間とはいえ共に暮らした姉がいる事は知らない。
知りようもなかった……

…だがこうしてマルスはわずかの間に巨額の富を生み出したのである。
当然周囲の商人たちは零細のマルスがどうして短期間にこれだけ金を集めたかを訝しがるだろう。
だが証拠を残さなければよいのだ。
これからは商売の形も変えていかねばならない。
充分な利益が出たら危険な密輸からは手を引き正規の方法で物を売ろう。
…自分とタリス屋の借財を返済し…それでもそれなりの金が残るはずだ。
一枚葉への報酬を払ったらこの連中とも手を切ろう。
いつまでも付き合っていたらろくでもない事に巻き込まれかねない。
そして…残った金で店を持って…シーダと二人で………
そこまで思いを致した時である。
闇の中からふと気配が現れたのは。
「…やあ、ご満悦じゃないかマルス」
「頭目…何か御用ですかな?」
茶色の髪をした少年。年若き盗賊の首領。
リーフ…一見はみすぼらしい浮浪児のなりをしながらも都の者は彼を恐れて口を閉ざす。
「なに、ワーレンの事についていろいろ知りたくてね。教えてくれるだろう?」
「頭目…この一件が片付いたら都に戻られるのではありませんかな?」
少年は口元を歪めると小さく笑った。
何を馬鹿な事を…と言外に匂わせていた。
「戦乱と朝廷の凋落で都の財貨はほとんど消えてしまった。ああ僕らがいただいた分もあるがね。
 それにくらべてこの町の豊かな事、戦からは遠く商人たちは君を含めて一攫千金の夢を追っている」
…マルスは察した。
彼らはこの町に移って盗賊稼業を働くつもりなのだ。
「一つお約束ありたい」
「言わなくてもわかってるさ。仕事をともにした君のとこからは盗みは働かない。ああ、君がご執心のお姫様の店からもね。約束しよう。
 僕たちも生きていくのに必死でね。この町のお金持ち方からお零れに預かってもバチは当たらないだろうさ」
この胡散臭い男などまったく信用には値しなかったがここはマルスは彼の要求を聞くしかなかった。
ほどなくしてタリス屋は喜びに沸くこととなる。
店の誰からも愛されたお嬢様が意に染まぬ下劣な男と婚姻する事になってからはすっかり店の空気は沈んでいたが…
一人の若者が店を訪れたのだ。多額の金額が記された手形を持って。
モスティンははじめは訝しく思いつつもマルスを出迎えた。
だがマルスがシーダを嫁に欲しいと申し出て…シーダも頬を染めつつ小さく頷くのをみて…歓喜に捉われたのだ。
「よもやこのような事が現実にあろうとは…嬉しいことじゃ。神仏のお導きかのう」
一時は本当に娘の一生を不幸にせざるをえないと諦めていただけにモスティンはそのような事まで口にして喜んだ。
マルスにとってもこの時は人生最高の瞬間だったかも知れない。
傍らに寄り添う美しいシーダの笑顔にマルスは天にも昇る心地だった。

それから一ヶ月……
マルスは新しく建てられた店に看板をかけていた。
傍らには新妻のシーダ。義姉のエリスとその夫マリク。義父のモスティンがいる。
彼らはマルスの門出を祝いに来てくれたのだ。
あの後、借金を清算してなおマルスの手元に残った金は大きなものであり、
彼はこの金でしがない露天商から店を持つ身となったのだ。
長老連への取り成しは元々大店であり長老連に席を連ねていたモスティンがしてくれた。
「あなたは賢い子だと思っていたけどまさかこの若さで店を持てるとは思わなかったわ」
エリスがマルスを撫でてくれる。
「や、やめてくださいよ姉さん。僕ももう一つの店の店主で妻を持つ身なんですよ」
「いくつになっても弟は弟よ。それで店の名前はなんにしたの?」
「シーダと二人でいろいろ考えたのですけどね。アリティア屋と名乗る事にしました。
 いい響きでしょう?
 これから忙しくなりますよ。店員を増やして取引先を開拓して……」
さっそく勘定を始めるマルスの傍らに寄ったシーダが彼の袖を引く。
「お忙しいのはわかりますけど私にも構ってくださいね。旦那様?」
「もちろんわかってるさシーダ……」
少し前まではお嬢さんと呼んでいた彼女がこうして自分の傍にいて…その名前を呼べる。
これほどの幸福が他にあるだろうか?

その時である。開けたばかりの店に二人の浪人者がやってきたのは。
若い男女という珍しい組み合わせの浪人であった。草臥れた服に古い刀を腰に差している。
「いらっしゃいませ。あなた様方が当店の最初のお客様でございます」
満面の笑顔で彼らを出迎えると浪人の二人は奇縁に驚きつつも快く微笑んだ。
「珍しい事もあったものだな。店主。俺たちは新しい刀を探していてな」
若い男がそういうと彼と同じ髪の色をした娘も口を開いた。
「ええ、いつまでも鋼の刀ではちょっとね。いいものがあれば……ん、これなんかよさそうね」
そういって娘が手に取ったのは刀身まで黒い色をした不思議な刀であった。
だが切っ先から輝くその光は見るだけで切れ味の鋭さを思わせる。
男も並んで紅い刀を手に取る。
「俺はこれが気に入った。店主、いくらだ?」
「ええ、少々お待ちくださいね?」
何か妙だ。並べた品は全て頭に入っているがあんな刀があっただろうか?
二本ともマルスには見覚えが無かった。在庫の帳簿を見てもああいう物を仕入れた記録が無い。
だが……店先に並んでいて客がそれを所望している以上いつまでも確認に時間を取ってられない。
マルスは開店祝いも兼ねて彼らに格安でその刀を売った。
二人は大いに喜びマルスに何度も礼を言いながら店を出ていった。

……こうして三百年以上の歴史を持ち現代も財界のトップをリードするアリティアグループ。
その前身たるアリティア屋はその第一歩を踏み出したのである。


次回

侍エムブレム戦国伝 死闘編 

〜 エリンシアの章 激戦 〜
120助けて!名無しさん!:2011/08/19(金) 14:52:36.50 ID:UaK9yCfW
>>116-119
GJ!毎回お疲れ様です!
しかし、最後の男女っていうのが誰のことかまったくわからなかった……

それで話は変わるんだが、保管庫の過去ログ一覧に36スレが載っていないことに気付いた。
保管庫管理に携わっていない身からで申し訳ないが、どなたか前スレを追加しておいてはくれないだろうか?
121助けて!名無しさん!:2011/08/19(金) 15:43:47.52 ID:UaK9yCfW
連投になってしまって申し訳ないのですが、兄弟家SRPGの続きを投下します。
前スレ533-535の続きです。
122兄弟家SRPG26:2011/08/19(金) 15:45:41.02 ID:UaK9yCfW
前回までのあらすじ
「バーチャル空間でリアルFEの試験運転を続ける兄弟家の面々。チュートリアルマップ・おいでよしっこくの森とエクストラマップ・兄弟家VS竜王家をクリアし、今最終マップである兄弟家VSグレイル工務店が始まろうとしているのでした。
ちなみに前回はマルスさんのセネリオさんに対する酷い有様と言うだけのキャラではなかったのか、という疑問の投げかけで終わっています。
それでは、続きをどうぞ。」

セネリオ「何か酷い言われようだった気が……」
アイク「ん?どうした?」
セネリオ「いえ、なんでも。それよりアイク。隙を見て動こうとしないように」
アイク「うぐ。しかし動かないと体がなま……」
セネリオ「肉 抜 き」
アイク「わかった。将としておとなしくここにいるから、俺の弁当から肉を抜くなどという非情な手段を取ることだけは止めてくれ」
セネリオ「わかればいいんです。わかれば。……騎馬隊、用意は出来ましたか?」
ミスト「相変わらず容赦ないよねセネリオは……うん、大丈夫ばっちり。セネリオはお兄ちゃんの見張り、よろしくね。」
オスカー「私も大丈夫だよ。まあ、多少申し訳ない気もするけどね」
ティアマト「あら。向こうの戦略は多分こんなものではすまないわよ」
セネリオ「主人公家の方々は騎兵・アーマー特効の武器を多く所持していますからね。まずは青髪系ロードを徹底的に叩きます」

レイピア、ヴォルフバイル、マーニ・カティ、レギンレイヴ、セイニー……リガルソードの使い手がこちら側なだけ有り難いが、それら専用装備はそれなりに凶悪な性能を誇っている。どうあろうと手痛い一撃を喰らうのは確実だ。

セネリオ「引き付けて、誘導する。まずは基本戦略でいきましょう」
アイク「敵陣に突っ込んでいけないなんて……退屈だ……」

マルス「一応数では勝っているんですが、そんなことが問題にならないほどあちらさんは個々の能力が高いですからね。全員が遠近に対応してるっぽいですから、アドバンテージが取れるのはアルムぐらいですよ」
ミカヤ「というか、あの装備詐欺じゃない……?全員SS武器か神将器じゃない。まあレクスオーラは私持ちだけど」
シグルド「それを言うなら軒並み神器装備の私たちも詐欺集団だろう、ミカヤ姉さん」
リーフ「ぐふっ!所詮僕は聖遺物に選ばれなかった可哀相な(ry」
エフラム「またお前はそんなことを言ってるのか……選ばれる選ばれないが問題なんじゃない。戦えるか戦えないか、それだけが問題だ。リーフ、お前は強い。胸を張れ」
ロイ「まあ実際、リーフ兄さんはマリナスすら超越した最強の壁だからね……」
マルス「ともかく、彼らを攻略するには基本に立ち返るしかない。三竦みで有利な相手にぶつかって、そして確実に各個撃破していくんだ。絶対に単独行動しないこと。あっちも単独では動かないはずだから」
セリス「うん。そしたら、僕とシグルド兄さんとリーフでまず組んで」
アルム「僕はセリカと組むよ」
エリウッド「だったら、僕はヘクトルとエリンシア姉さんかな」
リン「となると私はマルスとミカヤ姉さんね」
マルス「よし。それじゃ、行きましょう」

かくして戦いは、幕を開けた
123兄弟家SRPG27:2011/08/19(金) 15:48:11.23 ID:UaK9yCfW
セネリオ「では、まずはあなたが逝ってください。豆腐」
ボーレ「だから俺の名前は豆腐じゃねえって!てか漢字おかしいぞセネリオ?!」
セネリオ「何がおかしいものですか。命中微妙守りは豆腐、力だけはそれなりにあれども相手は殆どが剣ユニット。あなたに出来ることは囮になることだけです」
ボーレ「この野郎言い切りやがった」
ミスト「もう、駄々こねないでよね。ほら、後ろで(瞬殺されるのを)見守っててあげるから、頑張ってよ」
ボーレ「お、おう……しゃーねーな……」
ヨファ「うわあ、下心丸出し」
オスカー「そういうことは思っても口に出しちゃだめだよ、ヨファ」

そんなこんなでボーレはしぶしぶセネリオの指示通り前線に単騎で乗り出した。当然、絶好のカモだ。
しかしマルスは用心深く考える、戦略の裏の裏をかくようなタイプである。誘いに乗ってホイホイと兵を出すことは躊躇われる。何かしらのしっぺ返しを食らうであろうことは必至だからだ。
が。

ヘクトル「おいマルス、なんで出ないんだ?」
マルス「いやね、だって兄さん。あれどう考えても罠でしょ」
ヘクトル「罠だとわかってるからといって怖気づくなんて男が廃るぜ。俺がうって出るからあとはなんとかしろ!」
マルス「はい?そんないきなり……ってもう既にいないし!!」
ヘクトル「斧対斧か。アイク兄貴相手に磨いてきた俺の斧を受けてみろ!」
ボーレ「相手にとって不足なし!かかってきやがれ!」
ミスト「死亡フラグね」
ワユ「あー、なんていうかご愁傷様かも。」

カシャン!「鳴動」

セネリオ「ボーレがやられましたね」
アイク「あれは……なんというか……いいのか、あれで」
セネリオ「アイク、あなたの弟の彼は堅い、速い、強いと三拍子揃った動く要塞なんですよ。――奇襲もなしに倒せるわけないじゃないですか。ボーレは必要な犠牲だったんです」
アイク「そ、そうか……わかった、口出しはせん」

セネリオの台詞が持つ謎の説得力に気圧されてアイクは押し黙った。ここでまた余計なことを口走って肉を減らされてはたまらない。
それに、ヘクトルを落とす算段がついていることぐらいはアイクにも察せていた。
セネリオが相手取っているのはあのマルスなのだ。ティアマトならともかく自分が口を出してどうにかなることはないだろう。

ヘクトル「しかし物騒だな、暁流奥義っつうのは。今俺が出したアレはなんつーんだ?」
エリウッド「鳴動、というらしいね。力を三倍にして更に体格分を足した威力になるらしい。」
ロイ「いわゆる発動すると相手は死ぬ。ってやつだよね。よかったねヘクトル兄さん、そのピザ体型が役に立ったじゃないか」
ヘクトル「てっめロイ!」
エフラム「バカか、仮想空間とはいえここは戦場だぞ!気など抜こうものなら――」
イレース「はい。一瞬の油断は、死に直結します。私たち工務店の、お仕事と同じです」

カシャン!「陽光」

イレース「念には念を入れて、レクスボルトでお相手しました……。直撃さえしてしまえば、理論上はアイクさんでも耐えられません……」
リーフ「ていうか、工務店は普段どんな仕事をしているんだ」
ヘクトル「くそっ、こんな……ところ、で……!すまない……エリウッド…………」
エリウッド「ヘクトル!!」
マルス「まあ、こうなるだろうとは思ったよ……シグルド兄さん、兄さんの位置ならばイレースさんに届くはずだから」
セネリオ「届きませんよ」

マルスの指示をセネリオの短い台詞が遮る。見ると工務店の騎馬ユニット三人がバケツリレーでイレースを撤退させているところだった。
シグルドの銀の剣はそれなりの威力を持つが、一番手前のオスカーとやりあうには武器相性がよろしくないし何よりギリギリのところで歩数が足りていない。

マルス「……読まれてた、ってことか。」
セネリオ「読み負けるのは嫌いなんです。ましてやそれでアイクが不利になるとあれば」
マルス「奇遇だね。僕も誰かに出し抜かれるのは大嫌いだよ」

背筋が寒くなる様な応酬の後、マルスはひとしきり思考を巡らせる。まだ部隊前方の行動が終わっただけだ。被害がそう大きかったわけではないし、小回りのきく別働隊はまだ行動をしていない。
124兄弟家SRPG28:2011/08/19(金) 15:51:47.28 ID:UaK9yCfW
兄弟家側で主力部隊と別れて行動していたのはアルムとセリカである。
アルムには隠伏スキルがあるので奇襲出来ればラッキー、という感覚でマルスは彼らにその役を託したわけだが、工務店の方もそこらへんはきちんと把握していたようで、そうそう美味しい展開には残念ながらならなかった。
一本の矢が、セリカめがけて凄まじいスピードで飛んでゆく。

アルム「セリカッ!」

運悪く発動したシノンの狙撃――尤もシノンの狙撃はやたらと発動率が高いのだが――に一撃で倒されたセリカにアルムは駆け寄った。
だが、システムの檻から逃れることは出来ない。
セリカの体が青いポリゴンの欠片になって弾け飛んでゆく。
セリカ「アルム……ごめんね……私、ここでリタイアみたい……」
アルム「セリカ……セリカ……ッ!!僕の隣にいてくれよ、セリカ!!!」
だが呼びかけ虚しくセリカの体は消え失せた。
アルムの手に空虚だけが残る。
シノン「チッ、後味悪い……おい、ヨファ。さっさと残りを片付けろ。そうしねえと俺らが危な……?!っおい!おいヨファ?!」
ヨファ「 …そう…か…… これが…ぼく…の…限界…… 未熟……だった…な……ごめん………… シノン…さ…ん……役に…立てな…………」
アルム「……許さない」
一瞬のうちに、ヨファのHPが0になって爆散する。慌てて振り返ればそこには般若の如き顔で弓を構えるアルムの姿があった。
シノン「ッ……!っとに、ついてねえ……!!」
アルム「セリカ……僕が君の分まで戦うから……」

ここまでの怒気をぶつけられれば、スキルがあろうとなんだろうとシノンもその存在に気づかざるを得ない。彼の役割はスナイパーなのだ。
シノンはチッ、と行儀悪く舌打ちをする。

シノン「しかもこっちは目に入ってねえってか。いいぜ、かかってこいよ。俺様も弟子の分まで戦ってやるからよ!!」

そしてここでもまた、誰かの為の戦いが始まった。

今回はここまで。説明&ラノベくさい文体で申し訳ない……
姑息に補足。
マップは蒼炎終章みたいなものをイメージ。そこそこに広く遮蔽物が多い。リアルであの地形、しかも敵味方あわせて総員20人ちょっとともなれば奇襲は可能なはず……
あと会話は距離関係なく手前のウィンドウに出るとかでどうにかなりませんかね。無理か。
125助けて!名無しさん!:2011/08/19(金) 22:48:05.88 ID:rIshGKfq
カタリナ「クリス」
クリス「ああ、カタリナか、どうした?」
カタリナ「あの、クリスにお願いがあるのですけど」
クリス「なんだ?俺に出来る事なら何でも言ってくれ」
カタリナ「あ、あの、私の今後についてなんです」
クリス「今後?」
カタリナ「あの、実は私、今、帰る所が無いのです」
クリス「ああ、それで?」
カタリナ「あの、凄く言いにくいのですけど、クリスの家に泊めて貰う事って出来ますか?」
クリス「・・・は?」
カタリナ「あ、あの、迷惑だってわかってます、でも、お願いです、そんなに長い間じゃなくていいんです」
クリス「いや、でも・・・」
カタリナ「勿論、ただ泊めてもらおうなんて思ってません、ちゃんと家事はします
クリス、あんまり家事得意じゃないですよね?」
クリス「ああ、まぁ、そうだが・・・」
カタリナ「なら、家事は全部私に任せて下さい、私、クリスの修行の邪魔になる様な事は絶対にしませんから」
クリス「そういう問題じゃないだろ?お前、自分が何言ってるのかわかってるのか?
俺は男だぞ?」
カタリナ「はい、全部承知の上で言ってます、でも、大丈夫ですクリスは絶対にそんな事しません
クリスの性格は私が一番良く知ってます他の誰よりも知ってます私だけが知っていればいいんです」
クリス「そう言われてもな・・・」
カタリナ「駄目、ですか?」
上目遣いで聞いてくる
クリス「少し考えさせてくれないか?」
そう言った瞬間、カタリナの雰囲気が変わった
その変化は、いくつもの修羅場を括りぬけたクリスですら恐怖する程だった
カタリナ「クリスは、前に私にこう言ってくれました、私にだけこういってくれました
戻ってこい、お前の居場所はそこじゃない、何があっても俺はお前の見方だ、って
さっきだって、俺に出来る事なら何だって言ってくれって、そう言ったじゃないですか!!あれは嘘だったんですか!!」
激昂して叫ぶ彼女、だが一転して、弱々しい声で泣きながら懇願する
カタリナ「お願いします・・・」
その落差に驚愕しながら、つい頷いてしまうクリス
クリス「わ、わかった・・・」
カタリナ「あ、ありがとうございます!私、きっとクリスの役に立ってみせますから!」
クリス「あ、ああ、まぁ、その、余りはりきらないでくれ」
そう言って、カタリナを家に招きいれるクリス
彼女が振り返って、再び宣言する
カタリナ「この家の事は全部私に任せて下さい、絶対クリスの役に立ってみせます」
126助けて!名無しさん!:2011/08/19(金) 23:43:46.97 ID:oXpGy4eq
>>116-119
GJ!毎回気になる引きをするなあ。
葉っぱとマルスの関係によくないフラグを感じるのは自分だけだろうか…

>>122-124
ヘクトルの台詞がモロ死亡フラグとゆーか戦争映画とかでも周りを振り切って突進する奴は大抵こうなりますぜ兄さん。
原作で死亡フラグ成立しただけはあるね。
続きを待ってます。GJ!
127ティニー:2011/08/21(日) 08:44:47.09 ID:FDZ0ig7W
1時間以内に書き込みがなければ紋章町全ての男性がアッー!に走ります
128助けて!名無しさん!:2011/08/21(日) 09:15:01.40 ID:F7EQNDx6
クリス「むう…また迷って知らないところに出てしまった。ここはどこだ?」
129助けて!名無しさん!:2011/08/21(日) 09:30:37.32 ID:noBdyP/Y
>>117-119
本当に先が気になる。次回はエリンシアか…
このシリーズだとエリンシアはジョフレ、マルスはシーダと結婚してるけどこの辺りは大体王道の相手になるのかも気になるところ

>>122-124
暁の戦いぶりを思い出したw
とにかく奥義発動したらまず死ぬよね。
130コミケの二日目:2011/08/21(日) 12:36:40.74 ID:noBdyP/Y
こんにちはみんなっ!
タイトルの時点でわかると思うけど私は今紋章町のコミケット会場に来ているわ♪
お友達のみんなと一緒にね。本日はこの私フィーがコミケ(注1)の様子をレポートしちゃうわ。
同人用語は別途解説するわねっ♪
え、なんでそんな事してるのかって?
細かい事は気にしないってどこかの剣聖も言ってた。

ティニー「フオオオー!ついにこの日がきたのですよっ!!!」

この娘はティニー。私の…あはは、腐女子(注2)仲間。
同人一族フリージの後継者で私より重度の腐女子だったりするわね。

アーサー「あっはっは〜毎年ながらすげー人数だよねぇ。張り切って捌くか〜」

コイツはアーサー。ティニーの兄でアシスタントだったりするわ。
そ…それで私の…あ、あはは…彼氏だったりするのっ//////
今日はティニーのサークルの売り子での参加になるわね。

リーフ「はぁはぁ腐ったおねぃさんたちが僕のあられもない腐った同人誌を読んでハァハァするんだね。
    僕は…僕はもうっ…ブバアアアアアアア!!!!」

この鼻血吹いてるのがリーフ。
…腐女子だって引くわー……
彼もティニーの売り子。ティニーはリーフの事が好きみたいだけど正直どこがいいのかさっぱり……
お兄ちゃんの方がいいと思っちゃうのは身内の贔屓目かも知れないけど鼻血吹いてるこの姿を見てるとわりと客観的な評価だと思っちゃうよね。
がんばれ〜お兄ちゃん!
ティニーのところは壁際サークル(注3)の座に近いところにいる島端サークル(注4)なので買い手さんいっぱいくるの。
だから三人で対応するってわけ。私みたいな島中サークル(注5)とは違うわね。いーなぁ……
131コミケの二日目:2011/08/21(日) 12:36:59.15 ID:noBdyP/Y
午前十時。

始まったわねー
私は自分のスペースの準備を終えて買い手さんを待ってたりするわ。
今回の私の新刊はオイフェさん×レヴィンお兄ちゃん。もちろん両方聖戦二部バージョンの老けたほうね。
ちなみにティニーのところはアーサー×リーフだったりするわ。奇しくも売り子の二人ね。
自分がBLの題材になるの気にならないのかって二人に聞いてみた事があるの。
そしたら……
アーサー「平気だよ?俺ん家ガキの頃から同人尽くしだから気にならないし可愛い妹のためだしな〜♪
     あ、でも三次元の俺はノーマルだから安心してな〜フィー♪」
フィー「ば、バカッ!なに言ってるのよっ/////」
まったくふいにそういう事言うんだから…//////

もう一人の方はこうだったわ。
リーフ「腐ったおねいさんに妄想してもらえるだけで僕は満足だよ…ハァハァ…
    おねいさんが僕を変な目で見てるだけでご飯三杯はいけるよ…これなんて羞恥プレイ…ハァハァ」

…うん…もう突っ込まないからね…


さてさてコミケ二日目は腐がメイン。
それだけに買い手も売り手も女性の姿が多いわね。私のとこは弱小サークルだしまったりペースね。
ちなみにティニーのとこはもう列が出来てるわ。こっからでもよく見える〜
二列で二十人くらいかしらね。アーサー達が忙しくしてるわ。
あ、こっちもお客さんっと。
ビラク「うほっ一部くれ」
フィー「はい一部500Gね。今年もありがとねビラクさん」
もう名前覚えちゃったよ。
この人毎年来るんだもの。女の子の買い手さんが多い中で男の人が混じってれば目立つよね。うん。
ビラク「次のイベントでは俺とへっきゅんのカプを書いてみないKA?」
フィー「封印バージョンのヘクトルさんなら描いてみたいんだけどね。ビラクさんはちょっと若すぎるかなぁ…
    ヘクトルさんのお相手なら封印バージョンのエリウッドさんがいいよーオズインさんもあり」
ビラク「HAHAHA!そいつは残念なんだZE!」

…うん…腐女子としての私はおじ様×おじ様が大好きだったりするわ。
我ながらニッチな趣味だとは思うけど…好きなものは好きだからしょうがないのよねぇ…うへへ…
わっといけないいけない…けれど女の子にもあまり露にできない欲望や趣味もあるって事はわかってほしいわっ!
ちなみにティニーと違って私は身内には秘密にしてたりする隠れ婦女子だったりする。
カミングアウトする勇気はなくてねー
132コミケの二日目:2011/08/21(日) 12:38:35.99 ID:noBdyP/Y
次のお客さんは女の子の二人連れだったわ。
うちのサークルの本買ってくれる人はほとんどが女の子。それはそーだよね。ビラクさんは例外だし。
ちなみに腐女子ってほどではないライトな娘らも割りと抵抗なく買ってくれるよ。
男の人に比べて女の子はその辺りのハードル低かったりするから。
シャニー「きゃぁ〜〜ちょっとドキドキしちゃうなぁ。たいちょーとクレインさんでもこーゆーのありだったりしてね?
     ロイ様とウォルト君でも…やだなにそれショックー♪なんてねー♪きゃははー♪」
ティト「ま、まぁ想像してみるだけなら自由だしね…」
   (ちょっとだけときめいてしまったのは秘密ね…)

クラリーネ「スケブ(注6)お願いいたしますわっ!兄様とルトガーでお耽美な感じでよろしくお願いいたしますっ!」
フィー「あ、うんいいよ。ここにケータイの番号書いてってね。十六時までには仕上げとくから」

AKJも二次元は別腹なのかな?
引き受けといてなんだけど先ほどからクレインさんご愁傷様な気がするわ。
お兄ちゃんの友達なんだけどあの人も不幸属性なのよねぇ……


14時…わーティニーのとこは完売したみたい。
もう片付けしてるわ。さすがにフリージ家は違うわね。
んー…私ももうちょっと部数少なくすればよかったかなー
ちょっと在庫出しちゃいそう。冬コミ受かったら既刊で持ってこようかな。

あ、こっちにティニー来る。
売り終わったから買い手にまわってたんだね。
バッグが凄い膨らんでるし。
ティニー「フィーさーん……精も根も尽きたのです…うえへへへへ…目の前を妖精さんがパタパタとー」
フィー「まぁ〜た無茶な進行して徹夜してたね?ちょっと休んでいきなって」
私はティニーをサークルスペースに入れると椅子に座らせたわ。
目のクマすっごいし。

そんなこんなで私のコミケは終わったわ。クラリーネさんだっけ。すっごいはしゃいでて私も嬉しくなっちゃったり♪
だけど…くすん。十部ほどだけど在庫出しちゃった。
次回は完売したいなあ。
あ、アーサーとリーフもこっち来る。
…リーフが干からびてるように見えるのは私だけかしら…どんだけ鼻血吹いたのよ…
リーフ「ああ…本望だよ…気持ちいいよ…ご飯百杯はいけるよ…」
アーサー「おいすー♪片付けて帰ろー」
フィー「はぁ〜あ、あんたは能天気でいいよねぇ…こっちゃ在庫出したっての…」
アーサー「んーちっこいイベントだけどユグドラル地区でイベントあるからそこで捌く?」
フィー「わ、そーなの?それ知らなかったわ。いくつかコピー本も合わせればいいよね。
    それにしてもアーサーよくチェックしてるね?」
アーサー「ティニーのマネージャーだもん俺。売れなかった場合のフォローも考えてるってわけさ」
フィー「なんにせよ助かるわー、私、家族には秘密にしてるから家に在庫あんまり置きたくないんだよねー」
アーサー「じゃーお礼もらっとくな〜♪」
フィー「ほえ…むぐっ!?」

ななな…なにすんのよー!?
ききき…キスとか…//////
あわわわわわわ……いくらもーほとんど人がいなくなってるからって…
ティニーもリーフも別の世界へトリップしてるからって……その…ほんの一瞬だったけど…
フィー「あああアーサーのバカー!!!」
アーサー「いーじゃん〜♪次のイベントは俺も売り子やるからバイト代って事で♪」
フィー「も…もう!…する時は言ってよバカ…/////」

ああ〜どーしてコイツはこー自然体っつーかマイペースっつーか…
まぁこんなのを好きになっちゃった私も私なんだけど…さ/////
次のイベントは二人で…えへへ…それもいいなあ♪

終わり
133コミケの二日目:2011/08/21(日) 12:41:01.00 ID:noBdyP/Y
フィーちゃんのコミケ用語集。

コミケ(注1)
世界最大のオタクや腐女子の祭典よ。
何十万人もの猛者たちが終結して同人誌を販売するの。
ゲームやアニメのパロ物のみならず社会評論とか鉄オタとかいろんなサブカル物を見る事ができるわ。
オリジナル音楽CDとか手作りアクセなんかも出てたりしてて楽しいよ♪
コスプレもイベントの華ね。それと18禁の同人誌は18歳を過ぎてからねっフィーちゃんとの約束♪
い、いちおー私のは全年齢よっ!キスまでに留めてるもんねっ!

腐女子(注2)
男性同士の恋愛を扱った本を好きな女の子の事だよ。
私やティニーが属してるわ。十年以上腐女子やってるベテランはクラスチェンジして貴腐人って呼ばれる事もあるね。
ティニーの伯母さんは貴腐人って評判みたい。
ちなみに数は多くないけど男の人のBL好きは腐男子、または腐兄と呼ばれるわ。
ビラクさんみたいなガチホモと違ってあくまでもそういう創作物が好きな人ね。
広い意味ではアーサーも入るのかも……

壁際サークル(注3)
島端サークル(注4)
島中サークル(注5)

コミケのサークルの配置場所の事だよ。
買い手が大勢来て列の出来るサークルは列をつくれるスペースのある壁際に配置されるの。
これはサークルにとっては名誉な事なの。
島っていうのはサークルスペースの集まった場所の事ね。
端は周囲の場所が広いから壁際ほどではなくても人の多いサークルさん。
それほどでもないサークルや初参加なサークルだと島中になるよ。ここは両脇にサークルさんがあるし、
向かいにもサークルスペースがあるからちょっと狭いの。初めはみんなここからかな。
簡単だけど買い手の入りは壁際>島端>島中と覚えるといいよ。
ティニーは壁際間近。ちなみにヒルダさんは壁際の中の壁際だったらしいわ。
数千人の腐女子が並んだとか。すごいよね〜

スケブ(注6)
サークルさんにスケッチブックにイラストを描いて頂戴とお願いすることだよ。
あらかじめスケブOKって描いてあるサークルさんもいるけど特に無い場合はお伺いを立ててみようね。
ただこれはサークルさんがあくまでも厚意で行ってくれる事だから忙しかったり時間が無かったりする場合はお断りさせてもらう事もあるの。
それとスケブ頼む人はスケッチブックか色紙を持参しよーね。
あと必ず描いて貰ったイラストはちゃんと取りに来よう。
サークルさんも引き受ける場合はきちんとイベント終了までには描きあげようね。
お互いにマナーを守って交流しようね♪

…今回は私も頼まれちゃった♪
へへ、嬉しーなぁ…クレイン&ルトガーのBLイラスト大事にしてね〜♪
134助けて!名無しさん!:2011/08/21(日) 20:37:32.36 ID:gjERds4E
クレインがセティに匹敵する位不憫過ぎるwwww
そしてリーフェ…
135助けて!名無しさん!:2011/08/21(日) 21:12:01.23 ID:Q8zjkfl2
>>130-133
GJだぜ〜!
もうね、アーサーに殺意しかわかねーよw
フィーも当然可愛いしね
後、シャニティトも腐設定なん?w
136助けて!名無しさん!:2011/08/21(日) 23:02:22.47 ID:2NKFRhpJ
紋章町の腐女子は知人で妄想するのか。
聖戦の十二戦士や封印烈火の古代勇者でも妄想できそう。

男性向けは魔女っ娘ミカリンが多そうだ。

コスプレは任天堂キャラが多そう。
仮面だけメタナイトにしたしっこくとかパルテナコスしたエリンシアとか。
137助けて!名無しさん!:2011/08/22(月) 07:51:11.89 ID:Q+RCvcoT
コミケとかキモいわ
138助けて!名無しさん!:2011/08/22(月) 08:12:29.93 ID:1zCguiEq
>>136
リーフ「ミカリンもあるけどもっとこうおねいさん主役のゲームやアニメが増えないかな。女の子の主役って大体少女じゃんか。エフラム兄さんじゃあるまいし喜べないよ」
ティニー「脇役ならおねいさんも多いですけどね。十二聖戦士とかで腐った妄想するのはいわば劉備×関羽や信長×家康のよーなものですね」
アトス「まて!古代勇者がネタになるということはワシも腐った乙女たちに妄想されておるのか!?」
ティニー「いえ、アトスものは見た事ないです」
アトス「……」
セティ「ネタにされるよりいいじゃないですか…」
クレイン「そうですよ…BL同人誌書かれて嬉しいとかありえないです」
アトス「千年女子にモテたことがないワシとしてはそれでも嬉しいんじゃが」
リーフ「十五年しか生きてないけどすでに嬉しいです」
139助けて!名無しさん!:2011/08/22(月) 09:26:18.42 ID:uzxkTuqc
苦労性の2人を見て思ったけどヴァっくんがネタにされるとしたらやはりルセアかウィルが相手なんだろうな…
ていうか妹から逃れてもアッー!しかないって救いが無さ過ぎるw
彼に僅かな希望があるとしたらレベッカくらいしか思い浮かばないw
140助けて!名無しさん!:2011/08/22(月) 09:49:17.03 ID:1zCguiEq
ここでレベッカサイドを見てみよう
レベッカの婿候補というとヴァっくんの他に、セイン、ロウエン、ウィルがいるが…
他の三人にペアエンドがあるのにヴァっくんだけ無いw
原作の時点でも遅れを取ってるヴァっくんに幸あれ

このスレのプリシラを知ってると原作でもプリシラが何か工作してペアエンドを消した気すらするね
141我ながら酷いかなー後自発的には続きません。:2011/08/22(月) 16:58:32.91 ID:wL9TNFuL
マルス「やっぱり君魔道系使えるんじゃ無いの?封印の剣の必殺演出的に」
ロイ「だからセシリア先生に魔道の素質は無いと」
マルス「いやあだって口先以外何の取り得も無い魔道軍(笑)の言葉だよ?信憑性の欠片もn」ドゴォォォォンコノヒトデナシー
プリシラ「突然お邪魔して申し訳有りません。実はマルス様に折り入ってお願いが」
マルス「そういう台詞は人の家を破壊しながら言うものじゃないと思う」
プリシラ「あれは数時間前の事です、私が本日もお兄様のお姿を目に焼き付けるという朝の日課をしにお兄様のお部屋に行ったら、そこには一通の書き置きが」
ロイ「普通に話し始めたよ。話聞く気無いよこの人」

旅に出ます。探さないで下さい。レイヴァン

リオン「いやあこないだのシスタージャマーは良い出来だっt」ズガァァァァァァァァァァァァン
プリシラ「という訳で居場所を感知する事も出来ず、マルス様のお知恵を貸して頂きたいと」
マルス「うんだから、世間一般の常識として相手を馬に押さえさせながら魔道書を開いて行うのはお願いじゃなく脅h」ギガスカリバー!ヌギャア!コノヒトデナシー!ナンデボクマデ!
リカバー→マルス
プリシラ「お知恵を貸して下さいますよね」ニッコリ
リーフ「あ、あの顔はハイと言うまで攻撃→回復のループをする笑顔だ」
ロイ「兄さん……イ`」ガクッ
リーフ「器用貧乏な分他に人が居なくても、杖を使えるから良かったよ」
ライブ→ロイ
リーフ「さて次はマル」ズガシャアアアアアコノヒトデナシー
マルス「喜んで協力させて頂きます」
プリシラ「ありがとうございます」ニッッコリ
142助けて!名無しさん!:2011/08/22(月) 17:33:20.65 ID:uzxkTuqc
セティの次はヴァっくんの疾走か…
143助けて!名無しさん!:2011/08/23(火) 09:44:40.84 ID:iXCDBMrd
ウォルト「もしレベッカさんとレイヴァンさんがくっついたりして子供として僕がができたら、もうヲルト呼ばわりされることはなくなるんじゃ…」
ウォルト「ぼ…僕はレイヴァンさんを応援しますよ!」
ウィル「テメーは俺を怒らせた」
ロイ「メタ次長」
144助けて!名無しさん!:2011/08/23(火) 11:20:21.49 ID:zdOexZSw
>>136
魔女っ子ミカリンの薄い本…(ゴクリッ

>>143
安心するんだウォルト!
封印イラナイツ縛りしてた時に神成長したあの時のお前は、間違いなくレイヴァンとレベッカの子供だったぞ
…他の時は知らんがな
145助けて!名無しさん!:2011/08/23(火) 16:54:02.35 ID:fxetDLdR
ウォルト「と言ってもやっぱり、近接攻撃ができないスナイパーは……目の前にこられると剣に持ち帰る時間も無いし」

セシリア「本編ならともかくロイのお兄さんみたいに常識に捕らわれない人も居るここでは、綺麗に武器で攻撃することに拘らなければ方法は有るはずよ」

ウォルト「涙目グリーンbバーで、そう言われたものの手は弓矢で塞がっちゃうしどうすれば…ん」
数日後
パーシバル「では模擬戦闘を始める各人手を抜かないように」
ロイ「よし、がんばろうなウォルト」
ウォルト「………」
ロイ(?なんかこの時間始まってから無口だな)ヒュンッ!「うわ!」
シャニー「もう始まってるんだからよそ見しちゃだめだよロイ君」
リリーナ「指揮官なんだから前に出すぎちゃだめよ」
ロイ「ご、ごめ、あ!ウォルト危ない!」
男子生徒A(戦士)「遅い!タスケテロイサマーとでも叫べヲルトーーーーーーー!」
146助けて!名無しさん!:2011/08/23(火) 16:57:22.33 ID:fxetDLdR
ウォルト(僕だって準備は怠っていない!喰らえ!)
    /'           ! ←ウォルト  
 -‐'―ニ二二二二ニ>ヽ、       
 ァ   /,,ィ=-;;,,, , ,,_ ト-、 )                 
 '   Y  ー==j 〈,,二,゙ !  )    。              
 ゝ.  {、  - ,. ヾ "^ }  } ゚ 。
    )  ,. ‘-,,'   ≦ 三
 ゞ, ∧ヾ  ゝ'゚       ≦ 三 ゚。 ゚
 '=-/ ヽ゚ 。≧         三 ==-
 / |ヽ  \-ァ,          ≧=- 。
   ! \  イレ,、         >三  。゚ ・ ゚
   |   >≦`Vヾ        ヾ ≧
   〉 ,く 。゚ /。・イハ 、、     `ミ 。 ゚ 。 ・

男子生徒A「目が!めがーーーーー!」
ロイ( ゚д゚ )
リリーナ( ゚д゚ )
シャニー( ゚д゚ )
パーシバル( ゚д゚ )


急に思いついた反省も後悔もしている。
147助けて!名無しさん!:2011/08/23(火) 17:25:41.48 ID:X/ioJfwz
スナイパーのスキルがたまに1マスでも反撃にすればいいのにな

やっつけ負けや壁にできなくて批判来るかもしれんけど
148助けて!名無しさん!:2011/08/23(火) 19:23:05.20 ID:pwGMtqj2
ママチャリの系譜>>98-101の続きです。
文字だけではイマイチ理解しにくいと思うので、試しに図を入れながら進行していこうと思います。
但し、作者はAA等は作れない人間なので、ざっと大まかな図になります。

専門用語ばかりでうまく理解できないとのご指摘がありましたので、
新しい単語が出てきたら、その都度簡単に説明するようにします。
…と言っても大体wikipediaからの引用ですが。
149ママチャリの系譜 第1章:2011/08/23(火) 19:24:28.10 ID:pwGMtqj2
14

ノイン  「さてさて、ここで前回までのあらすじをおさらいしておきましょう。
      ナレーション説明担当は竜王家使用人、背番号5番、スナイパー・フュンフ!!
      トラキア776の影響か、男性になったり女性になったりと忙しい人でありますっ!!」
フュンフ 「第1レースは男のままで進行しますんでヨロシク。
      それでは前回までのあらすじ、ザッと説明するぞっ!」
エルフ  「よろしくお願いしますわ」
フュンフ 「遂に始まったFE聖戦15周年記念杯予選第1レース。スタート直後からラケシス、アリオーン、
      エルトシャン、リーフといった実力者が各々の能力を見せつけたが、最後は意外な伏兵、
      マナのスーパーナビゲートにより、全てのチームがダブル・エルダーに追い抜かれてしまったっ!
      次なる戦いの舞台は、第2の戦場、ダンディライオン・ロングストレートっ!
      いかなるバトルが繰り広げられるのかっ!? それでは、レディ・ゴーッ!!」

ノイン  「さあ、トップに立ったアルテナ&マナペアのダブル・エルダー、後続を引き連れて、
      グラウンドに別れを告げ、たんぽぽ小道、ダンディライオン・ロングストレートへ向かいます」
エルフ  「ここからはテクニカル勝負よりスピード勝負ですから、また違った展開が期待できますわね」
ノイン  「尚、レースの模様はここ第一グラウンドに仮設された大スクリーン他、
      会場の至る所にモニターを設置しており、それによって逐一放送されております。
      現地カメラ担当は紋章町の各テレビ局(FETV除く)とグランベル大学放送部に映画研究会。
      モニター協賛はドズル家、フリージ家、ヴェルトマー家の3財閥です!」
エルフ  「ありがとうございますわ」
ノイン  「さあ、最初にたんぽぽ達の祝福を受ける栄光を浴するのは、紅と白のお姉様、
      ダブル・エルダー、アルテナ選手っ!! アウトで流れつつもお姉様を逃さない、
      2番手おねいさんハント号は股間に葉っぱ、リーフ選手っ! 
      続いて少し遅れて戦乙女ワルキューレ、ナンナ選手!
      4位につけるのはトラキア親子。5位争いはほぼ並んで青色申告、緑山歌劇団、STEガンマ!!
      最下位争いは乙女デスサイズとスターダスト・フェアリーズの楽しいサイクリング!
      18の銀輪がワルツを踊りながら、黄色の花道を行くっ!!」

現在の戦況
┌──────────────────────────────
│      シ     フ          リ
│      エス    エル   アリ         アル      進行方向→
│            オ       ナ    
│     ┌─────────────────────────

リーフ  「アルテナさぁ〜ん♪(ビュン!!)」
ノイン  「おおっ、おねいさんハント号、リーフ選手! ここでチェンジオブペース!!
      一気に差を詰めてきたっ!! 速いっ!! これは速いぞッッッ!!」
アルテナ 「やはり来たか!!」
マナ   「ま、前には行かせません! 奥義、箱乗りブロックっ!!」
ノイン  「箱乗り箱庭山崎箱!! コンコンコンコン釘を刺す!
      くれぐれも多方面から苦情が来るような実況はするなとマンフロイ様から釘を刺されております、
      わたくし、ソードマスター・ノイン!」
エルフ  「ノインさんがチョイスされた時点でそんなの無駄ですのにね」
セーラ  「あー、何かわかる気がする」
ユリウス 「マンフロイの奴、何考えてんだ…」
ノイン  「釘は刺しても刺されるな! 竜王家使用人、背番号3番、ウォーリア・ドライ!
      普段から関西弁で話しているが、偽関西人だともっぱらの噂!! ドライ、偽関西人?」
エルフ  「観客席で次のレースの予想やってますよ」
ドライ  「こいつはホンマええ男やねん。せやから、1-2が固いとおっちゃん思うねんで?」
ツヴェルフ「え〜、4-9じゃないの?」
アインス 「固いかどうかはともかく、個人的には6-7を勧めたい」
ノイン  「…アイツラアトデコロス(ゴゴゴゴゴ)」
セーラ  (怖っ!?)
ドロシー (物凄い闘気、流石はロプト教団の伝説の戦士、十二魔将…)
エルフ  「ノインさん、落ち着いてください。彼らはこのサーキットの設営に尽力してくれたのですから、
      これぐらいは許してあげましょう」
150ママチャリの系譜 第1章:2011/08/23(火) 19:25:52.55 ID:pwGMtqj2
15

マナ   「えいっ! やあっ! そおれっ!!」
アレス  「くそっ、うっとおしい女だ…」
リーフ  「間違っても武器なんか使っちゃだめだよ。僕がアルテナさんに嫌われちゃうから」
アレス  「分かっている、俺とてあんなか弱そうな女に剣を振るう趣味はない」
ノイン  「我々が実況席でくっちゃべってる間に激しいトップ争いだ!
      マジカルヤマトナデシコ、マナ選手が後部座席で立ち乗り&大きく乗り出す箱乗りスタイルで、
      右へ左へ魔道書を差し出す人間遮断機!!」
セーラ  「もう、何してるのよ葉っぱの奴! そんな小娘轢き殺してやりなさいよ!」
ドロシー 「セーラさん、今の発言は大問題ですよ、これ生放送ですからね」
ノイン  「しかし、こうまで露骨に邪魔をされては抜くに抜けません、マスターナイトの力をもってしても、
      ここはスローダウンもやむなし! オチなし! 耳なし(芳一)!」
エルフ  「スローダウンというのは減速する事ですわ」
アレス  「くそっ、これでは抜けん。リーフ、どうする?」
リーフ  「う〜ん…」
ノイン  「壁に耳なし宿もなし!! さすらい仮面と化した全裸男リーフ選手が、
      コース上を彷徨えるレンスター人に! フライング○ッチマン、オランダ人がフライング!」
エルフ  「ヨ○ン・クラ○フ馬鹿にすんな」

───────────
      フ→→     
エル        アリ   
      オ→→    
───────────

フィン  「トラバント、覚悟っ!(グンッ)」
オイフェ 「ここは譲ってもらう!(グンッ)」
ノイン  「トップがバトっている間に後方でも動きがあった! 
      青色申告号と緑山歌劇団号が両サイドから真紅の竜王に挑みかかるっ!」
アリオーン「父上っ!!」
トラバント「ハッハッハッ! ランス・ディフェンス・アクセラレータで一網打尽にしてくれるわ!(ブンブン)」
ノイン  「Dフェンス! Dフェンス! Dカップ王女アルテナ! ……いや、E?
      なんだ、もうどうでもいいや! 勝ち組は汚ねえな!」
セーラ  「そうよ! 何なの、あの胸は!」
エルフ  「あなた達AAAカップだからって、ひがまないで下さい」
セーラ  「私はそこまで小さくないわよっ!!」
ドロシー 「そういうエルフさんもCかDぐらいありますよね…」

トラバント「フン!(スッ!!)」
フィン  「(サッ!!)うおっ! 貴様っ!!」
オイフェ 「(サッ!!)危ないっ!」
ノイン  「うおっと、マジ汚い! オーバーテイク(※)しかける2台の前輪スポークに
      銀の槍を差し込もうとする! これは危険! これは危険行為で失格処分になりかねない!」
エルフ  「いえ、あの程度じゃ失格にはなりませんよ」
ドロシー 「まさに無法ですね…」
ノイン  「グングニルなら失格だ! たまらず引き下がる両選手!
      調子に乗って、ばんばん銀の槍を振り回して馬鹿笑いの竜王トラバント選手!!」
トラバント「ハーッハッハッハッハッハッハ!!! ……あ(ガキン!!)」
アリオーン「なッ!? アーーーーーーーーーーーッ!!」
トラバント「アーーーーーーーーーーーッ!!」
ノイン  「やってしまったあああああっ!! 銀の槍を振り回していたトラバント選手、
      槍を自らのマシンの前輪に引っかけたあっ! トラバント&アリオーンペアが宙を舞うーーー!」
エルフ  「これは危険です!」
151ママチャリの系譜 第1章:2011/08/23(火) 19:27:54.44 ID:pwGMtqj2
16

ノイン  「救護はーーーーーん!! これは大惨事だあああッ!
      おおっと、両選手が空中でキリモミ回転っ! 体操選手さながらに空を舞い、見事に着地成功っ!
      その動き、私の目にはスローモーションで見えました!」
エルフ  「10.0」
セーラ  「10.0」
ドロシー 「10.0」
ノイン  「恋の予感甘く走った出会いはスローモーションだァッ!! 全審査員も納得の10点満点!!
      これで金メダルは確実だっ!! しかし、自転車はそうもいかない、
      トラバント&アリオーン両選手の頭上をすっ飛んで行き……クラァァァッシュッ!!」
セーラ  「あっちゃー、あれじゃ自転車壊れたんじゃない?」
エルフ  「それについては問題ありません、大会で使用する自転車は特別製ですので、
      この程度では何とも無いでしょう。ただ、チェーンとタイヤのゴム部分は、
      普通より多少強度があるだけなので、そこはどうなっているかはわかりませんが…」

──────────────
                     
フ            リ→アル   
オ      ナ            
──────────────

マナ   「たーーーーーーーかーーーーーーーさーーーーーーーごーーーーーーーやーーーーーーーっ!?」
ノイン  「おっと、クラッシュに気を取られている間に、今度は前方から乙女の悲鳴だっ! マナ選手!」
セーラ  「悲鳴? 今の悲鳴だったの!?」
ドロシー 「明らかに間違ったリアクションですよ!!」
リーフ  「ヒャッハー!! 地上がダメなら空中から行けばいいっ! アルテナさ〜ん!」
アルテナ 「た、対空戦用意!」
マナ   「で、できません〜!/////」
ノイン  「宙を舞う男がもう一人! おねいさんハント号、リーフ選手、遂に獲物に襲いかかったっ!
      アルテナ機、ダブル・エルダーに自転車に乗ったままルパンダイブ! 
      下からドラゴンパピー・ゲイボルグが見えているぞっ!!」
リーフ  「ちょっ、パピーって酷くない!?」
アレス  「…………(ポンッ)」
リーフ  「何だよアレス! その哀れむような視線はっ!?」
ノイン  「哀れむほど小さいのか、リーフ選手っ! 私はいつでもウェルカムでありますが、
      対空技のないアルテナ&マナペアはそうもいかない、このままでは冗談抜きにクラッシュだっ!
      鋼鉄の姉妹ダブル・エルダー、絶体絶命っ!!」
セーラ  「自転車に乗った葉っぱ一枚と裸マントの男2人に上空から迫られるとか、トラウマものでしょ?」
ドロシー 「しかも下から見えてますからね、マナ選手も顔真っ赤ですよ」

ミランダ 「全く、この期に及んでおねいさんなのね…」つサンダーストーム
サラ   「クスクス、そんなリーフ様にはおしおき♪」つサンダーストーム
ティニー 「リーフ様、お覚悟願います」つサンダーストーム
ナンナ  「…………」つ大地の剣
リーフ  「いっただっきま〜す!(ピシャァァァン!!)アーッ!! コノヒトデナシーッ!!」
ノイン  「サンダーーストーーームッ!! ハンティング終了間際、外野からの援護攻撃によってリーフ選手、
      撃・沈っ!! 更に、地面に墜ちたリーフ選手を横目にワルキューレがオーバーテイクっ!
      ナンナ選手が追い抜く際に大地の剣でリーフ選手の体力を吸収していった!」
セーラ  「お約束の展開ね…」
ドロシー 「懲りない人ですね…」
リーフ  「ナンナまで…酷い」
アレス  「お前も大変だな、とりあえず交代するか?」
リーフ  「お願いします」
フィン  「リーフ様! ご無事ですか!?(ダッ)」
シャルロー「フィンさん、レース中なんですけど…」
ノイン  「直近にいたフィン選手が、マシンを降りて駆け寄る!
      青い漢が当事者以上に青ざめてリーフ選手を心配するぞ!! レースなんてそっちのけだ!!」
エルフ  「彼にとってキュアンandリーフ>レースですから仕方ありませんわ」
搭乗者交代 リーフ→アレス
152ママチャリの系譜 第1章:2011/08/23(火) 19:29:01.75 ID:pwGMtqj2
17

─────────────────────
              オ
フ(停止中)  エル              ┌→アル   
リ(停止中)             ナ─┘  
─────────────────────

ナンナ  「アルテナさん、リーフ様をたぶらかさないで下さいっ!」
アルテナ 「向こうが勝手に迫って来てるだけっ、私はむしろ被害者よっ!」
マナ   「お二人とも、そんな事で争うのはとてもいけない事ですっ! 認め合う事が大事なんですっ!」
ラケシス 「何をどう認め合うのよ…?」
ノイン  「さて、一難去ってまた一難、窮地を脱したダブル・エルダーの背後には体力回復の恩恵を受けた、
      戦乙女ワルキューレがスリップストリーム(※)の体勢に入る!
      スリップストリームというのは簡単に言うと、空気が減るんです」
セーラ  「怖っ!!」
エルフ  「簡単にも程があると言いますか、間違ってますね、空気抵抗が減る為に、
      少ない負担で余力を残して走れる戦法です、簡単に説明しますと」
ノイン  「流石は解説のエルフさん。私の胸にも空気抵抗が欲しい所であります」
エルフ  「切実ですね」
ノイン  「さあ、空気抵抗の少ないナンナ選手、大きな空気抵抗のアルテナ選手に仕掛けるぞっ!!」
アルテナ 「変な事言わないでっ!!」
マナ   「(キーーン)アルテナさ〜ん、耳元で怒鳴らないで下さ〜い…」
ナンナ  「隙ありっ!!(ギュイーーン!!)」
ノイン  「うおっと、実況に怒鳴ったアルテナ選手、その一瞬の隙を見逃しません、ナンナ選手ッ!!
      ノディオンの女神に死角なし!! ワルキューレ、トップを奪還! ごめんねアルテナちゃん♪」
アルテナ 「あーーっ、もう! 選手に話しかけるなぁっ!」
セーラ  「アルテナも気の毒ね…」
ドロシー 「恐るべき妨害実況です」
オイフェ 「お先に失礼しますよ」
エルト  「さらばだ!」
ノイン  「おっと、そう言ってる間にもグリーンメヌエット緑団号とブラックライオンSTEガンマが
      紅白の姫君ダブル・エルダーをオーバーテイク!
      油断大敵アットーテキ、Don't tell me アルテナちゃん♪」
アルテナ 「ノインッ! 後で覚えてなさいっ!!」
ノイン  「怖っ! 怖いながらも通りゃんせ、通って行くのは3台の自転車!
      実況は19番目のドライバーです、油断してはなりません!!」
エルフ  「同情申し上げますわ」
ノイン  「暑中お見舞い申し上げます、焼酎お見舞いに持ってきたらもうへべれけです!」
エルフ  「ああ……デギンハンザー様、ガトー様、メディウス様の実話ですね」
ドロシー 「そうそうたる顔ぶれですね」
セーラ  「ちなみに、あのジジイ共、酔っ払うとどうなるのかしら?」
ノイン  「3人とも脳内革命が起こります。天然になったり、性格が反転したり、暴れたり壊れたり、
      とんでもなくバカになったりと、その革命ぶりは千差万別っ!!」
エルフ  「毎回違う革命が起こるので、一歩間違えると紋章町が存亡の危機に陥ります」
セーラ・ドロシー「「怖っ!!」」
ユリウス 「暴れだしたら僕達全員で命をかけて止めにかからないといけないからな…」
ユリア  「私達竜王家の頑張りで、何度紋章町を救った事やら……」
153ママチャリの系譜 第1章:2011/08/23(火) 19:30:26.20 ID:pwGMtqj2
18

シグルド 「…という訳なんだ、ディアドラ」
ディアドラ「まあ、シグルド様ったら。うふふ」
アルヴィス「いやいや、ディアドラ。これはだな…」
エスリン 「兄さん達さぁ、談笑なんかしてないで、そろそろ真面目にレースに参加しない?」
ノイン  「アルテナちゃんの後方、棚ぼた的に順位を上げ、何か良い雰囲気で走る
      5位、6位のシグルド&アルヴィスペアとディアドラ&エスリンペア!
      楽しいサイクリングと勘違いしていないでしょうか!? 許せん! 個人的に!!」
エルフ  「あなた、本当にカップルとか嫌いですわよね……」
セーラ  「何? 彼氏いないの? コイツ」
ドロシー 「セーラさん、くれぐれも刃傷沙汰になるような発言はしないで下さい」
ノイン  「んもー、デートとか行く奴ら、死ね!! つーか私が殺るっ!!」
リーフ  「今度僕とデートしようよ!!」
ノイン  「デート最高!!」
ナンナ  「リーフ様っ!!(グゥン!!)」

────────────────────────────
         シ                  オ     
  フ      エス         アル   エル         ナ
  リ←─────────────────────┘
────────────────────────────

リーフ  「(ドゲシッ)げふうっ!?」
フィン  「ナンナ!?」
ノイン  「おおっと!! 先行のナンナ機ワルキューレッ、大逆走の後、
      リーフ選手にダイビングアタァァァァァァァックッ!!」
エルト  「速いな」
ノイン  「スーパースピードッ、スゥゥゥゥゥプァァァァァ、スプィーーーーーーードォッッッ!!
      リーフ選手、たまらずナビシートから転げ落ちるっ!!」
セーラ  「リスタート直前に何やってんのよ、もう…」
ノイン  「ころり落ちた木の根っこ!! 転げーたーかアリゲーター、
      鰐(ワニ)の突進にも匹敵するマシンアタックでありました」
エルフ  「しかし、大きく順位を落としましたね」
ラケシス 「ナンナ! 何やってるのよっ!!」
ナンナ  「ご、ごめんなさいお姉様。つい…」
ミランダ・サラ・ティニー「「「ナンナ、あんた(あなた)最高だわ…」」」
ノイン  「トップの座よりツッコミを優先したナンナ選手に観客席スタンドから拍手が送られます!
      ツッコミDNAかツッコミDHAか! どこさ行くさ塩酸!」
エルフ  「訛ってますよ?」

フィン  「リーフ様、大丈夫ですか?」
リーフ  「脳がゆらゆらする」
アレス  「お前、迂闊な発言はやめてくれ」
ノイン  「さあ、リーフ選手もフィン選手もそれぞれの愛機に戻り、再スタート!
      その後ろには先程復活したダブルドラゴンがいる! ワルキューレも再反転してレースに復帰だ!
      この間に順位は大きく入れ替わっております」
エルフ  「順位発表をしたい所ですが、レースとしては大して進んでないので省略します」
セーラ  「こんだけ使って、まだ1周目の3分の1も行ってないもんね」
ドロシー 「ノインさんのトンデモ実況で話が進みません」
ノイン  「えっ、私のせいなの? 私が悪いの?」
エルフ  「いいえ、悪いのはノインさんではありません。作者ですっ!!」
セーラ  「何気に1番酷い発言だっ!!」

フュンフ 「今回はここまでだ。まあ先は長いんだし、作者は大体このペースで行くつもりだ。
      しっかし、今回は大きく順位が入れ替わったな。次回はどうなる事やら…」
続く
154ママチャリの系譜 用語解説:2011/08/23(火) 19:31:42.85 ID:pwGMtqj2
ノイン  「今回出てきた専門用語を十二魔将の皆さんに解説してもらおうと思いますっ!」
エルフ  「と言っても、殆どwikipediaからの引用ですけど」

『オーバーテイク』
アインス 「レースにおいて、前の車を後の車が追い越す事だ」
ツヴェルフ「恐らく一番使われる単語じゃないかなぁ? 今回もよく使ってたし」
ツヴァイ 「このネタでは『追い越し』=『オーバーテイク』と思ってくれたらいいよ」

『スリップストリーム』
ツェーン 「SF/ファンタジーなどの非主流文学とか主流(メインストリーム)の純文学といった型にはまった
      ジャンルの境界を越えた、一種の幻想文学もしくは非リアリスティックな文学の事だなっ!!」
ゼクス  「違います。詳しく説明すると少し長くなりますので簡単に。
      高速走行する物体の直後に発生する空気抵抗が小さいエリアの事を言います。もしくは、
      その現象を利用して直前を走行する人物・物体を抜き去る際に用いられる技術の事です。
      このネタでは『真後ろを追走している』程度の認識で構いませんよ」

ノイン  「ありがとう、我らが同志、我らが十二魔将っ!! 何でもこなせる竜王家の使用人・十二魔将、
      一家に一台、十二魔将っ!! 本編での実況解説は、このエルフ&ノインにお任せあれっ!!」
エルフ  「それでは次回、またお会いしましょう」
155助けて!名無しさん!:2011/08/23(火) 21:24:46.03 ID:M2oNw4MT
シグルド「山吹色の波紋疾走!!」

エルトシャン「WRYYYYY!!」

ラケシス「突然どうなさったの!?」

>>142-143
>>149-154

を見てたらついオーバードライブしてしまった。反省はしている。
156FEお悩み相談室:2011/08/24(水) 00:40:16.97 ID:iKpCqQCw
ちょいと早いかもしれないけど今回の相談者の皆さん

カルレオン家のPさん…兄様に歪んでると言われました。更に行方不明になってしまい…
私は純粋に兄様を愛しているのに…。ナゼナゼナゼナゼナゼナゼナゼナゼナゼ

兄弟家のSさんの悩み…演劇で白雪姫をやることになりました。僕がお姫様役で親友のYが王子様役になったのですが女子友達のRとYが非常に反対します。やっぱりマズいのかな?

ノディオン家のA君の悩み…悩みというよりは質問なのか?まあいい。変な趣味はないのだが最近級友のSとYがカップルにしか見えない俺はおかしいのか?

シレジア社のFさんの悩み…同人の道を進む許可を遂にお兄ちゃんたちから貰えたけど私でも大丈夫かな?
それからもう一つの悩みだけどRお兄ちゃんが干物同然の状態で帰って来た。Sお兄ちゃんが完全に支援を断ち切ったからかな。今Sお兄ちゃんは社員と旅行に行ってていないけどお金を渡すべきなのかな?

フレリアコーポレーションのTさんの悩み…時々親友のEから殺意のこもった目で睨まれます。何故でしょうか…?

女竜騎士Aさんの悩み…最近葉っぱがしつこいです。撃退or抹殺法を求めます

コンウォル家のRさんの悩み…原作でペアエンドがないためか恋愛で少し遅れをとっている。最後の希望は散らしたくない…。らしくないかもしれんだろうが恋愛での助言を求める

クランベル社の美女Dさんの質問…兄弟家のS様とヴェルトマー家のA様が私の婿候補なのですが最近彼らの家族達からビッチと嫌われてます。どうしましょう…

兄弟家のM君の悩み…悩みというよりは質問だけどS兄さんはEさんやRさん、AさんはAさんとくっ付いた方が良いと思うのは僕だけなのかな?
正直Dさんはやめたほうが方が良いと思う…
157助けて!名無しさん!:2011/08/24(水) 01:21:19.86 ID:8IKERAxt
>>156
Pさんへ
AKJの同志R…Rさんは騙されているのです。悪い男がRさんを誑かしているのですわ。
おやりなさい。やっちゃいなさい。

Sさんへ
ベルクローゼンB…ほっほっほなにもマズくないぞえ。そのまま演じるがよい。
ところでお主ワシの屋敷で踊り子さんになる気はないかの?
仲間を再行動させられるようになるぞ?

Aさんへ
腐リージ家T…あなたには腐兄の素質があるようです。私の書いた同人誌を是非一度読んでみてください。

Fさんへ
兄貴R…俺はお前の趣味にはとやかく言わないよ。趣味は人それぞれだもんな。てか俺だって人の事どうこう言えるほど立派な奴じゃないしさ。
もう一つの方だが…さすがにお前から金はもらえねえよ。ごく潰しの俺だってな…

Tさんへ
ロプト教幼女S…くすくすくす…自分で気付いてるんじゃないの姉様?
Eさんの嫉妬…妬み…そねみ…あらゆる負の感情は姉様の胸に突き刺さっているわ。
持つ者は持たざる者の苦痛は永遠にわからないのかも知れないわね。

Aさんへ
ベルン署G…奴はドMだ。ぶちのめしても嫌っても喜んでしまう。
我々に通報しなさい。すぐに駆けつけて逮捕するから。

Rさんへ
教師W…フハハハハハハ!!!男を磨け!男を磨いて磨いて他のライバルより魅力的な男らしい男になればよいのじゃ!
ワシが鍛えてやろう!
…それとな。お主、その年で最後の希望とは達観しすぎじゃ。他にも出会いがあるかもわからんぞ?
このスレでは時折原作に無いフラグや別作品のクロスオーバーフラグも建つではないか。もしかしたらお主にもそういう機会があるかも知れんぞ?

Dさんへ
黒い牙S…あんたの魅力は家庭向けじゃないってことね。結婚して家庭人になるには不向きだし嫌がられるだろうねぇ。
男にも一時の火遊びとして付き合うには楽しいけど結婚相手としては微妙って奴がいるだろ?アンタは家庭なんてちっぽけな場に収まる女じゃないってことさ。
男を侍らして歓楽街の女王になったほうがいいよ。まずは新しい男を捜したらどうかしら?

M君へ
兄弟家S…ええい大きなお世話だ!兄さんの心配するより自分の心配しなさい!
タリスのS嬢だってナンパの女王とか呼ばれて有名じゃないか。AナイトのRとか傭兵のOとかにモテモテらしいぞ。
うかうかしてるとお前こそフラれて泣く羽目になるぞ!
158助けて!名無しさん!:2011/08/24(水) 01:59:45.80 ID:iKpCqQCw
Pさん…ルセアコロスルセアコロスルセアコロスルセアコロスルセアコロスルセアコロス

Sさん…僕男の子だよ…?

A君…アッー!な方面に興味はないっつーの!でもその素質が俺にあるなら男友達のFにRやS、女友達のRにPもかなりの素質があるぞ…
俺達にとっては最近本当にアイツらが仲の良い男女カップルにしか見えん…。他の連中はそうでもないが

Fさん…仕事見つけなよ…。ちなみにSお兄ちゃんも私のこと認めてくれたわ。Sお兄ちゃんは厳しいかもしれないけどRお兄ちゃんのこともちゃんと考えてるよ

Tさん…胸縮めようかしら…

Aさん…ぜひお願いします。そして二度と釈放しないでください

Rさん…小さい頃にあんな過ちを犯さなければPも綺麗に育ったかもしれんな…。本当に最後の希望だし積極的にアピールもしてみるか

Dさん…そうなろうかしら…

M君…僕にそんな心配はいらないよ。寝取られ属性ないし。でもね、僕も家族のみんなのことは本当に心配なんだよ?特に兄さんはこのままじゃ本気でヤバいよ
159助けて!名無しさん!:2011/08/25(木) 08:11:42.13 ID:ZZJp7BE/
ふと気になった
エリンシアやリリーナはKINNIKUやZEINIKUが大変好きだけれど女性陣のNIKUは守備範囲内なんだろうか?
KINNIKUならニケ様やマリスさんとかエキドナさんがそれっぽいしZENIKUならメグがいるけどどうなんだろう
160>>141に便乗?:2011/08/25(木) 11:08:10.96 ID:ZtCqa4HD
昼日中ですら太陽光の侵入を許さぬ分厚い霧に包まれた森の奥。赤毛の青年が焚き火に向かっていた。
レイヴァンである。
深い霧と跋扈する魔物で人間から隔離された樹海、ここの中を移動していれば1日2日で捕まる事は無いだろう。
とりあえず腹拵えをするため返り討ちにした魔物を焼いているのだが……
レイヴァン(この目玉から触手の生えた……確かビ、ビ…ビルグだったか?こいつは喰えるのか?とりあえず触手を焼きはしているが……)
と、突如背後の茂みから上がったガサガサという音に、反射的に足元の剣を拾い上げ臨戦態勢を取る。
レイヴァン(魔物か?それにしてはデカい音を立てるが……)
前方だけで無く四方に注意を向けながら茂みに視線を注ぐと。
ヘクトル「あ」
レイヴァン「む」
かつて仇敵と思ったp…小太りの青髪が出て来た。
レイヴァン「貴様ここで何を」
ギュヲーグルルルルルルルルルゴリュタスケテエイリーク
している。という言葉は盛大な腹の虫でかき消された。
レイヴァン「……………喰うか」
ヘクトル「………悪い…」


ヘクトル「ほー妹から逃げてなあ。まあ俺もちょっとアレだなと思ってたけどよ」モグモグ
レイヴァン「さすがに色々……な、お前は?」(とりあえず毒は無いか)
ヘクトル「お、俺は……修行だ、兄貴に倣ってな」
ヘクトル(減量の為のサバイバルがてらビラクやリリーナから逃げてきたとは言えねえ……)
161>>141に便乗?:2011/08/25(木) 11:46:13.99 ID:ZtCqa4HD
ピ…ウ…ヘクトルが何事もなく焼き触手を喰う姿を見て、レイヴァンも口をつける。
最外皮は堅いが、中は意外に柔らかく口中に広がる肉汁にも想像した臭みは無い。が。
レイヴァン「レベッカの料理の方が良いな…」
ハッと気づいた時には、目の前の男がニヤニヤした視線を此方に送ってきていた。
レイヴァン「………何だ」
ヘクトル「ん〜別に〜。ってか何の肉だこれ?」一際太くて固い一本を頬張りながら
レイヴァン「確かビ…ビラクとかいうm」ヘクトル「アッーーーーーーーーー!!
レイヴァン「何だ!?どうした一体!?」
ヘクトル「なななななな何でも無え。そそそそれよりお前どれ位ここに居る気だ?」
レイヴァン「二三日だ。それ以上はバレる。お前は?」
ヘクトル(こいつの妹マジパネェ)「あ、ああ一週間位だな」
レイヴァン「そうか」(まあ八月末なら宿題も片付けているだろうしな)
ヘクトル(何か忘れてる気もすっけど。ま、大丈夫だろ)
162助けて!名無しさん!:2011/08/25(木) 18:17:13.97 ID:jzxstQAs
>>160-161
ヘクトルとレイヴァンが結構普通の会話しててワロタww
そして宿題してないヘクトルェ…慈悲付きアミーテ拷問確定だなw
・・・・・さて、ティニーが沸いてこない内にトラップカード・神の警告を伏せておくか


…所でこのスレのリーフ君に質問だが、
見た目に反して実年齢は1歳で、民間人虐殺経験を持ち、天然で、
食事がうまく出来ないドジっ子で綺麗なお姉さんってどう思うよ?
163助けて!名無しさん!:2011/08/25(木) 21:22:50.36 ID:xTHMYkx7
>>162
うまく騙して手篭めにしてみる。
1644人娘:2011/08/25(木) 22:32:03.34 ID:Q8Oo1BDr
リーフは後でお仕置き
165助けて!名無しさん!:2011/08/26(金) 17:09:15.55 ID:e9M3zVGh
そういえば昔くすぐり電気椅子ってネタが有ったな。
という訳で
くすぐりお仕置きにだれを処す?リーフのついでに。
166助けて!名無しさん!:2011/08/26(金) 20:17:30.77 ID:AlCIYXfd
>>163
元ネタの男主人公と+ラテン語で炎を意味する名を持つ人造人間+破滅の王がそっち向かっていったぞ

>>165
フレッド「平民一択で頼む」
167助けて!名無しさん!:2011/08/26(金) 23:23:39.42 ID:YbpuO327
>>159
男女で筋肉量が絶対的に違うから女性の筋肉にはあまり興奮しないんじゃない?
あとはおっぱい好きな人が雄っぱいに興奮しないのと同じ理論とか。

エキドナさんといえば支援会話でガチムチスカウトしまくってるからエリンシアと気が合いそう。
168レヴィン:2011/08/27(土) 19:45:32.45 ID:d0YCEq8d
なら俺がティニーに代わっていこう・・・
1時間書き込みがなければセティがきれいになる。
書き込みがあればホークとミーシャが退職
169助けて!名無しさん!:2011/08/27(土) 20:01:43.92 ID:Any90vj5
私は>>162で伏せられたトラップカード・神の警告を発動するッ!
このカードの効果により、>>168の召喚(※レス)は無効となる!
170助けて!名無しさん!:2011/08/27(土) 23:52:41.40 ID:vdJY9p+F
ママチャリの系譜、>>149-154の続きです。
今回は先に用語解説をしておきます。

ノイン  「と言う訳で、今回も用語解説を十二魔将の皆さんにお願いしておりますっ!」
エルフ  「他にもあるのですが、あまり使わない単語なので、よく使うこの2つだけにしておきました」

『サイドバイサイド』
ツェーン 「199X年にタ○トーからリリースされたアーケード用レースゲームだなっ!」
ゼクス  「違いますよ、ツェーンさん。競い合う車が互いに走行ラインを譲らないまま、横に並ぶ事です。
      このネタでは2台の自転車がほぼ並走していると思って下さいね」

『ドリフト』
フィーア 「派手でいて優雅に、そしてエレガントに走るテクニックの事ですわ。ほぉーーーっほっほっほっ!!」
アハト  「そうそう、難しいけどかっこいいよね〜、アレ。
      おっと、説明はボキに任せてよっ! 簡単に言うと、車の横滑り現象を利用して、
      滑りやすい場所での方向転換に用いられる技術ってとこだね」
ズィーベン「あー、まあこのネタじゃ○○ドリフトだの××ドリフトだのいろいろ出てくんだが、
      『何かすげえテクニック』とでも思っときゃいいぜ」

ノイン  「ありがとう、我らが同志、我らが十二魔将っ!! 何でもこなせる竜王家の使用人・十二魔将、
      一家に一台、十二魔将っ!! 本編での実況解説は、このエルフ&ノインにお任せあれっ!!」
エルフ  「それでは本編をお楽しみ下さい」
171ママチャリの系譜 第1章:2011/08/27(土) 23:53:41.39 ID:vdJY9p+F
19

フュンフ 「さて、必要ないかもしれないが、とりあえず前回までのあらすじといこう。
      レースは序盤、たんぽぽ小道のロングストレート。早くもアルテナは首位陥落、リーフはコノヒトデナシー、
      トラバント&アリオーンチームは自滅、ナンナはトップの座よりツッコミを優先して順位を落とし、
      棚ぼたでトップに立ったのはエルトシャンとオイフェの2人っ!!
      今回はどのようなバトルが繰り広げられるのでしょうか!? それでは、レディ・ゴーッ!!」

現在の戦況
────────────────────────────────
                     シ           オ
    フ                エス     アル   エル     進行方向→
アリ    アレ  ナ
────────────────────────────────

エスリン 「(ヒソヒソ)ディアドラさん、そろそろこの2人、レースに参加させてあげて」
ディアドラ「(ヒソヒソ)ええ、わかりましたわ」
シグルド 「おや、どうしたんだい? 2人で秘密の相談かい?」
ディアドラ「ええ、私そろそろお二人が活躍なさっている姿を見たいと思いますの。
      ですから、私達の事は気になさらずにトップを目指して下さい」
シグルド・アルヴィス「「ディアドラ…」」
エスリン 「そうそう、兄さん達実力あるんだから、こんな所でくすぶってないで、
      キュアン達と勝負してきなさい」
シグルド 「そうだな、このままでは私達を支持してくれた人達に申し訳ない」
アルヴィス「フン、足を引っ張るなよ、シグルド」
シグルド 「それはこっちのセリフだ、行くぞっ!」
セーラ  「言ってる事はまともなのに、裸エプロンとバニーボーイじゃ締まらないわね…」

ノイン  「さあ、第2グループの顔ぶれが変わった所で、トックグルーピにカメラを移しましょう」
エルフ  「噛みましたね?」
ノイン  「かみかみかみかみ神と言えばロプトウス、竜王家使用人、背番号8番、セイジ・アハト!
      十二魔将最強のインターネット中毒者です! こらアハト、応援席でネットすんな!」
アハト  「うはwwwwwおkwwwww! うぇwwうぇw! プゲラウヒョー」
エルフ  「どなたか、通訳を」
セーラ  「こいつら見てると十二魔将ってアホの集団としか思えないんだけど」
ドロシー 「これぐらい突き抜けてないと、竜王家じゃやっていけないんだと思います」
ノイン  「さて、たんぽぽ小道ロングストレート終盤、STEガンマと緑山歌劇団のトップ2台は、
      サイドバイサイド(※)で最高速争いの様相を呈しております! はっやい速い!!
      ここの区間ラップは、グランベル大学自転車部の参考タイムを既に5秒も上回るハイパーラップ!!
      まさに駿馬超特急2頭立て2両編成っ!!」
エルフ  「相当なハイペースですね。この炎天下、終盤バテないといいんですが……」
ディムナ 「オイフェ先生、このままでは前に出れません。次のコーナーで仕掛けましょう!」
オイフェ 「よし、アレをやるんだな!」
キュアン 「エルト、アレが来るぞっ!」
エルト  「いや、何が来るのかわからん」
ノイン  「何を企む、オイフェ&ディムナペア!? 如何なる魔球を隠し持っているのでありましょうかっ!?
      魔球は魔球はハリケーン○リマー!! ビ○ケンっ!!」
エルフ  「ビリ○ン関係ないですよね?」
172ママチャリの系譜 第1章:2011/08/27(土) 23:54:44.25 ID:vdJY9p+F
20

ノイン  「さあ、運命のたんぽぽ出口! 小道を抜けて、90度カーブが待ち受ける!
      エルトシャン選手が2WDのグリップ力を活かして、やや強引なコーナーワークでカーブに挑むっ!」
エルト  「ん?」
キュアン 「いや、あれは危険なんじゃ…」
ノイン  「続いて新緑舞踏コンチェルト、緑団号も……おおおっ!? 減速せず! オイフェ選手減速せずです!
      これは自殺行為っ! 天才軍師ともあろう者が、勇気と無謀をはき違えたかっ!」
セーラ  「あ〜あ、スピードの出し過ぎね」
ドロシー 「コースアウト…でしょうか?」

─────────────────────┐
   シ             オ─────→.    │
エス      アル          エル→ヽ、         │
                          \        │
───────────────┐\        │
                        │ ↓       │

ノイン  「私も下着をはき違えたっ! 今日もうっかり勝負下着っ! 皆さんの勝負下着はどんなのですか?」
アレス  「マントで隠しているが、天狗のお面だ」
リーフ  「イチジクの・葉」
ノイン  「ガッツ!! てか、それはアンタ達が今装備してる物だろう!
      必然的にノーブレーキのエメラルドスプラッシュ、緑団号!
      STEガンマをオーバーテイクしてコーナーに突入! クラッシュ直前!」
ディムナ 「先生っ!」
オイフェ 「うむっ!」
ノイン  「先生お願いしますっ! 先生の秘めた本気とは如何なるものか!?」
ディムナ・オイフェ「「必殺、ツイン・パワースライド!!」」

       オ  |
          \│  ズザザザザザザザザッ!!!!
.   エル     /│
─┐      /. │
  │.     /  │

ノイン  「ななななんとなんとっ!! 砂塵を巻き上げ、車体を滑らす緑団号!
      身体を思いっきりコーナー内側に倒してバランスを取る驚愕のハイパープレイっ!」
エルフ  「しかも2人乗りでこれを行ってますからね、本当に凄いです!」
ノイン  「冷静な解説のエルフさんも大興奮のミラクルスキル!!
      スライドしたままコーナーを曲がりきる超絶ドリフト(※)テクニックだぁっ!!」
セーラ  「マナと言い、この2人と言い、オッズで人気が無い連中の方が凄いんじゃないの?」
ドロシー 「こんなの見せられたら、大穴も考えられますよ」
ディムナ 「やりましたね、先生っ!」
オイフェ 「うむ、相手にプレッシャーをかけるには充分だ!」
ノイン  「バイクライダー、ディムナ選手ならではの技術! 身体を傾けてのキャンバースラストで
      絶大なコーナリングフォースを生み出しましたっ!」
エルフ  「キャンバースラストとコーナリングフォースは、簡単に言えば、
      マシンが曲がる時にタイヤに発生する力…とでも言っておきましょうか」
ノイン  「いやあ、しかしエルフさん。驚きましたねえ……ディムナ選手もさる事ながら、
      それに同調させるオイフェ選手の順応性の高さが伺われますが」
エルフ  「珍しく仰る通りですわね。ただ……」
セーラ  「何か問題でもあるの?」
エルフ  「パイロット、コパイロットの消耗は激しく、車体への負担も尋常ではありませんから、
      多用は出来ないでしょう。タイヤの痛みも心配ですね」
ノイン  「超必、奥義の連打で勝てる程に甘くはないぞ、このレース! 単なるスプリントでは勝ち得ません!
      とは言え、持ち家、現時点でのトップに立ったぞ、深緑のアトラクション、緑団号!!」
173ママチャリの系譜 第1章:2011/08/27(土) 23:55:49.30 ID:vdJY9p+F
21

キュアン 「くそ、やられたかっ!」
エルト  「いや、あんな技、そうそう何度も出来るわけじゃない。後でいくらでも抜くチャンスはある」
ノイン  「意外や意外、冷静です、エルトシャン選手! 凄いよエルト兄さん、流石はノディオン家の当主!
      トップが入れ替わり、勇者の泉ウォーターバンクに突入……いや、ちょっと待った!!」
マナ   「アルテナさん! 裸エプロンの人が来ます!」
アルテナ 「裸エプロンっ!?」

  シ──────────→  │
        アル             │
────────┐.         │

ノイン  「シグルド選手だっ! STEガンマの後方、サーキットのぽすたるわーくす、
      ピンクのマシンのシグルド選手の目がキラリと光る! たんぽぽカーブ手前、
      減速する前走2人のエルダーお姉様の脇をスルリと配送ッ!!」
エルフ  「いけませんね、コースオフしますよ」
ノイン  「本を売るならコースオフ! 本を買うならカレンの本屋さん。イザーク商店街入ってすぐ!
      漫画本からスキルの書まで幅広く取り揃えております。
      ただいまセール期間中につき、数量限定で秘伝の書と武術書共に2500G!
      お店の看板娘はディムナ選手、マナ選手の幼馴染みです!」
カレン  「よろしくお願いします! ディムナ〜! マナ〜! 頑張って〜!!」
エルフ  「協賛ありがとうございますわ」

アルヴィス「おいシグルドっ! これじゃ曲がれないだろうが!!」
シグルド 「大丈夫だ! このまま行くっ!(グッ)」
ノイン  「危険が危ないセクシーの殿堂、シグルド選手! 火だるまの団地妻になってしまうのかっ!?」
アルヴィス「貴様、セクシーの殿堂だったのか?」
シグルド 「知らん、この期に及んで変な設定を追加しないでくれっ!!」

       シ┐│  ズザザザザザザザザッ!!!!
アル        ││
─┐       ││
  │       ││
  │       ↓│

ノイン  「コースオフうぅぅぅっ!? なんとっ、ドリフトっ、2輪ドリフトだ!」
セーラ  「キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!」
ドロシー 「キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!」
エルト  「!? シグルドか!」
ノイン  「高速スピードそのままにドリフトを決めて、コーナークリアだっ!
      そして一気に2位のSTEガンマに並んだぁ!! まさに炎のドリフト、
      ファイヤーエプロン纏組(まといぐみ)! 悪夢の機体F○!!」
シグルド 「待たせたな、エルト! 早速で悪いが勝負と行くか」
エルト  「いいだろう、シグルド。我がドライビング・テクニック、貴様に破れるか!!」
ノイン  「シグルド選手からの挑戦状! 緑山歌劇団への入場券をかけて、
      2つの魂がサイドバイサイドで叫びをあげる!! ムンクの叫びの叫んでいる人はムンク!!」
エルフ  「違います」
ノイン  「実はルーベンス! パトラッシュを叫んで呼んでいる所だ! サーキットのパトラッシュとラスカル、
      エルトシャン選手とシグルド選手がフリスビーを追うように走る!」
セーラ  「いっけぇーーーっ!」
ドロシー 「ぶっとばしちゃえーーーっ!!」
174ママチャリの系譜 第1章:2011/08/27(土) 23:57:02.55 ID:vdJY9p+F
22

ノイン  「ライバル同士の運命の一戦、1stステージは光と水の龍がうねって待ち受ける、
      勇者の泉サイドのウォーターバンク!! 待ち受けるのは竜宮か竜の巣かっ!?」
イドゥン 「竜宮…ですか。確か、ゴルドア近海にそういうものがあると、お爺様に聞いたことがあります」
セーラ・ドロシー「「マジでっ!?」」
ノイン  「開けてぱっくり玉手箱っ!! 全長約25m×20mの若干長方形の地獄の窯(かま)が
      蓋を開けているぞ!! 落ちたが最後、二度と上がっては来れないっ!!」
エルフ  「ちなみに、柵は取り除かれております。1人でも泉に落ちたら、業者を雇って清掃ですわ」
ノイン  「自転車だけ落ちた場合も当然、同様です。結構洒落にならない額が泉の掃除にはかかります。
      協賛はシアルフィ家です」
エルフ  「ありがとうございますわ」

トラバント「あー、もしもし、私だ。至急、例の物を頼む」
アリオーン「父上、こんな時に呑気に電話ですか?」
トラバント「秘策その1だ。アリオーン、しばらくこのまま最後尾を走っていろ」
アリオーン「…また何かするつもりですね。今度は自滅しないでしょうね?」
トラバント「安心しろ。この位置(最下位)なら巻き添えを食う事もない」
アリオーン(本当かよ…)

┌────┘   └  □=泉
│.        エ シ  
│        ↓↓
│   □□□...  ..┌
│   □□□...  ..|
│   □□□オ   │
│        ←┘  |
│              │
└───────┘

ノイン  「泉の横をぐるりと巡るウォーターフロントの旅、最初の旅客は旅の一座、
      緑山歌劇団の座長、オイフェ選手っ!!
      続いて、黒服の獅子王・エルトシャン選手と裸エプロンの主夫・シグルド選手が横並びで姿を見せる!
      後ろには竜槍の君・アルテナ選手! その後ろにはやや遅れてエスリン選手とナンナ選手!
      さらにその後ろには最後方集団3機が連なるっ!
      トップから最後尾までの差は約18秒! やや差があると言っていいでしょう!!」
エルフ  「さて、ここから先、一見ただのバンクコース(道が斜めになっているカーブ)ですが、
      見かけによらない難所ですよ。カーブが意外ときつく、バンク傾斜も見た目よりありますから」
ノイン  「傾斜バンクかソ○トバンクっ! 最終的にはクワドロホワイトまで行く!
      今まさにウォータースパイラルに車輪をかけた特攻服の2人、オイフェ&ディムナペア!!」
オイフェ 「シグルド様か、エルトシャン様か、どちらにせよ苦戦は免れないな」
ディムナ 「ええ、今はこの位置をキープする事だけを考えましょう」
ノイン  「ウォーターバンクを無難に進むオイフェマシン、緑山歌劇団号!
      その後を追って漆黒の密林大帝STEガンマと桃色の妖精スターダスト・フェアリーズが、
      水の龍王退治に向かうっ!! 本当だな?」
エルフ  「いいえ」
ノイン  「愚か者め、思い知るが良い。昨夜はお楽しみでしたね。楽しさ炸裂、不敵な笑みを浮かべ、
      両選手がウォーターバンクの最急傾斜ゾーンを行く!! 水底の悪魔が訪れた生贄に睨みをきかす!」
エルト  「甘いぞ、シグルド!」
シグルド 「ぐっ…」
ノイン  「んお!? ここでインを行くエルト機STEガンマがややリードを開け始めた!
      そして、堪えきれないか、スターダスト・フェアリーズ、シグルド選手!」
エルフ  「ドリフト時のタイヤへのダメージが抜けきっていないようですね」
ノイン  「グリップ力が戻りきれないろくでなしであります!! 星くずの妖精、敢え無く墜落か!?
      和え物・総菜はハロルド亭、ガネーシャ駅から歩いて5分。イザーク牛しぐれ煮一瓶100G!!」
ハロルド 「七三軍団、四男のハロルドだ。ガネーシャに来た際は是非寄ってくれ」
エルフ  「協賛ありがとうございますわ」
175ママチャリの系譜 第1章:2011/08/27(土) 23:58:08.00 ID:vdJY9p+F
23

ノイン  「ズズズッとバンクの傾斜に耐えきれないスターダスト・フェアリーズ、
      泉の底にたゆたう水龍がその顎を大きく開け、裸エプロンとバニーボーイを一飲みかぁっ!?」
セーラ  「ちょっと、落ちるんじゃないわよっ!!」
ドロシー 「踏ん張って下さい!」
シグルド 「なんのっ!!(ギュイーン!!)」
アルヴィス「うおっ!?」
ノイン  「なんのこれしきオギノ式!! 基礎体温も一気に上昇の上昇プレイ!
      グリップ力のなさをタイヤの回転数でカバーリング! シグルド選手はカバの顔!!」
シグルド 「だからカバじゃないと言ってるだろうっ! 失礼な事を言うなっ!!」
アルヴィス「何度も言っているが、こいつは馬面だ!!」
シグルド 「断じて違うっ!!」
ノイン  「あー、言われてみれば…という感じのグランベル商社の社員達をよそに、
      そのシグルド選手が操るピンクの星くずの妖精が急傾斜バンクを駆け上がる!!」

│   オ  □□□□□
│ ↑ ↑ □□□□□
│ ↑ ↑ □□□□□
│  \エル□□□□□
│   \シ     
│            
└────────

ディムナ 「敵機接近! エルトシャン様とシグルド様です!」
オイフェ 「遂に来たか…」
ノイン  「なんて事をやっている間にバンクの頂上で両選手がトップの緑山歌劇団を射程圏に収めたっ!
      インにSTEガンマ、アウトにスターダスト・フェアリーズ! 緑団号、どう迎え撃つッ!?」

エルト  「このまま一気に追い抜く!」
ピューン!! ピューン!! ピューン!!
キュアン 「待て、エルト! 上空から何か来る!」
ディムナ 「ロングアーチ!?」
アルヴィス「いかん! 避けろ、シグルドっ!!」
ノイン  「ああっと、激しいトップ争いに水を差すかのように上空から矢が飛んできたっ!
      ロングアーチの雨が先頭3チームを襲うっ! これぞトラキア17章東ルート、五月の雨っ!」
エルフ  「聖戦9章のグルティア城もシューターの雨ですわ」
トラバント「ハッハッハッ!! 戦争にはヒキョーもへったくれもない!!
      社長たる者、勝つためならどんな手段でも使ってやるぞっ!!」
アリオーン「父上がそんなんですからウチの会社、評判悪いんですよ!」
セーラ  「トラバントの奴、卑怯でしょ! あんなの反則よっ!?」
ドロシー 「そうです、幾ら何でも外部戦力に頼るのは無しでしょう!」
ノイン  「禁止されているのはあくまで持ち込みですからね。
      外部戦力による敷地外からの攻撃に関しては、何も言われてませんから…」
エルフ  「待って下さい。今、実行委員会の方で、協議が行われています」
ノイン  「……お、結論が出たようです。はい…はい…。OK!! 外部戦力の使用はありと見なされました!
      そっちのほうが面白そうだからと言う実行委員会のいい加減さに脱帽ですっ!!」
ラケシス (あら、それなら私も行かせてもらおうかしら)
セーラ  「さすが紋章町ね…」
ドロシー 「つくづく嫌になります…」
176ママチャリの系譜 第1章:2011/08/27(土) 23:59:09.83 ID:vdJY9p+F
24

ノイン  「レギュレーションに挑戦する男、トラバント選手! 目的を達成する為には手段を選びません!
      抜け穴攻撃に沸き立っていた観客からトラバント選手にブーイングが送られております!!」
トラバント「フッ、何とでも言え。勝てばいいのだからな、勝てばっ!」
キュアン 「全く、どうにもならん男だな…」

│          □□□□
│          □□□□
│    オΣ(゚Д゚;)スベッタ!!□
│          □□□□
│ シ→☆←エル  □□□□
│ Σ(゚Д゚)ヤバイ!! □□□□

オイフェ 「(ズルッ!!)おわっ!?」
ノイン  「おおっと、やってしまったか! 矢を避けたオイフェ選手がバランスを崩し、後輪がスリップっ!」
ディムナ 「任せてください、先生! 何とかバランスを取ります!」
オイフェ 「うむっ!」
ググッ ザザザザザッ!!
ノイン  「おおーーーーーっ!! これは凄いっ!! 特攻団員、ディムナ選手!
      絶妙なマシンコントロールっ、パワースライドで車体を立て直しますっ!!」
セーラ  「平民キャラとかバカにしてたけど、侮れないわね…」
エルフ  「信頼の成せる技ですね」
ノイン  「信頼と実績のディムナさんマークの引っ越し車っ! 15年前に引っ越してきました!!
      引っ越しのIT革命だぁ!!」
エルフ  「引っ越しの話になってますよ?」
ノイン  「辛うじて切り抜けた緑団号っ! しかし、思わぬペースダウンっ!! 
      機体をドリドリと振りながら、飛び跳ねるようにバンクを抜けたっ!!」
ドロシー 「それでも何とかトップを守り抜きましたね」
ノイン  「背後では…あああーーっ!! 矢をイン側に避けたシグルド選手と
      アウト側に避けたエルトシャン選手が接触っ! 不幸な接触事故だっ!!」
セーラ  「ちょっと、マジでっ!?」
ドロシー 「せめて落ちないで下さい!」
エルト・シグルド「「うわっ!?」」
ノイン  「そのままもつれるように、ウォーターバンクを滑っていくッ!!
      ドボンか! ドボンなのか!? ザボンなのか!? 西の果てブラギの塔で!!」
シグ・エル・アル・キュ「「「「ひいいいいいいいいいいいいっ!!!」」」」
ノイン  「ヒーホー叫びが、勇者の泉に木霊するっ!! コンゴトモヨロシク!!」
エルフ  「こちらこそよろしく」
ズルズルズルズルッ キキーッ!! ピタッ
ノイン  「おおっ、止まった止まった! ウォーターバンクを抜けきった所で、2台がチェーンストップ!!
      辛うじてドボンとドカポンは免れた!」
アルヴィス「何とか助かったな…」
エルト  「危なかった…」
シグルド 「む、無茶苦茶だな……」
キュアン 「おのれ、トラバントめ!!」
177ママチャリの系譜 第1章:2011/08/28(日) 00:00:10.97 ID:DRe+2A8/
25

ノイン  「物凄いピンチを切り抜けた4選手、一様に安堵の溜息をつきます。
      ピンチヒッター並みの大ピンチでした!」
エルフ  「あれはピンチだがら出すんですか?」
ドロシー 「いや、むしろチャンスだから出してるような…」
ノイン  「知らないけれど、きっとそう! そしーてそして、マシンストップの2台を後目に、
      その横を後続グループが次々と抜き去っていきます!」
アルテナ 「おっ先〜」
エスリン 「じゃあね〜」
ナンナ  「失礼しま〜す」
ノイン  「さあ、水のサーキットに続いては大地のサーキット。最難関とも目される、
      ナーガヒル山岳ラリーコースがそびえ立つ! そびえ立つと言えば竜王家使用人、
      背番号1番、バロン・アインス! 身長210cm、体格は推定20(暁換算)! そびえ立ってる!?」
アインス 「ほっといてくれ」
ミカヤ  「めちゃくちゃそびえ立ってます! 騎士様よりもそびえ立ってますっ!
      私の身長の10倍ぐらいありますっ!!」
ヘクトル 「いや、そんなにはねえだろ」
リン   「ミカヤ姉さん、ちょっとテンパってない?」
ノイン  「手の平お姉さんミカヤさんの弟第1号、シグルド選手、
      そろそろとシマリス、エゾリス、リスタート。エルトシャン選手もそれに続きます」
フィン  「キュアン様、大丈夫でしたか!?」
キュアン 「ああ、何とかな」
リーフ  「トラバントにやられたんだね」

┌────────
│     , :-─→アリ     
│  /         
│ /   エル□□□□□
│ |     シ□□□□□
│ |  フ   □□□□□ 
│ | アレ   □□□□□

アリオーン「すまんが、先に行かせてもらう!」
トラバント「ハーッハッハッハッ、さらばだ、諸君!!」
エルト  「姑息なマネを…!」
アルヴィス「フン、ハイエナどもが。いい度胸をしている!」
ノイン  「いつの間にやら、くーかい間にやら、まにまにだすきーやら、
      5位から最下位までの差が殆ど消失していたっ! 
      さらに、減速・再発進した4台をダブルドラゴンがまとめてオーバーテイクっ!!」
セーラ  「あ〜、あのオッサン凄いムカつく〜!!」
ドロシー 「あんな手で順位を上げられたら、腹も立ちますよ」
ノイン  「さて、最後尾グループ4台がウォーターバンクをクリアした訳ですが、
      トップの方はどうなってるの? モナ=テルノ!」
エルフ  「モナ=テルノ。ミカヤンジェロと並ぶテリウスルネサンス期の彫刻家ですわ」
ミカヤ  「ええ、あの頃はよく、もなちゃんと技を競い合ってたわね」
セフェラン「もなちゃんか…懐かしいわねえ、あの頃は私もブイブイ言わしてたわ」
セーラ  「この2人が言うと冗談に聞こえないから怖いわね…」
ドロシー 「でも、ミカヤンジェロって有名ですから実話かも知れませんよ」
エリウッド「ミカヤ姉さんにそんな過去が…」
ロイ   「ミカヤ姉さんの秘密がまた一つ明らかになったよ…」

続く
178助けて!名無しさん!:2011/08/28(日) 22:01:52.55 ID:0PP/ZX3A
この小説を読むまえに>>116の注意書きを参照ください。
>>117-119の続きにあたります。
炎正十三年七月二十六日。

エリンシアはトハ海岸の潮風を全身に浴びながら水平線を見つめていた。
周囲は喧騒に満ち溢れている。馬の嘶きが響き大工たちの槌打つ音が響く。
デインとの和議以降両軍は人員を動因してトハ海岸に陣地を築いていた。
柵を張り石垣を積み上げ少しでもサカ軍に対する備えを強化するためである。
紋章の国の最西端たるクリミアの海岸線において大軍が上陸できる地形はこのトハを置いて他にはなく、
それだけに当然敵はここを上陸地点に選ぶものとエリンシアは見ていた。

「エリンシア、あまり風に当たりすぎると風邪をひくやもしれん。陣屋に戻ろう」
傍らに歩み寄った夫のジョフレが声をかけてきた。
だがエリンシアは軽く首を振る。
「いえ、兵たちが昼夜を別たず陣を築いているのに一人休む心持ちにはなれませぬ。
 今少し警戒にあたらせてくださいませ殿」
そう…デインとの同名が成ってから五ヶ月…これほどの期間があれば敵は既に準備を終えたとみてよい。
いつ海の向こうから大軍が押し寄せてきてもおかしくはないのだ。
「我が妻ながら勇ましいことよ…だがそなたは女子なのだ。そなたばかりを矢面に立たせては儂の面目が立たぬ」
そう言われては返す言葉もない。エリンシアはルキノを伴って陣屋へと引き上げた。
クリミアとデインが本陣としている陣屋にはクリミアの武将たちとアシュナードを始めとするデインの諸将が詰めていた。
一応は和議を結んだとはいえ両者の間には冷たい緊張感が漂っている。
それはそうであろう。不倶戴天の敵として何十年も戦ってきたのだ。
「奥方様。大納言殿よりの文が届いております」
そういってクリミアの将の一人ケビンが恭しく一通の文をエリンシアに差し出した。
大体内容の見当はついている。
エリンシアは憂鬱ではあったがそれを顔には出さずに文に目を通した。

それは朝廷の勅使エイリークからの一文であった。
援軍をなかなか送れずに申し訳がない。引き続き諸大名を説得すると記されていた。

エイリークはクリミアとデインの和約に立ち会った後に都に戻ると各地の諸大名の間を駆け回っていた。
帝からの勅命を伝えてクリミアに援軍を出させるためであるが…いずれの大名も周辺の敵対大名との戦に忙しくその命を真剣に聞くものはいなかったのだ。

エリンシアは無言で文を閉じる。
姉妹と名乗る事はクリミアのため許されぬがエイリークが力を尽くしている事は素直に嬉しかった。
だが同時に援軍の当てが無い事も覚悟を決めねばならない。
クリミア軍一万七千とデイン軍二万…この兵力でどれほど押し寄せてくるかわからぬサカ軍を迎えねばならないのだ。
そしてこの日…陣屋に届いた連絡は奇しくも二つであった。
一つはエイリークの手紙。もう一つは……

「申し上げます!」
海上への斥侯に出ていたデインの飛龍武者ジルが陣屋へと駆け込んでアシュナードの前で跪く。
「何か?」
「トハ海岸より西に二十里の海上にて大船団を発見いたしました!
 軽く見積もっても三千隻を超える軍船がこちらへ進路をとっております!
 まるで海を埋め尽くすかの如きありさまで…」
かつて見た事もないであろう巨大な敵軍を目の当たりにした赤毛の武者の顔色は悪い。
だがアシュナードはいささかも動じなかった。
唇を三日月型に吊り上げて彼は高らかと笑い声をあげた。
「喜べ者ども。それだけ敵が多ければうぬら手柄首を取り放題であるぞ」
その言葉にデインの将たちは「これあるかな我らが殿」と頷きあったのである。
大海原の波を超え大小多数の軍船が進んでいる。
風に帆をはためかせ海を埋め尽くして進む姿は威風堂々。
ダヤンは東方遠征の総仕上げにジュテ族と南方平定を終えたロルカ族に出陣を命じ、
同時に大陸東岸の被征服諸国に船団の建造を命じた。
そうして用意された軍勢は兵員十五万、船舶三千四百隻に及んだ。

船団の中のロルカの将旗が掲げられた一隻。
その船上にはリンの姿があった。
先ほどから体調が優れず風を浴びに船上に出たのだ。
リンだけではない。サカ兵の大半は海を見るのすら初めての者ばかりだ。
その多くが長い航海による船酔いに苦しめられていた。操船は専ら異民族出身の降兵

「…嫌になるわよもう…早く陸にあがりたい…」
くらくらする頭を抱えてリンは深々と溜息をつく。
傍らでは側近のギィが船縁から顔を出して胃の中の物を海に零していた。
「ち…ちっきしょぉ……船がこんなに揺れるものだなんて…」
彼は子供の頃に大喧嘩をして以来、スーとともにリンの側近となった若者だ。
かつてリンに石で殴られた時についた頭の傷を布で覆って隠している。
「我慢なさい。ジュテのモンケ殿から私たちが上陸第一陣との言質は取ったわ。まっさきに陸にあがれるわよ?」
「こんなんじゃなきゃ先陣は大歓迎だけどよ…うぐ…」
ギィは青い顔色をして再び海の方を向いた。
その姿を見て…ふとリンは草の色が懐かしくなった。
思えばどれだけ遠くに来ただろうか。緑なす草原を出て大陸を駆け回って…ついには海を越えようとしている。
だが最後にサカ草原に帰ったのはもう三年は前にある。
いささかの寂しさがその胸をよぎって…軽くリンは首を振った。
敵はもうすぐなのだ。そんな事を考えている時ではない。
ロルカ族長として数万の戦士を預かり先陣を請け負った自分には他にもっと考える事があるはずである。
そうだ自分は戦士の族長なのだ。

リンは船首を…いや…その先に見える陸を見据えて腰の宝刀の鞘をそっと撫でた。
いつもは戦意と高揚感に満たされていく瞬間だが胸の内によぎる寂寥の念はどうする事も出来なかった。


炎正十三年七月二十七日。
正午前には船団は湾内に侵入を開始し見張りの戦士が海岸に陣が築かれている事を報告する。
リンは船首に立つと鷹のような視力でデインとクリミアの陣を見渡した。
「手はずどおりにやるわよ。まずはモンケ族長が事前砲撃をかけてくれるからその間に私たちは上陸用の小船に乗り移り前進する」
リンの命令を受け傍らのスーが小さく頷くと水兵に二、三の指示を出す。
ロルカの兵たちは二週間もの航海に苛立っており一刻も早く陸の敵を蹴散らして上陸する事を望んでいた。
特にギィはようやく船から解放されると喜色満面であった。
一方のデインクリミア両軍は湾内を埋め尽くすような船の数に戦き、兵士たちは冷や汗をかいていた。
こちらは三万七千…対する敵は十万か二十万か……
妖術師隊を統率するユリシーズが感嘆の声をあげた。
「なんとも敵ながら壮観たる光景ですなぁ」
ジョフレが小さく息を呑む。
「それで…どうか…?勝てると思うか?」
「まずは我らがメティオの術で攻撃をかけます。可能な限り敵を減殺したらデインの飛龍武者と空陸から二面攻撃をかけて敵を撹乱殲滅…これしかありますまい」
信頼する家臣の言葉を聴きながら…なおもエリンシアは最悪の事態を忘れてはいなかった。
「それで勝てねば……」
「水際で敵を払えぬ時は内陸深く引き込み兵糧切れを待つしかありますまい…ですがこれは最後の手段でござる」
ユリシーズはそれ以上を口にしなかった。
そしてその作戦をエリンシアは決して許可しないであろう。
敵を引き込む時は彼らに奪われて利用される事を避けるため領土内の食料ことごとくを遠方に運び、運びきれない分は火をかけて焼き払うしかあるまい。
だがそれをすればクリミアの民は飢える。
そうすれば勝てるとわかっていてもエリンシアにはその手は使えなかった。
結局のところここで食い止める他は無いのだ。
「敵が動き出しました!」
ルキノの声が響く。ルキノは既に太刀を抜き兜の緒を締めた。
エリンシアは重い武者鎧をものともせずに天馬に飛び乗った。
ジョフレがユリシーズに命を下す。
「迎え討てい!残さず海の底に沈めてしまえ!」
「御意!」
ユリシーズに率いられた百名ほどの妖術使い達が印を切り呪文を唱え始める。
周囲に妖気が満ちていきそれは天に輝く巨大な火球を作り出していった……


その様子はロルカの旗船からも見て取る事ができた。
「そなえろ!メティオが来る!船団各船は縄を用意し海に落ちた者の救助体制!
 他の者はかまわずに上陸準備!」
リンが号令を下すと水兵たちが船の帆先に命令を示す紫色の旗を掲げ、それを見て取った各船の戦士たちはロルカの族長の意思を知りそれにそって行動した。
やがて天を切り裂くような轟音が轟きメティオの火球に討たれた船が次々と炎上し転覆する。
だがそれは無数の船団にあってほんの一部に過ぎない。
先鋒のロルカ船団に攻撃が加えられている様を見て取ったジュテ族長モンケは動じるでもなく片手をあげた。
「もとより妖術使いの多かろうはずもないわ。奴らの頭の上に矢弾の雨を降らせてやれい!」
モンケが命令を下すとジュテの各船の射手たちが船に備え付けられた砲群を操作し照準をつける。
それはかつてメニディの戦でアカネイア軍が用いたシューターであった。
アカネイアの都を落とした時に捕らえた職人たちに命じて作らせたものである。
次々と巨砲群が火を噴いた。
エレファントと称される炸裂弾が、クインクレインと呼ばれる矢が、ストーンヘッジから打ち出された巨岩がデインとクリミアの陣地に降り注いだ。

「馬鹿な…敵は…敵はこれほど妖術使いを抱えておるのか!?でなくしてはこの距離でこれほど攻撃できる説明がつかぬ!?」
クリミアの大名ジョフレは降り注ぐ矢弾の群れにうろたえ石垣の裏に身を隠した。
周囲は爆風と岩の破片が飛び散り武者が馬から転げ落ち足軽が矢に撃ち抜かれて崩れ落ちる。
驚きを隠せないジョフレにエリンシアは駆け寄ると彼の肩を掴んで揺さぶった。
「殿!しっかりなされませ!殿が動じては兵たちが浮き足だちまする!」
「あ、ああ…そうだった…」
彼は青い顔をしつつもどうにか平常心を取り戻し大声を出して兵を叱咤激励した。
「落ち着け者ども!敵はこの攻撃に紛れて上陸してくるぞ!」
その言葉にかろうじて踏みとどまったクリミア兵たちが見たものは戦鼓を鳴り響かせて押し寄せてくる無数のロルカの舟であった。
「陸だ!久々の陸だ!」
ギィが雄たけびを上げる。
うっぷんのたまったロルカ兵たちは凶暴なまでの戦意を解き放ち歓声をあげて舟から砂浜に飛び降りるとデインとクリミアの陣に迫った。
「今よ!敵はシューターに混乱しているわ!一気に突き崩して敵将の首をあげろ!」
先頭に立って賭けるリンは宝刀メリクルソードを抜き放ち一太刀で一人、二太刀で二人目の足軽を切り倒した。
押し寄せるロルカ兵にクリミア兵、デイン兵は石垣を頼りにこれを迎え撃った。
さして高い物ではないが彼らは柵や塀を活かしてかろうじて多数のロルカ兵の攻撃を持ちこたえている。
リンは軽く周囲に視線を巡らした。
まずはまっさきに敵の幹部を見分けて狙撃するのが遊牧民の戦法でありこの戦でもそれは変わらない。
戦士たちは優れた視力を武器に次々と敵の十人長や百人長と思しい者を狙撃している。
その中でもリンの視力は飛びぬけていた。

どこだ…どこにいる………あいつだ!
そいつが声を発するたびに兵たちの士気が上がっている…間違いないあの女が敵将!
「スー!」
その言葉一つで充分だった。数年来戦場を共にした側近は瞬時にリンの意思を察して弓をつがえた。
引き絞られた弓が兵たちを激励している女武者に向けられた………

「エリンシア!」
その言葉と甲高い金属音が響き渡るのは同時であった。
「な……殿…殿!?」
スーがエリンシアを狙って放った一矢…その風きり音に気がついたジョフレはとっさに飛び出し身を挺してエリンシアを庇ったのだ。
矢は兜に当たり兜の丸みで逸れていった。
だがその衝撃でジョフレはいささか強く兜の内側に頭を打ちつけ脳震盪を起こして落馬する。
エリンシアは瞬時にジョフレが致命傷ではない事を悟ると天魔を飛翔させて乱戦模様の兵たちの頭上を飛び越えて今の一矢を放った射手に迫った。
その手には名刀アミーテが握られている。
「我が殿に害成す者捨てておかれじ!」
スーが第二射を構えるより早く、風の如くエリンシアの切っ先はスーの喉下に迫る。

「させるかっ!」
それを阻んだのはリンのメリクルソードであった。
リンは目の前の敵将を睨み据える。
『我はクリミアが大名夫人エリンシア!我が地を侵すならば死を持って償っていただきます!』
緑髪の女武者は何か口走っていたが、リンがこの国にいたのは確か三歳かそこらの事。
この国の言葉などとっくに忘却の彼方だ。
「そっちから来てくれるとは好都合!父さんが残してくれたメリクスソードの錆びにしてやるわ!」
リンは裂帛の気合を込めてエリンシアに切りかかった。

『そっちから来てくれるとは好都合!父さんが残してくれたメリクスソードの錆びにしてやるわ!』
黒髪の女剣士が襲いかかってくる。
口走っている大陸の言葉はわからないがその戦意と闘士は瞳から見て取る事が出来た。
血に飢えて輝く青竜刀の打ち込みをしのぐと今度はエリンシアがアミーテを突き出す。
知る由もない。この異国の戦士が妹であるなどと知る由もなかった。
だが知っていたとしてもエリンシアはクリミアとその何万人もの民を戦火から守るためならば躊躇いなく斬ったであろう。
それは戦の無常というべきであろうか……
突き、薙ぎ、払う。
巧みな剣術を持って振るわれるアミーテは凄まじい切れ味を持ってリンを襲うが、
リンもまた野獣のごとき身体能力を持って跳ね、避け、突く。
アミーテとメリクルソードが幾度も火花を散らしそれは数十合に及んだ。
リンは目の前の敵が長い戦歴の中でも五指に入る強敵である事を悟らざるを得ない。
だがサカ人は集団で戦うもの。敵の侍とやらが一騎討ちを好むのは勝手だがこちらがそれに付き合う道理は無いのだ。
密かに距離を取っていたスーが弓をつがえる。
クリミア兵の首を捻じ切ったギィが後ろに回る。
…これで決まる!
確信を持ったリンが全身のバネを活かしてエリンシアに襲い掛かろうとするまさにその刹那であった。
血飛沫が上がり無数のロルカ兵たちが吹き飛ばされて砂浜に転がる。
「何事!?」
それは怪異な巨漢であった。
巨大な黒い龍に跨った武将が縦横に太刀を振るうたびそれを防がんとした青竜刀も槍も鎧も意味を成さず切り裂かれ戦士たちの首が飛ぶ。
「たわいなし数を頼む異人ども!その程度か!大陸を征服した精鋭とやらは烏合の衆に過ぎぬのか!」
高笑いするデインの将アシュナードはリンを一瞥するとその旗印に目をつけた。
「女。貴様が将か。ならばその首叩き切ってくれるわ!」
強大な闘気を撒き散らしてアシュナードが迫る。
あの太刀をまともに食らえば軽装備のリンなど一太刀で真っ二つにされてしまうだろう。
「冗談じゃないわ!」
リンは仰け反って辛うじて初太刀を避けた。
前髪が数本切られて宙を舞う。
エリンシアから目標をアシュナードに変えたスーが矢を放つがグルグラントの一振りで矢は粉々になって消え去った。
「…ぬ、加勢を!」
アシュナードの加勢に入ろうとしたエリンシアだが無用の心配だったであろう。
彼はリンとスー。他に十人ほどのロルカ兵を同時に相手どってまったく引けを取らない。
エリンシアは襲い掛かるギィの青竜刀をしのぎながら、改めて今の味方…そして数十年来の敵の強大さを思い知るのだった。

アシュナードの猛威に奮い立ったのかデイン兵たちは意気上がりロルカ兵たちに襲い掛かっていく。
「騎兵は紡錘陣形!敵を切り崩すよ!」
プラハ率いる一隊がロルカ軍の右翼を崩し始めるとブライスの率いる重装備の武者たちも前進して軽装備のロルカ兵たちを切り伏せ始めた。
すでにデイン軍はシューターの猛威から陣形を立て直している。
その戦いぶりはさすがに数十年もの戦乱で経験を積んだ精鋭たちであった。
砂浜は血に染まり両軍将兵の屍で埋まっていく。
デインは飛龍武者を飛ばして勝負を決めようと図るがロルカの射手たちが次々と矢を放ち、
武者たちは鎧の間接部を射ち抜かれて龍から転げ落ちる。
戦意と闘志がぶつかりあい、まるで噛み裂きあうかのごとく兵士たちは死戦、死闘を繰り広げた……
やがて夜の帳が下り、戦い疲れた両軍は兵を引いた。
デイン、クリミア両軍は陣を固め直しロルカ軍は船へと引き上げ湾の入り口まで後退した。
アシュナードらのあまりの豪勇に引く形となったがデイン、クリミアの犠牲も決して少ないとは言えない。
緒戦は痛みわけに近い形で終わった。
リンはアシュナードに討ちかかった同胞たちの死によって辛うじて九死に一生をえて旗船へと戻る事ができた。
船縁にへたりこんだリンは悔しさに声を震わせて夜の海を睨みつけた。
緑髪の敵将も龍に乗った敵将も…どちらも射ちとれなかったのは戦士の矜持に深い傷をつけていた。
「次は…次は必ず首を…首を獲ってみせる!」

一方彼女の姉は…エリンシアは陣屋で深い溜息をついていた。
周囲には負傷兵たちが幾人もうめき声を上げており、エリンシアは治療の符術を使って手当てにあたっていた。
中には手の施しようもなく息を引き取る者も少なからずいる。
「よく…よく戦いました。そなたらは武士の鑑です」
死に逝く者にしてやれる事は最後の言葉とその者たちの家族を重く遇する事である。
エリンシアが額に汗をしてる頃、意識を取り戻していたジョフレは満身創痍のクリミア勢を目の当たりにして深々と溜息をつくほかなかった。
「諸戦はかろうじてしのいだが…まだまだ敵の兵力は膨大だ…二陣、三陣ときたらいつまでも持ちこたえられんぞ…」


彼の不安を照らすかのように蒼月は天にありて夜の闇を照らしていた―――――


次回

侍エムブレム戦国伝 死闘編 

〜 ミカヤの章 神風 〜
185助けて!名無しさん!:2011/08/29(月) 11:59:33.09 ID:BRfYpd83
>>170-177
皆がノリノリだなwてかシグルドとアルヴィスの格好はどうにかならんのかww
GJ!

>>179-184
アシュナードが例によってチート過ぎるwww敵だと恐ろしいが、味方だと本当頼もしいなwww
次はミカヤか…前回はアイクとすれ違ってしまったが、次こそはちゃんと会えると信じたい…GJ!
186助けて!名無しさん!:2011/08/29(月) 20:19:08.93 ID:MyOTq5pc
エルフィンはファとフラグ立ててたがロリコン王子扱いはされないよね。
人徳の差か?
と言うかクレインには自分から正体明かしたのにセシリアにはしつこくまとわりつかれるまで正体明かさなかった辺り信用してなかったんだろうか?
187助けて!名無しさん!:2011/08/30(火) 15:38:46.56 ID:rUKa8uZT
ネールの系譜を見たけどカオスすぎるw
ガチホモなレックスにティルテュのやらないか発言や斧を振り回して戦うアーサーに笑ったw
188助けて!名無しさん!:2011/08/30(火) 17:18:53.40 ID:U+Dd00cI
スレが妙に静かだったり、そうかと思えば突然の(スレチな)混沌的レス…ユンヌの仕業か?
189助けて!名無しさん!:2011/08/30(火) 17:54:09.96 ID:zIdQpEME
>188
言いたいことがあっても流れが違いすぎて言えない人もいるだろう
そんな人たちが空気読んで静かな時に雑談のネタを投下してくれてるんだよ、たぶん

まぁそのうちまた一日でネタが何個も投下されたりするよ
だってここは、兄弟家スレだからな

昔クリスマスイブから26日にかけて一気に10種類以上ネタが来た時はまじでここの作者はリアルで知り合いじゃないかとさえ思ったなw
190助けて!名無しさん!:2011/08/31(水) 00:23:57.73 ID:V+E0akzc
空気を読まずに駄文を投稿してみる
いつもの通り、師匠と仰ぐエフラムとの訓練に来たアメリアは、その大きな瞳をぱちくりと開いていた。
フランツ「エフラム先輩に良くお世話になってる、ソシアルナイトのフランツって言います。兄弟弟子どうし頑張ろう」
ウェンディ「オスティア重騎士団でアーマーナイトをしているウェンディと言います。今回は訓練をご一緒させて頂きありがとうございます」
緑の鎧を付け、馬に乗った金髪の少年と、いかにも重そうな鎧をまとった紫色の髪の少女がいたからである。
アメリア「は、はい、宜しくお願いします。あの、師匠?この人達は?」
エフラム「聞いてのとおり今回の特訓を手伝ってくれる協力者だ。と言っても特訓を付けるというより一緒に特訓するという形になるがな。
では早速基本的な型の反復から行くか。その後は俺とウェンディ、アメリアとフランツで、その次は相手を変えてアメリアとウェンディ、俺とフランツで実戦訓練だ」
ア、フ、ウェ「「「はい!」」」
191助けて!名無しさん!:2011/08/31(水) 01:58:15.46 ID:ipIo/LE9
フランツとウェンディか、このスレだと珍しいな

ウェンディがリリーナに偏った男性観を教え込まれて迷惑したえりするんだろうか……

リリーナ「だからね、やっぱり男の子は肉がついてないとね!」
ウェンディ「肉、ですか?」
リリーナ「そう!私は筋肉でも贅肉でもいけるけど、初心者のウェンディはまず筋肉から始めた方が無難ね」
ウェンディ「そ、そうなんですか……」
     (……初心者って何?)
リリーナ「うちの使用人で気になってる人とかいないの?
     みんな鍛え上げられてるからそこらのシビリアンには負けないわよ!」
ウェンディ「い、今はまだ……
      未熟な自分を鍛えることだけで精いっぱいですから」
リリーナ「残念ねぇ。エリンシアさん以外にも同年代の同士が欲しかったんだけど……
     ……でもねウェンディ」
ウェンディ「はい?」
リリーナ「なにかあったら相談してね。
     これでも一応、雇い主兼、親友なんだから」
ウェンディ「……はい!
      その時はよろしくお願いします」


リリーナ「でもウェンディも結構良い身体してるわよね……ジュルリ」
ウェンディ「!?」

その後、カーペットの上で揉み合う二人をたまたま遊びに来ていた兄弟家末っ子が見てしまい誤解が生まれるのだが……
それはまた、別の話
      
192190:2011/08/31(水) 08:59:58.85 ID:V+E0akzc
スレが静かだったから本文長すぎとか睡魔とかに負けたんだすまない
続き行きます。
土煙を上げながら突進してきた馬が僅かに速度を緩め、その上から少年のたんぽ槍が突き下ろされる。
胸甲に一撃をくらったアメリアがその衝撃と言うよりも、甲冑をつけた人間が馬ごと突っ込んでくるという現象に圧された様に背後へと弾かれる。
エフラム「何をしている。逃げ腰になっては勝てる物も勝てないと言ったはずだぞ!俺の教えた事を思い出せ!」
アメリア「は、はい!」
今度はしっかりと構え、フランツの乗馬の鼻先へ槍の先端を向けるアメリアを見て、心の中で頷く。騎馬兵の最大の長所はその機動力である。特に物理系に関しては先ずは飛び込みにくい状況を作るべきだ。
ふと視線を感じ、対峙する二人から視線を外さないまま自らの下で兜を外して荒い呼吸をつづけていた少女へ声をかける。
193190:2011/08/31(水) 09:02:07.39 ID:V+E0akzc
エフラム「何か言いたい事が有るのか?」
ウェンディ「あ、いえ、その……私もまだまだ未熟な人間ですから。アメリアさんやエフラムさんの手助けになるのかな。と」
その声が多少の不安に揺れるのを感じ、エフラムが口を開く。
エフラム「そんな事は無い、いつも俺とやってばかりでは、どうしても慣れや伸び悩みが出てしまうからな。君達と戦うのはいい訓練になる。
それよりもロイから聞いていた話よりかなり力強かったが。何か特別な鍛錬をしているのか?」
ウェンディ「……これでもオスティア重騎士団の一員ですので…」
エフラム「そうか…君の鎧の下を一度見てみたいな」(筋肉の付き方的な意味で)
ウェンディ「え?」
そんな会話を行っている間に、対峙する二人に再び動きが起こった、
様子を窺うようにアメリアの前で左右への移動を繰り返していたフランツが、再度右へと移動すると見せかけ、馬を竿だたせて方向を変えると、前足を下ろす勢いそのままにアメリアに突進させたのである。
194190:2011/08/31(水) 09:09:18.52 ID:V+E0akzc
アメリア(来る…)
アメリアはエフラムの教えを思い出していた。
エフラム『騎馬兵は脚が速く突進力が高い、だが弱点もある。馬に乗っている以上、歩兵の俺達に対し下段の攻撃はしにくい。つまり頭や胸への攻撃に集中できる。さらに手綱を掴まなくてはならない以上片手は塞がり攻撃範囲は狭まる』
アメリア(だから、私がやるべき行動は)
突進の勢いから突きだされた槍が空を切る。思惑を外されたフランツの視界に、対戦相手の少女が自身の左側に転がり出る姿が映り、
転げながら下方から突きだされた槍を乗馬の背に持たれる様に身を沈めてかわし、乗馬の足を速め再度距離を取る。
アメリア(惜しい…)
フランツ(危なかった。もう少し反応が遅れてたら直撃だった、けど…)
じっとりと汗のにじむ左手で手綱を握りしめると、先程と同じくアメリアへと突っ込む、直前まで迫ったその姿にアメリアもまた先程と同じく右側、フランツにとって左側へ転がり出る。
が、そこからが先程と違った、フランツは敢えて身を沈めず、手綱から左手を離し、脇腹を狙うアメリアの槍を左手で抜き放った木剣で受け止めると、脚で乗馬を操り、
攻撃が弾かれた事で体制が崩れ動揺するアメリアの背後に回り込み、その頭にたんぽ槍を押し当てる。
195190:2011/08/31(水) 09:11:40.59 ID:V+E0akzc
エフラム「そこまで!この勝負フランツの勝ちだ。双方礼!」
ア、フ「「ありがとうございました」」
エフラム「よし、では五分休憩の後、ウェンディとアメリアの模擬戦を始める、リフぐすりは今の内に使っておけ」
フ、ア、ウェ「「「はい!」」」

アメリア「あ〜、負けちゃった。でもすごいねフランツ!両手離したまま馬に乗れるなんて」
フランツ「速度を落としてたから出来る事だよ。それにもう少しで僕が負ける所だったし」
アメリア「えーそんなこと無いよ。私だったら怖くて出来ないもん。馬に乗るのって難しそうだし」
フランツ「じゃ、これ終わったら乗ってみる?僕が横で見てるから」
アメリア「え?良いの!」
休憩に入り言葉を交わすフランツとアメリアを眺めるエフラムの目が、存外優しいものになっている事に驚くウェンディに気付かず、エフラムが声を張り上げる。
エフラム「よし、休憩終わりだ。ウェンディ、アメリア。準備しろ」
196190:2011/08/31(水) 09:17:33.61 ID:V+E0akzc
突き込みが肩の甲で弾かれる。滑ろうとする槍先を引き戻し、何とか体制を立て直した所に、風を巻いて槍が振り出される。その一撃を手の中で槍を回転させ自身の横に立てかける様にして受け止める。
ウェンディ「はああああ!」
アメリア「え!?」
本来なら二人の力はそう大差は無いため止め切れるはずであったが。
ウェンディはリリーナのしゅ……意向による高タンパク低脂肪の食事やトレーニングメニューを日課とし、かなりの筋力強化を果たしていた。
まるで薙ぎ払われる草の様にアメリアの体が弾かれる。続いて叩きこまれた槍から転がり逃げながら距離を開け追撃を防ぐ。
エフラム「ふむ、かなりパワーの差が有るな良く鍛えてある」
フランツ「それは良いんですが先輩」
エフラム「なんだ?」
フランツ「いつもと違う相手と訓練するのが有効と言うのは解りますが、何故僕達を誘ったんですか?先輩ならもっと腕に自信のあるお知り合いもいるものだと……」
エフラム「それか、あまりにも実力の離れた相手とやっても効果は薄いだろう?同程度か少し上かの相手とやらせるのが一番いい」
197190:2011/08/31(水) 09:20:16.96 ID:V+E0akzc
見るとウェンディから距離を取ったアメリアが、左右へと素早く動きながら、軽い攻撃を放っていく。
エフラム『守備の堅く力の強いアーマーナイト相手でも勝てないという事は無い。先ず鎧が皮膚ではない以上、隙間なく体を覆う事は不可能だ。
動きが鈍く追撃もたやすい。確実に相手の攻撃を外し、鎧の隙間に槍先を刺しこめば倒すことも可能だ』
鎧の隙間を狙うにしても、防御に徹せられては攻撃は難い、焦って鎧の上からでも衝撃を伝える様な攻撃をすれば引くのが遅くなり強烈な一撃を喰らいかねない。
腰の入らない攻撃で相手をいらだたせ攻撃を誘い、槍をかいくぐった所を鎧の隙間に突き込みを入れれば勝てる。それがアメリアの目算であった。
フランツ「もう一つあります。それなら同じ見習のロスやユアンでも良いはずです。ソシアルナイトの僕やアーマーナイトのウェンディを呼んだのにも理由が有るんでしょう?」
エフラム「ああ、お前達二人の職はアメリアがなる可能性のあるものだ、今はまだどちらに進むかは決めかねている。
だからこそ今手合わせさせておきたかったんだ。
実際にやってみて思う事もあるしな」
198190:2011/08/31(水) 09:22:28.14 ID:V+E0akzc
フランツ「でもなまじ決めかねてる時期に両方と戦わせたら、余計迷わせる事になる可能性もありませんか?」
エフラム「それならそれでいい、迷って悩んでこそ解る事もあるだろう。それに今回の事でハッキリと道を決められる可能性もあるからな」
はー。と声を上げるフランツが再びアメリアとウェンディに視線を戻すと、捩じり込まれるような突きをアメリアが掻い潜り、
穂先側へ持ち手をずらし短く握り込んだ槍を、腕を動かすために空いている腋の隙間へ放とうとしていた。
ガシィッ!
と、その腕を、槍に添えていただけだったウェンディの左手が掴む。
そしてそのまま槍を掴む右手を引きずり込みホールドすると、短く持ち直したたんぽ槍を首筋に当てた。
エフラム「そこまで!この勝負ウェンディの勝ちだ!さて、最後は俺達だ、上達を見てやろう」
フランツ「はい!宜しくお願いします!」
199190:2011/08/31(水) 09:24:48.21 ID:V+E0akzc
エフラム対フランツの勝負は、何度か打ちあう事は出来た物の、最後はエフラムの槍にフランツの武器が弾かれ首筋に槍を突き付けられ決着と相成った。
アメリア「あー、また負けちゃった。やっぱり私もまだまだなのかな〜」
鎧を外したウェンディに補助されて柔軟をしながらアメリアがため息をつく。
アメリア「それにしてもウェンディ力強いね。あんな重そうな鎧着たまま動けるし、やっぱり凄いトレーニングしてるの?」
ウェンディ「ええ。オスティア重騎士団の一員として恥じる事のないように普段からみっちり」
アメリア「やっぱりそうなんだ。でもさ、女の子のアーマーナイトって珍しいよね。何か目指した理由って有るの?」
ウェンディ「兄上に憧れて…かな。私が小さいころから兄上はオスティアのアーマーナイトとして勤めていて、
いつもオスティア家の為に危険を引き受けて、自分が怪我して帰ってきたも私に心配かけない様振舞っていた兄上。
私もあんな風に誰かを守れる人になりたかった。今でもまだまだ未熟で、上手くいかない事も多いけど、自分で選んだ事だから私は最後までやりたいの。
兄上やオスティア重騎士団の皆の力になれる様に」
200190:2011/08/31(水) 10:04:18.58 ID:V+E0akzc
アメリア「憧れ…かぁ……」
アメリアは筋を解しながら思いをはせる。自分が強くなることを望んだのも憧れからだった。
母が賊に襲われ連れて行かれそうになった時、自分は何も出来なかった。唯震えるだけだった、そこに現れて、
まるで自分の手足の一部の様に剣や槍や斧を振るって自分達を救ってくれたデュッセル様の姿に憧れ、自分は強くなる事を望んだのだった。
エフラム「………」
フランツ「あのー先輩女の子の方を見るのは良いんですけどちょっと僕の体折れ曲がりそうアイダダダダダダ」
エフラム「あ、ああ。すまん」
フランツ「もう、勘弁して下さいよ」
フランツ(でも、何となく僕達が呼ばれた理由が分かったかな)
先程自分の柔軟の補助をしながらアメリアに向けていた視線を思い出す。それは世間が彼に対して抱いている幼女ハァハァとかそういった類の物では無く。
フランツ(兄なんだよなあ。この人……)
つまるところアメリアと歳近い修行仲間になればとお呼びがかかった訳である。
やっぱりどこか妹に甘さを捨てきれない我が先輩に対し、少年は見えない様に密かに笑いをこぼした
201190:2011/08/31(水) 10:07:38.15 ID:V+E0akzc
おまけ
ロス「はっ!」キュピーン
ユアン「ん?」チュピーン
ロ、ユ(何かフラグで半歩前に行かれた気がする)
おまけ2
デュッセル「……」ソワソワ
ヴァルター「どうしたのだ?あいつは?」ひそひそ
ケセルダ「あいつが昔助けた未亡人の娘があのロリコン槍使いに修行つけられててな。最近そこに新しい男が加わって心配なんだとよ」ひそひそ
アーヴ「なんじゃなんじゃまるで親父みたいじゃのう」ひそひそ
ヴァルター「実際に親子になるつもり?ではないか?」ひそひそ
ケセルダ「実は未亡人狙いってか」ひそひそ
グレン「お前ら、デュッセルさんとセライナに怒られる前に話し止めて仕事しろ」
ヴァ、ケ、ア「「「はーい」」」
202190:2011/08/31(水) 10:10:36.61 ID:V+E0akzc
以上です。
普段出てない奴を出したかったんだが、キャラ違うとか描写おかしいとか有れば実力不足です。ごめんなさい。
あと本文長すぎとかでだらだら長くなってすみません。
又長いのを書く機会があったら代理投下を頼んでみます。
203助けて!名無しさん!:2011/08/31(水) 17:17:52.58 ID:m7B5L+5E
リリーナ様wwwwww
ウェンディも苦労性だな………
204助けて!名無しさん!:2011/08/31(水) 21:17:27.60 ID:Jvqr7R5Q
ウェンディも大変だなぁ…w
夏休み最後の相談相手は彼らで

オスティア重騎士Wさんの悩み…私の主君のRさんの件ですが贅肉に凄い夢中です。その趣味をなんとかした方が良いでしょうか?

兄弟家S君の悩み…また来ちゃった。大好きなS兄さんとH兄さんとYにケーキを作りたいけどどんな形が良いかな?ハートか四角形、三角形が候補だけど…

シレジア社のKさんの悩み…最近上司の困ってる姿を見てると更に困らせたくなるのは社員の中でも私だけでしょうか?

兄弟家のL君の悩み…誰でも良い…。N達を綺麗にしてよ!

クリミアコーポレーションのMさんの悩み…兄が全く仕事をせず借金まで押しつけられました。もう支援を断ち切るべきでしょうか?

竜王家のY君の悩み…運動会の二人三脚で親友のSと組むことになった。誰でも良いから僕かSと代わってほしい。このままでは殺される!

漆黒さんの悩み…緑風(笑)が私の乙女にまとわりついて困っている。滅殺法を求める

アーチャーRさんの悩み…最近複数の男性と話し込みますが急にどうしたんだろう?騙されてるわけじゃないと思うけど

ユングヴィ家のF君の悩み…最近妹のPがロリコンを好いている。人の恋愛にどうこう言うタイプじゃないけどこのままじゃ色々とマズい気がするんだ。俺にどうすればいいか教えてもらえれば助かるよ

早くてごめんよ。ファバルとパティはユングヴィ家で良いのかな?
205助けて!名無しさん!:2011/08/31(水) 23:55:14.31 ID:YGkcPpw6
>>204
Wさんへ
オスティア密偵A…あっしもお嬢をまともにしようといろいろやってみたんだ…そうして出た結論はこれだ。変態は不治の病。どうにもならねぇ。もう好きにさせてあげる事にしたぜ。
         なんのかんの言っても贅肉にハァハァしてる時のお嬢は楽しそうだからな。

S君へ
オスティア家R…四角形がいいと思うわっ!それとねそれとね。クリームや砂糖をたーっぷり使うといいと思うの。H兄様は甘い物が大好きなのよ♪
        うへへへ…これでもっとメタボに…あっと今のは気にしないでね♪

Kさんへ
自由騎士F…弄られ属性の奴を弄りたくなる気持ちはわかるがほどほどにしといてやれよ?

L君へ
教師W…馬鹿もん!他人に綺麗になれと言えるほどお主は綺麗なのか?
    むしろ大変態で穢れきっとるではないか!
    その腐った根性叩き直してくれるわ!フハハハハハハハハ!

Mさんへ
商人M…家族や兄弟といえども金は他人ですぞ。こういう事はデリケートな問題だけにけじめはきっちりつけなくてはいけません。
    まず、家族だからといっても自分がしたわけではない借金の返済の義務はないという事が一つ。保証人になったりはしてませんね?
    そもそも支援をするのが間違いの元です。人間身内には甘くなりがちなものですがそれは自立心を削ぎかえって本人のためにならないのですぞ。

Y君へ
いい男B…うほっもう早いとこSと恋人成立して他の連中を諦めさせるしなかいんじゃないか?

漆黒さんへ
影の薄い美少女J…あなたのエタルド月光で赤子の手を捻るごとく滅殺できるんじゃないですか?
         教えてあげましたのでギブアンドテイク。兄第家のKINSIN女Sの滅殺法を教えてください。

Rさんへ
ユングウィ家E…ほほほほほほほほ。女の子は殿方の四、五人も手玉に取るくらいで一人前。もっと頑張れば第二の魔性の女になれるわよ?

F君へ
流星軒R…オイコラ…誰がロリコンよ誰が!S様はクールで素敵でバルムンクも使える最高の剣士よ!…ったく…
     けれどPがS様にまとわりついて困るのは私も一緒。アンタも協力して他の候補とくっつけりゃいいでしょ。
     アンタの従兄弟のRがいるじゃない。私も協力するからさ。そして私もS様ゲットォ♪
206助けて!名無しさん!:2011/09/01(木) 00:15:32.42 ID:BTsTcK1T
リリーナはロイがなかなか振り向いてくれないからという背景があってだな……
少しスレを遡れば微笑ましい話がちらほら出てくるんだなこれが

たしかヘクトル×ビラクネタ祭りのときにこの設定になったんだよな
どうしてこうなった
207助けて!名無しさん!:2011/09/01(木) 00:21:55.57 ID:H7xYiFyb
はっちゃけたキャラ付けのほうが出番も増えるしネタにもなるからね
個人的には素直でいい子で普通の子よりもかっとんだバイタリティでヘクトルやロイを振り回していてほしいw
208助けて!名無しさん!:2011/09/01(木) 00:44:52.50 ID:jQUgMnWt
そのなかなか振り向いてくれない背景というのもスレ公式ではないからねえ
今多く使われる設定で書いてるネタ職人さんはその背景を設定として採用してないんじゃない?

むしろロイがヘクトルに黒いとかその辺のネタを見てるとロイ→リリーナの印象の方が強い
209助けて!名無しさん!:2011/09/01(木) 01:23:29.84 ID:BTsTcK1T
今のリリーナも面白いから嫌いじゃない
でも昔のやきもきしてたリリーナも好きだったと言いたかっただけなんだ
別に公式ぶるつもりはなかったんだが、気分を害していたらすまん

一応公式では両想いのはずなんだけどなぁ……兄弟家は本当に恋愛関係弱いなwww
210助けて!名無しさん!:2011/09/01(木) 01:28:42.35 ID:jQUgMnWt
あれそうだったか?
公式でも支援つけない事できるけどな
それに最終的には他の相手とゴールインする場合もあるしな
リリーナゴンザレスの支援とかホロリときて好きだ
211助けて!名無しさん!:2011/09/01(木) 01:44:27.65 ID:BTsTcK1T
>>210
単純に支援発生までのターンがロイの嫁候補、リリーナの他の支援候補の中で最短ってだけ
公式ってのは勝手に思ってただけだ、たびたびすまん

ゴンザレスの支援会話は全部好きだがリリーナとのは特にいいよな
このスレのゴンザレスはそれなりに平和に暮らせてそうでよかったよかった
212助けて!名無しさん!:2011/09/01(木) 07:23:40.68 ID:f8HQLQ/b
まぁ隣接して1ターンで支援成立ってどう考えたってメインヒロインだわな
213助けて!名無しさん!:2011/09/01(木) 07:53:22.16 ID:P2q/N0+E
Aさんへ…もう引き返せないのですね…

S君へ…僕が代わりに答えるよ。Hには糖分控えめのケーキを。S兄さんは疲れてるだろうし糖分が多めのもので良いと思う。形は君次第。Yには自分が作りたいようにね。ハート型はいろんな意味で止めた方が良いよ

Fさんへ…中でも特にS様とか弄りたくなるのよね〜♪

Wさんへ…品行方正な綺麗な真人間です!だから来な…アッー!コノヒトデナシー!!

Mさんへ…今回は保証人にはなってません。いつまでも甘やかすのは良くないし支援を止めようと思います

Bさんへ…もう新世界へ羽ばたく以外の方法は無いのか!?

Jさんへ…緑風(笑)は何回やってもすぐに蘇るのだ。ちなみに私からも言っておくがSさんの滅殺は止めた方が良い。A君の恨みを買うぞ。2人がいるのを見かけたらS殿に教えるのが一番良いだろう。

Eさんへ…私そんな風になりたくないです…

Rさんへ…アイツの顔をよく見ろ!どっからどう見ても鼻の下伸ばしてるじゃねーかよ!
悪いことは言わねぇ。アイツだけは辞めとけ。ドズル兄弟のがまだマシだ。ムカつくだろうけどお前のためにも言ってんだ。このままじゃ妹の将来が心配だよ。全く…
214助けて!名無しさん!:2011/09/01(木) 09:33:52.27 ID:SGnlkvfJ
>>211
このスレのゴンちゃんは昔は望まぬ山賊だったが、今は土方系の職場で働いているイメージ
リリーナとエリンシアの存在により職場いじめや不当な上司の圧力もあまりなく、無事に真面目に働けている
…少なくとも誰も好き好んで最大火力のフォルブレイズや無限慈悲アミーテコンボは喰らいたくないしな!


しかしシャナンェ…まぁアイラが一番こう思っているだろうが、1〜5章の優しい少年から一体どうしてこうなった!(AA略
215助けて!名無しさん!:2011/09/01(木) 13:58:05.38 ID:duo3T4Jx
ロリに嵌まったのが原因でご覧の有様だよ
216助けて!名無しさん!:2011/09/01(木) 15:10:30.15 ID:TEN/7D2o
サラ「でもロリコンにはさらに上がいるからね、一流は自分で何もしなくても幼女が寄ってくるから」
エフラム「……そういうのにも階級があるとは知らなかったな」
サラ「何言ってるの?朝起きて布団を捲ると幼女が寝てたり、部屋にいると押入れから
    幼女が出てきたりとか、おはようからおやすみまで幼女に見守られる生活を送ってるくせに……」
エフラム「それは大半……というか全部お前が原因だろ」
217助けて!名無しさん!:2011/09/01(木) 16:00:01.41 ID:HNwFrKok
シャナン「わ、私は決して決してロリコンではない!好きになった子がたまたま少女だっただけだ!」

…シャナン&オイフェは聖戦子世代に同世代の女性がいないからなあ…
アルテナだったらロリではなくせいぜい年の差カップルくらいで済んだのだがアルテナは無理だし
218助けて!名無しさん!:2011/09/01(木) 17:28:41.94 ID:duo3T4Jx
>>216
流石一流のロリコンは格が違った
219助けて!名無しさん!:2011/09/01(木) 20:34:23.93 ID:p0AM+yID
オイフェはロリコンってイメージがないのにシャナンだとそんなイメージがする、不思議!
…全てはエフラムの政党の所為か…w

おや、何処からともなく緑色の閃光g(ry
220助けて!名無しさん!:2011/09/01(木) 20:42:20.59 ID:/Bkl6DWI
ロリコンの流れをぶった切る形でママチャリの系譜>>171-177の続きを投下します。

なお、このネタでもシャナンはロリコンにするつもりですが、
この設定を自転車レースにどう活かそうか……
221ママチャリの系譜 第1章:2011/09/01(木) 20:43:41.77 ID:/Bkl6DWI
フュンフ 「さて、前回は勇者の泉ウォーターバンクでの攻防戦だったが、
      最下位に落ちたトラバントがルール無用のラフプレー(ロングアーチ)で先頭集団を攻撃!
      先頭3チームが水没の危機に瀕するが、オイフェチームは自力で立て直し、
      辛くも首位をキープしたものの、シグルド、エルトシャン両チームは
      最下位グループに転落。当のトラバントは5位に浮上し、一行は大地のサーキット、
      ナーガヒル山岳コースへと足を踏み入れるっ! それでは、レディ・ゴーッ!!」

26

ノイン  「現在首位をひた走るのは、緑山歌劇団長オイフェ選手&特攻団員ディムナ選手!
      2位につけるのは鋼鉄の姉妹ダブル・エルダー、トップとの差は約4秒にまで縮まっております!
      少し離れて3番手に乙女デスサイズのピンクを担当する死神乙女エスリン選手、
      4位の白銀の豊穣神ナンナ選手が既に山岳ラリーコースを登坂中であります!」
エルフ  「ちなみに5位から最下位は殆ど集団ですわ」
ノイン  「このナーガヒル山岳ラリーコースは、
      グランベル総合運動公園特設サーキットの中でも最難関ポイントの1つと言っても良いでしょう。
      標高8844.43mの剣が峰がドライバーの気力と体力を奪う!」
エルフ  「どこまで登るんでしょうね?」
セーラ  「いや、登り過ぎでしょ、ソレ」
ドロシー 「そんな高い山、紋章町には存在しませんよ」
ノイン  「まずは折り返し地点となるナーガ神像給水ポイントまでの登りコース!
      最高勾配37度を誇る心臓破りの坂! グラン歴650年代当時の37度は現在の370度!」
セーラ  「そんな訳ないでしょっ!!」
エルフ  「グランベル王国が成立して間もない頃ですわ」
ノイン  「誰が呼んだか知らないが、言われてみれば確かに山道! この山岳では、コースは自由。
      始点、中間、終点の3チェックポイントさえ通ればOK、異次元だったらそれでNG」
エルフ  「ワープ、レスキュー、リワープは禁止されてますからね」

ナンナ  「お姉様、本当にやるんですか!?」
ラケシス 「当然よっ!! 何のためにわざわざ遠回りのルートを選んだと思ってるの?」
アルテナ 「この道で合ってるの?」
マナ   「は、はい、多分…でも、登って行けばちゃんと目的地に着くと思います!」
ノイン  「さあ、文字通り序盤の山場! 全てのマシンマン達が超難関の山岳コースに突入していきました!」
エルフ  「アルテナ選手とナンナ選手はそれぞれ違うルートを選択していますね。
      他の7チームは我々が普段使うルートを登っていますわ」
キュアン 「…こうなった以上、トップとの差を詰めるしかないな」
エルト  「ああ、このマシンの力、とくと見せてやろう」

      アレ
   シ    フ      アリ
エル────────────→
ギュイーーーーーーン!!

ノイン  「おおっと! 登りに足がかかった所で、エルト機STEガンマ、最下位からスーパーダッシュ!
      先程の鬱憤を晴らすかのような急進! まさしく鬱憤ハラスメントっ!!
      前4台の選手達がブロックする間もなく、抜かれて行くっ!!」
アリオーン「何だとっ!」
トラバント「おのれ…しぶとい奴だ」
セーラ  「よし来た、よし来た!」
ノイン  「更には暫定3位の存在自体がセクシャルハラスメント気味の童顔な人妻をも抜きにかかるっ!!」
エスリン 「どういう意味よっ!?」
キュアン 「人の妻を悪く言うなっ!!」
ノイン  「ここに来て、水を得た魚の如き登坂力を見せる黒き獅子王STEガンマ!!
      ピンクと白の処刑人、乙女デスサイズをオーバーテイクっ!!」
ディアドラ「抜かれてしまいましたね…」
エスリン 「あの2人やっぱ速いわ。私達はマイペースで行きましょう」
エルフ  「両輪駆動の実力、この山道でやはり一気に開花しましたわね」
ノイン  「2WDの本領発揮! 山岳コースに照準を合わせたカリカリチューニングだ、
      密林大帝とヴァンパイア伯爵のコンビを暫定3位に押し上げるっ!!
      そして、目の前には暫定1位の深緑のスケルツォ、緑山歌劇団号が見えているっ!!」
222ママチャリの系譜 第1章:2011/09/01(木) 20:44:56.72 ID:/Bkl6DWI
27

ラケシス 「(電話中)AKJ特殊工作部隊に告ぐ、『岩石の母』始動!!」
ナンナ  (皆さん、ごめんなさい…)

シグルド 「エルト! まだ勝負は終わってないぞ!」
アレス  「兄さん! 俺達を忘れてもらったら困る!」
フィン  「キュアン様! リーフ様!」
トラバント「アリオーン! こいつらを逃がすな!!」
アリオーン「わかってます!」
ノイン  「さあさあ面白くなってきたぞっ! 最後尾集団がエルトシャン選手もかくやという追い上げで、
      一気に坂を駆け上がるっ! 前方の乙女デスサイズを飲み込まんとする勢いだっ!!」
ゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロ
ディムナ 「えっ? ちょっと待ってよ。冗談でしょ?」
キュアン 「いや、冗談ではない。退避だ!」
エルト  「一体誰がこんな事を…いや、とにかく逃げるぞ!」
オイフェ 「皆さん、こっちです!」
ノイン  「あああーーっ!! 落石、落石だぁっ!!
      マレハウトもビックリの落石トラップがトップ2チームに襲いかかるっ!!」
グローメル「ぬぅ、あれは『岩石の母』ではないか!? この私以外にも使い手がいたとはっ!!」

■■ ■■ ■エル・キュ・オ・ディ■■■ ■■ ■    ■=障害物
         /岩\
    ←──  | ^o^ |   ゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロ
         \_/
■■  ■  ■ ■  ■■■  ■■  ■

ディムナ 「はぁ、はぁ…助かった」
オイフェ 「ギリギリセーフでしたね…」
キュアン 「すまない、オイフェ。礼を言う」
ノイン  「トップ集団、オイフェ選手の機転で辛くもトラップを回避!
      しかし、落石は次なる集団に襲いかかるぞっ!!」
ゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロ
アリオーン「父上!!」
トラバント「違う! これはワシではないっ!!」
シグルド 「アルヴィス! お前の魔法でどうにかしてくれ!」
アルヴィス「フン、言われなくても!」つファイアー
シャルロー「僕も及ばずながらお手伝いします!」つファイアー
ドゴオォォォォォォン!! ……ゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロ
シグルド 「ビクともしてないっ!! つーか、何でファイアーなんだ!!」
アルヴィス「仕方ないだろう。神器は禁止だし、殺したら失格だし、これしか持って来てないのだ」
リーフ  「そんな事言ってないで、早く逃げないと!」
アレス  「その必要はない!!(ガシッ!!)」
リーフ  「へっ?」
アレス  「秘技、リーフシールド!!(ブゥン!!)」
リーフ  「アーーッ!! コノヒトデナシー!!」
フィン  「リーフ様っ!?」
ドゴオォォォォォォン!! ガラガラガラガラ
ノイン  「リーフシールドヲ ソウビ シマス。アレス選手! 大岩に向かってリーフ選手を投擲!!
      ブラザーアーチにも似た、命を顧みない大技で岩石の母をノックアウトぉっ!!
      しかし、同時にリーフ選手もノックアウトだぁっ!! 裸マントの男、恐るべしっ!!」
エルフ  「シールドと言うよりランチャーですわね」
セーラ  「あんなの持ち出してくると、もう自転車レースじゃないわ」
ドロシー 「武器の持ち込みがOKの時点でまともなレースにならない事は予想してましたけど」
サラ   「リーフランチャー…クスクス、面白いおしおき方法ね。何とか実用化出来ないかしら?」
シグルド 「弟をあまり過激な事に使わないでくれ……」
223ママチャリの系譜 第1章:2011/09/01(木) 20:46:23.21 ID:/Bkl6DWI
28

ラケシス 「オーッホッホッホッホッ!! これでエルト兄様も少しは反省してくれたかしら?」
ナンナ  「ううう、エルトお兄様、リーフ様、アレス…ごめんなさい」
ノイン  「悪辣っ!! 何とも悪辣だぞ、AKJ会長ラケシス選手っ!!
      トラバント選手に勝るとも劣らない秘策を用いて、物凄い勢いでレースをかき回しているっ!!」
ナンナ  「ああ……物凄い罪悪感…」
ノイン  「さあ、トップは間もなく折り返し地点、ナーガ神像が見えて参ります。
      この近くにナーガ沢と呼ばれる綺麗な川がありますが、
      これは地元を良く知る若者達のオアシス、かく言う私達も毎年1度ならず訪れる訳ですが」
エルフ  「その若者達によって、よく清掃がなされてまして、未だに綺麗な流れを保ってますわね」
セーラ  「へぇ、そんな場所があるなんて知らなかったわ」
ドロシー 「セーラさん、今度一緒に行ってみますか?」
ノイン  「給水ポイントにもなっております、ナーガ神像。水は飲んでも飲まれるな、
      飲むと思うな思えば負けよ、どうせ負けなら飲まなきゃソンソンであります」
エルフ  「2Pはトントンですわね」
ノイン  「さあ、通常ルートを選択したチームが次々とリスタートを切って行く中、
      大差をつけてナーガ神像給水ポイントに現れたのは、美と愛と戦いの女神ワルキューレだぁ!!
      暫定4位から1位確定に! 特製ドリンクをゲットして、いざ、山岳下りコースへ!」
エルフ  「ここに到着するまでは、ルートがバラバラで順位が確定しませんからね」
ノイン  「そう、このナーガヒルオフロードコースは、ナーガ神像給水ポイントを通過さえすれば、
      上り下りのルートは自由と設定されてありおりはべりマーガリン犬」
エルフ  「落ち着いて下さい?」
ノイン  「最短距離で傾斜が厳しいルート、回り道だが障害物の少ないルート、ルート24ターボなど、
      戦略によって様々です。戦略いずくんぞ公国を名乗り独立戦争を!」
セーラ  「今更だけど、何をどうしたらこんな実況が出来るのよ?」
ノイン  「よって、順位を確定しにくい訳ですが、給水ポイントではその隠れたランキングが
      つまびらかになりますっ! 妻グラーニェさんになりすますっ!」
グラーニェ「私になりすますとはっ!? さては、ラケシスさんですねっ?」
ノイン  「原作での息子さんから一言!」
アレス  「そんな事より、兄さん(エルトシャン)が時折、
      俺になりすましてグラーニェさんと親子ごっこをしている事の方が気になる!」
グラーニェ「バレてますっ!!」
エルト  「/////」
シグルド 「何やってるんだ、お前は…」
キュアン 「私もエスリンを…」
エスリン 「キュアンを……に変装させて…」
シグルド 「お前達も何考えてるんだっ!?」

アルテナ 「やっと着いた…」
マナ   「はぁ〜、良かった〜」
ノイン  「2位は別ルートからのんびりと走ってきた紅と白の2人のエルダーだ! トップとは約8秒差!
      怪我の功名か、マナ選手の残念な方向感覚が落石トラップから身を守った!!」
マナ   「あれっ? 私達、まだ2位だったんですか!?」
アルテナ 「そうみたいね、何かすごい音してたけど」
セーラ  「あの惨状を知らずにここまで辿り着いたみたいね」
ドロシー 「まさに幸運という他無いですね」
224ママチャリの系譜 第1章:2011/09/01(木) 20:47:35.03 ID:/Bkl6DWI
29

ノイン  「さあ、トップが折り返してから約23秒が経過して、ようやく落石の被害者達が
      給水ポイントに現れました。集団のトップで通過したのはツインチェーンのSTEガンマ!
      特製ドリンクをNowゲッタチャンス!! その背後、裸の妖精S・フェアリーズ、乙女デスサイズ、
      緑山歌劇団、おねいさんハント号、青色申告、ダブルドラゴンが矢継ぎ早にやって来る団子状態だ!」
エルフ  「リーフ選手が後部座席でただの荷物となっていますね」
セーラ  「まだ復活してないのね、あの葉っぱは。それにしても、トップから随分離されたわね…」
ドロシー 「大丈夫です、まだ1周目ですから」
ノイン  「トラブルのせいか、ここに来て3位から最下位までの差が殆どなくなった! 
      そして、体力のアドバンテージが出にくい下りコースが待っている!! 
      最早全車同等、喧嘩上等仏痴義理!! ドリンクを空けて、熱き熱き次のステージへ!! 
      ドリンク提供は、カフェ・天馬ドール!! チョコハニトー(大)90G!!」
ディートバ「ミーシャ、たまにはウチに帰ってきな!」
エルフ  「協賛ありがとうございますわ」

トラバント「あのラケシスとか言う小娘、このワシが直々に叩き潰してやる!」
アリオーン「…わかりました、父上。ならば、振り落とされないようにして下さい、ここで行きます!」
トラバント「ん? うぉっ!」

          ←────アリ  ギュイーーーーン!!
 アレ           フ 

シャルロー「アリオーン様!?」
フィン  「速いっ!?」
ノイン  「おおっ、最下位のダブルドラゴン、下りに入って仕掛けてきたか、
      走る収支決算報告書・青色申告号を並ぶ間もなくオーバーテイイイクッ!! 
      その勢いで、おねいさんハント号を射程圏に捉えます!!」
アレス  「アリオーンか、ここは通さんぞっ!!」
ノイン  「裸マント+股間に天狗のお面というリーフ選手ばりの大→変↑態↓アレス選手!
      右へ左へ身体を揺らし、ブロックだぁっ!!」
アレス  「変態扱いするなっ! 裸マントは俺が選んだんじゃないっ!!」
セーラ  「あー、あの下、お面なんかつけてたんだ」
ドロシー 「誰の仕業でしょうね?」
アリオーン「ッ!!(バッ)」
ノイン  「おおっ、そして、バトルに気を取られたか、冷静沈着な二代目竜王・アリオーン選手、
      真紅の双竜がウォッシュボード(デコボコ連続地帯)の路面にタイヤを取られ、跳ねたッ!!」
エルフ  「いえ、これは……」
アリオーン「奥義、八艘飛び(はっそうとび)!!」
ノイン  「跳ねたマシンが次のウォッシュボードの凸部分に跳ぶッ、跳ぶッ、跳ぶッ、跳ぶッ、更に飛ぶぅッ!!
      源九郎義経のお株を奪う八艘飛び!!」
アレス  「なぁっ!?」
ノイン  「巧みにブロックを続けるおねいさんハント号を……上空から追い越したぁッ!!
      ここはダブルドラゴンに軍配が上がった! この瞬間的なジャンプの判断はもはや神がかり的だッ!!
      流石は飛兵!! 八艘飛びフラッシュパス炸裂ぅッ!!」
アリオーン「さらばだっ!」
アレス  「マジかよ…」
225ママチャリの系譜 第1章:2011/09/01(木) 20:49:02.11 ID:/Bkl6DWI
30

ノイン  「速いっ、速いぞ!! これは最速区間ラップが期待できそうです! 
      抜き去ったおねいさんハント号との差があっという間に開く!!
      そして、眼前には緑山歌劇団号!! このスピードは鳥肌モノだァッ!!」
セーラ  「うそっ! トップに追いつくんじゃないの?」
ノイン  「これは駆け下りるなどというものではありませんっ!! まさに空中飛行!!
      大空の王者、ダブルドラゴン! 右へ左へのイナズマ飛行だっ!!」

            /\             /\  
   エル.   /   . \  . エス  /  . \      アリ ハッソウトビッ!!
 \ .  . /     シ.\  . /       \  . /
  . \/           \/    オ      \/

オイフェ 「と、飛んでる…」
エスリン 「えっ? えええーーっ!?」
ディアドラ「まあ、すごい方ですね」
シグルド 「Σ(゚Д゚)ガーン!! ディ、ディアドラ…」
エルト  「信じられん…」
キュアン 「嘘だろっ!?」
アリオーン「大空を駆けるドラゴンマスターの力、思い知ったかっ!」
トラバント「でかしたぞ、アリオーン!」
ノイン  「速い! そして美しい!! 緑山歌劇団を、乙女デスサイズを、スターダスト・フェアリーズを、
      そしてっ、STEガンマを、続けざまにオーバーテイクだあああああああっ!!!」
セーラ  「…………」←見とれている
ドロシー 「これは…凄いですよ」
ラケシス 「何か後ろが盛り上がっているわね」
ノイン  「人知を越えたスーパープレイに、ソードマスター・ノイン、涙が出てきそうになりました!!
      ありがとう、アリオーン選手!! さようなら、アリオーン選手!!」
アリオーン「死ぬ人みたいじゃないかっ!!」
ノイン  「だが、山岳コース下りも間もなく終わる! 八艘飛びの魔法が切れようとしています!
      その前にアルテナ機ダブル・エルダーを捉えられるか!?」
エルフ  「20秒以上あった差が一気に縮まりましたね」

                           /\
            アル           /   .\
ナ                       /     
                    アリ


アリオーン「アルテナ、捉えたぞっ!」
マナ   「アルテナさん、お兄さんです! アリオーンさんが来ました!!」
アルテナ 「兄上が!? くっ、思った以上に速い!!」
ノイン  「逃げる姫君、追う竜神! お嬢さんお逃げなさいありがとうスタコラサッサーのえさほいさっさ、
      お嬢の自転車だ、ほいさっさ!」
ナンナ  「もうあんな所まで来てるの!? あれだけ離れていたのに!!」
ラケシス 「いくら何でも速すぎよ!! どんな魔法を使ったのよ!?」
ノイン  「ドラゴンお嬢アルテナ選手のお嬢の自転車が、下りコースを抜けたッ!
      八艘飛びの飛竜ダブルドラゴン、
      アルテナ選手のお嬢様スーパーチャージャー(加速装置)の前に一歩及ばーず月刊都市伝説!」
アリオーン「アルテナ…やはり簡単には行かせてもらえんな」
トラバント「だが、お前なら容易く勝てるだろう」
アルテナ 「兄上に父上…流石に分が悪いか?」
マナ   「ア、アルテナさん、ここは一つ…」
ノイン  「おっと、ダブル・エルダーが減速、この先のヘアピンを考えての作戦でしょうか、
      その横を赤い翼ダブルドラゴンがオーバーテイクっ! 最下位から一気に2位へと上り詰め、
      トップとの差は約6秒! ほとんど差はないと言っても良いでしょう!!」

続く
226助けて!名無しさん!:2011/09/02(金) 21:04:52.97 ID:CR15tj07
ユリウス「これやるよ」つチケット×3
セリス「これって新しく出来た遊園地の。良いの?」
ユリウス「あんまり興味無いし、僕は今度の休みイシュタルと映画行くから、ユリアとラナでも誘って行ってこいよ」
セリス「本当。ありがとうユリウス」
ユリウス「こら抱きつくな!」
ユリウス(結局の所、僕があの二人にやられるのはセリス関係で敵と認識されているからだ。
つまりやられたく無いなら味方になれば良い。
そして片方を支持すれば、残った方から攻撃されるのは明白。
ならば三人で遊ぶ機会を提供して、その先は本人達次第とすれば決着が着いた時言い訳が立つ。
更にその間イシュタルとデートをしていれば、万一街中で会ってもセリスがこっちに来る事は無いし、イシュタルとの関係も深まる。
これで僕に平穏な日常が一部帰って来るぞ!
フハハハハハハハ!)


その日の放課後。セリスに抱きつかれてニヤける姿を見ていた、ユリアとラナとイシュタルにやられたユリウス君が発見されたそうな。
227助けて!名無しさん!:2011/09/02(金) 21:17:44.69 ID:e57zHz+U
イシュタル(……ユリウス様とは一応親も公認の恋人同士のはずなのに……)
セリス「?」
イシュタル(この子の前にいるとなんか自分が第二号っていうか愛人みたいな感覚に陥る……何故!?)
セリス(イシュタルさんは凛々しくて格好いいなあ。あんなに真剣な顔で何考えてるんだろう?)
228助けて!名無しさん!:2011/09/02(金) 21:37:45.41 ID:WSp/ffc2
そういや、俺の友達の女の子に、こんな事言った子がいたよ
「・・・一番じゃなくてもいいです
時々、私にも話し掛けてくれるだけで、それだけで幸せな気持ちになります」
何とか上手くいくように、俺も時々協力してるんだけど、なかなかねぇ・・・
あいつの鈍感さは最早犯罪レベル
229助けて!名無しさん!:2011/09/02(金) 22:11:20.38 ID:9YCdO0Ng
イシュタルは原作でもここでも苦労人だなぁw
相手が強敵すぎるのが気の毒というか…

しかしユリウスもかなりリア充なのにそういう気がしないな。
230助けて!名無しさん!:2011/09/02(金) 22:33:52.86 ID:lO7hZgWA
そういえば紋章町で純粋なリア充ってなかなかいないよなぁ
彼女がいたり地位があったりしても、ひどい目にあってたり彼女が性格的に問題あったり……

ただAKJの兄達は文句なしにかわいそう、これは譲れない
231助けて!名無しさん!:2011/09/02(金) 22:41:25.08 ID:9YCdO0Ng
レイヴァンとかクレインとかはかわいそうだけどエルトシャンは貫禄あるしあんまり振り回させてないと思う
あとアーサーは完全にリア充。彼女もいるし妹にアシ頼まれてもむしろ喜んで受けてるし同人のモデルにされてもまったく気にしてないどころか別にOKみたいだし。
232助けて!名無しさん!:2011/09/02(金) 23:18:52.61 ID:6Ztxk7jv
このスレでのイシュトーもおねえさんな彼女をゲットできたしリア充だろう。
何気にフリージはリア充率高いと思う。
イシュタル頑張れ。
あと、パント夫妻、キュアン夫妻は確実にリア充。
イリオスはフレッドを懐柔して給料がそれなりになれば…。
233助けて!名無しさん!:2011/09/03(土) 00:48:39.72 ID:9KBYTzNk
バアトルさんも今はお義兄さんがまともになったからかなり恵まれている方じゃなかろうか
そう考えると熟年夫婦は大抵良い生活してるよなぁ……

ハーディン?ニーナ?誰ですかそれ(ry
234助けて!名無しさん!:2011/09/03(土) 01:03:26.36 ID:iaa0pKmd
特に苦労してる感じがするのはヴァっくんとクレインにセティだね。他を挙げるとエリウッドとヘクトル、ハーディンやターナにマーシャもそうだろうね
デルムッドとファバルやスカサハにアサエロは自分の恋愛とかより妹の将来を心配してそう(好いてる相手が少しマズい的な意味で)
そういえば苦労人のAKJ(明日も苦労するだろう常識人の会)が出来る小ネタがあったなw
235助けて!名無しさん!:2011/09/03(土) 12:31:19.58 ID:FgFXZQej
原作でのターナは無茶苦茶な行動で周りを振り回すタイプだったんだがこのスレではそれ以上に常識はずれな連中に周囲を囲まれたためかすっかり苦労人の突っ込み役になってしまったなw
ヒーニアスを筆頭にエフラム、ラーチェル、サラと周りに一癖も二癖もある連中ばかりだ。
エイリークが良心と思いきやエイリークはエイリークでねぇ……
236助けて!名無しさん!:2011/09/03(土) 19:27:35.35 ID:ohDLe8z1
>>235
サラ「ちょっと、他の人はともかく私まで変人扱いするのは止めてよね」
エフラム「お前も十分癖のある人間だと思うが……」
サラ「そんなこと言うけど、ちょっと神出鬼没なだけの女の子と、ロリコン疑惑のある男だったら
    前者のほうがよっぽどまともだと思わない?」
エフラム「うん……まあそうだが……お前に正論を言われるとは思わなかった」
237助けて!名無しさん!:2011/09/03(土) 20:16:12.35 ID:J6nVWPVM
>>236
断定じゃなくロリコン疑惑で済ませてるあたりに微妙な優しさを感じたw
238助けて!名無しさん!:2011/09/03(土) 20:53:22.25 ID:6VkYSZAf
>>233
バアトルの場合剣魔時代の義兄でも特に気にしてなさそうだから、どちらにせよ無問題だがな
239助けて!名無しさん!:2011/09/03(土) 21:04:54.31 ID:ohDLe8z1
>>237
サラ「わ、私は別に兄様にリアルな犯罪者になってほしいとか思ってないだけだし。
    ていうか言い方一つで何変なことを……」
アメリア「へー、これがツンデレかー。あたし生で見るの初めて」
ミルラ「これがツンデレなんですか……」
サラ「あんたたち……ちょっとそこに座りなさい」

エフラム「……今日も仲がいいな、あいつら」
240助けて!名無しさん!:2011/09/03(土) 21:24:04.25 ID:6VkYSZAf
エフラム=キョウスケ
ターナ =エクセレン
サラ  =アルフィミィ

…うん、むしゃむしゃして書いた
反省はしていない
241助けて!名無しさん!:2011/09/04(日) 11:28:26.67 ID:fLg0ufNH
ふと思ったんだけど、このスレでのペレアスの回避及び防御能力ってどの位何だろうか?
初期の方で狂王とセネリオの喧嘩に巻き込まれても生きてたけど?
242助けて!名無しさん!:2011/09/04(日) 11:38:45.28 ID:iaExuZje
ネタ次第だがペ様は大して出番もない=スレ補正や独自設定無いしほぼ原作通りなんじゃないの?
つかセネリオではアシュナードと勝負になるはずもないしアシュが手加減してたとかじゃね?

とりあえず代表的なスレ補正

リーフ HP∞
アイク 全ステータス明らかに原作より底上げ
ミカヤ 寿命∞
ビラク ヘクトル絡みのみ原作よりパワーアップしてるっぽい
サラ様 五回しかないリワープを何本持ってるんだろう
ゼフィール マップ兵器っぽくなった
ララム スキル毒物
243助けて!名無しさん!:2011/09/04(日) 11:41:54.42 ID:iaExuZje
あとこれもあった

アルム スキル影
ジャンヌ スキル影
244助けて!名無しさん!:2011/09/04(日) 15:06:00.15 ID:vPkRsQVG
>>242-243
アイラ  苦労人
エリンシア 筋肉フェチ
セリカ   宗教狂い
シグルド KINSHINを刈る者
ロイ   時折中二病、ヘクトル嫌い
セリス  男の娘
アトス  千年童貞なだけに千年も生きてきた大魔道使い
ティニー 腐女子

…伊達に37スレも続いてないって証明だなw

>>242
冬のソ○タに良く似たドラマに登場する超人気俳優という独自設定が過去にはあったな
245助けて!名無しさん!:2011/09/04(日) 16:21:28.19 ID:zZYUwEfS
>>242
リワープは、ロプト教団で製造販売してるから、
サラ様は何本でも持ち出せるんだよw
246助けて!名無しさん!:2011/09/04(日) 19:34:34.63 ID:1/u2Usd8
聖魔でアメリアが魔防以外見事にカンストしたので書いてみます
これなら上限高いジェネラルにするべきだったか……


「アメリア、消しゴム落ちたよ」
「あっ、本当だ!
 教えてくれてありがとうね」
(よしよし、後は机の中のカメラを……)


「おっす二人とも!」

「……久し振り」
(チッ、後少しだったのに……)
「あっ、ロス!
 久し振りだけど、お母さんの病気良くなった?」
「ああ、ここん所大分落ち着いて来てる。
 でもまだ寝たきりだから、父ちゃんが仕事の日は来れないけどな」
「師匠の調合してくれた薬、効いた?」
「おう、母ちゃんも凄く楽になったって言ってた!
 杖より薬の方が効くってこともあるんだな」

「ロスのお母さんは内臓の働きが弱って体力が落ちてたのが原因だったからね。
 外傷、病気以外だと傷を治すだけの市販の杖は限界があるから……」
「??? 
 よ、よく分かんねぇけど、とにかくありがとうな!」

「それじゃあ休んでた分の復習をしよう」
「うぇっ……忘れてたぜ」
「ノートは私のを見せてあげる」
「今日は一気に全教科いこうか」
「ちょ、おま……なんかさっきから怒ってねぇか!?」
「HAHAHA、きっと多分おそらくもしかしたら気のせいだよ」
(パンチラの恨み……晴らすまじ)


なんだかんだで三人ともこんな感じだとイイナー
ちなみに中学生って設定だけどよかったんだろうか……
247助けて!名無しさん!:2011/09/04(日) 19:50:53.23 ID:AmuyOaow
ジェネラルを取るか、ミニスカを取るか、それが問題だ
248助けて!名無しさん!:2011/09/04(日) 19:57:37.41 ID:Sz3d+boG
>>245
サラ「他にも魔戦士の人材派遣や教団独自の暗黒武具、各種アイテムの製造販売もやってるからよろしくね。
    はあ…営業トークって面倒ね」
エフラム「…意外に手広くやってるんだな」
249助けて!名無しさん!:2011/09/04(日) 19:58:02.07 ID:1/u2Usd8
>>247
すまん、移動力の魅力に負けてパラディンにした
250助けて!名無しさん!:2011/09/04(日) 20:09:31.22 ID:AmuyOaow
ジェネリアでもミニスカでもないとは意外だ。いやもちろん性能の話ですよ
251助けて!名無しさん!:2011/09/04(日) 20:17:49.69 ID:1/u2Usd8
初めはミニスカにしようと思ったんだけど、体格が気になってな……
でもグレートナイト軍団のうちにこれ以上アーマー入れてもなぁって気がして、結局パラディンに……

エフラム「なぜ新人兵士にしなかったんだ!」
アメリア「す、すいません師匠!」
    (師匠とお揃いで騎乗ユニットになりたかったんです、なんて言えないよね……)
252助けて!名無しさん!:2011/09/04(日) 20:22:23.63 ID:Sz3d+boG
>>250
サラ「兄様乙」
エフラム「なんで俺なんだ」
サラ「アメリアの強さとミニスカにこだわるのは兄様以外考えられないじゃないの」
エフラム「…改めてお前の俺に対する評価を聞いてみたいもんだな」
253助けて!名無しさん!:2011/09/04(日) 20:24:46.07 ID:AmuyOaow
アメリアとミニスカの話だからエフラムだと断定するのは止めてやれよw
254助けて!名無しさん!:2011/09/04(日) 22:22:49.22 ID:zZYUwEfS
ポニテソシアルも悪くないぞ。
もちろん性能の話だが。
255助けて!名無しさん!:2011/09/04(日) 23:40:06.26 ID:fLg0ufNH
>>442
特に独自設定は無しか
まあ紋章町に住むなら超人じゃなきゃいけないって法も無いしな
256255:2011/09/04(日) 23:42:20.54 ID:fLg0ufNH
アンカミスった
>>242
ちょっと紋章町の緑髪女性全員に逝き遅れの大年増と言ってくる。
257助けて!名無しさん!:2011/09/05(月) 00:00:28.45 ID:ZuihU498
>>248
宗教法人どころか普通に商売してんのかよw流石暗黒教団だぜ
258助けて!名無しさん!:2011/09/05(月) 00:51:46.66 ID:dYPjBEj1
>>246-254
ユアン「新人兵士のままのほうがいいよね。
    あの何だか背伸びして頑張ってる感じがいいんじゃないか。」
サレフ「だがお前の背伸びには感心しない。」
つ盗撮道具セット
ユアン「え、いや、それは…。」
サレフ「ところでカメラにタグが付いていたんだが
つ[イリオス]
    これはどういうことだ?」
ユアン「(うわ…、アレFETVの備品だよ…)
    オルソ…、イリオスさんから借りてたんだ。
    そーだ、返しに行かないと(棒)。」
サレフ「そうか、ならば私もついて行こう。
    中身も含めていろいろ聞きたいこともある。」
ユアン「う、うん。
    (あれ?でもそれなら僕のテープじゃないんじゃ…?)」

何のテープが入ってたのかはご想像にお任せします。
259助けて!名無しさん!:2011/09/05(月) 14:28:03.76 ID:rQMR0LyG
>>256がセシリアさんとかパオラさんとかミーシャさんとかにフルボッコにされてるんだが、何かあったのか?

…最近思ったが、一番話の種に挙がらないのはアルムじゃなくてエリウッドとヘクトルの様な気がしてきた
260助けて!名無しさん!:2011/09/05(月) 14:56:36.09 ID:nuLSThdx
>>259
ヘクトるは前はビラクネタでよく出てるし今もデブネタやらでいじられる
エリウッドも個別のネタはそんなに強くないし蝶サイコ―!ネタも古くはなったけどとりあえず
「ああ…また家が…」って言わせとけばオチがつく

アルムは最近スキル影と農民キャラが定着してきたから持ち直してはいるけどね。
261256:2011/09/05(月) 18:28:52.36 ID:fw5GAGhZ
>>259
NODAMEGEのエイルカリバーにわざと当たって吹っ飛ばされた振りをしたから、慈悲アミーテループは回避出来たぜ。
もし兄弟家が主人公識以外になったら
ミカヤ 司祭
シグルド パラディン
エリンシア ファルコンナイト
アイク 勇者
エフラム 槍騎将
エイリーク 剣騎将
ヘクトル ジェネラル(封印的に)
エリウッド パラディン(封印的に)
セリカ マージファイター
リーフ マスターナイト

と思い浮かんだんだがリン、マルス、ロイ、セリスと浮かばなかった
何が良いだろうか?
262助けて!名無しさん!:2011/09/05(月) 19:16:31.11 ID:arpB6IXf
>>261
装備できる武器とか、馬の有無を考えなければこういうのはどうだろう?
あと、アルム入れてあげて…

リン→ソードマスターか遊牧騎兵
マルス→パラディン(馬の乗り降り可)
ロイ→パラディン(エリウッドの跡継ぎと考えて)
セリス→パラディンかマスターナイトかプリンセス
アルム→村人
263助けて!名無しさん!:2011/09/05(月) 19:17:20.00 ID:aQCUniO7
リーフはゾンビじゃね?
264助けて!名無しさん!:2011/09/05(月) 20:23:03.76 ID:TUUG2kWS
>>259
若干真面目な話になるけど、
「○○って話の種にならないよね」って言う人は、単にそのキャラにあまり興味がないだけなんじゃないのかとも思う。
そういう話題で大概槍玉に上げられるアルムだって、それこそ農民キャラやらあれこれとキャラ付けはされているわけだし。
だから、単に自分がそのキャラのネタ読んでないってことに気付いていないだけなんじゃないのかと。

別にそういう人を批判しているわけじゃなくて、
「○○って影薄いよなあ」って思ったら、過去のネタ読み返して
「ああこういう風なキャラとして描かれてるのね」と理解を深めるのも楽しいんじゃないかな! と提案したいのです。
265助けて!名無しさん!:2011/09/05(月) 21:33:21.80 ID:PfP9+Z2E
短編なら登場人物も限られるから偏るが長編だと結構均等に登場できるよね。
戦国とか。

もちろん長編でも幼旗のように主役を絞ってるネタもあるけど。
266助けて!名無しさん!:2011/09/05(月) 21:33:45.89 ID:fw5GAGhZ
>>262
成る程。
後忘れてた訳じゃなく、そういう扱いがアルムらしいかな。
って思ってさ。
と言うか何気にアルムとリンって武器お揃い?
267助けて!名無しさん!:2011/09/05(月) 22:26:03.09 ID:9kPWKHH9
たまにさ、他ではスルーされがちなのに、このスレだからこそ取り上げられ、
燦然と存在感を示すキャラとか出るじゃん。
思いつく範囲ではひろしとかジャンヌとかw
ああいうのいいなあ、と思う。

ひろしネタ好きだったなあ、また出てくれないかな〜。
268助けて!名無しさん!:2011/09/05(月) 23:31:19.54 ID:FCprffan
>>257
暗黒教団は原作でもネタ度が高いから仕方ないw
しかし商売とかの話だと、グレイル工務店は普段どんな仕事してるんだろうか
普通の建設、解体とかではないよなあ、集まってる人材的に考えて
269助けて!名無しさん!:2011/09/05(月) 23:40:57.12 ID:PfP9+Z2E
FEの建築物を考える

城とか砦とか闘技場とか…
270助けて!名無しさん!:2011/09/05(月) 23:41:53.27 ID:43jEHKYS
アイク一人でビル解体とかやってそうではある
271助けて!名無しさん!:2011/09/05(月) 23:49:46.93 ID:FCprffan
それは解体と言うより破壊だろwでもアイク一人で済むなら凄まじく効率のいい仕事だな
272助けて!名無しさん!:2011/09/06(火) 00:00:29.79 ID:Xl5JfR/6
破壊するだけなら剣聖とか雷魔道使いとかも得意そうだなw
273助けて!名無しさん!:2011/09/06(火) 07:12:09.74 ID:s1itzL4d
>>272
一応2人はOLってネタがあったかな
ソドマスには技量を生かして建築をやってほしいもんだが

シオンは設計やってそうだな
274助けて!名無しさん!:2011/09/06(火) 11:04:57.92 ID:SzL2Xqlf
シオンって誰だよw

ミストはOL姿が似合いそうだよな
まぁむしろそこから脱がせt
275助けて!名無しさん!:2011/09/06(火) 12:49:49.47 ID:5T0YDmLK
ミスト「脱ぐだけでお兄ちゃんが振り向いてくれるならもうやってるよ!」
ワユ「まあ何事もやってみないとわかんないけどね、他の作戦が駄目なら本当にやっちゃおっか?なんて」
イレース「実際、もう一押しが足りないといった感触でしたね……」
ミスト「え?」
ワユ「え?」
イレース「……?」
276助けて!名無しさん!:2011/09/06(火) 13:45:27.71 ID:KQa+PJL4
>>275三行目のネタもしくは画像を全裸待機して待ってるので誰か宜しく頼む
277助けて!名無しさん!:2011/09/06(火) 14:00:40.62 ID:LNDa2ufn
>>275
もう一押しが足りないどころかまったくたりないんじゃないか?このスレのアイクだと……。
「風邪ひくぞ。服を着ろ」とか言われてタオルもらってもらった方がドキドキするぐらいなんじゃ……
278助けて!名無しさん!:2011/09/06(火) 15:34:19.97 ID:I4bejgB9
>>275
二年ぐらい前のバレンタインネタであったなそういうの。
盛大に邪魔されたけど。
279助けて!名無しさん!:2011/09/06(火) 22:07:23.33 ID:Xl5JfR/6
リン「アイク兄さんが身を固めてくれるならなんでもいいけど、イレースさんだと食費を何とかしなきゃね…」
マルス「まあそうですね…ところでアイク兄さん、こんな話を知ってますか?食欲と性欲は互いに関係していて
     食欲が満たされていると性欲は減退するそうです、逆もまた然りですね」
アイク「そうなのか。で、それがどうした?」
マルス「つまり、よく食べる人を嫁にするならアイク兄さんが毎日頑張れば食費の心配はいらないといだだだだ!?」
リン「はいストップ」
280助けて!名無しさん!:2011/09/06(火) 22:49:51.38 ID:3n4o/kuH
???「ちなみに食事の仕方と性欲の解消の仕方も関係あるという話が有る。
なので手当たり次第とにかく食うタイプの人間は、周りの人間に手当たり次第手を出すし。
飯にこだわりのあるタイプは異性の趣味もこだわりがあったりするそうだ」
281助けて!名無しさん!:2011/09/06(火) 23:11:18.94 ID:9PIZcHz2
>>280はリーフかと思いきや黒セリス
282助けて!名無しさん!:2011/09/07(水) 00:06:32.56 ID:KQa+PJL4
お前らの知識は本物だな
283助けて!名無しさん!:2011/09/07(水) 01:32:39.51 ID:ksHqnwzb
>>279
イレース「はあ……はあ……もう……限界です……」
アイク「もう少し付き合ってもらうぞ。お前は放っておくとすぐ食べるからな」


イレース「……といった感じでしょうか」
ミスト「……と言われても」
ワユ「まあ……実現するといいよね……」
284ハダカのお付き合い:2011/09/07(水) 04:35:33.37 ID:xDMUOeO+
>>275に触発されて書いてみた
なんか色々とスマン出来になったが後悔はしていない

「あー、今日も疲れたな」
「帰りに薬局でSドリンク買おうぜー」
「明日もまた強面の連中に「あーあ、死んじまって馬鹿な奴だ」って言う仕事が始まるぜ……」
「僕と契約してシビリアンになってよ!」「仕事辞めろってことじゃねーか!」

とある平日の夕方、仕事を終えた紋章町住人達が次々と帰路に着いていく。
グレイル工務店の面子もこの流れに漏れることなく、殆ど全員が帰り支度を始めている。

「オスカー兄さん、今日の晩御飯は?」
「この間タニスさんに教えたのが残っていた筈だから、それを具にしてパスタにでもしようか」
「シノンさーん、今日飲みに行きませんか?良い店見つけたんスよ」
「本当だろうなぁ?こないだもそう言ってゾンビがマスターやってる店連れて行きやがったじゃねえか」
「大丈夫ですって、今日行く店は美人の女賢者さんがママやってますから!
 それにこの間の店だって、飯は美味かったじゃないすか!!」

ワイワイガヤガヤ……

先程殆どと言ったのは、アイク含めた何名かは夜勤で工務店本社に寝泊まりするからだ。
仮眠をとったり夜食の準備をしている中、儚げな雰囲気の女性が筋骨隆々とした男性に話しかけてた。
皆も御存じの通り、腹ペコサンダーのイレースと、フラグジェノサイダーのアイクその人である。

「アイクさん、この間はありがとうございました」
「いや、俺も日頃世話になっている事だし気にするな。
 道のど真ん中で大量の食糧に押しつぶされながら倒れているの見た時は流石にどうしたのかと思ったが……」
「あの時は、食糧がとっても安かったからつい買い過ぎてしまったんです。
 途中までは良かったんですけどお腹がすいてしまって……」
285ハダカのお付き合い2:2011/09/07(水) 04:36:42.13 ID:xDMUOeO+
「そ、そうか。あの量を一時的とはいえ運べたなんて、意外と力があるな」
「……アイクさんは、もっと御淑やかな女性の方が好きですか?」

不安げに質問するイレースからは、本気でその事について悩んでいる事が伺えた。
ここは正直に答えねば、そう思ったアイクは少し考えて自身の考えを口にした。

「いや、女性だろうと戦えるに越したことは無い。
 戦う力は無いよりはあったほうがいいと思うぞ(戦士的な意味で」
「そうなんですか……分かりました、頑張ります(女性嗜好的な意味で」
「?……ああ、よく分からんが頑張れ」

微妙に食い違っている二人だが、別に害はないので問題は無いだろう。
食い違っていなくても、おそらくフラグブレ↑イク↓されてしまうのだろうが……

「それはともかく……何かお礼をさせていただけませんか?」
「そう言われてもな……まぁ、考えておこう」

これで会話は終わり、とばかりにイレースに背を向け歩き出す。
どうやら汗を洗い流すべく、風呂場に行くようだ。

「……ちゃーんす」

しかし彼は気付くことができなかった。先程まで話していた女性の目が妖しく輝いたことに……
286ハダカのお付き合い3:2011/09/07(水) 04:38:11.78 ID:xDMUOeO+
「ふぅ……」
鋼の肉体を持つとは言え、アイクも人間である。
疲労も溜まるし、風呂でリラックスするという常人と同じ感覚もあるのだ。
浴槽に浸かっていて浮かぶのは、先程の会話のお礼についてだった。

(しかしイレースの件、どうするか……
訓練の相手でもしてもらうか?)

思いつきだが、良い考えのような気がしてきた。
魔道士相手は間合いが取りにくいので、いつやっても良い訓練になるのだ。
対戦を想定して、無意識のうちにイメージトレーニングを始めてしまう。
目の前に、イレースが立っているかのように錯覚する。

(浴場の入口に立ちながらこちらに視線を向けている。
それも、何故か裸で……裸で?)

「アイクさん、お背中を流しに……」

「……………」

時が、止まった。


「……………」
「……………」

普通の男なら思わず目を逸らしてしまう状況だが、なまじ精神力の強いことが裏目に出てしまった。
アイク本人の意思ではないが、結果的に同僚の裸体をまじまじと凝視してしまう。
287ハダカのお付き合い4:2011/09/07(水) 04:39:44.42 ID:xDMUOeO+
「アイクさん……?そんなに見つめられると……///」

もともと白いイレースの肌だが、風呂場の熱気と愛しい男性の確かな視線を感じてうっすらと上気している。
わずかに汗ばんだ四肢と相まって、普段と違った魅力を彼女に与えていた。

この異様な状況の中、アイクが放った第一声は……

「まず、これだけ言わせてくれ」

「……はい」

「……頼むから、前位隠してくれ」


…………………
……………
………


風呂場で一組の男女が一定のリズムを刻みながら身体を動かしている。
女性の方は体力を使っているのか、息が少々荒い。

「んっ……この辺り、ですか……」
「ああ……いい感じだ」
ゴシゴシ……

※現在イレースは水着を着ています。

「……っふぅ、結構、力がいるものなんですね」
「日頃鍛えているのもあるのかもしれないな。
 しかし、何でスポンジを使わないんだ?」
「直接手で洗った方がいいかなって思ったんですけど……駄目ですか?」
「いや、普段と違った感じで悪くない。
 ……それにしても、さっきも思ったが結構力あるんだな?」
「いえ……結構……一杯一杯です……っはぁ」
288ハダカのお付き合い4:2011/09/07(水) 04:43:37.24 ID:xDMUOeO+
「アイクさん……?そんなに見つめられると……///」

もともと白いイレースの肌だが、風呂場の熱気と愛しい男性の確かな視線を感じてうっすらと上気している。
わずかに汗ばんだ四肢と相まって、普段と違った魅力を彼女に与えていた。

この異様な状況の中、アイクが放った第一声は……

「まず、これだけ言わせてくれ」

「……はい」

「……頼むから、前位隠してくれ」


…………………
……………
………


風呂場で一組の男女が一定のリズムを刻みながら身体を動かしている。
女性の方は体力を使っているのか、息が少々荒い。

「んっ……この辺り、ですか……」
「ああ……いい感じだ」
ゴシゴシ……

※現在イレースは水着を着ています。

「……っふぅ、結構、力がいるものなんですね」
「日頃鍛えているのもあるのかもしれないな。
 しかし、何でスポンジを使わないんだ?」
「直接手で洗った方がいいかなって思ったんですけど……駄目ですか?」
「いや、普段と違った感じで悪くない。
 ……それにしても、さっきも思ったが結構力あるんだな?」
「いえ……結構……一杯一杯です……っはぁ」
289ハダカのお付き合い5:2011/09/07(水) 04:44:11.60 ID:xDMUOeO+
↑はミスです、すいませんorz


(よし……後は、身体に石鹸を付けて
    「こうすれば一緒に洗えますね」
     って言いながら身体を当てれば……)


そこまで考え、実行に移そうとしたその時、場違いな歌声が遠くから聞こえてきた。
いや、遠くからというのは語弊がある。何故なら歌声の持ち主がだんだんこちらに近づいてきているからだ。

「豆腐豆腐豆腐〜♪豆腐ーを、食べーるとー♪」

「「………」」

ガラッ

「おいーっす、アイク!
 って、なんじゃこrあばばばばばばばばばば!!!!」

「おい、今ボーレの声が」
「気のせいです」ゴシゴシ
「サンダー必殺の音もしたような」
「気 の せ い です」ゴシゴシゴシ5454ゴシゴシ

強引に誤魔化そうとするイレースだが、これで誤魔化せていると思っている時点で彼女もまともに思考ができていない。
無論そんな誤魔化しが効くはずもなく、アイクは声の方向に振りむいてしまう。
そこには、見るも無残な豆腐……もとい、同じく同僚であるボーレの変わり果てた姿があった。
全身黒こげになっており、まるで至近距離で雷魔法の直撃を喰らったかのようだ。

「いや、確かに……ボーレ!
 どうした、誰にやられた!?」
「……大丈夫でしょうか(棒」
「わからん。
 悪いが、杖で回復を頼めるか?」
「アイクさんの頼みなら……」

後にボーレは語る。
「あの時は死ぬかと思ったけどこの事をミスト達にうっかり話した時の方がやばかったね!」
と……
290ハダカのお付き合い6:2011/09/07(水) 04:44:59.11 ID:xDMUOeO+
「結局、途中までしかできなかったな……」

騒動も収まった後、一人浴槽に浸かりながらそう独りごちる。
勢いもあったとは言え、今回はそれなりの覚悟を決めての行動だったのだが。

チャプン……
湯を掬って、気だるげに肩に掛ける仕草は、内面の落胆をわずかに滲ませていた。

「………♪」

しかし、このわずかな間で収穫もあった。

少し前までは疎ましく思っていた、この腕力。
女性らしくないと思って抱えていた、密かなコンプレックス。
それが今は意中の男性と触れあえる、好ましい物へと姿を変えていた。

普段人前では決して見せられないようなあられもない体勢をしながら、ただ一人想像にふける。

また今度、あのたくましい背中を流してあげよう。
それか、自分が洗ってもらうのもいいかもしれない。
やはり彼は、あの逞しい腕で、ちょっと痛い位の武骨さで私の扱うのだろうか。
それとも意外な繊細さで、私を驚かせるのか。

考えている内容が悪かったのか、それとも時間を掛け過ぎたのか……
過激な妄想をしつつ、勤務中なのにのぼせてしまうイレースであった。

「はふぅ……アイクさん、激しいです……あうっ」
291助けて!名無しさん!:2011/09/07(水) 04:47:05.05 ID:xDMUOeO+
……おかしい、原作だと自分はアイク×ワユ、ボーレ×ミスト派だったはずだ
なのにこのスレを見てからアイク×イレースかアイク×ミストネタしか書いてないのはどういう訳だ

イレースかわいいよイレース


こんな感じの際どい表現を不快に感じた人がいたらスマソ
292助けて!名無しさん!:2011/09/07(水) 07:53:28.39 ID:j1mvatEc
>>284-291
なんだこのエロゲ!?(褒め言葉)
しかしエロカワイイという言葉はこういうときに使うんだな
293助けて!名無しさん!:2011/09/07(水) 09:54:55.58 ID:AEz+dIUj
>>284-291
私は一向に構わんッッ(AA略
むしろ自重など許さn
俺もここに来てアイクとイレースが好きになってしまった、本当にここは地獄だぜ
294助けて!名無しさん!:2011/09/07(水) 13:34:52.02 ID:o1BNaX1a
確かに、確かに提示したのは自分で有る。
ペガサスに乗れず、経済的に竜を飼う訳にはいかない状況で、足場を確保したまま海上で戦う方法を模索していた兄に、あの漫画を渡したのは自分である。
しかし………
ヘクトル「これは無いと思うんだ」
アイク「問題無い!1500mまでなら!(`・ω・´)」パパパパパパパパパパパパパ
ロイ「とうとう水の上走っちゃったね………」
ヘクトル「そうだな………」
ロイ「ねえ兄さん……アイク兄さんって何なんだろうね?」
ヘクトル「アイク兄貴はアイク兄貴なんじゃねえか………」
ロイ「そうだね……」
295助けて!名無しさん!:2011/09/07(水) 16:22:59.06 ID:j1mvatEc
アイク「救出していると…ッッ…さすがに沈むな…ッッ」
296助けて!名無しさん!:2011/09/07(水) 17:46:24.74 ID:urCxPMLT
ヘクトル「アイク兄貴…遂に人間を越えたな。いや、もともとか」
ロイ「僕はなるべく常識人でいたい」
ヘクトル「頼む。俺はそういう部類じゃねーしエリウッドとお前だけが頼りだ」

ユリウスー♪ヒッツクナッツーニ!シネィ!ナーガ!マテハナセバワカ…アッー!

ロイ「兄さん、話が逸れるけどセリス兄さんって男だよね?」
ヘクトル「あぁ、時々そう思えなくなるがな」
エフラム「それは違うな。セリスはセリスだ」
ヘクトル「一応言っとくがセリスは男だぞ」
エフラム「いや、セリスはセリスだ」
ロイ「エフラム兄さんはもう駄目かも。セリス兄さんは常識人の部類なのだろうか?」
ヘクトル「微妙だな」

ミカヤとアルムにリンとシグルドは常識人…じゃないか。紋章町に常識人自体がいないかも
297助けて!名無しさん!:2011/09/07(水) 21:27:15.80 ID:j1mvatEc
常識が通用しないのが常識、それが紋章町
298助けて!名無しさん!:2011/09/07(水) 21:56:59.07 ID:nmYpWI6Z
常識人のいない紋章町での常識破りの自転車レース
『ママチャリの系譜』を投下します。
前回>>221-225の続きです。
299ママチャリの系譜 第1章:2011/09/07(水) 21:58:03.70 ID:nmYpWI6Z
31

ノイン  「さあ、トップの白銀の戦乙女ワルキューレは、
      間もなく悪魔の棲む体育館裏ヘアピンカーブへと差しかかるっ!!」
セーラ  「道がS字になってるわね。これはキツイわよ」
ドロシー 「スピードを出し過ぎると曲がり切れませんからね」
エルフ  「山岳コース離脱直後のヘアピンはある意味、
      全コース中最難関ポイントと言っても過言ではないかも知れません」
ノイン  「戦雲たなびくグランベル総合運動公園特設サーキットの子連れ狼! ラルゴロー!!」
ラルゴ  「呼んだか?」
エルフ  「呼んでません」
ノイン  「呼ばれもしないでジャジャジャジャンクロードバンダム! ヴァンダミング・レーシング!
      ところで、先程、最難関と仰いましたが、解説のエルフさん?」
エルフ  「はい、グランベル大学自転車部のテストドライブでは、ここでのクラッシュ率が70%を越えましたわ」
ノイン  「クラッシュグラッチェありがとう! どういたしまして!
      それは自転車部員の腕前のせいではないですか?」
エルフ  「ないとは断定しませんが、舗装されてない道を走って、土でタイヤがグリップ力をなくすのですわ。
      下りの連続でブレーキパッドも焼けてますし」
ノイン  「そこらのシビリアンとは違う事を証明出来るか、紋章町の最精鋭達っ!
      まずは一番手、ナンナ・ヴァルキュリア&ヴァナディース・ラケシスペアッ!!」

┌───────────────────
│                      アリ
│          ←ナ
│             
│      ┌──────────────
│      └──────────────

ナンナ  「(ズザザザザッ!!)うそっ!? 滑るっ!!」
ノイン  「何たる事だぁっ!! オーバースピードの転がる女神系女子、ワルキューレ、
      ヘアピンに設置されたクッションに激突寸前!!」
ラケシス 「ストップストップストーーーーーップ!!」
ナンナ  「きゃあああああああっ!!(キキーーッ!!…ピタッ)……はぁ…はぁ、死ぬかと思った…」
ノイン  「辛うじて止まったが、後続、アリオーン機・ダブルドラゴンもオーバースピードだ!!
      しかも、ワルキューレの急停止でコースが塞がれている!!」
トラバント「よし、このまま突っ込め!」
アリオーン「そんな事出来る訳ありません! あくまで私は正攻法で行きますから(ググッ!!)」
ノイン  「うきゃーーーっ!! ワルキューレは避けたが、ダブルドラゴン、スピン(回転)!!
      超高速スピンをしながら、超電磁スピンでクッション目がけてすっ飛んでいくーっ!!」
ナンナ  「良かった…向こうが避けてくれて」
ラケシス 「助かったわ、息子の方は割とまともな人みたいね」
ノイン  「うおっとぉっ!! ここでダブルドラゴンのドライバーズシート、天空の覇者アリオーン選手、
      カウンターステアぁッ!! だが、尚もスピーーーン!!」
エルフ  「カウンターステアと言うのは、後輪の滑り出した方向にハンドルを切ってスピンを防ぐ技です。
      いわゆる逆ハンドルの事ですわ」
アリオーン「ぐっ! まだまだっ!(グルグルグルッ ピタッ!!)」
ノイン  「……なんと! しかし、これまた激突寸前で止まったぁっ!!
      回転してエネルギーを上手く逃がした!! スーパープレイの宝庫だ、二代目ドラゴンヘッド!!」
トラバント「う〜、目が回る…」
ノイン  「飛んで飛んで回って回る! 八艘飛びに大回転ブレーキング!
      まさにウルトラテクニックのオンパレード!! …などと言っている間に次のマシンが来る!」
300ママチャリの系譜 第1章:2011/09/07(水) 21:59:01.07 ID:nmYpWI6Z
32

マナ   「ア、アルテナさん、速すぎです、ぶつかります、大事故です!」
アルテナ 「妙な三段活用をしない! くっ、思ったよりスピードを抑えきれてなかったみたいね…」
ノイン  「アルテナ機ダブル・エルダーだ! しかし、こちらもオーバースピード! 危険が危ないぞッ!!」
アルテナ 「こうなったら…ツインフットブレーキ!!」
ズザザザザッ!!
ノイン  「アルテナ選手、2本の綺麗な脚をニョッキリと伸ばし、地面に突き出す!
      地面とのランデブーに成功した靴底が断末魔の悲鳴を上げるーーっ!!
      ファーガス海賊団特攻隊長ダーツ! 本名はダン・マツマ!」
ダーツ  「勝手な事言ってんじゃねーっ!」
レベッカ 「やっぱりダンお兄ちゃん…なの?」
ダーツ  「違う!」
ウィル  「隠すなって、お前、本当はダンなんだろ?」
ダーツ  「しつけえぞ! お前らっ!!」
ニノ   「そうだよ、それじゃレベッカだって、レベッカ・マツマになっちゃうじゃない!」
レベッカ 「いや、私の名字、松間。だからレベッカ松間」
ダーツ・ウィル・ニノ「「「マジで!?」」」
レベッカ 「う・そ♪」

マナ   「ふーーーっ! ふーーーっ!」
アルテナ 「…何してるの、マナ?」
マナ   「はいっ、スピードが弱まるように、ふーふーして、逆噴射してます。ふーっ、ふーっ」
ノイン  「空気抵抗の少ない胸の同志・マナ選手が、健気に、お嬢様マウス逆噴射でブレーキングをサポート!!
      しかし、恐らく今よ今だわ効果ゼロ!! ぺたぺたのきのき!」
マナ   「そっ、そんな事ありません!! 
      ふーふーも、おっぱいも空気抵抗ありまくりですっ!! 着やせですっ!!」
ノイン  「……………」
エルフ  「……………」
セーラ  「……………」
ドロシー 「……………」
アルテナ 「……………」
マナ   「ああっ、何ですか、その慈しむような視線は? 風を切るおっぱいなんです!
      セクシーバデーなんですよっ!」
アルテナ 「わかったから、おっぱいとか連呼しないで…」

│.     /
│ナ ./.  ┌─────────
│ /     └─────────
アル ボフッ!!

│        アリ  
└────────────┐

ノイン  「おおっと、ふーふー逆噴射が功を奏したか、
      コースオフしてクッションに軽く当たる程度で損傷を軽微に止めたダブル・エルダー!」
セーラ  「うわ、3チームとも止まっちゃったわね」
ドロシー 「クラッシュ率70%は本当みたいですね」
ノイン  「魔物に喰いちぎられた先行3台がエンジン再起動!
      ダブルドラゴン、ダブル・エルダー、ワルキューレと順位が入れ替わっているっ!!」
エルフ  「ここでのダメージは大きいですわよ」
301ママチャリの系譜 第1章:2011/09/07(水) 22:00:05.57 ID:nmYpWI6Z
33

ノイン  「さあ、4位以下のマシンも山を下りきろうかという所だが……こちらも順位が変わっています。
      まず出てきたのは黒獅子エルトシャンのSTEガンマだが…ああっと!」
エルト  「許せ、キュアン…」
キュアン 「すまない…エスリン…」

  ┌──────────────
  │                
  │  / ̄ ̄ ̄             
  │./     オ( ;゚Д゚)アッ!!      
  /      ┌──────────
エルΣ(゚Д゚;)ヤッテモタッ!!

ノイン  「STEガンマ、ヘアピンを曲がりきれなーいっ! ああっ、続いて緑団号もオーバーラーン!!」
オイフェ 「すまぬ、ディムナ…」
ディムナ 「オイフェ先生。謝らなくていいですから、急いで復帰しましょう」
ノイン  「体育館裏ヘアピンには悪魔が潜む! 後続のS・フェアリーズと乙女デスサイズも
      悪魔に食いちぎられるのか!? 悪魔の縫いぐるみ!!」
エルフ  「あ、熊の縫いぐるみ?」
ノイン  「早い、オチが早い! そして、下りのこの2台も速い! このスピードはオーバーランコースか!?
      裸の妖精と死神乙女も悪魔のヘアピンの餌食と化すか!?」
シグルド 「私に策がある。手を貸してくれ、エスリン」
エスリン 「なに? …ふん……ふん…」
ディアドラ「まあ、それはいい手ですね」
アルヴィス「アホだ…シグルド、貴様はアホだ…」
エスリン 「でも、そういうのは嫌いじゃないわ。やりましょう!(ガシッ)」
ノイン  「ん……? マシン達が…??? ああっ、マシンが合体!!
      いや、正しくは後部座席の2人が肩を組んで、運転席のハンドルをドライバーが互い違いに持つ!」
エルフ  「…え? あー。子供ってああ言う乗り方しますよねえ?」
ノイン  「良い子も悪い子も危険なので真似をしないで頂きたい!!
      勝負を捨てたかシグルド、エスリン両選手! 心なしか、肩を抱くディアドラ選手に触れる
      アルヴィス選手の頬が少し赤い! 幕末純情課長…あれ、部長だったっけ?」
エルフ  「確か課長だったはずですわ」
アルヴィス「/////う、うるさいっ!!」
シグルド 「アルヴィス…別にお前の為にこの作戦を思いついた訳じゃないぞ」
ディアドラ「シグルド様はツンデレですのね」
シグルド 「ホントなんだから。特別なんかじゃないんだからねっ!
      別に何とも思ってないんだから、勘違いしないでよねっ!!」
アルヴィス「どやかましいっ!!」
エルフ  「幕末純○伝はともかく、幕末獅○王群像はどこへ行ってしまったんでしょうね?」
ノイン  「その前に、Z○YOとか言う黒歴史がですね……おおっと、そんな事はどうでもよく、
      合体した2台がキングス○イム体勢でコーナーへ差しかかる!!」
セーラ  「ちょっ、マジであの状態で行くの!?」
302ママチャリの系譜 第1章:2011/09/07(水) 22:00:59.65 ID:nmYpWI6Z
34

ノイン  「どうする、どうなる、同化自転車キング・スターダスト・デスサイズ!!
      おおおおおお!? 奇跡とまぐれの合体かッ!? 合体チームがそのままヘアピンへ!」
シグルド 「エスリン、行くぞっ!」
エスリン 「はいっ!」

  ┌───────────
  ..| . .┌──シグ&エス
  エル │ ────────┐
   オ └───────┐ │ ズザザザザッ!!
  └────────  | ..│
                    ←┘ │

ノイン  「これは! これは!! これはあああっ!! 4輪ドリフト!!
      2輪+2輪=4輪によるスーパーグリップ力で大地をしっかりグリッピング!!」
ドロシー 「や…やったっ!!」
ノイン  「まさにスクラム合体で、体育館裏の悪魔を粉砕だあああああああッ!!
      粉砕バットか洗浄バット!! 聖戦ドリームチームがヘアピンクリアだッ!!」
エルト  「シグルドか! 流石だな…」
キュアン 「ああ、負けてられん!」
ノイン  「オーバーランから立ち直りきってないSTEガンマと緑山歌劇団号をまとめて抜き去り、
      4位に浮上だぁッ!! まとめて、マリめて、マリア様にメティオ!」
ミシェイル「誰だ! ウチのマリアにメティオを撃った奴は! 串刺しにしてやるっ!!」
マリア  「ミシェイル兄様、落ち着いてください! 私、誰にもそんな事されてませんから!」
エフラム 「幼女にメティオをぶつけるなど言語道断! 我がジークムントの錆にしてくれる!!」
マルス  「シスコン&ロリコンは自重して下さい」

ノイン  「そして、コーナーを曲がりきった所でマシンが分離! 両ペア、2段点火式ロケットの
      噴射ロケットを切り離し、最後の直線、体育館裏ストレートに突入する!!」
リーフ  「シグルド兄さん、技を借りるよ!」
シャルロー「(ガシッ)後列、合体完了っ!」
フィン  「すみません、キュアン様。お先に失礼します!(ガシッ)」
アレス  「よし、行くぞっ!!」
ノイン  「そして、最後方から……ああっ! 何と、青色申告とおねいさんハント号がっ!?」

  ┌───────────
  ..| . .┌──フィン&アレス
  エル │ ────────┐
   オ └───────┐ │ ズザザザザッ!!
  └────────  | ..│
                    ←┘ │

セーラ  「図が前と同じだ…」
ノイン  「これはビックリ! この2チームも合体ドリフトでヘアピンの悪魔を撃破だぁっ!!
      エンジン再起動中の2台を抜き去り、最下位脱出っ!!」
エルフ  「リーフ選手がいつの間にか復活していますね」
ノイン  「第2の同化自転車、青色おねいさん申告号も切り離しに成功! 
      その後ろ、緑山歌劇団号とSTEガンマがリスタートし、舞台は体育館裏ストレートへと移ります!」
セーラ  「来てる! シグルドチームが来てるわよっ!!」
ドロシー 「後は、本命のエルトシャンチームが来てくれれば…」
303ママチャリの系譜 第1章:2011/09/07(水) 22:02:22.75 ID:nmYpWI6Z
35

ノイン  「さあ、ここで4位から7位の合体組のヘアピン、ノンブレーキクリアは大きい!
      集団を形成しつつ、一気にトップ3台との差を詰めてきたぞ!
      勢いに乗って、体育館裏をグラウンド入り口前へとひた走る!」
オイフェ 「これ以上、離される訳にはいきません!!」
エルト  「最下位など、獅子王の名が泣く!!」
ノイン  「それに負けじと最後方グループも加速!! トップの方は1周走って巡航速度はやや落ち気味か、
      トップグループと4位グループ、最後方グループの差がぐんぐん縮まるぞ!
      電波ぐんぐんグンジェム隊!!」

─────────────────────────────────────
←       ナ                           シ    アレ       エル
← アリ  アル                              エス   フ       オ
─────────────────────────────────────

マナ   「ア、アルテナさん、後方に4機視認! さらにその後ろに2機確認!」
アルテナ 「次から次へと…忙しいわね」
トラバント(電話中)
アリオーン(父上、また良からぬことを企んでいるな…)
ナンナ  「どうしましょう、お姉様」
ラケシス 「エルト兄様……、あくまで勝負を降りる気はないのね。
      もう少し、痛い目に遭った方がいいみたいだわ」
ナンナ  (ごめんなさい、エルトお兄様。私にお姉様を止める力が無いばかりに…)
ノイン  「お尻に火が付いたトップグループ! お尻から出るガスは引火するそうです! 火気注意っ!
      ……いえ、私は女の子なのでそんなの出ませんが」
エルフ  「……………」
セーラ  「……………」
ドロシー 「……………」
ノイン  「出ませんよね?」
エルフ  「もちろんです」
セーラ  「当たり前でしょ!!」
ドロシー 「ええ、まあ」
ノイン  「ジリジリと差を詰めてくる後方集団! 俺はここだぜ一足お先っ、
      体育館裏をグラウンド前へ抜けるトップグループ! あばよ、ダミアン!」
ダミアン 「私の事はいい。向かいたまえ、君達の目指すゴールへ」
ノイン  「体育館裏ではこれといった大きな戦いは行われていません。嵐の前の静けさがかえって不気味です!
      波瀾を見守るグラウンド前の休憩所を通り過ぎ、トップグループの3チームが帰ってきます!」
エルフ  「ダブルドラゴン、ダブル・エルダー、ワルキューレの3チームですわ」
セーラ  「この3チームが先頭集団なのが意外ね」
ノイン  「そして後方の猛る8ビート、いつの間にか2つの集団が1つになって
      直射日光バリバリ伝説のグラウンド前に差し掛かった!
      これは暑いぞ、目も眩むチャウダー! クラムボンは笑ってやがるっ!」

ノイン  「折り返し地点ではトップから最下位まで30秒近くありましたが、
      手元の時計では約10秒程となっております!
      トップのアドバンテージはほぼ消えたと言っていいでしょうっ!!」
ドロシー 「と言う事は、今後どうなるかはわかりませんね」
セーラ  「面白くなってきたじゃない!」
フュンフ 「俺の出番なしかよ…」
エルフ  「フュンフさんは作者の気まぐれで出てますから仕方ありませんわ」

続く
304助けて!名無しさん!:2011/09/07(水) 23:47:00.91 ID:j1mvatEc
>>299-303
とりあえず木曜洋画劇場が好きだということはわかったぜ
305助けて!名無しさん!:2011/09/07(水) 23:59:39.41 ID:ksHqnwzb
>>284-290
イレース(もう少しだったのに……豆……ボーレさんの邪魔が入らなかったら……)


イレース「こうすれば……一緒に洗えますね」
アイク「お、おい……何を……」
イレース「凄く鍛えてるんですね……アイクさんの体……固くて熱いです……
      なんだか……私も熱くなってきました……」
アイク「……わかった、今度は俺が洗ってやる」
イレース「っ!?……は……あ……アイクさん……」


イレース(……なんてことになってたかもしれないのに……それから……)




アイク「しかし危なかったな。俺が気付いたから良かったものの、のぼせて倒れるまで風呂に入ることはないだろ。
     下手をすると命に関わるところだったぞ。何かあったのか?」
イレース「その……集中しすぎて……と言いますか」
アイク「考え事か?よければ相談に乗るぞ」
イレース「い、いえ……だ、大丈夫です」
306助けて!名無しさん!:2011/09/08(木) 00:29:14.77 ID:cWpJxq5J
>>299-303
GJ〜
最近連載ものが少ない気がするからこうして長く楽しめるのは嬉しい
307助けて!名無しさん!:2011/09/08(木) 22:08:08.23 ID:hHWugtFD
>>305
ミスト「……なんだろ、この危機感」
ワユ「この子の食欲を満たしておかないと、大将とあたしの関係があぶない」
308助けて!名無しさん!:2011/09/08(木) 23:40:39.50 ID:2IgnSDxS
危機感があるなら、お前らも一緒に風呂に入ればいいじゃない
309助けて!名無しさん!:2011/09/08(木) 23:47:37.52 ID:1OjNTkzy
>>305
風呂でぶっ倒れてるところを助けたっていうことはだ
見たのか見てないのか、そこだけは詳しく聞かせてもらえますか?
310助けて!名無しさん!:2011/09/08(木) 23:59:56.83 ID:F4ifFQ4t
イレース「その……私を助けたときに……な、何でもないです」
アイク「……?」

イレース(本当にどうなんだろう……動じない人だから表情に出ないし……気になる……)
311助けて!名無しさん!:2011/09/09(金) 00:32:40.96 ID:FNcM2n8Z
OJの一日
〇月×日 晴れ
今日も騎士団割り当ての部屋で目を覚ます。
起き抜けに目に入るマッスルタワー像に辟易しながら朝の身支度を始める。
夜勤警戒に当たっていたバースさんが、ビキニパンツ一丁で布団に入るのを見ながら広間へ。
朝の日課と定められたバアトルズブートキャンプVerK(KINNIKU鍛錬に特化したメニューだそうだ)をした後朝食へ。
肉と大豆で構成された大量の朝食にも慣れた。
ボールスさんのように脂身が大量に出て来るのはご遠慮したいが……
朝食後ウェンディさんと共にリリーナ様を護衛しながら登校。
ロイさんと喋りながら登校されるリリーナ様の少し後ろで、スーさんの馬の進路を二人がかりで塞ぐ。
弓が痛い。
昇降口をウェンディさんに任せ、一足先に教室へ、ロイさんの机の中に魔法陣が書かれていたので手早く洗浄する。
どこからか闇魔法が飛んできて鎧が一部剥げた。
一限目が過ぎ、二限目
理科の実験のペア決め、先手を取ってシャニーさんとペアを組む。
槍が痛い。
四限目調理実習
隣の班を見るのが怖い。
とりあえず遅効性の媚薬を混ぜようとしたセシリア先生を調理ついでに斬り倒す。
身の程を弁えよ(一度言ってみたかったんだ)
案の定隣の班の危険物は廃棄となった。
メンバーが一人除き安堵の表情で購買に走って行く。
昼休み、どこに持っていたか調理実習の成果を持ったララムさんによって、補食される寸前の小動物の目をしたロイさんが壁際に追い詰められていた。
間に入って真紫のコーンスープを飲み干したウェンディさんを俺は終生尊敬するだろう。
リリーナ様に許可を得てから気絶したウェンディさんを保健室に運ぶ為鎧を脱がせて担ぐ。
途中チャドに意味深な笑顔を向けられたがやましい感情は無い。確かに以外とお尻が大き…ゲフンゲフン
五・六限目、体育祭が近いため二時間続けての体育となる。上半身裸で組体操の練習をする男子を見てリリーナ様が運動場を血に染めていた。ふと茂みを見ると同じく練習に励む高等部のエリウッド先輩を一人の女性が盗撮していた。
HRが終わり帰宅となる、今日これまでのダメージを特効薬で回復したら、リリーナ様のロイさんとの帰宅権をかけての戦いに加勢する。

妹よ。兄ちゃんは頑張ってる、頑張ってるけど挫けそうだ。
そんな事を考えつつ、業火によって吹き飛ばされながら見た空は、何だかとても滲んでいた。
(結局ロイさんはウォルトと帰ったそうだ)
312助けて!名無しさん!:2011/09/09(金) 00:44:02.63 ID:hz7tKKEp
マッスルタワーってなんやねんw
オスティアはNIKUの地獄だなw
いや、リリーナ様とエリ姉さんにとっては天国か…
313助けて!名無しさん!:2011/09/09(金) 01:33:19.36 ID:JPo3Oa1n
筋肉ならオレルアンと斧戦士ばかりのドズルも負けていないよロシェ
314助けて!名無しさん!:2011/09/09(金) 01:38:07.10 ID:xOdyZSzL
>>310
既に>>284-290で見られている件
315助けて!名無しさん!:2011/09/09(金) 01:55:57.92 ID:a4aoxT8C
>>313
ビラク乙

>>314
ユンヌ「抜け駆けしてアイクと裸の付き合いをした罪は、アイクの体がどれだけガチムチだったか詳細にレポートすることで許してあげるわ」
イレース(…いきなり現れたと思ったらよくわからない上に無茶な条件を言われました…)
316助けて!名無しさん!:2011/09/09(金) 02:00:00.17 ID:FkauZHVr
なんだろう、すべてのネタにレス返せなんてまったく思わないがネタを飛ばしてその前の流れをひっぱろうとかいう感じがして314みたいなのはウザく感じる
延々と同じ流れをやりたいのだろうか。アイク周り好きなのはわからなくもないが流れきれたとこにわざわざ前のレスにアンカーつけるか?
317助けて!名無しさん!:2011/09/09(金) 02:29:17.60 ID:hfWCOvPR
>>316
約30分の間にレスしろとな?スレに常時在中でもしてない限りそいつは無理な話じゃなかろうか?
318助けて!名無しさん!:2011/09/09(金) 02:32:11.83 ID:JPo3Oa1n
>>316
前のネタの話をしたい奴もいるし、今の流れを繋ぎたいなら自分でレスすればいい
煽る奴が一番いらない
319助けて!名無しさん!:2011/09/09(金) 02:47:38.50 ID:FkauZHVr
あーすまん煽ったつもりはないんだが…
以前にも直前にネタがきてたのにそれをガン無視してそのネタの前の話にレスつけて雑談続けてその結果職人がやる気無くしたみたいな事があったもんでな
ちょっと神経質だったみたいだすまん
320助けて!名無しさん!:2011/09/09(金) 02:57:25.05 ID:a4aoxT8C
>>319
好きなネタ書く人がいるなら自分が積極的にレスするのが一番の応援になる
お前ら俺の好きな流れにしろなんて言うと空気悪くするだけ
あと他人をウザいとまで言って煽ってないとかちょっと熱くなり過ぎ、ネタスレなんだから肩の力抜けよ
321助けて!名無しさん!:2011/09/09(金) 03:07:02.92 ID:d+TtnSFc
>>284-290を書いたものなんだが……
自分の書いたものにレスがついたり、流れが出来たりするとやっぱりうれしい

でもここは自分だけの場所じゃないし、今度からもう少し感想もつけることにする


>>299-303
連載乙!
正直紋章町でレースって時点でカオスになるのは予想してたがこれはひどいwww
どう収集するのか今から楽しみだ、続きも待ってる!
GJ!


>>311
オージェ生`、マジで
原作通りバースさんに無茶な特訓させられてそうだ
というかアーマーナイトは基本的に無茶させるのがしきたりなのだろうか
蒼炎のタウロニオ先生はそうでもないけどなぁ……

>>307-308を見てちょっと後日談的なものを書いてみる
今回はエロ要素はないからそっちは期待しないでくれ
では投下

322続・裸のお付き合い:2011/09/09(金) 03:10:06.93 ID:d+TtnSFc
グレイル工務店には最近改築したばかりのお風呂場がある。
この間この浴場でちょっとした騒ぎが起きた。
これは、その少し後の話……

「ふぅ……」
「あー、傷に染みるぅ」
「大丈夫?
 後でライブ必要かな?」

浴場で、三人の女性が会話しながら身体を洗っている。
シャワーの音に紛れて、一般家庭よりはるかに広い浴場に楽しげな笑い声が響く。

「全然平気!
 この位訓練してればしょっちゅうだしね、痕にならなきゃへっちゃらだよ」
「女の子の肌は大事にしないとね。
 特に切り傷はすぐに処置しないと残りやすいから……」
「………」

それきり会話が途切れて、沈黙に包まれる。
そんな重苦しい空気を、今回二人に呼び出された彼女……イレースが破る。

「この間のこと、ですよね……?」


その一言が聞きたかったらしく、二人の女性……ワユとミストが同時に口火を切る。
「隠し事は嫌いだから単刀直入に聞くけど!」

「大将(お兄ちゃん)と一緒にお風呂に入ったって本当!?」」
323続・裸のお付き合い2:2011/09/09(金) 03:11:10.03 ID:d+TtnSFc
「……」

数秒の、しかし二人にとっては数十分にも思える沈黙が続き、そして……

「……お風呂には、入ってません」

((ほっ……))

「裸は見られましたが……//」

「「……え?」」


………………
……………
…………


その後数分の口論が起きるも、毎度のことという結論に落ち着き現在はゆったりとした空気が流れている。
ちょっとした雑談を交えながら、広めの浴槽に三人が身体を横たえている。

「いやーそれにしても、毎回毎回直接的にアプローチするね」
数分程雑談が続いた所で、ワユがさらりとそう口にした。

「駄目……ですか?」
そう答えるイレースの口は重い。
やはり、多少なりとも罪悪感を感じているようだ。
324続・裸のお付き合い3:2011/09/09(金) 03:13:31.58 ID:d+TtnSFc
「んー……他の人はどう思ってるか分からないけど……
 あたしは一緒に訓練したり、剣選んだりする位しかできないからちょっと羨ましいかな」
ワユの返答に思う所があったのか、大人しく二人の会話を聞いていたミストも会話に加わる。
「私も、流石に一緒にお風呂入るのはちょっと恥ずかしいかな……
 小さい頃は一緒に入った事あるんだけどね」

「むむ、じゃあ入った事ないのはあたしだけかぁ……
 こりゃ恥ずかしいとか言って負けてられないね」
唇を尖らせながらワユが言う。

「意外とあっさり行けますよ?
 アイクさんは背中を流してもらうのには抵抗がないみたいですし」
イレースはそんな表情でも魅力的に映る彼女の整った顔立ちを羨ましく思いながらそう答えた。

「あはは、貴重なアドバイスありがと!
 うん、今度訓練の後誘ってみようかな……」


………………
……………
…………


「でも、本当イレースさんはなんていうか……」
「?」

普段から明るいミストにしては珍しく、歯切れが悪い。
それは言い難いという訳ではなく、上手く言葉に出来ないようだ。
325続・裸のお付き合い4:2011/09/09(金) 03:15:33.99 ID:d+TtnSFc
「その、すごいですよね」
「……何が、ですか?」

要領を得ない賛辞に、イレースは当然の質問を返す。
口にした本人もよく分かっていないらしく、途切れ途切れに答える。

「お風呂の件もそうだし、行動力あるっていうか……」
「そうそう、普段とのギャップがあるというか、同じ女の子としてはその積極性は羨ましいかな」

思ってもいなかった答えを聞いて、イレースの瞳が大きく揺れる。
普段見せない同僚の表情を見て、ミストとワユはもっとこの女性の事を知りたくなった。
あまり自分のことを語りたがらない彼女だからこそ、自分達の方から歩み寄ろうと思ったのかもしれない。

「そう、ですか。
 でも……私はお二人の方が羨ましいです」
「へ?あたし達の方が……?」

そしてその想いをイレースも受け取ったのか、ぽつりと内心を語り始めた……

「はい。
 ミストさんは小さい頃からアイクさんを知っていて特別な位置にいます。
 ワユさんは毎日のように勝負して、同じ武器だから共通の話題もあって……
 どれもこれも、私にはないものですから」

嫉妬、と言えばそこまでだが、それは確かに彼女が普段から二人に対して感じていた事そのものだった。
心情を語り終えたイレースに、ワユが声を掛ける。
それは普段の明るい声調ではなく、優しく励ます、姉のような声だった。

「同じだよ」
「……え?」
326続・裸のお付き合い5:2011/09/09(金) 03:16:18.44 ID:d+TtnSFc
「共通の話題っていうなら、大将とイレースさんはよく御飯食べにいくじゃん!
 それに魔道士での修行相手は貴重だってこの間大将言ってたよ?」
「うん。それに私だって、お兄ちゃんのこと完全に知ってるわけじゃない。
 それどころか、昔から近い位置にいるせいで女性として意識してもらえないこともあるし……」

自分だけではない、そのことに気付いたイレースの口元から自然と笑みが漏れる。

「ふふ、そうなんですか。
 そうですね。私達……同じような事で悩んでいたのかもしれませんね」

共有しただけで悩みが消える訳ではない。
しかし、分け合うことはできるのだ。


「……よーし、イレースさん、今度一緒に剣の練習しよ!」
「剣……ですか?」
「うん!剣で戦えるようになれ、とまでは言わないけど……
 なんか新しい発見があると思うよ! 
 あ、そのかわりといっちゃなんだけど、私にもちょっぴし魔道のこととか安い御飯のお店とか教えてね!」
「あ、それいいね!
 私もちょっとなら剣教えられるし、料理とかなら最近ちょっと自身あるから教えられるよ。
 お兄ちゃんのお肉以外での好きな味付けとか、昔の話とか……」
「……いいんですか?」

「いいのいいの!たまには大将絡み以外で、ね?」
「うん、私達ライバルだけど、同僚でもあるんだから!」

「そうです、ね……それじゃあ、よろしくお願いします」

そう言って、彼女はおずおずと小さな手を差し出した……
327続・裸のお付き合い6:2011/09/09(金) 03:17:37.41 ID:d+TtnSFc

ワイワイガヤガヤキャッキャウフフ……

本人達は気付いていないが、着替え処まで賑やかな声が響き渡っている。
そしてそれを聞きながら、入口をうろつく一人の女性の姿があった。

(これは……私が入ってもいいものかしら……)


豆腐「ティアマトさーん、何やってるんすか?覗きはよくありまs」

グシャッ

(((今、外で豆腐の砕けるような音がしたような……)))

終わり

328続・裸のお付き合い:2011/09/09(金) 03:23:58.87 ID:d+TtnSFc
ミストもワユも好きな自分としてはこれが限界です……

本当は

「それにしても、お二人とも大きいですよね……」
「何が……って、胸のこと?」
「最近また大きくなったんだよね……ブラが合わな、ひゃう!」
「やっぱり大きい……私の手だとつかみきれません」
「しゃべりながら手を動かさないで……んあぅ!」
「でも、イレースさんもかなり均整のとれた体つきじゃない?
 いくら食べても太らないし、二の腕が細くていいなぁ……」
「ワユさんは太ももが健康的でいいですよね……
 思わず舐めたくなります(ペロリ」

「ひゃ、ちょっ、ちょっと本当に舐めないでよ!
 あ、やだ、そこは誰にも……アッー!」


的な百合ん百合んな展開も入れたかったんだが……作者の技量だとこれが限界だったんだ
すまない……後は、レスの人たちの妄想に任せたっ……!
329助けて!名無しさん!:2011/09/09(金) 04:48:32.95 ID:a4aoxT8C
>>322-328
俺はあんたのアイクとイレースの話は好きだぜ、これからも自重しないでくれ
あと、たまには百合もいいよね!
330助けて!名無しさん!:2011/09/09(金) 11:21:13.78 ID:roMvJJ8t
ヘザー「たまにはどころかいつだってバッチこーいよ♪」
ラーチェル「もっともっとわたくしとエイリークのイチャラブネタが増える事を所望いたしますわ♪」
331助けて!名無しさん!:2011/09/09(金) 18:32:27.80 ID:PuyUuPL+
>>328
ミスト、ワユとイレースの胸、どうして差がついたのか…慢心、環境の違い
332助けて!名無しさん!:2011/09/09(金) 21:00:02.49 ID:pJSqdHla
この流れはワユとイレースをAにした俺得ですwwww

いいぞもっとやれ
333助けて!名無しさん!:2011/09/09(金) 21:05:13.20 ID:IeiIWDy0
五年後…なんのかんのあってアイクはミストと結婚…

お互いを労わりつつワユとイレースはルームメイトになり…やがて愛情が…
とか妄想してしまったじゃないかw
334助けて!名無しさん!:2011/09/09(金) 21:11:56.99 ID:LP12fGsr
>>333
ミスト乙
335助けて!名無しさん!:2011/09/09(金) 21:56:13.63 ID:JPo3Oa1n
仲がいいのか策を巡らせてるのかどっちだw
336助けて!名無しさん!:2011/09/09(金) 22:35:51.54 ID:cM3+U9VG
女は怖いね、ヘっくん☆
337助けて!名無しさん!:2011/09/09(金) 23:50:05.35 ID:dZtz1lF5
よく工務店女子のカップリング相手になっている
ボーレ、ヨファ、キルロイ、ガトリーは報われないな。

ヨファ「ボーレに取られると物凄く悔しいけど、アイクさんなら仕方ないと思っちゃう。」
ガトリー「俺が惚れた女の子は軒並み他の男とくっついてる件について」
キルロイ「僕だって病弱男子なのに襟ウッドさんと比べると完全な空気だよ」
338助けて!名無しさん!:2011/09/09(金) 23:54:18.08 ID:a4aoxT8C
普段は仲良し、嫁の座を争うときは水面下で策謀を巡らす
実に平和な工務店女性陣ですね
339助けて!名無しさん!:2011/09/10(土) 11:39:55.37 ID:3iSkHCGo
アイク×レテ好きの人とか期待
無論サナキでも構わんっ!

え、エリンシア?KINSINは(ry
340助けて!名無しさん!:2011/09/10(土) 21:35:46.20 ID:ft8FW1Qe
兄弟家が一家全員で焼肉を囲んでる夢を見た

…シグルドは普通にアルセリのKINSHINを牽制し、アイクorヘクトルは肉ばっかり取り、
セリスは卵で食べるか焼肉のタレで食べるか悩んでる姿が容易に想像できたw
341助けて!名無しさん!:2011/09/10(土) 22:32:27.98 ID:XyPU+mnS
>>340
細かくツッこむとすき焼きだね。エフラムも肉ばっかり食ってそう。
エリウッドとミカヤは野菜を中心に食べそう。リーフは分からん
342助けて!名無しさん!:2011/09/10(土) 22:50:30.60 ID:YbKXs8w3
アイクが肉を好むのに対してリーフは出る物は何でも食う
えらばない、ひたすらなんでもかきこむ
人間の食えるものはもちろん人間の食えないものも食う
まぁエリンシアはそんなもの出さないが
343助けて!名無しさん!:2011/09/11(日) 14:15:57.43 ID:lT0jQCz4
この小説を読むまえに>>116の注意書きを参照ください。
>>179-184の続きにあたります。
344侍エムブレム戦国伝 死闘編 ミカヤの章 神風:2011/09/11(日) 14:16:30.60 ID:lT0jQCz4
山の静謐な空気が巫女の白い肌を包む。
鬱蒼と茂った木々は風にざわめき吹き抜ける空気は夏の気配だ。
巫女は木々の合間のやや開けた場所に鎮座する岩の上に座して只管に祈祷を続けていた。
霊峰マレハウトの霊気が巫女の周囲を取り巻き清浄な気が俗界で纏った気の穢れを削ぎ落としていく。
ミカヤが岩の上に座す事すでに一ヶ月。
僅かな眠りと軽い食事の他は常に祈り続け時折その身に森羅万象もろもろの神の霊を降ろす。
長らく続くこの暮らしに辟易としたユンヌは木の枝に座してその姿を見つめていた。
「ねーねーミカヤー飽きたー」
返事は無い。それほど深く深く精神を現世から引き離し神の世界と対話をしているのだ。
ミカヤに神託を下した龍神デギンハンザーの途切れそうなかすかな霊気を捉えてその意志を受け、
自らの霊力を高めているのだ。
「護国…鎮護………風……神……導きに……」
「みかやーまだあの禿頭なんも言ってこないのー?
 ったく…信仰が薄れたのを理由に怠けてるんじゃないの。こちとらはまだ現世で粘ってるってのに…」
すっかり退屈したユンヌは翼を広げると暇つぶしに山の散歩に出かけていった。
この山に入ってから出来た新しい知り合いの元へと向かったのだ。
最近では一日に一度その者の元を尋ねるのがユンヌの日課となっていた。

しばし風を切って空に舞い、木々も少なくなり岩肌が覗く山頂付近にその祠はあった。
岩肌を削って作られた小さな小さな祠だ。人一人入る事もできない程度の小ささで中には御神体が祭られている。
もっとも詣でる者もいなくなり朽ちるに任されている感はあるが。
ユンヌは祠の前に舞い降りると壊れかけた戸を嘴で突いた。
「こんちわー遊びに来てやったわよー」
御神体に宿っていた神の霊が眠りから覚めて周囲の空気をより冷たいものとした。
弱弱しい霊気だ。ユンヌのような神やミカヤほどの霊気を持った者でなければ存在も感知できず声を聞く事もできないだろう。
信仰の薄れた神々は現世での力も衰えるもの。ましてその神格はピンキリである。
デギンハンザーほどの龍神でもほとんど世に影響を及ぼせなくなっているのだから末端の力の弱い神々では尚更である。
その神はまだ神として祀られて百年も過ぎていない力の弱い神であった。
「ああ……今日も来てくれたか…そなたが顔を出してくれる事だけが我が無聊を慰める…」
彼の名はグローメル。生前はこのマレハウトを根城とした一端の武将であった。
飛竜を駆って山を飛び回った猛将であったが、
ある時山頂から転げ落ちてきた落石から麓の村を守るために自らの身で岩を受け止めて命を落とした。
その遺徳を称えて村人たちがこの地に祠を築きグローメルの霊を祀ったのだ。
死者の霊は多くの人が生前の徳を信仰して祭礼を行なうと八百万の神の一柱に加えられる事となる。
グローメルもそうした神の一柱であった。もっとも今は祀る者も絶えて久しいが……

「いいって事よ。私も暇なんだもん。供え物とかお神酒とかあったらなおいいんだけど」
まったく歯に衣着せぬユンヌだが邪気が無いので微笑ましい。
「そんなものはここ十年近く無かったが…実はな。今朝方山頂に向かう旅の者が我が祠に参ってな。
 饅頭を供えて行ってくれた。一つわけるゆえお主も食うがよかろう」
神への供え物は現世を離れ信仰そのものとして霊気を帯びる。
忘れかけていた生前の味覚のような物を思い出してグローメルは頬を綻ばせた。
ユンヌは曲がりなりにも実体を持って顕現しているため供え物でなくとも食う事はできるのだが。
「うまっ甘味うまっ!もう虫だの鳥のエサだのは飽きてたのよっうまっ!
 それにしても奇特な旅人がいたもんねえ。どんな物好きよ。こんな山奥までわざわざ来るなんて」
「修験者であったな。まだ若い男であった。恐らく修行にでも来たのであろう」
「へえ、ちょっと様子見に行ってみるかな。またねー」
言うが早いかユンヌは山頂目指して飛んで行った。
まったく落ち着きの無い神だとグローメルは呆れてその背中を見送ったものである。
345侍エムブレム戦国伝 死闘編 ミカヤの章 神風:2011/09/11(日) 14:16:53.69 ID:lT0jQCz4
マレハウトは山頂に近づくとほとんど木々も無い岩場ばかりになってくる。
火口付近は現在もある程度活動をしており噴煙が上っているのが見て取れた。
徐々に高度を落として行ったユンヌはそこに岩肌をよじ登る見慣れた巫女の姿を見出した。
慣れない山登りにすでに巫女服はあちこちが泥に汚れている。
「あれ、ミカヤ? ここんとこずーっと上の空で祈祷してたのにどうしたのよ?」
顔をあげた銀の髪の巫女は少々やつれてはいたがそれでもなお気丈に微笑んで見せた。
「デギンハンザー様からのお告げよ。求めし者は来たれり。これで…この国は救われるわ…
 私の兄弟たちのいるこの国は…」
ユンヌを肩に止めるとミカヤはごつごつした岩肌を苦労してよじ登り噴煙立ち上る火口を見下ろした。
高熱のガスが噴出し硫黄の香りが立ち込める火口には容易に近寄れるものではない。
噴煙の奥にはかすかに赤い色すら見える。
火が噴出しているのだろうか?

だが…その時である。
噴煙の奥深くに人影が揺らめいたかと思うと…突風が巻き起こり紅蓮の炎を掻き消し幾重もの噴煙を流し去っていく。
火口の中腹の岩場に立つのは一人の若者であった。
その者は山伏の身なりをしており、彼が印をきり術を唱えるたびに風は強くなり火口の中を支配していく。
「これは…なんて風の霊力…火の気がみるみる衰えていく…」
元来風の気は雷に強く火に弱いとされるが…それであってもなお術者の力が上をいっているのであろう。
思わず感嘆したミカヤをその若者は見上げると迷いの無い口調で名乗りをあげた。
その一語一語は確信に満ちていた。

「我が名はセティ。神託に導かれこの地に馳せ参じました。銀の巫女殿とお見受けします。相違ありませぬか?」

この日……デギンハンザーの神託はその実を結んだ……
346侍エムブレム戦国伝 死闘編 ミカヤの章 神風:2011/09/11(日) 14:17:15.71 ID:lT0jQCz4
炎正十三年八月七日。

サカの船団はトハ海岸の湾口に密集し陸のデインクリミア両軍と睨み合っていた。
あれから二度に渡って上陸を敢行し、デイン、クリミア軍に多大な損害を与えたものの
猛将アシュナードを中心に猛烈な抵抗を受けていまだに上陸地を占領できず船に戻らざるをえなくなっていたのだ。
慣れぬ船の生活にサカの戦士たちは疲れきっていた。
多くの者が酷い船酔いに苦しめられておりそれに加えて八月の猛暑である。
船内の衛生はあっという間に悪化し船団内に疫病が流行り始めたのだ。
敵が小型船で斬り込む隙間を無くすため、また揺れを減らすために船と船を鎖で連結して密集させていたのもよくなかった。
それが返って疫病を広める結果になってしまったのだ。

甲板の上でリンは今日も西を…大陸の方を見つめている。
あれから二度、モンケに無理を聞いて貰って上陸部隊に参加したが何分何万人もひしめく戦場である。
あの黒龍に乗った武将とも天馬に乗った武将とも一度も合間見える事ができなかった。
その悔しさ以上にリンの心を占めるものは草の波うつ大草原だった。
ここは海と砂浜しか見えない。どれだけ…どれだけ遠くに来たのだろうか…

「うっぐ……」
呻き声が聞こえる。リンの乗るロルカの旗船でも幾人かの者が疫病にかかり、
風通しのよい甲板に天幕を張って日差しを避けて横たわっていた。
聞き覚えのある声にリンは向きかえると横たわる若者のそばに膝を突いた。
「目が覚めたの?」
「ああ……」
真っ青な顔をした若者、ギィはもう戻すものも無くなったのかやつれた顔をしている。
「戦…は?」
「心配ないわ。ジュテもロルカもよく戦って敵を叩いている。
 明日には四度目の上陸を図るわ。これで今度こそ陸にあがれるわよ。それまでの辛抱よ」
心の底の不安を押し隠して力強い声を出してみせた。
その言葉はギィだけではなく周りの病兵たちにも聞こえるようにはっきりと通る声であった。
族長たるもの、みなの前で不安な姿を見せてはならない。
それがわかったのかどうかリンにはわからなかったが…
ギィは戦に望む時のような気丈な顔をして見せた。
「おう…勝ってサカの草原に帰るまで…くたばってたまるかってんだ」
その言葉に周りの者たちは遠い故郷を思った。
遠征に次ぐ遠征。長征の果ての長征。
もう何年も見ていない心に抱く草原を……
「草原か……住んでた時はよ…ろくに物も食えない草しか無い土地だって思ったけど…
 豊かなアカネイアを絶対に奪い取ってやるって思ったけど…よ」
「こんな海の上じゃ…ニケ様の声も聞こえない。ハノン様の息吹も感じない……」
望郷の念にかられる戦士たちをもう一度奮い立たせようとリンが言葉を選んでいると天幕にスーが顔を出した。
常に冷静沈着なリンの側近だがこの時は心なしか不安げな顔をしている。
「リン…雲行きが怪しくなってきたわ…」
その言葉を受けて船首からリンは空を見上げる。
確かに雲が厚くなってきたようだ。
雨が降るかも知れない。だが……
「心配には及ばないわよ。三千隻もの船が鎖で連結してるんだから。多少の雨風でひっくり返ったりはしないわ。
 それよりも明日の上陸戦の準備を進めておきなさい。今度こそ敵共の首を上げて陸に拠点を構築するのよ」
そう…こちらも疲れているが敵の消耗はそれ以上に大きい。
残っている兵は一万いるかいないかというところだろう。
次の上陸ではいかにあの黒龍の将が強かろうとかならず討ち取る自信があった。
奴が百人力ならこちらは千人。千人力なら一万人で討ちかかって首を叩き落してやる……
347侍エムブレム戦国伝 死闘編 ミカヤの章 神風:2011/09/11(日) 14:17:49.03 ID:lT0jQCz4
トハの海岸線を望む小高い岬の上―――――
徐々に天は雲に覆われていき薄暗さが周囲を満たしていく。
この地の上にて若き山伏と巫女は湾内を圧する異国の船団を見つめていた。
「神州紋章の国を侵せし異人。なれど八百万の神の力を持ってすれば必ずや調伏できるでしょう」
若者は一歩を踏み出し一枚の護符を手にする。
風神フォルセティの加護が込められた護符からは強大な霊力が立ち上っている。
銀の巫女ミカヤは祈祷の果てに神の世界との強い通り道をその身に宿している。
その力を持ってこれより風神フォルセティをこの身に降ろしその力をセティに送り込むのだ。
さすればフォルセティの術はこの世で震える本来の力よりも何倍も何百倍もの力を振るえよう。
その力を持ってこの国を護れ。
それがデギンハンザーがミカヤに下した神託であった。

「いいのミカヤ?」
ユンヌが不安げな声を出す。
異国とはいえ十万からの人間をこの地に葬り去る事に躊躇いを覚えない人間はそうはいないだろう。
だがミカヤの言葉には葛藤はあったのかも知れないが少なくともそれを見て取る事はできなかった。
「どちらしか生き残れないのなら――
 弟妹のいるこの地を護る道をわたしは選ぶわ。
 そこに迷いはない…」
印を切ったミカヤの口から言霊が発せられる。
天地にただよう霊気が強まり神域へと見えぬ道を作っていく。
「風神、東南の風をもたらせし恵みの神よ。かしこみかしこみ申す。請い願わくば我が身に下りてその加護をもたらせ給いし―――
 デギンハンザーの巫女ミカヤが求める――――風神よ風神よ……請い願わくば……」
朗々と響き渡る強い言霊にセティは感嘆した。
山伏として諸国を渡り歩いた彼ではあるがこれほどの霊気を秘めた巫女を彼は他に知らない。
匹敵しうるとすれば会った事も無い方だが現人神とされる帝くらいのものではあるまいか。
徐々に風の気が強くなっていくのが感じられる。
セティは風神を祭った神社の神職の末裔だが術には長けていても神降ろしの力は無かった。
だが…これならば…

風の気を取り巻いたミカヤから別の神霊の気が立ち上った。
目つきが…声が変わる。
擦れ擦れではあるがより高次の世界と現世が繋がり、偉大な神霊がこの地に降り立ったのだ。
「御子よ御子よ…風使いの末裔たる御子よ……かつてこの地を調伏せしアスタルテとの約定に従いて……」
神の言霊がミカヤの口を通してセティに流れ込んでいく。
彼の中の霊力はこれまでにないほどに高まっていた。
風神フォルセティは古に主神アスタルテと交わした約束に基づいて信仰の廃れた今の世であってもこの地を鎮護しようとしているのだ。
その為の力をセティにもたらしているのだ。
「掛けまくも畏き大神フォルセティ。高き尊き思し召しのままに世のため人のために盡さしめ給へと恐み恐みも白す……」
セティもまた畏怖の念を言霊に乗せて発すると彼の符は霊気を受けて光り輝いた。
風が勢いを増し雲を呼び寄せたちまちのうちにトハの湾内は波打ち始める。
 
風は嵐を呼び波は激しさを増し海鳴りは咆え狂い僅かの間に強い雨が降り始めた。
この地に満ち満ちた神霊の力がさらなる暴風を呼び集めてゆく……
348侍エムブレム戦国伝 死闘編 ミカヤの章 神風:2011/09/11(日) 14:18:48.01 ID:lT0jQCz4
凄まじい暴風は何重もの鎖で連結された大船団をも揺るがし始めた。
寄せては返す強い波は船べりを越えて甲板まで流れ込み帆をへし折り兵を飲み込んでいく。
揺れ動く船と船が擦れあい船腹に穴が空き海水が流れ込んでいく。
サカ兵たちは甲板を逃げ惑い嵐の海に飲み込まれていく。
「な、なんだ! 帆をたため!持ちこたえて……」
ジュテの族長モンケが号令を下しかけたその瞬間であった。
凄まじい暴風に立っている事もままならぬ甲板上に雷が落ちたのだ。
それがジュテの旗船の甲板上に設置されたシューターに直撃し、
不運にもエレファント砲用に積まれていた砲弾に引火して大爆発を起こした。
ジュテの旗船から発した大火は暴風に煽られて連結されていた各船にたちまち燃え広がり数千の船が海の上で大火に包まれてゆく。
それはあたかも海の上に巨大な赤い壁が生じたかのような有様であった。
暴風に煽られ大火に包まれてサカ船団の各船は次々と転覆沈没していく。

この世の物とは思えないその光景を海岸の陣地からエリンシアは呆然と見つめていた。
「これは…なんと…」
足軽達から歓声が沸きあがった。
戦い疲れきりもはや大軍の攻撃を支えきれぬと思っていた矢先の事である。
まさにこれは天佑ではないか。
エリンシアの夫のジョフレも戦いに疲れた顔を上げて深々と頭を下げた。
「これはまさしく天の助け…まさに神風。いずれの神か存じませぬがこれでクリミアは救われまする。御礼申し上げる―――」

神に救われた者もいれば見放された者もいる。
ロルカの旗船は既に業火に包まれており戦士たちは小船に乗り移ろうとして風に煽られ次々と海に落ちて行く。
船にも穴があいたのだろう。凄まじい勢いで船が傾き甲板から人も荷物も何もかもか滑り落ちていく。
かろうじて柵に掴まっていたリンは鎧のしめ縄を断ち切って脱ぎ捨てると覚悟を決めた。
「武具を捨てて海へ飛び込めぇぇぇぇぇっ!!!」
自ら率先して部下に行動の範を示そうとリンは海へ飛びこむ。
重い物を捨ててそうするしか生き残る道はあるまい。
だが…父の形見たる宝刀メリクルソードだけは投げ捨てる事ができずにその腕に抱いて――――
海に飛びこむその刹那。風の泣き声が何者かの声のように聞き取れた。

家を出て自らの足で立ち上がった者を世話する親はいるまい…これもそなたらが自ら求めた結果だ――――

だがその声に意識を向ける余裕は今のリンには無かった。


炎正十三年八月七日――――
三千隻を超えたサカの巨大な船団は猛烈な嵐の前に跡形も無く全滅し
狼の血を引く戦士たちは海の藻屑と消え去った。

大陸を出て海原に乗り出した者たちにニケの加護は無かった――――


次回

侍エムブレム戦国伝 死闘編 

〜 リンの章 折れた牙 〜
349助けて!名無しさん!:2011/09/11(日) 15:25:19.46 ID:2vSHphRV
>>344-348
まさかのセティがキタ━━━━(Д゚(○=(゚∀゚)=○)Д゚)━━━━━ッ!!
そしてグローメル(うぉ、懐かし!)がいつの間にか神になっててワロタww丸でFF4の幻獣化した国王みたいだなw
次は生き残ったリンの姿が見られるのか…!
期待してますぜ、GJ!
350助けて!名無しさん!:2011/09/11(日) 17:06:18.74 ID:El9WpaW3
グローメルw
351助けて!名無しさん!:2011/09/11(日) 18:25:58.08 ID:01gmTsCW
>>344-348
久々の戦国ktkr!
登場人物のチョイスが絶妙すぎるwww
グローメル、出番貰えてよかったな!リオンも出番ありそうだし俺得すぎるw

リンは助かったんだろうなぁ……あの胸が泳ぐ邪魔にならなかったのだろうか
続きまってるよ、グッジョブ!
352助けて!名無しさん!:2011/09/11(日) 20:12:36.79 ID:iD4X2xBY
>>351
あの大きなおっぱいは身も蓋もなく言えば脂肪だ…つまり水に浮く
だから恐らく大丈夫だろうな。これはエイリークには真似出来ないこt



⊂二二<⌒ヽー───--へ
      <_,      ;;:::;;;:
⊂二二二__/ ̄ ̄;;;:::::::::::   
          ::::::::::::::
353助けて!名無しさん!:2011/09/11(日) 21:24:16.61 ID:Yz+eNAo/
>>352ぃぃぃぃー!
354助けて!名無しさん!:2011/09/11(日) 21:27:06.05 ID:iop/i/pd
前から思っていたんだが
エイリークとセリスってどっちが
おっぱい大きいの?
355助けて!名無しさん!:2011/09/11(日) 21:55:00.16 ID:FloJn6eI
兄弟一同「セリス」
356助けて!名無しさん!:2011/09/11(日) 23:42:12.34 ID:7yS4nII7
どっちが大きいかなんて実際に見て比べればすぐわかると思わないかね?
357助けて!名無しさん!:2011/09/11(日) 23:44:57.93 ID:weuIaM3n
>>356
エフラム乙
358助けて!名無しさん!:2011/09/11(日) 23:54:01.51 ID:El9WpaW3
>>355
エリンシア「あらあらうふふふふ」
リン「兄さんたちまで一緒に・・・」
ミカヤ「女性に言っていいことと悪いことの再教育が必要かしら」
セリカ「アルムまで一緒になって・・・・」

「「「さあ、覚悟はいい?」」」
359助けて!名無しさん!:2011/09/11(日) 23:59:47.08 ID:PeXKeYli
>>356
サラ「兄様の変態発言いただきました」
エフラム「言うまでもないと思うが俺じゃないぞ」
サラ「まあそれはさておき、……私と兄様の双子の妹だったらどっちが大きいの?なんて聞いてみたりして」
エフラム「……言わなきゃ駄目か?……おm」
サラ「……やっぱりいいわ、流石に少しかわいそうになってきたし……」
360助けて!名無しさん!:2011/09/12(月) 00:04:17.55 ID:/1l2nUn9
小学生に負けるとかどんだけだよw
361助けて!名無しさん!:2011/09/12(月) 00:05:47.83 ID:da0MC6Yw
このスレのエイリーク(+胸)の扱いは
本当に酷いよなw
膨らんでるじゃなくて、逆に抉れてるレベルじゃんw
362助けて!名無しさん!:2011/09/12(月) 00:09:20.36 ID:pdEFIrvs
>>360
まだ慌てるような時間じゃない
実はサラがロリ巨乳だったという可能性が残されているかもしれないじゃないか(棒
363助けて!名無しさん!:2011/09/12(月) 00:11:06.21 ID:DzQlZzcb
>>362
リーフの対応から考えてその可能性は薄そうだがな
364助けて!名無しさん!:2011/09/12(月) 00:41:30.95 ID:0LIHnDGL
仮にロリ巨乳だったとしてもリーフは興味なさそう
彼が興味あるのは巨乳のおねいさん
365助けて!名無しさん!:2011/09/12(月) 03:29:38.79 ID:Uh4OuXk1
>>362
サラ「まったく、悪質なデマを広めるのは止めて欲しいんだけど。兄様は散々見てるんだから私の胸の大きさは知ってるよね?」
エフラム「ああ、水着姿とかを見てるからな、なぜか説明が必要な気がしたので言っておくが。
      しかし、大きいと言われるのは嫌なのか?」
サラ「嫌っていうか……兄様は貧乳の方がいいんでしょ?大きいって思われたら嫌われちゃう……」
エフラム「……バカなことを言うな。俺は胸の大きさで人を判断したりしない。
      お前の胸がどうであろうと、お前を見捨てたりはしないから安心しろ」
サラ「……ありがと。さすが兄様ね、幼女ならつるぺただろうがロリ巨乳だろうが何でも来いだなんて」
エフラム「お前……途中までいい話だっただろ……」
366助けて!名無しさん!:2011/09/12(月) 12:54:37.90 ID:/1l2nUn9
エフラムはロリコンの鑑
367助けて!名無しさん!:2011/09/12(月) 17:56:44.69 ID:YfJjAocu
あとは幼女と結婚できるように法改正するだけだな
368助けて!名無しさん!:2011/09/12(月) 21:25:11.30 ID:Gt4/yOtp
おっぱいとロリコンの流れをぶった切ってしまいますが、
『ママチャリの系譜』>>299-303の続きを投下します。
369ママチャリの系譜 第1章:2011/09/12(月) 21:26:27.77 ID:Gt4/yOtp
フュンフ 「ふう、今回は出番があって良かった…。
      前回は悪魔のヘアピンとラストの直線だったんだが、
      上位チームのミスと下位チームの協力プレイで、その差は大きく縮まった。
      1周目もようやく終わり、今回から2周目に突入するっ! それでは、レディ・ゴーッ!!」

36

ノイン  「さあ、グラウンドの観客スタンドはトップ3台の姿を見てお祭り騒ぎだぁっ!!
      そして、各チームのピット(サーキットの修理所)も慌ただしくなってきたぞ! ピット凛々しく!!
      乙女のポリエステル100%、ツナギを着たピットクルーがスペアタイヤを、
      チェーンオイルスプレーを手に右往左往うおーっ!!」
エルフ  「落ち着いてください? ……あと、あのツナギはポリエステルは65%で綿が35%です」
ノイン  「何でも解説してくれるぞ、エルフ解説員!! そして、何でも実況するこの私、
      ソードマスター・ノイン!! この最強コンビでお送りしております、実況席!!」
セーラ  「ある意味で最強よね…」
ドロシー 「この2人がFETVで働いたらどうなるんでしょう?」
エルフ  「たぶん、視聴者から苦情の嵐ですよ」
ノイン  「さて、この聖戦15周年記念杯2人乗り自転車レース。大会実行委員会のレギュレーションにより、
      各チーム必ず1回はピットストップを行わねばなりません!」
エルフ  「ピットでは各マシンのメンテナンスやドライバーのケアを目的としています。
      ピットクルーはグランベル大学自転車部の皆さんです」
ノイン  「どの周回でピットに入るか、それも戦略上非常に重要なポイントだと言えましょう。
      最低2回のドライバーチェンジもここで行うのが王道であります」
エルフ  「ロスを考えるとできるだけ1ストップで行くのがベストですが、ドリフトやスピンをしたマシンは、
      タイヤの痛みが激しいですからね。1ストップで行けるかどうかはレース展開次第ですわ」
ノイン  「すると、最悪のケースを思えば、2ストップも想定しておいた方が良いという事ですね」
エルフ  「特にトップグループはタフな戦いを強いられますから、
      それだけ余分なマシンメンテを覚悟しておいた方がよろしいでしょう」
ノイン  「自分自身のマシンは自分が一番よく知っている! アリオーン選手、アルテナ選手は
      ピットロードに入って行きます! おっと、ナンナ選手はピットをパス!」
エルフ  「ナンナ選手は車体に負担のかかるバトルを行ってませんからね。
      ここで差を広げておきたい所でしょう」
ノイン  「程なくして4位から9位の集団がやって来ました。S・フェアリーズ、おねいさんハント号、
      緑山歌劇団、STEガンマはピットイン、残る2台はピットをパス!」
エルフ  「フィン選手、エスリン選手もバトルとは無縁でしたから見送りましたね」
エスリン 「あ〜、しんどい。ディアドラさん、ここで代わりましょう」
ディアドラ「はい、頑張りますわ」
ノイン  「おっと、ピットに入らなかった乙女デスサイズがここでドライバーチェンジ!
      コース上にマシンが減ったのを見計らった、混乱を避けるナイスタイミング!」
フィン  「ふむ、今のうちに交代した方が良さそうだな」
シャルロー「あー、まあ自信ないですけど、ダイエットだと思って行きます」
エルフ  「それを見て、青色申告号もドライバーが代わるようですわよ」
ノイン  「これでまたレース展開がガラっと変化します!
      ドライバー適性はどうなのか、ディアドラ選手、シャルロー選手!!」
搭乗者交代 エスリン→ディアドラ、フィン→シャルロー

現在の状況
          │ ↑     └────────────────
          │ロングストレート            グラウンドオーバルコース→
─────┘            ナ
                       _______________
┌..ピット内..┐         /
│ アリ、アル.│          │
│. .エル、シ . | ┃ ディ   │
│ アレ、オ. | ┃   シャ   |
└────┘ ┃  本線 │ 
370ママチャリの系譜 第1章:2011/09/12(月) 21:27:33.75 ID:Gt4/yOtp
37

ラケシス 「ナンナ、今のうちにタイムを稼ぐわよ!」
ナンナ  「ほいさっ!! ……すみません、ちょっと言ってみたかったんです」
ノイン  「ほーいさっさ、ほいさっさ、お猿の篭屋だホイサイおじさんっ!!
      シレジア民謡にのせて、軽やかに独走態勢に入る戦乙女ナンナ選手っ!!」
セーラ  「シレジアにそんな怪しい民謡があったんだ」
レヴィン 「確か、トーヴェ地方のものだったはずだ」
ドロシー 「ユグドラル地区も少し掘り返すと、変なモノがポンポン出てきますね…」
ノイン  「演奏はグランベル音楽団!! 団長のムーサーさんの趣味はトルネードでスカートめくりっ!!
      実家のシレジア料理店ムーサンのジンギスカンセット100Gは絶品!!
ムーサー 「七三軍団、六男のムーサーだ。私の実家では、常に新鮮な肉を用意して待っているぞ!」
エルフ  「協賛ありがとうございますわ」
アイク  「肉だと!? しかし、初めて聞く店だ、今度…いや、今すぐ行ってみたい!」
ミカヤ  「ダメよ、アイク! 今はシグルドとリーフを応援してあげなきゃ!」

ノイン  「さて、ピット内、すべてのマシンにタイヤ交換を行うピットクルー! そのスピードは練度の証か!
      とにかく早い! ドライバーはその間、傷薬で傷の治療や水分補給を行います」
エルフ  「ここの自転車部は桁外れの練習量で他校にも知れ渡っています。
      彼らは手慣れていますから作業が早いですわよ?」
ノイン  「まさにその通り、まるで魔法の小人のようにテキパキと交換を行います! 
      テキパキテキパキ好き好きー!! ピットワークの早さはもはや神業級だっ!?」
セーラ  「確かに恐ろしいぐらいに早いわね…」
エルト  「整備班長! すぐに出るぞ、補給を急がせろ!」
アルヴィス「こちらはいつでも出られる!」
アルテナ 「マナ、乗れる準備しといてよ!」
ディムナ 「具体的には12頭身ぐらいになっとくんだ!」
マナ   「はいっ…て、急にそんなには伸びませんっ!」
アレス  「しかも伸び過ぎてキモイぞっ!!」
ノイン  「眼前でナンナ・ヴァルキュリアのワンマンショーを目の当たりにした各選手に焦りの色も倍増かっ!?
      焦り倍ジャン共和国っ! 建国者はジャン!!」
エルフ  「……誰?」
ノイン  「観客席スタンドからはナンナコールが鳴り響いております。もはや白銀の女神の独壇場か、
      グランベル総合運動公園特設サーキット!! 女神の舞台に光あれっ!!」
エルフ  「ピットの方に動きがあったようですわ」
ノイン  「おおっ!? 最初にピットロードをリスタートしたのは、ダブル・エルダー!!
      パイロットシートに着くのはアルテナ選手ではありません、マナ選手だっ!!」
マナ   「よいしょ、よいしょ!」
セーラ  「遅ッ!!」
アルテナ 「ほら、マナ。頑張って!」
ノイン  「見た目通りの力と体力、やはりアルテナ選手と比べると大きなパワーダウンは否めない!
      そして、後方から4台、S・フェアリーズ・アルヴィス選手、ダブルドラゴン・トラバント選手、
      緑山歌劇団・ディムナ選手、おねいさんハント号・アレス選手が一斉スタート!!」
エルフ  「おねいさんハント号はアレス選手続投で行きましたわね。
      STEガンマはキュアン選手が何か槍のような物を受け取っていましたから、少し出遅れていますわ」
エルト  「何だこれは?」
キュアン 「そうだな…トラバントを撃退出来る秘密兵器。とでも言っておこうか」
ノイン  「秘密兵器っ!? いったい何を持ち出したのか、キュアン選手!!
      怪しげな武器を後部座席のエルトシャン選手に託し、STEガンマが最下位でリスタート!!
      しかし、ここからの巻き返しはかなり厳しいっ! トップのワルキューレは
      既にグラウンドオーバルコースを抜けて、たんぽぽ小道へ向かおうとしている!
      右手に見えるマナ選手はグラウンド周回遅れ!」
搭乗者交代 アルテナ→マナ、シグルド→アルヴィス、オイフェ→ディムナ、アリオーン→トラバント
      エルトシャン→キュアン
371ママチャリの系譜 第1章:2011/09/12(月) 21:28:29.15 ID:Gt4/yOtp
38

現在の状況
│ナ     |  グラウンドオーバルコース
┘      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
     トラ      アルヴ ディム      \
キュ→      マナ      アレ         \
      / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ .     |
       |                      |ディア.. ..|
       |                      |      |
      \__________/ .     |
                   シャ  .     /

ラケシス 「エルト兄様がリスタートしたようね…グラウンド周回遅れとは言え、油断はしない方がいいわ」
ナンナ  「(ハァ…ハァ)ええ、わかってます」
エルフ  「ナンナ選手も相当バテていますわ、どこで交代するかがカギですわね」
アルテナ 「ものの見事にやられたわね……」
マナ   「はうぅ〜、ごめんなさい…」
ノイン  「STEガンマより先にピットを出た4台の内、トラバント選手を除いた3台が
      マナ選手を既にオーバーテイクしていた! 速いっ! 実に速いですぞっ、殿!!」
エスリン 「うわ〜、来ちゃった。ちょっと頑張りすぎなんじゃないの?」
ディアドラ「まあ、どうしましょう?」
リーフ  「あっ、エスリンさ〜ん!」
アレス  「(スチャッ)リーフ、この銀の剣の☆になりたくなければ、そこを動くな!」
リーフ  「じょ、冗談だよ…だから首筋に剣を当てるのはやめて…」
ノイン  「グラウンドオーバルコースも半分を過ぎた所でアルヴィス選手、ディムナ選手、アレス選手が
      ディアドラ選手を捉えたぁ!! そして3台が一気に乙女デスサイズをオーバーティィィィクッ!!」
アルヴィス「うっ!?」
ノイン  「ああっと、しかし、確かに3台ともディアドラ選手を追い抜きはしましたが、
      スターダスト・フェアリーズが謎のスローダウンっ!! アルヴィス選手がまさかの脱落だぁっ!!」
エルフ  「何か様子がおかしいですね」
ノイン  「……おおっ!? 何だ、これは!? これは一体、何が起こっているのか!? ここでCMです」
セーラ  「マジでっ!? 最悪じゃないのっ!! 何が起こったのか勿体ぶらずに教えなさいっ!!」
ノイン  「では教えましょう。えーっと、起こっている事を説明するならば、連結自転車2両編成!
      ディアドラ機乙女デスサイズをS・フェアリーズ後部座席のシグルド選手が引っ張っている!」
ドロシー 「何やってるんですか…?」

アルヴィス&シグルド━ディアドラ&エスリン  ガッタイカンリョウ!!

ノイン  「運転手はキミだ、車掌は撲殺! 盗んだ列車で走り出す!
      牽引とでも言うべき微笑ましい光景が繰り広げられているのです……が」
アルヴィス「アホかぁっ! 重いわっ!!」
シグルド 「何を言う、いくら軽いエスリンを乗せているとは言え、あのか弱いディアドラが
      二人乗りをしているんだぞ! 手伝ってやろうとは思わんのかっ!」
アルヴィス「それとこれとは話が違うだろぉっ!!」
ディアドラ「アルヴィス様、頑張って下さいまし」
エスリン 「だって。ほら、彼女にいいとこ見せてみなさいよ」
アルヴィス「ままならんなあっ!!」
ノイン  「天使のような優しさと菩薩のような慈愛。そして、KINSHINとディアドラ選手の事となると
      暴走してしまう残念な一面を併せ持つ!! それが僕らの主人公シグルド選手!!」
シグルド 「いや、私はまともな人間だろう」
エスリン 「ノーコメントで」
372ママチャリの系譜 第1章:2011/09/12(月) 21:29:34.36 ID:Gt4/yOtp
39

___________/マナ
           アルヴ-ディア

ノイン  「そして、ヴォーパルバニー・アルヴィス選手の電車2両目後方に、接近する物体アリ!
      サーキットのお嬢様、マナ御前のダブル・エルダーだァッ!!」
エルフ  「首をはねないようにして下さい」
ノイン  「ピットアウトすぐに3台に追い抜かれたものの、健気な努力によって未だにダブルドラゴン、
      STEガンマの2台からオーバーテイクされていませんっ! 大和撫子マナ選手の実力を見誤ったか!?」
マナ   「私だって、平民としての意地があります!」
ノイン  「平民の意地がスポーツ拙者、運動音痴のマナ選手を奮い立たせているっ! 
      その力をもって2両編成列車にスリップストリームにつ……
      おおっと、スリップストリームと見せかけて、更に連結ッ!!」

アルヴィス&シグルド━ディアドラ&エスリン━マナ&アルテナ  ガッタイカンリョウ!!

セーラ  「だから、何やってんのよっ!!」
ノイン  「乙女デスサイズのナビシート、エスリン選手がダブル・エルダーを引っ張る!!
      アルヴィスバニー列車3両編成!! 運転手はキミだ、車掌はボクサー!!」
アルヴィス「だから、重いっつってるだろーがっ!!」
エスリン 「や、何か、私達だけ楽して悪いかな〜って思って」
マナ   「はぁ、ちょっと休憩…」
アルテナ 「エスリンさん、すみません」
ディアドラ「アルヴィス様、ファイト!」
アルヴィス「え〜い、もうどうにでもなれ!!」
ノイン  「惚れた弱みか、流石にアルヴィス選手も諦めたか、必死にペダルを漕ぐ!! 
      ディアドラ選手とは会社も一緒、ご飯も一緒、レースも一緒、暗殺者も一緒であります!」
ディアドラ「まあ、暗殺ですか…」
アルヴィス「何、私は暗殺されるのか!?」
シグルド 「惨殺や焼殺されるよりはいいだろう?」
エスリン 「3択なんだ」
アルヴィス「何で常にバッドエンドなんだ……?」
ノイン  「自然に男性と仲良しって良いなあ!! …なんて言ってる間にSTEガンマとダブルドラゴンが
      アルヴィスバニー列車をオーバーテイクだぁっ!!」
キュアン 「…何やってるんだ? こいつら…」
トラバント「フン、バカな連中だ。先に行かせてもらう」
ノイン  「グラウンドオーバルコースを3両編成で行く、そんな3台に観客スタンドから微笑ましい拍手が
      送られておりますっ!! ええい、妬ましいっ!! 嫉妬で人が殺せるのなら!!
      あんな奴ら、負けてしまえ! そんな彼らは現在仲良く7・8・9位!! Take a it your ZAMA!!」
エルフ  「あまり私怨を込めないで下さい?」
セーラ  「あいつらこの後どうするつもりよ…?」
ドロシー 「これじゃ本選出場どころじゃありませんよ」

続く
373助けて!名無しさん!:2011/09/12(月) 23:53:54.57 ID:x+mFun2E
>>369-372
まさかのプラシ…じゃなかった合体キタ━━━━(゚∀゚)━━━━━!!
直線はともかく曲がる時に酷く不便な気がするが、大丈夫かww
374助けて!名無しさん!:2011/09/13(火) 14:10:14.41 ID:ukOuS+zb
家族が増えるよ!やったね兄弟家!
ttp://www.famitsu.com/news/201109/13050122.html
375助けて!名無しさん!:2011/09/13(火) 14:16:38.79 ID:ukOuS+zb
376助けて!名無しさん!:2011/09/13(火) 16:27:12.08 ID:gmfwA5ry
ついにFE新作キタ━━━( ´∀`)・ω・) ゚Д゚)゚∀゚)・∀・) ̄ー ̄)´_ゝ`)−_)゚∋゚)´Д`)゚ー゚)━━━!!!!
377助けて!名無しさん!:2011/09/13(火) 16:39:02.88 ID:MPMZQDbM
>>374
その台詞やめろw
378助けて!名無しさん!:2011/09/13(火) 16:48:39.22 ID:gmfwA5ry
          _,,,,,         ―― |_| |_| >
         /川川ハ        | l ̄ | |    ノ   メ
        ///川川lト、      |_| 匚. |   \   シ
       (ゞ川从川/_,―' ̄ヽ    | |   ノ    食
     __>ームヾ ̄(  _-、 |  |_|   \   っ
    /   |       y-  ノ_|       <   て
    '-,,_ |        |  ムkノ) l_ll_l ,-,    )  る
       "| 兄弟家一同 |        // /  場
        |         |     匚/   ̄ヽ   合
       |     ___ |              ノ   じ
       r―――"    ‐|  \\     \   ゃ
       |          /     \\   <   ね
       人     乂  /       \\ ノ   え
ニヽ   /  |    ヾ /    ___―― ̄    っ
__\ /  /|     l         ̄ ̄―――__  !
     / /  \\  ヾ                 ν、
 ̄弋二/ ̄|   \\  \   \\            V⌒
 ̄ ̄\\\ ̄\  \\  \    \\
 ̄ ̄ ̄\\\ ̄|   "―_从从     \\
 ̄ ̄ ̄ ̄\\\ ̄\    |   ζ      \\
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\\\ ̄|    ヾ  \\       \\
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\\\\ ̄フ \\ \\
379助けて!名無しさん!:2011/09/13(火) 17:33:14.50 ID:nkx2f1bs
>>373のネタコメでこのスレにその手の同士がいることに驚いたや……嬉しいな……
と、そんなことより新作だな!バレになるから主人公とかのことは伏せた方がいいのかな?
まだだいぶ先になるが、議論板で家族入り会議とかした方がいいかもな。
なにはともあれ楽しみだ
380助けて!名無しさん!:2011/09/13(火) 18:08:36.70 ID:wRqsJdFF
アルム「兄弟が増えるのは嬉しいけど・・・」
セリカ「これで外伝リメイクの期待はほぼ打ち切られたわけね・・・」
シグルド「それを言うと聖戦もリメイクはあっても当分先になったがな」
セリス「そもそもceroとかシナリオ考えるとリメイク難しいかもしれないから・・・」
381助けて!名無しさん!:2011/09/13(火) 18:54:36.32 ID:bEEtJ7T1
しかしこの主人公が入るとなるとまたエリウッドの胃が・・・・ww
表情のパターンの多いイケイケ気質主人公っぽいような感じだな

>>369-372
GJ! >運転手はキミだ、車掌は撲殺! 盗んだ列車で走り出す! 
ここワロタww 次気になるな
382助けて!名無しさん!:2011/09/13(火) 21:53:30.53 ID:i/E6vYzq
新兄弟オメ。

ってなわけでかなーり気が早いけど、その内話し合わなきゃならないであろう話題を議論板のスレで振ってみた。
時間のある時にでも意見書き込んでもらえると嬉しいです。

ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/9373/1279193398/l50

ネタバレのことを考えると、解禁日まで新作の話題はここではしない方がいいのかな?
383助けて!名無しさん!:2011/09/14(水) 00:48:12.24 ID:tCpoNueo
サザ「今まで緑風(笑)ミカヤは俺が守る(笑)と、あることないこと言われてきた俺だが……とうっ!」

サザ(蒼炎)「俺には若返りという奥の手がある! 今後はこの姿で行動して、二度とネタキャラ扱いはされないぞ!」
ヘクトル「よう地雷」
マルス「元気かい、大器晩成(笑)」
サザ(蒼炎)「……あれ?」
384助けて!名無しさん!:2011/09/14(水) 08:18:43.09 ID:6R8B0CPj
新兄弟が登場か。どんなキャラになるかが楽しみだな
ユリウスがユリアとラナオウ、イシュタルから逃げてる夢を見た
























ティニー「昼までに書き込みがなければ紋章町の皆がアッー!に走る」
385助けて!名無しさん!:2011/09/14(水) 11:24:55.27 ID:n2vDDyM1
マルス「はいはいワロスワロス」
386助けて!名無しさん!:2011/09/14(水) 20:53:53.30 ID:wdzGAf/l
イサドラ「ビールおかわり!」
セライナ「おかわり!」
ブルーニャ「…………」
エキドナ「はいよ」ゴトリ×2
イサドラ「何よ何よ!支援相手が男だけで何が悪いのよ!生きてるかどうかもはっきりしないし、下手すれば主君諸共斬り殺しに来る婚約者に最後まで義理果たす必要有るかー!」グビッグビップハー
セライナ「誰が親父好きの寝取り趣味よ!口先と肩書きだけの無能教師みたいにショタ趣味じゃないだけ良いでしょうが!」グビッグビッ
ブルーニャ「…………」
イサドラ「どうしたのよブルーニャ?今日は全然飲んで無いじゃない」
セライナ「そうよそうよ!大体私と違って嫁のいない相手狙ってるんだから、さっさと寝床連れ込んじゃいなさいよ!何の為にエロい格好してるのよー!」
ブルーニャ「…された…」
イ・セ「「えっ?」」
ブルーニャ「無理に決まってるじゃないのー!今日だって!今日だって!」
数時間前
ゼフィール「ふーむ。久し振りに体が空いたな。何をするか?」
壁際より
ブルーニャ(チャ、チャンス!えーっとこういう時は、
それでしたら良いお店を見つけたので一緒にお食事しませんか?
それでしたら良いお店を見つけたので一緒にお食事しませんか?
よし、行くのよブルーニャ今回こそ。今回こそ!)
マードック「署長。以前仰られていた署員の気晴らし会場なのですが」
ゼフィール「む、当たりがついたのか?」
マードック「はい。よろしければこれから行って下見ついでに息抜きと致しませんか?」
ゼフィール「ああ、ちょうどどうするかと思っていた所だ。行くとしよう」
ブルーニャ(一緒にお食事一緒にお食事)「あ、あの署長……ってもういない?え?マードック将軍と飲みに行った?
また……また誘えなかったー」ヽ(`Д´)ノウワァァァァァン!!
387助けて!名無しさん!:2011/09/14(水) 20:55:28.55 ID:wdzGAf/l
ブルーニャ「どうせ!どうせ私は!20年顔の変わらない真正老け顔男に先を越される駄目女なのよー!」グビッグビッグビッグビッ!オカワリー!
エキドナ「はいよ」ゴトッ
セライナ「何でそこで押し通さないのよ!そんな老け顔将軍はねのければ良いじゃない!」
ブルーニャ「だっでー!食事に誘うだけで、武装グループの拠点に踏み込むより覚悟が要るのに他の人との約束押しのけてなんて無理よ゙ー!」ヽ(`Д´)ノウワァァァァァン!!
イサドラ「肝心な所でヘタレてどうするの!何の為にそんな胸元広げた格好してるのよ!」
ブルーニャ「この格好は魔道の師匠に女賢者の正装だって教えられたのよ!おかしいと気づいた時には周りに私=この格好で認識さ認識されてたから止めるに止めれないし!あのエロジジイ焼き尽くしてやるー!」グビッグビッグビッグビッオカワリー

ア〇ス「ぶしょおーーーーい!」

エキドナ「あんた達そろそろペース落とさないと後で泣き見るよ」ゴトッ
イサドラ「知るかー!とてもじゃないけど前線に向かない婚約者がはるばる故郷から来たんだから感動の包容位しなさいよ馬鹿ー!」グビッグビッオカワリー
セライナ「仲間になりそうでならないのは良いとして、何であんなキチイ〇ワカメに嵌められなきゃいけないのよー!あの野郎今度有ったら直毛ステキカットにしてやるー!」グビッグビッグビッオカワリー
ブルーニャ「署長ぉぉぉぉぉ!ウワァァァァァン!」グビッグビッグビッグビッオカワリー
エキドナ「ありゃそろそろ潰れるね……」
ゴンザレス「だ、だいじょうぶ、お、俺はこぶ」
エキドナ「あんたでも一人で三人はねえ。あたしはまだ店離れる訳にはいかないしねえ……」
リーフ「お姉さんを運ぶ作業と聞いて」
エキドナ「はいよ」つ勇者の斧
リーフ「アーコノヒトデナシー」
なんか唐突に浮かんだ、反省も後悔もしている
388助けて!名無しさん!:2011/09/14(水) 20:55:56.70 ID:wdzGAf/l
おまけ
ギース「成る程。それであんなになってる訳か」
エキドナ「ま、溜め込んだ物吐き出すのも必要さね」ゴトリ
ギース「勿体ねえなあ美人なのに、俺の船に来ねえかな?金に染まる海眺めりゃ細かい事なんざ吹っ飛ぶぜ?」
エキドナ「何が俺の船だい雇われ船長」ゴトリ
ギース「しょうがねえだろ?俺達兄弟はそれぞれ商才と商売運が無いんだからよ。
経営は他に任せて海と向き合った方が適材適所って奴だ。
で?何だいこの旨そうな酒と飯は?」
エキドナ「ああまで潰れたら家まで帰れないし、置いとく訳には行かないから送らなきゃいけないんだけど。ゴンザレス一人じゃ大変だろ?」
ギース「客を餌で釣るなよ……」
エキドナ「おや?じゃ。溜まってるツケの方を片付けてくれるかい?」
ギース「はいはい。安いね俺も。
こないだの夜はサービスしただろうが」ボソッ
389助けて!名無しさん!:2011/09/14(水) 21:33:25.79 ID:lxy9pAnn
>>386
ブルーニャさん不憫過ぎてワロタwwww


ベルン署員A「ブルーニャ警視って美人だよなぁ」
ベルン署員B「お前、気があるのか?言っておくがあの方は署長にホの字だぞ」
ベルン署員A「そうか…でも署長は極一部の人間しか信用しないお方だぞ」
ベルン署員C「ブルーニャ様もその一人だろjk。そうでもなきゃ三竜将なんてなれないさ…
        ただ恋愛対象という意味では眼中に無しみたいだがな」
ベルン署員B「まぁその理由は簡単だ。署長は重度のシスコ…(署内放送)…おっと、俺が呼ばれたみたいだ
        ちょっくら署長室に逝って来る」
ベルン署員C(無茶しやがって…(AA略)
ティニー  「所で今年の冬コミはマードック×ゼフィールで確定でしょうかハァハァ」
ベルン署員A「帰れ」
390助けて!名無しさん!:2011/09/15(木) 22:31:55.30 ID:whlhJMHT
>>386-388
封印勢とかGBAから入った俺得です
というかセライナさん、サラッと寝取り発言しないでくださいwww
あと個人的にはおまけの二人の会話の雰囲気が好きだ、もっと頼む
原作だとセライナもブルーニャも本来戦死してるキャラだから、生きてるだけでもいい扱いなんだろうけどなぁ……

GJでした!
391助けて!名無しさん!:2011/09/16(金) 20:02:35.56 ID:6rSxYVj/
>>386-388
GJ!封印から初めてGBAFE好きだからこういうネタは見てて楽しいな。
サラとかビラクとか長編もいいんだけど、こういう短くても色んなキャラの姿が見られるネタは取っつき安いしいいなぁと思うよ。
392助けて!名無しさん!:2011/09/16(金) 22:01:32.54 ID:BFNliHO9
殴り合いでも
やっぱり最強はアイクなの?
そういう描写が無いからわからん
393助けて!名無しさん!:2011/09/16(金) 22:32:58.31 ID:UUQye9r+
武器無しの素手でって事?
純粋にゲーム的に言えば武器無しで戦えるラグズ組みではあるまいか。
394助けて!名無しさん!:2011/09/16(金) 23:02:47.46 ID:avZ18e/j
バカ、住人に男しかいないようなこんなスレで軽々しく「最強」なんて言葉を出すんじゃねえ!

場所によってはフィンラケと同じぐらいに危険な言葉だぞ、「最強」なんてのは……
395助けて!名無しさん!:2011/09/16(金) 23:09:02.07 ID:1VSyiaS7
とりあえず波動拳とか射っても違和感はないな。
396助けて!名無しさん!:2011/09/16(金) 23:11:34.38 ID:UUQye9r+
最強は男の浪漫だからな。
アイクもヘクトルもエフラムも最強を追い求める。

バトル、おっぱい談義、ロリ、バカ、サラリーマンの悲哀。
このスレのネタは男の浪漫に満ち溢れている。
最後のは浪漫か微妙だがリアルな男の人生だよね。
397助けて!名無しさん!:2011/09/16(金) 23:37:27.89 ID:CMwuxC8W
>>395
波動拳→ラグネル
昇龍拳→天空
竜巻旋風脚→必殺
真・昇龍拳→大天空(スマブラだが)
398392:2011/09/16(金) 23:45:59.66 ID:BFNliHO9
>>393
純粋に武器無しって事だよ
専用武器持ちでスキルもあるんじゃ
強くて当たり前でしょ
だから、そういうの全部無しで
殴り合ったら、誰が最強なのかなって思ったの
何でもかんでも、アイクが最強っておかしいじゃん

まぁ、それでもアイク強いと思うけどw
399助けて!名無しさん!:2011/09/16(金) 23:59:34.75 ID:U4Bp9BUY
>>397
アイク「新しい技を編み出したんだ。ワユの流星を参考にした技で
     ラグネルの波動を五発まとめて放つ『真空波動剣』と……」
マルス「何ですかそのやばい技は……」
アイク「他にも、イレースに雷魔道について教えてもらったときに編み出した技で
     自分の気と魔力の練り方を工夫することで帯電した剣の波動を放つ『電刃波動剣』といってだな……」
マルス「……だから何ですかそのチート技は」
400助けて!名無しさん!:2011/09/17(土) 00:07:58.90 ID:wZMT/ez+
リュウとの親和性たけえw
401助けて!名無しさん!:2011/09/17(土) 00:55:02.16 ID:bw2sCTwr
過去にビラクウイルスとかあったからそのネタの一部設定を借りてみる

ルーテ「あぁ・・・なんということでしょうか」
アスレイ「ルーテさん、どうしたんですか?」
ルーテ「少し厄介なことになりました。以前のビラクウイルスではありませんが菌が外に出てしまって」
アスレイ「・・・今すぐに抗体を作りましょう」
ルーテ「実際にアッー!な展開にはならないのですが・・・」

シグルド「では行ってくるぞ」
ミカヤ「いってらっしゃーい」
エリンシア「大事な会議の日ですし頑張ってくださいね」
シグルド「複数の会社とな。ヘマはしないぞ!」
エリウッド「じゃあ僕達も遊びに行くよ」
ヘクトル「今日はどこに行くか?」
リン「いつもの商店街で!」
エリウッド「じゃあそうしようか!」
エフラム「俺達も行く」
エイリーク「私達も商店街に用があるので・・・」
ミカヤ「気をつけてね〜」

シグルド「失礼しま・・・」
サナキ「カミュ×ハーディンじゃ!」
アイーダ「エフラム×ヒーニアスの方が良いにきまってます!」
シグルーン「サナキ様の意見も悪くないです!ですがマードック×ナーシェンは譲れません!」
トラバント「フン、バカどもめ。ダッカー×マイオスがベストだ」
ターナ「しっこく×サザこそ至高よ!!」
シレーネ「ターナ様の言うとおりです!」
ヘイデン「違う!ケセルダ×ヴァルターだ!」
アリオーン「マギー×ローズの方が良いに決まってる!」
ホーク「何を言ってるのですか!ポール×ジャスミンの方が良いはずです」
セティ「ホーク!それはニッチだぞ!魔物を擬人化させてサイクロプス×マグダイルだ!」
ミーシャ「セティ様、ガチムチ同士では華がありません。ここはサイクロプス×スケルトンの方がおススメです」
アルヴィス「分かってないぞ君達!ここはスケルトンがサイクロプスとケルベロスにマグダイル、デスガーゴイルに迫られる総受けモノだ!」
シグルド「あのー?」
アルヴィス「シグルド!お前はどのような組み合わせが好きなのだ!?」
シグルド「私にはそういう趣味自体が・・・(何だ?ヘンな感覚が・・・)」
アルヴィス「シグルド!」
シグルド「私も同じだ!アルヴィスよ」
アルヴィス「さすがだな。分かっているな」
一同「分かってない!」
シグルド「それにしてもそろそろ会議の時間だが・・・」
アルヴィス「フッ、会議など」
トラバント「妄想の前ではクソくらえよ」
ヘイデン「ならばこの時間・・・」
セティ「論争に使う!」
サナキ「異論は認めぬ!」
一同「上等・・・!」
402助けて!名無しさん!:2011/09/17(土) 00:56:04.62 ID:bw2sCTwr
リン「エリウッド、ヘクトル。レイヴァン×ルセアの新作だけどどう思う?」
エリウッド「ユ・・・ユニヴァァァァァァス!!素晴らしすぎるよ!!」
ヘクトル「おええ・・・やっぱホモは生理的に受け付けねえ・・・」
エリウッド「これの理解ができないなんて・・・」
リン「どうかしてるわ!」
ヘクトル「どうかしてんのはお前等だよっ!正常になれ!」
エイリーク「ヘクトル兄上!腐っているのは悪いことじゃありません!」
ヘクトル「だとしても俺はアッー!系統の本や事件がマジで嫌いなんだよ!」
エフラム「エイリークの言うとおりだ。このマルス×マリク本を」
ヘクトル「自分の家族がネタになってるものを読んだり買ったりするのはやめんか!」
リン「家族だろうと同人に情けは不要だわ!」
ヘクトル「誰でも良い・・・!コイツらを早くもとに戻してくれえぇぇぇ!!」

セリス「ユリウスー♪」
ユリウス「だから引っ付くなっつーに!」
ファバル「やはり時代はセリス×ユリウスなんだな」
アレス「いや、ユリウスのヘタレ攻めもありだと俺は思う」
レスター「紋章町の同人誌でもかなり人気だもんな、その組み合わせ」
ユリア(あぁ・・・今すぐナーガをぶちかましたいのですが・・・!)
ラナ(この見守りたいって気持ちは何なの!?)
イシュタル(まさかこのままゴールイン?それも・・・ないない!それは絶対に許せないわ!正気に戻れ私!)

ルーテ「菌の名前はTウイルスで感染者は男女問わず腐ってしまいます」
アスレイ「感染力は?」
ルーテ「非常に強いです。人によっては治っても少し腐ったままです。ですが例外もあります」
アスレイ「例外?」
ルーテ「例えば並以上にホモ嫌いな人などはかかりません。例えばヘクトルさんなどがそうかもしれませんね」
アスレイ「もしかするとヘクトルさんから抗体が採れるのでは?」
ルーテ「・・・試してみましょう」

トラバント「何故理解せぬ・・・」ゼェ・・・ゼェ
サナキ「お主らこそ・・・」ハァ・・・ハァ
ヘイデン「かなりの時間を使ったな・・・」ヒー・・・ヒー
シグルド「このままではラチがあかん」
アルヴィス「我々の妄想力は腐リージ以上かもな」
セティ「最低でも匹敵はしてるかと・・・」
???「私達以上?更に匹敵?私たちも甘く見られましたね」
セティ「テ、ティニー!?何故ここに!?」
ティニー「アルヴィス様にセティ様。そしてここにおられる皆さん。
     本気で我々に匹敵してると思っているのならそれは甘いです。チョコレートよりも、蜂蜜よりも・・・サッカリンよりも遥かに甘いです」
アルヴィス「見るがいい!これらが先ほどまでの論争で我々が考えた組み合わせだ!」
ティニー「皆さんにそういう妄想は初めてでしょうが良い線を行ってるのは数人だけです。これらが私達一族が今までに考えた組み合わせです」
サナキ「極秘とか書いてあるのじゃが・・・」
ティニー「叔母様から許可はちゃんと貰いました。それに新しい組み合わせは考えれば結構できます」
ヘイデン「こ・・・これは!」
アイーダ「凄いわ500・・・いや、1000は超えてるわ!」
ティニー「同じ組み合わせだけでは飽きがきますからね」
シグルーン「これは本当に凄いわ・・・」

続く・・・かも
403助けて!名無しさん!:2011/09/17(土) 01:37:35.24 ID:TbgXtANx
ティニーはAKJよりもこっちの方が板についてるんじゃないか?
404助けて!名無しさん!:2011/09/17(土) 02:33:25.36 ID:junRlPT4
Tウイルスすら凌駕するとか、腐リージ恐ろし過ぎだろwwww
405助けて!名無しさん!:2011/09/17(土) 13:54:38.11 ID:DNgi5Qn3
KOEEEEEEEEEEE
いや待てよ 同人(アッー!)ネタを書いている職人ももしかしたらこのウイルスに・・・

おっと誰かきたようだ
406助けて!名無しさん!:2011/09/17(土) 15:13:33.69 ID:zDGeJslp
>>404
待て。TはティニーのTの可能性もあるぞっと。
407助けて!名無しさん!:2011/09/17(土) 17:44:19.31 ID:3/5CBpT3
>>404
タイラントのTじゃなくてティニーのTかよwwwwwww
流石は最強の腐リージ娘(※褒め言葉)だぜ…

とりあえずビラク型ネメシスに追い掛け回される主人公へクトルという電波を受信したww
・・・・・あれ?これって別にゲームに当てはめなくても普通に起きて(ry
408助けて!名無しさん!:2011/09/17(土) 21:58:52.06 ID:SnczC7j6
新作FEの公式動画見てたんだけど、リズ(ツインテの女の子)は妹キャラっぽいな
…AKJが早速勧誘の準備に入りそうだな

ラケシス「という訳で、新作の妹キャラも全員制覇よ!」
会員一同「オーッ!」
マルス 「君たちのその根性には恐れ入るよ、まったく」
409助けて!名無しさん!:2011/09/17(土) 22:21:49.24 ID:8zjMyIc6
妹じゃなくて
キモウトじゃないと駄目なんだろ?w
どうせなら、某みなもみたいに
「楽よね、妹キャラ」って言えるキャラの方が欲しい
410助けて!名無しさん!:2011/09/17(土) 23:55:26.73 ID:DITlGo02
ミストと言う健全過ぎる主人公の妹がいてだな(ry
え、ここじゃ嫁候補だって?だってここでは兄妹じゃないし。
411助けて!名無しさん!:2011/09/17(土) 23:58:33.69 ID:ozoRocOf
しかもこのスレ、なぜか定期的にミスト好きが集うからなぁ……
ビラクしかり、サラ様しかり、このスレの爆発力は本当に地獄だぜフゥハハハー
412助けて!名無しさん!:2011/09/18(日) 00:14:08.84 ID:Znn1O3Mf
エスリンもかなり健全な妹キャラだよね。
シグルド大歓喜。
413ミカヤ姉さんと紋章町史:2011/09/18(日) 05:09:25.77 ID:ajL9hhDi
だいぶ前のネタにミカヤの歌が中学校の教科書に載っているというものがあったので、その設定を使って。

〜ロイのいる中学校〜

リリーナ「ロイ、どうしたの?ずいぶん眠たそうだけど…。」
ロイ「…あぁ、昨日少しシグルド兄さんがあばれて、セリカ姉さんが炎を出して…ふわぁぁ…」
リリーナ「ロイ、授業中に寝たら…」

セシリア「はいそこ!ロイ、私の授業で寝るなんていい度胸ね…。この古文の短歌を訳しなさい!」
ロイ「は、はい!ええと…『あなたのことを思うとここ、(ダキュン、ダキュン)年抱いていなかった思いがあふれてきて…私はこの胸を焦がし』って、なんだこりゃ!」

セシリア「はい、その通り完璧な訳よ。この歌は1000年前の小さな勇者ことローランに、この作者から送られた歌で、この作者の熱い思いが伝わるということで有名な歌よね…。」

ロイ(…というか、この歌って明らかに。)

〜帰宅後〜

ロイ「兄さん…。」
エリウッド「あぁ、帰ったのか、ロイ。」

ロイ「古典で【暁の巫女の歌】って知ってる?」
414ミカヤ姉さんと紋章町史:2011/09/18(日) 05:29:14.49 ID:ajL9hhDi
エリウッド「…そうか、そういえば中学校ではそろそろその範囲まで習うんだったか。」
ヘクトル「エリウッド!」

エリウッド「あぁ、ロイもそろそろこれを知るべき時だろう。」
ヘクトル「ロイ、紋章町の過去の英雄について、なんとかって大学のなんとかって研究所がまとめて調べ上げたんだが…。」
エリウッド「300年前の英雄から1000年前の歴史上有名な人物の多くが【暁の巫女】って記されたものを持っていたらしいんだ。」

ヘクトル「…これをみろ。」
ロイ「これは…1000年前の女流文学として有名な、薄紫式部の【エル氏物語】!…たしか黒鷺とあだ名される光エル氏が帝国の宰相になり栄華を極めるって話だよね。」
エフラム「そうだ、特にまだ十二の幼女を自分好みに育て上げるって話が有名だが…あまり有名ではないが、この巻のタイトルを見てみろ。」

ロイ「【銀髪の乙女】…」


ソフィーヤ「…わたしが1000年前に作った、妄想同人小説をロイ様が…。」
レイ「あれ、お前が作ったのか!ははっ…同人小説が世界的に有名な世界最古の長編恋愛小説だなんて…世の中…バカばっかりだ…。」
ソフィーヤ「くわぁ、レイ散ってはだめです!」
415ミカヤ姉さんと紋章町史:2011/09/18(日) 05:50:47.87 ID:ajL9hhDi
ロイ「そういえば、姉さんって。【暁の巫女】と呼ばれるのが嫌いだったような…。」
マルス「大方、若い(?)頃にはっちゃけ過ぎたのを知られるのが嫌なような…。」

エイリーク「そしてまだあります。たとえば、おごれる竜も久しからず〜の言葉で有名なロプト家物語にも、銀色の髪の占い師という人物が出てきます。」
リオン「あと、この紋章町古代史、最大のオーパーツともいわれる紋章町の歴史を12万年前から記した【大紋章町史】なんだけど、この作者の名前は古代語で『mikaya』と読むらしいんだ…。」
アイク「ロイ、これはこの兄弟全員が姉さんに黙っていることなんだ…。お前も姉さんには秘密にしていてくれないか?」
ロイ「う、うん…こんなのを姉さんが知ったら、魔女っ子ミカリンの時よりもひどいことになりそうな気が…。」
エリウッド「うぅ、それを考えると久しぶりに胃が…。」

ミカヤ「(みんな…隠しても私は心が読めるから意味がないのよ…。後、とりあえず文科省に油を投げ込んで焼き尽くしてやるわ!」←博物館帰り
ソフィーヤ「(不吉な影が…文部科学省に…文科省の官僚はなるべく…前に出ないように…。)」


絶対紋章町の歴史はミカヤを中心に動いている。というより下手したらミカヤやエル氏(もちろんセフェランですね)に動かされている。早朝から失礼しました
416ミカヤ姉さんと紋章町史:2011/09/18(日) 07:06:05.12 ID:ajL9hhDi
ロイ「そういえば、姉さんって。【暁の巫女】と呼ばれるのが嫌いだったような…。」
マルス「大方、若い(?)頃にはっちゃけ過ぎたのを知られるのが嫌なような…。」

エイリーク「そしてまだあります。たとえば、おごれる竜も久しからず〜の言葉で有名なロプト家物語にも、銀色の髪の占い師という人物が出てきます。」
リオン「あと、この紋章町古代史、最大のオーパーツともいわれる紋章町の歴史を12万年前から記した【大紋章町史】なんだけど、この作者の名前は古代語で『mikaya』と読むらしいんだ…。」
アイク「ロイ、これはこの兄弟全員が姉さんに黙っていることなんだ…。お前も姉さんには秘密にしていてくれないか?」
ロイ「う、うん…こんなのを姉さんが知ったら、魔女っ子ミカリンの時よりもひどいことになりそうな気が…。」
エリウッド「うぅ、それを考えると久しぶりに胃が…。」

ミカヤ「(みんな…隠しても私は心が読めるから意味がないのよ…。後、とりあえず文科省に油を投げ込んで焼き尽くしてやるわ!」←博物館帰り
ソフィーヤ「(不吉な影が…文部科学省に…文科省の官僚はなるべく…前に出ないように…。)」
417ミカヤ姉さんと紋章町史:2011/09/18(日) 07:33:51.24 ID:ajL9hhDi
おまけ(↑ので終わると文〇〇学省への脅迫だと思われると困るので)

オリヴァー「文科省は美の守護者である私が守る。」
リオン「科学といえば、超天才のこの僕!」
イズカ「凡人にこの偉大な成果がわかってたまるか!そのためにじっくりとこの国の馬鹿どもをわしのような天才にするのだ。」

ミカヤ「…紋章町の文部科学省ってこんな人たちしかいないの?」

とりあえず油攻めは中断されたらしい


実は、オリヴァーとイズカとリオンをだしたかったという…
そして主人公家の人を全員出そうと思ったら、全然足りなかった。
418助けて!名無しさん!:2011/09/18(日) 11:10:43.03 ID:zK9VnSxa
>>413-417
吹いたww特にソフィーヤのくだりが好きだな
ミカヤ姉さんは兄弟家の神秘だな……GJ。
419助けて!名無しさん!:2011/09/18(日) 14:56:08.83 ID:ZezF5Ruj
>>413-417
>>イズカ「凡人にこの偉大な成果がわかってたまるか!そのためにじっくりとこの国の馬鹿どもをわしのような天才にするのだ。」

イズカの本性を知らなかったら割とまともな人に聞こえる、不思議!
とりあえずソフィーヤ自重ww
420助けて!名無しさん!:2011/09/18(日) 15:47:09.57 ID:nhkogXwD
>>413-417
GJ!ミカヤ姉さんは一体どれだけ歴史を残してきたんだ・・・

他の○○省の人たちも見たいな 紋章町だしどこもカオスなんだろうけどww
421助けて!名無しさん!:2011/09/18(日) 15:50:42.00 ID:nhkogXwD
すみません・・・sageてませんでした・・・
422助けて!名無しさん!:2011/09/18(日) 16:41:08.45 ID:9xD//bvL
細かい事は気にしない!

>>413-417
ミカヤ姉さんはっちゃけ過ぎwwww
あとソフィーヤ何やってんのwwww
423助けて!名無しさん!:2011/09/19(月) 19:05:43.93 ID:+Nht2gGa
>>413-417
亀だが乙!
ミカヤ姉さんの寿命からすれば黒歴史生産時が長くて当然なんだろうが……
こうして史実に遺されるとキツいものがあるな

しかも兄弟たちにリアルタイムで見られるとかwww
あ、でもミカリンも同じくらい黒歴史だと思うぜ。最近見ないが
424助けて!名無しさん!:2011/09/19(月) 19:49:15.34 ID:KUx8XMkw
兄弟が読みそうな漫画について考えてみる
ミカヤ
ガラスの仮面、王家の紋章
アルム「ジェネレーションギャップを感じる…」

エリンシア
北斗の拳、蒼天の拳など
ヘクトル「この上なくわかりやすいな」

アイク
トリコ
リーフ「何と言うか兄さんのストライクゾーンど真ん中な漫画だと思う」

リン
君に届け
マルス「wwwww風早くんみたいな王子様と逢えるといいっすねwwww」

セリス
君に届け
マルス「と思ったらなんでセリスまで見てんの」
425助けて!名無しさん!:2011/09/19(月) 20:16:27.31 ID:wngXJPf7
>>423
最近では「魔法少女ミカヤ☆マギカ」っていうネタもあったな

>>424
兄弟家はみんな結構漫画好きそうだ
エリンシアの見てるものはアイクも見てそうww
426助けて!名無しさん!:2011/09/19(月) 21:35:31.41 ID:aVB2H13n
>>401-402の続き
シグルド「凄いな・・・昔の人間を含めて10000を超えているとは」
ティニー「擬人化したものを含めたら100000は軽く超えれますよ?」
ターナ「でも擬人化って魔物以外思い浮かばないわ」
ミーシャ「私は机や武器などくらいしか思い浮かばないわ」
シレーネ「私もそれくらいですね」
ティニー「擬人化は難しいですよ。初心者なのにそれが出来たターナさんにアルヴィス様とシグルドさんにセティ様、ミーシャさんとシレーネさんは良い素質をもってます」
アルヴィス「我々が努力をすればフリージを越えられるのか?」
ティニー「現時点ではまだまだですが皆さん、初めてにしては良いですよ?越えるのは不可能に近いですけど」
ヘイデン「実際に書いてみたくなったな」
シグルーン「ですが修行は必要ですよね。辛そうです」
サナキ「妄想のみでとどめておこうかの・・・」
トラバント「ウム、何事にも自重は必要だからな」
アリオーン「父上が言わないでください!!」
ティニー「確かに訓練は必要ですが大切なのは途切れない妄想に強い精神力・・・何より作品に対する愛です」
セティ「書きたいという気持ちはあるが仕事があるから厳しいなぁ・・・」
アルヴィス「私もセティ君とほとんど同じ状況だ」
シグルド「せめて時間が作れたら良いのだが」
ティニー「そんなのは甘えです!叔母様が仰いました。泣きごとや時間が欲しいとか言うなら手を動かせと!睡眠時間を削るなり方法はあります」
アリオーン「なんという心構え・・・言葉に一片の迷いすら感じない!」
ヘイデン「ワシらは甘えておったのかもしれんな・・・」
セティ「ティニー。いや、先生!私に同人の道を教えてください!(ティニーやフィーが理解できるかもしれないし私自身も興味はあるからな)」
アルヴィス「私からも頼む、師匠。この通りだ!(越えて見せる・・・!腐リージを!)」
アリオーン「私も執筆をしてみたいんだ(アルテナへのプレゼントになるか・・・?)」
ミーシャ「お願いします!(あぁ!腐った妄想が止まらない!)」
シグルーン「サナキ様・・・私、行きます(腐ってみせるわ・・・行けるところまで)」
ティニー「同人の道は辛く険しいです・・・。それでも行きますか?」
ホーク「そんなことは関係ない!(上手く行けばリンダと合作出来るかもしれないな)」
シグルド「フッ・・・覚悟など(極めて見せるさ・・・同人の道を!)」
ターナ「とうの昔に決まっているわ!(エフラム×お兄様もありね)」
ティニー「良いでしょう・・・。明日紋章町のフリージ堂に来てください。そこで適性テストを行います」
一同「分かりました!」

マリク「何を読んでいるのですか?マルス様」
マルス「エイリーク×エフラム本だよ」
シーダ「シグルドさんが来ますよ?」
マルス「大丈夫さ、これはエイリーク君だから」
マリク「エイリーク君?」
マルス「男体化したエイリーク姉さんだからね。それにエイリーク姉さんが男になっても何も違和感はないしね!」
エイリーク「マルス・・・覚悟は良いですね?」つジークリンデ
マルス「ちょ、いつの間に!?必殺はやめ・・・アッー!コノヒトデナシー!!」
シーダ「無理がたたりましたね」
ヘクトル「なんてこった・・・マルスまで・・・」
ルーテ「ヘクトルさん、来てください」
ヘクトル「もしかしてお前が原因か」
ルーテ「そうですが協力して欲しいのです」
ヘクトル「自分でカタ付けろや!」
ルーテ「そうしたいのですが無理がありますね。それにヘクトルさんが力を貸してくれないと食卓で腐った会話が」
ヘクトル「喜んで協力する」
アスレイ「今回はTウイルス、正式名称ティニーウイルスが原因でこうなりました」
ルーテ「しかも人によっては並以上に腐ってしまいます。特に出世街道を走ってる人や知恵の働く人は」
ヘクトル「どおりで殆どの連中が腐ってるわけだ・・・」
ルーテ「だからホモに対して並以上の拒絶感を持ってるヘクトルさんからは抗体がとれるかもしれません。現に感染もしてませんし」
ヘクトル「早く抗体を作ってくれ。このままじゃあまりの気持ち悪さで狂っちまいそうだ」
427助けて!名無しさん!:2011/09/19(月) 21:36:34.98 ID:aVB2H13n
アルヴィス「来たぞ」
ヒルダ「あんた達!ここにきたからには覚悟が出来てるんだろうね?
    生半可な覚悟じゃ容赦なく放りだすよ!」
セティ「覚悟は出来ています」
ターナ「とうの昔にね!」
アリオーン「適性検査、お願いします」
シグルド「準備はできている」
ミーシャ「私もいつでも行けます」
シレーネ「全力を尽くすわ」
シグルーン「合格してみせる・・・必ず!」
ホーク「やってみせるさ!」
ティニー「叔母様、彼らは本気です」
ヒルダ「・・・始めるよ!ラインハルト!あんた!ひよっこ達を見てやりな!」
ブルーム「分かった」
ラインハルト「御意!」
ヒルダ「良い目をしてるよ。あんたが連れてきた連中」
ティニー「目標がどうあれ彼らの同人に対する思いは本気です。そこを見込んで連れてきました」
ヒルダ「やるようになったじゃないか。さすがあたしが一からエリート教育を叩き込んだだけはある」
ティニー「叔母様に褒めて頂けると嬉しいです」
ヒルダ「でもそこで止まるんじゃないよ。もっと上を目指しな。あんたならやれる」
ティニー「はいっ!」
ヒルダ「そろそろ適性検査も終わる頃だ。適性の判断に行くよ」
ティニー「私もチェックをするのですか?」
ヒルダ「あぁ、あんたももうそれくらいまでできそうだしね」
ティニー「・・・やってみせます!」
ヒルダ「じゃあ行くよ(ティニー、よくここまで来たね・・・。この調子でいけば壁際サークルも夢じゃないよ)」

次で完結させる予定だが後遺症は誰に残そうかな・・・
@シレジア組とグランベル組
Aアリオーンとシグルーン
Bフレリア組とグランベル組、シグルーン
Cフレリア組とシレジア組、アリオーン が個人的に思い浮かんだ候補
428助けて!名無しさん!:2011/09/20(火) 04:17:12.55 ID:C0LE/Xr9
>>426-427
なんというカオスwww
しかもなにこのスポコン乗り、腐リージぱねえwww

シグルーンあたり腐ってても違和感ないな、いやなんとなく。
しかしシレジア組も捨てがたい。ミーシャとか。
ターナが身内と片思いの相手(?)を妄想の餌食にしようとしている件w
おもしろいのでBかC希望w

ペガサスナイトに隠れ腐って多そうだな。
429助けて!名無しさん!:2011/09/20(火) 13:20:44.14 ID:iPomX9Ia
>>426-427
誰かT(ティニー)ーウイルスの特効薬を持ってこォォォォォい!!!間に合わなくても(ry
…とりあえず必要なのは(元ネタ的な意味で)ハチ毒のV-ポイズン、ティニーの血と、P-ベースを融合したディライトだなw

何というか、このスレのヒルダとティニーの仲の良さは異常
430助けて!名無しさん!:2011/09/20(火) 21:16:48.07 ID:1ehotSWr
>>426-427
GJです。恐るべし腐リージ家。>>428の選択肢だと、フレリア組の後遺症は確定か。
ロリコン+腐女子、ターナはどこへ行ってしまうのだろうか?
続きも頑張って下さい。

さて、こちらもネタを投下します。
『ママチャリの系譜』>>369-372の続きです。
431助けて!名無しさん!:2011/09/20(火) 21:18:21.05 ID:1ehotSWr
フュンフ 「あー、今回あらすじはなし、速攻でレースに移るぞ!
      決して容量が足りなかった訳じゃないからな。下の図は現在の戦況だ」

40

上位チーム                           下位チーム
┌────────────────────    |   |/ ̄   5位トラバント
│                       ナ    →  .  |            6位キュアン
│   ┌─────────────────     | .   / ̄ .   7位アルヴィス
│ シャ |     1位ナンナ                  |   |       8位ディアドラ
│   │     2位シャルロー                |   |       9位マナ
│   └┐   3位アレス、ディムナ                 | .  ト\___________
│     │                            \   キュ     ア-デ-マ(連結中) 
└┐ ア デ |                                  \____________

ノイン  「レースは中盤、LP回転、33回転! 1秒間に333回転の銀輪を回し、
      ダンディライオン・ロングストレートをトップ独走のナンナ選手を各車が追います!」
セーラ  「完全に独走ね…ちょっと、男ども! 私の為に頑張りなさいよっ!!」
ドロシー 「という事は、少なくともセーラさんは女性チームには賭けてないんですね?」
セーラ  「えっ…まあ、そうだけど…」
ノイン  「いや〜、しかし、これ程までのワンサイドレースになるとは、
      予想もしませんでしたね。解説のエルフさん」
エルフ  「そうですわね、各マシンのうち、ワルキューレだけは、
      ドライバーチェンジもピットインも済ませていない分のアドバンテージではありますが……」
ドロシー 「言われてみればそうですね」
エルフ  「それが分かっていても尚、これだけの大差を開けられると、精神的プレッシャーは測り知れませんね」
ノイン  「ただのプレッシャーでは終わりません! プレッシャーが焦りを誘い、焦りがミスを誘う!
      そして、セリスきゅんが私をデートに誘うっ!!」
セリス  「えっ、ボク?」
ユリウス 「誘ってねぇっ! アイツの言う事を真に受けるな!!」
イシュタル「ユリウス様?」
ノイン  「誘ってよ!! いいじゃん、デートぐらいっ! そんで、セリスちゃん美少女軍団に入れてよ!!」
ユリウス 「そっちが目的かよ……」
セーラ  「ケッ、何よ? その集団!」
ドロシー 「そのセリスちゃん美少女軍団とはどういう方がいらっしゃるんですか?」
エルフ  「現在確認されているのは、聖戦子世代で仲間になりうる女性全員(平民含む)ですわ。
      ちなみに男子からの1番人気はセリスさん本人だそうです」
ユリウス 「何でだよっ!?」
セリス  「そ、そうなの!? でもボク、ラブレターが下駄箱に入ってた事も、
      放課後の校舎裏に呼び出された事もないんだよっ!?」
ユリウス 「馬鹿、お前、僕なんか下駄箱に決闘状やカミソリレターが入ってるわ、
      放課後の校舎裏に呼び出されるはで大変なんだぞ?」
セーラ  「ねえ、これってどこから突っ込んだらいいの?」
ドロシー 「私に聞かないで下さい」
シャルロー「実況席は何やってるんでしょうか?」
フィン  「あまりレースを蔑ろにしないで貰いたいんだが…」
ノイン  「これでも真面目にやってますっ! 竜王家使用人、背番号9番、ソードマスター・ノイン!
      トップがロングストレートも半ばに差し掛かった所で、2位の青色申告号もたんぽぽ小道に突入!
     『校舎裏に来いやゴルァ』と『校舎裏に来て下さい(はぁと)』では意味が全く違います!」
エルフ  「ノインさんはよく、後者の手紙を送っていたそうです」
ノイン  「校舎だけにねっ! あー、もう、どいつもこいつもごめんなさいごめんなさいって手ぇ合わせて、
      私はごめんなさい教のご本尊かっちゅーのよっ!!」
エルフ  「わかりましたから、こんな所でマジギレしないで下さい」
432助けて!名無しさん!:2011/09/20(火) 21:19:48.25 ID:1ehotSWr
41

ノイン  「近づきたくても近づけない! そんな事もなくトップに近づいているのは、
      相変わらずエンジン全開で突っ走る2台! 緑山歌劇団特攻団員・ディムナ選手と、
      マントが開いて股間の天狗が神々しいアレス選手! ユグドラル学園の女子生徒の黄色い声援と共に
      すごい勢いでトップとの差を縮め、ロングストレートに突入だっ!!」
ドロシー 「よくもまあ股間に天狗のお面なんか装備できますね…」
ノイン  「それにしても、各車、ここは勝負所ではないと見たか、順位に変動はあれど、
      バトルを仕掛けるマシンはありませんっ。辺塞、寧日ありっ!!」
ディムナ 「寧日を経、勝利を得れば以って瞑すべし、と言う事ですか。
      …アレスさん、ここは共同戦線と行きませんか?」
アレス  「何だか良くわからんが、いいだろう」
ノイン  「おおっと、新進気鋭の双璧がタッグを組んだ! 一時休戦、略して一休戦、一休み一休みっ!!
      いっきゅうせーん、将軍様がまた聖戦でアーダン一人クリアをっ!」
エルフ  「落ち着いて下さい、新右衛門さん」
セーラ  「実際にやった人がいるらしいわよ…」
ノイン  「もちろんアーダン以外のイベントで取れる勇者シリーズの武器は未使用です!」
ドロシー 「よくエルトシャンやランゴバルト、レプトールを倒しましたね…」
エルフ  「4章では川(跳ね橋)や山を越えられないので、仕方なくデューさんやレスキューを使いますが、
      万年喪男の底力を垣間見ましたわ」
アーダン 「万年喪男とか言うなっ! 俺だって…俺だってえぇぇぇーーーっ!!(´;ω;`)ブワッ」

─────────       ──────────
  アレ・ディ────→          ディ・アレ────→
                →
─────────       ──────────

ノイン  「たんぽぽ小道ロングストレートをスリップストリームで駆け抜けてゆく私のメモリアルっ!
      スリップストリームから抜けて前に出たおねいさんハント号が、
      今度は緑山歌劇団号を従えて引っ張る!! 互助コンビ、アレス&ディムナ!
      五女と言えば兄弟家のセリカさん! 10男5女の大家族っ! 紋章町の名物兄弟ですっ!!」
セリカ  「ちょっとアンタ! アルムから離れなさいよっ!!」
ジャンヌ 「嫌です! 婿候補のいないセリカさんにうちの兄さんあげますから、どっか行って下さい!!」
トリスタン「おいジャンヌ、どうしたんだ? 突然呼び出して」
セリカ  「うそっ!? 美形!! ……じゃなくて、アンタがどっか行きなさいよ、この泥棒猫っ!!」
ジャンヌ 「チッ、このイケメン兄貴でもダメか…」
トリスタン「なるほど、放置プレイという訳か。我が妹ながら大人しそうな顔して、
      なかなかどうしておてんばクイーンに育ちそうじゃねえか。くっくっく、たまらねえぜ」
アルム  「澄ました顔で何か変な事言ってるんですけど、この人…」
シグルド 「…ジャンヌもいる事だし、とりあえず今はほっとくか」
ノイン  「地獄にほっとけ地獄の地蔵。さて、トップを追う3台からひとまず離れまして、
      後方はどうなっていますでしょうかアショナードかアシュナードっ!
      テリウス地区が誇る最大の遊園地『グルグルランド』!
      大小様々なアトラクションがあなたの遊び心をくすぐります! 入園料は大人360G、子供240G!!」
アシュナード「くくく、我が城で思う存分楽しむが良いわ!」
エルフ  「違う地区ですのに、協賛ありがとうございますわ」

┌────────
│          →
│   キュ       →
│    ┌────
│. . ト..│

エルト  「意外とあっさり抜けたな」
キュアン 「わからん、まだ何か企んでいるかもしれん」
トラバント「〜♪」
アリオーン「父上、真面目にやって下さい…」
ノイン  「ツインチェーンのSTEガンマ・黒きジェントルマン・キュアン選手が5位で、
      たんぽぽ小道に突入っ! その後ろにはダブルドラゴン・トラバント選手がやや鈍行で走っている!」
セーラ  「あのオッサン、やる気あるのかしら?」
433助けて!名無しさん!:2011/09/20(火) 21:21:02.49 ID:1ehotSWr
42

ノイン  「そして仲良しスピードの最後方グループ、アルヴィスバニー列車3両編成6人乗りは、
      ようやく第2コーナー半ばへ来た所だ! 半ばユキエだ、つるーらぶ!」
セーラ  「こっちはこっちでまだやってるし…」
ドロシー 「でも先頭のアルヴィスさん、冗談抜きでヤバそうですよ」
ノイン  「オーバルコースとヴォーパルバニーは似ている! 殺人兎ヴォーパルバニー・アルヴィス選手が
      死刑執行人・ディアドラ選手に息の根を止められてしまうのか!?」
ディアドラ「いえ、そんなつもりはないのですけど…。アルヴィス様、申し訳ありません」
アルヴィス「(ハァ…ハァ)いや…その…」
エルフ  「不和の種を故意に撒かないで下さい?」
ノイン  「付和雷同か葛葉ラ○ドウ! サーキットの悪魔合体、3台の合体車両がなおも行く!
      コンゴトモヨロシク!!」
エルフ  「こちらこそ、よろしく」
シグルド 「ほら、さっさと走れ!」
エスリン 「ガンバレ、男の子!」
アルヴィス(ダメだ……マジでしんどい。こうなったら…)
       「…私はもうダメだ、シグルド達のせいで死にそうだからリタイアする。すまない、ディアドラ…」
ディアドラ「ア、アルヴィス様!?」
シグルド 「えっ? そこまでしんどくないだろ? なあ、エスリン?」
エスリン 「兄さんは酷いわね…」
アルテナ 「酌量の余地はありません…」
マナ   「シグルドさん、いけませんよ。お友達は大事にするものです!」
シグルド 「全部私のせいかーーーっ!?」
ノイン  「ああっと、アルヴィス選手、ここでマシンから降ります! そして、サドルを外す!
      レース残酷物語! お荷物シグルド軍がアルヴィス選手に引導を渡してしまうのか!?」
ディアドラ「待って下さい、アルヴィス様。少し休めばまた走れますよ」
マナ   「そ、そうですよ、アルヴィスさん!」
ノイン  「流石に悪いと思ったか!? ディアドラ&エスリンペア、アルテナ&マナペア、
      マシンを止めてアルヴィス選手を励まします! アルヴィス選手リタイアか!?」
アルヴィス「…………(スッ)」
ノイン  「あっと、アルヴィス選手、いきなりマシンに再び乗る!? サドルは結局外さず、上げただけ!
      ナチュラルに立ち漕ぎ状態になるサドル位置! 速い速い!!」

│   ↑    /
│   アル サラバダ!!
│.        |
│   ディ.  |
│    マナ   |

アルヴィス「すまない、ディアドラ! 私は行かなければならないのだ!」
ギュイーーーン!!
ノイン  「ななんと何と! マシンを降りると見せかけて、再発進ダッシュに繋がるサドル位置調整!!
      策士・アルヴィスの面目躍如だ! さーくすぃーーー! 394歳!」
ディアドラ「あら、行ってしまいましたね…」
エスリン 「卑怯もーんっ!!」
マナ   「まんまとやられちゃいました」
アルテナ 「彼らを追うのよっ、マナ、呑気に見てないで早く乗って!」
ノイン  「兎と亀の競争だ! お昼寝ウサちゃんアルヴィス選手に置いて行かれて、
      ドジでのろまな亀のマナ選手がドライバーシートに向くっ! 教官、私をしごイネルワイゼン!」
マナ   「わ、私はドジでのろまな亀じゃありませんっ!」
アルテナ 「いいから、早く乗って! 置いて行かれちゃったじゃないっ!」
ノイン  「マナ選手のとぼけた発言をアルテナ選手が押し切る! 私のボケも流されます!
      聖戦の流さ麗子達がリッ○レーサーとなって、ひた走る!!」
セーラ  「やっと連結が解けたわね…」
ドロシー 「ここから挽回できるのでしょうか?」
434助けて!名無しさん!:2011/09/20(火) 21:22:38.30 ID:1ehotSWr
43

ノイン  「リスタートの最後尾グループは今、ようやく、たんぽぽ小道に入ったところ。
      トップは既に小道の終盤に差し掛かっている!
      この差は簡単には縮まりそうもナッシング、アーンド、ナッシング!!」
トラバント「さて、そろそろ行くか…(スッ)」
アリオーン「父上、何を?」
トラバント「ZE-SPL、ヘブンズ・ゲート起動!!(ポチッ)」
ノイン  「おおおおおっと、ここで竜王の秘策かっ!?
      トラバント選手、懐から何やら怪しげなボタンを取り出し、スイッチON!!」
ブワッシャァァァァァァァッ!!
ナンナ  「えっ? 雨!?」
シャルロー「うわっ、冷たっ!」
ノイン  「なんとぉっ!? たんぽぽ小道から一斉に水が噴き出したっ!! これはスプリンクラーかっ!?
      ボタン一つで盛大な水花火が発火したぁっ!!」
エルフ  「あんな所にスプリンクラーは無かったはずですが…いえ、小道の脇に見慣れない装置がありますね。
      あそこから水が噴き出していますわ」
セーラ  「いつの間にあんな物設置したの!?」
エルフ  「そういえば、先程(35辺り)どこかに電話してましたね」
ドロシー 「あの時に部下か誰かにこっそり設置させたんですね、のんびり走ってたのはこの為ですか!」
ディムナ 「ッ!? 滑る!! これじゃスピードが出せないっ!!」
オイフェ 「まさかこんな事をしてくるとはっ!」
アレス  「おのれ、小癪なっ!」
リーフ  「くっ、トラバントめ!」
ノイン  「盛大に吹き出した水がトップグループの視界を遮るッ! それだけではありません、
      足場が一気に悪化してスピードが鈍るヘイム、死と水に覆われた世界だ!」
ナンナ  「(ボソッ)ニブルヘイムへ案内しよう…」
ラケシス 「ナンナ? 今何か言った?」
ナンナ  「/////いえっ! 何も言ってませんっ!!」
キュアン 「トラバント、これは貴様からのシャンパンシャワーと受け取っておこう、
      いささか酒気が抜けて興を殺ぐけどな。それにしても、貴様も気が早い」
ギュイーーーーーン!!

────────────────────
                       アレ・ディ
                           シャ
キュ───────→
────────────────────

トラバント「ぬっ、キュアンには効かなかったか…まあいい」
セーラ  「おおおっ! 来たわよドロシー、スカーレット…なんとかが!」
ドロシー 「スカーレットタイフーンエクセレントガンマですよ、セーラさん」
ノイン  「余裕のキュアン選手、巡航速度の低下は5%程度だっ! トラバント必殺、水のトラップも
      熱きジェントルマンの前に霧散したっ!! 烈火の紳士の情熱は水では消せぬっ!!」
エルフ  「STEガンマはタイヤ交換の時に、オフロードのポテンシャルが、
      より引出しやすいタイヤに変えていました。最高速度は落ちますが、グリップ力は向上しています」
ノイン  「2WD+オフロードタイヤによって、そのグリップ力は全マシン中、MAX!! FAX!!
      ここでFAXが届いております。『ブラムセル様、いつになったら奥さんと別れて、
      私と結婚してくれるんですか? お腹の子供も急かしています。”愛人の”ケメ子より』だそうです」
ブラムセル妻「…あなた?(ビキビキ)」つざんてつの剣
ブラムセル「あ、いや…これは……その……」
ノイン  「おおっと、観客スタンドのブラムセル夫妻、揉めに揉め始めましたっ!
      奥さん必殺のざん・てつ・けんっ!! 血まみれの場外乱闘だッ!!」
エルフ  「あなた、そっちの実況の方が向いてそうですわね」
セーラ  「つーか、あのオヤジ、最低ね!」
ドロシー 「自業自得です!」

続く……今気付いたけど、題名入れ忘れた…orz
435助けて!名無しさん!:2011/09/21(水) 10:00:53.69 ID:RwRdiRj4
ブラムセル…結婚してたのかw
436助けて!名無しさん!:2011/09/21(水) 21:45:52.67 ID:Zwbe7z6r
>>431-434
トラバントが中々の策士でワロタ
GJ!


それはそうと、>>431-434にてブラムセルでさえ結婚出来てるというのに僕らときたら…
そういう訳で、僕はイドゥンさんと結婚させて貰うよ!


        地=地竜(ルナティック仕様)
   地
 地僕地
   地
437助けて!名無しさん!:2011/09/21(水) 21:48:50.99 ID:fUrFxVmX
真面目に考えると原作で一定の年齢かつそれなりの地位の人は大抵は普通に結婚してるんだろうね
ただ奥さんが作中に出てこないってだけで
438助けて!名無しさん!:2011/09/21(水) 21:50:18.75 ID:Zwbe7z6r
>>436
ガトー  「…お主らもこんな男を好きになって苦労してるのぅ…」
ナンナ  「まぁ、もう慣れっ子ですから」
ティニー「冬の同人誌のネタは、リーフ様×擬人化地竜4体の5Pですかねハァハァ」
メディウス「イドゥンにはもう少し外の世界に知って貰いたい所だが、そういう世界は無しの方向で頼む(´・ω・`)」
439助けて!名無しさん!:2011/09/22(木) 03:41:25.54 ID:PaqV/gU3
さりげなくジャンヌがトリスタン×セリカを成立させようとしてて吹いたwwww
440狂気の天才イズカの野望:2011/09/22(木) 16:07:54.76 ID:LilSXEfc
〜ガリア王国某所小さな集落〜

イズカ「くくっ…ついにこの時が来た…。
   この私が長年かねて完成させた。この至高の作品…。その第一号を使ってやったぞ。」

ラグズ幼女「おかーさん!おかぁーさん!」
イズカ「静かにせんか!お前も親ともども、すぐに楽にしてやろう…。」

ティバーン「イズカ…どうやらてめえまだ懲りてなかったようだな。」
イズカ「ひっ…そ、空の王者ティバーン!な、なぜこんなところに」
リュシオン「イズカ!リアーネをどこへやった。おとなしく出さないとひどい目に…

     …ティバーンがあわせるぞ!!」
ネサラ「やれやれ、お前じゃないのかい?」
リュシオン「う、うるさい!」

エフラム「幼女を泣かせる、爺がいると聞いて飛んで(ワープ)来ました!」
リーフ「兄さん、毎度のことながら自重して…というかなんで僕まで飛ばされたんだろう。」

イズカ「ま、まて、私を殺すとこの天才的頭脳も、この薬も失われるんだぞ!」

ティバーン「俺たちゃ、そんなものに興味はないさ。それよりも命を好き勝手に弄ぶ
     お前を引き裂くほうが、何百倍も興味深いぜ…!」

イズカ「な、ななななんだと!? 命を弄ぶ?…な、何の事だか…」

リュシオン「とぼけるな!現にそこにいる獣牙族の親子を…」

ラグズ幼女「えーん、おかあさんよかった〜。」
ラグズ女性「コホ、コホ 心配かけてごめんね…。先生ありがとうございます。」

イズカ「いいからさっさとそっちの子をよこせ!早く抗体をうたないとこの症状はどんどん悪くなってくぞ!」
ラグズ女性「すみません…あと、申し訳ないのですが私たちは、その…ベオグの通貨を持たないのですが…。」
441狂気の天才イズカの野望:2011/09/22(木) 16:29:34.76 ID:LilSXEfc
イズカ「フン!そんなものいるか。私にとって何よりも貴重なのは、私の薬がどのような効果をもたらすのか
   そしてどれほどこの天才的な頭脳を通わすかだ。凡人の好む金などに何の価値もない。」

助手ドルイド「―――いずかちゃ…いえ、イズカラグズクリニックはこちらでーす。
      病気の症状を書いたらさっさと先生から、名付けて【病気になりそこないの薬】をもらってください。」
イズカ「ちっ、また来たか…これではいくら治してやってもきりがないではないか!」
助手ドルイド「そういわないでください。イズカ先生のおかげで多くのラグズが助かっているのですから。」

イズカ「綺麗事だ!偽善だ!
   …この天才である私が、医者として患者の面倒を見る以上、助けられた。などといったあいまいな指標ではなく。
   患者およびその周囲から病気を根絶するだけのことをやらなければ意味がない!」
ラグズ幼女「おじちゃん、ありがと〜コホコホ」

イズカ「無理をするな!フン、薬を飲んだのならさっさと帰って寝るんだ!
   天才である私の薬とはいえ、凡人が飲むのだ…体がぼろぼろでは役に立たんからな。」
助手ドルイド「ふふふ…先生、ところで例の翼をけがした鳥翼族の子ども用の義翼が届いています。」
イズカ「そうか、なるほど…あの鍛冶屋の兄弟もなかなかやるものだな。
   いやこれも彼らに任せた私の才能のなすものか。
   よし…名無し助手ドルイドよ。さっそくこれをフェニキスに届けろ!」
助手ドルイド「名無し言わないでください!リワープ!」
442狂気の天才イズカの野望:2011/09/22(木) 16:31:17.95 ID:LilSXEfc
イズカ「フン!そんなものいるか。私にとって何よりも貴重なのは、私の薬がどのような効果をもたらすのか
   そしてどれほどこの天才的な頭脳を通わすかだ。凡人の好む金などに何の価値もない。」

助手ドルイド「―――いずかちゃ…いえ、イズカラグズクリニックはこちらでーす。
      病気の症状を書いたらさっさと先生から、名付けて【病気になりそこないの薬】をもらってください。」
イズカ「ちっ、また来たか…これではいくら治してやってもきりがないではないか!」
助手ドルイド「そういわないでください。イズカ先生のおかげで多くのラグズが助かっているのですから。」

イズカ「綺麗事だ!偽善だ!
   …この天才である私が、医者として患者の面倒を見る以上、助けられた。などといったあいまいな指標ではなく。
   患者およびその周囲から病気を根絶するだけのことをやらなければ意味がない!」
ラグズ幼女「おじちゃん、ありがと〜コホコホ」

イズカ「無理をするな!フン、薬を飲んだのならさっさと帰って寝るんだ!
   天才である私の薬とはいえ、凡人が飲むのだ…体がぼろぼろでは役に立たんからな。」
助手ドルイド「ふふふ…先生、ところで例の翼をけがした鳥翼族の子ども用の義翼が届いています。」
イズカ「そうか、なるほど…あの鍛冶屋の兄弟もなかなかやるものだな。
   いやこれも彼らに任せた私の才能のなすものか。
   よし…名無し助手ドルイドよ。さっそくこれをフェニキスに届けろ!」
助手ドルイド「名無し言わないでください!リワープ!」
443狂気の天才イズカの野望:2011/09/22(木) 17:58:09.10 ID:LilSXEfc
ネサラ「いや、ちょっと待て!原作的にこれはまずいだろ。イズカの極悪非道キャラが崩れるぞ。」
リュシオン「原索言うな!…は、そういえばリアーネは?」

リアーネ「−―−―ー(再動の呪歌)」
イズカ「よし、これで一度に二人の治療ができるぞ。くくっ、これも私の才能あってこその業。」
リアーネ「a oniisama nanikowaikaowositeiruno?」
鳥三人(羽)「………。」

スクリミル「…でだ、要するにガリア中に普通の薬草じゃ治らない疫病が流行っていたもんだから。
     薬に詳しいこいつを呼んで、疫病の治療をしてもらっていたというわけだ!
     こいつ、なかなか口ばっかりのベオグにしてはやるやつでな。
     たった二か月でガリア中に広がった疫病を収めてたんだぜ!
     ははっ!どうだ?俺もずいぶん次期ガリア王らしくなってきただろう。」
イズカ「ブツブツブツブツブツ…この調合を変えればより効果が期待できそうだな…あとは感染拡大を防ぐには…」

ネサラ「なりそこないの薬(原作的なやつ)はどうした?」
イズカ「んん?だれだ?どうしてこの私の思考の邪魔をする?
   …あぁ、あの失敗作のことか。
   正直なりそこないをいくら作り出しても、あのアイクとかいう奴に勝てる気がせんからな。
   あれを作るのはやめた。」
ネサラ「いや、そんか簡単に…。」
イズカ「それとあのまがい品がずいぶん流れているようだが…
   所詮凡人が作ったもの、私の作ったものに比べ質が劣るわ。
   それと、いくら失敗作とはいえ、私の作ったものをけがされるのは癪だからな。
   なりそこないをと薬を既に作ってある。なりそこないがまだいるのなら、使わしてやろう。」
444狂気の天才イズカの野望:2011/09/22(木) 18:11:48.36 ID:LilSXEfc
イズカ「それと、そこの鷺の王女だが…
   本来なら、あの狂王の命令で邪神を復活させるのに使おうと思っていたんだが…
   邪神があんなん(変態女神)だと分かった以上、必要なくなった。
   そして私のしごともなくなった…」
リーフ「えーと、お気の毒で…」
イズカ「わかる過去の気持ち!私がいらないだとーーーーーーーー
   ま、まぁそういうわけで、ラグズの研究も兼ねてガリアに来たら疫病が流行っているそうなので…」
リュシオン「それで、おまえが人助けをしてるだと…?」

イズカ「暇だからな。この頭脳を持て余すことこそまさに【許されざる罪】
   あぁ、私ほどの天才になるとそれはそれで大変な…」

エフラム「すばらしい!
リーフ「わっ!兄さん、猫の幼女と遊んでいたんじゃ…」
エフラム「…ラグズの幼女の命を救うために深い山に入り、一人研究を重ねるとは…
    俺たちがする修行と相通じるものがある…」

リアーネ「ふふっ…え、と…いずか…い…人…あと、一日三回は…必ずお風呂はいる。」
イズカ「きゃー!のビラクさんのえっ…何を言わせるんだ!」

リーフ「(また見たくないものを見てしまった…)
   とりあえず今回は心温まるいい話みたいだね。
   僕もKHDNされずに済みそうだs…」

    ドン ガラ ガッシャーーーン
445狂気の天才イズカの野望:2011/09/22(木) 18:23:41.74 ID:LilSXEfc
いまさらですが、二回投下をしていました…以後気を付けます。

リュシオン「うわ!アイクの弟がコントのような音とともに薬棚に突っ込んだぞ。」
リーフ「いてて、そううまくはいかなかったか。…あれ、イズカさん何か…」

イズカ「私の長年の成果がーーーーーーーーー!
   許さん…許さんぞーーーーーーーーーーーー!!」つバルベルト
助手ドルイド「(名無し兵にも活躍のチャンス!?)
      先生の薬の仇は私がとります!」つバルバルベルト(まがいもの)

リーフ「いや、ちょ…。あぁ、最近(出番とともに)言う回数が減ってきたと思ったのにな…
   
       コノヒトデナシ―…」

       : 
       :
助手ドルイド「重い病気、珍しい病気にかかった方は
      わくわくイズカランド併設、イズカベオグ・ラグズ総合クリニックおよび、
      なりそこない薬局まで!」
リアーネ「やさ…い、先生が…見る、くれ…ます。」

イズカ(優しい先生)「ブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツ…」

     −−−−ブツンーーーー

リン「マルス、いきなりテレビを消したらびっくりするじゃないの!?」
マルス「いや…あの顔のUPを見るのは、さすがに一種の公害かなって思って…。」

                               終わり
446狂気の天才イズカの野望:2011/09/22(木) 18:29:30.49 ID:LilSXEfc
いきなり投下して驚かせてしまったら、すみません
いろいろ基本的なミスをしてしまった一応、新人です…

441 を二回投下
444 イズカ「わかる過去の気持ち  ×
   イズカ「わかるか、この気持ち 〇
447助けて!名無しさん!:2011/09/22(木) 22:06:01.88 ID:FDcokwRE
多分原作とほぼ性格変わってないはずなのに、努力と興味の方向が違うだけでこうもきれいになるのかw
イズカと言いオリヴァーと言い、なんか紋章町に来ると敵が綺麗になるな……。

で、話は面白くて良かったんだけど、ちょっと言いたいことが。
いきなり投下するのは別に構わんけど、今度からはメモ帳か何かに全部書いてから投下した方がいいと思う。
携帯で投稿してますって場合はメールやテキストメモに保存しておいてコピペすれば良し。

要は投下は可能な限り手短に済ませましょうってことね。
さすがにこういうスレを一人で二時間ほど占拠するのはまずいぜ、兄弟。
話は面白いと思うので今後に期待してます。
448助けて!名無しさん!:2011/09/22(木) 22:58:53.15 ID:MB63aai1
以前ヴァルターが綺麗になったこともあったなw
ちなみに、
×ベオグ ○ベオク
×バルベルト ○バルベリト
ね。
これからも頑張って。
449助けて!名無しさん!:2011/09/22(木) 23:30:13.09 ID:y0NAJDe9
>>440-446
初投稿乙です
イズカネタは昔結構あったな、主にディアドラえもんネタだがw
このスレだと本編悪役がほとんど善人になっちまうのはどういう訳だwww
慣れない内は投下するだけでも大変だろうが、頑張ってくれ期待してる
最期にこれを送るぜ、GJ!
450助けて!名無しさん!:2011/09/22(木) 23:38:57.02 ID:SLOUZskl
>>426-427の続き

ティニー「適性検査の結果ですが全員合格ラインを越えています」
一同「やった!」
ヒルダ「この程度で喜んでるんじゃないよ。道はまだまだ遠いんだ」
ティニー「では役割分担ですね。イラストはミーシャさんにシレーネさん、シグルドさんとアリオーンさんです」
ヒルダ「ストーリー部門はアルヴィスにセティ、ターナとアリオーン。ホークは別の子のアシストに付いてもらう」
ホーク「この中の人以外でですか?」
ヒルダ「あぁ、来な。リンダ!」
リンダ「よろしくお願いしますね、ホーク様」
ホーク「リンダ!?君も試験を受けていたのか」
リンダ「はい。受験室は違いましたが」
ホーク「君のアシストが出来るなんて嬉しいよ」
リンダ「ホーク様・・・」
シグルド・アルヴィス・シグルーン(リア充死ねリア充死ね爆発しろ爆発しろ)
セティ・ミーシャ(良いなぁ・・・)
アリオーン(アルテナもこっちの世界に興味を持ってくれれば・・・)
ターナ・シレーネ(青春してるわねぇ・・・)
ヒルダ「ラブコメやってないでさっさと席に着きな!全く・・・」
ティニー「検査はここで終了にしますが課題が出ます」
ヒルダ「あんた達!どんな出来でも良いから書けるだけ書いてみな」
一同「分かりました!」

ルーテ「ヘクトルさんの血液から抗体が採れました」
アスレイ「ご協力感謝します」
ヘクトル「これで本当に治るんだろうな?」
ルーテ「治ることは治りますが一定以上に腐りすぎた人は戻れませんね」
ヘクトル「頼む・・・全員もとに戻ってくれ」
アスレイ「ティニーウイルスは人によっては完治しませんからね」
ルーテ「抗体が完全になるまでしばらくかかります」
ヘクトル「マジかよ・・・腐リージ・・・恐るべし」

リン「姉さん!このアスベル×リーフ本を!」
エリウッド「何をいってるのさ。このエルトシャン×キュアン×シグルド本こそ良作だ!」
ロイ「いや、エイリーク君×ヒーニアスさんこそ至高だよ」
エイリーク「ロイ、あとで部屋に来なさい・・・」
リーフ「やっぱりマルス×マリクだよ!」
マルス「いや、時代はセリス×ユリウスだね」
エフラム「妹をネタにするな!それからミルラ達にジスト×ヒーニアスを見せようと思ってるんだ」
ヘクトル「物心すらついてないようなガキ共にヘンなことを吹き込もうとするな!」
セリカ「ちょっと!BLの中にノマカプを出さないでよ!」
ヘクトル「肉親を出すお前等の神経を疑うわ!そもそもセリスは・・・」
ミカヤ「ヘクトル、セリスはセリスなのよ」
エリンシア「セリスちゃんの大事な婿候補・・・くっ付けないといけませんわ」
シグルド「ハハハ!BLならKINSHINでも構わん!」
アルム「ヘクトル兄さん・・・同人に家族や親友だからという理由で情けをかけちゃ駄目だよ」
ヘクトル「駄目だ・・・完全に腐ってやがる。KINSHINキラーまで封殺するとは・・・」
451助けて!名無しさん!:2011/09/22(木) 23:39:54.74 ID:SLOUZskl
アイク「どうした。ヘクトル?」
セリス「ボーッとしてどうしたの?」
ヘクトル「家族みんなが腐ってる現実から逃げたいんだよ・・・ホモは嫌だ・・・本能的にそして生理的に受け付けねえ・・・」
アイク「確かにみんなおかしいな。一体どうしてだろうか」
セリス「学校のみんなもおかしかった。今日一日ユリウスと一緒にいられて楽しかったけど」
ヘクトル「まさか二人とも正常なのか!?」
アイク「俺はいつもとかわらんぞ」
セリス「ヘクトル兄さん、何があったかは分からないけど僕でよければ相談に乗るよ?」
ヘクトル「うおおおおおおおおお!!(泣)」
セリス「ヘクトル兄さん!?急に抱きつかれるとビックリしちゃうよ!」
ヘクトル「お前とアイク兄貴が正常なだけでも本当に嬉しいんだ・・・」
アイク「何があったかは分からんがみんな早くもとに戻ればいいな」ポンポン
セリス「辛そうだし気が済むまでそうしてて良いよ」
ヘクトル「あぁ・・・正常な連中がいて良かった」
リン「ヘクトル×セリス!これはガチね!ハァハァ・・・」
エリウッド「あぁ。セリスがアイク兄さんとヘクトルに迫られる総受けモノもありだ」
エフラム「おのれピザめ・・・!ここ数年俺でもセリスに触れたことがないのに!」
エイリーク「セリスはヘクトル兄上とシグルド兄上に非常に懐いてますからね」
マルス「エフラム兄さんはそんなんだからセリスにウザがられるんですよ。セリスをちゃんと男として」
エフラム「セリスはセリスだと言ってるだろう!」
ロイ「それを治さないとマズイって」

時間が飛びます

ヒルダ「今日で最終日だがヒヨッコ達の様子はどうだい?」
ティニー「なかなかですよ。4週間でかなりの成長を遂げてます」
ヒルダ「・・・皆飲み込みが良いね。ここまで良い人材はそういないよ」
アリオーン・シグルーン「先生!これはどうでしょうか!?」
ヒルダ「リーフ×アスベルか。メジャーだね。イラストは中々だ。
    強いて言うならもうちょっと濃く絡ませても良いと思うよ。書き直してみな」
シグルーン「もうちょっと絡ませてみます」
セティ・ミーシャ「一冊書いてみました」
ヒルダ「セリス×ユリウスとはまた王道だね。ストーリーの構成は良い。
    でもセリスを狙う連中がラナオウとユリアだけじゃ物足りないね・・・イシュタル辺りも入れてみな」
セティ「ですが、あなた達の肉親じゃ」
ティニー「そういう気遣いや情けはなりません。現に私もアーサー兄様やイシュトー兄様をモデルにしてますし」
ヒルダ「同人に気遣いや情けは無用!書きなおしてみな」
セティ「分かりました!」
ターナ・シレーネ「先生!」
ヒルダ「あんた達のはどうだい?エフラム×ヒーニアス・・・メジャーなものが多いね。
    まぁ構わないが。この組み合わせじゃヒーニアスがヘタレ受けだね。ヘタレじゃないのに違和感を感じるよ」
ターナ「やっぱりお兄様がヘタレ受けよねー」
シレーネ「書き直しましょう」
シグルド・アルヴィス「先生、我々の作品ですが」
ヒルダ「アイクが男体化した嫁候補に迫られる総受けモノとは珍しいねぇ・・・
    フラグクラッシャーっぷりに悩まされる心境とがちゃんと書けてて良いね。だが裏をかいて逆に全員食われちまうのもありだね」
アルヴィス「もう少し修正してみるか・・・」
ヒルダ「ただ修正するだけじゃ駄目だよ。悪いところを見つけたらそこも修正しな」
ティニー「もう卒業レベルには達してますよね?」
ヒルダ「あぁ。もう立派に腐ってるし後は連中次第だね」
452助けて!名無しさん!:2011/09/22(木) 23:41:23.55 ID:SLOUZskl
それから2ヶ月後・・・

ルーテ「ようやく抗体が出来ました!」
アスレイ「では早速撒きましょう!」

アルヴィス「私は一体何を・・・?アッー!?」
アイーダ「アルヴィス様・・・BL本を書くから邪魔をするなっていったのはあなたなんですよ・・・」
アゼル「ゲッ・・・兄さん。これはさすがに引くよ・・・」
アルヴィス「アゼル!誤解だ!何かの陰謀だ!だから話を聞いてくれぇぇぇ!!」
アリオーン「アルテナ・・・お前にプレゼントだ」
アルテナ「兄上、これは?」
アリオーン「私直筆の同人誌だ。興味があれば・・・」
アルテナ「ありがとうございます!私もBL本に興味を持ってたのです!」
アリオーン「それは良かった・・・。今はシグルーンさんと組んで執筆をしているんだ。ちなみにストーリー構成は私だ」
シグルーン「アリオーンさん!ネタは思い浮かびましたか!?」
アリオーン「あぁ、5通り程の組み合わせが思い浮かんでる」
シグルーン「では活動と行きましょう!」
アルテナ「兄上・・・彼女は?」
アリオーン「彼女がシグルーンだ。今じゃ私の良きパートナーだ」
アルテナ「・・・・・・」
シグルーン「ではそろそろ行きましょう」
アリオーン「あぁ、期待してるよ」
アルテナ「・・・もしもし。フリージですか?私を立派な腐女子にしてください(兄上のアシスタントは私が・・・!)」
カリン「ちょっと!私の同人誌返してよ!」
ダッカー「BLとは・・・」
セティ「腐ってて悪いか!?個人の自由だろう!」つフォルセティ
ダッカー「いや別に悪いとは言ってないが見るヤツの神経を」
ミーシャ「これ以上腐兄や腐女子を悪く言ったら刺しますよ?」つ銀の槍
ホーク「覚悟があるなら別ですが」つライトニング
ダッカー「待て・・・アッー!」
カリン「まさか皆さんまで腐っているとは思いませんでした」
ホーク「意外だったかな?」
カリン「はい、かなり」
セティ「そんなことはどうでもいい。フリージに研修生を送るぞ。目標はティニーとヒルダさんを越えることだ」
ミーシャ「研修生をしっかり腐らせませんとね」
ターナ「シレーネ。新しいネタが思い浮かんだわ!」
シレーネ「どのようなものですか?」
ターナ「エフラム×お兄様にエフラム×男体化エイリーク、ジストさん×お兄様とかね」
シレーネ「どれも書きがいがありますね」
ターナ「それからね・・・最近ロリコンになったり叶わないような片思いをいつまでもするくらいならいっそ腐った方が良いと思ってるの」
シレーネ「・・・間違った選択肢じゃないと思います」
453助けて!名無しさん!:2011/09/22(木) 23:43:11.01 ID:SLOUZskl
ミカヤ「まずいわ!エフラムのまともな嫁候補が・・・!」
エリンシア「消えちゃいましたわね・・・」
シグルド「KINSHINでなければ良いかと」
ミカヤ「お黙り」
シグルド「ハイ」
ヘクトル「もとに戻るまでが長かったぜ・・・」
エフラム「やけに疲れた顔をしてるが大丈夫か」
ヘクトル「問題ねーよ。ありがとな(やっぱりノーマルが一番だな)」
リン(ねぇ、エリウッド)
エリウッド(何だい、リンディス?)
リン(最近腐った妄想が止まらないの)
エリウッド(奇遇だね僕もだよ。嫌がる家族をビラクさんやヘザーさんに出すような真似は絶対にしない。
      だけど妄想の中でヘクトルとマシューにロイとウォルトをしょっちゅう引っ付けてしまうんだ)
リン(私もマルスとマリク、セリスとユリウスをよく引っ付けてしまうわ)
ミカヤ「だからノマカプ出すなっつーに。そもそもユリウスはセリスの婿候補。それは決定事項」

イシュタル「ユリウス様・・・」
ユリア「お仕置きです!」
ラナオウ「死ぬがよい」
ユリウス「アッー!何故こんな目に!?」

まぁ一応おしまい。ていうか今さらだけど皆が腐って誰得なんだろう 

きれいになるキャラが多いな。むしろ汚いキャラが珍しいような
454助けて!名無しさん!:2011/09/23(金) 01:06:30.30 ID:2EDHZJkI
携帯からになったけど誤字があったので修正。イラストの部分のアリオーンはシグルーンで。それから心境とがになってるけど心境とかがです。
いくつか誤字を書いて申し訳ない
455助けて!名無しさん!:2011/09/23(金) 13:11:57.72 ID:bduPxXyS
誤字訂正は基本的にいらないよ。原稿じゃないし、それくらいはみんなわかるし。
あとは誤字をなくすくらい投稿前に確認したほうがいい。時間を置いてから二度三度確認するとネタの出来もかわるよ
456助けて!名無しさん!:2011/09/23(金) 15:21:05.48 ID:IK8pAFeG
>>450-454

最近新規の人の投下が増えてきたのかな?良い傾向だ。
↑の人も言ってる通り、時間おいて見直すと誤字は大分直せるぜ
ビラクウイルスの時もそうだが面白かったぜ、やっぱりヘクトル不遇だなw
GJ!
457助けて!名無しさん!:2011/09/23(金) 21:10:03.93 ID:LMkEK1m1
>>450-453
               /|:::::::::::::::::::::ヽ.:.:.:.:、:.:.:.:、:.:.:.、.:.、.:.:.:.:.:.::`゛>
           /{::|:\:::::::\.:.:.:\.:.:.ヽ::.::.ヽ:.:.ヽ::::::::::.:.`゛ー- ..,__
: 何 :    /:|::',: ト、::::::ヽ、:.\:.:.:.\:.:.ヽ:.:.:\.:.:.:.:.:::.:.:.:.:::.::::_;:-'´   : : :
: が :   //: /:::|::',|::'、:::::::::\:.:\.:.:.ヽ:.:.:\:.:..\::::::::::::\、::::\    : : :
: 何 :  /!::|::l:::: /|:::l:ヽ:\::ヽ:.:\:.:\.:::ヽ:.:.:ヽ:.:.:.:\::::::::::::\ ̄   : : :
: だ :   |/l::|::|::|: ト、:::::::::、、:ヽ、:.:.:.:::::::::::::::ヽ::::.:ヽ:.:.:.:.\:.:.:.ヽ:::\.   : : :
: か :   |::|::/l::|::|r‐ヽ:::::ヽ(ヽー,―\::::::、::::::::::ヽ::.:.::::::.:::::::ヾ. ̄   : : :
: (ry :   }//l::|:::|{(:::)ヾ、:::ヽ \!(:::) ヽ,:::ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::ヾ、   : : :
:   :.   |/l::|::|:::|ヽ==''" \:ヽ、ヽ=='" |:::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ、::::\
        / ',|::|:::|   /   `゛       |!::::::::::::::::::::::::::::ト、::ト、_` ゛`

ターナが哀れすぎて全米が泣いた。後ヘクトルはフロリーナかファリナに慰めて貰うべきw
誤字は気をつけるべきものだけど、あまり気にしてないよ。作者さんGJ!

>>447
エレミヤ「チラッ」
ガーネフ「チラッ」
レイドリック「チラッ」
458助けて!名無しさん!:2011/09/23(金) 21:55:01.42 ID:k/zV7EPH
こうなると逆に悪人は貴重だから君たちはそのまま悪でいてください

実際そこそこ真面目なネタ書くときとか悪役が必要な場合人選に悩む…
特に小悪党は貴重だ
459助けて!名無しさん!:2011/09/23(金) 23:58:10.90 ID:6eYqpLwz
わかりやすい悪役だった暗黒教団もここだとただの面白集団だしなw
460助けて!名無しさん!:2011/09/24(土) 15:32:44.50 ID:m6X/yf4F
>>459
原作の方でも、遠距離魔法を12ターン目位まで紛失してるクドゥーゾフとか、
ディアドラにサイレスされてサンドバックにされるダークマージの男とか前兆は既にあったけどなw

ただそれを考慮してもサラ様にコキ使われてるこのスレのマンフロイは笑えるがw
…原作トラキアで(場合によっては)孫を十二魔将にしたツケなのかもしれぬな
461助けて!名無しさん!:2011/09/24(土) 18:17:54.31 ID:ICdD04F4
この小説を読むまえに>>116の注意書きを参照ください。
>>344-348の続きにあたります。
うみねこの鳴く声がトハの浜を覆いつくし夕闇が徐々に徐々に空も海も茜色に染め上げていく。
寄せては返す波に揺られて幾重もの板切れや帆の残骸が波間を漂っている。
威容を誇り東方征服を完成させようとしたサガ軍の哀れな末路であった。
波間を流離う船の残骸に混じって幾人もの水死体が流れている。
浜辺には幾人ものデインやクリミアの足軽が横行闊歩し砂浜に打ち上げられたサカ兵の遺体から首を取って我が手柄としていた。
戦の後の論功行賞で恩賞にありつくためである。
中にはまだ息のある者もいたが足軽たちは容赦なく止めを刺してその首を取った。
あるいは同国人なら情けをかけたのかもしれないが、相手は先の戦で数を頼みに多数の仲間を殺した異国の兵である。
そんな気持ちを起こす者は一人もいなかった。
「日暮れだ。そろそろ引き上げるか」
「おう、これだけ取れば結構な恩賞をいただけるだろうて」
「まぁ待て。向こうの岩場にも結構流れてきてるらしいぞ。デインの連中に先を越されないうちに行ってみないか?」
クリミアの足軽たちは松明に火を灯すと連れ立って砂浜を歩んでいく。
トハの海岸は南北に長く、まだまだ探せばサカ兵の遺体を見つけられるだろう。


――――俺たちはニケ様の血を引く戦士の一族……お前がその身に血を引かずとも後ろめたく思う事は無い。
心に牙を抱いていればソイツはサカの同胞だ―――

夕焼けに照らし出された父の横顔が胸を過ぎる。あれはいつだっただろうか。
懐かしい草原は西に沈みゆく日に照らされて………
ひどく頭が重い…父の顔が歪む。もう少しでいい。何かを伝えたいのにもはや時が無い。
意識が徐々に鮮明になるにつれ草原も父の顔も泡沫のごとく消えていった――――

体を起こす。体のふしぶしが痛む。気持ちが悪い。
目を覚ましたリンが最初にした事は胃に残った海水を吐き出す事であった。
むせ返り苦しみながらもそのことごとくを吐き出す。
早めに鎧を捨てたのがよかったのだろうか…それほど多くの海水を飲まずに済んだようではある。
「刀…父さんの…」
あった…しっかりと腕に抱いていた……
ほっと息を撫で下ろしたのも束の間。数刻前の破滅がまざまざと思い出されていく。
そうだ…自分たちは…自分たちの船団は台風に飲み込まれて…
「同胞は…ロルカの…みんなは?」
リンは重い体を引きずって立ち上がった。
周囲は海岸線の端、入り組んだ岩場のようだ。
ここに流れ着いたのは幸か不幸か。体のあちこちを打ちつけ擦り傷を作っていたが人目につかぬ場所のお陰で落ち武者狩りを免れたともいえる。
「だれか…いないの?ギィ…スー!」
周囲を見渡すと幾人か倒れ付した者たちがいる。
駆け寄って息を確かめる。息は…無い。鎧を纏っていた者たちは満足に泳げなかったのだろう。
だがそのうちの一人。長い黒髪の…あれはスーだ。
息がある。外傷もあまり無いようだ。リンは夢中になってスーに飛び乗ると気付けとばかりに殴りつけた。
「起きなさい!ここにいると敵が来る!起きろ!立て!戦士でしょう!」
襟首を掴んで揺さぶりもう一度気合を入れろとばかりに頬を張り飛ばした。
「……っ……痛い……」
「痛みを感じるうちは生きてるって事よ。肩を貸すから早く立ちなさい」
軽く水を吐き出したスーは恨めしそうな顔をしながら海水に濡れて張り付く長い黒髪をかきあげた。
状況を確かめるかのようにスーは周囲に視線を巡らす。
この頭の回転の早い側近の事だ。すぐに事情は悟るだろう。
それよりももう一つ気にかかる事があった。
「ギィは?」
まだ十にもならぬ頃から同族の子供達の中心核として絡んできた三人である。
気にならぬ筈が無い。しかもギィは疫病にやられていたというのに……
「わからない……」
「そうよね…」
だがあの状況で…あの暴風と業火の中で他の者の安否を確認する余裕があったはずもない。
首を振るスーの肩を叩くとリンは周囲の戦士たちの遺体から遺髪を取った。
言葉に出す必要も無い。いつか必ずみなの魂を草原に連れて帰るのだ。戦に破れた今、心に思う事はそれだけであった。
その時である。岩を踏みしめる音が響いた。足音であろう。金属の擦れ合う音もする。
間違いなく足音の主は鎧を着ている。

「リン…誰か来る……」
「多分敵よ……」
長年の戦士としての経験からリンは瞬時に状況を分析した。
幸いというか自分の手には宝刀メリクルソードがあるが、正直なところ傷つき疲れきり体が重い。
満足に戦える状態ではないだろう。スーに至っては武器すら持っていない。
足音から見て敵は四〜五人という所だろう。これではとても勝負にならない。
二人は無言の内に岩陰に身を潜めた。
どうにかやり過ごすしかないだろう。
やがて松明の明かりが周囲を照らすのがわかった。
彼らは何事か話ながら岩場を歩んでいく。
こういう時はもどかしく思う。確かに自分は三歳くらいまではこの国の言葉を話していた。
それを覚えていさえすれば少しは彼らの会話から情報が掴めたかも知れないのだが、
十数年も聞きも話もしなくてはその言語を覚えておけるはずもない。

やがて彼らの声がしなくなるのを待って二人は岩場を抜け出した。
幸いというか古代に近い暮らし向きをしているサカ人の身体能力は高く二人とも夜目が利く。
それほどの苦労も無く人気も少なくなった夜の海岸を敵をやりすごしながら進む事ができた。
だが…口にはしないが…ここを抜け出してこれからどこへ行けばいいのか?
自分たちはまぎれもない異国人でありこの地を征服しようとした敵である。
見つかればたちまち捕らわれて首を取られるだろう。
戦士である以上その覚悟は常に出来てはいる。だが大人しく殺されてやる道理もまたない。
この国では潔さこそ肝要とされるらしいが自分たちはそうではないのだ。
なんとか大陸に帰る道を探らねばならない。その理由の一つとなったのが今、リンが足で触れて気づいた若者であった。
岩場を進んでいて足先で足元を確かめた折に触れるものがあった。それで気が付いたのだ。
「ギィ……」
そこに倒れ付していたのはいくつもの戦場を共にして青竜刀で武勇を誇った剣士であった。
それが敵の手にかかるでもなく疫病と嵐で命を失おうとしているのだ。
そう、彼は微かに息があったが助からない事は誰の目にも明白であった。
スーが彼の耳元ではっきりと言葉を紡ぐ。こういう時のスーは常に冷静に判断して戦死者にできるだけの事をしてやるのだ。
「…何か言い残す事は?」
弱弱しい掠れ声が漏れ出した…
「草原…草原に連れて…帰って……」
それが彼の最後の言葉だった。
「リン、髪を…」
「ん…判ってる…」
リンはギィの傍に膝を付くと一房の髪を手にとってそれを切った。
それを大事に掌で包みこむとギィが愛用していた髪止めで巻きつけて懐に仕舞う。
あるいはリンが敗北を実感したのはこの時だったかも知れない。
それまでは頭ではわかっていてもどこか現実味が無かった。
戦でやられるならともかくまさか嵐でここまで滅びる事になろうとは…
三千隻、十五万もの大軍が………先ほどから歩いていても生きている同胞を一人も見かけない。
ロルカの兵たちもジュテ族も………

勝って勝って…大陸を踏みしだいて…最後になって負けたのか……
だが今はともかく草原へと帰らなくては………
同胞たちの魂を連れて帰らなくては………
完全に夜の帳が下りたころ、リンとスーは海岸を抜け出して雑木林を進んでいた。
やや小高い丘のようだがこの国は大陸と違って地形の起伏が多く歩いているとどこに向かっているのかわからなくなる。
かといって道のような場所では誰かに見つかるかも知れない。
道ともいえないような獣道を辿っていく二人はやりきれない顔を隠しもしなかった。できなかった。
「……今日はここいらで野宿ね…スー…携帯食は?」
「…海で落とした…」
「奇遇ね。私もよ」
「水は嫌になるほど飲んだけれどね…」
正直なところ疲れきって食欲も無いがいつまでも飲まず喰わずでもいられない。
何か食べ物を調達しなくてはならない。
最悪の場合民家を襲うのも一つの方法ではあるが異国人の自分たちでは目立ちすぎる。
それをするとたちまち役人に捕らわれる可能性が強い。
「リン、夜に動くのは危険よ。日が昇ってから何か探したほうがいい」
「日中だと木こりやら何やらと出くわすかも知れないでしょ。多少の危険は目を瞑って日中休んで夜動いた方がいいわ。
 そしてどこかで船を分捕って……大陸に帰るんだから…」
「……わかった…部族は長に従うものだものね…」

だが半刻後。リンはこの判断を後悔する事になる。
悪い時は何をやっても裏目に出るものなのかも知れない。
何か食物…野生の芋でも木の実でも無いかと探し回っていたリンは頭上の木の実に気を取られて目の前の急斜面を見落としていたのだ。
スーが声をかけるのも僅かに遅れ……リンは声にならない悲鳴を上げて斜面を滑り落ちる羽目になった。
飛び出した枝やら石やらでいくつも擦り傷を作りなおかつ右足を挫いて山すその山道に転げ落ちた。
「……っ…くそっ…どこまでも…ええぃ…」
立とうと試みるが足が痛くて上手く立てない。こんなところで足手まといになるわけにはいかないというのに…
その時である…草を踏み分ける音がしたのは…
スーかとも思ったがスーが降りてくるには早すぎる。別の人間だ。
敵の落ち武者狩りだろうか……
「…これじゃ…これじゃ戦えない…っ」
立ち上がろうとして果たせなかった。まともに右足が利かない。
疲労も消耗も限界に達してきている。

ここが……ここが私の死に場所か―――――

そんな思いすら心をよぎった。いかに自分が生き延びようと願っても足掻いても命数はそんな事情を考えてはくれない。
かつて自分たちが討ち果たしてきた多くの敵がそうだったように自分にもその順番が回ってきたのかも知れない。

リンはそっと懐を撫でた。傍らの宝刀の柄を掴んだ。

ギィと…同胞たちの魂…父さんの残してくれた刀…うん…寂しくないね―――――



だがリンの少し手前で立ち止まったその小さな人影は身を竦ませるばかりで何もしてこない。
「斬るなら斬れ!私も戦士。覚悟はできてる!」
リンは怒鳴りつけてから気が付いた。考えてみれば言葉が通じるはずもない。
『…あ…あの…異人…さん?』
相手が恐る恐ると言った様子で何かを語りかけてくる。
その言葉は理解は出来なかったが敵意は感じられなかった。
相手はなんと自分とそう歳も変わらない娘であるようだ。
敵兵ではなかった。
だが……見られた…役人に通報されたら一巻の終わりだ…
なんとか殺して口を封じるしかない…戦士で無い者を斬るのは不本意ではあるが…
リンは宝刀の柄に手をかけて……だが立ち上がる事もできず刀を抜く事もできなかった。
『い、異人さん…怪我をしてるの?』
だが娘はリンの振る舞いにおっかなびっくりといった様子ではあるがリンに歩みよるとリンの足首を掴んだ。
思わず呻き声が漏れる。
『折れてはいないようだけれど…待って。今、傷薬を出すから』
何を言っているかは判らない。だがこれだけは確信を持てた。
自分は巨大な敗北の中で微かな幸運を掴みえたのかも知れないと……

その娘の豊かな薄紫の髪を見ているうちに何故かそのような気持ちになった――――


続く

侍エムブレム戦国伝 死闘編 

〜 アイクの章 修羅道 〜
466助けて!名無しさん!:2011/09/24(土) 20:47:04.27 ID:oXTCxGKO
>>461-465
久々の戦国ktkr!
と思ったらギィェ……ヘクトル編ハードでの君の活躍は忘れないよ
しかしスーが無事だったのがせめてもの救いか

これ以降、兄弟達がどんどん集っていくんだろうか、期待してます
次回……アイクが剣の鬼と化すのか

GJなんだぜ
467助けて!名無しさん!:2011/09/24(土) 21:04:48.99 ID:pgdIDJ3U
>>461-465
戦国さん、戦国さんじゃないか!
リンを助けたのはフロリーナ…なのか…?
個人的には暗殺組織が絡んでるアルム編が今の所気になってるなぁ…
まぁそれはおいとくとして、GJ!
468助けて!名無しさん!:2011/09/24(土) 23:18:51.84 ID:4XUP7VNd
>>450-453
大好きなリン姉さんに腐った目で見られるマルス(笑)
2ヶ月もその状態を耐え抜いたヘクトルの精神力は相当鍛えられたに違いない
GJでした!

>>461-465
待ってました戦国伝!!
スーが生き残ってたことに安堵
リンはこの国の言葉を覚えることが課題か
GJ!
469助けて!名無しさん!:2011/09/24(土) 23:23:24.35 ID:UFmDOk7t
>>460
他にもジョジョの登場人物に似ている奴や色々な意味でラスボスとは思えないベルドとか
原作の時点でネタ集団としか思えんのだぜ
470助けて!名無しさん!:2011/09/24(土) 23:39:37.85 ID:9eGaW23P
サラ「実際、深刻な人材不足だったり」
エフラム「そうなのか?結構大きな組織だと思ってたんだが」
サラ「変な奴と変なおっさんばっかりの教団に入ろうって考える人いると思う?」
エフラム「…だいたいわかった」
471助けて!名無しさん!:2011/09/25(日) 00:00:07.64 ID:jFXp4fmZ
サラ「ということで、兄様、うちの教団に入ってみない?」
エフラム「……いきなりすぎてわけがわからないんだが」
サラ「ほら、若いイケメンが広告塔になれば女性からの支持率が上がって教団の変なイメージも少しは払拭できるかなーって。
    婿入りしたときの予行演習だと思ってやってみない?」
エフラム「何か不穏な言葉が聞こえたが……それならお前がやればいいんじゃないか?
      (一応)可愛らしい女の子が広告塔になればイメージも回復すると思うけどな」
サラ「まあ……宣伝くらいならやってもいいかと思ったけど、なぜか全員に止められたのよね……なんでかな」
エフラム(……色々理由は思いついたが……黙っておこう)
472助けて!名無しさん!:2011/09/25(日) 00:19:05.46 ID:6h7egGZm
まあロプト教団は一般層を勧誘する力は最低だろうなw
473助けて!名無しさん!:2011/09/25(日) 02:41:41.64 ID:Nc7gcw5R
>>461-465
ギィ…(´:ω:`)ブワッ
俺、今度お前育ててみるんよ…
GJなんよ
474助けて!名無しさん!:2011/09/25(日) 07:12:56.40 ID:P/yQ83tD
マル「正直さ」

マルス、リーフ、ロイでおつかいに行ったその帰り。

マル「おつかいに三人もいらないと思うんだけど」
リー「ほら作者がこの組み合わせ好きだから」
ロイ「メタ発言自重」
マル「おつかいがなければシーダとデートしたのに…ん、あれは盗みの犯行現場?」
リー「身を潜ませて「もう、こんな大きな胸、邪魔よ」なおねいさんハァハァ…って何だ年下か」
ロイ「リーフ兄さん自重して。…あれ?君、キャスじゃない?」
キャ「げっ…」
ロイ「また盗みをしてるの?」
キャ「怪盗なんだから当たり前でしょ。それにお貴族さまとか金持ちしか狙わないからいいのよ」
ロイ「当たり前って…。そもそも盗み自体が悪いことなんだけど」
キャ「ふん、教科書の丸暗記みたいなこと言っちゃって。偽善者ってやーね」
ロイ「偽善者なんかじゃ…っていうか君、学校にも行ってないんじゃないか」
キャ「それがどうしたって…あ、説教はパスね」
ロイ「説教なんかしないよ」
キャ「ふうん?でも偽善者のいうことだしねえ」
ロイ「だから偽善者なんかじゃないってば!…でも君がこんなことを繰り返してたら悲しむ人がいるんじゃないかい?」
キャ「居ないわよ、そんなの。それとも何、それでも少なくとも僕は悲しいよとか何とか定番の口説き台詞でも言いたいの?」
ロイ「ううん…いや、そうなのかな。僕は、キャスは本当はいい子なのに勘違いされちゃうのはすごく悲しいと思う」
キャ「!」
ロイ「キャスが、生活の苦しい人からは盗まなくて、むしろお宝を分け与えてあげてることや、悪ぶっても素直なこと、僕は知ってるよ」
キャ「…//」
ロイ「ハハ、ちょっとかっこつけちゃったかな//」
キャ「…バカじゃないの//」
ロイ「ば、バカって…」
キャ「バーカ、バーバ」
ロイ「そんな連呼しないでよ!!」
キャ「あ、案外目のつけどころがいいじゃない//。とか…その、じゃ、じゃあアタシもう行くから!///」
ロイ「え?あっ、うん。じゃあまたね!」
キャ(ま、またって、また声掛けてくるってこと?//)


マル「弟がまた新しいフラグを立てた件について」
リー「これで1万と7本目?8本目?」
マル「間を取って9本目で」
ロイ「それは間じゃないんじゃ…っていうか何の話?」
マル「君のフラグの話だよ」
ロイ「?」
475助けて!名無しさん!:2011/09/25(日) 11:41:29.89 ID:L7K7x54W
紋章町の宗教事情っていうとやっぱり地区ごとの主要な宗教みたいな感じなのかね
ロプトとかは日陰者っぽいけど…
ふと気になったが兄弟家のご先祖様の墓とかはどうしてるんだろう?
盆とかに墓参りとかしてるんだろうか?
476FEお悩み相談室:2011/09/25(日) 12:34:52.06 ID:MTqzot+f
今回は彼らで

フレリアコーポレーションのHさんの悩み…最近妹が腐り始めてきた。私のようにきれいにしてくれ…

兄弟家のR君の悩み…最近たくさんの女性に白い目で見られたり顔を赤くして逃げられたりするんだ。何でかな?

シレジア社のSさんの悩み…最近部下と共に腐り始めてきた。私に社員も仕事の合間に同人誌を書いてるが最初は何冊売るのが目安だろうか?

コンウォル家のRさんの悩み…誰でも良い…。妹をきれいにしてくれ!それから少し気になっている女性のことだがライバルが多い。アピールは積極的にすべきか?

アーチャーのW君の悩み…最近幼なじみが気になるけどライバルが多いんだよな。どうやって出し抜くべきかな?

竜王家のYさんの悩み…S様が振り向いてくれません。邪魔なYお兄様の消滅法を求めます

兄弟家のSさんの悩み…地味女のJの抹殺法を求めます。どんな方法でも構いません

緑風さんの悩み…しっこくとPの抹殺法を求めるんよ。どうすれば良いんよ?

トラキア社のTさんの悩み…最近アルテナが腐女子になるとか言い始めた。どうすればいいんだ

兄弟家のL君の悩み…もうこれ以上アッー!コノヒトデナシー!な目に遭いたくないんだ。何とかしてよ…

無職のRさんとMさんの悩み…最近弟と妹が汚いんだ。仕送りとかしてくれないし家にも入れてくれない…。誰かきれいにしてくれ

イリアのSさんの悩み…最近R君がまたフラグ建てちゃったのよね。私も好意寄せてる人の1人なのに…。勝利するにはどうしたら良いかな

兄弟家のE君の悩み…最近家族のSが俺だけに冷たいんだ。S兄上やピザのH、M姉上には抱きついたりしてるのに…。何故俺だけが邪険にされるのだろうか?
477助けて!名無しさん!:2011/09/25(日) 13:03:46.35 ID:6h7egGZm
>>475
ごく普通に蘇生できたり、降霊者が普通に生活してる町に
盆とかいう概念があるのかどうか
478助けて!名無しさん!:2011/09/25(日) 13:18:08.95 ID:UjIgW/uB
>>477
そもそもにして長女は下手すると石器時代から生きてる設定すらある兄弟家にご先祖の墓なんてあるのか。
血はつながってるから少なくともロイが生まれるまでは生きてるってことになるけど

信者数はなんとなく
女神教>ミラ教>>ロストン>ロプト>>ドーマ教って感じな気がする。
FEは外伝と聖戦以外は宗教対立的なのはあんまり絡んでこないよね。聖石はロストンはいまいち宗教国家のイメージが薄いし
479助けて!名無しさん!:2011/09/25(日) 13:40:26.33 ID:L7K7x54W
>>478
田舎のバレンシアのさらに半分しかないミラ教はもっと少ないんじゃないかな?
女神>エッダ>エミリーヌ>ロストン>ミラ=ドーマ>ロプトくらいじゃないだろうか
とりあえず答えてみる

>>476
Hさんへ
だめんずうぉーかーV…変態の分際で自分が綺麗とか思ってるH様素敵すぎです…
               あ、悩みでしたね。納豆もチーズも腐ってますよ?

R君へ
オスティア家R…それはね。Rの漢度が上がってきたからだと思うのよ。女の子は漢らしい漢が好きなの。
           だからRはもっと漢を磨いて磨いてついでにメタボになるといいと思うの。中学後の進学はオスティア学園にいらっしゃいな。
           私が理事長やってるから安心して通えるわよ?

Sさんへ
フリージ家A…その質問には俺から答えるぜ。趣味とはいえ採算あわないときついもんな。
         イベントの規模にもよるけど初心者は十部売れればいい方だと思うよ。五十部売れれば立派なもんさ。
         多少在庫を出してもいいならまずは二十部くらいを目標にすればいいんじゃないか?

Rさんへ
愛の伝道師Y…おお、愛…それは気高く美しい…R…君の瞳は星の瞬き…
          Rと言ってもお前の事ではないぞ。私がいくら美しいからって誤解しないように。
          妹?私には愚弟はいるが妹はおらんのでその問いには答えられん。もう一つの悩みに答えよう。
          このYポエムノートで美しい口説き方を学びたまえ。これで彼女の心は君に傾く事間違いないぞ。

W君へ
フリージ家T…たしかにR君はフラグメイカーでライバルが多いですね。
         ですが貴方は同性ですから女性陣より身近で気軽という優位があるのですよ?
         男湯とか更衣室でも一緒できるんですから新密度UPのチャンスは多いのです。ハァハァ…

Yさんへ
シレジア家R…いや、そもそもお前原作じゃカプ無理じゃん。
         けど裏技でくっつけられるって聞いた事あるな。詳しくはググれ。

Sさんへ
軍師S…相手は代替でも屈指の弱キャラです。正面から戦えばあっさり倒せるでしょう。
     ですがこういう抹殺法のお求めをみるたび思うのですがどのみち蘇生されるから意味ないのではありませんか?
     むしろ貴女とAのカプ成立をさせるかJに彼氏を作るかそういう事を考えたほうがよいのでは?

480助けて!名無しさん!:2011/09/25(日) 13:40:51.06 ID:L7K7x54W
緑風
軍師S…続けて僕が答えますね。己の実力を見て物を言いなさい。緑風(笑)の分際で高望みはしない事です。

Tさんへ
フリージ家H…そのままでいいよ。

L君へ
兄弟家M…方法は無いよ。ヒトデナシーと言わなくなった時は君の出番が無くなる時さ。
       それが君のアイデンティティなんだから諦めたほうがいいよ。

RさんとMさんへ
教師W…この馬鹿者!貴様らそれでも男か!長兄として弟妹の世話になるなど恥と思わんか!
      その腐りきった根性叩き直してくれるわ!フハハハハハハハ!

Sさんへ

兄弟家KINNNIKU大好きE…なら対抗して貴女もフラグを立てればOKですわ。
                   貴女の周りにはDさんやWさんRさんという素晴らしい殿方がいるではありませんかハァハァ。
                   Dさんなんて露出度が高くて私は…私はもうっ…ブバアアアアアア!
                   …そ、それはともかく押して駄目なら引いてみるのも作戦でしてよ?
                   それまで押しまくってきた相手が突然他の男性になびいたら凄く気になるものなのです。こういう気の引き方もあるのですわ。
                   その方が気に入ったらそのまま付き合うのもよいですし、人生を幅広く見てついでにガチムチフェチになってくだされば嬉しいですわね。

E君へ
ロプト幼女S…兄様…ちょっと呆れたわ…こういうのもTが喜ぶ題材なんだろうね…
         解決するならSともっと親密になるために一緒にお風呂でも入ったらどうかしら。
         いろんな謎が解ける気がするけど。でも、それでも兄様はSは性別Sって言い張りそうね。それはそれで面白いわ。クスクス。 
481回答者へのお礼:2011/09/25(日) 15:12:15.59 ID:MTqzot+f
Vさんへ…何を言う?私は変態ではないしきれいだぞ。

Rさんへ…デブにはなりたくないよ

A君へ…やはり最初は10部〜20部辺りが妥当か。実際にアシスタントを長くしている君から答えて貰えるとこちらとしても助かる

Yさんへ…気持ちだけは受け取っておく…

Tさんへ…腐女子黙れ

Rさんへ…手段など選んでられないわ…

Sさんへ…そうね。私はもうAとラブラブだもの。焦る必要なんてないはずだわ。でもあの地味女だけはシメないと私の気が済まないわ!

Sさんへ…緑風(笑)って言うな!(泣)

Hさんへ…娘は腐らせん。絶対だ!

M君へ…酷いよ兄さん!コノヒトデナシー!されなくてもAよりは存在感あるよ!器用で不死身だしおねぃさん好きって設定もあるよ!

Wさんへ…仕事は嫌だァァァァ!

Eさんへ…たいちょーとRはお兄ちゃんみたいな感じしかしないしWとはケンカばっかりですよ。それにKINNIKUフェチには多分なれないと思います…

Eさんへ…ありがとう、新しいネタが思い付いたわ!早速執筆活動よ!
482助けて!名無しさん!:2011/09/25(日) 23:31:12.25 ID:A2SegWYJ
>>471
セリカ「異教の気配がしたので飛んできました。異教徒め!いい加減に兄さんを誘惑するのは止め…」
サラ「またあなた……あなたのところはいいわね、信者に若い層がいて」
セリカ「え?あ…うん…?」

エフラム「しかし、お前も自分の教団のことは気にしてたんだな」
サラ「別に…どうでもいいけど、家に誰もいないのも教団の仕事のせいだし」
エフラム「…そうか。じゃあどうして教団のことを?」
サラ「んー…教団の信者が増えればそれだけ教団が潤うじゃない?」
エフラム「今でも十分裕福な気がするが…」
サラ「それで、集まった資金と部下で暇潰しに色んな研究開発したりとか。
    例えば、私の部屋と兄様の部屋を直通で結ぶ転移魔法陣を設置するとかどう?」
エフラム「…お前、そういうことに関しては本当に際限なく知恵が回るな」
483助けて!名無しさん!:2011/09/25(日) 23:49:57.93 ID:6h7egGZm
>>482
思いっきり私的利用じゃねえかw
あと幼女に粘着されるのはエフラムの業界的にはご褒美ではないかね?
484助けて!名無しさん!:2011/09/25(日) 23:58:25.45 ID:QBNqf5QK
何の業界だよw
485助けて!名無しさん!:2011/09/26(月) 02:11:16.44 ID:YcSeyVSt
アルテナ「(腐るって言ったら、まずは身近に兄上×ディーンからかしら…)」
ディーン「(出張してリノアンとデートに行きたい…)」
アリオーン「アルテナ…」
ガタッ
シグルド「KINSHINは許さんぞー」
ダカラジツノキョウダイジャアリマセンッテダマレティルフィンググングニルゲイボルグ

エダ「安月給だし…もう嫌だ、この職場…」
トラバント「済まぬ、苦労掛けるな…」
トラキア社は今日も平和です
486助けて!名無しさん!:2011/09/26(月) 15:09:57.09 ID:nW2jezZU
物凄く久しぶりな気がするけど、ミカヤは俺の嫁なんよ!
  ≡∧_∧∧∧∧∧
  ≡( ・ω・)・)・)・)・)
  ≡(っ  )っっっっっ
 ≡/   )))))   ババババ
  ≡( / ̄∪∪∪∪∪
487助けて!名無しさん!:2011/09/26(月) 19:37:07.20 ID:0MCAGzVC
>>486
身の程をわきまえよ!!つ「月光」
488助けて!名無しさん!:2011/09/26(月) 19:52:43.83 ID:XS1TJXZw
グランベル社は結構大きいイメージがあるのだが何故かシグルドの給料は安いイメージだ…
大手企業の係長だったら結構貰ってる筈だが意外と大きくない会社なんだろうか
489助けて!名無しさん!:2011/09/26(月) 19:59:22.22 ID:NW/qdRry
>>488
遅刻や無断欠勤が(KINSHIN討伐のため)多いせいで減給が多いのでは。
陰でアルヴィスやディアドラが首にならないようにフォローしてたり部下たちが彼の雑務を手伝ってたりしてなんとか首は無いレベル。
490助けて!名無しさん!:2011/09/26(月) 20:09:14.21 ID:RY7yYAVP
>>489
シグルドェ…
シグルドェ…
491助けて!名無しさん!:2011/09/26(月) 20:14:38.22 ID:XS1TJXZw
なんぼ人となりがよくてもそうしてしょっちゅう仕事を回されてたら部下や同僚から嫌われそうだな…
492助けて!名無しさん!:2011/09/26(月) 20:24:13.82 ID:/OYgbx6Q
シグルドはKINSHINとかが原因で出世街道どっぱずれてるからな・・・

リン「KINSHINくらい飲めばいいじゃない」
エリウッド「そうだよ。それだけで給料が上がる可能性もあるんだよ?」
ヘクトル「もうAKJくらいは認めてやれって。未だに懲りてねーんだからさ」
エフラム「じゃないと一生出世出来ないかもしれないぞ」
493助けて!名無しさん!:2011/09/26(月) 21:19:17.85 ID:RY7yYAVP
>>492
シグルド「くっ、私は何故家族からも理解されないのだ…!
     会社も休みだし、柄にもなく家出してやる!」
494助けて!名無しさん!:2011/09/27(火) 11:06:05.58 ID:QH3Kyz1m
ホモと腐が大増殖してそうだな…

何かロイはいつ性別関係なくフラグ立てるようになってしまうんだろうと心配になる
495助けて!名無しさん!:2011/09/27(火) 11:40:51.72 ID:uo0cQxc3
Wはウィルのつもりだったんだが…(笑)
496助けて!名無しさん!:2011/09/27(火) 12:42:37.69 ID:6wsP2Yl3
リリーナ「セシリア先生を一瞬で返り討ちにしてお疲れの所悪いんだけど。
少しお話が有るんだけど良いかしら?」
ウォルト「とりあえずその、魔力キャパオーバーで悲鳴をあげてる魔道書を降ろしてからにして下さい」
スー「あなた〇モだったのね」
ウォルト「この心の痛みは、弓を突きつけられてるからだけじゃ無いと信じてる」
497助けて!名無しさん!:2011/09/27(火) 13:16:17.89 ID:lxFSQyLS
>>495
返事した者だけど言われるまでまったく気づかなかったw
でも相談室みたいに二人以上の人間で受け答えして作るネタだとそういう事もあるだろうしそれも面白みのうちではないだろうかと言ってみる
498助けて!名無しさん!:2011/09/27(火) 13:28:29.44 ID:CMw1SXPM
>>495
本人ならついでに聞いてみたいが、>>480の最後に返答してないのはなんで?
499助けて!名無しさん!:2011/09/27(火) 13:33:32.86 ID:lxFSQyLS
本人じゃないけどこれが返事じゃないの?

>Eさんへ…ありがとう、新しいネタが思い付いたわ!早速執筆活動よ!

名前欄はコピペミスかなんかだと思うけど
500助けて!名無しさん!:2011/09/27(火) 13:37:59.97 ID:gTBnGgFB
>>499
いやさ、名前欄がコピペミスだとしても解答者のロプト幼女SにE君が返答するのが普通の流れじゃない?
それだといきなり別の人物が返答してることになるじゃん
501助けて!名無しさん!:2011/09/27(火) 13:39:15.80 ID:CMw1SXPM
>>499
もう書かれてたけど、>>500のようなことが言いたかった、わかりにくくてスマン
502助けて!名無しさん!:2011/09/27(火) 13:43:46.78 ID:lxFSQyLS
確か過去にも別の人間が替わりに返事したみたいのがあったから気にならなかったなぁ
この場合はTが割って入って返事したんだろうけど

ただそれならそれで自分もそうと判るようにはしてほしいかな
503助けて!名無しさん!:2011/09/27(火) 13:53:32.66 ID:gTBnGgFB
>>502
せっかく率先してあんたが>>476を拾ったのに最後だけ無視されてかわいそうだなーと思ったのさ
ミスならミスで本人ぽい>>495から理由を聞きたかったんだけど、どうなのかな
504助けて!名無しさん!:2011/09/27(火) 15:58:57.13 ID:uo0cQxc3
回答者のお礼の件だがごめんよ(´・ω・`)
次からはちゃんと分かるようにするよ
505助けて!名無しさん!:2011/09/27(火) 17:38:29.80 ID:jK3mL2BY
すれ違いから荒れそうな状態になっても荒れないこのスレは流石だな


>>493
〜数日後〜

シグルド「…世界の……静寂……
      KINSHINの……破壊と…創造…クククッ……!」
ミカヤ 「家出してる間に一体何が有ったーー!(ガビーン!!」
マルス 「セリカ、レストを頼む」
506助けて!名無しさん!:2011/09/27(火) 17:40:21.10 ID:000o6FwE
>>505
このスレの住民の皆様は本当に人間が出来てるよなぁ……
それでいて職人がいい意味で空気読むしw

シグルドが厨二病をこじらせた……だと
507助けて!名無しさん!:2011/09/27(火) 17:50:21.13 ID:EyaqpKUW
家計が苦しいってのはもう説明するまでもないけど
学生でもエフラムあたりとかの高校生だと結構いろんなバイトできたりするけど
そういうので家計を助けたりはしてるんだろうか
508助けて!名無しさん!:2011/09/27(火) 18:40:42.76 ID:4QiRnWi6
>>507
ミカヤとシグルドが学生らしく学んだり遊んでほしいということで
家計のためにバイトするのは断ってるんじゃないかな
エイリークあたりは楽器代のためにたまにバイトとかしてるかもしらないけど
509助けて!名無しさん!:2011/09/27(火) 19:03:56.17 ID:4tAoA5aS
エリンシアがバイトやパートをしないのはかなり謎だと思う
家事に忙しいと言ってもある程度時間の自由の効くバイトをやったりとかできそうなもんだが

あの歳で独身なのに家事手伝いで社会参加しないとかかなりどうかと思うが…
510助けて!名無しさん!:2011/09/27(火) 19:19:12.16 ID:QH3Kyz1m
ならエリンシアがバイトしてるネタを書いてみてはどうだろう

しかし兄弟家の学生たちは何の部活に入っているのだろう
帰宅部が多そうな気がするのは気のせいか

511助けて!名無しさん!:2011/09/27(火) 19:53:44.11 ID:4tAoA5aS
そんなん考えてたらこんなん浮かんだ

紋章町求人一覧

○○年度ベルン署警察官募集

紋章町に暮らす人々の生命、財産、および公共の安全と秩序を守る仕事です。
入署後はまず警察学校にて十ヶ月の研修。一般教養や法律、武術など警察官としての基本的な知識・技能を学びます。
卒業後ベルン本署、及び町内の各分署、派出所へと配属されます。

・交通
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・テロ対策 など

これらの各分野で捜査活動、および防犯等の活動を行っております。

応募資格

三十歳未満で高校〜大学を卒業、または来年三月までに卒業見込みの者。

雇用形態 正職員

勤務地 紋章町各地

勤務時間 配属先により変動、基本は三交代

給与 大卒 24万 高卒20万

待遇 昇給年一回 賞与 年二回 諸手当 扶養、住居、通勤、また配属先により特殊、危険手当等
   独身寮あり

休日 四週八休、年末年始等交代で休暇、有給休暇20日等

採用予定数 200名

512助けて!名無しさん!:2011/09/27(火) 19:54:12.11 ID:4tAoA5aS

FETV職員募集

クリエイティブな仕事です。
報道、娯楽等を提供する楽しい職場。優しい社長の元アットホームな雰囲気の職場です。
映像を撮る事が好きな人は是非。

FETVスタッフ

番組撮影、照明、カメラ等

応募資格

四十歳未満の方。経験者優遇

雇用形態 正社員、試用期間はバイトに準じる

勤務地 ○×区○△FETV
    撮影のため出張等あり

勤務時間 05:00〜17:00 17:00〜05:00 二交代

給与 基本給16万、経験に応じて増額

待遇 昇給するかも知れない 賞与の可能性あり 手当て検討中

休日 ケースバイケース

採用予定数 3名


流星軒バイト募集

根性のある者求む。他に言うべき言葉などない。

調理、接客

応募資格

やる気のある者

雇用形態 バイト、正職登用あり、すべては気合だ

勤務地 ユグドラル区△△商店街イザーク番地12

勤務時間 9時00分〜翌1時00分(シフト制)1日5時間 週2日から応相談

給与 時給680G 深夜割り増し

513助けて!名無しさん!:2011/09/27(火) 19:58:50.29 ID:DYm7d8Gi
>>507
エフラム「何もしていないわけじゃないぞ、俺はサラの紹介でロプトの教会でバイトしているんだ」
ロイ「へえ、そうだったんだ」
エフラム「ああ、ロプト教団は恵まれない子供を捜して保護する『子供狩り』という活動をしていてな。
      俺は子供たちの相手をしたり教会の雑用をしたりしている」
ロイ(やってることはまともだけど活動の名前が不穏すぎる……)
ヘクトル「俺だって何もしてないわけじゃないぜ。闘技場で遊んでばっかりだとか思われてるけどな、稼ぎはしっかり家に入れてるぞ」
ロイ「へえ……ツンデレピザ乙」
ヘクトル「お前わざとその言い方してるだろ」

マルス「ああ見えてみんな家のために色々やってるんですね……ねえ?」
ミカヤ「な、なにその目は」
マルス「ミカヤ姉さん……今日も家で一日中ゴロゴロしてたりしてませんでしたか?」
ミカヤ「ほ、ほら、今日は雨降ってるじゃない?だから辻占いに出ても絶対お客さん来ないから……だからその目は止めて……」
514助けて!名無しさん!:2011/09/27(火) 20:11:51.29 ID:DYm7d8Gi
>>511-512
最初と最後はすごくまともだけど、真ん中が怪しすぎるぞw
515ティニー:2011/09/27(火) 20:37:31.83 ID:Gttek8Xh
>>494
それは素晴らしいことです。腐兄や腐女子がもっと増えても良いと思いますよ
516助けて!名無しさん!:2011/09/27(火) 21:19:52.47 ID:EyaqpKUW
>>511-512
ベルン署と流星軒は割とマジで働いてみたい
あ、FETVは怪しいのでお断りします

>>513
善行なら子供狩りっていう呼び方は止めろw
517助けて!名無しさん!:2011/09/27(火) 21:33:56.66 ID:XZ0JbWDb
>>509
家事なめんなw 激務だぞ!
普通の家族人数ならまだしも、15人の大家族だ。(しかももうすぐ1人増えるw)
洗濯だけで午前中潰れる。育ち盛り食べ盛りも多いし、買い物&食事の支度もたいへんだろう。
自分の部屋の掃除くらいは各自がやるだろうが、広い家だから共同スペースの掃除も
馬鹿にならない。
主婦っつーより、学生寮を仕切る管理人っぽいな。
518助けて!名無しさん!:2011/09/27(火) 21:40:52.58 ID:4tAoA5aS
いや、でもさ。
エリンシアがみんなの母ならそういうポジションもありだろうが若い独身女性なんですぜ?
家事ばかりで家にずっといるようになるってのは健全じゃないでしょ。
このままじゃ皆が巣立つまで母に徹してあっという間に三十四十になってしまうよ。

他の兄弟とも分担しながら外に出るようにしたほうがいいと思うんよ。
エリンシアの人生設計もあるしもう少ししたら結婚の事も考えるかもわからんしそうなると出会いの機会もほしい。
そういう機会って職場が多いしさ。
つか他の兄弟も協力するでしょ。
セリスとかエイリークとかミカヤとかリンとか。
リーフも結構やりそうな気がする。

つかマジでエリンシアバイト編でも書こうかなぁ。
519助けて!名無しさん!:2011/09/27(火) 22:03:57.82 ID:4QiRnWi6
>>518
原作からして戦争がなければ一生ある意味軟禁生活で結婚もしないまま終わっただろうしなあ
あとは前に家族がいないときは庭が半分社交場みたいになってるってネタがあったな
たぶん本人は今の生活で満足してると思うんだけど

まあ書きたきゃ書けばいいよね。俺もそこらへんのネタ考えてるし。
520助けて!名無しさん!:2011/09/27(火) 22:16:50.14 ID:rGKdUC/S
エリンシアってどういうバイトするんだろ?
ガチムチのよく来る店とかに入って、KINNIKUに囲まれて
ハァハァしながら働く姿が思い浮かんでしまった。

あれ、こんな夜中に誰だろう?

おっと、出て行く前に『ママチャリの系譜』
>>431-434の続きを投下しておきます。
521ママチャリの系譜 第1章:2011/09/27(火) 22:18:30.15 ID:rGKdUC/S
フュンフ 「前回はトラバントの水のトラップが炸裂!! 更にブラムセル氏の浮気が発覚っ!!
      第66代目ブラムセル妻が夫を血の海に沈めた後、愛人のケメ子を迎え撃つっ!
      果たしてケメ子は67代目のブラムセル妻の座を奪い取ることが出来るのか、それとも、
      現ブラムセル妻がチャンピオンの座を守るのか!? 今、運命のゴングが鳴ろうとしていますっ!!」
エルフ  「このあらすじはフィクションです」

44

ザァァァァァァァ…
ノイン  「さてさて観客席スタンドのダーナ商会会長ブラムセル氏は血まみれでありますが、
      こちらは豪雨で泥まみれ! 各車の速度が落ちる中、一人気炎を吐くSTEガンマ騎乗のキュアン選手!
      結構毛だらけ泥だらけダラケラマ!!」
アレス  「くそ、前が見辛くてスピードが出せん! それに、高速で雨に当たると意外に痛い」
リーフ  「雨が降ると何で移動力が落ちるかがよく分かったよ…」
フィン  「リーフ様、大丈夫ですか?」
シャルロー「フィンさん、こっちも心配して下さいよ…」
ディムナ 「う〜、走りにくい…」
オイフェ 「ここは我慢しかありませんね」
キュアン 「フッ、お前達、隙だらけだぞっ!(ビュン!!)」
六人   「「「「「「!?」」」」」」
ノイン  「烈火の紳士、キュアン選手! 水攻め前に2位集団と化した3台をまとめてオーバーテイイイクッ!!
      ピットアウト時には最下位だったにも関わらず、コースの約3分の1を走った所で2位にまで浮上っ!
      そして、前方には白銀の戦乙女!!」
セーラ  「来たわよ…キュアン様が来たわよぉっ!!」
ドロシー 「行けます! これならトップに追いつきます!!」
ノイン  「トップを行く美と愛の女神ワルキューレ、豪雨の壁を突っ切って、今、
      たんぽぽ小道ロングストレートを抜けますっ! 嵐も悪路も何のそのっ!!」
ラケシス 「もう、トラバントのせいでベタベタじゃないっ!!」
ナンナ  「終わったら着替えないといけませんね」
ノイン  「文句を言いながらも、ワルキューレは勇者の泉に到達! 
      泉の周りに勝利の花を咲かせる事が出来るか、ナンナ&ラケシスペア!
      振り撒く水滴が虹を描く。虹の先には水際コース!!」
エルフ  「根性で頑張りましょう」
セーラ  「こんな所で精神論!?」
ドロシー 「……? ああ、にじのさきですね。分かりました」
ノイン  「ここで落ちますと恥ずかしいっ、噂とかされると恥ずかしいっ!!
      本日2度目の水泳の時間がやって参りました!」
セーラ  「さも落ちるような言い方しないで!」
ノイン  「先陣を切る白銀の二女神ワルキューレ、今、ウォーターバンクに車輪をかけたっ!!
      その後方、漆黒の公爵キュアン選手が雨のたんぽぽ小道を抜ける!」
ドロシー 「キュアンさん、速いです! あれだけあった差がもう全然ない」
ノイン  「これ程までに差を詰めてきたとは、驚き桃の木山○大夫、森○外か森オーガヒル!
      金も命も吸い取られる哀れな海賊達! 夏はマディノ海水浴場で海の家をやってます!
      利用料は大人80G、子供40G! ブリギッド姐さんの水着姿はプライスレスッ!!」
ブリギッド「ナンパはお断りだよ!」
マリータ 「あれ、おかん…? なんやめっちゃ似てるけど…」
エルフ  「協賛ありがとうございますわ」
522ママチャリの系譜 第1章:2011/09/27(火) 22:19:12.53 ID:rGKdUC/S
45

□□□□□□. キュ  | □=泉
□□□□□□      |
□□□□□□      |
□□□□□□      |
                  |
 . . . ナΣ(゚Д゚;)アッ!!|
─────────┘

ラケシス 「ええっ!?」
ナンナ  「きゃあっ!?(ズルッ!!)」
ノイン  「おおっと、滑った!! ウォーターバンクの中腹で車輪を取られたワルキューレ!!
      重心を泉の方に持って行かれている!! 絶体絶命だっ!!」
ナンナ  「てええぇぇぇいっっっ!!(グググググッ!!)」
ノイン  「アンビリーバボォーーーーーーーーーーッ!! ウィリー&スピンでバランスを持ち直したあっ!?
      戦乙女のスーパープレイ炸裂だあっ!!」
エルフ  「ウィリーというのは前輪を浮かせた状態の事ですわ」
ラケシス 「きゃあぁぁぁっ!?(ガシッ)」
ナンナ  「お、お姉様っ!?」
ドボーーーーーーーンッ!!
ノイン  「やーっちゃった、やっちゃいました!! ウィリーの際にナンナ選手にしがみついたラケシス選手、
      それにバランスを崩したナンナ選手がワルキューレごとドボンだッ!!」
セーラ  「あ〜あ、これで首位陥落ね」
ドロシー 「とか言っといて、何でそんなに嬉しそうなんですか?」
エルフ  「泥道を走ってグリップ力が消失してましたね……水難の相が出てましたでしょうか」
ノイン  「豪雨の次は水没だ。熱と乾きの戦いから一転して、水中水上戦と化しました!
      この展開は読めませんでしたねえ、解説のエルフさん?」
エルフ  「これは後続車も相当注意しないといけませんね。スピードを出すとオーバーラン、
      出さないと落下という悪夢のような状態となっています。あと、勇者の泉は清掃ですね」
ノイン  「莫大な予算のかかる泉の清掃決定であります! 予算晶子、みだれ髪!
      水で乱れた髪のラケシス、ナンナ両選手、今、水面に浮かんで参ります! 浮き草!」
ラケシス 「ぶはっ!! ……トラバント、覚えてなさいっ!」
キュアン 「ふっ……二の轍は踏まん!」
エルト  「行け、キュアン!」
ノイン  「余裕の笑みのえ○ちゃ○ねる、キュアン&エルトシャン両選手、余裕のよっちゃん、
      よっちゃん烏賊でオーバースピード気味にウォーターバンクに突入して行くぞっ!!」
エルフ  「ハイパーグリップマシンならではの戦術ですね」
キュアン 「あ」
エルト  「あ」
ズルッ!! ドボーーーーーーーンッ!!
523ママチャリの系譜 第1章:2011/09/27(火) 22:20:21.07 ID:rGKdUC/S
46

ノイン  「……。あー……。……かっ、過信しすぎだ家臣居士!! バンクの上の方は傾斜もキツイ分、
      滑りやすかった!! 仲良く泉へワンツーフィニッシュ!」
キュアン 「くっ、またしてもトラバントの奴にやられたと言う事か」
ラケシス 「エルト兄様!! 私の為にこんな所まで来てくれるなんて…」
エルト  「違う、ただの事故だ!」
ラケシス 「兄様は必ず来てくれると信じてましたっ! 先程はあんな事(岩石の母)をしてごめんなさい…」
エルト  「…それはいいのだが、抱きつくな! くっ、こうなったら…シグルド、来てくれ!(プップクプー!!)」
シグルド 「KINSHINは許さんぞぉっ!!」
アルヴィス「こら、運転席を奪うなっ!!」
ギュイーーーーーーーーーン!!

───────────────────────┐     □□□□□□  |    │
     ト       .   .        アレ・シャル・ディ   |     □□□□□□  |    │
シ────────────────────┐ . . .|     □エル・ラ←──┘    |
───────────────────┐. ..|   .|     □キュ□ナ□□         |
                                |... ..|   .|                         |
                                |... ..|   .|                         |
                                |... ↓   .|     ──────────┘

ドッボーーーーーーンッ!!
ノイン  「うおっ!! エルトシャン選手に召喚されたシグルド選手、アンチKINSHINパワーで
      物凄いスピードを出し、一瞬のうちに3位集団をオーバーテイク! ラケシス選手に突撃ぃッ!!」
シグルド 「ガルルルル……」
ラケシス 「こんな状態(水没)でも邪魔しにくるのねっ! この中年童貞!!」
エルト  「すまん、シグルド…」
キュアン 「相変わらずだな、お前達は…」
ノイン  「これは盲点、グーテンモーテン!! 人知を越えたプレイには驚かされましたが、
      もちろんスターダスト・フェアリーズもドボンだッ!! 3台目入りま〜すっ!!」
エルフ  「いつの間にかドライバーがシグルド選手に代わっていましたわね」
セーラ  「お約束の展開だ…」
ドロシー 「それがシグルドさんの持ち味ですから」
搭乗者交代 アルヴィス→シグルド

アルヴィス「シグルドォっ!! キサマァァァーーーーッ!!」
シグルド 「すまない、アルヴィス。いつものクセで、つい…」
ノイン  「恐るべきアクシデント!! 驚天動地のハプニング!!
      一体、誰がこのような悲劇的展開を想像し得たでしょうかっ!?」
エルフ  「いや、あんな所走ってる時点で、大体みんな予想していたと思いますよ?」
セーラ  「何せ、落下防止用の柵、取っちゃってるもんね…」
ドロシー 「水没させる気満々じゃないですか!」
ノイン  「さあ、豪雨で順位を落としてしまった4位集団、青色申告号、おねいさんハント号、緑山歌劇団号が、
      冥府魔道へと変じた勇者の泉にやって来る、ヤーヤーヤー!!」
524ママチャリの系譜 第1章:2011/09/27(火) 22:21:23.45 ID:rGKdUC/S
47

□□□□□□□□□      |
□エル・ラ・シ□アル□□     |
□キュ□ナ□□□□□       |
             アレ シャ    |
                ディ     |
────────────┘

シャルロー「皆さん、お先に失礼します」
アレス  「悪いな、俺は行くぞ」
ディムナ 「すみません、先に行きます!」
ラケシス 「逃さないわよっ!」つトルネード
ナンナ  「お姉様っ!?」
ノイン  「おおっ!? ラケシス選手が取りい出したるは、スタートで活躍したトルネードの魔導書っ!
      防水加工で濡れても大丈夫! まさか、撃つのか、撃ってしまうのか、
      まさかまさか、まさかり担いだ金太郎っ!(サラリーマン)」
エルフ  「そんな猟奇的なサラリーマン嫌です」
ラケシス 「スプラッシュ・トルネード!! 受けなさいっ!!」
ドオォォォォォォォォォォ……
アレス  「あ」
リーフ  「え」
シャルロー「い」
フィン  「う」
ディムナ 「え」
オイフェ 「お」
六人   「「「「「「アーーーーーーーーーーッ!!!!」」」」」」
ザッパァァァーーーーーーーーーンッ!!
ノイン  「あああああああああっ!! ラケシス選手の生み出した水柱が3台6人を一気に飲み込んだぁっ!!
      荒れ狂う水龍の前に、聖戦士達が為す術も無く泉へと沈んでゆくっ!!」
エルフ  「やってしまいましたね……」
ドロシー 「もう何がなんやら…」
ノイン  「これは大惨劇っ! 6台12人の聖戦士達がドボンです。
      諸悪の根源トラバント選手は豪雨の中で高笑いだっ!」
トラバント「グワァーーーッハッハッハッ!! この私の力、思い知ったか!!」
セーラ  「あのオッサン、マジで殺したくなってくるわね…」
ドロシー 「気持ちはわかりますが、パージはしまって下さい」
ノイン  「ヤケのやんパチコル○ットコンパチ!!
      水没12人衆が揃って、次に通りかかるマシンに津波をお見舞いしようと待ち構えるポーズ!!」
エルフ  「おや? 実行委員会で動きがありますね」
ノイン  「おおっと、ここでイエローフラッグが振られた!! レース中断です。
      セーフティ班が入って、路面整備を行います!! たんぽぽ小道のスプリンクラーが止められた!」
エルフ  「スタッフが泉に落ちたマシンとドライバーの引き上げ作業に入りましたね」
ノイン  「なお、イエローフラッグでレース中断とは言いましたが、その場でストップという訳ではなく、
      この旗の出ている間は速度を抑えなければならず、追い越しは禁止という意味ですので、
      後続は今もここ、勇者の泉ウォーターバンクへ向かって来ております」
エルフ  「すなわち、順位は変わりませんが、今まであった差は殆ど無くなってしまいます。
      コースが再び安全な状態になり、セーフティ班が引っ込むと、
      その状態から再びレースが再開するシステムとなっていますわ」
ドロシー 「ようやく止められました…ですが」
セーラ  「レースは振り出しに戻ったわね…ムキィーーッ!! せっかくキュアン様が来てたのにぃーっ!!」
525ママチャリの系譜 第1章:2011/09/27(火) 22:23:04.31 ID:rGKdUC/S
48

ノイン  「レースが中断しましたので、作業の間、兄弟家長女ミカヤさんのトークショーをお楽しみ下さい」
ミカヤ  「ふえっ、私ですか? えー…あ、シグルドが子供の頃、シグルドを喜ばせたくて、
      私、グルグル回るジャングルジムにシグルドを乗せまして」
エイリーク「微笑ましいですね」
ミカヤ  「で、すごいスピードでグルングルン回したら、シグルドが笑顔で『面白い』って言うもんだから、
      私、調子に乗っちゃって、猛スピードで回したら、突然シグルドが、こう、
      ビューンと空を飛んで行っちゃって、私、その光景がスローモーションで見えた訳ですよ」
ヘクトル 「おい、それ何気にスゲエ危ねえじゃねえか」
ミカヤ  「茂みに突っ込んだ後、もそもそと出てきて、髪の逆立ったシグルドを見て、私、
      その時にこう思ったんです。一番上の弟はスーパーサ○ヤ人になったと…」
ロイ   「いやいやいやいやいやいや…」
ミカヤ  「その日のうちにオリヴァーさんの美容院で、髪を逆立てたまま金髪に染めたら、
      翌日小学校から電話がかかってきて、私メチャメチャ怒られました。しょんぼりです」
マルス  「ミカヤ姉さん何やってんのww」
セリカ  「スーパーサ○ヤ人のシグルド兄さん? うふふ……ダメ、堪え切れないwww」
サザ   「その後、シグルドの小学校は謎の衝撃波によって半壊したんよ」
アルム  「しっこくさんも何やってんの!?」
シグルド 「あったなあ……そんな事が…」
ミカヤ  「それから……今度はアイクが子供の頃、同じようにアイクを喜ばせたくて、
      私、ブランコに乗せたんです」
リン   「ブランコに乗るアイク兄さんが想像出来ないわ…」
ミカヤ  「それで、私、ブランコを後ろから押したら、アイクが無表情で『面白い』とゆーもんだから、
      またまた調子に乗っちゃって、思いっきり押したら、アイクが大ジャンプで空を飛んで行っちゃって」
エリウッド「シグルド兄さんと似たような感じだね…」
ミカヤ  「空中で見事に天↑空↓の動作をしたのを見て、私、思ったんです。
      2番目の弟はリバウンド王になったと…」
エフラム 「流石はアイク兄上だ…」
ヘクトル 「何でリバウンド王なんだよ?」
ミカヤ  「その日のうちにオリヴァーさんの美容院で、髪を赤く染めて坊主にしたら、
      翌日小学校から電話がかかってきて、私メチャメチャ怒られました。がっかりです」
アルム  「ミカヤ姉さん懲りてない!?」
セリス  「アイク兄さん、坊主頭だった時期があったんだ」
アイク  「確かに、あった」
サザ   「ちなみにその後、団長の小学校も謎の衝撃波によって半壊したんよ」
マルス  「しっこくさんマジ自重ww」
ミカヤ  「それから……」
ノイン  「もういいです。勇者の泉から引き上げられた各車が、コースに復帰しておりまっする。
      葉っぱ1枚のリーフ選手はともかくとして、各選手、濡れた衣装がちょっぴりエッチであります!」
エルフ  「ラケシス選手、ナンナ選手の透け方は結構エッチですが、シグルド選手は群を抜いていますわね」
ノイン  「そう、兄弟家のリーサル・ウェポン、裸エプロンのシグルド選手からは他を寄せ付けない
      最強の色気が醸し出されておりますっ! まさにセクシーの殿堂! これぞセクシー大王っ!!
      真のセクシーコマンドー・シグルド選手の色気の前には女の色気なんぞ赤子も同然でありますっ!!」
エルフ  「ノイン実況員、涎、涎」
セーラ  「…あの声援はどうにかならないの?」
女性達  「(゚∀゚)キ ャ ア ァ ァ ァ ァ ァ !!!!(゚∀゚)」
エスリン 「あの透け方はヤバいわね…」
アルテナ 「少しクラっとしてしまいましたね」
マナ   「い、いけません。うっとりしてしまいます……ああっ! これは誘惑です、悪魔の誘惑ですっ!」
エーディン「ああ……シグルド様。美しいです……」
ディアドラ「やはり私の目に狂いはありませんでしたわ」
エリンシア「(*´Д`)ハァハァ 殿方の裸エプロンがあそこまでいいものだとは思いませんでしたわ」
リリーナ 「(*´Д`)ハァハァ これは我がオスティア学園でも導入しなければなりません!」
アルヴィス「くそっ、バニーも悪くはないが、裸エプロンには勝てん!」
リーフ  「何でシグルド兄さんだけおねいさん達の大声援を受けられるんだよ〜!(´;ω;`)ブワッ」
シグルド 「……私はただ水に濡れただけなんだが」

続く
526助けて!名無しさん!:2011/09/27(火) 22:45:19.29 ID:B9sX7qBR
なんで地毛が青とかなのに赤や金髪で怒るんだww
527助けて!名無しさん!:2011/09/27(火) 22:47:55.08 ID:LGQTvZA8
>>517
>(しかももうすぐ1人増えるw)
N社「まだ一人とはかぎらないよー」
IS「一人かもしれないけどねー」

エリウッド「かゆ……うま……」
528助けて!名無しさん!:2011/09/28(水) 03:40:10.36 ID:Las1KmWX
>>521-525
弟の面倒見てるミカヤ姉さん和むわー…と思ったらこれは酷いwww
っつーか、子供の頃から天空のモーションを完成させてるアイクマジパネェwwwwGJww
529助けて!名無しさん!:2011/09/28(水) 08:57:36.12 ID:nsNT4DBb
>>526
色がどうのより子供の髪を染めることに怒ってるとか


ミカヤ「うちの兄弟ってよく全然似てないホントに血の繋がりあんのかって言われるでしょ?」
ロイ「まあ一部除いて髪の色バラバラだしね」
ミカヤ「だからいっそ全員青に染めてみようと思ったことがあるの。ほらこれがその時の写真よ」
ロイ「うわっ、エリンシア姉さんもリン姉さんもエリウッド兄さんもリーフ兄さんもみんな真っ青になってる!!」
マルス「あー、こんなこともあったねえ。今見るとすごい違和感」
ロイ「この写真だけアルバムの中でも異彩を放ってるよ!」

なんてこともあっただろうか
530助けて!名無しさん!:2011/09/28(水) 19:06:45.62 ID:+yRMfpEx
しかし兄弟の髪色変えたらイメージ相当変わるだろうな
ミカヤなんかは銀髪がトレードマークだし
531助けて!名無しさん!:2011/09/28(水) 19:10:48.30 ID:dGTSut4B
いまんとこ兄弟に無い髪の色

黒髪と金髪とピンク色と白髪とハゲ
532助けて!名無しさん!:2011/09/28(水) 19:16:24.62 ID:vVCZH/6W
>>531
>ハゲ
クリス「ガタッ」

白髪はまあ銀髪やグレイ抜きの白髪は大抵年寄だし。しかし金やピンクはFEだと結構いるんだけどな。
意外にきれいに黒髪なのは少ないけど
533助けて!名無しさん!:2011/09/28(水) 19:56:02.06 ID:MuSzh2Ip
>>505
何でシグルドはスパロボのアインスト化してるんだよw

>>521-525
漆黒の騎士はいつ頃から乙女に目をつけt…ゲフンゲフン、気にかけてたんだろうな…?
とりあえずナンナとラケシスの濡れ場よりもシグルドの方が盛大に反応されててワロタ
GJ!

>>529
歴代天馬騎士三姉妹一同
「「「私たちを忘れて貰っては困りますわね!」」」

>>532
カタリナ「クリスは兄弟家じゃないですよ…でも私にとっては、頼りになるお兄ちゃんみたいです…(///」
クライネ「惚気もいいけど、そろそろ自分の出番心配した方がいいんじゃないのアイネ」
ローロー「俺はいざとなったら村人その4になるから問題ない、ウキキ」
クライネ(村人その4って何…?)
534助けて!名無しさん!:2011/09/28(水) 20:24:47.03 ID:dGTSut4B
リリーナ「何を言ってるんです。女の子が濡れても面白くもなんともないでしょう」
エリンシア「殿方のNIKUの方がよほどセクシーですわハァハァ」
535助けて!名無しさん!:2011/09/28(水) 20:33:48.15 ID:nsNT4DBb
二人とも自重しろw

というわけで?ネタ投下!

リリーナ 「ロイ!一緒にお弁当食べましょ!(そして私特製の超高カロリースペシャル弁当でたーっぷりZEINIKUをつけるのよ)」

セシリア 「そうはさせないわ!ロイ、別室でお弁当を食べながら二者面談でも…」

シャニー 「この氷雪の槍をくらいなさい!ロイ君、あたしと食べようよ!」

ララム  「それよりアタシのお弁当食べて〜!」

スー   「そんな毒物、ロイ様には食べさせないわ」

ウォルト 「また始まった…(毎日毎日飽きないのだろうか…)」

ロイ   「ウォルト、あっちで一緒に食べようよ」

ロイがウォルトを誘う
適当な椅子に座ろうとすると、ちょうど目の前を矢が飛んでいった
ここは危険だ…

ウォルト 「危ない!ロイさま、ここだと巻き込まれますから別の場所で食べましょう」

ロイ   「そうだね。はぁ、どうしてケンカになっちゃうのかは知らないけど、教室を破壊するのだけはやめて欲しいよ、ホント」

その他大勢「(お前のせいだよお前の)」

ロイたちを含むクラスメイトは教室から避難する
お昼を教室で食べられないなどいつものことだ




―廊下

あの後、ロイ君が居なくなったからケンカはお流れになった
ロイ君はウォルト君とどっか行ったし、一緒に食べるなら見つけたもん勝ちだよね!
あ、でもでもロイ君とウォルト君の2人の空間を壊したくな…って何言ってんのあたし!?
違う違う、あたしはそんな腐ってなんかないって
そりゃあちょっと、そういう創作物を読んだりもするけど…

ロイ   「ソフィーヤ、大丈夫かなあ」

そんなこと言ってるうちにロイ君発見!
やっぱりウォルト君と2人きりハァハ…違うっての!

ウォルト 「今日は休みでしたね」

536助けて!名無しさん!:2011/09/28(水) 20:34:44.27 ID:nsNT4DBb
ロイ   「風邪を引いたって聞いたけど…風邪は万病の元とも言うし、お見舞いにでも行こうかな」

ウォルト 「僕もご一緒しましょうか?」

え、放課後デート?

ロイ   「うん。お見舞いの品は何が良いと思う?」

お見舞い?今日誰か休みだっけ
それにしても何だデートじゃないのか
…?いやいやあたし、何をそんな残念がってるの!?

ウォルト 「スタンダードな所だとフルーツでしょうか」

ロイ   「そっかぁ、あんまり高いものは買えないしリンゴが良いよね」

話に一区切りついたところであたしはロイ君に話しかけた

シャニー 「ロイ君!」

ロイ   「あ、シャニー!ケンカしてたんじゃなかったの?」

シャニー 「そ、そんなのすぐ終わっちゃったよ(ロイ君がいなくちゃ意味ないもん)」

あははは、と笑うあたしにロイ君は疑問符を飛ばす
まあねー、ロイ君がにぶちんなのは今に始まったことじゃないし
あたしは椅子を持ってきてロイ君の隣に座った

シャニー 「ここで一緒にお昼食べていい?」

ロイ   「もちろん。ウォルトもいい?」

ウォルト 「ロイさまがよろしいのでしたら」

2人の返事を聞くと早速お弁当を取り出して食べ始める
もうお腹ペコペコだよー

537助けて!名無しさん!:2011/09/28(水) 20:35:27.36 ID:nsNT4DBb
ロイ   「ユーノさんが作ってくれるの?」

シャニー 「弁当のこと?違うよ〜、あたし自分で作るもん」

ロイ   「へ〜、そうなんだ。料理上手なんだねニコリ」

シャニー 「そ、そう?//」

よっしゃ、これは料理上手なあたしアピールが出来たかも!
今日たまたま姉さんが寝坊してくれてよかった〜!!

普段はやっぱりユーノさんが作ってくれてるのです

ロイ   「料理上手な人ってすごいなーって思うよ。そういえばウォルトも上手だよね?」

ウォルト 「そんなことないですよ。姉さんには負けますし……ホント姉さんにはなにやっても勝てなくてorz」

コンプレックスで落ち込むウォルト君を甘い言葉で励ますロイ君…これなんてロイウォr黙れあたし!

シャニー 「レベッカさんってホントすごいよね!あの人が的を外してるの見たことないし!」

ロイ   「僕も見たことないなあ。…でも、僕はレベッカさんと同じくらいウォルトのことを尊敬してるよ」

ウォルト 「尊敬、ですか?」

ロイ   「僕が知る誰より誠実で、一度した約束は違えないこと。ウォルトのすごいとこだと思うな」

ウォルト 「誰より、ですか…。あ、ありがとうございます//(流石フラグメーカー、思わず赤面してしまった…)」

そして何で妄想通りのことをしちゃうのロイ君orz
これじゃ更に妄想が沸き立って…あーーーあたしは腐女子じゃないのにぃ←悶絶

538助けて!名無しさん!:2011/09/28(水) 20:37:04.46 ID:nsNT4DBb
ロイ   「しゃ、シャニー?大丈夫?」

シャニー 「はっ、だ、大丈夫、です……多分」

ロイ   「多分なの!?」

シャニー 「そんなことより、さっきお見舞いがどうの〜って言ってたよね?」

ウォルト 「ああ、ソフィーヤさんが今日は休みだったからお見舞いに行こうかと話してたんです」

シャニー 「2人で?」

違う!何聞いてんのあたし!

ロイ   「うん、そうだよ。シャニーも一緒に行く?」

シャニー 「是非行かせてくだs…あ、いや」

ロイ   「じゃあ放課後、一緒に行こう!」

シャニー 「ハーイ…」

何かすごく自己嫌悪
何でこんなことばっか考えてんだろ
しかも想い人とその友達で…




―放課後

珍しく邪魔も入らずロイ君と校門を出ることができた
ウォルト君?いるよ、そこに。いるから困ってるんじゃん
また昼の時みたいに変なことばっか考えてたらあたし本当に腐った人たちの仲間入りしちゃうよ!
コミケ行っても買う側にはなっても売る側になることはないと思ってたのにこれ以上いっちゃったらと思うと!!

ロイ   「シャニー?もしかして具合悪いの?昼も顔赤くしたりボーッとしたりしてたけど…」

シャニー 「だ、大丈夫大丈夫!」

ロイ   「そう?」

あたしたちは商店街へ向かった
ロイ君がリンゴを買いたいらしくて、よることになったんだ

シャニー、これはお見舞いとはいえ放課後デートなのよデートなの
邪魔なのが1人いるけどあたしはそんなの気にしないでロイ君にアタックしてればいいの
いいわね、シャニー!

539助けて!名無しさん!:2011/09/28(水) 20:37:31.24 ID:nsNT4DBb
ウォルト 「お荷物お持ちしましょうか?」

主従ktkr!

ロイ   「いいって別に自分で持てるんだし。そういうのは好きな女の子とかに言ってあげたら?」

ウォルト 「今はまだそういう相手はいませんから。ロイさまなら選び放題でしょうけど」

好きな女の子はいない→好きな男の子ならいます!?
むしろモテモテなロイ君が誰かに盗られるんじゃないかとジェラシー燃やしちゃって…って!

ロイ   「僕だってそういう相手はいないよ!」

ダメだ。これはダメだ
早速いろんな妄想が頭を駆け巡ってる

ううん、シャニー。こういう時は逆に考えて…
そうだよ、逆転の発想をすればいいんじゃん!
あたしが腐女子なんじゃなくてあっちがガチホモなんだって考えれば……いや、それはそれでダメージだわ
ロイ君が女の子に興味ないとか言われたら本気で、泣く

ウォルト 「本当ですか〜?リリーナさんとかスーさんとかシャニーさんとか」

ドキッ

ロイ   「み、みんな友達だってば!//そ、そりゃ手繋いだりくらいはするけど…そういうのはないってば!!ねえシャニー?」

シャニー 「あ、うん。いや、何が!?」

やばっ、つい頷いちゃった

ロイ   「ほら!僕をからかわないでよ、もう!//」

ウォルト 「いつもからかわれてますからたまには仕返ししたいんですよ!」

女の子の話に反応するってことは一応ガチホモではないみたいでよかった…
でもその代わりやっぱりあたしの腐女子説が…!

540助けて!名無しさん!:2011/09/28(水) 20:40:11.99 ID:nsNT4DBb
ロイ   「八百屋さんについたからリンゴ買ってくるね!2人は待ってて」

ロイ君が店のなかに入って行った
はあああぁぁ…

ウォルト 「疲れてますね。Sドリンクならありますけど、要りますか?」

シャニー 「何でそんなもの持ってるの?」

学校に持ってってたんだろうか
いや、武器持ち込みOKな学校にSドリンクごとき何てことないんだけどさ

ウォルト 「姉さんがウィルさんからもらったらしくて、でも要らないからと僕に」

シャニー 「で、ウォルト君も要らないからあたしにくれるんだ?」

ウォルト 「あ、いやそういうわけじゃ…」

シャニー 「いいよもらっとく」

受け取ってその場で飲んだ
初めて飲むけど、味はあんまり好きじゃないなぁ
何か栄養ドリンクみたい。いや、栄養ドリンクなのか

ウォルト 「…シャニーさんはロイさまが好きなんですよね」

シャニー 「う、うん。まあね//」

ウォルト 「自分の気持ちに気づいて貰えなかったりとか、辛くないんですか?諦めたくなったり…」

シャニー 「辛いよ?辛いけど、それでも好きなんだもん。仕方ないじゃん?ウォルト君は…さっきそういう人はいないって言ってたっけ」

ウォルト 「そもそも女性との支援がスーさんだけですから。ロイさまの恋敵になる勇気はないです」

シャニー 「ウォルト君とスーでくっついてくれたらライバル減るのになぁ〜」

ウォルト 「すみませんね」

541助けて!名無しさん!:2011/09/28(水) 20:41:03.90 ID:nsNT4DBb
ロイ   「2人ともお待たせ!」

ロイ君がぱたぱたと出てきた
手には数個のリンゴが入った袋を持っている

シャニー 「じゃあ行こっか」

     「くんかくんか」

突然少女が湧いてでた!?
しかも何か匂い嗅いでる!!

ロイ   「あれ、あなたはリーフ兄さんの…」

ティニー 「はい、4人娘の1人、ティニーです!ロイ君こんにちは」

ロイ   「こんにちは。…いやいや何してるんですか!?」

ティニー 「腐女子の匂いを察知したの」

シャニー 「腐女子って…まさかあたし!?」

ティニー 「そうですあなたです我が同士よ!」

シャニー 「ちちち違います!あたしは腐女子じゃなーーーい!!」

つ逃走




―ナバタ

シャニー 「はぁっはぁっ、やっと振り切った…!?」

ロイ   「ティニーさん、同士を発見できてそんなに嬉しかったのかな」

シャニー 「だからあたしは腐ってないってば!」

ロイ   「ご、ごめんなさい…」

     「あら、あなたたちは…」

ロイ   「イグレーヌさん!」

イグレーヌ「こんにちは。もしかしてソフィーヤのお見舞いに来てくれたのかしら?」

ウォルト 「はい」

イグレーヌ「そう、どうぞあがって」

イグレーヌさんについて家にあがる
意外と広い。竜も余裕で入れそうなくらい

542助けて!名無しさん!:2011/09/28(水) 20:43:41.80 ID:nsNT4DBb
イグレーヌ「ソフィーヤ、ロイ君たちが来てくれたわ」

ソフィーヤ「…はい……」

ロイ   「ソフィーヤ、大丈夫?」

シャニー 「リンゴ買ってきてあげたよ、ロイ君が」

一瞬視線が交差する
絶対あたしは要らなかったとか思ってるんだよ!

ロイ   「リンゴは居間にウォルトが切ってくれてるんだ。食べれるだけでいいから食べて?」

ソフィーヤ「…ウォルト君も……いるんですか…」

ロイ   「もっとみんなで来たかったんだけど、みんな都合が悪いらしくてさ」

ソフィーヤ「……ロイ様がいれば……充分…です…」

シャニー 「ああそう、あたしは要らなかったってこと?」

ソフィーヤ「…あなたが…風邪を引いたら……お見舞いに……行きます…」

ロイ君と2人っきりにならないようにってわけね
こいつ…
とそこにウォルト君がやってきた

543助けて!名無しさん!:2011/09/28(水) 21:14:49.86 ID:nsNT4DBb
ウォルト 「リンゴ切りましたけど」

ロイ   「ありがとう、ウォルト!…ソフィーヤ、要る?」

ソフィーヤ「…ロイ様が……食べさせてくれるのなら……」

ロイ   「?いいよ」

しゃり…
なんて奴、ロイ君からのハイアーンだなんて!

ロイ   「甘い?」

ソフィーヤ「…はい……とても…」

ロイ「じゃあ僕も1口貰おうかな」

間 接 キ ス!!
ダンッッッ

ロイ「どうしたの?あ、シャニーも要る?」

シャニー 「要ります」

もちろん即答です
おいしいです。本当に

ロイ   「ウォルトもはい」

ウォルト 「え、僕もですか?」

ロイ   「本当に甘いんだよ、これ」

ロイ君の手からウォルト君の口にもリンゴが運ばれて…!?

くらり…
ダメ…もうダメ
もう誰にも止められない…!!
ブバアアアアア

こうしてあたしは確実に腐った道を歩んで行くのでした

終われ
544助けて!名無しさん!:2011/09/28(水) 21:16:04.64 ID:nsNT4DBb
ネタ初投下にドキドキしてたら連投規制に引っ掛かったというorz

今思えば二回くらいに分ければよかったな
ちょっと首吊ってくる
545助けて!名無しさん!:2011/09/28(水) 21:40:59.55 ID:vVCZH/6W
改行減らせばもう少し入ったんでねーの?
546助けて!名無しさん!:2011/09/28(水) 22:38:30.36 ID:dGTSut4B
初投下乙ー
シャニーのモノローグが楽しいね
モノローグ式のネタ大好き
547助けて!名無しさん!:2011/09/28(水) 22:46:37.53 ID:wuQ5IN7v
>>535-544
初投下乙。
シャニーに焦点があたるネタは珍しいな、というか地味に初じゃないか?
というかソフィーヤが怖すぎる……伊達に歳喰ってないな

あと>>545も言ってるけど、もう少し改行減らしてもいい気がするな
でも読みやすいように配慮してくれたのは伝わったぜ
それにモノローグ系は場面の区切りが難しいしな……

これからも思いついたらどんどん投下してくれ、GJ!

あれ?なんか今更だけど闇魔法の詠唱が聞こえてk(ry
548助けて!名無しさん!:2011/09/28(水) 23:07:51.85 ID:L6d1Pe/i
>>535ー544
遂にシャニーまで腐ったか…。トラキアにシレジア、フレリアの次はイリアまで腐ってしまうのか…

>>547
無茶しやがって…
549助けて!名無しさん!:2011/09/29(木) 09:26:06.56 ID:8PygtYbZ
>>545 >>547
アドバイスありがとう
次はその辺も気をつけてみる

>>548
T(ティニー)ウイルスは後遺症が残るところがこわいよなガクブル
550助けて!名無しさん!:2011/09/29(木) 15:35:30.69 ID:PecuK304
完治者と発症者に分けてみた

Tウイルス後遺症発症者…アリオーン、ターナ、シレーネ、リン、エリウッド、セティ、シグルーン、ミーシャ、ホーク、シャニー、アルテナ、カリン

完治者…リンとエリウッド以外の兄弟姉妹、アルヴィス、トラバント、サナキ、ヘイデン、ファバル、アレス、ラナ、ユリア、アイーダ、イシュタル、その他

エリウッドにリン、ターナにセティ、シレーネにホークやシャニーとかは隠れ腐女子や隠れ腐兄になってそうな感じ
551助けて!名無しさん!:2011/09/29(木) 18:15:13.53 ID:WLHQ0DpL
そろそろ次スレの時期だな…

>>550
エリウッドが腐兄化したらニニアンやフィオーラ、応援会の皆が涙目になるからやめろwww
552助けて!名無しさん!:2011/09/29(木) 18:22:20.67 ID:2mFZM1BS
マルス「リン姉さんは隠れ腐女子でしかも百合なの?なにその両刀使い、阿部さんもびっくりだよ」
553助けて!名無しさん!:2011/09/29(木) 18:57:02.41 ID:GUEb8XSH
T-ウイルス関係のネタを含めて、今までに出てきた事があるリンの属性をまとめてみると…

「獣フェチ、巨乳、妹、ツンデレ、百合、ブラコン、ショタコン、腐女子」

…大杉ワロタ
554助けて!名無しさん!:2011/09/29(木) 19:01:19.94 ID:37l+pNaq
ここまで揃うともはや変態の名を免れないなw
555助けて!名無しさん!:2011/09/29(木) 19:44:37.47 ID:NJAg1Hlb
>>553
加えると
ポニテ、15歳?、野生っ娘、サブミッションetcetc…

属性過多にも程があるな
556助けて!名無しさん!:2011/09/29(木) 21:15:35.55 ID:YfLDVsE9
アイクなんてフラグクラッシャーくらいしかないんだぜ!
あと超人と腹ペコキャラと…すまん結構あった
557助けて!名無しさん!:2011/09/29(木) 21:46:21.02 ID:sRWK2k0C
>>556
それ言ったらアルムなんて「農夫」くらいしか…
外伝未プレイの自分は、いまだに顔すらよく知らないw
558助けて!名無しさん!:2011/09/29(木) 21:59:58.36 ID:xksxnxFf
>>557
アルムは
農家、影薄、KINSHIN、ジャンヌ
セリカは
宗教バカ、地味、アルム以外相手無し、KINSHINと属性あるけど、
意外とロイが
フラグメイカーと末っ子以外に目立つ特徴がないっていう
559助けて!名無しさん!:2011/09/29(木) 22:25:25.26 ID:xksxnxFf
連レスですまない。外伝未プレイの人はWiiのVCでもやって損はないと思うよ。
聖魔とかのシステムの大本だし。
560助けて!名無しさん!:2011/09/29(木) 22:37:13.08 ID:NFBu1pR4
リメイクしないかな
そうすれば二人の影も濃くなるのに
561助けて!名無しさん!:2011/09/29(木) 22:38:21.03 ID:XPwGx843
もったいないな〜
外伝面白いぞ、絶対やっとけ

このスレだと、アルムはあんま存在感無いけどw
本編だと、凄い強いよ
最終ステージでセリカに対して言う
「もう大丈夫さ、こんな奴ら、僕がひねりつぶしてやる」
って台詞は思わず熱くなる
実際、ひねりつぶせるだけの実力があるしねw
本当、外伝はみんなにプレイして欲しいよ
562助けて!名無しさん!:2011/09/29(木) 22:38:57.34 ID:37l+pNaq
いやーリメイク二つも作ったし当分リメイクは作らないでしょ
やっぱしリメイク作るリソースあるならそれで新作作る事を求めたいよ
だから今度の新作は嬉しい
563助けて!名無しさん!:2011/09/29(木) 23:48:12.65 ID:smda5MT1
>>558
ここではセシリアさんがショタコン扱いになってるが。
本編ではロイの方から誘ってるから、ヘタレババア好きと出来なくもない。
564助けて!名無しさん!:2011/09/29(木) 23:54:11.25 ID:EA0Pq/Bt
>>555
ロリコンとシスコンで完成されているエフラムの潔さをみんなもっと見習うべき
565助けて!名無しさん!:2011/09/30(金) 00:38:09.19 ID:hhYe/OAl
ユニットとして強くても存在感が出るとは限らないという事を如実に表してるのがアルム。
逆に弱くても存在感ある奴もいるしね。サザとかミカヤとかヒーニアスとかビラクとか。
566助けて!名無しさん!:2011/09/30(金) 15:12:19.75 ID:r7irWYmD
漆黒の騎士「(ガラッ)つまり強さと存在感を両立した私こそが乙女に相応しいという事だな」
567助けて!名無しさん!:2011/09/30(金) 18:00:40.91 ID:nYbThp/a
ペレアス「素顔も見せない奴が何寝言を言ってんだか」
568助けて!名無しさん!:2011/09/30(金) 20:57:27.80 ID:Suv+7Khc
サザさんこそがミカヤに相応しい男と決まっているんよ
569助けて!名無しさん!:2011/09/30(金) 21:12:19.67 ID:LMEyVjrv
新スレそろそろだな
忍法帳うんたらで立てられなかったから誰か頼む
570リリーナ:2011/09/30(金) 21:20:26.52 ID:AApwSoFS
わかったわ。だめだったら私に任せなさい。
571リリーナ:2011/09/30(金) 21:21:08.96 ID:AApwSoFS
あ、これからやるんじゃなくて駄目だったのね。じゃあやってみるわ。
572リリーナ:2011/09/30(金) 21:25:48.98 ID:AApwSoFS
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/gamesrpg/1317385342/
立った立った次スレが立った♪
次スレもNIKUで溢れた男臭いスレになりますよーにっ!
573助けて!名無しさん!:2011/09/30(金) 22:57:07.92 ID:ceAQIIzY
>>572乙!
って次スレの>>6www
574助けて!名無しさん!:2011/10/01(土) 00:34:49.26 ID:fCbmcSrn
>>573
葉っぱ探偵の事件簿 変態令嬢殺人事件 〜地味主人公と贅肉フェチとときどきBBA〜 2月30日発売
575助けて!名無しさん!:2011/10/01(土) 10:57:31.15 ID:x5wrZ5mF
キャスト

リーフ……元こそ泥のしがない探偵

リリーナ……事件の被害者、メタボ萌えの変態、気が多くて周囲とはトラブルが絶えなかった

ゲイル……本事件の担当捜査官
ロイ……遺体の第一発見者、容疑者A
ゴンザレス……被害者の愛人?容疑者B
ソフィーヤ……被害者の恋敵、容疑者C
フロリーナ……被害者の恋敵その2、容疑者D
ビラク……被害者の恋敵その3、容疑者E
セシリア……別件で逮捕されたショタコン、本事件の重要参考人
ヘクトル……被害者に言い寄られてたメタボ、重要参考人
エリンシア……事件現場に出没する謎のBBA
576助けて!名無しさん!:2011/10/01(土) 12:27:57.40 ID:mUZmnfE7
異議有り!
セシリアは、丸腰の所に毒を盛った上で騙し打ちしても一瞬で返り討ちにされるから不可能です。
577助けて!名無しさん!:2011/10/01(土) 15:08:47.56 ID:BAHmkRl9
>>575が無限アミーテの餌食になってるんだが、何か有ったのか?
578助けて!名無しさん!:2011/10/01(土) 16:25:15.37 ID:W3wjU3wB
>>577
すげえ…叫喚→慈悲→ライブ→叫喚→慈悲→ライブ→叫喚…(エンドレス)
これがホントの無限地獄 (((((;゚Д゚))))ガクガク
579助けて!名無しさん!:2011/10/01(土) 21:27:53.19 ID:Q2+sdEqc
※新作に登場する要素(一応PVにて出てる要素)についてのネタですので、
 ネタバレが怖い方は軽くスルーお願いします


マルス「そういや3DSのファイアーエムブレムにはカットイン要素が入るんだってね。必殺で発動するっぽいけど」
ロイ  「スー○ーロ○ット大戦とかデ○スガ○アには既に搭載済みだけどね」
ミカヤ 「あらやだ、いつカットインが来ても良いようにお化粧しなきゃ」
マルス「姉さん新作には出ないでしょ…(汗」
リーフ 「ふふっ、カットインと言ったらアレに期待するしかないじゃないか…!」
アルム 「何をさ?」
リーフ 「巨 乳 お ね い さ ん の 乳 揺 れ ! お っ ぱ い ! お っ p」
ヘクトル「あ〜あ、早速4人娘にレスキューされやがって…」
リン  「エリウッドにカットインが有ったら、胃痛で苦しむ顔がカットインで出るかもよ」
エリウッド「それ誰が得するんだいリン…?」
ニニ・フィオ「「僕だ!」」
ロイ  「ブルーノ、お前たちだったのか…!?」
マルス「リン姉さんにカットインあったら、スタッフが悪ノリで激しい乳揺れカットインにすると思うなぁ」
リン  「その時はスタッフとアンタをマーニカティで一刀両断するわ」
マルス「いや、何で僕も!?」
ヘクトル「まぁとにかく、変な顔芸カットインじゃなければ大丈夫じゃねーの?」
シグルド「そうだといいけどな」
アルム 「…そうか…!
      カットインの時に酷い顔芸をすれば僕も地味扱いされなくなるぞぉぉぉ!!
      希望が見えてきたァァ!!(歓喜」
セリカ  (そもそも外伝リメイクが来ないとアルムは再登場出来ないし、
      出たとしてもカットインが実装されるかは分からないって事は黙っておくべきかなぁ…(つд`))
580助けて!名無しさん!:2011/10/01(土) 23:37:20.39 ID:g+j5HdZX
    |┃三           /! _ ト、
    |┃ ≡       ,r‐ '/l[[!ト、!:::\
    |┃      ___ !l::::::!:.!:l,!:::!::::::::l _       
    |┃≡  /____ l !!:::::l:.l:::!::::!::::::::!| ,二二、  
    |┃ヽ___//::::::!| 'l|ト、ヽ:::::/:::::::;' !  !:::::::::::::    この埋めを使われよ
____.|ミニニヽ:::::::::::l ,'   )ヽニVニイ!r'´!  !::::::::::::::::::  
    |┃:::::::::::ヽヽ:::::::! !ィr(:::ヽ::::::! !:::ノ:ヾ!:::!  !::::::::::::::::::::
    |┃:.:.:.:.:.:::::!|::〈/:.ヽミト、r‐'┴―‐く:∧ l::::::::::::::::::::  
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581助けて!名無しさん!:2011/10/01(土) 23:39:07.13 ID:g+j5HdZX
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ト、.;;;/ ̄ ヽ..、/"   ヾ ,,,|       ,.r ''´ ̄ ̄ ̄``ヽ、 ヽ ̄゛'‐─-、/    ゛'‐=z ,,‐":::::::::::::::::: ̄゛'‐-、.
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  レ"二==--  --,,.、-''" -、 __゛'-v‐{ヽ `{{,.、Jル ´     __  } /ヽ_i_\}‐、 .゛'、      ゛'‐、   \_::゛'、::::::::::::::::::::ゝ__
 "| | Fリフ.ii  /: : : : : : /´: : : : : :ヽ r 、i f_,, -‐ ""ヾ,´  ヽj i      _,-゛'‐、゛'、     /_zニ二_ ヽ:::i‐、::::::::::::::::::/
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  ヾ|    |、|/|: i :| __   |人ヽ、: ヽ、:l=;=、  ィ‐〒テ_" ヒ_ミiV _ゝ ´-`""´゛ .| .|ソ   //        ‐':::::::::/  /::::
   |    ヾ=-ヽ、`|,r;;;、`  .‐--ヽ、ヽ_ ヽ ̄|    ̄   ノ _ツl|l! /         '、'、   /、`、__       |::/ ./\::::
   ト、  --=-- .`| .ー'ノ  '.ri,lヽ|,l^i¨/ヽ し      ' | l川|ヽ __,      l '、|  / '、 .─`   .,,  |,| /:::::::::::\
   .,|;;"、  :::::::   .'、 ヽ   `´  i´/  vr' ゙''ti;、   ,! llリl|  '、 -     /  |_/   ヽ_,,.、-''"   .|/::::::::::::::::::::::
 ̄ ̄|  、 ,,、-‐-、.,,-‐ヽ ー-    |¨‐_,ヾ !ii  `  /   ViL -、ヽ_,,.、-''" __|_゛'‐-、___|__,,.、-''"ヽ,,‐'"ヽ_/
; ;;;;;;;;|   、  :::::,‐",‐"¨: \,.、-''"  .|r '"´  ト     /  _,.-''´  ,.へ  /|   .||   |__/ ̄l´___,,.、-''",,‐'":::::::::
丶;「|    \..:::{ {:::::::::,、|ヽ_,,.、-''" ヽ、  ノ `─' , -="- 、  /   /  |   ||   .|,‐"__ ̄゛'‐、.,,‐"ヽ{  {:::::::::::::::
丶 :::、___.::::ヽ、ヽ、/:::゛',====ハ、  ` ̄ ̄ ̄´   O 〉<    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄゛'、,,‐",‐"    ゛'‐、__.,,‐" {  {:::::::::::::::
 Y::::::::::::::::::::.:::::::::::/ ./{::.. /   ..:::::::  ヽ           ノ   ヽ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄゛'、| ヽ    ::::::::::::::::::::::::: ゛'‐、.゛'‐、:::::
582助けて!名無しさん!:2011/10/01(土) 23:40:41.86 ID:g+j5HdZX
    ノ   ノ      ヽ    /   ヽ
   ノ   ノ-------   ヽ  /     ヽ  ノ
  ノ |      ノ      ヽ/        ノ
    |     ノ       /ヽ       ノ
    |    ノ       /  ヽ     ノ


              -------      ノ    ヽヽ    ノ    -------
    /  \ O   ---------    ノ------      ノ         ノ
   /    \          ノ   ノ     ノ     ノ|         ノ
  /      \        ノ     -----ノ     ノ |        ノヽ
                 ノ         ノ        |       ノ   ヽ
                          ノ         |      ノ    ヽ
    / ̄ ̄ ̄ ̄丶 、
   '           ヽ、
 /  i   ::i;;   i   :ヽ
/;;;;   ii   i;;  ;;ii  /  |
|;; ii   i  ..ii: ::.;i  ..::  ,,|
|::::,,..ii::t、;;iiii,, i;; ii",,"--i;;;,,""|                           ,,.、-‐、      ,,.、-‐==z
ト、.;;;/ ̄ ヽ..、/"   ヾ ,,,|       ,.r ''´ ̄ ̄ ̄``ヽ、 ヽ ̄゛'‐─-、/    ゛'‐=z ,,‐":::::::::::::::::: ̄゛'‐-、.
ヾF"|            ト |      r'´          _>,_゛'‐、   ヽ,´ ̄`     ゛'‐-、:::::::::::::::::::::::::::::::::::\
 丶;|、         ;;; __    人  ,.-'ヘv' _,,.-‐''´  ユ ̄   '、_ ヽ ‐-、      /:‐"゛'‐、:::::::::::::::::::::::::::゛'=z
  レ"二==--  --,,.、-''" -、 __゛'-v‐{ヽ `{{,.、Jル ´     __  } /ヽ_i_\}‐、 .゛'、      ゛'‐、   \_::゛'、::::::::::::::::::::ゝ__
 "| | Fリフ.ii  /: : : : : : /´: : : : : :ヽ r 、i f_,, -‐ ""ヾ,´  ヽj i      _,-゛'‐、゛'、     /_zニ二_ ヽ:::i‐、::::::::::::::::::/
 │ii|    || / /: /,,‐"`´゛ヽ i: : : : : :ヾ|   `´   __,,,, トミヽ、 }'、  ,,.z;ニ-、ァ | .|=、    /  ´ ゛"  ノノl i:::::::::::::/  /
  ヾ|    |、|/|: i :| __   |人ヽ、: ヽ、:l=;=、  ィ‐〒テ_" ヒ_ミiV _ゝ ´-`""´゛ .| .|ソ   //        ‐':::::::::/  /::::
   |    ヾ=-ヽ、`|,r;;;、`  .‐--ヽ、ヽ_ ヽ ̄|    ̄   ノ _ツl|l! /         '、'、   /、`、__       |::/ ./\::::
   ト、  --=-- .`| .ー'ノ  '.ri,lヽ|,l^i¨/ヽ し      ' | l川|ヽ __,      l '、|  / '、 .─`   .,,  |,| /:::::::::::\
   .,|;;"、  :::::::   .'、 ヽ   `´  i´/  vr' ゙''ti;、   ,! llリl|  '、 -     /  |_/   ヽ_,,.、-''"   .|/::::::::::::::::::::::
 ̄ ̄|  、 ,,、-‐-、.,,-‐ヽ ー-    |¨‐_,ヾ !ii  `  /   ViL -、ヽ_,,.、-''" __|_゛'‐-、___|__,,.、-''"ヽ,,‐'"ヽ_/
; ;;;;;;;;|   、  :::::,‐",‐"¨: \,.、-''"  .|r '"´  ト     /  _,.-''´  ,.へ  /|   .||   |__/ ̄l´___,,.、-''",,‐'":::::::::
丶;「|    \..:::{ {:::::::::,、|ヽ_,,.、-''" ヽ、  ノ `─' , -="- 、  /   /  |   ||   .|,‐"__ ̄゛'‐、.,,‐"ヽ{  {:::::::::::::::
丶 :::、___.::::ヽ、ヽ、/:::゛',====ハ、  ` ̄ ̄ ̄´   O 〉<    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄゛'、,,‐",‐"    ゛'‐、__.,,‐" {  {:::::::::::::::
 Y::::::::::::::::::::.:::::::::::/ ./{::.. /   ..:::::::  ヽ           ノ   ヽ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄゛'、| ヽ    ::::::::::::::::::::::::: ゛'‐、.゛'‐、:::::
583助けて!名無しさん!:2011/10/01(土) 23:42:22.23 ID:g+j5HdZX
    ノ   ノ      ヽ    /   ヽ
   ノ   ノ-------   ヽ  /     ヽ  ノ
  ノ |      ノ      ヽ/        ノ
    |     ノ       /ヽ       ノ
    |    ノ       /  ヽ     ノ


              -------      ノ    ヽヽ    ノ    -------
    /  \ O   ---------    ノ------      ノ         ノ
   /    \          ノ   ノ     ノ     ノ|         ノ
  /      \        ノ     -----ノ     ノ |        ノヽ
                 ノ         ノ        |       ノ   ヽ
                          ノ         |      ノ    ヽ
    / ̄ ̄ ̄ ̄丶 、
   '           ヽ、
 /  i   ::i;;   i   :ヽ
/;;;;   ii   i;;  ;;ii  /  |
|;; ii   i  ..ii: ::.;i  ..::  ,,|
|::::,,..ii::t、;;iiii,, i;; ii",,"--i;;;,,""|                           ,,.、-‐、      ,,.、-‐==z
ト、.;;;/ ̄ ヽ..、/"   ヾ ,,,|       ,.r ''´ ̄ ̄ ̄``ヽ、 ヽ ̄゛'‐─-、/    ゛'‐=z ,,‐":::::::::::::::::: ̄゛'‐-、.
ヾF"|            ト |      r'´          _>,_゛'‐、   ヽ,´ ̄`     ゛'‐-、:::::::::::::::::::::::::::::::::::\
 丶;|、         ;;; __    人  ,.-'ヘv' _,,.-‐''´  ユ ̄   '、_ ヽ ‐-、      /:‐"゛'‐、:::::::::::::::::::::::::::゛'=z
  レ"二==--  --,,.、-''" -、 __゛'-v‐{ヽ `{{,.、Jル ´     __  } /ヽ_i_\}‐、 .゛'、      ゛'‐、   \_::゛'、::::::::::::::::::::ゝ__
 "| | Fリフ.ii  /: : : : : : /´: : : : : :ヽ r 、i f_,, -‐ ""ヾ,´  ヽj i      _,-゛'‐、゛'、     /_zニ二_ ヽ:::i‐、::::::::::::::::::/
 │ii|    || / /: /,,‐"`´゛ヽ i: : : : : :ヾ|   `´   __,,,, トミヽ、 }'、  ,,.z;ニ-、ァ | .|=、    /  ´ ゛"  ノノl i:::::::::::::/  /
  ヾ|    |、|/|: i :| __   |人ヽ、: ヽ、:l=;=、  ィ‐〒テ_" ヒ_ミiV _ゝ ´-`""´゛ .| .|ソ   //        ‐':::::::::/  /::::
   |    ヾ=-ヽ、`|,r;;;、`  .‐--ヽ、ヽ_ ヽ ̄|    ̄   ノ _ツl|l! /         '、'、   /、`、__       |::/ ./\::::
   ト、  --=-- .`| .ー'ノ  '.ri,lヽ|,l^i¨/ヽ し      ' | l川|ヽ __,      l '、|  / '、 .─`   .,,  |,| /:::::::::::\
   .,|;;"、  :::::::   .'、 ヽ   `´  i´/  vr' ゙''ti;、   ,! llリl|  '、 -     /  |_/   ヽ_,,.、-''"   .|/::::::::::::::::::::::
 ̄ ̄|  、 ,,、-‐-、.,,-‐ヽ ー-    |¨‐_,ヾ !ii  `  /   ViL -、ヽ_,,.、-''" __|_゛'‐-、___|__,,.、-''"ヽ,,‐'"ヽ_/
; ;;;;;;;;|   、  :::::,‐",‐"¨: \,.、-''"  .|r '"´  ト     /  _,.-''´  ,.へ  /|   .||   |__/ ̄l´___,,.、-''",,‐'":::::::::
丶;「|    \..:::{ {:::::::::,、|ヽ_,,.、-''" ヽ、  ノ `─' , -="- 、  /   /  |   ||   .|,‐"__ ̄゛'‐、.,,‐"ヽ{  {:::::::::::::::
丶 :::、___.::::ヽ、ヽ、/:::゛',====ハ、  ` ̄ ̄ ̄´   O 〉<    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄゛'、,,‐",‐"    ゛'‐、__.,,‐" {  {:::::::::::::::
 Y::::::::::::::::::::.:::::::::::/ ./{::.. /   ..:::::::  ヽ           ノ   ヽ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄゛'、| ヽ    ::::::::::::::::::::::::: ゛'‐、.゛'‐、:::::
584助けて!名無しさん!:2011/10/01(土) 23:46:56.70 ID:R5eUqNJp
    ノ   ノ      ヽ    /   ヽ
   ノ   ノ-------   ヽ  /     ヽ  ノ
  ノ |      ノ      ヽ/        ノ
    |     ノ       /ヽ       ノ
    |    ノ       /  ヽ     ノ


              -------      ノ    ヽヽ    ノ    -------
    /  \ O   ---------    ノ------      ノ         ノ
   /    \          ノ   ノ     ノ     ノ|         ノ
  /      \        ノ     -----ノ     ノ |        ノヽ
                 ノ         ノ        |       ノ   ヽ
                          ノ         |      ノ    ヽ
    / ̄ ̄ ̄ ̄丶 、
   '           ヽ、
 /  i   ::i;;   i   :ヽ
/;;;;   ii   i;;  ;;ii  /  |
|;; ii   i  ..ii: ::.;i  ..::  ,,|
|::::,,..ii::t、;;iiii,, i;; ii",,"--i;;;,,""|                           ,,.、-‐、      ,,.、-‐==z
ト、.;;;/ ̄ ヽ..、/"   ヾ ,,,|       ,.r ''´ ̄ ̄ ̄``ヽ、 ヽ ̄゛'‐─-、/    ゛'‐=z ,,‐":::::::::::::::::: ̄゛'‐-、.
ヾF"|            ト |      r'´          _>,_゛'‐、   ヽ,´ ̄`     ゛'‐-、:::::::::::::::::::::::::::::::::::\
 丶;|、         ;;; __    人  ,.-'ヘv' _,,.-‐''´  ユ ̄   '、_ ヽ ‐-、      /:‐"゛'‐、:::::::::::::::::::::::::::゛'=z
  レ"二==--  --,,.、-''" -、 __゛'-v‐{ヽ `{{,.、Jル ´     __  } /ヽ_i_\}‐、 .゛'、      ゛'‐、   \_::゛'、::::::::::::::::::::ゝ__
 "| | Fリフ.ii  /: : : : : : /´: : : : : :ヽ r 、i f_,, -‐ ""ヾ,´  ヽj i      _,-゛'‐、゛'、     /_zニ二_ ヽ:::i‐、::::::::::::::::::/
 │ii|    || / /: /,,‐"`´゛ヽ i: : : : : :ヾ|   `´   __,,,, トミヽ、 }'、  ,,.z;ニ-、ァ | .|=、    /  ´ ゛"  ノノl i:::::::::::::/  /
  ヾ|    |、|/|: i :| __   |人ヽ、: ヽ、:l=;=、  ィ‐〒テ_" ヒ_ミiV _ゝ ´-`""´゛ .| .|ソ   //        ‐':::::::::/  /::::
   |    ヾ=-ヽ、`|,r;;;、`  .‐--ヽ、ヽ_ ヽ ̄|    ̄   ノ _ツl|l! /         '、'、   /、`、__       |::/ ./\::::
   ト、  --=-- .`| .ー'ノ  '.ri,lヽ|,l^i¨/ヽ し      ' | l川|ヽ __,      l '、|  / '、 .─`   .,,  |,| /:::::::::::\
   .,|;;"、  :::::::   .'、 ヽ   `´  i´/  vr' ゙''ti;、   ,! llリl|  '、 -     /  |_/   ヽ_,,.、-''"   .|/::::::::::::::::::::::
 ̄ ̄|  、 ,,、-‐-、.,,-‐ヽ ー-    |¨‐_,ヾ !ii  `  /   ViL -、ヽ_,,.、-''" __|_゛'‐-、___|__,,.、-''"ヽ,,‐'"ヽ_/
; ;;;;;;;;|   、  :::::,‐",‐"¨: \,.、-''"  .|r '"´  ト     /  _,.-''´  ,.へ  /|   .||   |__/ ̄l´___,,.、-''",,‐'":::::::::
丶;「|    \..:::{ {:::::::::,、|ヽ_,,.、-''" ヽ、  ノ `─' , -="- 、  /   /  |   ||   .|,‐"__ ̄゛'‐、.,,‐"ヽ{  {:::::::::::::::
丶 :::、___.::::ヽ、ヽ、/:::゛',====ハ、  ` ̄ ̄ ̄´   O 〉<    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄゛'、,,‐",‐"    ゛'‐、__.,,‐" {  {:::::::::::::::
 Y::::::::::::::::::::.:::::::::::/ ./{::.. /   ..:::::::  ヽ           ノ   ヽ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄゛'、| ヽ    ::::::::::::::::::::::::: ゛'‐、.゛'‐、:::::

585助けて!名無しさん!
    ノ   ノ      ヽ    /   ヽ
   ノ   ノ-------   ヽ  /     ヽ  ノ
  ノ |      ノ      ヽ/        ノ
    |     ノ       /ヽ       ノ
    |    ノ       /  ヽ     ノ


              -------      ノ    ヽヽ    ノ    -------
    /  \ O   ---------    ノ------      ノ         ノ
   /    \          ノ   ノ     ノ     ノ|         ノ
  /      \        ノ     -----ノ     ノ |        ノヽ
                 ノ         ノ        |       ノ   ヽ
                          ノ         |      ノ    ヽ
    / ̄ ̄ ̄ ̄丶 、
   '           ヽ、
 /  i   ::i;;   i   :ヽ
/;;;;   ii   i;;  ;;ii  /  |
|;; ii   i  ..ii: ::.;i  ..::  ,,|
|::::,,..ii::t、;;iiii,, i;; ii",,"--i;;;,,""|                           ,,.、-‐、      ,,.、-‐==z
ト、.;;;/ ̄ ヽ..、/"   ヾ ,,,|       ,.r ''´ ̄ ̄ ̄``ヽ、 ヽ ̄゛'‐─-、/    ゛'‐=z ,,‐":::::::::::::::::: ̄゛'‐-、.
ヾF"|            ト |      r'´          _>,_゛'‐、   ヽ,´ ̄`     ゛'‐-、:::::::::::::::::::::::::::::::::::\
 丶;|、         ;;; __    人  ,.-'ヘv' _,,.-‐''´  ユ ̄   '、_ ヽ ‐-、      /:‐"゛'‐、:::::::::::::::::::::::::::゛'=z
  レ"二==--  --,,.、-''" -、 __゛'-v‐{ヽ `{{,.、Jル ´     __  } /ヽ_i_\}‐、 .゛'、      ゛'‐、   \_::゛'、::::::::::::::::::::ゝ__
 "| | Fリフ.ii  /: : : : : : /´: : : : : :ヽ r 、i f_,, -‐ ""ヾ,´  ヽj i      _,-゛'‐、゛'、     /_zニ二_ ヽ:::i‐、::::::::::::::::::/
 │ii|    || / /: /,,‐"`´゛ヽ i: : : : : :ヾ|   `´   __,,,, トミヽ、 }'、  ,,.z;ニ-、ァ | .|=、    /  ´ ゛"  ノノl i:::::::::::::/  /
  ヾ|    |、|/|: i :| __   |人ヽ、: ヽ、:l=;=、  ィ‐〒テ_" ヒ_ミiV _ゝ ´-`""´゛ .| .|ソ   //        ‐':::::::::/  /::::
   |    ヾ=-ヽ、`|,r;;;、`  .‐--ヽ、ヽ_ ヽ ̄|    ̄   ノ _ツl|l! /         '、'、   /、`、__       |::/ ./\::::
   ト、  --=-- .`| .ー'ノ  '.ri,lヽ|,l^i¨/ヽ し      ' | l川|ヽ __,      l '、|  / '、 .─`   .,,  |,| /:::::::::::\
   .,|;;"、  :::::::   .'、 ヽ   `´  i´/  vr' ゙''ti;、   ,! llリl|  '、 -     /  |_/   ヽ_,,.、-''"   .|/::::::::::::::::::::::
 ̄ ̄|  、 ,,、-‐-、.,,-‐ヽ ー-    |¨‐_,ヾ !ii  `  /   ViL -、ヽ_,,.、-''" __|_゛'‐-、___|__,,.、-''"ヽ,,‐'"ヽ_/
; ;;;;;;;;|   、  :::::,‐",‐"¨: \,.、-''"  .|r '"´  ト     /  _,.-''´  ,.へ  /|   .||   |__/ ̄l´___,,.、-''",,‐'":::::::::
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