歴代FE主人公が兄弟だったら 17章

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1ジャファル
ここはファイアーエムブレムの歴代主人公が兄弟だったら、という
前提で彼らとそれを取り巻くFEキャラ達の生活を描くネタスレです。

前スレ
http://schiphol.2ch.net/test/read.cgi/gamesrpg/1228793231/

関連スレ
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1217691182/l50 (ジョジョ主人公兄弟スレ 第13部)
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/x3/1232066394/ (シャア板歴代兄弟スレ part37)

保管庫
http://wikiwiki.jp/fe_family/?FrontPage

雑談・議論掲示板
http://jbbs.livedoor.jp/otaku/9373/

絵版
http://cat.oekakist.com/FE_heros/
2テンプレ2 家族構成:2009/01/16(金) 20:48:00 ID:gyPpHCi1
【ミカヤ】
一家最年少に見えて実は最年長。占いで家計を支えている。ユンヌが身体をよく乗っ取る。

【シグルド】
グランベル商社に勤めるサラリーマン。とてもお人よしだが、近親相姦アレルギーなのでKINSHINを察知すると凶暴化する。

【エリンシア】
一家で最も家庭的だが、怒らせると「ぶっ飛ばして差し上げますわ」の声と共にぶっ飛ばされる。ガチムチ好き。

【アイク】
グレイル工務店で働く漢。一家最強だが恋には鈍感朴念仁でフラグクラッシャー。他人のフラグもへし折る。

【エリウッド】
一家で最も常識的な人。兄弟の迷惑行為に胃を痛める日々が続く。たまに壊れて「蝶サイコーッ」と叫ぶ。

【ヘクトル】
口は悪いが友情を大切し、不器用ながらも優しさも兼ね備えている。

【エフラム】
自他共に厳しいつもりだが妹と幼女に弱く、シスコンロリコン疑惑をかけられている。ヘクトルとよく喧嘩する。

【エイリーク】
ルネス女学院に通う。高貴、気品さにおいては兄弟の中では随一。成績も良い。努力家でもあるが、その努力が胸だけには実った事は無い。

【リン】
肝っ玉母さん的存在。年齢に合わないスタイルのせいか老けて見られる。それをからかうマルスをよくフルボッコにする。

【マルス】
権謀術数に長けている兄弟一の腹黒。リンをよくからかうがそれは愛情の裏返しなツンデレ姉萌え。スマブラが大嫌い。

【アルム】
セリカラブ。セリカといちゃつく度にシグルドに襲われる。畑で野菜を作るのが趣味だが、影が薄い。

【セリカ】
アルムラブ。それを除けば一家の中では普通だが一度怒らせると毒舌家になる。ミラ教(狂)信者。

【セリス】
一家の中では一番笑顔がよく似合う。人形が好きな乙女な少年。通称マミー君を一番気に入っている。

【リーフ】
ネガティブなムッツリ。幼馴染、ツンデレ、電波、ツインポニテな四人娘に引っ張り回されている。この人でなしー。

【ロイ】
状態にエリウッドと並ぶ常識人。ツッコミ担当。女性関係はほぼハーレムなっている。ヘクトルに対しては黒い。
3テンプレ3 サブキャラクターズ:2009/01/16(金) 20:50:35 ID:gyPpHCi1
【竜王家の皆さん】
チキ・ファ・ミルラのょぅじょ3人組やユリウス・ユリア兄妹、イドゥンさん、氷竜姉弟、 ハゲ黒竜王、アル等々、兄弟家に縁がある竜の一族。
持っている力が力なだけに、すさまじい騒動を引き起こすことも……。

【マリク】【シーダ】
マルスの幼馴染にして、最も信頼する片腕(マリク)と大事なガールフレンド(シーダ)。

【ラナ】
「ラナオウ」の異名をもつ最凶シスター。しかし、セリスの前では恋する乙女であり、ユリアの宿命のライバル。暁流杖術の使い手。

【ナンナ】【サラ】【ミランダ】【ティニー】
リーフを振り回す四人娘。リーフの事が好きだが、いぢめるのも好き。

【ひろし】
世界ひろしと言えど様々な職を器用にこなすのはひろしだけ! 通称ヴォルツ。

【ルーテ】
「私、優秀ですから」が口癖で、発明から同人までなんでもこなす少女。アスレイ、フォルデ、ノールは助手。

【ターナ】【ラーチェル】
エイリークの親友。貴族の令嬢だが、なぜか平民のエイリークの方が気品に勝る。

【ボーレ】
豆腐を愛する商店街の豆腐屋さん、ヨウカンマンもどきなマスコットキャラクターがいる。守備が低い。

【ユンヌ】
ミカヤの身体に憑依して現れる自由と混沌の(※威厳の無さナンバー1の)女神。
混沌の名のままに、好き勝手に場を荒らすが、大体最後には痛い目を見る

【サザ&漆黒の騎士】
 ∧_∧
 ( ・ω・)=つ≡つ <ミカヤは俺が守る 『瞬殺』
 (っ ≡つ=つ
 /   ) ババババ
 ( / ̄∪
  サザ

 ∧_∧    ∧_∧
;(д(⊂=⊂≡(・ω・ ) <身の程をわきまえよ 『月光』
 (っ ⊂=⊂≡  ⊂)
 /   )    (    \
 ( / ̄∪    ∪ ̄\)
  サザ    しっこく

 ∧_∧    ∧_∧     ∧_∧
;(д(⊂=⊂≡;(д(⊂=⊂≡(・ω・ )  <二人とも落ち着け 『天空』
 (っ ⊂=⊂≡   ⊂=⊂≡  ⊂)
 /   )    (    \    (    \
( / ̄∪     ∪ ̄ \)   ∪  ̄ \)
  サザ    しっこく      アイク

【涙目グリーンの居酒屋】
ネタキャラ扱いされている緑髪キャラの憩いの場。常連は主にウォルト、サザ、セシリア、アーダン、セティ等である。

【AKJ(兄が、嫌いな、女子は居ません!会)】
ブラコンの中のブラコンが集う女性の会。兄の為なら全てを犠牲に出来る妹達が揃う(※会長はラケシス)。兄弟家のSが天敵
4テンプレ4 ※注意:2009/01/16(金) 20:57:35 ID:gyPpHCi1
ゝ~"~<      -;
,ζノ=lノ=l〉     //
レ、d ゚ ロ゚ノゞ. 、//   <既存の設定はこんな感じだが、特にガチムチに定められたものではないので必ず従う必要は無い。
/,--┬'^つ</、      歴代FE主人公が兄弟でさえあれば、他の設定はどんなんでもOK!
|∪===|~〆         他人の設定に乗っかるもよし、自分独自の設定を作るもよし!
. ノ___r T !  ゝ     …自分に都合のいい設定だけ一緒にするのもありだな
i_/、」 ~~

ゝ~"~<      -;
,ζノ=lノ=l〉     //
レ、d ゚ ロ゚ノゞ. 、//   <【注意だ!】 AA規制の関係で、最初の一行が空行だと、警告なしでレスが消えるぞ。
/,--┬'^つ</、
|∪===|~〆  
. ノ___r T !  ゝ 
i_/、」 ~~
5助けて!名無しさん!:2009/01/16(金) 22:24:42 ID:ZM7gTLz8
>>1
シャア板のガンダム兄弟スレ、立ったばかりなのにちゃんと最新のURLになってるとはやるな。
6助けて!名無しさん!:2009/01/16(金) 22:49:10 ID:GSFF0y2Z
>>1
7助けて!名無しさん!:2009/01/16(金) 23:01:19 ID:ikoTAoI7
 ∧_∧
 ( ・ω・)=つ≡つ
 (っ ≡つ=つ     >>1乙なんよ
 /   ) ババババ
 ( / ̄∪
8皆でやると楽しい大会:2009/01/17(土) 11:28:50 ID:35el8fGN
 ∧_∧    ∧_∧
;(д(⊂=⊂≡(・ω・ )
 (っ ⊂=⊂≡  ⊂)    >>1乙だが、お前はだめだ。
 /   )    (    \
 ( / ̄∪    ∪ ̄\)
9助けて!名無しさん!:2009/01/17(土) 13:58:25 ID:7iLQnQ8d
>>8
だ、題名が消えてない…orz
この不始末をどうすればいいんだ…
10助けて!名無しさん!:2009/01/17(土) 16:09:25 ID:zIZRo0bO
シグルド「ただいまー。ん? 何だ、皆してPSPなんか持ち出して」
ロイ  「あ、シグルド兄さんお帰り! 今ね、ディシディアで対戦中なんだ」
シグルド「でぃしでぃあ?」
マルス 「『DESSIDIA‐FINAL FANTASY‐』っていうゲーム。兄さんだってFFなら知ってるでしょ?」
シグルド「ああ、さすがにそれは」
マルス 「その歴代主人公と歴代ボス達が殺り合う、まさにカオスなゲームさ」
ユンヌ 「カオスと聞いて飛んで来ました」
マルス 「ゴメン、今お呼びじゃないんで」つメダリオン
ユンヌ 「最近出番少ないのーーー!」
リーフ 「……やれやれ。殺り合うってほど物騒なゲームじゃないでしょ。シグルド兄さん、このゲーム普通にストーリーモードもあるんだけど、好きなキャラを育てて通信対戦も出来るんだよ」
シグルド「ほう、画面も綺麗だし、なかなか面白そうじゃないか。リーフは誰を使ってるんだ?」
リーフ 「今は暗闇の雲。ティナもトランスあるから捨て難いんだけど」
セリス 「あとアルティミシアもLV100だよね」
シグルド「女性キャラばかりじゃないか。まぁお前らしいとも思うが」
マルス 「ちなみに僕は、ティーダが一番使いやすいかな」
シグルド「何となく意外だな……」
マルス 「そう?」
シグルド「ああ、何でかは巧く説明出来んが」
セリス 「でも言うだけあってさすがに強いよ。さっきからマルス兄さんとやってるんだけど、すぐ攻撃避けられちゃうんだ」
シグルド「セリスは……ガーランド?」
セリス 「そう。あとジェクトがLV100だよ。ゴルベーザとエクスデスもLV80近くいってるかな!」
シグルド「そんなに簡単に何人もLVを高く出来るゲームなのか?」
セリス 「やりようによっては一気にLV上がるよ。だけど実は僕、エリンシア姉さんにもLV上げ手伝ってもらってるんだ」
シグルド「なるほど、ガチムチキャラばかり鍛えてるのはそういう事か。しかしIとか……懐かしいなぁ」
ロイ  「え、リアルタイム?」
シグルド「まさか! 発売より大分後に、中古で買ったんだよ」
ロイ  「そりゃそうか……。ああ、ビックリした、兄さん何歳だよ! とか思っちゃった」
シグルド「そういうロイもIのキャラだな。ウォーリア・オブ・ライトなんて英語で書いてあると変な感じがする」
ロイ  「かっこいいでしょ! キャラの中じゃ一番勇者っぽいよね!」
マルス 「ははは、厨二病」
ロイ  「全国のウォーリア・オブ・ライト使いに謝れ!」
マルス 「冗談だよ、かくいう僕も使ってるんだからね」
ロイ  「むぅー! じゃあマルス兄さん、今度は僕と勝負だ!」
マルス 「受けて立とう、弟よ!」

シグルド(とはいえ……PSP本体とソフト代は一体どこから捻出したんだ?)



便乗意外でネタ書くの初めてだ……。なのに他社ゲームネタスマソ。
俺は未だにコレにはまってるんだが、通信対戦してくれる友人が減ってきて悲しいので書いてみた。
ほかの兄弟達は誰を使ってんのかな〜。
ミカヤはオニオンナイトとジタンかな、とは思ったんだが……。

11助けて!名無しさん!:2009/01/17(土) 19:14:13 ID:G05JworO
>>10
GJ!
自分の中ではヘクトル=エクスデス
エリウッド=セシル
を使っていそうなイメージ。

ところでこのスレってトラキアのエーヴェルの正体のネタバレってOK?
12助けて!名無しさん!:2009/01/17(土) 20:32:49 ID:RfN+6OTl
>>10
フリオニール使いのマルス、オニオンナイト使いのロイがとっさに浮かんだ
中の人ネタですまん
1310:2009/01/17(土) 20:48:49 ID:zIZRo0bO
>>11
このスレは既にセネリオの両親バラしてるくらいだし、多分無問題じゃないか?

>>12
しまった、それは思い付かなかった!普通に使ってそう。
マルスがフリオニールなんか使ったら、大分えげつない操作するんだろうな。

14助けて!名無しさん!:2009/01/17(土) 20:57:02 ID:j6GqWrMW
ついていけない
15助けて!名無しさん!:2009/01/18(日) 01:17:15 ID:grKsHk2v
>>14
ならばスルーすればいいじゃない

>>1
ロイド「ジャファル、スレ立てご苦労だったな」
ニノ「お疲れー」
ライナス「そこは乙って言うとこだぜ?」
ウルスラ「なら・・・『ジャファル乙』ってことかしら?」
ブレンダン「そうなるな。・・・もういっそみんなで労ってやろう」
ニノ「うんっ!せーの!」
五人「「「「「ジャファル乙!!」」」」」
ジャファル「・・・/////」

このスレの四牙はこのくらい仲良いと思う。いや、そうであってほしい
(リーダス兄弟は元から仲良いけど、原作でウルスラ、ジャファルに対しては敵意識すらあった者もいたとか)
16助けて!名無しさん!:2009/01/18(日) 23:03:06 ID:FRnsNwzR
>>1
本当だ、ジャファルGJw
擬人化ばっかやって申し訳ないが、ラグネル編投下。長めです。
・・・蒼炎・暁はやったことないんで、間違ってたら指摘求む。
17助けて!名無しさん!:2009/01/18(日) 23:03:40 ID:FRnsNwzR
 私の名はラグネル。仲間の間では剣の貴婦人と呼ばれている。
けれどその昔、私は呪われたただの塊でしかなかった。多くの剣士に蔑まれた。
そんなときに私を手に取り、価値を見出してくれたのが先代の主、オルティナ様だった。
彼女は語る。最もいい剣とは何かと。美しいか、良い匠の作か、強き力が宿っているか。どれも違う。
自分にとって信じれてこそ、最も良い剣なのだと・・・・だから私を彼に授けるのだと仰った。

−貴婦人の願い−

 いつも、この煤けた刀身は濁ってばかり。潰れた刃は、紙一枚さえも切れない。
数多の剣士に拾われては打ち捨てられ、いつの間にかいたのは小さな武器屋の片隅。
使われないならいっそ――そう思っていたある日、銀の髪の少女が店を訪れたのです。
「店主さん、この剣は?」
「ん、ああ・・・それね、磨いても綺麗にならないし、研いでも切れ味の良くならないなまくらだよ」
『っ私のことなんてなにも存知ないくせに、なんて仰りますの!?』
 聞こえもしない言葉で罵るけれど、当然言葉は決して聞こえることはなく。
でも、言葉がとても痛かった。武器として、剣として生まれたことを完全に否定されたから。
少女はそんなことには構うことなく私を剣立てから取り、数回店内で振るいます。
「いい品ですね。御幾らですか?」
『え、えっ!?』
「嬢ちゃん本気かい!? こんな使いようの無い剣なんて――」
 否定は出来ない。けれども、少女は年不相応な柔らかい笑みをして、一言。
「一目見て気に入りました。きちんと手入れして、使えるように私が努力してみせます。
そうすれば、今はこんな風でも、何よりも信頼できる相棒になると信じれます」
 そのとき、刀身が薄く光ったのを感じました。自分から光を発するなんて思いもしなかった。
少女も店主も驚いていて、勿論、私だって驚き。
「あら、刃が潰れてない・・・・・・?」
『え、あ・・・ああ・・・・・・!』
 言われてようやっと自分のことに気がつきました。刃は切っ先まで、美しい直線を描いているのです。
「信じられないけど、選んでよかった! それで、御幾らなんですか!?」
「こいつは驚いた! いいさ、タダでやろう! どうせ二束三文の値段だったんだ!」
「でもそれは・・・はい、ありがたく頂戴します」
 最初は遠慮してたけど、店主さんがニコニコして引く様子も無く、少女は折れたよう。
・・・刃が戻ったのは嬉しいけれど、刀身は煤けたままですね。
それでもこの方となら、いつかあの美しい金色をとりもどせる気がします。

 不思議な剣は、頂いてから毎日磨いたけど、綺麗にならなかった。
答えのない疑問を振り払おうと、川辺へ素振りに行った。でも集中できない。
本当に私はこの剣に選ばれたのかしら? 本当にこの剣は応えてくれているのかしら?
埒が明かないから、少し休むことにした。空はもう夕焼けが薄闇に染まりだしていた。
刀身を指でなぞれば、汚れによって読み解けないこの剣の銘が彫られているのがわかる。
「ら・・・ぬる・・・・・・?」
「どうしたのですか、オルティナ」
 振り向けば、何故か同じクラスのセフェランの姿。一応、恋人でもあったりする。
「えーっと、この剣、いくら磨いても綺麗にならないから、どうしてか考えてた・・・・・」
「そうですね・・・確かに煤けていますが、コレもまたありではないですか?」
「?」
 思わず首をかしげると、セフェランは話を続けてくれた。
「確かに見目麗しいものは良いものですが、中身が伴ってなければそれは意味を成しません。
貴女が選んだ剣ですから、剣としては十二分の力があると思いますよ」
「・・・・・ん。相変わらず上手いことを言うのね。ありがとう」
「いえいえ、正直なことを言ったまでですよ」
 立ち去る彼を見送って、少し伸びて。私は家に帰ることにした。
自分で選んだ剣なのに、そんな些細なことを気にするなんて情けないものね。
そうよ、信じなきゃ。私の剣、私の相棒を信じないでどうするのよ!
なんて自分を戒めたけど、そういえばノート買ってなかった。
道をずれればテリウス地区の中心に行けるから、そこに買いに行こう。
あぁかっこ悪・・・・・・。
18助けて!名無しさん!:2009/01/18(日) 23:05:15 ID:FRnsNwzR
 私のことを見捨てずに磨き、剣として扱ってくださることに感謝します。
でも、やはり自信がないのです。貴女の様な若き剣豪の腕に適うのかと。
だから今でも願ってしまうのです。どうか打ち捨てられることがありませんようにと。
「た、助けてください・・・・・・!」
「え、今のは・・・路地から!?」
 小さな声でした。けれどもオルティナ様はそれを聞き身を翻したのです。
歩いていた傍の小さな路地裏。繁華街の明かりに埋もれた暗い隙間。
そこにはいかにも賊といった男三人と、壁に追い詰められた少女の姿がありました。
「ちょーっと俺たちの相手をしてもらうだけだから、な?」
「別に怖がる必要もないんだぜ?」
「いや、です・・・・・・!」
『あのように逃げ場を奪い襲うなんて、卑劣なことを!』
 オルティナ様も考えは同じなのでしょう。私を構え、男たちに声を荒げます。
「待ちなさい、そこの三人。この剣の錆になりたくなければその子を放しなさい!」
「ん、あぁ? なんだ嬢ちゃん、大剣なんか持ってよぉ」
 男は二人がこちらへ向かい、一人は少女を押さえつけたまま。
そして男たちは斧を取り出しました。後ろの男は片手に短剣を構えています。
『あ、あれは、ソードキラー!?』
「いくら嬢ちゃんが腕に自信があるっつってもよ、こいつには適わねぇだろ」
「くっ・・・・・・」
 悔しいけれど、こうなっては剣を下ろすしかありません・・・・・・。
「はっ、そんな薄汚れた剣なんざで俺らに勝とうたって無駄なんだよ」
『!』
 言い返せ、ない。私のような剣なんて、やはりただの塊でしかないのですね。
どうして私は持ち主を得てしまったのでしょう? どうして私は呪われてしまったのでしょう?
どうして私は―――。
「さっさとその剣を地面に置いてだな――」
「・・・・・・・・・なさい」
「は?」
「取り消しなさい、といっているのが聞こえないの!?」
 その大声で、通りからの声も一瞬小さくなりました。
「汚れていようと私の剣よ! あんたたちにとやかく言われる筋合いはない!
そこまで言うならかかってきなさい! 私は、この剣で二人を相手にしてみせるわ!」
『オルティナ様・・・!』
「信じた剣が折れぬ限り、私は、負けない!!」
 ああ、そうでした。私たち剣は、武器は、全ての「物」は信用されて始めて役割を果たします。
私たちもまたそうした主を信頼して役割を果たすのに。それを、忘れていました。
ならば誓いましょう。真に、貴女を信じると。
『信じる主がいる限り、勝利を齎してみせましょう!』
 オルティナ様が私を振り上げた瞬間、また、以前のように刀身が光り輝きました。
今度は、うまく言えないけれど、刀身が軽くなるような気がしました。
その刹那でした。前にいた賊の一人が見えない何かに吹き飛ばされたのです。
路地裏にいた誰もが呆然としています。私も事態の把握に少し時間を要しました。
その直後にオルティナ様も気がつき、もう一人の賊を近づくことなく吹き飛ばしました。
「ひ、ひぃいいい!」
 残った一人は悲鳴を上げています。オルティナ様はその男を薄く睨み、一言仰りました。
「少女を放しなさい」
 もう、気迫の時点で男は負けていました。少女を放し、あっという間に消えていきます。
少女は何度も頭を下げていましたが、オルティナ様の勧めで直ぐに人込みの中へ去っていきました。
その場に残されたのは伸された男二人と、私をしげしげと眺めるオルティナ様。
今はあの薄汚れた姿ではなく、磨き抜かれた黄金のようになっていました。
「これが、本来の姿?」
 私もオルティナ様も二度目の驚きです。戻れると信じていても、本当に適うか分からなかったから。
少し全体を見渡した後、オルティナ様は私の鍔近くの刀身を指でなぞりました。
「ええと、ラ・グ・ネル? この剣、ラグネルって言うのね! いい名前だわ」
『そんな、私には勿体無いお言葉です!』
 聞こえないけれど、嬉しくて思わず答えてしまいたくなります。
これからは、ずっとオルティナ様のお役に立ってみせます。
貴女の様な方に相応しい剣として、存分に力となりましょう!!
19助けて!名無しさん!:2009/01/18(日) 23:06:13 ID:FRnsNwzR
 あの日、真のラグネルを得てから色々とあった。
姉妹剣のエタルドを得たり、結局はセフェランと結婚したり。
そうして今日も今、新たな出来事が私に刻まれる。
「アイク、貴方はもう私のところを卒業ね。お疲れ様」
 剣を振る愛弟子に声をかければ、彼はきょとん押した顔でこちらを向いた。
「そうなのか? 俺としてはまだまだ学ぶことがあると思うんだが」
「いいえ。教えれるのは此処まで。後は自分で学び取らなきゃ駄目よ」
 真の強い剣士となるには自分で自分の道を見つけなくちゃいけないもの。
それに、もう教えることなんて私なんかにはもう殆ど無いわ。
「分かった。今日のうちに出ることにする」
「早いわね・・・。何もそんなに急ぐことは無いのよ?」
「いや、此処は居心地がいいから判断が鈍ってしまう」
 随分と正直ね。でも、それが貴方の良いところ。
「なら、これを」
「これはラグネル・・・!? なぜそんなものを俺に?」
「ねぇアイク、最もいい剣とはなんだと思う?」
「・・・・・・?」
「美しいか、良い匠の作か、強き力が宿っているか。どれも違うわ。
自分にとって信じれてこそ、最も良い剣なのよ。
そして貴方が信用に値するからこそ、私はこの剣を貴方に預けるわ」
 彼は少し不思議そうな、驚いたような顔をした後、手を伸ばしてきた。
「いいのか?」
「もしこれよりもっと気に入った剣が手に入ったなら、返して頂戴ね。
この子、ずっと昔からの相棒なんだから」
 そう言って笑えば、笑い返してくれた。普段無愛想だけど、とてもいい表情の笑み。
さぁ、いってらっしゃい。貴方の道を見つけて、貴方の力で歩いてみせなさい。
貴方の願いであった、守る力を見つけ出してみなさい。

 あの日、真の力を得てから色々とあった。
驚きは私の姉に当たるエタルドと逢えたことだ。とても喜ばしいことでもあった。
彼女は私より先に他の剣士の手に渡ったため、呪いがかからなかったらしい。
そして彼女と共に主の力となり、随分と時が経った。
エタルド曰く「随分と変わった」らしいが、悪い変化ではないので構わない。
そして今日、私はオルティナ様から弟子であるアイク様に主が変わった。
正直、ショックだったのかもしれない。ずっと共にあったお方と離れることが。
けれどもオルティナ様は仰った。信用に値するからこそ預けるのだと。
だから私も信用しよう。アイク様は私をオルティナ様のように振るってくださると。
彼は守る力を欲していたから、彼は何でも守れると信じよう。

  私は願う。信じられる剣でいたい、信じられる主と共にいたい。
  それが現実としてあるために、私はこれからも信じ続けよう。
20助けて!名無しさん!:2009/01/19(月) 00:44:33 ID:O4Ub3KP3
貴婦人設定拾ってくれて嬉しいぜw
原作との違いといってもこのスレ自体が二次創作でキャラ崩壊系だから特に問題はないと思う
ラグネルに呪いが掛かっていたというのもアーサー王伝説と上手く組み合わせていたしね
GJでした
21助けて!名無しさん!:2009/01/19(月) 07:44:19 ID:WL5VNnLK
アイクなら呪い食らってもどうってことない(or呪いすらもクラッシュする)って思ってる
22助けて!名無しさん!:2009/01/19(月) 08:03:58 ID:lQNTMlEu
アイク 「男なら・・・拳一つで勝負せんかい!!」
エリウッド 「うっおーーーーっ!くっあーーーーつ!ざけんなーーーーーつ!」
マルス 「まるで知性を感じませんね」
23助けて!名無しさん!:2009/01/19(月) 08:25:00 ID:lQNTMlEu
ミカヤ「セイニーパンチ!!」
24助けて!名無しさん!:2009/01/19(月) 10:28:05 ID:hyeAbhW1
しっこく「乙女! 乙女! 乙女! 乙女ぇぇえええぇええええええええええええええええええええええ!!!
あぁああああ…ああ…あっあっー! あぁああああああ!!! 乙女乙女乙女ぇええぇええええええええ!!!
あぁクンカクンカ! クンカクンカ! スーハースーハー! スーハースーハー! いい匂いだなぁ…くんくん
んはぁっ! 乙女の銀色の髪をクンカクンカしたいお! クンカクンカ! あぁあ!!
間違えた! モフモフしたいお! モフモフ! モフモフ! 銀髪モフモフ! 
カリカリモフモフ…きゅんきゅんきゅい!!  フルゴッサァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!
ペレアス殺して涙目の乙女かわいかったよぅ!! あぁぁああ…あああ…あっあぁああああ!! ふぁぁあああんんっ!!
最後の一撃のムービー登場できて良かったねミカヤたん! あぁあああああ! かわいい! ミカヤたん! かわいい! あっああぁああ! 
スマブラXでもシール登場して嬉し…いやぁああああああ!!! にゃああああああああん!! ぎゃああああああああ!!   ビュリンガァァァァァァァァァァァ!!!!!
ぐあああああああああああ!!! スマブラX参戦しないなんて現実じゃない!!!! あ…三部も四部もよく考えたら…
 乙 女  は 現実 じ ゃ な い? にゃあああああああああああああん!! うぁああああああああああ!! 身の程をわきまえよぉおおおおおおおおおお!
そんなぁああああああ!! いやぁぁぁあああああああああ!! はぁああああああん!! 裁きの光ぃいいいい!!
この! ちきしょー! やめてやる!! 現実なんかやめ…て…え!? 見…てる? 攻略本表紙のミカヤちゃんが私を見てる?
攻略本表紙絵のミカヤちゃんが私を見てるぞ! ミカヤちゃんが私を見てるぞ! 挿絵のミカヤちゃんが私を見てるぞ!!
ムービーのミカヤちゃんが私に話しかけてるぞ!!! よかった…世の中まだまだ捨てたモンじゃないのだなっ!
いやっほぉおおおおおおお!!! 僕にはミカヤちゃんがいる!! やったよサザ!! ひとりでできるもん!!!
こ、公式絵のミカヤちゃああああああああああああああん!! いやぁあああああああああああああああ!!!!
あっあんああっああんあアスタルテ様ぁあ!! 乙女―!! ユンヌ様ぁああああああ!!! ミカヤぁあああ!!
ううっうぅうう!! 私の想いよミカヤへ届け!! 兄弟家のミカヤへ届……」
セフェラン「今日はバイオリズム最高ー! 攻撃全部が暁光になるような気もするわ」つ【バルベリト】
アイク「姉さんは俺が守る」つ【ハンマー】
ミカヤ「ちょっと、頭冷やしましょうか」つ【セイニー】
ヒカリヨツドイテワガミチヲヒラケ カクゴシロ テカゲンシテヤルホドオレハアマクハナイ ブォンパッパ 
セネリオ「酷い有様です」
25助けて!名無しさん!:2009/01/19(月) 18:34:15 ID:JgcnYJsa
>>24
思い切ったな……色んな意味で
しっこく涙目ネタは良くあるけど、ここまで堕とす奴を俺は見た事ねぇよ……

これから背後には気をつけた方がいいぜ
26助けて!名無しさん!:2009/01/19(月) 19:31:52 ID:DKJQNDvj
>>20
返答感謝。多少ずれてても大丈夫と。
>>24
なんか、ただの変態としか・・・しっこく逝ったなとしか・・・・・・。
どんだけ暴走してるんだ・・・・・・;;

セリス「ただいまー・・・あれ、リーフは?」
エリンシア「リーフちゃんならまだ帰ってきてませんけど・・・・・・」
マルス「どうせまた『このひとでなしー!』とか言って吹っ飛んでるんじゃ」
27助けて!名無しさん!:2009/01/19(月) 22:01:21 ID:cKkxU1eP
まあ、目茶苦茶書けば面白いと思ったら大間違いってことだわな
あと本人若しくは一部にしか分からないネタも
28助けて!名無しさん!:2009/01/19(月) 22:20:22 ID:y9RMLZ3n
>>24はコピペじゃないのか?
29助けて!名無しさん!:2009/01/19(月) 22:39:49 ID:6R25qROS
>>24
ネタわかる俺は軽く笑ったぞw
おそらくネタがわからない人の反応が正常でまた笑ったw
30助けて!名無しさん!:2009/01/19(月) 22:53:27 ID:DnB+AEwV
まぁ元ネタはアニキャラ板あたりならあちこちで見れるコピペだな。
31ネタが解らなかった人:2009/01/20(火) 00:40:05 ID:0c3KjMOy
>>28
まじでか
何か事情が解った途端に笑える俺って現金だ
でもやっぱちょっと凹む……
はっ! ま、まさか俺はしっこくの事が!? Σ(@д@;) 
32助けて!名無しさん!:2009/01/20(火) 08:09:26 ID:YS5Nj5R8
33助けて!名無しさん!:2009/01/20(火) 11:00:33 ID:6Qrvp7rt
なんかスレ住人のしっこく愛を感じる一幕だったなw
34助けて!名無しさん!:2009/01/20(火) 12:41:37 ID:c2ttnRdx
やっぱしっこくは気持ち悪いな……。
ミカヤの夫は、本編的に考えてやっぱりサザが適任だと思うんよ……じゃなくて、思うんだが。
35助けて!名無しさん!:2009/01/20(火) 15:22:36 ID:tttwiegL
身の程をわきまえよ
36助けて!名無しさん!:2009/01/20(火) 15:33:58 ID:vfd3qW+i
いやいや、ミカヤの夫はペレアスで決まりじゃないかな
家族が少しアレだけど、家柄もいいし、学もある
何より、性格が漆黒の騎士やサザと比べてずっとまともだからね
37助けて!名無しさん!:2009/01/20(火) 17:56:09 ID:jlOyQ/2+
>>34緑風乙
>>35漆黒乙
>>36地味乙
38Ike:2009/01/20(火) 18:07:38 ID:C7jtbjJW
俺より弱い奴に姉さんは任せられん。
39助けて!名無しさん!:2009/01/20(火) 19:34:28 ID:744hVvsE
>>36
?家柄?
たしか…
緑風:孤児?捨て子?
漆黒:家族はいる
地味:孤児
だったような?
もしこのスレ設定の話なら大変申し訳ない。

>>22
アイクの拳といえば、スマブラだとかなり強いよな…
スレの流れを読まずにネタ投下。
40助けて!名無しさん!:2009/01/20(火) 19:35:09 ID:744hVvsE
マルス「(ジリジリ)ねえ、兄さん。」
アイク「(ジリジリ)なんだ?マルス。」
マルス「どうして兄さんの拳はそんな(自分のスマッシュを相殺するぐらい)に強いの?」
アイク「それはだな。剣や斧(要は右手)では対処できない時に使っていたら(相手を殴っていたら)いつの間にかこうなっていた。」
(神将の服装参考)
マルス「そうなんだ…。(ジリジリ)」

・・・・・

マルス「(ジリジリ)ねえ、兄さん。」
アイク「(ジリジリ)なんだ?マルス。」
マルス「どうして兄さんの体はそんな(僕の『必殺の一撃』を喰らってもピンピンしている位)に丈夫なの?」
アイク「それはだな。『天空を放つにはまず土台を盤石にしなければ』と言って、グレイル殿から鍛えてもらったからだ。
後、夢の中とはいえ5回ぐらい母さんに会ったぞ?お前も鍛えてみるか?」
(注意!!三途の川です。)
マルス「いえ、遠慮しておきます…。」

・・・・・

マルス「(ジリジリ)ねえ、兄さん。」
アイク「(ジリジリ)なんだ?マルス。」
マルス「どうして僕にばっかりにじり寄って来るの?」
アイク「それはだな。ここは ス マ ブ ラ で、お前が 俺 の 相 手 だからだ。
たとえ弟でも戦場では容 赦はせん。覚 悟 し ろ。」


〜さようなら 愛しき大地よ〜
〜こんにちは 輝ける星屑達〜
41助けて!名無しさん!:2009/01/20(火) 19:38:51 ID:744hVvsE
あ、IDがヴァルターvsエフラム(エイリーク)になってる。
42助けて!名無しさん!:2009/01/21(水) 00:33:38 ID:kuaMH8eh
スゲーwww
43助けて!名無しさん!:2009/01/21(水) 12:41:57 ID:V9pPL8Bh
セネリオってデギンハンザーの孫扱いで良いのか?
もしそうだった場合、チキファミルラを何と呼ぶか気になる。
44Let's肝試し!(74):2009/01/21(水) 17:43:09 ID:+tUqN4mX
続きの投下ー
(前回:16スレ 106-112)

アルム「うぅ…さっきの光景が目に焼き付いてる」
エイリーク「夢に…出そうです」
リン「今日ちゃんと寝られるかしら…?」
先ほどの、一家の長兄の虹色に輝く生首という神秘的なのか、奇怪なのか…
強烈なビジョンが脳にしっかり焼き付いてしまったようだ
疲労してるわけではないのに、どこかげんなりした雰囲気を漂わせる三人
エイリーク「と、とりあえず進まないと…」
アルム「あうー…」
リン「そう、ね」
未だ回復してはいないが立ち止まるわけにもいかない
少し強引にでも精神を立ち直らせながら進む三人、階段そのものはすぐそこだ
階段への扉を開け、階段を上りはじめる
アルム「ねぇ、アレ、どこ行ったんだろ」
あえて具体的に言わず、指示代名詞、さっきの今だ
二人にはアルムの指す『アレ』が何かはすぐにわかった
リン「知らない…でもどこかにいるでしょうね」
エイリーク「またいつ出ても良いように心構えしとかないと…」
階段を一段上がる、一歩ずつ確実に踏みしめながら、そして
心の準備をしながら…目指すは3F
−3F−
アルム「うわ…話には聞いてたけど入り組んでるね」
目の前にはあちこちに分かれた道、
まるで樹から枝が生え、そこから更に小枝に分かれるように…
エイリーク「…少しだけ風が吹いてません?」
リン「うん、吹いてる、いい風だけど…どこから?」
アルム「どこか窓が開いてるのかな」
エイリーク「まあ…不用心ですね、窓もドアと同じ、ちゃんと閉めないと」
リン「廃ビルに不用心も何もないと思うんだけど」
とにもかくにも行動を開始する、もちろん案内板を見ながら確実に

リーフ「お、きたきた」
ロイ「んじゃ、まず軽く一発」
マルス「いってみよー」
ヒモのような物を軽く引っ張った

ファサッ…
アルム「おお!?」
エイリーク「きゃ…! ちょっと驚きました」
リン「ただの布じゃない」
アルム「さすがというか、なんというか…動じないね、リン姉さん」
三人に突如大きな黒い布が被さり、視界が奪われる、
リンが三人の頭からそれをどけ、その辺に放る
エイリーク「あ、畳まないと…」
アルム(几帳面だなぁ、本当)
リン(私ってちょっとガサツなのかしら…?)

マルス「くそぅ…リン姉さん、足と同じで神経も太いな」
ロイ「後者はともかく前者は言ったらまた確実にシメられるよ」
リーフ「んーじゃあ次はどうしよっか」
ロイ「うーん…色々あるけど」
マルス「だからこそ迷うんだよねぇ」

エイリーク「うん、これで大丈夫です」
リン「じゃ、行きましょう」
無事畳み終えたところで三人が再び廊下を迷いなく進み始める
45Let's肝試し!(75):2009/01/21(水) 17:44:20 ID:+tUqN4mX
マルス「あ、動きだした」
リーフ「…なんか小腹空いてきたなぁ、何か持ってくればよかった」
マルス「いきなり何さ、話変えすぎだよ」
リーフ「いや…この辺一帯を見たら、もうじき夕飯だったの思い出してさ」
リーフの目線の先には、賞味期限切れの加工食品の山
3番手達が探索した後の給湯室に現在身を潜めているのだ
マルス「少なくともこれ見て食欲はわかないよ僕…
    さっき何の気なしに見たけど全部期限切れしてたし、得体の知れないのあるし」
リーフ「僕だって食べたいとは思わないよさすがに…でも一応食品は食品だしさ」
ロイ「…今晩のメニュー何かな」
マルス「…まあ、気にはなるけどね」
何故か本日の晩御飯について気になってしまった三人…食欲旺盛なのは良い事だろうか?
ロイ(ん…?)
ロイが何かを発見したらしく、二人から少し離れた部屋の奥へ歩みを進める
他二名もその動きに気づいたらしく
マルス「どうかしたのかい?」
代表してマルスが問いかけた
ロイ「いや、こんなの見つけたんだけど」
マルスの声に振りかえったロイの左手にはフライパン、右手にお玉
どちらもフライパンはよく家庭にあるようなデザイン、お玉は持ち手以外完全な金属製
リーフ「何それ」
ロイ「なんか置いてあった…それともう一つ気になることがあってさ」
マルス「気になる事?」
うん、とロイは頷き、続いて自分の手に持ってる二つの物を見やる
ロイ「よく漫画とかでさ、フライパンとお玉をガンガンやって起こしたりするのってない?」
リーフ「あーなんかあったような…」
マルス「場面は想像がつくね、で?」
ロイ「なんか凄くうるさそうなイメージあるけど、そんなにうるさいのかなって」
リーフ「そういえば実際に聞いたことないなぁ…」
マルス「大げさに描写してるんじゃない? そんなうるさくないと思うけど」
ロイ「僕もそう思うんだけど、どうせなら実際にやってみようかなって」
リーフ「…ちょっと気になってきたかも、今やっちゃえば?」
マルス「一瞬で終わる実験だし、やってみたらどう?」
ロイ「そう? じゃあちょっとやってみよーっと」
何故かどこか楽しそうな顔でフライパンの底とお玉を向き合わせるロイ、そして
ロイ「せーのっ」
力いっぱい、勢いよく互いを近づける―――

ゴワンッ!!!!!!

アルム「わっ!?」
エイリーク「きゃ!」
リン(!)
突如どこからか耳を叩くような音が廃ビル内に響き渡った
アルム「な、なんだろ…なにか金属音みたいなのが」
リン(不覚にもちょっと驚いたわ…)
エイリーク「ちょっと…耳が痛かったです」
リン「マルス達かしら?」
アルム「ちょっと驚いたなぁ…」
少しの間だけ歩みを止めたが、さして気にはしなかったようだ、行動を再開
仕掛け人達は…?
46Let's肝試し!(76):2009/01/21(水) 17:45:42 ID:+tUqN4mX
ロイ&マルス&リーフ「「「………」」」
無言…そして耳を押さえていた
マルス「う、うるさ…」
リーフ「頭にダイレクトに響いたよ…」
ロイ「み、耳が…」
各々それぞれの体勢で悶絶する、ちなみにこれ、実際にやると案外効く…
音源の奏者となったロイが一番ダメージがでかいだろうか
マルス「僕らの家族でコレする人いなくてよかったね…」
リーフ「今後はどうだろ…やるんならエリンシア姉さんあたりかな」
ロイ「それ一番自然だよね…今後されないこと祈ろう…」
しばし時を置き、回復した後、次に4番手達をどうするかの結論だが
リーフ「しばらくは様子見かな、一気に仕掛け作動させちゃうと面白みないし」
ロイ「それに耐性ついちゃうかもしれないもんね」
マルス「そうそう、少し気が緩んだときにやるのが狙いどきってやつさ」
どうやらしばしの間高みの見物を決め込むらしい、
様子を伺うためにはここからではもう視界に入らない、
三人はそっと4番手達の監視ができる部屋へ気付かれぬよう行動し始めた

アルム「でも、驚いてこそ肝試しだよね」
エイリーク「ふふ、そうですよね」
リン「そうねぇ…でも、なんの音か少し気になるわね…」
引き続き4Fへの階段を探す三人、次の曲がり角を曲がった時だった
アルム「…何あれ」
リン「かなり大きい穴が開いてる…」
エイリーク「自然に開いたものじゃありませんね、なんか強い力で破壊されたような」
廊下の外側に大きな穴が開いており、外に通じてしまっている
三人はあまり身を乗り出さないように外を見ると
そこには夕暮に近づいたことで、橙色に染まった美しい景色、
風が少し強いのか木々がザワザワと音を立てて揺れている、自然を感じさせる世界だ
リン「風、ここから入ってたみたい」
リンが外の景色を見続ける中、アルムは自分たちの周りを何の気なしに見回す
アルム「この辺一帯がなんか他よりボロボロじゃない?」
エイリーク「言われてみればそうですね」
アルムの発言によりエイリークも周りを見渡し、同意する
向こうにも内側の壁に穴が開いており、そこから部屋に入れるようになってしまっている
ちなみにこれらの傷、2番手の時に幻覚ガス騒動で
アイクがラグネルによる衝撃波で破壊しまくった惨状である、その事はこの三人は全く知らない
2番手たちが語りたがらなかったためである(要するに思い出したくない)
リン「あー新鮮な空気がいいわ」
アルム「うん、廃ビルなだけあってちょっと空気澱んでたしね」
エイリーク「この穴を開けてくださった方に少し感謝でしょうか…
      建物を壊すのは褒められたことではないのですけど」
しばし新鮮な空気を味わうため、穴付近に留まる三人、小休止といったところか
47Let's肝試し!(77):2009/01/21(水) 17:47:06 ID:+tUqN4mX
ロイ「そういえば僕らもほとんど中にいるね」
目的の部屋へ到着後、小休止を取る姉たちを見てロイが言った
リーフ「まあ、さっき換気で窓開けてたけど、換気しなかったらちょっと苦痛かも」
マルス「僕らもちょっと休もうか、もちろん姉さん達に気を配りつつ、ね」
マルスはそう言いながら立ち上がり、近くの窓を開けに行く
ロイとリーフは適当な椅子を探し出し、そこに腰かける
リーフ「兄さん、椅子出したよ」
マルス「やあ、ありがとさん」
窓を開け終えたので続いてマルスも椅子に腰かける
肝試しの最中、どこか平和なムードになる、ほのぼのとした時間、廃ビル内だけど…
やけに入り組んだ3Fにしては珍しくやや広めの部屋にて寛ぎ始める三人
ロイ「…思い出した、ルーテさん作スマボ、どうしよ?」
リーフ「あ、そうだ…処理しなきゃいけないんだっけ」
マルス「でも結構骨が折れると思う、スマボってほとんどの壁をすり抜けられるから」
リーフ「マジで…? しかもルーテさんの手が入ってるってだけで何があるかわかんないし」
マルス「壁すり抜けは本当だよ、もう少しで壊せそうな時壁すり抜けられて、
    すり抜けた先のアイク兄さんにスマボとられた時の絶望感といったら…」
ロイ「悲惨だねぇ」
リーフ「だい、てん、くぅ〜」
マルス「わー! 今その単語を出すなぁー!!」
ロイ(やっぱり犠牲になったんだ)
マルスが頭を抱えて悶える中、ロイはスマボ対策を考え始めたときだった

――キ…シンハ…サン…ォー…

ロイ「ん…?」
なんか聞こえた気がする…それもよく知ってる声で
リーフ「どしたの?」
ロイ「なんか聞こえなかった?」
マルス「とくに何も?」
ロイ「空耳かなぁ」
リーフ「どれ、ちょっと耳を澄ませてみようじゃないか」
マルス「僕も乗ってみよっか」
しばしの間、聞こえてくるのは外から入ってくる風の音のみとなる

数十秒後…
リーフ「なんも聞こえないけど」
マルス「同じく」
ロイ「んー空耳だったのかなぁ」
マルス「どんなのが聞こえたのさ」
ロイ「凄く聞き覚えのある声、そしてフレーズで」

――キンシンハユルサンゾォ

ロイ「そうそう、こんな…の…?」
マルス「今の…何?」
リーフ「なんか聞こえたよね?」
ロイ「え、何、空耳じゃないってこと?」
マルス「そのようだね、誰だい? 出てきなよ」
辺りを見渡し、マルスが音源にどこか冷徹さを含んだ声色で呼びかける
しかし応答なし、静寂が支配するだけ
48Let's肝試し!(78):2009/01/21(水) 17:48:00 ID:+tUqN4mX
リーフ「ていうか、今のシグルド兄さんの声じゃん」
ロイ「あ、やっぱり…でもフレーズといいそうじゃないかって思ったんだけど」
マルス「この場にいるはずないからね」
ロイ「うん、だから違うと思うんだ」
リーフ「でも…シグルド兄さんにしか聞こえないよ」
マルス「とりあえず、何かいる事は確かだし、見つけてシメあげとこうか」
立ち上がり、不敵な笑みを浮かべるマルス
ロイ「シメあげるは置いとくとして、見つけないと気が済まないや僕」
リーフ「ま、気になるしねぇ」
続く形で二人も立ち上がる、捜索開始だ

数分後…
ロイ「なにもいないや」
リーフ「こっちも、成果ゼロ」
マルス「こっちもいないや…どこから声がしたんだろ」
うーん、と円状になり考え込む三人、その時だった、天井からまばゆい光が射したのは
マルス&ロイ&リーフ(((!?)))
光源を見ようとしたが眩しくて直視することができない、手で影を作りながら光源を見る
ロイ「な、何アレ!?」
リーフ「うおっ まぶし…」

――キンシンハユルサンゾォ〜

光源から声がした
マルス「どうやらあれが犯人らしいねぇ」
光が弱くなり、直視できるようになった、
といってもまだ光っているので輪郭はわからない
ロイ「兄さん、これじゃないの? ルーテさん作スマボ」
リーフ「かもね…(でもやっぱりこれシグルド兄さんの声だよなぁ…?)」
その通りだった、これこそルーテ作のスマボそのものだ
少しだけ光りながら部屋をうろつき始めた、相手は壁すりぬけが可能、ならば
マルス「ここで捕まえてやる!」
ロイ「よっし!」
リーフ「やるぞー!」
逃げられる前に捕獲あるのみ、武器はない、こういった事を想定してなかったため
捕獲に適した道具もない、頼れるのは己の体だけ、今この時より
仕掛け人組みからスマボ捕獲隊へと変わった三人はスマボを追って床を蹴り、走り出した
マルス「二人とも! さっきも話した通り、相手は壁をすり抜ける、この部屋から出しちゃダメだ!」
リーフ「ここから逃げられると、また見つけるのに時間かかるかもだしね」
ロイ「相手を逃がさない事が最重要事項ってことだね!」
あちこちに進路を変え、トリッキーな動きをするスマボ
三人は相手を逃がさない事を念頭にスマボを追う
49Let's肝試し!(79):2009/01/21(水) 17:49:37 ID:+tUqN4mX
リーフ「くっ…!」
寸でのところで脇をすり抜けられてしまうリーフ、壁をすり抜けようと、
リーフの後方にあった壁を目指すスマボ
ロイ「させない!」
間にロイが入り、阻止
スマボは進路が阻まれたことで方向を変えざるを得なくなる
マルス「甘いね…」
進行方向を変え、スピードが落ちたスマボを上から適当な布をかぶせ、
押さえつけるマルス、布が球状に膨らんだ
ロイ「案外余裕だったね」
リーフ「ま、なんてったって僕達だし?」
マルス「はは、相手が悪かったって…こ…と?」
ロイ「あ、あれ?」
とたんにマルスの抑えていた布が萎びたようにぺしゃんこになってしまった
マルスが袋を上げて中を確認するとスマボがない
リーフ「なんで? 確かに捕まえたはず」
マルス「…! しまった迂闊だった…!」
ロイ「へ、どういう事…わ!?」
いきなり虹色の物体がロイの顔をかすめる、目で追うとそこにはさっきのスマボ
マルス「壁を抜けられるってことは、床も抜けられるんだ…
    もしかしたらこの布もアウトだったかもしれない」
リーフ「じゃあ捕まえようがないじゃん…」
ロイ「ど、どうしよ…」
リーフ「マ○ターボールとかないの?」
マルス「あるわけないでしょ、というか他作品ネタやってる場合かい」
リーフ「じゃあ、せめてマルス兄さんの『く○いまなざし』で逃げられなく」
ロイ「リーフ兄さん自重、というか真面目に対策考えてよ!」
マルス「それ以前に僕そんな技使えないし! あと同じネタ引っ張るな!」
対策が思い浮かばず、思案する三人、そんな三人を余所にふよふよと壁に移動するスマボ
ロイ「まずい、逃げられちゃう!」
マルス「…とりあえず素手で捕まえよう、
    一応拳で破壊したりは出来るから人体貫通は出来ないはずさ」
リーフ「とにかく捕まえないと話にならない、か」
ロイ「そうだね…もう一度!」
ロイが先陣を切って駆け出す、リーフ、マルスが後に続く
50Let's肝試し!(80):2009/01/21(水) 17:50:11 ID:+tUqN4mX
ロイ「じゃあさっきのと同じ作戦で!」
スマボの前に回り込むロイ、再びスマボは進路を変えようと速度を落とす
リーフ「学習能力はないみたいだね、と!」
その隙を逃さずガシッとスマボを掴むリーフ、捕獲成功だ
マルス「あっけないねー…でもどうしよコレ」
リーフ(なんだろ、やけにゴツゴツした手触りだなー?)
とりあえず捕獲したリーフの元に駆け寄る他二人、そして処理の仕方を考える
しばしの間あーでもない、こーでもない、と思案を巡らす
ロイ「んー…袋はダメ、というか何ならOKなのかわかんないし」
リーフ「…ねぇ、話の腰を折るけど、スマボって球だよね?」
マルス「うん? 僕が今まで見たのは綺麗な球体だけだよ」
リーフ「だよね、だけどなんか触った感じ球じゃないよ、これ」
マルス「忘れてたけどルーテさんの手が入ったスマボだったね、少し変わってるのかも」
リーフ「う、なんか持ってるの嫌になってきた、ロイ、変わってよ」
ロイ「い、嫌だよ、そんな得体の知れないの」
リーフ「僕だって嫌なの! いつも僕は酷い有様なんだから代わってもいいじゃないか!」
ロイに持ってたスマボを押しつけようとするリーフ、
ロイがマルスに矛先を向けさせようと視線を送ると
そこには我関せずと言わんばかりの笑顔のマルス、妙な攻防が繰り広げられる
そんな時、スマボの光がかなり弱まった…当然の如く輪郭がはっきりとする

マルス&ロイ&リーフ(((………)))

一点を見て言葉を失う三人、その一点とは

虹シグルド「キミニキスデキナイウンメイナンテ」
リーフの手に収まってる、よーく見覚えのある長兄の虹色の生首

マルス&ロイ&リーフ「「「GYAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!!」」」

大絶叫が部屋を、廃ビルを、外の空気をも大きく揺るがした
51Let's肝試し!作者:2009/01/21(水) 17:56:30 ID:+tUqN4mX
ここで斬り、先月季節外れネタでも歓迎してくれて涙出た

>>40
アイクの拳の強さは異常、でもらしいといえばらしいのが怖いw
こちらは面白いIDに恵まれなかったみたいです…とりあえずGJ!
52助けて!名無しさん!:2009/01/21(水) 22:17:39 ID:h/+7c4Tr
>>40
アイクって攻撃の出は遅いけど威力が半端ないからなぁww
弱攻撃でもあんな強いのは修業の成果だったのかw GJ!

>>44-50
GJ!
スマボ生首怖ぇwwwしかし、なんでシグルドなんだww
ところで、
>リン(私ってちょっとガサツなのかしら…?)
のところで何を今さらと思ったのは自分だけではないはずd…マッテリンネエサンヒッサツトカヤメテアッー!
53助けて!名無しさん!:2009/01/23(金) 21:11:42 ID:VsjXK361
「「「「だれもいない リーフいじるなら 今の内」」」」
「え?ちょ、ちょっとやめて。身動きとらせて。服を脱がさないで。
変なの着せないで。…いやああぁぁぁぁぁぁ…。」
54助けて!名無しさん!:2009/01/24(土) 03:54:39 ID:eQT/kT6q
ttp://serenesforest.net/media/wall/fe_wp2_800.jpg

左のヘクトルがカッコよく見えて右のヘクトルがメタボに見える不思議な画像
55助けて!名無しさん!:2009/01/24(土) 10:42:47 ID:CuwysJij
>>54
簡単な理由だ。
左側は少しでも写真映りを良くするために腹を凹ませてたのさ。
でも右側は戦闘中の写真だから、流石に隠しきれなry
56助けて!名無しさん!:2009/01/24(土) 16:46:20 ID:BtBs1Qh7
戦闘中というか押し入ってきた強盗にしか見えな(ry
57助けて!名無しさん!:2009/01/24(土) 21:35:20 ID:xcuGgPsD
>>54
なんか右の方鼻にイボがある・・・
58助けて!名無しさん!:2009/01/24(土) 22:27:16 ID:7MPQ7wxf
ttp://serenesforest.net/media/fe6illust/s/hector.png
左のヘクトルも右のヘクトルもメタボに見える不思議な画像
59助けて!名無しさん!:2009/01/24(土) 22:42:17 ID:CuwysJij
>>58
うわぁ…fのお腹、あったかいナリ〜…
60助けて!名無しさん!:2009/01/25(日) 07:29:46 ID:e6E9Jj3S
「見える」んじゃなくて実際メタボ…
61助けて!名無しさん!:2009/01/25(日) 08:03:44 ID:/ORXQFs7
体格20だしな、封印だと誰も運べない
62助けて!名無しさん!:2009/01/25(日) 11:47:28 ID:TnE9Vkv4
>>44-50
肝試し続編! 楽しみにしていたけど、ちょ、スマボwww
呼んでて面白いし、続き頑張ってくれっ! GJ!

・・・・・・ヘクトルがメタボなんてもう知って(ry
63助けて!名無しさん!:2009/01/25(日) 13:08:13 ID:6yeF80LU
ヘクトル「………」
マルス 「ごめん、僕たちが言い過ぎたよ。本当はそんなこと思ってなくなくなくないから」
リーフ 「ヘクトル兄さんはかっこいいよ(ピザだけど)」
ロイ  「ヘクトル兄さんはイケメンだと思うよ(メタボだけど)」
アルム 「10等身で足長のスタイル抜群さんだと思うよ(腹出てるけど)」
マルス 「だからさ、体操座りで泣くのもうやめようよー。ねーってばー」
ヘクトル「うわあああああああああああああん(´;ω;`)」
マルス 「(チッ……手間のかかるピザだ……)」
64助けて!名無しさん!:2009/01/25(日) 14:19:15 ID:4gEDaPLG
エリンシア「ミカヤお姉様、アイクちゃん。話があります。」
ミカヤ  「なあに?エリンシア」
エリンシア「ロイちゃんの…嫁についてなんですが」
アイク  「ポイズンクッキングだけは御免だな。」
エリンシア「やっぱりロイちゃんの嫁はシャニーちゃんが相応しいと思うの」
ミカヤ  「そうねえ…でもそれはロイが決めることだし。」
エリンシア「シャニーちゃんこそがあの子を幸せにしてくれるはずです!」
アイク  「あの踊り子以外なら俺は賛成だ。好きにしてくれ。」
ミカヤ  「アイクがそう言うなら…じゃあ私も賛成!」
エリンシア(や、やりましたわ!)
**
フュリー 「お久しぶりです、シグルド様。」
シグルド 「ああ、フュリーじゃないか。」
フュリー 「突然ですが、シグルド様は通勤はどうなさってますか?」
シグルド 「いつもは自転車で一時間だな。急いでいる時はアイクに飛ばしてもらう。」
フュリー 「天馬がほしくはありませんか?天馬に乗れば会社までひとっとびですよ。」
シグルド 「そうだな、それはいい。」
フュリー 「それじゃあ決まりですね!ロイくんの嫁はシャニーで。」
シグルド 「お、おいフュリー、どういうことだ?ちょっとまってくれ」
フュリー 「私これから デ ー ト なんで。さよなら〜」
シグルド 「うっ(グサッ)」
65助けて!名無しさん!:2009/01/25(日) 14:33:46 ID:4gEDaPLG
フィー  「あっ、セリスさま〜!」
セリス  「フィーじゃないか、相変わらず元気だね」
フィー  「あたしみたいな子、すき?」
セリス  「うん!こっちまで元気になってくるよ!」
フィー  「じゃあロイさんの嫁はシャニーに決まりですね。毎日元気がもらえますよ!」
セリス  「そうだね!シャニーが来れば家族みんなが元気に…って、あれ…?」
フィー  「そ、それじゃあ、さようなら〜」
**
リーフ  「え?なんだって?ロイの嫁?僕はセシリアさんしか認めないよ。」
カリン  「はあ…奥の手を使うしかないわね。」
リーフ  「奥の手…?」
パオラ  「こんにちはリーフくん。」
ユーノ  「さっそくだけど、私の妹の恋を応援してほしいんだけど…」
シグルーン「もちろん、賛成よね?」
リーフ  (巨乳おねいさんのトライアングルアタックきたー!)も、もちろんです!」
66助けて!名無しさん!:2009/01/25(日) 15:30:25 ID:4gEDaPLG
シーダ  「マルス様、お願いがあるんです。」
マルス  「なんだいシーダ、言ってごらん。君のお願いだったらなんでもするよ。」
シーダ  「あの…ロイくんのことなんですが。」
マルス  「ロイに何かされたのかい?」
シーダ  「いえ、ちがうんです。…シャニーをロイくんの嫁として認めてほしいんです。」
マルス  「シャニーか…そういえばシャニーの姉の夫はエデッサ社の社長だったね。」
シーダ  「はい。」
マルス  「これは何か使えそうだな…よし、シャニーをロイの嫁に認めよう!」
シーダ  「ありがとうございます!」
**
エフラム 「どうしたんだ、ターナ。こんな人がたくさんいるところで。」
エイリーク「私たちを急に呼び出して…何かあったんですか?」
ターナ  「エフラムお願いよ!幼女プレイでも何でもするからシャニーをロイの嫁に認めて!!!」
エイリーク「まあ。」
エフラム 「たっ、ターナ、こんなところで、みんな見てるぞ!わ、わかったから帰るぞエイリーク!」
エイリーク「はい…。」
ターナ  (作戦成功ね!)
67助けて!名無しさん!:2009/01/25(日) 17:46:40 ID:4gEDaPLG
フィオーラ「エリウッド様のお家はいつも賑やかですね。」
エリウッド「みんな興奮するとすぐ攻撃的になるから困るよ。」
フィオーラ「まあ!それならシャニーちゃんをロイくんの嫁に迎えてはどうでしょう?」
エリウッド「いや、彼女が来れば悪化しそうだけど…」
フィオーラ「何 か 言 っ た か し ら ?」
エリウッド「そ、それでいいと思うよ…(怒った女性には勝てない…)」
**
ヘクトル 「何?シャニーをロイの嫁に認めろって?」
ファリナ 「シャニーはとても優しい子なのよ。」
ヘクトル 「リリーナだって優しいぞ。」
ファリナ 「…これはいつの話だったかしら…
      ある雨の日、シャニーが歩いていたら猫が捨てられていたの。」
ヘクトル 「シャニーを認めるからそれ以上話すな!(俺は動物物に弱いんだよ…)」
ファリナ 「ふふーん、決まりね。」
68助けて!名無しさん!:2009/01/25(日) 18:02:54 ID:4gEDaPLG
フロリーナ「リン…わたし、シャニーをロイくんの嫁に認めてほしいの。」
リン   「ちょっと、いきなりどうしたのよ?」
フロリーナ「シャニーはわたしの恋を応援してくれてるの。だからわたしもシャニーの力になりたい…!」
リン   「いや意味わかんないから!説得力なさすぎ!」
フロリーナ「お願いよリン!わたしの目を見て!」
リン   「うっ…わ、わかったわ…(昔っからフロリーナのあのうるうるな目には勝てないのよ…)」
ヘザー  「リンちゃんがレズに目覚めたと聞いて飛んできました」
リン   「ち、ちがうわよ!」
**
エリンシア「やっとみんなを洗脳できましたわ。」
ミカヤ  「ロイの嫁はシャニーよ!」
シグルド 「ペガサスでびゅんびゅんだー!」
兄弟みんな「びゅんびゅんだー!」
ロイ「ただいまー…って、みんなどうしたの?」
69助けて!名無しさん!:2009/01/25(日) 18:10:29 ID:4gEDaPLG
天馬騎士が大好きすぎて投稿
まだ前半だけなので後半はまた後程…
70助けて!名無しさん!:2009/01/25(日) 18:49:15 ID:2QAZrEQ0
速さがびゅんびゅんになる羽・・・ゴクリ・・・
71助けて!名無しさん!:2009/01/25(日) 20:47:33 ID:FOqGohsu
感想を入れにくいから書き溜めてから一気に投稿してくれると嬉しい
後半に期待ー
72助けて!名無しさん!:2009/01/25(日) 23:39:54 ID:ieONul+H
>>64-68
洗脳すんなwwwその二人は好きだがwww

なんとなくだが
大乱闘FEブラザーズで思いついたサブタイつけてみた(思いついたのだけ)
8章 ライバル対決!裏にある社長の影・・・?(エフラム対ヒーニアス)
9章 下克上!?(アイク対リーフ)
10章 魔王再臨(リオン対シグルド、リオン対アルヴィス)
11章 拳王の罠?(ラナ対ロイド)

後まだ投下されてないけど
12章 下克上!?其の弐(サザ対漆黒)

うん、あのネタ好きなんだ。続きまってるぜ
73助けて!名無しさん!:2009/01/25(日) 23:40:55 ID:cqUMeg9f
>巨乳おねいさんのトライアングルアタック
おぃィ?巨乳Pナイトにミーシャ隊長とシレーネさんが入ってないんだが?
トライアングルアタックってレベルじゃあないな…
まぁシレーネさんはともかく、ミーシャ隊長は貧乳っぽ…
ん?誰だ、こんな時間に…。あぁ、風の音か。全く、この家は安普請で困r
74助けて!名無しさん!:2009/01/26(月) 02:43:12 ID:p6/Gvsm6
>>73
ペンタゴンアターックかww
75助けて!名無しさん!:2009/01/26(月) 11:49:02 ID:RI4qCxX6
エリウッド「リーフ、君を見込んでたのみがあるんだ」
リン   「お願い、あなたしかできないの」
エフラム 「正直こんな日が来るとは夢にも思ってなかったんだが」
へクトル 「しっかり頼むぜ」
リーフ  「え、何? どういうこと?」
ミカヤ  「あら、この面子をみてわからないの?」
セリス  「ぼくからもおねがいだよ。女の子みたいっていわれるのはもうイヤなんだ」
アイク  「トラ7はLv upのときに体格や移動力も上がるらしいな」
エイリーク「はい、わたしも体格upで胸を」
リーフ  「ははあ、なるほどね。エリウッド兄さん、リン姉さん、エフラム兄さん、セリス、エイリーク姉さんは体格を、
     ミカヤ姉さん、アイク兄さんは移動力を、へクトル兄さんはその両方を上げたいわけだ」
アイク  「リーフ、頼めるか?」
リーフ  「うん、いいけど家族割引で200Gずつもらうからね。前金で」
エリウッド「ヤッホーイ!! もうデブ剣王子なんていわれなくなると思えば200なんて安いYO☆」
エフラム 「もうジークムントで攻速がさがることはない。KUKUKU・・・」
リーフ  「はしゃいでるとこ悪いけど体格は一個も上がんないかもしんないよ」
セリス  「どうして、最初体格5だったリーフが最後には12になってるじゃない」
マルス  「ちがうよセリス。体格に縁のないロリコン王子や無乳騎士はともかく、そんなことをしたら
     デブ剣、牛乳(うしぢち)、ピザはネタで扱われなくなるのさ。それを危惧しているんだよ」
リーフ  「いや、ランダム成長だから一個も上がんないときもあるよって言いたかったんだけど」
76助けて!名無しさん!:2009/01/26(月) 22:46:44 ID:7fGtCBpp
>>73
全く・・・無茶しやがって。酷い有り様だな

>>74
必殺100パーに防御無視とくるな
77助けて!名無しさん!:2009/01/26(月) 22:54:21 ID:h0ZlUdXo
>>65
>リーフ  「え?なんだって?ロイの嫁?僕はセシリアさんしか認めないよ。」

嫁の座を奪われて悲嘆に暮れるセシリアさんを慰めて、
自分に惚れさせてセシリアさんゲットだぜ っていう作戦は実行しないのかリーフよ。




あれ?こんな時間だというのに窓の外に4人の人影g(ry
78居酒屋小ネタ:2009/01/27(火) 18:21:17 ID:Lr55oa1D
ガララ
ジスト「マスター、来たぜ」
ディーク「今日も強いの頼むぜ」
ベアード「分かっている」
ガララ
オージェ「うう・・・」
レイヴァン「・・いい加減泣き止め」
ジスト「おいおい、未成年が来ていいのか?」
ディーク「てかそいつ泣いてるとこしか見たことないぞ」
レイヴァン「・・言ってやるな」
ガララ
エキドナ「ふう・・・」
ハーケン「やはり来てしまうな、この店は」
ベアード「来たか」
ハーケン「今通りかかったが、ラガルトの店、相変わらず人気だな」
ベアード「・・負けていられないな」
オージェ「・・・zzz・・」
レイヴァン「マスター、毛布あるか」
エキドナ「おやおや、泣きつかれて寝ちゃってるね」
レイヴァン「・・仕方あるまい」
六人「・・・」

そして居酒屋「バトル・プロフェッショナル」の夜は静かに更けていく・・・
7978:2009/01/27(火) 18:22:44 ID:Lr55oa1D
ageちまったonz
80保守(ヘタルリア):2009/01/28(水) 22:04:06 ID:abCs/SA6
誰も来ないので保守ネタ
こういうネタが苦手だったらごめんなさい。
誰か早く良作品の投下を!

アーサー「何読んでるんだいティニー?」
ティニー「アニメ雑誌ですわ。
見てこの記事。ルーテさんのサイトで人気だった漫画がアニメになるんですって。」
アーサー「それは凄いな。どれどれ。」

☆アニメ・ヘタルリア制作決定!☆
HN優秀さんのサイトで爆発的人気を博した国家擬人化漫画がアニメに!
ヘタレなエトルリア、略してヘタルリアを中心としたドタバタコメディ!

登場人物紹介

・エトルリア…お金と地位が大好きだけど成長が全体的にヘタレな子。
頻繁に裏切られる。
でも美形だからみんなの人気者。

・リキア…熱血漢の常識人。
兄弟が沢山いる。

・ベルン…俺のものは俺のもの、お前のものは俺のもの と方々に喧嘩を吹っかけまくる暴れん坊。
竜大好き。

・イリア…義に厚い傭兵さん。
ペガサス大好き。

・サカ…プライドが高いが、人の話もちゃんと聞く意外と良い人。
お馬さん大好き。

・ナバタ…ずっと昔に皆が喧嘩した事を悲しんで今も引き籠ってる人。
最近は少しずつ外に出てきてるらしい。
81助けて!名無しさん!:2009/01/29(木) 12:55:14 ID:EKMkhBO8
テリウス……最強の天然さん。フラグを平気で叩き砕く。厨能力と言われることもしばしば
マギ・ヴァル……魔物のせいで病気持ちだが、一人で城を落とせるくらいの一騎当千の猛者。
エレブ……自然を愛し、文武両道を地で行く。あまり強くはない。
ユグドラル……自身の能力も凄まじく、更に最強きわまる武具を持つ。最近テリウスのほうが強くなって、自棄酒を飲む毎日。
アカネイア……あまり強くなかったりする。が、家宝のオーブを持てばエレブとも同等に戦える。
バレンシア……完全に育ち切ればテリウスだって太刀打ちできない。やれば出来る子。でもやらない子。
82助けて!名無しさん!:2009/01/29(木) 13:23:02 ID:inR6B8HV
あまり作品間比較はしない方がいいな
83助けて!名無しさん!:2009/01/29(木) 22:14:54 ID:MdcabAvj
>>80
ヘタルリアGJ
ナバタがそれっぽすぎて吹いた
>>81
大陸の方もなんか納得出来てしまうな。テリウスはまんまアイクの事を言っている気もするが、気のせいなんだろう。
良ネタではないだろうが、投下↓
84王子様のバイト:2009/01/29(木) 22:18:00 ID:MdcabAvj
王子様のバイト

――兄弟家――

ロイ   「ただいま! あ、リン姉さん、エリウッド兄さん帰って来てる?」
リン   「おかえり〜。エリウッドなら居間に居るわよ」
ロイ   「はーい」
リン   「……ってコラ! ちゃんと靴を揃えなさい!」
シャニー 「こんにちはっ!」
リン   「あら、シャニーちゃんじゃない。相変わらず元気――」
シャニー 「ちょっとだけお邪魔します!」
リン   「え、別にゆっくりして行けばいいのに」
エイリーク「お客様ですか?」
リン   「あぁ、姉さん。ロイったらね、今日はシャニーちゃんを連れて来たみたい。昨日はリリーナちゃんと遊びに行ってたのに」
エイリーク「ふふふ……ロイも相変わらず罪な男の子ですね。そうだわ、リン、帰って来た二人にジュースでも持って行ってあげて下さい」

エリウッド「何だい? さっきから騒がしいね」
ロイ   「あ、いたいたエリウッド兄さん! いつも胃を痛めてる兄さんに、とってもいい話があるんだよ!」
エリウッド「フフ……いつも、か……」
シャニー 「こんにちはエリウッドさん! ねぇ、エリウッドさんは温泉、好き?」
エリウッド「やぁシャニー。温泉かい? そりゃあ好きか嫌いかって聞かれたら好きだけど……どうして?」
シャニー 「実はゼロットさんの仕事の事で、エリウッドさんにお願いがあって来たの」
エリウッド「? ゼロットさんって確かエデッサ社の社長……ああ! そう言えば君のお義兄さんだったね!」
シャニー 「うん。お義兄ちゃんって呼んだりもするけど、やっぱりずっとゼロットさんって呼んでたからゼロットさんかな〜……じゃなくて、そのゼロットさんの会社でね、今度温泉を経営する事になったんだ〜」
エリウッド「エデッサ社って警備会社なのに……って、え、まさかイリアで温泉かい!?」
シャニー 「そう、そのまさか!」
エリウッド「へぇ、極寒のイリアに温泉が湧くなんて何だか不思議だな」
ロイ   「何年か前に偶然エデッサ社の社員さんが掘り当てたんだって。それがようやく温泉施設としてオープン出来そうなまでになってるんだけど……」
シャニー 「イリア地区って紋章町の外れだし、いまいちマイナーなんだよね。だからお客を呼び込む為に最初のPRが肝心だと思うんだ〜」
エリウッド「それでまず僕にPR?」
シャニー 「うーん、それもあるけど……そのPRの為のポスターを作る事になっててね、そのモデルをエリウッドさんにやって欲しくて」
エリウッド「……な、何だって?」
ロイ   「モデルだよ モ デ ル! だけど、特に決めポーズとかする必要はないんだ。ただ施設と一緒に、自然な感じで写ってくれればいいんだって」
エリウッド「そんな、僕はモデルなんて柄じゃ……。ロイ、お前がモデルじゃダメなのか?」
ロイ   「あ、いや僕はその……」

リン   「ロイ達はあなたに、『たまには温泉でゆっくりすれば』って言ってるのよ、エリウッド」
エリウッド「リンディス、でも……」
リン   「はいシャニーちゃん、ジュース」
シャニー 「わっ、ありがとうリンさん!」
エリウッド「…………」
リン   「恥ずかしがる事ないわ、いい話じゃない。温泉に入れて、しかもお金ももらえるんでしょ?」
ロイ   「バイトだからね」
エリウッド「うーん、確かに我が家の家計を考えれば、少しでも稼ぎたいとは思うけど……」
リン   「決まりね! 行ってらっしゃいエリウッド!」
シャニー 「ホントに良い温泉だから! 仕事だって事も忘れられる筈だよ!」
エリウッド「気を遣ってくれてるのも解るけど、みんな強引だなぁ。でも解ったよ、僕なんかでいいのなら引き受けてみようかな……」

85王子様のバイト 2:2009/01/29(木) 22:19:03 ID:MdcabAvj
――イリア地区・エデッサ社温泉施設――

エリウッド「驚いた、随分広いんだな。所々に南国の観葉植物まであるし、温泉っていうより温室みたいだ」
シャニー 「実際温室でもあるんだけどね。へへ〜、イリアじゃないみたいでしょ!」
エリウッド「ああ、本当に……あ、あっちにあるのはまさかウォータースライダーかい?」 
ティト  「はい。使用しているのは水ではなく温泉ですが」
エリウッド「これは温室どころじゃないや、立派なテーマパークだね」
ティト  「お気に召した様で何よりです……あ、ゼロット社長」
ゼロット 「エリウッド君、良く来てくれたな。シャニーが使いに言ったと聞いた時は心配したが」
シャニー 「ひどーいゼロットさん、それどういう意味!?」
ティト  「そういう意味なんでしょう」
シャニー 「ぶーっ!」
ゼロット 「すまんすまんシャニー。お使いご苦労だった」
シャニー 「解ればよろしい!」
ゼロット 「さて、エリウッド君、待たせてしまってすまなかったね」
エリウッド「いえ、彼女達に案内してもらっていましたから楽しかったです。それで、あの……モデルに、何て聞かされて来たのですが……僕はこれから何をすれば?」
ゼロット 「はは、そんなに構える必要はない。ここでしばらく自由に楽しんでもらうだけでいいんだ。君達が浸かる姿をさりげなく写真に撮って、その中で良さそうな物をポスターに使わせてもらう」
エリウッド「君達……って事は……」
シャニー 「やーだ、赤くならないでよエリウッドさん!」
ノア   「悪いね。一応ここは男湯だから、俺達と入ってもらうよ」
トレック 「…………」
エリウッド「ノ、ノアどの……じゃなくてノアさん、いつの間に背後に」
ノア   「ポスターの写りは勿論君がメインだから。俺達はいわゆるエキストラだからね、あまり居る事は気にしなくていいよ」
トレック 「…………」
エリウッド「は、はぁ……そうですか」
ティト  「では、私達はそろそろ持ち場に戻ります」
シャニー 「じゃあね、エリウッドさん! ポスター楽しみにしてるよ!」
エリウッド「ああ、またね……(困ったなぁ、だんだん恥ずかしくなって来たぞ。いや、これも家計の為家計の為)」

ゼロット 「よし、女性陣は出て行ったしそろそろ脱げ、お前ら」
ノア   「はい」
トレック 「…………」
エリウッド「は、はい(でも水着オッケーで良かった)」
ゼロット 「むっ……トレック! 目を開けたまま寝るな!」
トレック 「あでで! 頭が.……あれれ……ゼロット社長、おはようございます」
ゼロット 「やれやれ。温泉発見者じゃなかったらクビだぞお前」
エリウッド「えっ、トレックさんがこの温泉を発見したんですか!」
トレック 「はぁ……まぁ、そうみたいですね……」
ノア   「こいつが寝ぼけて、急に地面に剣を突き立ててね。そこから熱湯に近い源泉がブシューっと。いやぁ、あの時はさすがに死を覚悟したよ。社長当ての遺言、まだ書いてないから焦った焦った」
エリウッド「(遺言!?)……無事で何よりです」
ノア   「ははは……あれ? 何だ、エリウッド君って意外と良い体してるんだなぁ!」
ゼロット 「おや、確かに」
エリウッド「や、やだなぁ、お世辞なんか止めて下さいよ」
ノア   「お世辞じゃないって。そういえば君って馬に乗りながらやたら大きなエモノ振り回してるもんな。そりゃそれなりに筋肉も付くか」
エリウッド(そうか、他の兄弟と比べると僕はどうしても貧弱なボーヤだけど、外に出れば案外普通なのか……)
ゼロット 「ふむ。どうだ、エリウッド君。君、高校卒業したらウチの警備会社の方で働かないか?」
エリウッド「(とはいえ、やっぱり肉体労働は僕には向いてない気がする)考えておきます……」
ゼロット 「是非良い返事を聞かせて欲しいものだ。ではエリウッド君。私は仕事に戻るが、入れ替わりで雇ったカメラマンを呼んで来よう。後は頼んだぞノア、トレック」
ノア   「はい、社長」
トレック 「へ〜い」
エリウッド(うう〜、とうとうか。緊張するなぁ。いや、自然体、自然体……)

86王子様のバイト 3:2009/01/29(木) 22:20:58 ID:MdcabAvj
――温泉施設・露天風呂――

エリウッド「はー、生き返る〜」
ノア   「そんなオヤジくさい君に、はい、一杯」
エリウッド「何早速未成年に酒を勧めてるんですか」
ノア   「堅い事言うなよ。君緊張してるみたいだし、丁度良いんじゃないか?」
エリウッド「遠慮します。未成年の飲酒は成長期における身体に悪影響を及ぼすだけでなく、短期間でアルコール依存症になったり、急性アルコール中毒から死に至る場合も……」
ノア   「ゴメン、俺が悪かった」
エリウッド「でもこうして雪景色を眺めながらみんなで温泉に入るって、すごく気持ちがいいですね」
ノア   「確かにね。ここの露天は人気出そうだ」
エリウッド「今度兄や弟達を連れて来たいです。所で……カメラマンさんっていつ来るんでしょうか。僕、のぼせ易いんで心配なんですけど」
ノア   「いや、もう来てるみたいだよ。さっきからパシャパシャシャッター音聞こえるからさ」
エリウッド「何でまた、そんな忍者の様な真似を……」
ノア   「自然な写真にこだわってるんじゃない?」
エリウッド「……なるほど」
ノア   「ま、のぼせそうなら一旦お湯から上がりなよ。イリアの風は冷たいから、直ぐまた入りたくなる。そしたら今度はスライダーに行ってみないか?」
エリウッド「はい、解りました……ってわぁ! な、何するんですかいきなり!」
ノア   「あっははは! ちょっと引っ張りたくなって!」
エリウッド「もう、冗談きついですよ……」
トレック 「……(ブクブク)」

87王子様のバイト 4:2009/01/29(木) 22:23:16 ID:MdcabAvj
――再び兄弟家――

エリウッド「ただいま」
ロイ   「おかえり、エリウッド兄さん! 温泉はどうだった?」
エリウッド「いやぁ、(トレックさんが溺死しかかって大変だったけど)温度も丁度良くて、凄く気持ちが良かったよ。仕事が仕事だから最初は緊張してたけど、結局は本当にただ温泉に入って来ただけだったからね。久々に何も考えずにゆっくり出来た休日だったな」
ロイ   「そっか、良かった。兄さんが喜んでくれたなら僕も嬉しいよ」
エリウッド「ロイ……お前は本当にいい子だなぁ。今度一緒にイリアに行こうな」
ロイ   「うん! 約束! あっ、その時はマルス兄さんも誘ってあげようね」
エリウッド「マルスかい?」
ロイ   「うん。ポスターの被写体を探してるシャニーを最初に連れて来てくれたのは、実はマルス兄さんなんだよ」
エリウッド「そうだったのか」
ロイ   「マルス兄さんがあの話を持ちかけると、エリウッド兄さんが恥ずかしがって断るだろうからって、僕に説得する様に頼んで来たんだよ。でも実際に説得してくれたのはリン姉さんだったね」

エリウッド「そうか。マルスも素直じゃないけどいい奴だったんだなぁ。後でお礼を言わないとな」
ロイ   「うん!」

リン   「しまった……何て事なの……!」
エイリーク「どうしました? リン、襖に身を隠したりして」
リン   「しー! あっ、そうだ、エイリーク姉さん……!」

88王子様のバイト 5:2009/01/29(木) 22:23:41 ID:MdcabAvj
――後日、ルネス女学院付近の空き地――

マリーシア「1000!」
ティナ  「1200!」
マリア  「ほほほ、皆様甘くってよ、5000!」
???  「はい、売った!」
マリア  「やったわ! エリウッド様の『温泉スライダーで涙目』写真ゲットだぜ!」
マリーシア「ふふふ……愚かな」
ティナ  「甘いのは誰かしらね」
マリア  「何ですって!?」
???  「はい、お待たせしました! お次はエリウッド兄さんの『ノア殿のいたずらで半ケツ』写真だー!」
マリーシア「きゃーーー!」
ティナ  「待ってましたァ!」
マリア  「しくったーーー! もうお小遣いが残ってなーい!」
マリーシア「いきなり5000!」
ティナ  「なんの! 10000!」
マリーシア「くっ、13000!!」
ティナ  「っ……ならば! こんな時の為にシーフの杖でそこかしこから蓄えておいた20000ゴールドォ!」
マリーシア「ぎゃぁぁぁ!!!」
???  「はい、勝負あった。これはティナの物だよ」
ティナ  「きゃっほう! 額に入れて飾りまーす!」
マリーシア「ああーん、悔しい!」
???  「ははは、残念だったねマリアにマリーシア。でも写真はまだまだ沢山あるんだから泣くのはおよし。君達のお小遣いが溜まるまでにはまた良い写真撮っておくよ」
マリア  「マルスさま、ありがとう!」
マリーシア「ありがとう!」
マルス  「HAHAHA、こらこら抱き付くなよ、みんなが見てるじゃないか」

マルス  「さて、次はニニアンさんのとこでも行こうかな。しっかし良いバイトだったな〜。ポスターに使われた写真は一枚だけだったけど、他の写真も馬鹿売れだし……は、殺気!」
リン   「マぁ〜ルぅ〜スぅ〜!! あんたってコは!」
マルス  「げっ、リン姉さん! 何でここg……アッー! 止めて、もう極まってる、サブミッション極まってる!」
リン   「自分の兄を売るんじゃなーい!」
エイリーク「マルス」
マルス  「そ、そうか、エイリーク姉さんに気付かれていたのかァ!」
エイリーク「あなたのそれは、エリウッド兄上と、兄上を純粋に気遣ったロイの気持ちを踏みにじる行為です。猛省なさい」
マルス  「そんなっ! 僕だって家計の為にわざわざイリアくんだりまで行ってバイトして来たのに……ぐふっ!」

王子様達のバイト・完



89助けて!名無しさん!:2009/01/29(木) 22:26:38 ID:MdcabAvj

後半細切れになって申し訳ない。
ノア殿に台詞を沢山喋らせてみたかったんだ。

そしてマルスをうまく救ってやれなくてすまない……。
90助けて!名無しさん!:2009/01/29(木) 22:37:26 ID:/N+5DLAk
外伝がwiiで出るって本当?
91助けて!名無しさん!:2009/01/29(木) 23:15:20 ID:MtTCp/ot
とりあえずソースは?
出るとしてもVCじゃないのか?
92助けて!名無しさん!:2009/01/30(金) 00:11:57 ID:s5TtEg3w
>>89
GJ
久々に王子様なエリウッドを見たような気がする
93助けて!名無しさん!:2009/01/30(金) 09:52:42 ID:E/ftYaDJ
ルーテ「新作ができました」
アイク「ほう」
ルーテ「主人公はカミュさん、ヒロインはニーナさんです」
マルス「何をもとにしたんだい?」
ルーテ「ブレスオブファイアX ドラゴンクォーターと言って分かりますか?」
リーフ「ああ、オプーナ級のワゴンセール作品ね。最近売れてきてるって話だけど」
ルーテ「基本的に面白いゲームですからね」
マルス「でも、ドラクォでカミュとハーディン?」
リーフ「嫌な予感しかしないよ」
マルス「『空は渡さんぞ、アジーン!』が『ニーナは渡さんぞ、カミュ!』」
リーフ「ハーディンさんがチェトレ役? 無茶だなあ」
94少女の証明:2009/01/30(金) 18:24:04 ID:QLwvq5Q/
以前私が書いた「潔白の証明」(12-35)「潔白の証明 2nd Season」(14-20)と多少話が繋がっているので、
よろしければ先にそちらをお読み下さい。

序章 若さを失った少女

―ある平日の夕方、リンが帰宅すると・・・

リン   「ただいま〜、うう、寒い、ねえ、お風呂沸いてない?」
エリンシア「ごめんなさい、実は、お風呂壊れちゃったみたいなの」
リン   「ええ!!?」
エリンシア「悪いんだけど、今日は我慢してもらえないかしら?」
リン   「うう・・・こんなに寒いのに・・・」
エリンシア「どうしても入りたいのなら、ちょっと遠いけど、
      お風呂屋さんに行ってきたらどう?」
リン   「え、この町に銭湯なんてあったの?」

―そこにタオルその他お風呂用の荷物を持ったエイリークが2階から降りてきた。

エイリーク「お風呂屋さんでしたら、私が場所を知っています。
      今から行きますけど、リンも一緒にどうですか?」
リン   「行く行く、すぐに支度するからちょっと待ってて」

―兄弟家から30分強歩いたマギ・ヴァル区の小高い山のふもとに、銭湯はあった。

エイリーク「ここですよ」
リン   「結構歩いたわね・・・『風呂屋 根霊羅巣』。
      ええっと、『ふろや ねれらす』でいいの?」

―リンが暖簾をくぐると、なんとそこには一匹のゴーゴンが立っていた。

ゴーゴン 「キシャアアアアアアア」
リン   「な!!?ま、魔物!!?」
エイリーク「心配要りません、ここの店員さんです」
リン   「て、店員!??」
エイリーク「ここはリオンの会社が経営しているお風呂屋さんで、
      人間と魔物の共存社会を作る第一歩として、
      実験的に魔物を働かせているらしいですよ」
リン   「だ、大丈夫なの、それ?」
エイリーク「厳しい審査を通った魔物ばかりですし、
      その後もリオンが厳しい教育と研修を行っているので
      大丈夫ですよ。
      私は何度も来ていますが、皆さん、とても親切ですし」
リン   「へ、へえ・・・」
エイリーク「この山は火山ですから、お湯も温泉を使えますし、
      温泉卵も美味しいのですよ」
リン   「食べられるの、そんなの?」
エイリーク「経験値たっぷりで評判ですよ、さ、入りましょう。
      学生2人お願いします」
ゴーゴン 「ヒャクゴールド、キシャアアアアアアア!!」
リン   「・・・やっぱり心配」

―店番はゴーゴン、清掃員はスケルトン、番犬はケルベロスという
魔物尽くしの異様な銭湯だが、中はいたって普通の銭湯だった。
無論、客は全員人間である。

リン   「うーーん、いいお湯、中は普通の銭湯なのね」
エイリーク「わざわざ歩いてきた甲斐がありましたね」
リン   「いまどき銭湯なんて、とおもったけど、けっこうお客さん多いのね」
エイリーク「リオンの話だと、この辺の名物となっているみたいですよ」
リン   「そうなんだ。あー、それにしても、極楽極楽」
95少女の証明:2009/01/30(金) 18:26:06 ID:QLwvq5Q/
―しばらくすると、30歳位の女性と、5歳位の少女が湯船に近づいてきた。
どうやら母娘のようだ。

母    「さあ、入りなさい」
娘    「ええー、あついからやだ」
母    「寒いから温まらなきゃだめよ」
娘    「あつくないところがいいーーー」
エイリーク「あの、よろしければ、こちら、いかがですか?」
リン   「前の人が水を入れていったから、この辺はそんなに熱くないですよ」

―そういって、リンとエイリークは自分達がいた場所を母娘に譲る。

娘    「あ、ほんとうだ、あつくない」
母    「どうもすみません」
リン   「いいんですよ、小さい子はあまり熱いお湯に入れると
      よくないですから」
母    「さあ、あなたもお礼を言いなさい」
娘    「うん、ありがとう、
      お ば ち ゃ ん と お ね え ち ゃ ん」
リン・エイリーク「!!!!!!!!」
母    「こ、こ、こら、なんて事言うの!!」
リン   「ねねねねねね、ねえ、ちょっと聞きたいんだけど、
      どっちがおばちゃんで、どっちがお姉ちゃんなのかな?」
娘    「(リンを指して)おばちゃん。(エイリークを指して)お姉ちゃん」
リン   「・・・・・・」
母    「ここここここの子は・・・す、すみません、悪気はないんです」
エイリーク「あのね、私達二人はね、私がお姉ちゃんで、こちらが妹なの」
母    「え!?」
リン   「ちょっと、お母さん!!なんですか、その意外そうな顔は!?
      と、とにかく、私の方が年下なの。わかったかな?」
娘    「ええ〜うそだ〜」
リン   「ど、どうしてそう思うのかな?」
娘    「だっておねえちゃんよりおばちゃんのほうが、おっぱいがおおきいもん」
エイリーク「!!!!!!!!!」
娘    「ままがいってたよ、おんなのひとは、おとなになったら
      おっぱいおおきくなるんだって。
      だからいちばんおおきなおばちゃんが、いちばんのおばちゃん。
      つぎにおおきなままが、にばんめのおばちゃん。
      いちばんちいさなおねえちゃんが・・・あれ?
      でもおねえちゃんのおっぱいってあたしとおなじくらいだね?
      あ、わかった!!おねえちゃん、あたしとおなじで5さいなんだね!!」
エイリーク「・・・・・・・・・(バシャーーーン!!!)」
リン   「ちょ、姉さん、だめ、お湯の中で気絶しちゃだめええええええ!!」
エイリーク「ブクブクブクブクブク・・・」

―湯から上がり、帰宅しようとしたリンら2人、しかし、エイリークの魂は完全に抜けていた。

リン   「姉さん、しっかりして!!」
エイリーク「ふふふふ・・・そうですよね、
      妹より胸の小さい私に、姉を名乗る資格など・・・
      あは、あは、あはははは・・・・」
リン   「だめだ、こりゃ、完全に魂が抜けてるわ・・・歩いて帰るのは無理そうね、
      (銭湯の店員に向かって)すみません、この辺に飛竜便ってあります?」
ゴーゴン 「キシャアアアアアアア!!」
96少女の証明:2009/01/30(金) 18:27:15 ID:QLwvq5Q/
―店員の声に応える様に、店の前に一匹の飛竜が舞い降りてきた。

ジル   「毎度ありがとうございます、飛竜便です。
      お客様は2名様ですね?」
リン   「はい、中央区住宅街○○の××までお願いします」
ジル   「その住所だと・・・兄弟家様・・・でよろしいですか」
リン   「ええ、そこです」
ジル   「かしこまりました、出発しますのでつかまっていてください」

―魂の抜けたエイリークを担いで飛竜に乗るリン。数分後、飛竜は兄弟家の前に着陸した。

ジル   「到着いたしました」
リン   「ありがとうございます、確か町内は一律料金でしたよね?」

―そういって、リンは200ゴールドをジルに手渡した。
飛竜便は町内一律、成人150ゴールド、未成年100ゴールドである。
ところが・・・

ジル   「あ、あの、お客様・・・?」
リン   「何か?」
ジル   「あの、申し上げにくいのですが、金額が不足しております」
リン   「え?だって100ゴールド2人で200ゴールドじゃないんですか?」
ジル   「100ゴールドというのは未成年の方のみでして、
      成人の方は150ゴールド頂くことになっているのですが・・・」
リン   「ええっと、それなら200であっていません?」
ジル   「そちらで眠っている方は100ゴールドで結構なのですが、
      あの、その、あなたについては150ゴールド頂くことになっていまして・・・」
リン   「・・・あの・・・」
ジル   「?」
リン   「私・・・未成年なんですけど・・・」
ジル   「・・・え?」
リン   「15歳、中学生です」
ジル   「ええええええええええ!!?わ、私より年下!!?」
リン   「・・・これ、証拠です」

―リンは財布から学生証をとりだし、「うっそだあ、ありえない」という表情のジルに渡した。
 
ジル   「エレブ学園中等部3年、リンディス・・・し、失礼しました!!」
リン   「・・・・・・いいんです、よく勘違いされますから」
ジル   「ええっと、あの、その、ま、またのご利用をお待ちしております!!」

―ジルは逃げるようにその場を飛び去っていった。

リン   「・・・・・・・・・・・・・・・・・
      ・・・・・・・・・・・・・・・・・
      とりあえず、2階で笑っているそこの男、
      今から処刑しに行くから、首洗って待っていなさい!!!」
マルス  「(2階の窓から)アヒャヒャヒャヒャ!!
      お、お、大人料金だって、いやあ、さすがはお姉様!!
      アダルトの魅力たっぷりですな、あーっはっはっはっは!!」

―魂の抜けたエイリークを寝かせ、マルスに一通り関節技を決めた後、
リンは自分の部屋で苦悩していた。

リン   「はあ、銭湯の女の子といい、飛竜でのことといい、
      私ってそんなに老けて見えるのかしら・・・?
      私、ピッチピチの15歳なのに・・・
      うう、このままじゃいけないわ、もっと若さを前面に出して、
      私が『少女』だってことを証明しなくちゃ!!
      ・・・でも、どうすれば・・・うーん・・・」
97少女の証明:2009/01/30(金) 18:28:40 ID:QLwvq5Q/
―翌日

リン   「ふわ〜あ、あれこれ色々考えてたら、いつの間にか寝ちゃったみたい。
      もう11時、ま、休日だからいいか」

―着替えてリビングに向かうと、ミカヤと3人の人物が談笑をしていた。どうやら来客中のようである。

リン   「おはよう・・・って、あれ、お客さん?」
ミカヤ  「随分寝ていたわね。
      あ、わたしの友達でセフェランにニイメにハンナね。
      皆、妹のリンディスよ。ハッちゃんは会ったことあるわよね」
ハンナ  「ひっひっひ、久々じゃのう、リン」
セフェラン「おじゃましてま〜す」
ニイメ  「じゃましてるよ」
リン   「こ、こんにちわ。ええっと、お友達って、ど、どこで知り合ったんですか?」

―目の前にいるのは少女1人、青年1人、老婆が2人、どう見ても接点がありそうにない。

ミカヤ  「うーん、どこでって言われても、随分古い付き合いだし・・・
      まあ、歳が近いし、気がついたら仲良くなっていたわ」
リン   「と、歳が近い?」
セフェラン「ミカやんが<ダキュン>歳、私が<ピー>歳、
      ハッちゃんとニーちゃんが<コノヒトデナシー>歳だから、似たようなモンでしょ」
ハンナ  「まて、セフェラン、あたしゃまだ<ヒドイアリサマデス>じゃ!!
      肝心なところを間違えるんじゃないよ」
セフェラン「ええ、そうだっけ?」
ミカヤ  「そもそも、乙女の年齢を人前で言わないの」
ニイメ  「まったくこの男は、昔からデリカシーがなくての」
セフェラン「あはは、ごめ〜ん」
リン   「は、はあ・・・」
セフェラン「そんなことより、ぜーたんの新作お菓子、その名も『しっこく饅頭』。
      リンちゃんも一緒に食べましょ」
ハンナ  「こいつもどうかえ?実家の干し芋じゃよ」
ニイメ  「最高級の羊羹だ、心して食いな」
リン   「わあ、いいんですか?いただきまーす」
ハンナ  「どれ、あたしらもいただくとするかの」
セフェラン「ハッちゃんの干し芋はいくらでも食べられちゃうよね〜」
ニイメ  「おまえさんの息子とやらが作った饅頭も中々じゃよ」
ミカヤ  「ニーちゃんの羊羹も絶品よ」
リン   「どれも最高!!」
ミカヤ  「はい、お茶。美味しいお菓子には濃い目の抹茶が一番よ」
リン   「わあ、姉さん、気が利く〜」

―老人ズ&リンは同時にお茶をすする。

老人&リン「ズズ〜〜〜〜〜〜」

―そして・・・

老人&リン「ハァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」

―くつろぐ。
98少女の証明:2009/01/30(金) 18:31:05 ID:QLwvq5Q/
リン   「・・・・・・・・・って、違ーーーーーーう!!!」
ミカヤ  「きゅ、急にどうしたの!!?」
リン   「なに、何なの、なんでこんなに馴染んじゃってるの、私!!??
      いい、私は15なの、青春真っ盛りのピチピチ乙女なの。
      休日にお菓子囲んで、お茶啜ってくつろいでちゃダメなの!!
      そんなのは枯れ果てて先行き見えた人たちのやることなのよ!!
セフェラン「あれ?なにげに酷い事言われてない?」
リン   「もっと、活発に、若さあふれることをしなくちゃだめ!!!
      私は、私は『少女』なのよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」

―リンは叫びながら、家を飛び出していった。

ミカヤ  「・・・ど、どうしたのかしら?」
セフェラン「う〜ん、ま、リンちゃんもそういうお年頃なんですよ」
ニイメ  「まったく、若さがどうだのこだわっていること自体が
      若い証拠だというのに、それがわからないかねえ?」
ハンナ  「いずれあの子も気づくだろうて、60年経ちゃ、み〜んな一緒。
      ま、中には例外もおるがの、ひっひっひっひっひ」
ミカヤ・セフェラン「例外で〜す」

―さまざまな要素が絡みあい、15歳でありながら老けて見られる少女リンディス。
若さを失った彼女が、歳相応の若さを取り戻し、自らが少女であることを証明することはできるのか?

第1章へ続く。
99助けて!名無しさん!:2009/01/30(金) 20:07:48 ID:Kb8GKZ4d
経験値たっぷりってあの卵かww
100助けて!名無しさん!:2009/01/30(金) 20:10:44 ID:R2q7QMvh
新作GJ!今回も期待してます
娘無邪気だけど言ってる事が残酷すぎるw
老人sに混じってお茶を啜るリンもワロタ
101助けて!名無しさん!:2009/01/30(金) 20:19:44 ID:kdbDiDct
>>94-98
証明シリーズの作者さんGJ!です
今度の主人公はリンですか。
いやぁ、笑えたwww
このスレの中では「オヴァチャン」って扱われているのが
だんだん当たり前になってきてるので・・・って!ぎにゃあああああああ!!



まぁこれからもその調子で頑張ってください!
102大好きな君:2009/01/30(金) 20:32:29 ID:oJ90g07l
>>94-98
良ネタGJ。今後も期待せざるを得ない
自分も投下


ロイ 「マルス兄さん、そのゲームは?」
マルス「ファイヤーエンブレム・ラキア776って言うんだけど…まぁ、評判通り中々手強かったよ。調度、今エンディングも終わり間近さ」

ーーーーーーーーーーーーーーーーー
ルー 「そして、もしルケシスに会えたら、僕ははっきりと言うつもりだ。大好きなナナを…ぼくにくださいって…」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー

ロイ 「うわぁ、これはニヤニヤせざるを得ない…」
アルム「でも実際、僕達も将来言わなきゃいけないことだよね」
マルス「じゃあ、シュミレートしてみようか」

マルス「もしモスティンに会えたら、僕ははっきりと言うつもりだ。大好きなシーダを…僕に下さいって…」

ロイ 「違和感ないなぁ」
マルス「まぁね」
アルム「(モスティンさんに対する『大好きなシーダを僕に下さい』が、脅迫に聞こえるのは何でだろう…)」

アルム「もしシグルド兄さんに会えたら、僕ははっきりと言うつもりだ。大好きなセリカを…僕に下さいって…」

ロイ 「ティルフィングだね」
マルス「そうだね、ティルフィングだね」
アルム「(でもシグルド兄さんは誰に対しても『可愛い妹はお前なんぞにやらん』って言いそうなイメージがあるんだよなぁ…)」
103大好きな君:2009/01/30(金) 20:33:56 ID:oJ90g07l
シグルド「もしシギュンに会えたら、私ははっきりと言うつもりだ。大好きなディアドラを…私に下さいって…」

アルム「うわぁ…」
ロイ 「似合い過ぎて怖い…」
マルス「まぁ、こんな日は未来永劫来ないね」

セリス「もし兄さん達に会えたら、僕ははっきりと言うつもりだ。大好きなマミー君を…僕に返してって…」

アルム「これだけを見ると、苛められっ子だね」
ロイ 「でも、セリス兄さんが女の子に告白する所って想像出来無いんだよね…」
マルス「セリスの場合はこのまま行けば、羊を選んでも竜を選んでも茨の道だけどね」

リーフ「もしグレイドに会えたら、僕ははっきりと言うつもりだ。大好きなセルフィナさんを…僕に下さいって…」

アルム「無謀な寝取りだね」
ロイ 「奥さんを下さいって良識を疑うよね」
マルス「あの葉っぱに常識を求めること自体が間違ってるのさ」

ロイ「もし…うーん…」

ロイ 「ちょ…何さ、これは」
アルム「だってさぁ…」
マルス「ねぇ…」
ロイ 「僕にだって女の子の友達の一人や二人くらいは、いるって!!」
マルス「例えば?」
ロイ 「えーと、シャニーと、リリーナと、スーと、ララムと、ソフィーヤと、後、セシリア先生にはよく御世話になってるし…」
マルス「(これだから天然は…)」
アルム「(ハーレム自重)」
104助けて!名無しさん!:2009/01/30(金) 20:35:25 ID:np7ggCGZ
毎回楽しんどります
そりゃあジルもビックリするわなww

>>99
みんなよく経験値稼ぎしてたあの卵だよなww
本編じゃ一回目のリオン戦前の経験値稼ぎにウマーw
105大好きな君:2009/01/30(金) 20:35:47 ID:oJ90g07l
エリウッド「もし…うっ…胃が…」

アルム「これは酷いw」
ロイ 「でもエリウッド兄さんは体が弱いから此処一番って時に、こうなりそうだよねぇ…」
マルス「今の所は『大好きな胃薬を僕に下さい』って感じかな?」

ヘクトル「もしフィオーラに会えたら、俺ははっきりと言うつもりだ。大好きなフロリーナとファリナを…俺にくれって…」

アルム「これも酷いw」
マルス「まぁ、怖い顔してるからこんな台詞を言っても不自然じゃないよね」
ロイ 「メタボだし、将来は変態親父かな」

エフラム「もしメディウスに会えたら、俺ははっきりと言うつもりだ。大好きなミルラを…俺に下さいって…」

マルス「ロリコン自重w」
アルム「養女にする気かなw光源氏計画かも」
ロイ 「でも、ミルラが大人になる頃には、兄さんは生きてないよね」

アイク「はっきり言おう。大好きなラグネルを俺にくれ」

アルム「何でだろう、女の人の姿が思い浮かばない…」
ロイ 「うーん、精々『もしエリンシアに会えたら、俺ははっきりと言うつもりだ。大好きな肉料理を俺に作ってくれって…』くらいかな」
マルス「その辺がアイク兄さんの限界だね」


アルム「こんな所かな」
マルス「いや、後、一人いるよ」
ロイ 「えっ?我が家の男性陣はこれで全員出たけど?」
マルス「分かってないなぁ…ロイは…」

リン 「もしフィオーラに会えたら、私ははっきりと言うつもりよ。大好きなフロリーナを…私に下さいって…」

マルス「…と、こんな感じさ」
リン 「へぇ…それで、何について話してたのかしら…」
マルス「勿論、僕達が将来、お嫁に貰いに行く時の…」
ロイ 「志村ー後ろ、後ろ…」
マルス「げぇ…リン姉さん!!」
リン 「それで、何で私がフロリーナをお嫁に貰うのかしら?ふふふふふ…」
マルス「ちょ…止めて、間接極まってるって…ぎゃぁぁぁぁぁあああああああああああ」

終わり
106助けて!名無しさん!:2009/01/30(金) 20:40:55 ID:np7ggCGZ
>>104
違う、魔殿前の経験値稼ぎだたw

>>102-103
GJ!個人的にエフラムが何て言うか気になるな。
セリスの台詞が可愛すぎて噴いたww
107助けて!名無しさん!:2009/01/30(金) 20:44:27 ID:np7ggCGZ
>>105
割り込みになってごめんなさい。
ヘクトル欲張るなwエフラム自重w
なんでだろう…リンが凄くあり得る未来的な感じがすry
108助けて!名無しさん!:2009/01/30(金) 20:47:20 ID:PTdn2k+9
>>94
普通に15くらいに見える俺はどうしたら・・・
俺がおっさんっぽいだけだろうが
ってか、なんか年下に見えてきた。俺、14なのに

だが面白いのでGJを送るぜ
109助けて!名無しさん!:2009/01/30(金) 20:54:43 ID:Kb8GKZ4d
>>94
証明シリーズは面白いから期待してるよ〜
110助けて!名無しさん!:2009/01/30(金) 21:03:39 ID:Z5gjyA8i
>>84
ここのエリウッドはやっぱモデルが似合うな。
あとルネス女学院生徒何買ってるんだww

>>93
リンは出ないのですか!?

>>94
リン姉さん好きだから楽しみww
エイリーク・・・生`
>>95母と娘っていうのはカリルさんとエイミですかね。

>>102
リーフに吹いた。

みんなまとめてGJ!!!
111助けて!名無しさん!:2009/01/30(金) 23:30:54 ID:YWd43ke6
>>84
確かに主人公一家が強いだけだなw
>>93
ドラクォもオプーナも結構考えて作られてるんだぜ……何より面白い
ドラクォが売れなかったのは不憫だわ
>>94
多分、証明されようがされまいが、リンよりもエイリークが受けた心の傷の方が大きい
>>102
シグルドカワイソス

油断していると面白いネタが投下されるから困るw
112※注・ここだけ正月ムード※:2009/01/31(土) 11:12:05 ID:PHNFGiMn
自分でもまさか一ヶ月もの間を空けてしまうとは思いませんでした。
世がバレンタインの準備で浮き足立ってる頃に初詣がどうこう書くことに
疑問を抱いていないわけではありません。


戦利品を気持ちよく分配し終え、居間から人が減ったあと、
「気持ち悪っ」
狭苦しい自室の中で、呟くロイ。
古びた木製の椅子に腰をかけ、他の二人を見下ろすかたちになる。
床に座り込んだリーフはほんの一瞬彼に目をやったが、すぐに真横にいたマルスに注目した。
「君も新年早々失礼だよね」
「いや、兄さんが新年早々失礼なことしないってのが気持ち悪いんだと」
ロイは誰を何故奇妙に思うのか、と特に指定しなかったが、長い間彼らと共に過ごしてきた人間なら
言われずとも察することができただろう。
椅子を軋ませながら、
「ほんとに具合悪いんじゃないの? みんなを心配させたくない、とかなら
 黙っといてあげるから…せめて僕らには教えてよ」
「リン姉さんを茶化さないマルス兄さんなんてありえない!」
弟達の表情は、真剣そのものだ。
怒るべきか笑うべきか。悪意のない、むしろ善意による発言であるから、尚更返答に困る。
「…寝すぎて逆に疲れたんだよ」
「悪い夢でも見た? すぐ慣れるよ」
「兄さんが言うと無駄に重いなぁ」
楽しそうに笑う二人を、マルスはぼんやりと眺めている。
適当を言って場を誤魔化すのはとても楽だと、無意識に打算的なことを考える。
113緊急事態の対処法:2009/01/31(土) 11:14:01 ID:PHNFGiMn
「でもさ、」
リーフがにやりと笑った。
「いっそそのままのんびりと、仲良くしたいとかって思わないの」
マルスは初めて弟と目を合わせた。好奇心でいっぱいになった虹彩の面に、自分の姿を見る。
今までも似たようなことを何人かに問われてきたが、今朝のこともあって動揺してしまう。
お人好しを同じお人好しだけで支えるのには無理があるとこんな役を買って出た次第ではあるが、
淋しくもなるし、嫌われることは怖いのだ。こと大切な家族に関しては。
答えられず、ふいと視線を逸らす兄を見、ロイは腰を上げた。
「どっか行くの」
問うリーフ。
「この時期の街って結構静かできれいなんだよ」
「へー、僕も出ようかなあ」
「一緒に行く? 一人も淋しいし。あ、マルス兄さんは来ないでよ顔色悪いもん」
そうは見えないけど、とでも言いたげにリーフは首を傾げる。だが、ロイにしては珍しい突きはねるような言い方に、
一瞬だけ反論をためらってしまった。その一瞬にマルスが右手で承諾の意を示したので、もう何も言えない。
リーフにとって妙な距離感がどうにも不快であったが、この感情を的確且つ場を乱さずに伝えられる言葉が見当たらず、
気を使ったりはしなくていいとだけ言って諦めた。
急かすようにこちらを見るロイが少々恐かったせいもある。
数分後、外に出る支度を整えた二人は、部屋を後にした。
114緊急事態の対処法:2009/01/31(土) 11:14:43 ID:PHNFGiMn
まただ、とマルスはつぶやく。
今朝と異なり壁の向こうが騒がしく、暖房のお陰で部屋も暖かいはずなのに、
変わらず静かで寒い。
つい先刻弟達と会話をしていた時もよく想起すれば、寒かった気もした。
扉を叩く音に気づくのに暫しの間を要したのも、寒さで耳に氷でも張っていたのだろう。
マルスが声を出すより早く扉は開かれた。
「…にいさーん?」
アルムがひょこんと顔を出した。
セリカの気配はない。が、室内だというのに彼の手には青い手袋がはめられている。
「調子悪いって聞いたけど、見たとこそんなでもないね」
「セリカは?」
「ユンヌさんともめてる。初詣のことで」
ぱたん、と扉を背で閉めて、苦笑する。
アルムの傍らには大抵セリカがいるので、マルスに限らず兄弟達が彼と二人で話す機会はそう多くない。
ましてやこんなに静かな場所では。
「巻き込まれる前に逃げてきたんだ。ちょっとここにいてもいい?
 怒ってるとき、って言うかユンヌさんと言い争ってるときのセリカ、恐くって」
恐いと言いながらも、その表情はどこか幸せそうだ。
「一応、僕のじゃなくてロイの部屋だけどね」
アルムは空いた椅子を一瞥しつつも、適当な床に座った。
廊下からバタバタと足音が聞こえる。最後の方に、何かに足の小指でもぶつけたのか、悲痛な呻き声がした。
顔を合わせて笑う。
特に話したいこともないのだが、かといって気まずい沈黙が続くことはない。
互いに黙っていても何故か楽しい。気の置けない家族だから、だろうか。
−−今朝と違って。
「アルムがセリカと喧嘩してるとこ、あんまり見ない、けどさ」
たどたどしい言葉が響いた。
珍しい生き物と遭遇したかのような、きょとんとした目でアルムは兄を見る。
「兄さんが喧嘩しすぎなんだよ」
「いつも仲良くしてるから、ずっと仲良くしていられるの?
 君と、僕だってそうだ。あまり二人きりで話したりしないけど、代わりに喧嘩もしない。
 だから今もこうしていられるのかな」
疑問とひとりごとが半々に混じって、勝手にマルスの口から漏れる。
自信に満ちた、もしくはそう演じていた彼らしからぬ、歪めた声。
その意外性に驚くよりも、アルムは少し淋しくなった。たとえ何千、何百もの親しい人間がそばにいてくれたとしても、
心の持ち様によって人は独りになれるのだろうと思う。だけどそれでは、人と出会い親しくなった意味が消えてしまう。
目の前の兄が今まさにその意味を消そうとしていた。明確な証拠はないけれど、少なくとも彼の目にはそう映るのである。
115緊急事態の対処法:2009/01/31(土) 11:15:53 ID:PHNFGiMn
待って、と、アルムが身を乗り出した。
「この家にいる誰かをほんとに、本気で嫌いになったとしたら、
 みんなさっさと出て行っちゃうと思うよ。後先考えなくって、それに顔広いから泊まる場所なんていくらでもあるし」
言葉をまとめる時間すら惜しんでいた。なんとなく、急がなくてはならない気がしたからだ。
「ヘンに意識しなくたって、兄さんは充分みんなと仲いいよ。蔑んでも罵っても陥れても!」
「…慰めてられてるの? これ」
ロイやリーフと同じ、悪意のない顔。
誰からしてもそんなイメージを抱かれているのかと笑う。
「その言い方、散々人を馬鹿にしておいて、嫌われるのは怖いんだ? 君の思う僕ってのは」
「そうだよ」
きっぱりとした声で返ってきた。−つまり、姑息な臆病者とでも言うのか。
マルスの体が固まる。
アルムは一息入れてから、しっかりと面を上げて続けた。
「家族に嫌われてもなんにも感じない人が、僕とセリカの兄さんだなんて考えたくない」




次で終わります。
最後の台詞書いて改めて、そーいやKINSHINだったなあとしみじみ思ったり。
できれば明日か無理でも来週最悪でも二度と一ヶ月は空けませんすみませんハッピーニューイヤー!
116助けて!名無しさん!:2009/01/31(土) 15:12:27 ID:TN7hcUQN
>>112
小説のようなこの話は結構好きだ。アルムはKINSIN以外で出るとき
良い役が少ないからなんか嬉しくなってきた。GJ
117助けて!名無しさん!:2009/01/31(土) 18:24:22 ID:alUm9Lg9
>>112
続きをすごく楽しみに待ってたお話がついにきた!
いつになくナーバスというかナイーブなマルス、いいね。
みんな家族だから言いたい事遠慮なく言うけど、なんか温かい。
また続き待ってます。
118緊急事態の対処法・完結:2009/02/01(日) 11:42:05 ID:Ir9SIImP
お褒めに預かり光栄ってか喜びと安心で体の空気抜けそうだ…
完結編です。


大量の洋服を抱え、階段を下りるエリンシア。
ふと目線を足元から上げたとき、居間の扉のすぐ横、壁にもたれかかるリンを見つけた。
周囲を見回し、丁度いい荷物の置き場がないと悟ると、そのまま彼女に近づいた。
「随分と暗い顔をして。似合いませんわ」
やさしく微笑む姉に、無理に笑って返す。気の利いた返事が思いつかなかったためだ。
「またマルスちゃんに色々言われたんでしょう。せっかく心配して残ってあげたのに、ね。
 あの子も素直になれないだけだから…」
「違うの。そういうんじゃなくて」
リンは後ろに組んだ手をもたもたと動かして、愛想笑いを崩さないまま言った。
「朝ね、色々言われるどころか、ちょっと話して、あとはずーっと黙ったままで。
 黙ってると余計なこと考えるじゃない。
 そう、だからそれで、私ってあいつとちゃんと向き合ってないんじゃないか、って」
からかわれては怒るばかりで、中身のある会話なんて殆どした覚えがない。
本当にこれでいいのか、近ごろリンにも思うところがあったのだ。
まずは自分からと真面目な話を切り出そうとしたものの、いざとなると言葉に詰まってしまい、
それが今朝の重たい沈黙を生んでしまった。
普通の姉弟として仲良くしたいと思っていたのは、マルスの方だけではなかったということだ。
119緊急事態の対処法・完結:2009/02/01(日) 11:42:36 ID:Ir9SIImP
そこへパタパタとスリッパが鳴った。セリスがからっぽになった大きいカゴを持って走ってくる。
エリンシアの両腕いっぱいに積もった衣類を見、ぱっと顔を輝かせた。
彼の出てきた方向には脱衣所がある。カゴはそこから持ってきたのだろう。
「持ってるの全部ここに入れていいよ。僕が運ぶから!
 あ、これ洗うの? たたむの?」
正月気分に浮かれているせいか、普段より幾分幼い弟の態度に、エリンシアはくすりと笑った。
一方でリンは、まさか今の発言を聞かれたのではと顔を赤くする。
「これは破れたりして着られなくなったものだから、そうねえ、目立たない場所にでも置いてくれればいいわ」
「うん、わかった」
満面の笑みをたたえ答えると、セリスは洋服を姉の腕からカゴへと移した。
そして再びスリッパを鳴らしで−−いたのはほんの僅かの間で、予想外に重かったのか、
カゴは半ばひきずられるかたちで遠ざかっていった。
かわいい子、と穏やかな声でつぶやく。
「大した悩み事でもないのに、聞かれるのがそんなに恥ずかしいかしら」
どうやらそれは弟でなく、妹のことだったらしい。
リンが、むっとエリンシアを見上げる。
「姉さんにとっては大したことないかもしれないけど」
「なんでも大真面目に考えればいいってものじゃないわ」
いとおしげに、リンの頭を軽く撫でた。
頭の奥、あとでマルスからも話を聞いてみようと思いながら、
「エリウッドちゃんを見ていればよくわかるでしょう。これ以上お薬代がかさむのは困ります!」
いたずらっぽく言うと、ドアノブに腕を伸ばした。
きっとマルスもリンと同じ悩みを抱いているのだろう。
今ある情報量からすると、予測より願望に近い考えではあるが、彼女はそう信じていた。
現段階でそれが事実と知るのは、これを読んでいるスレ住人くらいだ。
瞬間、カチャリ、とノブを下げると、
「うう、すまない…僕が胃炎なんか患ったばかりに家計に負担を」
「あ、あら? 居間にいたなんて知らなくて…その、もののたとえとでも…ほほほ」
扉の向こうから聞こえた声に、リンは噴きだした。
120緊急事態の対処法・完結:2009/02/01(日) 11:43:02 ID:Ir9SIImP
廊下の真ん中、先程出たばかりの部屋の扉を閉めて、マルスはアルムに礼を言った。
逆に、好き放題言って悪かったとアルムは首を横に振る。
階段の下に姉の姿を確認し、足踏みしかけたが、深く息を吸ってゆっくりと下りはじめる。
音に気づいたのか、リンも腕を組み、ちらちらと階段の方に目をやりながらその訪れを待つ。
思わずアルムは物陰に隠れ、固唾を呑んだ。
「マルス」
完全に段から下りる前に、凛と澄んだ声が名を呼ぶ。
名の持ち主は足を止め、床の汚れ、かすかに残ったチリや埃を探す。でないと恐怖に呑まれそうだった。
「忘れてるかもしれないけど、私はあんたの姉なんだから。
 ヤなこととか、困ったことがあったら、頼っていいの。貸しにしたりしないわよ」
照れと緊張を隠すためか、少々雑な言い方ではあったけれど、
それで充分だった。
マルスの口元から自然と笑みがこぼれるのを、不確かながらも見たアルムが安堵する。
そっとリンの許へ近づき、いつもの意地の悪い態度で、
「敢えて言うなら、容姿・性格と一切の取り得がない出来の悪い姉の
 将来と存在を思ってひどく不安いははた痛い! くひ、口が裂けふはけうって!!」
「ほんっ、とーに真面目に悩んでた私がバッカみたい! もう二ッ度と心配なんかしてやらないから!」
くだらない争いを仕掛ける兄に、呆れて笑う。
「あれで嫌われたくないってのは、すごいワガママだよなー。セリカにあんなこと言ったら僕絶対許さないもん。
 …でも、ああしてるときの二人が一番楽しそうだよ」
一応、曲がりなりにも"リンの身を案じている"と素直な思いを伝えただけ、進歩したと思っておこう。
最後の言葉は口には出さず、アルムは立ち上がって上半身を伸ばした。
いい加減、愛する恋人と女神の不毛な争いも、こちらと違って決着がついただろう。一時的なものではあるが。
鼻の中に夕飯の匂いが満ちてくる。耳からは悲鳴、瞳の中へは混沌とした光景。
どんなに家族の性格が変化していっても、これだけは今年も来年もきっと最期まで、変わらない気がした。
121緊急事態の対処法・完結:2009/02/01(日) 11:43:32 ID:Ir9SIImP
「ロイ、なんでマルス兄さん連れて来たがらなかったの?
 心配してるって口調じゃなかったよ」
褪せたタイルの歩道で歩みを止め、リーフが訊ねる。
ロイの言った通り、街は人影もまばらに静まり返っていたが、不思議と情緒にあふれていた。
「キョウダイで仲良くする方法とか、僕らよりアルムやセリカ辺りがよく知ってるかなぁと。
 正月って神様絡みの行事が多いからセリカとユンヌさんがもめてる確率、
 つまりアルムが一人になってる可能性も高いし、上手いこと兄さんと二人で、ゆっくり話させるのが一番だと思って」
思いもよらなかった回答を一度に渡されたので、リーフは少々困惑した。
そもそも彼の、姉と仲良く云々は冗談混じりの話であったから、
兄と弟がそれを本気で捉え考えていたことは予想外である。
ロイは出かける直前、何故かアルムにだけマルスの不調を伝えていたのだが、
かなりの時間を経過して、ようやく理由が判明した。
「何億年前に生まれたかもわからない空でさえ、朝から夜にいきなり変わったりできないんだから。
 十年ちょっとしか生きてない僕らには尚更、できるわけないのにねぇ」
家のある方角へ向けて、楽しそうな顔に埋め込まれた目を物憂げに伏せる。
すっかり大人びた背中を、リーフはどこか釈然としない様子で眺めていた。
結局今日の自分は余計なことを言って兄を困らせ、弟の作戦には見事にはまっただけでないのかと。
「えーっと、ロイが策士だってことはわかった、たぶん」
「兄さんたちが無策なだけだよ」
桃と橙の色に染まりはじめた雲を視界の隅に入れて、二人は帰路を辿る。

「まあ最終的に、今年も欠陥だらけの我が家は補い合って成り立ってますーでいっか」
「ん、何か言った?」
リーフは溜息と一緒に、小さく笑った。
「いいや。空がどーのって哲学ぶった台詞、何年か経ったらロイの中で黒歴史になりそうだよねって」
「うるさいなあ」
彼らが市街地を離れる頃、
家はいつも通りやかましく、暑苦しく在るのだろう。



途中エリンシア姉さんがちょっとババ臭くなった気がしないでもないです
最後まで読んで下さった方、ありがとうございました!
122助けて!名無しさん!:2009/02/01(日) 13:47:22 ID:H6WOEAS0
>>118-121
GJ!
こういうシリアスな話もいいなー、最後二人がちゃんと話して
いつも通りになったところですごい安心したよ。
しかし、ロイは大人っぽすぎないかwww
いや、キャラ的に違和感無いからいいんだがw
エリ姉さんは全く気にならなかった、っていうかお母さん役似合いすg(ry
123助けて!名無しさん!:2009/02/01(日) 21:38:35 ID:DlC+HpbL
>>118-121
続きキター!待ってました。
リンとマルス、やっぱりいつもの調子がいいよなw 
セリスかわええw お手伝い大好きかーそうかーwww

しかしこれには突っ込まざるをえないw
>愛する恋人
ちょっwアルムww 言っちゃったか〜言っちゃったな〜知らねーぞwwww

何はともあれ、良作グッジョブでした!
124助けて!名無しさん!:2009/02/02(月) 18:00:57 ID:tCs0Wpp+
>>123のレスをみた直後にティルフィングが俺の頬(ほお)をかすめていった

怖っ!!

>>118
最後に丸く収まったな。GJ!!

節分ネタ、誰もやらねーなー
だがなぜか恵方巻きをアイクが噛みもせず飲み込んでいく絵が浮かんだ
125助けて!名無しさん!:2009/02/02(月) 19:00:04 ID:PlbLgNu2
>>124
まだ慌てるような時間じゃない(AAry)
126助けて!名無しさん!:2009/02/03(火) 12:45:04 ID:vciD42fG

リン「やっぱり春は柏餅よね」
ヘクトル「季節感があっていいよな」
アイク「甘いものも意外と酒に合うな」
マルス「それメタノールだよアイク兄さん」
イレース「餅おいしいです^o^」

リン「夏はやっぱりスイカバーよね」
ヘクトル「チョコチップが魅力的だよな」
アイク「アイスもいいが鍋もいいな……」
エフラム「くそっ! 兄上のATフィールドで肉が取れない!」
イレース「豆腐美味しいです^o^」

リン「秋はやっぱり焼き芋よね」
ヘクトル「焚き火のそばで食う焼き芋にかなうものはないな」
アイク「秋はやっぱり秋刀魚がうまい」
リィレ「秋刀魚と聞いて」
ライ「やって来ました」
レテ「勘違いするなよ! 私は秋刀魚が欲しいから来ただけなんだからな!」
イレース「桃が熟れてておいしいです^o^」

リン「冬はやっぱりお汁粉よね」
ヘクトル「餅も美味いし小豆も上等だからな」
アイク「汁粉もいいが鴨南蛮もいいな。エイリーク、もっと肉乗っけてくれ」
エイリーク「兄上、蕎麦はもう30人前は召し上がったかと」
イレース「鏡餅おいしいです^o^」

節分
リン「体重が増えたわ」
ヘクトル「体格20を限界突破しそうだぜ!?」
マルス「そりゃあれだけ食べ続けてればそうなるよねぇ」ニヤニヤ
リン「マルス、最近編み出した技の練習台になってほしいんだけど」
マルス「勘弁してください」
リン「ほらほら→そこ! これで→砕け散るがいい!! 」
マルス「ちょ、それは違うリンの技……ぎゃあああああああ!」
ヘクトル「っつーか、兄貴は何で俺達より物食ってるのに全然太ってないんだ?」
ロイ「いや、あれ見て気付かないの?」

アイク「10001! 10002!」
漆黒の騎士「いい加減疲れてこないのか?」
アイク「まだまだ! まだやれる!」

ヘクトル「しっこく乗せて腕立てしてるー!?」
リーフ「何でイレースさんは太ってないのかな……。胸も平坦なままだけど」
127助けて!名無しさん!:2009/02/03(火) 18:36:51 ID:FwGckDr6
>>126
ま、まさか豆をまかない節分ネタで来るとは!
予想GAYです!
俺なんてせいぜい

マルス「鬼は〜外!」
マルス「鬼は〜外!」
マルス「鬼は〜外!」
(リンの背中に全弾命中)
リン 「イタタタッ! マ、マルス…あなた命がいらないようね……!」

位しか浮かばなかったぞ。
128助けて!名無しさん!:2009/02/03(火) 18:38:37 ID:aYoEkwFJ
>>126
イレースはもはや本物のカービィみたいに胃がブラックホールに直結してそうだな
129豆まきをしよう:2009/02/03(火) 19:39:10 ID:VnHavsxs
 
ミカヤ  「今日は節分だし豆まきでもしましょうか」
リーフ  「それはいいけど鬼役はどうすんのさ?」
ヘクトル「鬼役なんて面倒くせーし鬼の面でもそこら辺の木にひっかけて投げときゃいいじゃねーか」
マルス 「それじゃ(ネタ的な意味で)つまらないよ。くじを作ったからこれで決めようよ」
リーフ  「何か嫌な予感がするなぁ…。この人でなしー的な意味で」
ロイ   「リーフ兄さん、自分で死亡フラグ立ててどうすんの」

─くじ引き後

アイク   「…赤か。どうやら俺が鬼役みたいだな」
全員    「 ! ! ? 」
リーフ   「てっきり僕が鬼役になって酷い目に遭うかと思ったけどこっちの方がもっと酷い!この人でなしー!」
マルス  「くそっ!しくじった!!リーフに引かせるつもりがアイク兄さんになるとは…ッ!」
エフラム 「兄上…ラグネルは振り回さないでくれると助かるのだが」
ヘクトル 「ましてや衝撃波飛ばすなんてもっての他だからな!?」
エリンシア「やっぱり鬼と言えばあの格好ですわよね。ではアイク、早速の鬼の格好を…ハァハァ」
ロイ    「エリンシア姉さん自重」
エリウッド「フ、フフ…。家屋崩壊…蝶サイコー!!」
アイク   「お前等…俺を何だと思っているんだ。そんなことはせんしラグネルは持たん。訓練用の剣なら持つが」
ヘクトル 「いや、何も持つなよ…」
アイク   「要はお前達が投げる豆を当たらない様にすればいいんだろう」
マルス  「そこは素直に当たってほしいんだけど…」
ロイ    「と言うか、豆まきってそんな行事だったっけ?」
アイク   「とにかくさっさと始めるとしよう。さぁ、何処からでも来い!」
シグルド 「…まぁ、アイクもノリノリのようだし始めるとするか」
セリス   「よーし!兄さん覚悟してね。鬼は外ー!!」

─30分後

ヘクトル「あ、当たんねぇ…ッ!!」
エフラム「まさかカスリもせんとは…」
リーフ  「伊達に速さ37で地属性じゃないね」
ロイ   「いや、支援相手いないから地属性は関係無いよ。というかステータスネタは荒れるから止めて」
アイク  「どうした?もう終わりか。俺はまだ行けるぞ」
マルス 「…それは現在のアイク兄さんの立場を見ても言えるかな?」
アイク  「何…?」
130豆まきをしよう:2009/02/03(火) 19:41:03 ID:VnHavsxs
 
気付けば周りを兄弟達に囲まれているアイク。

アルム  「いくら兄さんでもこの状況で避けることは無理でしょ」
セリカ   「さぁ、年貢の納め時よ!」
アイク   「む……」
エイリーク「覚悟して下さい兄上」
リン    「鬼は外ー!!」

周りから一斉に放たれる豆。勝利を確信する兄弟達。だが…。

アイク「…ぬぅん!」

訓練用の剣を逆手に持ったかと思いきや勢い良く地面へと突き刺す。すると火柱が上がり投げられた豆が灰と化した。

リーフ 「ちょw噴火wwwテラ卑怯wwwww」
ヘクトル「つーか訓練用の剣で噴火使えんのかよ!?」
アイク 「鍛錬を積んだからな。ラグネルを使わなくても出来るようになった」
ロイ   「そんなの有り!?」
アイク 「有りだ。さて、今の内にこの包囲網を突破させてもらうぞ!」
セリカ 「あっ!!」

思わぬ技に意表を付かれた隙に包囲網を抜け出すアイク。

マルス 「くっ、まだだ!まだ終わらんよ!!」
ヘクトル「俺の意地にかけて絶対ぇ当ててやる!!」
エフラム「俺もアイク兄上に豆を当てんと気がすまん!」

結局、この豆まきだけで二時間以上掛かった上、庭が豆だらけになったのは言うまでも無い。


マルス「じゃ、頑張って庭に落ちている豆を食べてくださいねユンヌさん」
ユンヌ「いや、私は鳥の姿しているだけで主食は豆じゃないんだけど…」
131助けて!名無しさん!:2009/02/03(火) 19:51:52 ID:G8aU2mlK
鳥は豆食べる・・・ッハ!鷹お(ドガーン
132助けて!名無しさん!:2009/02/03(火) 20:13:03 ID:O0hNQ2Q7
ネサラは普通に街中にまかれた豆食ってそう
133助けて!名無しさん!:2009/02/03(火) 20:55:41 ID:qGvMVxSM
>>126
ヘクトル、烈火や聖魔の仕様じゃ
体格は25まで上がるからまだまだ太れるだry
134助けて!名無しさん!:2009/02/03(火) 21:10:15 ID:3BZmrZCV
リーフ「節分…恵方巻き…」
    (ブバアアァァァァァッ!!)
ロイ 「ちょwリーフ兄さん自重w」


…今日一日考え込んでたけどこんなのしか思いつかなかった。
135助けて!名無しさん!:2009/02/03(火) 21:44:56 ID:wgFW0zZL
畜生!笑ってはいけない縛りを自分にかけて、
食欲ネタや豆まきネタに耐えきったというのに一番短い>>134で吹いちまった!!
謝れ>>134!俺に謝れ!
136助けて!名無しさん!:2009/02/03(火) 22:00:09 ID:3BZmrZCV
>>135
ごめん(´・ω・`)
137助けて!名無しさん!:2009/02/03(火) 23:07:15 ID:wgFW0zZL
>>136
え……あれ?あ、うん。
こっちこそごめんね。
138助けて!名無しさん!:2009/02/03(火) 23:53:47 ID:f5EgVGtv
>>135-137
むしろアンタらの今のやりとりのほうが笑えたわwww

ロイド「俺たちは幹部クラスになるとなにかしら異名がつくが」
ライナス「鬼ってついた奴はいねぇな」
テオドル「というか、あなたたち二人とジャファル以外は鳥の名前ですし」
ロイド「俺が狼でライナスが犬」
ライナス「ジャファルは死神だしな・・・」
三人「「「・・・」」」
テオドル(ピコーン)
リーダス「「?」」
テオドル「鬼、というのはいわゆるモンスター、つまり怪物でしょう?」
ライナス「・・・それがなんだ?」
ロイド「なるほど、な。アイツか」
テオドル「気づきましたか」
ライナス「どういうこった?」
ロイド「パスカルだよ。あいつの異名は怪物だろう?」
ライナス「!」
テオドル「そうと決まれば連れてきましょう」

ジャファル(なぜ俺が鬼の面を・・)
ニノ「鬼は外ー!」
ジャファル(・・まあ、いいか)

鬼ってついた人、誰かいたかな?
139助けて!名無しさん!:2009/02/04(水) 04:05:16 ID:OJFx4w2R
タニスとか、蒼炎でマーシャに鬼鬼言われてたようなw
140助けて!名無しさん!:2009/02/04(水) 09:31:22 ID:DbxUzvhN
マーシャ「副長って、エンリルになると黒鎧に赤マントですよね」
タニス「それがどうかしたか? ほら、豆を食べろ豆を。年齢×3食べるのが節分だ」
マーシャ「はーい。42個くらいかな……」
タニス「で、それがどうかしたか?」
マーシャ「? ああ、衣装の話ですか。いや、蒼炎時代の漆黒の騎士と似てるな、と思って」
タニス「副長といえば黒だろう、常識的に考えて」
マーシャ「鬼だから赤も追加ですね、わかります」
タニス「マーシャ!」
マーシャ「ひっ! ちょ、どこからゼーンズフト出したんですか! 痛っ! 叫喚は痛っ!」

ハール「……五月蝿いな。眠れん」
シグルーン「ふふ、でもいいでしょう? こんな雰囲気も」
ハール「まあ、そうだな」
シグルーン「ところでハール、貴方はいくつ豆を食べるのかしら?」
ハール「お前はいくつ食べるんだ? シグルーン」
シグルーン「……」(流石に60は通用しないわね……。99くらいならまだ何とか……。120だってことがばれないようにしないと)
ハール「……」(そろそろ120に到達しそうだとは言えんな……。落とし所としては99くらいか)
シグルーン「99個ですわ」
ハール「99個だ」
サザ「嘘つけ」
シグルーン つ【叫喚】
ハール つ【叫喚】
サザ「もう慣れたよ! コノヒトデナシーッ!」

ジル「今年の恵方は東北東でしたか」
サナキ「そうじゃ。巷で噂の銀の髪の乙女に占ってもらったからのう。間違いあるまい」
ジル「普通にネットで調べればよいのでは?」
サナキ「何を言うか。恵方というのはじゃな、風水等の易法から算出するものなのじゃ。占い師に問うのは妥当じゃろう」
ジル「まあ、そうですね」
サナキ「太巻きの用意も出来ておる。そこの血塗れ緑の義兄、そなたも喰らうがいい」
サザ「じゃあ、遠慮なく。いただきます」
ジル「いただきます」
サナキ「いただきます」

シグルーン(サナキ様が大きな棒状のものを一口に……)ブバッ!
ハール「おい、鼻血がかかったぞ」


へザー「なんでサザがいるのかしら。羨ましいわ、あの愛らしい神使様から直々に恵方巻きを頂けるなんて!」
フォルカ「ヘザー、自重してくれ」
141少女の証明:2009/02/04(水) 18:22:29 ID:ajZ5Q/eO
―用事を済ませ、店から出るリンとディーク。

ディーク 「助かったぜ、ありがとうな、リン」
リン   「私のほうこそ、こんなに色々買ってもらっちゃって、かえって悪いわ」
ディーク 「かまわねえよ、嬢ちゃんに怒られることにくらべりゃ、安いもんだ」
リン   「ふふふ、ありがとう、ディーク」

―ディークと別れ、帰宅するリン、彼女の表情は明るかった。

リン   「ああ、なんか今日は思いっきり遊んじゃったわね。
      それも、その、男の人となんて・・・
      でも、これぞ青春、若き乙女の特権よね!!
      これで私も年相応の少女よ!!」

―しかし、翌日のエレブ学園中等部。

レベッカ 「ねえねえ、リンってさ、やっぱり大人だよね!!」
リン   「ぐはぁぁぁ!!」
フロリーナ「え、ど、どうしたの、リン・・・だいじょうぶ?」
リン   「し、心配しないで・・・ね、ねえ、レベッカ、
      どうして大人だと思うの?」
レベッカ 「だって、昨日ディークさんとなにしてたの?
      高そうなお化粧品持ってたし、プレゼント?
      やっぱり付き合ってるの?」
リン   「見てたの!?いや、あれはちょっと買い物に協力しただけよ」
ニノ   「あれ、でも昨日はケント先生とレストランでご飯食べてたよね?
      あたし、見たよ」
フロリーナ「ラスさんと、遠乗りもしてたよね・・・?」
レベッカ 「わあ、すごい、リン、三股!!??」
リン   「ちがうわよ、私は誰ともそういう関係じゃありません。
      ケント先生は、先生だし、ラスとディークは友達よ」
ニノ   「本当〜〜?」
リン   「本当です///////」
レベッカ 「でもいいなあ、リンは大人の男の人となかよくできて」
リン   「え?」
ニノ   「ラスさんにケント先生にディークさん・・・
      そういえば、皆年上だね(注)」

注 ラスの年齢は18か19、リンとラスの支援会話で判明する。

レベッカ 「リンって、大人の男の人と仲良くしてばっかり、
      そういうところが大人っぽいなあって」
リン   「大人・・・っぽい・・・私が・・・」
フロリーナ「う、うん、私もそう思うよ。
      リンってしっかりしてるし、頼りになるし、お姉ちゃんみたい・・・」
リン   「・・・・・・・・・そ れ よ !!!」
フロリーナ「え、ええ!!?きゅ、急にどうしたの?」
リン   「見えた、見えたわ、『少女の証明』の突破口が!!」
フロリーナ・ニノ・レベッカ「??????」

―放課後、リンはある条件を満たす人物を探し歩いていた。

リン   (レベッカの言うとおり、今まで私と仲良かった男の人って、
      皆私より年上の大人ばかりだったわ。
      そういう人たちといつも一緒にいるから、
      私まで大人に見られちゃっていたのね。
      でも、それは裏を返せば、私より年下の男の子といっしょにいれば、
      私も年相応の少女に見られるってこと!!
      となれば、やることは決まり、年下の男の子を探すのよ!!
      ・・・だれかいい子は・・・いた!!)
142少女の証明:2009/02/04(水) 18:27:49 ID:ajZ5Q/eO
(すみません、順番間違えちゃいました、ここだけ、142→141の順でお読み下さい)

第2章 少女と少年

―家を飛び出したリンは、サカの草原に向かった。

リン   「やっぱり、若い女の子のすることといったら、
      男の子と仲良くすることよね。
      私だって、仲いい男の子くらい・・・あ、ラス!!」
ラス   「・・・どうした?」
リン   「え、あ、あのさ、遠乗りに連れて行ってくれない?」
ラス   「ちょうど今からいくところだ・・・乗れ」
リン   「う、うん、ありがとう、ラス・・・///////」
ラス   「ではいくぞ・・・は!!」

―ラスの乗る馬は瞬く間に、加速し、風を切っていった。
1時間後、遠乗りを終えて、ラスと別れたリンは、エレブの町を散歩していた。

リン   「ああ〜気持ちよかった。
      男の子と1つの馬に・・・これぞ青春よね!!
      あら、あそこにいるのって・・・」

―リンが見つけたのは、エレブ学園の教師ケント(注)だった。
風紀委員の顧問であり、学園一厳格で真面目な教師だが、
「ケント先生はリンを気にかけている」というのが生徒間でのもっぱらの噂である。

注 「潔白の証明」では、ケントはケント『先輩』で風紀委員長でしたが、
一説によるとケントは20歳越えている可能性があり、
このネタ的にも先生の方が都合がいいので、ケント『先生』とさせていただきます。
いきあたりばったりでごめんなさい。

リン   「ケント先生、こんにちは」
ケント  「リリ、リンディス君!!一体どうしたのかね、こんなところで?」
リン   「特に用事があったわけじゃないんですけど・・・先生こそどうしたんですか?」
ケント  「少々遅いが、昼食を取ろうと、店を探していたのだ」
リン   「そういえば、お昼まだだったわね・・・そうだ、先生、一緒に食べませんか」
ケント  「な!!!?い、いいいい、いかん。
      生徒と教師が同席などと、わわわわ、我が学園の風紀に・・・//////」
リン   「大げさですよ、さ、私、良いお店知ってるんです」
ケント  「え、あ、その・・・/////////」

―レストラン「ロウエンの袋」にて食事をするリンとケント、
食事を終え、ケントと別れたリンは、再び町中を散歩した。

リン   「ああ〜おいしかった・・・あら、あそこにいるのって・・・」

―リンが見つけたのは、リグレの傭兵ディークだった。化粧品店の前で、たたずんでいる。
(リンとディークの出会いについては、「潔白の証明 2nd Season」参照)

リン   「ディーク、どうしたの?お化粧でもするわけ?」
ディーク 「リ、リン、いや、ちょっとな・・・主の娘に買ってこいって言われたんだが、
      男1人じゃ入りずらい上に、おれじゃわからなくてよ・・・」
リン   「そっか、じゃあ、私が一緒に入ってあげる。
      化粧品だったら大体のことはわかるし」
ディーク 「それは助かる、一応買ってくるもののメモは貰ったんだが、
      どれがどれだかさっぱりわからなくて困ってたんだ」
リン   「じゃあ、入りましょう」
143少女の証明:2009/02/04(水) 18:29:16 ID:ajZ5Q/eO
―リンが見つけたのは、レイだった。

リン   「ね、ねえ、ちょっといいかしら?」
レイ   「ん?あんた、たしかロイの・・・」
リン   「ええ、ロイの姉のリンディスよ、よろしくね」
レイ   「で、おれになんか用?」
リン   「あ、あのね、ロイが色々お世話になっているみたいだから、
     その事とかで少しお話ししたくて・・・だめかしら?」
レイ   「悪いけど、おれ、年増に興味ないから、パス」
リン   「とととととと、年増!!
      え、ええっと、あ、あああ、あのね、私まだ15歳だから
      君とほとんど変わらないはずなんだけど・・・(注)」

注 ルゥとエレンの支援会話によると、ルゥはロイと2つくらいしか違わないらしいので、
ルゥレイの年齢は13歳ほどと考えられる。

レイ   「15?おいおい、冗談もいい加減にしろって。
      あんた、どうみても25以下には見えねえぜ。
      いくらなんでもボケるには早いだろ」
リン   「ににににににに、にじゅうごぉぉぉぉぉ!!??」
レイ   「どうしてもっていうなら、ルゥにしろよ。
      あいつ、あんたみたいな熟女大好きだからよ」
リン   「じゅじゅじゅじゅじゅ、じゅくじょおおおおおおお!!!??」
レイ   「おれ忙しいから、じゃあな」
リン   「待ちなさい、殺す、あんたはここで切り刻むわ!!!!」
???? 「あ、あの・・・」

―怒り狂うリンを後ろから呼ぶ声がした。
リンが振り向くと、レイとそっくりな少年が困った顔をしていた。

リン   「あなたは・・・」
ルゥ   「ええっと、ぼく、レイの兄でルゥっていいます。
      弟が失礼なこと言っちゃって、ごめんなさい」
リン   「あなたがあやまることじゃないわ。
      それに、あまり怒ってないから気にしないで」
ルゥ   「あ、ありがとう・・・あの、それで、ぼ、ぼくでよければ、
      お話し・・・しませんか?」
リン   「ええ、喜んで、すこし歩きましょう」
リン   (少年、ゲットだぜ!!これで私も少女になれるわ!!)

―内心喜びにわくリン、しかし彼女は気づいていない、彼女の計画に潜む危険性を・・・。

リン   「へえ、ルゥは魔道士なんだ」
ルゥ   「うん、強くなって、孤児院の皆を守るんだ」
リン   「すごいわ、もうそんな目的を持っているなんて」
ルゥ   「でもぼくなんかまだまだだよ、
      この魔道書だって、ちゃんと使いこなせていないし・・・」

―そう言って、ルゥは魔道書を取り出し、開いた。
その瞬間、風が吹き、本に挟んでいたプリントがリンの足元に落ちた。
リンはプリントを踏み、足元を滑らせたが・・・

リン   「きゃあ!!」
ルゥ   「危ない」

―とっさにルゥが抱きかかえ、転ばずにすんだ。

リン   「あ、ありがとう、ルゥ」
ルゥ   「ううん、ぼくがプリントを落としちゃうのが悪いんだ、ごめんなさい」
リン   「でもちゃんと助けてくれたじゃない・・・あれ・・・///」
144少女の証明:2009/02/04(水) 18:31:56 ID:ajZ5Q/eO
―ルゥの手は見事、リンの胸を掴んでいた。

ルゥ   「え、あ、あ、あ、あ・・・///////ごごごごごご、ごめんなさい」
リン   「わざとじゃないし、大丈夫よ。それとも、ドキドキしちゃった?」
ルゥ   「/////////////!!!!!」
リン   「ふふふ・・・」
ルゥ   「か、からかわないでよ/////////」
リン   「ふふふ、ごめんね」
ルゥ   「もう・・・//////」
リン   (ふふふ、まだ顔が赤くなってる。ウブなのね・・・かわいい・・・)

―ルゥの純情な反応を微笑ましく思うリン、
だが、彼女の計画性に潜む危険性が、さらに増していることに、気づいてはいない。
しばらく歩いていると、1人の少年が声をかけてきた。

チャド  「あ、ルゥ」
ルゥ   「チャド!!」
リン   「お友達?」
ルゥ   「うん、ぼくの親友で、チャドって言うんだ。
      チャド、こちらはリンディスさん、
      ロイ様のお姉さんなんだよ」
リン   「チャド、よろしくね」
チャド  「あ、ああ・・・」
ルゥ   「ねえ、よかったらチャドも一緒にお話ししようよ。
      リンディスさん、いいでしょ?」
リン   「(美少年がふえる、これはチャンス!!)ええ、もちろんよ」
チャド  「い、いいのか・・・な、なら、ちょっとだけ・・・」

―その後も、リンは、ユベロ、デュー、アスベル、ユアン、
ヨファ(蒼炎仕様)、トパック(蒼炎仕様)と、次々に少年達と出会い、
その都度仲間の輪に加えていった。

リン   「随分集まったわね、
      ちょっと外じゃ話しにくいし、
      これから喫茶店に行ってお茶を飲みましょう。
      もちろん、私がご馳走するわ」
デュー  「本当!!」
ヨファ  「リンディスさん、ありがとう」
リン   (これだけの少年の輪にいれば、どう見たって私も同じ少女よね!!
      出費は痛いけど、ここはいくしかないわ!!)

―リンと少年達は喫茶「しっこく」に向かった。

リン   「漆黒さん、私含めて9人だけど、席空いてるかしら?」
漆黒   「テーブルを動かすので、しばし待たれよ」

―テーブルを動かして作った9人用の席に、リン達は座った。
それから約3時間、リンと少年達は談笑をし、解散した。

リン   (ああ、楽しかった!!
      いままで年下の男の子と接したことってあまりなかったけど、
      皆かわいい子たちばかりだったし、
      今日はとても新鮮だったわ。
      それに、少年達の輪に溶け込んだ今日の私は、
      正真正銘、まぎれもない少女よね!!
      証明できて嬉しいわ、満足満足)

―満足気に帰路につくリン、しかし、彼女は気づいていない。
己の計画に潜む危険性が最高に達し、彼女自身に大いなる災いをもたらすことを・・・。
145少女の証明:2009/02/04(水) 18:32:36 ID:ajZ5Q/eO
―翌日、エレブ学園。

リン   「皆、おはよう!!」
ニノ   「え、リ、リン!!」
フロリーナ「お、おおおおおお、おはよう・・・」
レベッカ 「い、いい天気ね」

―いつもなら元気よく挨拶を返してくれるはずの友人達、しかし今日は様子がおかしい。

リン   「あれ、どうしたの、皆?」
フロリーナ「え、う、ううん、なんでもないよ・・・」
リン   「本当?なんか様子がおかしいわ。
      もしかして、私何か悪いことしちゃった?」
ニノ   「そ、そうじゃないんだけど・・・あ、あのさ、リンって、すごいんだね・・・」
リン   「え?」
ニノ   「ラスさんとか、ケント先生とか、
      年上の男の人と仲いいだけじゃなかったんだね」
レベッカ 「すごいなあ・・・私なんて、よく話す男の子っていったら、
      ウィルくらいしかいないのに」
フロリーナ「わ、私なんて、未だに男の人と話せないのに、リンは、すごすぎるわ」
リン   「言っている意味がよくわからないんだけど・・・私の何がすごいの?」
ニノ   「それは、その・・・」

―突如、「ピンポンパンポーン」と校内放送を知らせる音が鳴った。

校内放送 「中等部のリンディスさん、
      至急、魔道研究室のセシリア先生のもとに来てください」
リン   「私?一体何かしら・・・?ごめん、ちょっと行って来るね」

―リンは放送の通り、魔道研究室に向かった。

リン   「失礼します」
セシリア 「あ、リンディスさん、来てくれたのね」
リン   「ええっと、私に何か・・・?」
セシリア 「私、知らなかったの。リンディスさんが、私と同じ、その・・・ね・・・」
リン   「はい?」
セシリア 「まあ、大っぴらに言えることではないけど、
      決して悪いことじゃないから、恥ずかしがることはないのよ。
      なにかあったら相談してね」
リン   「あ、あの・・・」
セシリア 「あ、でも、ロイ君はだめよ。
      あなた達は姉弟なんだから、そういうところは線を引くべきなの。
      それに、ロイ君は・・・私が・・・ね・・・///////」
リン   「????」
セシリア 「ところで、今度の日曜日に会合があるんだけど、あなたもどう?
      私達みたいな人がたくさん集まって、色々語り合うの。
      とても楽しいわよ」
リン   「ちょ、ちょっと、セシリア先生!!」
セシリア 「どうしたの?」
リン   「あ、あの、おっしゃっていることの意味がよくわかりません。
      そもそも私と先生が同じって、どういうことですか?」
セシリア 「え、だから、その・・・ね・・・」
リン   「???」
146少女の証明:2009/02/04(水) 18:33:34 ID:ajZ5Q/eO
セシリア 「あなたも、私と一緒で、年下のかわいい男の子が好きなのよね。
      つまり・・・シ ョ タ コ ン なんでしょ?」 
リン   「え、えええええええええええええ!!!!????」
セシリア 「そ、そんなに驚くことかしら?」
リン   「ショタコン・・・わ、私が・・・ショタコン・・・」
セシリア 「さっきも言ったけど、別に悪いことじゃないから、
      恥ずかしがることはないのよ」
リン   「わ、私はべつに、そんな・・・しょ、ショタコンじゃありません!!」
セシリア 「え?でも、昨日、たくさんのかわいい男の子と喫茶店でお話ししていたんでしょ?
      すごく楽しそうだったみたいだけど・・・」
リン   「え、いや、あれは・・・」
セシリア 「どこで知り合ったの?今度は私も誘ってくれないかしら?」
リン   「ちょちょちょちょちょ、ちょっと待ってください!!
      た、確かに昨日はたくさんの男の子達と話していました。
      男の子達がほとんど年下だったのも事実です。
      でも、そもそも私はまだ15歳なんです!!
      年下といっても、2、3歳の差しかありません。
      15歳の私が、13歳の男の子と仲良くするのはいたって、普通です。
      ショタコンとか、そういうのじゃありません!!」
セシリア 「で、でも、この新聞には・・・」
リン   「!!!!????」

―セシリアは机の上にあった新聞をリンディスに渡した。
記事の内容は以下の通りである。

『〜草原の誘惑? 兄弟家リンディス氏にショタコン疑惑!?〜
以前より、多くの女性と関係を持っていることが目されていた、
兄弟家四女、リンディス氏(通称 リン)。
しかし、ここにきて、彼女は実は美少年愛好趣味、すなわち、
「ショタコン」ではないかという疑惑が浮かび上がってきた。
○月×日、リンディス氏は13歳の少年と2人きりで交遊、
その後、他の少年を呼び寄せ、
最終的には8名の少年(年齢はいずれも13歳から15歳)に囲まれ、
交遊することになった。
その間、他の女性や成年男性の姿は確認されていない。
本紙の取材で判明したのはここまでであるが、
その後、彼女と少年がいかなる交遊を行ったのか、
彼女の嗜好はいかなるものか、それは想像に難くない。』

記事の上には、二枚の写真が載せられていた。
一枚目にはルゥがリンを抱きかかえる姿が、
二枚目には喫茶店でのリンと少年達の談笑している姿が、
写っていた。
写真にはそれぞれ、
『成熟した肢体を駆使し、美少年を誘惑するリンディス氏』
『美少年達との欲望の宴、はやくもハーレム結成か!!?』
というコメントが添えられていた。

リン   「な、なんじゃこりゃあああああああああ!!」
セシリア 「今朝、私の家の郵便受けに入れてあったの。
      お隣さんも持っていたし、結構出回っていると思うわよ」
リン   「ちょ!!!!!」
セシリア 「この『星君主新聞』って、不定期刊行なんだけど、
      出るときはすごい特ダネを載せてくれるから、
      評判いいのよ」
リン   「星君主・・・スターロード・・・・・・・・・・・
      あ、あ、あ、あのやろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」
147少女の証明:2009/02/04(水) 18:35:33 ID:ajZ5Q/eO
―兄弟家リビング

マルス  「ギブ、ギブ、ほんの出来心だったんです、許してください!!」
リン   「殺す、今日と言う今日は徹底的に殺す!!
      レズに加えてショタコンまで、あんたは私を怒らせた!!」
マルス  「うぎゃあああああああああ」
エリウッド「うぷ・・・な、なんたる惨劇・・・」
アイク  「今のリンに勝てるものは一人もいないだろう・・・」
ヘクトル 「マルスも凝りねえよなあ・・・
      しかもこれだけやられてるのに、どこか顔が嬉しそうに見えるのは俺だけか?」
セリカ  「そりゃあ、愛しのリンお姉ちゃんが
      自分だけのことを考えてくれる時間ですもの、幸せに決まってるわ」
ロイ   「考えている中身は殺意だけどね」
アルム  「ある意味究極の愛だね。ぼくもさすがにここまでは無理だなあ・・・」
セリカ  「わたしもそこまでは求めないわ」
エイリーク「そ、それにしても、リンの嗜好が、年下の少年だったとは知りませんでした」
エリンシア「私もです。てっきりもっと大人の殿方が好みなのかと・・・」
リーフ  「僕はヘザー×リンディスを期待してたんだけどなあ・・・」
リン   「私はショタコンじゃありません!!あとレズでもないの!!」
シグルド 「し、しかし、この新聞には・・・」
リン   「それはでっち上げよ!!マルスが私にやることを信じられるの!!?」
セリス  「で、でも、この写真自体は本当のことなんでしょ?」
リン   「そ、それはそうだけど・・・」
ヘクトル 「じゃあ、つまりはショタコンなんだな」
リン   「違うわよ!!」
ミカヤ  「リン、そんなに恥ずかしがることないの。
      わたしも、サザと知り合った時にはそういわれたけど、
      別に気にしなかったわ。
      犯罪さえしなければ、歳の差なんて関係ないのよ」
リン   「<ダキュン>歳の姉さんと一緒にしないで!!
      いい!?そもそも私はまだ15歳なの!!
      年下といっても、2、3歳の差しかないの。
      15歳の私が、13歳の男の子と仲良くする普通のことなの。
      ショタコンとは言わないの!!」
エリウッド「う、うん、まあ・・・理屈の上ではそうだよね」
ヘクトル 「でもなんか納得できねえんだよなあ・・・」
エリンシア「リンちゃんには悪いけど、私もなぜか違和感が・・・」
アイク  「何か、何かがおかしい・・・」
リン   「なんでよ!!どう考えたって、私の言っている事が正しいじゃないの!!」
マルス  「それについては、僕がご説明いたしましょう」
ロイ   「あ、復活した」
マルス  「言葉だけではわかりづらいから、1つ、実験をするね」
セリス  「実験?」
マルス  「リーフ、ちょっといいかな」
リーフ  「なに?」
マルス  「リーフ、これから僕が言う状況を、想像してみて・・・
      我が家にリリーナが遊びに来ました。
      目的はロイに勉強を教えてもらうためです。
      ロイの部屋で勉強をする2人、そこに突如停電が起こります。
      こわがるリリーナと、彼女を励ますロイ、
      すぐに停電が収まりますが、2人は気づいてしまいます。
      リリーナが怖がって抱きついたのでしょうか、
      今ロイとリリーナの身体は密着状態でした。
      さらに、今他の家族は全員出かけていて、正真正銘の2人きり、
      見つめあう二人はやがて・・・」
ロイ   「ちょ、何!?なんで、僕とリリーナが出てくるの!?」
ヘクトル 「なんちゅうベタな展開・・・」
エリウッド「でも、『絶対にありえない』と断言しきれないのは僕だけかな?」
マルス  「さあ、リーフ、想像できたかい?」
リーフ  「・・・・!!!!」
148少女の証明:2009/02/04(水) 18:36:44 ID:ajZ5Q/eO
―マルスの話を聞き、妄想の翼を広げたリーフ、
やがて、彼の鼻から、数滴の血液が零れ落ちた。

アルム  「あ、鼻血」
セリカ  「つまり、エロい妄想をした、と」
ロイ   「え、ちょっと、何したの?
      僕とリリーナで何を想像したの!!?」
マルス  「どうだい、リーフ?」
リーフ  「初々しい2人による初めてのボーイミーツガール・・・
      いいね、嫌いじゃないよ、そういうの」
マルス  「嫌いじゃないけど、鼻血は数滴。
      つまり、リーフ的にそこまでそそるものはなかったと」
ロイ   「どういうこと!?
      『ボーイミーツガール』って具体的に何するの!?」
マルス  「はいはい、ロイは黙って。
      リーフ、次に行くよ。想像してみて・・・
      放課後のエレブ学園、もう校舎にほとんど人はいませんが、
      ロイだけは教室に残って委員会の仕事を続けていました」
ロイ   「なんでまた僕なの!!?」
リーフ  「・・・・・・」
マルス  「仕事を終え、そろそろ帰ろうとしたロイに、
      セシリア先生の魔道研究室にくるよう、校内放送がかかります。
      言われたとおり、研究室に入るロイに、セシリア先生はこう言います。
      『いつも遅くまでご苦労様、そんな頑張り屋のあなたには、
       特別なごほうびをあげないとね・・・』
      そういって、先生は部屋に鍵をかけ、ロイに近づいていき・・・」
リーフ  「ブハアアアアアアアアアアアアアア」
エイリーク「きゃあ!!」
シグルド 「な、なんて鼻血の量だ・・・」
ロイ   「いい加減しつこいかもしれないけど、
      なんで僕とセシリア先生なの・・・・?」
マルス  「どうだい、リーフ?」
リーフ  「誰もいない放課後、美人女教師と2人っきり、
      セシリア先生のイケない授業・・・た、たまんねえ・・・
      ロイ、僕と身体入れ替わってよ・・・」
ロイ   「いや、全て兄さんの妄想だから。実話じゃないから」
マルス  「まあつまり、リーフ的にはロイ×リリーナよりも、
      ロイ×セシリアの方が、そそるというわけだね」
シグルド 「ま、まあ、それはな・・・」
ミカヤ  「リーフのお姉さん好きは筋金入りだしね」
エフラム 「俺は納得がいかん」
ヘクトル 「黙れロリコン」
リン   「だ、だから、何よ?リーフの趣味と、
      私がショタコンなのと、何の関係があるのよ?」
マルス  「それはこれからわかるよ。
      さあ、リーフ、最後だ、想像してみて・・・
      君に用があり、我が家に訪れたアスベル、
      しかし、君を含めほとんどの人が外出中で、
      家にいたのはリンディスだけでした。
      とりあえず、アスベルは家に上がります。
      楽しくお話しする2人、不意にリンディスがたずねます。
      『ねえ、アスベル君はどんな女の子がすきなの?』
      『え、ぼ、ぼくは・・・リンディスさんみたいな、
       大人の女の人が・・・』
      『あら、嬉しい、私もアスベル君見たいな男の子、好きよ』
      そういって、リンディスはアスベルに身体を近づけます。
      『え、あ、あの・・・リンディスさん・・・』
      『あら、照れているのかしら?』
      リンディスはさらにアスベルに近づいていき・・・」
149少女の証明:2009/02/04(水) 18:37:34 ID:ajZ5Q/eO
リーフ  「ブハアアアアアアアアアアアアアア」
エイリーク「きゃああ!!」
アルム  「す、すごい、さっきのに負けないくらいの鼻血が!!」
リン   「ちょっとリーフ!!私とアスベルで何想像してんのよ!!?」
リーフ  「友達の姉と2人っきり・・・浪漫だ・・・」
セリス  「あれ、でも、アスベルってたしか15歳だったよね?」
マルス  「そう、ショタ系の中では比較的年上のアスベル。
      しかし、そんな彼とでさえ、リーフはおびただしい量の
      鼻血を出しました。
      つまり、少年×リンディスの組合せは、
      ロイ×リリーナよりも、ロイ×セシリアに
      近い性質のものだということがわかりますね。
      つまり、リン姉さんはセシリアさんと同じ属性、
      すなわち、ショタコンだということです!!」
リン   「納得いかねええええええええええええ!!」
リン、マルスのぞく兄弟一同「なるほど!!」
リン   「皆も納得しないで!!」
エリウッド「ま、まあ、その、人の好みは様々だからさ・・・」
リン   「まとめに入らないで!!」
エリンシア「女の子同士で愛し合うよりは・・・少年相手の方が、
      いいと思うわ」
シグルド 「KINSHINでなければ、いいとおもうぞ」
リン   「違うの、私はショタコンじゃないの!!」
ヘクトル 「いい加減、認めちまいなって」
ミカヤ  「さっきも言ったけど、決して悪いことじゃないから、ね」
リン   「違うって言っているでしょう!!」
アイク  「・・・腹が減った」
エリンシア「あら、もうこんな時間、すぐにお夕食作りますね」
ミカヤ  「はい、じゃあ、この話はおしまい」
リン   「待って、誤解したまま終わらせないでえええええ!!」
エフラム 「・・・・・・」

―その日の夜、自室で不貞寝するリンを訪ねてくる者がいた。

エフラム 「リン、入っていいか?」
リン   「え、ど、どうぞ・・・ど、どうしたの、こんな時間に?」

―その者はエフラムだった。手にはお茶とお菓子を乗せたお盆を持っている。

エフラム 「本来なら、このような場には酒が相応しいのだろうが、
      お互い未成年だ、茶と菓子で我慢してくれ」

―そういって、エフラムはお盆を床に置き、自分も床の下に胡坐をかいた。

リン   「な、何をするつもりなの?」
エフラム 「リン、まずは謝っておきたい、すまなかった」
リン   「え?」
エフラム 「これだけ長く暮らしていながら、お前の志を、
      俺は気づいてやれなかったのだ」
リン   「志?」
エフラム 「少年と少女、性別は異なれど、
      幼いものを愛で、守っていくという志に違いはない。
      同じ志を持ちながら、俺はお前のことを理解してやれなかった。
      『所詮、少女の素晴らしさを理解しているのは俺だけ』
      そのような思い上がりが、俺にはあったのだ」
リン   「・・・」
150少女の証明:2009/02/04(水) 18:39:36 ID:ajZ5Q/eO
エフラム 「だが、今夜からは違う。これからは俺達は同志だ。
      俺は少女を、お前は少年を愛で、守る。
      俺はお前の兄だ、だが、それと同時に、同志だということを、
      忘れないでほしい」
リン   「・・・・・・」
エフラム 「さあ、まずは大いに語り合おう。
      少年の素晴らしさ、少女の素晴らしさを、
      夜を徹して語り合い、お互いの理解と絆を深めるんだ!!
      茶と菓子については足りなければ、どんどん持ってくるから
      遠慮なくやってくれ!!」
リン   「・・・・・・・・・うがあああああああああ!!」

―枕もとのマーニ・カティを抜き、リンはエフラムに斬りかかった。

エフラム 「な、なにをする、やめろ、俺達は同志だろう!!」
リン   「うるさい、一緒にするな、私はショタコンじゃないのぉぉぉぉぉ!!」
エフラム 「待て、落ち着け、俺も馬に乗るから、マーニカティは特攻がつくんだ、
      うわあああああああ!!」
リン   「あーーーん、もう、私は少女になりたいだけなのにぃぃぃぃぃぃ!!」

―若さを証明するために、少年と交流を持とうとしたリンディス、
しかし、彼女の望む結果は得られず、ショタコンの烙印が残るのみだった。
そんな彼女が、歳相応の若さを取り戻し、自らが少女であることを証明することはできるのか?

第2章に続く

順番間違えてすみませんでした、
しかも、これ、第2章じゃなくて、第1章でした・・・
ただでさえ長くて読みにくいのに、間違いだらけですみません。

>140
シグルーン自重しなさい。
だけど、「節分」ときいて、自分も豆まきではなく、
恵方巻きをかじらせてリーフに鼻血を出させることしか考えていませんでした。
なにはともあれ、GJです。
151助けて!名無しさん!:2009/02/04(水) 19:29:57 ID:Wo1ScfI2
GJでした

でも何故だろう
デューが13歳から15歳というのに物凄い違和感が…
152助けて!名無しさん!:2009/02/04(水) 22:12:37 ID:wyI1Qdpb
リーフ測定器の信頼性の高さは異常w
リンはこの際だから大人っぽさをアピールするんだ!見た目的には30代くらいg(ry
153助けて!名無しさん!:2009/02/05(木) 04:40:53 ID:UZX7b3Ex
潔白の証明2ndではロリコン扱いされて怒ってたのに…やっぱ、エフラムは真性のロリコ…
ん…何だ、この壮大な音楽は?きっと、隣の家が大音量で音楽流してんだな…迷惑な奴だ、注意してやr
154助けて!名無しさん!:2009/02/05(木) 12:56:27 ID:oATrVxBb
サザ(暁の団のサザだ。今日は、シグルドから依頼を受けて、AKJの会長室に潜入している)
ラケシス「重要な方を勧誘するのを忘れていましたわ。痛恨のミスです」
プリシラ「あら、誰ですの? 一刻も早く引き入れ、目覚めさせて差し上げないといけませんわ」
クラリーネ「ヒントを下さいな。誰だか当てて差し上げます」
ラケシス「緑色」
クラリーネ「リンです!」
ティニー「エリンシアさん!」
プリシラ「レイさん……ですか?」
サザ(リーフかな)
ラケシス「不正解です」
クラリーネ「次のヒントを」
ラケシス「微妙な強さ」
クラリーネ「リーフ? 葉っぱ的に考えて」
ティニー「リーフかぁ……葉っぱ的に考えて」
プリシラ「リーフさんでしょうか? 葉っぱ的に考えて」
サザ(リーフだろ、hk)
ラケシス「違います」
ティニー「こうなったら意地でも当ててやる! 次のヒント!」
ラケシス「最弱」
ティニー・プリシラ・クラリーネ「サザ」
ラケシス「正解です」
サザ(お前ら酷過ぎなんよ)
ティニー「あれ? でもサザなんかに妹いましたっけ? ミカヤさんは義姉ですし」
プリシラ「もともとも孤児ですし……。妹がいたという情報をキャッチしたとか?」
クラリーネ「サザの妹……かわいそうに、その子も相当弱いんでしょうね」
ラケシス「考えてみなさい、ミカヤさんに妹がいるでしょう? 本編的に考えて」
ティニー「……ちょ、まさか。ベグニオン社の幼女社長とか言わないですよね?」
ラケシス「そのまさかですが何か」
プリシラ「少々無茶があるかと」
クラリーネ「サザ程度を拉致監禁洗脳するのは大したことではありません。
が、神使親衛隊とゼルギウス護衛隊長を破っても、まだセフェランがいますし、下手を打てば紋章町最大戦力と戦う羽目になるかもしれません」
プリシラ「ですから、もしサナキ社長を狙うとなるとAKJの壊滅を覚悟しなければ……」
ラケシス「あら、そんなの簡単ですわ。そのアイクを肉で釣ってサナキ社長を浚わせればよいのです」
サザ(これマズ過ぎだろ、常識的に考えて。とりあえず団長に知らせに行こう)


サザがアイクに忠告に行ったその日に、AKJに工務店と兄弟家が突入した。
四人いれば城一つ平気で落とせるエフラムの指揮下の工務店と兄弟家vsAKJ。
当然AKJに勝ち目はなく、簡単に壊滅した。
ゼフィール署長直々の資料見分の結果、AKJはユリウス暗殺計画(イシュタルの恋人的な意味で)
と、工務店女性メンバー殲滅作戦(ミストがメインヒロイン的な意味で)を計画していたことが判明。
デギンハンザーと人間台風の怒りを買い、AKJは再建不可能なまでに叩きのめされた。
最初に情報をもたらしたサザには、アイクからミカヤと結婚する許可が与えられた。

サザ「という夢を見た」
しっこく「身の程を」つ【ヴァーグ・カティ月光】
ペレアス「弁えようか」つ【バルベリト月光】
サザ「コノヒトデナシナンヨーッ!」
155助けて!名無しさん!:2009/02/05(木) 17:07:24 ID:mokA9Vfj
>>142
リン、めげるんじゃない。エリンシアがヨファ(蒼炎仕様)と談笑していたり、
ミカヤがニコと戯れてたりしてショタ疑惑かけられて仲間ができるかもしれないぞ

>>154
AKJの悪女どもはそう簡単にはやられんだろ(笑)
156助けて!名無しさん!:2009/02/05(木) 18:17:46 ID:K2FmTYpy
>>155
サザだから仕方がない
兄弟家+竜王家+その他が加わればAKJは壊滅するだろう・・・

ラケシス「私が倒れても第二第三の(ry
157助けて!名無しさん!:2009/02/05(木) 19:44:59 ID:DhqknWmt
大学受験に高校受験、人によっては後期試験と、試験シーズンなので、簡単な問題を作ってみた。
本当に、小学校レベルの簡単な問題だから、息抜きがてらに解いて欲しい
※知識や経験に基づかず、本能と直感を重視して答えること
ttp://p.pita.st/?iqstuvrs

本当は一枚目を「こうして並べれば自然な感じだろ?」ってしたかったのに、何でこうなったんだか…
158助けて!名無しさん!:2009/02/05(木) 20:04:07 ID:K2FmTYpy
>>157
問一:(24+15+18+13)/4=17.5
問二:A>C>B>D

AとCは本気で悩んだが、以前見た公式絵の差でこうなった
しかしこいつら年齢近いんだよな……?
159助けて!名無しさん!:2009/02/05(木) 20:04:40 ID:K2FmTYpy
またsage忘れたよ!
160助けて!名無しさん!:2009/02/06(金) 00:39:12 ID:JymJ21cO
エロ画像手に入れたよ〜\(^o^)/
ttp://serenesforest.net/media/fe10illust/e/izuka_en.png
161助けて!名無しさん!:2009/02/06(金) 02:17:16 ID:C7KqwP5c
>>160
アドレス見てから回避余裕でした
でも折角だから見る
162助けて!名無しさん!:2009/02/06(金) 14:21:52 ID:1BaHbUAL
>>160
その画像から入浴シーンを思い浮かべろと言いたいのか!
163助けて!名無しさん!:2009/02/06(金) 17:20:43 ID:NULJ5nIQ
>>153
割 り 切 っ た ん じ ゃ な い ?
ってのは冗談で、あそこまで酷くねーよって意味じゃないかな
認める認めないは別として

>>154
>四人いれば城一つ平気で落とせる
原作的に言えば二週目以降は実質三人で落としてた人も多いハズ

マーク並みかそれ以上の軍師だなwww
164助けて!名無しさん!:2009/02/06(金) 17:25:32 ID:Y2HFyeFJ
イレース「流星使えるようになりました」
アイク「ほう、それは凄いな。杖でか?」
イレース「グルグランドです」
アイク「手合わせ願おう。イレースに剣術の才があるとは思わなかったが、戦えるものなら闘ってみたい」
イレース「くくく……参る」
アイク「くっ、連続流星追撃だと!? ますます面白い! 面白いぞイレース!」

イレースの胃の中

アシュナード「足が! 足が!」
ツイハーク「致命傷っていうのかな……」
ルキノ「エリンシア様レスキューお願いします!」
165助けて!名無しさん!:2009/02/06(金) 17:41:40 ID:hl2QzDsv
>>164
ロックマンのフォルテとカービィ思い出した
166助けて!名無しさん!:2009/02/06(金) 22:55:47 ID:gx+gzHl8
>>163
怒ったのはポーズと言う線もあるな…

そういや、WikiのQ&Aのエフラムのロリコン疑惑にこの会話が無いな

アメリア「あたしは…で、でも…エフラム王子は敵国の女性を捕まえて、無理やり後宮に入れてしまうって…
     あたしが投降したら、エフラム王子に襲われたりしない?」
フランツ「し、しないよそんなこと。エフラム王子は、そんな人じゃない…はずだよ。」
アメリア「はず・・・?」
フランツ「だ、大丈夫!僕が保証するから」

以下のフランツのエイリーク評と比べると明らか

アメリア「ええ!?で、でもエイリークは残酷で無慈悲な悪魔だって隊長が…」
フランツ「そ、そんなのはデタラメだよ。エイリーク様は皆にとても優しい方なんだから」
アメリア「う…わ、わかった。あたし、フランツさんを信じてみる。」

まぁ、フランツはエイリーク付きの騎士で、エフラムの事がよく分からなかった可能性も高いけど
167助けて!名無しさん!:2009/02/07(土) 01:52:16 ID:HE21t50M
エフラムの会話確認してみたがケダモノ言われすぎだろwww

アメリア 「嘘! 噂ではルネスのエフラム王子は・・・女と見れば襲い掛かってくるような
       ケダモノだって・・・」
レナック 「や やっぱり・・・あんたがルネスのケダモノ王子・・・」
ラーチェル「けだもの! ヘンタイ! 悪魔!
       ど、どさくさにまぎれて
       わたくしを襲おうなんて許しませんわ!」
168助けて!名無しさん!:2009/02/07(土) 02:26:27 ID:S8QW/hb+
まあ実際師匠にこんな事言われてるような奴だからなwww

デュッセル「技を教えてもらうのではない。
       技を奪い取ろうとするかのごとく・・・
       ふつう、弟子はもっと師匠には
       遠慮するものではないかな。」
169助けて!名無しさん!:2009/02/07(土) 05:31:23 ID:tvRz3deZ
ここは元祖?ケダモノ王子のガンドルフに出てきてもらうしかないな
170助けて!名無しさん!:2009/02/07(土) 09:27:38 ID:RqDgDdOc
エフラムっていやお馬鹿トリオの中でも頭使ってそうなイメージ

エフラム→戦の時だけ天才的
ヘクトル→一応考えようとするけどめんどくさくなる
アイク→邪魔者は斬るだけだ(作戦必要ないし)
171助けて!名無しさん!:2009/02/07(土) 09:55:40 ID:OmDzJje1
いや、アイクのそれは酷いだろww
全体戦略はセネリオでもその場その場の指揮は★3の分だけはこなしてるはず
172助けて!名無しさん!:2009/02/07(土) 14:19:32 ID:XRbBp+tG
>>171
シグルドより上なのか

さっき飛んできたティルフィング、返さなきゃな(>>124参照)
173助けて!名無しさん!:2009/02/07(土) 17:40:41 ID:3Y67j/67
アイクの指揮…ドラクエの自動コマンド程度の指示しかしてなさそうだw
主に「おれにまかせろ」
174助けて!名無しさん!:2009/02/07(土) 21:03:56 ID:jGraL/Wu
アイクは直感的にその場その場での最善手を打ってそうにも思えるな。
当人にも自覚はないしその場では理解されにくいけど結果だけ見ると
最良だった、みたいな。
まあ勿論セネリオとかティアマトさんみたいな優秀な補佐が居てこその結果だろうけど
175助けて!名無しさん!:2009/02/08(日) 00:44:12 ID:Xpkcqa9G
そんな兄弟家がみんなでチェスすると

エフラム 「ここだ」
エイリーク「あっ……!」
エフラム 「チェックメイト、だな」
エイリーク「……参りました」

ロイ 「凄いよエフラム兄さん!キング以外にナイト二体しか残ってない状況から逆転した!」
マルス「あのエイリーク姉さんをねえ」
ミカヤ「将棋といいその頭の回転がなんで勉強に活かされないのかしら」

アイク 「………(パッ、パッ、パッ)」
シグルド「えええ?!ちょ、少しは待って!」

ロイ 「うわっ、即断で動かしてる!これまた凄っ!」
マルス「いや、単に深く考えてないだけだからあれ。あ、いきなりクイーン動かした」

アイク 「悪いが……兄さんはここまでだ」
シグルド「う……ありませんorz」

マルス「勝ってるし!」
ロイ 「キング含めて全駒しょっぱなから攻めに行くトンデモ戦法だったね」
ミカヤ「アイクは異様に勝負運が強いのよね」

エリンシア「お兄様と言えどぶっ飛ばして差し上げますわ」
シグルド 「何を!今度は負けんぞ」

ロイ 「なんか負けそうな臭いがプンプン(ry」
マルス「わー、どっちが勝つんだろー(棒)」

エリンシア「女王は最強なんですわよ」
シグルド 「うぅ……」

ロイ 「ポーンが全部クイーンになっちゃったね」
マルス「縦横無尽に動き回るクイーンはまさにエリンシア姉さんの如き」

ヘクトル「こういう小難しいのは嫌いなんだがな……」
シグルド「さあ来い!今度こそ白星を飾ってやる!」
ロイ 「さてヘクトル兄さんの戦法は、っと」
ミカヤ「シグルドのこともたまには(ry」

ヘクトル「これで勝ったことになるんだっけか?」
シグルド「そうです……orz」

ロイ 「意外と注意深いんだね」
マルス「フラグスルー鈍感兄弟ズにおいて敏感な方だからね」

セリス 「勝ったよー!」
シグルド「負けましたーorz」
セリス 「ビショップ舐めないで」
シグルド「斜め移動油断ならないですよねーorz」

ロイ 「ところで何でシグルド兄さんばっかりが相手なの?」
マルス「指揮レベル2(笑)だからね。兄さんはこういうネタにおけるイケニエだからさ」
ロイ 「ふーん。ところでミカヤ姉さんはやらないの?」
ミカヤ「(ギクッ)……え?!ボードゲームとか私そういうの取り扱ってないんで!!!」
ロイ 「……?まあいいけど。あ、次は因縁のアルム兄さんとホニャララ」
ミカヤ「(言えない……セッちゃんとのオセロで盤面真っ黒にされて負けたことがあるなんて……)」
176助けて!名無しさん!:2009/02/08(日) 01:15:46 ID:5HUIlGzx
アイクとエリンシアの指揮レベルが3の中、唯一指揮レベル0だからなミカヤは。
ま、素人に指揮しろってのが無茶な話だが。
とはいえ、中には王子のくせに軍師いないと指揮レベル0な葉っぱもいるがw
177助けて!名無しさん!:2009/02/08(日) 23:22:42 ID:SkZc2UjX
>王子のくせに軍師いないと指揮レベル0な葉っぱもいる
そもそも王子だから軍略に秀でてるって考えはおかしいのでは?
178助けて!名無しさん!:2009/02/09(月) 00:08:36 ID:+mArkLy6
マジ議論になる前にやめとこうな
179助けて!名無しさん!:2009/02/09(月) 01:30:15 ID:T/UFy+Yv
そんなことよりバレンタインの話しようぜ!
今年はどういったネタが投下されることだろうか。
180助けて!名無しさん!:2009/02/09(月) 01:33:23 ID:3THIElZO
バレンタインか……

シグルドとアルヴィスのディアドラのチョコ争奪戦とか?
181助けて!名無しさん!:2009/02/09(月) 07:33:00 ID:a5a1qmXa
チョコ送られすぎて襟木が胃痛起こすぐらいしか思いつかん
182助けて!名無しさん!:2009/02/09(月) 07:53:00 ID:cBpKI8Vq
女性陣に紛れてセリスがチョコ作ってるくらいしか思いつかん
183助けて!名無しさん!:2009/02/09(月) 12:18:42 ID:xX5DMVJz
リーフがコノヒトデナシーになるぐらいしか思いつかん。
184助けて!名無しさん!:2009/02/09(月) 12:30:58 ID:/aEX1frN
リンがフロリーナ宛てのチョコ作るくらいしか思いつかん
185助けて!名無しさん!:2009/02/09(月) 13:48:51 ID:44ire5mU
チョコじゃなくて肉を渡すアイクの嫁候補たちしか思いつかん
186助けて!名無しさん!:2009/02/09(月) 15:53:05 ID:UeHDPzbk
ロイ宛のチョコ(大量)をこっそり食った葉っぱが鼻血出してコノヒトデナシー・・・はないな
187助けて!名無しさん!:2009/02/09(月) 16:14:50 ID:thIOSM3y
セリカがアルムにチョコ渡してシグルドがアンチ近親運動をするくらいしか思いつかん。
188助けて!名無しさん!:2009/02/09(月) 16:34:48 ID:CjC2/2Aj
何だ、皆良いネタ思い付いて優秀じゃないか。
ベタな展開って俺好きだなー。
189助けて!名無しさん!:2009/02/09(月) 17:06:21 ID:mt7CHed1
ヘザーが町内の女の子全員の分のチョコ作ってばらまく状況と
ウルスラがソーニャに渡す絵が浮かんだ
エリンシアが町内のムキムキな殿方に渡して回る絵も
190助けて!名無しさん!:2009/02/09(月) 18:25:43 ID:hi1wYdYa
やれ本命チョコや義理チョコ、さらに今年話題の友チョコ(笑)まで加わって
大量のチョコ貰って帰ってくる兄弟家男性陣
+チョコ処理の為暫く食事がチョコ料理な兄弟家位しか思いつかん
191助けて!名無しさん!:2009/02/09(月) 18:59:38 ID:dA+oSGZ5
男たちの持ち帰ったチョコを砕いて、エリンシア姉さんがおいしいチョコケーキを
焼いてくれるよ。
材料はたっぷりあるし、それが兄弟の1年間のおやつになるのさw
192助けて!名無しさん!:2009/02/09(月) 20:03:40 ID:hi1wYdYa
バレンタインの夜、ルイーズ様がおっぱいにチョコレートコーティングして
パント様とキャッキャッペロペロしてる所をクレインが見かけて涙目になってる姿しか思いつかん
193助けて!名無しさん!:2009/02/09(月) 21:32:25 ID:/aSVQT2h
>>192
クレイン「はあ…いい年してるくせに、両親はあんなことばっかりやって…。ティトはもちろん、そんなことしてくれないだろうし…」
セティ「奇遇だな、クレイン。私の両親も同じことをしていたよ!おまけにティニーはどうせあの葉っぱと…うう」
194助けて!名無しさん!:2009/02/09(月) 21:51:44 ID:mt7CHed1
>>193
エリウッド「上には上がいるもんだね・・・」
レイヴァン「俺たちの『苦労』が小さく思えてくるな・・」
マルス「兄さんはともかく・・・レイヴァンさんは妹さんが>>192のようなことしてきそうだけど」
レイヴァン「・・・」つ胃薬
エリウッド「・・やっぱり君がある意味一番の親友だよ」
195助けて!名無しさん!:2009/02/09(月) 23:17:29 ID:WT9ON71d
AKBが本格始動だな
196助けて!名無しさん!:2009/02/10(火) 01:28:33 ID:tXdETrfR
ロイなんて全世界から山のように送られてきそうだな
197助けて!名無しさん!:2009/02/10(火) 07:10:28 ID:l+F/PKIX
>>190
今年話題は逆チョコじゃ…

マルスがなんだかんだ言ってリンから貰いたくて色々画策したり
エイリークがファン(♀)たちから貰うのはいつものことだが
今年はさらにいい人たちから逆チョコ貰ってロイ並みになる様が浮かんだ
198助けて!名無しさん!:2009/02/10(火) 11:26:06 ID:XUGS6xvp
エフラムはチキ・ファ・ミルラや近所の幼女達からチョコを大量にもらいそうだなw
渡しそびれたラーチェルとターナはエイリークにプレゼント
199助けて!名無しさん!:2009/02/10(火) 17:03:43 ID:V5DdmVQk
>>196
この町だけでも一万六個は確実だというのになwww

(新規メンバーがいたとき及び忘れちゃった人への解説
過去スレでロイは量産型リムステラ一万人とフラグをたててます)
200助けて!名無しさん!:2009/02/10(火) 17:17:03 ID:19mpRyNs
アイクは外出てその場でフラグ立てその場でチョコ貰いその場で食ったり

なんという町中試食キャンペーン実施中デー
201助けて!名無しさん!:2009/02/10(火) 17:19:15 ID:BbjcgKc4
>>200
そのあとフラグを壊すわけですね、わかります

主人公宅に大量に届いたチョコをイレースが処理してそうだが
202助けて!名無しさん!:2009/02/10(火) 17:54:10 ID:JWWZAdI/
ヘクトルは以外と結構な数のチョコレートを貰いそうな予感…
イケメンだし、強いから女性陣からは隠れた人気があるかもしれん
そしてソレを全部食べて体格を更に(ザシュッ


…ここで皆に問題だ。この中で一番まともそうな番組は次の内どれでしょう?

@仮面ライダー・ディケイドゥン
A二人はプリ(シラと)キュア(ン)!
B世界・ひろし・発見!
C迷探偵ロナン
Dサザ工さん
203助けて!名無しさん!:2009/02/10(火) 17:57:51 ID:PLCsLc7U
チョコレートがもらえないのは誰だろう…
204助けて!名無しさん!:2009/02/10(火) 18:28:58 ID:n5qgg1k1
サザはミカヤから義理チョコもらってそうだし・・・
205助けて!名無しさん!:2009/02/10(火) 18:36:52 ID:I5NzcEj+
>>202
どれ一つまともじゃねーwwww

>>203
瞬時にシグルドだと思ったけど、ディアドラとアイラから義理、エーディンからは
本命チョコを貰っていそうだ
…案外アルヴィスかもしれないな
206助けて!名無しさん!:2009/02/10(火) 18:39:15 ID:G9VSiMzU
シグルド兄さんがチョコを貰う図が思い浮かばない助けて。

ミカヤ姉さんは逆チョコを沢山貰いそう。本命・義理合わせて。

セリスはエリ姉さんと一緒に作ったチョコを男女問わず配りまくっていそうだ。
エリウッドが貰ってきたチョコは得体のしれない物が沢山入っていそう。惚れ薬とか、体の一部とか。
207助けて!名無しさん!:2009/02/10(火) 18:58:13 ID:/NvltOOB
過去スレでは毎年シグルド宛てに大量のチョコが郵送されてくるってネタがあったな
208少女の証明:2009/02/10(火) 19:05:07 ID:CNaexE3Z
以前私が書いた「その名はAKJ」と話しが繋がっているので、先にそちらをご覧下さい。

第2章 妹の本道

―エレブ学園の休憩時間、フロリーナがリンの胸に抱きついて泣いていた。

フロリーナ「う、う、う、ふぇぇぇぇぇぇん」
リン   「もう、男の子にデート申し込まれたくらいで泣かないの」
フロリーナ「うう、だって、だって・・・ぐす・・・リン、いつもごめんね」
リン   「気にしないで、私達、親友でしょ?」
フロリーナ「う、うん、でも、リンって強くて頼りになって、お姉ちゃんみたい・・・」
リン   「え・・・・・・おねえ・・・ちゃん」
フロリーナ「うん、たまに思うよ、リンって私の3人目のお姉ちゃんみたいって」
リン   「・・・・・・」

―放課後、校門前

ロイ   「うわ、雨だ・・・」
リリーナ 「どうしよう、傘持ってきてない・・・」
リン   「はい、これ。リリーナも使って」
ロイ   「姉さん、傘持って来てたの?」
リン   「天気予報で雨だったから、一応ね。
      今朝家を出るの一番遅かったから、あなた達の分も
      用意したのは正解だったみたい」
ロイ   「ありがとう、助かったよ」
リリーナ 「ありがとうございます」
リン   「じゃあ、帰りましょう。あ、セリスとリーフにも渡したいから
      ユグドラルによってもいいかしら?」
ロイ   「うん、もちろん」
リリーナ 「ロイはいいなあ、こんなに綺麗で頼れるお姉さんがいて」
リン   「え?」
ロイ   「うん、いつもリン姉さんに助けられているからね。
      ぼくも姉さんみたいにしっかりしないとだめだなあ・・・」
リン   「・・・・・・」

―セリス、リーフと合流し、リンは帰宅した。

ロイ   「ただいま・・・って、シグルド兄さんの靴だ・・・もう帰ってるの?」
リン   「まだ夕方なのにめずらしいわね、なにかあったのかしら?」

―リビングに向かうと、ミカヤ、シグルド、エリンシア、エフラムの四人が、マルスを取り囲んでいた。
シグルドとエフラムは怒り狂っているが、マルスは涼しい顔をしている。

シグルド 「『【そうだ、きみがほしい】
       シグルド係長、ブリギッドさんに超ナンパ発言!!』
      マルス!!!会社にこんな新聞ばら撒いたのはお前だな!!」
マルス  「でも言ったのは事実でしょ」
シグルド 「あれは、ブリギッドの能力をうちの課で活かしてほしいという意味だ。
      愛の告白では断じてない!!」
マルス  「しらな〜い、ぼくしらな〜い」
シグルド 「この記事のおかげで私の評判はガタ落ちだ!!
      ディアドラにはデートをキャンセルされるし・・・
      うわあああああああああん」
ミカヤ  「マルス、シグルドに謝りなさい!!
      社内の評判はともかく、ディアドラさんに振られたら
      シグルドが一生独身になっちゃうわ!!」
マルス  「姉さんだって、嫁候補失格の烙印押したことあるくせに 注」
ミカヤ  「え、あ、いや、それは・・・」

注 詳しくは「乳戦争」(15-25)をご覧下さい。
209少女の証明:2009/02/10(火) 19:05:49 ID:CNaexE3Z
エフラム 「マルス、貴様、アメリアに何を吹き込んだ?
      放課後、彼女が俺の教室に来て、
      『無理です、私、幼稚園児の服は着れないし、
       スクール水着だって水泳以外の目的では着ません!!』
      と叫んでいったぞ」
マルス  「わあ、そりゃすごい、兄さん、さぞかし注目を集めただろうね」
エフラム 「ああ、集めたとも、ターナとラーチェルの怒りの視線、
      クラスメートの軽蔑の視線をたっぷりとな」
マルス  「よ、憎いね、この人気者!!」
エフラム 「ミルラだけでなく、アメリアまで・・・貴様、許さん 注」

注 詳しくは、「潔白の証明 2nd Season 最終話」(14-296)をご覧下さい。

エリンシア「マルス、あなたという人は・・・
      エフラムは優しいから、小さな女の子を守ろうとしているだけなのです。
      それをあなたはいかがわしい意味でばかり解釈して・・・」
マルス  「じゃあ、エリンシア姉さんが筋肉好きなのも、
      いかがわしい意味じゃないんだ。
      純粋に、崇高に、一片の性的欲望もなく、筋肉をめでているんだね?
      そう言い切れるんだよね?」
エリンシア「え、あ、いや、それは・・・」

―マルスの口八丁に乗せられ、今一歩怒りきれないシグルドたち、その中にリンが割って入った。

リン   「兄さん達、口で何を言っても無駄よ。マルスには、こうするのよ」
マルス  「げ、それは、いや、やめて」

―リンはマルスの頭を強引に前に倒し、右脇でマルスの首を抱え込み、一気に締め上げた。
いわゆる「ギロチンチョーク」である。

マルス  「あ、あががががががががああああああ」
リーフ  「相変わらず見事な締め技。
      僕もアマルダさんあたりにやってもらいたいなあ・・・」
リン   「マルス、何をしたかお姉ちゃんに正直に話して御覧なさい。
      新聞ばら撒いたのも、アメリアに吹き込んだのも、
      皆あなたの仕業なんでしょ」
マルス  「ぞ、ぞうでず、ぜ、ぜんぶぼぐのじわざでず」
リン   「そう、じゃあ、後始末もしなくちゃね。
      明日一番で、訂正記事を配るのと、
      アメリアに本当のことを話すの、約束できる?」
マルス  「は、はい、や、やぐぞぐしまず・・・・」
リン   「兄さん達、これでいい?」
シグルド 「ああ、誤解が解ければいい」
エフラム 「・・・まあいいだろう」
エリンシア「私達の言うことは全然聞かなかったのに、
      リンちゃんの言うことはすぐ聞くのですね・・・」
ミカヤ  「仕方ないわ、年下組は皆リンに頼りきりだから」
リン   「え?」
ミカヤ  「でもこうしてリンが姉として弟達の面倒を見てくれているから、
      わたし達も楽ができるのよね」
シグルド 「リンは姉としての役割を見事果たしているな」
リン   「・・・・・・・・・そ れ よ !!(グキッ!!)」
マルス  「ぎゃあああああああああ!!ぐへ・・・」
リーフ  「あ、首逝った・・・」
リン   (見えた、見えたわ、『少女の証明』の突破口が!!
      ようし、そうときまったら、早速・・・)
ロイ   「ねえ、とりあえずマルス兄さんを放してあげたら?
      多分、今、息してないと思うよ・・・」
リン   「あ・・・・・・」
210助けて!名無しさん!:2009/02/10(火) 19:06:30 ID:CNaexE3Z
―自室に戻ったリンは、タンスの服を物色しながら、思考をめぐらせていた。

リン   (考えてみれば、私って15人家族の9番目、5人いる女の中では4番目、
      つまり、全体で見れば立派な『妹』なのよ。
      それなのに、私のポジションは、マルスを締めたり、ロイの面倒を見たり、
      フロリーナを守ったり、テンプレでは『肝っ玉母さん』って書かれたり、
      明らかに『姉』になってるわ。
      セリスなんて本編じゃどう勘定しても私より年上なのに、 注
      気づいたら弟になってるし・・・。
      『年下の面倒を見るリン姉さん』・・・こんな役ばっかやらされているから
      私は老けて見られるのよ。
      それがわかれば、打開策は見えるわ・・・。
      つまり、これから私は『 妹 キ ャ ラ 』になればいいの!!)

注 聖戦とトラキア776で微妙に設定が違うので、断言はできないが、
セリス誕生はグランベル暦758年〜759年、
(760年開始の5章で、「セリスはまだ2歳になっていない」という発言がある)
セリスの挙兵(6章開始)が778年、
(キュアン死亡が761年で、セリス挙兵はシグルド死亡から17年後)
よって、6章開始時のセリスは18〜20歳となる。
公式の資料集か何かで正確な答えが出ていたらごめんなさい。
      
リン   (妹キャラは、無邪気で、守られて、甘えてという少女の役柄、
      15歳で9番目の私がやったって、おかしくはないわよね。
      このスレで妹キャラが定着すれば、私は完全な少女になれるわ!!)
      そうと決まったら、服もかわいいのを選ばないとね。
      本格的なのは後で買い揃えるとして、
      とりあえず今日はこれと、これ・・・下着も替えちゃえ)

―タンスの中から服と下着を取り出したリンは、制服のブラウスを脱ぎ、スカートを外した。
次に、リンが下着に手をかけたその時・・・

ヘクトル 「なあ、漫画貸してくれ・・・ねえ・・・か・・・」
リン   「!!!!!!!」

―ノックもせず、ドアを開けてヘクトルが部屋に入ってきた。
無論、リンは下着姿、それも半分脱げている状態である。

リン   「あ・・・あ・・・」
ヘクトル 「え、あ、いや、その・・・わわわわ、悪かった。
      わざとじゃない、悪気はない、これからは気をつける!!
      頼む、だから、マーニカティは勘弁してくれ!!
      いくら俺でもあれは痛いんだ!!」

―身の危険を感じ、必死に謝るヘクトル。
確かに、昨日までのリンであれば、マーニカティを抜き、滅多切りにしていただろう。
しかし、今日の彼女は違った。

リン   「//////////」
ヘクトル 「????」

―リンは両腕で胸元を隠すと肩をすぼめ、俯いてしまった。
そして、頬を赤らめ、潤ませた上目遣いで、こう言った。

リン   「も、もう、ノックぐらいしてよ〜〜〜
      お兄ちゃんの・・・えっち(はあと)////////」
ヘクトル 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
      ・・・・・・・・・・おぇぇぇぇぇぇぇ・・・」
211助けて!名無しさん!:2009/02/10(火) 19:07:04 ID:CNaexE3Z
―ヘクトルは口を手で押さえ、その場にしゃがみこんだ。

リン   「ちょ!!何よ、その反応は!!!???」
ヘクトル 「無い・・・それは無い、それだけは無い」
リン   「『無い』って三回も言うな!!
      わ、私はあなたの妹なんだから、普通じゃないの!!」
ヘクトル 「だからってお前・・・いや、もう、理屈とかそういう問題じゃない。
      とにかくだめ、アウト、ありえない。
      バースのHPがカンストするくらい、
      サザが漆黒に騎士に勝つくらい、
      エフラムが熟女好きになるくらい、
      とにかくマジであ り え な い !!」
リン   「何もかも否定するなぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
ヘクトル 「げ、結局、マーニカティかよ!!
      やめろ、ばか、ぎゃああああああああ!!」
リン   「フロリーナとか、ファリナとか、妹にばっか手を出してるくせに!!」
ヘクトル 「それは関係ねえ、っていうか、あいつらを見ているからこそ、
      さっきのはありえないっていうか、いや、嘘です。
      許してくれ、ぎにゃあああああああああああ!!」
リン   「うがあああああああああ!!」
エリンシア「リンちゃん、なんですかその格好は?
      家の中とはいえ下着姿で剣を振り回すなど、
マルス  「本当、姉さんは野生児なんだからさ・・・」
ロイ   「いや、まず注意すべきなのは、家の中で剣を振り回すことじゃない?
      あと、ヘクトル兄さんの心配もしようよ・・・それと、マルス兄さん生きてたの?」

―ヘクトルを処刑したリンは、気を取り直してエリウッドの部屋へ向かう。

リン   「入っていい?」
エリウッド「いいよ、どうしたんだい?」
リン   「勉強でわからないところがあるの。ここなんだけど・・・」
エリウッド「ああ、これはね、まずこの関係同士で方程式を立てるんだ、
      そうすると、Xの値が出る、あとは、大丈夫だよね?」
リン   「うん、ありがとう。すらすら解けちゃうなんてすごいわ」
エリウッド「まあ、一応高校生だしね」
リン   「勉強できて、学校での仕事をこなして、家のお手伝いして、
      本当、リンの自慢のお兄ちゃんだね(はあと)」
エリウッド「う、ぐ、ああああああああ!!」

―突如、エリウッドが胸と腹を押さえて、うめき声を上げた

リン   「え、ど、どうしたの、お兄ちゃん!?」
エリウッド「ほ、ほ、ほほほ、発作が・・・胃が・・・心臓が!!」
リン   「えええええええ!!??」
ミカヤ  「どうかしたの・・・って、エリウッド、しっかりして!!
      癒しの手!!」
エリウッド「・・・あ・・・あ・・・ふぅ・・・」
リン   「え、これって、ひょっとして・・・私のせい?」
エリウッド「リンディス、僕は胃も心臓も弱いんだ。
      だから、呪いの言葉を言うなら、
      せめて前もって知らせてくれないかな?」
リン   「呪い!?え、私が妹らしくするのって、呪いなの!??」

―リビングでリンは頭を抱えていた。

リン   (何、何なの、なんでヘクトルもエリウッドも拒絶反応示すわけ??
      ・・・ま、まあ、考えてみれば、あの2人は
      本編だと、私の恋人候補だしね。
      いきなり妹って言われても戸惑っちゃうのも無理ないかも・・・。
      となると、ここはやっぱり別作品の人が・・・)
212少女の証明:2009/02/10(火) 19:07:40 ID:CNaexE3Z
―その時、玄関のドアが開く音がした。

エリンシア「アイクが帰ってきたようですね」
リン   「!!あ、わ、私が迎えにいくわ」

―リンが玄関に向かうと、アイクが色々と荷物を抱えていた。

リン   「おかえりなさい、随分な大荷物ね」
アイク  「ああ、サナキ社長の旅行土産らしい。実は玄関の外にもまだある。
      取ってくるから、ラグネルを持っていてくれないか、重いから気をつけてくれ」
リン   「うん、いいよ」

―アイクはラグネルをリンに手渡したが、予想以上の重さに、リンは思わず手を滑らせてしまい、
ラグネルは大きな音を立てて、床に落ちた。

リン   「きゃ!!」
アイク  「気をつけろ!!床に穴が開くぞ」
リン   「ご、ごめんなさい」
アイク  「これから気をつけてくれればいい」
リン   「うん、いつもドジでごめんね、お兄ちゃん、えへ(はあと)」

―少々顔を赤らめ、ペロッと舌を出すリン、そして・・・

アイク  「・・・・・・・・・(バタン)」

―気を失い、その場に倒れるアイク。

エリンシア「い、今の音は・・・きゃああああああ!!」
セリス  「どうしよう、脈拍が停まりかけてる!!早く、治療を」
リン   「そこまでなるの!!??」
リーフ  「レスト&リカバー!!」
セリス  「・・・うん、大丈夫。脈拍は正常に戻ったよ」
エリンシア「ほ・・・よかった・・・」
リーフ  「姉さん、頼むから自重して。妹キャラ演じる姉さんとか、十分凶器だから」
リン   「何で!?実際妹だからいいでしょ!!
      ちょっと可愛く『お兄ちゃん』って言って何が悪いのよ!?」
アルム  「あのねえ、姉さん。
      アイク兄さんはね、普段からミストさんっていう、
      純度100%の正統派妹キャラと接してるの。
      だから、可愛くて、しっかりしていて、守るべき対象で、
      そういう穢れない妹像が既に兄さんの頭の中にできているわけ」
セリカ  「そんな無菌状態の兄さんに、似非妹、それも似合わないことこの上ない
      リン姉さんが『お兄ちゃん』なんていってきたら、
      精神に異常をきたすことは火を見るより明らかなの。
      だから自重して、土台、姉さんに妹キャラは無理なのよ!!」
リン   「う、う・・・うわあああああああああん」

―リンは泣きながら玄関を飛び出した。

リン   「何よ、何よ、皆してありえないだの、呪いだの、凶器だの言って・・・
      見てなさいよ、絶対に萌え萌えの妹キャラになってやるんだから!!」

―リンが向かった先は、大きな屋敷だった。
屋敷の持ち主はノディオン家、つまりラケシスの自宅である。
そして、その地下にはAKJの本部があるのだ!!

リン   「しょ、正直ここだけには来たくなかったけど・・・
      で、でも、ここならきっと、妹キャラになる方法を教えてくれるはず、
      完全な妹に、少女になるためには、もうここしか・・・」
213少女の証明:2009/02/10(火) 19:14:34 ID:CNaexE3Z
―リンは門の前の呼び鈴を鳴らす。すると、1人の男性が門の前に現れた。

イーヴ  「当家に何か御用ですか?」
リン   「あ、あの、私、兄弟家のリンディスといいます。ラケシスさんにお会いしたくて・・・」
イーヴ  「ナンナ様のご婚約者リーフ殿のご家族の方ですね。どうぞ、こちらに」
リン   (いまさりげなくとんでもないこと言わなかった?)

―リンは応接間に案内されると、そこには既にラケシスがいた。

ラケシス 「リンディスさん、こんばんわ」
リン   「こんばんわ、こんな時間にすみません」
ラケシス 「構わないわ。それで、私に会いたいって、何の用かしら?」
リン   「じ、実は、私・・・AKJに入会したいんです!!」
ラケシス 「え、え、えええええ!?本当、それ、本当なの!?」
リン   「は、はい。以前プリシラさんに誘われたときは断ったのですけど・・・
      それから、自分の本当の気持ちに気づいたんです。
      私が愛するのは・・・兄だけなんだって(嘘)」
ラケシス 「キキキキキキ、キタワァァァァァァァァァ!!」

―席を立ち、ガッツポーズをするラケシス、
そんな彼女を見て、でまかせを言っているだけのリンは少々不安になった。

リン   (妹のことを教わったらすぐ帰るつもりだったんだけど・・・)
リン   「そ、それで、入会は・・・?」
ラケシス 「全く持って無問題、我がAKJは兄を愛する妹は誰一人拒みません。
      ちょっと待ってて、今幹部全員呼び出すから!!」
リン   「え、そ、そこまでしなくても・・・」

―数分後、幹部3人が到着し、リンは地下の本部へと案内された。

ティニー 「リーフ様のお姉様がまた入会してくださるなんて、感激です」
クラリーネ「これで兄弟家の会員は3人、素晴らしいことですわ」
ティニー 「う、うう・・・私は、今、とても感動しています。
      ついに、真実の愛に目覚めてくださったのですね・・・うう・・・」
リン   (な、なんか大事になってない?)
ラケシス 「早速だけど、入会手続きを済ませるわね。ティニー、お願い」
ティニー 「リンディス様、まずは聖名、
      つまりあなたが愛する兄の名前を教えてください」
リン   (え、ど、どうしよう・・・適当にヘクトルとか言っておけば・・・
      ああ、でも後で面倒なことになりそうだし、本人に知れたら、何言われるか・・・)
クラリーネ「恥ずかしがることはありませんわ、我々は同志なのですから」
リン   「いや、あの、その・・・ええっと・・・」
プリシラ 「・・・は!!?まさか、リンディスさん・・・」
リン   (げ!!ば、ばれたかしら!?)
プリシラ 「リンディスさんは、ヘクトルさんとエリウッドさん、
      一度に2人のお兄様を同時に愛してしまったのですね!!」
リン   「はい?」
クラリーネ「まあ!!2人のお兄様を同時に!!?」
リン   「ちょっと、まだなにも言ってない・・・」
ラケシス 「何の問題もないわね、妹が兄を愛するのは当然のこと、
      それなら、2人の兄がいるのなら、2人同時に愛するのは、
      ごく自然のことではなくて?」
リン   「いや、その理屈はおかしい」
ティニー 「そうですね。では聖名はヘクトル、エリウッドの両名で。
      それでは最後に聖言、つまり、お兄様への愛の言葉をお決め下さい」
リン   「あ、愛の言葉!!!??え、あ、その・・・『お兄ちゃん、大好き』で」
ティニー 「飾らない、素敵なお言葉だと思います」
214少女の証明:2009/02/10(火) 19:20:45 ID:CNaexE3Z
ラケシス 「手続きが済んだわね、最後に、儀式を行うわ」
リン   「儀式?」
ラケシス 「簡単よ、私につづけてこの言葉を言ってくれればいいわ
      ・・・(深呼吸をする)『兄が嫌いな女子なんていません』!!」
リン   「え、えええ!!」
クラリーネ「さ、恥ずかしがらずに、『兄が嫌いな女子なんていません』」
プリシラ 「いつ聞いても素晴らしい響きですね。『兄が嫌いな女子なんていません』」
ティニー 「慣れると気持ちよくなってくるんですよ。『兄が嫌いな女子なんていません』」
リン   「あ、あにが・・・きらいな・・・じょ、じょしなんて・・・い、いま・・・せん」
ラケシス 「おめでとう、これであなたは正式にAKJの一員よ」
リン   「あの、早速で悪いんですけど、相談がありまして・・・」
プリシラ 「恋敵の抹殺ですね。
      すぐに、ペガサス三姉妹とニニアンに暗殺者を送ります」
リン   「ちょ、ちょちょちょちょっと待って。違うの、そうじゃないの!!」
ラケシス 「シグルドがあなた達の愛を認めないのね。
      わかったわ、すぐに精鋭の暗殺者集団を・・・」
リン   「それもちがーーーーーーう!!」
クラリーネ「それでは、どんな相談ですの?」
リン   「実は、私とエリウッドとヘクトルって兄妹だけど、
      今まで対等に接してきたから、いまいち『兄と妹』という実感がなくて・・
      でも『男と女』とも言い切れない、中途半端な関係なんです(←すべて出任せ)
      それに、私自身、妹としての自覚をもてなくて・・・(←ここは本心)
      ですから、私に妹としても振る舞いや作法を教えてほしいのです」
ティニー 「なるほど、深刻な問題ですね。でも大丈夫です、すぐに解決できますよ」
リン   「ほ、本当!!」
クラリーネ「ええ、研修をお受けになれば、すぐに妹としての素養が身につきますわ」
リン   「研修?」
プリシラ 「新規の会員の方には、いくつかの研修を受けてもらっています。
      そこで、妹の基本的振舞や作法を学んでいただくのです」
リン   「え、そ、そんなのがあるんですか?」
プリシラ 「はい、セリカさんも入会の際には受けてもらいました」
ティニー 「でもエイリークさんはまだなんですよね、本人が受けたがらなくて・・・」
リン   「ま、まあ、エイリーク姉さんは本編でも妹だから・・・」
ラケシス 「それでは早速はじめましょう、プリシラお願いね」
プリシラ 「はい、リンディスさん、こちらへ」
リン   (やったわ!!これで私も妹キャラよ!!)

―プリシラに案内された部屋は、先ほどの会議室より一回り小さいものだった。
その代り、机や椅子、黒板の他に、なぜか化学薬品や魔法道具が置いてあった。

プリシラ 「それでは、AKJによる妹研修をはじめます」
リン   「お願いします」
プリシラ 「この研修は三段階に分かれます。
      いずれも基本かつ大事な内容ですので、是非習得してください。
      ではまず、第一研修、『媚薬の作り方』です」
リン   「え?」
プリシラ 「媚薬は数ある誘惑の中でも、最も直接的な方法であり、
      数種類の使い分けは妹の基本となります」
リン   「ちょ、ちょっと待って!!」
プリシラ 「どうしましたか?」
リン   「なんで、媚薬が出てくるの?妹としての作法や振舞いじゃなかったの?」
プリシラ 「ですから、媚薬作りこそが、妹に求められる技術なのです」
リン   「エイリーク姉さんが受けたがらないわけだわ・・・
      あれ、じゃあ、セリカは受けたの、この研修?」
プリシラ 「いえ、セリカさんは第一研修はパスしました。
      『こんなことしなくても、わたしとアルムはラブラブなの
       それに、いざとなったらミラ神の力があるし』とのことです」
リン   (セリカ、それは『ミラ神様にお祈りします』程度の意味なの?
      それとも『ミラの力で洗脳します』という意味なの?)
プリシラ 「それでは調合方法ですが、まずリフ薬2リットルに・・・」
215少女の証明:2009/02/10(火) 19:22:55 ID:CNaexE3Z
リン   「ええっと、私もパス!!私の魅力だけで兄2人をモノにしたいの」
リン   (わ、我ながら、よくこんな出任せが言えるわね・・・)
プリシラ 「なんて素晴らしい!!自分の魅力のみで勝負、これぞ妹の本道です!!
      私など、毎日兄様のお皿に少しずつ混ぜているというのに・・・
      薬に頼っている自分が情けないです」
リン   (レイヴァンさん、ご愁傷様)

プリシラ 「わかりました、第一研修はパスしましょう。
      それでは第二研修に移ります」
リン   (次はまともな内容でありますように)
プリシラ 「第二研修は『既成事実の作り方』です」
リン   「はい?」
プリシラ 「血のつながりや心のつながりはもちろん大事ですが、
      やはり恋愛では体のつながりが不可欠です」
リン   「ストーーーーーップ!!」
プリシラ 「どうしましたか?」
リン   「き、既成事実って、あの、その、・・・のことよね?
      な、なんでいきなりそっちに行くわけ?」
プリシラ 「愛し合う男女が、体の結びつきを求めるのは当然のことです。
      それに、1つの事実は時に全ての人間関係を覆す、
      強力な武器ともなります」
リン   「そりゃ、妹とそんなことしたら、周りはドン引きだわ。
      え、まさか、セリカは受けたの、この研修?」
プリシラ 「いえ、セリカさんは第二研修もパスしました。
     『そんなことしなくても、わたしとアルムは
      すでにしっかりつながっているから』とのことです」
リン   (セリカ、そのつながりは、血と心だけよね?)
プリシラ 「それでは具体的方法ですが、やはり最も効果的なのは
      夜、寝室に忍び込むことであり・・・」
リン   「ええっと、私もパス!!私と兄は既に十分つながっているから。
      支援会話もAだし、結婚エンドだってあるのよ」
リン   (これは本当のことよね)
プリシラ 「なんてうらやましい!!
      私など、毎晩兄さまの寝室に忍び寄っては
      耳元で愛の言葉をささやいているのに、
      結局ペアエンドは果たせぬまま・・・自分が情けないです」
リン   (レイヴァンさん、最近やつれていたのは
      そういうことだったのね・・・)

プリシラ 「わかりました、第二研修もパスしましょう。
      それでは最後の第三研修に移ります」
リン   (今度こそまともな内容でありますように)
プリシラ 「第三研修は『恋敵の抹殺方法』です」
リン   「ちょ!!」
プリシラ 「恋敵抹殺はAKJ援助の中核ですが、
      できることなら自分の手で抹殺したいものですよね」
リン   「はい、そこまで!!」
プリシラ 「どうかしましたか?」
リン   「ねえ、これ、妹の研修よね?なんで抹殺とかなっちゃうの?」
プリシラ 「紋章町の兄にはなぜかほぼ100%、嫁候補がいるのが現実です。
      レイモンド兄さまだって、今日もあの憎きルセアと・・・」
リン   「ねえ、セリカはこれもパスしたのよね、そうよね!?」
プリシラ 「いえ、セリカさんも第三研修は熱心に受けていましたよ。
      『シルク、たかが1シスターの分際で・・・』とのことです」
リン   「セリカァァァァァァァァ!!」
プリシラ 「抹殺の方法について、毒や魔法でも結構ですが、やはり王道は刃物が・・・」
リン   「まって!!ねえ、なんでさっきからやたら物騒なのばかりなの?」
プリシラ 「私には特にそう感じませんが・・・」
リン   「媚薬だの既成事実だの抹殺だの、どう考えてもおかしいわ!!」
216少女の証明:2009/02/10(火) 19:23:43 ID:CNaexE3Z
プリシラ 「ですが、これが妹のあるべき姿、最低条件なのです」
リン   「嘘!!」
プリシラ 「嘘ではありません、現にAKJ会員4128名のほぼ全員が
      これらの研修を受け、技術を習得しております。
      例外はエイリークさんくらいでしょうか」
リン   「ええ!!」
プリシラ 「それだけではありません、
      戸籍改竄、ヤンデレ化、無理心中など、より上位のスキル習得を
      率先して望む方もいるくらいです」
リン   「そ、そんな・・・」
プリシラ 「でも心配要りません、リンディスさんだって、研修を受ければ
      3日以内には確実にこれらの技術をマスターできることでしょう。
      それでは研修に戻ります、まずは肉体的抹殺の基本、
      『お兄ちゃんどいて!そいつ殺せない!』から・・・」
リン   「すすすすすす、すいません、やっぱり私、退会します!!」
プリシラ 「あ、リンディスさん・・・」

―リンは全速力でそこから逃げ出した、屋敷をでても、彼女はずっと走り続けた。

リン   「し、知らなかった、妹があんなに厳しいものだなんて知らなかった!!
      無理、私にはぜったいに無理ぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!」

―疲れ果て、帰宅するリン。

リン   「・・・・・・ただいま」
ロイ   「あ、帰ってきた」
アルム  「あ、その、さっきはごめんね」
セリカ  「わたしも・・・言いすぎたみたい・・・」
リン   「ぐす・・・いいのよ、妹属性をつけようとか、私が馬鹿だったのよ。
      明日からは身の程をわきまえて、
      強くて頼れる、いつもの肝っ玉リン姉さんに戻ります・・・」
ミカヤ  「い、一体何があったの・・・?」

―自室に戻り、不貞寝するリン・・・

リン   「グス・・・少女に、歳相応の少女になりたいだけなのに・・・」

―若さを証明するために、妹属性を手に入れようとしたリンディス、
しかし、妹キャラの恐ろしさ、壁の厚さを痛感し、断念せざるを得なかった。。
そんな彼女が、歳相応の若さを取り戻し、自らが少女であることを証明することはできるのか?

終章へ続く
217助けて!名無しさん!:2009/02/10(火) 19:45:05 ID:G9VSiMzU
>>208
色々吹いたw
リン姉さんの妹キャラ、精神的破壊力半端ねぇww
GJ!!
終章も楽しみにしています。
218助けて!名無しさん!:2009/02/10(火) 19:47:47 ID:imZGpz2A
気の強くて老けて見える妹・・・べつにいいんじゃないかな?
219助けて!名無しさん!:2009/02/10(火) 19:49:19 ID:I5NzcEj+
>>208-216
ギガワロタwwwwww
AKJの研修がテラ過酷wwwてかレイヴァンがご愁傷様過ぎるwww
…凄くどうでも良い事だけど、セリカはシルクは恋のライバルと認識してるのに、
もう一人の方のクレアはそう思ってないんだなw
まぁシルクの方は小説版って前例があるからなんだろうけどw
いつもいつもGJ!

…所で漫画:覇者の剣のジードとジェミーはAKJ的にどうなってるのだろう?
教えてラケシスさん(証明の人氏)!
220助けて!名無しさん!:2009/02/10(火) 19:52:51 ID:UtspONm9
>>208
AKJが色々酷すぎる。
確かミルラもAKJに加入してた筈だけど第三研修は受けているのか心配になってくる。
ともあれ終章楽しみにしてますので頑張ってください。
221助けて!名無しさん!:2009/02/10(火) 20:50:07 ID:XQuDl0A8
AKJが酷すぎるwそれにしてもプリシラ、FE界最恐のキモウトと言われるだけあってやっていることがえげつないw
そのAKJ会員であるセリカにすら、リンに妹キャラは無理といわれてるじゃねーかw

面白かったぜ、GJ!
222助けて!名無しさん!:2009/02/10(火) 20:56:25 ID:L5qZYziv
リンは妹キャラとしては、ミストやマリアとかよりも、ミネルバやカアラの方に近いんだよなぁ
223助けて!名無しさん!:2009/02/12(木) 01:51:31 ID:7qHt6u6V
今から終章が楽しみすぎるwww
224助けて!名無しさん!:2009/02/12(木) 12:47:24 ID:OfXSEIOu
ミカヤ「覚悟しろやあああああああああああ!」つ【セイニー暁光】
シグルド「KINSINは許さん!」つ【ティルフィング太陽剣月光剣流星剣】
アイク「くっ、凄い威力だ!」

マルス「いったい何があったのさ。姉さんたちがあそこまでキレるところなんて見たことないよ」
エイリーク「それはですね……」

ミカヤ『風呂はいいわね〜。ベオクの生み出した文化の極みだわ』
ガラッ
ミカヤ『あ、アイク!? ちょ、何で入ってきてるの!?』
アイク『いや、ちょっとシャワーでも浴びようかと。汗だくだからな』
ミカヤ『じゃあちょっと待ってて! すぐ上がるから!』
アイク『別に問題なかろう。姉弟なんだし』
ミカヤ『は、入ってくんな! 出なさい!』
アイク『男は度胸、女も度胸だ。なんでもやってみるものさ』
ガラッ
シグルド『あ……』
ミカヤ『あ……』
アイク『ちょうどいい、兄さんも一緒に入ろう』
シグルド『KINSINは許さんぞー!』

エイリーク「……という次第です」
マルス「はは、怒りのハイパーモードのシグルド兄さん&ミカヤ姉さん対人間台風のアイク兄さんか。今日が地球最後の日かな」
エイリーク「マルス、そんなこと言っている暇があったら止めに行きなさい」
マルス「むりだよ。ゴッドフィンガーに貫かれたら何もできずに爆散だよ」
エイリーク「……はぁ、我が家はなぜいつもこうなのでしょう」
マルス「気にしたら負けだよ、エイリーク姉さん」
225助けて!名無しさん!:2009/02/12(木) 16:15:30 ID:kogwVrca
>>224
見える・・・
「アイクの筋肉見たなんて・・・」とかなんとか言ってエリンシアがアミーテ振り回しているのと
家が崩壊して蝶サイコーな襟木が・・・私にも見える・・・
226助けて!名無しさん!:2009/02/12(木) 17:57:15 ID:HJPQSXH/
>>208
気にするな、リン
俺は気にしない

>>219>>225
レイモ・・・いや、レイヴァンさんとエリウッドさんに胃薬(この二人換算で一年分)あげてください。いや、マジで
227少女の証明:2009/02/12(木) 18:13:10 ID:7Evxyg8E
終章 若さの意味

―兄弟家、夜、入浴を済ませたリンは、脱衣所の鏡の前で自分の顔をじっくり観察していた。

リン   (顔立ちは・・・たしかに童顔とは決して言えないわね・・・
      目がなあ・・・ぱっちりじゃなくて、角があるのよねえ・・・
      これはサカの血だからしょうがないか。
      でも、肌は大丈夫のはず、染みなんてひとつもないし、
      しわもなく、ツルツルのピンピンよ。
      全体で見れば、顔は問題なしよね・・・)

―続いてまだ湿りが残っている髪を手でもってい、色々な髪型を作ってみた。

リン   (この長さがいけないのかしら・・・?
      そういえば、幼い子ってショートカットが多いわよね。
      いっそのこと私も切っちゃう?
      でもチキは長いし・・・ポニーテールってどっちかといえば子供っぽい髪型よね・・・)

―顔と髪を一通り観察したリンは、己の外見について思考をめぐらす。

リン   (顔も髪もそこまで問題はないはずよね・・・でも老けて見られるって事は・・・)

―リンは視線を下に向ける、体に巻いたバスタオルから、今にも零れ落ちそうな、
充実した胸の谷間が視界に入ってきた。

リン   (やっぱり、胸(これ)か・・・)

―リンは何歩か後ろに下がり、鏡にほぼ全身を映すと、体に巻いてあるバスタオルを外し、
今度は己の体を観察した。
日頃の剣術の賜物か、全体的に引き締まったは健康的な魅力に溢れている。
その一方で、豊かな胸や肉感的な腿は、成熟した女を感じさせる。
健康的な魅力と女の魅力、その二つを兼ね備えた肢体は、非常に魅力的であり、魅惑的だった。
そんな100人の男が見たら99人が鼻血を出すであろう、リンの肢体だが、
「幼さ」「あどけなさ」と言った言葉は、お世辞にも出てこなかった。

リン   「はあ、剣や弓の時には邪魔になるし、男にはいやらしい目で見られるし、
      少女扱いされないし、胸が大きくていいことなんて1つもないわ・・・」

―愚痴りながら服を着て、脱衣所から出ようと戸を開けると、そこには・・・

エイリーク「ふふふ、胸が大きくていいことなんて1つもありませんか、
      ふ〜ん、へえ〜、さすが我が家1の巨乳はおっしゃることが違いますね」
リン   「ね、姉さん!!聞いてたの?」
エイリーク「そうですよね、私なんて、剣を振っても邪魔になりようがないし、
      殿方の視線なんて絶対引くことはありませんし、
      この間の銭湯では5歳の女の子と同い年扱いされましたし、
      つまり、貧乳の私は幸せなんですね・・・
      ふふ、ふふふ、ふふふふふふふ・・・」
リン   「え、ええっと、お、お風呂空いたし、姉さん、どうぞ」
エイリーク「そうさせてもらいます、
      今日も薄い胸を見て絶望に打ちひしがれる時間が始まるのです。
      あは、あはははははははは、あは・・・」
リン   「こ、この間の銭湯から、まだ立ち直りきれていないのね・・・」

―不気味な笑い声を立てながら脱衣所に入っていくエイリークを見送りながら、
リンはふと、疑問をもった。

リン   (他に色々あるかもしれないけど、姉さんはあの体型のおかげで
      歳相応に見られているのよね・・・
      他の子はどうだったかしら?明日調べてみよう・・・)
228少女の証明:2009/02/12(木) 18:13:51 ID:7Evxyg8E
―翌日、エレブ学園女子更衣室は異様な雰囲気に包まれていた。

フロリーナ「リ、リン・・・ええっと、そろそろ服着ていい?」
リン   「もうちょっと待って!!」
リン   (フロリーナ・・・全体的に私より細いわね・・・
      でも胸のふくらみはあるし、幼児体型ではないはずなんだけど、
      なぜか幼く見られるのよね、この子・・・一体何故?)
レベッカ 「うう、寒いし、恥ずかしいよぉ・・・」
リン   (レベッカ・・・この子結構胸大きいわね・・・
      太腿もむっちりしているし、私に似た体型だわ・・・
      それなのに老けて見られない、どこに違いがあるのかしら?)

―リンが服を脱いだ女子の体を徹底的にガン見しているのである。
無論、リンの目的は「若さの秘密を探ること」なのだが、
やっていることがやっていることなだけに、女の子達は不安でしかたがない。

シャニー 「(小声で)ね、ねえ、ロイ様のお姉さん、一体何してるの?」
リリーナ 「(小声で)わ、わかんないよ・・・」
シャニー 「あたし、聞いたことあるんだけど、リンディスさん、実はレズって噂が・・・」
リリーナ 「わたしも聞いた事あるわ、ロイは否定していたけど・・・」
シャニー 「じゃ、じゃあ、これって、その、品定め?」
リリーナ 「ま、まさか・・・わ!こっちにきた」
リン   「あなた達、ちょっといいかしら」
シャニー、リリーナ「い、いやああああああ!!」

―リンが中にいる女の子を一通り視姦、もとい観察し終えたその時、
タイミング良いというか悪いというか、新たな生贄が入ってきた。

ララム  「やばい、体育の授業に遅れちゃう!!」

―大急ぎで制服を脱いで、体操服に着替えようとするララム、しかし、リンが見逃すはずが無かった。

リン   「(キュピーン!!)ストップ、そのまま!!」
ララム  「へ?」
リン   (踊りをやっているだけあって、引き締まっているわね。
      でも胸は結構あるし、太腿もむっちり・・・
      この子も私に似ているわね・・・でも老けて見られることはない・・・
      レベッカといい、この子といい、なんの違いがあるの・・・)
ララム  「な、なによ、女の子といえど、乙女のヒミツをじろじろ探るなんて・・・」
リン   「ちょっといいかしら?」

―そう言って、リンはおもむろにララムの胸に手を伸ばす。
無論、リンの目的は「若さの秘密を探ること」なのだが(以下略)

ララム  「!!!!!!!!!」
リン   (触り心地に特別変わったことはないわね・・・)
ララム  「あ・・・あ・・・//////////」
リン   「ねえ、悪いけど、ちょっと下着脱いでみて」
ララム  「き、き、き、きゃあああああああああああ!!」

―ララムは全速で更衣室を逃げ出した、そして、運よくというか、悪くというか、
丁度、ロイが更衣室の前を通り過ぎようとしていた。

ララム  「うわああああん、ロイさまぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
ロイ   「ちょちょちょ、ちょっと、ララムさん!!その格好で抱きつくのは、いろんな意味でまずいです!!」
ララム  「汚されちゃった、あたし汚されちゃったぁ〜〜〜〜〜〜」
ロイ   「お、落ち着いて、ね?////////」
ララム  「綺麗な体じゃなくなったけど、捨てないでね、あたしのこと捨てないでね」
ロイ   「わ、わかったから、と、とにかく離れて、あと服を着て///////みんなが見てるよおおおお!!」
通行人一同(はあ・・・またロイか)
229少女の証明:2009/02/12(木) 18:14:44 ID:7Evxyg8E
―放課後、結局若さの秘密を見出せなかったリンは、1人思い悩んでいた。

リン   「はあ〜〜〜、若さって一体何なのかしら?」
サザ   「ん?リンディスじゃないか」
リン   「あ、サザさん・・・」
サザ   「どうした、何か悩んでいるのか?」
リン   「え、いえ、大したことじゃないんですけど・・・
      そうだ、1つ質問してもいいですか?」
サザ   「何だ?」
リン   「サザさんは、若さって一体なんだと思いますか?」
サザ   「若さ?そうだな、若さとは、『壁にぶつかって行くこと』だろうな」
リン   「壁に?」
サザ   「ああ。どんなに困難で、不可能だとさえ言われる壁にも、
      恐れずにぶつかっていく、これこそが若さの証だと思う。
      そう、こんなふうにな!!」
リン   「え!?」

―サザは突如走り出し、猛スピードで前を歩いていった人物に向かっていった。
そして、短剣を抜き、大声で叫んだ。

サザ   「勝負だ、フォルカ!!」
フォルカ 「・・・・・・」

―地面を蹴って飛び上がり、切りかかるサザ、しかし・・・

サザ   「ぐはあああああ!!」

―フォルカの滅殺により、一瞬で勝負はついてしまった、フォルカは何事もなく去っていく。

リン   「だ、大丈夫ですか!?」
サザ   「り、リンディス、こ、これが若さだ・・・」
リン   「しゃべっちゃダメです、誰かああああ!!」

―たまたま通りかかったクロード神父のリカバーにより、サザは一命を取り留めた。

サザ   「ふう、助かった」
リン   「助かった、じゃ、ないですよ。フォルカさんに立ち向かうなんて、死ぬ気ですか!?」
サザ   「リンディス、若さとはこういうことだ。
      かたやラグズ最強、かたやラグズ最弱、確かに俺に勝ち目はゼロかもしれない。
      だが、それでも、自ら立ち向かって、壁にぶつかる、これこそが若さだと、俺は思うんだ。
      そう、こんなふうにな!!」
リン   「また!!?」

―サザは再び走り出し、猛スピードで、前を歩いていった人物に向かっていった。

サザ   「ミカヤは俺が守る!!奥義、瞬殺!!」
漆黒の騎士「身の程をわきまえよ、月光」

―エタルドの輝きが増し、5回の斬撃が放たれる。

サザ   「致命傷・・・ってのかな・・・・・・」
リン   「当たり前です、208のダメージに耐えられるユニットはこの世にいません」
サザ   「だが、何度でも俺は立ち向かう・・・それが・・・わか・・・さ・・・」
リン   「その前に死んじゃいますって!!誰か、誰かああああああ」

―幸い、たまたま通りかかったエレンのリカバーにより、サザは再び一命を取り留めた。

リン   「流石にサザさんの真似はできないわ・・・どうしよう?」
???? 「若さについて、知りたいのですか?」
リン   「・・・あ、あなたは!!!???」
230少女の証明:2009/02/12(木) 18:15:16 ID:7Evxyg8E
―声の主を認識するや否や、リンディスは咄嗟に声の主と距離をとり、身構えた。
声の主は、シグルドの務めるグランベル商社の社長、クルトだ。
彼とは一度も会ったことがないにもかかわらず、リンが身構えたのには理由がある。
それは、昨夜の夕食時、家族で観ていた特別番組だった。

ドロシー 「さあ、『緊急特番、女の敵は誰だ!?紋章町、女たらしランキング』も
      あとは第1位をのこすところとなりました。
      って、いいんですか、こんな番組?」
セーラ  「今のところ、第3位がホメロス、2位がレヴィン、
      いずれもユグドラル区が上位を占めているわ」
ドロシー 「このまま1位もユグドラルから出るのでしょうか?
      それでは発表です、紋章町女たらしランキング、第1位は・・・」
セーラ  「全ての悲劇はこいつの人妻好きからはじまった、
      ロプトの子孫と不倫するなんてヘイム直系の自覚はあるのか!?
      人妻大好きのろくでなしプリンス、クルト!!」
ドロシー 「ええ、クルトさんはグランベル商社の社長をつとめていますが、
      判明しているだけで、これまで49人の女性と関係をもっており、
      いずれも全て人妻です」
セーラ  「うわ〜〜〜、まさに女の敵ね。
      ロプトウスよりこいつを倒すべきなんじゃないの?」
ドロシー 「それゆえトラブルも多いそうです。
      これまで女性がらみで訴訟19件、殺傷事件6件、
      戦争1件を起こしています・・・って、戦争!?」
セーラ  「つまりは聖戦の系譜本編でしょ」
ドロシー 「また、全体的に見て、社会的地位の高い女性が多く、
      有名なところではヴェルトマーのシギュンさん他、
      ドズル家のランゴバルトさんの奥さんや
      フリージ家のレプトールさんの奥さんとも関係があるとか・・・」
セーラ  「っていうか、こいつが暗殺されたのって、
      政治とか陰謀とかじゃなくて、それが原因じゃないの?」
ドロシー 「ええ、クルトさんからのコメントが届きました。
      『あと1人で50人、これからも頑張って、籠に閉じ込められた小鳥達を、
       愛の力で解放していきたいと思います』とのことです」
セーラ  「コメントも最低ね」
ドロシー 「紋章町の女性の方、とくに既婚者の方は十分にご注意下さい」

―以上のような番組内容であった。
リンは人妻ではないが、クルトの姿を見たとたん、思わず身構えてしまったのだ。

クルト  「あなたは、うちのシグルド係長の妹さんですね?」
リン   「そうですけど・・・」
クルト  「身構える必要はありませんよ、私が愛を説くのは人妻だけですから」
リン   「・・・・・・そ、それで、なにか御用ですか?」
クルト  「若さについてお悩みなら、私が教えて差し上げましょうか?」
リン   「え・・・」
クルト  「私、40を越えておりますが、外見については、
      それなりの若さを保っていると自負しておりますが・・・」
リン   「よ、40!?」

―リンが驚くのは無理もない。
精悍な容姿と癖のない長髪はどう見ても20代にしか見えなかった。

注 クルト王子の年齢はゲーム中では不明ですが、ディアドラの父親ですから、
少なく見積もっても40にはなっているはず、間違っていたらごめんなさい。

クルト  「若さの理由、お教えしましょうか?」
リン   「ぜ、ぜ、ぜ、是非ともお願いします」
231少女の証明:2009/02/12(木) 18:16:15 ID:7Evxyg8E
クルト  「私の若さの秘密、それは『自由への渇望』です」
リン   「じ、自由への渇望?」
クルト  「私は生まれて以来、グランベルの跡継ぎとして育てられました。
      古い観衆に縛られた私の生活に、自由はありませんでした。
      子供の頃から、私は自由を渇望していたのです」
リン   「・・・」
クルト  「幸い、今に地位になってからは、私自身の自由は利くようになりました。
      しかし、今度は私と同じように縛られた者達の自由を、私は望むようになったのです」
リン   「他の人たちというと・・・?」
クルト  「家庭という篭に閉じ込められ、結婚という名の鎖に繋がれた、
      哀れな小鳥達・・・他者のこととはいえ、私には耐えられなかった」
リン   「それって、つまり人妻・・・」
クルト  「私は力の及ぶ限り、愛を持って小鳥達を束縛から解放するよう努めました。
      するとどうでしょうか、私の体は老いを忘れ、
      いつまでも若々しい姿を保つことができたのです!!」
リン   「要するに、人妻に手を出していたら、元気がでて若返っちゃったと・・・」
クルト  「具体的な方法をお見せしましょう。あちらをご覧下さい」

―クルトが手を向けた先に、1人の女性がいた、キュアンの妻、エスリンである。

クルト  「しばらくご覧になっていてください」

―クルトはエスリンの方にむかい、声をかける。

クルト  「これはこれはエスリン夫人、ごきげんはいかがですか?」
エスリン 「あ、あなたは!!??」

―エスリンはクルトの姿を確認するや否や、警戒感を露にした。
昨夜の番組もさることながら、実際彼女はクルトに口説かれたことがあるからだ。

クルト  「そう固くならずに、お互いの本音で語り合いませんか?」
エスリン 「あ、あなたの下心の詰まった本音など、知りたくありません」
クルト  「ああ、なんということだ、夫人は束縛のあまり、
      真実の愛を感じることができなくなったのですね・・・」
エスリン 「そんなことありません、キュアンへの想いが、私にとっての真実の愛です」
クルト  「ほんとうに、そう思われますか?」
エスリン 「え?」

―クルトはエスリンとの距離を詰め、彼女の肩をつかむ。

エスリン 「や、やめてください、私は夫のある身で・・・」
クルト  「今の言葉は、心からのものですか?それとも、世間体によるものですか?」
エスリン 「え・・・その・・・」
クルト  「思い出してください、貴女がまだ何も囚われない少女だった頃を、
      自由な心から生まれる真実の愛を、貴女は求めていたはずだ」
エスリン 「あ・・・/////////」

―クルトはエスリンの瞳を見つめ、顔を近づける。
ヘイムの血脈のなせる業か、彼自身の魔力か、エスリンの思考能力が次第に麻痺してきた。

クルト  「さあ、貴女の求めるものは、何ですか?」
エスリン 「///////////」

―2人の唇が今にも触れあいそうになった瞬間・・・

エスリン 「だ、だめえええええええええ!!」

―かろうじて思いとどまったエスリンは、彼を突き飛ばし、その場を走り去っていった。

クルト  「あと少しですね・・・いかがですか、リンディスさん?これが私の若さの理由です」
232少女の証明:2009/02/12(木) 18:17:06 ID:7Evxyg8E
―あっけに取られるリンディスだったが、確かにクルトの肌は先ほどより艶を増していた。

リン   「ほ、本当に、若さの秘密だったんですね
      あ、あの、ところで、エスリンさんは・・・その・・・?」
クルト  「彼女の束縛は相当強固ですが、もう一度私が愛を語れば、彼女は解き放たれるでしょう」
リン   「え!!?じゃあ、クルトさんとエスリンさんが・・・ふ、不倫・・・/////」
クルト  「彼女が、私にとって50人目の解放者となるわけですね。
      ああ、彼女との次の出会いが待ち遠しい・・・」
???? 「安心しろ、未来永劫、その時は訪れない」
クルト・リン 「え?」

―クルトが後ろを振り向くと、そこにはキュアンが立っていた。

クルト・リン( ゚д゚)
キュアン 「クルト殿、さきほどは私の妻が世話になったようだな」
クルト  「い、いえ、ほんの少し、愛を語ったに過ぎません」
キュアン 「少女の頃に戻って本音で語れ、か・・・では、我々も本音で語るとしようか。
      少年らしく、言葉ではなくて・・・拳でな!!」

―クルトの首根っこを掴み、引きずっていこうとするキュアン。

クルト  「・・・リンディスさん、これも、これも若さなのです」
リン   「え?」
クルト  「自由には代償がつきものです、自由を求めれば人は必ず傷つきます、
      しかし、それを恐れずに、自由を望みつづける、それこそが若さなのです」
リン   「は、はあ・・・」
キュアン 「では、代償を払いにいこうか。リンディス、シグルドとリーフによろしくな」
リン   「え、あ、はい・・・」

―キュアンはクルトを物陰に引きずっていった、そして・・・。

クルト  「痛い、痛い、ちょっとは手加減してください!!
      私、戦いは一切できないもやしっ子なんです。
      ナーガを持っているくせに、スワンチカ(笑)に暗殺されるくらいの、
      ヘタレユニットなんですよ!!
      ぎゃあ、やめて、アッーーーーーーーーーー!!」
リン   「・・・・・・」

―リグレ家

パント  「え?若さの秘密?それはね、『愛』だよ。
      愛する家族、愛する妻とどんなときも愛し合っていれば、人はに老いないさ。
      昨夜のルイーズなんて、そりゃあね・・・」
ルイーズ 「まあ、あなたったら・・・////////」
パント・ルイーズ (イチャイチャイチャイチャイチャ)
リン   「・・・・・・」

クレイン 「・・・若さというのはね、『苦労』だよ。
      天然過ぎる両親、じゃじゃ馬な妹、そんな家族に囲まれ、
      全ての仕事を背負い、愛する女性は他の男とラブラブ、
      唯一の楽しみといったら、同じ境遇の男と自棄酒を煽るくらい・・・
      若い頃の苦労は買ってでもしろ、というけど、むしろ他人に売りたいくらいだよ・・・
      そんな苦労が、僕の若さの秘密かな・・・」
リン   「そ、それって、逆に老けちゃうんじゃ・・・」

―道端にて

ヘザー  「いいこと教えてあげる、若くなる方法、それはね、レズになることよ」
リン   「・・・・・・(無視)」
ヘザー  「無視しちゃいや〜ん」
233少女の証明:2009/02/12(木) 18:17:47 ID:7Evxyg8E
―結局のところ、リンは自分にあった若さの秘密を知ることはできなかった。
流石に歩きつかれたリンは、近くの公園のベンチに座り込んだ。

リン   「はああああああ、何にもわからなかったわ・・・
      どうしたら私、少女になれるのかしら・・・?」
???? 「あら、リンディスさん」

―落ち込むリンディスに声をかける女性がいた、
クルトの娘にしてシグルドの恋人(?)のディアドラである。

リン   「あ、ディアドラさん、こんにちわ」
ディアドラ「随分悩んでいたみたいだけど、なにかあったの?」
リン   「あ、その、実は・・・」

―リンはディアドラに自分の悩みを打ち明けた。

ディアドラ「・・・そう、外見が大人びてみられることを、
      気にしていたのね」
リン   「私の友達は皆年齢相応なのに、私だけ、15歳に見られていないんです。
      なんとかしようと色々試してみたけれど、うまくいかなくて・・・」
ディアドラ「・・・・・・リンディスさん、これ、見てくれる?」
リン   「え?」

―ディアドラは一枚の写真を取り出した。
写真に写っているのは彼女自身、構図はやや斜めを向いた彼女の顔のみを映している。
つまりはゲーム本編につかわれた彼女の顔グラフィックである。

ディアドラ「これ、私なんだけど、幾つに見えるかしら?」
リン   「ええっと、今のディアドラさんですよね・・・
      そうすると、24歳くらいですか?」
ディアドラ「正解は、17歳」
リン   「え、ええええええ!?」
ディアドラ「ふふふ、驚いているわね」
リン   「え、あ、す、すみません」
ディアドラ「いいのよ、見る人は皆驚いているからね。
      たしかに私の顔グラはどうみても、20過ぎた成人のものよね。
      でも、これが17歳であるのは本当よ、
      じつはシグルド様と初めてお会いした頃のものなの」
リン   「兄さんと知り合ったのって、そんなに昔のことなんですか?」
ディアドラ「昔、というか、私、親世代ではそもそも17から20くらいなの。
      これ(↓)が証拠よ」

(聖戦の系譜 第1章 マーファ上南西の村人の会話)
その子(ディアドラ)は村の占いおばばにひきとられたときいたが
今はどうしてるかのぉ
もし生きてれば「17、8才」にはなっていると思うが・・・

リン   「ほ、本当だ・・・」
ディアドラ「でも、誰も私を年齢相応に見てくれる人はいなかったわ。
      シグルドさまですら、『え、君、未成年?』と驚いていましたし。
      『一章のタイトル、【精霊の森の熟女】の方がふさわしくね?』
      なんて書き込みを、聖戦スレでみたこともあります。
      昔から、老けて見られていたのよ」
リン   「ディアドラさんも私と同じ苦労をなさっていたんですね・・・」
ディアドラ「でもね、私は一度も悩んだことは無いの。
      見た目が老けているのなんて、気にしたことは無かったわ」
リン   「え?どうして!?」
ディアドラ「それはね、これよ・・・」
234少女の証明:2009/02/12(木) 18:18:18 ID:7Evxyg8E
―ディアドラはもう一枚の写真をリンディスに見せた。
1枚目と全く同じディアドラが写っている、違いは全くわからない。

ディアドラ「その写真の私、いくつにみえるかしら?」
リン   「一枚目と全く同じですよね、ということは、これも17歳?」
ディアドラ「正解は30歳」
リン   「えええええええ!!だって、1枚目とまったく変わっていませんよ」
ディアドラ「それはね、聖戦本編で私が死ぬ寸前の姿よ。
      聖戦を14回クリアするとオープニングで見られるけど、その時の私、30過ぎているの。 注
      でも、その姿は親世代のときと全く変わっていないわ」

注 聖戦一章はグランベル暦758年前後、そのとき17歳くらいということは、
ディアドラの生年は740年前後となる。
そして、終章(779年)のユリウスは「7年前にディアドラを殺した」と述べているので、
ディアドラが亡くなったのは772年頃、つまりディアドラの享年は30を過ぎていることになる。

リン   「え、でも、それって・・・」
ディアドラ「メタ的視点からいえば、もちろんわざわざ1シーンに
      老けた私の顔グラを用意するのが手間だっただけでしょう。
      でも、アルヴィス様やトラバントがことごとく老け込んでいる中、
      私は最後まで若い姿を保っていた事実に変わりはないわ」
リン   「・・・・・・」
ディアドラ「リンディスさん、若い頃老けて見られる人はね、
      えてして歳を取った時は若く見られるものなの。
      ずっと見た目が変わらないのよ」
リン   「そ、そうなんですか?」
ディアドラ「逆に、幼い子は老けちゃうのも早いのよ。
      オイフェなんて、子供の時はあんなに可愛かったのに、
      子世代ではひげなんか生やしちゃって。彼、多分まだ30前半よ」
リン   「そ、そういえば・・・」
ディアドラ「それはあなたのお兄様にも言えるんじゃないかしら?
      エリウッドさんやヘクトルさん、確かに今はいいかもしれないけど、
      20年後の彼らはかたや病人、かたやメタボ、40前とは思えないわ」
リン   「た、たしかに・・・」
ディアドラ「その点、私達はいつまで経っても若く綺麗なままでいられるの。
      これって、どちらが得だと思う?」
リン   「わ、私達ですか・・・?」
ディアドラ「そう、だから気に病むことなんか無いのよ」
リン   「な、なんか、ちょっと、わかってきました」
ディアドラ「あら?あ、丁度いいところに・・・マードックさーん!!」
マードック「これはこれは、ディアドラ殿・・・」

―ディアドラは前を通りかかった男に声をかけた。

ディアドラ「紹介するわ、ベルン署のマードックさん。
      マードックさん、この子は私の友人の妹で、リンディスさんよ」
リン   「こ、こんにちわ」
マードック「よろしく頼む。それでディアドラ殿、いかがなさいましたか?」
ディアドラ「例のアレ、この子に見せてあげられないかしら・・・」
リン   「アレ?」
マードック「あまり人に見せるものではないのだが・・・」

―マードックは一枚の写真を取り出した。写っているのは今と変わらぬマードック自身である。

リン   「ええっと、これ、今のマードックさんに見えますけど・・・」
マードック「これは、私の20年前の姿だ」
リン   「ええええええええええ!!!」
ディアドラ「初めてみたときは私も驚いたわ。私以上に見た目の変わらない人がいるなんて。
      おかげで私と彼は友人になれたのよ」
235少女の証明:2009/02/12(木) 18:18:49 ID:7Evxyg8E
リン   「ということは、マードックさんも・・・」
マードック「小学校5年の頃、すでに周囲には高校生に見られていた」
ディアドラ「でも、そのおかげで50過ぎの今でも、変わらない姿を維持できるのよね」
リン   「・・・・・・」
ディアドラ「リンディスさん、わかったかしら?
      たしかに今、老けて見られるのは辛いかもしれない、
      でもね、10年後、20年後に笑うのは、私たちなの。だから、気に病んじゃダメよ」
リン   「・・・・・・はい、ありがとうございます、肩の荷が降りました。
      私、なんてつまらないことで悩んでいたんでしょう?
      ディアドラさん、マードックさん、今日は本当にありがとうございました」
マードック「例には及ばん」
ディアドラ「シグルド様によろしくね」
リン   「はい!!では失礼します!!」

―リンはお辞儀をし、その場を立ち去った。悩みから解放された彼女の足取りは、非常に軽やかだった。

リン   「見た目が老けているなんて、悩むこと無かったのね。
      10年後、20年後も変わらない見た目でいられるなんて、
      実はすっごく恵まれていたのよ、私!!」

―リンが帰宅すると、玄関にはミカヤとエリンシアが立っていた。

リン   「ただいま!!」
ミカヤ  「おかえりなさい」
エリンシア「おかえりなさい、悩み事はもう大丈夫なの?」
リン   「うん、つまんないことで悩むのはもうやめたの。心配かけてごめんね」
ミカヤ  「それはよかったわね」
エリンシア「では、こちらの話に入れますわね」
リン   「こちらの話?」
ミカヤ  「リン、さっき学園から電話があったの。
      あなた、今日、更衣室で裸の女の子を視姦してまわったそうね」
リン   「え!?いや、あれは、その・・・」
エリンシア「中には見るだけでは足らず、事に及んだ子までいるそうですね・・・
      ララムちゃんが泣いていたって、ロイから聞きましたわよ」
リン   「事に及んだって、ちょっと体を触っただけで、そんな大げさなことは・・・」
ミカヤ  「ショタコンだって聞いたから安心していたけど、リン、あなたやっぱりレズなのね!!」
エリンシア「いつか素敵な殿方にめぐり合えるから、
      女の子に走る必要はないと、あれほど言ったのに・・・」
リン   「違います、私はレズじゃありません!!」
ミカヤ  「問答無用、今日という今日は許さないわ!」
エリンシア「今後二度と女の子の体に興味を持たないよう、
      徹底に徹底を重ねてあなたを矯正しますわ。
      題して『エリンシアマッスルレッスン・アルティメット』
      120時間休みなしで人体のありとあらゆる筋肉を教え込み、
      殿方の逞しさを細胞レベルまで叩き込んで差し上げますわ!!」
リン   「120時間って、5日!!何よその殺人的なプログラム!!
      大体学校はどうするのよ!?」
ミカヤ  「大丈夫よ、すでに学校には1週間休むことは連絡済だから」
リン   「えええええええ!!??」
エリンシア「早速はじめますわよ、さあ、私の部屋に来なさい!!」
リン   「まって、ちょっと・・・いやあああああああああああ!!」

―こうして人類史上、かつてない筋肉の祭典がエリンシアの部屋で繰り広げられた。
5日に渡る筋肉漬けを終え、部屋から出てきた二人・・・。
エリンシアは、これ以上無い充実した5日間を過ごし、肌は艶々で、体は活力に溢れ、
若さをその身に取り戻した。
一方、リンは疲労で10歳以上老け込んでしまったらしい。

「少女の証明」 完
今回も長々とお付き合いくださり、誠にありがとうございました。
236助けて!名無しさん!:2009/02/12(木) 18:36:59 ID:BIDA5Su7
>>235
リンが真っ白に燃え尽きた絵が見えるようだwww
237助けて!名無しさん!:2009/02/12(木) 19:21:28 ID:bLE28EwC
>>227-235
クwwルwwwトwwwww
とりあえずリンにはコレを渡しておこうwwwつ『栄養剤』+『特効薬』
超GJ!


ココの竜王家をテーマにした派生スレ、『歴代FE竜族が親子兄弟だったら』を立てて見たいけど…
やはり需要無いですかそうですかorz
238助けて!名無しさん!:2009/02/12(木) 20:47:45 ID:d98yc1p2
>>227-235
リンwwwww
取りあえず納得のいく結論が出たようでめでたしめでたしだが、
エリンシア特訓明けに学校行ったら、レズ疑惑の噂がもう取り返しのつかないレベルで
尾ひれ付いて広まってるんじゃないだろうかw


>>237
あっという間に過疎りそうだ。
とりあえずネタがあるならここに書いて問題ないでしょ。
単独スレが必要なくらいネタが多いようなら、その時考えれば?
239助けて!名無しさん!:2009/02/12(木) 20:55:37 ID:3q4B1Zfq
>>224
他のもそうだけどKINSINネタのアイク、ミカヤに対してフリーダム過ぎるw
周囲の誤解が多分に含まれてるけど、KINSINネタのディープさでは
アルム&セリカよりアイク&ミカヤの方が強い気がするw
エリ姉さんは過去にフラグあったけどアイクがクラッシュするから
シグルド兄さんに成敗されることもあまりないし……w

>>227-235
若さの秘密はリザイアに違いない。吸い取る的な意味で。
そもそも老けて見えるといったら姉に同じ緑髪のエリなんとか姉さんがいるわけで、
ミカヤと比較されていたであろう彼女のほうがもっとかわいs(叫喚)
240助けて!名無しさん!:2009/02/13(金) 12:23:02 ID:bhcneq37
シノン「――――I am the bone of my sword.(体は剣で出来ている)」
    ―――Steelismybody(血潮は鉄で),and fireismyblood(心は硝子)」
    ―――I have created over athousand brades.(幾たびの戦場を越えて不敗)
    Unaware of loss.(ただ一度の敗走もなく、)Nor aware of gain(ただ一度の勝利もなし)」
    ―――Withstood pain to create weapons.(担い手はここに孤り。)waiting for one's arrival(剣の丘で鉄を鍛つ)」
    ――I have no regrets.This is only path(ならば我が生涯に意味は不要ず)」
    ―――Mywholelifewas(この体は、)“unlimited blade works”(無限の剣で出来ていた)」
ガトリー「シノンさんすげえッス! セネリオも出来ない固有結界使ってるッス!」
241助けて!名無しさん!:2009/02/13(金) 13:56:03 ID:CMHluoVX
>>240
セネリオ「アイク手強いのがでてきました」
アイク 「死ノンが剣を使えるのか、面白い」
242助けて!名無しさん!:2009/02/13(金) 13:59:09 ID:PyIdzqP6
やったー携帯小説できたよー(^o^)ノ

 ───アタシの名前はリン。ロルカ族の未来を背負った女子高生。スピーディでテクニシャンのブレイドロード♪
アタシがつるんでる友達は男性恐怖症のフロリーナ、学校にナイショで
狩りをやってるレベッカ。訳あって黒い牙の一員になってるニノ。
 友達がいてもやっぱり学校はタイクツ。今日もフロリーナとちょっとしたことでイチャイチャになった。
女のコ同士だとこんなこともあるからレズに見られるよね☆そんな時アタシは一人でブルガルを歩くことにしている。
がんばった自分へのご褒美ってやつ?母なる大地の恵みとも言うかな!
 「あぁ…フロリーナ…」・・。そんなことをつぶやきながらしつこいキャッチを軽くあしらう。
「奥さん、ちょっと話聞いてくれない?」どいつもこいつも同じようなセリフしか言わない。
キャッチの男はカッコイイけどなんか薄っぺらくてキライだ。もっと年相応のアタシを見て欲しい。
 「すいません・・。」・・・またか、と草原の民なアタシは思った。シカトするつもりだったけど、
チラっとキャッチの男の顔を見た。
「・・!!」
 ・・・チガウ・・・今までの男とはなにかが決定的に違う。アングリィな感覚がアタシのカラダを
駆け巡った・・。「あ、リン姉さんか。今日も相変わらずフロリーナさんとイチャイチャしてたよねwやっぱりレズww」
男はマルスだった。連れて帰って必殺の一撃を放った。「ギャーやめて!」関節技をきめた。
「ガッシ!ボカッ!」マルスは死んだ。スイーツ(笑)


リンはスイーツ(笑)扱いされることがあったから改変した、反省してない
243助けて!名無しさん!:2009/02/13(金) 15:28:32 ID:FWnX+uKV
>>242
wwwwwwww

それ、某スレに緑風版もあるんよ
244助けて!名無しさん!:2009/02/13(金) 21:48:48 ID:yZyMbKa1
>>242
ちょwww
死ぬのマルスかよwww
245助けて!名無しさん!:2009/02/14(土) 00:20:36 ID:1Y3Rh6GY
>>227-235
GJ。ネタや文章の上手さもさることながら、
作者はきちんと年齢とか考証して書いているのがなおいい。
かゆいところに手が届いてる。

クルト理論で行くと、リンは草原に帰ればもしかしたらテカテカして
若返るかもってくぁwせdrftgyふじこlp;@:「」
246助けて!名無しさん!:2009/02/14(土) 01:12:13 ID:oPatauIA
前回から時間が空きすぎて、
もはや覚えている人もいないであろう
長編の続きを投下します。(バレンタイン関係なし)
これからも時間が空くとは思いますが、
「こんな作品もあったなぁ」くらいのノリで、
忘れた頃に思い出して頂ければと思います。
247温泉に行こう!!:2009/02/14(土) 01:13:32 ID:oPatauIA
ヘクトルがひどい有り様になっている頃、シグルド兄さんは・・・

グランベル商事・応接室
アーダン 「いやー・・・すみませんね。ドズル工業の若旦那自らがこちらにおいでというのに、随分とお待たせしてしまって。」
ブリアン 「いやいや、お気になさるな。そもそも本来は休日なのにこちらの都合で商談をねじ込んだのですから。」
アレク  「ドズル工業の新製品のワイヤレス小型ピンホールカメラ『スワンチカDX(ダブルエックス)』。
      機能性はもとより、一番の売りはその耐久性。その耐久テストの方法として最もインパクトが有る提案をした企業と契約を結ぶ・・・。
      これまでもいろいろな企業がチャレンジしている。何とかうちで契約をとりたい一件だ。」
ノイッシュ「・・・何でそんな説明口調なんだ?」
アルヴィス「くそ・・・取引先をいつまでも待たせおって・・・シグルドのヤツは何を考えているんだ?」
アレク  「まぁまぁ、落ち着いて下さい。良いアイディアなんですって。」
アルヴィス「最高攻撃力を誇る私のファラフレイムでビシッと決めた方が手っ取り早くて良いんじゃないか!?」
ノイッシュ「もう少し、もう少しなんです。シグルド係長の計算では・・・。」

ところ変わってイリア温泉街
アルム  「ふぅ、大体これくらいかな。クリフ、ロビン、グレイのお土産に、
      マイセンのじっちゃんの分、ジークさんの分もあるし、ローソン店長の分と。」
セリカ  「私もメイにジェニーにボーイに・・・ノーマ様のお土産もオッケー。」
アルム  「友達の分のお土産は大体買った・・・かな?」
セリカ  「そうね。あとは姉さん達のだけど・・・。」
アルム  「そうだね。何か良い物があればいいけど・・・あっ、これなんてどうかな?」

アルムが手にしていたのは男の子と女の子が手をつないでいるマスコットだった。
セリカ  「あら、可愛いじゃない。これは・・・お守り?二つで一組の。」
アルム  「そう。これ、シグルド兄さんのお土産に良くないかな?そしてシグルド兄さんがディアドラさんにもうひとつをプレゼントするんだ。」
セリカ  「いいわね、それ。恋人同士みたいで。」
アルム  「じゃあ、僕ちょっと買ってくるね。ちょっと待ってて。」
セリカ  「行ってらっしゃい。」

アルム  「買ってきたよ。」
セリカ  「おかえりなさい。あら?そのもうひとつの袋は何?」
アルム  「・・・君に、受け取って欲しいんだ。」

アルムがセリカに手渡したのは先程のマスコットの色違い。男の子は水色が基調で女の子は赤が基調と、良くできているものである。
セリカ  「アルム・・・。ありがとう。」
アルム  「セリカ・・・。」
お約束のいつもの雰囲気。お邪魔虫がいないのでやりたい放題かと思いきや、そのオーラを遠く離れた地で敏感に感じ取った者がいた・・・。
248温泉に行こう!!:2009/02/14(土) 01:14:43 ID:oPatauIA
再びグランベル商事・応接室
シグルド 「!! ノイッシュ、窓を!!」
ノイッシュ「わかりました!!」
アレク  「とうとう来たみたいだな。」
ブリアン 「む?突然どうされたのですかな?貴殿が投げようとしているその剣は
      先程うちの『スワンチカDX(ダブルエックス)』をくくりつけておりませんでしたかな?」
アーダン 「ブリアン殿も随分説明口調ですね・・・。」

射手シグルド、おおきく振りかぶって・・・

シグルド 「KINSHINは許さんぞーーーーー!!!!!!!!」 ブン!! キラッ☆ミ

その一投のもとにイチローもびっくりな位、ティルフィングは星になった。向かう先はもちろんあの場所である。

再びイリア
アルム  「セリカ・・・僕、何だか汗かいちゃった。」
セリカ  「そうなの?・・・私も。」
アルム  「おや、あんなところに温泉があるね。混浴の。」
セリカ  「行きましょうか。・・・!!」

シュウウウウ・・・ドーーーーーーーン!!!!

ご想像の通り、イリアまで飛んできたのはティルフィングである。(スワンチカDX付き)
アルム  「・・・まさか、こんなところまで来るとはね・・・。」
セリカ  「もう!!どうして兄さんはどこまでしつこいのかしら!!」
アルム  「・・・このカメラなんだろ・・・?それに手紙・・・?『今回ばっかりは投げた事を許して欲しい』・・・どういう事・・・?」

三度グランベル商事・応接室
ブリアン 「・・・何、今の。」
アレク  「おー。よく飛びましたねー。」
ノイッシュ「今イリアに到着しました。モニター、確認。映像もばっちり映ってます。」
アーダン 「おー、さすがドズルの新製品。壊れずしっかり作動してる。」
ブリアン 「え?みんな驚かないの!?イリアってここから数百`離れていて・・・」
部下三人 「いつものことですから想定の範囲内です!!」
シグルド 「ブリアン社長・・・これが我々が提案する、耐久テスト方法です。如何でしたでしょうか・・・。」
ブリアン 「いやー・・・ここまでインパクトのある、素晴らしいのは想像していなかった。
      他の企業なんて神器だかでぼかぼか叩いたり燃やしたりする程度。
      もしここでも似たようなものだったら即刻御社からは撤退する予定でしたわ。」
シグルド 「・・・と言いますと?」
ブリアン 「この製品、御社に、いや、貴殿にお任せしましょう。」
シグルド 「ありがとうございます!!」
アレク  「ね?良いアイディアだっていったでしょう?アルヴィス課長?」
アルヴィス「フン。・・・この案件は君らにこれからも全て任す。失敗は許さんぞ。」
アレク  「はい。お疲れ様でした。」
249温泉に行こう!!:2009/02/14(土) 01:15:50 ID:oPatauIA
その後・・・
アーダン 「良かったですね。色々と上手くいって。」
シグルド 「ああ。これもみんなのおかげだ。本当にありがとう。
      それに、この後はディアドラとデート・・・ハッ!!もうこんな時間か!?マズイ・・・間に合わない!!」
ノイッシュ「係長、あとは俺たちで何とかしますよ。」
アレク  「そうそう。大した仕事も残っていませんしね。」
アーダン 「一仕事やり遂げたあとなんですから、すぐに向かってあげて下さい。」
シグルド 「お前達・・・すまないッ!!行ってくる!!」
アレク  「ごゆっくりぃ〜。」
ノイッシュ「さて、やるか。今夜は残業だな。」
アーダン 「ああでも言わないと、シグルド係長、絶対行かないもんなぁ。」

しかし、そんな二人を邪魔しようとする、黒い陰謀が・・・!!
エーディン「(電話)と言うわけです。ですのでシグルド様があの女に出会えなくなるよう、
      しっかりと妨害を。では。 (ガチャ ツーツーツー」
ガンドルフ「・・・また今日も部下をけしかけてデートを妨害する仕事が始まるお・・・(泣」
デマジオ 「兄貴ー。俺たちもう嫌っすよー。あの男強いんですもん。」
ガンドルフ「本当になぁ・・・。未だに携帯にも非通知でかけてくるしよ・・・。でも、やらなきゃなんねぇんだよな・・・。」
?????「そこの男、それまでだ。」
ガンドルフ「な、なんだお前は!?」

そこにいたのは、炎をまとった、要するに戦闘態勢のアルヴィスだった。
アルヴィス「話は聞かせて貰った。普段は正直あんた達の働きはありがたいが、今日ばっかりは別だ。
      あの二人の邪魔をするというのなら、この私が相手になろう。」
ガンドルフ「あ、そうなの?・・・あんたにちょっと頼みたいことがあるんだが・・・。」
アルヴィス「聞く耳持たんな。」
ガンドルフ「まぁ、そう言うなって。俺含めて部下全員、先にあんたにやられたって事にしてくれねぇか?」
アルヴィス「・・・は?」
ガンドルフ「なぁ頼むよ。こっちもわざわざ痛い思いするくらいなら負けたって事にして無傷で引き下がるからよ。いいだろ?」
アルヴィス「あ、ああ・・・。」
ガンドルフ「よし、決まったな。おーし、おめえらー!!久しぶりに飲みに行くぞ−!!」
部下達  「ヒャッホーー!!!」

アルヴィス「・・・あれ?」

こうして、シグルド兄さんは久しぶりにディアドラとのデートを堪能できたのでした。

続く
250温泉に行こう!!:2009/02/14(土) 01:31:42 ID:oPatauIA
って、調べたら12章以来かよ・・・
済みませんでした、もうちょっと早く完結させます。
251助けて!名無しさん!:2009/02/14(土) 04:08:11 ID:WmlmlR4I
相変わらずのいい出来だった。GJ!
あせる事はないのでじっくり良作を生み出してほしいな。
252助けて!名無しさん!:2009/02/14(土) 09:09:10 ID:9ZsFOG3D
過去ログ全部読んでようやく追いついた
幸か不幸か今日は2月14日、こりゃ日付が変わる前までに何としてもネタを投下するしかないッ!!
253助けて!名無しさん!:2009/02/14(土) 11:46:36 ID:el75GTrS
>>247-249
久しぶりに温泉ネタキター!
間が空いてもいいから続き書いてくれると嬉しいな、楽しみにしてる!
しかし、KINSHINネタを商談に使うとは…w
とりあえず、しぐるど兄さんよかったね…


>>252も楽しみにしてるよ!
254助けて!名無しさん!:2009/02/14(土) 11:48:49 ID:el75GTrS
ぐは、「シグルド」って平仮名で書きこんでしまった…orz
ごめん、兄さん
255アイクと肉のバレンタイン:2009/02/14(土) 13:20:37 ID:5HCZlK33
バレンタインネタ投下したいと思います、他の人のネタも楽しみッス


〜バレンタイン前日、某所〜

  「……やっぱり肉しかないと思います…」
     「まあ、それしかないわね」
     「…こんなところかしら」
     「ああ、まとまったな」
     「明日は肉をを渡すか、食べてもらうことのみを行い、それ以上の行為は厳禁とする。異論は無いな?」
     「抜け駆け無しってことで!」
     「普段があれだから、こんなときぐらいは平和的にいきたいよね…」
     「普通は逆だと思うけどねー」
     「……………」
     「じゃあこれでお開きね。あ、明日も仕事入ってるから、三人とも遅れないようにね」
     「「「はーい」」」
     「では、これにて終了じゃ。本日はよく集まってくれた、感謝する」


〜バレンタイン当日〜

アイク  「今日はなんだか町が騒がしい気がするな…」

仕事に向かうべく、歩きなれた道を進んでいたアイクだったが
なにやら町の様子が普段と違うことに気付く

アイク  「この時期になるとこうだな…何か浮ついた感じがするような…何かの記念日かなにかだったか
      まあ俺はいつも通り仕事をこなすだけだが…ん?あれは…レテか?」
レテ   「!!…あ、ああアイクか、奇遇だな…」
アイク  「珍しいな、いつもはここでお前に会うことは無かった気がするが…」
レテ   「ああ…まあ…その……アイク!」
アイク  「あ、ああ…なんだ急に」
レテ   「…黙ってこれを受け取れ!」

そう言われると同時に、何かが入った袋を胸元に押し付けられるアイク

アイク  「これは…何だ?見てもいいか?」
レテ   「ああ、いいぞ」
アイク  「……む…これは、肉か?いや、ただの肉じゃないな…これは魔竜の肉か!
      竜の祭壇近辺にしか生息していないという…」
レテ   「そうだ、わざわざ獲ってきてやったんだ、感謝しろ。保冷剤も入れておいてやったから
      あとでじっくり味わえ」
アイク  「これはありがたいが…なぜこれを俺に?」
レテ   「いや、それは…あれだ、普段世話になっている礼というやつだ
      決してお前が本命だからとかではない、か、勘違いするなよ!?」
アイク  「?…あ、ああ…」
256アイクと肉のバレンタイン:2009/02/14(土) 13:22:47 ID:5HCZlK33
アイク  (何だったんだ一体…あいつはこの時期になるといつもああだな…)
ララベル 「あらアイクさん、おはよう」
アイク  「ああおはよう、…この時間にいるってことは店は休みか?」
ララベル 「今日は午前はお休みにしたの、これを渡したくてね」
アイク  「これは…肉…か?なんの肉だ?」
ララベル 「マケドニアの野生の飛竜の肉。捕らえるのが難しいからなかなか市場に出回らないの
      しかもこれは鮮度もいいから、結構なレア物なのよ」
アイク  「そうらしいな…俺も実際に見るのは初めてだ…悪いな、こんないいものを貰って」
ララベル 「いいのよ、これで少しは他の候補に差をつけられたかしらね」
アイク  「……?」


アイク  「…少し遅れたか、朝から妙に人に会うせいか…」
ミスト  「おはようお兄ちゃん!」
ワユ   「おはよー大将!はいこれ!!あたし達二人から!!」
アイク  「あ、ああ…ありがとな、これは?」
ミスト  「お肉だよ、火竜の!」
ワユ   「それもただの火竜のじゃないよ、竜の門まで行って古の火竜を獲ってきたんだからね!」
シノン  (二人でかよ!?それなりの人数でも危ねえ相手だぞ…)
ガトリー (本気の女は恐ろしいっすね…)
アイク  「二人ともありがとな、…ん?イレースはどうした?いつもなら三人でいるだろう」
ワユ   「んー、なんか急に用事が出来たから休むって」
ミスト  「こんな日に用事があるなんてちょっとかわいそう。せっかく会議までしたのに…」
アイク  「会議?最近何かあったか?」
ワユ   「…!…いやいやいや何でもないの、何でも!」

ティアマト「おはようアイク、今日はずいぶん大荷物ね?」
アイク  「ああ、何か今日はやけに肉を貰う日だ」
ティアマト「アイク、あなた今日が何の日か知ってる?バレンタインでしょう」
アイク  「…そうか、忘れていた。たしかチョコをやりとりする日だったか?」
ティアマト「そうよ、はいこれ」
アイク  「これは…チョコだな」
ティアマト「そうね、やっぱり一つくらいはちゃんとチョコじゃないと気分が出ないと思って」
アイク  「…?ああ、ありがとう(何のことだ?)」
ティアマト「いいアイク、まだこれから誰かから色々貰うだろうけど、あまり不審に思わないであげて
      みんなあなたの気を引きたくて必死なんだから」
アイク  「あ、ああ…?」


アイク  「…よし、これで今日の仕事は終わりだな。さて、帰るか…」
セネリオ 「お疲れ様です、アイク。今日はもう終わりですか?」
アイク  「ああ、ちょうど今帰るところだ」
セネリオ 「今日は荷物が多くて大変でしょう、外にリヤカーを用意しておいたので
      それを使ってください。大きめのを用意したのでこれ以上増えても大丈夫なはずです」
アイク  「それは助かる、正直俺もこの荷物をどう持ち帰るか悩んでいた所なんだ」
セネリオ 「恐らく大丈夫だとは思いますが気をつけて下さい、帰り道の展開次第では収まりきらない可能性もあるので」
アイク  「…わかった、注意しよう(…何に気をつければいいんだ?)」
257アイクと肉のバレンタイン:2009/02/14(土) 13:24:56 ID:5HCZlK33
アイク  「しかし…まとめてみると結構な量だな……ん?」

リヤカーを引きながら家路についていると、突如黒塗りの高級車が横に止まり、見慣れた少女が降りてきた

サナキ  「見つけたぞ、アイク!」
アイク  「何だサナキ、俺に用か?仕事の話なら一度戻ってから…」
サナキ  「そうではない。お主、今日が何の日か知っておろう?」
アイク  「ああ、バレンタインらしいな」
サナキ  「わかっておるなら話が早い、シグルーン?」
シグルーン「はい、サナキ様。…アイク様、これをどうぞ」
アイク  「これは…肉か?もしかして」
サナキ  「その通りじゃ、それもただの肉ではないぞ、我が社の総力を結集して地竜を獲ってきたのじゃ
      しかもこれは先ほど捌いたばかりじゃからな、鮮度も保証するぞ」
アイク  「なるほど…これはいいものだ、しかしただ貰ってばかりなのも悪いな
      何か返せればいいんだが…」
サナキ  「別に気にせずとも良い、じ…じゃがどうしても礼がしたいというのならじゃな
      私の部屋のドアの調子が悪くての、今度見てもらえるとありがたいのじゃが」
アイク  「なんだそんなことか、それなら明日にでも俺が直してやるぞ」
サナキ  「そ、そうか!それはありがたい!では明日必ず来るのじゃぞ!」


アイク  「しかし今日はずいぶん人に会うな…もうそろそろ日付が変わるじゃないか…」

あれからも多くの友人や知り合い、さらには面識のない者からもプレゼントを貰い(全て女性から)
それぞれに真面目に応対していたらいつのまにか帰りが遅くなってしまった

アイク  「ただいま」
ミカヤ  「おかえり、お客さん来てるわよ。アイクの部屋で待ってもらってるから」
アイク  「客、こんな時間にか…」   
ミカヤ  「頑張るのよアイク!もう決めちゃっていいから!あ、みんなもう寝てるから
      なるべく静かにね…フフ…」
アイク  「…?…??」

アイク  「誰だ客って…姉さんの態度も妙だったし…まあ会えば分かるか、入るぞ」
イレース 「…こんばんは、アイクさん」
アイク  「あんただったか、何か用か?…ん?なんでコートを着てるんだ?
      俺の部屋はそんなに寒いか?」
イレース 「いえ…今日はアイクさんに貰ってて欲しいものがあって…」
アイク  「ん?もしかして…肉…か?」
イレース 「…違い…いえ、ある意味そうですね……」

そう言いった後、イレースはゆっくりとコートを脱ぎ捨てた

イレース 「……私…です……」
アイク  「!お、おいお前…なんて格好を…」

アイクが驚くのも無理は無い、イレースは何も着ていなかった。かと言って裸という訳でもない
胸と腰周りにリボンを巻きつけただけの、辛うじて全裸ではないといった格好をしていた

イレース 「…アイクさん」
アイク  「な、なんだ?」
イレース 「ちょっとこのリボンの端…引っ張ってみてくれませんか…?
      私のこれ、長いリボン一本で出来てるんですよ…」
アイク  「…いや、遠慮する。何かまずいことになりそうだ」
イレース 「遠慮しなくていいですから…」
アイク  (何だこれは、一体どういう状況だ…しかも何か妙な圧力があって強く出れん)
イレース 「アイクさん……」
258アイクと肉のバレンタイン:2009/02/14(土) 13:26:25 ID:5HCZlK33
レテ   「でぇーい!」
ワユ   「ちぇすとー!」

ドガ! ゲシ!

イレース 「…痛いです」
アイク  「お前たち…なんで窓から」
ララベル 「ごめんなさい、その話はあとでね」
サナキ  「お主!裏切ったな!」
レテ   「抜け駆け無しと決めただろう!」
イレース 「…誰にも言ってないのに、なんでバレたのかな…」
     「フッフッフ…あたしよ!」
アイク  「む、ユンヌか」
ユンヌ  「そのとーり!あたしがアイクにあたし自身をプレゼントしようと布団の中で待ち構えてたら
      この女が来たから、これはやべーと思ってみんなに知らせたのよ!」
ワユ   「バレンタインが無事に終わったから、みんなで打ち上げやろうって連絡しても反応無しだもん
      これは怪しいと思ってたらユンヌから連絡があったの!」
ミスト  「酷いよー、約束したでしょ?」
イレース 「約束は破ってないです…『肉』を『食べてもらおう』としただけです…」
レテ   「き、汚いぞ!」
イレース 「まったくとんだ腹黒女ね…黒いのは胃のブラックホールだけにしなさいよ」
サナキ  「とにかく帰るぞ、アイクも迷惑しておろう」
イレース 「…えー…せっかくここまで…」
ユンヌ  「やかましい!そもそも抜け駆け無しなんて妙な決まり作るからこんなことになるのよ!
      ここはわかりやすく互いに恋敵の強制排除といこうじゃない!?」
レテ   「いいだろう!やってやる!」

ガラッ

リーフ  「ちょっと兄さん静かにしてよ、僕隣なんだからさ…って何コレ?」
ユンヌ  「邪魔よ!」
リーフ  「ちょ、何!?」

カッ! ユンヌは光を発した! リーフは石になった!

ユンヌ  「よっしゃー!お前ら表(庭)に出んかーい!」

ドタドタバタバタ ガン! ガシャ!

石になったリーフに誰かが当たった リーフは砕け散った!

アイク  「リーフ…お前はなんでいつもこんなタイミングで…ん?砕けた欠片が文字に…」

コ・ノ・ヒ・ト・デ・ナ・シ

アイク  「……これはもはや芸…いや、芸術だな」


  おわり


読んでてわかっただろうけど、アイクとイレースが好きなだけです。ごめんなさい
259助けて!名無しさん!:2009/02/14(土) 16:20:21 ID:o571D+Wr
いや、蒼炎・暁好きとしては面白かったww
GJ!
しかし、
>ユンヌ  「よっしゃー!お前ら表(庭)に出んかーい!」
相変わらずテンション高いな、ここのユンヌはwww
260助けて!名無しさん!:2009/02/14(土) 17:01:39 ID:q19wTste
>>255-258
GJ!アイクの嫁たちが久しぶりの暴れっぷりにものすごく笑った
あとリーフ・・・死亡確定だね
身が砕かれちゃオームデモ・・・。(チーン)
261助けて!名無しさん!:2009/02/14(土) 17:58:38 ID:Fq8zAPdv
イドゥンさんは誰にチョコをあげるのだろう…?
いや、そもそもバレンタインズデーの存在さえ知ってるかどうかも怪しい所だ…(汗)

>>255-258
嫁候補達の相変わらずの暴れっぷりに又ワロタwユンヌ神自重www
ああ、リーフが…(´;ω;`)ブワッ
GJ!
262助けて!名無しさん!:2009/02/14(土) 19:01:10 ID:9ZsFOG3D
>>255-258
GJ! リーフ……君の事は忘れないよ
かけらを一つに集めてお湯でもかけたら復活しそうな気もするけどね

登場人物が被りまくってるが、何とか完成したんで気にせず投下するぜ
263敵は兄弟家にあり:2009/02/14(土) 19:02:23 ID:9ZsFOG3D
二月十三日:某所

サナキ   「こんな所に呼び出しておいて顔を見せぬとはどういう了見じゃ」
仮面の男 「すみません。諸事情で私の顔を見せる訳にはいかないのです」
ミスト   「だったら早く用件を済ませてよ、今日は色々と忙しいんだから」
ワユ    「明日の為にチョコ作らないといけないからね」
イレース  「……メニュー見せてください」
仮面の男 「今日はみなさんアイクの嫁候補方に、重大なライバルがいた事を伝える為に集まって貰いました」
レテ     「何!?」
イレース 「……ドリンク取って下さい」
仮面の男 「伏兵は彼のとても身近にいました」
ティアマト 「身近……それは兄弟家の事? 別にエリンシアはアイクが好きと言うより、
       アイクの筋肉が好きって感じなんじゃからそこまで危惧する必要は……」
仮面の男 「残念ながらエリンシアの事ではありません、あなた方の真のライバルはエイリークです」

 「な、なんだってー!!」

イレース  「あ……カツカレーうどん定食ください?」
ティアマト 「だ、だってエイリークと言ったら双聖器の名前的にもエフラムと……」
仮面の男 「確かに私も彼女がAKJ同盟に所属していたのは、双子の兄であるエフラムを想っての事と思っていまいた。
       しかし、それは全く違ったのです」
レテ    「それがアイクに対してだったって事なのか?」
仮面の男 「そうです。あまりにもさり気なかったので気が付かなかったけど、このスレにおいてエイリークとアイクの掛け合いは非常に多い」
サナキ   「いきなり何を言うかと思えばメタ発言を」
ミスト   「でも言われてみれば、そんな気が……」
イレース  「すみなせん……追加注文です」
仮面の男 「私も過去ログを見直して驚きました。特に、ここ最近になってそれは増加の一途をたどっています」
ワユ    「そういえば前にエイリークさんの婿候補たちと大将がエイリークさんをかけて決闘した事もあったけど、あれも」
仮面の男 「はい。あの時は婿候補たちを完全に諦めさせる為にアイクが出てきたのだと思いましたが、今考えれば結構怪しいです」
ティアマト 「だけど彼女とアイクじゃKINSHINよ、アイクのフラグクラッシュの効果も合わさってSが邪魔するのでは?」
仮面の男 「それに付いては憶測ですが、以下の事が考えられます」

 ・KINSHIN相手はエフラムだと思っているのでノーマーク
 ・相手がフラグジェノサイダーたるアイクだから別にほっといても大丈夫と黙認
 ・アルムとセリカという強力なKINSHINが近くにいる所為で察知できないでいる
264敵は兄弟家にあり:2009/02/14(土) 19:02:55 ID:9ZsFOG3D
仮面の男 「色々考えられますが、一番大きな要因として考えられるのは彼女が天然である事です」
ティアマト 「天然?」
イレース  「……頼んだデザート、まだですか?」
仮面の男 「他のKINSHINと違い、裏でやましい気持ちが殆ど無いって事が大きな意味を持っています」
レテ    「負の気が強いという事か」
仮面の男 「そこまでは言わないがKINSHINを自覚して他の候補を陥れようとしたり過激な考えを内に秘めている事だね。
       エイリーク自身はきっと想いを寄せていても、単純に頼り甲斐のある兄上程度にしか自覚はしてないのでしょう」
ミスト   「それだけでそんなに違うものなの?」
仮面の男 「それはワユさん。あなたなら分るんじゃないですか?
       アイクへの思いがまだ友情、友愛だった頃はフラグクラッシュが発動しなかったのに対して、恋愛感情へとクラスチェンジした今との差が」
ワユ    「確かに昔は今みたいにクラッシュされなかったかも、何度かスルーされた事はあったけど」
仮面の男 「それと同じです。エイリークのアイクへの想いも今はまだ親愛や恩愛と言った家族愛に近いからこそフラクラやSを無効化している」
サナキ   「家族愛か、だったら安心じゃな」
仮面の男 「いいえ。その親愛や恩愛が、いつワユさんのように恋愛感情へとクラスチェンジしてもおかしくはないのです。
       先程も言ったように、二人の掛け合いは昔に比べてはるかに増えました。これが何を意味するかわからない訳ではないでしょう」
イレース  「ここって……テイクアウトもしてますか?」
仮面の男 「AKJが恐れるSにすらそのKINSHINを臭わせる事のない無自覚の愛を持ち、それでいて常にアイクの側にいる。
       そうして二人はこれからも関係を深めていくでしょう」
ティアマト 「ま、まさか」
仮面の男 「そしてエイリークの想いが恋愛感情へとクラスチェンジした時、あなた方ではもう為す術は無いかもしれませんね」

 「…………」

仮面の男 「明日はバレンタイン。みなさんの頑張りを期待してますよ」
ミスト   「か、帰る! 帰ってエイリークさんに負けないような凄いチョコ作る!!」
ワユ    「絶対負けないから」
サナキ   「急ぎ対策会議を開くぞ」
ティアマト 「さ、さよなら」
レテ   「失礼する」
イレース  「……ごちそうさまでした」


マルス   「さて、またこれでアイク兄さんを取り巻く環境が面白くなりそうだな」
しっこく  「代金を払われよ」
マルス   「コーヒー代×7だから……って何ですかこの金額は!?
       気が付けばテーブルに頼んだ覚えのない皿が大量に」
しっこく  「代金を払われよ」
マルス   「場所を考えるべきだった、予想外の出費だよ」

265敵は兄弟家にあり:2009/02/14(土) 19:03:27 ID:9ZsFOG3D
ミスト   「明日のバレンタイン、これ以上の差を付けられない為にも本気を出さないといけないみたいね」
ワユ    「あれ、エイリークさんがいるよ」
ティアマト 「本当、買い物の帰りかしら?」
イレース  「……チョコの香り」
ミスト   「嘘!? おーい、エイリークさ〜ん!!」
エイリーク 「あ、皆さん、こんな所で奇遇ですね」
ミスト   「そ、そうね。あのエイリークさんに聞きたい事があるんだけど」
ワユ    「それチョコですか?」
エイリーク 「えぇ、ターナたちと一緒に今日買いに行ったんです」
ワユ    「エイリークさんは本命チョコを誰に渡すんですか?」
エイリーク 「そんな、本命チョコをあげる相手なんて私にはいませんよ」
ティアマト 「え? そうなの?」
エイリーク 「はい、これは家族に配る為に買ってきたものですから」
 (なんだ思ったよりまだ安心じゃない)


二月十四日:兄弟家
エイリーク 「アイク兄上、本日はバレンタインなのでこれを……」
アイク   「これは、……竜肉か?」
エイリーク 「実は先日、上質なドラゴン肉が手に入ったんです。
       兄上にはチョコよりもこちらの方が良いと思って、喜んでいただけましたか?」
アイク   「もちろんだ。エイリーク、いつもすまないな」

 アイクがそっとエイリークの頭を撫でると、エイリークは嬉しそうに笑みを浮べた。

シグルド 「ん? どこからKINSHINの香りが……」
セリカ   「はいアルム。バレンタインのチョコよ。ンー」
アルム  「ありがとうセリカ。ンー」
シグルド 「何だやはりお前たちか、こらチョコを口移ししようとするんじゃない。
      バレンタインとは言えお兄ちゃんKINSHINはゆるさんぞ」

マルス  「どうやらクラスチェンジの日は近そうだね」




266助けて!名無しさん!:2009/02/14(土) 19:03:57 ID:9ZsFOG3D
過去ログ読んでてアイクとエイリークの会話が結構多かった気がしたので勢いで書いてみました
マイナーCPが大好きな自分としてはエイリーク×アイクorアイク×エイリークあると思います
267助けて!名無しさん!:2009/02/14(土) 20:24:16 ID:wxHtughf
アイク、エイリーク、シグルド、セリス、マルスの
髪蒼族は本当の兄弟っぽいよね
268助けて!名無しさん!:2009/02/14(土) 20:27:19 ID:IhHwmOr3
>>267
ヘクトル「………………」
269助けて!名無しさん!:2009/02/14(土) 20:55:40 ID:C89q0htX
>>268
ダイエットしましょう
それでも多分無理です
270助けて!名無しさん!:2009/02/14(土) 21:05:59 ID:FFEDgWgH
>>266
FE主人公が兄弟であることを前提に、原作と比べてありえない性格変換を
せず、(マルスとかもう壊れてるから大抵は許されると思う)
かつ面白ければどんなCPであろうとこのスレでは

あ り だ と 思 い ま す。

とりあえずGJです。
271助けて!名無しさん!:2009/02/14(土) 21:22:23 ID:I/mSiRcS
>>264
↓店員

    |┃三           /! _ ト、
    |┃ ≡       ,r‐ '/l[[!ト、!:::\
    |┃      ___ !l::::::!:.!:l,!:::!::::::::l _         
    |┃≡  /____ l !!:::::l:.l:::!::::!::::::::!| ,二二、   いらっしゃいませ   
    |┃ヽ___//::::::!| 'l|ト、ヽ:::::/:::::::;' !  !:::::::::::::   
____.|ミニニヽ:::::::::::l ,'   )ヽニVニイ!r'´!  !::::::::::::::::::  
    |┃:::::::::::ヽヽ:::::::! !ィr(:::ヽ::::::! !:::ノ:ヾ!:::!  !::::::::::::::::::::  
    |┃:.:.:.:.:.:::::!|::〈/:.ヽミト、r‐'┴―‐く:∧ l::::::::::::::::::::
    |┃:.:.:.:.:.:.:.:l|::/:ヽ:.:.:.:.:フ::::::::::ll___/:.:.:ヽ ヽ::::::::::::   
272助けて!名無しさん!:2009/02/14(土) 21:39:16 ID:izED8EhX
>>247
待 っ て い た ぞ ! !

>>271
笑うしかないのさwww

>>266
そういやそうだったな

>>267
エフラム「・・・」
マルス「いや兄さんはチキ、ファ、ミルラと兄妹みたいなもんだし」
ロイ「僕たちよりもあの三人のほうが絡み多いしね」
273助けて!名無しさん!:2009/02/14(土) 21:54:41 ID:Cb6wKn0e
>>255-258
とりあえず嫁候補(特にイレースとユンヌ)全員自重しろwww
イレースの役はユンヌだろ、とか思ったが同じこと考えていやがったのかw

>>263-266
その発想は無かったわw
まぁ原作じゃ多分フラグすら立ってないアイイレなんてあるし問題は無いだろう。

自分もアイクのバレンタインネタ書きたいが去年で書き尽くしたせいか何も思い浮かばんぜw
274ベグニオン商社のバレンタイン:2009/02/14(土) 23:08:23 ID:2NuB9smy
マーシャ「ガトリーさん、ケビンさん、ヨファっと。
あ、アイクさんにはお肉の形がいいかな。
ステラさんは誰に…って兄さんか」

ステラ「は、はい///」

タニス「そうか、今日はバレンタインか」

マーシャ「副長は誰かにあげないんですか?」

タニス「予定はないな」

マーシャ「そうですか(やっぱり…)。
…ってなんですかその手に持ってるのは!?
なーんだ、ちゃんとあげる人がい…」

タニス「ああ、これか。これは貰ったものだ」

マーシャ「…は?」

タニス「今日出社してきたら何故か数人の女子社員からいきなり渡された」

マーシャ「………」


サナキ社長は誰かが書くと思ったんで他を
275助けて!名無しさん!:2009/02/14(土) 23:56:51 ID:iCBOexfo
宝塚副長ww
276頑張れ!三羽烏:2009/02/15(日) 01:13:43 ID:/D8UOKUr
ノイッシュ「なあ、これから飲みに行かないか?」
アレク「はぁ? お前、何寝ぼけたこと言ってるんだよ。
    今日はバレンタインだぜ、バレンタイン。
    これからデートに決まってるだろ?」
ノイッシュ「……アーダン、今日は二人で飲むか」
アーダン「あ〜、悪い。俺も今日デートなんだ」
ノイッシュ「…………は?」
アレク「お前、彼女なんていたのかよ!!」
アーダン「何だよその反応は。俺に彼女がいちゃ悪いのかよ?」
アレク「いや、別にそういうわけじゃないんだけど、なぁ?」
ノイッシュ「あ、ああ。少し驚いただけだ…」

シグルド「ん? お前たちまだ残っていたのか?」
ノイッシュ「そろそろ上がろうかと思っていたところです」
アレク「そんな事より聞いてくださいよ。
    こいつ、アーダンのくせに彼女なんているんですよ」
アーダン「おい、何だよ『アーダンのくせに』ってのは!」
シグルド「なんだ、アーダンもデートか。お前も隅に置けないな」
アーダン「……『も』?」
ノイッシュ「……もしかして、係長も?」
シグルド「ああ。実はこれからディアドラとデートなんだ」
アレク「(だからこんなに嬉しそうだったのか…)すんません、ちょっと電話してきます!」
アーダン「お、おれも電話を!」
ノイッシュ「忘れ物があったので取りに行って来ます」
シグルド「そうか。それでは一足先に帰らせてもらうぞ。
     それではみんなよいバレンタインを」
277頑張れ!三羽烏:2009/02/15(日) 01:14:14 ID:/D8UOKUr
アーダン「おうノイッシュ、どうだった?」
ノイッシュ「案の定だ。これだけの仕事を渡された」
アーダン「また随分な量だな」
ノイッシュ「お前たちは上がってもいいぞ。
      私一人でもなんとかなりそうだからな」
アーダン「会社に泊まってか? 馬鹿なこと言うなよ。
      それに、一人より二人の方が早く終るだろ?」
アレク「二人より三人の方が早いけどな!」
ノイッシュ「デートの方はいいのか?」
アレク「ふはははは! 何言ってんだ、ノイッシュ! 女より仕事のほうが大事だろ!?」
ノイッシュ(妙にテンションが高いが、何かあったのか?)
アーダン(今日はデートに行けないって電話したら振られたんだと)
ノイッシュ(あぁ…。お前は大丈夫だったのか?)
アーダン(何とか分かってくれたよ。
      今度のデートは予算が倍にするつもりだけどな。本当に俺には過ぎた人さ)
アレク「何こそこそしてんだよ。
     さっさと終らせて飲みに行くぞ!」


アレク「しかしアレだな。いい上司の下にはいい部下が集まるモンなんだな」
ノイッシュ「そのいい上司の下にいる限り上にはいけそうに無いけどな」
アーダン「あの人は要領が悪いからなぁ」
アレク「なんだよ、お前ら生涯平のつもりか?」
ノイッシュ「お前は上を狙ってるのか?」
アレク「そんなの当然だろ? まあ、そのためには係長に出世してもらわなきゃいけないけどな」
アーダン「じゃあ無理だろw
      あの人は出世したって課長止まりだよw」
ノイッシュ「否定できないのが悲しいな」
アレク「それなら起業でもするか? 係長を社長に据えてさ」
ノイッシュ「それも面白そうだな」
アーダン「俺たち四人で一旗挙げるか」
アレク「だがアーダン、てめぇは駄目だ」
アーダン「お前、今日は一段と酷いな!」

こうして、バレンタインの夜は更けていくのでした
278助けて!名無しさん!:2009/02/15(日) 02:48:25 ID:1sSUg2qP
少女の証明の作者さんに影響されてバレンタインネタを作ってみました。
といっても、既に日付変わってますが。


普段は晩御飯の片付けが終わると静かになる夜の台所。
しかし、バレンタインを明日に控えたこの時だけは違う。兄弟家でもまた台所は戦場となっていた。

セリカ「姉さん、調子はどう?」
リン「う〜〜〜〜〜〜」
セリカ「………思わしくないようね」

呼びかけてもただただ唸っているリンの背中を見つめながら、セリカは心の中でため息を吐いた。
リンの周りには様々な食材や調理器具が散在しており、換気扇が回っているにも関わらず異臭が漂ってる。
それもその筈、リンは料理の腕がからっきし駄目だったりする。
元々一ヶ所に留まるのが苦手な性格だし、二人の姉の実力が非常に高い為、余計に料理から遠ざかっていたのだ。

セリカ「でも、どうしたの突然?去年までは市販の物で済ませていたのに」
リン「え?それは……その……」

ようやくセリカの方に振り返ったと思いきや、俯いたまま何やら口ごもっている。
その様子を冷静に眺めるがハッキリいって似合わない。勿論そんな事直接口に出すつもりはないけれど。

リン「年頃の女の子らしくするにはバレンタインのチョコぐらい自分で用意しないと」
セリカ「リン姉さん、まだ気にしてたんだ」

確かに、社会人になるとまとまった時間は取りにくいし、夜遅くまで起きるのも難しいだろう。
そういった意味では手作りチョコも少女と呼ばれる年代に限定されるものかもしれない。

セリカ「別に楽しいと思えないなら無理する必要なんてないのに」
リン「それは……そうなんだけど」
279助けて!名無しさん!:2009/02/15(日) 02:49:45 ID:1sSUg2qP
セリカ「……………リン姉さん、これだけは言わせて。ミラ教徒としてではなく、姉さんの妹として。
    私には姉さんに答えを示してあげられない。結局は本人の問題だから。
    でも、どんなに姉さんが自分の事で悩んでいても、私はいつだってリン姉さんの味方よ」
リン「そっか。ありがとね、セリカ」

普段の元気いっぱいなリンとは違い、しおらしいと感じるくらいだが、その目はセリカをしっかりと見つめている。
まっすぐで、ひたむきで、セリカの大好きな姉の目だ。

リン「でも、ごめん。今回のチョコだけは完成させるわ。一度やると決めたんだもの。
   セリカもまだ作り終えてないのに、邪魔する形になってしまうけど」
セリカ「別に気にしていないから。とは言っても、私はともかく姉さんはこのままだと……」

セリカも決して料理が得意ではない。
自分だけなら何とかなるのだが、それでも結構な時間がかかるので、二人とも間に合うか心配になってしまう。

エイリーク「よろしければお手伝いしましょうか?」
リン「エイリーク姉さん!その………いいの?」
エイリーク「ええ」

エイリークは優しく微笑むと散らかった台所の片付けを始める。
さすがにエリンシアと共に料理をしているだけあって動きが手馴れている。
とりあえず一段落してから気になる点を尋ねた。

セリカ「そういえば、エイリーク姉さんは今年のバレンタインどうするの?」
エイリーク「チョコばかりだと貰う人も大変でしょうし、甘さを抑えたクッキーを作ろうかと思ってます。
      幸い本命はいませんし、たくさん作れますからね」

女学園という閉鎖された空間によるものなのか、去年エイリークは大量のチョコを貰っていた。
そんな訳で、どうやら今年はホワイトデーとは別に渡してくれた人にお返しをするつもりなのだ。
なんと律儀な姉であろうか。大変な人気も頷けるというものである。
本命がいないと平然と言ってのける事に対しては不安を抱かずにはいられないが。

エイリーク「焼き上げは朝ですから、今は生地作りをするぐらいです。
      出来るだけ早く仕上げて、済んだらリン達のフォローしますよ」
リン「それだと姉さんの負担が大きくない?私はいつ終わるのかも分からないし」
エイリーク「いいものを見させていただいたお礼です」
リン「ううっ」

恥ずかしさで真っ赤になった顔で必死に弁明するリン。
そんなリンを全て理解したかのように優しく受け止めるエイリーク。
リンは気付いているのであろうか?今の二人の様子が年相応の姉妹そのものである事に。

セリカ「まったく、リン姉さんもエイリーク姉さんもどこか抜けてるところがあるし。
    私がしっかりしないと駄目よね」
エイリーク「ほら、セリカもさっきから照れていないで。
      困った事があったら何でも言ってくださいね。私はいつでも二人の味方ですから」
280助けて!名無しさん!:2009/02/15(日) 14:12:47 ID:me/92CCg
バレンタインネタ大量にキテターーー!
アイク争奪戦に笑い、
副長に「さすがwww」と思い、
上司想いの三羽烏に感動し、
姉妹の会話に和んだw

皆さんGJ!
281助けて!名無しさん!:2009/02/15(日) 18:45:42 ID:HDBpTu4E
ロイ 「綺麗なおねいさんからチョコ貰えなかったからって
    自分で買って食べ過ぎて鼻血吹くのだけはやめてよ…」
リーフ「な、なぜそれをっ…!?」

…昨日一日考えてたけどこんなのしか思いつかなかった。
今は反省している。
282助けて!名無しさん!:2009/02/15(日) 19:24:45 ID:Q597jfbj
>>281
ごめん、この短いネタの中でソーダ吹き出したwwwwww
リーフお前四人娘から何も貰ってないのかよwwww


バレンタインとはあまり関係ないが、
お勧め2ちゃんねるにファミコンウォーズDSスレがある…これってエフラムが見ていそうだね
どうせ恐らくファミコンウォーズDS2の敵の幼女司令官相手にハァhウワッエフラムテヤリマツリハヤメテクダサイアッー!!

所…で…何でタニス…お姉様…は…宝塚副長…って…言わ…れるの…?……ぐふっ
283助けて!名無しさん!:2009/02/15(日) 19:57:17 ID:HpR95BoU
4人「普通にあげても面白くないじゃない。もっといじめないと」

きっとこんな感じなんだろう
無論他の人がリーフにチョコあげようとしたら全力阻止
284助けて!名無しさん!:2009/02/15(日) 20:47:48 ID:qCbA0Xc9
きっとあれだろ

魔女みたいな馬鹿デカいツボにチョコレート溶かしたの入れて、ちょっと高い所から
4人「リーフ様、私達からはチョコフォンデュです」
リーフ「ちょっ、なんで僕を裸にして縛ってるの!?」
ミランダ「たっぷり味わって下さいね」
ナンナ「えいっ!」
ドンッ
リーフ「うわぁぁぁぁぁっ!!」
バシャーン!
ティニー「チョコ×リーフ様ハァハァ(*゚∀゚)=3」
サラ「チョコ塗れのリーフも可愛い……!」
リーフ「あぷっ、あぷっ、コノヒトデナシーッ!」

ってな感じでリアルチョコフォンデュにして虐めたんだろう。
285助けて!名無しさん!:2009/02/15(日) 22:34:52 ID:HDBpTu4E
>>284
リーフ「ううぅ…僕をチョコフォンデュにしてなにが楽しいのさ…
    どうせなら綺麗なおねいさんがフォンデュされてる方が…」
(ブバァァアァアアァァァア!!)
リーフ「は、鼻にチョコ入って…ごぼごぼぼごぼー!!(この人でなしー!)」
286助けて!名無しさん!:2009/02/15(日) 23:19:35 ID:5241xC3N
スイーツ(笑)なリンが友チョコ(笑)を渡してレズ疑惑が深まって逆チョコ(笑)を渡そうとしたラスとケントが涙目になる、位しか思い付かんな
287助けて!名無しさん!:2009/02/15(日) 23:59:47 ID:R+AEOpVr
エリンシア「ねぇアイク、私はシンプルに板チョコでいこうと思うの」
アイク  「そうか。別にいいんじゃないか」
エリンシア「それでね、チョコを形作る型が必要なんだけどね……」
アイク  「ふむ、まあそうなるな」
エリンシア「ちょっとアイクに手伝って欲しいことがあって」
アイク  「俺にか?力になれるか分からんが俺に出来ることならなんでもするぞ」
エリンシア「まあ本当!?嬉しいわ!流石アイクね!」
アイク  「それで、俺は何をすればいいんだ?」

エリンシア「あのねハァハァ……アイクの割れた腹筋をハァハァ……チョコの型にしt」
アイク  「断る」



エリンシア「グスッ……アイクの嘘つき……」
マルス  「これは酷い」
エリンシア「でしょ!?だっていつも『俺は約束を違えん』とk」
マルス  「いや、姉さんが酷い」
ユンヌ  「アイクを間接的に食べるチョコと聞いて飛んで来ました」
サナキ  「好きな額を言うがいい!そのチョコをなんとしても生産するのじゃ」
マルス  「お前らは帰れ」
288ロリコンの苦悩:2009/02/16(月) 02:45:02 ID:SmHKA0vd
エリウッド「またやけに今日は胃が痛そうな顔だけどどうかしたのかい?」
エフラム「え、…いや、今日はバレンタインだなと思ってな…」
ヘクトル「おいおい、お前はバレンタインで悩むよーなキャラじゃねーだろ?少なくとも幼女たちから貰い放題じゃねーか」

ピンポーン!

エフラム「今年も来たか…エリウッド、胃薬の用意頼む」
エリウッド「え?なんで?」

ターナ「ハッピーバレンタイン、エフラム!はいチョコレート!」
ターナがニコニコして差し出す箱を受け取り箱を開けるエフラム
彼の前には見るも恐ろしいチョコレートの残骸が可愛らしくラッピングしてあった
ターナ「今年はフレリア産の魚介入りなの!コイとイカとタラよ」
エフラム「あ…ありがとうターナ」
ラーチェル「待ちなさーいエフラム!私のチョコも受け取りなさい!」
馬に乗って駆けてきたラーチェルがびっと小さめの箱を差し出す
それを見て少し安堵した表情のエフラムだったが、続く
ラーチェル「今年はハバネロをふんだんに使ったネレラス火山風熱々チョコですわ!
…べ、別に私とエフラムがアツアツだなんてそんな」
という言葉に完全に笑顔が硬直している

イドゥン「あの…エフラムさん」
チキ「はい、チョコレートだよ!」
ファ「みんなでがんばって作ったのー」
ミルラ「あの…お兄ちゃん、受け取ってくれますか?」
絶望に打ちひしがれたような彼の前には
イドゥン「いつもこの子たちがお世話になっているお礼ということで、特別なものを作りました」
エフラム「…悪いが、これは一体何だ?」
イドゥン「ケルベロスステーキとするめイビルアイのチョコレートコーティングです」
ミルラ「エフラムは…魔物が大好きなので…」
ファ「ファが焼いたんだよー!」


リーフ「くっそー!ねえ、エフラム兄さんがイドゥンさんからチョコ貰ったって本当?うらやましー!一口貰おうかな、エフラム兄さんどこ?」
エリウッド「今はトイレだよ」
ヘクトル「律儀に全部食うから…ご愁傷さん」
289助けて!名無しさん!:2009/02/16(月) 07:37:21 ID:51sf46vb
さすがエフラム、ロリコンという名の紳士だよ
290助けて!名無しさん!:2009/02/16(月) 12:46:22 ID:iq1WCACp
サザ「ミカヤ、俺もチョコ欲しいんよ」
ミカヤ「あー……今食べてたのがあるんだけど、食べる?」
サザ「いただきます!」
しっこく「身の程を」つ【ヴァーグ・カティ月光】
ペレアス「弁えよ」つ【バルベリト陽光】
サザ「コノヒトデナシナンヨーッ!」
291助けて!名無しさん!:2009/02/16(月) 17:36:43 ID:Y0RCcuTi
>>288
勝手に続き

ヘクトル 「おい…大丈夫か?」
エフラム 「……ああ…」

ピンポーン

エリウッド「まさか…また?」

竜幼女×8「がおー!」
エフラム 「お前達…」(8スレ301、328等参照)
ヘクトル 「なんだ、まだあいつらと遊んでたのかよ?」
エフラム 「ああ…何か妙に気に入られてな…それより今日はなんだ?」
竜幼女1 「がう!」

彼女達の内の一人が号令をかけると、残りの者が外から大人一人なら収まりそうな大きさの箱を
エフラム達の前に運んできた

エリウッド「これは…何だい?」
竜幼女2 「がおー」
エフラム 「チョコ…だそうだ」
竜幼女3 「がう、がう」
エフラム 「みんなで作ったから食べてくれと…わかった、いただこう…!?」
ヘクトル 「…ずいぶんデカイな」
エリウッド「そうだね…それより僕はなんでチョコに『足』が生えてるのかが気になるんだけど」
竜幼女4 「がうー!」
エフラム 「……バールをチョコでコーティングしたもの…だそうだ」
ヘクトル 「チョコじゃねえだろ!バール…いやバールのようなものじゃねーか!
エリウッド「…これ、食べるのかい?」

竜幼女×8(じい〜…)

ヘクトル 「うわ…凄い見てる…」
エフラム 「…いただきます」


エフラム 「…く…ごふっ…」
エリウッド「だ、大丈夫かい?」
竜幼女5 「がう?」
エフラム 「…あ…ああ、美味かった…これは俺も来月に相応の物を返さなければならないな…」
竜幼女×8「がうー♪」
エフラム 「ぐはっ!?ま、待て!抱きつくのはいいが腹に突っ込んでくるのはやめ…ぐ…お…」
ヘクトル 「耐えろ、耐えるんだエフラム!」
エリウッド「頑張って!今吐いたら大変なことになるから!」
292助けて!名無しさん!:2009/02/16(月) 17:39:37 ID:Y0RCcuTi
エリウッド「…本当に大丈夫かい?
エフラム 「…ああ、なんとかな…だが今日はもう何も口にしたくな…」

ピンポーン

ヘクトル 「…おい」
エフラム 「…大丈夫だ、俺は負ける戦いはしない」
ヘクトル 「ダメだな、これは…」
エリウッド「そうだね…チョコを食べることを戦いとか言ってるし…」

アメリア 「こんにちは!エフラム師匠!」
エフラム 「アメリアか、今日はどうした?」
アメリア 「えっと…これ、どうぞ!」
エフラム 「…チョコ…だな」
アメリア 「は、はい!師匠にはいつもお世話になってますから、そ…そのお礼と言うか…」
エフラム 「ああ…ありがとう…今食べてもいいか?」
アメリア 「…は…はい、どうぞ!」
ヘクトル 「おい…今食って大丈夫なのか?」
エリウッド「…いや、今勢いで食べないと今日はもう何も口に入らないよ」
エフラム 「では…いただきます」

大量の汗をかきながらも、エフラムは気力でチョコにかぶりつく

エフラム 「……………」
アメリア 「……………」
エフラム 「………く…っ…」
エリウッド「な、泣いてるー!?」
アメリア 「え?え!?あの、もしかして美味しくなかったですか?ご、ごめんなさい!
      私チョコ作ったの初めてで…無理に食べなくていいですから!」
エフラム 「…美味い」
アメリア 「…え?」
エフラム 「俺は今までチョコをこれほど美味いと感じたことは無い…この気持ちは言葉では表せない…
      涙も勝手に出てくるんだ…アメリア、ありがとう…」
アメリア 「…い、いえ…(そんなにうまく出来たっけ…)」
ヘクトル 「そんな美味そうに見えるか、あのチョコ?」
エリウッド「…まあ、その前に胃に入ってたのが食べ物と分類したくないものばかりだからね…」

アメリア 「じゃあ、私はこれで…」
エフラム 「ああ、今日はいいものを貰った。ありがとう」
アメリア 「い、いえ!とんでもないです!じ、じゃあ失礼します!」

ヘクトル 「帰ったな…流石にもう来ねえだろ」
エリウッド「そうだね…ああそうだ、今胃薬を…」
エフラム 「……目の前が…暗く…」

ドサッ

その言葉を発すると同時に、糸の切れた人形のように倒れこむエフラム

エリウッド「ああっ!もう限界だったんだ!」
ヘクトル 「頑張った!お前頑張ったよ!」
エフラム 「寒い…寒いんだ…なのに汗が止まらない…」
エリウッド「誰でもいい!レスト!レストを!」
ヘクトル 「早く、エフラムが死んじまう!」
エフラム 「もう…チョコは…いら…な…」

  終
293助けて!名無しさん!:2009/02/16(月) 21:22:33 ID:QcHegNP5
エフラムは漢だな……

チョコを持ってくるのが幼女ばかりなのがあれだが
294助けて!名無しさん!:2009/02/17(火) 07:46:02 ID:rxVjG3Xs
幼女はいれていいもんと悪いもんの区別が付かないのからなぁw
エフラムは将来絶対メシマズ嫁もらうんだな

にしても幼女戦闘竜とは懐かしい
295助けて!名無しさん!:2009/02/17(火) 12:52:20 ID:Mkw7jpRs
ミスト「はい、チョコレートだよお兄ちゃん」
アイク「頂こう。ちょうど腹が減っていたところだ」
シノン「おい、誰だせっかく取っておいた大吟醸飲んだやつ」
ミスト「あ、それチョコに入れちゃった。ごめんね?」
シノン「チッ、勘弁してくれよな」
ミスト「ごめんねシノン。はい、チョコ」
シノン「……? おい、アイクは何でさっきから固まって……ミスト、この酒入りチョコ、アイクにも食わせたのか?」
ミスト「YES!YES!YES!」
シノン「全員逃げろ! アイクが暴走するぞ!」
ミスト「へ? え、ちょ、いったい何が」

アイク「ああ……」
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’‘     .;    こ ん な に 天 空 し た い
                                       。
.     。   気 持 ち に な っ た の は   ,:‘. 。
 '+。
                初 め て で す          .. ' ,:‘.
:: . ..                            .. ' ,:‘.
      ハ,,ハ
     ( ゚ω゚ )

シノン「助けて! ティアマトさん!」
ミスト「た、竜巻……」

コノヒトデナシー! ティウンティウンティウン チメイショウッテイウノカナ・・・・・・ タスケテ! エイリーク! シグルドサマ・・・・・・アナタニオツカエデキテクイノナイイッショウデシタヨ・・・・・・

その日、紋章町は人間台風の大天空竜巻によって壊滅した。
ゼフィールもデギンハンザーもメディウスもガトーも敵う事など出来なかった。
何が起きてもどうせアイクは止まらないと認識して―――
紋章町の人間は、考えるのを止めた。

296助けて!名無しさん!:2009/02/17(火) 14:23:06 ID:RBwd84Hu
そして次の日には町の建物を全部直しているアイクとグレイル工務店であった
297助けて!名無しさん!:2009/02/17(火) 14:45:35 ID:j1e+DMw9
酒に弱すぎるだろアイクwwwwww
298助けて!名無しさん!:2009/02/17(火) 15:19:03 ID:r+ZGb40P
もしアルもティーナからボンボンもらって泣き上戸になって竜化して始祖竜に化けたら
アイクと二人で紋章町なんてアッー!という間に灰にしただろうな
299助けて!名無しさん!:2009/02/17(火) 15:20:59 ID:uGrkF4/v
紋章街怪獣大決戦の火蓋が切って落とされる
300助けて!名無しさん!:2009/02/17(火) 16:40:52 ID:k4zsJUmv
>>291
いまロリコンという名の漢をみた
301助けて!名無しさん!:2009/02/17(火) 16:48:33 ID:926bNfei
>>291
エフラムはもう「ロリコンじゃないよ!仮にロリコンだとしてもロリコンという名の紳士だよ」
と言えば・・・
302助けて!名無しさん!:2009/02/17(火) 21:11:41 ID:yBxjF0Uv
つうかロリコンを生きるならこんぐらいの覚悟が必要だとおもうぞ。
303助けて!名無しさん!:2009/02/17(火) 22:42:08 ID:+H6chNM8
つまり、最近はロリコンを語る別の何かが増える一方、
真のロリコンはその数を少しづつ減らしてるということか
304助けて!名無しさん!:2009/02/18(水) 02:43:24 ID:NvMobQRE
いまだ咲かぬ蕾を慈しみながら、決して咲かぬままに摘み取る無粋をしないのが
真のロリコンってことでいいのか?
305助けて!名無しさん!:2009/02/18(水) 03:55:20 ID:tvwHznmZ
もういいよロリコン議論は
306助けて!名無しさん!:2009/02/18(水) 12:25:34 ID:ft+rlZLC
エフラム「真のロリコンならば、超えてはいけない一線がある。はは、幼女だけに一線だ」
ジャファル「誰が上手い事言えと言った?」
307助けて!名無しさん!:2009/02/18(水) 15:38:34 ID:OdVIJDqm
何だこの流れwwwww

>>298
アルとアイクの暴走もそうだが、ヘクトルの歌もかなり危険な悪寒
何せ過去ログによると、その美声(笑)はジャイアン級みたいだし
…でもフロリーナはそんなの平気な気がしてならない
308助けて!名無しさん!:2009/02/18(水) 15:48:14 ID:OW6yz9Lw
兄弟家で一番歌がうまいのはきっとアルム
多分地味にプロ級だ

逆にエイリークはこっそり音痴だと思う
309助けて!名無しさん!:2009/02/18(水) 18:31:08 ID:pCzwHcgr
>>308
エリウッドとかロイも上手そうな気がする
セリカは・・・可もなく不可もなく
セリスはかわいい歌だけでなく意外とカッコいい歌も上手そう

黒牙でいけばロイドとライナスは相当上手いのではなかろうか
チャ○アスとかコブ○ロとか
310助けて!名無しさん!:2009/02/18(水) 18:43:36 ID:qcOJlahF
ミカヤは童謡とかが好きそうだなと思う。
もみじとか。

エフラムは歌には興味無いとか言いながら子守唄とか極めてそう。幼女的な意味で。

エリンシアとシグルド辺りは演歌が好きそう。
特にシグルドはディアドラを想いながら歌いそう。

マルスはあまり歌わなくて聞く側専門なイメージ。
クラシックとか。

個人的な想像ですのでスルー推奨ッス。
311助けて!名無しさん!:2009/02/18(水) 19:12:51 ID:Gd9fKWRO
>>308
エイリークは全国レベルのヴァイオリニストだし
6章でラテン語版FEのテーマを披露するぐらいだから音痴はないだろう
カラオケとか性格上苦手かもしれないけど

逆にリンとかはカラオケ得意そう
ボーカロイド的にも
312助けて!名無しさん!:2009/02/18(水) 19:14:02 ID:5AUZwQsR
ユンヌ「アイクが甘い声でsweet,sweet Love&youを歌うと聞いて」
マルス「はいはい中の人ネタ自重」
313助けて!名無しさん!:2009/02/18(水) 20:23:53 ID:tvwHznmZ
シグルド 「ラ〜ララ〜♪(何か適当に歌ってる)」
エイリーク「ストップ!」
シグルド 「(ビクッ)な、何だ。どうしたエイリーク?」
エイリーク「駄目です兄上!ツィスの音が上がりきってなくてツェーになってます!」
シグルド 「え、ツィス?ツェー?」
ロイ   「ツァイスがどうかしたの?」
エイリーク「あとアーとハーも不安定です気をつけて下さい。はい、それじゃあもう一回!」
シグルド 「え、ちょ」
エイリーク「もう一回!」
シグルド 「は、はい。ラ〜ラ♪」
エイリーク「三連符とスタッカート忘れてます!もう一回!」
シグルド 「す、すまない。ラ(ry」
エイリーク「もう一(ry」
シグルド 「(ry」
エイリーク「(ry」

(数時間後)

シグルド 「(ぐったり・・・)」
エイリーク「立って下さい兄上!音楽は待ってくれませんよ(?)」
ロイ   「そんなに言うなら姉さんが手本みせてあげたら?」
エイリーク「え・・・」
シグルド 「そうだ、具体的にどうすればいいのか見せてくれ!」
ロイ   「テ・ホ・ン」
シグルド 「テ・ホ・ン」
エイリーク「そ、それじゃあ・・・あ゛〜♪ヲ〜♪」
ロイ   「・・・・」
シグルド 「・・・・」
エイリーク「すみません・・・バイオリンでやっていいですか///」

エイリークはこんなイメージ
314助けて!名無しさん!:2009/02/18(水) 20:31:11 ID:dDJAgKB3
俺はシグルドはフォーク、エリンシアは音楽の教科書に載ってるような曲が好きそうなイメージがあるな
315助けて!名無しさん!:2009/02/18(水) 20:57:20 ID:if4sOSDI
エイリークはあれか、優秀な絶対音感持ちなのに相対音感が壊れてるパターンか。
316助けて!名無しさん!:2009/02/18(水) 22:01:47 ID:GnNinbj1
アイクはメタルだな
間違いない
317助けて!名無しさん!:2009/02/18(水) 22:05:54 ID:2d1q9J6A
アイクがメタルなんて知っているわけがない
というかアイクに歌うイメージがない
318助けて!名無しさん!:2009/02/18(水) 23:27:28 ID:4OdzhDtE
確かにアイクには歌うイメージがない
無理やり歌わせても軍歌や鉄道唱歌とかで、流行りの歌は一切知らなさそう
319助けて!名無しさん!:2009/02/18(水) 23:47:08 ID:lGAwTdcI
アイクも再生の歌とかなら好きなんじゃないかな
歌えないとは思うけど

そう考えると歌一番うまいのはリュシオンやリアーネだなw
320助けて!名無しさん!:2009/02/18(水) 23:49:19 ID:dDJAgKB3
そういえば、原作では自称吟遊詩人だったレヴィンは歌うまいのだろうか?
321助けて!名無しさん!:2009/02/18(水) 23:51:30 ID:jJBrKlUW
アイクはロイやセリスにせがまれてヒーローものの主題歌とか歌わされそう

セリス「アイク兄さんも何か歌ってよ」
アイク「俺は流行の歌なんて知らないぞ」
ロイ「じゃあこの曲なら知ってるよね」
(番号入力)
アイク「これは、お前たちがいつも見ている奴か、確かに知ってる」
セリス「じゃあ、はいマイク」
アイク「時を 超えろ 空を 駆けろ この 星のため〜♪」
322助けて!名無しさん!:2009/02/19(木) 00:51:00 ID:tHOJ18Cd
アイクは童謡を歌わせたらとんでもなく上手かったりしそう。
323助けて!名無しさん!:2009/02/19(木) 01:22:32 ID:TaBOp+Xn
ttp://www.youtube.com/watch?v=Hd3qzoBFURs
エリンシア姉さんは元アイドルだろ・・・中の人ネタ的に考えて・・・
324助けて!名無しさん!:2009/02/19(木) 01:25:47 ID:TaBOp+Xn
あとアイクは歌う事には縁は無いけども、聴く歌のセンスは意外にも良かったりするといいなと>>319を見て思った
325助けて!名無しさん!:2009/02/19(木) 01:28:57 ID:ackz7LAh
アイク「ふぁ〜いあ〜え〜むぶれ〜む て〜ごわい しみゅれ〜しょ〜ん」
マルス「FE主人公ならこれは歌えて当然だよね」



サザ「なんか一瞬凄い切なさを感じた(´・ω・`)」
326助けて!名無しさん!:2009/02/19(木) 01:39:38 ID:TaBOp+Xn
>>325
主人公と言わず国歌みたいなもんだろそれはwww
327助けて!名無しさん!:2009/02/19(木) 05:32:17 ID:uPXAvWcB
FEの主人公が歌うとすればこんな曲だろうと想像した

ミカヤ:プラチナ(坂本真綾)
シグルド:時の河(FOD)
エリンシア:Across the Border(Asami)
アイク:Don't Look Back(FOD)
エリウッド:Take me Higher(V6)
ヘクトル:英雄(Doa)
エフラム:Still Time(徳山秀典)
エイリーク:輪舞-Revolution-(奥井雅美)
リン:Startin(浜崎あゆみ)
マルス:夢であるように(DEEN)
アルム:儚くも永久のカナシ(UVERworld)
セリカ:サクラ(ケツメイシ)
セリス:一輪の花(High and mighty color)
リーフ:Code(タイナカサチ)
ロイ:Drink it Down(L'arc~an ~Ciel)

ネタはなくてスンマソ
328助けて!名無しさん!:2009/02/19(木) 10:32:41 ID:cOzxHLdy
ヘクトル=ジャイアン
329アイク:2009/02/19(木) 11:41:04 ID:crT69/Hb
燃え尽きるほどヒートな魂のビートこそが音楽だ
330助けて!名無しさん!:2009/02/19(木) 13:39:12 ID:KQee+esQ
アイクはそんなこと言わない
まさかチェイニーさんか!?
331助けて!名無しさん!:2009/02/19(木) 16:27:36 ID:UqYrezyT
>>327
マルスに関してはちょっとネタがかってる気がする。中の人的に。
332モテモテクラスはどれだ!?:2009/02/19(木) 16:56:16 ID:WvYcfmUP
バレンタインを5日もすぎて申し訳ありませんが、
来年までとっておくわけにもいかないので、投稿します。

―14日の夜、FETVはバレンタイン特番を放映していた。

セーラ   「さあ、いよいよ始まったわよ、FETVが送るバレンタイン特番、
       『モテモテクラスはどれだ!?紋章町クラス別チョコレート獲得ランキング』」
ドロシー  「タイトルでお分かりでしょうが、今日一日のバレンタインチョコを
       獲得した人をクラス別に分類し、どのクラスに就く方が最も獲得できたかを
       点数化し、ランク付けします」
セーラ   「つまり、紋章町で最もモテるクラス、モテないクラスがはっきりするのね、
       明日から転職相談所に男共が殺到よ!!」
ドロシー  「さすがにモてるかどうかだけで職を決める人はいませんよ。
       ええ、それで、点数については『貰った数÷クラス人数』で計算します。
       こうしないと、人数の多いクラスが自然と勝っちゃいますからね。
       それと特別ルールとして、『格差除外』を設けます。
       これは、1つも貰えない人の数が、そのクラスの30%を占めた場合、
       どんなに点数が高くてもランクから除外するという決まりです」
セーラ   「ま、そうしないと特定の奴がモテるだけで、
       クラス全体がモテクラスになっちゃうわよね」

―第5位

ドロシー  「それでは、早速ランキングに入ります。まず、第5位の発表です!!」
セーラ   「ポイント3,89、奴はとんでもないものを盗んでいきました、あなたの心です!!
       チョコも心も取っていくさまは、まさに怪盗!!『盗賊系』よ!!」
ドロシー  「第5位は盗賊、シーフ、アサシンなどがこのクラスに該当します」
セーラ   「ん〜、納得できるといえば納得、まあ、最初としてはこんなもんかしら」
ドロシー  「それでは、町の女の子の意見を聞いてみましょう」


女の子   「颯爽と盗んでいくなんて素敵!!私のハートも奪ってほしいです」
レナ    「私としてはもう無茶なことはやめてほしいのですが・・・」
ネイミー  「わ、私が作ったんだけど、食べてもらえるか心配で・・・ぐす・・・」
ミカヤ   「サザ、いつもありがとう」
女の子   「ハア、ハア、お姉様、ヘザーお姉様・・・」

ドロシー  「次に貰った男性達の反応です」

ジュリアン 「レナさーーーーん、ありがとうーーーーーーー!!」
コーマ   「ばか食ってやるから、ああ、もう、泣くんじゃねえって」
サザ    「ミカヤああああああああ!!」
ヘザー   「紋章町中のかわいい女の子達、チョコと一緒にあなた達が食べたいな〜」


セーラ   「へ〜、結構人気あるのね。
       っていうか、こいつら一応犯罪者なのに、堂々とテレビ映っていいの?
       特にサザ、アンタ密偵でしょ、秘密なんじゃないの?」
ドロシー  「さあ・・・もう関係ないんじゃないですか?
       あ、でも、火消しさんには、取材を拒否されました。
       そもそもこの方はチョコ自体を一切受取らないそうです」
セーラ   「さすがプロ中のプロ、最強の殺し屋だけはあるわ。
       この辺がサザ(笑)との違いよね。
       どうでもいいけど、最後のレズ盗賊は一体なんなの?」
ドロシー  「ええ、そのままの意味で受取ってくださって結構です、
       なお、このクラスで最も獲得したのはヘザーさんで、50を越えています、
       いわゆる逆チョコはひとつもなく、全て女の子からです」
セーラ   「つまりそれだけ百合がいるわけね・・・」
333モテモテクラスはどれだ!?:2009/02/19(木) 16:57:01 ID:WvYcfmUP
―第4位 

ドロシー  「つづいていきましょう、第4位の発表です」
セーラ   「ポイント4,05、斧を振り回し、敵をなぎ倒すパワーファイター、
       男臭さで右に出るものなし、『戦士、海賊系』よ!!
       って、うそぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」
ドロシー  「自分で発表して驚かないで下さい。
       戦士、海賊、ウォーリアやバーサーカーがこのクラスに該当します」
セーラ   「え、ちょっと待って、なんであんなむさい連中が
       1人4個強ももらえるわけ!?」
ドロシー  「失礼ですよ、セーラさん、ええ、まずは町の女の子の意見を聞いてみましょう」


女の子   「たくましくいところが素敵だと思います、
       最初はちょっと怖かったけど、実はすごく優しい人が多いですし」
ミスト   「ええっと、普段はともかく、いざってときは頼りになるし、
       色々励ましてもらえたし、だから・・・ね」
タニア   「べ、別に、深い意味は無いわ、義理よ、義理////////」
カアラ   「まあ夫だからな、それよりも処理に困る、
       夫のファンがまだいるらしく、大量に送られてくるんだ」
ナタリー  「私の体のせいで、一杯苦労をかけているので、
       せめて、これくらいの贈り物はしませんと・・・」
エリンシア 「筋肉!!筋肉!!筋肉!!筋肉!!」

ドロシー  「続いてもらった方々の反応です」

ボーレ   「ミスト、ありがとうな!!」
オーシン  「へ、お前のなんざ貰ってやる男は、俺くらいのモンだってのに」
バアトル  「数々の贈答、かたじけない。
       貰ったものは全て、わし自身が平らげておるから安心してくれ!!
       だが、わしは・・・愛する妻と娘からのチョコがなにより嬉しい、
       うおおおおおおおおおおお!!」
ドルカス  「ナタリー・・・」


セーラ   「ああ、そうだった、このクラス、実は彼女持ち、女房持ちが多いんだったわ・・・」
ドロシー  「このクラスは0個という方が一人もいなく、
       どの方もコンスタントに2、3個貰っているのが強みとなりました」
セーラ   「え!?1人もゼロがいないの!?」
ドロシー  「それについては、後で説明します。
       このクラスで最も獲得数が多かったのバアトルさんです。
       他の方の大体が2、3個の中、彼だけ100を越えます」
セーラ   「ブートキャンプ、まだファンがいるのねえ・・・」
ドロシー  「セーラさんは贈っていないんですか?」
セーラ   「・・・・・・贈ったわ」
ドロシー  「肝心のブートキャンプの効果は?」
セーラ   「・・・う・・・」
ドロシー  「すいません、聞いちゃいけないこと聞いたみたいですね。
       ええ、0個が一人もいない件についてですが、
       実はエリンシアさんが、このクラスに該当する男性全員に
       鉄アレイ型のチョコを贈っていることが、判明しています」
セーラ   「筋肉好きもここまでくれば見事なものね・・・」
334モテモテクラスはどれだ!?:2009/02/19(木) 16:57:35 ID:WvYcfmUP
―3位に行く前に・・・

ドロシー 「第3位に行く前に、『弓騎兵』を紹介します。
      アーチナイトや遊牧民をさすクラスですが、
      獲得数は多いものの、クラスの人数が少ないために、ランク外にさせてもらいました。
      あまり人数が少ないと不公平ですので」
セーラ  「何?モてるの、このクラス?ヘタレなイメージが強いんだけど・・・」
ドロシー 「それがいいらしいんですよ、ほら」

女の子  「微妙にヘタレっぽいところが母性本能くすぐられというか、とにかくロベルト君最高!!」
ロベルト 「ええ!?俺?できれば、もっと、こう、強さとか戦歴とか、
      そういうところで褒めてほしいんだけどなあ・・・」

セーラ  「うわ、まんま、ヘタレ萌えじゃない、理解できないわね」
ドロシー 「(ボソ)エルクさんは・・・?」
セーラ  「なんか言った!?」
ドロシー 「いえ、別に。それに、ちゃんと強くて格好いい方もいらっしゃいますよ、ほら」

フィル  「無口ですけど、本当はすごく優しい方なんです。
      サカに対する想いは、同じサカ人として尊敬しています」
リン   「同族として、私は彼を誇りに思うわ。そ、それに、1人の男の人としても・・・ね・・・/////」
シン   「・・・・・・・・・」
ラス   「・・・・・・・・・」

セーラ  「なんかしゃべりなさいよ、男2人」
ドロシー 「サカは無口な方が多いですから」
セーラ  「そういえば、エレブの遊牧民は完全な優遇クラスだったわね」
ドロシー 「はい、おかげでスナイパーの影が薄いんです・・・
      で、でも、シンさんは別格で強いので、仕方ないです」
セーラ  「で、アンタもそんなシンさんに贈ったと」
ドロシー 「・・・はい、一応。受取ってもらえるかどうかわかりませんが・・・」
セーラ  「こういうときくらい自信持ちなさいよ」
ドロシー 「つ、次いきましょう」

―第3位

ドロシー  「第3位です」
セーラ   「ポイント9,78、大空を駆ける天空の覇者、『竜騎士系』よ」
ドロシー  「これはその名の通り、ドラゴンナイト、マスター、リンドブルムが該当します」
セーラ   「うーん、順当というか、普通というか・・・」
ドロシー  「町の女の子達の意見です」


女の子   「チャラチャラせず、朴訥とした方が多いのが好きです」
女の子2  「自分の仕事とか使命とかに命をかけている感じがとっても魅力的なの」
リノアン  「不器用ですけど、強く、自由な彼に、私は何度助けられたことでしょう」
ミレディ  「弟も恋人も竜騎士ですので、もちろん2人に贈りましたよ」
ジル    「父上が亡くなってからは、ずっとあの人に支えられてきました」

ドロシー  「男性の反応です」

ディーン  「大したことをしたつもりは無いのだが・・・」
ツァイス  「姉さん以外からもたくさん貰っちゃって、お、おれなんかがいいのかなぁ・・・?」
ゲイル   「贈ってくれた者達、礼を言う」
ハール   「後で食う、とりあえず今は寝かせてくれ・・・」


セーラ   「うーん、コメントも普通ねえ・・・とくにツッコミ所がないわ」
ドロシー  「強くてまともな方が多いから、ネタにしにくいんですよ。あ、そういえば、こういうのもあるんです」
セーラ   「ん?」
335モテモテクラスはどれだ!?:2009/02/19(木) 16:58:34 ID:WvYcfmUP
女の子3  「ミネルバ様、どうか私の気持ち、受取ってください」
女の子4  「ヴァイダお姉様に、このチョコを捧げたいと思います」
ミネルバ  「い、一応、受取っておくが・・・そ、その、わたしも一応女だから、気持ちまでは、ちょっと・・・」
ヴァイダ  「悪いけど、アンブリエルのエサにしていいか?」

セーラ   「・・・・・・・・・」
ドロシー  「竜騎士の女性って、凛々しくて格好いい方が多いですから、こういうことも起こるわけでして・・・」
セーラ   「ねえ、紋章町って、確実に百合化してる?」
ドロシー  「さ、さあ・・・?」

―脱落したクラス

ドロシー  「第2位に行く前に、『格差除外』を受けたクラスを2つ紹介します。
       本来なら、上位5位にランクインするはずなのですが、
       『格差除外』のルールにより、ランク外の扱いになりました」
セーラ   「つまり、モテるやつとモテないやつの差が激しいクラスってことね」
ドロシー  「まず一つ目は『魔法使い系』です」
セーラ   「あら、モテそうなのが一杯いる感じなのに、意外ね」
ドロシー  「セーラさんの言うとおり、貰っている方は沢山貰っています。
       レヴィンさんやエルクさんは、単独ではトップクラスの数です」
セーラ   「ちょ、エルク!!あいつ、そんなに貰ってるの!!」
ドロシー  「妬かない妬かない」
セーラ   「ったく、あんなヘタレのどこがいいんだか・・・ブツブツ・・・」
ドロシー  「そんなこといって、自分だって贈っているくせに」
セーラ   「な、何言うのよ!!」
ドロシー  「あれ、贈っていないんですか?」
セーラ   「///////////・・・・い、いいから先進めなさい!!」
ドロシー  「はいはい、そんなもらえる方は貰っている魔法使い系ですが、
       いわゆる魔道士だけでなく、僧侶や司祭なども含めてしまったのが、除外の原因です」
セーラ   「そっか、若いのもいるけど、年寄りも多いんだった」
ドロシー  「はい、お年寄りの方は、そもそもバレンタイン自体に興味をもたれないので・・・
       あ、でも、リフさんは結構貰っているんですよ。
       『傷薬萌え』『微妙な存在感が癒される』みたいな女の子、結構いるみたいです」
セーラ   「ネタキャラもここまでくれば大した者ね」
ドロシー  「1つも貰えない方が30%を越えたので、魔法使い系はランク外としました」
セーラ   「で、もう1つのクラスはなんなの?」
ドロシー  「もう1つは『騎士、騎馬系』です。
       ソシアルナイトやパラディン、デュークナイトや黄金騎将など、
       弓意外で馬に乗っているクラスが対象です」
セーラ   「これも意外ね、騎兵なんてFEの花形クラスじゃない」
ドロシー  「このクラスについても、やっぱり貰える方は貰っています。
       特にエルトシャンさんは、輸送車が必要なほどの数を貰いましたが、
       運ぶ途中、何者かに輸送車ごと破壊される事件が起きています」
セーラ   「ブラコン団体自重しなさい。で、じゃあなんでランク外なの?
       魔法系に比べて、そんなに年寄りいない気がするけど?」
ドロシー  「もらえなかった若い方が多いだけです」
セーラ   「要するに、正真正銘のモテない男というわけね」
ドロシー  「し、失礼ですよ、では、もらえなかった方の声を聞いてみましょう」
セーラ   「それも、むごい気がするけど・・・」


カイン  「相方はペガサス姉妹をはべらせているのに、どうして片割れの俺は独り身なんだ!!?」
ルーク  「セシルぅ〜、ロディにやるなら俺にもくれよ〜〜」
マチス  「レナ・・・兄ちゃんのチョコは?」
デルムッド「ちきしょう、どうせ子世代で恋人会話が無いのは俺だけだよ!!」
ジョフレ 「エリンシア様、筋肉を熱愛するのも、家族にあげるのも、
      鷹王のために腕をふるうのもいいですが、誰か、誰かを忘れていませんか!?
      幼い頃から乳兄弟として育ち、生涯忠誠を誓った誰かを!!!
      って姉さんじゃなあああああああああい(血涙)!!」
ビラク  「女からのチョコレートなどいらないよ、ロシェ」
336モテモテクラスはどれだ!?:2009/02/19(木) 16:59:30 ID:WvYcfmUP
セーラ   「うわ〜〜、なんていうか、あらゆる意味でコメント無理」
ドロシー  「来年こそもらえるといいですね、最後の人以外」
セーラ   「次いって次」

―第2位

ドロシー 「いよいよ第2位の発表です!!」
セーラ  「ポイント14,19、信ずるは己が剣技のみ、エースの代名詞『剣歩兵系』よ!!」
ドロシー 「剣を中心に使う歩兵、つまり剣士、傭兵、ソードマスター、勇者などが該当します。」
セーラ  「つまりナバール系とオグマ系ね」
ドロシー 「やはりその2つの系統に人気が集中しますね、町の女の子の意見です」


女の子1 「ナバール系ってクールでミステリアスで最高、私の心も切り裂いて!!」
女の子2 「素敵なのはオグマ系よ、強くて逞しくて、適度な男臭さがあって、私も守ってほしい〜」
フィーナ 「はい、これ。そんな無愛想じゃ、わたしくらいからしかもらえないでしょ?」
クラリーネ「べ、別に、あなただけのために用意したわけではありませんわ。
      お、お兄様に差し上げたものの、余りですからね/////」
イレース 「いつもわたしが食べてばっかりですから、たまにはあげなくちゃ。でも、お腹すきました・・・」
シーダ  「ずっとわたしのことを守ってくれた、感謝の気持ちです」
テティス 「今更チョコなんかほしがる人じゃないけど、やっぱり、ね・・・」
マリカ  「隊長・・・もらって・・・くれる・・・?」
プリシラ 「兄さま、私の、プリシラの全てがこのチョコレートに篭っています」

ドロシー 「男性の反応です」

ナバール 「・・・・・・一応礼は言う」
ルトガー 「・・・・・・相変わらずわからない女だ」
ツイハーク「そんなに空いてるなら食べてくれ。俺はその気持ちで十分に嬉しい」
オグマ  「私ごときにそこまでのお心遣い・・・感謝いたします」
ジスト  「そんなことないって、幾つになっても嬉しいもんさ。特に、いい女二人からのはな」
レイヴァン「・・・・・・つまり今年も媚薬入りか・・・」


セーラ  「一般の女の子に、特定の彼女に、より取り見取りの勝ち組ね、最後以外・・・」
ドロシー 「『今年も』って、去年もやられたんでしょうか?」
セーラ  「来年は毒薬入りだったりして・・・」
ドロシー 「し、心中ですか!!??・・・怖いからもうやめましょう、この話題は。
       ええ、このクラスの最高獲得者ですが、例によって、その・・・」
セーラ  「え、ま、まさか・・・」
ドロシー 「はい、そのまさか・・・イザークのアイラさんです」
セーラ  「なんでまた女なのよ!!?」
ドロシー 「剣歩兵系、2位はマチュアさん、3位はカアラさん・・・上位3つが女性ですね」
セーラ  「ちょ、このクラスがもてるのって女のおかげ!?」
ドロシー 「男性のかたも沢山貰っていますよ、ただ、竜騎士と一緒で格好いい女性が多いんです」
セーラ  「もう、紋章町総百合化なんてニュースがあっても驚かないわ、でもアンタは違うわよね・・・?」
ドロシー 「わ、私は違います、ちゃんと男の人が好きです」
セーラ  「そっか、面食いだもんね、アンタ」
ドロシー 「セーラさんに言われたくありません」
337モテモテクラスはどれだ!?:2009/02/19(木) 17:09:19 ID:WvYcfmUP
―最下位クラス

ドロシー 「第1位の発表に行く前に、最下位のクラスを発表します」
セーラ  「最下位、すなわち紋章町でもっともモテない連中があつまるクラスね」
ドロシー 「な、なんか可哀相な気が・・・いいんですか、発表しちゃって?」
セーラ  「いいのいいの、こういうランク付けは一番上と一番下を見るのが楽しいんだから」
ドロシー 「じゃ、じゃあ、発表します。最下位は同ポイント0,23で2クラスあります。
      まず1つ目です!!」
セーラ  「移動は遅いし、魔法には弱いし、特攻武器多いしの踏んだり蹴ったり、
      むさい、弱い、遅い、三拍子揃った冷遇クラス、『重騎士』よ!!」
ドロシー 「2つ目です」
セーラ  「異様なほどのネタキャラ率、かこまれたら一巻の終わり、『弓歩兵』よ!!」
ドロシー 「該当クラスは・・・説明する必要ないですね。
      厳密に言えば適用除外なんですが、そういうレベルをこえています」
セーラ  「0.23ってことは4人で1つもらえないってことよね?」
ドロシー 「もらえる方はもらえているんですよ、ほら」


ジャムカ 「仲間からもらうことができた、皆、ありがとう」
ヒーニアス「部下の天馬騎士団からもらった。
      肝心の一個がまだ届いていない気がするのだが・・・。」
ダグラス 「愛する娘の手作りチョコはこの世のものと思えぬ美味だった」
漆黒の騎士「乙女がくれたあああああああああ!!」

セーラ  「数や内容はともかく、全員ダメってわけじゃないみたいね」
ドロシー 「で、もらえない方の反応です」

アーダン 「今年も・・・0だった・・・シクシクシク・・・」
トムス  「ミディア様・・・たしかにアストリア様がいるのはわかっていますが・・・」
ミシェラン「でも俺達は牢獄で生死をさまよった仲じゃないですか・・・」
ジョルジュ「なぜだ!?大陸一の俺が、なぜだあああああああ!?」
ウォルト 「リリーナさまぁ・・・スーさぁ〜ん、義理くらいくれたって
      いいじゃないですかぁ〜〜〜〜」
シノン  「けっ、馬鹿馬鹿しい。
      菓子会社の陰謀に・・・乗ってんじゃ・・・ねえよ・・・グス」


セーラ  「( ノД`)」
ドロシー 「さしものセーラさんも、毒舌が吐けないこの状況、
      女性の皆さん、今からでも遅くないですから、彼らに愛の手をお願いします」

―第1位

ドロシー 「ついにきました、第1位です」
セーラ  「紋章町で最もチョコの獲得数のおおいクラス、
      すなわち最も乙女のハートを掴んだクラスの発表よ!!」
ドロシー 「発表はCMの後で」
338モテモテクラスはどれだ!?:2009/02/19(木) 17:10:21 ID:WvYcfmUP
―兄弟家

リーフ  「ううん、やっぱりアーマーと弓は悲惨だったね、あとエリンシア姉さん自重」
ヘクトル 「レイヴァン、あいつ苦労してんだなあ・・・」
ロイ   「それにしても、1位のクラスっていったいなんだろうね?」
エフラム 「見当もつかないな」
アイク  「そもそも、俺の知っているクラスは出尽くしたきがするのだが・・・」
エリウッド「そういえばそうだね、何か忘れているのあったかな?」
シグルド 「一作品のみの特殊なクラスなのではないか?」
アルム  「コマンドとかバードとか?」
マルス  「でもそれなら弓騎兵みたいな扱いになるんじゃない?
      ・・・考えてみたけど、本気でわからないや」
セリス  「発表がたのしみだな〜」
ミカヤ  「・・・」
エリンシア「・・・」
エイリーク「・・・」
リン   「・・・」
セリカ  「・・・」
アイク  「ん、どうした?」
ミカヤ  「皆・・・それ、本気で言っているの?」
エリンシア「1位が何か・・・わからないのですか」
リーフ  「え、姉さん達、わかるの?」
ヘクトル 「すげえな、俺なんかさっぱりわからねえのに」
エイリーク「あの、その・・・考えるまでも無いと思うのですが・・・」
エフラム 「そんなに常識的なものなのか?だが騎兵も剣士もすでに出ているぞ」
リン   「あのさ、今の我が家をみてなんとも思わない?」
セリカ  「テーブルがチョコレートで埋め尽くされて、
      夕食がチョコレートフォンデュだった今日の出来事を振り返って」
女一同  「そ れ で も ま だ わ か ら な い ?」
男一同  「????????????」
女一同  (この鈍感どもめ・・・)

―CMが終わり、セーラはこう言った

セーラ  「紋章町クラス別チョコレート獲得ランキング、第1位は・・・
      ポイント測定不能、もはや説明するまでも無いハーレム状態、
      『主人公、ロード系』よ!!」

「モテモテクラスはどれだ!?」 完
339バレンタインも涙がとまらない:2009/02/19(木) 17:13:32 ID:WvYcfmUP
連続で悪いですが、もう1つ。以前私が書いた「シレジアの風が涙にしみる」(16スレ)を先にごらんください。

フィー  「お兄ちゃん、ハッピーバレンタイン」
セティ  「ありがとう、フィー」
フィー  「はい、アーサー」
アーサー 「わあ、すごいや」
フィー  「えへへ〜」
セティ  「・・・」

シルヴィア「セティ、あんたにあげる、安売りしていたのだけどね」
セティ  「ありがとうございます」
シルヴィア「これはレヴィンの分よ、い、一応手作りだから」
レヴィン 「おいおい、人間が食えるものだろうな?」
シルヴィア「ばか!!そんなこというならあげないわよ!!」
セティ  「・・・・・・」

カリン  「セティ様、これ、天馬騎士合同でつくったんです」
セティ  「おいしく食べさせてもらうよ」
カリン  「フェルグス、これ、わたしだけの手作りだよ」
フェルグス「サンキュー、早速頂くぜ」
カリン  「どう、おいしい?」
セティ  「・・・・・・・・・」

マチュア 「セティ様、買ったもので悪いのですが、よろしければ・・・」
セティ  「マチュアも忙しいのに、わざわざすまないね」
マチュア 「ブライトン、これ、初めて手作りに挑戦したんだけど・・・」
ブライトン「本当か!!くうう、もう人生に悔いはない」
マチュア 「もう、大げさね・・・」
セティ  「・・・・・・・・・・・・」

ティニー 「セティ様、これ、私の手作りです」
セティ  「ティニィィィィィィィィ、私の宝物だああああ!!」
ティニー 「リーフ様、これから私の屋敷でパーティーをやるので
      お越し下さい、ナンナたちもまっています」
リーフ  「お手柔らかにおねがいします、血を見る意味で僕の体がもたないから・・・」
ティニー 「ふふふ、どうでしょうか?」
セティ  「・・・・・・・・・・・・・・・」

―その日の夜、カリルの店

セティ  「なんで、なんで私のチョコはことごとく下位互換なの?
      露骨に義理なのミエミエじゃないっすか!!??」
クレイン 「義理でもそれだけもらえるならいいじゃないか。
      最近じゃティトは義理すら贈ってこないしね。
      今年も母と妹の二つだけさ・・・」
セティ  「ちきしょおおおお、酒持ってこーーーーーい!!」
クレイン 「飲まなきゃやってらんねえええええええ!!」
カリル  「あ、あの、これ、チョコレートで作ったお酒なんだけど、
      一応、あたしからの贈り物ってことで、ただでいいよ」
エイミ  「はい、これ、あたしからのちょこれーと。おにいちゃんたち、げんきだしてね」
セティ・クレイン「うわああああああん、カリルさああああああん、
         エイミちゃあああああああああん!!」

―年に一度だけ振舞われるカリルのチョコレートカクテルとエイミのてづくりちょこれーと。
涙目男達の安らぎとして、カリルの店の名物となっている。

「バレンタインも涙がとまらない」 完 涙目ネタ自重しろといわれたのにすみません。
今回も長々とお付き合いくださり、ありがとうございました。
340助けて!名無しさん!:2009/02/19(木) 17:40:15 ID:1zo97SR3
>>339
乙!しかし紋章町の女性レズ増えすぎwwwヘザーさん歓喜www
そして男主人公s鈍感すぎだろwww
341助けて!名無しさん!:2009/02/19(木) 18:22:25 ID:TaBOp+Xn
>>332-338
戦士系はともかく、剣歩兵系にもアイクがいない辺りでアレ?と思ったんだ
そういうオチだったかwwwww
342助けて!名無しさん!:2009/02/19(木) 19:41:57 ID:9vqO+qxB
>>339
笑いましたw GJ!
主人公'sは、なにげに女性陣も逆チョコを大量にゲットしてそうな気がする。
特にリンとエイリークがw
343助けて!名無しさん!:2009/02/19(木) 19:46:25 ID:9vqO+qxB
あ、間違えました、リンは「逆」チョコじゃなくて
普通に女の子から山ほど……いや、その、他意はないんでsソールカティハヤメテ…!!
344助けて!名無しさん!:2009/02/19(木) 20:55:37 ID:LlLcLEdt
ふっ、アンタらはまだ良い方さ。豪ではバレンタインは女→男ではなく、むしろ男→女なんだぜOTL
まぁでも日本の様に必ずチョコをあげる必要は無いがね

>>332-339
ちょwwww
カインの爆弾発言自重w
男ロード系も揃いも揃って鈍感すぎるわwww
いつもいつもGJ!
345助けて!名無しさん!:2009/02/19(木) 21:33:22 ID:9d2W2Prk
量産型リムステラのせいで、主人公家はチョコに埋もれるわけですね
わかります
346国家合唱:2009/02/19(木) 23:18:06 ID:sRmlB1G7
>>332いつもGJ!
弓兵・重装兵・ソシアル切ねぇww

ちょっと前に歌の話題が出たので、兄弟全員が国歌を合唱したら良いなと思った。
歌詞省略はジャスラックに配慮したつもりですが、これでもまずかったら申し訳ありません。

全員「♪ファイアーエムブレム手ごわい(ry」
エフラム「♪やーりはじーめた(ry」
リーフ「♪勝てーるはずなーのに(ry」
エリンシア「♪残ーるライフに焦る(ry」
ミカヤ「♪攻めーるも守ーるも」
ヘクトル「♪無い知恵(ry」  全員「♪しぼってー」
セリス「♪誰一人として(ry」

リン「♪強い男に(ry」  全員「♪すぎてー」
シグルド「♪周りの戦士は(ry」

全員「♪ファイアーエムブレム手ごわい(ry」
セリカ・アルム「♪愛と」
ロイ「♪勇気の(ry」

全員「♪ファイアーエムブレム手ごわい(ry」
アイク「♪勝ってくるぞと(ry」
エリウッド「♪危なくなったなら(ry」  全員「♪にっげろー」
マルス「♪驕れるものは(ry」

エイリーク「♪ファイアーエムブレム手ごわい(ry」
全員「♪買ってくるぞと(ry」
347助けて!名無しさん!:2009/02/20(金) 00:05:24 ID:Rbr8Jb3k
>>332
おいおい、ちょっとまて。何で剣士系に仮面の騎士がいないんだ?
348助けて!名無しさん!:2009/02/20(金) 00:39:54 ID:AyyR+68S
>>332-338
大陸一はともかく、シノンさんがもらって無いのが正直意外w
349助けて!名無しさん!:2009/02/20(金) 01:59:28 ID:zkc33+Kb
>>332-339
クラリーネはその内AKJ脱会してもおかしくなさそうだな
そして相変わらずの涙目セティw
面白かったぜー

個人的にはアーダンは意外と貰っているイメージがあるんだ
俺がアー様好きなだけだがw
350リン:2009/02/20(金) 03:36:48 ID:CcVGfc6q
1時間以内に阻止されなければ、フロリーナをお持ち帰りさせてもらうわ。
そして誰かがそれでエロSSを書いてくれることを期待するわね。
351リン(本物):2009/02/20(金) 04:11:15 ID:uqPNQqcH
勝手に人の名前使わないでください、ヘザーさん。
352ヘザー:2009/02/20(金) 04:16:01 ID:CcVGfc6q
惜しかったわ、後30分でリンちゃんがこっちの世界の仲間入りせざるをえない状況になったのに
353助けて!名無しさん!:2009/02/20(金) 12:13:58 ID:WtdoMAvd
マルス「……になったのに、と」
リン「ほらほら→そこ!→これで→砕け散るがいい!」
マルス「ドラクォネタは通じないと思うよリン姐さーんッ!」
354助けて!名無しさん!:2009/02/20(金) 14:10:13 ID:zuOpz1Uk
>>335
騎馬系でモテないといったら断然マカロフだろ〜

と思ったらステラさんがいるんだったなwww
355助けて!名無しさん!:2009/02/20(金) 15:44:54 ID:OCktVCMZ
マカロフは何気に恵まれてるからな
多分、なんだかんだ言いつつもマーシャもくれるだろうし
356助けて!名無しさん!:2009/02/20(金) 15:53:50 ID:DFj/ouy/
アトス  「…ワシの分は?(´・ω・`)」
357助けて!名無しさん!:2009/02/20(金) 17:30:38 ID:prhLlqU9
>356

イドゥン(とりあえず義理チョコ)
358助けて!名無しさん!:2009/02/20(金) 18:30:28 ID:5br/LCdU
>>356
アトス様お年なんだから色気もへったくれもないでしょうに
359助けて!名無しさん!:2009/02/20(金) 20:10:58 ID:5/R5F1uE
ブライトンはともかくヒックスの方はどうかと思えば息子がいる=奥さんいる、なんだろうな
レックスもそっち系ネタが多いけど、アイラとテュルテュがいるし…
デュッセル将軍もアメリアとミリアーナとセライナが義理チョコくれるだろうし…
騎馬系が以外に駄目で斧で騎馬なんて最悪だと思ったけどそうでもないのな。
誰か一人忘れてる気がするがきっと気のせいだ。いや、敵サイド含めたら二人か…
360助けて!名無しさん!:2009/02/21(土) 13:33:06 ID:NOui3a+p
>レックス
アイラにチョコ貰いに行くとシャナンに襲われそうだけどな
361助けて!名無しさん!:2009/02/21(土) 14:49:56 ID:XcVNn38z
ディムナはカレンという立派な女性がいるのにデイジーからも貰ってんのかな
362イドゥンさん、先生になる:2009/02/21(土) 19:41:23 ID:16DVaJvQ
多分私が何者かは知ってると思うけど(※イドゥンさんの人では無い)、
ネタ投下します


メディウス「うむ、今日の朝食も平和じゃの…」
ガトー  「それは真に良い事だ」
デギンハンザー(以下デギン) 
     「あのエフラムの家だと毎朝必ず流血沙汰になるらしいからな」
ユリア  「ユリウスお兄様、配達品を取って来てくれませんか?」
ユリウス 「何でこの俺が……俺は犬じゃないし、第一部下の十二魔将達に任せれb」
ユリア  「取 っ て 来 て く れ ま せ ん か ?( ^∀^)つ『ナーガ』」

ユリウス 「くっ…俺の扱いテラヒドス……いくら原作の悪行が原因って言ったって
      それは元はと言えば原作で親のアルヴィスが
      自分の妹をアッー!したからじゃねーかチキショーorz
      …ん?」
郵便配達員「ちわーっす!」
ユリウス 「郵便を受け取りに来たぞ」
郵便配達員「オイヨイヨ!?」
ユリウス 「むっ…貴様…さては酔ってるな?泥酔運転は犯罪だぞ」
郵便配達員「うぃーす!今度から気を付けマッスル!」
ユリウス 「少し…頭冷やそうか(AA略)
      つ【ロプトウス必殺】」
郵便配達員「ギイアアアアアア!!!」

ユリウス 「配達物取ってきました」
デギン  「おおっ、よくやった」
ユリウス 「なぁ、一通変な手紙があるんだが…」
デギン  「どれどれ………こ、これは…!?」
ユリア  「な、何ですのお爺様?」
デギン  「大事な部分だけ読み上げるぞ。
     『貴殿は紋章町中学校に保健室の先生として配属される事が決定した。
      貴殿の活躍と、健闘を祈る』」
ユリア  「ええええええっーー!!?」
ニニアン 「これは一体、誰宛の手紙なのですか!?」
デギン  「…不思議な事に誰宛かは書いてなかったが、
      住所は紋章町996−869…竜王家のモノだ」
ユリウス (ん?親父…住所を反対に読んで……気のせいか)
ニニス  「じゃあ一体誰の…」
イドゥン 「あの…もしかしたら私の事かと…」
竜王家一同「「「「な、何だってーッ!!?」」」」
ガトー  「そ、それは一体どういう事じゃ!?」
メディウス「kwsk」
363イドゥンさん、先生になる:2009/02/21(土) 19:46:27 ID:16DVaJvQ
イドゥン 「実は…数週間程前、リーフさんの案内であるせっ…たいに行きました。
      私の他に女の人が数名居まして、名前を呼ばれてから男の人に自己紹介しt…」
ガトー  「待て、それはもしかして『面接』の事かね」
イドゥン 「あ、はい。そうです。
      …何故か面接の人も、私と同じ面接に来た女の人達も顔が赤く、ちょっと息が荒かった様な…」
ニニス  (オイオイッ)
ニニアン (イドゥンお姉様には良くある事です。私もエリウッド様にそんな目で(以下略))
デギン  (孫は何処ぞの馬の骨とも知れぬ男には渡さぬぞ!)
イドゥン 「とに、かく…もしかしたらそれが学校の先生になる面接だったのかもしれません【※1】」


ヤアン  「くくくっ…紋章町中学校か。私もそこで歴史の講師として働いておるぞ」
アル   「俺もそこの生徒だぜ!」
イドゥン 「ヤアンお兄様、アル…不束者ですが、どうぞよろしくお願いします」
ヤアン  「いや、相手を間違えてるぞ。それは校長先生に言うべきだな」
     (しかし私はイドゥンが面接に来た覚えは無い…
      前の面接に来たのは確かエスリンという女だった様な…
      まぁ、だがさほど気にする事でもないか。
      ただ…イドゥンが本当に先生の器かどうか、
      少しばかりテストする必要があるかも知れんな)
アル   「まさかイドゥン姉貴が先生になるなんてな
      …ティーナに言っておくか」


エスリン (´;ω;`)ブワッ
キュアン 「ど、どうしたエスリン!?」
エスリン 「き、今日内定の手紙が来るはずなのに、一通も来てません!
      これはどういう事かしらキュアァァァン!」
キャアン 「お、落ち着くんだ!もしかしたら住所を間違えてるのかもしれん」
エスリン 「私達の家の住所は紋章町698−966です。
      一体どんなトンマが間違えるというのですか!?【※2】」
364イドゥンさん、先生になる:2009/02/21(土) 19:49:50 ID:16DVaJvQ
ティーナ 「それ本当なの、アル!」
アル   「ああ。そうらしいぞ」
ティーナ 「…学校の皆にはイドゥンさんの事は秘密にしておきましょ」
アル   「何でだよ?」
ティーナ 「こ、このバカ猿!良く考えてもみなさいよ!!
      普通の人間は、自分とは違う者(※つまり竜とか魔物とかビラクとか違う人種とか)を拒絶するモノなのよ!?
      幸いな事に…イドゥンさんが竜の一族の一人だって事は、
      ロイ将軍等一部を除いて誰一人知らないけど、
      いつ何処の誰が、その事を強請りのネタに使って、あんな事やこんな事n(自主規制以下略ry)」
アル   「…オイ!大丈夫か!!?」
ティーナ 「…な、何でも無いわ(汗)
      とにかく、イドゥンさんがアンタの親族だって事…そして竜だって事は内緒にね」
アル   「あ、ああ」


イドゥン 「ここが、紋章町中学校…」
ヤアン  「そうだ。私はちょっと用事が出来た故、ちょっとココで待っていてくれ」
イドゥン 「はい、分かりました」

イドゥン 「……あれは……猫?」
猫    「にゃあ」
イドゥン 「…可愛い…(手を近づけて頭を撫でたい…)」
猫    「…………」
イドゥン 「…そ〜っと…」
猫    「………(ガブッ!!)」
イドゥン 「!!………んっ…」

ヤアン  「イドゥンよ戻ってきたぞ
      …その手の包帯、どうしたんだ?」
イドゥン 「何でもありません…」
ヤアン  「ふむっ、そうか」
365イドゥンさん、先生になる:2009/02/21(土) 19:55:11 ID:16DVaJvQ
ヤアン  「校長先生、失礼させて貰う」
???? 「はい。どうぞ入ってきて下さい」
イドゥン 「…この声は…」
ギネヴィア「……えっ?イドゥン…貴方が今日来ると言われる保健指導の先生だったのですか!?」
イドゥン 「はい」
ギネヴィア「そうですか…」
ヤアン  「カクカクシカジカ」
ギネヴィア「カクカクウマウマ…えっ?本当ですか…」
イドゥン 「?」
ギネヴィア「何でもヤアン先生が言うには、
      三頭竜に有毒生物や手当ての知識、人体の事について教えてもらったとの事。
      貴方が学校に居るのは私達にとっても幸いな事です」
     (まさか私の様にロイ君目当てでココに来たのでは…(汗))
ヤアン  (そんな事するのはお主位のモノだ。いや、セシリアという教師も同じだったか。
      まったく!あのロイを欲するが故にそこまでするなど、
      人間の女の考えてる事は分からんなぁ、くくくくくくっwww)
イドゥン 「?」
ギネヴィア「とりあえず、保健室に行く前に他の先生と自己紹介しておきましょうか。
      皆さん、入ってきて下さい」

ケル   「ふむ、竜王家のイドゥン殿が保健室の先生か。期待しているぞ」
ギネヴィア「彼はケル。武術の先生で、あの四牙のロイドさんにも引けを取らない実力者ですのよ」
ダグラス 「…失礼する」
パーシバル「おやおや、新しい先生に自己紹介の最中だろうか、確か彼女は…」
ギネヴィア「竜王家のイドゥンです。
      このお二人は両者共に教頭先生の位に居ますのよ。
      左がランゴバルド似の髭先生・ダグラス氏で、
      右が金髪大人バージョンのロイ様的イケメン・パーシバル氏ですわ」
ダグラス 「ランゴバルド似の髭先生って…(ノД`)」
パーシバル「金髪大人バージョンのロイって…(ノД`)」
イドゥン 「…そうですか。参考になります」
二人   「参考にしないでくれぇぇ!(´;ω;`)」
ギネヴィア「イドゥン、貴方には早速保健室に行って貰いますわ」
男生徒A (ジーッ)
ギネヴィア「…そこの覗き見してる生徒の為にもね」
男生徒A 「!!…まずい、早く逃げt」
ギネヴィア「授業に戻りなさい!パージッ!!【※4】」
男生徒A 「ギアッー!」
366イドゥンさん、先生になる:2009/02/21(土) 19:59:34 ID:16DVaJvQ
男生徒A 「うぐっ……か、帰りますた…」
セシリア 「又アナタなの!?一体何度クラスを密かに抜け出せば気が済むの!
      こうなったら私がムチと蝋燭を使って洗脳してアカルイミ」
男生徒A 「あ、あの正体不明の謎の美女・イドゥンたんが…ほ、保健室の先生になるぞ!」

             ,. -─- 、
          ,. ‐'´      `‐、 
         /           ヽ、_/)ノ   なんだってー
        /     / ̄~`'''‐- 、.._   ノ 
    r、r.r 、i.    /          ̄l 7     なんだってー
  r |_,|_,|_,| ,!ヘ. / ‐- 、._   u    |/     
  |_,|_,|_,|/ |〃、!ミ:   -─ゝ、    __ .l                なんだってー
  |_,|_,|_人 (^i;    L(.:)_ `ー'"〈:)_,` /     なんだってー
  | )   ヽノ゙i u       ´    ヽ  ! 
  |  `".`´ :!             ,,..ゝ!             なんだってー
  人  入_ノ 、    r'´~`''‐、  / \   \ \ メ / )`) )    さすが俺の嫁ー
/  \_/\:ヽ   `ー─ ' /   \\ . \ メ ////ノ     
      /   ヽ、:..、  ~" //   ヽヽ メ /ノ )´`´/彡  
     /      ` ー┬─ '"´     i i  /   ノゝ /      なんだってー  
    /          |      Y  | |/| 、_,,ィ '__/,;'"´``';,._  
    /  y         |      ヽ_/  \ _/  |ニニニニ|    なんだってー
   /\/     M   M   R  / υ      /   | ̄ ̄ ̄|         なんだってー

男生徒B 「…貴様、正気か?」
男生徒A 「うぐ…お、俺だって無駄にクラスを抜け出してる訳…じゃないんだぜ」
男生徒 「遂にやっとまともな事をしたか…ふっ…(*´Д`)イドゥンお嬢ハァハァ」
男生徒C 「正体不明の美女ktkr…いやむしろwktk(AA略)」
男生徒D 「確かイドゥンたんと言えば。竜王家と繋がりがあるって噂が…
      そんな事どうでもいいや…(*´Д`)ハァハァ」
セシリア (イドゥンがこの学校の先生となった……何か匂うわ)
女生徒  「授業の続きマダー?」
セシリア (まさか私や校長の様にロイ目当て……有り得るわね。
      遂に私達のロイ君争奪戦争に介入したみたいね)
女生徒  「あぁ、授業が…O| ̄|_」
ロイ   「このカオスじゃあ授業が出来ないよ!」
367イドゥンさん、先生になる:2009/02/21(土) 20:04:19 ID:16DVaJvQ
男生徒一同(*´Д`)ハァハァハァハァハァハァハァハァ…
リリーナ 「ふふっ」
ソフィーヤ「私…達の…」
ララム  「ロイ様争奪戦に!」
スー   「新たな歴史の」
シャニー 「1ページが」
セシリア 「刻まれました様ね!」
嫁候補一同(イドゥン如きにロイ(様)は渡さない!!!)
女生徒  「皆真面目に勉強して下さい、ていうか授業再開してよ(´;ω;`)」
セネリオ 「酷い有様です」
ティーナ 「今回ばかりはアンタに同感だわ。これは酷い有様よOTL」
ロイ   「皆何言ってるんだろう?……イドゥンさん、ここに来てるのか…」

イドゥン 「ココが保健室…とても綺麗…」
男生徒一同(貴方の方が綺麗ですよ(*´Д`)ハァハァハァハァハァハァハァハァ)
女生徒一同「正に深窓の令嬢的美しさ…
      …レズに目覚めそう(*´Д`)ハァハァハァハァハァハァハァハァ)」
ギネヴィア「くっ…何と熱狂的な……
      この私の美貌ですらアレだけの数は堕とせなかったというのに…くやしいっ!」
ヤアン  「どんな対抗心を燃やしておるのだギネヴィアよ。
      …この調子だと授業は明日まで無しかもな(笑)」


イドゥン 「ふう…緊張しました…」
ヤアン  「ふっ…だが大変なのはこれからだぞ」
イドゥン 「はい…ヤアンお兄様…」


リーフ  「(ピキーン!)…僕の嫁がロイの中学校の保健室の先生になった予感!!」
ガルザス 「コレ、リーフ!授業に集中しないか!!?つ『マスターアクス必殺』」
リーフ  アッー! コノヒトデナシーッ!!
ナンナ  「リーフ様…(;つд`)」
セネリオ 「酷い有様です」


‐後編に続く‐


…えっ?猫の件は何なのかって?友達の家で見たアニメで、
そんなシーンが有ってワロタので入れてみた。確か…なんとか大王って名前だった様な…?
368助けて!名無しさん!:2009/02/21(土) 20:07:09 ID:16DVaJvQ
‐↑のネタの備考‐

【※1】実の所葉っぱが案内し、イドゥンが受けたのは風俗店の面接
【※2】ヒント:配達員の泥酔&住所の読み間違い
【※4】ギネヴィアは賢者でありながら光魔法を扱える為、
    お仕置き用に使っている(※実際彼女の光の武器LvはSランクだし)
369助けて!名無しさん!:2009/02/21(土) 22:14:26 ID:zxe0SWE3
>>367
あずまんが大王の榊さんだな。
370助けて!名無しさん!:2009/02/21(土) 23:24:53 ID:QDGOdidh
>>362-367
こうしてみるとイドゥンさんもけっこうなフラグメイカー・・・

クラッシュするのはあのハ・・・やめてください逆鱗やめ・・・アッー!
371助けて!名無しさん!:2009/02/22(日) 14:30:56 ID:65qOnR/M
ミカヤ姉さんの誕生日
372助けて!名無しさん!:2009/02/22(日) 20:21:33 ID:OyHKrBX9
さて、ミカヤ姉さんは何本ロウソクが必要なのかな。
ケーキが見えなくなる位必要そう
いや…待てよ……、


    ,ィィr--  ..__、j
   ル! {       `ヽ,       ∧
  N { l ` マルス,、   i _|\/ ∨ ∨
  ゝヽ   _,,ィjjハ、   | \ ケーキに年の数分のロウソクを
  `ニr‐tミ-rr‐tュ<≧rヘ   > 立てるんじゃなくて、
     {___,リ ヽ二´ノ  }ソ ∠ 年の数分のロウソクで誕生日ケーキ
    '、 `,-_-ュ  u /|   ∠ を作れば良いんだよ!!!?
      ヽ`┴ ' //l\  |/\∧  /
--─‐ァ'| `ニ--‐'´ /  |`ー ..__   `´
    く__レ1;';';';>、  / __ |  ,=、 ___
   「 ∧ 7;';';'| ヽ/ _,|‐、|」 |L..! {L..l ))
   |  |::.V;';';';'| /.:.|トl`´.! l _,,,l | _,,|  , -,
    ! |:.:.:l;;';';';'|/.:.:.:||=|=; | |   | | .l / 〃 ))
    l |:.:.:.:l;';';'/.:.:.:.:| ! ヽ \!‐=:l/ `:lj  7
    | |:.:.:.:.l;'/.:.:.:.:.:.! ヽ:::\::  ::::|  ::l /
373助けて!名無しさん!:2009/02/22(日) 20:30:50 ID:skRasK2A
どういうことだよ!!!?

・・・ロウソクを溶かしてケーキの形にするってことか?
374マルス:2009/02/22(日) 20:54:58 ID:OyHKrBX9
>>373
違うよ。積み木の要領でロウソクを○の形に立ててから、
それに更に横にしたロウソクを載せ東京タワーみたいに…

…ん?シーダどうしたんだい?…えっ?外が眩しいって?
分かった、元凶は僕が懲らしめてきt   
375助けて!名無しさん!:2009/02/23(月) 14:33:38 ID:Rf1eNHlo
無駄に自己主張激しい奴の文章って大抵痛い内容ばっかだから端から読む気起きんわ
すっ飛ばしてる途中どこぞで見たようなAAとか目に付いたから大方他作品ネタやら有名コピペやらのパロディすれば
それだけで面白くなるって思いこんでる人種なんだろうし
376助けて!名無しさん!:2009/02/23(月) 15:25:56 ID:pvgjtt9G
気持ちは分かるが、わざわざageてまで書き込む内容とは思えん
377助けて!名無しさん!:2009/02/23(月) 17:55:42 ID:Bn3rHxN2
なんとなく思いついた

ロイド「ん?ヘクトルと・・・エフラムだったか?何の用だ」
エフラム「いや、特訓相手になってほしくてな」
ヘクトル「相手の方が有利な武器の方が特訓になるだろうしな」
ライナス「ヘッ、いいぜ、かかってこいよ」つ銀の斧
エフラム「ああ・・・いくぞ!!」つ銀の槍

ロイド「あっちは始めたか・・・」
ヘクトル「なら、こっちも始めるとし・・・ん?」
ギュウン!!

ロイド「・・・なんだ今の」
ヘクトル「今のは・・・まさか」
ライナス「兄貴!!今のは一体なんなんだ!?」
ロイド「いや・・・分からん」
エフラム「またアイク兄上か・・・」
ヘクトル「・・のようだな」
ライナス「どういうことだよ?」
エフラム「最近アイク兄上は大きな木材を投げてはその上にのって移動してるらしいんだ」
ヘクトル「全く・・・桃白○かっての」
ロイド「・・・」
エフラム「どうした?」
ライナス「・・・お前の兄貴に不可能はないのか!?」
エフトル「「ああ、無い」」

オチも無い
378377:2009/02/23(月) 18:02:08 ID:Bn3rHxN2
タイトルを敢えてつけるとしたら
「未確認飛行アイク」とでもいいましょうか
後ロイドとライナス出した理由はただ出したかったから
379ヒロインの条件:2009/02/23(月) 18:10:22 ID:8alQFYi3
マルス  「第…何回目だっけ?男会議、イェーイ」
エフラム 「今回は何について話すんだ?」
アイク  「あぁ、実は仕事場で『良い加減、ヒロインを決めて欲しい』と言われてな…。俺はヒロインと言うものが分からん。だから、教えて欲しい」
アルム  「メタ自重」
ロイ   「(この場合、『ヒロインと言う言葉の意味が分からない』のか、『どういう人がヒロインに適しているか分からない』のどっちなんだろう)」
ヘクトル 「(さすがに俺でも『ヒロイン』の意味くらい分かるから後者だろう)」
アイク  「(確か、エレブに『オズイン』と言う頼りになる者がいたから、『最も頼りになる者』の意味だろうな…)」
シグルド 「まぁ、とりあえずマルスから言ってみなさい」

幼馴染みだよ、派
マルス  「やっぱり、ヒロインはシーダみたいな幼馴染みだよ。御互いの事を一番よく分かり合える相手じゃないか」
ロイ   「うんうん、リリーナとも付き合いが長いしヒロインとしてはありだよね」

神秘的な娘が良いよね、派
アルム  「やっぱり、物語を語る上でヒロインには謎めいた感じが必要だと思うんだ。その点、神に仕えるセリカはぴったりだよ」
リーフ  「(この場合は神秘的と言うか…)」
エフラム 「(ただの狂信者だな)」
シグルド 「おっと、その物語の主人公がアルムなら、お兄さんは家から叩き出しますよ」
エリウッド「KINSHINはともかく、アルムの言う事は分かる気がするなぁ…ニニアンの踊りは何て言うか…とても安らぐよ」
ロイ   「そうだね、ソフィーヤの未来予知に何度か助けられたからそういうヒロインもありだよね」
380助けて!名無しさん!:2009/02/23(月) 18:13:21 ID:8alQFYi3
運命の出会いだよ、派
シグルド 「やはり出会い方が大事だろう。たまたま森の中を散歩していたら、以前に痴漢から守った女性…それも麗しい女性に会ったとなれば二人が結ばれるのは運命と言えるのではないか?」
ロイ   「そうだね、賊の討伐に向かったらたまたまレジスタンスの一員だったララムと出会ったのも運命の出会いだよね。ストーリー的にはヒロインとして悪くないね」
アルム  「メタ自重」
ヘクトル 「俺が主人公の時だけファリナの野郎に出会えるのも運命の出会い…なのか?」
リーフ  「メタボ自重」

お淑やか子が良いよね、派
セリス  「僕はよく分からないけど、ユリアやラナのようなおしとやか娘と気が合うなぁ…」
ヘクトル 「(おしとやか…?ユリウスフルボッコとラナオウが…?)」
リーフ  「(ヒント:外面)」
アイク  「(あの女がおしとやか?『おしとやか』とは強い、と言う意味だったのか?成程、頼りなることも納得できる)」
ロイ   「そうだね、お淑やか、とは少し違うけどスーみたいな静か娘がヒロインだと落ち着くなぁ」

年上が良いよね、派
リーフ  「皆、分かってないなぁ…年上の女房は金の草鞋を履いてでも探せって昔から言ってね。
      同じおねいさんでも、セルフィナさん、アマルダさん、アルテナさん、エダさん、とスタンダード系、クール系、格好良い系、頑張り屋さん系、と千差万別で
     (省略されました、続きを読むには大好きなおねいさんを僕にください)」
マルス  「リーフのお姉さん論は1スレ使いきっても語り尽くせないからカットで」
ロイ   「うんうん、セシリアさんみたいな頼れる人がヒロインで側にいるって良いよね」
エフラム 「(そんな枯れた奴らのどこに魅力があるんだ?やっぱり女は12歳までだろう)」

ミカヤ  「…とエフラムが思っているらしいわ」
エリンシア「後でぶっ飛ばしてさしあげましょう。それとリーフちゃんもいつもの4人娘に連絡しないと」
381助けて!名無しさん!:2009/02/23(月) 18:16:16 ID:8alQFYi3
健気さが大事だよね、派
エムラム 「何も分かっちゃいないな。ヒロインには守ってあげたくなるような健気さが一番だろう。チキ、ファ、ミルラのような幼い娘は、特にな」
シグルド 「まぁ、私はKINSHINでなければ構わないが…」
エリウッド「エムラムの好みはともかく、確かに家族の為に必死で頑張るフィオーラをついつい守ってあげたくなるよ」
ヘクトル 「だな。必死で頑張ってるフロリーナみたいな女は面倒臭いと思っても放っておけねぇもんだ。」
ロイ   「うんうん、ベテランの男の人達の中で頑張るシャニーをついつい応援したくなるよ。ヒロインにはこう言う応援したくなる要素がいるよね」


マルス  「だから幼馴染みだって」
アルム  「違うよ、神秘的な感じだよ」
シグルド 「そもそも運命の出会いが、だな」
セリス  「お淑やかさが大事じゃない?」
リーフ  「おねいさんに決まってるよ」
エフラム 「健気さが一番だろう、特に若いと最高だ」
エリウッド「うーん…」
ヘクトル 「言われてみりゃ難しいな…」
アイク  「済まんな、妙な事を聞いて…」
ロイ   「それにしても、なかなか決まらないね」
ロイとアイク以外
     「お 前 は 黙 っ て ろ」
ロイ「…?」

おしまい
382助けて!名無しさん!:2009/02/23(月) 19:26:14 ID:ioHZkwvO
ロイWWW
383助けて!名無しさん!:2009/02/23(月) 19:44:23 ID:p3TTA5QN
GJ!ロイもそうだがエフラムも自重www
384助けて!名無しさん!:2009/02/23(月) 20:36:07 ID:116TCrSZ
ロイwwwマジで天然自重wwww
つーか、アイクはどこまで鈍感なら気が済むんだww
GJ!
385助けて!名無しさん!:2009/02/24(火) 00:13:03 ID:cL5plz/q
とりあえずアイクの嫁候補を当てはめてみた

幼馴染 そういう扱いのキャラがいないため保留
神秘的 イレースって一見神秘的だよね
運命の出会い サナキなんてそんな感じじゃね?
お淑やか子 イレースって一見お淑やかだよね
年上 ティアマトとララベルの二人が該当
健気 やっぱりミスト?

反論、異論は認めるぜ
386助けて!名無しさん!:2009/02/24(火) 10:13:21 ID:Nd3nV2+o
ヘザー「リンちゃ―ん! ほらほら、皆で一緒に百合百合しましょうよほらほら」
リン「だが断る! 大体、紋章町にビアンの気がある人なんてあなたくらいのものでしょう!」
ヘザー「あら? まだ紋章町の奥深さを分かっていないようね。ほら、御覧なさい」


ミスト「ジル……」
ジル「ミスト……」

ハール「( ゚д゚)」
ボーレ「( ゚д゚ )」


リン「こっちみんな麻婆豆腐」
ヘザー「ほら、他にも」


エルナ「リーリア……」
リーリア「エルナ……」

グレイル「( ゚д゚)」
ティアマト「( ゚д゚ )」


リン「何でこっち見るのかしら」
ヘザー「ほら、あっちにも」


セリス「ユリア……小さい頃から君のことが好きだったよ……」
ユリア「セリス様……私も、ずっとセリス様のことが好きでした……」
ラクチェ「ユリア、そのバサークの杖離しなさい」


リン「あ、セリス男だから」
ヘザー「( ゚д゚ )」
リン「こっち見ないでね?」
387助けて!名無しさん!:2009/02/24(火) 21:39:15 ID:YGndElqk
>>385
幼馴染ワユとか思い浮かんだぞどうしてくれる!?
388助けて!名無しさん!:2009/02/24(火) 22:47:38 ID:iW2HNWes
>>387
よし、じゃあ書いて投下してみようか。

まぁ個人的にはミストが幼馴染っぽく感じるな。アイクをお兄ちゃんと呼ぶし。
389助けて!名無しさん!:2009/02/24(火) 22:55:30 ID:rzDfaSfz
>>386
オチのセリスで吹いたw
390助けて!名無しさん!:2009/02/25(水) 00:17:47 ID:fqAxbCof
幼馴染 ミスト ワユ レテ リィレ
神秘的 イレース ネフェニー フリーダ セネリオ サナキ イナ ビーゼ ユンヌ
運命の出会い マーシャ ジル しっこく
お淑やか子 ステラ リアーネ  
年上 ティアマト ヘザー カリル シグルーン タニス ルキノ ララベル アムリタ ニケ アスタルテ 
健気 ローラ モウディ メグ
391助けて!名無しさん!:2009/02/25(水) 00:20:23 ID:3ejJca5H
何さり気無く男混ぜてんだw
つーか、しっこくだけやたら目立つんだがw
392助けて!名無しさん!:2009/02/25(水) 08:40:36 ID:p3ypxd6X
全角ひらがなだからなww
393助けて!名無しさん!:2009/02/25(水) 11:38:45 ID:963zGlz5
しっこくとモウディに関しては直ぐ気付いたけど、セネ夫配置もおかしいんだという事に三回くらい目を通してから気付いた
394助けて!名無しさん!:2009/02/25(水) 17:39:30 ID:qkCkNC4k
>>386
ヘザーですら気づかないとはっ!?

そこがセリスクオリティ
395助けて!名無しさん!:2009/02/25(水) 21:10:18 ID:kRkaisAE
幼馴染 赤ん坊の頃から同じ子守唄を聞いて過ごしたわね
神秘的 「神」秘的も何も・・・ねえ?
運命の出会い あれをディスティニーと言わず何と言う
お淑やか子 アイク的な解釈(強い)でいいわよね
年上 そりゃ世界の始まりから生きてますから
健気 みんなの石化を解かなきゃ・・・!

ミカヤ?「どうよ」
セリカ 「邪神乙」
396助けて!名無しさん!:2009/02/25(水) 23:49:40 ID:M8WvLLQ0
ネタ投下しようと思ったら、自分のネタでちょっと盛り上がってて嬉しいから補足を…
まぁ、見ての通りロイの嫁の候補と他主人公の嫁候補を無理矢理、共通点見出しただけだから特に意味は無いよw(ララムとか結構強引だしね)
この手のジャンルにお約束の「元気な娘が良いよ」を入れようと思ったけど
・ロイ側でララムとシャニーが被る
・他主人公側に元気な感じの嫁候補がいない(ファリナがそうかなぁ、と思ったけど)
で泣く泣くカットした。蒼炎と暁は未プレイだから、スレの雰囲気だけで、アイクを書いたけど、>>388の蒼炎、暁編楽しみにしてる。

>>386
紋章町の初代百合はミーシャ隊長かな。女から支援貰うとか…。
カリンの方もトラ7の大人の事情(容量の都合で被支援が二人までしか付けられなかったらしい)が無ければ相互になってたかも知れない危なさ…

>>395
ユンヌ自重。でも、ユンヌなら没にした「元気な娘」も当てはまるかw

次からネタ投下。ttp://wikiwiki.jp/fe_family/?7-515からネタ借りた。サンクス
397移すな危険〜トラキアの章〜:2009/02/25(水) 23:51:26 ID:M8WvLLQ0
リーフ 「この人でなしぃぃぃぃ」
ズザァァァァ
マルス 「いやぁ、今日も素晴らしい吹っ飛びだったね。お帰り、リーフ。また、例の4人娘かい?」
リーフ 「あぁ、そうさ…。いつも僕をいじめて何が楽しいんだ…。紋章町ひろしと言えど、こんなに不幸なのは僕だけだよ…」
その時、リーフの頭に電球が
リーフ 「ちょっとルーテさんの所に行ってフラグシフト君を借りてきて苛めフラグをシフトする」
マルス 「うーん…止めた方が良いと思うけどなぁ…」
リーフ 「止めないでくれ、マルス兄さん」
マルス 「これを聞いてもそう言えるかな?」

〜ミランダの場合〜
騎士  「ミランダ様、お呼びですか?」
ミランダ「よく来たわ。さぁ、トルネード、トロン、マスターソードから選びなさい」
騎士  「な、何故でしょう?」
ミランダ「うーん…いつもは誰かにそんな事をしてたはずなんだけど、誰だったか思い出せなくて…選ばないなら全部で良いわね」
騎士  「ひぃぃぃぃぃ」

※この騎士はミランダがEDで結婚する騎士と言う事で
〜〜〜〜〜〜〜〜〜

リーフ 「へ?これのどこが問題なの?名無しなんて使い捨てして何ぼじゃん。レンスター兵は、装備はぎ取って肉の壁にするのはトラキア区の常識だよ」
マルス 「メタ自重。酷いのはこれからさ」
398助けて!名無しさん!:2009/02/25(水) 23:53:09 ID:M8WvLLQ0
〜サラの場合〜
サラ  「セイラム、今日は何をしようかしら?」
セイラム「サラ様…私はもう、疲労で体がもたないのですが…」
サラ  「今日は、闘技場でセイラムの勇姿が見たい」
セイラム「(その程度なら大丈夫か…。いや、これはアピールするチャンス)分かりました」
サラ  「それじゃあ頑張ってきてね、…サイレス」
セイラム「…(な、何だ、急に魔法が使えなくなったぞ…)」
対戦相手「おらおら、兄ちゃん、戦う気が無くしたなら、さっさと降参しな」
セイラム「…(そうはしたいが、声が…だが…私の…選択に…悔いは無い…)」
サラ  「あーあ、死んじまって。馬鹿な奴だ」
〜〜〜〜〜〜〜〜

マルス 「どうだい?名有りユニットの死は評価に関わってくるよ」
リーフ 「メタ自重(うーん、でもセイラムが酷い目にパーンが協力してくれなくなるな…※)ちょっと考えさせて…」

※勘違いされがちですが、トラ7本編ではセイラムの生死に関わらず、条件さえ満たせば外伝へ行けます。
399助けて!名無しさん!:2009/02/25(水) 23:54:52 ID:M8WvLLQ0
〜ティニーの場合〜
ティニー「セティ様、少々お時間よろしいですか?」
セティ 「あぁ、勿論さ。君がそう言うなら今日の会議はホークに任せて欠席するよ」
ティニー「そうですか、よろしければ、私の家まで御一緒ください」
セティ 「(私の時代キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!)い、い、良いのかい…年頃の男女が…その…」

フリージ家
セティ 「そ、その…ティニーは何故、私を呼んだんだい?」
ティニー「それは…」
パン、パン
ティニー「ラインハルト、こちらへ」

ラインハルト
    や  ら  な  い  か

セティ 「ちょ…おま…」
ティニー「(ふふ…今度のタイトルは「魔道士二人」これは…ハァハァ…)」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜

リーフ 「セティさん…イ`」
マルス 「困ったねぇ、超強力お助けキャラが使えなくなって指揮3(笑)を選ばざるを得なくなるねぇ」
リーフ 「メタ自重だってば…」
マルス 「さて、一番酷いのはここからだよ」
400助けて!名無しさん!:2009/02/25(水) 23:57:39 ID:M8WvLLQ0
〜ナンナの場合〜
ナンナ 「私はアレス兄さまのような人でなければ好きにはなれないわ、だから…誰の妻にもならない…」
アレス 「ナ、ナンナ、ちょっと待ってくれ、俺にはリーンがいるから…」
ラケシス「私はエルト兄さまのような人でなければ好きにはなれないわ、だから…誰の妻にもならない…」
エルト 「いや、俺にはグラーニェが…」
イーヴ 「…それはよろしいのですが…Sがすぐそこまで迫ってきています…私は、弟二人とともに全力でお守りしますが、もしものときは、お覚悟くだs…ウボァー」
シグルド「エルトシャン、お前の事は親友だと思っていたんだが…」
エルト 「ち、違う、誤解だ。話せば分かる…」
シグルド「もういい、何も言うな!兄妹のKINSHINを野放しにするだけでなく、自分もKINSHINに染まるなど、このシグルド、容赦せん」

その日、シグルドの放ったAKPにより紋章町は崩壊した
〜〜〜〜〜〜〜〜

リーフ「…」
マルス「ね、君一人が犠牲になるだけで、3人の人間が助かるだけでなく、町の平和が保たれるんだ。だから我慢しなよ」

タイトルを見て気付いた人もいると思うけど、男兄弟全員のフラグシフトを書きたかったけど、リーフが思いの外綺麗に纏まったから一旦切り
401助けて!名無しさん!:2009/02/26(木) 18:04:56 ID:GqsUzQ+F
他3人もだけど、ティニー自重w
402助けて!名無しさん!:2009/02/26(木) 18:51:47 ID:adJoyIk0
>>397
リーフ・・・町の為に、生きろ
それしかない
403助けて!名無しさん!:2009/02/26(木) 19:48:17 ID:2tfKdAez
>>397-400
デルムッド「ネタにはGJ!なんだけど、
      …こんな時にまで出番が無い俺は一体何なんなの(´;ω;`)」
404大乱闘FEブラザーズ 12章 1/5:2009/02/26(木) 19:58:03 ID:2tfKdAez
【前回までのあらすじ】
‐大乱闘FEブラザーズはもう第六試合がその幕を閉じた。
 ラナオウがその体術 (と後半の嘘泣き行為)で四牙の剣豪・ロイドを撃破したのだ!
‐観客一同が納得しかねる勝利に終わったが、直ぐに次の試合に期待する事とした。
 次の試合は緑風名高いサザ選手と漆黒ハウスの宿主・漆黒の騎士選手である。
 傍目から見れば瞬殺(笑)、低い力上限(笑)とグリーン(笑)なサザ(爆笑)が漆黒の騎士にかなう筈が無い…
 皆そう思っていた。

 …彼らの予想は大当たりであった。しかし…、


サザ   「ふふふっ、漆黒なんてけちょんけちょんにしてやんよ( ・ω・)つ三つ三つババババッ!」
漆黒の騎士(相変わらず憎たらしい程の自信だな…)

ヘクトル 「おいおいサザの奴勝てるのかよw」
セリス  「相変わらず凄い自信だなぁw」
ミカヤ  (どっちを応援しようかしら…)

漆黒の騎士「言っておくが観客の大多数はこの私を応援している。
      それによって速さと技の威力が増した…諦めよ!」
観客A  「 ( ゚∀゚)o彡°漆黒!漆黒ッ!!」
観客B  「 ( ゚∀゚)o彡°ダークナイト!ダークナイトッ!!」
漆黒スレ住人一同「( ゚∀゚)o彡°ゴキ○リ!ゴ○ブリッ!!!」
観客C  「( ゚∀゚)o彡°漆黒!漆黒ッ!!」
サザ   「…くっ!でも俺には涙目グリーンの居酒屋の皆がついてるんよ( ・ω・)b」
ウォルト 「( ゚∀゚)o彡°サザさん!サザさんッ!!」
アーダン 「( ゚∀゚)o彡°緑風!緑風!!」
サザ   「…行くぞ!」
漆黒の騎士「この戦いを、貴様の通算400敗目の記念にしてやろう!」


ミカヤ  「数分経ったけど…サザ…やはり騎士様相手じゃあ…」

サザ   (↑A)「上斬り!」
漆黒の騎士「ん、当たらんな」
サザ    (B) 「だったら短剣投げ!」
漆黒の騎士「Lボタンでそんな攻撃など簡単に退ける」
サザ   「…ならば!これはどうなんよ!つ『(横B)踏み込みザン』」
漆黒の騎士「ぐっ……今、(溜め↑A)上突き!!」
サザ   「ぐがああ!!?………うぐ…(残り3機 ダメージ98%)」
漆黒の騎士「身の程を弁えよ(残り3機 ダメージ20%)」
サザ   (くっ…エタルドから衝撃波が飛んでくるから近づけない…
      それにこれだけ攻撃を仕掛けても、やっと5%のダメージだし)
      …いくらジャンプに転移の粉を使い、3%のダメージが乗っていくとは言っても、辛いんよ)
405大乱闘FEブラザーズ 12章 2/5:2009/02/26(木) 20:02:29 ID:2tfKdAez
仮面の男 「ふっ…コレで問題ないな…。
      早く控え室に行かないと…ぐあ!」
???  「ぐおっ!」
仮面の男 (…くっ!トレードマークの仮面が壊れてしまった!)
     「……仕方ない。この男の仮面を借りるか」
マグゥ  「あっ、コラ!わしの仮面を返せぇぇぇ!ノ(#`Д´)ノ」


サザ   「ま、まだだ!まだなんよ!?」
漆黒の騎士「(横A)ふぅん!」
サザ   「おっと……ココはアイテムを取って試合を有利n……あ」
ソーンバルケ「!!…何私の手を踏んでるんだ?」
ドロシー 「あーっ!
      サザ選手、手を日向ぼっこされていたソーンバルケ選手の手を踏みつけてしまいました!!」
ヘクトル 「手だけを砂から出して日向ぼっこって一体何なんだよwww」
ソーンバルケ「一緒に砂漠ごっこ、や ら な い か ?」
サザ   「だが断る」
ソーン  「ふっ、お前にチョイスなんてないのさ」
サザ   「!!」
     「か、体が砂に引きずり込まれ……ミ、ミカヤ助けてくれんよーっ!!(バシュゥーーーンッ!!!)」
会場   「…………」
セネリオ 「酷い有様です」


サザ   「理不尽だ…」
漆黒の騎士「それは貴様が手を踏んだからに他ならん。足元を弁えよ」
サザ   「誰が美味い事を言えと」
漆黒の騎士「ぬぅん!」
サザ   「…くっ、はぁ!」
漆黒の騎士「甘い!」
サザ   「そこだぁぁぁ!!」

 ガキッ ズゴッ ザシュッ ビシッ カキン! ズババッ ビューン、ドン! ズガガガガーン!!

ドロシー 「おおっ!Bボタンからの必殺攻撃無しで、純粋に剣と剣の打ち合いとなっております!
      このAボタンの応酬戦、どちらが決定打を与えるのでしょうか!?」
セーラ  「スマブラ知らないと分からない解説自重」
イリオス 『このネタシリーズの元となってるスマッ○ュブ○ザーズでは、
      Aボタン+矢印は剣を振るう等の通常攻撃、Bボタン+矢印は必殺技的攻撃なんだぜ』
セーラ  「はいはい、解説乙解説乙」
イリオス 『扱いヒデェ…くっ、俺が貴族ならこんな事には…』

サザ   「ぐがああっ…!(残り2機 ダメージ133%)
漆黒の騎士「その程度か、緑風よ。…興醒めだな。(残り3機 ダメージ75%)」
サザ   「うぐ…ミ、ミカヤの中で…恥かけるか…んよ…」
アーダン 「俺達居酒屋の住人の意地を見せてやってくれよ!」
ウォルト 「( ゚∀゚)o彡°サザさん!サザさんッ!!!」
ドロシー 「あーっ!会場にスマッシュボールが登場!
      …最後の切り札を発動させるのは一体どちらなのでしょうか!!?」
406日常風景:2009/02/26(木) 20:06:09 ID:5Y41ek/8
ロイ「・・・はぁ」
マルス「どうしたんだい?ため息なんかついちゃって・・・」
ロイ「・・・あれ見りゃため息も出るよ・・・」

ロイの視線の先には
エフラムとヘクトルが喧嘩し、それにアイクも混ざり、葉っぱが巻き添え食らってコノヒトデナシー
KINNNIKUをみて興奮するエリンシア、「アイク兄さんに負けた・・・」と落ち込むエイリーク
アルムセリカがKINNSINNし、それを見たシグルドがティルフィング振り回し
「レズじゃないわよ!」と叫ぶリンとなんとかなだめているセリスとミカヤ
そしてそれを見て蝶サイコーなエリウッド・・・

一言で言えばセネリオ「ひどい有様です」な光景

マルス「・・・いいんじゃない?これが我が家の日常って事でさ」
ロイ「・・・頭痛くなってきた・・・」

オチは無い
むしゃくしゃして初投下した。後悔はしていない
407大乱闘FEブラザーズ 12章 3/5:2009/02/26(木) 20:08:32 ID:2tfKdAez
サザ   「や、やった!俺の方に近い!
      (…パリンッ)俺の切り札を食らえッ!!」


   瞬   殺   ッ   !   !   !


漆黒の騎士「ぐおおおおおっ!!」
ドロシー 「サザ選手の瞬殺(笑)が発動!コレで漆黒の騎士選手に一矢報いt……ってあれ?」
漆黒の騎士「おおおぉぉ………ぬっ!今の一撃で、
      今日の朝食の魚食べた時、喉に突き刺さってしまっていた
      小骨が取れて大 回 復 したぞ!(残り3機 ダメージ1%)」
観客一同 「な、何だってーッ!!……いや、予想の想定内か」
ミカヤ以外「あ〜あ、無茶しやがって(しちゃって)、馬鹿な奴だ(酷い有様ですわ)」
ミカヤ  「…サザ…(´・ω・`)」


仮面の男 「よし、二人とも、アシストキャラで依存は無いな?」
???  「問題ないけど…」
???  「セ(ry)」
仮面の男 「今はあの子の事は言うな!スクリーンの前の皆に正体がバレてしまうではないか」
???  「もう手遅れの様な気もするけど…。
      大乱闘2章を書いた後のフィードバックの時も、
      仮面の男の正体は恐らく(コノヒトデナシーッ!!)と予想?って書かれたし」
仮面の男 「と、とにかく、二人ともこの仮面を付けてくれ!」
???  「…何この趣味悪い仮面?」
仮面の男 「…借り物だ」

骸の民A 「アウダモーゼ様!私達のトレードマークの闇の仮面が、二つ程紛失しました!」
アウダモーゼ「…ふっ、大方祭り用の仮面が足りないからと、いくつか失敬したのであろう。
       それよりも、ミリィザとアルの竜の力を引き出す準備を続けろ!」 
骸の民B 「…志村―!後ろ後ろー!」
ハルトムート「…ちょっと、ここで地獄への片道切符を買っておこうか」

アトス  「むっ…この感じ…どうやら悪は魔王と狂王以外にも居るようじゃの…」
     (それはそうと竜&人妻なミリィザたんハァハァ)
パント  「証明の人のアトス様乙」


サザ   「うぅ…ぐぅ…(残り1機 ダメージ97%)
漆黒の騎士「ふっ(残り3機 ダメージ 56%)
サザ   「俺はまだ…負けてない!」
漆黒の騎士「二機差もあるのだ!いい加減諦めてそこらに這いつくばっていよ!」
サザ   (くぅ…ミカヤ…)
アスタルテ(……緑風よ。)
サザ   (!!…誰だ、頭に直接語りかけてくるのは!?)
アスタルテ(私だ)
サザ   (アンタは…一体何を…)
アスタルテ(私の気紛れだ…後、この状況に諦めずに最後まで戦った褒美…ってやつか。
       …少しだけ、銀髪の女を魅せられる力を与えてやろう…)

漆黒の騎士「…司会者よ。この戦いはどうやっても私の勝利だ。早く次の試合……を……な!!!」
ドロシー 「サ、サザ選手が…」
サザ   「う…う…うおおおおおおぉぉっ!!」
漆黒の騎士「アレだけの敗北感を与えておきながら、立っただと…!?」
緑居酒屋一同「うおっしゃああああーーーッ!!\(*゚∀゚)=3 /」
408大乱闘FEブラザーズ 12章 4/5:2009/02/26(木) 20:11:54 ID:2tfKdAez
サザ   (ち、力が溢れて来る!アーダン達緑仲間の声援もある!
      今なら、今なら…夢にも見たあの奥義を…)
漆黒の騎士(足場は悪い。だがジャンプして、エタルドの衝撃波を入れれば…)
ドロシー 「ああ!
      サザ選手の踏ん張りを祝福するかの様に、再びスマッシュボールが現れました…!」
サザ   「(…パリンッ) …行くぞ、漆黒ッ!!」
漆黒の騎士「ふっ、また瞬殺(笑)か。それでは私には勝てん。
      ……いや、違う!この動きは…まさか…!!?」
サザ   「はああぁぁぁ……!!


   滅   殺   ッ   !   !   !


漆黒の騎士「ぐごお゙お゙お゙おおぉぉぉぉッ……(バシュゥーーーンッ!!!)」

ドロシー 「ななな何と、サザ選手!ネタ&原作のユニット能力的に不可能な奥義・滅殺で、
      漆黒の騎士選手の残り残機を、一機削りました!!?」
      
観客一同 「ウ ォ ォ ォ ォ ォ !!! サ ザ ノ メ ッ サ ツ キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

サザ   「お、俺…初めての…滅殺が…出来…たん…だ………(ガクッ)」
ミカヤ  「…サザ…良くやったね…(///)」

‐こうしてサザはその一撃に全てをたくし、意識を失った。
 この試合は二機残していた漆黒の騎士の勝利である。
 しかし観客の目には、負けたサザが、少しだけかっこよく映ったという。

ユンヌ  「アスタルテお姉ちゃんも、何真面目に力与えてるのよ!!?
      対の存在である私でさえ、わざと幸運上限ダウン+瞬殺(笑)の力を与えたってのに!」
セリカ  「はいはい、良い所で茶化ないの」
ユンヌ  「アッー!押入れは嫌ァァァ!!」
409大乱闘FEブラザーズ 12章 5/5:2009/02/26(木) 20:16:42 ID:2tfKdAez
‐次の試合は竜王家の一員、アルと…仮面と黒きマントを羽織った謎の男、仮面の男の一騎打ちである!

アル   「お前…!…骸の民だったのか…!?」
仮面の男 (…………)
アル   「…ぜってぇぶっ潰す!!!!」


‐13章に続く。…所でアイク達はと言うと、マ○オR○Gの世界を順調にクリアしていた。
        クッパにさらわれたリアーネを助ける為に…。

アイク  「ふぅ…あいつの鍵、取れたな」
ニケ   「ああ」
アイク  「ジョナサン・ジョーンズは正に海の狂戦士だった……。
      実際、あの鮫のダイヤモンドカッターには何度も殺されたしな」
ネサラ  「実際のマ○オR○Gの死亡記録かよ!?」
リーフ  「うう…ユリウスのお陰で危うくあの巨大イカに食われる所だったよ…トホホ」
アイク  「…あのイカは美味しかったな。
      何でもあの足に飛ばされると帰って来た時に恐怖状態になるそうだが、
      むしろあいつの方が恐怖してたな」
ティバーン(いくら腹減ってたからって、体長20m以上もあるあの某イカを、
      イレース並みに食ってるお前を来た時は、正直生きた心地がしなかったな。
      次はお前だ!みたいな気分がして(滝汗))
アイク  「…次の目的地はバーレル火山だ!!えい、えい、↓」
リーフ以外「おーっ!!!!」
リーフ  (回復役として無理矢理パーティの一員とされたけど…帰りたいよ…(´;ω;`)

>>406
大切な初投下を自分のネタで挟んでしまってごめん
410夜明け前より瑠理色な:2009/02/27(金) 10:49:41 ID:TVnPP7qD
★温泉旅行★

ミカヤ:あれ?郵便、、、。!!
エリンシア:?
ミカヤ:ねぇねぇ!旅人さんからの伝言であの温泉が当たったそうよ!
エリンシア:本当!?
ミカヤ:、、、5人でいくんだけど、あと一人だれかしらね、、、、。

・同時刻、ある屋敷にて、、、、・

「旅人さんからの伝言で行こうと思ったのは事実、しかし、エリンシアさんやミカヤまで入るとは聞いていない。どうすればいいのだ、、、。」
漆黒の騎士:、、、、、。

・そして、その夜

アイク:前に俺たちが行ったところにいくのか!?
エリンシア:えぇ、5人で。
ミカヤ:といっても、3人は駅前の現地で待っているの
アイク:俺たちも同行していいか?
ミカヤ:言ったことある場所なら地図だけ渡せばいいから、、、。
マルス:本当に二人でいいのか?
エリンシア:心配なのマルスちゃん?
アイク:(こいつ(マルス)、最近甘えん坊だからなぁ、、、)

・その次の日とある駅にて、、、・

神:、、、よあけなはいったことあるんだよなぁ、、
夜:はい。私はあなたと会う前にいったことあって、温泉が気持ちいのですよ。
神:なるほど、、、。
「のぼりまさん!よあけなさん!」
神:おっ、エリンシアたちだな。
ミカヤ:遅くなってごめん!
夜:あはは、いいですよ。

・だが、ミカヤとエリンシアの後ろには、、、、。

マルス:だからいくなっといったのに、、、。
アイク:温泉だとは言え、気になって仕方がないんだ。おっ、誰か来たぞ
「お、おまたせし、しましたぁ、、」
アイク:(こ、この声はまさか、、、)
神:あぁ、あなたがゼルギウスさん。
ゼルギウス:はい。
ミカヤ:(この声、どっかで、、、、。)
エリンシア:今日は休みだったのですか?
ゼルギウス:休みがとれてよかったので、、、。
アイク:(あいつ、なんでいるんだ??)

・もちろん、ゼルギウスの後ろには、、、、。

「私は一言もきいていないぞ、」
サナキ:よりによって、エリンシアとミカヤまで、、、、。あの旅人まで、くぅ、、、なんでこう前に出ないんだ、わたしは。。。

・目的地まで5人で行こうとするもの、そして、心配だからついていくものたち、、、。
これからなにがおきるのやら、、、、

つづく、、、、。
411夜明け前より瑠理色な:2009/02/27(金) 11:12:36 ID:TVnPP7qD
★温泉旅行 第2章★

・神の旅人(のぼりま)、夜の旅人(よあけな)、エリンシア、ミカヤ、ゼルギウスという異種的な5人で温泉旅行。
そんな旅行をそて尾行するアイク&サナキたち。

ミカヤ:ゼルギウスさんがもっている剣って、、
ゼルギウス:あ、これですか?ベグニオン財閥にいる「漆黒の騎士」さまから旅には必要だといってくれて、、。
アイク:(おまえのことだろう、)
エリンシア:でも、剣を渡されたら、漆黒の騎士はどうやって闘うの?
ゼルギウス;心配ないですよ、漆黒さまも体を休めにどこかを旅していて、、。
神:なるほど、漆黒さんも体安めしたいのですね。
ゼルギウス:そうですよ。あはははは、、、、、、(ぶっちゃけわたしのことなんだけどなぁ、、、。)
ミカヤ:敵がきたら、私たちを守ってね。
ゼルギウス:はい!わかりましたー!
夜:わたしもあなたを、
神:おまえも戦うんだよ!(三村突っ込み風)
サナキ:(あぁ、、私もボケてみたい、、、。)

・1時間後、目的地の温泉旅館へ到着。

神:どうする?部屋決めはきめていないんだけど、、、。
夜:私はミカヤさんとエリンシアさんと一緒でいいです。
アイク:女同士か、おもしろくないな。
神:そう?じゃあ、ゼルギウスさん、一緒に。
ゼルギウス:はい。
サナキ:私だったらなぁ、、、やっぱり意見は同じか、、、。

・しかし、5分後、、、、。

神:ごめん、スウィート的な部屋1つだそうだよ。
ミカヤ:トリプルベット!
エリンシア:ミカヤさん盛り上がっているね。
アイク:(俺たちが来た時はそんなのなかったぞ?)
旅館店員:以前、大勢できた客様がいまして、大きな剣を持った人が赤くなりながら「スウィートルームがいい!」といったので、、、。
ミカヤ:、、、アイクだよねそれ?
夜:たぶん、、、。
ゼルギウス:(アイク、なんてことを、、、、。)
アイク:(おれしらねぇーぞ)
マルス:(たぶん、サナキさんから酒をすすめられて、酔ったまま店員さんにいっていたんだっけ??)
サナキ:(大酒を進めるんじゃなかった、、、、。)

・しかし、その5分後、、、、、。

アイク:まいったなぁ、通常部屋でも、、、
「どすん」
アイク:あ、すま、、、!!
サナキ:あ、アイク!?
マルス:どうしてサナキ社長が?
サナキ:原因は一緒だ。うちらのものがあのメンバーにいたからなぁ、、。
アイク:なら、話ははやい。協力するか?
サナキ:もちろんだ。5人だけの温泉旅行を間接したいからな!
マルス:(ということは、、、、いつか、またサナキ社長さんのすすめでここへ、、、、。)


つづく、、、、。
412夜明け前より瑠理色な:2009/02/27(金) 11:58:32 ID:TVnPP7qD
★温泉旅行 第3章★

アイク:なにをやっているんだ?
エリンシア:1,2!1,2!
マルス:うわっ、え、エリンシアさん、、、!?
神:あぁ、これか噂にバアトルブートキャンプだっけ?
エリンシア:えぇ、
ミカヤ:よくそんなものもちこんだねぇ、私なんか着替えいろいろだよ。

二人の旅人は小説本やP○P、さらには占いタロットカード52まいセットなどなど。
ゼルギウスは漆黒の剣のほかに何かの資料があったり、、、。
エリンシアはブートキャンプ器具の以外になにか個人的なものがあったり、、・
そして、ミカヤは自分が着ていた巫女服や賢者服など、、、。

ミカヤ:正直なところ、寝る時は巫女服で寝るといいんだよ。
エリンシア:落着きがあるとザザさんがいっていましたね。
ミカヤ;そうそう、、、
「、、、、」
ユンヌ:おちつきがあるわね
ゼルギウス:え!?
夜:ご主人さま!あれ!
神:ユンヌもどうだ?
夜:え?
ユンヌ:ひと暴れしたいけど、あなたたちがいると休みたくなるね。
神:そりゃあどうも、、、。
ユンヌ:それにしても、、、、、。
神:、、、、わかっている。あとで写真に収めるよ。
ユンヌ:わかった。家族みんなにおくればいいのかな?
神:現状では、、、。
アイク:入れ替わっているユンヌに、、、。
サナキ:なぬ!?
アイク:(気付かれたか?会話が密接すぎる、、、)

・1時間後、温泉へはいる5人。

神:よあけなのいうう通りにきもちいなぁ、ここは
ゼルギウス:そうですね。こういう風景はサナキ社長ぐらいですよ。
サナキ:(わるかったな、私で、、、)
神:悩みごとでもあるのか?
ゼルギウス:いやぁ、実のところサナキ社長があなたたちをうらやましく見えるのですよ。いろんな旅に出かけて
神;それじゃないだろう?
ゼルギウス:、、あ、、ばれてしまいましたか、、、。
神:どうも、同行したのはわけがあるのだろう?
ゼルギウス:、、、、実は、、、、。
「、、、、、」
神:そうか、漆黒の騎士はおまえのことだったのか、、、。
ゼルギウス:過去のことをみんなにいいたいのですが、やはりアイクのことを考えれば、、、。
神:そんなに気にするものなのか?
ゼルギウス:私個人の意見は、、、、。
「ばしゃ!ばしゃ!」
ミカヤ:やめてよ、よあけな!
よあけな:あはは、それそれ!
エリンシア:もうやめてって
アイク:ここプールか?
サナキ:貸切の割には盛り上がっておる。どういうことだ!?

・ゼルギウスの漆黒話に3人は聞いてもいなかった、、、、。
そして、夕食盛大に盛り上がり、就寝の時間が訪れた。

つづく、、、、。
413助けて!名無しさん!:2009/02/27(金) 13:08:50 ID:OoIVX3d1
>>412

> ★温泉旅行 第3章★

> アイク:なにをやっているんだ?
> エリンシア:1,2!1,2!
> マルス:うわっ、え、エリンシアさん、、、!?
> 神:あぁ、これか噂にバアトルブートキャンプだっけ?
> エリンシア:えぇ、
> ミカヤ:よくそんなものもちこんだねぇ、私なんか着替えいろいろだよ。

> 二人の旅人は小説本やP○P、さらには占いタロットカード52まいセットなどなど。
> ゼルギウスは漆黒の剣のほかに何かの資料があったり、、、。
> エリンシアはブートキャンプ器具の以外になにか個人的なものがあったり、、・
> そして、ミカヤは自分が着ていた巫女服や賢者服など、、、。

> ミカヤ:正直なところ、寝る時は巫女服で寝るといいんだよ。
> エリンシア:落着きがあるとザザさんがいっていましたね。
> ミカヤ;そうそう、、、
> 「、、、、」
> ユンヌ:おちつきがあるわね
> ゼルギウス:え!?
> 夜:ご主人さま!あれ!
> 神:ユンヌもどうだ?
> 夜:え?
> ユンヌ:ひと暴れしたいけど、あなたたちがいると休みたくなるね。
> 神:そりゃあどうも、、、。
> ユンヌ:それにしても、、、、、。
> 神:、、、、わかっている。あと
414助けて!名無しさん!:2009/02/27(金) 18:14:59 ID:Un6qJlX0
>>404
サザが少しばかり救われたな、これはwwwあとユンヌ外道wwwGJ!
・・・だが・・・一番言いたいことがある

待  っ  て  た  ぜ  !  !
415助けて!名無しさん!:2009/02/27(金) 22:38:03 ID:qgY60h2b
大乱闘FEブラザーズキテターーーーGJ!
滅殺決めたサザかっけぇ!
しかし、瞬殺(笑)マジ使えねぇwww
ついでに、なんでサザはかかってこいよスレの口調なんだww
416助けて!名無しさん!:2009/02/28(土) 05:55:59 ID:CZ+CgFxr
FEブラザーズGJ!

サザが果てしなくウゼェwww
417助けて!名無しさん!:2009/02/28(土) 12:02:32 ID:u/jO2nKd
>>404
サブタイトルをつけるとしたら「下克上? 其の2」といったとこかな(其の1はアイクVSリーフ)
俺は>>414だがもう一度いうぜ、GJ!!十三章は「仮面の裏の真実」とかどうですかね?

そういや花粉症のシーズンだな〜
418助けて!名無しさん!:2009/02/28(土) 13:39:38 ID:uyVZTO0n
弱点無しのアイクが花粉症で涙が止まらないなんてことになったら面白い
仰天する家族、萌える嫁候補

しかしそんな繊細にできてないという罠
419助けて!名無しさん!:2009/02/28(土) 14:10:01 ID:HpAJ5vFE
くしゃみする度に家具やら人やらが吹っ飛ぶんですね。
420助けて!名無しさん!:2009/02/28(土) 15:14:43 ID:CZ+CgFxr
セリスの涙目になりながらくしゃみが止まらなくて苦しんでる姿が見たいのは俺だけでいい
421助けて!名無しさん!:2009/02/28(土) 17:07:14 ID:4+W50THw
アイク  「へっくし!!」バヒューン
ミスト  「(スカートを押さえつつ)お兄ちゃんどうしたの?花粉症?」
ワユ   「(同じく押さえつつ)大将もなっちゃったの?
      さっきキルロイさんもつらそうにしてたけど。」
シノン  「けっ。」
イレース 「(同じく以下略)花粉症…大変ですね。」
アイク  「あぁ。なんだかヤケにくしゃみが出るんだ。」
ティアマト「花粉症に効くお茶持ってくるわね。あと、
      一応マスクもしておきなさい?」
アイク  「ああ、わかった。わざわざすまないな。」
ミスト  「にしても、あのお兄ちゃんが花粉症になるなんてね。」
アイク  「…油断していた。…へっくし!」バヒューンヒドイアリサマデス-!!
ワユ   「あ…セネリオが吹っ飛んだ…」
アイク  「今朝からこんな感じだ。鼻も何か通りが悪い。」
イレース 「そういう症状になるって…よく言いますよね…」
アイク  「それに、なんだか関節も痛い。」
シノン  「…ん…!?」
アイク  「しかも何だか寒気がして体が熱くて」
アイク以外「そりゃ風邪だぁーーーー!!!」

終わり
422助けて!名無しさん!:2009/02/28(土) 18:47:48 ID:UByHOVFJ
>>419
不覚にも吹いたwwww人まで吹き飛ぶのかよwww

>>421
逆に考えるんだ、『アイクは馬鹿じゃないから風邪を引いた』と考えるんだ(AA以下略)
GJ!

…ジョフレしょーぐんって数ある兄弟家の嫁候補婿候補の中で一番出番が少ないよね…(´;ω;`)ブワッ
423助けて!名無しさん!:2009/02/28(土) 22:19:34 ID:u/jO2nKd
>>419
吹っ飛ぶのはまず確実にリーフwww
ぶっ飛んだ家具が当たるのもリーフwww
そしてくしゃみの衝撃で岩が落ち、当たるのはしょーぐんwww

>>421
>スカートを押さえ
やっぱそのレベルはいくのかwww
んでこんな風景思いついた
リーフ「ア・・・アイク兄さん僕を失血死させる気かコノヒトデナシーッ!!」(鼻押さえてる)
マルス「せめて『ブバァァァァッ!』てレベルまで行ってよ、面白くない。でも」
ロイ「・・・」(鼻押さえてる)
リリーナ「//////」(うつむいてスカート押さえてる)
マルス「こっちの絵は新鮮だから、いいか♪」
424助けて!名無しさん!:2009/02/28(土) 22:49:21 ID:uqebkUZR
>>421
アイクは腹(筋)式呼吸と肺活量が凄そうだww
>>423
幼馴染に萌えた

便乗して
【風邪流行中in紋章町】
セネリオ「ハクション!ハクション!(連続発動)」
ガルザス「クシュン!ハクション!コン!ゴホッツ!ハークション!(流星発動)」
ジャムカ「ヘクショイ!ゲホッ!ゴホッ!クシュン!コン!コン!以下略(追撃連続突撃でずっとジャムカのターン!)」

汚いネタで申し訳ないです
425助けて!名無しさん!:2009/03/01(日) 00:09:20 ID:sOrlRbGt
呼吸困難で死ぬぞジャムカww
426過ぎたる幸せの行き先は:2009/03/01(日) 06:08:31 ID:f4bKY5yI
このネタは以前私が書いた「Good Luck! 後編」(15-225)と
設定が重なっています。
それと、私の作ではありませんが「憧れの人」(13-390)の設定を
お借りしているので、できればその2つを先にお読み下さい。

前編 過剰なる愛

ウェンデル「・・・合格だ、見事じゃマリク」
マリク  「本当ですか!!ありがとうございます!!」

―目の前にいるわが師に深く頭を下げる。
ぼくの名はマリク、アカネイアパレス魔道学院の学生だ。
幼い頃から魔道を志したぼくは、カダインで魔道の基礎を学んでいたが、
一昨年、カダインと合併する形でパレス魔道学院が新しく設立されたため、
そちらに転入し、学生として魔道を学んだ。
しかし、たった今、講師認定試験の論文に合格した。
これで、ぼくも来年からは学ぶ方ではなく、教える方になる。

ウェンデル「16歳にして、合格するとはたいしたものだ、
      やはり、わしの目に狂いは無かったな」
マリク  「運がよかっただけです、ぼくなんか、まだまだ・・・」
ウェンデル「その初心をわすれることなく、これからも精進することだ」
マリク  「はい!!」
ウェンデル「この後は授業か?」
マリク  「はい、エリス先生の応用治療理論があります」
ウェンデル「そうか、エリスも喜ぶじゃろう」
マリク  「では失礼します」

―お辞儀をし、ぼくは先生の研究室を出た。
合格した嬉しさで今にも飛び上がりたかったけど、授業に行かなければならない。
ぼくは講堂に急いだ。

マリク  「席、あるかな?」

―応用治療理論の教室は大講堂を使っている。
それにも関わらず、人気のある授業なので、席は満杯近くになる。

エルレーン「マリク、こっちだ」
マリク  「エルレーン、すまない」

―既に着席していたエルレーンがぼくの分の席までとっていてくれた。
エルレーンは、ぼくと一緒にカダインでウェンデル先生に師事していて、
合併の際に一緒に転入した。

エルレーン「それで、どうだった!?」
マリク  「うん、合格したよ」
エルレーン「本当か!!?やったな、おめでとう」
マリク  「ありがとう、エルレーン」
エルレーン「しかし、結局認定試験もお前に抜かれたな」
マリク  「あ・・・」
エルレーン「気にするな、深い意味はない。
      それに、俺も来年には必ず追いついてみせるからな」
マリク  「うん、ぼくも応援するよ」

―彼はぼくより先にウェンデル先生に師事し、ぼくの兄弟子にあたるのだが、
先生は秘伝魔法エクスカリバーをぼくにお与えになった。
そのため、彼とは一時期険悪な関係だったが、それも今は修復され、
こうしてぼくの合格も素直に喜んでくれている。
ぼくと彼は切磋琢磨しあうライバルであり、かけがえのない親友だ。
427過ぎたる幸せの行き先は:2009/03/01(日) 06:09:51 ID:f4bKY5yI
エルレーン「お、鐘が鳴ったな、さ、愛しいあの方の登場だ」
マリク  「ちょ、ちょっと!!」

―授業の鐘が鳴り、鐘と共に授業担当の先生が講堂に入ってきた。

エリス  「皆さん、こんにちわ」

―学院最年少講師、エリス先生は柔らかな微笑みでみんなに挨拶した。
竜王家三巨頭の1人、ガトーの直弟子にして、
死者復活の奇跡「オームの杖」を使える一流の司祭。
その美しさと気品、わかりやすい授業で生徒からも大人気の先生だ。
ただ、ぼくにとっては、それ以上の意味がある。
幼い頃、ぼくやマルス様、シーダ様、兄弟家の皆は、
当時中学生だった彼女に色々なことを教わった。
一緒に勉強をして、一緒に遊んで、皆はそんなエリス先生が大好きだった。
その中でも、幼い頃病弱だったぼくは、いつも彼女にかかりっきりだった。
そんな中で、ぼくの想いは、気がついたら恋心に変わっていく。
彼女を追うために、魔道を志し、そして一昨年この学院に入ったとき、
ぼくは思い切って彼女に想いを告げた。
幸いにも、ぼくの想いは受け入れられ、ぼくとエリス様は恋人同士となる。
最愛の女性と相思相愛、これ以上ないほどの幸せを手にしたぼくだったが、
1つだけ、悩みがある、それは・・・。

エリス  「それでは、今日はテキストの284ページ、第8章から・・・
      と言いたいところですが、今日は授業はありません」
生徒   「えええええええ!!!」
リンダ  「え、せ、先生、どうしてですか!?」
エリス  「ふふふ、それはね・・・えい!!」
マリク  「え?」

―エリス様が杖を掲げると同時に、ぼくの体が光に包まれ、次の瞬間には
ぼくは教壇の上に立っていた。
レスキューの杖だ!!ユミナ専用のはずだけど、細かいところは気にしてはいけない。

エリス  「マリクーーーーーーーーーー!!」
マリク  「わ、わあああああああ!!」

―壇上にぼくが移動するやいなや、エリス様はぼくを思いっきり抱きしめてきた。
甘い香りと柔らかな感触がぼくのまわりを包んだ。

エリス  「会いたかった、とーーーーっても会いたかったわ!!!!」
マリク  「エ、エ、エ、エリス先生、い、い、今は授業中で//////」
エリス  「今は授業じゃないの、今はエリスとマリクの愛の時間なの〜〜〜」
マリク  「そ、そ、そ、そんな・・・」

―ぼくを抱きしめる力が一層強まる、もう胸が当たっているとか、そういう次元じゃない。
先ほどぼくが言いかけた1つだけの悩み、それは、エリス様の過剰な愛だった。
想いを告げたのはぼくが先だったが、どうやら、エリス先生もぼくのことを
強く想っていてくださったらしく、恋人となってからは、ぼくに全ての愛情を注いでくれた。
こうして人前だろうが、お構いなしで抱きしめてくれるし、
「大好き」「愛している」といった言葉を彼女の口から聞かない日はない。
早い話が「バカップル」なのだが、彼女はともかく、ぼくの方がいまいちついていけていない。
エリス様に愛されるのはこれ以上ない幸せだが、それと同時にあまりにも恥ずかしい。

エリス  「ねえ、聞いたわよ、論文試験、合格したんですってね」
マリク  「は、はい、おかげさまで・・・」
エリス  「おめでとう!!来年からは2人で一緒に働けるのね、
      うれしいいいいいいいいいいいいいいい!!」
マリク  「あ、ありがとうございます・・・」
生徒達  「はあ、またマリクか・・・」
428過ぎたる幸せの行き先は:2009/03/01(日) 06:10:12 ID:f4bKY5yI
―人目を構わず、こんなことをしているだけあって、
今やこの学院で、ぼくとエリス様の仲を知らない人は、一人もいない。
先生方も、生徒と先生の恋仲を問題とする気も失せてしまったらしい。
今では周りの人も慣れっこで、「またマリクか・・・」呆れているだけだ。

エリス  「こんなおめでたい日に授業なんかしてられないわ。
      ということで、全員出席にしてあげるから、今日はお終いです」

―エリス先生にそういわれ、講堂の生徒達は席を立った。
大半の生徒は授業が無くなり嬉しそうだったが、
真面目な生徒はぼくを恨めしそうな目で見ながら講堂の外へと出て行った。
や、やっぱり、僕のせいなのかな・・・?

エリス  「マリク、食堂に行きましょう。
      マリクの大好きなご馳走、いーっぱい作ってきたからね」
マリク  「は、はい・・・」

―エリス様に言われるがまま、ぼくは講堂を出て、食堂に向かった。

エリス  「マリク、あ〜ん」

―学院の食堂では料理を注文することができるが、
食事を持参している者が、単純に席として使うことも許されている。
ぼくとエリス様は後者に該当し、
席に着いたぼくの目の前には、手の込んだ重箱が並んでいる。
さすがに毎日とはいかないものの、ぼくの昼食の半分くらいはエリス様が作ってくださる。
ここのところ論文で忙しかったため、お昼を一緒にすることはなかった分、
今日のお弁当は気合が入っているようだ。
そして、2人分のお弁当のはずなのに、なぜかフォークやスプーンは1人分、
これが意味するものは・・・1つ。

マリク  「エ、エリス様、私も子供ではないので、自分で食べられますから・・・」
エリス  「い〜や〜、エリスはマリクに『あ〜ん』ってしたいの〜」
マリク  「そ、そんなことを言われても・・・////」

―お昼休みなので食堂は満員、そのど真ん中で「あ〜ん」、いくらなんでも恥ずかしい。

エリス  「マリク、食べて〜」
学生達  「くすくす・・・」

―毎度のことなので、周りの人たちは慣れっことはいえ、やはり笑いは起きる。

エリス  「はやく〜」

―だめだ、どれだけやっても慣れることはできない・・・恥ずかしい!!

エリス  「食べて・・・くれないの?」
マリク  「え?」

―しまった!!エリス様を落ち込ませてしまった!!

エリス  「せっかく作ったのに・・・食べてくれないのね」
マリク  「いえ、そ、そういうことでは・・・」
エリス  「ぐす・・・」

―エリス様は机の上に突っ伏してしまった。
これは演技ではない、エリス様は本気で落ち込んでいる。
現に彼女のステータスはリアルタイムで下がっている。
あ、今、クラスもシスターに下がった・・・。
429過ぎたる幸せの行き先は:2009/03/01(日) 06:11:39 ID:f4bKY5yI
エリス  「私、もう愛されていないのね・・・」
マリク  「そ、そんなことは、あ、ありません」
エリス  「もうだめ、生きる気力を無くしたわ」
マリク  「いや、これくらいのことでなくさないでください」
エリス  「仕事なんか絶対無理よ・・・
      午前中の試験の採点もできないわ・・・全員0点でいいわね」
学生達  「な、なんだってーーーーーー!!」

―学生達が一斉にこちらを向く。そして、僕をにらんできた。

学生1  (馬鹿、何やってるんだよ、とっとと食え)
学生2  (俺、この単位おとすと卒業ヤバいんだよ!!)
エルレーン(マリク、ここは耐えてくれ!!)
リンダ  (マリクさん、おねがい!!)
マリク  「・・・・・・」

―周りから小声で圧力がかかってくる・・・ぼくは覚悟を決め、大きく口を開けた。

マリク  「ぼ、ぼく、エリス様に食べさせてもらいたいな・・・あーん」
エリス  「本当!!!!」

―エリス様はガバっと身を起こし、満面の笑みを浮かべた。
これも演技ではない、現にエリス様のクラスは司祭に戻ったからだ。

エリス  「はい、あ〜ん」
マリク  「あーん」
エリス  「どう、おいしい?」
マリク  「は、はい、とても」

―ぼくの好みを知り尽くした方が、愛情をこめて作り、栄養バランスも完璧なお弁当・・・
まずいはずが無い。

エリス  「やったー。嬉しい、作ってきた甲斐があったわ」

―エリス様は少女のように朗らかな笑顔で、心からの喜びを表した。
その姿に思わず見とれてしまった時点で、ぼくの負けなのだろう。
でも、やはり笑った姿が一番可愛らしく、美しい・・・。

エリス  「じゃあ、次は私に食べさせて、あ〜ん」
マリク  「え、いや、それは・・・」
エリス  「鬱だわ・・・全員の単位落としちゃえ」
学生達  (マリク!!!!)
マリク  「え、あ、ど、どうぞ、あーん」
エリス  「あ〜ん、うーんとってもおいしいわ。次は私ね・・・あ〜ん」
マリク  「あーん」
エリス  「うふふ、マリク、だ〜いすき」
マリク  「あは、あはは・・・あはははは・・・」

―もう、どうにでもして・・・
430過ぎたる幸せの行き先は:2009/03/01(日) 06:12:02 ID:f4bKY5yI
マルス  「あーはっはっはっは、こりゃ傑作だ」
マリク  「笑い事じゃないですよぉ・・・」

―マルス様が学院を訪問なさったので、お昼の出来事を話したところ、大笑いされた。

マルス  「これを笑わずして何を笑うのさ?
      いやあ、愛されてるねえ、マリク」
マリク  「からかわないで下さい」
マルス  「え、でもマリクだって先生のこと好きなんでしょ?」
マリク  「そ、それは・・・もちろん・・・//////」

―今はどうであれ、先に想いを告げたのはぼくだ。

マルス  「それだったら、もっとイチャイチャしなくちゃ」
マリク  「げ、限度というものが・・・」
マルス  「甘い甘い、リグレ家のパント・ルイーズ夫妻に比べれば、
      男の方が恥ずかしがっている時点で君達のバカップりはまだまだ甘いね」
マリク  「うう、そうはいっても・・・」
マルス  「まあ、涙目オンパレードな緑キャラの中で、君は数少ない勝ち組なんだから、
      もっと積極的にこの幸せを享受しなくちゃだめだよ。
      あ、ところで、頼んだものあった?」
マリク  「どうぞ、コピーをとっておきました」

―ぼくは紙の束をマルス様に渡す。
図書館の本なので本当は違反なのだが、マルス様の頼みとあっては断ることはできない。

マルス  「ありがとう、これで計画は進むよ」
マリク  「今度はなにをなさるのですか?」
マルス  「ちょっとまだ言えないな」
マリク  「あまり無茶はなさらないで下さい。
      ご家族やシーダ様にご心配はかけないように」
マルス  「はいはい、そんなことより、君はエリス先生とラブラブしていなさい」
マリク  「すぐに話をそらさないで下さい」
マルス  「それにしても、エリス先生もよくやるよね。
      お弁当あ〜んとか、いまどき中学生でもやらないってのに。
      少しは自分の年齢というものを考」
エリス  「考えて・・・何かしら?」
マルス・マリク「!!!!!!!」

―いつの間にか、ぼく達の後ろにエリス様が立っていた。
手にはトロンの書が開かれている。

マルス  「あ、あら〜、え、エリス先生、こんにちわ」
エリス  「マルス君、先生、小さい頃これだけはやっちゃだめよって
      教えたこと、覚えているかしら?」
マルス  「え、えー・・・お、おぼえていないなぁ・・・
      ほ、ほら、ぼく、馬鹿だから・・・あははははは・・・」
エリス  「女の子の年齢のことをからかってはいけませんって、
      先生教えたはずなんだけどなぁ〜」
マルス  「そ、そう言えば、教えてもらったこともあったかな。
      で、でも、先生はもう『女の子』って歳じゃ・・・」
エリス  「雷よ、我が声に応えて彼の者に裁きを」
マルス  「あ、そ、そうだ、シーダと約束したんだ、急がなきゃ。
      ししししし、失礼しまーーーーーーーーす!!!」

―マルス様は一目散にその場を走り去った。
431過ぎたる幸せの行き先は:2009/03/01(日) 06:12:42 ID:f4bKY5yI
エリス  「まったく、昔から逃げ足だけは速いんだから・・・」
マリク  「あ、あの、エリス様、いかがなさいましたか?」
エリス  「あのね、今度の魔道評議会の配布資料作成をしなければならないの。
      もしも時間があれば手伝ってもらえないかしら?」
マリク  「そういうことでしたら、喜んで」
エリス  「ありがとう、会議室をとってあるからそこでやりましょう」

―魔道評議会とは、月に一度、紋章町の魔道士たちが一箇所に集まって
魔道についての研究を行う催しだ。
一流の魔道士達が集まる一方、ぼくのような若い者達も参加している。
今回の会場はこの学院で行われ、ぼくとエリス様が学院代表で参加する予定だ。

エリス  「基本的な進行は決まっているわ。
      今回はエトルリアの研究発表が主だから、私達がやることはそんなに無いみたいなの」
マリク  「それでは、まずは発表者の経歴をまとめましょう。
      特にリグレのパント様については、詳しく載せなければならないでしょうし」
エリス  「そうね、パント様の資料はこれよ」

―会議室の机に山ほどの本と紙束を広げ、ぼくとエリス様はあれこれ論じ合う。
さすがにこういう時のエリス様は、非常に頼りになる。
そして、3時間後・・・

マリク  「・・・・・・誤字脱字ありません、5回確認したから大丈夫でしょう」
エリス  「あとはウェンデル様にお見せして、問題が無ければ、完成よ」
マリク  「とりあえず、ぼくの役目はおわりですね」
エリス  「あなたのおかげでこんなに早く終わったわ。ありがとう、マリク」
マリク  「いえ、エリス様のためでしたら、これくらい」
エリス  「ふふふ、じゃあ、これはご褒美」
マリク  「え?」

―エリス様は席を立ち、ぼくの方に歩み寄ってきた。
そして、ぼくの肩に手を添えると、瞳を閉じて顔を近づけた。
こ、これって・・・。

マリク  「エ、エリス様、あの、その・・・」
エリス  「いや?」
マリク  「いえ、そんなことは・・・」
エリス  「もう、いつも恥ずかしがるんだから」

―確かに初めてではないとはいえ、やっぱり恥ずかしいものは恥ずかしい。
でも、いつまでもこうではいけない、
女性の方からここまでさせている時点で相当情けないのだ。
ぼくは覚悟を決め、彼女の肩に手を沿え、目を閉じ、自分も顔を近づけた。
誰もいない2人だけの空間、
かすかに感じる甘い香り、
ぼくと彼女の唇は今にも触れ合おうとしていた・・・
その瞬間・・・

エルレーン「ここにいたか、マリク。
      悪いが『魔道史概論』を貸して・・・くれ・・・ないか・・・」
エリス  「!!!!!!!!!!!」
マリク  「!!!!!!!!!!!」

―会議室のドアが開かれ、エルレーンが会議室に入ってきた。
抱き合いながら互いの顔を近づけているぼくとエリス様・・・
ぼくらが何をしようとしているかは、一目瞭然だ。

エルレーン「・・・・・・・・・」
エリス  「・・・・・・・・・」
マリク  「・・・・・・・・・」
432過ぎたる幸せの行き先は:2009/03/01(日) 06:13:25 ID:f4bKY5yI
―ものすご〜く気まずい沈黙が会議室を包み込む。
数秒の沈黙が続いた後、エルレーンが口を開いた。

エルレーン「え、あ、あの、お、おおおおおおおおおとりこみちゅうでしたか、
      こ、こ、これは、ししししし、しつれいいたしました」

―そう言って、エルレーンは部屋から出ようとした、しかし・・・。

エリス  「待ちなさい、エルレーン」
エルレーン「は、はいいいいいいいいいいいい!!」

―エリス様の一声で、すぐに彼は立ち止まった。
いや、立ち止まったというよりは、動きを封じられたというべきか?
表面上はいつもの優しい声だったが、
今の「待ちなさい」には聞く者に恐怖を植えつける迫力があった。

エリス  「わざわざ『2人きりの』部屋に来て、
      『ノックもしないで』ドアを開けて
      『私達の邪魔をしてまで』本を借りにくるなんて・・・
      本当に勉強熱心なのね、えらいわ」
エルレーン「きょきょきょきょきょ、恐縮です、エリス先生」
エリス  「そんな熱心なあなたには、私が特別に授業をしてあげるわ。
      2人きりで、たっぷりとね・・・」

―そう言って、エリス様はエルレーンを部屋の外に引っ張り出そうとした。

エルレーン「そ、そんな、俺なんかにはもったいない、いや、あの、だから」
エリス  「遠慮しなくていいのよ」
エルレーン「おい、マリク、助けてくれ!!」
マリク  「・・・・・・・・・」

―エルレーンの必死の呼びかけに関わらず、ぼくは視線を落として黙り込んだ。
ごめん、エルレーン、止める力も勇気もぼくにはないんだ。
薄情でヘタレな友を許してくれ・・・。

エリス  「さあ、行きましょう」
エルレーン「いやだああああああああああ!!」

―エルレーンはエリス様に引っ張られ、会議室の外に連れ出された。
そして・・・

エルレーン「ぎゃああああああ、すみませんでした、勝手に入ってすみませんでした。
      だから、もうやめて、うぎゃあああああああああ!!」

―打撃音、斬撃音、雷鳴、蟲の鳴き声、様々な攻撃効果音と共に、
エルレーンの悲鳴が隣の部屋から聞こえてきた。
うう、ぼくは無力だ・・・。

エルレーン「だめ、本当に、死ぬ・・・やめ・・・
      いぎゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛
      ・・・うげ・・・ぐふっ・・・・・・・・・」
マリク  「!!!!!!!!!!!!」

―い、今の悲鳴は明らかにさっきまでのものと質が違った。
つまり、その、早い話が・・・断末魔・・・。

マリク  「エルレーン!!!」

―ぼくは流石にたまらなくなって、部屋を飛び出し、隣のドアを開けようとした。
その瞬間、ドアの向こうからまばゆい光があふれ出した。
433過ぎたる幸せの行き先は:2009/03/01(日) 06:16:02 ID:f4bKY5yI
マリク  「こ、この光は・・・」

―力に溢れていながら、全てを包み込む温かさを秘めた光、それは生命の鼓動そのものだった。

エリス  「あら、マリク」

―光が消えると同時に、エリス様が部屋から出てきた。

マリク  「エ、エリスさま、一体何が・・・?」
エリス  「ふふふ、そんなことより、今夜アカネイアの丘の夜景を見に行かない?」
マリク  「え、あ、は、はい」
エリス  「じゃあ、7時になったら私の研究室に来てね」
マリク  「わ、わかりました」

―今のエリス様に逆らえるはずが無い。

エリス  「ふふふ、今夜が楽しみね」

―そう言って、エリス様は去っていった。

マリク  「エルレーン!!」

―な、何はともあれ今はエルレーンだ、ぼくは部屋の中に入った。

マリク  「!!!!!!!」

―部屋の中は異様な光景だった。
机や椅子は尽く破損しており、壁は黒焦げ、
さらに床にはおびただしい量の血液が流れていた、
一人の人間のものだとしたら間違いなく致死量だ。
この部屋でどんな惨劇が繰り広げられたのか、想像するのもおぞましい。
しかし、何より異様だったのが、そんな凄惨な部屋の中にもかかわらず、
エルレーンがその真ん中でニコニコ笑いながら立っていたことだ!!

マリク  「エ、エルレーン、だ、大丈夫!?」
エルレーン「ん、俺か?見ての通り、すこぶる快調だ」

―嘘だ!!エルレーンの服はボロボロで、体のいたるところは血まみれだった。

マリク  「だ、だって、血が出てるじゃないか!!」
エルレーン「ああ、これか、ちょっと汚れただけだ。
      傷なんかひとつもないぞ、ほら、見てみろ」

―確かに、エルレーンの体に傷はひとつもなかった。
ただ、体が血に濡れているだけだ。

エルレーン「やはりエリス先生の指導は素晴らしいな、
      今日一日で、数百年の研究も及ばぬ精進を、俺は積んだ気がする」
マリク  「い、一体何が・・・?」

―確かにエルレーンの雰囲気は変わった。
ただ笑っているというだけではない、何か、人間として超越したものを、
ほんのわずかだが掴んだ・・・うまくいえないが、そんな感じだ。
434過ぎたる幸せの行き先は:2009/03/01(日) 06:16:41 ID:f4bKY5yI
エルレーン「あ、そうだ、マリク、お前への用事を忘れていた。
     『魔道史概論』貸してくれないか?」
マリク  「え、ええ、あ、ああ・・・あ、あの本はぼくのじゃなくて、
      図書館のなんだ。
      も、もう返したから、図書館にいけばあると思うよ」
エルレーン「そうか、では図書館に行こう、悪かったな」
マリク  「その前に、お風呂に入ったほうがいいと思うけど・・・」
エルレーン「ああ、そうだな、体を洗わないとな」

―エルレーンはそう言って、血に濡れた床をぴちゃぴちゃと音を立てながら、
部屋を出ようとドアへと歩き出した。
彼は終始、笑顔だった。
そして、部屋を出る前に、彼はこれ以上はないという極上の笑顔で
ぼくの方を振り向き、こう言った。

エルレーン「マリク、俺・・・今の人生なら、天国にいけるみたいだよ」
マリク    ( ゚д゚)

―エルレーンの発言にぼくは言葉を失い、ただ彼を呆然と見ることしかできなかった。



エリス  「マリクーーーーーーーー!!」
マリク  「エ、エ、エ、エリス様、人が見ています!!」

―アカネイアの丘で思いっきり抱きしめられるぼく。
ここは有名なスポットなので、夜とはいえ人は沢山いる。

エリス  「だって、大好きなんだもん、マリク、マリクぅ」
通行人  「くすくすくす・・・」
マリク  「人のいないところでやってくださぁぁぁぁぁぁい/////////!!」

―幼い頃から憧れ、ぼくにとって最も愛しい存在であるエリス様、
誰よりも美しく、誰よりもぼくに優しいエリス様、
そんな最愛の女性にこれ以上ないというほど愛されているぼくは、
世界で一番幸せな存在だ。
いままでぼくはずっとそう思ってきたし、今だってそう思っている。
だけど、実は、ぼくはとんでもない女性と愛し合ってしまったのではないか、
最近少しだけ、ほんの少しだけ、そう感じるようになった。
この幸せの行く先は、一体どうなるのだろう・・・?
甘い香りと、柔らかな感触、そして通行人の笑い声につつまれながら、
ぼくは思い悩んだ。

中編に続く
435助けて!名無しさん!:2009/03/01(日) 11:18:33 ID:N/EMy3nZ
>>426-434
エリス先生本気で自重wwwwwww
てかマリクが羨まし過ぎwww
後エルレーン…イ`
GJ!


しかし、>>435がそんなレスをしていた頃、涙目グリーンの居酒屋の喪男達は動き出していた…

アーダン 「…もしもし、そちら亜怒盤巣魚ー図区にビ○ーさんは居ませんかね?
      ……あっ、こんにちは。ちょっとあんたに頼みたい事がある。
      あなたのショーグンブレイクで紋章町のマリクって魔道士を砲撃して欲しいんだ。
      …えっ?めんどくさい?…報酬は弾ませてもらいますし、
      こちらで自走砲×20、ロケット砲×10と戦艦×10用意しときます。
      …はい、よろしくお願いしますよ。私達緑髪のネタキゃラの為にも」

サザ   「…もしもし、黒い牙の事務所だな?…ジャ○ァルにマリク暗殺の任務を依頼したいんだが」

ウォルト 「ダンボールかぶるのはやめて下さいよ。まぁいいか。
      …うん、引き受けてくれてありがとう。標的はマルスの親友のマリクだからね」

セティ  「はい、はい…指定した額はスイス銀行に振り込んでおきますので、頼みますよ…ゴ○ゴ13」

セシリア 「ねぇ、何で皆そんな事をしているの?」
緑髪男一同「何でかって…決まってるじゃないか…、」

緑髪男一同「マ リ ク だ け が ネ タ キ ャ ラ じ ゃ な い 運 命 な ん て 認 め な い ! ! ?」
436助けて!名無しさん!:2009/03/01(日) 12:03:46 ID:ef4IiYh0
>>426-434
GJ!
講堂のシーンでファンタのCMが頭をよぎったw 授業しろよw

自分、「憧れの人」の作者なんだがネタ拾ってくれてめっちゃ嬉しい。
続きを楽しみにさせていただきます。d!

>>435
名だたる仕事人達がww
そう言えばセティも、最初は居酒屋の面々に白い目で見られてたな。
狙われる側から外れて良かったな! 良くないか。
437助けて!名無しさん!:2009/03/01(日) 17:48:18 ID:fAUda8yQ
>>435
同じ境遇の人間の内一人がネタキャラから脱却してもいい

自由とはそういう(ry
438助けて!名無しさん!:2009/03/01(日) 19:50:45 ID:RFohtKTW
L 「いややっぱり緑はネタキャラであるべきだよ。それにネタキャラ扱いも慣れれば悪くない物だよ?」
439助けて!名無しさん!:2009/03/01(日) 21:52:35 ID:PASJ8Hkg
いやいやお前らどこがうらやましいんだ
重いよ、愛が重すぎるよ……傍から見ているだけで十分だよこんなの
面白かったから次も期待して待ってるぜ!

ルイージさんはもう別次元の存在だから参考にならんw
440助けて!名無しさん!:2009/03/01(日) 23:57:42 ID:xVmreI1Q
そういえば青は多くが勝ち組だな
シグルドが涙色ブルーの酒場を作っても来るのはしょーぐんくらいか
441夜明け前より瑠理色な:2009/03/02(月) 01:27:31 ID:GBDkra3d
★温泉旅行 3.5章★

「パセリいやだなぁ、、、」

・、、、、とパセリに対して、愚痴を言いまくるミカヤ

エリンシア:いけませんよ、好き嫌いしちゃ
夜:だったら、食べるところみせてよ
エリンシア:え!?、、うーん、、、。きらいだなぁ、、
ミカヤ:!?
ゼルギウス:わたしも、、、あんまりたべないから
ミカヤ:なんだ、、、
「ひょいっと」
ミカヤ:ん!?

・眼の前でふたご姫のパセリをつまみ食いしている夜の旅人がいた。

神:あ、、、、。
エリンシア:のぼりまさん!つまみ食いはいけませんよ!
神:おいしそうだったから、、、。
「がぶり」
エリンシア:!?
ゼルギウス:えぇ!?

・すると、神の旅人の後ろで棒状のセロリを食っている夜の旅人の姿があった。

神:それ、どこにあったの!?
夜:私のメニューにありましたよ。
神:いいなぁ、、、。
エリンシア:旅人さまたちはすきなんですね。
神:最初はきらいだったんだけどね、いろいろ食べていくうちに好きになった。
夜:とんかつのオプションとしてね
神&夜:ねー!
ミカヤ:、、、、。
神:パセリだったら、食べるよ
ミカヤ:け、、結構よ。
エリンシア:?
ゼルギウス:「ごくり」このぐらい!
夜:(あの「ごくり」はなんだ?)
神:どうせなら、棒状のパセリをすべて食うまでお食事は終わらないというのはどうかなぁ、、、
夜:いいですね!好き嫌い克服ということで
ミカヤ:いやぁ、、、それは、、、

・そして、そのあとの食事はパセリを持って食べているミカヤ、エリンシア、ゼルギウスがいたのはいうまでもなかった、、、、。

つづく、、、。
442助けて!名無しさん!:2009/03/02(月) 01:33:36 ID:sMB8Oqi6
誰かピザの酒場よろ
443助けて!名無しさん!:2009/03/02(月) 01:34:29 ID:j7oJmzs9
ほとんどアーマーナイト族になるだけじゃない

あれ?ロード系が一人いるぞ?だれだry
444助けて!名無しさん!:2009/03/02(月) 12:01:24 ID:KrngvquS
唯一体格20になれるリーフのことですね? …考えてみると凄いな。ヘクトルやアイクも余裕で担げる。
445助けて!名無しさん!:2009/03/02(月) 13:25:32 ID:UeWklK6w
セーラ「チキチキ! これやってみたかってん第2弾! 気になるアイツの未来予想図ー!」
ドロシー「はい、始まりましたね。シャナム社長主催のパクリ番組」
セーラ「まあ、良いんじゃない? ミカリン作成もいい加減懲りたみたいだし」
ドロシー「いや、懲りるの遅すぎるでしょう。三回もセイニー暁光食らっておいて作り続けるなんて馬鹿ですよ。身の程を弁えよってやつです」
イリオス『まいて! まいて!』
セーラ「じゃあ、早速議題に行きましょうか」
ドロシー「前回はラジャイオン(二代目)の成長傾向でしたっけ」
セーラ「そうそう、結果としては、黒竜なのに魔力成長馬鹿みたいに高くてラジャイオンヌミダ目ってなっちゃったからね。
    ……ナーシルの血統が邪魔をするわね」
ドロシー「三雄の血統に凡百の血が入って涙目化する……本編でミカヤ・サザ間に生まれた子供に同情しますよ。いやホント」
イリオス『竜王家から手紙来たぞ』
セーラ「……」
ドロシー「……」
セーラ「今回の議題は?」
ドロシー「また竜王家関連ですね。『未来のセネリオの姿はどんな感じ?』だそうです」
セーラ「へ? あのまま成長止まるんじゃないの?」
ドロシー「二、三千年もすれば老人になるんじゃないですかね」
セーラ「っていうか、この議題の意味が分からないわ」
ドロシー「数千年経った後の姿を予想しろ、ってことでしょう。多分」
セーラ「はーん、そういうこと」
ドロシー「どうなんでしょうね」
セーラ「あの人の血統探してみれば? ヒントにはなるんじゃない?」
ドロシー「なるほど。では、セネリオさんの縁者の男性は……いちばん顔の造形が近いのは、この人ですね」
http://serenesforest.net/media/fe10illust/e/rajaion_en.png
セーラ「あら、かっこいいじゃない。他には誰がいるの?」
ドロシー「血縁で一番近いのはこの人ですね」
http://www.feplanet.net/media/gallery/view.php?id=4
セーラ「……えー」
ドロシー「お祖父さんはこの人です」
http://www.feplanet.net/media/gallery/view.php?id=232
セーラ「……うわぁ」
ドロシー「どうですかね」
セーラ「予測できる訳ないじゃない」
ドロシー「この三つが合わさった顔になるとか」
セーラ「骨格からして違うわよ」
ドロシー「じゃあ、
http://www.feplanet.net/media/gallery/view.php?id=343

http://serenesforest.net/media/fe10illust/e/rajaion_en.png

http://www.feplanet.net/media/gallery/view.php?id=4

http://www.feplanet.net/media/gallery/view.php?id=232
と進化していくってことで」
セーラ「最終的には杖で人を殴り殺しそうね」
ドロシー「メイン武器がグルグランドに変わってる可能性もありますよ」
セーラ「いっそ化身能力身につけてたほうがリアリティあるわ」
ドロシー「最強のラグズが誕生しますよ」
446助けて!名無しさん!:2009/03/02(月) 13:54:34 ID:4v2yOqXC
>>445
美少年の生え際の後退とか、想像すると切ないわー
GJ! 是非他キャラの考察も聞いてみたい
447助けて!名無しさん!:2009/03/02(月) 14:56:52 ID:qHbUgz9Y
エリンシア「アイクの数年後はもっと筋肉が…!マッスル!マッスル!」
マルス「姉さん自重。案外スラッとした頃の兄さんに戻るかもよ」
ロイ「ヘクトル兄さんはもっと太ってるね、絶対」
ヘクトル「メタ自重。というか相変わらず俺に対して毒舌だな…」
セリス「ボクの将来はどうなるかなー?アイク兄さんみたいにムキムキがいいなー」


セリス、アイク以外「…想像できない…もしかしたらアイクみたいにって想像するだけで怖い…」


勢いで書いたけど特にオチはない!
アイク「よしセリス、なら俺と特訓に出るか?お前なら素質はいいからすぐにでm
リーフ「もうやめて!みんなの想像力は0よ!」
448助けて!名無しさん!:2009/03/02(月) 15:31:02 ID:xTCsZM+U
>>441は釣りなの?本気なの?
もしかしてツッコんだら負け?
449助けて!名無しさん!:2009/03/02(月) 19:00:40 ID:4v2yOqXC
>>448
ageちゃってるあたり、恐らく本気なんじゃないか?多分そこまで計算してないだろう
俺はしばらく見守るよ……
450助けて!名無しさん!:2009/03/02(月) 19:41:12 ID:mb7RB5xM
>>448
恐らく本気でしょう…個人的には新しい職人さんは歓迎したいけれど、
最低でも『、、、』は『・・・』にして欲しい所だ……ふむっ、様子見に回るか

>>445
GJ!個人的にこのネタを、竜一族の疑惑のあるマードックでやってみたいw
451助けて!名無しさん!:2009/03/02(月) 19:57:21 ID:VcuH0IxR
>>444
エフラム「クリア後のフリーマップで体格カンストどころか移動力もMAXになれる俺達を忘れないでほしいな」
エイリーク「おまけに闇魔法が全員使えます…秘密ですが」
452助けて!名無しさん!:2009/03/02(月) 20:02:48 ID:pTsDSG7i
ロイだって金さえ積めば
453助けて!名無しさん!:2009/03/02(月) 20:48:29 ID:xTCsZM+U
>>449-450
おまいら大人だな
なんか自分が恥ずかしくなってきた
俺も見守り隊にまわることにする
454助けて!名無しさん!:2009/03/02(月) 20:53:35 ID:ZA1lZogh
マルス「体格なんてステータスは無かったけど、紋章の僕は砂漠の財宝を掘り出す時にアレして増やしてムキムキだったな」
リーフ「裏技自重」
455助けて!名無しさん!:2009/03/02(月) 22:30:10 ID:Va52HY37
>>453
ちょいと分かりづらかったUNOネタ書いた人が今や
大乱闘FEブラザーズなんて立派なGJネタ書いてる前例もあるからな
次に期待しようぜ

>>451-452>>454
最強にする方法自重www
456助けて!名無しさん!:2009/03/03(火) 02:39:14 ID:xuGGUyX2
セリスも鍛えれば最低でもヘクトル、エフラム並に強くなるんだろうが
周囲が全力で阻止しにかかってるのがまた不憫だな
エリンシアだけどっちに転んでも良い展開なのかもしれんが
457助けて!名無しさん!:2009/03/03(火) 07:23:04 ID:+h022kQC
うちのロイが一回だけ全パラカンストしたことあったがマジ強かった
それよりマスターロードLv20にするほうが辛かった
458助けて!名無しさん!:2009/03/03(火) 09:37:33 ID:nPB7wyhJ
クラスチェンジめっちゃ遅いもんな
459助けて!名無しさん!:2009/03/03(火) 14:42:37 ID:IwzqkZL/
それでも回転王とガチンコさせるのが男のロマン
460助けて!名無しさん!:2009/03/03(火) 15:28:52 ID:Yohd5kpR
>>459
ティニー 「性的な意味でですね、分かります」
461助けて!名無しさん!:2009/03/03(火) 16:15:40 ID:9E0VNIt1
>>459
回転攻撃回避→必殺出した時は思わず叫んだぜ
それにしても封印の剣は回数無限にしてもよかったんじゃないかと思う今日この頃
462助けて!名無しさん!:2009/03/03(火) 16:19:23 ID:nPB7wyhJ
封印の剣めっちゃ脆いもんな
463助けて!名無しさん!:2009/03/03(火) 17:32:51 ID:aH6CoYIV
エリウッド「耐久くらい文句言うんじゃないッッッ!」
464助けて!名無しさん!:2009/03/03(火) 18:20:33 ID:IMcmvRyr
>>457
上手くいけばGBAのFEシリーズでトップクラスの防御力を誇る
防御と魔防32とかwww

>>461
攻18、間接攻撃、竜特効、使うと回復、防、魔防+5

GBA三作の能力で壊れなかったらラグネルより鬼畜だwww
465助けて!名無しさん!:2009/03/03(火) 18:31:33 ID:/NM5JFcv
>>456
セリス「ガチムチマッチョになりたいんですが?」

アイク「本気出していいぞ」
エリンシア「むしろなれ」

ラナ「ストップ・ザ・ガチムチ!」
ユリア「現状維持がベストなの確定的に明らか」

他の兄弟達(正直どっちでも別にいいッス)
466助けて!名無しさん!:2009/03/03(火) 19:52:43 ID:Llfl3959
今日はひな祭りか
セリスは姉妹といっしょにひな壇飾ったりしてそうだな
467助けて!名無しさん!:2009/03/03(火) 20:36:37 ID:Z3285+F7
主人公をひな壇に例えると・・・
468助けて!名無しさん!:2009/03/03(火) 21:13:43 ID:cH+L9+BL
>>467
お内裏様…シグルド
お雛様…セリス

三人官女…エリンシア・ミカヤ・リン

五人囃子…マルス・ロイ・エフラム・エリウッド・アイク

左大臣…セリカ
右大臣…アルム

ぼんぼり…リーフ
牛車…ヘクトル

異論は認める
469468:2009/03/03(火) 21:26:29 ID:cH+L9+BL
エイリーク忘れてた…。

ぼんぼりや牛車みたいなのにするわけにはいかないから、
いっそのことお雛様は二人にする。
異論は認める。
470助けて!名無しさん!:2009/03/03(火) 21:27:40 ID:IMcmvRyr
>>468
異論は無い
特に
>お雛様・・・セリス
ここがwww
・・・・てか、エイリークどこだ?
合ってるとこ思いつかなかっただけだろうけど・・・
471470:2009/03/03(火) 21:30:34 ID:IMcmvRyr
>>469
ごめん、時間差
あと異論はない
472助けて!名無しさん!:2009/03/03(火) 22:07:42 ID:nPB7wyhJ
リーフ 「ぼんぼりか、なら目立つしいいかも。土台にされて、このヒトデナシーかと思ったよ」
ヘクトル「…………」
473助けて!名無しさん!:2009/03/04(水) 16:06:16 ID:MoHmHQGD
ヘクトル「オラオラ! 斧相手だってだけでもう降参か!?」
エフラム「なめるなよこのピザ野郎! ジークムントの力+5を甘く見るな!」
アイク「競うな! 持ち味をイカせッッッ!」
ミカヤ「いや、意味分からないから」



リン「やっぱりテニスの王子様はいいわね。天才たちの無双物語って最高米」
シグルド「何を言っている。努力と友情で強敵を打ち倒すのが少年漫画の醍醐味だろう。ポップは神」
リン「兄さんこそ何言ってるの? 凡人が天才に敵うわけないじゃない。ヒュンケルが最高なのよ」
アイク「五月蝿い! モツを引きずり出すぞ!」
ミカヤ「アイク、意味が分からないから」
474助けて!名無しさん!:2009/03/04(水) 16:11:14 ID:OZ6Y/nKw
元ネタは何だ?
475助けて!名無しさん!:2009/03/04(水) 16:35:11 ID:MoHmHQGD
チャンピオン関連
476助けて!名無しさん!:2009/03/04(水) 23:59:39 ID:ld8E+qzU
元ネタをいちいち教えないといけないようなネタは微妙
477Let's肝試し!(81):2009/03/05(木) 10:47:24 ID:BmZRbzI6
続き、続き
前回(>>44->>50

アルム「へ…? マルス兄さん達の悲鳴!?」
普通なら悲鳴を上げさせる側の三人衆の悲鳴はもちろん4番手達にも届いていた
壁を反響しながら聞こえたので正確な位置がわからないため、4番手達は辺りを見渡す
エイリーク「何かあったんでしょうか!?」
リン「少なくともただ事ではなさそうね…」
エイリークが心配の色を露にして辺りを見渡し、音源がどこからなのか探すが見当もつかない
アルムも同様だったが、結果はエイリークに同じである、が
リン「こっち、かしら」
野生の勘…もとい、察知能力に優れたリンはおおよその位置は掴めたようだ、
その方向に向かって二人を余所に走り出す
アルム「あ、置いてかないで…!」
エイリーク「どこかわかったんですか?」
二人も慌てて後を追う、廊下に三人分の靴音を響かせながら、
リンを先頭に後二人はリンの勘を信じて追従する
リン「この辺りだと思うんだけど…」
リンが立ち止まり、五感を研ぎ澄ましながらあちこちの部屋を見て回る
後から少し遅れる形でついてきた二人も立ち止まり、
辺りを見渡しながらリンとは少し離れた場所を捜す

――なんで離しちゃうの!
――だめじゃないか…ちゃんと掴んでなきゃ
――だってしょうがないじゃん!! 普通離すでしょ、あんなの!

そんなとき、リンの耳にふいに声が聞こえた、
紛れもなくあの仕掛け人達の話し声だ、リンは迷いなく声がした部屋へのドアノブに手をかけ
リン「大丈夫!?」
バァンッ!! と上品さの欠片もない開け方をし、部屋の中に飛び込んだ、突然の来訪者に驚く三人
ロイ「わぁ!? リ、リン姉さんどうして」
リン「悲鳴が聞こえたからよ! 何かあったの!?」
リーフ「ああ、それが…」
アルム「何かあった!?」
エイリーク「無事ですか!?」
リーフが説明しようとした矢先、
アルム、エイリークが部屋へ飛び込んできた事で思わずリーフは一旦口を閉ざした
478Let's肝試し!(82):2009/03/05(木) 10:48:14 ID:BmZRbzI6
そんな中マルスはたかが自分たちが悲鳴を上げただけでわざわざ来たのか…と思うと
なんだか滑稽に思えて小馬鹿にしたような笑みを浮かべて4番手達を見やる
マルス「おーおー…全員して血相変えちゃって、大袈s、ブッ!」
嫌味を含んだ声で4番手達を茶化そうとした言葉は
言い終わらないうちにマルスの頭頂部を襲ったリンの拳骨で遮られた
マルス「痛ぅー…いきなり何すんのさ…」
殴られた頭を押さえつつ、恨みがましくリンの方を見やると、
リンは握り拳を作ったまま怒りを露にしてた、拳からは煙が上がっている
リン「心配してもらってその態度はないでしょ! 何かあったかと思ったわ…」
怒声を浴びせるが、徐々に声が落ち着いた声色になっていき、安堵の表情を浮かべるリン
マルス「…ゴメン」
珍しく素直に謝罪を述べたマルスにリンは少し驚かされたが
悪いことではないので、そのままマルスから視線を外す、マルスはというと
殴られた痛みに顔を顰めつつ、殴られた箇所に手を当てる…殴られた箇所が熱を持っていたが
その熱に何か思うところがあったのかさすったりはしなかった
とりあえず収まったかな、と判断しアルムが口を開いた
アルム「で、何があったのさ? 見たところ何もなかったみたいだけど」
リーフ「じゃあ改めて説明するよ…――」




リーフ「―――…というわけさ」
ロイ「長い空白って便利だよね」
マルス「ロイ自重、まあ、そんなわけさ」
リーフ「掴んでた時の感触が忘れらんないよ…」
マルス「そんなにいい感触だったのか」
リーフ「んなわけないでしょ! ていうか僕が思わずぶん投げたのを見てたよね!?
    何をどうしたらそうなるの!」
マルス「まあ、要するに見事に逃がしちゃったってわけさ」
説明が終わると同時に、肩の力を抜き、溜息を一つ吐くマルス
さらっと流されたことで不満の色を表すリーフは無視を決め込んだようだ
…空白って便利ですよn(ry
リーフの説明により事情を把握した4番手達も
あのおぞましいオブジェの処理について思案し始めた
アルム「アレはルーテさんが作ったんだ…なんてことを」
エイリーク「とりあえず…処理しないといけませんよね?」
リン「でも私たち丸腰よ? 捕獲もできないんじゃ…」
マルス「いや、手がない事もないんだけど…うーん…」
リン「…まさかとは思うけど、考えてる事同じ?」
マルス「…どんな考え?」
リン「ちょっと、いやかなり強引だけど」
フーッと息を吐き、全員を見渡し…それから口を開いた



リン「素手で叩き壊す」
―――空気が、死んだ
479Let's肝試し!(83):2009/03/05(木) 10:51:13 ID:BmZRbzI6
アルム「えーーーーーーー!!?」
沈黙を破ったのはアルムの絶叫、無理もない
エイリーク「い、いくらなんでも…仮にも…」
偽物とはいえ相手は長兄の顔をしているのだ、
それを殴ったりするのは精神面でよろしくない
ロイ「マ、マルス兄さん、さすがにリン姉さんと同じな訳は…」
ロイは違う意見を求める、彼自身もあんまりだと思ったからだ、しかしマルスを見て言葉を失う
マルスはバツが悪そうに頭をかきながらため息をついていた
その様子が語っている、他に手はないのだと
リーフ「嘘ぉ…マジで?」
ロイ「で、でも外に言ってアイク兄さんに『強い奴がいる』とでも言えばラグネルひっさげて…」
マルス「そんなことしようものなら、アイク兄さんがまた大暴れしてビルが真面目に危ない、
    ただでさえもうボロボロなのに、火に油どころか油にボルガノンだよ」
ロイ「じゃあ衝撃波とかはなしって言えば」
マルス「獲物を前にしたアイク兄さんがそんな忠告聞くわけないよ」
アルム「ん? ちょっと待って『また』って何?」
マルス「ああ、聞いてないのか…3Fの惨状を見たでしょ、あれアイク兄さんがやったのさ」
エイリーク(な、何があったんですか)
先ほどの悲惨な惨状を目の当たりにしてるため、エイリークは何があったのか真剣に気になった
リン「シグルド兄さんに任せるのは論外だし、それしかないわよね…」
2番手達帰還時にシグルドがティルフィングを何故か持っていたのは確認したが、
自分の顔を殴れとは流石に言えるはずもない、となれば
必然的にここに集まった面子でどうにかするしかない
心をきめ、腹をくくり、全員で虹シグルド捜索兼破壊に乗り出した…

マルス「さっきの今だ、そう遠くに行ってないはずだし、まだ廃ビル内にいる可能性は高い、
    各自手分けして捜索、見つけ次第、渾身の一撃を叩きこむ、
    もし可能なら付近の人を呼び、一気にたたみかける、以上」
手筈としてはこのような物である、そして二人一組のペアを作る、つまり三組いるわけだ
理由は相手が壁すり抜けのスキルがあるゆえ、一人では見失いやすいため
ペア組み合わせは以下の通りである
 リン&エイリーク
 ロイ&アルム
マルス&リーフ
マルス「リン姉さん達は1F、ロイ達は2F、僕達は3F、4Fを回る、では、散!」
合図の元、各々の割り当てられた階層へ散りはじめた――
480Let's肝試し!(84):2009/03/05(木) 10:52:29 ID:BmZRbzI6
マルス「僕らはもう担当の階層にいるわけで」
リーフ「捜索開始だね」
3F,4F捜索組みは部屋を後にした
マルス「さてと、どこにいったか皆目見当もつかない、とにかく見回るよ」
リーフ「イエッサー」
その後数分間捜索をするが影も形もない、相手は一切痕跡を残さない
リーフ「あー…これは骨が折れそうだ」
マルス「入り組んでるからねぇー…3Fにいるとしたらなかなかキツイな…」
相手はあちこちを徘徊している、さっき見回ったところにいる可能性も出てくるのだ

一方他階層組み
リン「へぇ、こんなところに階段あったのね」
隠し階段を使い、割り当てられた階層へ移動し始めていた
アルム「なるほど、これを使って先回りしてたのか」
ロイ「そうそう、1Fから4Fまで直通で便利だから場所忘れないようにしてね」
足下に気をつけながら一段ずつ踏みしめながら降りる、階段を降りる中
空虚な空間に四人分の靴音の響きが止むことはなかった
エイリーク「了解です、あ…2Fですね」
ロイ「じゃあ僕らはここで」
アルム「気をつけてね、じゃ!」
2Fへ続くドアを開け、二人の姿が2Fへ消えるのを見送り、1F組は再び階段を下り始める
エイリーク「リン…」
リン「何?」
今度は二人分の靴音で音の数は少なくなったはずだが反響し、
先ほどとあまり変わらないような感覚を覚えつつ、靴音を響かせながらエイリークが言葉を発した、
視線は階段へ向けたままリンが応対する
エイリーク「もはや肝試しではないですよね…」
リン「今更よ…」
二人して苦笑いをしながらも階段が終わるが、1Fへのドアまでは数歩分の道がある
床を歩いても先ほどと同じくらいの音が響く
1Fへのドアの目の前に立ち、ノブを回し、捻る、古めかしい音を立てて開く、身を滑り込ませる
1Fへ到達、捜索開始だ

−3F−
リーフ「どこにいるのさ…もう」
マルス「あー…なんかイライラしてきた…ん?」
マルスが突如廊下を走りだす
リーフ「見つけたの?」
マルス「なんか光が見えたんだ、多分…!」
廊下の交差点に差し掛かり、光が消えた先を見るとそこには虹シグルドが
マルス「居た!」
リーフ「よし、今度は怯まないぞ! あ…」
二人から逃げようとしたのかは定かではないが、虹シグルドは天井をすり抜けて4Fへいってしまった
マルス「目の前に階段があるのが幸いか…追うよ!」
リーフ「了解!」
わき目も振らず一気に階段を駆け上がる二人
481Let's肝試し!(85):2009/03/05(木) 10:53:25 ID:BmZRbzI6
−4F−
マルス「こっちか!」
頭の中の地図と照らし合わせ、虹シグルド消失地点の真上へ急ぐと
先ほど虹シグルドが消えた地点の丁度上に位置する場所でフヨフヨと浮かんでいた
マルス「居た」
リーフ「よし! 日ごろの恨み、今こそはらさん!」
マルス「は?」
突如妙な宣言をかまされ、マルスは目を丸くし、
拳を作りながら疾走するリーフをその場から動かず目だけで追う
リーフが虹シグルドに向かって拳を作りながら一直線に迫る、そして
リーフ「アルムとセリカのKINSHIN騒ぎでいつも僕をティルフィングで巻きこむなぁーー!!」
叫びながら力いっぱい殴った、遠慮など一切なしの私怨のこもった一撃だ、
虹シグルド本人には何の事やらさっぱりだろう…本人じゃないのだから
とにもかくにも手ごたえがあったのか虹シグルドがよろける
リーフの宣言に合点がいき、マルスは不敵な笑みを浮かべ
マルス「欝憤晴らしか…いいね、なら僕も便乗!」
今度はマルスが拳を作り虹シグルドに迫り
マルス「いい加減職場で出世しろおぉーーーー!!」
本人も今猛烈に悩んでいるであろう事を叫びながら強烈な打撃を与えた
二回も強烈な攻撃を受け、身の危険(?)を感じたか、今度は床をすり抜ける虹シグルド
リーフ「あ、また逃げた!」
マルス「逃がすかぁ!」
すぐさまさっき上った階段を下り、3Fへ行くがその姿はどこにもなかった…
リーフ「更に床をすりぬけた? それとも壁をすりぬけて3Fにいる?」
マルス「前者の可能性は他の組に任せよう、後者の可能性を考えて捜索するよ」
リーフ「そうだね…下の階は他の人がなんとかしてくれるよね」
…さっき虹シグルドを殴ってから二人ともややスッキリした顔をしてるのは気のせいだろうか?

−2F−
アルム「はー…またアレに会わないといけないのか…でも今度はあまり動じないぞ、うん」
ロイ「あまり視界に入れたくないけど、見つけないと壊せないからね」
アルムが次に会った時の心構えをしつつロイと会話する
会話をしつつロイが部屋へのドアを開け、中を確認すると、いないかと呟き他の所を探す
アルム「唐突だけど、なんでシグルド兄さんなんだろ」
ロイ「そもそもシグルド兄さんに似せて作ったのルーテさんなら凄い器用だよね」
アルム「器用ってレベルじゃない気がする」
ロイ「じゃあ芸術?」
アルム「芸術は時に人に感動与えたりする非常に有意義なものだよ、
    僕の芸術野菜達と同列にしないでほしいな」
ロイ「あはは…」
どうやらアルムにとってはおぞましい以外の何物でもないらしい
苦笑しながらロイが何の気なしに天を仰いだ時だった
ロイ「…」
天井から虹シグルドが顔上半分だけ出して覗き込んでいた
ロイ(ぎゃーーーーー!!)
もはや声にすらならないらしい、悲鳴を上げる体勢のまま硬直してしまったロイを不思議に思い
アルムが目線を追うと、畏怖の対象の上半分が視界に飛び込んできた
――硬直
482Let's肝試し!(86):2009/03/05(木) 10:54:35 ID:BmZRbzI6
−3F−
リーフ「あ、居た…って、何アレ…」
マルス「逆さになって床にめり込んでるね」
虹シグルドが床から顎と鼻先、真一文字に結んだ口だけ出し、固まっている
すりぬけに失敗し挟まったのか、あるいは単にそこで何の気なしに留まってるのか
いずれにしても真実は本人のみぞ知る
もっとも本人に聞くことはできないので知る手段は皆無だが
リーフ「よっし、踵落としを華麗に決めてやる!」
勢いよくジャンプし長兄の顎に向かってリーフは自らの右足の踵を振り下ろす
リーフ「でやあぁ!」
ガインッ! という音を出し、虹シグルドは床の中に消失した…技を決め、華麗に着地する
リーフ「決まった…」
的確な自分の体術に惚れぼれし、リーフはフッ…と顎に手を当て口端に笑みを浮かべる
マルス「容赦ないねぇ」
そういったマルスの顔がなんだか楽しそうに見えるのは気のせいではない

同時刻――

−2F−
アルム「で、で…」
リーフが踵落としを決める寸刻ほど前、ものすごく気味の悪い形で出現した事で
アルムはさっきの心構えがどこかへ吹っ飛んでしまったようだ
アルム「出t」
ついに悲鳴を上げようとした瞬間
虹シグルド「モルスァ」
訳のわからん言葉を発し、凄いスピードで天井から床下まで長兄の顔が突き抜けて行った
リーフの強烈な一撃が決まったためである
アルム「…」
突如視界から消えてしまったことで悲鳴を上げようとした口を開いたまま、しばし呆然とする
我に返り、硬直してしまっているロイの意識を呼び戻そうとしたのがその出来事の数秒後だった…
483Let's肝試し!作者:2009/03/05(木) 11:01:34 ID:BmZRbzI6
一旦切り
前回への誘導アンカーミスった…念のため張りなおし
前回(>>44-50
スミマセン…orz

>>468
>お雛様…セリス
一瞬さらっと流して読んでしまったww
でも想像しても違和感無くて吹いた
484助けて!名無しさん!:2009/03/05(木) 21:12:39 ID:B+CdtZe3
>>477-482
相変わらずおもしれーwww素手で殴るとか嫌すぎるww
天井から顔上半分だけ出してる虹シグルドとか怖すぎだからw
しかし、
>マルス「いい加減職場で出世しろおぉーーーー!!」
シグルドだって頑張ってるんだ、頑張ってるんだよ…
485助けて!名無しさん!:2009/03/06(金) 00:49:35 ID:D+lf8HNm
>>477-482
虹シグルドはむしろ本人に始末させてやってくれよw
リーフに踵落としされるとか、シグルドファンの俺には辛過ぐる…が、ある意味おいしくもあるのでGJを贈るぜ!
しかしこの話、未だにオチが見えん。凄ぇ。
486助けて!名無しさん!:2009/03/06(金) 18:19:20 ID:Uy/3UoVi
今更だがお薦め2ちゃんねるの3番目www
487助けて!名無しさん!:2009/03/06(金) 19:15:49 ID:AvvZuiPz
>>486
嫁の奇行・・・ねぇ・・・
ロイの嫁候補とかラナオウユリアとかかな?
488助けて!名無しさん!:2009/03/06(金) 19:26:41 ID:mOErBX8V
専ブラだから分からんかったが、やっぱシャア板の兄弟スレ見てる奴も多いんだな。
489助けて!名無しさん!:2009/03/06(金) 23:02:36 ID:ZDFUI/Ej
>>487
このスレ的にはニニアンとフィオーラが相当ヤバイ
490(マルスにとって)家に訪れた災厄:2009/03/07(土) 15:06:50 ID:YbELBg3h
「ミカヤ姉さん、ちょっと頼みたいことがあるんだけどー・・・」
と、遠慮がちに兄弟家の末っ子、ロイは尋ねた。
何かしら、とミカヤは畳んでいた洗濯物を籠に入れ、ロイの方に振り返る。
そこには、何かを案じている顔があった。
これは急を要する内容かしら、と不安に思った。

「犬を拾っちゃって・・・、少しの間、世話できないかな?」
それを聞いてから、彼女は初めてロイの足元の犬の存在に気付いた。
何の命令も出していないのに、物音ひとつ立てず大人しくしているということは、
飼い犬なのかしら。
頭の隅でそんなことを考えながら、彼女は彼に問う。
「少しの間、というのはどういうことかしら」

それを聞いたロイは眼をパチクリさせた後、一拍置いて質問の意味を理解した。
「えっと・・・この犬、多分飼い犬だと思うんだ。だから飼い主さんが見つかるまでの間、
世話をしてあげたら飼い主さんも安心かな、と思って・・・」
成る程、この子らしい。
大切に扱われていたと知ったら、飼い主もさぞ安心だろう。

「そういう理由なら、世話をすることを許します。
ただし、シグルドやアイクにも家に置いていいか聞くこと。
あの二人が実質、我が家の財政を支えているんだから。わかった?」
いろいろと細かいところまで気の利く彼に言う必要もないだろうけれど。
そんなことを思いながら聞いてみた。
491(マルスにとって)家に訪れた災厄:2009/03/07(土) 15:07:58 ID:YbELBg3h
返ってきたのは満面の笑みと、ありがとうの言葉。
その笑顔に心が暖かくなる。道理で何人もの女性が惚れてしまうわけだ、と。
人の感情の機微には気づきやすいのに、なぜ恋愛に関しては朴念仁なのだろうか。
しかし、これは我が家共通の問題なのだ、と諦めることにする。

「ただいまー」
と、マルスの声が聞こえた。
軽い足音とともに近付いてくる気配。
少し急いだ様子だけれど、大事な用事があるというわけではないだろう。
扉が開くとともに、声が発せられた。
「喉がカラカラだ・・よ・・・」

なぜかそこで言葉を失った弟を見やると、なぜか青ざめる表情。
マルスの視線の先にはロイ、もといロイが抱えている犬。
「う・・・うわああああぁぁぁぁぁっっ!!!」
一拍置いてから、大声をあげて逃げ出すマルス。
呆気にとられる私たち。
「・・・なんで?」
ロイが私の方を向いて疑問の言葉を漏らす。無理もない。
マルスは動物が嫌いではないはずなのに、大声をあげてまで逃げるなんて・・・。
「・・・どうしたのかしら?」
492(マルスにとって)家に訪れた災厄:2009/03/07(土) 15:09:29 ID:YbELBg3h
「どうしたんだ、マルスは・・・」
開け放たれたままの扉から、アイクが呟きながら入ってきた。
先ほどマルスが大声をだしたせいで帰ったことに気付かなかったのだろう。
「あら、おかえりなさい、アイク」
「おかえり、アイク兄さん」
ロイが振り返った瞬間、アイクが少し冷や汗をかいたように見えた。
正確にはロイが抱えている犬を見た瞬間、だけれども。
「・・・なるほどな」
と、一人だけ合点がいった様子を見せた。
私たちは理由がさっぱりわからない。
「どういう意味なの?」
と私は尋ねた。

「ロイが抱えている犬はな・・・」
と、ちょっと時間をおいてアイクがしゃべり始めた。
その声にはいつものような張りがなかった。
二人ともそんなに苦い思い出でもあるのかしら。



「俺とマルスが出ている大会、スマブラに出てくるアシストの犬なんだ」
謎はすべて解けた。



「なんであいつ此処にいるんだああああぁぁぁ!!!
畜生! スマボが出たときにいつも出やがって!
赤ヒゲおやじに燃やされたり、電気ネズミにしびれさせられたり
どこぞのおっさんに爆撃されたり、戦車で引かれたり
流星群をぶちかまされたりする身にもなってみろおおぉぉぉ!!!」
階上から、マルスのそんな悲鳴が聞こえてきた気がした。
493助けて!名無しさん!:2009/03/07(土) 16:01:53 ID:vtY5rw+Z
>>492
あの犬はマジウザかったwwwこっち見えないのにあっち(CPU)だけバコンバコンしてくるからwww
Wi-Fi対戦でコイツを出してしまうと限りなく申し訳ない気持ちになるw
494助けて!名無しさん!:2009/03/07(土) 17:34:54 ID:MRNMCKHd
>>490-492
あの犬はなーwww
せっかく「アシストフィギュア取れた!よっしゃ!」ってなっても、
こいつだとわかった瞬間「UZEEEEE!」になるからなw
つか、なんで紋章町にいるんだww
495助けて!名無しさん!:2009/03/07(土) 18:42:11 ID:5U9chuvC
>>490-492
まさかとは思うけど、コレってあの出した瞬間に画面を覆いつくすニンテンドッグ?
496助けて!名無しさん!:2009/03/08(日) 08:51:48 ID:xEkLvXG4
>>494
何で居るかの経緯も書くつもりだったけど
ネタがあるのに書けないからやっつけ仕事になっちゃったんだ(´・ω・`)
スマブラの世界から迷い込んで来たとか
適当に脳内補填してくだされば幸いです。

>495
ニンテンドッグのつもりです。
奴さんがあの大きさなのは遠近法かなと思って・・・。
最後のマルスが書きたかっただけですがw
なんか説明加えんと分かりにくいみたいなネタでごめん(´・ω・`)
497助けて!名無しさん!:2009/03/08(日) 08:52:26 ID:xEkLvXG4
>>494
何で居るかの経緯も書くつもりだったけど
ネタがあるのに書けないからやっつけ仕事になっちゃったんだ(´・ω・`)
スマブラの世界から迷い込んで来たとか
適当に脳内補填してくだされば幸いです。

>495
ニンテンドッグのつもりです。
奴さんがあの大きさなのは遠近法かなと思って・・・。
最後のマルスが書きたかっただけですがw

なんか説明加えんと分かりにくいみたいなネタでごめん(´・ω・`)
498助けて!名無しさん!:2009/03/08(日) 08:53:54 ID:xEkLvXG4
更にだぶり投稿とかもうほんとすみませんorz
499ジャファル:2009/03/08(日) 10:58:00 ID:Wf4q5yXI
>>498
気にするな
500494:2009/03/08(日) 14:22:27 ID:cL7dKJZS
>>498
いや、ただ突っ込みたくなっただけだからそんなに気にしないでくださいな。
おもしろかったから全然OKですw


>>499
ジャファル何やってんだw
501オトコノコブシ 1/3:2009/03/08(日) 18:58:35 ID:lnMi9eyp
ミカヤ   「もったいないわね〜」
リン    「え、なにが?」
エリンシア「大根の葉のおひたしですが…まだ節約が足りませんか?」
エイリーク「今でもいろいろ倹約していますが、これ以上となるとなかなか…」
ミカヤ   「ううん、違うの。そっちの意味じゃなくって…あっちの方よ、あっち」
セリカ   「あっちって…姉さんが見てるのは…ウチの男連中のこと?」
ミカヤ   「そ。ウチの子達ってカッコイイ子ばっかりなのにファッションのこと気にしてないでしょ」
リン    「言い切っちゃう姉さんが、凄いというか恥ずかしいというか親バカというか…」
ミカヤ   「服装に気をつければ、もっとカッコよくなると思うのよ。だからもったいないな〜って」
セリカ   「アルムは今でも十分だと思うの」
エリンシア「いえ、お姉様の言うことも一理あります。みんなもっとKINNIKUを出すべきですわ」
リン    「この二人は置いといて…、別に気にする程悪くは無いと思うけど?」
エイリーク「ええ、みんな今のままで良いと思います」
ミカヤ   「そうかしら、気にしなさすぎだと思うのよ。例えば…」

ミカヤ   「シグルドを見てみなさい」
シグルド 「ぷはぁ〜。風呂上りにビールと枝豆!社会人でなければこの喜びは分からないな!
       おっと、今日は西部シシオウズの試合があったな。かっとばせーエルトシャン!」
リン    「昼間から野球見ながら一杯って…完全におっさんじゃない」
エリンシア「ランニングシャツと短パンでは…。浴衣ならまだ風情がありますのに…」
セリカ   「オヤジって言ってバカにした事もあるけど…本当にオヤジな姿は見たくなかったわ」

ミカヤ   「外面は良いマルスだって…」
マルス  「いや〜。ジャージで家の中でまったりゴロゴロだらけるのは最高だね〜」
ロイ    「そうだね〜。マルス兄さんの言う通りだよ。落ち着くねー」
マルス  「ゴロゴロゴロゴロ〜  (゜∀゜)⌒(。A。)ゝ⌒(゜∀゜)ノ⌒(。A。)ヽ」
ロイ    「ゴロゴロゴロゴロ〜  (。A。)ヽ⌒(゜∀゜)ノ⌒(。A。)ゝ⌒(゜∀゜)」
2人    『あはははははは  ごろごろ〜』
リン    「ロイまで一緒になってなにやってんだか」
セリカ   「たれまるす と ろいっくま っていう言葉が思い浮かんだんだけど…」
エリンシア「全く和みませんわね。ハッキリ言って邪魔ですわ」

ミカヤ   「家一番の常識人も…」
エリウッド 「ゴホゴホ…水を一杯もらえるかな…」
マルス  「昼間なのにまだパジャマのままなのかい、兄さん。だらしないんじゃないのかな」
エリウッド 「寝込んでたんだから仕方ないだろ」
ロイ    「ハイ、兄さん。水と胃痛薬だよ」
エリウッド 「ゴホゴホ…すまないねぇ…儂がこんな体なばかりに、お前には迷惑掛けっぱなしで…」
ロイ    「おとっつぁん、そいつは言わない約束じゃないか」
リン    「時代劇はキライじゃないんだけど、アレはチョット…」
セリカ   「違和感無いほど似合う光景なところがイヤね」
エイリーク「あのパジャマ元は白の無地だったはずですが、いつから赤い水玉模様に?」
502オトコノコブシ 2/3:2009/03/08(日) 18:59:26 ID:lnMi9eyp
ミカヤ   「アイクは…」
アイク   「ふぅー。このFUNDOSHIというのは、なかなかいいな。身が引き締まる思いだ。
       買って来てくれたエリンシアには後で礼を言っておこう」
エリンシア「全く問題ありませんわね。KINNIKUばんじゃーい ∩(・ω・)∩ 」
エイリーク「問題ありすぎです。下着姿で歩き回られては困ります。姉上も自重してください!」

ミカヤ   「セリスも問題よね…」
セリス   「ねぇねぇ、僕の髪紐知らない?どこかで見なかった?」
マルス  「洗面所で見たよ。ところでセリス、そのシャツはエイリーク姉さんの服じゃないかい?」
セリス   「え?あ、ホントだ。僕のとデザインが似てるから間違えちゃったよ。
       なんか胸元がきついと思ってたんだ。こっそり洗濯機に入れとけばバレないよね?」
ロイ    「おっちょこちょいだなーセリス兄さんは」
3人    『あはははは』
セリカ   「女性用着ていても違和感ないところが、流石セリス兄さんね…」
エイリーク「ぐすっ…ひっく…えぐぅっ…・゚・(´Д⊂ヽ・゚・ 」
エリンシア「セリスちゃんも男の子ですものね。今から教育すればいいKINNIKUに育つかも…」

ミカヤ   「問題児どもに居たっては…」
ヘクトル  「オラァ!」
エフラム 「甘いなっソリャッ!」
リーフ   「ふたりともよくやるねぇ。あ!ヘクトル兄さん、エフラム兄さん、服が破けてるよ」
ヘクトル  「いっ!?あっちゃー。やべぇな、またお説教だぜ」
エフラム 「まいったな。今度はお仕置きと称してフリフリした飾りを付けられるかもしれん」
ヘクトル  「アプリコットってやつか。あれは勘弁して欲しいよな」
リーフ   「アップリケだよ。なんだったら僕が繕ってあげるよ。もち有料だけど」
エフラム 「頼む。ワンちゃんやらウサちゃんやらマミー君やら付けられるよりはましだ」
リーフ   「まいどあり〜。んじゃ、さっさと脱いで脱いで」
ヘクトル  「おう。そういえばお前の服ってツギハギだらけだな。そんなので良いのか?」
リーフ   「khdnのたびにボロボロになるからね。毎回新しい服買ってたらもったいないじゃん」
エフラム 「それもそうだな。よし、これからは吹っ飛ばすのを少なくしてやろう」
リーフ   「助かるねー。でもオチ担当が居なくなっちゃうよ」
ヘクトル  「アルムでいいんじゃね。出番増えるし喜ぶだろ」
3人    『ハハハハハ』
セリカ   「アルム逃げてー」
エイリーク「家の外でいきなり脱がれては困りますね」
リン    「猥褻物陳列罪で捕まったらどうすんのよ。…1回ぐらい捕まった方がいい薬かしら」

ミカヤ   「あとは…アルムはどうだったかしら…」
アルム  「んだば、オラぁ畑さ行っでくっぺや」
シグルド 「気をつけるんだぞ。あまり遅くならないようにな」
アイク   「肉も獲ってきてくれると助かる。主に俺が」
アルム  「わがっただ。う゛んめぇ゛の採ってぐっから待っででくんろー」
セリカ   「イヤーーー!アルムがーーーーー!!」
エリンシア「出番の少なかった間に、村人通り越して農夫になってしまいましたわね」
リン    「いや、あんなデタラメな農夫、今時マンガの中にもいないわよ」

ミカヤ   「ね。みんなのファッションは問題あるでしょう?」
エリンシア「そうですわね。家に居るときはくつろいで欲しいとは思いますけれど…」
エイリーク「私達女性も居るのですから、家族とはいえもう少し節度を持って欲しいですね」
ミカヤ   「うんうん、そう思うよね。だからみんなの服を改造しようと思って」
503オトコノコブシ 3/3:2009/03/08(日) 19:00:09 ID:lnMi9eyp
リン    「は?今何て言った?」
ミカヤ   「みんなのファッションセンスを改造しちゃおう。って言ったのよ」
セリカ   「誰が?」
ミカヤ   「わたし」
エイリーク「すみません、よく聞き取れませんでした。もう一度お願いします」
ミカヤ   「 わ ・ た ・ し 。 」
エリンシア「ごめんなさいお姉様、私氷河期のジョークにはちょっと疎くて」
ミカヤ   「ジョークじゃないわよ!それに氷河期って何!?そんなに寒いってこと?」
セリカ   「だって…ねぇ。姉さんのセンスって…」
リン    「ズレてるわね」
ミカヤ   「えー。これでもナウなヤングにはバカウケだったのよー」
エイリーク「つまり時代遅れということですね。大変よくわかります」
ミカヤ   「大丈夫よ!最近の雑誌で研究もしてあるんだから!」
エリンシア「最近といいつつ、実は数十年前のってことはありませんよね」
ミカヤ   「そんなわけないでしょ!む〜、なによなによみんなしてー。
       見てなさい、すっごいのやってやるんだから〜!!」
リン    「えっ、あっ、ちょっ、ねえさ…行っちゃった…」
エイリーク「だ、だいじょうぶ…ですよね…?」
セリカ   「ま、まぁ雑誌を参考にするなら大丈夫…かな?」
エリンシア「そ、そうですわね。酷いありさまです、にはなりませんわ…のハズですわ…たぶん…」
ワーキャーナンダーホホホーナニヲスルキサマーヨイデハナイカヨイデハナイカアーレーウワーナニヲスルダーコノヒトデー
4人    ((……不安だわ……))

ミカヤ   「できたーー!みんな見て見て〜〜!」
エイリーク「ああ…、本当にやってしまったみたいですね…」
セリカ   「姉さんはすごく満足そう顔してるわね。やり遂げた女の顔って感じ」
エリンシア「あの笑顔を見ると…不安が押し寄せてきますわ」
リン    「とりあえず見てみましょう。話はそれからよ」
ミカヤ   「ん〜お姉ちゃんのこと見直す準備はOK?それじゃいくわよ!じゃんじゃじゃ〜ん!!」

精霊の森の魔法が俺を伊達ワルに変えた
ユンヌが俺にもっと輝けと囁いている
美しすぎるマイ・シナジーで闘病Day
俺はいつでも限界OVER メタボリック
俺を呼ぶ幼女たちの シンフォニーが聞こえる
永遠の美学の名は I'm HARA-Black Rock!
手にするべきは男と女を溶かす危険なフェロモン
この葉っぱがヤバ過ぎる牙を程よく包んでくれる
至高の陶酔が男に出番をもたらすと知れ!
ハーレムの最前線に立ち続ける覚悟はあるか?
一つだけ言える心理がある。「男は漆黒に染まれ」
ミカヤは俺が守る

ミカヤ   「ね!どぉどぉ、かっこいいでしょ!?」
リン    「ダメでしょ」
エイリーク「みんなにはあまり似合わないと思います」
セリカ   「なんで人数増えるてのよ」
ミカヤ   「あれ〜?どおして不評なのー?なんでなんで〜?」
エリンシア「お姉さま、一体どんな雑誌を参考にしたんですの?」
ミカヤ   つ【メンズナックル】
504オトコノコブシ 4/3:2009/03/08(日) 19:01:02 ID:lnMi9eyp
エリンシア「お姉さまにも困りましたわね」
リン    「正直アレは無いわ」
エイリーク「一体全体どんな本を見ればあんな格好になるのでしょうか?」
セリカ   「ここにあるから見てみましょ」

***************************
イケメン×伊達ワル 激モテの回転完了
ブリアンな罠がオマエを篭絡するぜ
太古から約束されたセンシガルシアノムスコロスと野生の共生
(キレサジ+シブマジ)÷2=伊達バーツの法則
知ってたか?魔王は堕天使の象徴なんだぜ
ちょっとガキどもに”傷薬”を教えてやろうか
千の言葉より残酷なアナタという説得力
バレンシアという劇場に舞い降りた黒騎士
出てくる者は全て打ち落とす怒濤のトンボ捕り
山の最前線(フモト)こそ俺の為にある戦場
春を惑わすHi and Lowの熱いマーダーホレス
悠久の大地に愛された男の酷い有り様
この瞬間、世界ひろしといえども中心は間違いなく俺
***************************

エイリーク「………」 パタン。
リン    ( --)ノシ ⌒■ ポイッ
セリカ   「ライナロック」 ボワッ!
エリンシア「さ、そろそろお夕飯の支度しませんと」 パタパタ
505助けて!名無しさん!:2009/03/08(日) 19:24:28 ID:++js1Crz
メwwwンwwwズwwwナwwwッwwwクwwwルwww

何が一番吹いたかって
>エイリーク「あのパジャマ元は白の無地だったはずですが、いつから赤い水玉模様に?」
この一文

つーかサザいつもとかわんねーじゃん
506助けて!名無しさん!:2009/03/08(日) 21:07:20 ID:TIzVdbk8
村人通り越して農夫とかwww
キャラの薄いと言われていたアルムでこんなにも吹く日がくるとはw
507助けて!名無しさん!:2009/03/08(日) 23:34:57 ID:1zSuaiEZ
>>505
きっとサザはいつの間にか紛れ込んでたんだよ!
508助けて!名無しさん!:2009/03/09(月) 02:10:25 ID:wW7IsI+K
メンズナックル、知らないからググッちまったよ
お兄系ってやつなんだろうか? 伊達ワルってジャンル初めて聞いたんだけどw
でも結構俺は似合う気がしたな

>>502
アルムw 別人じゃねーかwww
509助けて!名無しさん!:2009/03/09(月) 05:32:51 ID:vy1nF9OP
まさかのメンナクwwwwwwww
吹いたwwwwwwww
510移すな危険〜暗黒の章〜:2009/03/09(月) 14:39:27 ID:nVHz0EyG
>>397->>400の続き。間空き過ぎて済まぬ

リーフ 「うーん、でも他の皆をフラグシフトさせたらどうなるだろう?」
マルス 「成程、なかなか面白いね」
リーフ 「じゃあ手始めにマルス兄さんから」
マルス 「僕?ハハハ、愚問だよ。僕にはシーダしかいない、シーダには僕しかいない。シフトのしようがないじゃないか」
リーフ 「そうかなぁ…」
〜シーダの場合〜
シーダ 「あなたは、あいをしんじますか。あなたにはあいするひとがいますか?」
ロジャー「あいするひと、それはあなたです」
シーダ 「まぁ、すてき///」
〜〜〜〜〜〜〜〜
リーフ 「…」
マルス 「…」ピ、ピ、ピ

マルス 「もしもし、カインか?今すぐグルニアのロジャーを社会的に抹殺しろ」
マルス 「ジェイクも危険分子だな、構わん、抹殺しろ。何?ベックと見分けが付かない?構わん、二人とも抹殺しろ。多少の犠牲は容認される」
マルス 「あぁ、ガルダだからダロスも『タリスのお嬢様は涎が出そうになりますぜ』となると危険だな、抹殺しろ。」
マルス 「そう言えば、タリスにリフとかいう老人が住んでいたな。シーダは優しいから、介護もしているだろう。その際に勘違いされると面倒だ。念の為だ、抹殺しろ」
マルス 「タリスと言えば、サジ、マジ、バーツがいたな。今は特に危険な兆候が無いから時期を見て抹殺しろ。良いな、『最初からそんな人はいませんでした』と言うくらい徹底的にやれ」
マルス 「オグマとカシムは使えるからな。だが、つけあがられると面倒だ。ロリコンと詐欺師の汚名を与えておけ、以上だ」
リーフ 「(マルス兄さん怖えぇぇ)」
511移すな危険〜封印の章〜:2009/03/09(月) 14:41:53 ID:nVHz0EyG
マルス  「さてと、気を取り直して年少からいこうか」
リーフ  「じゃあロイからだね、ある意味で本命かな。」

〜シャニーの場合〜
ロイ   「ねぇ、シャニー。今日は時間あるかな?ちょっと今度のテストの対策を一緒にしない?」
シャニー 「ロイ様、ごめん。私、今日はちょっと用事があるんだ」
ロイ   「そうか、じゃあ仕方無いね。…うーん、ララムに頼もうかな」
〜〜〜〜〜〜〜〜

リーフ  「あれ、普通だね」
マルス  「いや、本当の地獄は、これからだよ。」

〜ララムの場合〜
ロイ   「ねぇ、ララム。今日は時間あるかな?ちょっと今度のテストの対策を一緒にしない?」
ララム  「ロイ様、ごめん。私、今日はちょっと用事があるんだ」
ロイ   「そうか、じゃあ仕方無いね。…うーんリリーナに頼もうかな」
〜〜〜〜〜〜〜
リーフ  「コピペだよね、これ絶対名前だけ差し替えてコピペだよね」
マルス  「ハハ、焦らない焦らない」

〜リリーナの場合〜
ロイ   「ねぇ、リリーナ。今日は時間あるかな?ちょっと今度のテストの対策を一緒にしない?」
リリーナ 「ロイ、ごめん。私、今日はちょっと用事があるんだ」
ロイ   「リリーナも?そうか、じゃあ仕方無いね。…うーんソフィーヤに頼もうかな」


リリーナ 「シャニー、ララム、ごめん遅くなっちゃった。」
シャニー 「ううん、良いよ。」
ララム  「それにしても、楽しみね」
シャニー 「そうだね」
リリーナ 「えぇ」
三人   「マ ッ ス ル シ ョ ー が」
ララム  「ロイ様も顔はありなんだけどねぇ…」
シャニー 「筋肉が足りないんだよねぇ…」
リリーナ 「ガレットさんや私の小鳥みたいにせめて斧を振り回すくらいたくましくないとね…。理想はヘクトルさんだけど」
シャニー 「ワードやロットくらいは欲しいかなぁ、やっぱり、これからの時代はガチムチで斧だよねぇ」
ララム  「パーシバル様や、あの海賊もあんな顔でなかなか…」
エリンシア「…はっ、今、どこかで私と同じ考えをしている人が三人も」

(※三人の異性の支援相手はほぼ全員斧が使え、全員ロイより体格が高いです。斧の例外はリリーナのアストールですが、最後で気付いたので…)
〜〜〜〜〜〜〜
リーフ  「さっきの二つはこれの伏線だったのか…」
マルス  「エリンシア姉さん歓喜だね」
512移すな危険〜封印の章〜:2009/03/09(月) 14:44:18 ID:nVHz0EyG
〜ソフィーヤの場合〜
ロイ   「ねぇ、ソフィーヤ。今日は時間あるかな?ちょっと今度のテストの対策を一緒にしない?」
ソフィーヤ「くぉ…?」
レイ   「あーダメダメ。今日はこいつちょっと体調悪いんだよ」
ロイ   「そうなんだ、お大事にね」

レイ   「あいつ、あんな事言って、しまいには『今度の試験範囲を予知して』なんて無茶を言うつもりだぜ」
ソフィーヤ「ロイ様はそんなに悪い人じゃないと思う…」
レイ   「ば、ばかお前、万が一と言うことがあるだろうが。べ、別にお前が俺以外に協力するのを悪く思ってるんじゃないぞ」
ソフィーヤ「ふふ…」

ロイ   「ソフィーヤも駄目かぁ。…うーん、スーに頼もうかな」

〜〜〜〜〜〜〜〜
マルス  「まぁロイが試験勉強を一緒にするならソフィーヤが一番だったんだろうけどね。彼女の予知でどこまで分かるかは分からないけど」
リーフ  「(これを悪用すればあんな事やこんな事が…)」

〜スーの場合〜
ロイ   「ねぇ、スー。今日は時間あるかな?ちょっと今度のテストの対策を一緒にしない?」
スー   「ロイ様、ごめん。」
ロイ   「そうか、じゃあ仕方無いね。…うーん、ウォルトに頼もうかな」
ロイ   「ねぇ、ウォルト。今日は時間あるかな?ちょっと今度のテストの対策を一緒にしない?」
ウォルト 「ロイ様、ごめんなさい。私は、今日はスーとデートでして…」
ロイ   「そうか、二人は付き合ってるだもんね。あぁ、スーの用事ってこの事だったのか。…うーん、いよいよどうにもならなくなったなぁ…少しズルいけど、セシリア先生に頼もうかな」
〜〜〜〜〜〜〜
マルス  「シフトするだけじゃなくて、同年代の男友達まで取られるなんてねぇ」
リーフ  「次は待望のセシリア先生だね」
〜セシリアの場合〜
職員室前
ロイ   「失礼しまーす…セシリア先…」
セシリア 「パーシバル先生、お時間よろしいかしら?」
パーシバル「あぁ、構わんが…」
セシリア 「それでは、今から一緒にオペラでも観劇に…」
パーシバル「そのようなものに興味は無いな。それより君の生徒が呼んでいるぞ。では、失礼させてもらう」
セシリア 「ロイ、あなたのせいで今日もパーシバル先生とデート出来なかったのよ。罰として書き取り百ページ、明日までに仕上げてきなさい」
ロイ   「何でこんな事に…」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
リーフ  「どSなセシリア先生も良いな…」
マルス  「まぁ君の趣向はともかく、ロイの最大の敗因は同年代の友人が女の子ばかりな事だね」
513移すな危険〜聖戦の章・後〜:2009/03/09(月) 14:48:29 ID:nVHz0EyG
マルス  「さて、次はセリスかな」
リーフ  「ラナとユリアかぁ…。二人ともセリス兄さんしか見えてない感じだから新鮮かな」

〜ユリアの場合〜
レヴィン 「やぁ、ユリア。今日も可愛いね」
ユリア  「レヴィンさん…」
レヴィン 「ハハハ、何だい?今からご飯でも御馳走しようか?カラオケでもOKさ、これでも吟遊詩人だからな。何なら今すぐ本番でもバッチこい」
ユリア  「素敵…///」

デギン  「あんなのばかりならもう人類、滅ぼして良いのでは?」
メディウス「うむ…」
ガトー  「止むを得んな…」
〜〜〜〜〜〜〜〜

リーフ  「紋章町崩壊の危機だね」
マルス  「羊の方も負けてないよ」

〜ラナの場合〜
ラナ   「ファバル…私ね」
ファバル 「うん?」
ラナ   「…あなたが好きよ」
ファバル 「いや…俺たち、兄妹じゃないか」
ラナ   「ふふふ…いいじゃない…」
シグルド 「KINSHINは許さんぞぉ」
ファバル 「ひでぶっ」
ラナ   「うぬは、我が恋路を邪魔するつもりか…ユングヴィ剛掌波で沈めぃ」
シグルド 「何の、シアルフィ岩斬両斬破」
ラナ   「ぬぅん、ユングヴィ百烈拳」
シグルド 「シアルフィ有情拳!」
ラナ   「シグルド、うぬの力はその程度か…」
シグルド 「ラナオウよ、天に還る時が来たのだ…」
〜〜〜〜〜〜〜
リーフ  「また、紋章町崩壊の危機だね」
マルス  「恋愛漫画が一気にバトル漫画になる所が羊らしいね」
514移すな危険〜外伝の章〜:2009/03/09(月) 14:51:12 ID:nVHz0EyG
リーフ 「次はアルム兄さんかな」
マルス 「セリカはアルム以外見えてないから難しいなぁ…」
〜セリカの場合〜
アルム 「ねぇ、セリカ。今日も一緒にお風呂に入ろ?」
シグルド「KINSHINは…」
セリカ 「シグルド兄さん、少し黙ってて。あのね、アルム。私はミラ神に仕える神官なの。だから、私は神だけを愛して、生涯誰の妻にもならないつもりよ」
アルム 「セリカ…」
セリカ 「それからね、ミラ神の為に一生清らかなままでいなきゃいけないから流しっこなんてもっての他」
アルム 「うわぁぁん、シルクぅぅぅぅ」
セリカ 「シルクも同じだと思うけどね」
シグルド「セリカ…ようやく兄の思いを分かってくれたか…」
〜〜〜〜〜〜〜〜
リーフ 「あぁ、そうか。セリカ姉さんは神官だから誰の妻にもなれないんだ」
マルス 「うーん、でもあの二人ならどうなるか分からない所が怖いなぁ」
515移すな危険〜烈火の章・表〜:2009/03/09(月) 14:57:21 ID:nVHz0EyG
リーフ   「次はエリウッド兄さんだね」
マルス   「ニニアンさんからいこうか」
〜ニニアンの場合〜
ニニアン  「ホークアイ様」
ホークアイ 「どうした?」
ニニアン  「私、ホークアイ様の事が好きです…」
ホークアイ 「そうか」
ニニアン  「頼れる男は素敵だと思います」
ホークアイ 「そうか」
ニニアン  「ガチムチハァハァ…」
ホークアイ 「そうか」
ニニアン  「『そうか』しか言わないクールな所も素敵///」
ホークアイ 「そうか」
ニニアン  「KINNIKU、KINNIKU」
ホークアイ 「そうか」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
リーフ   「ニニアンさんきめEEEEEE」
マルス   「まぁ相手がホークアイさんだからね、何を言っても『そうか』で二つ返事でOKさ」
〜フィオーラの場合〜
ケント   「セイン、今日こそ負けんぞ」
セイン   「どうかなぁ」
セインケント「フィオーラさん、週末デートしてください!!」
フィオーラ 「セインさんで」
セイン   「よっしゃぁぁぁぁあああ」
ケント   「ちくしょおぉぉぉぉぉぉ、何故だぁぁぁぁ」
フィオーラ 「だってケントさん、『休日出勤で遅刻して…』ばっかりですから…」
ケント   「うっうっ…」
フィオーラ 「あ、あの…泣かないでください…。よろしければ、私の妹を紹介しますけど…?」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
リーフ   「どこかで見たような光景だね…あぁ、シグルド兄さんとアルヴィスさんのディアドラさんの取り合いか」
マルス   「真面目は損する、と言う良い教訓になったね。まぁ、シグルド兄さんより救いはあったけど」
516助けて!名無しさん!:2009/03/09(月) 14:58:38 ID:nVHz0EyG
一旦、此処で切り。ヘクトル、エフラム、アイク、シグルドはまた別の機会に…
517助けて!名無しさん!:2009/03/09(月) 19:13:20 ID:IMqB6zJw
>>510-515
マルスwww腹黒すぎてバロスwww
ラナオウもレヴィンも人類の平和の為に自重してくれwwww
後ニニアンとかリリーナとかKINNIKU!Lovers(※筋肉愛好家)多すぎwww酷い有様ですww
GJ!


あっ、↑のネタを見たゼフィール様より、こんな文面の手紙が届いてますよ↓

ゼフィール『愚かな人間達抜きで、竜達だけが平和に暮らす世界の実現 や ら な い か ?』
518助けて!名無しさん!:2009/03/09(月) 20:13:52 ID:bGqp/D8U
リストラの裏にはこんな話があったのか…
519助けて!名無しさん!:2009/03/09(月) 23:29:59 ID:zfz175lt
>>516
>ヘクトル、エフラム、アイク、シグルドはまた別の機会に
>シグルドはまた別の機会に
今、バーハラの悲劇という言葉が脳裏を過ったんだが、一体何だったんだろう?
520助けて!名無しさん!:2009/03/09(月) 23:32:38 ID:hfOdYt26
シーダ死ね
521助けて!名無しさん!:2009/03/09(月) 23:45:23 ID:hfOdYt26
シーダ死ねアゲイン
522助けて!名無しさん!:2009/03/10(火) 00:12:28 ID:jbJRhhBy
まて、ファバルはラナオウ様の従兄弟だぞ。
実兄はレスター
523助けて!名無しさん!:2009/03/10(火) 00:23:30 ID:T5xACrUP
おそらく、
このスレじゃエーディンとラナって姉妹扱いだよね
なら、ブリギットとファバル達も姉弟なのかな?
で、ブリギットとエーディンは当然姉妹だ
じゃあ、ラナとファバルも兄妹だな
って感じかと思う
524助けて!名無しさん!:2009/03/10(火) 00:42:43 ID:2gDQRIQf
ラナは相変わらずだなwでもサフィも負けず劣らずのラナ成長だったな
ところでこのスレで結構ラナオウネタがあるからバルテロメがユダにしか見えなくなってしまったw
他にもテリウス大陸には聖帝がいたな・・・
525助けて!名無しさん!:2009/03/10(火) 13:27:40 ID:jf/3ij02
シーダ死ねSドリンク
526助けて!名無しさん!:2009/03/10(火) 17:56:37 ID:D+FaxU0p
>>525
何か嫌な事でもあったのか?
まぁシーダは「その剣で私を好きにして」とか、迷ゼリフ多過ぎだよな…

だから好きなんだけど
527助けて!名無しさん!:2009/03/10(火) 18:54:32 ID:+E+Oj04E
マルス「レスしちゃ駄目じゃないか(ニコニコ)」
528助けて!名無しさん!:2009/03/10(火) 22:18:03 ID:0lK3bi8c
>>526逃げて超逃げて
529助けて!名無しさん!:2009/03/10(火) 22:29:35 ID:c4MTDzPg
規制解けたからレスできなかった分一気に

>>477
虹シグルドキモウゼェwww
後リーフとマルスの鬱憤晴らしのとこ、エリウッドが
「ティルフィング投げて家の物壊すなぁぁぁ!!」
って言いそうwwwいや、言うな。絶対

>>490
マルスどころかアイクが冷や汗をっ・・!?
スマブラやってないから知らんが相当ウザいようだな、その犬

>>501
>>たれまるす ろいっくま
あれ?想像してみたけど、結構可愛いんじゃねぇ?
作ってシーダ及びロイの嫁候補全員に配ってみてはどうかねwww

>>510
移したらこんなhad(酷い 有り様 です)になっちまうのかwww
後ロイとエリウッドの嫁候補www両方ともKINNNIKU好きになってんじゃねーかwww

>>526
そういう奴はこのスレに限らずスルー推奨
覚えとこうな
530大乱闘FEブラザーズ 13章:2009/03/11(水) 19:20:46 ID:D8O7cyE6
‐大乱闘FEブラザーズ、遂に第七試合目が終了する。
 この試合においては漆黒の騎士が勝利を手にしたが、サザも理論上不可能な滅殺を発動させ、奮闘した。
‐本日最終の第八試合は竜王家の一人・アル選手と謎の仮面の男の一騎打ちである。
 仮面の男が実は骸の民だった事に闘志を燃やすアルを尻目に、
 仮面の男は考え事をしていた…果たして彼は何者か!その正体は!?

…仮面の下の素顔は、兄弟家が良く知っている人物であった…


ドロシー 「さぁ、白熱する会場の熱気も冷めやまぬまま、第八試合が開始しようとしています!」
セーラ  「ステージは漫画:覇者の剣の11巻に登場する骸の民のアジトよ!
      見た目は封印の剣に登場した、竜殿に近いわね。
      後ステージは緩い『/』の形をしているし、時々階段が崩れ落ちるから、気を付けるのよ!」

イリオス 『※覇者の剣はかつて月刊少年ジャンプに連載されていた封印の剣ベースのFE漫画で、
      FE系コミック唯一の完結物なんだ。
      この漫画の魅力は何といっても作者の画力(特に後半)と、女性キャラのおっp(AA略)だな!
      ちなみに骸の民ってのは、盗んだ神将器の力で
      アルやミリィザの竜の力を得ようとする暗黒仮面の集団。物語のラスボス的存在だ!
      読んでない人はブッ○オフやまん○らけへ急げΣ(゚д゚)9m!!』
シャナム 「宣伝乙」

アル   「お前…骸の民だな」
仮面の男 (…骸の民?…知らないけど、正体明かしのインパクトを強める良いネタになりそうだな)
     「…だとしたらどうする?」
アル   「俺と母さん(※ミリィザ)には指一本触れさせない!
      母さんと大切な仲間達は俺が護る!!」
531大乱闘FEブラザーズ 13章:2009/03/11(水) 19:23:45 ID:D8O7cyE6
ロイ   「お、アルの試合が楽しみだよ」
エリウッド「ふっ、アルくんも逞しくなったものだ…」
リン   (エリウッドが突然おっさんになった!?)
エイリーク「覇者の剣に出たかったです覇者の剣に出たかったです覇者の剣に出たかったです覇者の剣n(以下略)」
エフラム (エイリークが壊れた!?)
モニカ  「あなたあなたあなたあなたあなたあなたあなたあn(ry)」
エフラム 「モニカも壊れt…いや、いつもの事か」
オルソン 「モニカは壊れていない!」
エフラム 「帰ってくれ」

アル   「はぁ!」
仮面の男 「ぐっ!
アル   「おりゃあ!」
仮面の男 「甘い!(↓B)カウンターッ!」
アル   「…っ…」

ズバッ ビシッ シュバッ スカッ、ドン! ズガ・・・カウンター! バキッ

仮面の男 (騎兵でもないのに攻撃と移動が早いな……
      威力はそれほどでもないけど、身軽さは厄介だな)
観客   「( ゚∀゚)o彡°アール!アールッ!!
アル   「お前らに…母さんも、俺の力も渡さねぇ!!!」
観客一同 「ウ━オ━オ━オ━(゚∀゚)━オ━オ━オ━オォ!!? (アルの攻撃力と守備力が大上昇した!)
仮面の男 (…むっ、CFSがアルに有利だ!
      どうやら母親を護る為に戦う姿が、観客に好印象を与えている様だなぁ…。
      さっきは考え無しに骸の民と言ってしまったけど、
まさかこういう形でしっぺ返しが来るもんだとはね)
アル   「ぼさっとしてるんじゃねー!」
仮面の男 「!!」
アル   「(ジャンプ↑B必殺)竜文字切りーッ!!」
仮面の男 「ぐわあああああぁぁぁ……(ティーン☆!!)」
ドロシー 「おおおっ!!アル選手がクロスに相手を二回攻撃して空の彼方まで吹き飛ばしましたーっ!!」
532大乱闘FEブラザーズ 13章:2009/03/11(水) 19:27:30 ID:D8O7cyE6
ミカヤ  「アルって子強いわね…」
リン   「そうね」
エリンシア「…でも例えどんなn」
へクトル 「あの仮面の男って奴?負けそうじゃね?」
エフラム 「あの程度で負ける様な奴とは思えん」
エリンシア「強くてm」
エイリーク「兄上の言う通りです。そう簡単に負ける様な相手には見えませんよ」
ディアドラ「ああ、シグルド様…アルヴィス様…」
エリンシア「KINNIKU!!」
セリス  「僕もアルみたいに強くなりたいなぁ」
ユリア  「私と一緒にホテルに来て下されb(自主規制)」
エリンシア「が無けれb」
漆黒の騎士「この試合の結末は楽しみだな」
セリカ  「…アルムったら一体何処に行ったのかしら…??」
エリンシア「強いとは認めませんわ!!!?」
不在者以外全員「あんたは黙っとけ!!!」
エリンシア(´・ω・`)

仮面の男 (ふふっ…こうやってわざと追い詰められていく事が、
      正体をバラし逆転する時のかっこよさを、更に引き立てるのさ!?
      この一件で僕の評価を見返してやる!!)


アイク  「よし、火山に着いたぞ」
ニケ   「うう…熱いな…」
ネサラ  「我慢しろ!」
ティバーン「まぁニケ達獣牙族は火が怖いからな。こんな炎だらけの所は嫌なんだろうさ」
リーフ  (…帰りたい…)
アイク  「…むっ、何かの気配が……あそこだ!」
カイザードラゴン「GYAWOOOOOO!!?」
アイク以外「何か巨大な溶岩の竜キタ━━━━(((((;゚Д゚)))))━━━━!!」
アイク  「あの溶岩竜を倒さないと鍵が取れないぞ!!」
アイク以外「そうなの!?」
Kドラゴン「GYAWOOOOOO!!つ『火炎放射』」
アイク  「おっと。…天↑空↓!!」
Kドラゴン「GUO!!……GWOOO!?つ『炎の壁』」
アイク  「!!……はぁっ!(Lボタン防御)」
ネサラ  「ふぅ…何とかLボタンのバリアで凌いだ様だぞ」
ニケ   「(((((((;゚Д゚)))))))<アイアムスケアドオフファイア、アイアムスケアドオブファイア、アイアm(ry)」
Kドラゴン「…………」
533大乱闘FEブラザーズ 13章:2009/03/11(水) 19:29:59 ID:D8O7cyE6
アイク  「?…動きが止まった…
      …なら今だ!大→天↑天↑天↑t(ずっと天空のターン!以下略ry)空↓!!!」
Kドラゴン「GUGOOOOOoooo……!!!?」
一同   「やったー!」
アイク  「…強い相手だった」
ネサラ  「そうだな。俺の生涯の中で二番目に強い相手だったぜ!」
ティバーン「いや、お前何もしてないだろ」
アイク  「よし、鍵を取りn」

???? 「GYAWOOOOO!!つ『岩石ガラガラ』」
アイク  「ぐがああっ!!」
一同   「アイク(兄さん)!」


仮面の男 (…間合いを取って弓で攻めるか)
アル   「あっ、おい逃げるのかお前!」
ドロシー 「仮面の男…どうやら先程とは一歩戦術を変え、
      遠距離から攻撃を加えていく戦術を執る様です」
仮面の男 「(B必殺)鋼の弓!」
アル   「ぐあっ!あ、あんな所から弓を撃つなんて…
      こいつ…出来る!」
仮面の男 (ひたすら弓を放つか)
アル   「今直ぐそっちに行ってや…おわぁ!」
ドロシー 「ああっ!アル選手、崩れる階段の罠により、場外落ちしそうです!
      この崖に捕まった状態、彼は大丈夫なのでしょうか!!」
セーラ  「まずいわね」
イリオス 『格好の餌食だな』
アル   (確かここからジャンプすれば『復帰ジャンプ』出来たはず…よし、今d)
仮面の男 「…甘い!つB最大チャージした鋼の弓」
アル   「ぐっ!うわあああぁぁぁっ……!!?(バシュゥーーーンッ!!!)」
ドロシー 「な、何と言う事でしょう!
      アレだけの距離からタイミング良く尚且つ正確に、
      復帰ジャンプしようとしたアル選手を鋼の弓の一撃が捕らえ、
      谷底へ叩き落としました!!」


Dゾンビ 「GRUWOOOOOO!!!」
ティバーン「あ、あの溶岩竜、骨だけのドラゴンゾンビとなって復活したぞ!
アイクに加勢するぞ!」
534大乱闘FEブラザーズ 13章:2009/03/11(水) 19:33:03 ID:D8O7cyE6
ネサラ  「ああっ!…ニケ、お前もついて来い!」
ニケ   「・・・クゥーン、クゥーン・・・」
ネサ・ティバ(ちょwニケが完全降伏ポーズしてるー!!?いい加減炎如きにびびるなーッ!!)
リーフ  「ニケさんが完全降伏のポーズをしたと聞いて襲い掛かりに来ました」
ネサラ  「葉っぱ自重」
リーフ  「このチャンスに自重するかぁぁぁぁ!」
ティバーン「ちっ、ならこう持ち上げて…」
リーフ  「えっ、ちょ、ティバーンやめt」
ティバーン「(Dゾンビの方向に)クッ○ルアーチッ!!」
リーフ  「あああああぁぁぁ…!!!」

Dゾンビ 「GUOOOOO!!!(つ水蒸気爆発)」
アイク  「ぐっ!、次から次へと…きりが無いな」
???  「…ぅゎぁぁぁ…」
アイク  「?」
リーフ  「ぁぁあああ゙あ゙あ゙!!!」
アイク  「リーフ!?」
Dゾンビ 「!!」

   ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙・・・・・・ガッシャーンッ!!!

Dゾンビ 「GUWOOOOOOO…!!!?(砕け散って消滅)」
アイク  「( ゚Д゚)…ナ、ナンダッタンダ イマノハ…?」

ネサラ  「ティバーン!?お前がブラザーアーチ使えるなんて聞いてねぇぞ!」
ティバーン「アイクの見よう見まねでやってみた。反省はしていない」
アイク  (あれはティバーンの仕業だったか)
     「それでもかなり、やる」
ニケ   「…鍵見つけたぞ」
アイク  「そうか。コレで○ッパ城に行けるな」
ティバーン「その前に町で休んだり、回復アイテムを買うべきじゃないか」
ニケ   「クッ○城へ攻め込むのは明日にしよう。
      …宿で一睡して全回復する一昔前のRPGのシステム的に考えて」
ティバーン「ある意味メタ発言自重」
アイク  「…分かった
      では町に戻るか」
ラグズ王一同「オオーッ!」
アイク  (…誰か忘れてる様な気がするが…気のせいか)

リーフ  「あぢぢぢぢぢい゙い゙!!何で僕は溶岩の上に放置プレイなのさコノヒトデナシー!」
535大乱闘FEブラザーズ 13章:2009/03/11(水) 19:37:39 ID:D8O7cyE6
アル   「くぅ…まさか復帰ジャンプを矢で止められちまうなんて……ん?」
仮面の男 「はっ!つ鋼の弓」
アル   「…アシストボール!!」
(アシストボールから重騎士が現れる)
ガント  「(カッキーン!)アル!助けに来たぞ!」
セーラ  「うわぁ…どうやら間一髪でガントを召喚して盾にしたみたいね」
仮面の男 「くっ、だけどその程度では弓には勝てんぞ!」
アル   「更にもう一つアシストボール・サモン!」
仮面の男 「…何ぃ!」
(二つ目のアシストボールから金髪の少女が姿を現す)
ティーナ 「アル!」
アル   「ティーナ!」
ティーナ 「ああっ、アル…傷ついてる!
      今直ぐライブをs」
アル   「こんな傷どうって事ねーよ」
ティーナ 「そ、そうorz」
ガント  「…それよりも、【アレ】をあの男にして見ては如何でしょうか?」
ティーナ 「う〜ん」
アル   「その【アレ】が何かは知らなぇけど、ティーナ頼む!あいつは俺達の敵なんだ!!」
ティーナ 「……分かったわ」

エリンシア「何をする気かしら…?」
ロイ   「…まさか…(((((((((;゚Д゚)))))))))ガクガクブルブルガクガクブルブル」

仮面の男 「何をするかは知れないけど、させるか!つ鋼の弓連射」
アル   「ティーナ、俺達が盾になる(残り2機 ダメージ17→25→36%)」
ガント  「その間にアレの準備をお願いします!」
仮面の男 「くっ、何故だ!?
      ガントはともかく何で対戦相手のアルがダメージ覚悟で盾に……まさか!?」
ティーナ 「(‐_‐)パアアァァ……(゚Д゚)カッ!!」


        ア  ー  リ  ア  ル  
ティーナ 「至   高   の   光   ! ! ! !」


仮面の男 「ぐごあああああ!!!!!?(バシュゥーーーンッ!!!)」

ガント  「ティーナ姫のアーリアル、いつ見ても素晴らしい!!」
ティーナ 「ふふっ、ありがとう」
アル   「な、何だ今のは!!?」
ティーナ 「あ、そうか。アルは私が最初にアーリアル使った時実家に帰ってたんだっけ?」
ガント  「姫、メタ的発言はお控え下さい」
アル   「い、今のが神将器…か?」
ティーナ 「そうよ」
アル   (こ、これからはティーナに口答えしない事にしよう…
      したら殺される!!(アーリアルの竜特効的に考えて))

仮面の男 「う、ぐっ…まさか、神将器の一撃を受けるなんて…
      …ん?あの三人何仲良く談笑してるんだ…(怒)」

仮面の男 「おぉぉまぁぁえぇぇらあああぁ!!!」
三人   「!!」
仮面の男 「ちょっと人気あって影が薄くないからっていい気になってるんじゃねー!」
アル   「おりゃあ!つ『A上段切り』」
仮面の男 「ぐああ!…か、仮面が!」
536大乱闘FEブラザーズ 13章:2009/03/11(水) 19:41:17 ID:D8O7cyE6
ドロシー 「…!!
      な、なんと今のアル選手の一撃で仮面の男の仮面が壊された様です。
      …その男の素顔は、一体何なのでしょうか!?」
セーラ  「イケメンかしら?仮面から見てそれは無いでしょうけど」
イリ・シャム『綺麗なお姉さんかな?』
セラ・ドロシ「あるあ…ねーよwwwww」

仮面の男 「くぅ…」
アル   「ほら、その仮面を取れ」
仮面の男 「…くくく…」
アル   「何がおかしい!」
仮面の男 (先に一番カメラが良く映る箇所に…)
(手で仮面を持ちながら近くの階段の中央までジャンプする)
仮面の男 「くひゃひゃひゃひゃひゃ!!!
      小僧!…いや、アル!よくぞ私の正体を見破った!!」
アル   「と、突然何を言い出すんだこいつは!」

ヘクトル 「なんだなんだ?」
ミカヤ  「…正体が遂に分かるのねw」
セリカ  (直感で分かる。あの人は…まさか…)

仮面の男 「イリオス!カメラをアップでこっちに向けてくれ」
イリオス 『はいはい』

仮面の男 「その男、仮面を付け、黒いマントを羽織りし謎の人物。
      圧倒的実力と弓の腕前が魅力的だが、
      氏名、年齢、性格、望み等全てがエニグマに包まれていたという摩訶不思議な輩!
      この場において、その者の正体今ここに明かさんとしよう!!」

仮面の男 「その者の正体は…FE史上最強の狂戦士系主人公・アrああああぁぁぁ……(バシュゥーーーンッ!!!)」


会場一同  ( ゚д゚)・・・?

会場一同  ( ゚д゚ )
司会者一同「こっち見んな。俺(私)達に責任は無い!」
セーラ  「と、とにかく今何が起きたのよ!」
ドロシー 「…どうやら正体を言おうとした瞬間、乗っていた階段が崩れ落ちた様ですね。
      ある程度誰かは予測が付いてますけどね(笑)」
セネリオ 「酷い有様です」

アルム  「ぐううう…オチがこれかよorz」
クレア  「出番なかった…orz」
シルク  「orz」

ドロシー 「会場の皆様、これにて今日の試合は全て終了いたしました。
      2回戦は明日とり行なわれます!未消化な気持ちもあるでしょうが、
      ぜひ明日も楽しんでいって下さい!」

ミカヤ  「ま、まぁ…これで今日の分の試合は全部終わったね」
エリンシア「とりあえずシグルドお兄様のお見舞いに行ったら帰りましょうか」
セリカ以外アル含む一同
 「せめて今の男の正体位教えてくれぇぇぇ!(´;ω;`)」

セリカ  (アルムったら時々本当に馬鹿ね。わざわざ仮面で顔を隠さなくたってイケメンなのに///(※違います;)


‐13章外伝へ続く。
537助けて!名無しさん!:2009/03/11(水) 19:53:41 ID:bSLM+pE6
シーダの全てが嫌いリザーブ
538助けて!名無しさん!:2009/03/11(水) 20:03:52 ID:9WtGIxNf
>>530
やっぱこのネタ大好物www
アr・・・っと、本人がかわいそうだから言わないでおくか
何してんだwww
外伝も楽しみだぜぃ!!
539助けて!名無しさん!:2009/03/11(水) 23:01:05 ID:bSLM+pE6
>>527お前の女だろ
野放しにしてないでなんとかしろ
540助けて!名無しさん!:2009/03/12(木) 19:02:18 ID:Kq2yRsJz
>>539
ダメだ、スルーしきれない・・・まだ俺もガキってことだな
だがこれだけは言わせてくれ

アンチスレ行け。あるか知らんけど
ネタスレでアンチ発言やめろ
541乙女の会合:2009/03/12(木) 19:28:51 ID:7zUbmerq
>>523
そう言う感じ。補足サンクス

>>524見てちょっと書こうか、迷ってたネタ思い出した。容量的に足りるか不安だけど、投下してみる

リーフ「あれ、サフィ…こんな所で何してるんだい?」
サフィ「これはリーフ様。今から話し合いに行くんですよ」
リーフ「シスターの会議?リノアンやティナは一緒じゃないの?」
サフィ「いえ、今日はシスターの会議ではなく…」
パオラ「あら、サフィさん。それにリーフ君も久しぶり」
リーフ「パオラおねいさんキター!!」
サフィ「パオラさん、調度良かったです。会場まで一緒に行きませんか?」
パオラ「えぇ、勿論よ。私の天馬で送るわ」
リーフ「(緑おねいさん同盟、とかかな?よぉし、僕もついていこう)あのさ、迷惑じゃなければ、僕も良いかな?」
サフィ「あの…女性だけ集まりですので…」
パオラ「あら、でもリーフ君は男でも特別に良いんじゃない?」
サフィ「そうですね、リーフ様なら…」
リーフ「(本編で支援があったサフィだけじゃなくてパオラ姉さんフラグも立った?ラッキー)ありがとうございます!」
パオラ「フフ、良いのよ。じゃあしっかり捕まってね」
542乙女の会合:2009/03/12(木) 19:30:14 ID:7zUbmerq
パオラ  「ディアドラさん、ミルラちゃん、もう来てたの」
ディアドラ「パオラさん、サフィさん、こんにちは。あら、リーフ君は…でも君なら調度良いかもね」
ミルラ  「そうですね、リーフさんなら」
リーフ  「(ディアドラさんは緑じゃないし、ミルラに至っては幼女じゃないか。一体、何の共通点があるんだろう)」
サフィ  「会長はまだいらしてないのですか?」
ミルラ  「はい、後は会長だけです」
パオラ  「会長には悪いけれど時間だし、先に始めましょうか?」
リーフ  「えぇ…と今から何が始まるのかな?」
サフィ  「私達『薄幸乙女会』は幸運に見放された者達が集まる会」
ディアドラ「お互いの不幸な身の内を話し励まし合うのよ」
リーフ  「(そう言う事なら、おねいさんを慰めたりおねいさんに慰められたりしてフラグを乱立してやる!)」
パオラ  「まずは、私からね。カチュアとエストが喧嘩して家の物を壊すのは、いつもの事…だけど、私達は三姉妹は元々、仲の良い姉妹だったはずなのよ」
サフィ  「あんな事さえ無ければ…神よ、貴方は何と残酷な方でしょう」
パオラ  「そう、よりにもよってスタッフのミスでそれを『ミスじゃない』と体裁を取り繕ったのか、『面白半分でやろう』としたのか…いずれにせよ、私は横恋慕という不名誉なレッテルを張られる事に…」
リーフ  「え?そっちなの?そんなメタな事言っちゃって良いの?」
パオラ  「それ以外に何かあるかしら?」
ディアドラ「人のミスと言う事は、仕方の無い事だけどパオラさんの不幸は人災だものね。私、スタッフの方を許さないわ」
ミルラ  「パオラさん、元気出して下さい。私、パオラさんの事は皆に優しいお姉ちゃんと信じてますから」
パオラ  「ありがとう、あなた達のおかげで救われるわ」
〜〜〜〜〜〜
カチュア 「あー!エスト、また私の携帯踏んづけて壊したでしょ!許さないんだから!」
エスト  「てへへ、ごめんね。でもあんな所に置いてたお姉さまが悪いんだよ」
カチュア 「少しは注意しなさい。それにごめんで済んだらベルン署は要らないわ、そこに直りなさい」
エスト  「やだよー」
カチュア 「こらー」
マチナサイ、キャー、ドタドタドタドタドタ
カチュア 「…ごめん、やっぱり良いわ。私の管理不届きだし、調度、新しいのに買い換えようと思ってたし…」
エスト  「…ううん、私の方こそごめんなさい。弁償するから」
二人   「(何でだろう、今日だけはパオラ姉様に迷惑掛けちゃいけない気がする…)」
カチュア 「姉様も苦労してるものね…」
エスト  「私達も少しは迷惑掛けないようにしないと…」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
543乙女の会合:2009/03/12(木) 19:31:45 ID:7zUbmerq
ディアドラ「私の番ね。周りから老け顔、老け顔と呼ばれるのはもう慣れたから良いのだけれど…」
サフィ  「ディアドラさんには素敵な殿方がいらっしゃいますし」
パオラ  「貴女とミルラちゃんは私達の期待の星よ、頑張ってね」
ディアドラ「えぇ、ありがとう。でもね、私にも許せない事があるの。『あいつがユリウスを生んだ悪女だ』とか『言い伝えを守らなかった上に恋愛厨のスイーツ(笑)脳だからいけないんだ』とかね…」
リーフ  「だから、メタ自重した方が…」
ミルラ  「ディアドラさんは悪くありません、恋愛する権利は誰にだってあります」
ディアドラ「そもそも、私の事を大切に思うなら子供のシャナンに管理責任を問うのではなく、シグルド様自身が私を守るべきじゃない?アーダンさんも側で見てた割に見ない振りしてたし…私、改めて誓うわ、このスレでは断固シグルド様を拒否する」
〜〜〜〜〜〜〜
シグルド 「なぁ、アーダン。仕事が終わったら、今夜飲みに行かないか?」
アーダン 「奇遇ですね、係長。私もそんな気分です」
アレク  「あ、でしたら俺も良いですか?勿論、係長の奢りで」
ノイッシュ「こら、調子に乗るな」
シグルド 「いや、お前達にも奢ってやりたいのは山々なんだが、今日は二人きりで自棄酒をあおりたい気分なんだ」
アーダン 「何か、近い内に魔法系から八つ当たりされる気がするんですよね…」
シグルド 「私はディアドラから今度のデートを拒否される気がしてな…」
アレク  「それは…」
ノイッシュ「御愁傷様です…」
〜〜〜〜〜〜〜
544乙女の会合:2009/03/12(木) 19:33:04 ID:7zUbmerq
サフィ  「私の番ですね…。プレイヤーさんに『杖ミスれよ』と言われ続け、おまけに『成長率は一つずつズレたような変な成長率』だとか…」
リーフ  「だから、その…」
パオラ  「貴女は神の意志に従い、頑張って杖を振ってるんだもの。その失敗を喜んで悪用しようとする方が間違えてるわ」
ディアドラ「魔力の成長率は良いし、幸運はブラギの書で補えるわ、気を落とさないで」
サフィ  「ありがとうございます。ですが、私の成長率はズレてなんていませんよ…妹が盗みを働いた時に罰を与える為なんですから…フフッ…ユングヴィ神拳に劣らぬターラ神拳、お見せしましょうか…?」
リーフ  「(サフィ怖えぇぇぇ)」
〜〜〜〜〜
パーン  「今日は、レイドリックの奴が標的だ。俺が奴に壊れた弓を渡すから、その隙にロプトの剣を杖で盗む。セイラムは俺をレスキュー、トルードは二人の護衛だ、良いな」
ティナ  「今日だけは、シーフの杖を使っちゃいけない気がするんだけど…」
パーン  「駄目だっつぅに。使わなきゃまた酷い目に遭わせてやる」
ティナ  「それでも嫌!毛虫よりずっと怖い気がするもん」
トルード 「パーン、分かってやれ…」
セイラム 「彼女はまだ子供だ、無理強いは良くない…」
パーン  「…分かったよ、お前等もそこまで言うなら諦める。また今度な」
〜〜〜〜〜
545乙女の会合:2009/03/12(木) 19:34:26 ID:7zUbmerq
ミルラ  「私の番ですね。『登場遅い上に50回しか戦えないなんて使いにくい』と言われます…」
リーフ  「(もう、何も突っ込むまい…)」
ディアドラ「貴女はこんなに小さな体で頑張ってるんだもの。それ以上を望むのは酷い話だわ」
パオラ  「闇魔法さえ覚えれば、戦闘回数に制限は無いわ、頑張って」
ミルラ  「ありがとうございます。でも…でも…私は竜ですから…クラスチェンジ出来無いですから…」
サフィ  「大丈夫ですよ、エフラム様はお優しい方ですから」
〜〜〜〜〜〜
エフラム 「なぁ、エイリーク。今度の週末、ミルラを連れて登山しないか」
エイリーク「奇遇ですね、兄上。私もそう考えていた所です」
エフラム 「場所はネレラス山で良いな」
エイリーク「えぇ、私もそこしかないと考えていました。遺跡探索もどうでしょうか?」
エフラム 「あぁ、それも面白いな」
〜〜〜〜〜〜
546乙女の会合:2009/03/12(木) 19:37:05 ID:7zUbmerq
ディアドラ「まだ、会長は来ないのかしら」
パオラ  「あ、携帯が鳴ってるわ。失礼」

カナス  「パオラさんですか、はぁ…申し訳無いのですが、母が倒れまして今日の会議に参加するのは少し遅れると…」
ヒュウ  「俺を叱り過ぎて途中で魂抜けるだもんなぁ…こっちがビビるよ」

パオラ  「…だそうよ」
サフィ  「会長、無事でしょうか…」
リーフ  「(さすが、薄幸の会の会長だ…薄幸ってレベルじゃないよ…)」
ニイメ(の魂)「私ならここにいるよ」
ミルラ  「さすが、会長、私たちにできないことを平然とやってのける」
ディアドラ「そこに痺れる、憧れるゥ」
ニイメ  「遅れて済まないね、さて語らせて貰おうかい。孫が理魔道を志したのが私の最初の不幸だね」
ミルラ  「ネレラス山に連れて行けば良いと思います」
リーフ  「(突っ込んじゃ駄目だ、突っ込んじゃ駄目だ、突っ込んじゃ駄目だ…)」
ニイメ  「お嬢ちゃん、ありがとうよ。まぁあんな孫でも可愛いから、それはもう良いのさ」
パオラ  「会長とお孫さんとは『喧嘩するほど仲が良い』という関係ですからね」
ニイメ  「余計なお世話だよ。私が許せないのはそんなことじゃないんだ。何だい『ソフィーヤみたいな美少女なんてありえねぇw』って!人間60過ぎれば皆同じさ、あんた等もそれまでにせいぜい中身を磨いておくんだね」
ディアドラ「肝に銘じておきます」
〜〜〜〜〜〜
ミカヤ  「ねぇ、見て見て、すっごい懐かしいもの見つけちゃった」
ヘクトル 「何だ?この古ぼけた写真」
ミカヤ  「ふふーん、これは80年前に撮った写真よ」
ロイ   「ふーん、じゃあセフェランさんとミカヤ姉さんと…後の三人は誰?」
ミカヤ  「こっちがヨッちゃん(ヨーデル)これがハッちゃん(ハンナ)この娘がニーちゃん(ニイメ)よ」
マルス  「へぇ、ニイメさんってリーフが見たらこの写真だけで鼻血吹き出しそうな美人さんだったんだね」
ロイ   「(ニイメさん、ごめんなさい。『美少女なんて調子に乗るな』と少し思ってました)」
〜〜〜〜〜〜
サフィ  「さぁ、リーフ様の番ですよ、どうぞ」
リーフ  「あーいや…えーと…(…僕って幸せな方なんだなぁと思えてきた…)」
おしまい
547助けて!名無しさん!:2009/03/12(木) 19:40:37 ID:7zUbmerq
何とか容量足りて良かった…補足的なものを
※幸運期待値、成長率
パオラ:8、12、成長率10%(実はミディアの方が期待値9、8、成長率10%と低いけど、ミディアには素敵な恋人がいるからゲーム外でも恵まれないパオラ姉さんに)
ディアドラ:9、成長率10%(実はジャンヌの方が期待値7、成長率10%と低いけど、人生的に悲惨なディアドラで。ジャンヌは平民プレイなら玉の輿に乗るし)
サフィ:11、成長率5%(ジェイガンポジのエーヴェルの期待値12、成長率25%より低い)
ニイメ:15、成長率5%(初期値が思ったより高かったから高いな…。書いた後に気付いたorzエキドナの期待値10、成長率20%が恐らくワースト)
ミルラ:8、成長率30%(成長率だけならセライナの25%が最低、期待値は12。ミルラの場合は「恒例のロリマムクートなのに幸運だけ伸びねぇ」って印象が強いんだよねぇ)
外伝も勿論、パオラ姉さん。ワースト二位のメイでも良かったけど…(メイには素敵な喧嘩仲間がry)
烈火の剣は「物凄く不幸な奴いないよな」ってことでカット(最低のヴァイダでも期待値14、成長率30%でワースト二位のフィオーラが期待値15、成長率30%。ニイメは完全にミスだけど見逃して…)
蒼炎・暁はやった事無いんで…でも成長率、初期値見た限りでは烈火同様って印象かな
※ユングヴィ神拳に劣らぬターラ神拳:ラナの力成長は25%〜45%、サフィは30%。
 聖戦とトラキア間はリーフで成長率の調整がされてるから、リーフの力は聖戦:60%、トラキア:35%。よって聖戦ならサフィは51%
※火山バグでミルラも闇魔法使えたっけ?ちょい自信が無い
548助けて!名無しさん!:2009/03/12(木) 20:36:12 ID:TWGj50kg
シーダ死ね特効薬
549助けて!名無しさん!:2009/03/12(木) 21:22:23 ID:Kq2yRsJz
>>541
>>ユングウィ神拳に劣らぬターラ神拳
アイクとラナがそっちいったぞサフィとやらwwwGJ!

そろそろ花見の季節だな
黒牙とグラド六将で一緒にやったら面白そうだよな?
・・・ネタにする力はないけど(^-^;)
550助けて!名無しさん!:2009/03/12(木) 22:49:01 ID:TWGj50kg
シーダ死ねリライブ
551助けて!名無しさん!:2009/03/12(木) 23:25:25 ID:OIEQmk2A
テリウスではマーシャが薄幸だったりする
蒼炎ではやけに初期値が低い幸運(主に兄のせいで)
そしてその兄の方が幸運高いという理不尽さ
まあでも普通に使えて普通に強い

あと性能面でなら…奴をおいて他あるまい
552助けて!名無しさん!:2009/03/13(金) 00:46:14 ID:ZWs/IGD/
シーダ死ねゲイボルグ
553助けて!名無しさん!:2009/03/13(金) 17:36:52 ID:NxTvp+Sx
気が早い気もするが投下
ガチャ
シーダ「マルス様」
マリク「お花見に行きませんか?」
マルス「あぁいいよ・・・でもちょっと待った方がいいかな?」
マリク「え?」
マルス「まぁ見てれば分かるよ」
ガチャ
ニニアン「・・・」
エリウッド「ニニアン?どうしてここに?」
アルム「それに(烈火)天馬騎士三姉妹にマシューさん?」
ヘクトル「何しに来たんだ?」
フロリーナ「あの・・・お花見・・・行きませんか?」
ファリナ「ってヘクトル様誘いに行こうとしたらそこでみんなばったり会ってね」
マシュー「みんなで行こうってことになったんですよ」
ガチャ
ディアドラ「シグルド様、お花見に行きませんか?」
アルヴィス「私もいるぞ、嫌とは言うまいな」
ガチャ
サザ「ミカヤ、花見に・・・ってなんだこの人数」
ミカヤ「みんな花見に誘いにきたの」
サザ「そうなのか・・・」
サザ(緑葉のみんなも誘っといたぞ)
リーフ(気が利くね)
ガチャ
リリーナ「ロイ、お花見に行きましょ」
シャニー「みんなも呼んであるよ」
ララム「ウォルト達が場所とってくれてるし」

コピペできないから次の投下は時間かかるです
554助けて!名無しさん!:2009/03/13(金) 17:39:03 ID:RfABp19A
テリウスで幸薄といったら蒼炎で数値が5な、グラーヌ砂漠の宝物だろ。
555助けて!名無しさん!:2009/03/13(金) 18:07:17 ID:NxTvp+Sx
ガチャ
漆黒「乙女、花見に」
ミカヤ「あ、今サザから誘われたところなの」
サザ「・・・まぁ一緒にやらないか?人数も多いしその方が楽しいだろ?」
漆黒「・・・今回ばかりは感謝する」
ガチャ
アイク「ただいま・・・って漆黒?なんでここに」
ミカヤ「花見に誘いに来てくれたの」
アイク「そうなのか?・・・工務店のみんなとも花見することになったから一緒にやるか」
ガチャ
ミルラ「エフラム・・・」
エフラム「ミルラか、どうし・・・ってヴァルター!?なぜ貴様が!?」
ヴァルター「この娘が急いでいてな?その際に転んだからなぜそこまで急ぐのか聞いたのだ
そしたら『エフラムを花見に誘う』といったのでな、私もエイリークを誘う予定だったので私の竜に乗せてきたまでだ?
もちろん、エイリークの学友は既に誘ってあるし、他の六将もいるぞ?」
ガチャ
ユリウス「・・・セリス、花見いくぞ
別に僕はどちらでもいいんだがユリアがどうしてもというからな・・・」
セリス「もちろんいくよ!!ありがとうユリウス!!」

マルス「みんな集まってきたな・・・
それじゃあみんな!!今から花見に行って、盛大に楽しもうよ!!」
一同「オォーーーーッ!!」
556助けて!名無しさん!:2009/03/13(金) 18:11:05 ID:NxTvp+Sx
この一家なら有り得ると思って投下した
コピペに関して以外は反省も後悔もしていない

>>554
俺なんかのネタでレスを挟んで申し訳なかった
557助けて!名無しさん!:2009/03/13(金) 20:46:21 ID:iZX0Cjd5
>>541-547
ニイメおばあちゃんの魂でワロテ、サフィの発言で腹筋が鍛えられたよwwww
ちなみに聖魔の某シャーマンはお咎め無しかいなw
ミルラ以下の幸運成長率なのに作者にも忘れ去られた真の薄幸な男www
GJ!

>>553-555
これは期待。駆け出しGJ!

最近出てきてる>>550とか>>552とかの愚かなレスを取り除くべく、
削除整理板(http://qb5.2ch.net/saku/index2.html)に削除依頼をしてきました
通るかどうかは分からないけど、一応努力はしてみた。
…ちくしょう、よりにもよって自分のネタの直後に書き込みよって…orz
558助けて!名無しさん!:2009/03/13(金) 21:11:55 ID:Ic9znKON
薄幸と言うかストーリー的には後日談が「自らの幸せを求める事無く」なトラ7のエダもありかもな。
ただ、初期値高くて成長が並程度で普通に幸運カンストしちゃうからねぇ
むしろ、参加すれば巨乳な人が貧乳な人に「胸なんて要らない」と言って反感買うみたいなもんかw
後は「悲しき運命の少女」なサラとか「悩める女騎士」のアマルダさんとか
でも、この二人も(ry)
聖魔のナターシャもストーリー的にはそうだけど、こいつが一番駄目だww

>>557
男だからじゃね?男で薄幸なのは
紋章:ロレンス(ストーリー的に。期待値ならアカネイアとオレルアンが薄幸。リストラ組もありかも)
聖戦:シグルド(ストーリーとスレ的に。期待値はアーダンかアサエロ辺りかな)
トラ7:ロナン(成長率間違えてる。ダグダは初期値3だが、成長率30で侮れない。でもダグダの方が低いかも。スレ的にはリーフもありか)
封印:サウル(神に仕えるのに薄幸とか)
烈火:ルセア(神に仕えるのにry)
聖魔:ノール(会長候補筆頭)
多いな
559助けて!名無しさん!:2009/03/13(金) 22:44:21 ID:E8XPt2lb
>>558
トラ7はセイラムじゃねーの?
560助けて!名無しさん!:2009/03/13(金) 23:22:35 ID:ZWs/IGD/
シーダ死ねティルフィング
561助けて!名無しさん!:2009/03/13(金) 23:28:18 ID:3zucgQ38
シグルドはクラスの上限値的にもかなり不幸だと思う
562助けて!名無しさん!:2009/03/13(金) 23:40:51 ID:vq3UL9nO
確にシグルドはFE界にとどまらずもはやRPG界でも知られる程だっけw
やはり【RPG三大不幸主人公】にノミネートされるだけはあるね
563助けて!名無しさん!:2009/03/13(金) 23:43:35 ID:ZWs/IGD/
シーダ死ねリザイア
564助けて!名無しさん!:2009/03/14(土) 00:10:33 ID:x1jXYgGB
>>557
災難だったな。アンタと乙女の会合の作者は
後GJに関しては、これからも頑張るんでよろしく
気に入ったネタはこれからも取り入れていくので

>>561-562
ディアドラさん呼んでくるよ
慰めてもらった方がいいからな
565助けて!名無しさん!:2009/03/14(土) 00:27:44 ID:b8pr4qEq
シーダ死ねミィル
566助けて!名無しさん!:2009/03/14(土) 01:07:25 ID:arbuoKNl
しかし、バルドの血統のお陰で幸運に20%の補正があるシグルド…

これネタに出来たら、とは思うが俺にはその能力がねぇorz

職人の皆さん、気が向いたら頼んます
567助けて!名無しさん!:2009/03/14(土) 01:36:18 ID:b8pr4qEq
シーダ死ね傷薬
568助けて!名無しさん!:2009/03/14(土) 12:24:54 ID:x1jXYgGB
>>566
逆に考えたんだ
シグルドの幸運に20%補正がかかっても
(このスレ的に)そこまで意味がないと
569助けて!名無しさん!:2009/03/14(土) 13:54:54 ID:b8pr4qEq
シーダ死ね
570助けて!名無しさん!:2009/03/14(土) 16:12:27 ID:b8pr4qEq
シーダ死ねザラキ
571助けて!名無しさん!:2009/03/14(土) 17:50:58 ID:b8pr4qEq
シーダ死ねイオナズン
572歴代FEブラザーズ 作者:2009/03/14(土) 18:04:24 ID:AKBLY7iC
そろそろ次スレの時期なんですが…
荒らしが居る現状を考えると、ほとぼりが冷めるまで待ちましょうかね


私のFE版スマブラネタの件ですが、こちらの都合により全ての試合の詳細を書けないので、
このスレの皆様が特に見たい!という試合だけを書こうかと思ってます…

”第二回戦予定一覧(※他の三戦は必ず書きますので、残りは↓です)”

(1)リンVSヴァイダ
(2)エフラムVSロイ
(3)リーフVSライナス
(4)漆黒の騎士VSミカヤ
(5)マルスVSアル

このスレの皆様、この五つの中から二つ選んでくれないでしょうか?
一番人気が有った組み合わせ二つを採用したいと思います(投票の締め切りはこのスレが埋まるまで)
皆様、ご協力よろしくお願いしますm(__)m
573助けて!名無しさん!:2009/03/14(土) 20:08:05 ID:Nruw4i1K
削除依頼も出てるし
気にせず立てていいとおもうけどね
574助けて!名無しさん!:2009/03/14(土) 21:19:05 ID:M2bIatFf
>572
アンケートはやめな
そこまでして自分にレス返して欲しいんですか?
…と、いう様に見える

>こちらの都合により〜
これも要らないよ。前にも注意されたことなかったか?
 あんたの生活の話されても困る って。

自分自身が一番納得できるものを書きなよ。
きっとそれがネタのクオリティを高めるはずだから。
575助けて!名無しさん!:2009/03/14(土) 22:35:07 ID:x1jXYgGB
>>572
アンタの好きにするのが一番いいんじゃないかね
全部書きたきゃゆっくり時間をかけて書きゃいいし
人に聞くってことは自分じゃ選べないんだろ?
なら選ばなきゃいい。選ばず悩まず、全部書きゃいい
俺はどれだけでも待つ

>>569-571
ネタ切れかよ。他のゲームまで持ち出してくるとは・・・
執念に近いな。だからこそ哀れな奴だ
576助けて!名無しさん!:2009/03/14(土) 23:41:31 ID:b8pr4qEq
シーダ死ね司祭の指輪
577助けて!名無しさん!:2009/03/14(土) 23:42:26 ID:b8pr4qEq
>>575
哀れなやつ(笑)
578助けて!名無しさん!:2009/03/15(日) 10:42:19 ID:QbYlv/tJ
しかしホワイデーネタが来るかと思ったが全く来なかったなw
579助けて!名無しさん!:2009/03/15(日) 10:58:30 ID:JAhgVFGk
書きたいのはやまやまなんだけど容量的にちょっとな
580助けて!名無しさん!:2009/03/15(日) 11:06:07 ID:fm1g24PL
サゲマンシーダ死ね
581助けて!名無しさん!:2009/03/15(日) 11:17:46 ID:+KeiPJWt
>>579
その書き込み、
次スレに移ったらホワイトデーネタを投下すると受け取っていいのか?
582助けて!名無しさん!:2009/03/15(日) 12:07:24 ID:+pFfPwmK
ホワイトデー・・・
三倍返しときいて胃が痛くなる襟木が頭に浮かんだんだが
583助けて!名無しさん!:2009/03/15(日) 12:52:25 ID:Ud38eEn4
彼なら愛情で返せるハズ

やっぱ無理か
584助けて!名無しさん!:2009/03/15(日) 13:23:07 ID:XU0e5/58
このスレがアニメ化する夢見たwww
585助けて!名無しさん!:2009/03/15(日) 19:15:39 ID:wGPGcXdH
>>584
アイク、エリンシア、ミカヤ、ロイ、マルス以外の声優や、作画についてくわしく

アニメ化もいいが、某マイソロみたいなシリーズキャラ集合ゲームもFEオンリーで出して欲しい。
586助けて!名無しさん!:2009/03/15(日) 19:38:31 ID:fm1g24PL
シーダは疫病神
587助けて!名無しさん!:2009/03/15(日) 19:51:44 ID:vK3KQNvb
>>585
夢なんだから細かいことはいいじゃないかw

でもそのアニメ俺もみたいぞww
588助けて!名無しさん!:2009/03/15(日) 21:52:17 ID:Ud38eEn4
>>585
某マイソロみたいのなら
出演者は主人公は確実としてスタッフ内の人気投票とかで決めるんだろうか

>>587
俺も見てぇ。すげー見てぇ
589助けて!名無しさん!:2009/03/15(日) 23:34:54 ID:1Fuf8ECN
>>587
確かに俺もそのアニメは見てぇww
でも違った意味でだめだww絶対腹筋崩壊するwww

ストーリーとしては、たまにシリアスが入るギャグなんだろうな、と思う。
590助けて!名無しさん!:2009/03/16(月) 00:15:49 ID:LgKmf8fh
シーダが出なければね
591助けて!名無しさん!:2009/03/16(月) 00:56:51 ID:LgKmf8fh
シーダのみ死刑
592助けて!名無しさん!:2009/03/16(月) 01:13:36 ID:WtQF65cY
>>584
ダメだ、ギャグ漫画日和的なのしか浮かばねえ……
でも超見てえw
593助けて!名無しさん!:2009/03/16(月) 01:17:52 ID:Hc4vIXJA
洋風銀魂って感じか
594助けて!名無しさん!:2009/03/16(月) 01:41:42 ID:sJCfmIQz
>>592
・・・なんだろう・・・「ポピー!」とか叫ぶ襟木が頭に・・・いやなんでもない
595助けて!名無しさん!:2009/03/16(月) 01:49:07 ID:LgKmf8fh
ヤリマン糞ビッチシーダ
596助けて!名無しさん!:2009/03/16(月) 12:36:27 ID:LgKmf8fh
シーダ死ねプッシューン
597助けて!名無しさん!:2009/03/16(月) 15:58:49 ID:oqb3o2w6
>>594
むしろその役はリーフでは?つまり

アルム「セリカ・・・」
セリカ「アルム・・・」
シグルド「KINSINはゆるさんぞぉぉぉ!!!」ビシュ
ジブリッ!!
リーフ「はやおーーー!!」
ロイ「ああっ、リーフ兄さんがkhdnって言わずに飛んでったーー!」
リーフ以外「な、なんだってぇぇぇ!!?」
リーフ「そこまで驚くとこ!?」

こんなノリ?
598助けて!名無しさん!:2009/03/16(月) 16:06:02 ID:oqb3o2w6
連レスすまんが

>>590
シーダがいてのマルスじゃないか?
逆もまたしかりだし
それともお前はマルスも嫌いとか・・・

この哀れで身の程を弁えん愚か者をどうすべきかな・・・
見てて虚しさすら覚えるよ
見てるだけで
599助けて!名無しさん!:2009/03/16(月) 16:14:21 ID:oYl2GAIx
そんな貴方に専ブラのNGID!

いや、始めて使ってみたけどマジ快適! マジお勧め!
600助けて!名無しさん!:2009/03/16(月) 17:19:25 ID:GvAUCcqq
少しでも構うとアク禁してもらえなくなる。完スルーすること。
半年以上粘着されたことのあるスレの住人からのアドバイスな。
601助けて!名無しさん!:2009/03/16(月) 18:19:31 ID:S1E97A85
時々真性のマジキチがくるスレを見ている俺にとってはこんなもん
ヘクハー評価狙いのあとエリノーノー縛りやるようなもんだぜ

もしスルーできないんだったらNGにぶっこめ、回避率100%になるから
602助けて!名無しさん!:2009/03/16(月) 18:41:07 ID:LgKmf8fh
マルスも嫌い
シーダも嫌い
どっちも死ね
603助けて!名無しさん!:2009/03/16(月) 18:45:16 ID:LgKmf8fh
マルスもシーダもどっちも死ね
604助けて!名無しさん!:2009/03/16(月) 18:50:34 ID:S1E97A85
うん、回避しすぎてマリナスのレベルが10ぐらいになったことを思い出すよ
という話しは置いといて
面白いネタ考えたはずなんだが・・・どうも忘れてしまったorz
やっぱあれだね、お気に入りユニット死んだだけで不貞寝なんてするもんじゃないね
605助けて!名無しさん!:2009/03/16(月) 19:00:15 ID:LgKmf8fh
シーダは殺すけどマルスが死ぬと終わりなんだよね
どっちも死ねばいいのに
606584:2009/03/16(月) 19:42:41 ID:Fl2yDaUb
>>587-589
肝心の夢の中のアニメの内容なんだけど…正直言葉に出来ない程にカオスだったよ
でも…、



一番カオスだったのは、エンディングに出てきたこの人でなし音頭だった
607助けて!名無しさん!:2009/03/16(月) 20:24:24 ID:LgKmf8fh
シーダ死ね
608助けて!名無しさん!:2009/03/16(月) 21:00:37 ID:LgKmf8fh
シーダ死ね馬鹿
609助けて!名無しさん!:2009/03/16(月) 21:11:48 ID:uUpih+p+
>>606

この人でなし音頭でお茶噴いたww

真面目に聴いてみたいな
610598:2009/03/16(月) 21:45:01 ID:oqb3o2w6
>>599-601
本当正直すまんかった
アドバイスサンクス

>>606
OPは何故か無駄にスタイリッシュがいいなぁ

>この人でなし音頭
あ〜ひっとでっなしっ! あ〜ひっとでっなしっ! あ〜っ
こぉの人でなし〜

これが延々と流れるのを勝手に想像して吹いたwww
611助けて!名無しさん!:2009/03/16(月) 21:45:50 ID:VSdMjIBg
>>606
ちょwww
人でなし音頭とか、余計見てみたくなったんですけどwww
612助けて!名無しさん!:2009/03/16(月) 21:51:44 ID:oqb3o2w6
ってよく見たら後4KB!?
やばい!早く次スレを!!

>>604
思い出したらちゃんと投下してくれよ
期待してる
613助けて!名無しさん!:2009/03/16(月) 22:48:43 ID:LgKmf8fh
ビッチシーダビッチシーダビッチシーダビッチシーダビッチシーダビッチシーダビッチシーダビッチシーダビッチシーダビッチシーダビッチシーダビッチシーダビッチシーダビッチシーダビッチシーダ
614助けて!名無しさん!:2009/03/17(火) 00:13:40 ID:Y1Zc3qP3
糞ビッチシーダ糞ビッチシーダ糞ビッチシーダ糞ビッチシーダ糞ビッチシーダ糞ビッチシーダ糞ビッチシーダ糞ビッチシーダ糞ビッチシーダ
615ホワイトデー:2009/03/17(火) 10:30:23 ID:UKIfssu7
エリウッド「三倍返し・・・蝶サイコーー!(ブシャーー」
マルス「うわ、エリウッド兄さんが全身から血を出して倒れた!?」
ロイ「人間ってレベルじゃねぇぞ!!」
マルス「いくら驚いたからってイメージが壊れるからやめなさい」
リーフ「このひとでなしー」
ロイ「何か知らないけれどリーフ兄さんが触発して鼻血噴出した!」
数分後
エリウッド「なんとか・・・おちついた・・・」
マルス「まぁ・・・この家に届いたチョコを三倍返しとか狂気の沙汰だよね
    もっと責任もって言えよと思うね」
ロイ「イレースさんがいなけりゃ今頃この家はチョコに埋もれてたもんね」
リーフ「チョコおいしいです(^0^)とか言いながら包装ごと食ったもんね」
ロイ「でもまだあんだけ・・・」
ロイが視線を送った先にはチョコ1000%な庭が!
マルス「・・・あれ、ほとんど君宛なんだけれど・・・」
ロイ「嘘だぁー、だってリリーナにしかもらえなかったんだよ?」
マルス(ヒソヒソ 他の嫁候補達は燃やされたのかな?)
リーフ(ヒソヒソ いや、鉢合わせして渡すどころではなくなったとか)
リーフ「クソッ・・・僕も大きいお姉さんからこんだけもらいたかったなぁ・・・」
マルス「葉っぱ自重」
エリウッド「クソ・・・なんでバレンタインとかホワイトデーなんかあるんだ・・・」
マルス「それはディスプレイの前の人が一番いいたい言葉じゃないかな?」
リーフ「腹黒自重」
エリウッド「バレンタインやホワイトデーなんて・・・無くなっちまえーーーー!!!!」
終わり
バレンタインにチョコ一つももらえなかったからむしゃくしゃして書いた
後悔はしていないが、何だろう・・・目から汁が・・・(´;ω;`)
616助けて!名無しさん!:2009/03/17(火) 10:42:49 ID:UKIfssu7
617助けて!名無しさん!:2009/03/17(火) 17:21:31 ID:9f2MogOX
うめ
618助けて!名無しさん!:2009/03/17(火) 17:22:17 ID:9f2MogOX
うめ
619助けて!名無しさん!:2009/03/17(火) 17:24:48 ID:9f2MogOX
うめ
620助けて!名無しさん!:2009/03/17(火) 17:26:00 ID:9f2MogOX
うめ
621助けて!名無しさん!:2009/03/17(火) 17:27:41 ID:9f2MogOX
うめ
622助けて!名無しさん!:2009/03/17(火) 17:29:49 ID:9f2MogOX
うめ
623助けて!名無しさん!:2009/03/17(火) 17:30:41 ID:9f2MogOX
 ( ・ω・)=つ≡つ <このスレ埋めてやんよ 『瞬殺』
 (っ ≡つ=つ
 /   ) ババババ
 ( / ̄∪
  サザ

 ∧_∧    ∧_∧
;(д(⊂=⊂≡(・ω・ ) <身の程をわきまえよ 『月光』
 (っ ⊂=⊂≡  ⊂)
 /   )    (    \
 ( / ̄∪    ∪ ̄\)
  サザ    しっこく
624助けて!名無しさん!:2009/03/17(火) 17:49:26 ID:SxFsxBE6
    |┃三           /! _ ト、
    |┃ ≡       ,r‐ '/l[[!ト、!:::\
    |┃      ___ !l::::::!:.!:l,!:::!::::::::l _         
    |┃≡  /____ l !!:::::l:.l:::!::::!::::::::!| ,二二、      身の程をわきまえよ
    |┃ヽ___//::::::!| 'l|ト、ヽ:::::/:::::::;' !  !:::::::::::::   
____.|ミニニヽ:::::::::::l ,'   )ヽニVニイ!r'´!  !::::::::::::::::::  
    |┃:::::::::::ヽヽ:::::::! !ィr(:::ヽ::::::! !:::ノ:ヾ!:::!  !::::::::::::::::::::
    |┃:.:.:.:.:.:::::!|::〈/:.ヽミト、r‐'┴―‐く:∧ l::::::::::::::::::::  ガラッ
    |┃:.:.:.:.:.:.:.:l|::/:ヽ:.:.:.:.:フ::::::::::ll___/:.:.:ヽ ヽ::::::::::::
625助けて!名無しさん!
 ( ・ω・)=つ≡つ <これでこのスレ埋まったらミカヤは俺の嫁 『瞬殺』
 (っ ≡つ=つ
 /   ) ババババ
 ( / ̄∪
  サザ

 ∧_∧    ∧_∧
;(д(⊂=⊂≡(・ω・ ) <身の程をわきまえよ 『月光』
 (っ ⊂=⊂≡  ⊂)
 /   )    (    \
 ( / ̄∪    ∪ ̄\)
  サザ    しっこく