歴代FE主人公が兄弟だったら 10章

このエントリーをはてなブックマークに追加
741アルバムの秘密 1/2:2008/05/17(土) 13:48:42 ID:Jq0H7ZB/
キーコーンカーンコーン
クロード 「授業をはじめますよ」
・・・しーーーーーーーーん・・・
クロード 「おや?号令どうしました?セリス君はどうしたのですか?」
ユリア  「セリス様?どうしたん…まぁ…」
マルス  「ZZZzzz…」
ラクチェ 「セリス様…疲れていらっしゃるんですね」
ユリウス 「でも今は授業中だ。しゃーねーオレが起こすか」
クロード 「そのままで。いつもがんばってくれてるから、たまにはサービスしてあげます」
ティニー 「よかったですねセリス様。いい夢を…」

クロード 「それでは、美術の授業をはじめます」
デルムッド「センセー、今は歴史の時間じゃなかったんスかー?」
クロード 「急遽美術になりました。題材は自由です。絵でも写真でもいいので何でも好きなものを描いてください」
パティ  「写真でも…いいの?」
ラナ   「何でも好きなものを…というと…」

セリス  「ZZZzzz…」

一同   『これしかない!』


ティニー 「セリス様の寝顔…すっごくかわいい…」
リーン  「普段もかわいいけど…こうしてみるとまた…」
フィー  「なんか…ドキドキするね…」
クロード 「大きくなったと思ってましたが、寝顔は赤子のときと変わりませんね。ホッペもぷにぷにですよ」
パティ  「先生ばっかりズルイ!わたしも…」
ユリア  「お静かに!起きてしまわれます」
セリス  「う、うぅ〜ん……はふぅ…ふふっ…えへへっ…」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
アレス  「おいユリウス。なにじーっと見てるんだよ。やっぱお前ガチなんだろ」
ユリウス 「お前こそ前屈みになってなにやってんだよ」
セティ  「不覚にも…」
アーサー 「それよりもさ、いつまでも見てるだけでいいのか?」
ユリア  「!いけません!はやくこのセリス様の姿を写真に収めなければ…」
ラクチェ 「くっ、つい時間を忘れてしまったわ」
ラナ   「でもカメラなんて持ってないわ…、マナあなたは?」
マナ   「すみませんラナ様。私も持っていません」
フィー  「生徒会とか写真部とか…だれか持ってないかな?」
パティ  「それよ!お兄ちゃん探してきて!」
ファバル 「俺かよ!自分で行けよ!」
ティニー 「私達はここを動けません。ですからどなたか…」
742アルバムの秘密 2/2:2008/05/17(土) 13:49:29 ID:Jq0H7ZB/
ガラッ!
ミカヤ  「話は聞かせてもらったわ!私に任せて!!」

ユリア  「ミカヤ様!?どうしてここに?」
ミカヤ  「そんなことはどうでもいいわ。ユリアちゃん、このカメラを使われよ」
レスター 「むぅっ!あのカメラは」
デルムッド「知っているのかライ…レスター!」
レスター 「最新のデジカメだ。手ぶれ補正も高性能で初心者に優しいと評判だ」
ラナ   「あのお姉様…私にも…」
ミカヤ  「ラナちゃん、このビデオを使われよ」
レスター 「むぅっ!あのビデオカメラは」
デルムッド「知っているのかレスター!」
レスター 「ズームの性能に定評があるカメラだ。運動会のお父さん達に大人気の一品だ」
ティニー 「ミカヤさん…わたしは絵を描こうかと…」
ミカヤ  「ティニーちゃん、このGペンを使われよ」
レス   「むぅっ!ry(」   デル   「知っていry(」
ラクチェ「」ミカヤ「」フィー「」ミカヤ「」パティ「」ミカヤ「」リーン「」ミカヤ「」・・・以下略・・・

ミカヤ  「これで、もうみんな大丈夫ね」
ユリア  「ミカヤお様…」
ミカヤ  「気にしないで…。私は私の役割をしたに過ぎないわ」
ラクチェ 「ミカヤさん…」
ミカヤ  「あとはあなた達の番よ。しっかりね…」
ティニー 「ミカヤさん…あなたは…」
ミカヤ  「私はただの占い師。それ以上でもそれ以下でもないわ…」
ラナ   「このお礼は…いつか必ず。この拳に誓って…」
ミカヤ  「そんな…お礼がほしいわけじゃないわ。
      あ、フィルムとデータは消さずに全部こちらに渡してね。希望者には焼き増しした写真を渡すから。
      最高画質でもポスターサイズでも何でもリクエストに答えるから遠慮しないで言ってね。
      データが欲しい?DVDにまとめるわ。 え、待ち受けにしたい?OK、DLできるようにするわね。
      …それじゃぁ私はこれで。未来は貴方達の手にまかせるわ…」

キーンコーンカーンコーン
セリス  「うぅ…ん。あ、寝ちゃってたのか」
ユリア  「お目覚めですか?ご気分はいかがですか?」
セリス  「失敗したなぁ…先生怒ってなかった?」
ラクチェ 「心配しなくても大丈夫です。逆にセリス様の体を心配をしてました」
セリス  「そっか。…ところで、僕が寝てる間に何かあった?みんなウキウキしてない?」
ティニー 「ちょっといい事がありました。でも…セリス様にはヒミツです」
セリス  「ええ〜イジワルしないで教えてよ、ね?」
ユリウス 「居眠りしていたのが悪いんだよ。諦めろ」
アレス  「そういうこった。おい、もう今日は帰るぞ」
セリス  「ズルイよ〜教えてよー…。ねぇってばぁ…」

〜家〜
セリス  「っていうことが寝てる間にあったんだよ。でも結局みんな僕には教えてくれなかったんだ。
      ズルイと思わない?」
リーフ  「だからセリスのクラスが騒がしかったのか。何があったんだろうね」
ロイ   「まぁ別に変な事された訳は無いんだろうし、いいんじゃないかな」
セリス  「でもスッゴク楽しそうだったんだよ。仲間はずれなんて、やっぱりズルイよー」
リーフ  「ところでミカヤ姉さんずっと部屋に篭ってるけどなにやってんの?」
ロイ   「アルバムが増えたから整理してるらしいよ」
リーフ  「姉さんのアルバムって今でも増え続けてるんだよね。何時撮ってるんだろう」
セリス  「姉さん働いてるし僕達も学校にいてるのにね。不思議だなぁ」


ミカヤ  「へ〜。みんな結構うまく撮れてるわね〜。これカワイー。あ、こっちも可愛い。
      うわ、これ大胆な構図ねー。お、すっごいアップ。ふふっ一緒に写ってるのもあるのね。
      これでまたコレクションが増えたわ。
      うん。今日もいい仕事したわ〜」
743アルバムの秘密 2/2:2008/05/17(土) 13:51:50 ID:Jq0H7ZB/
一箇所セリスとマルスを間違えてた…
みんな…すまない…
744助けて!名無しさん!:2008/05/17(土) 15:40:39 ID:UjEWgTGe
セリス「朝会だりー」
セティ「朝会だりー」
ボイス「朝会だりー」
セリス「ボイス先生もですか」
ボイス「ウチの校長の話はきついぞ、意味わかんねーし」
セリス「ですよねぇ…」
(朝会が始まる)
ロダン「今日は何も話すことないな」
ロダン「みんな、朝から何やってるの?早く教室行けよ」
ロダン「お前らよく立ってられるね」
ロダン「おいそこディスってんじゃねーよ」
ロダン「前回のらき☆すた録画した生徒はただちに私のとこまできなさい。以上解散」
セリス「ぇ」
セティ「俺録画したwww」
ボイス「何ィ!?貸せ!!」
ロダン「私が先じゃ!!」
745我が家の庭は憩いの場:2008/05/17(土) 16:41:49 ID:9g/cZUlw
ロイ  「たまたま学校が創立記念日で休みだから」
リーフ 「こうして平日の昼間にボケーッと縁側で茶なんか啜ってるわけだけど」

ウェンデル「いやはや、この年になると他地区の教会へ行くのも骨が折れますな」
エリンシア「お勤めご苦労さまです。ここでよろしければ遠慮なくお休みくださいね」
ロナン 「エリンシアさん、魚が余るほど取れたのでおすそ分けにきました」
エリンシア「あらありがとうございます。次もまたロナンさんのお店でお買い物させていただきますわね」

ロイ  「……エリンシア姉さんって意外なほど人脈広いよね」
リーフ 「マルス兄さんとは違う意味でね」

ジョフレ「失礼。部下のマカロフがこちらにお邪魔しておりませんか?」
エリンシア「あらジョフレ、見回りご苦労様。マカロフさんなら、今日は来ていないわね」

ロイ  「クリミア署のじょふれしょーぐんだね」
リーフ 「そうだね。生真面目な美形キャラなのに、何故か近所の子供に大人気のじょふれしょーぐんだね」

ハール 「ちわース、ベグニオン運送でーす」
エリンシア「あらハールさん、いつもありがとうございます。お茶でもいかがかしら?」

ロイ  「ベグニオン運送のハールさんだね」
リーフ 「そうだね。仕事の途中、よく我が家の庭先で居眠りぶっこいてるって噂のハールさんだね」

ミルラ 「エリンシアお姉さん、エフラムの好みを教えてほしいのです!」
エリンシア「あらいらっしゃいミルラちゃん。そうねえ、エフラムちゃんは妹みたいなタイプが好みみたいね」

ロイ  「竜王家のミルラだね」
リーフ 「そうだね。竜族とも仲がいい姉さんはやっぱり凄いね」

チェイニー「チーッス。いやー、今日も変わり身のバイトが忙しくてやってらんねーよもう」
エリンシア「こんにちはチェイニーさん。でも世の中の役に立つお仕事ですもの、頑張ってくださいね」

ロイ  「同じく竜王家のチェイニーさんだね」
リーフ 「そうだね。正体不明の変な奴にも慕われてるエリンシア姉さんは凄すぎるね」

リアーネ 「こん……ちは!」
エリンシア「まあリアーネさん、ここまで一人でいらっしゃったの? もうすっかりこの町に馴染みましたわねー」
ネサラ  「コインくれ、コイン!」
リィレ  「にゃー! お魚の匂いに釣られてやってきましたーっ!」

ロイ  「……」
リーフ 「……」

ガーゴイル「グアグアグアグア!」
バール  「キシャーッ!」
スケルトン「カタカタカタカタ……」
エリンシア「まあそうなんですの。それは大変ですわねえ」

ロイ  「姉さんの人脈マジでスゲー!」
リーフ 「もはや人脈ってレベルじゃねーぞ!」
746特効薬:2008/05/17(土) 20:56:18 ID:1f1ogx+i
ヘクトル  「ただいま」
アイク   「おかえり。
       ん?どうしたんだ、その傷は?」
ヘクトル  「ああ、ちょっとな…」
アイク   「また喧嘩か。まぁいい、とりあえずリンあたりに見付からないうちに特効薬でも使え」
ヘクトル  「そうするわ」
リーフ   「………」


エフラム  「姉上、特効薬が何処にあるかしらないか?」
エリンシア 「特効薬なら何時も薬箱に入っているけど、何かあったの?」
エフラム  「ミルラが突然、腹痛を訴えだしたんだ」
エリンシア 「まぁ、それは大変ね。少し待っててね、今お薬を持ってくるから」
エフラム  「すまない」
リーフ   「………」


セリカ   「う〜〜〜」
シグルド  「どうしたセリカ?」
セリカ   「なんか、体がだるいの。頭も重いし…」
シグルド  「風邪かな?
       (セリカの額に手を当てて)少し熱があるな、エリンシアにお粥を作ってくれるよう頼んでこよう。
       特効薬も持ってくるから、暖かい格好をして部屋で横になってなさい」
セリカ   「ありがとう、兄さん…」
リーフ   「………」


ミカヤ   「さっきから目を擦ってるけど、どうしたの?」
エイリーク 「それが、先ほどから目が少し霞んでいて…」
ミカヤ   「勉強のし過ぎで目が疲れたのね。勉強も程ほどにしないと目が悪くなっちゃうわよ?」
エイリーク 「申し訳ありません…」
ミカヤ   「別に怒っているわけじゃないわよw
       ちょっと待っててね、特効薬取ってくるから」
エイリーク 「ありがとうございます」
リーフ   「………」
747特効薬:2008/05/17(土) 20:56:59 ID:1f1ogx+i
リーフ   「………」
マルス   「どうしたんだいリーフ。何か、考え事かい?」
リーフ   「あのさぁ、今まで何とも思ってなかったんだけど、特効薬って一体何なの?」
マルス   「どういう意味だい?」
リーフ   「だって、特効薬って傷薬の上位互換のようなものでしょ?
       傷に効くのは兎も角、腹痛や風邪、果ては眼精疲労にまで効くのはおかしくない?」
マルス   「リーフ、まず君のその認識が間違ってるよ。
       特効薬は『特に効く薬』と書いて『特効薬』なんだよ?」
リーフ   「それがどうかしたの?」
マルス   「まだ解らないのかい?
       特効薬は傷薬のように、何に特に効くのか書いてないんだ」
リーフ   「!」
マルス   「つまり、裏を返せば何にでも効くという事だね」
リーフ   「で、でも、そんな薬作れるわけないじゃないか!」
マルス   「そうだね、折角だからリーフに特効薬の秘密を教えてあげようか」
リーフ   「秘密って?」
マルス   「実はあの薬、薬として必要な成分は全く入ってないんだ」
リーフ   「!!」
マルス   「つまり、あの薬の効果はプラシーボ効果100%なのさ」
リーフ   「そんな!そんな薬とも言えない様な液体が、あんな高値で売られてるの!?」
マルス   「あははは、冗談だよ、冗談」
リーフ   「そ、そうだよね。
       プラシーボ効果は当然として、そんな何にでも効く薬なんてあるわけないもんね」
マルス   「いや、冗談はプラシーボ効果のところだけで、何にでも効くっていうのは本当だよ。
       あのアシュナードも特効薬で骨折が直ったっていうし、
       ドズル重工のランゴバルト社長なんか特効薬以外の薬を一切使わずにガンを治したっていうし」
リーフ   「…何と言うか、そこまで行くとプラシーボ効果の方が現実的だね…。
       でも、そんな薬どうやって作ってるの?というか、何が入ってるの?」
マルス   「それが、どこで作られてるか、全くわからないんだよね」
リーフ   「お店や卸業者に聞けば分かるんじゃないの?」
マルス   「それが、誰に聞いても拷問されても教えられないの一点張りさ。
       並行して色々調べてみたりもしたけど全くわからなかった」
リーフ   「凄く怪しいね…」
マルス   「使われてる物もよくわからなかったんだけど、人体に有害な成分は見付からなかったからね。
       これからも安心して使うといいよ」
リーフ   「いや、そんな話聞いたら安心して使えないよ!」
748助けて!名無しさん!:2008/05/17(土) 22:06:13 ID:3g4I56aK
特効薬SUGEEEEEEE
749>>746-747に便乗:2008/05/17(土) 22:39:35 ID:22kfLrjk
リーフ 「ところでさ、皆して特効薬使ってるけど…」
マルス 「けど?」
リーフ 「特効薬って結構な値段じゃなかったっけ?あんなにいろいろな用途に使ってたら馬鹿にならない気が…」
マルス 「ああ、その点は問題ないよ。」
リーフ 「なんでさ?」
マルス 「某幼女社長の商会が格安で売ってくれたり某道具屋の女主人さんが格安でうってくれたりしてくれてるからね。」
リーフ 「アイク兄さん流石だな。こういうところで家計を支えているとは……自覚は無しだろうけど。」
マルス 「それ以外にしても特効薬くらいなんとかなるよ。」
リーフ 「マルス兄さんが言うとなぁ…本当に何とかしそうだよ。」
ロイ   「リーフ兄さんも何処かから取って来てても違和感無いけどね。」
リーフ 「ロイ、いつからそこに? てかそれは誉めてるの?」
ロイ   「もちろん誉めてるんだよー。リーフ兄さんの器用貧乏さがあればどんな事でもできるって。」
リーフ 「やっぱり誉められてる気がしないな…」
マルス 「気にしたら負けだよ、リーフ。事実だし。」
リーフ 「兄さんまで・・・もうどうでもいいや…」
750助けて!名無しさん!:2008/05/18(日) 15:13:28 ID:laheSu1u
立て続けに作品来てるな、こりゃすげぇや
751しっこくな二日間(一日目):2008/05/18(日) 23:10:03 ID:t8etIocT
ゼルギウス「これがエタルドだ。ラグネルとは対の双剣だから扱いは多分同じだろう」
アイク  「ああ。大事に使わせてもらう」
ゼルギウス「それでこれが転移の粉。なんかこう………パーッとやれば目的地に着く。
      ぶっちゃけ私もどういう仕組みなのか分からないからなんかとりあえず……頑張れ!」
アイク  「そうか。なんかよく分からんから練習しておく」
ゼルギウス「それから………これ」
アイク  「なんだ?蝶ネクタイ?」
ゼルギウス「ルーテとか言う少女から買った変声器だ。声でバレたらどうにもならんからな」
アイク  「…………正体バレそうになるとか不思議道具とかなんか名探偵みたいだな」
ゼルギウス「バーローwwwwとりあえずマイクのテストでもしてくれ」
アイク  「あーあー、ゴホン………『俺の名前は江戸川アイク。漆黒の組織に薬を飲まされ』」

シュン!(変身音)

アイク(蒼炎)「身体が縮んでしまっていた!」

ゼルギウス「うん、大丈夫そうだから次行っていいか」
アイク  「ああ、すまん」
ゼルギウス「これが無いと話にならんからな、漆黒の騎士たる印の鎧だ。試しに着てみてくれ」
アイク  「分かった。………はっ!ほっ!(ジャンプ)」
ゼルギウス「えっ?!その状態で跳んじゃうの?!」
アイク  「なんせ跳べないと天空が出来ないからな。………しかしバク転は少しキツいか」
ゼルギウス「天空全部じゃなくて後半の月光だけで頼む」
アイク  「そうか。じゃあ…………↑………空↓!こうか?」
ゼルギウス「まぁ大体そんな感じだな。あと『空↓』は言わない方向で頼む」
アイク  「よし、じゃあもうこんなもんか?」
ゼルギウス「いや待ってくれ。漆黒の騎士日課表とマニュアルを渡しておく。困った時はこれを見てくれ。
      それと鎧の中にいろいろと便利な物が入ってるはずだから必要な時に活用してくれ」
アイク  「便利な物って何か必要になる時があるのか?」
ゼルギウス「まぁそのへんはしっこくマニュアルとかを見れば分かるだろう。よし、それじゃあ頼んだからな。
      くれぐれも漆黒の騎士らしく振る舞ってくれ。あと貴殿の姉上だから要領は分かってる
      だろうが乙女とのデート………よろしくな」
アイク  「ああ、任せておけ」


そしてゼルギウス出張の日。

ミカヤ「また修行に出るのよね?気を付けてね。早く帰って来なさいよー」
アイク「大丈夫だ。今回は二日で帰ってくる」
ミカヤ「え、そうなの?やけにキッチリ決まってるのね?」
アイク「あ、ああ。そういう修行なんだ。じゃあ行ってくる」
ミカヤ「いってらっしゃい!気を付けてねー!」


しっこくマニュアル <一日の始まりはまず民家から>

〜港町トハ(の民家)〜

アイク「………聞いてたとおり誰もいないな。よし……(ゴソゴソ)」

ガラッ

アイク(漆)「漆黒の騎士参上!身の程をわきまえよ」つエタルド
ツイハーク「ぐはぁっ!………ありがとう………」
アイク(漆)「しまった、いたのかツイハーク。すまん、勢いでエタルド振ってて」

※追記 <ちなみに大抵民家の外に獣フェチの剣士がいるので前方注意>
752しっこくな二日間(一日目):2008/05/18(日) 23:14:15 ID:t8etIocT
アイク(漆)「ふむふむ、<か弱き者を守るが騎士の役目。転移の粉ですばやく駆けつけ助けるべし>か……
      しかし困っている者がいるかどうかなんてどうやったら…………」

ビーッ!ビーッ!タスケテ!キシサマ! タスケテ!キシサマ!
アイク(漆)「ん、なんだこれ?ミカヤ姉さんのキーホルダーか?……っとなんか説明が書いてあるな」

<【助けて!騎士様センサー】助けを必要とする者が紋章町にいることを乙女ボイスで知らせてくれる。
  転移の粉と連動しているためその者の場所に迷わずたどり着ける優れ物。ていうか乙女ボイスハァハァ>

アイク(漆)「………とりあえず今誰かが助けを求めてるわけだな。よし、ヲトメヨイザマイル」つ転移の粉
アイク(漆)(ハッ、そういえば登場音はどうすればいいんだ?!)

〜ベルンの街角〜

ライナス「痛ってーなおい!どこに目ぇ付けて歩いてんだァ?!」
サザ  「なんだと?そっちからぶつかってきたんだろうが!」
ロイド 「おい、やめろよライナス。悪いのはお前だろう」
ミカヤ 「落ち着いてサザ!ここはちゃんと謝るべきよ」
ライナス「やんのかコラ?あぁ?」
サザ  「望むところだ!ボコボコにしてやんよ」
ミカヤ 「もうちょっと待って二人とも!やめなさいってば!」
??? 「待たれよそこの二人」
一同  「 ?! 」

アイク(漆)「でーでっ、でーでっ、でーでででー(歌ってる)」
ライナス・サザ「「「 な ん か 変 な の キ タ ー ?! 」」」

アイク(漆)「えっと<か弱き者を守る>だよな。よし、か弱き者か弱き者は……と」
ライナス 「お、おい何だお前!お前も喧嘩売ってんのか?!」
ロイド  「よせと言っただろうライナス!一々無駄に人と喧嘩をするな!」
アイク(漆)(噂に聞く黒い牙のリーダス兄弟か。かなり、やる。それから………)
ミカヤ  「あの………騎士様?」
アイク(漆)(ミカヤ姉さんが強いことは俺が一番よく知っているな。あとは………)
サザ   「おい!いきなり現れて一体なんのつもりだしっこく!」
アイク(漆)「ガシッ(サザの肩を掴む)」
サザ   「ちょ、何だいきなり!」
アイク(漆)「………そなたは私が守る!」
サザ   「な………!き、気持ち悪いな!離せ!せめてミカヤを守るにしろ!」
アイク(漆)「落ち着け。今【救出】してやるから」
サザ   「騎士様、わたしなら平気です!むしろあなたと戦います!」
アイク(漆)「頼むから暴れるな。ヲトメヨワタシノチカクニ」
サザ   「くらえスティレット蒼炎仕様!(アーマー特効)」

カキーン!NO DAMAGE!

アイク(漆)「ぬぅん!(条件反射)」つエタルド
サザ   「ぎゃあぁぁぁぁぁぁ(´;ω;`)」キラーン
ミカヤ  「サザァァァァ!」
ロイド  「…………行くぞ、ライナス」
ライナス 「あ、ああ」
アイク(漆)「すまん……なんか何も守れなかった」
ミカヤ  「いえ、そんな気になさらないで。喧嘩も結果的に中止されたわけですし。
      サザには…………まぁきついお仕置きだったってことで」
アイク(漆)「そうか。じゃあこれで………」
ミカヤ  「あ、あとそれから!」
アイク(漆)「ん?」
ミカヤ  「明日のデインランド、楽しみにしてますねー!」
アイク(漆)「あ、ああ。ヲトメヨソナタハワタシガマモル」つ転移の粉
753しっこくな二日間(一日目):2008/05/18(日) 23:15:23 ID:t8etIocT
アイク(漆)「ふぅ………まさかしっこくになってからすぐにミカヤ姉さんに会うことになるとはな……
      まぁいい。バレなかったわけだからな。さてと次を待つか………」

ビーッ!ビーッ!タスケテ!キシサマ! タスケテ!キシサマ!

アイク(漆)「さっそくか。よし、ヲトメヨイザマイル」つ転移の粉


〜闇の樹海近辺〜

アイク(漆)「ここは………エイリークの学校の少し向こうにある場所だな。こんな人気のないところに誰が……」
???  「助けて!」
アイク(漆)「ん、いたな。今行くぞ」


     )))魔
   )))魔    )))ヒ<助けて!エイリーク!
     )))魔


ヒーニアス「おぉ、こんな所に神の助け!助けて!しっこくさん!」
アイク(漆)「………確かあんたは………いつも四方を囲まれている奴だな。よし待ってろ」


      魔
    魔 ヒ ア<これでよし、っと
      魔

ヒーニアス「よし、じゃねーよ!!いつもの四面楚歌状態になってるだけではないか!」
アイク(漆)「まぁそう慌てるな。魔物を倒して倒すだけでは根本的な解決にはならない。
      あんたはいつも敵に囲まれるからな。そこでだ、(ゴソゴソ)この書を使われよ。」

つすり抜けの書

ヒーニアス「こ、これは!どんな敵の壁もものともしないヘザーさん御用達のスキルではないか!」
アイク(漆)「そうだ。これであんたはエイリークに助けを求めなくて済む」
ヒーニアス「ありがとう!ありがとう漆黒の騎士!これで私は救われます!」
アイク(漆)「そうか、ならばよかった。じゃあな」つ転移の粉


ヒーニアス「さっそく使わせてもらうぞ! スキル すり抜け!」


【スキルキャパシティが足りません】


ヒーニアス「エェェェェェェ?!なんで?なにが?どうして?キャパシティが足りないってどういう事?!」

スキル:必的 キャパシティ40

ヒーニアス「必的(笑)のせいかぁぁ!!何だキャパ40も占めて!こんなネタスキル今すぐ外してやる!」


【このスキルは外すことができません】


ヒーニアス「よりによって鍵付きアッ-!! 助けて!エイリーク!」
754しっこくな二日間(一日目):2008/05/18(日) 23:17:12 ID:t8etIocT
アイク(漆)「さっきのはなかなかうまくいったな。今頃スイスイすり抜けまくってるだろう。
      それじゃあ腹も減ってきたし昼飯にでもするか」


〜派手キレイなオバおねいさんの店〜

ガラッ

アイク(漆)「でーでっ、でーでっ、でーでででー」
トパック 「お、アイク!定食券は使わないのか?」
アイク(漆)「……………!!!!」
カリル  「(馬鹿!!トパック!!)」
トパック 「(やっべー!!)」
アイク(漆)「ナ、ナニヲイッテルンダ。ワタシハシッコクノキシ。ヲトメハワタシガ
      ミノホドヲワキマエコノケンヲツカワレ…………しっこく!しっこく!」
カリル  「あの、漆黒の騎士さん。漆黒の騎士さんですよねわかります>< えっとご注文は?」
アイク(漆)「ウルトラスペシャル肉定食で」つ定食券

トパック・カリル(自らアイクだっていう証拠提出しちゃってるんですけど!!)


その頃ゼルギウス出張先――

サナキ  「じゃぞーん………」
ゼルギウス「サナキ社長?今日は休みではなかったのですか?」
サナキ  「本当ならアイクと高級料亭に行くつもりだったのだが定食券10枚が掛かってると
      あっさり断られたから仕方なく仕事に出ているという次第じゃ(´・ω・`)」
ゼルギウス「ハハハ仕方ないですよ。アイク殿は生粋のフラグクラッシャーですか………ら………?」
サナキ  「ん?どうしたのじゃゼルギウス。顔が真っ青じゃぞ」
ゼルギウス「YABEEEEEEEEEEEEEEE!!!!!ちょ、すいません社長!ペットのオルグが
      危篤です!やばいです!今夜葬式かもしれません!すぐ帰らせて下さいお願いします!」
サナキ  「はぁ………そなたはペットなど飼っておったかのぅ?まぁ別に私がいるからかまわぬが」
ゼルギウス「ありがとうございますッッ!!(ダッシュ)」


果たしてゼルギウスはフラグクラッシャーを阻止出来るのか。二日目につづく
755助けて!名無しさん!:2008/05/18(日) 23:33:05 ID:6kX6BMjV
乙です

アイク(漆)「でーでっ、でーでっ、でーでででー(歌ってる)」 に吹いたw
あと社長、「じゃぞーん」って何すか可愛いじゃないですか!
756助けて!名無しさん!:2008/05/18(日) 23:33:58 ID:C4PvyV9c
もう何処から突っ込めばいいのか。サザの涙目っぷりにはとにかくワロタw
続きをwktkして待っている。
757助けて!名無しさん!:2008/05/18(日) 23:39:16 ID:ivPgz6UZ
ミカヤとのフラグ\(^O^)/オワタ
続編期待してますwwww
758助けて!名無しさん!:2008/05/18(日) 23:45:56 ID:rZarwnVW
「致命傷ってのかな……」

いやー、サザ出てくるだけで笑わせられるなぁ
759助けて!名無しさん!:2008/05/19(月) 01:43:55 ID:jUu/RQOZ
今頃になって気がつくなよ。しっこくw
フラグクラッシャーだということ忘れていたなw
760助けて!名無しさん!:2008/05/19(月) 08:41:47 ID:FcGpqwRx
GJ!!面白かったwww
ヒーニアスwww
緑風www
面白すぐるwww
続編期待してるよ
761助けて!名無しさん!:2008/05/19(月) 10:06:00 ID:DhwmlL2G
やばいぐらい笑えるwww
しっこくハウスの餌食になったツイハーク哀れ
GJ!!
続編待ってるぜ!!
762助けて!名無しさん!:2008/05/19(月) 15:35:26 ID:P3Uo+Jp4
自殺エンドくる〜?
763助けて!名無しさん!:2008/05/19(月) 16:00:56 ID:TrIdDAwv
腹筋がやばいwwwww
続編にも期待
764助けて!名無しさん!:2008/05/19(月) 16:48:52 ID:oPkMMyMt
>>アイク(漆)「漆黒の騎士参上!身の程をわきまえよ」つエタルド

なんか楽しそうだなアイクww
765エムブレムファイター:2008/05/19(月) 18:06:40 ID:ZagEnqIk
 
ルーテ 「完成しました」
リーフ 「また発明品?今日は何作ってきたの?」
ルーテ 「いえ、今日はゲームです」
ヘクトル「ゲームか。今度は誰を主役にしたゲームなんだ?」
ルーテ 「今回は全員が主役です」
ロイ   「全員?」

つ『エムブレムファイターII』

ヘクトル「格ゲーか!こういうのを待ってたんだよな!」
マルス 「…いつかは作られると思ってたんだけどね」
ルーテ 「本当はスマッシュブラザーズ大会開催と同時に出したかったのですが予想以上に手間取りまして…」
エフラム「パッケージ裏を見るとどうやら全てドットを打って作ったようだな」
ヘクトル「そりゃ手間取るはな。大変だっただろ?」
ルーテ 「はい、主にドッター役だったアスレイとフォルデが何度も倒れてました」
リーフ  「テラ鬼畜w」
ロイ   「でも何でIIなの?」
ルーテ 「某ストリー○ファイターIIを肖ってIIと付けてみました。特に意味は無いです」
ロイ   「あ、そうなんだ」
リーフ  「とにかくやってみていい?」
ルーテ 「ええ、どうぞ」

ソフトを入れ、起動するとタイトル画面が現れると同時に…

ノール『エェムブレェムフアァイトゥァーツゥー!!』

エフラム「…さっきの声、ノールか?」
リーフ  「ノールさん、めっちゃノリノリw」
ルーテ 「一応ストーリーはありまして、ヘクトルさんが最強を目指す為に兄弟と勝負していくと言った内容です」
ヘクトル「って、ことは俺が主人公か?」
ルーテ 「はい、そうなっております…が」
リーフ  「早速遊んでみようか」

リーフがボタンを押しタイトル画面からキャラセレクト画面へと移り変わる。
だが、キャラセレクト画面での初期カーソルが合っていたのはヘクトルでは無くロイだった。
766エムブレムファイター:2008/05/19(月) 18:07:37 ID:ZagEnqIk
 
ロイ   「…僕にカーソルが合っているけど」
エフラム「主人公はヘクトルじゃなかったのか?」
ルーテ 「初期カーソル位置の設定を間違えまして、ヘクトルさんに合わせるつもりがロイ君になってしまいました」
リーフ  「これじゃまるでロイが主人公みたいだね」
マルス 「それなんてスト○ートファイターIIIのアレッ○スwww」
ヘクトル「俺はいつから主人公(笑)になったんだよ!FEで主人公(笑)なのは緑風だけで十分だ!!」
マルス 「このスレじゃ主人公扱いすらさせてもらってないけどねw」
リーフ  「二人共メタ的発言は自重しようよ」
ルーテ 「ちなみにヘクトルさんはこんな技を持っています」
リーフ  「って、何か気付けば勝手に対戦画面まで進んでいるし!」

ヘクトル『ハイパーボッ!!!』

マルス 「うはw完全にS○IIIのア○ックスwww」
ヘクトル「ワザとだろ!初期カーソル位置絶対ワザだろ!!
      つーかハイパーボッなんて1スレ目から見返しても言った記憶無ぇぞ!どっから録った!?」
ルーテ 「私、優秀ですから。ボイスチェンジャーを作ってノールに言ってもらいました」
リーフ  「相変わらずノリノリだねあの人…」
ルーテ 「ちなみにヘクトルさんの能力はアーマーらしく固い!強い!遅い!で行かせてもらいました。
      飛び道具等一切有りません。力で捻じ伏せてください」
マルス 「ますます格ゲー主人公らしくない能力だねw」
ヘクトル「ちくしょおおおおおお!!!」
ルーテ 「その主人公らしい…つまり波動昇竜ポジションはロイ君とリーフさんになってます」
リーフ  「あ、そうなんだ。てっきりロイとマルス兄さんかと思ってたのに」
ルーテ 「マルスさんには飛び道具が存在しなかったので」
マルス 「…どうせ僕には飛び道具は無いよ。出来てもサンダーソードで雷落とすぐらいさ…」
エフラム「マルスが微妙にイジけているぞ」
ルーテ 「で、そのロイ君ですが、超必にはこんな技があります。リーフさん、ロイ君に攻撃してみて下さい」
リーフ  「? いいけど。ていっ!」

ロイに攻撃するとリリーナ、シャニー、スー、ララム、セシリア、ソフィーヤの六人が一斉に攻撃を仕掛けてきた。

エフラム「ロイに攻撃が当たった途端、ロイの嫁候補達が一斉攻撃してきたぞ」
マルス 「これなんて嫁アタック?」
ルーテ 「所謂、当身技ですね。ロイ君を傷付けられたことに怒った嫁候補の皆さんが攻撃します」
ロイ   「…なんか情けなくない僕?それ以前のこの6人を勝手に僕の嫁候補したら怒られるよ?」
マルス 「寧ろロイのその鈍感っぷりに怒られると思うけどね…」
ルーテ 「この超必はアイクさんにも搭載する予定でしたがアイクさんのもう一つの超必で
      精魂尽き果てていたアスレイとフォルデに勘弁してくれと懇願されたので没になりました」
リーフ  「アイク兄さんのもう一つの超必ってもしかして…」
ルーテ 「はい、あれです」

アイク『大! 天! 空!!』
767エムブレムファイター:2008/05/19(月) 18:08:56 ID:ZagEnqIk
 
マルス 「…なるほど。大天空をドット絵で再現しようものなら、相当な労力がかかるだろうねぇ」
ルーテ 「これのドット打っていたアスレイとフォルデは二回程血吐きましたね」
ヘクトル「鬼畜ってレベルじゃねーぞ!」
リーフ  「所で何でアイク兄さんはスマブラ仕様の格好になっているの?」
ルーテ 「前も言った通り、スマッシュブラザーズ大会開催と同時に出そうと思っていたのでそれに合わせた為です。
      …もう一つ理由があるのですが、それは後ほどにということで」
リーフ  「…?」

─数十分後

リーフ 「よし、イージーだけどアーケードモードクリア!」
ヘクトル「しかし、アルムとセリカが組んで二人で一キャラになってるとはなー」
マルス 「この場にシグルド兄さんがいたら絶対に『KINSINは許さんぞー!』って言っているだろうね」
ルーテ 「実際にシグルドさんとこの二人に当てると最初にそう叫びますよ」
ロイ   「変な所で凝っているね…」
リーフ  「所でこのゲームってボスキャラっていないの?それとも最後に戦ったアルム兄さんとセリカ姉さんがボス?」
ルーテ 「いえ、イージーだと家族とランダムに戦って終わりですが難易度がノーマル以上ですとボスが登場します」
リーフ  「そうなんだ。じゃあ早速ノーマルで挑戦しよう」

─十数分後

リーフ  「よし、家族全員倒したぞ!」
ロイ   「最後のエフラム兄さんにはてこずっていたね」
マルス 「離れると手槍投げてくるし、だからと言って近づこうとしても槍のリーチの長さで中々近づけないし」
リーフ  「ヘクトル兄さんで行ったのが間違いだったよ。ハイパーボッも元ネタ通り暗転見てからジャンプ余裕でした、だし」
ヘクトル「イジメか!これは何かのイジメか!?手斧ぐらい投げさせろよ!」
ルーテ 「そういったキャラの仕様やプログラムは全てノールがやっていますので」
エフラム「お前、ノールに恨まれるようなことでもしたのか?」
ヘクトル「知らねぇよ!くっそ、後でボコる!!」
リーフ  「とにかく、やっとボスの登場だ。誰なんだろ?」
マルス 「あ、次の対戦相手が表示されるよ。ボスは…!?って、これって!」

次の対戦相手として映し出されたのは我等が緑風ことサザであった。

リーフ  「嘘ぉー!?サザさんがボスキャラ!!?」
ヘクトル「有り得ねぇ!絶対有り得ねぇ!!あの緑風がボスなんてよ!」
マルス 「まさかの緑風歓喜ゲームだったなんて…。僕でも予想外だった」
エフラム「ノールを買収でもしたのだろうか?」
ロイ   「兄さん達、さり気無く酷いこと言いまくっているね。僕も驚いたけどさ」
ルーテ 「…とにかく、続きをどうぞ」

対戦画面に映るのはヘクトル(PL:リーフ)とサザの二人。

サザ『ミカヤは俺が護る!』

リーフ  「やっぱり台詞それなんだ」
エフラム「そのミカヤ姉上はとっくの前にやられているんだけどな」
ロイ   「姉さんとは思えないスピードで魔法で弾幕張って来た時は驚いたなぁ」
マルス  「ヘクトル兄さんとは完全に相性悪かったね」
ヘクトル「うっせぇぞお前等!…って、ん?何か様子がおかしくないか?」
リーフ  「え?」
768エムブレムファイター:2008/05/19(月) 18:10:25 ID:ZagEnqIk
 
????『身の程をわきまえよ』

サザの後ろに魔方陣が現れ、そこから出てきたのはお馴染みしっこくこと漆黒の騎士。そして画面は暗転し…。

ズババババ、キュピーン!!!

しっこく『我、剣を極めし者…』

サザはその場に倒れ伏せ、変わりに漆黒の騎士がその場に立っていた。

リーフ  「しっこくキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!」
マルス 「ですよね〜」
エフラム「と言うか、さっきのは瞬獄殺ならぬ月光殺とでも言うべきか?」
ヘクトル「なんというSFの○ガ…」
ロイ   「サザさんがベ○だとすると何処かでサザさんと戦えるの?」
ルーテ 「いえ、この演出の為の特別出演です。これだけの為に立ち絵とやられモーションを作りましたから」
リーフ  「結局緑風涙目なんだ」
ルーテ 「サザさんもこの家とは馴染み深いですから普通に出しても良かったのですけどね。
      只、何処かの中ニみたいな動きになったでしょうけど」
マルス 「勝負はハッスル!無性にハッスル!」
ロイ   「マルス兄さん、いきなりどうしたの?」
マルス 「いや、意味は無いよ」
ルーテ 「それより、もう勝負は始まってますよ。しっこくさんは固い!強い!速い!なキャラです。
      飛び道具、対空技も完備してますし、体力半分以下で月光殺を食らえば容赦無く即死しますよ」
リーフ  「何そのヘクトル兄さんの完全上位互換なキャラ!?」
ヘクトル「そんなにも俺を涙目にして楽しいかあぁぁぁ!!!」
ロイ   「とか言ってたらあっという間に勝負が付いちゃったね」
マルス 「見事な程の完封負けだったね」
リーフ  「くそぅ…、マゾゲーマー舐めんな!!」
769エムブレムファイター:2008/05/19(月) 18:11:30 ID:ZagEnqIk
 
─数十分後

しっこく『かなり、やる…』(ダウン)

リーフ  「倒しタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!」
ルーテ 「…見事ですね。まさか弱めに設定してあるヘクトルさんでしっこくさんを倒すとは思いもしませんでした」
ヘクトル「やっぱり弱めに設定されてたのかよ俺!?」
ロイ   「人間、やれば出来るもんなんだね」
リーフ  「これでやっと感動のエンディングに…」
ルーテ 「中ボスであるしっこくさんを倒したので次はラスボスです」
全員   「え"っ!?」
リーフ  「しっこくさんが、中ボス…?」
エフラム「あれより強いのがいるのか?」
ロイ   「しっこくさんより強い人って、一人しか思い浮かばないんだけど…」
ヘクトル「奴より強い奴と言えば…」
マルス 「あの人だよねぇ…」

アイク『何故、俺の前に立った?』

全員の予想通り、最後の対戦相手は最強のフラグクラッシャーであるアイクだった。

ロイ   「やっぱり…」
リーフ  「あぁ、もう見慣れたガチムチボディなアイク兄さんがヘクトル兄さんを睨んでいる…」
マルス 「アイク兄さんがスマブラ仕様で登場した時点で気付くべきだったね」
ルーテ 「スマブラ仕様のアイクさんが只の『アイク』とするなら今のアイクさんは『真・アイク』と言った所ですね」
ヘクトル「ゲーム内の俺\(^o^)/オワタ」
リーフ  「くっ!だが僕はしっこくさんを倒したんだ。アイク兄さんだって粘れば何とか…
      ギャー!!超必だったデカイ衝撃波を普通に打ってきた!大斬り一発で四割減った!天空で(ry」
エフラム「ボロ負けもいい所だな…」
リーフ  「この人でなしー!」
ルーテ 「あのアイクさんを倒すのでしたらハメる勢いでないと倒せませんよ」

あれから何十回も挑戦したが結局倒せず、キャラをミカヤに変えて魔法弾幕でハメて何とか勝ったそうだ。
後日、何者かにノールが逆さ釣りにされる事件が起こったが、それは別の話。

リーフ 「所でこれの難易度がハードになるとどうなるの?」
ルーテ「ハードになりますと家族全員がしっこくさん並にAIが凶悪化します。
     勿論、しっこくさんも真・アイクさんもノーマル以上に極悪化して襲い掛かってきます」
リーフ 「無理ゲーも良い所だね…」
770助けて!名無しさん!:2008/05/19(月) 18:14:39 ID:ZagEnqIk
誰かは書くだろうと思っていた兄弟格ゲーを書く気配だ無かった為、思わず書いてしまった。
今は多少反省している。
771助けて!名無しさん!:2008/05/19(月) 18:23:23 ID:ZagEnqIk
って、今気付いたが容量ヤバイなw
次スレ立ててきてもいいだろうか?
772助けて!名無しさん!:2008/05/19(月) 18:58:09 ID:VcTrHhK1
無理ゲーすぎだろw
でも、多分こんなでもクリアできる人はいるんだろうな……凄い話だ。

>>771
次スレヨロ。
多分テンプレは変更なしでいいと思われ。
773助けて!名無しさん!:2008/05/19(月) 19:16:57 ID:ZagEnqIk
おk、立ててきた。

歴代FE主人公が兄弟だったら 11章
http://game14.2ch.net/test/read.cgi/gamesrpg/1211192015/l50

>>1-3までのテンプレは貼っておいたが、他に貼るものがあったらよろしく頼む。
774助けて!名無しさん!:2008/05/19(月) 20:15:43 ID:yDIVSzzU
>>773
乙 そしてGJ
775助けて!名無しさん!:2008/05/19(月) 21:45:53 ID:jUu/RQOZ
お疲れ。きっとハードモードのマルスって
凶悪な長さの無敵時間持ちキャラなんだろうな。
776助けて!名無しさん!:2008/05/19(月) 21:53:22 ID:C7sgilvM
次スレ乙。こんなところで○レックス(笑)ネタを見るとはwwww
ノリノリノールさんも噴いたwww
777助けて!名無しさん!:2008/05/19(月) 21:54:43 ID:w8uUI+2h
サザはボツ仕様で出れるなら、結構強かったなw
778助けて!名無しさん!:2008/05/19(月) 23:49:25 ID:wnhRv3EP
GJ!
真アイクはジェネラルだと思ってたぜw
779助けて!名無しさん!:2008/05/20(火) 00:22:14 ID:bXdvdbpR
新スレ乙

少し間を置いてスレ覗いたらネタが豊作すぎワラタ
エリ姉さん人脈ってレベルじゃねーぞ!
特効薬sugeeee、中身なんなんだ怖すぎ!便乗もGJ
久々のパチゲーネタはある意味ぴったりの格闘ktkr
無理ゲー過ぎだろこれw
しっこく続編も楽しみ過ぎる
職人さん方GJでした
780助けて!名無しさん!:2008/05/20(火) 01:07:12 ID:9BY/7IjO
このスレを埋められよ
781助けて!名無しさん!:2008/05/20(火) 13:03:00 ID:9GMY19N9
これで500KBだったら次スレの主役はサザ
782助けて!名無しさん!:2008/05/20(火) 13:17:17 ID:NQU064de
身の程をわきまえよ
783助けて!名無しさん!:2008/05/20(火) 14:14:17 ID:kTxoluJT
真アイクww北斗のトキってレベルじゃねーぞwww
784助けて!名無しさん!:2008/05/20(火) 18:09:28 ID:uOyqj2dl
この書き込みで500KBになったらFEDSは7〜9月に発売!
785助けて!名無しさん!:2008/05/20(火) 19:08:22 ID:qYsqEsBE
これで500KBだったらセリスきゅんを(ry
786助けて!名無しさん!:2008/05/20(火) 19:12:12 ID:0qkMcM17
このスレは俺が埋める!
787助けて!名無しさん!:2008/05/20(火) 19:23:17 ID:S+zT195B
悪いがこのスレは、俺が埋める。
788助けて!名無しさん!:2008/05/20(火) 19:24:02 ID:ePgGbfzH
    |┃三           /! _ ト、
    |┃ ≡       ,r‐ '/l[[!ト、!:::\
    |┃      ___ !l::::::!:.!:l,!:::!::::::::l _       
    |┃≡  /____ l !!:::::l:.l:::!::::!::::::::!| ,二二、  
    |┃ヽ___//::::::!| 'l|ト、ヽ:::::/:::::::;' !  !:::::::::::::    身の程をわきまえよ
____.|ミニニヽ:::::::::::l ,'   )ヽニVニイ!r'´!  !::::::::::::::::::  
    |┃:::::::::::ヽヽ:::::::! !ィr(:::ヽ::::::! !:::ノ:ヾ!:::!  !::::::::::::::::::::
    |┃:.:.:.:.:.:::::!|::〈/:.ヽミト、r‐'┴―‐く:∧ l::::::::::::::::::::  ガラッ
    |┃:.:.:.:.:.:.:.:l|::/:ヽ:.:.:.:.:フ::::::::::ll___/:.:.:ヽ ヽ::::::::::::
789助けて!名無しさん!:2008/05/20(火) 19:29:01 ID:MAYSQw4T
致命傷……ってのかな……
790助けて!名無しさん!
ぬるぽ