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93助けて!名無しさん!
【真実の剣・第六部〜魔境の黙示〜】 テリー・グッドカインド 

第七部を読み始めたので、復習ついでにまとめ(うろ覚え)。
ジャガンが魔法を滅ぼすため召喚したチャイムを無事に退けるも、
アンデリスでの選挙戦に惨敗し、救うべき民自身によって排斥されてしまったリチャード。
さらに、アンチダーラ派の暴徒によってカーランが集団リンチされボコボコに。
ようやく授かったお腹の子供までも失ってしまう。
絶望したリチャードは、救うべき価値もない人々を守るための戦争から目をそむけ、
重症のカーランの養護のため故郷ウェストランドの森へ姿を消すのだった。
・・・以上が六部開始時までの状況。


進撃を開始した<至高秩序団>に対抗するダーラに、帝王リチャードは不在。
一方、のどかな森でカーランとのラブラブヒッキー生活を送るリチャードの前に
ジャガンの側近を務める闇の信徒ニッキが現れ、強力な古代魔法<妊婦の術>を利用して
リチャードを<至高秩序団>の首都アルトゥラングへと連れ去ってしまう。
自らの未熟さにブチ切れたカーランは、ダーラ軍と合流し敵との全面抗争を開始する。
…だが、その圧倒的なまでの戦力差(1:10000)に主力は壊滅。
さらにはリチャードの元結束したはずの同盟に亀裂が生じ、ダーラから離反する国も出てくる事態に、
カーランは「この戦争には勝てない」と悟る。
最後に残された手は、少しでもダーラの首都が陥落するのを遅らせるため、ゲリラ戦を展開することのみ。
カーランは、後事をゼッドたちに託し、自らリチャードを助けるため旧世界へと旅立つのだった。

一方、ニッキに連れられ旧世界の首都に辿りついたリチャードは、
あまりに奇怪な倫理が支配する世界に戸惑うも、その中で懸命に生きることを選んでいた。
その姿は、次第に狂った社会に生きる無知な人々の信頼をも勝ち得ていく。
そしてある日、<秩序団>をたたえる宮殿の目玉となる、巨大な彫刻を作るよう命令が下るのだが・・・。