【GT5】GRAN TURISMO 5【Part.63】

>>438
これからのゲーム開発はGPUでCPU的なことをするのがトレンド
GPUの方がCPUより性能が圧倒的に高く、かつCPUで扱う計算が得意だから
しかし、今世代のゲーム機はCPUをGPUとして使うのが精一杯
何故ならグラフィックにGPUの性能を全て注がないといけないから
これはPS3も360も同じ

360のCPUは、CPUなだけあってGPUで実行するジオメトリ処理
（分かり安く言うとポリゴンの処理みたいなもの）や
ポストプロセス（AA、EF、ライティング）が大の苦手
ところがcellはGPUとして使う為に開発されたCPUだからジオメトリ処理や
ポストプロセスが大の得意

加えてcell→GPU、GPU→cellと個別にデータのやり取りが可能だが、
360の場合、CPU⇔GPUの一本道でしかやりとり出来ない
何れも帯域（データの通り道みたいなもの）は同じだから差が出て当然
これが描画出来る物量に差が出る理由

ちなみに360のゲームでライティングがショボイ理由は、eDRAMが10MBしかなく
720P＋AA＋ダイナミックライティングが同時に実行出来ないことが理由
さらに残念なことにeDRAMでレンダリングしたものは一度GPUに返さないといけないので、
全く帯域を活かせないという最大の長所が殆ど意味のない仕様になってしまっているｗ
残念残念ｗ

PS3の凄いところはCELLがGPUとして開発されたCPUということ
パテントの都合で一部機能を実装することが出来ず、GPU単体として使えないが、
GPUとしての基本性能（ジオメトリなどの）がメチャクチャ高いｗ
これが今年のゲームオブザイヤーとグラフィック部門をアンチャ2が総ナメにした理由