ウイニングイレブン2009ビカム・ア・レジェンド 4

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604名無しさん@お腹いっぱい。
>>603
今やフィンランドを弱小国という人間はいないだろう。4年前――誰もが期待していなかった彼等が、2大会連続でワールドカップへの出場を果たそうとしている。

それまでフィンランドは長い間、ヨーロッパにありながらサッカー不毛の地であった。リトマネンやヒーピアの活躍も、僅かな変化をもたらしたに過ぎなかった。
子供達の殆どはアイスホッケーの選手を夢見て育つ。そんな環境のなか、彼はサッカーを愛した。共に夢を語り合う仲間は多くなかったが、それでも彼は片時もボールを離さなかった。

601にフィンランドの人間でもビッグクラブで十二分に闘えることを知らしめたことは、リトマネンの偉大な功績のひとつとなるだろう。

彼は17歳になると当然のようにフィンランドを出た。元々の類い稀なるセンスは、その環境のなかで大きく花を咲かせることとなる。
知っての通り、今やヨーロッパを代表する選手のひとりであり、ナショナルチームの柱へと成長したのである。
605名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/02(火) 13:12:44 ID:HrBM9jwK
>>604
彼が評価される理由が幾つかある。
ひとつは「有言実行」であること。前回大会、我々は連日の彼等の快進撃に驚かされたものだ。大会前、弱小フィンランドが波乱を巻き起こす、と彼は語ったのだが、見事にダークホースとなった彼等を、中心になって引っ張ったのも彼だった。
そして、彼は決して驕らない。チームメートともいい関係を保っているし、指揮官からの信頼もあつい。それゆえに、今のフィンランドはよくまとまっていて、派手ではないが確実に守って勝てるチームになっている。そのチームの中心は紛れも無く601なのだ。
彼の人柄を最もよく表していることがある。彼はサポーターを愛していて、また彼も愛されている。彼は本当に「12人目の選手」の力を信じているし、それが彼に力を与えているのだ。

欧州予選の前に、彼と話す機会があった。
「今やフィンランドは欧州のサッカー大国と肩を並べるまでに成長した。
強豪クラブからのオファーのある選手も増え、評価も高まっている。
私はこの最高の仲間と、最高のサポーター、最高の指揮官と共に闘えることを誇りに思う。」
「今回はダークホースで終わるつもりはない。」

「有言実行」の彼が、どんな結果を見せてくれるのか。トレードマークの長髪もバッサリと刈り込み、気合いは充分だ。今大会も北欧の小さな巨人、背番号10から目が離せない。




いいか、今回も苦情は受け付けないw