スプリング:スプリングを硬くした場合、それぞれのサスが踏ん張る感じになり、路面に対して追従性が向上する。そして、マイルドに滑り始める。
スタビライザー:スタビライザーを硬くした場合,ストンと落ちる感じでロールし,急に滑り出す傾向がある反面、荷重移動は楽になる傾向がある。
以上2点を踏まえ、
どういう風に対応すればいいかと言うと、
それぞれのタイヤをしっかりグリップさせたければスプリング、全体的に滑りやすくするならスタビライザーと言った具合。
同様に路面状況やライン取りによっても使い分けることができます。
縁石によく乗せるラインならばスプリング、グリップしやすい路面やあまり縁石に乗せないラインならスタビライザーをいじるという感じ。
具体的に言うとこんな感じ
【低速コーナー】
・進入
アンダー ⇒ Fスプリングを柔らかく、Fスタビライザーを柔らかく
オーバー ⇒ Fスプリングを硬く、Fスタビライザーを硬く
・立ち上がり
アンダー ⇒ Rスプリングを硬く
オーバー ⇒ Rスプリングを柔らかく
【中高速コーナー】
・進入
アンダー ⇒ Fスプリングを柔らかく、Rスタビライザーを硬く
オーバー ⇒ Fスプリングを硬く、Fスタビライザーを硬く
・立ち上がり
アンダー ⇒ Rスプリングを硬く
オーバー ⇒ 気にしない
>>221-222乙
スプリングとスタビライザーについて、
スプリングは全方向に、スタビライザーはアンチロールバーとも呼ばれ横方向のみに作用する事に注意しましょう。
また、スプリングを固めると作動量が少なくなり、ダンパーを固めると作動速度が遅くなる
事に注目して足の動きを調整しましょう
トー:基本的にはトーインならば直進安定性が向上し,トーアウトは回頭性が向上する。
【低速コーナー】
・進入
アンダー Fイン Rアウト
オーバー Fアウト Rイン
・立ち上がり
アンダー Fそのまま Rアウト
オーバー Fそのまま Rイン
【中高速コーナー】
・進入
アンダー ⇒ Fイン Rアウト
オーバー ⇒ Fアウト Rイン
・立ち上がり
アンダー ⇒ Fイン Rアウト
オーバー ⇒ Fそのまま Rイン