餌を求めて人里に潜入するクマ。
だが、それは猟友会の巧妙な罠だった。
「クマの人生は 私に撃たれる為に築いてきたんですものね」
「いつもの力が出せれば…こんな猟友会なんかに…!」
「よかったじゃないですか 空腹のせいにできて」
「んんんんんんんっ!」
「へへへ おい、銃を用意しろ。みんなで狙ってやる」
(耐えなきゃ…!!今は耐えるしかない…!!)
「クマの生熊の手ゲ〜ット」
(いけない…!右手がおいしくなってるのを悟られたら…!)
「生クマ様の生ゴミ漁りを拝見してもよろしいでしょうか?」
「こんな奴らに…くやしい…! でも…やられちゃう!」(ビクッビクッ
「おっと、急所に当たってしまったか。甘い硝煙の匂いがいつまでもとれないだろう?」