ロマンシングサガ-ミンストレルソング 432曲目

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889名無しさん@お腹いっぱい。
フロ2アルティマニアインタビュー

河津

僕自身、『ロマサガ1』はリメイクしたいという意識がすごくあるんですけどね。
PS2が互換機になってくれたんで、いま作れば、このあと最低でも4、5年は
継続して遊んでもらえるわけですよね。さらに、もしもそのつぎの世代のマシン
まで互換機になってくれたりしたら、10年は遊びつづけてもらえる。
そういう意味では、新しく作り直して、残しておいてもいい時機になってきたのかも
しれませんね。
ただ、いろいろな事情があるのですぐに実現するのはむずかしいんですけど。
サガフロンティア2 アルティマニア 1999年6月18日初版
890名無しさん@お腹いっぱい。:2008/03/24(月) 22:30:38 ID:N7nBZ7RT0
10数年前のマルカツ
インタビュアー:イ 河津:河

イ:「ついにサガが最新ゲーム機に登場したわけですが。」
河:「そうですね。ちょっと急造で消化不良な部分もありますけど(笑。
イ:「いやいや、それにしてもやはり「サガ」というか。今までの白黒からカラーになってより世界観が深まりましたね。」
河:「そう言って頂けてありがたいです。伊藤君の音楽もより世界を深めましたからね。」
イ:「戦闘システムは弱冠FFUを踏襲したように思われるんですが…」
河:「そうですね。FFはあのシステムを導入したのは最初で最後なんですが、あれはあれでよかったと思うんですよ。
   だから、僕たちがそれをより高めていこうという思いがあったんです。」
イ:「なるほど。ただ、サガシリーズはスクウェアにとって初めての100万本を一本の作品で超えた作品。
  FFからのインスパイアには抵抗はありませんでしたか?」
河:「サガは常に日の目を見ない作品でいいんです。ゲームボーイのサガシリーズもそういう風に作っていました。
   でも、ただ適当に作るんじゃないんです。むしろ、ディープな人たちに見てもらうからこそ作りこみが激しくなる。
   FFはたくさんの人にしてもらうために、プライドを捨てないといけない部分があると思うんです。
   サガは自分たちを高めるだけでいいみたいな。
イ:「やはり、作り手たちものめりこめないといけないということですね。」
河:「そうです。万人には受けないかもしれないけど、自信を持って送り出せる作品であることに誇りがあるんです。
   ただ、100万本を達成したのは僕たちも驚き(笑。多くの人にプレイしていただけたのはありがたいことです。」
イ:「河津さん自身はやはり、サガが最高のゲームだと思いますか?」
河:「僕自身はそう思ってます。ただ同じスクウェアのFF、エニックスさんのDQ、そして畑違いですが任天堂のマリオシリーズ。
   これらも最高ですね。正直甲乙つけ難い。というようも、それぞれが最高を誇ってるように思えますね。」
イ:「いま挙げられた作品はどれも、リーダーシップを発揮する人が引っ張って作った作品ですね。坂口さん、堀井さん、宮本さん、
   そして河津さん(笑。」
河:「いやいや、僕はまだまだです(笑。ただ、今挙げられた人のように、強烈な個性を持ってゲームを作りたいですね。」
イ:「もう十分個性がありすぎますよ。ええ。」
河:「いやいや、全然ですよ。サガ自体、世間では無名ですしね。海外ではFFレジェンドとして売られて、外伝的に売られてますし。」
イ:「そうなんですか?しらなかった。外伝といえば聖剣伝説もFF外伝ですね。」
河「あのチームスタッフはいつか凄いのを作りますよ。「聖剣伝説」で。きっと。」
イ:「何やら凄い自信ですね(笑。サガの次回作はあるんですか?」
河:「作らせていただけるなら(笑。」
イ:「もう、河津さんの中では構想はあるんですか?」
河:「一応ね(笑。」
イ:「今作とつながりはあるんですか?」
河:「基本的にはありません。まったく違った形でのサガを提案したいと思います。
   ただ今作の不完全燃焼が気がかりですね。」
イ:「といいますと?」
河:「物語を全て描ききれなかったというか。ディスティニーストーン自体も全て出てこないですし。
   ちょっと話が無駄に放射しすぎたかなと。容量はゲームボーイに比べて格段に増えたんですがそれでも…。」
イ:「容量の問題ですか。その不完全燃焼はどうなさるんですかね?」
河:「そうですね、もっと新しい媒体を基準とするゲームができて、今の何百倍も容量があって、映像も格段に向上してる
   時に出したいですね。その時、きっと今の人たちが大人になって、サガを懐かしく思うときに来てると思うんで。」
イ:「夢のあるお話ですね。媒体はきっとCDですね。」
河:「いや、もっと凄いのが10年後にはきっと出来てますよ(笑。CDが今のFCのカードリッジみたいになってる時代が。
   その時に是非語りつくせなかった、記念すべきロマンシングサガの1作目を完全版として出したいですね。」